【涼宮ハルヒ】谷川流 the 68章【学校を出よう!】
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0001名無しさん@ピンキー2012/04/14(土) 23:18:33.49ID:Qlg4VAh4
谷川流スレッド設立に伴う所信表明

我がスレッドでは、谷川流作品のSSを広く募集しています。
過去にエロいSSを書いたことがある人
今現在、とても萌え萌えなSSを書いている人
遠からず、すばらしいSSを書く予定がある人
そういう人が居たら、このスレッドに書き込むと良いです。
たちどころにレスがつくでしょう。
ただし、他の作品のSSでは駄目です。
谷川流作品じゃないといけません。注意してください。

■前スレ■
【涼宮ハルヒ】谷川流 the 67章【学校を出よう!】
http://pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1290783692/

■過去ログ■
http://www9.atwiki.jp/eroparo/pages/210.html

■これまでに投下されたSSの保管場所■
2chエロパロ板SS保管庫
http://sslibrary.gozaru.jp/

■投稿されたSSを案内しているサイト(作成中)■
谷川流スレ@エロパロ板ガイド
http://www35.atwiki.jp/tanigawa/

■荒らしについて■
削除依頼対象です。反応すると削除人に「荒らしに構っている」と判断されてしまい、
削除されない場合があります。21歳以上なら必ずスルーしましょう。

PINK削除依頼(仮)@bbspink掲示板
http://sakura02.bbspink.com/housekeeping/
0002名無しさん@ピンキー2012/04/14(土) 23:19:39.31ID:Qlg4VAh4
Q批評とか感想とか書きたいんだけど?
A自由に書いてもらってもかまわんが、叩きは幼馴染が照れ隠しで怒るように頼む。

Q煽られたりしたんだけど…
Aそこは閉鎖空間です。 普通の人ならまず気にしません。 あなたも干渉はしないで下さい。

Q見たいキャラのSSが無いんだけど…
A無ければ自分で作ればいいのよ!

Q俺、文才無いんだけど…
A文才なんて関係ない。 必要なのは妄想の力だけ… あなたの思うままに書いて…

Q読んでたら苦手なジャンルだったんだけど…
Aふみぃ… 読み飛ばしてくださぁーい。 作者さんも怪しいジャンルの場合は前もって宣言お願いしまぁす。

Q保管庫のどれがオススメ?
Aそれは自分できめるっさ! 良いも悪いも読まないと分からないにょろ。

Q〜ていうシチュ、自分で作れないから手っ取り早く書いてくれ。
Aうん、それ無理。 だっていきなり言われていいのができると思う?

Q投下したSSは基本的に保管庫に転載されるの?
A拒否しない場合は基本的に収納されるのね。  嫌なときは言って欲しいのね。

Q次スレのタイミングは?
A460KBを越えたあたりで一度聞いてくれ。 それは僕にとっても規定事項だ。

Q新刊ネタはいつから書いていい?
A最低でも…………一般の――――発売日の…………24時まで――――待つ。
A一般の発売日の24時まで待ってもらえますか? 先輩、ゴメンナサイです。

Q1レスあたりに投稿できる容量の最大と目安は?
A容量は4096Bytes・一行字数は全角で最大120字くらい・最大60行です。
Aんふっ。書き手の好みで改行をするのも揃えるもバッチリOKです。
0003名無しさん@ピンキー2012/04/14(土) 23:24:08.06ID:dX6Xy0Yc
VIPでもよく見るけど、会話のみで作るssってのは誰得なんだ?
読んでる側には情強が掴みにくいし、文頭の名前がうざったい。
書いてる側にも伝えたい思いが込められるとは思えん  
0004名無しさん@ピンキー2012/04/14(土) 23:45:55.25ID:kvNbnPHN
スレ立て乙です
0005名無しさん@ピンキー2012/04/15(日) 03:47:06.05ID:FAup8G9v
前スレの荒らしバカは土下座しにこないのか!?
いきなりクソみてえな長文で埋め立て荒らししやがって
死ねよ
0006名無しさん@ピンキー2012/04/15(日) 10:21:19.49ID:g4Xd/Kg9
>3
単純にそのほうが書きやすい内容だから、ですな。
書き手読み手双方の能力が要求される難しい手法ですが。

# エロゲのシナリオ準拠、という説明もありますが、あっちはト書き入ってますしねぇ。
0007名無しさん@ピンキー2012/04/15(日) 10:47:50.43ID:JTijX364
前スレの面白かったよ。
荒らしなんか気にしないで続き書き込んでよ。
0008名無しさん@ピンキー2012/04/15(日) 12:21:14.77ID:tkInHUZ0
好き嫌いは人それぞれ
過疎スレに投下したことだけでも上等だろ

会話のみのは世界やキャラが読み手にわかってる二次創作だからできるんだろうね
書き手にとっては気楽に書けるのがいいんだろうな
読みにくいとはおもわないけどな
0010名無しさん@ピンキー2012/04/15(日) 19:36:16.47ID:WYHoBbqT
過疎スレだったらなにやっても良いみたいな極論は、いやだなあ…
0012名無しさん@ピンキー2012/04/16(月) 13:07:03.09ID:88ZPLC37
会話のみ(シナリオ形式て呼ぶのか?)がいけないのか
スレが落ちそうになるまでなのがいけないのか
キョンが操られるレイプになる内容がいけないのか
わがまますぎないか?
0013名無しさん@ピンキー2012/04/16(月) 19:28:20.71ID:oHt4Dgxq
内容が良くなかった
埋め立て荒らしみたいになったのが良くなかった

色々あるが、あんな投下の仕方して次スレも立てないで逃亡とか確信犯だろ…
誰にも気付かれないままスレ落ちてたら、下手したら無くなってたかもしれないんだぞこのスレ
0026名無しさん@ピンキー2012/07/16(月) 00:11:00.50ID:tc2sgqFB
復活
0030「ストリート・キッズ」を学校キャラにした改変2012/08/04(土) 07:14:13.95ID:Kudcrsmi
夏。高崎佳由季と縞瀬真琴は山の中の“泉”で泳いだ。
連日の暑さには佳由季も、涼みに行かないという真琴の誘いを断ることができなかったのだ。

真琴が見つけたという秘密の“泉”で、佳由季と真琴は、すっぽんぽんで泳いだ。
いや、真琴はまっ裸になったのだが、佳由季のほうは、トランクス一丁になるのが精いっぱいだった。
はにかみ屋を装っていたのではない。自分の生まれたままの姿を、真琴の目にさらすわけにいかなかったのは、
真琴が生まれたままの姿を、惜しげもなく見せつけてくるからだった。
真琴は恋する乙女らしく、自然に服を脱ぎ捨て、佳由季が困ったような顔をすると、なおいっそう喜びを覚えた。
冷たくて青い水溜まりから突き出た細長い石の板の上で、仰向けになって日光浴をしていながらでも、
佳由季が自分の裸からどんな影響を受けているのか、なぜみっともないぺらぺらのトランクスを頑として脱ごうとしないのか、
どうして腰の高さの水に浸かったままでいるのか、それらの答えが手に取るようにわかった。
佳由季の内気さを揶揄し、同時にその内気さを心行くまで楽しむ。
 
佳由季をからかい、佳由季を弄び、佳由季の物欲しげな視線を楽しんだ。陽の光と佳由季の賞賛とを、体いっぱいに浴びる。
真琴はこれまで、心を読む能力で、力を手に入れ、復讐をなし遂げてきた。
それが今では、胸に芽生えた淡い思いと、気づいてもらえないじれったさと、
恋に落ちていく肉体が発する音のない音楽とを、楽しめるようになっていた。
真琴は、冷たい水の中で軽くひと泳ぎしてから、岩の上に寝そべって、暖かい陽の光に全身を包まれる。
しかし、目を閉じると、体を包み込んで温めてくれるのは佳由季になり、
伝わってきた体温が体じゅうに広がって、佳由季の熱が自分を溶かし、自分の中で佳由季も溶けていく。
眠ったふりを続けたまま、佳由季が恥ずかしそうにこっちを見たり、
雑念を振り払うかのように泳ぐのを、薄目をあけて見守り、そして、心の中でささやく。
そんなことしたってむだよ、ユキちゃん。どうせわたしのものになるんだから。でも、むだなあがきをさせてあげる、と。
それから、ひとりでくっくっと笑って心地よいまどろみに迷い込んでいき、
眠りから覚めると、佳由季を見つけて、その姿から、
佳由季が必死に、自分のことを考えないように、自分のほうを見ないように、自分のほうに引きつけられないようにしているのに気づく。
さらに、人類最大の叡智とも言うべき百発百中の女の直感で、この恋の行方を知るのだ。
最後には、佳由季が近づいてきて、自分の中へ分け入り、自分も佳由季をしっかと抱いて、
佳由季のものを自分の中に包み込み、ふたりはひとつになったまま、世界のすべてを感じ取る……。
そのための時間ならいくらでもあるし、今では、待つことさえ、体のうずきに悶えることさえ、心地よかった。
佳由季を愛しているから。急ぐ必要などひとつもないから。

佳由季のかかえるジレンマを、“泉”はみごとに具現していた。
冷たい水という身を切られるような現実と、それに相対するものとして、きらめく岩と黄金の少女という身を焼かれるような夢。
真琴は歌を歌うセイレーンのようだった。裸で岩の上に腰かける真琴の姿が、
歌声に引き寄せられてセイレーンの餌食になった男たちの話を、はっと思い起こさせる。
光と影のツートンカラーになった真琴の肌を見ているだけで、頭がくらくらした。肉欲を感じながら泳いだ。
体が真琴の方に吸い寄せられ、心臓の鼓動がうつろになり、股間のものが猛々しく頭をもたげる。心地よい痛みだ。春奈と別れて以来、こんな気持ちになるのは初めてだった。
0031名無しさん@ピンキー2012/08/04(土) 16:26:45.67ID:MdyFJYnR
うむ、ここだと珍しい組み合わせだ。原作のネタを絡めつつ、出番があっても中身が出てきにくい超能力者の内面を上手いこと出している。
それだけに原作を読んでいないとピンとこない箇所もあるけど、想いの在処とかの表現は引きこまれるところがある。
少し駆け足になった部分があるのが残念だけど、冗長に進めるよりはむしろいい方向だな。GJです
0032名無しさん@ピンキー2012/08/07(火) 04:34:54.50ID:TxwWeSNx
真琴ちゃん一番好きだ
gj
0034有希-Yuki-2012/08/14(火) 22:40:52.96ID:gjg0BHcG
ハルヒ「麻雀部を作るわよ」

キョン「俺、麻雀のルールあんまりよく知らないんだけど」

ハルヒ「何言ってんのよ、キョン太郎。作るのは女子麻雀部。あんたは雑用係よ」

キョン太郎「えっ?」

ハルヒ「有希、あんたが大将よ」

長門「麻雀って楽しい……」

キョン「文学少女長門有希を空気キャラにした分裂を許すな」

ハルヒ「おっぱいちゃんは副将ね、ほらみくるちゃん、もっと有希と百合百合して」

みくる「ふえ〜ん、麻雀怖いです、シラフじゃとてもやれないですぅ」

キョン「朝比奈さん、おっぱいが正直たまりません」

ハルヒ「中堅は私、次鋒は喜緑さんに任せたわ」

ワカメ「なんで私まで……ってこの表記は何ですか!」

ハルヒ「先鋒はキョンの妹ちゃんね」

妹「わーいタコスだじぇ」

キョン「いやこいつ高校生じゃないし、小学生だし」

ハルヒ「決勝の相手は第三EMP学園、イージス高校、ボクセカ高校、いずれも強豪よ」

キョン「高校名適当すぎだろ……もう決勝っすか、って古泉はどこ行ったんだ」

ハルヒ「古泉くんなら敵チームの執事やってるわよ」

キョン「結局俺はホモか空気化のどちらかしか道はないんだな」
0035名無しさん@ピンキー2012/08/14(火) 22:52:43.58ID:0x46hyfy


一日八時間麻雀のこと考えてるラノベ作家というのが
世の中に居てだな
0036名無しさん@ピンキー2012/08/14(火) 23:45:00.02ID:MbmET51V
GJ!!
この爽やかなしんみり感がいいなあ。
原作にも最終話があったら、こんな感じになるんだろうけど、
この後、ハルヒが神様パワーを復活させて、
SOS団を再結成してそうな終わり方がすばらしいです。
0040余熱1/22012/09/30(日) 21:03:56.99ID:bNOwnNTn
暑い夏は夜になっても
体の熱のほてりがさめない。
思い出すことは
昼間見た夏服から伸びた四肢、
笑顔だったりする。
やばい。
頭が夏の暑さにやられているのか
変なことを考えてしまう。
こんなときは眠って脳の疲れを
とろう。
……。
どうしようもないもやもやを抱えて
僕は部屋を出た。

