うた☆プリ♪でエロパロ2
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0001名無しさん@ピンキー2012/02/21(火) 23:47:54.84ID:Du7xu8m4
ブロッコリーの女性向けゲーム「うたの☆プリンスさまっ♪」のスレッドです

・ネタ投稿時にはカップリング名を表記してください
・特殊なシチュ(レイーポ/NTR/3P等) の場合は注意書きをお願いします
・好きではないカップリングやシチュネタが出た時には暴れたりせず華麗にスルーです
・sage進行推奨
・雑談は基本こちらで
うた☆プリ♪雑談スレ7
http://kilauea.bbspink.com/test/read.cgi/pinknanmin/1326651927/
0291翔×春−でぶとシチュ72012/06/09(土) 20:19:30.34ID:01iYNF6g
グチッグチッと腰を動かすたびにいやらしい音が、2人の間から漏れ出す。
いやらしい音を縫うように、春歌の喘ぎ声。そして吐息が交差する。
「うぁっ…やべー…春歌、きもちいい‥!」
「あん、んんっ…!翔くん、すきっ…だいすきぃ…!」
必死に俺の首に掴まりながら、俺の動きに反応して、可愛い声で。可愛い顔で。俺の名前を呼びながら、喘ぐ。
そして好きだと伝えてくれる。
「は、春歌っ…んんっ」
「んんっ!」
むしゃぶりつくように春歌の唇を重ねる。
ゆるんだ春歌の手を取り合い、手を繋ぐ。
早くなるピストン運動に、春歌も無意識なのか腰をクネらせる。
「あ、ぁああっ!翔くん、またキちゃいそうだよおぉっ…!」
締まっていた膣内がさらにキツさを増して、射精感へと導く。
「ぅんっ、俺もイきそっ…つっ!春歌、イクっ…!」
「ぁンンッ!ああぁ…!しょっ…くんっ…!あああぁん…!」

―春歌の中で、俺の全部を出し切る。

はぁはぁとお互いに息をあがらせながら、どちらかともなく抱き合う。
瞳と瞳が合えば、お互いに顔を寄せ合いキス。

「春歌、大丈夫か‥?」
「うんっ…大丈夫、翔くん優しくしてくれた…ありがとう…」
少し大人な顔つきになったように感じる春歌を、ぎゅうっと抱き寄せる。
「ここで、曲作り頑張って、絶対…ぜってー2人でデビューしような…!」
「はい!翔くんとなら…2人なら頑張れます…!翔くん、大好きです…」
 ―そんな言葉を聞いて、さらに強く抱きしめあう。
0294名無しさん@ピンキー2012/06/09(土) 21:44:42.54ID:se0KL3Mv
>>292
乙です
debutシチュが読みたかったから嬉しい
甘々で可愛かった
この2人はいちゃいちゃが似合うな
0295名無しさん@ピンキー2012/06/10(日) 01:46:44.84ID:AJaZclap
6/9の誕生日と合わせて69やるのかと思ってしまったけどw
純でいいもの読ませていただきました・・・



0298名無しさん@ピンキー2012/06/25(月) 15:13:47.29ID:cxDy+j3A
あっやぁ…那月くん
黒タイツ破っちゃらめぇ…
や…もう、そこ触っちゃイっちゃ…
スカートに手入れちゃらめなのっ
もう…保守れすぅ
0300真斗×春歌2012/06/30(土) 21:46:46.40ID:WXceus47
RepeatとSS、AA(真斗、トキヤ、レンのみ)までしかプレイしておりませんが投下します
AAの大恋愛後、妄想ということで一つお願いします。

初うたプリSS、SS書くこと自体2〜3年ぶりなので、視点ブレなどは大目に見ていただけるとうれしく。
3人称難しいですな。

では次から
0301真斗×春歌12012/06/30(土) 21:47:48.29ID:WXceus47
どちらからともなく触れた手は、微かな震えを容易に悟らせる。
「・・・ハル、怖いか?」
 春歌が見上げるとその瞳に映る怯えの色に、真斗は少し困ったような顔で眉を上げ怜悧な相好を崩した。
「真斗くんが怖いわけじゃ・・・ない、です」
 恐る恐る、というように告げ、ぎゅっと浴衣の袖を掴んだ手に力を込める春歌の髪をそっと撫で、落ち着けと言い聞かせる。春歌に悟られることのないように、と。
 初めて体を重ねようとするこの時に、もうどれくらい前からかわからないほどこの時を待ち望んでいたはずなのに、真斗は理解できないほどの震えを覚えていた。
 春歌を怖がらせたくない、痛い思いをさせたくはない、なのに自分の勝手な欲望はとどまることを知らない。
 この腕に閉じ込めた彼女を、心だけじゃなくその身のすべてを我が物にしたい。
 愛しているから、律しきれない自分の気持ちをそのままぶつけてしまうことが恐ろしい、この華奢な体を壊してしまうのではないかと思うと、飾らない素の自分をぶつけて怯えられてしまうのではないか、そんな恐ろしさが拭いきれない。
 
 優しくしたいのに。
 いつも激情は自分の理性など容易く打ち破る。
 いつかしたように、欲望を打ちつけてしまいはしないかと思うと…
 いざ事に及ぼうとすると、どうしてもあの時のことが頭を掠める。
 抵抗を奪い壁に押し付け胸のリボンをほどいた時の、涙を湛えた春歌の眼差しがちらつくのだ。
 
「実をいうと、俺は少し怖い」
 事前に伝えればそれが免罪符になるわけでもないのに、少しでも春歌を怖がらせたくない、その一心で続ける。
「婚前交渉など以ての外だ、と少し前の俺なら思っていたはずなのに、今はこんなにもお前を求めている。お前のことが愛しすぎて、なりふり構わないほどに、すべてを奪いつくしてしまいたくて仕方がない」
 いつの間に俺はこんなに無様になってしまったんだろう、とひとりごちる。
「だから、といって…もうお前に触れることを止めることもできないんだ」
 スマートにことを運ぶこともできないことを詫びたい。
 お前を怖がらせずにすることもできない。
 この腕から伝わればいいのに、こんなにお前を求めていることがと想いを込めて抱きしめた。
 
 真斗の抱擁をじっとその身に受けて、先ほどまでどこかおどおどしていた春歌は視線を合わせるとふにゃりと柔らかく微笑んだ。
「だいすき…真斗くん」
 呟くように囁くように、密着している真斗にしか聞こえないほど小さく、それでもはっきりと告げられた言葉に、その表情の艶めかしさに吸い寄せられるように唇を重ねる。
 そっとためらいがちに伸ばした春歌の手が真斗の髪を撫でると、真斗の腕が背をのけ反らせるほど強くなった。
 
