ドラゴンクエスト官能小説Part18
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前スレ
ドラゴンクエスト官能小説Part17
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ドラゴンクエスト官能小説保管庫
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【お願い】
・男×男の小説は801板でお願いします。
・読む人を選ぶSS(注1)を投下する時には、事前に注意書すると叩かれません。職人の自己判断で。
・投下時にはトリップ推奨。
・ここは大人専用ということをくれぐれもお忘れなく。
・お子様は基本スルーしましょう荒れるもとです。
・僕の○○はこんなキャラじゃないもんとか言わない。
・作品が気に入らないならスルーしましょう。
王様に凌辱されたミレーユのトラウマを主人公が若い子種で癒やすSSが読みたい >>33さん
549です、前スレの埋め乙&申し訳無かったです。
やっぱり新スレ移行早すぎたかと反省しつつ、僧侶タソのカワユスAAで埋めてくれてハァハァ
しましたですw埋め協力出来ず迷惑掛けました、ありがとうです!
書きたいけどまともにクリアしたことないからな
どんなストーリーだったか覚えちゃおらんよ 紅の夕日は沈み空が紺に染まり星が一つ、二つとまたたき始める。だが、その星ぼしには手を伸ばしても届かない。
どうすればあそこに行けるのか……。あるいは死んでしまえばいくのだろうか……。
天使はエルギオスを救い、世界を守った。これで全てが元に戻ると思っていた。
天使界に帰ることは出来なくても天使たちとはまた会えると考えていた。しかし、今は
その希望も仲間たちも何もかも消え、ただ自分は取り残された。
天使の中で拭いきれない不信が首をもたげていた。自分たちは神の道具でしかなかった
のだという思いが空虚な心の中で形を成し始めている。
天使たちは女神セレシアを元に戻すために作られた。だが天使たちは世界樹を育み女神の
果実が実れば救われると謀られていたのだ。セレシアは天使たちを用がなくなると星に
変え、自分を人間にして放り出した。
結局、自分は神と人間のエゴに振り回されていただけの道化でしかなかったのだ。
星空はにじみ、天使は耐えられず目を閉じた。
ダーマ神殿の酒場に少女が二人、浮かない表情で腰掛けある者の帰りを待っていた。
沈んだ顔の少女が酒場の入り口に現れ二人のいるテーブルへと向かう。
「…どう、天使は?」
パラディンの少女が帰ってきた賢者の少女に尋ねる。
「変わらないわ……。まだ、あの青い木の下で空を眺めているの。」
答はわかっていた。
「そうか……。」
パラディンは項垂れ、口を閉じた。
「何か、何かしなくちゃ…天使に何かしてあげなくちゃ!」
沈黙に耐えかね魔法戦士が口を開く。
「天使は……失ったものが多すぎるんだ。友達も家族も故郷も無くしてしまって
ボクたち以外の人間は守護天使のことを忘れてしまって―――。」
「だいたい、あの女神が酷すぎるのよ!天使たちの役目が終わったからって天使界を消して天使たちの存在を無かったことにするなんて!」
魔法戦士の言葉を遮り賢者が声を荒げる。
「世界を救った天使に『人間として生きろ』なんて……。」
賢者はもう声が出なかった。代わりに目から涙が溢れ、口からは嗚咽が漏れた。
「我々ではどうしようもないだろう。天使は……全てを失ってしまったのだから……。」
静かな声でうつむきながらパラディンは言う。
「私たちには何も出来ないっていうの!?」
声を震わせる賢者の頬に涙が伝う。
「事実だ……。天使にとって何十年、何百年共に生きた天使界の家族や仲間たちと、たかだか数ヶ月共に冒険しただけの私たちでは比較にもなりはしない。」
パラディンは続ける。