『どうしたの、兄さん? 何かよう?』
妹が無邪気な顔で出むかえてくれる。
何も用があるわけじゃない。
『いや特にないんだが』
目をそらさずに言った。
『あたしの部屋が見たいの? いいけど』
ドアをあける。OKのサインだ。
『そんなんじゃない』
部屋に入る。

妹の部屋といってもここで生活してるわけじゃない。
僕と妹は遠くはなれた学園で生活していて
ここには休暇のときにしか帰らない。
むかし、妹と今はもういない双子の妹は
二人でこの部屋を使っていた。
子ども時代の思い出が、
記憶が、この部屋には
つまっている。

ぬいぐるみ、絵本、鏡、児童文学、
子どものころのものがならんでいる。

『兄さんがこの部屋入るの久しぶりだよね』
妹はベッドの上に座り、
僕はクッションにあぐらをかく。

沈黙が続く。
妹は僕が何か話すのを
にこにこしながら待っている。

慣れなかったんだ。僕は実家では
妹たちといつも一緒だったし、
学園から帰ってきたときも幽霊の妹がいつも
くっついていた。
一人で実家の自分の部屋にいると
どうしても
何かが足りないように感じてしまう。
まわりには笑われるだろうが。

『兄さんあたしと一緒に寝たいの?』
『な、何いってんだ、お前』
『だって兄さん春奈がいなくて
淋しいからあたしの部屋に
来たんじゃないの、
いいよ、あたしが
春奈のかわりしても』
0041余熱2/2 2012/09/30(日) 21:06:14.04ID:bNOwnNTn
こいつに読心能力があるとは知らなかったよ。
『ああもういい帰る』
『ちょっと待ってよ、兄さん、
ごめん』
妹が僕の腕をつかんで
ひきとめる。
ひんやりとした手の感触、
これが欲しかったんだ。
『え?』

僕は妹を抱きしめる。
妹は僕より体熱が低い。
『ちょ、ちょっと兄さん』
暑い夏の余熱も
一日の終わりに高くなる体熱も
僕より
熱の少ない体を
抱くことで
クールダウンする。

僕は妹の背中に回した両手をはなして
『じゃお休み』と帰ろうとしたが
いつの間にか
妹は僕にしがみついていた。
『兄さん……兄さん……』
『ちょ……離せよ。暑苦しいだろ』
嘘だ。抱きついてきても暑苦しくない。
『何でこんなことしたの?』
『え……』

『妹だから?』
『え……』
『妹だから抱きしめても別にいいとか考えてるの?』
『いや悪かった、2度としない』
『そうじゃないの』
沈黙。
『兄さん』
『……』
0042名無しさん@ピンキー2012/10/01(月) 18:53:56.57ID:WJC42ppu
うむ、ここだと珍しい組み合わせだ。原作のネタを絡めつつ、出番があっても中身が出てきにくい超能力者の内面を上手いこと出している。
それだけに原作を読んでいないとピンとこない箇所もあるけど、想いの在処とかの表現は引きこまれるところがある。
少し駆け足になった部分があるのが残念だけど、冗長に進めるよりはむしろいい方向だな。GJです
0046名無しさん@ピンキー2012/10/08(月) 09:36:04.84ID:SuaxJgT2
>>36とか>>42みたいなコピペやって何が楽しいのか分からない
本人は面白いつもりなんかね?
…って書くと顔真っ赤にしたコミュ障がコピペしまくるのかな

それはさておき、ハルヒのモブな人たちのSSってないかな?
時々ふと読みたくなる
00482012/10/09(火) 12:19:09.25ID:/BY+ZyT0
佐々木のエロ思いついたんだが。陵辱なんだよな

ありなん?
0049名無しさん@ピンキー2012/10/09(火) 17:35:38.00ID:NTB2qfOK
それはさておき、ハルヒのモブな人たちのSSってないかな?
0051名無しさん@ピンキー2012/10/13(土) 18:29:43.84ID:LGhUfJOq
>>48
ありでしょ!
0052名無しさん@ピンキー2012/10/13(土) 19:41:02.98ID:WV7lBkFN
『またこの学校に戻ってきました』、続きが読みたいです。。。
0054名無しさん@ピンキー2012/10/16(火) 17:11:41.59ID:d3SzIAWz
あーさーくーら!ドドンドドンドン!あーさーくーら!ドドンドドンドン!
0057名無しさん@ピンキー2012/10/30(火) 20:40:37.49ID:40TEIikg
ありでしょ!
0058名無しさん@ピンキー2012/10/31(水) 02:37:55.52ID:46rD6VYS
>>55
あーさーくーら!ドドンドドンドン!あーさーくーら!ドドンドドンドン!
0063名無しさん@ピンキー2012/11/11(日) 20:34:32.90ID:4O3bKzLU
分家(と表現したら怒る人が結構居そうだけど)の佐々木スレは結構伸びてるのに、本家がこの有様とは。。。
0065名無しさん@ピンキー2012/11/12(月) 23:29:21.60ID:CliIpJlx
その佐々木で書いてみました。ただ長いから今日明日でだすよ。
明日は休みだから昼くらいかな。

注意 陵辱 佐々木、橘京子がひどい目にあいます。グロなし。
   今日の分は橘中心。長いと思うけどごめんね
   
0066ハルヒの力2012/11/12(月) 23:30:17.01ID:CliIpJlx
「ねえ、キョン」
「なんだ、ハルヒ」
 少し騒がしい朝の教室で俺は振り返ってハルヒを見た。
ハルヒは自分から呼んだくせに髪をくるくるといじりながらそっぽを向いていた、少し不機嫌そうに見えるのは気のせいだろうか。本当は俺の態度なんだがな、それは。
 俺はため息をついてもう一度ハルヒに言う。
「なんだ、ハルヒ」
 ハルヒはちらりと俺を見るとまた目を背ける。
「……なんでもない」
「……そうかい」
 まあいいさ、ハルヒの気まぐれなんて慣れっこだ。まあ、ひっかかるところはあるが何かあれば言うだろうさ。
 俺は前に向き直るとカバンの中から教科書やらなんやらをだして机に突っ込む。入らないじゃないか。たまには置き勉もへらすべきかもしれん。
「あのさ」
 俺が悪戦苦闘しているとまたハルヒが俺に言った。俺は入らない教科書を机の上においてハルヒを見る。
「なんだ、ハルヒ」
 今日三回目の同じ言葉を俺はハルヒに向ける。これで最後にしてもらいたいね。
「あのさ」
 歯切れ悪くハルヒは繰り返してくる、俺にはハルヒがここまで煮え切らない態度をとってくる記憶がちょっとないな。また閉鎖空間がどうのとか俺が二つに分かれたりとかするんじゃないだろうな、今日は雨だから勘弁してほしいね。
「あんたのその、友達は、今どうしてるの?」
「友達?国木田や谷口のことか。どうも何もないだろう。別に学校を休んでいるわけでもない」
 というよりも何度か会ったり映画撮ったりしているのだから覚えてやれよ、ハルヒ。
 そう俺が心の中でため息をついていると、ハルヒは少し眉を上げて怒るように俺を睨んだ。
「違うわよ。そもそもそいつらは何度も会っているじゃないの。あいつ、いや、あ、あの子のことよこの前SOS団で街に行ったときに会った」
「あっ佐々木のことか」
「そ、そうよ。たしかそんな名前だったでしょ」
 「友達」とか言われるからわからなかった。「親友」なら該当者は一人しかいないのだが。
「どうしてるもなにも、わからないな。そう頻繁に会っているわけでもないんだ」
「そう」
 ハルヒはそれだけ言うとまたそっぽを向いてしまった。なんなんだ全く。
「そういえば佐々木とはこの前公園で話したっきりだな、なにしてるのか俺が知りたいくらいだ」
 誰に言ったわけでもない。唯思ったことを口に出しただけだ。実際のところ佐々木とは連絡は取り合っているわけではない、やれやれ親友失格かね。
「キョン」
0067名無しさん@ピンキー2012/11/12(月) 23:30:52.41ID:CliIpJlx
 いつの間にかハルヒが立ち上がって俺を見下ろしていた。
「なんだよ、ハルヒ」
 一文字だけ加えた今日4回目の返答を返す。
「なんでも……ないわ」 
 ハルヒはいきなり踵を返すとそのまま教室から出て行った。
 俺はあっけにとられたがハルヒのことだ、部活の時間にはケロリとしているだろう。まあ、小泉には報告しておくか。
 外は雨が降っている。傘を忘れてしまったことが悔やまれるな。

「公園……しらない……」
 廊下を歩く彼女の心は暗い、その暗さは空を暗くすることを彼女は知らない。

「佐々木さーん」
「やあ、橘さん。時間通りだね」
 佐々木は雨の中走ってくる橘に微笑みかけた。彼女は駅の屋根の下にいた。午前中だからか人は少ない。
「ぎ、ぎりぎりなんで走ってきました」
 はあはあと荒い息を吐く橘は傘をたたんで少し降る。
「そんなに急がなくよかったのに。僕も今着いたばかりだからね」
「えっ」
 橘は目を丸くして佐々木を見た。
「佐々木さん。口調が」
「ん?僕のしゃべり方がおかしいかい。……あっ」
 佐々木はくっくっと笑って。
「無意識に言ってしまったよ。でも今日はなんとなくこちらの方がしっくりくるようだね」
 嫌かい?と佐々木は橘に問いかける。橘はぶんぶんと首を横に振る。
「そんなことありません」
「ありがとう。じゃあ僕は一日このままでいようかな。全く、急な休校とはいえ学業が本分の学生の身分で遊びに行こうとしたのが祟ったのかな」
 やれやれと佐々木は肩をすくめる。
 彼女の言った通り。今日、佐々木の通う高校は突然休校になった。理由は分からない。本当に突然だった。佐々木がそれを知ったのも高校に着いてからだ。
 その為か彼女はブレザーとチャックのスカート。つまり制服のままだ。
「たまには大丈夫ですよ。佐々木さんは頭いいですし」
 そういう橘は黄色をベースにした上着に白いスカート。彼女もまた高校が急な休みになっていた。知ったのは家である。
「そんなことはないよ。僕は凡人さ。いつもテストの結果が気になるし。勉強を一日でもしないと不安でしかたない小市民さ」
 それにと佐々木は続けようとして。
 
 バチ

「?」
「?」
 いきなりの音に二人は顔を見合わせた。 あたりを見回してみても特に変わったところはない。
0068名無しさん@ピンキー2012/11/12(月) 23:31:32.49ID:CliIpJlx
「なんでしょうか今の音は」
 橘はきょとんとした顔で佐々木に問いかけた。
「さあ、結構大きな音だったね……」
 瞬間、佐々木の顔が強張っていった。片方の頬を釣りあげて、ひくひくと顔を動かす。
「ど、どうしたんですか佐々木さん」
「い、いや。なんでもないよ。わ、悪いのだけれど橘さん。ちょっとお手洗いにいってもい、いいかな」
 なんでもないと佐々木は言ったが、うろたえていることが傍目にもわかった。
「大丈夫ですか、顔が青いですよ」
「だいじょうぶ……」
 橘はそんな弱々しい佐々木の姿を見たことがなかった。佐々木はスカートを抑えてトイレに行こうとしているのだが少し歩いては戻ってきてしまう。
「佐々木さん。本当に大丈夫?」
「ああ、大丈夫だよ」
 そこに雨の中から走ってきたサラリーマンがドンと佐々木に当たった。
「へっ?」
 佐々木がすっ頓狂な声を出してよろけた。ごめんなさいとサラリーマンが振り返った。
「あっ」
「うわっ」
 橘とサラリーマンが同時に声を出す。
 佐々木のスカートの下。その太ももに、よれた青いパンツが引っ掛かっていた。