 それが二人の"はじめて"の始まりだった。
 
 唇を遠慮がちにノックする熱に春歌がおずおずと緩めると、するりと入り込む。
 本能のままに空気を奪い合うように舌を絡め、すべてを味わうように探っていく。
「んっ…ふぁ…」
「ハル…」
 息継ぎの合間に名前を呼ぶと、縋るその手が力を増した。
「真斗くん、すき…」
 熱に浮かされたようなかすれる囁き声、お互いの名前を呼び、好きだ、愛していると伝え合う。
 たったこれだけのことなのに、どうしてこんなに昂ぶるんだろう。
0302真斗×春歌22012/06/30(土) 21:50:08.37ID:WXceus47
 髪の毛を梳いたその手をするりと背に滑らせ、唇を解放するとそのまま耳元へ寄せた。
 ちゅっとリップノイズを伴う口づけは耳に新たな熱を呼び起こす、呼吸もままならないほどに過剰な反応を返す耳朶を唇で愛撫すると春歌が小さく悲鳴を迸らせた。
 真斗が表情を伺うと、瞳を潤ませた春歌が恥ずかしそうに言う。
「ごめんなさい、くすぐったくて」
「…くすぐったいだけの声には聞こえなかったが?」
 くつりと笑うと、さっきよりも情熱的に耳朶から首筋にかけてじっくりと唇を滑らせた。
 途端に溢れる控えめな嬌声に、目の前が真っ白になるような興奮を覚える。
 もっともっとこの声を聴きたい、必死に縋るように握るこの手でもっと自分を求めてほしい。もっともっと春歌が欲しい。
 自分に縋るその身をそっとシーツに横たえて、上から多い被るように抱きしめる。上がる息と上気する頬が、自分を見る眼差しには怯えは見えないこと心底ほっとした。
「ぁっ…」
 胸元へ延びる手は男性のものと思えないほど白い、思わずその手に自分の手を重ねてしまったが、春歌は自分と一緒にピアノを弾いたその手がどれほど優しいか知っている、怖がる必要なんてないのだと思いなおすとそっと手を外して真斗を見上げた。
「そ、その大丈夫です」
 そう言うと、ぎゅっと目をつぶる。
「かわいいな、ハルは、恥じらう姿もかわいい、だが程々にしてもらえないと…」
 一旦言葉を切って視線が合うのを待つと、至極真面目な表情で口を開いた。
「あまり煽られると、抑えきれなくて…お前を壊してしまいそうだ」
 もうこれ以上赤くなんてなれない春歌の動揺を楽しむようにしている素振りの一方心中は大変で、可愛い、欲しい、我慢なんてもうきかないと言わんばかりに感情が溢れかえっていた。
 額へ、瞼へ、頬へ、唇へそっと口づけを落とす。
 そのたびに可愛く震えて反応を返す春歌が愛しくてならない。
 そっと胸に手を伸ばし、膨らみに触れるとびくりと体を大きく震わせた。
「…恥ずかしい、です、ね」
「ここには俺とお前しかいない、もっと…見せてくれ、恥ずかしいお前も、可愛いお前も、全部お前だ、俺の愛するハルだ」
「真斗くん…」
 どうしてそんな恥ずかしいことばっかり言うんですか、と耳まで赤く染まった顔を逸らそうとする春歌を押しとどめ、再び深い口づけに夢中になる。
 お互いの熱をはらんだ吐息だけがシンとした室内に零れる。
 初めて訪れる性的な感覚に、初めて垣間見る自分を求める真斗の"男"に戸惑いつつも、それでも春歌は拒もうとは思わなかった。
 胸の奥がぎゅっとつかまれているように苦しい、けれど、真斗が自分を求めてくれることがうれしい、真斗が自分を変えていくことがうれしい。
 浴衣を肌蹴られ、鎖骨に唇が滑り降りてくる。
 薄闇の中、白い裸身にほう、と溜息が零れる。
「綺麗だ…ハル」
「みっ、みみみみ、みえてるんですか?真斗くんっ」
「?…ああ、…あ、いや、その、見えてるが」
 見えてることを告げれば春歌が動揺することなどわかりきっていたのに、自分の迂闊さを少し呪ったが気を取り直して続けることにした。
「すまない、ハル…今更止めてなんてやれない、欲しいんだ」
 愛しているよ、そうしっかりと目線を合わせて言い聞かせ、春歌の目が和らぐのを確認して再開する。衝動のままにむしゃぶりつきたいのを必死に抑えて。
 最初の時を痛みの記憶にしたくない、ただそれだけだった。
 胸の頂きをそっと口に含み、空いているほうを手のひらで優しく覆う。
 張りつめたようで柔らかく、形を思うがままに変えられるのに手を放すとぷるんと元に戻る。そして硬さを増す頂点に魅せられる。
「ん…ふぁ…」
 上から降り注ぐ、春歌の抑え込んだような甘い嬌声に、体が熱くなっていく。
 ふと見上げると春歌は手の甲を口元に押し当てて、声を漏らさないように耐えていた。
 もじもじと、足をすり合わせていることに気が付いて、顔を上げて真斗はふっと息をついて微笑んだ。
「どうした?ハル…少しは良いと感じてくれたか?」
 真っ赤な顔で視線から逃れようと顔をそむける春歌に、沈黙は肯定ととるぞ?と言うとするりと伸びた春歌の腕が真斗を抱え込む。
0303真斗×春歌32012/06/30(土) 21:51:12.50ID:WXceus47
「…意外と真斗くんいじわるです」
 困ったような声音で息を乱しながら言う。
「お前を好きだから、どんな顔も見たいと思う、それだけだ」
 くすくすと笑いながら春歌の反応を伺い、左腕だけで抱き返すと、右手をそっと下着の中へ滑り込ませた。
 そこは驚くほどに潤っていて、春歌が望んで自分を受け入れてくれていることを実感させ真斗を歓喜させる。
 恥ずかしさに顔をそむけようとすることを許さず口づけ、嬉しいよと囁く。赤くなって、そんなこと言っちゃイヤと訴える春歌の言葉は真斗を煽るだけだった。
 中指がそっと硬くとがった部位に触れると、びくりとからだを震わせる。こらえきれずに漏れる声が愛しい。
 そっとそっと力を込めないように優しく撫でて、ピッチを上げる春歌の声を楽しむ。愛しい人の漏らす歓喜の声はなんて心地よいのだろう。
 昂ぶるままに春歌を奏でる、淫らに声を上げていることすらもう春歌は気が付いていないのだろう。
 時折り零れる、真斗くん、大好き。という声に更に猛った。
「愛している、ハル」
 耳元で囁く。
 これから行うことに許しを請うように。
 ぐっと自身の熱を押し付けると、ソレがなんなのか察したのかびくりと体を震わせた。
「大丈夫だ、いきなり挿れたりはしない。痛い思いはなるべくさせたくない」
 頭を撫でてやり、下着を体から抜き去ると、指をそろそろと中へ進める。
 慎重に、慎重に。体をこわばらせているのを感じているうちは先に進むわけにはいかない。
 とにかく、抱きたいよりも春歌に気持ちよくなってほしい気持ちが先に立っていた。
 おもむろに体を起こして、下腹部へむけて体中にキスの雨を降らせる、時折り白い裸体に赤い痕を散らして。
 春歌が体から力を抜いたところで、春歌の中心へ口づけた。
 不意打ちだったのだろうか、身を捩り脚で挟み込み抗議するも、唇の熱が花芽を包み優しく舐めしゃぶられると力が抜ける。
 堪えきれずに零れ続ける声に酔ったように真斗は行為を続けた。
 中に挿れる指を増やし、ぎゅうぎゅうと締め付けるそこに昂ぶり、指で丁寧になかをなぞる。
「いや…まさ…と…くん、怖い、怖いの」
 自身の中に訪れる、未知の快楽が春歌を弄る。
 中を満たす指が、舌で弄られる箇所の真下をいたずらっぽく掠めたとたん、ぎゅぅっといままでになく真斗の指を締め上げ、甲高い声があがった。
 とたん、くたりと力なく崩れる春歌に気が付いて真斗は慌てて抱え起こそうとした。
「お、おい…ハル?ハル?どうしたんだ??」

 未知の快楽に春歌の体がギブアップしてしまったのだと察することができたのは、春歌が気を失ってからたっぷり5分は過ぎていて、真斗は途方に暮れていた。
 
「…俺はどうしたらいいんだ?」
 時間をかけてとりあえず何とか理解できたのは、初めてはどうやらお預けになった、ということだけだった。
 
 

0304真斗×春歌2012/06/30(土) 21:55:06.20ID:WXceus47
はじめて書いたうたプリSSは最萌え真斗なわけですが、難しいですねヽ(;´Д`)ノ

