デジモンシリーズでエロパロ
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0001 忍法帖【Lv=10,xxxPT】 !2011/11/17(木) 20:10:15.00ID:4qr+1T2w
このスレはア二メデジモンシリーズのエロパロです。
無印から、02、テイマーズ、フロンティア
セイバーズ、クロスウォーズに登場する
女性キャラもしくは女性型デジモンの
エロ文章を作成するスレです。

話を投稿する場合は名前欄にて以下の旨を明記してください

カップリング、強姦、少年キャラと女性型デジモンのSEX
女性キャラもしくは女性型デジモンとアグモンなどの獣系デジモンの獣姦SEX
その他、特殊な設定で話を創作した場合




【ルール】

荒らしはスルーすること。

オリキャラ、もしくは獣系デジモン同士のSEXはお断りします。

あと女体化、ホモや801は別のスレでお願いします。

以上のルールを守ってお楽しみください。



0164クルス2012/08/25(土) 14:29:45.68ID:JyhqUYG5
デジモンアドベンチャーのゲームに
ガチャピン、ムック、Pちゃんも
出して欲しいのです。
0166 忍法帖【Lv=17,xxxPT】 2012/08/28(火) 12:46:19.82ID:jmtE3ewf
デジモンシリーズの勝負でマクロスFフロンティアの宇宙戦艦バトルフロンティア号をデジモン闘技場に改造して対決して正真正銘のデジモンシリーズファイティングバトルフロンティアだよ!?♪。
0167クルス2012/08/30(木) 16:46:10.84ID:G98gMXZ4
デジモンのカラー漫画もドラゴンボールみたいな
アニメ絵で書いてユーチューブに投稿して欲しいのです。
0168名無しさん@ピンキー2012/09/05(水) 19:21:55.08ID:LbcFnVa1
>>164

>>166
なんでおめえらいつも無関係の書き込みしかしねえんだよ?

意味不明だし?!こんな無駄なム関係な書き込みしているん暇があったらチラシの裏に描けよ!

それか自分のブログでやれよ?!ああン?!


わかってんだったらここにデジモンのエロSS、書け!

後それと>>1をちゃんと読めよ!!
0169名無しさん@ピンキー2012/09/05(水) 19:22:29.41ID:LbcFnVa1
おちつけ、血糖値あがるぞ
キレるなよ
0170ヒカリ18歳×タケル18歳2012/09/05(水) 19:31:30.23ID:LbcFnVa1

ヒカリ18歳
タケル18歳

「タケル君。大学受験合格おめでとう」
「ありがとう。ヒカリちゃん。・・・・・あのさ、ヒカリちゃん」
「ん?何?」
「僕・・・僕は・・・ヒカリちゃんが・・・好きだ!!!」
「えっ・・・(真っ赤)・・・・・私も・・・好き・・・」

そして・・・

2人はラブホの前にいた。
「ひかりちゃん、本当にいいの?」
「うん・・・」
2人は中へと入った。2人は部屋に入った。
「じゃ、シャワー浴びてくる」「う、うん」
タケルはベッドに座った。これから2人はセックスをするのだ。
タケルはヒカリの裸体を創造した。昔とはちがって体が急成長しIカップにすらりとしたくびれ、そしてピチッとしたヒップ。
「いいよ」ヒカリはパジャマを着てきた。
「うん」タケルもシャワーを浴び、寝巻きで登場。
「それじゃあ」「うん」
0171ヒカリ18歳×タケル18歳2012/09/05(水) 19:32:18.16ID:LbcFnVa1
ヒカリはベッドに大の字に寝た。タケルは見事なIカップをパジャマの上から揉んだ。
もにゅっ
「柔らかい・・・」ヒカリが真っ赤になる。
タケルはパジャマを脱がした。そしてヒカリはパンティだけになった。
「はぁ・・・はぁ・・・」タケルは再びヒカリの胸を揉み始めた。
「ひゃうっ」ビクンッタケルは激しく、激しく揉んだ。
「ふぅん・・・ひゃんっ」「はぁ・・・はぁ・・・気持ちいいよ・・・」
タケルは勃起している乳首に吸い付いた。
ちゅう
「ああっぅ」ビクビクンッ
タケルは片方の乳首を舌で遊び。もう片方は激しく揉む。
もにゅもにゅもにゅチュパッペロッ
「ひゃああっふぅぅん・・・」
ヒカリは甘い声を出している。
「・・・・ふぅ」
タケルはヒカリのパンティをずらした。「あっ」
そこには毛が少量生えているピンク色のなんともかわいいヒカリのまんこがあった。
「タケル・・・君」「ん?」
「おちんぽ・・・口に・・・」
タケルはパンツを脱ぎ、ヒカリの口にガチガチに固まったちんぽをいれ、自分はヒカリのまんこを舐め、69をした。
ピチャッペロペロピチャッ・・・
チュパチュパペロペロ・・・
「う・・・あああ!!!」
ドピュウッ
ヒカリの顔に精子がぶっかかる。
「ひゃああ!!」
「ご、ごめん・・・」
「・・・ううん。いいの」
ヒカリは自分のIカップとタケルのちんぽをみた。
「・・・タケルクン」「ん?何?ってうわぁ!」
ヒカリはタケルのちんぽを掴むと自分の谷間に入れた。
0172ヒカリ18歳×タケル18歳2012/09/05(水) 19:32:52.70ID:LbcFnVa1
「な、何を・・・」「パイズリ☆」
ヒカリはタケルのちんぽを胸でしごく。
シュコシュコパンパンパンムニムニムニ・・・
「く・・・あああっヒカリちゃんのおっぱい・・・気持ちいい」
タケルの腰を動か前後運動をした。
シュコシュコパンパンパンムニムニムニシュコシュコパンパンパンムニムニムニシュコシュコパンパンパンムニムニムニ・・・
「ああああああああああ!!!」ビシャアアアッ

タケルはヒカリに谷間射精をした。
「はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・」
「ふぅ・・・ふぅ・・・ふぅ・・・」
「そ、そろそろ・・・いく?」
「うん・・・」
ヒカリは四つん這いになった。
0173ヒカリ18歳×タケル18歳2012/09/05(水) 19:36:06.75ID:LbcFnVa1
「入れるよ・・・」
タケルはガチガチちんぽをヒカリのまんこに入れた。
ズブッ・・・ズズズブッ・・・
「あ・・・あああ・・・」
「は・・・入ったよ」
「うん」
「いくよ!」
「うん!」
タケルは激しく腰を動かした。
「うああああああああああ!!!」
ズパンッズパンッズパンッズパンッズパンッズパンッズパンッズパンッ
「あ・・・あんあんあんああああぁ・・・」
「ヒカリちゃんのまんこ・・・とても強く締め付けて・・・」
「タケル君の・・・おおきいぃぃ!!!」
タケルは前後運動をしながら片手でヒカリのIカップを激しく揉みながらもう片手でヒカリの尻を揉む。
「ヒカリちゃん・・・最高だよ!!お尻も!!!おっぱいも!!!まんこも!!!最高だあぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
ズパンッズパンッズパンッズパンッズパンッズパンッズパンッズパンッ
「「ああああああああああああああああああああああ!!!!!」」
ドピュウ〜〜〜〜〜〜〜ドバドバドプッビュッ・・・
射精した・・・中で・・・
タケルはちんぽを抜いた。
「「はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・」」
「気持ちよかった・・・タケル君・・・」
「ああ・・・ヒカリちゃん」
2人はディープキスをし、眠りについた。
0174エンジェウーモン×タケル18歳2012/09/05(水) 19:41:58.21ID:LbcFnVa1
そのふたりの様子を
双眼鏡で見ていた一人の女デジモンが
マスターベーションをしながらみていた。

エンジェウーモンである

「う、はあ、うああ、うう、ふう...、人のエッチを見ながらオナニーは久しぶりだけど、
まさかあのふたりがねえ...、」
ちょっとしんみりした声になり涙が一粒こぼれ落ちた
「ふたりとも大人になったわね...、もう...時間の流れって早すぎる〜うううう〜(涙)」

そのときふたりは家に帰ろうと思いラブホを出た
「あ、いけないヒカリが帰りそうだから早く帰らないと」

エンジェウーモンはヒカリの家まで飛び去って行った
タケルも家に帰りご飯も食べずシャワーを浴びて
眠りについた...。

エンジェウーモンはテイルモンに戻り
ヒカリの部屋で眠りについた。時刻は午後11時半だった
0175クルス2012/09/07(金) 16:02:41.34ID:HPjTg2Tb
アルフォースブイドラモンのゼロマルと
エンジェウーモンのエロパロも書いて欲しいのです。
0176名無しさん@ピンキー2012/10/18(木) 20:50:37.93ID:cgMfiGFW
age
0177ジル2012/10/20(土) 17:36:51.51ID:67OeAS9Q
クルスまじてめー死ね!、マジテメーが来るとこじゃねぇよ!
0178リク2012/10/20(土) 17:39:15.18ID:67OeAS9Q
やめろよ落ち着け、冷静になれ、管理人が困るからやめれ!
0179 忍法帖【Lv=21,xxxPT】 2012/10/21(日) 19:11:11.06ID:Exahqn3e
当然デジモンシリーズはポケモンの機能を凌駕して居るよ!?♪。
0180エロモン2012/10/31(水) 22:09:34.15ID:Jy0F8hE0
前 >>76-80


 パーカーがすとん、と床に落ちる音とその光景が耳と目に焼き付く。
 たったそれだけの事だというのに、それが自分のために為されたと思うと頭の後ろがジリジリして背筋から太腿までゾクゾクした。もちろん寒いのでも気持ち悪いのでもないが、じゃあ何なのかと聞かれたってさっぱりわからない。
 ただ心臓が痛い。
 息が苦しくて、目がちかちか瞬く。
 蛍光灯の光には温度と言うものがまるでなく、締め切っていた部屋のむっとした湿度と温度の残るラグの上に座って、嘘っぽく輝く淑乃の細い肩を見上げるばかりだ。
 「……あ、あの……」
 もじもじと言いにくそうに俺に背を向け、淑乃が小さくつぶやく。
 「なっ……なに」
 それに俺は心底驚いて、それでも意地で平静を装い、落ち着きはらった演技で低い声を出したつもりだった。上ずって引き攣って、挙動不審な無様極まりない声が出たけど。
 「あ、あんまそう、じっと見られると……」
 言われて驚いて唾を飲み込んだ。
 静かな部屋に響く音が不快なくらいに生々しくて、ぞっとする。
 「み、ら、れると、だめか?」
 擦れた野暮ったい声が自分の口から洩れて、それが嫌らしい。……卑怯、と言う意味で。
 「……ダメじゃ……ないけど……やっぱ……」
 小さな声だ。いつもの元気はどこへやったかよ? すぐ怒鳴り散らして殴る癖に。あの勢いはどこへ置き忘れたんだ?
 そんなことをやけくその様に思い、その台詞を喉の奥へ突き落した。
 Tシャツの胸元が躍っている。
 苦しい。
 腰から下に力が入らなくて、まるで溶けてしまったかのように感覚が無かったのにズキズキと痛いのだ。
 猛って、戦慄いて、なのに頼りなく震えて、まるで、まるで、電車の非常停止ベルの上に指を置いた時のよう。
 「お、お茶……もって、く、る」
 むき出しになったノースリーブの袖口を両手で覆いながら(或いは二の腕を隠しながら?)そそくさと淑乃はキッチンの方へ引っ込んだ。
 この部屋に来るのは確か3度目か、4度目。
 しかし淑乃の生活空間にまで踏み込んだのは初めてだった。
 「……………………」
 目に映るどこでも売ってそうなパイン材のテーブルと椅子、ラグが敷かれた床の隅っこにTV、カラフルなクッションと壁にカレンダー、申し訳程度の低いチェスト……何にも頭に入ってこない。
 無造作にTシャツの胸元を掴むと、父さんのネックレス・プレートがチリッと鳴った。
 その音をワザと大げさに無視する素振りで天井を仰いだ。
 何故か後ろめたい。
 頭をかき混ぜるように髪を乱暴に何度か撫でつけて視線を戻す。
 いつも片付いてないだの、寝起きのままだのとララモンが言って玄関で応対していたものだからさぞ汚い部屋なのだろうと思っていたのだが、ぐるりと見回しても綺麗に片付いている。
 ――――――――いや、それは語弊があるな。
 片付いているというよりは、散らかっていない。
 散らかるようなものが何もない。
 どこでも売ってそうなパイン材のテーブルと椅子、ラグが敷かれた床の隅っこにTV、カラフルなクッションと壁にカレンダー、申し訳程度の低いチェスト……それだけだ。本棚すらない。
 「押入れがでけぇのか?」
 ふと部屋に入ってきたドアの方を振り返ると、その開けっ放しドアに隠れるように、同じ色・同じ形のドアが見えた。
 「……?」
 何の気なしに入って来た方のドアを閉めて、いましがた見つけた双子のドアのノブに手を伸ばす。
 もう少しで手が掛かるという瞬間、バン! と音を立てて今し方閉めたばかりのドアが開け放たれる。
 もちろん、ドアがいきなり開いたからドアの真ん前に立っていた俺は強かに後頭部を強打した。
 「な、なんでそんなとこ立ってんのよ!?」
0181エロモン2012/10/31(水) 22:10:21.34ID:Jy0F8hE0