 口に入れたストローから音を出して、佐々木はジュースをすすった。
 ここはとあるファーストフード店。佐々木は一人で壁際の席に座っていた。橘の姿はない、彼女は少し席を外していた。
 佐々木は手に持ったコップを置いて、頭を抱えた。
「……」
 言うべき言葉もない。あそこまで無様な姿を他人に見せたことはない。それよりも佐々木も少女としての純粋な羞恥心が彼女の顔を赤くした。
 いきなりパンツのゴムが切れる。そんなことがあり得るとは今の今まで佐々木は考えたこともなかった。
 しかし、実際に起こった。それも駅の真ん中で。
 佐々木は頭を振った。考えるよりも「あの時」の光景が思い出されるたび、反射的に体が動いてしまう。
「さ、佐々木さん……」
 佐々木がゆっくりと顔を上げる。そこには橘がおずおずとした足取りで近寄ってきた。顔は暗い。橘は佐々木を尊敬している、
そんな人間の落ち込んでる姿は気持ちのいいものではない。
「ああ……悪いね。手間をかけさせて」
 佐々木はくっくと自嘲するように笑った。無理に笑っているのは橘にもわかった。
「じゃあ……橘さん。その、すぐに」
 佐々木が何かを求めるように両手を出した。
0069名無しさん@ピンキー2012/11/12(月) 23:32:33.96ID:CliIpJlx
「ご、ごめんなさい」
 橘がいきなり頭を下げた。
 実は橘は佐々木をここにおいてから替えの下着を買いに行っていた。そんな橘が手ぶらで謝る。佐々木には悪い予感しかしない。彼女は声を抑えて聞いた。
「どう……したんだい?」
「そ、それが」
 どこに行ってもパンツが売っていなかった。そう橘は言った。
 佐々木がパクパクと口を動かした。ありえないだろう。そう声に出しそうになってしまった。
「100円ショップとかにも、行ってくれたかい……」
 絞り出すような声で佐々木は聞く。あまりの理不尽に橘をせめてしまいそうになったのを抑えたのだ。
「は、はい。どごにも、なぐて」
 橘は泣き出してしまった。佐々木を尊敬する彼女には、佐々木のことが自分のことのように悲しいのだろうその上、自分が役に立たなかったで悲しみが増し。あふれてしまった。
 佐々木があわてて言う。
「ごめんよ橘さん。僕は、その……ごめんよ……」
 橘は雨に濡れてびしょ濡れになっていた。それだけで彼女が必死に探してくれたことがわかるだろう。だがいつも冷静な佐々木がそれに今気づき、しかもただ謝ることしかできない。
 二人にはもう余裕がなかった。
 佐々木は無意識に立ち上がって橘に近寄った。彼女をを慰めようとしたのだ。
 
「スカートめーくり」

 急に近寄ってきた野球帽をかぶった少年が、佐々木のスカートに手をかけてめくり上げた。
 ふわりと舞い上がったスカートとまたずり落ちたパンツが少年の顔を輝かせた。一瞬少年の目に白いお尻が移った。
「なっ?」
 急いで佐々木がスカートを抑え、その上からパンツをそれ以上落ちないようにと掴む。
 少年はたたっと離れて、興奮した声を残して去って行った。
「こ、こんな。こんな、ことが。こんな、う、え」
 佐々木の頬を大粒の涙が流れた。
 
 パンツのゴムがいきなり切れ、どこにもその替えがなく。しかも何の脈絡もなくスカートをめくられる。
 ありえない。と佐々木は口を動かした。声は出さない、いや出す気すら起こらない。
「佐々木さん。シャワーに入りますか」
 橘はドアノブに手をかけて、佐々木を振り返った。明るくしようとしているのか無理に笑う。
「うん、そうしようかな」
0070名無しさん@ピンキー2012/11/12(月) 23:34:42.56ID:CliIpJlx
 佐々木も笑った。乾いた笑い。
 今二人は橘のマンション。その部屋の前にいた。
 ファーストフード店での一件で泣き出した佐々木を何とか橘がなだめて、ここに誘導したのだ。心の傷はともかく、少なくともパンツやその他の外的要因はこれで解決できるだろう。
「あれ」
 橘はドアノブが何の抵抗もなく回って開いたことに疑問を感じた。
「鍵……かけ忘れてたかな?」
 首を傾げる橘に佐々木が声をかけた。
「どうか……したのかい?」
「あっ、いえ。別にたいしたことじゃないです」
 かけ忘れたのだろう。そう思って橘は部屋の中に佐々木を招き入れた。
 
 中は女の子らしく明るい色合い部屋だった。
「今、着替え用意しますから。先にシャワー浴びてもらっていいですよ」
 橘の勧めに佐々木はうんと頷いた。
「あっ、場所はそこのドアなんで」
 と橘は場所を指で示した。佐々木がまた頷いて、そこに近づいてドアノブに手をひっかけようとして。
 その前にドアが開いた。
「俺も、シャワー浴びようかな」
 そこには男がいた。中肉中背で黒縁のメガネをかけた男。
「?は」
 佐々木と橘はあまりのことに固まってしまった。意味が分からない。
「……だっ誰!」
 橘があわてて声を出した。声に震えはない、いきなり男が部屋にいて驚かないほどの度胸が橘にはある、のではなく橘の頭の理解力を現実が超えていた。
「ひどいな、京子たん」
 男がのっそりと動く。佐々木がはじかれるように橘のところまで下がった。
「恋人じゃないか」
「はあ?!」
 橘は男の言っていることが少しもわからない。こんな男見たことも聞いたこともない。
「あ、あなたなんて知りません。でて行って」
 つまるところ男は橘のストーカーだった。男は橘の部屋の鍵を破って中に入ってきたのだった。
 男がもう一歩近づく。
「まて。それ以上近付いたら警察を呼ぶ」
 今度は佐々木が男に言った。彼女は男と橘の話を聞いて、男の正体をぼんやりとつかんだ。これ以上近付かせるのは危険、それが佐々木の出した答えだ。
 佐々木は片手で携帯を握り。男を睨む。
 さすがと言うべきか、この窮地に立って佐々木は凛々しい声を出した。先ほどまでの弱々しい姿が嘘のようだった。
「……君。誰?」
 男が言った。
0071名無しさん@ピンキー2012/11/12(月) 23:36:42.43ID:CliIpJlx
「それこそ僕たちのセリフだろう。婦女子の部屋に忍び込んで何をしていたのかは知らないけど。君のやっていることは明らかに犯罪だ」
「犯罪?京子たんは僕のこと愛しているのに何言っているんだ。お前」
 ぶるっと橘は体を震わせた。京子というのは彼女の名前だ、それを気味の悪い男に言われただけで気持ちが悪くなる。
「だから、あなたのことなんて知りません。ほ、本当に出て行って」
「……」
 男が動く。
「動くな。と言ったはずだよ。それにこっちは二人だ。女子だからと言っても警察を呼ぶ時間くらいは稼げる。おとなしく出て行けば、見逃してあげてもいい」
 男が佐々木を睨んだ。ぎりっと歯をきしらせる。
「やれよ」
 そう言った瞬間男が佐々木にとびかかった。
「がっ」
 佐々木は男に押し倒されて後ろにあったベットに倒れた。男が佐々木の両手を抑えて降る。佐々木の手から携帯が離れる。
「佐々木さん!」
 反射的に橘は佐々木にのしかかる男に両手を突き出すように押した。どけようと思ったのだ。男はびくともしない。
 男は橘をちらりと見て佐々木に目線を落とした
「くっ」
 佐々木は必死に男を押し返そうとしたが、男の手が佐々木の襟をつかんだ。そのまま男は佐々木をベットに押し付ける
「っ……おとなしくしろよ。いや」
 男は何か思いついたように。
「どけてみろよ。俺の手」
 男は佐々木に言った。そして押し付けるのをやめる。
 押さえつける力が弱まった反射で、襟をつかんだ男の手を佐々木は外そうとした。橘も弱々しく「攻撃」を加える。
 佐々木がいくら力をいれても、橘がどれほど押そうと。男は半笑いを浮かべるだけで全く微動だにしなかった。
「二人ならなんだって?佐々木ちゃん」
 男が佐々木を引き寄せた。
 そしてその唇に自分の唇を重ね合わせた。
「?!!」
 佐々木の目が開かれ。橘の体が固まる。
 男は佐々木の唇を味わうようにしつこく自分の唇を押し付けてから、糸を引いて口を離した。
「う……嘘だ。キョン……」
 佐々木の声を聞いて、もう一度男は佐々木の唇を奪う。佐々木にはこれが現実だと教えるには十分に過ぎた。先ほどより短く唇を離す。
「きゃ!」
 男が橘の腰に手をまわして引き寄せて。
「お前もな」
0072名無しさん@ピンキー2012/11/12(月) 23:37:38.78ID:CliIpJlx
 そのまま橘にも口づけをする。
「むむう」
 と抵抗しようと橘は動いたが。無駄だった。佐々木の腰を体で押さえ、男は両手で橘の腰と頭を自分に押し付けた。佐々木よりも長くキスした後、男は唇を橘から離す。
「……」
 橘も虚ろな目をして男を見た。現実が信じられない、そんな目だった。佐々木はベットに倒れこんで何も言わない。いや彼女も橘と一緒だった。
「お前ら、弱すぎ」
 男は勝ち誇ったように言う。ふんと鼻をならしてから佐々木と橘をそれぞれ小脇に抱えこむようにして立ち上がった。いつのまにか男は橘を「お前」と言っていた。
 佐々木はふらふらと立ち上がらせられる。橘はわずかに抵抗しようとしたが無駄だった。
「じゃあ、お風呂に入ろうか」
 男の言葉に佐々木と橘はビクリと体を震わせる。男は二人を抱えたまま歩き出した。佐々木たちはいやとかやめろとか言い、何とか男の戒めから離れようとしたが。
「よわっ」
 ははっと男に笑われただけだった。