結局未遂に終わってごめんよ真斗、かわいいよ真斗。
つぎはちゃんとはじめてが完遂できますように。

久しぶりに創作意欲のわくゲームに出会えてうれしいです。

もうちょっと書きなれないとだめですかねぇ、反省点ばかり浮かぶんですがw
みなさまと一緒に萌えを叫べることを祈って、またネタ集めしてきます!
03073042012/07/02(月) 06:50:38.22ID:FiOhPne9
あざっす!>>305>>306

落ち着いてまた読み返してみて、日本語おかしいところに気が付いて凹みヽ(;´Д`)ノ
もっと推敲しなきゃだめすねw

そしてなにより、DTっぽくテンパってる感がだせてないなぁと思ったり。
SSの大恋愛のてんぱりっぷりが可愛くて可愛くて…
つぎはもちっとがんばりまっす!
03123042012/07/18(水) 20:07:06.46ID:IS6YAsNC
 真斗はSSじゃなくてAAだよヽ(;´Д`)ノ最萌えといいつつ間違ってごめんよ!
 といいつつ、萌えの赴くままに書いてました304です。
 
 今回はトキヤ×春歌
 SS大恋愛で心底ビビった&あまりに春歌ちゃんが不憫なので捏造。
 えらい長くなってしまいました(前回比にして倍……)、目が滑る文章は少しは軽減できたでしょうか?
 
 私はプリンス様たちと幸せにしてる春歌が大好きです!といいつつ次から!
 
 注意:ちょっとトキヤがへんたいちっくです(あれ?でもこれ通常運転?
0313トキヤ×春歌12012/07/18(水) 20:08:07.44ID:IS6YAsNC
 一ノ瀬さんはキスするのが好きなんだなぁ。
 隙さえあれば触れてくる唇、在学中はまったく気が付かなかった恋人の一面に、ふふっと笑みを零す。
「…春歌?」
 二人きりの時にしか見せない笑顔で、私を見下ろす彼。
 草原を背に、頬を撫でる意外と大きな手がくすぐったい。
 柔らかく自分に熱を移すその唇は、男の人なのに直視できないほど艶っぽくて、こんな近くでこんな素敵な一ノ瀬さんを私はいま独り占めにしてるんだと思うと、急に恥ずかしくなって慌てて顔を背けて目を逸らした。
「駄目ですよ、私だけ見ていてください」
 吐息交じりの声、歌ってる時の一ノ瀬さんも素敵だけど、どこか掠れた甘いこの声も好き。
 頬を滑る指に促されて視線を戻すと、また唇を塞がれた。
 幾度も幾度も軽く触れたり、軽く甘噛みされたり、悪戯っぽく唇を舌がなぞったり。
 そしてするりと、私の中へ熱が滑り込む。
 息すらできなくなるような、頭の中が真っ白で何も考えられなくなるような…
 私が考えていたことなんて全く追いつかないようなキスをたくさんたくさん交わした後で、一ノ瀬さんがぎゅうっと抱きしめてくれて、あぁ、なんて幸せなんだろう。
 課せられた試練を二人で超えた安心感なのか、ようやく恋人とのひと時を過ごせる嬉しさからなのか。
 普段であれば、こんなことをされようものなら挙動不審に陥っては、一ノ瀬さんに溜息をつかれていたのに。今日は嬉しさのほうが勝っていて、思わずすり寄ってしまいました。
 薄闇の中、ちょっと肌寒さを感じる公園で、お互いの体温はとても心地よくて。
 このままずっと、腕の中にいたい。そう思ってしまう程で。
 私がそろそろと手を伸ばしたところで、一ノ瀬さんが不意に体を離しました。
「…いちのせ…さん?」
「今日は少し冷えますからね、場所を変えましょう
 …さすがに………は気が引けますし」
「……?」
 後にそっと付け足した言葉がよく聞き取れなかったけれど、一ノ瀬さんに手を引かれて私は歩き出した。
 
「部屋をとっておきましたのでいきましょうか」
 公園から少し歩いたところにある大きな湖面を臨むホテルの裏口へ向かいながら、一ノ瀬さんはわたしに鍵を示す。
 手のひらに見えるカードキーには二種類の数字。
 
 別の部屋、なんだ……。
0314トキヤ×春歌12012/07/18(水) 20:08:42.53ID:IS6YAsNC
 ほんの少しの安堵と、がっかりと。
 さっきは少しいい雰囲気だったのになぁと思うと寂しさがふとこみ上げて、繋いだ手に指を絡めた。
 隣を歩く私に、ちらりと視線を投げてサングラスの奥の瞳が和らぐ。
 そして、一ノ瀬さんも指をそっと絡めてくれて、そんなことだけで胸が幸せに満たされる自分の現金さに少し呆れた。
 大体、私たちはアイドルと作曲家。
 人目のあるところで堂々と一緒にはいられないのに、人気がなかったとはいえ、外で密着とかはダメなのに!久しぶりに寄り添えただけで、気持ちが走ってしまいそうになるなんてだめじゃない。
 自分を叱咤し、戒めようとするも、私のそんな努力はすぐに散らされた。
 乗り込んだエレベーターがゆっくりと空へ登って行く、外を見ればガラス越しに綺麗な夜景が広がっていて、その優美さは思わず考え事など吹き飛んでしまう程の光景で。
 思わず見惚れていると、すぐそばから、
「君はどうしてそんな百面相をしているのですか?」
 いかにも面白いという口調はいつも通りなのに、どこか優しく感じる声音でくすくすと笑われる。
「いろいろ考えてたんですが、まとまらなくて」
 我ながらどこかずれてしまったかも、と思いつつそう答えるのがやっとで。
「君は君のスピードでいいんですよ、
 それに、我慢できなくなったらちゃんと手を引いて差し上げますから、なにも心配はいりません」
 そう言ってくれた一ノ瀬さんの表情は、とても穏やかだった。
 