 低いチェストの上に、大きさもデザインもメーカーも全然違うマグカップが二つ汗をかいて並んでいる。ご丁寧に氷が浮いているのだろう。時々融けたそれが音を立てるから。
 夏なんだからガラスのコップくらい出せば良さそうなものだ。
 窓に引かれている薄桃色のレース・カーテンがぴくりとも動かないじっとりした空気は、埃っぽい排気ガスと遠くの騒音を時々思い出したかのように連れて来る。
 「……ねぇ、大丈夫?」
 心配そうな声を聞くのは2度目。
 それを無視するのも2度目。
 淑乃の匂いがするクッションに顔を半分埋めて、頭の右斜め後ろに濡らしたタオルを置いたまま。
 ころん、とまた低くマグカップが鳴った。
 部屋は蛍光灯に照らされて薄暗い。
 俺は何かを考えなくちゃと思っている。だけど頭の中は潮が引いたようにまっさらで何もなくて、さっきまで耳の後ろでザワザワ蠢いていた何かは跡形ない。
 空気は止まったまま暑い。
 だから何かを考えたかったハズだ。
 無理やり突き動かされるように焦っていた心臓も静かで、ここが家ならこの体勢のままうたた寝の一つも始まりそう。
 俺の顔を覗き込む、蛍光灯で出来た影。
 頭なんか痛くない。
 ドアでぶつけた程度で俺がしゃがみ込んで唸ると思うか? 言葉もなくダメージを抱え込むとでも?
 言いたい言葉が見つからない。
 考えたい問題も思いつかない。
 ただぼんやり、無為の時間を食っている。
 何かしたかったはず、という思いだけが残っていてまんじりともせず、だけどそれを形にもセリフにもしたくなかった。
 ……本当に、なんかよく解らん。
 よく解らんから、黙ってじっとしている。
 「……ねぇ、大丈夫?」
 「………………」
 三度目のその台詞はもう面倒でしかなかった。
 うるさい、とも思った。
 だから言った。
 「痛くなくなるおまじないしてくれよ。痛いの、痛いの……ってやつ」
 今思えば馬鹿げてる。
 馬鹿げてる。
 そいつは女子供の甘えたそら頼みじゃねぇか。
0182エロモン2012/10/31(水) 22:10:58.37ID:Jy0F8hE0

 身体の一部分をじっと見ていると、だんだん不安になって来たりする事はないか? 爪ってこんな形だったっけかとか、手が言い様もなく不気味な形をしているような気がしたりとか。
 俺は時折そんな気分になった。
 小学校の時から、そんな気分だった。
 当たり前で自然な事がどうしても納得がいかなくて、人とよくぶつかった。自分の譲れないものはことごとくが分からず屋の悪ふざけだったり、不合理な見栄だったり、軽率な我儘だったりしたもんだから自分の正義を信じて殴った。
 頭ァ悪かったど、幸いにも力だけは強かったから大体の物事は捩じ伏せられたし。
 立ちはだかって、戦って、何度か倒れた。応援してくれてた奴が敵に回ったこともあったし、守ってるつもりだった物に見放された事もあったから、悲しくて泣いた事もあったと思う。
 母さんに息子が父親に捨てられたとからかわれる雑音を聞かせたくなかった。
 知香に兄貴が学校丸ごとから腫れもの扱いされている異物だと悟らせたくなかった。
 父さんにいつか会えたときに胸を張って家族と自分の信念を守り通したと報告したかった。
 だから明るく笑って、派手に喧嘩して、一歩も譲らなかった。
 そうして偽物の友達と本物の嘘を知り、一人になった。
 ずっと一人だった。
 アグモンと遇うまで。
 「痛いの痛いの飛んで行けー……」
 頭を摩られるのは気持ちがいい。
 一端の男のつもりで得意になってた自分がちゃんちゃら可笑しくなる程。
 掠れ声と、手の生ぬるさ。汗と部屋の匂い。
 「痛いの痛いの飛んで行けー……」
 瞼が自動的に降りて涙腺が勝手に膨らむ。
 女なんて嫌いだ。すぐに茶々を入れてさ、正しいって思った事よりも数の多い方が好きで。誰かに賛成してもらえなきゃ言い返しても来ないくせに、陰でこそこそ徒党を組む。
 女なんて嫌いだ。出来る、やれると意気込んだって途中で綺麗な言い訳を張り付けて居なくなる。
 女なんて嫌いだ。ずるくて臆病な癖にそれを恥じもしない。
 女なんて嫌いだ。見栄っぱりで口ばっかり。
 女なんて嫌いだ。
 「まだ……痛い?」
 自分の首元にある金属の擦れる幽かな音がとても耳に重くて煩わしい。
 近くをバイクが通ったのだろう。ビリビリと鼓膜が震える。
 ころん、とまた低くマグカップが鳴った。
 部屋は蛍光灯に照らされて薄暗い。
0183エロモン2012/10/31(水) 22:11:44.28ID:Jy0F8hE0

 俺は何かを考えなくちゃと思っている。だけど頭の中は潮が引いたようにまっさらで何もなくて、さっきまで耳の後ろでザワザワ蠢いていた何かは跡形ない。
 空気は止まったまま暑い。
 だから何かを考えたかったハズだ。
 顔を覗き込む。蛍光灯で出来た影は暗くて、落ちた場所を底なし沼みたいにした。
 言いたい言葉が見つからない。
 考えたい問題も思いつかない。
 ただぼんやり、無為の時間を食っている。
 ……本当に、なんかよく解らん。
 よく解らんから、黙ってじっとしているのをやめにした。
 「あっ」
 俺を撫でていた淑乃の手首を握って膝枕から頭を上げて、視線は彼女の眼から動かさないまま覆いかぶさる。
 パーカーの襟元がたるんで、ピンク色のチューブトップがまろび出た。
 床のラグに突き立ててたもう一方の手でパーカーをもう少し開かせる。
 何とも言えぬ、まろやかで温かい匂いが立つ。
 清潔なそれとは違う、背筋がピンと張り詰めるような。
 暗い蛍光灯の光を自分自身の身体で遮って出来た影は濃く、その簡単な真っ暗闇にしばし目を凝らす。
 どちらも、何故か声は上げなかった。
 ただ、ただ、マンションの窓の外から聞こえる風に乗って来た雑踏・雑音。
 それだけ。
 鼓動や呼吸の音も聞こえない。
 自分の口から何か生ぬるい物が垂れているのにようやく気付いた時には既に遅く、受ける事も掬い止める動作も間に合わなかった。
 カラメルを作る時に煮詰めた砂糖水があぶくを上げるくらいの、サラサラでもなくドロドロでもない粘度の涎が、つつぅと尾を引きながら蜘蛛の糸に似た軌跡を唇の縁に残し、淑乃のいましがた開かれた胸元へボタリと落ちる。
 全身全霊がめちゃくちゃ疲れて倒れ込んだ事も忘れるような状態で寝たりすると、唾液が勝手に口から垂れたりするだろう? あんな感じだ。あんな感じに、感覚も自覚もなく、ボタッて。
 寒々しく少し薄暗い蛍光灯に照らされて、零れたシロップのようにしばらく表面張力で頑張っていた水滴と呼ぶには少々大きなサイズの透明の池が、崩れて川が出来た。
 その小川はゆっくりと、しかし迷うことなく、淑乃の胸の谷間を通って首筋の方へ流れてゆく。
 「あ、ああ……っ」
 小さな小さなビー玉が転がりながら光の筋になってゆくのを、俺は術なく見送る。追えば良かったのかも知れないが、指をさし出す事は酷く躊躇われた。
 淑乃の表情が、今まで見たこともない程、赤く火照って艶めいていたから。
0184エロモン2012/10/31(水) 22:12:34.16ID:Jy0F8hE0

 ヒクヒクと震える眉と眉は悩ましく顰められているのに、薄く開かれた熟したトマトの様な張りのある唇からは脳がマヒしてしまいそうな意味のない感動詞が高いトーンで出てくる。汗をかいている色白な胸は3秒も見ればわかるくらい脈打っていた。
 唇から胃までしびれるように瞬いてわき上がって鎌首を擡げた。
 何が?
 何かが。
 堪らない、我慢ならない、暴力的で格好のつかない不可解なものがベタベタ貼り付きながらやって来る。
 視界に写るすべてが1サイズ小さくなったように見えて、蝉が鳴いてるみたいな耳鳴り、強い回転性めまい。そういう物が一斉に襲いかかって来ててヤバイ。
 舌の上が熱くてネバネバ鬱陶しい。
 声を出そうとすると、接着剤のようにニチャ……っという小さな音がした。
 涎を垂らした筈なのに口の中が乾いて張り付いていて、いる。
 何か言いたい。
 喉の下の方が震えて気持ちが悪かった。
 何か言いたい。
 自分の身体の下敷きになっている淑乃に。
 でも何を伝えたいのか、自分でも解らない。
 気が急く。
 早く、早く、と目が回る。
 「あ。ア…………」
 喉が切れたのかと思うほど低い声が出た。
 「よし、の」
 ……なんとか名前が呼べる事を確認してから、もう一度慎重に声を出す。
 「お前……今、パンツ穿いてないんだっけ?」
 一呼吸置いて
 ばっちぃんと頬を張られた。
 「ばばばばばばっかじゃないの!?」
 痛くて目の前がクラクラしたけれど、不思議と怒りが湧いてこない。
 涙目で真っ赤の淑乃はいつものしれっとした平気のへいちゃらより随分可愛らしくて(年上にこんな事を思うのは初めてだ)必死に何かを取り繕おうとしている様子に、むらむらと熱を持った何かが腹の底を擽っている。
 「……ってぇなぁ……」
 殴られた手首を掴んで、そのまま掌に指を這わせてから力の入ってない淑乃の手に自分の手を重ね合わせる。
 「あ……や、やだ……!」
 ……それは手を封じられることが? それとも、俺に脈の速さがばれる事が?
0185エロモン2012/10/31(水) 22:13:21.25ID:Jy0F8hE0
10
 汗が滑ってカユイ。
 服がじっとり湿って気持ちが悪い。
 覆い被さっている自分の身体は重くはないだろうか?
 いろんなことが頭をめぐるけれど、少しも離れようという発想が見当たらない。
 触りたい。
 色んな所を、この柔らかい体の隅々に手を這わせてみたい。
 欲望を検証し、分類し、断罪するまでに、もっと向き合う物があった筈だと思う。あった筈なのだ。例えば、何でこんなに俺は興奮しているんだろう? とか……早く家に帰らなくちゃ、とか……アグモンはどうしてるかな、とか……そういう物。
 「あ、イヤッ……」
 でも両手は何故か淑乃のケツを揉んでいた。
 耳元で途切れる忙しない息がくすぐったくて面白い。
 「ばかっ! や、やめなさ……っ!」
 いつもの怒鳴り声じゃない、囁くような掠れ声。必死に押し殺しているのであろう、その艶やかで力の籠った震動がますます俺の中の衝動をいきり立たせる。
 股ぐりの開いたショートパンツ。
 布は柔らかで、多分ジーンズではなくそういう柄の綿なのだろう。装飾が少なくてさらさらした感触はその下の肌を想像させるのに非常に優秀だった。
 指が簡単にめり込むのに、全ての指に力を込めて揉むと笑いが込み上げてくるほど弾力を感じる。
 「あハ…ッ…………あっ、やだ、もう……!」
 淑乃が苦しそうに何度かもがいたので、俺の身体はするすると滑り、淑乃の身体からずり落ちた。
 但し、足だけが。
 生地の薄い俺のズボンは呆れるくらい汗と湿気を吸っていて、暑く蒸れている。その間に、淑乃の太腿が絡むようにあった。実際左足は少し折り畳まれているから、絡んでいるとも言える。
 ザカザカと衣ずれの音。
 背を滑る汗が徒競走を始めて、シャツが面倒臭いことこの上ない。
 「おしり、やめてよ……離してってば……!」
 「……うっせぇ……だったら、足、退かせよ」
 互いの耳元で囁き、その度に相手の血液の流れまで解る。
 いい匂いだ。
 クラクラ来るぜ。
 「……ばか、違う……お、お、お……押し付けないでって言ってるのよ……」
 「……………………黙って……」
 スボンのこちら側とあちら側。
 どちらも擦りつけるかのようにずっと蠢いている。
 なんとなく、黙ってそうしたかった。
 視線も交わさず、ただ行動のみで求めたかった。
 ……求められたかった。
0186エロモン2012/10/31(水) 22:14:04.66ID:Jy0F8hE0
11
 唇から胃までしびれる。
 食道の奥底から掛け昇ってくるみたいな戦慄き。
 どうにかなりそうだ。
 どうしてこんなに淑乃にひっつきたいのか解らない。こいつの柔らかさに身体全部沈めたい、というおかしな欲求が止まらん。
 俺達には本当に服一枚二枚の隙間しかないのに、いくつも いくつもの からっぽが わきあがってくる。
 それは本当に恐ろしかった。
 けれど、どういうわけか、同時にそれが心強くもあった。
 からっぽが怖いから、いつもだったら自分でさえ笑ってしまうような、現実味のない、こんな事をしてしまえたから。
 ……淑乃にだだっ子みたいにひっついて、おしり触る、とか。
 …………冷静に考えるとやらしいな、これ。
 ……………………うん、すっごくやらしいぞコレ。 
 はっと我に返ってしまったらもう駄目だった。全身から血の気が引いたし、どこにどう力を入れたらいいのか全く分からないし、どうやって謝ろうとか、そんな事ばかりが頭をぐるぐる旋回して止まらない。
 「……大?」
 淑乃がふとももを俺の膝の裏で二・三度擦りつける。
 普段、俺に絶対向けないような熱っぽい目で彼女にその仕草をさせた自分がとても恥ずかしいような気がして、うっかりケツを思う存分揉んでた両手を床に突き、腕立て伏せの格好で起き上った。
 起き上がってしまった。
 「……ど、どしたの大……そんな真っ赤な顔して……」
 「〜〜〜〜〜〜〜っ」
 声が出ない。
 汗が浮き、噴き出す。
 ぽたぽた垂れる雫が悲しくて、みっともなくて、腕で鼻から下を隠すように覆った。
 顔の火照りは引かない。
 眩暈もする。
 耳鳴りもする。
 「すっ……すまん……! お、俺……っ! エッチなことしてる……!」
 自分でも何言ってるのか解らん。
 さっぱりだ。
 余りの挙動不審に少し驚いた風な顔をした淑乃は、一呼吸だけおいて自分の両腕をそっと上げ、俺の顔を覆っている腕を解いた。
 そして冷汗でベタベタの俺の頬に指を滑らせて。
 「いいよ」
 と言った。
0187エロモン2012/10/31(水) 22:14:48.75ID:Jy0F8hE0
12
 一枚一枚、交互に服を脱いだ。
 儀式みたいに。
 淑乃がショートパンツのボタンを外してファスナーを下したのと同時にショートパンツが床に音を立てて落ちる。
 ショートカットのお姉さんは、ピンク色のチューブトップの他には何も身に付けていない。
 それが、合図。
 残った理性をかき集めて、再び捨てる、合図。
 「………………淑乃」
 「なに?」
 「好きだ」
 心臓がうるさい。目がちかちかと瞬く。
 ぎこちなく体を進めて、淑乃を壁際に追い詰めてキスをしようとする。すると少し顎を動かしただけで俺の挙動を制し、眉を顰める俺の顔を見た淑乃はにんまりと笑って、後ろ手に部屋の電気を消した。