 風呂場にむりやり佐々木と橘が入れられる。男は橘の肩を掴まえて、座らせて佐々木も同じように座らせた。
 湯船には水が張っている。もともとシャワーに入る予定だったから沸いてはいない。男は何故か手慣れた手つきで、追い炊きのボタンを見つけて押した。
「じゃあ。お洋服を脱ごうね」
「やっ」
 橘のスカートに男の手がかかった。引っ張る。
「や、やめて」
「やめるんだ。ぐっ」
 邪魔しようとする佐々木を男は軽くあしらい、橘のスカートを脱がそうとする。橘は涙目でスカートの裾を抑えて、必死に脱がされないよう抗ったが。
「だめだめ」
 男は片手で橘の両手をまとめて、もう一方の手で橘の白いスカートをと脱がした。
「やああああ」
 橘の履いた黄色のストライブが入ったパンツが見えた。真ん中に小さなリボンが付いている。橘の目から大粒の涙が流れた。
「びっ」 
 男が指を橘のパンツをなぞるように這わせた。男は舌を出して、ぺろりと自分の顔を舐める。舌なめずりをする、というのはまさにこのことなのだろう。
「わああああああああ」
 佐々木が渾身の力を込めて男に飛びついた。いきなりのことで男は重心を崩して倒された。
「い、いまだ。橘さん。逃げてっ!がっ」
 男の手が佐々木の体を跳ね飛ばす。佐々木は風呂場の壁に体を打ち付けられた、そこに男が肩を抑えるように壁へ佐々木を押し付けた。
「いたいなあ。佐々木ちゃん。どうせ君も風呂に入るんだからおとなしくしてよ」
「だっだれがお前なんかとむぐ」
0073名無しさん@ピンキー2012/11/12(月) 23:38:17.26ID:CliIpJlx
男はまた佐々木にキスをした。そのまま、手を佐々木のスカートの中に入れる。佐々木のパンツを男は下におろした、何故か簡単に降りたことが男には不思議だったがどうでもよかった。
 佐々木はベルトをきつく締めて、強引にゴムの切れたパンツを固定していたが引っ張られてはもはや意味がなかった。むうむうと佐々木は男を押し返そうとするが、何度目だろう無駄だった。
 男は佐々木から口を離して、佐々木を抱き上げた。
「うわ」
 赤ちゃんのように男に抱かれた佐々木のスカートの下から中に改めて男の手が入り、パンツを掴み。一気に脱がそうとした。
「やめてええええええ。わ、私の佐々木さんを壊さないでっ」
 男が驚いて振り返ると。橘が佐々木のように抵抗するでもなく男の服の裾を掴んでいた。その目は男に哀願するように弱々しく、目元には涙を溜めている。
 橘は尊敬する佐々木がこんな男に嬲られるのがどうしても我慢できなかった。たとえ、自らを犠牲にしてでも。
 男はその目に食指を動かした。
「へえ、佐々木ちゃんを助けたいんだね。京子たん」
 橘は悲しそうに、頷く。男の口角が吊り上った。
「じゃパンツ以外全部脱げ」
 橘がびくっと体を動かす。なにか言われると思ったが、あまりにも直接的だった。カタカタと勝手に体が震えた。脱ぐのも嫌だが、脱いだ後はどうなるのだろう。
「ダメだ。橘さん。僕はっ」
 男の手が佐々木の口をふさいで、片手でその胸を揉む。
「やめてっ。わかりました、脱ぐ、脱ぎます」
 橘は泣きながら了承した。佐々木はどうしようもない、声も出せない。
 橘は自分の上着のひもを取って脱いだ。白いブラウスが見えた、男が笑顔になる。橘は下に着ていたブラウスに手をかけて脱ごうとしたが、一度止まる。
 不安な顔で橘は佐々木の顔を見た。佐々木は声を出せないが、フルフルとだめだと顔を横に振った。橘はこんな時まで佐々木が自分を気にかけてくれることに喜んだ。
 悲壮な歓喜を胸に橘はブラウスを脱いだ。
白い肩と肉付きの少ない鎖骨、そしてふくらみの乏しい黄色のブラジャー。橘は顔を真っ赤にして肩を抱くようにうずくまる。
男が橘に襲い掛かった。我慢できなかったのだ。男は佐々木を投げ出し橘の体に食らいつく。
「やあぁ」
橘が悲鳴を上げる。男はブラジャーの谷間に顔を埋め、舌を出して舐め始めた。手は後ろに回してかちゃかちゃとブラジャーを外そうとする。意識してやっているとは言えない、脱いだ橘の体に吸い込まれるように飛びついただけなのだ。
男は橘のパンツをするりと脱がした。橘の秘所が露わになり、彼女は腿で隠そうするが男が広げる。
パチッと音がして、橘の体からブラジャーが引きはがされる。つつましく膨らんだ両胸とその先にちょんとついた乳首が男の前にむき出しにされる。
男はその胸に食らいついた。ちゅうちゅうと音を立てて出ない胸を吸い、舌で乳首をいじめる。
0074名無しさん@ピンキー2012/11/12(月) 23:38:58.67ID:CliIpJlx
「くう」
 橘は歯を食いしばって耐えた。ともすれば声をだしてしまいそうなる。
「み、みないで、ひゅ、ひゅださい」
 橘は呆然と友達の痴態を見る佐々木に泣きながら訴えた。
 男の指が橘の「下の口」に入る。強く、優しく中をかき混ぜた。乳首舐められるたび、指で膣をかき混ぜられるたび橘がぴくぴくと動いた。
「はあ、はあ」
 男が橘の胸から口を離して、いきなり自分のズボンをパンツごと下す。そこにはそびえたつ肉棒があった。
 男はそれを一気に橘に突っ込んだ。
「ぎ?」
 橘はいきなりの「初体験」に声を出してしまった。男は橘の腰を掴んで上下に動かす。
「ひゃあ、ああ、やべて」
 男に突き上げられるたび脳がしびれる、いつの間にか舌を出して嬌声を上げる。
「胸を、ねえ胸を揺らせ」
 男が命令する。
「ひゃ、ひゃい」
 ピストン運動で上に下に揺らされるたびに橘はその胸を揺らした。小さくてあまり揺れないがそれでも男に従った。
「いくぞ」
 男がさらに激しく突き上げた。
「……!!!」
 橘は口を開けて動かしたが声にならなかった。そしてどくどくと男と橘の接合部から白い液体が流れ出てきた。
0075名無しさん@ピンキー2012/11/12(月) 23:40:27.66ID:CliIpJlx
とりあえずここまで、続きは明日に出すよ。ここから佐々木の番すね

しかし俺はここ初めてなのだが、こんな感じでいいのかな?
0076名無しさん@ピンキー2012/11/13(火) 04:43:33.64ID:DyPGz7fO
GJ!!
この爽やかなしんみり感がいいなあ。
原作にも最終話があったら、こんな感じになるんだろうけど、
この後、ハルヒが神様パワーを復活させて、
SOS団を再結成してそうな終わり方がすばらしいです。
0077名無しさん@ピンキー2012/11/13(火) 15:39:52.62ID:+jE5nTGJ
そろそろ出すよ。長いから読むのたいへんかもねえ。
佐々木メインでやられます。感想とはあればどんなものでも言ってくれると
うれしいなあ。
0078名無しさん@ピンキー2012/11/13(火) 15:41:40.13ID:+jE5nTGJ
 橘から愛液と破瓜の血をまとった肉棒を引き抜くと。橘のからだがビクリと跳ねた、口から涎を垂らして小さく声を出す。
 男はしまったと思った。あまりに感情的に動きすぎて、橘の体をしっかりと味わう前に犯ってしまった。橘の体は白く、成長しきっていない胸が少女にしかない魅力を持っていた。
 まあいいかと、男は佐々木に向き直った。まだ変わりはいる。
「ひっ」
 佐々木が悲鳴を発した。男の目は次の獲物をねっとりとみる。よく見なくても上玉である、時間をかけて嬲ってやろうと男は思う。一度「抜いた」分冷静に楽しめるだろう。
 オオカミの前のウサギ。佐々木は奥歯をカチカチと鳴らして荒い息を吐いた。次は自分、それがわかる。男は橘に佐々木を助けることを条件に犯したが、この男がそんな約束を守るはずがないのだ。
「やだ……キョン、キョン」
 男言葉も捨てて佐々木は「親友」に助けを求めた。か細い声が風呂場に響く。
「さっきも言っていたな『キョン』とか……なに、男?不倫?『彼氏』の前でそれはないでしょ。悪い子だなあ」
 すでに佐々木も橘も男の中では自分の所有物になっていた。
「そんな悪い子には…っ…お仕置きをしないとね」
 ジリと男が佐々木に近寄ろうとすると、また橘が男を引っ張った。
「さ、佐々木さんに。て、をださないで」
 はあはあととぎれとぎれに言葉つなぎ、けなげにも友達をかばう。
 橘の顔は赤みがかかり、上気するたびに動く胸が、さっきまで彼女になかった色気を出していた。
「じゃあ」
 男は橘に向き直り。
「しゃぶってよ」
 男が少し垂れ、ねっとりとした体液をつけた肉棒を出した。
「……?」
 橘はよくわからない顔をした、今男が言った意味が分からない。男が橘の腰を抱いて唇を奪い、念入りに吸う。これから汚れるのだ、使っておかなければもったいない。
「っ……」
 橘は何をされても抵抗はしなかった。ただ暗い目をする。男は橘の耳を舐めてから、そっと耳打ちする。佐々木は「ふぇら」とだけ聞こえた。彼女には男のしたいことがうすうすと分かった。
「……わか、りました」
 男の言葉を聞くにつれ橘の目が開かれ。一度唇を噛んでから了承した。
 男は満足げに頷いて、橘の顔を抑えて肉棒に近づける。橘はできるだけ見ないように目を伏せて屈んだ。
 男はふと思いついた。先ほど橘から脱がせたパンツを手繰り寄せてから、彼女の口に突っ込んだ。
0079名無しさん@ピンキー2012/11/13(火) 15:42:18.71ID:+jE5nTGJ
「もが!!」
 これほどの屈辱もないだろう。自らの下着を口に食まされ、しかも男のけがわらしい性器を綺麗に拭きとらねばならない。
「舌を使えよ」
 言うと、男は橘に肉棒を咥えさせて、奥まで突っ込む。
 柔らかな布が男の陰部を包み、ジワリと染み込む唾が湿らせる。橘は男に耳打ちされた通りに自分のパンツを舌で抜けて、男の先っぽを舐め始めた。
痛ましいまでに唯々佐々木を救いたかった。
「おおう」
 男が気持ちよさそうに声を出す。性行為で敏感になった性感帯が橘の舌に歓喜する。
「おいしいかい?おいしいよな」
 橘のツインテールの付け根を掴んで男は橘の顔を動かす。
「おいしいといえよ」
 男は橘に命令する。橘は必死に喉を鳴らして。
「おいひいづす」
 と言った。
 
 佐々木にはわかった。橘は自分だ。
 男は佐々木を許さない、橘の約束など男は歯牙にもかけない。
 ゆえに橘は佐々木なのだ。未来の彼女だった。
 佐々木の頭の中で、目の前の友達の姿が自分に代わる。全裸で、パンツを口にいれ。男の「棒」を咥えて、おいしいです。などと言っている自分が見えた。
「うっわあああああああああああああああ」
 佐々木がはじかれるように立ち上がり、逃げようと風呂場の入り口に駆ける。だが佐々木の意思とは無関係にガクンと体が揺れ、こける。腰が抜けたのだ。
 佐々木が男に尻を突きだすように倒れた。するするとゴムの切れたパンツが太ももまで落ちる。佐々木はもがきながらなんで、なんでと喚いた。
「おっおかしいじゃないか。嘘だ、嘘だあ」
 理不尽。佐々木はこんなことが現実だとは思えなかった。まるで世界中の不幸が集まっているようにしか思えない。世界が自分を憎んでいるとすら思える。
「佐々木ちゃんは仕方ないなあ。先にやりたいの?」
 男両手が佐々木の腰を掴んで、橘から抜かれ「元気」になった肉棒を佐々木のスカートの中に入れ。そして彼女の秘所と結合する。
「ひい」
 びくと体が跳ね。佐々木は涙声で抗議する。
「ぬいで、ぬいでええ」
 いきなりの感触にとりみだし。佐々木は暴れたが、やりかたが悪い。まるで腰を自ら振っているようになってしまった。
0080名無しさん@ピンキー2012/11/13(火) 15:43:02.71ID:+jE5nTGJ
「静かにしてよ。友達も見ていることだし」 
「えっ?」
 佐々木が男の声に反射して後ろを向くと、男の股の下に橘が組み敷かれて上を向かされていた。
 犬のように男と佐々木が組み付き、その男の股下に橘がいる。つまり、橘はスカートの中を男よりもしっかり見ていた。これをやらせないために、橘は男の言いなりになったのだ。全て無駄になった、呆然と目をそらすことなく見ている。
「見ないでえええ。橘さんっ」
 羞恥心が佐々木の頬を涙に濡らし。屈辱が彼女の聡明な頭を停止させる。
「ぬぎぬぎしようねえ」
 肉棒を突っ込んだまま、男は佐々木のスカートの中に手を入れて、そこを通りシャツに侵入する。前へ屈んだ分、佐々木の「中」へ棒が進む。うぐと佐々木が唸る。
 男はまだ佐々木に種付してやる気はなかった。一度抜いてよかったと思った。生意気な抵抗をした「彼女」佐々木はしっかりと教育してやるつもりった。
「やっ、や」
 佐々木のブラジャーの中に手が入り、乳首をつまむとすぐに抜き。ブラジャーの留め金を外し脱がそうとする。
「あっくそ」
 男は悪態をついた。ブラジャーは肩紐があり、佐々木の上半身を丸裸にしないと脱がせられない。男が佐々木から肉棒を引き抜く、佐々木の口から小さな嬌声が上がる。
男の手がスカートから外に出て、佐々木のブレザーをはぎ取る。そしてそのまま、佐々木の手を引っ張り。シャツとネクタイを脱がして淡い青色のブラジャーが姿を現した。
すでにブラジャーは留め金が外れており、佐々木の肩に引っかかっているだけだ。
「おら、脱げよ」
「やだ、許してっ」 
 背中越しに佐々木の肩へ男が手を絡ませ、ブラジャーをはぎ取ろうとする。佐々木の哀願の声が男の嗜虐心を刺激する。
「ダメだって、お風呂入るんだろ」
 男は唾を飛ばして、佐々木に迫った。後ろから手をまわして、佐々木の両手を捕り、彼女を壁に押し付けた。橘は動かない、悲しそうに涙を流すだけだった。
 片手ずつブラジャーの紐を抜いて、男は佐々木の上半身を丸裸にした。彼女はすでにスカートしか着ていない。
 ブラジャーを投げ捨てるとそのまま男は佐々木を壁に押し付けて、体で彼女を抑える。空いた両手は壁と佐々木の両胸の間に滑り込ませた。
 そのまま揉む。
 顔が壁に押し付けられた佐々木はわずかに呻くことしかできない。
「京子ちゃんの方よりは大きいね。佐々木ちゃん。実が詰まってる感じがする」
 はあはあと真後ろから息を佐々木に吹きかけながら男は彼女の耳の元で呟く。実際、佐々木の胸は橘よりも大きい。だが、橘の胸は大きくはなく。それに比べて、
と言ってしまえば佐々木の胸が大きいということはない。
 だが、偶然にも男の手はまるで「佐々木の胸を揉むために作られたように」、ぴったりだった。
 膨らみかけの佐々木の胸は少し大きなまんじゅうの程度の大きさで、それを揉むたびに男に快感が走る。
0081名無しさん@ピンキー2012/11/13(火) 15:45:38.81ID:+jE5nTGJ
「いい、いいよ佐々木ちゃん。いいおっぱいだよ」
 佐々木は男の言葉など聞いてはいなかった。男の手は佐々木の胸には気持ち良すぎて、揉まれるたび。
「ああっ」
 とかみ殺した声が漏れてしまう。
 男は佐々木を壁から離して。前を向かせた。ぐったりとした佐々木は男の手の中で息を乱している。その顔は男の征服心を満足させる。生意気な姿は面影もない。
 男は佐々木のスカートのチャックを緩めた。パサリとスカートが落ちる。
 佐々木と橘は男によってすべての衣服を奪い取られた。準備ができたと言ってもいい。男も上着を脱いで裸になる。
 男は橘を起こして佐々木と一緒に抱きかかえた。二人の少女は男の懐にすっぽりと収まった。男が体を擦り合わせる佐々木の肌が気持ちいい、橘の肉付きの薄い鎖骨が当たる。
「綺麗にしようね」
 男が壁にかかったスポンジを取り、棚にあったボディソープをかけて佐々木の秘所をこすり始めた。佐々木がビクリと動き、抵抗しようとするが両腕が動かない。橘が邪魔になって抵抗ができないのは皮肉と言っていい。
 男は佐々木をこすり、空いた手で橘の片胸を揉んだ。乳首を重点的に捏ねた。
 男は桶で、あたたまり湯気がたった風呂からお湯を取って、佐々木にかける。起伏の薄い佐々木の体をお湯が流れて、風呂場の柔らかな蛍光が彼女の体を光らせる。
 これは天国だろうか、男は柄にもなく神様に感謝した。彼はたまに見かける橘に惹かれていただけのはずだった、それが今日だけはどうしてもその欲望を発散したくなり橘の部屋に侵入した。その結果、彼の手には二人の美少女という戦利品、もとい「彼女」が手に入った。
 男は佐々木を抱き寄せて顔を下げる、そしてはむと彼女の胸を噛むとやさしく舌で愛撫した。赤ん坊がミルクを求めるように執拗に佐々木の未発達な胸を吸う。佐々木の口から心地よい嬌声が男は聞こえる。
 ぴちゃぴちゃと佐々木の胸に涎をつけて、すこし固くなった乳首を可愛がる。
 男は口を離して、何を思ったのか。佐々木と橘の顔をくっつけた。二人は唇を合わせて、頭の後ろから男の手がぐいぐいと押されるにつれて深くキスをする。
 男は二人の顔の間に自分の唇を割り込ませた。三人のキス。男は思いついたことは二人についてなら、なんでもさせることができた。
「そろそろかな」
 男は顔を離して、佐々木を見た。犯してやる。最後の仕上げに。
「……」
 だがただやるだけではつまらない。男は少し佐々木と橘の体を指で弄びつつ知恵を絞った。そしてにやりと笑う。
0082名無しさん@ピンキー2012/11/13(火) 15:46:18.88ID:+jE5nTGJ
 