 少し歩いたところで一ノ瀬さんが足を止め私をドアへ促すと、さぁどうぞ、とキーを刺した。
 そうっと、髪を撫でようとした手に思わずびくりと震えると、苦笑交じりに息をつく。
「……お名残惜しいのですが、また明日」 
 一ノ瀬さんはいつも優しい。
 何度も何度も、そういう空気になったことはある。
 でもそのたびに、何もかもが初めてで怯えてばかりの私を気遣ってくれた。
 いつも私を望んでくれるという、その言葉に甘えてばかりで。
 私だって同じなのに、どうしても一歩が踏み出せなかった。
「春歌?」
 勇気を出して、やっとつかむことができたのは一ノ瀬さんの服の裾。
「……もう少しだけ、一緒にいても……いい、ですか?」
 多分わたしは耳まで真っ赤、明らかに自分でも熱を持っているとわかる。
 でも、きっとここで手を放すことはもうできなくて。私は一ノ瀬さんの返事を待った。
0315トキヤ×春歌32012/07/18(水) 20:09:35.07ID:IS6YAsNC
 キィ……と音を立てたすぐ隣の部屋のドア。
 顔を思い切って上げると、穏やかな笑みを浮かべる一ノ瀬さんが、私に手を差し伸べた。
「……仕方のない人ですね、さぁお手をどうぞお姫様」
 手を伸ばして重ねようとすると、耳元に囁きが落ちた。
「よく考えてくださいね、ここで手を取ったら……もう逃がしませんから」
 躊躇ったのは一瞬だった。
 無理なんかしてない、私だって一ノ瀬さんが大好きだから。
 そっと触れたしなやかな手が、重なるか重ならないかのうちに握られて、体を強引に引かれる。
 ばたんと閉じるドアの音。
 背に感じる硬く冷たい壁と、私をそこに縫いとめ、押し付ける一ノ瀬さんの熱。
 急な行動に驚いて見上げると、見たこともないくらい嬉しそうに蕩けた表情の一ノ瀬さんがいた。
「……春歌。愛しています」
 重なる唇、浅く、深く、浅く、また深く。
 合わせた唇の隙間から、零れる吐息。
 春歌、春歌、と切なげに私を呼ぶ声。
 息をすることすら考えられない、一ノ瀬さんのことしか考えられない。
 そんな絡み合う吐息や舌に違和感を覚えなくなるくらい、長い長い口づけの終わりは唐突にやってきた。
 ハンドバックがすり墜ちて、それを追うように私の体から力が抜ける。
 立っていられなくなってしまった私を見て、一ノ瀬さんが照れを誤魔化すように、
「ああ、すみません。なにもこんなところですることもなかったですね、……つい我慢がきかなくなりました」
 しれっとした調子で「我慢がきかない」なんて言うものだから、私はなんて言っていいかわからなくなって目を伏せた。
「きちんとエスコートしなくちゃだめですね、私も気が逸ってしまったようです」
 そういいながら、わたしを軽々と抱き上げると部屋の中へ足を進める。
 あ、お姫様だっこだ、思った途端羞恥が襲ってくる。
「あっ、あのっ!!歩けますから、おろして……くださ」
「イヤです」
「えぇ?!」
 恥ずかしいやら、申し訳ないやらで慌てて申し出たのに即答されて絶句する。
 悪戯っぽく私を見て、
「私に任せてくれていいんです、……全部」
0316トキヤ×春歌42012/07/18(水) 20:10:11.01ID:IS6YAsNC
 満面の笑みはいつもと少し違って艶っぽくて、そしてとっても格好良くて。
 あぁ、私やっぱりこのひとが大好き。
 がんばって、はい、と頷くと満足そうに笑みを浮かべて、私をそうっとベッドにおろした。
 
 数えきれない程のキスをして、額や瞼、耳、髪、頬へ。
 首筋をくすぐるような熱い吐息に、意識が薄れそうになる。
 夢中でしがみついていた手から力が抜けていく。
 もう一度、今度は柔らかく唇がふさがれる。
 そして、唇同士が触れるか触れないかの位置で、甘く声が落ちてきた。
「……春歌、君だけをずっと愛している」
「私も……愛してる、いちの……」
 不意に、唇が言葉をせき止める。そっと離して、
「トキヤ、です。春歌
 君の声で、私の名前を呼んで?」
 至近距離での甘いおねだり、髪の毛を撫でる優しい手。
「……ときや……くん……んぅっ」
 躊躇うこと少し、それでも逆らいきれず、思い切って呼んだ名前。
 ぎゅうっと抱きしめられて、息が途切れた。
「ずっと、ずっと……もう一度、君にそう呼んでほしかった。
 もっとたくさん、呼んで?私の欲しかったものをたくさんください」
 かすれる声と、触れる唇が請う。
 呼吸の合間に熱に浮かされたように、トキヤくん、トキヤくん、と繰り返す私を満足げに眺めるのを視界の端に捉えた。
 伸ばす手を彼が取り、手の平に口づけると。
「……君の全てが欲しいです、私に委ねて頂けますか?」
 恥ずかしいのに、目を閉じることも逸らすことも許してくれない。
「言葉にしてください、
 君の言葉で許しが欲しい。
 答えてくれますね?春歌……」
 促されてもすぐには言葉にできなくて、逡巡することしばし。
0317トキヤ×春歌52012/07/18(水) 20:10:47.73ID:IS6YAsNC
「わたしも……トキヤくんが欲しいです」
 小さく小さく、答えた声。
 限界、とばかりに目を閉じてしまったけれど、きちんと届いたか少し不安になる、もう一度は恥ずかしすぎて言えない。
 恐る恐る、様子を伺おうと見上げるのと、しゅるりと衣擦れの音がするのはほぼ同時だったように思う。
 視界いっぱいに映る、トキヤくんの上半身。
 しっかりと鍛えられた胸板、初めてまじまじと見る彼の裸体。
「あっ、えっと、その!っと、トキヤくん!!」
「何を慌てているんです?」
 困ったように眉根を寄せて、それでもくすりと笑って見せた。
 私の手をとって自分の胸に当てると、彼の心臓は驚くほど早くリズムを刻んでいることを教えてくれる。
「初めてが怖いのは……君だけじゃありませんよ」
「……え?」
「尤も、私が怖いのは君を壊してしまうんじゃないか、君に無理を強いてしまんじゃないか、そういうことですけれど」
 ちゅっちゅっ、と音を立てて首筋から鎖骨へと唇が滑っていく。
 その間にも大きな手が体をなぞる、心地よいような、くすぐったいような不思議な感じが体に満ちる。
「だからと言って、あんなに可愛くおねだりされたんですから……やめてなんてあげませんけどね」
 いろんな顔を何度も見てきたけど、その中でも極上、と評してもいい笑顔で断言されると、
「おねだりなんて……」
 こちらもそれ以上が言えない。
「おや、違いましたか?私にはそうとしか聞こえませんでしたが」
 もう恥ずかしくて何も言えなくて、吐息だけが零れていく中、はっと気が付くと、服が肌蹴てあられもないことになっていた。
 脱がないと、と思って身じろぎをして、手をかけると。その手を優しく押しとどめられる。
「こういうのもなかなかいい眺めだったので少し残念ですが、それは私にさせてくださいね」
「……トキヤくんのえっち」
 せめてもの抵抗、とばかりに言うと、
「私も男ですから」
 当然でしょう?としれっとした返答が返ってきて今度こそ何も言えなくなる。
 するすると、こんな時まで手際がいいんだと変なことに感心しながら、邪魔にならないように体を動かす。
 下着に手がかかり、ブラを押し上げるようにずらしたところで、手を止めた。
「……綺麗だ」
 一糸まとわぬ、まで後少しの私を見下ろして言う。
 触れあう素肌の感触はとても気持ちが良くて、唇が吸い上げ、赤く跡を散らすのを、トキヤくんが胸に柔らかく触れるのをただ見ていた。
0318トキヤ×春歌62012/07/18(水) 20:12:15.40ID:IS6YAsNC
「……んっ」
 大好きな人が触れるから?
 自分が洗うときだって何度も触れてもなにも思ったことのない箇所が、変に疼く。
 ずきずきと、そこから痺れていくような不思議な気持ち。
 ちゅぅっと先端に吸い付かれて、声があがりそうになって慌てて口を噤んだ。
「声を……聞かせてはくれないのですか?」
 どこか不満そうな声をあげ、指が唇をなぞる。
「だって、こんな変な声……ひゃっ、いっひゃいにゃにほ?」
 なぞる指がするりと口の中に挿れられて、私はびっくりしてトキヤくんを見た。
「君の声も、この肢体も仕草も、この時の君をすべて覚えておきたいんです。」
 言うなり、片膝が下肢を割って滑り込んだ片手が触れてきた。
 指があるから口を噤むこともできず、半端に開いたままの口では声を堪えることもできず、恥ずかしい声が零れる。
 彼の指に、唇に、こんなに反応を返していることが暴かれる羞恥に体が震える。
 こんなの恥ずかしい、と回らない口で訴えても、もちろん聞いてもらえない。
「とても可愛らしいですよ、春歌。君のメロディはどんな音でも私を熱くする」
 言葉の意味を察して、カッと熱が体に走る。
「私しか知らない君をもっと下さい……独占欲?嫉妬深い?何を言われてもいいんです。
 君が私のものでさえあれば、それでいい」
 熱を持った囁きが、熱い唇と指が私を熱くする。
 初めて感じるこの感覚が、快楽というものなのだと否応なく教えてくれる。
 くちゅり、とぬかるんだ音がして、自分の体がもうどうにもならないほど昂ぶっているのに気が付く。
「……んっ、ふぁ……もぅ」
 優しく触れるだけの指が、一点だけをずっと撫でていた。
 芯をとらえ、私の反応をみて、痛くないように。
 どうしよう、気持ちいい。
 恥ずかしい、でも気持ちいい。
 恥ずかしいのに抑えられない声が、限界を迎えることを訴えて、体が跳ねるように大きく震えた。
 唇をこじ開けていた指が引き抜かれ、涙で霞む視界をそっと拭われて見上げると、なんだかすごくトキヤくんが男の人っぽくて驚いた。
 出会ったときはちょっと大人っぽい少年、だったのに。
 その目ははっきりと欲情に染まっていて、すごく男の人なのに色っぽくて。
0319トキヤ×春歌72012/07/18(水) 20:13:06.89ID:IS6YAsNC
「……すごく格好いい」
「……こんな時なのに褒め言葉、ですか?君の言葉ですからありがたく頂きますが」
 ふわりと笑うと、もう一度ゆっくりとキスをした。
「君はとても可愛いですよ、いつもですが。……今日はまた格別に」