 あとはただ、もう、ただの、ほんとうに、ただの、セックスをした。
 何度かさっきみたいに両手でおしりを掴んで揉みほぐしたりしたけれど、不思議と今度はあの異常な興奮は感じなかった。
 面白かったよ、淑乃があんまりエッチな声を出すから手で塞いだら『そうしてて』って言われて、ずっと淑乃の口に手を当ててた。ビリビリ震える掌がびしょびしょになって痒くて愉快だった。
 気持ちも良かったし、心が満たされたんだと思う。
 それでも、何故だか「いくつもいくつものからっぽがわきあがる」のは止まらなかった。

 それがすっかり終わって、俺は淑乃が眠るのを見るのに飽きたから、淑乃に背を向けて無理やり眠ろうとした。けれど目が冴えて胸が騒いで眠れない。
 セックスの間、ずっと返事待っていたけれど、結局あれ以上淑乃は何も言わなかった。
 問いかけて無理やり言わせるのも違うような気がしたから、ただ待ってたんだ。
 そろそろ何か言えよ。独り言みたいで嫌なんだけど。
 胸の中だけでそう四度ほど言った。
 五度目を未練たらしく頭の中で言おうとした時、淑乃のうわ言が聞こえ。
 「好きぃ……」
 何度か頭の中で反芻して呆れてムカついた。
 どうしょうもないけど、本当はどうしょうもなくなんかない。
 だから腹が立った。
 何だそれは。
 だったら何故。
 言いたいその先を呑み込んだ。

 俺はこの日、世界って奴に見殺しにされたよーな気がした。
0188エロモン2012/10/31(水) 22:16:01.09ID:Jy0F8hE0
おわりです

丸々半年ほったらかして正直スマンカッタ
0190ネバー2012/11/03(土) 14:00:43.66ID:J+KQpdaH
デジモンもスマブラのWIIU版に
出してもらう様に任天堂の人達にお願いしてほしいのです。
0191主人公×女デジモン2012/11/06(火) 10:46:35.91ID:q9JLLsdR
「選ばれしムスコ」初投稿

 俺の名前は○○(あなたです)!
光が丘を散歩していたら不思議な光に吸い込まれ『デジタルワールド』に来てしまった!
そこにいたゲンナイさん曰くどうやら俺は選ばれしムスコを持つものらしい。
股間に携えた「ナニヴァイス」と「精気」の紋章を駆使して悪に染まったデジモン達を浄化するのが俺の使命だ!
お、さっそく「ナニヴァイス」が反応してるぜ!

俺「出たな!悪に染まりしデジモンめ!」
?「は?キャー、何で全裸なのよ!」
俺「ナニヴァイス、スキャン!」
ナニヴァイス『ピピピ・・・ラーナモン。「水」のヒューマンスピリットから進化するハイブリット体であるデジモン。性感帯は首筋だ!』
ラーナモン「こ、股間がしゃべってる!!」
俺「なるほど首筋か、よし覚悟しろラーナモン!」
ラーナモン「な、なによ!話が全然わからないんだけど!?」
俺「スキあり!」ペロ
ラーナモン「くふぅ!?あんた、いきなり、あん///」ビクゥ
俺「ふふふ、俺の必殺技Prat1『首筋ペロペロ』!」ペロペロ
ラーナモン「ちょ、やめ、う、だめぇ、首ぃなめちゃだめぇ」ビクビク
俺「その身長に合わないおっぱいも触らせてもらうぜ!」ペロペロ モミモミ
ラーナモン「くふぅ!だめぇ、どう、じは、くぅ」
ナニヴァイス『ピピピ・・・今です、パワーを私に!』
俺「いいですとも!ナニメンタルアーーーープ!!」
ズプゥ
ラーナモン「くぅうぅぅぅぅはいったぁぁぁ!!」
俺「すごい!これがナニヴァイスの力・・・」
ナニヴァイス『ピピピ・・・違います、あなたの力です』
俺「よし!ナニヴァイス!このままラーナモンを浄化させるぞ!」
ナニヴァイス『ピピピ・・・ラーサ!』
ラーナモン「ちょっ、まって、あん、はげ、しくしない、でぇ」ハァハァ
俺「さあラーナモン!お前の奥に俺のナニメンタルパワーを注ぐぞ」パンパン
ラーナモン「らめぇらめぇ!」
俺「いくぞうぉぉ!!!」パンパンパン!
ビュルビュルビュルビュル
ラーナモン「だめぇえぇええぇぇえ!」




俺「え?反応はこいつじゃない?」
ナニヴァイス『ピピピ・・・申し訳ありません、反応はもっと先のほうです。』
俺「そうか、まぁそんなこともあるさ!ドンマイドンマイ!」
ラーナモン「ドンマイじゃないわよ!」ドゴォ
俺「くふぅ!?」
ナニヴァイス『ピピピ・・・損傷率60%、被害状況深刻』
ラーナモン「そいつのミスで私の貞操奪われたわけ!?冗談じゃないわよ!」
俺「お、おう、すまんかった、余りに可愛かったんでつい」
ラーナモン「ハァ!?か、かわ///」カァ
ナニヴァイス『ピピピ・・・反応キャッチ、東方2km』
俺「何!?わかったいくぜ」ダッ
ラーナモン「あ、ちょっと待ちなさいよぉ!責任とれー!!」ダッ

『ラーナモンが仲間になった』

続く
0193クロキ2012/11/10(土) 16:24:08.23ID:CMMp0LAw
>>>191半端ねぇ・・・、やばすぎるぜ、最高だ!!続きを早く書いてくれ!!めっちゃ気になる!!
0194カリウ2012/11/11(日) 16:44:11.80ID:q99uf1ko
デジモンとクレヨンしんちゃんを混ぜたカラー漫画も
漫画家のCLAMPに近いアニメ絵で書いて
ユーチューブに入れてほしい。
0195「選ばれしムスコ」・22012/11/12(月) 11:32:32.71ID:T5DHlJm5
 俺の名前は○○(あなたです)!
光が丘を散歩していたら不思議な光に吸い込まれ『デジタルワールド』に来てしまった!
股間に携えた「ナニヴァイス」と「精気」の紋章を駆使して悪に染まったデジモン達を浄化するのが俺の使命だ!
前回はやる気満々で駆け出した俺の目の前にラーナモンが現れ、ついやっちゃった流れで仲間になった。
そして「ナニヴァイス」の反応を元に俺達は『ぜっぺきバレー』に辿り着いた。

♪〜「Butter Fly.Nani.ver」〜♪

ラーナモン「ねぇ、いつまで歩くのよ?」ハァハァ
俺「どうした?おっぱいおっきいのにだらしないな」
ラーナモン「おっぱいは関係ないでしょ!?」
ナニヴァイス『ピピピ・・・マスター、反応は山頂から動きません。』
俺「そうか、引き続き監視を頼む」
ナニヴァイス『ピピピ・・・GIG!』
ラーナモン「・・・ねぇ」
俺「なんだ?」
ラーナモン「それ苦しくないの?」
俺「それ?」ビンビン
ラーナモン「それよ!それ!///」
俺「あぁ?ナニヴァイスのことか。まぁやりたい気持ちはあるけど、今は反応を目指さなきゃね。」ビンビン
ラーナモン「ふ〜ん、そ、それじゃあ、休憩がてら?一回してあげても―」テレテレ
ナニヴァイス『ピピピ・・・反応急接近!!パターン青!』
俺「来たか!?」
0196「選ばれしムスコ」・22012/11/12(月) 11:33:29.29ID:T5DHlJm5
?「ハーッハハハハ!」
ラーナモン「あいつは!?」
俺「ナニヴァイス、スキャン!」
ナニヴァイス『ピピピ・・・レディーデビモン。完全体の女性系墮天使デジモン。性感帯は鎖骨だ!』
レディーデビモン「ククク、貴様か我らの邪魔をする人間とは!」
俺「ああ、そうだ!だからやらせろ!」
ラーナモン「直球!?」
レディーデビモン「ふん、完全体である私を目の前に、恐怖より性欲が勝るとは、愚かな人間ね。」
俺「たとえお前らの心が暗黒の闇に染まっていたとしても、俺のナニヴァイスが折れない限り、俺はあきらめない!」ビシッ
ラーナモン「格好いい事いってるつもりだけど、あんた全裸だからね。」
レディーデビモン「・・・・・・かっこいい///」
ラーナモン「えぇ!?」
俺「今だ!」バッ
レディーデビモン「しまっ!?」
俺「俺の必殺技Prat2『鎖骨しゃぶり』!」ジュルジュル
レディーデビモン「ふわぁ!そんな大胆に!う、あぁ」ビクゥビクゥ
俺「さっきまでの威勢はどうした!服の上からでも分かるくらい濡れてるぜ」ジュルジュル
レディーデビモン「く、調子に、ふぅん!だめぇ、もう鎖骨舐めないでぇ!」ビクゥビクゥ
俺「いくぜ、ナニヴァイス!ナニメンタルアーーーープ!!」
ナニヴァイス『ピピピ・・・レディ!!』
ズプゥ
レディーデビモン「くぅぅうぅ!」
俺「さすが完全体!気を抜いたらこっちがやられそうだ!」パンパン!
ラーナモン(いいなぁ・・・ハッ、やだ私ったら何考えてるのよ///)
レディーデビモン「う、う、私を、倒したところで、この先には、ふぅ、地獄が待ってるだけよ!」
俺「だったらその地獄を快感に変えてやる!いくぜ、うぉぉぉお」パンパンパンパン!
ビュルビュルビュルビュル
レディーデビモン「あぁぁぁぁぁぁあぁ!!」(なにこれ・・・進化の光・・・?)




俺「なるほど、『だれかに』暗黒の力を埋め込まれたと」
レディーデビモン「ええ、黒い影が急に降りてきて、気付いたら私は闇に染まっていたの」
俺「影か・・・ナニヴァイス、反応はどうだ?」
ナニヴァイス「ピピピ・・・『むしむしジャングル』に反応有り。」
俺「『むしむしジャングル』か、よし行くか?」
レディーデビモン「あ、そうだこれ持っていって。」
俺「ん、何だこれ?」
レディーデビモン「私のデジコードよ。したくなったらいつでも呼んで、その娘より何倍も気持ちよくしてアゲル♪」
ラーナモン「はぁ!?別に私は―」
俺「わかった、そんじゃありがとうな」
レディーデビモン「フフフ、じゃあね♪」

『レディーデビモンのデジコードを手に入れた』
0197クロキ2012/11/13(火) 16:34:37.48ID:tefDbc1l
あかん・・・、見てたら勃起してきた、その調子で続きを頼む!!
0198名無しさん@ピンキー2012/11/14(水) 12:15:36.89ID:zewcLH/X
誰か書いてくれんかな?メルヴァモンとリリスモンの
ペニバン無しのレズ百合も?
0199クロキ2012/11/14(水) 23:08:08.47ID:yEkfIglR
>>>198
お前が書けばいいじゃん、めんどくさいなら、言うなよ
0201クロキ2012/11/16(金) 17:08:49.51ID:H3heRvQa
どうでもいいこと 笑
0203選ばれしムスコ・32012/11/20(火) 17:40:10.00ID:wE88Fcv/
 俺の名前は○○(あなたです)!
光が丘を散歩していたら不思議な光に吸い込まれ『デジタルワールド』に来てしまった!
股間に携えた「ナニヴァイス」と「精気」の紋章を駆使して悪に染まったデジモン達を浄化するのが俺の使命だ!
『ぜっぺきバレー』に辿り着いた俺達の前に闇に染まったレディーデビモンが現れた。
なんとか浄化できた俺達は次に『むしむしジャングル』へと向かった。

♪〜「ターゲット〜白い衝撃〜」〜♪

俺「さすがに裸で森の中を歩くのは抵抗があるなぁ」
ラーナモン「ねぇ本当にここ通るの?」
俺「当たり前だろ?」
ラーナモン「ハァ・・・こんなところあいつに見られたらどうすんのよ。」
俺「あいつ?」
?「誰のことかしらね?」
ラーナモン「げぇ!?フェアリモン!」
フェアリモン「プププ、珍しいデジモンが歩いてると思ったら、裸の人間と歩いてるなんてねぇ〜?」
ラーナモン「う・・うるさい///」
俺「なんだラーナモン、知り合いか?」
ラーナモン「幼馴染よ!むかつく奴だけどね!」
フェアリモン「幼馴染で〜す♪、あなたは誰?」
俺「あぁ俺は―」