「うっ」
「きゃ」
 佐々木と橘を男は引っ張ってから背中合わせに座らせた。男はそのまま二人を抱く。
 つまり男と佐々木を挟んで橘がサンドイッチの具にされるような形になった。橘の顔が男の目の前にあり、男の両手は佐々木の両胸を掴んで揉みしだく。
「かわいい子供を産んでね」
 男は佐々木の秘所に自分の欲望を突き刺した。
「あっあっあっ」
 と佐々木が声を出す。それと同時に胸を犯す。
 男の口は橘の右胸にくらいついた。舌を使って嬲る。
 佐々木の愛液が彼女の股を濡らし、男の突き上げで望まない声を出させられる。頭がしびれる、舌が出てああーと色っぽい声を出す。
 そんな自分の姿を佐々木は見た。目の前に風呂場に備え付けの鏡があったのだ。いつも見る自分の姿がぐちゃぐちゃに崩れ、男の行為が気持ちいいように嬉しそうにはっはっと息を吐く。
「だっあっやだあ」
 佐々木はわずかな理性が侵される。目の前の鏡に映る自分を否定する。
 男は橘の胸に顔を埋めて楽しむ。佐々木のしまりはいい、あとで誉めてやろうなどと下劣な思考をする。勝者と敗者、これほどわかりやすい構図もあるまい。
「だ、だすぞっ」
 男の動きが激しくなり、佐々木の中をかきまぜる。
 男が橘から顔を離して反りあがった。佐々木が細く高く、そして嬉しそうに声を上げた。彼女の股からねっとりと男と佐々木の愛液が混じった液体が流れていた。

 
 風呂から上がり、男は橘の秘所をいじくりながらご満悦だった。今日はまだいくらでも佐々木と橘の体を楽しめる気がした、すでに二回もセックスをしたはずだが全くつかれていなかった。湯船に美少女二人とつかったのもよかったかもしれない。
 絶倫。今日の男はその言葉がふさわしい、今日だけ神の寵愛が彼にあった。
 だが、少し腹が減った。橘に下着だけつけて食事の準備をしろと命じる。
「お腹減ったね。佐々木ちゃん」
 佐々木は男の前にひざまずいて、全裸のまま、口に含んだ自分の青いパンツの端を出しながら、男の肉棒を一生懸命に舐めていた。それが佐々木の食事だった。
「おいしい?」
 男が聞く。佐々木が口に咥えたまま答える。
「おいひいです」
 彼女の聡明さは神の怒りをかったことまでは想起できなかったが、自分の末路は正確に想像できた。

 その日、二人は快楽の限りを「尽くされた」。橘の家と言うこともあり、制服や学校指定の水着、あらゆる男の要求にこたえることが二人にはできた。
 「たまたま」橘の任務や、学校の行事で使ったナース服なども男を喜ばせた、注射器のおもちゃもあった。刺すのはナースの役割ではなく、刺される方だった。
 
ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああもうやあああああああああああああああああああああああああああああああああああああ
 佐々木の声は男の唇がふさいだ。
0083名無しさん@ピンキー2012/11/13(火) 15:47:30.20ID:+jE5nTGJ
雨が降っている。ん?と佐々木は軽い眩暈を覚えた。
「……?」
 なにか不思議な違和感がある。佐々木はあたりを見回した。特に何も変なことはない。
「今日は、橘さんと遊びに行くことにしていたはずだけど」
 ここは駅だろう。などと言ってからくっくと佐々木は自嘲した。確認するまでもないことを言ったと。
 雨の中から橘が走ってくる。やれやれ、あんなに急がなくてもいいのにと佐々木は肩を竦めてから、橘を迎えるため歩き出した。
 ぱちと小さな音が佐々木のスカートの中で鳴る。彼女は気づかない。
 何度目に、気づくだろうか――
0084名無しさん@ピンキー2012/11/13(火) 15:49:36.83ID:+jE5nTGJ
おわりです。やあ書いたな、読んでくれる人いるのってくらい長いな。

読んでくれたら感謝感激雨あられ。佐々木と橘セットで持っていっていいよ。
0085名無しさん@ピンキー2012/11/13(火) 19:51:29.98ID:QrQ4hiKz
うむ、ここだと珍しい組み合わせだ。原作のネタを絡めつつ、出番があっても中身が出てきにくい超能力者の内面を上手いこと出している。
それだけに原作を読んでいないとピンとこない箇所もあるけど、想いの在処とかの表現は引きこまれるところがある。
少し駆け足になった部分があるのが残念だけど、冗長に進めるよりはむしろいい方向だな。GJです
0086名無しさん@ピンキー2012/11/15(木) 00:04:46.76ID:ZUFTP1x5
未来のみくキョン需要あるか知らんけど、昔書いた物上げる。

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さて、本日は国民の休日、日曜日。
今まで生きてきた俺の人生の中で一際はっちゃけていたあの頃ならこの時間は、
今や別の姿へ変貌を遂げた例の駅前で召集最下位の俺が閣下から罰金の怒号を食らい、
他の団員から苦笑や無表情を貰い、泣く泣く喫茶店で全員分の飲料を払わされていた。
しかしそれも昔の思い出である。
その頃の非日常から良くも悪くも解放された今の俺は、
窓から入る午前の日の光を横に、ゆったりとしたソファでこれまたゆったりと雑誌を読み耽っていた。
日曜だからとはいえ何かしたりすることもなく、暇でしかないのだ。

ところで、俺は別に目立ちたい性質ではないが、それなりにファッションに興味はある。
色だって地味なものだけでなく並みに明るい服も併せ持つし、そのなかに柄入りが混ざっているものもマチマチだ。
装飾品なんかだって1つや2つくらい持っていたりする。
そして今日のようにやることがない日は、ナマケモノの如く本当にボーッとしているのはいささかどうかと思う。
俺はまだおっさんでもおっちゃんでもましてやじいちゃんでもない。
それにナマケモノになりきってしまうよりは幾分か時間を有意義に過ごせると踏んだ。
ということで、今日はほどほどにファッション記事の混じった雑誌にでも目を通すことにしているわけである。

ここに載せられている記事を、大して関心はないが、
なんとなく早起きして時間がある平日の朝に新聞を眺めるのと同じような感覚で、
見ては頁をめくり、以下ループ。無限ではないが。
そしてたまに、おう、これいいな、これは理解できない、などと
自分の中で評価したくなる程度に気になる、あるいは目ぼしそうなものだってある。だが買うつもりはない。
週一の頻度で4人分を奢らされたあの頃の俺の財布のように金に困っているわけではないが、
服は十分間に合っているのだ。流行に遅れも取ってはいない。
それに――


「ん?」


俺はこの人の選んでくれる、この人が似合っている、と評する服が着たいのだ。
いつの間にかこの人は俺の隣に座り、腕に抱きついていた。


「なんだ、突然……」

「ちょっと恋しくなっちゃって」
0087名無しさん@ピンキー2012/11/15(木) 00:05:28.17ID:ZUFTP1x5
全然仕方なくなどないが、仕方なくテーブルに雑誌を放った。
身を寄せ合って抱きしめつつ、右手はそれなりに高くなった頭に置いた。


「今日、あなたが夢に出てきたの」

「ほう」


相槌を打ちながら手を置いた頭をさら、さら、さら、撫でる。


「……優しいわね」

「……どんな夢だったんだ?」

「うん……ぎゅってされたりとか、その、キス……されたり、かな?」


だんだん頬を染め、そう言ったきり無言になって彼女は俺の肩に顔を埋めた。
あの頃にこの人に対して抱いた印象と言えば、大人びているな、というものであった。
あの頃の(小)の方と比べれば幾分かそういったことにも耐性がついてきているようであるが、
そう変化させたのは紛れもなく俺である。
とはいっても、こんなふうに頬を赤らめる程度の可愛らしさが残っているのもいい塩梅だ。
俺は彼女に少しばかりスキンシップを図ることにした。
この人が見ていたらしい夢の中の俺と同じように――


「それじゃ……んっ」

「……!? ん、ふ……んむ……ちゅ……」

「ん……はあっ……」

「ぷあっ……」

「……」

「……」

「……夢と現実の俺と、どっちがよかった?」

「……言わせないで。ん……」


今日は彼女も積極的のようだ。
分かりきっている俺の問いかけに答えるよりも恥ずかしいはずなのだが……。
兎に角、こうして目をつぶって顎を上に向けてくれているんだ。実に健気である。
甘えてくる分、応えてやることにする。
0089名無しさん@ピンキー2012/11/15(木) 16:38:11.56ID:q0Xtz4Vu
GJ!!
この爽やかなしんみり感がいいなあ。
原作にも最終話があったら、こんな感じになるんだろうけど、
この後、ハルヒが神様パワーを復活させて、
SOS団を再結成してそうな終わり方がすばらしいです。
0090名無しさん@ピンキー2012/11/18(日) 17:41:47.58ID:bMI3VEDi
>>65
期待
0096長門有希の放尿遊戯2012/11/23(金) 23:21:14.36ID:i90D0ZJS
「涼宮ハルヒによって失禁させられた」

……はい? 今なんと??