 かちゃりとベルトのバックルを外す音が聞こえて、ああ、いよいよなんだ。と悟る。
 ややあって、覆いかぶさるトキヤくんが、
「何も我慢しないでください、声も、痛みも」
 そういうと、腕を背に回させた。
「痛かったら、どうぞ遠慮なく爪を立てて頂いても構いませんよ、君の痛みを分けてください」
「……それはまずいんじゃ……?」
 万が一人に見られたら、と思うと恐ろしい。
「背中の爪痕は男の勲章なのでしょう?」
 悪戯っぽい笑みに緊張がほぐれる。
「声も我慢してたらまた指で開きます、君につけられると思えば噛み跡も可愛いものです」
 どこまで本気なのかなにやら恐ろしい宣言に、退路を塞がれた気がしてちょっと情けない顔で見上げた。
「何も隠さないで……愛しています」
 ぐいっと体を押し開かれる、体の中心に感じる熱をゆっくりと抱き込んでいく。
 途端に体を貫く痛みに涙で視界が歪むのを、トキヤくんの唇がそっと拭ってくれた。
 痛い、という言葉を聞かせたくなくて、意味を持たない声だけを出す。
 あぁ、こんなに痛いのに、幸せだと思う私はおかしいのでしょうか?
「トキヤくん……大好き、っくぅ……あぁっ……」
「春歌、……私もっ、君が好きだ」
 何度も私の名前を呼んで、好きだと言ってくれる声がうれしくて、ぐっと背に回す腕に力を込めた。
 さっきまで余裕っぽい振りをしていたのに、段々と荒くなっていくトキヤくんの呼吸。
 さっきまで痛くて痛くて仕方なかったのに、段々と違う感覚に侵されていく私の身体。
 呼吸に交じって口をつく声が恥ずかしくなって、思い切って自分から唇を重ねた。
「んっ、ふぁ……ぁ」
 どうしてなの?
 塞いでるつもりの唇から声が漏れる。
0320トキヤ×春歌82012/07/18(水) 20:13:43.83ID:IS6YAsNC
「……春歌、いけない子だ。ちゃんと聞かせなさいと言ったでしょう?」
 叱りつけるようなことを言うのに、嬉しそうなトキヤくんに腕を軽々とひとまとめに縫いとめられてしまった。
「……え?あ……」
「これで何も隠せなくなったでしょう?……それにもう、手加減は要らなさそう……ですね」
 言うなり大きくなる動きに、体が揺さぶられる。
 濡れた音と乱れる呼吸、膨れ上がる気持ちの良さに、自分でもなにもわからなくなる。
「ぅぁっ……とき…や…くんっ」
 もうだめ、なにがだめなのかなんてわからないけど、もう限界。
 弓なりにぐっと逸らした身体から力が抜ける。
 そして、捉えた腕を解放したトキヤくんが、わたしをぎゅぅっと抱きしめてくれた。
「……私も、もうっ限界です」
 イキますよ、
 耳元に囁かれる熱い声を聞いて、わたしはそのまま意識を手放してしまった。
 
 なんだろう、体がふわふわする。
 それに暖かい。
 この香りには覚えがある……トキヤくんだ。
「ん……ときやくん……、あったかい……だいすき」
 いつもなら感じる、彼の腕の中でのドキドキで壊れそうなくらいのときめきも、今はとても穏やかで。
 柔らかく私を抱きしめてくれているこの腕の中がとても幸せで。
「……春歌?起きているのですか?」
 おきて……?ないです、とても幸せな夢をみてるんです。
 トキヤくんが、私を好きだと求めてくれて、応えることができた素敵な夢。
 ぽやん、と意識が浮上する。
 月明かりの中、穏やかに笑うトキヤくんが私を見下ろして……
 お布団のなか触れ合う素肌と、さらりとしたシーツの感触。
「あ、あれ???」
「今のはねぼけていたのですね、すみません、起こしてしまいました」
 優しく触れる唇と、髪を梳く手……私の腰をぐっと抱きしめる腕。
 ……え?あ、あの??
 下肢に感じる熱に慌てて見上げると、少し困ったような顔のトキヤくん。
「申し訳ありません、春歌。
 先程の君がとてもとても可愛らしかったので、寝かせてあげられなくなりました」
 言葉とは裏腹にこれっぽっちも悪いなんて思ってないその言動に、唖然とする私に。
「……だって、仕方がないでしょう?私を受け入れてもらえたことが嬉しくて仕方がないんです」
 そう言うトキヤくんの嬉しそうな顔がとても素敵で……
 とてもとても逆らえそうにはありませんでした。
0321名無しさん@ピンキー2012/07/18(水) 20:14:26.32ID:IS6YAsNC
 次の日、妙にすっきりとしたトキヤが活き活きと撮影を進める姿を見ることになるのですが、それはまた別のお話です。
 
 というわけでトキヤ×春歌でした。
 三人称難しいよ!といいつつ一人称も難しかったです。
 春歌の視点だからなんだろうか?
 
 ちょっとばかり変態っぽいトキヤをご笑覧いただけると嬉しいです。
03243042012/07/19(木) 07:31:41.91ID:y9J7XJFc
>>322
この程度は通常運転の範疇でしたかw
GJありがとです!

>>323
じゃ、次はおもしろかったって言ってもらえるようにがんばりますね!
0325名無しさん@ピンキー2012/07/21(土) 15:41:27.31ID:0j+JAMMF
>>321乙!
トキヤさんはどんな変態かと思ったら紳士だったので萌えた
ハルちゃんのトキヤくん呼びにも萌えた
えっちの前後も良かった!!
0327名無しさん@ピンキー2012/07/26(木) 17:20:23.05ID:Ocmp+Uwk
>>312
なんか描写が薄いっていうか…少女マンガにちらっとでてくるセクロスシーンって感じ。
他の方々が割と濃い目な書き方してくれたせいかもしれないけど、個人的には物足りなく感じてしまった。
>>323の発言は、「つまらない」っていうよりこの描写の物足りなさをいいたかったんじゃないかと思った。

話自体は面白かったです!
生意気いって申し訳ないけども、次回も期待してます。
0328名無しさん@ピンキー2012/07/27(金) 08:57:09.83ID:N/v/tbrw
GJくれた人たちありがとー!