フェアリモン「ふぅん、闇に染まったデジモンを浄化する旅ねぇ」
ラーナモン「そう、最近このジャングルで変わったこと無い?」
フェアリモン「変わったことねぇ〜、あ!」
俺「なにか、わかったのか?」
フェアリモン「いや、最近っていったらティンカーモンを見かけないの」
俺「ティンカーモン?」
ラーナモン「妖精型のデジモンよ、もしかしたら闇に染まっている可能性は高いわね。」
ナニヴァイス『ピピピ・・・さすがマスターのサーヴァント、ラーナモン様。』
ラーナモン「誰がサーヴァントよ///!」
フェアリモン「え、違うの?」
ラーナモン「ば、バカそんなわけ無いでしょ///!」
俺「ナニヴァイス、ティンカーモンの場所分かるか?」
ナニヴァイス『ピピピ・・・申し訳ありませんマスター、密集ジャングルでの索敵は不可能です。』
フェアリモン「じゃあ私がティンカーモンの住処まで案内してあげる♪」ムギュ
俺「お、おう!?」
ラーナモン「ちょ、何やってんのよ!」
フェアリモン「え〜腕組んでるだけじゃない♪」ムギュ〜
俺「さ、さぁいこうぜ」
フェアリモン「そうね♪」
ラーナモン(何よ、デレデレしちゃって!)
0204選ばれしムスコ・32012/11/20(火) 17:41:30.22ID:wE88Fcv/
フェアリモン「もうすぐティンカーモンの住処よ」
俺「はぁはぁ、随分歩いたなヘトヘトだよ」
ラーナモン「そりゃ腕組んで歩いてたら疲れるに決まってるじゃない。」ボソ
俺「ん、なにかいった?」
ラーナモン「なんでもないですぅー!」
フェアリモン「はーい、到着ぅ〜♪」
俺「随分開けた場所に着いたな。」
ラーナモン「確かにティンカーモンの気配がしないわね、他のデジモンもいないみたい。」
俺「そういえば道中も他のデジモンに会ってないな。」
フェアリモン「当たり前よ、みんなあたしが消したんだから♪」
俺&ラーナモン「え?」
ナニヴァイス『ピピピ・・・フェアリモンから闇エネルギー反応増大!今までで一番高い数値が出ています!』
フェアリモン「フェアリモン!スライドエヴォリューション!!」ゴォォォ
ラーナモン「スライドエヴォリューション、まさか!?」
?「そう、これがビーストスピリット『シューツモン』の力よ!」バサァァ
ラーナモン「嘘でしょ!?なんでビーストスピリットがあるのよ!」
シューツモン「ある『お方』から頂いたのよ、やっぱりこの力はすごいわ!」
俺「くそ!ナニヴァイススキャン!」
ナニヴァイス『ピピピ・・・シューツモン、ハイブリッド体の鳥人型デジモン、性感帯はアナルだ!』
俺「よし、いくぜ!」
シューツモン「ふん、いくら弱点が分かったとしてもこのスピードの前には手も足も出まい」シュン
俺「消えた!?」
シューツモン「しかも長距離の移動で疲労困憊、あなたに勝ち目なんて無いのよ!」ブン
俺「くぅ!」ドガ
シューツモン「とどめよ!」ガァ
ラーナモン「危ない!!」ダッ
ドガァ
ラーナモン「かはっ」
俺「ラーナモン!!」
シューツモン「まずは一匹。」
俺「ラーナモン!おい!馬鹿やろう!無茶しやがって」
ラーナモン「ふふ・・・ごめんね、私もうダメみたい・・・」
俺「喋るな!くそ、どうすれば・・・!」
ギュ
俺「!?」
ラーナモン「・・・お願い!あの子を・・助けてあげて・・・」ガク
俺「ラーナモン!くぅ!」
シューツモン「ヒハハハハハ!次はお前だ人間!」
俺「・・・ゆ”る”さ”ん”!!」
0205選ばれしムスコ・32012/11/20(火) 17:45:00.14ID:wE88Fcv/
俺「うぉおおおおおおお!」
ピカァァァァァァァ
ナニヴァイス『ピピピ・・・ナニメンタルパワー出力上昇、100・・200・・・300!まだ上がる!』
シューツモン「な、なんだ!?」
ボォォォン
シューツモン「くっ何が起きた!?何だあの股間の輝きは!?」
俺「・・・なんだ?性欲が身体の底から湧き上がる感じだ。」
?『精気の紋章がお前に力を貸した様だな。』
俺「ナニヴァイス!?・・・いや誰だ?」
?「今は言えぬ、だが時が来たときお前に力を貸そう。今はやるべきことをやるのだ!」
シューツモン「ゴタゴタと!死ねぇ!!」バァ
俺「ちぃ!食らえ『カウパフォース(顔射)』!!!」
ビュルルル
シューツモン「ふん、そんな攻撃避けるまでも無い!」
ビチャ
シューツモン「終わりだぁ!!」バァ
俺「くそ、だめか!」
ドクン
シューツモン「くはぁ!?」バタン
俺「なんだ!?」
?「精気の紋章を発揮したお前の精液は、即効性の超媚薬効果を発揮するのだ。」
シューツモン「ふ、ふざけるな!こ、の程度の快感に、ぃぃぃぃい!!?」ビクンビクン
?「この力は究極体にも相対できるほどの力だ。ハイブリット体であるシューツモンでは、動くだけで絶頂を迎えるだろう。」
俺「す、すげぇ」
?「さあ浄化するのだ。」
俺「わかった。」
シューツモン「や、やめろ来るな!身体が、うごかないぃぃ!」ピクピク
俺「うぉおぉ!ハイパーナニメンタルアーップ!」
ズプゥ
シューツモン「くぉぉおぉ、お尻にぃ!?入ってるぅ!?」ビクンビクン
俺「すごい!わかるぞ!シューツモンの感覚、まるで手に取るようにわかる!」パンパン
シューツモン「あぁ、ぁあ、しゅごいぃ!だめぇ、らめぇ、よすぎぃ!!」
俺「その闇に染まった心、俺の精液で浄化するぞ!うぉぉぉ」パンパンパンパン!
ビュルビュルビュルビュル
シューツモン「くぅぅぅぅぅぅぅぅぅうぅぅうぅ!!」




俺「まだだ、まだ収まらないぜ!!」パンパンパン!
フェアリモン「もぉうだめぇ、もどったからぁ、もぅはいらないぃ!」
俺「10回目だ、うぉぉぉぉぉ!!」パンパンパンパン!
フェアリモン「ふぎぃぃぃいぃぃいぃ!!」
ラーナモン「なにしとんじゃぁー!!!」ドゴォ!!
俺「おふぅぅ!?」
ナニヴァイス『ピピピ・・・ナニメンタルパワー低下、損傷率80%危険領域。』
俺「お、おぉう、ラーナモン生きてたのか。」
ラーナモン「当たり前でしょ、まぁ気絶はしたけどね。」
俺「そ、そうか、今度は俺が限界・・・だ」ガクッ
ラーナモン「え!?ちょっとあんたどうしたの!?」
フェアリモン「もー、ラーナモン強気蹴りすぎよ。」
ラーナモン「それもそうだけどナニヴァイスが縮んでるの!こんなこと無かったのに!」
フェアリモン「え?あらほんとかわいい♪」
ラーナモン「一回ゲンナイさんの所に連れて行ったほうが良いわね、手伝って。」
フェアリモン「え〜ちょっとシャワー浴びさせてぇ、ほらぬるぬる〜♪」
ラーナモン「あぁもう分かったから、早くしなさいよ!」
フェアリモン「りょ〜かい♪」


『フェアリモンが仲間になった』
0206名無しさん@ピンキー2012/11/25(日) 13:43:49.16ID:+eiZe7We
>>188

マサルヨシノはデジモンで一番好きなCPだから嬉しかったよー。待ってました!
ガンガン腰振る大も見たかったが、雰囲気エロくて良かったよ
0207名無しさん@ピンキー2012/11/26(月) 05:16:17.35ID:26xLirp8
>>206
おお、読んでる人がいた!ありがとう!
ガンガン腰振る元気な大……俺が見たいわ!
健全なエロス書けるようになりたいなぁ……
0208名無しさん@ピンキー2012/11/27(火) 18:39:00.76ID:/1o5PgaE
>>188
にやけました。にやけました。大事な事なので二度言いました。
前にも作品を拝見した事があるのですが、新作(?)が見られて嬉しかったです!
0209エロ少年2012/11/28(水) 23:57:03.12ID:dYM3GA4c
ちょいとエロ小説を書いてみた、リュウデジだが、メスなのでよろしく、
タッ、タッ、タッ、
???「ハァハァ・・・」
「いたぞー!!奴だー!!」
???「おらぁ!!」スモークグレネード!!
俺の名は敬太、ある日突然、デジタルワールドにいってしまい、コマンドラモン隊アルファブラボーに追いかけられていた、一時間後・・・
敬太「クッ・・・」パタリ、
すると誰かが近づく、
???「大丈夫?」
敬太「・・・」気絶中、
ズルズル、
〜病室〜
敬太「う〜ん・・・はっ!?」ガバッ、
???「あ、気が付いたんだね!!」
リュウデジモンが敬太に近づく、
敬太「ここは?」
???「ここは、エンジェウーモンの病院だよ、あぁ、自己紹介するね、」
敬太「俺の名は、敬太、」
???「僕はブイモン、メスなんだ!」
敬太「えっ?、リュウはオスだけじゃないのか?」
ブイモン「ほとんどは、オスだけどね、メス系は少ないんだ、」
敬太「ふ〜ん、」
ブイモン「敬太はなんでこの世界に来たの?」
敬太「・・・」
ブイモン「あのさ、外に行こうよ!!」
敬太「えっ!?ダルイから行かない後疲れた〜」
ブイモン「なら、僕が疲れを癒してあげる・・・」
敬太「えっ?」 
0210エロ少年2012/11/29(木) 16:44:54.54ID:xTVe4OaG
つづき、敬太はオリジナルキャラです、
敬太「えっ?」
ブイモン「いいから・・・」
ブイモンは、敬太のズボンを下げてパンツも下げる、
敬太「ブ、ブイモン、ダメェ〜!!」
敬太のチンコはまるで大人のような大きさだった、
ブイモン「(これが、敬太のおちんちん・・・)敬太、ちんちん進化ァ〜!!」ブイモンはそれを口にほおばる、
敬太「あぁ!?、うっ・・・あん・・・、」
ブイモン「敬太ァ〜気持ち良いかぁ?」チュパチュパ、
敬太「うん・・・気持ちいい、もっと激しくしてくれ・・・!!」
ブイモン「わかった・・・」チュパチュパ、
ブイモンは激しくする、
チュッチュッ、クチュチュパ、
敬太「いっ、いっちゃうよ、ブ、ブイモォ〜ン!!」
ブイモン「ばひていいよ!!(だしていいよ!!)」
敬太「うっ、」
ドビュルルルルルルル!!!!
ブイモン「っ!!・・・」
敬太「はぁ・・・はぁ・・・、」
ブイモン「どう?」
敬太「ありがとう、じゃあ、行こうか、」
ブイモン「うん!!」コクン敬太「あのさ、ブイモン」
ブイモン「ん、なぁに?、」
敬太「お前ってさ、俺のパートナーだよな?」
ブイモン「えっ、違うけど・・・」
敬太「そうか・・・」
続く、
0211クロキ2012/11/29(木) 18:50:24.55ID:xTVe4OaG
みんなは何も言うな、
絶対にな、(やれやれ、エロパロの特殊部隊とは疲れるもんだ)
さて、エロ少年、新しいケモホモを作ったからそこで書け、       
0212L2012/11/29(木) 19:54:18.33ID:qdaKHhTb
初投稿なので…多めに見てください(汗)
あんましエロくないです(この辺が限界でした)
要望があれば(大が)頑張る!…かもしれません

トーマ視点
大×淑乃(not恋愛)