「今いちばん辛いのは天使だ……。私もどうすればいいのかわからない…。天使の気持ちの整理がつくまで待つ以外ないのかもしれない。」
そう言いながらパラディンは顔を起こす。彼女の目もまた潤んでいた。
「ごめん……。」
賢者はうつむき、また沈黙が漂う。この状況でも冷静でいられるパラディンがうらやましい、直情的な自分が情けなかった。
「………天使のところにいる。」
賢者はそういって立ち上がる。羞恥の感情から早くここを離れたかったし何かしなければならないという焦燥感に駆られていた。
「私も行こう。」
パラディンも彼女に続く。
ダーマ神殿の長い階段を降りながら賢者とパラディンは焦っていた。
二人の足は競うように速くなる。夜の冷たい空気を受けながら青い木の下に着くと天使は変わらずそこにいた。
今の彼なら黙って消えてしまっても不思議ではない。息が荒いのは走ってきたからだけではなかった。
賢者は眠る天使の前に屈み天使に囁く。
「大丈夫?」
賢者の持つカンテラの淡い明りに照らされる天使の顔はやつれ、目の周りには涙の跡が見えた。
毎日、何百年も人間のために尽くした不幸な少年だ。自分の何倍も長く生きているのにませていない少年、
初めて会ったときは子供の様に常識知らずで幼くて優しい彼にまごついたものだ。
彼の正体が天使だと知った時、納得した。その天使が今はまるで病人のように青白い。
「寝ているだけだ。」
パラディンは彼の顔に耳を近づけ寝息を聞き安堵する。
「どうすればいいの?」
自分が今、天使のために何ができるのか、その問いの解を賢者は必死に探していた。
「私たちにできるのは……彼のそばにいてあげることだけだ。」
そう言ってパラディンは天使の隣に腰掛け彼に寄り添う。まるで恋人のように。
「………!」
賢者は思わず声をあげそうになるが何とか飲み込む。
パラディンが天使の肩に頭を乗せ満足そうに眼を閉じたその瞬間、少女の眉が八の字に歪んだ。
彼女の目から涙が引っ込み、叫びたい気持ちを抑えながら同じようにパラディンの反対側に座り天使に寄り添う。
そして、二人は互いに互いの天使への感情を理解した。
彼とパーティを組んで以来、ギリギリのところで隠していたものが一気に露呈し
賢者とパラディンの互いへの疑念が確信へと変わる。
静かで燃えるように熱い戦いが始まった。
作品がかなり長いので今日はここまでにします。すいません
続きは3日後くらいに投稿します 前スレでも誘い受けしたあげく、続きは投下されなかった気が 前スレ299-301だね
まあ、sageは覚えたみたいだけど、誘い受けは変わらずってことか 前スレ>>347、>>350辺りからの流れなら、今になって職人が書き終えたから投稿し始めた、と取れなくもないが
何気に前スレ300からちょっと伸びてるし
真偽は続きが書かれるかどうかで分かろう iPhoneのibookでなんと860ページの(輪姦体験・人妻が溺れたセックス)官能体験告白小説電子ブックサイト入口
http://avectoi3812.sakura.ne.jp/kab/sex/ 作者です
前スレで思いついて冒頭だけ書いた作品がようやくできたので投稿を始めました
では続きを投稿します
途中までですがまた3日後に続きを投稿します 海から吹く冷たい風に頬を撫でられ、天使の意識が戻る。
周囲は薄暗く足元にあるカンテラの光が自分を照らしていた。
見回しても風の音と自分の上で木の葉がざわめく音が聞こえるだけで日が落ちて
夜になり相変わらず自分が青い木の下にいることに気付き落胆する。
「天使――――。」
誰かが自分を呼ぶ声が聞こえた。辺りは暗く、彼は自分がまだ夢の中にいるような錯覚を覚える。
布擦れの音と自分に寄り掛かる重みから自分の隣に誰かがいることに気付く。
暗がりに目を凝らすと自分の両隣に人の輪郭がある。
「天使……。」
再び自分を呼ぶ声が耳元から発せられ、パラディンだとわかる。
しかし、なぜ彼女が自分の隣にいるのかはわからなかった。