土曜日の不思議探索後、相談があると長門の家に招待され、
カレーをご馳走になった後無言のまま茶を出され、
3杯目を飲み干したところでやっと切り出した長門の一言目。
「『シッキン』? 俺の知っている『シッキン』は……」
「あなたの知っている失禁で問題ない。
 言い直すと涼宮ハルヒによってわたしはおしっこを漏らすことを強要された」

何といえばいいか皆目見当つかない。

「きっかけは彼女自身の失禁。先月の連休で涼宮ハルヒは自動車で家族旅行に出かけた。
 その際、大渋滞に巻き込まれた」
「で、漏らしたのか?」
「なんとかパーキングエリアに到着したものの
 女子トイレは彼女と同じ境遇の女性で行列が出来ていた。
 間に合わないと判断した涼宮ハルヒは建物の裏に廻った。
 誰もいないことを確認したとき油断してしまい失禁してしまった」
「……」
「失禁の際とっさにスカートをまくり足を広げながらしゃがんだため
 被害は下着だけにとどまり、家族にも知られず済んだ。
 しかしその後はミニスカートに下着なしで一日中観光することになった。
 そこで涼宮ハルヒは異常な性感に興奮することになった」
「……えらく詳細だが見てたのか?」
「すべて涼宮ハルヒの告白」
え、と。で、なぜお前が、その
「経緯はともかく結果としてわたしは彼女によって失禁させられ、強制的に性に目覚めさせられた」
性???
「失禁と同時に性器をいじられた。そのまま強制的に性的オーガズムに導かれてしまった」
0097長門有希の放尿遊戯2012/11/23(金) 23:22:43.69ID:i90D0ZJS
−−−−−−−−−−−−−−

不思議探索の相談があるという涼宮ハルヒの要望に答えるため
金曜日の活動後、わたしの自宅に彼女を招いた。
作りおきのカレーを振る舞うと、変わったお茶があると涼宮ハルヒはペットボトルを差し出した。
カレーによる喉の渇きと彼女の勧めもあって気にせず口に含む。
若干苦味があるもののお茶として何の疑問もなく飲み干した。
すでにこの時涼宮ハルヒの計画にまんまとはめられていた事になる。

土曜日のコースを無料情報誌をもとに考案中、
少しずつ尿意が高まることを感じる。
そして何故か性器周辺が敏感に、性的快感を感じるようになる。
通常ではありえない現象。尿意が性感を上げている。
性器より液体の分泌を確認。異常事態。
確認の必要があるが、涼宮ハルヒの横でスカートと下着を脱ぐ訳にはいかない。
トイレに向かうため立ち上がる。

涼宮ハルヒも立ち上がり腕をとられる。
「有希、待って」
何故?
「気持ちいいこと、教えてあげる」
?? !
スカートをめくられ下着の中に手を入れられた!
指がわたしの陰核を、膣口を、そして尿意が高まり敏感になった尿道口をまさぐる。
この瞬間、あのお茶に利尿剤と媚薬が入っていたことを悟る。
不覚にも全く気づかなかった。涼宮ハルヒの能力がわたしに感知させなかった可能性もある。
涼宮ハルヒの手のひらが恥丘を執拗に圧迫する。膀胱を押さえるつもりだろう。
「もう漏れそうなんでしょ。我慢は体に悪いわ」
急速に高まる尿意。有り得ない速度で尿が膀胱に溜ってきている。
だめ、もう、
「おしっこ、気持ちいいわよ。早く漏らしちゃいなさい。ほら、おしっこおしっこ」
耳元で何度も『おしっこ』『漏らす』とささやかれ、尿意がさらに高まる。
涼宮ハルヒはわたしに抱きつき、行動の自由を奪いつつ、わたしの股間をまさぐる。
放尿、、したい、漏れる、せめて、ト、トイレに
「だめよ有希。あなたはここでおしっこを漏らしちゃうの」
彼女の指が陰核の上をなぞる。やめて、本当におしっこが、
「じゃあここは?」
太ももの付け根の内側をなぞりはじめ
「ここに確実におしっこ漏らしちゃうツボがあるのよねー」
神経節やリンパ節は存在するがそんなツボは人体には、!!
まさか! 涼宮ハルヒの意思が作用する!
だめ、あ、あ、
強く圧迫された神経節から股間の力が抜ける、
だめ、括約筋が、緩む、漏れる、尿が、もう、
「あー♪ 有希おもらしー♪」
0098長門有希の放尿遊戯2012/11/23(金) 23:23:53.50ID:i90D0ZJS
とうとう失禁してしまった。
下着が重くなりすぐに溢れる。
太もも、ひざ、ふくらはぎ、足の甲。熱く濡れていく。
ぱしゃぱしゃと床に広がる水音。
「有希のおしっこ熱い。ふふ、まだ止まらないの? いっぱい我慢してたのね」
彼女の指が下着の中に入り尿道口を押さえたり離したりする。
「気持ちいい?」
気持ちよくはない。
通常なら開放感、放尿感があるはずだが
急速に溜まった尿を我慢しすぎたせいで下腹部は痺れている。
さらに大量の尿により膀胱が大きくなりすぎて尿道を圧迫してなかなか排尿しきれない。
涼宮ハルヒはそれを見越している。
「じゃあ気持ちよくしてあげる」

尿道口を押さえていた親指がわたしの陰核をこすり上げる!
「やっぱり勃起してる。エッチね」
「違う、これは尿を我慢しすぎて」
「おしっこ我慢してて感じちゃったんでしょ? ほら」
!!
親指を陰核に置いたまま中指を膣口をくるりとねぶり
「濡れてるじゃない」
「違う、それは」
「愛液でしょ。エロイんだから」
涼宮ハルヒがわたしに飲ませた媚薬の影響、だから、!!
親指が陰核をこね、人差し指が尿道を揉み、中指と薬指が膣口をまさぐり
「ほらほら、気持ちいいでしょ? おしっこ漏らしながらイッちゃいなさい!!」
あ、あっ、だめ、涼宮ハルヒの能力がわたしの性感を引きずり出す、
も、もう、あ、ダメ!!!!
「っつ、!!っっ!」
「イッちゃった? 気持ちよかった? 有希はエロいわね。まだおしっこ終わってないわよ」
絶頂に達しているのに性器への刺激を止めない涼宮ハルヒ。
わたしは力が入らず、思わず自分の尿の上に崩れ落ちてそうになる。
そんなわたしを支えながらも涼宮ハルヒの手は股間を離さず
わたしの性器に刺激を与え続け、
「〜〜〜〜〜!!」
「イッちゃえイッちゃえ!」
絶頂し敏感になった生殖器が更なる刺激で爆ぜる。
「夜は長いわよ、有希。いっぱい気持ちよくしてあげる」
抗えない。
耳元で囁く彼女の吐息さえわたしの性感を上げていく。
彼女の欲望によって今夜わたしは性の玩具にされるであろう。
しかしその状況は悪いとは言い切れない。
むしろ悦んでいる自分がいることに気づく。
いつもの自慰による淫靡な快楽が他人から与えられるという期待に
ようやく出しきった尿以外の液体が股間から溢れ出すのを感じた。
0099長門有希の放尿遊戯2012/11/23(金) 23:25:11.68ID:i90D0ZJS
−−−−−−−−−−−−−−

「……」
「そしてその夜、彼女の宣言通り私は彼女によって何度も絶頂させられ、何度も失禁、放尿した」
「え、と、…。そ、そういえば最近やけにハルヒがお前に絡んでいたような気がしてきたな」
「そう。あの夜の続き。色々な行為を行なってきた。
 その1つとしてわたしは毎日あなたの横で本を探す振りをしながら放尿していた」
なに!?
「限界まで尿を我慢して、履いていた大人用紙おむつの中に放尿するよう指示された。
 あなたに音を聞かれないか心配だった」
妙に長門がうろうろしていたとはのはそのせいか。
「他にも色々なポーズで放尿している。通常のしゃがんだ体制、
 俗に言う立ちションは男性式と女性式の両方、
 犬の片足上げ、体操の床競技で行う大開脚や、Y字バランス、逆立ち、さらに」
「まてまてまて!」
とんでもない内容になってきた。
「全部ハルヒの命令なのか?!」
「命令ではなく要請。涼宮ハルヒも同じように放尿している
 今日の探索の昼食の際、彼女はあなたの横に座っていた。その時おむつに放尿していた」
「  」
「夕方の喫茶店ではわたしがあなたの横でおしっこをしていた。
 集合にあなた達の組が遅れてきて漏らしそうになっていたがなんとか我慢できた」
「…俺の横で小便するのが流行ってるのか?」
「あなたの横で自慰による性的絶頂に至ったこともある。声を出さないようにするのが大変だった」
俺の質問は無視か。
「涼宮ハルヒはまだオーガズムに至ったことがない。この点はわたしの勝ち」


長門の告白を聞いていて俺の息子は勃っぱなしで、
恥ずかしい事に先走りの汁でパンツの中はべたべたになっていた。
それにそろそろ小便にも行きたくなってきたし、
正直このまま長門の話を聞いていると暴発しそうだったので
ここは長門にバレないようにトイレで一発抜いてこようと考えていた。
「そして今夜はあなたの番。いっぱい失禁してもらう」
へ?
「安心していい。あなたのペニスからでるものはすべてわたしが処理する」
な、なんて言った!? 意味がわからんし話の前後が繋がらんぞ。
「正確にはあなたの尿道口からでる液体は全てわたしの口腔もしくは性器、排泄器で受け止める」
そういう長門の目は血走り、明らかにおかしくなってる!!
「な、長門、落ち着け!!」
「わたしは朝倉涼子と同じ過ちを犯さない」
いきなり目の前の長門が消えた、と思ったら俺が仰向けに寝ていた。布団の上か!?
そして
『ちょ、なんで俺は裸になってるんだ!?』
と言ったつもりだが言葉も出ない。文句を受け付ける気もないのか!
俺は全裸で転がされていた。そして広げられた足の間に
「では、頂く」
や、やめろ長門!!
0100長門有希の放尿遊戯2012/11/23(金) 23:26:21.48ID:i90D0ZJS
俺の勃起し、先走りが漏れ、なんとか鎮め、を繰り返しべたべたになった息子の前に長門がいた。
「安心して。日本人の場合、包茎は標準」
そんなのどうでもいいだろ?! くそっ、体が動かない。
枕やら掛け布団が背もたれになり上半身があげられているので
俺の下半身と間の長門が良く見える。その長門が両手で俺の息子を包む、うっ、
「まずはカウパー氏腺液から」
しなびた俺の息子を咥え、熱い口が、舌が、上顎が先走りをこそぎとるようにねぶる。
や、やめろ、
たちまちフル勃起。やばい、さっきの話しで散々勃起したあとだ、あっという間にいってしまう!
くそ、なんて柔らかくて熱くて気持ちいいんだ! これがフェラチオか!
上目遣いで俺を見つめる長門、ぞくぞくする! お前、自分が可愛い事を自覚してるだろ!
ちゅぽっ、わざとか偶然か音を立てながらチンポを離し、その口が俺を追い込む言葉を吐く。
「本では学習したつもり。一生懸命やるから気持ちよくなって欲しい」
そして止めの一言
「今晩あなたはわたしでいっぱいお漏らしすることになる。黄色いオシッコも白いオシッコも」

俺の息子は大きく脈打つ。やられた! 長門の淫語でイかされた!
長門が俺のチンポを再び咥えた瞬間、一拍おいて

ドピュッ! ドク、ドピュッ!