*

午後の七時ぐらいの事で、DATSの司令室で僕と、淑乃さんと、白川さん黒崎さんで電子画面を覗き込んでいた。
デジモン感知のプログラムに少しバグが生じてしまったらしく、みんなで紙面に印刷してあったデータと、書き換えられてしまったデータとを見比べたり、あーでもないこーでもないと騒いだりしながら仲良くやっていた。
パソコンは御手上げ、の様子だった大は早々に退室して、何処かで暇を潰していると見えた。
不具合を見つけ出し、それからあれこれと作業を進めること数時間。
やっと修正が完了し、拍手が沸き起こった直後が、まさに今だった。残業にしては少し遅すぎる、十一時半。
作業が終わるのを見計らっていたかのように、司令室の自動ドアが開いて、大がふらりと入ってきた。
思えば、あの時から大の様子が少し可笑しかったのかもしれない。
あんたまだ帰ってなかったのー、と淑乃さんが批判的に口を開こうとしたのと同時に、デジモンがいることを知らせる警報音をけたたましく作動した。
あ、よかった、プログラムは正常に作動するようですね、と、この、言い様もない滑稽な気分を頭から振り払いながらデジモンの出現位置を二人のオペレーターさん方に確認した。
そして、一斉に視線が大に集まった。
……………またコイツがやらかしたのか。
「あんたねぇ!何回デジモン釣ってくれば気が済むのよっ!」
僕達の意見を代表するように、そして行き場のないうんざりをやや理不尽にぶつけるように淑乃さんがずかずかと大に近づいていった。
それが、彼女の運のつきだった。
「きゃっ」
大が、真っ直ぐ歩いて来た淑乃さんを急に両脇から抱え込んで、引き寄せたのだった。
つまり、有無を言わせない力で抱き寄せた。
そしてそのまま、ちょっと何すんのよ、と、猛抗議しようと口を開けた淑乃さんの、口を塞いだ。口で。
んんん、とくぐもった声が聞こえる中、僕と、残された女性陣はあんぐり口を開けてしまった。
びくん、と一回、淑乃さんの身体が揺れたから、大方、大が舌でも絡めたんだろうと想像できた。
大と比べるとどうしてもか細いとしか言えない腕が必死に襲いかかる青のジャケットを押したり叩いたり引っ掻いたりしたが、抵抗にすらなっていないご様子。
ちゃりちゃりと二人の制服の金具が刷れ合う音。
みるみる真っ赤に染まっていく、淑乃さんの頬。
だのに、かなり平然と押している大。
……嫌なら噛んでやればいいんですよ、淑乃さん。そいつが痛みを感じる程度の自我を残していればの話ですが。
大がやっと口を離したところ、銀色の糸がひいて、あれだ、卑猥だった。
そう、見ている此方の顔も熱く火照るのだが、どういう訳か身体の先は妙に冷えていて、全く動かなかった。
つまり、目が逸らせなかった。
ララモンを筆頭とするデジモン勢がメンテナンスの為にこの場に居合わせなかったのは不幸な事だ。
ちなみに頼りになる成人女性の方々は互いの目を覆い隠しながら、互いの指の隙間からこの謎のシチュエーションを凝視していた。
……塞ぐなら未成年の僕のピュアな目ではないのですか。
「ななななにすんのよバカっ!……ひっ」
罵倒をものともせず大は、頭を淑乃さんの肩と首の間に埋めて甘噛みしたと見えた。
ショートカットの赤い茶髪が揺れて、哀れなお姉さんは狼から逃れようとぐるりと方向を変えた。
が、背中から捉えられるだけとなり、彼女にとって有利になる事は何一つなかった。
いや、むしろ、
「あ……ふぇ、やっぁ」
耳にかぶりつかれ、熱っぽい涙目を僕らの方にさらす事になり、マイナスしかなかったと思う。
0213L2012/11/29(木) 19:56:57.76ID:qdaKHhTb
いちいち淑乃さんが、反応してしまっているのが、大変エロいと思いました。
俗に言う「感度がいい」というのは、貴女みたいな人の事を言うのでしょうか。
それは経験豊富だからですか。それとも、経験皆無で耐性がないからですか。
すすすっ、と、桃色の舌が白い淑乃さんの首筋に沿ってゆっくりと下っていく。制服の襟を押しのけて、下へ、下へ。
人目(僕達)があるからか、必死に息を押し殺し、尚かつ逃れようともがき続ける淑乃さん。手足が震えていて、頬が、ピンクを遥かに通り越して真っ赤で、喉の辺りがひくひく動いていた。ぎゅっと噛んでいるけどたまに声が漏れてしまう唇が、妙に艶っぽい。
……こんなにじっくりと観察してしまう自分が恨めしい。
「あっ…ちょっやめ、てぇ……やっ」
もぞもぞとイヤラしい音がして、大の両手が、白とピンクのジャケットの中に侵入して行った。
それから、間髪を入れずに、最初は、ゆっくりと揉み下すらしい、動き。
真っ直ぐスパッツをまくり上げてその中に手を突っ込まなかっただけ偉いというべきなのか。
しかし、体のラインがばっちりわかってしまうスパッツ地の制服だったら、上からも何も関係がないような気がする。
となると、問題なのは下着だけかもしれない。だが下着にしたって、この制服では、それこそ下着のラインが浮かび上がらないようなものを選択するしかないのではないだろうか。
と、なると、必然的にパッド入りのもの等は避けられる筈だから…
横目でモノクロのお姉さん方を覗き見ると、二人の口の開け方から、僕の予想はかなり正しいらしい。
………そんな事まで想像してしまう自分が、やっぱり恨めしい。
それにしても。
肌をさらされるよりは余程マシだとしても、はっきりと分かる形で、尚且つ直接は見えないように…その、胸を、…揉まれるのも相当恥ずかしいのでは。
少なくとも、見ているこっちもなんだか無駄に、こう、
はっきりと晒されていた方が、目も逸らし易い、と言いますか、
「だれ、か、ぁ……た、すけ…やぁああっ」
大の右手が、淑乃さんのベルトを押しのけて、制服の下の方に、つまり、足の間に這って行った。
それが目的地に到達するまでは、どこで習得した技なのか、かなり早かったが、一度到達した後はゆっくり、ゆっくりとなぞっているようで、
「ふざけなぁ、ぁ…ぃ、ぁぁ……やぁっ…や、あぁっうぅあ、やっ」
繰り返すが、はっきりとボディラインがわかってしまうような、ぴったりとした制服だから、大がどんな手つきをしているのかも僕たちには丸わかりなわけで。
ポロポロと、淑乃さんの目から雫が転がり落ちるのを、本当に、大は全く気にしない。気にしないで、やわらかそうなあっちとこっちに指を埋めて、舌は、もう一度、耳に。
びくんびくんと、淑乃さんの体が揺れる。押し殺しているが、甲高い、胸の奥をくすぐらせる声が漏れる。その声が段々、徐々に、甘く、高く、泣きそうな声に近くなっていく。
もう、泣いてはいるんですけどね。
どこまで耐えられるんだろう、などとのんびりと想像はしてなくて、何とかしてやりたいとは思いつつも、
やっぱり、内心では興味深く思って見てしまっていた、
そんな僕に報いが来たのか、
「た、すけ…と、トーマぁ…あっ…ふぇぅぅ…」
台詞だけ録音して聞いたら、とても、強烈な言葉が聞こえて来て、
ついに名指しのヘルプが発信されたのだが、
何故僕をチョイスしたんですか。せめて白川さんか黒崎さんのどっちかにしてくださいよ。頼りになる(?)大人のお姉さん方でしょうが!
と、内心、激しい突っ込みを入れてしまった。
がくり、と、力が抜けて座り込みそうになる淑乃さんを、大はその強靭な肉体で片腕でしっかり抱えたまま倒れ込む事を許させず、むしろより早く指を動かした。
特に、利き手の方。足の間。より、淑乃さんが反応してる方。
甘い、それでいて刺激的な、声にならない声が、静まり帰った室内に一頻り響き渡る。
普段はどちらかと言えば淑乃さんの方が優勢であるのに、それがすっかり逆転してしまっているのが現状と言えよう。
デジモンに意識を半分乗っ取られているらしいとは言え、大の(イヤらしい)手によって可愛く喘がされていると思うと、かなり不思議なものがある。
「あの…白川さん、黒崎さん……………デジモンの解析はできました?」
「「今やってます」」
「……はい」
もっとも、僕からしたら、普段からも淑乃さんは女性として十分に魅力的ではあるのだが。ただ、やはり、いつもと全く違う表情を惜しげもなく披露せざるを得ない状況になっていること。それから、それをさせているのが、他でもない大だということ。
大が後で知ったら、どうなるのやら。
0214L2012/11/29(木) 19:58:53.47ID:qdaKHhTb
以上。すんません
0215クロキ2012/11/29(木) 21:49:15.08ID:xTVe4OaG
L、アンタがやれるとこまで行ってこい、大目にみてやっから!!
0216名無しさん@ピンキー2012/12/01(土) 01:35:55.37ID:zJBqPmRs
女性型ならなんでも良いのか?
でも性格はそれぞれだからね…………。
エンジェウーモンだけでも結構あるよ?
作品によって多少違いがあるようですね。
0217クロキ2012/12/02(日) 15:16:08.71ID:D5Qxh0c9
たぶんマニア的な事を書きたかったんだろ、それか、新スレを作るのがめんどくさいか、だな、
0218クロキ2012/12/09(日) 21:45:47.42ID:JzBHl70Z
はぁ〜新しい書き込みねぇなぁ〜
0219名無しさん@ピンキー2012/12/16(日) 17:54:35.70ID:SQlBosTZ
デジモンワールド Re:Digitize外伝〜狙われた男子たち〜
ストーリー
見事世界を救った主人公。 しかしまた新たな(自分自身に)危機が!?
アキホ&ミレイに一通のメールが「お前たちの大好きな主人公(もちろん童貞も♪)は戴いた!! ざまぁ〜みろ!! 今から私は主人公とベットインをするから邪魔すんな!! by最強の美女リリスモン」
た、大変だ!? 主人公がリリスモンに誘拐された!! リリスモンの魔の手から主人公を救え!!

登場キャラクター
主人公:名前は自由な自転車とデジモン大好き少年。 何か世界を救うよ。
ニコライ•ペトロフ:主人公の親友にしてライバルな少年でメガネ。 単純な性格である
鈴童アキホ:元気で好奇心旺盛、「楽しければデジモンじゃないじゃん」的な性格の女の子でピンク頭。 頭の中もピンク色
御神楽ミレイ:クールな見かけとは裏腹に意外と熱血な性格のおっぱいメガネの女の子。 主人公の童貞を頂こうと猛烈アタック中。
久我ユウヤ:主人公の少し年下らしき少年。 強さは本物だが髪型が変。

システム
アキホとミレイを操作して迫り来るデジモンをやっつけろ!! 男性型デジモンには性交で迎え撃ち、女性型デジモンにはオナニー対決で迎え撃て!!
エンジェウーモンとレディーデビモンももちろん操作可能!!
装備アイテム機能搭載!! 装備によって服装が変わるぞ!! 武器でデジモンを殴り飛ばす事も可能!!
0221クロキ2013/01/19(土) 16:09:33.63ID:dAXn/iX6
地味だ
0222名無しさん@ピンキー2013/02/03(日) 12:00:40.57ID:BugnZB+s
ヒカリヤンデレのヒカ太と、大輔と京のラブ話。どちらを読みたい?
0223名無しさん@ピンキー2013/02/03(日) 13:56:02.14ID:BugnZB+s
書けるもんの一応のあらすじ。
ヤンデレヒカリ…クリスマス騒動の後日談。空ざまぁ。大輔かわいいよ大輔。
また啓人くんね…浅沼先生、ショタはヤヴァイですよ
他。啓留、大京、光ミミ。以上。
0225『これもひとつの結末』2013/02/04(月) 00:24:17.45ID:5avRqNDG
ヤマトとホテルを出る。
「ごめんな、空。初めてじゃなくて……」
「…………」
「ただ、本当に好きだと思って抱いた女は、お前が初めてだ。」
今日。私はヤマトに抱かれた。ヤマトは大方の予想通り、初めてではなかった。
浮かない気持ちで街を歩いていると、太一に出会った。
「よう。」
「太一……」
太一は、どこか吹っ切れた表情をしている。
「あんな幸せそうなヤマト、初めて見たぜ。」
何があったんだろうか。太一は嬉しそうに笑っている。
「……俺もお前が好きだったんだが、これで踏ん切りがついたよ。」
…………え?太一は、私に極上の笑顔を見せた。
「じゃあな、空。」
太一はそう言うと手を振り去っていく。
「……じゃあな、って……笑顔で言わないでよ……」

団地に差し掛かる頃、ヒカリちゃんが私に笑顔を向けた。
「ありがとうございました。」
……?何故お礼を言われるのか、理解できない。ヒカリちゃんは私を相当に嫌っていたと思うのだが。

翌日、私は光子郎くんに呼び出された。
「……困った事になりまして。」
光子郎くんは、そう言うと一枚のDVDを渡す。
「ヒカリさんの趣味が、デジカメという事はご存知ですよね?
こちらに記録されたものを御覧下さい。ヒカリさんが空さんに見せろ、と言って聞きませんでね。」
光子郎くんは、DVDをPCにセットした。
「ビデオ機能を使ってある…太一さんの記録です。…僕は胸が悪くなって途中で切りましたが、あなたは最期まで見る義務があります。御覧下さい。」
0226『これもひとつの結末』2013/02/04(月) 00:45:33.15ID:5avRqNDG
太一の家のリビング。太一が泣いている。
『お兄ちゃん。』
ヒカリちゃんが、太一に声をかけ……その背を抱く。
『辛かったよね。……ヒカリは、お兄ちゃんの辛さを皆知ってるから。』
ヒカリちゃんの表情は、例えようなく怖かった。そう。蜘蛛が獲物をがんじがらめにするような表情……
『すまんな、ヒカリ……弱い兄ちゃんですまない……』
クリスマスの後だろうか。これ見よがしなサンタが画面端に見える。
ビデオは、太一がどんどんヒカリちゃんに心を寄せていく光景が写っていた。
ディアボロモンとの戦いのあと、お花見をした時、太一とヒカリちゃんが片付けをしたが……
『……やっぱり負けたな。ヤマトを信じきれなかったよ……』
『お兄ちゃん……』
太一の背を抱くヒカリちゃん。ヒカリちゃんは……口の端を持ち上げている。
『空にしても……。俺は何やっていたんだろうな。』
『お兄ちゃんは、悪くないよ!あんな状況の後で、二人を信じられないのは無理ない!』
太一が見せる弱さ。それをヒカリちゃんが肯定する。……ヒカリちゃんは、太一を……
…………吐き気がした。
太一は、ヒカリちゃんを抱く。そして。
『ヒカリは優しいな……』
そう言うと……ヒカリちゃんにキスをした。
「…………!」
胸が悪くなり、そこでDVDを止めようとしたが、光子郎くんに止められる。
ヒカリちゃんの狙いは明白だ。私達の進行に併せ、太一を次第にモノにしていく。
そこに善悪はない。太一を救いようなく傷付けようが、太一を手に入れる。それが目的だ。
0227『これもひとつの結末』2013/02/04(月) 01:33:27.74ID:5avRqNDG
胸がむかつく記録……。
ヒカリちゃんの表情は、全て悪意に満ちている。
太一への悪意ではない。私達に向けた悪意だ。
そして……日付は昨日。
ヒカリちゃんはビデオに語りかけた。
『お気に召して頂けていますか?……空さん。』
恐ろしく悪意に満ちた声色。そして目の光だ。
『初体験おめでとうございます。同日にお兄ちゃんも初体験しますが。
相手はあなたでなく、私ですけど。』
私は立ち上がり、走り出そうとした。しかし、光子郎くんに止められる。
『お兄ちゃんをフッてくれてありがとうございました。ネタバラシしときますね。
ヤマトさんを頂いたのは、ジュンさん。ヤマトさんのジュンさんへの嫌がり方が異常だったでしょ?つまりはそういう事です。
あと。あなたはお兄ちゃんに嫌われるのが怖くてヤマトさんに行きましたよね?』
ヒカリちゃんの言葉が胸を抉る。
『嫌われはしないでしょうが……これから好かれもしないでしょうね。ふふ。』
ヒカリちゃんは、カメラを置いてベッドに向かう。
太一が半裸でベッドに来た。
『……いいのか?ヒカリ……』
『うん……』
「やめて……!」
太一がヒカリちゃんにキスをする。次第に深く、舌を絡め合う……
銀糸が二人の間に伝い、ヒカリちゃんは太一に言った。
『ヒカリは、お兄ちゃんの為なら何でもするよ?……あの女みたいに、お兄ちゃんを傷付けない。
あの男みたいに、お兄ちゃんを裏切らない。』
太一は……ヒカリちゃんを強く抱き締める。
『俺には……ヒカリしかいない。』
『……光子郎さんや、丈さん、ミミさんにタケルくん、大輔くん達だっている……。お兄ちゃんは一人きりじゃないわ……』
『ああ……そうだな……』
0228『これもひとつの結末』2013/02/04(月) 03:41:52.29ID:5avRqNDG
ヒカリちゃんが言った『信じられる人間』。そこに私達はカウントされず……
太一も否定しなかった。
『俺は……何をやっていたんだろう……。』
太一がヒカリちゃんを抱く。
『……これからやり直していけばいい。ヒカリはお兄ちゃんの側にずっといるから。』
ヒカリちゃんの言葉に、太一は頷くとまた深く口付けた。
『ヒカリ……』
太一がヒカリちゃんの胸をさわる。まだ未発達な蕾を、太一は愛しそうに撫で…ヒカリちゃんは幸せそうに身を任せる。
いや、幸せなのだろう。
何故なら。彼女は自分が心の奥底から想った男性に抱かれているのだから。
太一がヒカリちゃんの秘裂に手を伸ばす。ヒカリちゃんは歓喜の声を上げ……淫らな水音を響かせた。
『うわ……すげぇ……』
『お兄……ちゃんッ!』
ヒカリちゃんは太一にしがみついた。太一は優しくヒカリちゃんを包み……指の速度を上げる。
『きゃふうぅんっ!』
見てられない……。何故、どうしてこうなった?私は何度も自問自答した。
『あ、ああっ!痛いっ!』
苦悶の叫びを上げるヒカリちゃん……太一のものを受け入れたのだろう。
光子郎くんは、目をそらしている。
『ヒカリ!大丈夫か!』
『平気……ッ!』
太一がヒカリちゃんの頭を撫でる。
『ごめんな……もう出ちまう……』
『そのまま……』
……終わったらしい。太一は大きく息をつくと、そのまま横になった。
『悪いな、ヒカリ……痛いだけだったろ?』
『いいの……。お兄ちゃんも初めてだったんだよね?』
『まぁな……だせぇけどよ。』
『うふふ……ヒカリがもらっちゃったね。』
睦み合う二人を、私は打ちひしがれながら見ていた。
『お兄ちゃん……好き……』
『俺もだ。ヒカリ……』
0229『これもひとつの結末』2013/02/04(月) 04:21:07.10ID:5avRqNDG
『これからどうする?』
『さぁな。』
『ヤマトさん達は?』
『……わからん。ただ、お前のおかげで完全に吹っ切れた。』
『うふふ……』
『とりあえずシャワー浴びてくる。ヒカリも洋服着てろよ?』
『うん。』
太一の表情は、明るいものであった。
シャワーを浴びに太一が出た後……ヒカリちゃんは狂ったように笑い出した。
『あはははは!……見ました?あなた達なしでもお兄ちゃんは、もう大丈夫なんですよ。安心したでしょ?
友情は皆が埋めて、愛情は私が埋めてあげますから!あはははは!』