>>327
うん、描写薄めにしたのはわざとでした。
段階踏んで距離を縮めてえろくなっていくほうが自分の好みだから、という理由ですw
最初くらい相手を気遣うほうに重点置きたかったというだけなんですが
でも、藍ちゃんが言うように一期一会なんだから面白くないって思われたらそこで終了
なんだよなぁと思うとバランスって難しいと思います


0329名無しさん@ピンキー2012/07/27(金) 12:50:26.79ID:dg1pRuWX
エロパロ板ではレス返ししない方がいい
そういう書き手は嫌われる
0330名無しさん@ピンキー2012/07/28(土) 06:58:06.10ID:OpSelBys
批判レスつける位なら一個でも多くSS投下してほしいんだぜ
書き手さん減って寂しい
0331名無しさん@ピンキー2012/07/31(火) 18:02:52.42ID:Ee1rejCQ
つまんないとかわざわざ言うやつの方がおかしいでしょ
誰も突っ込まないしそら職人消えるわ
0333名無しさん@ピンキー2012/08/02(木) 02:04:55.96ID:o8iFliyn
こういう板じゃ必ず職人に文句言い出すksが湧いてくんだよな
前にもSS書いたひとをpgrして追い出したし
読ませてもらってる立場なのにな…と言ってる自分も読み専なんだが
0334名無しさん@ピンキー2012/08/02(木) 07:50:44.13ID:TbUKg0WT
職人さんへの文句言うバカと、debutのデキがあれだったせいで
かなり職人さんいなくなっちゃったよな…
定期的に投下してくれてた方々カムバック…
0335名無しさん@ピンキー2012/08/02(木) 13:23:54.59ID:sWqmUjYR
pgrされていなくなっちゃった人とかいたのか
前スレから見てたけど、もう落ちちゃってるし気づかなかった
ぴん難スレも一時期ほど活気ないし、職人さんはひっそりしちゃったのかな
気長に待ってますので萌エロたぎった時に、投下おねがいします
0336名無しさん@ピンキー2012/08/08(水) 12:32:41.17ID:91ijJBga
さて今日は葉っぱの日だが
葉っぱ一枚のハルちゃんprprしようず
0338名無しさん@ピンキー2012/08/11(土) 23:19:23.85ID:/N/lA69K
簾をかけた窓を開け放して、首振りスイッチを入れた扇風機をかけて、それでもじわりじわりと暑い室内。
春歌と音也はTシャツを一枚だけ着た恰好で、床に敷いた茣蓙に座っていた。
「音也くん、暑いです…」
音也が春歌を後ろから抱きしめているので、もう春歌の背中はすっかり汗で濡れてしまっている。
「暑いけど、せっかくの休みだもん。くっついていたいよ」
甘えるように、えいっ、と音也の頭が肩にのしかかる。
暑い。汗が次々流れて、すっかり茣蓙が湿ってしまうくらいに。
けれど嫌な感じはまったくしない。
二人でひとつの命になったような、そんな錯覚さえしてしまう。
きっと暑さで思考がとろけてしまったのだろう。
春歌はぼんやりと熱に浮かされた表情で、ゆっくり背後の恋人を振り返る。
暑くて、心臓がドキドキして。
布ごしに密着した肌が、音也を欲しがって仕方ない。
「春歌……、」
音也の声にも熱が混じる。
視線が合って、唇が触れる。
「このまましちゃうと、声、聞こえちゃうかな……?」
唇を食みながら、音也が囁く。
羞恥と熱に紅潮した顔で、春歌はそっと吐息で応えた。





♪<ほしゅだよー
0339名無しさん@ピンキー2012/08/11(土) 23:23:48.34ID:/N/lA69K
あれwww
IDなっちゃんが隔離されてるwww
しかも愛島さんが69www
どういうことなのwww

ご無沙汰でした。
でぶとショックが落ち着いてきたので、またゆるゆるとハルちゃんprprしたいと思います。
0340名無しさん@ピンキー2012/08/11(土) 23:49:12.30ID:xshnaSg5
このおおおおおんぷくううううううん

とか思ったけど保守乙です!作品楽しみにしてます!
でぶとショックは大きかった…
ハルちゃんの枕営業in音春を発売前に書いていたけどでぶとのあまりの鬱に続きが書けなくなっていたのもここに
プリンス√で戻ってきてくれる職人さんもいたらいいな
0341名無しさん@ピンキー2012/08/12(日) 21:26:30.88ID:1nKLcdBv
>>339
保守乙っすー!
帰還ありがとうございます
>>340さんも無理なさらないでくださいです

ホントにデビューはいろいろショックでかかったわ・・・
0344名無しさん@ピンキー2012/09/08(土) 23:49:08.74ID:5oBdn8Hc
「なーなみっ!写真撮ろう!」
「あの、私が撮りますよ?」
「ダメダメ!ほら、いーからいーから!」
「春歌、遠慮すんなって!ほら間に入れって」
「行くよー、七海、翔。はいっチーズ!」
デジタルなシャッター音が響いて、一十木君のケータイに私たち三人が写る。
一ノ瀬さんがロケに行って半月、どんより落ち込んでいた私を見かねてお二人が誘ってくれたのです!
一十木君も翔くんも同い年なので、今まで友達がいなかった私にとってはとても楽しい時間で、ついついテンションが上がってしまいました。
その日の夜、私はいつものように一ノ瀬さんにメールする。
転送してもらった画像を添付して、お二人に構っていただきました、と報告。
そして散々迷って、早く会いたいです、とわがままも入れる。
長期ロケなんてこれからたくさんあると思うけれど、二週間も離れてるなんて今回が初めてで。
私は、こみ上げてくる淋しさをどうすれば良いのかわからなくなっていました。
テレビのセリフでもなく、録音された歌でもなく、一ノ瀬さんの本当の声に名前を呼んでほしい。
ロケがいつ終わるのか知らされていないので、この終わりの見えない状況がとても怖い。
早く帰ってきてください。
そう祈りながら、私は返信がないケータイを握りしめて眠りに就いた。


「春歌、…春歌」
そっと肩を揺すぶられる感覚に、意識がゆっくり浮上する。
「寝ぼけているのですか?困ったひとですね。君が会いたいと言ったのでしょう」
クスクスと笑いのこもった言葉に、私は今度こそ飛び起きた。
「い、一ノ瀬さん!?」
「そうですよ。ただいま帰りました」
「おかえりなさい……?」ハテナマークを浮かべている私を、ベッドに腰掛けた一ノ瀬さんが、ぎゅっと抱きしめる。
暖かい体が現実だと教えてくれて、嬉しくて私も腕を回す。
いつもより長い包容に、少しずつうとうとしてきたところで、一ノ瀬さんがぎゅっと力を入れて私の意識をつなぎ止めた。
「本当は明日帰る予定だったのですが、あんなメールを貰ってしまっては我慢できません。翔はともかく、音也まで一緒に遊んだのですか?」
「はい、私が落ち込んでいたので……」
「落ち込んでいた?…ふふっ。そんなに、私と離れて淋しかったのですか」
「当たり前です…」
恥ずかしくなって、一ノ瀬さんの肩に顔を押しつける。
「それなら、今夜はたっぷり甘やかしてあげましょう」