長門の熱く柔らかくヌメる口に包まれながら射精してしまった。気持ちよすぎる!!
ドクドクという鼓動に合わせ頭を前後させる。
まるで俺の射精を手伝うかのように。
そして
ゴクリ
俺のザーメンを飲み込んでしまった!
さらに尿道に残った精液を搾り出すように長門の舌が肉棒をしごく。
………
おい、長門、お前のフェラチオが気持ちいいのはよくわかった。
だが俺もイッたあとで亀頭を攻められると辛いんだ、なが、長門! やめろ!!
腰が抜けちまう! くすぐったい!! 長門! やめろ、や、やばい!!
俺はトイレも我慢してたんだ、それ以上やるとお前の口の中に、

『わたしでお漏らすることになる』!
クソ、長門は俺を失禁させるつもりだ!!
それでも必死に耐えてると業を煮やしたのか長門が宣言する。
0101長門有希の放尿遊戯2012/11/23(金) 23:27:27.96ID:i90D0ZJS
「あなたが我慢するなら我慢できないようにする。わたしが涼宮ハルヒにされた方法は確実に失禁する」
さわさわと長門の手が俺の内ももを撫でる。
まさかさっきの告白でハルヒにやられたっていうツボを、っ!!
快楽ともくすぐりとも言える電気が股間を走る!
だめだ!お前の口に小便をするわけに、だ、だめだ、力が抜けていく、あああ、

ジョロジョロジョボボ……

ついに長門の口で小便を漏らしてしまった。漏らした小便を精液同様飲み込んでいく長門。
俺に出来ることはせめてゆっくり漏らして長門の飲尿を少しでも楽にしてやるくらいだ。

ゴクリ
とうとう俺の漏らした小便を長門は全て飲み干してしまう。
「あなたの白いおしっこも黄色いおしっこもすぐにわたしのおしっこになる
 あなたから受け継ぐ尿意でわたしの性感は倍増する」
長門はスカートをたくし上げ、パンツを下ろすとそのまま床に落とした。
ビチャっ、と湿った音がする。
するすると制服を脱ぎ、長門にしては珍しくぞんざいに放り投げる
最後にブラを投げると
「あなたの童貞をいただく。代わりにわたしの処女をもらって欲しい」
俺をまたぎガニ股になり両手で股間を広げる。
「これがわたしの女性器。肉体的に未成熟のため陰毛は生えていない。その分観察しやすいはず」
鼻先に長門の「長門」が近づく。く、目が離せない!
長門の言う通り毛は一本も生えていないヌラヌラと愛液が光るピンクのマンコ。
柔らかそうに蠢く内側の肉。その頂点で小さいながらもハッキリと自己主張する突起はクリトリスだろう。
いつものモザイクのかかったビデオではない、現実の女のアソコが目の前に存在する。
痛いほど勃起する俺のペニス。ヤバい、見てるだけでまたイキそうだ。
「よく見て。どう?」
ぷんっ、と何とも言えない、正直臭いと言える匂いがリアルでかつ興奮を掻き立てる。
そういえば最近の部室でかすかに妙な匂いがする気がしていたがまさしくこの匂いだ。
0102長門有希の放尿遊戯2012/11/23(金) 23:29:05.80ID:i90D0ZJS
両手で一杯に広げたオマンコをフル勃起した俺のペニスに近づけ、
ピタ。
亀頭と陰唇が触れ合い、熱く柔らかいヒダに亀頭を軽く挟みこむ。
「クリトリス。 ……尿道口。 ……肛門」
ここで小説の主人公ならそれでも目を覚ませ!、考えなおせ!、と訴えるのだろう。
しかし現実の俺はそんな聖人君子ではない。
ブスや化物のような女、性格が最悪な奴なら嫌悪感を感じるだろうが、
相手は長門だ。小柄で美少女と言っても誰も否定できない容姿。
若干変わり者だが性格も素直で問題ない。第一いつも俺を助けてくれる奴だ。
嫌悪感ってものは当然無くむしろ好意を抱いている。
そんな女が目の前で自分から股を広げ、行為の準備万全なマンコを見せつけているのだ。
早くこの中に入れたい! 入れて欲しい! セックスがしたい! 長門としたい!!
そう思っている俺を誰が責められるだろうか。

俺の胸の上につつー、と愛液を数滴垂らしたマンコが糸を引きながら離れていく。
いよいよの瞬間に俺の期待も高まる。
無表情そうだが口元が若干緩んだ長門は挿入の体制を取り始める。
ガニ股のままさらに腰を降ろしていく。
先端に当たっている場所をいちいち実況してくれる。
その動きだけで今まで感じたことのない快感がチンポに与えられる。
油断すると暴発するに違いないほどの快感。
長門はじらして楽しんでいるのかそれとも処女を失うのを名残り惜しんでいるのか
なかなか挿入しようとしない。
長門は更に腰を前後させ、ある角度でピタッ動きが止まり
「ここが膣口。ではセックスをする」
左手で肉棒を掴み安定させ少しずつ腰を沈める長門。
狭く熱い穴にペニスがぎりぎりと入っていく。そしてついに奥に突き当たる。
肉棒が全部長門の中に入りきっていない。やはり小柄な分膣も小さいのだろう。
いや、もともと全部入りきるものなのか? 経験がないからよくわからん。
「どう? 動かし方がよくわからない。気持ちいい? よくなかったら言って。改善する」
ゆっくりと腰を上下運動させ、俺を伺う。だから喋られないんだが。
熱くキツくチンポが包まれる。ぬめった蠢きで亀頭が押しつぶされフェラチオと違った強烈な快感。
残念ながらまだ声が封じられているので気持ちいいぞと感想が言えない。
長門が深々と座り込む度に亀頭が膣の奥に押し付けられる。
ヤバい、もう射精しそうだ。ヤバいぞ長門、このままだと生でお前に出しちまう。
「安心して。わたしは妊娠のコントロールが可能。中出しして」
ぐっぐっ、と勢いをつけ座り込む。駄目だ!
ビクビクッとペニスが暴れ、
ドクドクドクッ
0103長門有希の放尿遊戯2012/11/23(金) 23:30:09.48ID:i90D0ZJS
あっと言う間に射精してしまう。クソッ、情けない、もっと長門の中を味わいたかった!
無表情だが嬉しげでもある表情の長門。
ゆっくりと俺に抱きつき耳元で囁く。
「あなたのペニスが初めて触れた膣と愛液、子宮口はわたしの膣と愛液、子宮口。
 あなたが初めて射精した膣もわたしの膣。
 そしてわたしの膣と子宮口が触れた初めてのペニスはあなたのペニスで
 わたしのなかで初めて射精したのはあなた。
 当然わたしの膣が初めて飲んだ精液はあなたの精液。
 これで無事わたしの処女はあなたの物になった。そしてあなたの童貞はわたしの物」
2度射精したばかりなのに淫語で長門の中のチンポがまたフル勃起する。
「すでにわたしのオーラルヴァージンもあなたのペニスに捧げている。
 そしてわたしはもうひとつ処女を持っている。最後の処女もあなたに奪って欲しい」

2度、3度と腰を振った長門によって肉棒は愛液と精液でコーティングさせられる。
チュポンとペニスを引きぬき、ゆっくりと狙いを定めて着地してくる。
右手で肉棒を操作し、左手は尻を広げ中腰でガニ股の長門。
角度と入れる穴が違うためのけぞり気味になる。
結果として色々な粘液でグチャグチャの秘裂を見せつけられる。
ところどころ赤い筋がみえるのは長門の純潔が散った証拠なのだろう。
やがてやわらかい膣口と違い固めの入り口に亀頭が当たり
「ん、んんっ」
何度か角度を調整し、ついに
「ふ、んん、ん! っ!」
ミチミチと音を立てそうなほどキツイ入り口から少しずつ中に亀頭が入る。
ふん、ふん、と普段の様子から想像もつかない鼻息の長門は細かく腰を上下させ
肛門にペニスを咥え込んでいく。
やがてズルッ、ズズッ、と滑りだし、ついに、
「……入った。わかる? これがわたしの直腸。排泄器官」
全てを飲み込んでしまった。
膣とも口とも違う感触、きつく入り口は閉まるが奥は広い感じがする。
なにより行き止まりがない。
そしてペニス全体にまとわりつくのは腸だろう。
0104長門有希の放尿遊戯2012/11/23(金) 23:31:55.26ID:i90D0ZJS
長門はゆっくり腰をグラインドさせながらピストンを開始する。
カリ首を肛門に引っ掛けるところまで肉棒を引き抜き、
クリトリスを俺のペニスの付け根に押し付けるところまで肉棒を挿入する。
下腹部は再び溢れ始めた長門の愛液によってベタベタに濡れてきた。
長門は全身に鳥肌が立ち、時々大きくブルルッ!と震える。
痛くないのか?
肛門とペニスがきしむような上下運動が少しずつなめらかになる。
「刺激で腸液が分泌されてきた。アナルの愛液」
ペニス全体にぬるつく腸壁を感じる。
と、長門は肉棒を咥えこんだまま座り込み、力を入れ始める。
「あなたの陰茎を排泄してみる」
ペニスを押し出すように直腸が動き出す。しかし長門は座り込んだまま。
結果、俺のペニスは長門の直腸にしごかれる
すでに2度射精しているで若干の余裕はあるはずだったのにもう切羽詰ってきた。
「我慢しないで。お尻の中にも射精して。口、膣、肛門、わたしの処女は全てあなたの物」
く、相変わらず言葉でも攻めてくる。そして俺のペニスをを『排泄』する動きが力強くなる。
顔を真っ赤にして『きばる』長門の表情と『きばられて』締め付けられる亀頭の快感にやられ
とうとう長門のなかに3度目の射精をしてしまう。
急速に力を失う肉棒がズルリと長門から排泄された。

「綺麗にする」
まだ息の荒い長門がふにゃふにゃになったムスコを頬ばる。
熱く心地いい感触だがさすがに3発連射はきつくだらりとしたまま。
むしろくすぐったくやめて欲しいくらいだ。

「大丈夫」

なにが?
「これから何度でもできるよう、あなたの生殖器を強化する」
???
疑問を感じたがいきなりフェラが激しくなる。
激しく前後する長門の頭。裏筋と亀頭の裏側が舌で刺激させられる。
加えてさわさわと玉袋をもみしだく手と俺の肛門を撫でる指。
射精には遠いが勃起するくらいには回復してきた。
「ナノマシンを注入する。できるだけあなたが気持ちいい方法で」
再び俺にまたがり、今度はスムーズに挿入する長門。
さっきのアナルも良かったがやっぱり膣の感触も良い。
膣の持ち主が何かを探るように腰を動かしすと尿道口に何かコリッとした感触がし、
同時にビクンッと腰が浮く。
「わたしの卵管を触手に変化させあなたの睾丸まで犯す。
 そしてわたしの卵子を元に生成したナノマシンであなたの生殖器すべてを強化、俗に言う絶倫にする」
弾力のある塊が執拗に尿道口を撫でる。
「今、子宮口と尿道口がキスしている状態。
 これからディープキス、あなたのおちんちんの口にわたしの膣の舌をいれる。
 安心して。痛くはしない。むしろ気持ちいいはず。でも射精は封じさせてもらう」
ぽんぽんとエロいセリフを連発する。
鈴口をクリクリと何かがまさぐる感触のあと
「では入れる」
0105長門有希の放尿遊戯2012/11/23(金) 23:33:12.89ID:i90D0ZJS
何か柔らかく細いものが尿道口を押し広げながら入ってきた!
これが触手なのだろう。
亀頭、カリ、肉竿がねっとりと柔らかく熱い長門の膣に包まれ、
尿道内をこれまた柔らかく熱い触手が入ってくる。
不思議と痛くはなくむしろ気持ちよすぎる。
「どう? 尿道はわたしも好き」
とっくに腰は抜けてしまっていて小便を漏らして無いのが不思議な程だ。
さっき3回だしてなければ暴発してただろう。
「睾丸は2つある。効率化のために卵管も2本侵入させている。
 あなたは尿道オナニーという行為は知っている? いま卵管を動かす」

勃起した竿の真ん中あたりで触手が蠢く。やばい。この感触は癖になりそうだ。
まるで小便をしているような心地よさの蠢きがゆっくりと奥に進む。
「気持ちいい?」
妖艶な微笑みで満足げな長門の表情。こんな顔もするんだな。
「これからは精密作業。ペニスを拘束する」
カリ首が締め上げられる。なんて器用なんだ。その間も触手は尿道を進む。
「もうすぐ尿道の奥に到達する」
ズンッ、とペニスの奥に快楽とも苦痛ともいえる衝撃が走る。
同時に小さく長門が震える

「つ、次は、前立腺」
俺の不審な視線を感じたのか長門が説明する。
「この変化させた卵管も快楽器官となっている。クリトリスやGスポットと同じようなもの。
 伸ばすとその分感じる箇所も伸びる。
 ただし今は精密作業中。オーガニズムに達するとあなたの生殖器を傷つける恐れがある
 イかないように努力している」
俺と長門の接合部からは大量の愛液が漏れ布団を濡らしている。
相当長門は感じているんだろう。大丈夫なのか?