私はただ泣いていた。ヒカリちゃんの哄笑を……私達を嘲り笑う声を、ただ泣きながら聞いていた……。

『うはっ!あはは!

あーははははははははははーー!』

DVDが終わる。
「……道義的にも人道的にも間違っているのは、明らかなんですが……どうしますか?」
光子郎くんの声が冷たく響く。

「あなた方が招いた事態。それですよ。ああ、僕達に協力するつもりはないので、悪しからず。」

私は……ただ泣くばかりだった。
太一をもっと思いやれば良かった。
ヤマトとの付き合いの中でも、アフターフォローすれば良かった。
大切だった仲間を、自分達の手で取り返しがつかなくなるまで壊してしまう前に。
私は、取り返しのつかない沢山のたらればに、ただ泣いた……。
0231『これもひとつの結末』2013/02/04(月) 18:56:21.85ID:5avRqNDG
「うはっ!あはは!

あーははははははははははーー!」
一頻り笑うと……次に出たのは涙。
どんなに頑張ろうが、自分は兄の心を手に入れられない。それを痛い位に知っているからこそ、空が許せなかった。
「――――――――!」
せめて一矢報いてやる。毒をたっぷりと塗った一矢を。そう思った。だから。
兄に抱かれ、兄を傷つけても空に復讐したのだ。
「ヒカリ!」
異変に気付いた太一がシャワーから出て、ヒカリを抱き締めた。
「――――――――ッ!」
声にならない泣き声……。何れ程の悲しみがこの小さい肩にのし掛かったのか。太一は自らの不甲斐なさを悔いた。
ヒカリが、文字通りに身体を張って自分に光を与えてくれた。ならば。自分はヒカリの勇気になろう。
例えそれが、間違った勇気だとしても。
太一は、ゆっくりとヒカリの髪を撫でた。優しく頬を撫でながら、抱き締める。
涙と鼻水にまみれたヒカリの顔。それすら愛しい。
「お……兄ちゃん……!」
ヒカリが太一を見た。太一はヒカリに優しく口付け……二人の中で、何かが完全に壊れた。

もう戻れない。

二人のキスが激しいものになる。先程の相手を思いやったものでない、激しい衝動に突き上げられたものだ。
「……んっ……ぷぁっ……あっ……!」
太一の指がヒカリの秘裂に入る。先程、中に出したものが潤滑油となり、ヒカリに苦痛は無かった。
「んぐぅうっ!」
ヒカリの背筋が伸びる。ヒカリは腰を動かし太一の指を受け入れた。少女とは思えないような淫靡な光景。
ヒカリは手を伸ばすと、太一の昂りを握る。熱く、固い塊。先程自分を蹂躙したもの。
こんなものが自分に入ったのか。そう考えると興奮する。先端は柔らかく、先走りの液で濡れている。どんな味がするのか。好奇心が湧く。
「お兄ちゃん。」
「……ん?」
「舐めてあげる。」
ヒカリは、太一の前に座る。間近で見るそれは、とてつもなく巨大に見えた。
0233『これもひとつの結末』2013/02/04(月) 21:24:39.85ID:5avRqNDG
ヒカリが太一の昂りを舐める。
熱く波打つそれは、ヒカリに恐怖心と……それに勝る好奇心を刺激した。
「んっ……」
舐めてみるヒカリだが、太一には大した快感はないようだ。不慣れ、そして身体のサイズの問題だろう。太一はヒカリを昂りから離す。ヒカリは、不満げに呟いた。
「……ミミさんなら教えてくれるかなぁ?」
「ミミちゃん?!ミミちゃん経験あんのか?!」
太一の声に、ヒカリが小首を傾げる。
「光子郎さんと……って、知らなかった?あとはー…大輔くんが経験あるよ。タケルくんには内緒だけど。」
ヒカリの口から出た言葉に、太一が絶句した。
「……まじかよ……大輔、羨ましい……」
「無自覚な年上キラーだしね、大輔くん。それに一本気で優しいから、奈津子さん参っちゃったみたい。
……お兄ちゃんも金髪好きなの?」
「いや、大人ってもんに憧れているだけだな。ほら、奈津子さんバインバインだし……」
「ふん!エッチ!」
むくれてそっぽ向くヒカリ。太一はヒカリに顔を寄せてキスをする。
「一番はお前だ。ヒカリ。」
その言葉に、ヒカリの顔が輝く。頬を染め、極上の笑顔を太一に向けた。
手に入らないと諦めていたもの。それが今。
ヒカリは涙を流しながら太一にキスをした。
「ね、お兄ちゃん。イく時、ヒカリの名前呼んで。」
「わかった。」
太一が昂りをヒカリの膣口に当てる。
「…………ッ!」
ゆっくりと入れるが、やはりまだ二回目。痛みがヒカリを襲う。しかし。この鈍痛さえ幸せだ。
「…………んっ!」
根本まで入るのは無理だが、それでも太一の昂りはヒカリに入った。
「……すげぇ……」
さっきは慌てていて気付けなかったが、ヒカリの中が熱く湿っている。
動かさなくても気持ちいい。襞が太一を包み、擦っている感覚だ。
「動くぞ。」
「うん。」
ヒカリもまた、未知の感覚に溺れていた。お臍の裏を擽られるような、トイレをずっと我慢しているような感覚。
太一が動く度に、波のように押し寄せる。
0234『これもひとつの結末』2013/02/04(月) 22:08:12.57ID:5avRqNDG
次第にいやらしい水音が響く。
「はっ……ああ……」
ヒカリが目を閉じ、何かに堪えるように眉に皺を寄せた。太一の手がヒカリの胸を翻り、指がヒカリの敏感な蕾を擦る。
「あんっ!……んんっ……」
ソフトに触られ、まるで全身を擽られるような感覚。下手に敏感な所を触られるよりは、余程気持ちいい。
「気持ちいいよ……」
熱に浮かされたようにヒカリが呟く。結合部は白い愛液が、太一の昂りを汚している。
太一もまたヒカリの中の状態に感動していた。
狭く窮屈なだけではない。ヒカリの中が蠢き、昂りを擦る度に敏感な先端を刺激する。
「……やべぇ。もう出ちまう……」
腰の動きが早くなる。
「あっ!あっ……!お兄ちゃん……ッ!」
ヒカリが太一にしがみつく。ヒカリの中が拡がり、そこに太一の昂りが無遠慮に入った。
「ああああっ!」
太一を根本まで受け入れ、ヒカリは歓喜の涙を流す。太一の体温を身体の最奥に感じ、ヒカリは涙を流し快楽に押し流された。
怖い。怖い。自分がどこかに流される。目の前にいる太一にしがみついて、流れに逆らおうとしていたら、今度は不思議な浮遊感に襲われ……
「いくっ……いくっ……!いっちゃう……!」
「ヒカリ…ッ!」
太一の身体が痙攣する。
自分の身体の最奥で、太一が弾けた。その感覚がした後。ヒカリは無意識に痙攣に合わせ腰を使い、太一を受け入れた。

…………太一が練習に行き、自分は光子郎にマスタリングを頼む為に、空の住む団地に向かう。
どこか傷付いた表情の空。恐らくは太一と出会ったのだろう。自然と顔が笑顔になる。
『今。この瞬間。太一は自分のものに、自分は太一のものになった。』
そう確信したからだ。自分の前を通る空にお礼を言い、最後の止めを刺すべく、光子郎の家に足早に向かった。

END

書いてたら色々浮かんだので、少し連載していいですか?
0236『これもひとつの結末』22013/02/05(火) 08:12:17.36ID:8cm/aTYm
「いかんなぁ。」
高石奈津子の最近目下の悩み。それは。
「(あの変態兄妹を笑えない。)」
長男の親友と、次男の想い人。偶々自宅でヤマトが料理を作ってくれる時に、着いてきたのだが、タケルは気付かないフリをしていたが、八神兄妹が何らかの関係にある事は間違いなかろう。
思春期にありがちなお互いの代償行為でなく、お互いを想い合ったもの。……近親相姦をしているのか知る由もないし、生理的嫌悪感から知りたくもないが……
この変態達すら笑えない自分も大概だ。
次男の親友。長男とは目下険悪だが……この少年に自分は恋をした。どう見ても変態です。本当にありがとうございました。
ノンフィクションライターとしてはこれ以上ない取材対象だろうが、それが自分というね……しかも仕事で付き合いのある人の息子というね……
煙草を揉み消し、机に突っ伏して溜め息を吐く。
「いかんなぁ。」
一度、あまりに可愛すぎて食ってしまったが……その事により、ますます。現在、誘われたら断われる自信無し。良い年ぶっこいて自分は何を考えているのやら。
「お母さん、何やってんの?」
「青春小僧よろしくの悩み。」
コーヒーを持ってきたタケルの頭を撫でる。
「(……可愛いんだけど、なんか違う。やっぱり無理だね。気持ち悪い。)」
あったら大問題だが、自分に近親相姦願望はないようだ。安堵の溜め息をつき、コーヒーを飲む。
「あ、そうそう!今日ね……」
頭を撫でられたのが嬉しかったのか、タケルは珍しく多弁だ。全く可愛い息子だ。
「……大輔くんってば、面白いでしょ?」
目をキラキラさせながら自慢の親友の話をするタケル。いたたまれない罪悪感と、それ以上の好奇心をそそられる。
「全く愉快な子ねぇ。」
息子の仲間達。……まともだとは言い難い連中が揃っているのだが……
そんな中にアクセルぶっちぎった、あらゆる意味で『空気読めないヤツ』。不気味な餓鬼が勢揃いする中にいた、『子どもらしい子ども』。
「私もその中に居たかったわ。」
もしも。自分が大輔と同い年だったら。想像すると面白愉快だ。
0237『これもひとつの結末』22013/02/05(火) 08:55:35.10ID:8cm/aTYm
夜半も過ぎ、仕事にも一段落ついたので横になる。
「…………」
もぞり、と布団で横になり…夕方にしたタケルとの話…多少興味が湧いた。久々に自分のインスピレーションを試したい所である。
「(シチュエーションは、やっぱり……)」

以下、妄想。
学校では、今日も本宮くんがうるさい。机に座り、タケルくんとガヤガヤ話をしている。
「ちょっと、邪魔なんだけど?」
「ん?ああ、すまんな、高石。」

以下、現実。
「名字はダメね……。更にタケルを近くに置くと萎えるどころか現実に帰るわ……。」
再度パンツの中に手を入れる。

以下妄想。

体育の時間。今日は二人三脚のようだ。
「よし、女子の余りはヒカリちゃんだよな!」
「ヒカリー、一緒に組もう?」
「だあああ!」
クラスに笑い声が響く。クラス内での私の立場は、良くも悪くも孤高。それだけに私に声をかける人はいない。
大体のグループが決まり、やはり私は溢れた。本宮くんは一乗寺くんと組む。……当然溢れるヤツは、気持ち悪いヤツで……
「(嫌っ……)」
そう思っていたら、一乗寺くんが声をかけてきた。
「〇〇くん、僕と組まない?」
「え……一乗寺くん……いいの?」
気持ち悪いヤツは、一乗寺くんが引き取ってくれるようだ。
「大輔、奈津子ちゃんと組んでやってくれ。」
「はぁ?こいつとかよ!マジあり得ねぇ!」
「そりゃ私のセリフよ、このクソ宮大輔!」
「なんだとぉーッ?!」
何でまたこいつは、こんなガサツなの?!