♪<ほしゅ〜 つづきはうぇぶで〜
0348名無しさん@ピンキー2012/09/28(金) 02:32:26.73ID:N6pMUGLp
「はい先生、コーヒーです」
「サンキュー。.....っと、お前はいつになったらちゃんと俺を名前で呼べる様になるんだ?」
何度訂正しても、コイツは2人の時でもなかなか名前では呼ばない。いいとこ、日向さんだ。
「あ、その....今までのクセというか....」
「まだまだ学生気分が抜けないのか?」
「いえ!そういう訳ではないんですが...」
顔を真っ赤にして否定する春歌がとても愛おしい。理由なんざ本当は知っている。ただ、単純に恥ずかしいのだろう。
その顔が見たくて、ついからかっちまう。
「それならいいがな。あ、そういやお前がちゃんと名前を呼ぶ時があるな」
「そ、そんな時ってありましたか?」
目を丸くし、小首をかしげる。
「俺を欲しがる時は、ちゃーんと名前を呼んでるぞ。お前憶えてねぇのか?」
春歌は先程より顔を真っ赤にさせて口をパクパクさせている。こりゃ、おもしれえ。
「どうした?なんだったら、呼ばせてやろうか?欲しがらせてやるよ」
「ほ.....」
「ん?もう欲しいか?」
「........保守です」
0352名無しさん@ピンキー2012/10/17(水) 20:06:00.01ID:rNZr1Dyt
春歌の髪をおさえるセシルの手が緩み、
しっかりと合わさっていた春歌のまつげが震えた。
長い口づけから解放された春歌は、静かに深呼吸をする。
「どんな楽器もそれに合わせた動きが必要になります」
おだやかに微笑むセシルは息も乱さずに、春歌の首筋をそっとなでた。
話の意図がつかめずに、春歌は軽く首をかしげる。
「春歌がピアノを弾くときは、10本の指を丁寧に伸ばして奏でるでしょう?」
小さく頷く頭を愛しそうに眺めながら、
セシルの指はするすると春歌の服を開き床に落としていく。
「演奏には指が大切。弦楽器もそう。しっかりと弦をおさえる指が大切」
春歌の口から驚きとも嬌声ともつかない悲鳴がこぼれた。
セシルはいつの間にか春歌のブラジャーの中に指をさしこみ、
言葉通りにして先端をおさえる。
指が強弱をつけて動くたびに、徐々に固くなっていくその感触を楽しみながら、
じわじわとペースを上げていく。
春歌は物言いたげに口を開きかけるものの、口から出るのは
意図しない声にもならないものばかりで、あわてて唇を結ぶ。
セシルの右手がホックをはずし背筋をなでる。
春歌の胸と共に圧迫されていた指は動きを妨げられることがなくなり、
あらわになった柔らかい胸をもう一度自由になでる。
「弓を引く時も慎重に……強すぎても弱すぎても、良い音は出ません」
背中にまわされていた指が、なだらかな曲線をたどって静かに腰まで到達する。
ひときわ強く指が動いた時、春歌の口から艶やかな音が紡がれた。
「ああ……とても素敵な音です、my princess」
春歌は思わず漏れた自分の声に、恥ずかしさのあまり身を固くした。
赤く染まった春歌の顔を見つめ、嬉しそうにセシルはつぶやく。
「そう、弦を直接指で弾くピッツィカートという技法もあるのですが
こうするとずいぶん違った音に聞こえませんか?」
言いながら指で胸の先端を弾いて春歌の返事を待つが、
当の本人はふるふると顔を振って、堪えるように口をつぐむ。
「そんなに身体を硬くしてはダメです。もっと良い音を聞かせてください」
ベッドに身体を預け、下着に指を這わせると、そこからは湿った音が聞こえた。
くちゅくちゅとした音が響き、春歌は両手で顔を覆って身もだえる。
「この音も素敵ですけど、ワタシはアナタの声の方がスキ。
だから、さっきみたいに歌ってほしい」
下着ごと秘部をなぞっていたセシルの手が一瞬離れ、春歌はほうっと
息を吐いたのものの、離れた理由が下着をはぎ取るためだとわかり
すぐにびくりとして息をのむ。
身体を隠す物がなくなり、ますます羞恥に顔を赤くする。
セシルが春歌の秘部に唇をつけ、愛用のフルートを演奏する時と同じように
軽く息を吹きかけた。
とたんに春歌の口から魅力的な音がこぼれた。
「ん……その声、エクセレント。とても嬉しいです春歌」
ほとんど唇を離さないまま、セシルがくぐもった声で話しかけると、
吐息と唇の動きで敏感な所を刺激された春歌の身体の奥から熱があがる。
「サックスなどを吹くときのタンギングは知っている?」
春歌は息も絶え絶えになりながらも、セシルの質問に答えようと視線を合わせる。
その潤んだ瞳がかわいらしく、セシルはそれだけでも充足してしまう。
「舌を使って音にアクセントをつける……こう」
もう一度春歌の秘部に口を近づけると、敏感な粒に何度も舌を押し当てる。
春歌は刺激に反応して身をよじらせ、手を握りしめたまま
追い詰められるように足をピンと伸ばした。
その唇からこぼれる一段と高い音が、甘くせつなく、セシルの耳に入り込んでくる。
――春歌を奏でるのはとても幸せで……。
0353名無しさん@ピンキー2012/10/17(水) 20:07:37.08ID:rNZr1Dyt
「にゃ……ンニャ」
「ねぇトモちゃん、ちょっと来て来て」
「ん、なに?」
「クップルが寝ながら何か言ってる。これ寝言かな」
「へー、メロンパン食べてる夢でも見てるんじゃないのー?」
くすくすと笑う春歌と友千香にも気づかずに、クップル――セシルは
窓際の専用ベッドでまどろんでいた。
暖かい日差しを浴びる、そんな午睡。




おしまい!
保守用に短く…と思ったのに1レスに収まりきらなかった
オチ付きですまんです
0361名無しさん@ピンキー2013/01/17(木) 16:55:31.72ID:dqxjswck
去年の今頃はMUSIC発売+Debut前で期待に心膨らませて
加速してたのにね
0365名無しさん@ピンキー2013/01/18(金) 08:15:59.76ID:vQDO0hsa
意外と定期チェックしてる人が多いということは分かったw
0368名無しさん@ピンキー2013/01/18(金) 23:09:09.18ID:YR7D1vY3
保守員さんも漏れなく歓迎しますので
早く投下しやがれください
0375名無しさん@ピンキー2013/05/16(木) 00:48:13.10ID:JEDDmS1F
翔春お風呂ネタを投下します。合計5レスほど。
読みたくない方は 翔春【Strawberry】 をNG登録またはスルーでお願いします。
0376翔春【Strawberry】2013/05/16(木) 00:49:47.38ID:JEDDmS1F
「那月に貰ったもんって、コレ?」
「はい!ストロベリーの良い香りがするんですよ」

丸っこいボールみたいな入浴剤。バスボムっていうんだっけか。
手に取って鼻に近づけると、確かに甘酸っぱい美味しそうな香りがした。
淡いピンクとパープルが綺麗なマーブル模様を描いている。「僕のお気に入りなんだ」と那月が春歌にくれたらしい。

「それで……あの……」
「ん?どーした?」
「な、那月くんが、し、『翔ちゃんと一緒に入ってね』って……」
「はあっ!?」

言い終わると同時に、春歌の顔がトマトのように赤くなる。
那月のヤツまた妙なことを――と、拳を握りしめてから、この案は悪くないなと思い直した。

「あ、も、もうお風呂湧いてるので!翔くん先に入ってください!」
「いや、お前も来い」
「へ?」

きょとんとした表情で、俺の目を覗き込む春歌。
その白い手にバスボムを握らせ、帽子を置いてスカーフを取る。

「……い、一緒に入るっつってんだよ!」
「え……えー!?」
「えーじゃない!ほら、ついて来い!」

慌てふためく春歌の腕を掴んで、俺は浴室へ早足気味に向かっていった。
0377翔春【Strawberry】2013/05/16(木) 00:51:48.83ID:JEDDmS1F
…………………………………………………………………………