「大丈夫?」
パラディンは天使の手を握りながら聞く。
「………。」
だが、天使は彼女の顔を一瞥し、何も答えず夜空を眺め始めた。
「寝るのなら宿屋のベッドにしない?ここでは疲れるだろう。」
言葉を選びながらパラディンは彼を気遣う。
「ここでいいよ。」
天使は煩わしそうに答えた。
「辛いのはわかるが今のままでは体を壊してしまう。」
彼女は続ける。
「……別にいいよ。放っておいて。」
まるで他人事のように天使は返す。
「それはできない。」
パラディンは即座にはっきりと答える。
「パーティの誰かが怪我したら治るまでみんなでフォローしてきただろう。」
「一人にしてよ…。」
彼女の真っ直ぐな目に少し躊躇するが少し間をあけて答える。
パラディンの言葉の意味に天使は気が付かず、彼にはもう全てがどうでもよかった。
「……じゃあ、お願いだ。一緒にいさせてくれないか?」
また真っ直ぐな目で天使と目を合わせ、今度は少し強い口調でパラディンは言う。
なら勝手にすればいい、自分はこれから星空を見るだけで彼女にかまっている余裕はない。
天使は彼女には何も言わず星を眺め始めた。
だが相変わらず星は輝くだけで何も起こらない。セレシアの力を持つこの木の下で待てば何かが起こるかもしれないという淡い希望ももう彼の中で尽きようとしていた。
「何か食べたいものはない?」
パラディンが聞くが天使はまた何も答えなかった。
日が昇り魔法戦士が持ってきたパンを頬張りながら3人は話し合っていた。
「いつまで意地張っているの?」
天使から離れようとしない賢者とパラディンを少しからかうような口調で言った後、
二人から睨みつけられ魔法戦士は仰け反った。
「天使クンも幸せ者だね…。どう、元に戻りそう?」
二人に寄り添われ眠る天使は生気がなく人形のようにさえ見えた。
「昨日は、天使はどうしていたの?」
賢者は昨日天使に寄り添い、そのまま寝てしまった。
自分のこらえ性のなさを後悔しながら彼女は天使とパラディンの間で何かなかったか障りのないように尋ねる。
「ずっと空を眺めていただけだった……。」
目を擦りながらいうパラディンの目元にはクマが見えた。
彼女の表情から見てそれ以外には何もなかったのだろう。
賢者は一層の不安を感じつつもほんの少し安堵した。
「食事もとってくれない……。」
パラディンは言葉に詰まりながら言う。
「私たちが彼の仲間であることを気付かせるだけでいいのに……。」
パラディンは俯き声を押し殺すようにして涙を流し始める。
今まで彼女が見せたこともない弱い姿に事態の深刻さが表れていた。
今の天使はパラディンも魔法戦士も自分のことさえ上の空だ。
彼の失ったものは大きすぎる。自分がもし家族も友人もいなくなって
自分の存在を無かったことにされてしまったら、そう考えると背筋が寒くなる。
自分も耐えられず、彼と同じような状態になってしまうだろう。
だが、このままではいけない、彼をこのままにはしておけない。
でも、方法がわからない。
魔法戦士に背中を撫でられながら震えるパラディンをなだめながら
賢者もまた耐えられず涙を流した。
>>57-61
GJれすー
続きも楽しみにしてます ベルガラックのカジノにて
「うーん…コインもたくさんあるし迷っちゃうなぁ…」
初めてのカジノに興奮するゼシカ。
辺りを見回していると後ろからぶつかられる
ドンッ
ゼ「いたた…ぁあ!コインが!ちょっとあんた!」
女「なによ?あんたが突っ立ってるから悪いんでしょ!」
睨み合いになりお互いに胸を押し付ける形に
2人の胸がぶつかり合う。
だが勝敗はあきらか。
ゼ「そんな…私より大きい…」女「そんな程度のおっぱいでそんな格好しちゃって…恥ずかしくないの?」
?「なにー?もめごと?」
女の仲間と見られる女性たちが集まってくる >>57-61
久しぶりですねー
3月の震災の後、音沙汰無いから
ひょっとして被災してSS書くどころじゃなくなってしまったのかと心配してました