……少し濡れてきた。
「んっ……」
クリトリスを触り、胸を揉む。
「はぁあ……ッ!」
熱い溜め息が出る。私は再度妄想に戻った。
0238『これもひとつの結末』22013/02/05(火) 16:56:48.07ID:8cm/aTYm
二人三脚は、必然的に相手とくっつかざるを得なくなる。
「なーんだってお前だよ。本当ならヒカリちゃんと……えへへ……」
本宮くんの顔がだらしなく歪む。それを見ると……チリ、と胸が痛んだ。私は本宮くんの足を全力で踏み……
「なぁにがヒカリちゃんと、よ……相手にもされてないくせに!」
全力でにじった。クラスから笑い声が上がる。

二人三脚が始まり、私は本宮くんにくっついた。……細くて頼りない身体。思春期頃は、まだ女子のほうが強いから仕方ないのだが。
汗ばみ、真っ赤になる本宮くん。……自慢のブルーアイズでチラリ、と見ると……顔を真っ赤にして目を背けた。
こんなに可愛いリアクションをされると、ついからかいたくなるではないか。
「腰に手を回して。」
生唾を飲む音が聞こえる。
「……何意識してんのよ。あんたヒカリが好きなんでしょ?」
「あ、当たり前だ!」
本宮くんのリアクションに、ますます被虐心と加虐心がそそられる。
自慢の胸を彼に押しあて、腰を密着させる。彼の動悸を感じ、私は胸を高鳴らせた。
不自然にならないタイミングで倒れ、足を痛めたフリをする。

まるっきり変態だ。私は好奇心のままに手を動かす。
「はぁ……あっ……」
湿り、ぬかるんだ自分のそこ。淫らな水音を立て、ますます濡れていく。

保健室に先生はいない。
本宮くんは、私の足に湿布を貼ろうとし、私の足に触れる。
彼の股間には、明らかに怒張が示されていた。
「……へぇ。」
胸が高鳴る。……彼が私に興奮している。その事実が私に興奮をもたらした。
「変態。」
彼の耳許でそう囁き、何かを言おうとした彼の口吻を自分の口吻で塞ぐ。
目を白黒させ、暴れる彼の上からのし掛かり、ますます唾液を彼に流し込む。
「な……奈津子……!」
口吻が離れた時、彼が私の名を呼ぶ。まるで哀願するような目付きに、私の醜い一部が濡れそぼる。
「大輔。」
彼の名を呼び、私は足を彼の股間に押し当てた。
「……言って。私をどうしたいか。」

「はあぁん……」
指を入れる。もうクリトリスの刺激だけでは足りない。

「べ、別にどうもしねーゃ!」
裏返る声。私は哄笑を漏らしながら彼の口吻を塞ぐ。
「……言って。私を無茶苦茶にしたい、って。」
耳朶を舐め、耳許で囁く。彼の吐息が荒い。それが耳許を擽り、私は背筋がゾクゾクする感覚に捉えられた。
0239『これもひとつの結末』22013/02/05(火) 23:29:27.38ID:8cm/aTYm
徹底的に素直でない彼。私は本宮くんの股間に直に触れる。
「や、めろ……」
哀願し、苦しそうに呻く本宮くん。
「ヒカリが好きなの?」
「当たり……前だ!」
「彼女は、貴方を相手にもしてないのに?」
被虐心が疼く。甘く。
「いいのよ?今は私がヒカリでも。」
ここでイエスと答えられたら。自分は彼を諦められるだろう。
「お前はお前だろうが……!バカか!」
絶対にノーとしか言わない彼の真摯な思い。胸が熱くなり、そしてますます高鳴る。
「大輔くん……」
「奈津子……」

「…………くっ……ふっ、うう……!」
指じゃ足りない。指なんかじゃ足りない。もっと何か。彼の暖かさか剛直を感じさせるものを。

「大輔くん……」
「うっ?!ああッ?!」
本能の命じるまま、彼の剛直を掴み、口で愛する。
「……はぁあ……」
やはり途上。あくまでも小さく、また舐めがいもない。また、アンモニア臭が適度に漂い、それがまた興奮させた。
牡の匂いでなく、ミルク臭い匂い。汚れを知らぬものを汚す悦楽。

自分が、どれだけ浅ましいか知る瞬間。
バイブに挿し貫かれ、声を押し殺す。
「…………ッ!」
ぶちゅぶちゅと下品な音を立て、私の中に出入りする。彼の剛直を妄想し、彼が抱き締めているところを妄想し。

「うぐうううっ……」
本宮くんに跨がり、彼の剛直を入れる。眉間に皺を寄せて呻く彼に、私はゆっくり口付けた。
「はぁあ……ん……」
甘い呻きが上がる。
「……ねぇ、あたしの中、良くない?」
「最悪だ……!……あぐぅっ……!」
腰を使い、彼の剛直を擦る。苦悶の呻きを上げる彼の口に、私は胸を近付ける。
「舐めて。……犬みたいに。」
「死んじまえ、変態が……!」
被虐心と加虐心が同時に擽られる。彼に罵られる度に疼き、彼をより気持ちよくさせたくなる。

「……はぁ……あくっ……大輔……くん……」
ぎゅむ、と胸を掴み、片手でバイブを出し入れする。すっかり布団は私のいやらしい匂いで充満している。
彼が私の名を呼ぶ所を想像して……。痺れるような背徳感。相手は息子の親友なのに。
0240『これもひとつの結末』22013/02/05(火) 23:58:48.72ID:8cm/aTYm
妄想の中の私が、腰を使うペースを上げる。
それに応じて私もまたバイブの出し入れを激しくした。
「奈津子……さんっ……」
妄想と現実がリンクする。一度きりの体験は私の肉欲に火を点け、浅ましく歪んだものとなった。
「ああっ……いくっ……!」
白濁液がバイブを染める。
妄想の中の彼の顔が、真っ赤に染まる。
「…………ッ!」
身体が二度、三度痙攣し、妄想の中で、彼は私の中にイッた。

……オナニーをして、素に戻ると本当に死にたくなる。
「はぁ……。シャワー浴びるかぁ。」
このまま寝たら、それこそ母親失格だ。どこの世界にいやらしい匂いをプンプンさせながら歩く母親がいるか。
息子の親友に欲情する立派な変態だが、息子達には母親でありたい。

「二律相反か。」

八神兄妹に対する感情は、嫌悪感よりは羨望なんだろうな。
他人の思惑を気にせずに行動出来る、自分達を信じて疑わない強さ。
自分は、女の前に母親。母親だからこそ、自律しなくてはならない。
こうした変態性と相反するが。

「大人になんて、なるもんじゃないわね。」

鏡を見ながら、奈津子は自嘲気味に笑った。

END

ドロドロ書いてると楽しいなぁ……
因みに八神兄妹は『禁忌とヤンデレ』奈津子さんは『二律相反』がテーマでした。大輔可愛いよ大輔。
0241クロキ2013/02/19(火) 18:09:35.60ID:f85a8Tgk
いいじゃない
0242名無しさん@ピンキー2013/02/20(水) 00:09:11.55ID:7EIrm6Lf
>>241
ありがとう。
大輔のほうはマニアックだから、皆引いていると思って、続きが書けなかったんだ……
0243クロキ2013/02/20(水) 16:40:26.85ID:wz1xSHls
まさか!
そんなことないよ。
俺さいっつも暇だからさ書いてくんない?太一と光の奴も結構いいよ!!笑い
後名前で呼んでくれ。>>>242
次は大輔の奴でやってくれ、
0244名無しさん@ピンキー2013/02/20(水) 18:29:27.04ID:7EIrm6Lf
クロキ

わかった。仕事が終わったら、大輔篇を書こう。
見ての通り薄暗い作風だから、そこはすまん。
0245クロキ2013/02/20(水) 20:48:58.15ID:wz1xSHls
仕事何?結婚詐欺師の人?ハハッ!!笑い
冗談だよ!!初めての甲子園の本見て思いついたから!!
一応高校三年で18歳です。
リュウデジ好きと女デジモン好きです。ではでは・・・行こう
0246『これもひとつの結末』2β2013/02/20(水) 21:17:47.63ID:7EIrm6Lf
タケルの母ちゃんに襲われて、一ヶ月が過ぎた。
殊更問題にするのは何だし、やっぱり俺みたいなガキには判らない『大人のじじょー』ってヤツかも知れん。
黙ってはいたんだが、こいつには案の定というかなんというか。バレバレだった。
「最近、近いのよね。」
学校帰りにたまたま京と帰りが合い、だべりながら帰っていたら、京は言った。
「何がだよ。」
水筒から麦茶を飲みながら、京を見る。
「あんたと、タケルくんのお母さんの距離。」
「ぶはっ!」
思わず麦茶を吐き出した。
「うわっ!きっちゃないわねぇ!」
「げほっ!……お前が変な事言うからだろ!」
京は、ジト目で俺を見る。
「……ま、疑惑は一ヶ月位前からかな?結構よそよそしい感じだったタケルくんのお母さんが、あんたにだけは接近してたの。
例えば、お茶をやる時に一歩前に踏み出すとか。」
こ、こいつは何を言っているんだ?!
「確信に変わったのは、こないだ。あんた、基本的に人に身体触られたくないほうなのに、タケルくんのお母さんには触れられる距離にいても何もしなかった。
ここで、あたしはピンときたわ。ああ、この二人、何かあったって。」
京の目は、確信に満ちている。
まぁ、事実その通りなんだが……でも、何故にわざわざこいつに説明しなければならん?!
「お前の思い違いだろ。」
「…………ふーん。」
京は、納得していない目だ。
「ま、いっか。あんたに何があろうが、あたしにゃ関係ないしー。」
「うるせぇ、メガネ。」

京に紅葉食らったのは、言うまでもないよな?

自宅に帰り、携帯を見る。
そこに映る姿は、奈津子さんとタケルとヒカリちゃん。
それが俺の待ち受け。

「…………」
果たして、誰が目当てなんだろう。タケルは論外だが。
ヒカリちゃん単体なら、まだ画像はある。しかし、何故かこの写メが俺の待ち受けだ。
「…………」
モヤモヤしてスッキリしないが、動けば全てブッ壊れそうな予感がする。
結局はこうして、奈津子さんに教えられたオナニーを、奈津子さんの感覚を思い出してしているだけだ。

俺が好きな人は、ヒカリちゃんのはずなのにな。
0247クロキ2013/02/20(水) 21:56:42.81ID:wz1xSHls
タケルの母ちゃんに襲われた大輔、エロイを通り越してグロいな!!
でも大輔と京のエロシーンも見てえなぁ。
光と京のレズ系もいいと思う。
大輔と光だったら、俺パニくる可能性あるかも。
0248『これもひとつの結末』2β2013/02/20(水) 22:05:03.96ID:7EIrm6Lf
好奇心よりは、相手に対する申し訳なさが先に立つ。奈津子さんはタケルの母ちゃんであり、俺とは違う存在だ。
何かスッキリせず、俺は布団に横になった。
……股間に手が伸びる。すっかりこっちに染まっている自分が情けないが。

大人がつける、香水の色香。同世代にない豊かに実ったバスト。
交わすキスは、どこまでも柔らかくて。

何事もなく三年が過ぎた。奈津子さんとは何事もなかったように振る舞ったし、京も納得はいかなそうだったが、次第に話題にしなくなった。
奈津子さんの仲介により、ヤマトさんと和解し、ヤマトさんは俺に料理を色々教えてくれた。
そして、高校受験。
ヒカリちゃんは越境入学するようで、太一さんと一緒に住むようだ。タケルは近場の進学校。俺は夢を追う為に、私立の英文科に進学する。
あ?武ノ内?知らねえよ。ヤマトさんから葬式の誘いがないし、生きてんじゃねぇか?