「ふわ〜!すっごく良い香りですね!」
「なんか腹減ってくるな」
「ふふ。確かにお菓子の中にいるみたいです!」

春歌は俺の胸に背中を預け、泡にまみれて機嫌良く笑っている。
さすが俺様の彼女。浴室の淡く暖かい光に包まれ、白い泡を纏って微笑む春歌は、本物の天使みたいだ。
甘酸っぱい苺の香りと、目の前の春歌の髪から漂うリンスの香り。
湯の熱さも相まって何だか夢心地だ。春歌のくびれに腕を回し、肩に顔を寄せる。

「ん。翔くん、くすぐったいです」
「どこが?首?」
「うなじのとこ――きゃっ!?」

ふに、と湯の中で胸をつついたら、甲高い声が浴室に響いた。

「ちょ、ちょっと翔くん!!」
「ダメか?」

聞いておいてなんだが、答えを待たずに春歌の唇を奪う。
ぷっくりと紅いそれを食んで、隙間から舌を挿し、口内を舐る。
舌を離すと、彼女は上気した表情で「はぁ」と軽く息をついた。
蕩け始めた視線がヤバい。急速に下半身へと血が集まっていく。

「駄目……では……ないです」
「よし。じゃあ、壁に手ついてくれ」

視線を伏せたまま頷いて、春歌は湯船から立ち上がり、タイルにそっと掌を這わす。
濡れた肌はしっとりと手に馴染み、いつもと違った感触がする。
腿から脇腹へ、そしてその上の塊へ手を移動し、大振りのそれを優しく掴んで揉む。
先端を摘むと喘ぎがより荒くなり、それに加えて内腿を撫でれば熱っぽい吐息が耳に響く。
0378翔春【Strawberry】2013/05/16(木) 00:59:01.95ID:JEDDmS1F
甘酸っぱい匂いが漂う、ほんのりと桃色を帯びた白い背中。
美味しそうに見えたから一舐めしたが、別に甘くはなかった。そりゃそーだ。バカか俺は。

「ひゃっ……あ、あの、翔くん」
「なんだ?」
「え、えっと……ちゅー、してくれませんか……?」

恥ずかしそうに目を逸らしたまま、小さな唇が強請るように漏らす。
呟く程度の小声だが、浴室ではエコーがかかり台詞がしっかりと耳に残る。
なんだよこの可愛さ!!反則だろ!!
情けない表情を見られなくなくて、こちらを振り向いた春歌に無造作に口付けた。
春歌も懸命に舌を伸ばし、俺の動きに合わせようと首を傾ける。

「……あのな、お前がしたいなら、キスでも何でも好きにしてくれて構わないんだからな」
「は、はい」
「でも、べ、別にお前にねだられんのも嫌なわけじゃねーから、その……」

台詞に詰まったところで、口元に柔らかいものが当たった。
ゆっくりと春歌の唇が離れ、小さな顎から水滴が滴り落ちる。

「……しちゃいました」
「っ!!」
「でもやっぱり私、こういうこと上手にできないんです。それで翔くんにお願いしてばかりになっちゃって」
「いいんだよそれで。上手くとかそういうの関係なく、春歌が何かしてくれることが嬉しいんだよ、俺は!」
「あ……私も同じです。翔くんがしてくれることは全てが優しくて……いつも幸せです」
「ったく、照れるっつーの……春歌、続きしてもいいか?」
「……はい」

臍の方へ指を滑らせ、さらにその下へと探るように手を進める。
腿の間に触れると、水に混じってトロリと指に絡むものがあった。
何度か溝をなぞったのち内側へ中指を埋め、粘液を掻き出すように指先を細かく動かすと、嬌声と共に春歌の背が反る。
肉芽を抓ると声が一際大きくなり、湯気で霞んだ室内に春歌の喘ぎが木霊する。
0379翔春【Strawberry】2013/05/16(木) 01:01:10.36ID:JEDDmS1F
「ふあぁっ!も、だめですっ」
「春歌、もう少し足開け。入れるぞ」
「ふぇ?あっ――んんっ!!」

丸い腰をつき出させて、張り詰めたものを一気に膣内へ差す。
うなじを軽く吸いながら身体を揺するうちに、ぐちゅぐちゅと卑猥な音が聞こえ始めた。

「ひあっ!翔く、やっ……んあぁあ!!」

春歌の体内がきゅうと一気に狭まり、俺の全てを吸い尽くそうと何度も痙攣を繰り返す。
意識が飛びそうになるのを堪えて、襞が疼き絡む感覚に酔いながら、息を荒くし汗を流す。
達したばかりの春歌の目はもう蕩けきっていて、視線がかち合った途端、理性を保っていた糸が音を立てて切れてしまった。

「翔くん……」
「バカ。その表情はヤバいって」

春歌の身体を支え、思い切り腰を引き、そして打ち付ける。
緩んだ筋肉が強張る感覚が春歌の全身から伝わってきて、自分の中で何かが昇り詰めていく。
肉を打つ音がいやらしく、それに加え、甘く掠れた春歌の声が余計に興奮を煽る。

「らめっ、しょうく、だめぇっ!ま、またいっちゃいます、ぁんっ!」
「いいぞ、俺ももう限界――!」

髄が麻痺するような感覚が走り、募りきった昂りがついに爆ぜた。
全てを注ぎ切り、春歌の中からずるりと自身を抜く。一線の白濁が彼女の内腿を伝っていく。

「あっちーな……」
「あっつい……です」

同時に同じ台詞を零した俺らは、互いに目を合わせ、抱き合ったまま声を出して笑った。
0380翔春【Strawberry】2013/05/16(木) 01:06:07.32ID:JEDDmS1F
…………………………………………………………………………

腕の中で眠る春歌から、苺の香りが漂ってくる。
規則的な寝息を聴きつつ、彼女の額に口を寄せて、呼吸に合わせて動く肩に手を添える。

「また一緒に入るか。今度は違う香りのヤツで」

小さく呟くと、春歌がうっすらと目を開け、こくりと頷いた。

「翔くん……お菓子みたいな匂いがします……」
「んだよ。お前もだっつーの」

笑いながら答えると、「おそろいですね」と眠たげな声で春歌が言う。
欠伸混じりに「そうだな」と返す。前髪をよけて白い額にキスをすると、春歌は幸せそうに微笑んだ。

「おやすみなさい、翔くん」
「ん。おやすみ……」

甘酸っぱい香りに包まれて、ゆっくりと、俺たちは眠りに落ちていく――。
0381翔春【Strawberry】2013/05/16(木) 01:08:32.21ID:JEDDmS1F
終わりです。バカップル万歳。

ここのSSや萌えネタにとてもお世話になっていたクチなので、
ゲーム新作出るしアニメ2期も盛り上がっているし、投下が増えることを願っています。春歌可愛い。
0382名無しさん@ピンキー2013/05/16(木) 10:18:54.28ID:S5uuc3/a
>>376
乙です!
2人とも可愛くてニヤニヤしたw
翔春最萌でこの2人はバカップルだよなといつも思ってたので
いちゃいちゃが見れて嬉しかった
0383名無しさん@ピンキー2013/05/17(金) 00:01:52.10ID:uTkzM94y
t
0384名無しさん@ピンキー2013/05/17(金) 16:46:58.19ID:1FeTalWf
>>375
乙です!!!
いちゃいちゃバカップル最高です
さわやか甘甘っていうのか、等身大で付き合ってる二人が可愛い
なっちゃんもGJw
0387名無しさん@ピンキー2013/06/24(月) 01:01:31.71ID:ZrpBNLAA
保守
0389名無しさん@ピンキー2013/06/25(火) 00:17:28.73ID:D3jJe+tm
書きたいんならどうぞ
じゃない?
自分はいらないが欲しい人はいると思う
0391名無しさん@ピンキー2013/06/28(金) 21:40:15.52ID:bgrBPk8W
社長以外は誰でも読んでみたい
ところでアニメのキャラもここでいいのかな?
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