続き楽しみにしております 賢者はダーマ神殿の宿屋でシャワーを浴び、かなり遅い夕食をとって青い木の下に向かう。
変わらず夜空を眺め続ける天使を一瞥し、カンテラを置いて彼に寄り添った。
パラディンは隣で疲れ果て眠っていた。
ずっと天使のために起きて彼を励ましていた彼女も限界が来ている。
天使界が消えてしまう前までは彼はいつも自分たちを気遣ってくれた。
自分やパラディンの想いには気付いてはくれなかったが天使は天使らしく慈愛をもって接してくれた。
だが、今の彼は昼間ずっと眠っている。
夜になって起きても星空を眺めるだけで自分たちが隣にいないかのように振る舞う。
この閉塞した状況を打開するため意を決して、賢者は天使に尋ねる。
「どうして私たちがあなたの隣にいるのかわかる?」
「……さぁね。」
彼は賢者の目さえ見ようとしない。
「あなたにはもう何も残ってないの?」
天使と一緒にいるようになって何日かたつが彼の目に光はない。
「僕に何が残っているって言うんだい?」
自嘲的に発せられたその言葉に賢者は天使の手を握りしめる。
自分がここにいるのに気付いてくれない彼に苛立ちを覚えずにはいられなかった。
「人間のこと…嫌いになっちゃったの……?」
天使がこの状態になってからずっと懸念していたことを賢者は尋ねた。
「………。」
天使にもそれはわからなかった。何を憎めばいいのかわからない。
天使たちは最初から星にされてしまうことが定めだったのなら、
それが救いだったというのなら人間を憎むことはない。
だが、自分だけ地上に残されてしまったのは人間が原因だ。
「私たちのことも……嫌…い?」
涙声で賢者は聞く。
「……わからない。」
彼も今となってはそれさえ否定をすることはできない。
賢者の口から嗚咽が漏れ、彼女の心にも大きな痛みが走る。
(もうお終いなのかもしれない……。)
賢者も最悪の事態を覚悟せざるをえなかった。
そうしているうちに紺の空が段々と明るく赤に染まり始める。
天使の目に涙が流れ始め賢者は天使の悲しみを知った。
天使は朝が怖いのだ。星空が消える朝が、
彼と天使たちを結ぶ唯一の繋がりが消える朝が彼は怖いのだ。
「泣かないで……。」
賢者は、か細い声でいう。
白んでいく空、そして朝焼けが海から溢れて二人を照らし、海も淡い光を反射し瞬いた。
「綺麗…。」
天使の口から言葉が一つ漏れる。天使界でいつも見ていた雲の間からの日の出とは違う
その美しい光景が今の彼には悲しみ以外の何物でもないはずだったのに。
「そうね。」
しかし、この美しい日の出も彼がいたから今も見ることができるのだ。
「……ありがとう。世界を守ってくれて。」
「……ありがとう。世界を守ってくれて。」
彼に慰めの言葉はかけても感謝の意を伝えてはいなかったことに賢者は気づく。
「ごめんね。大切なことを忘れていたわ。」
その言葉に天使は困惑する。
「ボクが…世界を……守った?」
感謝の言葉を言われても喪失感にかき消される。
天使の顔が賢者のほうを向く。
「違う?世界樹を育むことだけが天使の役目じゃない。
人間を守ることも天使の……あなたの役目だった。」
賢者は彼の肩に乗せていた顔を起こす。
「天使は世界の守護天使になったのよ。皆が忘れても私は忘れない。」
天使の手を両手で優しく握り彼の涙で潤んだ瞳を見つめ言う。
「世界を守ったのはボクだけじゃない。賢者もパラディンも魔法戦士も・・・・。」
彼女と見つめあいながら天使は続ける。朝日が彼女の顔を照らして眩しい。
「皆が協力してくれたから世界は守られたんだ。」
その言葉に賢者は心が震え、たまらず天使の首に手を絡ませ少年の体をぎゅっと抱きしめた。
天使は心まで失ったわけではなかったのだ。
突然抱きしめられ面食らう天使の耳元で彼女は言う。
「天使……私たちはあなたの仲間なのよ。」
「……ナ…カマ?」
その言葉の意味と重さを今の天使に理解してもらうにはまだ足りない。だが…。
