四人は窓から外を見てみた。城の近くに大木。城の下には集落、田畑、花畑、川、温泉場らしきものがあった。
大木の上の方を、よく見ると荷物とアヒル、黒いコブタが引っ掛かっている。
らんまは荷物と奴らをとってくるぜと言って大木の上に跳んでいった。大木でリュックサックに荷物と気絶しているムース良牙を突っ込んだ。木には桃とも林檎ともつかない見たことも無い美味しそうな果実が実っていた。
思わずらんまは果実を手に取りかじった。(こりゃうめー、あいつらにも食わせてやろう。)
らんまはリュックサックは背負い腕に果実をたくさん抱え城に戻った。
あかね「何それ?」らんま「食ってみろ。スゲーうめーぞ」三人に果実を投げて渡した。三人はかじりつくと目を輝かせて喜んだ。その果実は四人の好物になった。
禁断の果実と知らずに。その果実を四人は生涯毎日食べた。