卒業式のあと、タケルの家で俺が作ったラーメンを皆に振る舞う。
評判は上々。気分良いな。
タケルがヒカリちゃんを送り、皆が帰路につく。俺は奈津子さんと片付けだ。

背が伸びるにつれて、奈津子さんを一人の女性として見ている自分がいる。
奈津子さんも、そこは敏感に察知しているのだろう。どこか張り詰めた表情だ。

昔は見上げていた彼女の顔が、こんなに近くにある。

もう戻れないのを承知で、奈津子さんの手を握るか?それとも……
何度かの躊躇。
奈津子さんは、タケルの母ちゃんなんだ。
そう考えていた俺の肩に、奈津子さんの頬が置かれた。

心臓が煩い位に鳴り、胸が痛む。甘酸っぱさと切なさに、身体が震える。
生唾を呑み込み、奈津子さんを見る。
そこにあったのは、タケルの母ちゃんでない、『高石奈津子』さんだった。

多分、この人が俺を抱いたのは、衝動だったのだろう。だが現在、俺は一人の男に成長している。

その『俺』は、この人をどうしたいのか。

そして、この人は、俺にどうされたいのか。

それがこの行動だと信じたい。
0249『これもひとつの結末』2β2013/02/20(水) 22:44:11.06ID:7EIrm6Lf
俺は、無言で奈津子さんを引き離した。
何故か、京が泣いている姿が見えたからだ。
「からかっちゃ困りますよ?俺だって男ですから。」
奈津子さんにそう言うと、片付けを終わらせ、早々に家を出る。
エレベーターには、京がいた。

「…………早かったのね。」
「何の話だ。」

全くこいつは本当に意味不明だ。

京の自宅に招かれ、テレビを見る。両親は夜勤、兄弟は泊まりに行っているらしい。
「……本当にごめん!あたし、疑ってた!」
京が頭を下げる。
京は、あれからもずっと俺と奈津子さんの関係を疑っていたらしい。それでも何も証拠は掴めず、今日だってそうだったようだ。
「お前な……」
つくづく下世話なヤツだ!呆れた俺は、京を見て溜め息をついた。
「……ったく。なら、話してやろうか?」
そんなに聞きたいなら、話してやるよ。

「……じ、事実だったんだ?」
「一回だけの過ち。事故みてぇなもんだ。」
京は唖然としている。
「さっきも、そんな空気になりかけた。……でも、何かやれなかった。」
「え?あ?……勿体ない。」
京が場を取り繕う。ただ、俺は正直な気持ちに気付いたもんでな。

「お前の顔がちらついた。お前を考えながら、他を抱くのは無理だ。」

俺の言葉に、京は一瞬目が点になり……そして一気に赤くなった。
「……は?はぁあ?!アンタなに言ってんのよ!アンタはヒカリちゃんが……」
「うるせぇよ。」
煩く動く京の口唇を、口唇で塞ぐ。
暫く抵抗していた京だが、やがて力なく胸に頬を寄せた。
京の髪の匂いが、京の柔らかさが、俺の雄の部分を刺激する。
多少乱暴に髪を掴み、俺は再度京の口唇を奪った。
離すと同時にビンタが来たのは、ご愛嬌としておくか。
0250クロキ2013/02/20(水) 23:05:03.01ID:wz1xSHls
亜然・・・
うん、地獄見たな・・・
最初は感動したけど・・・最後は人生最悪な物見たかも・・・
でも、京が同時にビンタしたのはさすがに俺でも嬉しかったー・・・じゃねぇ!!
エロが全然入ってないけど、どうした?
やれやれ、そろそろ興奮する所までやったらどうよ?
0251『これもひとつの結末』2β2013/02/20(水) 23:23:51.86ID:7EIrm6Lf
「多分、ヒカリちゃんと奈津子さんの好きって意味合いは、憧れの『好き』だと思う。」
「……で?あたしは?アンタ、これであたしが好きじゃないなんて言ったら……」
「言うか、バカが。聞け。
抱きたい、キスしたい、の好きは、お前だ。……さっき、そう気付いた。」
京が真っ赤になる。
「……仕切り直しをするか?いきなりされても困るだろ?」
「……そうね。でも……」
京がジト目で見る。
「アンタが持たないでしょうが。」
確かにその通りだ。お預け食らい過ぎて、俺の一部は立派なテントを作っている。
「それに、まぁ……あたしだって……その……アンタが……好き、よ?
ただ、いきなり抱かれるのは、ちょっと怖いかも……」
「優しくなんか出来ねぇからな。」
経験が一度あるというだけで、実質童貞だしな。
「断言すんな、アホ大輔。」
拳が落ち、京が次第にいつもの調子になる。
「……ま、まぁ、とりあえず、お互い慣らしていく必要があるわよね。」
「だな。AVみたいに触りっこでもするか?」
「うん、それビンゴ!……無理矢理やったら、蹴り飛ばすわよ?」
「物騒な事言ってんじゃねぇ、バカ!」

京の裸は、スレンダーの一言だ。モデル体型といえば聞こえはいいが、凹凸に欠けると言っていい。
「……あんまり見るな、エロ大輔!」
京が赤くなる。……こうしたところは、本当に可愛いよな。
口唇を合わせ、ゆっくりと胸を触る。京の胸は、小さいながらも抜群の感度だった。
「ふっ、ふひひひ!く、くすぐったい!」
「ま、マジか?」
「マジマジ、大マジ。くすぐったい。」
なかなか難しいもんだな。ただ入れたらいいというわけでないのは、よく理解しているが……
「初めてと、実質童貞じゃ気持ちよくなる以前かもね……」
「くすぐったがりは、感度の良い証拠だとも言うらしいぜ。」
「情報ソースは?」
「ヤマトさん。」
「うわぁ、生々しい。」
二人で笑う。……こいつと俺とで、何を取り繕う必要があるか。
「お互い、エロい遊びをする感覚でやるか。」
「そうしよっか。」
再び京とキスをする。やっぱり京は笑顔が一番だな。
0252『これもひとつの結末』2β2013/02/20(水) 23:55:13.55ID:7EIrm6Lf
京を抱き締め、首筋を舐める。
「んっ……」
ピクリと身体が動く。京の反撃は、俺の耳だった。耳朶を舐め、舌が耳の穴をくすぐる。
呼気の荒らさが、京も興奮しつつあると示している。髪を撫でながら、キスをする。京は積極的に舌を絡めてきた。
「……んっ……ぷぁ…」
「ん……」
上気する頬を、京の手が撫でる。ひんやりとした感覚が心地好い。
胸に手を伸ばす。今度はくすぐったがらなかった。
興奮の度合いによって感じ方もまた違うのかも知れない。
京の手が、俺の昂りに触れる。それだけでも気持ちいい。
京を横に押し倒し、京の秘裂に触れる。微かな湿り気と、柔らかい毛の感覚。
京が俺を抱き締め、キスをする。
「キス魔かよ。」
「ばぁか。」
二人で笑いながら、お互いの気持ち良い所を探る。京の秘裂の、敏感な突起がある。そこをぐい、と触ると……
「いたぁーっ!加減しろ、バカ大輔ーっ!」
「ぐぇあ!」
本当に蹴りが飛んできた。……どうやら強くされると痛いらしい。
なるだけソフトに、ゆっくりと触る。京は次第に上気し、気持ち良さそうに目を閉じた。


すまん、眠い。
明日にまた続き書く。
0253クロキ2013/02/21(木) 16:27:48.79ID:XYuwZCvL
わはははは!!笑い
受けるわ〜何かしらと受けるわ
さすがはTHE・馬鹿大輔だな。
0254『これもひとつの結末』2β2013/02/21(木) 20:30:38.16ID:Cp6ySI6K
ぬかるみが強くなる。俺は極力優しく指を入れてみた。
「……っ!」
蹴りに警戒し、恐る恐る京を見ると、京はまじまじと自分の秘裂を見ている。
「……本当に入るんだ……」
痛さよりも知的好奇心が勝っている。そんな表情だが……
「少し突っ張る感じ。気持ちいいってよりは異物感が凄い。」
抜いてという京に従い、指を抜く。テラテラ光る指。果たしてどんな味なんだろうか。好奇心に負けて指を舐めてみ……

「うぎゃ!」

本日二回目の蹴りが、俺の腹に突き刺さった……。
「舐めるな、バカ!」
「味はしねぇぞ!なんだかぬめった感触と……ブグェ!」
「あああー!言うなこのエロ大輔ーっ!」
京が俺を押し倒す。
「もう終わらせるわ!ここをしごけばいいのよね!」
京が俺の昂りに触れる。そして力の限りに……

「痛ぇんだよ、バカ!」

それからは、言わなくても分かるよな?大喧嘩だ。
「雰囲気ぶち壊しよ!」
「俺のセリフだ!」

To Be Continued 『これもひとつの結末』3
0255黒木2013/02/21(木) 21:52:13.00ID:XYuwZCvL
名前変えた、
地味過ぎる。
0256『これもひとつの結末』32013/02/22(金) 02:00:30.34ID:RUOVyq3O
俺は正式に京と付き合った。まぁ色々あったが、奈津子さんとの関係を疑っていた時から、京は俺が好きだったらしい。
てっきり京が好きな人は光子郎さんや、賢だと思っていたが。

付き合いは順調そのもの。京も大分慣れ、俺達はお互いに快楽を与えられる程度に経験を重ねた。
まだ具体的な行為はない……というよりは、入れようとしたら、蹴っ飛ばされた。
「コンドーム位、用意しなさいよ!」
それは最もだ。次は用意しておく、と京に言うと、京は少し照れたように笑った。
「……言っといてなんだけど、照れるね。」
「なら言うな、バカが。俺まで照れるだろうが。」

ラーメン屋でのバイトが終わり、ゆりかもめに乗る為に新橋に行く。飲み終わりのサラリーマンや、くだをまく学生。ちょっとした人生の縮図だ。
恐らくは、俺も似たり寄ったりの人生を歩むか、夢を叶えられて店を持つかのどちらかだろうな、と考えていたら、見覚えのある後ろ姿が目に入る。
「奈津子さん?」
金髪のスーツを着た女性。タケルの母、高石奈津子さんだ。
「あら、大輔くん。」
奈津子さんは、へべれけに酔っていた。

とりあえず近場の公園に行き、水を持ってくる。公園のベンチで奈津子さんはぐったりとしていた。
「……旦那と会っててさー……」
奈津子さんは、饒舌だった。
「誘われたけど、てんでダメでねー……少しもその気になんないのよ……
ま、若い時にやりまくって、飽き飽きしてんのもあるんだろーけど!」
ケタケタ笑う奈津子さん。その顔は、年齢を考えるととても幼い笑顔で。
「……あはは。」
俺は情けないが、頷く事も出来ずにただ奈津子さんの前にいた。
この人は、色々と大変なんだろうな。タケルを10年以上女手ひとつで育て、色々な問題があった事は想像に難くない。
俺のような小僧が、分かったような事を言うのは憚られる。それは当たり前なのだが……
明らかに精神のバランスを欠いているこの人を、今一人にしてはいけない。何故かそう思った。
「……あたしさぁ、こう見えても案外モテてたのよね。旦那以外にも、沢山素敵な人と知り合ったり、お付き合いしたりしてさー……」
「…………」
「……だから、こないだはショックだった。……当たり前だけど、もうオバサンだしね……。
あたしは、もう女としてなんて誰も見ないんだ、って思ったら……凄く辛くて……」
奈津子さんは、俺を見る。
「……ね、優しくしないで?オバサンは、こうした優しさに弱いのよ。」
目に浮かぶ涙。俺は奈津子さんを抱き締めていた。……京に謝りながら。
0257黒木2013/02/22(金) 21:03:51.02ID:k1ZQ7m60
・・・・・・
0258名無しさん@ピンキー2013/02/22(金) 21:42:54.59ID:RUOVyq3O
黒木

予め言っただろ?薄暗いと。
ここで切って、別口のラブラブのエロやったほうがいいか?
0259黒木2013/03/01(金) 23:04:04.82ID:HzYeXdF0
それはあんた次第でやってくれ。
薄暗いどころか寧ろ、影がモロ薄すぎるよ・・・まぁー別に影が濃い方がBKに関してはいいけどね。
0260黒木2013/03/05(火) 23:07:34.62ID:TNDJxddw
上げ
0262黒木2013/03/19(火) 19:40:46.60ID:1GW1ot+j
悪いな
0263名無しさん@ピンキー2013/04/03(水) 10:25:10.80ID:FaSpmMXL
誰もいないかな…

誰か、デジモンの同人誌で「八神くん家の家庭の事情」と「初恋」

っていう同人誌もっている人いない?
0264『Love me tender』2013/04/23(火) 03:04:41.58ID:28HWJRzJ
松田ベーカリー。良心的な値段と味のどこにでもあるパン屋。
「ちょっ……やめっ……留……っ!」
その二階。一人息子の啓人の部屋は、ちょっとしたカオスの状態となっていた。
生物有史、稀に見る押し倒される雄。深く口付ける、押し倒す雌。
次第に深く口付け……酸素を求めた啓人が息継ぎをしようと口を開けた時に、留姫はその口に舌を差し込む。
「むっ……ぷっ!ぶぅっ!」
お互いの口から空気が洩れ、ラッパのような音がしようが何の関係もないとばかりに、留姫は深く口付ける。
「も、もう……!やめてって言ってるじゃない!」
啓人が留姫を突き飛ばす。
「ここは僕の部屋で、下にはお父さんもお母さんもいるんだよ?!」
真っ赤な顔をした啓人が叫んだ。
「知ってるわよ。」
仏頂面の留姫。啓人は頭を抱えた。
ギルモン達が消えてそれ以来、留姫と啓人は所謂恋人同士になった。時が流れ想いを重ねあい、自然とこうした身体の関係に行き着き……
母に無理にやらされたモデル稼業で、ストレスが溜まった留姫の、暴走ともいえる行為に付き合わされる啓人である。
「知ってるなら、何でまた……」
「啓人としたいから。」
「…………」
二の句が接げないとはこの事か。啓人は真っ赤になり口をパクパクさせ、留姫を見ている。
「たまにしか会えないんだから、会えた時にするのは自然な事よ。」
「たまにしか会えないんだから、たまにはデートしようよ!お台場や原宿とか!」
二人の時間。啓人は女性っぽいところがあり、二人でいられる時に沢山遊んでいたいタイプだ。
対する留姫は、シンプル。二人でいられるなら、最大級のコミュニケーションを取りたい。好きな人に抱かれ、暖かさに包まれたいタイプだ。
「啓人。あたしはあんたが好き。」
「…………」
「会えない時もあんたを考えてるし、あんたがいればそれでいい。」
恥ずかしいセリフを留姫が言う時。それは。
「だから……」
しよう。啓人のパーカーの紐が乱雑に剥ぎ取られる。やはりこうなるか、と啓人がパーカーの前を抑えた。何すんのさ!
「だから?それが何?だから何?僕は嫌だって言ってるでしょ!」
「…………!」
二人の間に沈黙が走る。
「……あんた、あたしが嫌いになったの?」
「ち、違っ……僕は留姫が一番好きだよ?」
「啓人。」
ぎゅう、と留姫が啓人を抱き締める。
「……それとこれとは、話は別だからね?」
「…………」
仮に樹莉と付き合っていたと仮定しても、結果は同じ。ヤンデレかメンヘラかの違い位だ。啓人は幸か不幸か、そういった気質の相手に好かれやすい。
しびれを切らした留姫が啓人をベッドに押し倒す。

「ち、ちょ、待っ……アッー!」

二階からギシギシとベッドが軋む音がする。
そろそろベッドの買い替え時かしら……啓人の母はズレた事を考えながら、焼成したパンを並べた。
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