「私たちはルイーダの酒場で出会って、世界中を駆け回って、
怪物と戦って、女神の果実が引き起こした騒動を解決して…。」
賢者は天使との出会いを思い出しながら話す。
「何日も一緒に過ごして、ご飯を食べて、
戦って…ケンカして…仲直りして……家族みたいだよね。」
彼の孤独を癒すには自分が一人ではないことを気付かせる。それさえできれば望みはある。
「貴方は強くて、逞しくて、戦いのとき前でモンスターに立ち向かう貴方の背中を見るだけで安心して旅ができたわ……。
私もパラディンも魔法戦士も…みんな天使のことが大好きなのよ。」
賢者は言葉に詰まりながら続ける。
「悩んでいるならいって…悲しいなら私たちが何とかするから……もう泣かないで…。」
この気持ちを天使に届けたい一心で涙声で彼に伝える。
仲間…そう……自分にとって今、一番欲しいもの…。
天使の口から嗚咽が漏れ、顔が求めるような表情に変わる。
賢者の祈りは届いた。
「あ…あり…あ……。」
彼女に感謝の想いを伝えたいが口がうまく動かない。
これ以上続けるとみっともない泣き顔を晒してしまうだろう。
だが、もう我慢はできなかった。
「あり…がとう…。」
天使は何もかも無くしたと思っていた。
だが、失ったものが多すぎてその影に隠れていた自分を愛してくれる、
自分とともに戦い、世界を守ってくれた仲間たちがいることにようやく彼は気づいた。
彼は賢者の胸で子供のように、親に甘える稚児のように泣き始める。
朝焼けの眩しい草原に天使の泣き声が響き、
朝日に照らされた二人は身も心も暖かく、お互いの温もりに満たされていった。
「いいよ。天使はずっと我慢していたんでしょ。」
天使の頭を優しく撫でながら賢者は母のように彼を抱く。
もう傍にいてあげるだけではない、彼を甘えさせてあげることができるのだ。
声を上げて泣く天使が落ち着き、彼の息が整う頃には日は完全に昇り、
彼に抱きしめられて賢者の体のあちこちが痺れた。
だが、彼の温もりに彼女は恍惚の表情を浮かべて満ち足りていた。
「ありがとう。何だかすっきりしたよ・・・・。」
賢者に微笑みながら天使はいう。
目は赤くやつれてはいたが彼の頬に赤みが差し、生気が戻っていた。
そして、彼のいつもの優しい目に少し自分に対する特別な感情が宿っていることに賢者は気づく。
以前彼に「好きだ」と言っても間髪を入れず「ボクも好きだよ」と返されてしまったが
……今ならいけるかもしれない。
賢者は彼の頬に手を当ててじっと見つめた。
「……どうしたの?」
「私は怖かったの。天使がホントに天使だったってわかったとき。」
唐突に彼女は言う。
「え…?」
「天使なんて昔の人が作った空想の種族だってずっと思い込んでいた。
でも、天の箱舟に乗って天使界に着いたとき、あなたの言っていたことが事実で……。」
天使を見つめながら賢者は続ける。
「それにエルギオスとラテーナさんのことを知ったときも怖かった。
天使と人間は結ばれないようになっているのかもしれないと思っていた。
でも……。」
彼の首にかけていた手を放し、息を吸い込んで勢いに任せて彼女は言う。
「好きよ……天使。」
その一言にあっけにとられている天使の頬に彼女の唇が触れる。
それは本当に一瞬のことで賢者は彼の顔からすぐに離れた。
「ごめん…。嫌だった?」
もう少し離れて顔をそらしながら彼女は聞く。
しかし、彼は固まってしまったように動かない。
賢者の顔が赤いのは朝日に照らされたせいだけではなかった。
「貴方のこと…ずっと好きだったの、愛していたの…。」
瞬きを繰り返すだけの天使に弁解する様に彼女はしゃべりだす。
「でも、あなたは私の気持ちに応えてはくれなかった……。
解っているんでしょう?私の気持ち……。」
数刻の沈黙の後、天使は口を開く。
「天使と人間じゃ住む世界が違う。
時間の流れも違うから人間と天使は必要以上に関わってはいけない
