「スライムのしっぽはどこにあるモジャ?」
「し、知らないわよっ!私はそんなの、知らないわっ!」
突然スーランの町を襲ってきた、ももんじゃの軍団。
執拗にスライムのしっぽとかいうのを尋ねてくる。

「しつこいわねっ!知らないものを教えろったって、しょうがないじゃないの」
「モジャ!もう我慢の限界モジャよ!こうなりゃ体に聞くしかないモジャ!」
そう言うと、そのももんじゃはいきなり私のお尻を触ってきた。
「嫌っ!!変態っ!!このドラフィーユのお尻を触るなんて百年早いわよ!!」
「もじゃ?お尻だったモジャか?いや、スライムのお尻なんて興味ないモジャよ」


「おかしいモジャね……。これは、しっぽ……じゃないモジャね。無いみたいモジャ」
「えーい!ムシャクシャするモジャ!もういいモジャ!あきらめるモジャよ!」
良かった、これでもう私は用済み、解放されるかもしれないと思ったその時であった。
「お?この穴は何モジャ?もしかしてモジャ!?いひひひひwwwwモジャ!」
そう不気味に笑うと、そのももんじゃは何の前触れも無しに自身を挿入した。
その穴を見つけてから挿入するまで、本当にあっと言う間だった。

「たとえスライムでも穴の方だったら別問題だモジャぁwwww」
「きゃあぁっ……!!な、何をす……るスラぁっ…………!」
「ぷにゅぷにゅでとっても気持ちいいモジャ〜〜!」
ももんじゃは気持ちよさそうな表情を浮かべて腰を大きく振った。


「ん………っ…………!………ゃ…………ん……っ……!!」
「あ、あっ、もう出そうモジャ〜!う〜んっ、中に出すモジャよぉ!!」
「スライムの雌は前戯なしですぽっと入るわ、気持ちいいわで最高モジャ〜!」
ももんじゃの精子がドラフィーユの体に取り込まれていく。
「モジャ!色が!うっすらと変わって来たモジャwwww」
透明なスライム程はっきりとではないが、かすかに濁った黄色に染まっているのが分かった。
「もじゃ!良い事教えるモジャ!配合、つまり魔物の異種間交配は確実に妊娠するモジャ!」
「………ぁ……っ……!そん………な……っ……………ゃ……ぁ……ぁ…………!!」

―全ては終わったのだわ。子供はスライムになるか、ももんじゃになるか。
それはまだ分からないのね。しかし望まぬ妊娠は決定的なのよね。
でも本当かしら?とにかく今は、誰でもいいわ、慰めてもらいたいわね。
こんな体験の後だから、男の子に優しくされたら好きになっちゃうかもね。
穴があったら入りたいわ。おや、こんなところにいい箱があったわ【完】