っていう決まりがあったんだ。だから…人間と天使は…恋ができない…
天使は…人間に特別な感情を抱けない……はずったんだ。」
「でも、今は違う。」
固まって無表情だった天使の顔が明るく微笑む。
「賢者が好きだ……!」
その言葉と同時に今度は、賢者が両手を口に当て肩を震わせ泣き始めた。
「……ちょっと、何で泣くの?」
突然のことに狼狽しながら天使は賢者の両肩を抱き、
くしゃくしゃになった彼女の顔を覗き込むようにして聞く。
「ごめんなさい。何だかホッとして…天使が戻ってきてくれて…
私のことを好きだって言ってくれて…うれしいことが続いて安心しただけだから…。」
泣きながら微笑む賢者の肩を抱き、今度は天使が彼女の頭を撫でる。
そして、暫くしてぎゅっと天使と賢者は抱きしめあい、
二人は甘く、純粋で透きとおった気持ちに支配された。
目の前の異性が愛しい。
優しいキスを何度か繰り返した後、
天使の肩に賢者は頭を乗せ二人は他愛のないやり取りを続けた。
「いつからボクのことを好きになったの?」
「好きだったのは出会った時からよ。だから貴方のために何ができるか必死になって考えたの……。」
「……ありがとう。何かお礼をしないといけないね。」
「じゃあ、今日は私に付き合って。」
「何をするの?」
「楽しいことをしましょう。おいしいものを食べて遊ぶのよ。お腹減っているでしょ?」
「……うん、お腹が減ったよ。」
「グビアナ城が最近、観光で盛り上がっているらしいから行ってみましょう。」
「オッケー。」
賢者に手を引かれ立ち上がると同時に自分の隣のもう一つの温もりに気付く。
「そうだ、パラディン起こさないと。彼女にまだ『ありがとう』を言ってない。」
自分のために傍にいてくれたのは彼女も同じだ。
「気持ちよさそうに寝ているのに起こしちゃ悪いよ。ね、行こうよ。」
確かに眠っている彼女を起こすのは悪い気がする。
賢者は焦っていた。
「……行こう。」
少し強引に天使の手を引き言う。
パラディンを置いていくことに少し負目を感じながら天使は歩き始めた。
久しぶりに立ち上がったせいか少しフラフラし、足取りはおぼつかない。
「でも、まずはお風呂に入ろうか。」
少し歩いたところで籠っていた汗のにおいに賢者は顔をしかめる。
そういえばもう何日も風呂に入っていない。自分でも感じる臭いに天使はひどく赤面した。 完成してから投下するか
もうやめるかを選んだ方がいい
区切りも何もない話をだらだら垂れ流されてもジャマ >>72-74
GJ
>>75
>347 名前: 名無しさん@ピンキー [sage] 投稿日: 2011/02/13(日) 15:13:11 ID:bODY0R0o
>301なんですけど自分の書いてるやつがあまりにも長くなっていて
>
>1/3ずつ隔週で投稿したいんですけどいいですか?
という話であって、完成は既にしているんではないか 1/3ではなく数レスずつになったみたいだけど
邪魔という論理は良く分からんな 他の職人さん方がタイミング被ることを遠慮するのかな
>>72-74氏が被って怒る位なら、わざわざ3日置きに投稿はしないような気もするが
なんか申し出るなら、「数レスずつではなく大きく纏めてで自分は構わないと思います」辺りではないかね うーん。
数行読んで、文章があまりに下手なのでスルーしたんだが、
最後の文で、ひょっとしてメロスのオマージュなのかと考えて読み返したら、
やっぱりそうじゃなく、ただのションベン臭い話だった。
まあ導入部でエロくもなんともない場面だから筆がノらないのだろう。
だがせめて、その日の投下が終了したなら、続くでも何でもいいから宣言をしてくれな。 >>78は荒らしだと思うですよ 「下手」「ションベン臭い」と言ってる時点で
自分は板の平均レベルと比べて下手だとは思わなかったけど
荒らしだと思ったら触ってはいけないのかも知らんが、職人さんが萎えると困るので一応 なんで数レスしか投下しないの?
これ終わるまで何年かかるの? W勇者エンドール後あたりの
姉妹どんぶりなんてどうだろう
勇者名は小説版「ユーリル」で
宿屋内にて
マーニャ「ねえねえ勇者ちゃんってドーテーなの?」
ユーリル「ええっ!マーニャさん何言ってるんですか…」
ミネア「まあユーリル様ったら、お顔が真っ赤ですわ。」
マーニャ「フッフッフ、ウブねぇ〜」
ミネア「これはいけませんわ、世界の平和のため、ユーリル様には魔王に対抗できるような立派な男になっていただかないと…」
ユーリル「り、立派な男ですか…」
マーニャ「話が早いわ、ミネア。世界平和のために私達姉妹が一肌脱ぐわよ。」
マーニャは言うが早いか、ベッドにユーリルを押し倒し、ユーリルの股間をしごき始めた。
ユーリル「ちょ、マーニャさんっ////!?」
マーニャ「あらん、ユーくんモノは結構大きいのね。さすがは勇者サマ…」(うっとり)
ミネア「うふふ、勃起されてきましたわ…」
ユーリル「み、ミネアさんっ!見ないで…////」
ミネアは甘い微笑をユーリルに向け、大胆に胸部を開き乳房を露出させた。
ぷるん、とした小麦色のおっぱいが露わになる。
マーニャもミネアの微笑の意味を察し、踊り子の服の胸当てを外す。
ぽよよん、としたおっぱいが二組、ユーリルの顔面を挟み込む。
ユーリル「むぅっ!マーニャさ…、ミネアさ…!!」
ミネア「勇者様、これが本当の『ぱふぱふ』でございますわ…」
マーニャ「ほれぱふぱふ、ぱふぱふ…」
ユーリル「…!!、…!!」 連載小説を書くつもりなら、他所でやって欲しい気もするけどね。
仕上がっているのならまとめて載せて欲しい。例え長くてもね。
以前そういう形で続き物みたいな感じで小説書いてた人がいたけど
ボコられてなかったっけ? やれやれ 昨今職人さんにGJを言う精神も失われたのか
誰かが損をしてる訳でも無し、もうちょっと殺伐とせずにマターリ行こうぜ
放っておいても不幸が生まれないところに、わざわざ不幸を生むこともあるまいよ
>>72-74
という訳で、10〜20レス辺りまとめて投下されても、あまり誰も気にしない空気かと思いますー
そうされても構わないのではないでしょうか 作者です
なんだか投稿の仕方が悪かったみたいですいません
場面ごとに区切ってサブタイトルでもつけてまとめて投稿したいと思います
今週末くらいに投稿しようと考えています
昔転職したての僧侶だか賢者が勇者やぶとうかに戦力外のお前が役立てるのなんて性奴隷としてだけだろ的なお決まりパターンで犯されまくるエロパロ読んだ覚えあるけど保管庫見ても見つからん
誰かわからね? >>87
すいません…
自分で読み返してみて、指摘されたようにションベン臭い所や描写不足の所があると
感じたので加筆、修正しています
もう少し時間をください 勇者の子孫がまた次の世代の勇者になるんなら、
勇者の子種をたくさん残すほうがいいような気がするが
それやると勇者の子孫同士で伝説の武器と防具を巡って争いが起きるからいかんのかな 自分の過去をひとつひとつ受け入れて、ちゃんと現実を見れば俺の言ってる事が解る
この世界で一番大切なはずのお前ら子供達
お前たちは大人に洗脳されてるんや… だから何も解らへんねん
お前の「自由」を奪った事…
それは死んでも許されへんのや…
By 世界に戦いを挑む者・翔くんより http://twitter.com/SHOTHEMC NPCとPCとか、種族のデフォルトイメージ同士とか?
良くも悪くも3とか9のと似るんじゃないだろうか。 ところで射精した時はHPが減るの?それともMPが減るの? >>98
MPじゃね?
計画的に使っていって、まほうのせいすいのストックを忘れずに。
マダンテが使えるのはいつの日か… マダンテ的射精って、圧倒的な量の精液で子宮がパンパンになって腹ボテ状態になるのか?
なんという俺得 ドラクエ女騎士みたいなスケベな格好して汚いおっさんの部屋に入り込んで犯されそうになった夢を見た
怖かったけど妙に興奮した 天使と賢者、パラディンの小説書いてる人まだ戻ってこないの? ロト紋のルナフレアのアッサラームでの出来事希望
相手はアルスでもサーバインでもモブでもいい wikiの編集もそろそろしないと
6や9がせっかく充実してきたんだし やっぱりミレーユ姉さんの美尻にズッコンバッコンしたい
一国の王が夢中になるほどの名器だったに違いない 9のキャラ、デザインは良いけど色気が少ないよな
女の子もビーチク出せばいいのに じゃあアリーナと勇者の絡みを指をくわえて眺めるクリフトで なら俺はアリーナと勇者とライアンとブライとトルネコの絡みを見て泣きながらオナニーするクリフトで >>125
なぜか照英顔のクリフトが思い浮かんだどうしてくれる マーニャに懺悔を聞いて欲しいと頼まれて引き受けたら
セクハラまがいのエロ話を延々聞かされた上に
逆レイプで食われるクリフトが見たい >>128
ミネアは衛藤ヒロユキのせいで根暗なイメージしかないw >>130
一見すると暗い又は大人しい女が乱れるのを見たいと思いませんか? 3って需要ないんですかね。
女パーティーでロリ勇者とか。 ゲームプレイして萌えを補充
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