「輸精管をい、移動中。狭い分、卵管に、つ、強い刺激が」
腹から太ももの付け根奥にむず痒く気持ちいいのが進んでくる。
その間も尿道やおそらく前立腺にもズルズルと長門の触手が入って行くのがわかる。
相変わらず亀頭の方は膣ががっちりホールドして快感を与え続けていて
ビクビクとカウパーが漏れる。さらに量は増えたようだ。
長門の方はだんだん快感を押さえられなくなってきているようでガクガクと震えっぱなしである。
乳首は硬くとがり、小さいが形の良い乳房も上向きになっている。
クソっ、体が自由なら揉みたい!
目を閉じ探るような表情、たぶん操っている触手に集中している長門の顔は上気して桜色。
息が荒く口が半開きで涎を垂らしていることには気づいていないのだろう
0106長門有希の放尿遊戯2012/11/23(金) 23:34:45.91ID:i90D0ZJS
「あ、あっ」
長門が小さくあえぐと共に下腹部が熱い液体が広がりはじめた。
小便!?
「あなたの尿もわたしが受け止めているからその分水分摂取が過多となっている。
 あとあなたの陰茎を膣で咥えこんでいるため膀胱が広がる余地がない。
 作業が終わるまでにあと数回失禁してしまうかも知れない」
熱い尿が下腹部を濡らし玉袋にまとわりつきながら流れていく。
汚いという感じはしない。むしろ心地よくもっと感じていたいくらいだ。
長門のションベンだからなのかも知れない。
ハルヒや朝比奈さんでもいいかも。
…ここで他の女のことを考えるのは長門に失礼か。
…いやいやいや、このシチュエーション自体異常だろ!
などと逡巡してるうちに放尿が終わり、触手が侵入を再開する。
玉袋の内側がムズムズとしてくる。
「精巣上体、も、もう少し。……精巣、睾丸に、到着。
 …これからわたしは男性が射精するようにイキながら排卵する。
 直接あなたの精巣に放り出されるわたしの卵子は
 生まれたばかりのあなたの精子に寄ってたかってレイプされる。
 無防備なわたしの卵子はなすすべなく、むしろ全裸の痴女のように喜んで陵辱され受精してしまう。
 受精卵は細胞分裂を繰り返しナノマシンを生成する。
 あなたとわたしのの遺伝子を元に作られたナノマシンはあなたの精巣を強化し、
 健康で優秀な精子を大量に生み出す」
2度、3度と騎乗位の長門が腰を振る。
直後長門がビクンッと大きく震え
「っっ!」
俺のほうに倒れこんできつくしがみつくと
シュルシュルシュル…
長門との結合部が音を立ててまた熱い液体が溢れる。
「………いま性的絶頂を迎えて排卵した。なんとかあなたの精巣に到着するまで耐えることができた。
 その分快楽に我慢できずまた放尿してしまった。ごめんなさい」
いや、小ぶりなおっぱいが押し付けられるのがちょっと嬉しいぞ。
「まもなく卵子が放出される。あなたの睾丸にわたしが射精する」
玉袋の内側、まさに金玉に気持ちイイ感触が広がる。
「卵子放出、受精、着床。ナノマシン放出確認。
 これから卵管を引き抜きながらあなたの性器にナノマシンを配置していく。
 まずは精巣。睾丸、きんたまとも呼ばれる。この場所では精子が生成される。
 大量かつ元気で優秀な精子を生み出せるようにする。
 あなたの精子は力強くわたしの卵子に向かって泳ぎ確実に受精するようになる。
 ただ、受精しても妊娠はしないように操作するので安心して欲しい。
 もちろんわたし以外の女性の膣内で射精した場合まず間違いなく妊娠するので注意すること。
 そして輸精管。大量の精子が素早く精嚢へ移動できるよう内径を太く、蠕動運動能力を強化する。」
0107長門有希の放尿遊戯2012/11/23(金) 23:36:18.93ID:i90D0ZJS
玉袋から何かが抜けていく感覚。何か、つまり長門の言う卵管が抜けるということは
チンポの奥、前立腺や尿道からズルズルと出ていくことであり、
これが連続した射精のようなたまらない。
「精嚢。射精を待つ精子の待機場所で、精子への栄養源で精液の主成分である精嚢液を分泌する器官。
 ここを強化することにより大量の精液が生成される。濃いザーメンを射精して欲しい。
 …前立腺にナノマシン放出。前立腺液の分泌量が強化されさらに精液の量が増える。回復力も増強した。
 わたしの子宮と膣に文字通りザーメンが溢れるまでペニスを抜かずに射精し続けて欲しい」
ズンッ、とペニスの奥に快楽とも苦痛ともいえる衝撃が走る。
同時に小さく長門が震える。
「射精に関する筋肉の収縮力も強化した。通常鍛える事ができない内臓の筋肉。
 わたしの膣に、口に、顔、直腸の奥深くに、おしっこのような勢いで射精して」

エロ小説と医学書の混ざったような言い回しをする長門。ソースが本だからそうなんだろうが、
知的な長門が小難しい言い回しの淫語を口にするのもかなりエロい。
さっきから直接与えられている刺激と言葉攻めで何度も射精していてもおかしくないのに
封じられているのか快感は溜る一方だ。早く射精したい!
「尿道球腺。カウパー氏腺ともいう。
 カウパー氏腺液の分泌量を増やす為にナノマシンを放出する。
 あなたの我慢汁はわたしの性的興奮を非常に高める。いっぱいペニスから涎を垂らして欲しい
 次は尿道の感度を上げる。射精時はもちろん、おしっこの時も気持ちよくなって」

尿道の中を長門の卵管がうねり、出入りする。
更に抜け出た卵管の余り部分が亀頭、カリ首にまとわりつき締め付けひねり上げてくる。

「亀頭、陰茎も感度を上げる。わたしの膣の形、子宮口の場所や腸の厚さを感じ取る事ができるはず。
 結果として早漏の方に近づく。あなたは不本意かも知れない。
 だけど安心して欲しい。連射可能だから抜かずの3発、それ以上の性交も可能。
 カリ首の段差も大きくする。わたしの膣壁を強く引っ掻いて欲しい。」
ずるずると抜けていく卵管の先端がついに敏感な尿道口を抜ける。
名残惜しそうにまとわりついていた触手卵管が収まっていく。
「では早速強化したあなたの生殖器の能力をわたしの性器で試して欲しい。
 まだ子宮口が閉じきっていない。あなたの尿道口を押し付けて直接わたしの子宮に精液を注ぎ込んで」
0108長門有希の放尿遊戯2012/11/23(金) 23:37:36.67ID:i90D0ZJS
ゆるゆると長門が腰を上下させる。なるほど、長門の膣の感触が亀頭で、肉棒で感じ取れる。
シワの感触、肉の締め付け具合、膣奥の弾力そして緩んだ子宮口。
長門が早漏に近づくと言った通り、もう射精しそうで必死で抑える。。
だんだんとピストンが激しくなると共に子宮口から流れだす愛液が増えてくる。
「こ、このまま先にわたしがオーガズムに達する。あなたも射精して欲しい」
宣言の後、あ、あっ、と小さくあえぐ長門。ビクビクと膣が痙攣しはじめ、
軽く口の開いた子宮口が俺の尿道口を咥えこんだ瞬間、俺も達する。

ビュッ!!

『ドピュッ』じゃない。『ビュッ!!』だ!
長門の言うようにまさに小便の勢いと量で射精した! 精通以来の快楽付きでだ!
直後、
「っ!!っ!ああああっーーっっっ!!!」
初めて聞く長門の絶叫!
身をよじりペニスを握りつぶすような力で膣が締まりザーメンを絞りとる。
そして急に長門はふにゃふにゃ、と俺の方に倒れこみ、
シャァァァ……
失禁しながら気絶してしまった。

…おーい長門さん、俺の金縛りはまだ解けていないんですが。
0109長門有希の放尿遊戯2012/11/23(金) 23:39:16.44ID:i90D0ZJS
−−−−−−−−−−−−−−

「ごめんなさい。ごめんなさい」
俺は今、失神から復活してばね仕掛けの人形のように飛び跳ねてひれ伏した長門に全裸土下座されている。
やっと目が覚めたようだ。
「謝って済む話ではない事は理解している。だけどわたしとしてはあなたに誠心誠意謝罪する他はない」
「いや、いいんだ長門。どうせハルヒが元凶なんだろ。お前も被害者だ」
小便の水溜り、小便以外の液体、むせ返るような尿臭とそれ以外の匂い。
俺の尿はみんな長門が飲んでしまったので
ほとんど長門の小便と愛液、長門から溢れでた俺の精液ということになる。
「確かにきっかけは涼宮ハルヒ。
 言い訳をすると彼女の力によってわたしの性欲や性感は大幅に引き上げられ、
 かつ性感のシャットダウンが完全に機能しなくなった。
 欲望を抑えることができず学校でも自慰、オナニーをしている。
 泌尿器系も同様で情報連結解除による尿の処理が不可能になり、頻尿にされた。
 ここ最近涼宮ハルヒとの性行為によってわたしの性欲はさらに高まり、
 そして女性同士では得られない快楽へのフラストレーションが溜まってきていた。

 ……わたし自身にも欲望と性癖がある。
 この際だから告白する。わたしはあなたが好き。
 涼宮ハルヒに抱かれる時も自慰の時もあなたを想像上の相手としていた。
 このまま彼女に抱かれ続けると張型で処女を奪われる可能性があった。
 だからあなたに全ての処女を捧げることにした。
 それとは別にわたしは平均的な女性の性への好奇心をはるかに上回るほどエロスに興味があって
 男性との行為にも興味があった。男性器自体にも強く惹かれる思いがあった。
 先ほどの卵管による男性器内部へのナノマシン放出もオナニーの際に思い浮かんだ方法。
 あなたを犯す妄想で何度も自慰した。
 他に性癖として涼宮ハルヒの介入以前より放尿や泌尿器の快楽を好んでいる。
 俗に言う色魔で変態、尿フェチ」
顔を上げずにさらりととんでもない告白をする長門。お、俺が好きだって!?
「あなたの意思を確認せず童貞を奪い独断で肉体改造までやってしまった。
 わたしの勝手な想像であなたも喜んでくれると思い込んでいた」
まだ土下座のままの長門。
「あなたが望むならわたしは性奴隷となってもかまわない、なんでもする。この部屋も好きに使っていい」
長門は俺が黙っているのを怒っていると勘違いしているようで次々と譲歩案を出してきた。
そして俺はムクムクとあがってきた邪な考えに浸る。
小柄で意外と美人で可愛い長門。スタイルも胸は小さいがそれはそれでよい。
スリムながら腰のくびれやヒップラインもなかなかエロい。
そんな長門を性奴隷とする。なんて魅力的な話だ。
この部屋ならどんなことをしても問題ないだろうし
たとえ野外や部室でも長門はうまいことやってくれるだろう。
強化された俺の体ならいくらでも射精でき、萎える事はない。
さらに長門の能力ならもっと凄いことも可能であろう。
この全裸でいまだに土下座のままの長門を見ていると襲いたい衝動を抑えられそうに
「……だめ?」
小さく弱気な長門の声が聞こた。
少し身じろぎする小さな長門。
0110長門有希の放尿遊戯2012/11/23(金) 23:40:48.53ID:i90D0ZJS
駄目だ。俺は長門を奴隷に何かにできない!
今まで散々世話になったじゃないか。命も救ってもらったじゃないか!
そんな長門を利用するなんてできるわけない!
さっきまで長門とヤることばっかり考えていた癖にこんなこと考えるのもおかしいが
やっぱり長門、お前は大事な奴だ!

「どうすればいい? 教えて欲しい」
また身じろぎしながら弱気な長門の声がする。
……しかしこのまま元の関係に、というのも惜しいな。
白く、しみや傷ひとつない長門の体を見ながら思う。
細いうなじ、小さな背中、エロい腰のくびれ、やわらかそうな尻。
反対側にまわればさっきまで何度も俺を気持ちよくさせた桃源郷が丸見えに違いない。
そしてさっきから細かく体がゆれる長門を見て俺はこれから言う長門への要求事項をまとめた。

「取りあえず顔を上げてくれ」
長門の横に胡坐をかく。
ゆっくりと不安そうな長門の顔が現れる。
「奴隷とかは無しだ」
まだ、不安そうな表情は消えないが体は起こしてくれた。
「お前が暴走していたのは確かに問題だが、そこまで俺は怒っていない」
などとえらそうなことは言いながらも思わず長門の胸と股間に目が行く。
小ぶりでピンクの乳首がかわいい胸。股間は固く揃えた手が邪魔で見えない。残念。
まあ俺も勃起を手で隠してるんだからおあいこだ。いや、胸の分俺の得か。
「で、さっき言ってたお前は俺が好きというのは」
「……」
無表情からは何も読み取れない。
「例えば俺とお前が付き合うっていうとどうなる?」
「不可能。涼宮ハルヒに悪影響を及ぼす」
「じゃあ隠れて付き合うのは?」
「いずれ発覚する」
「そうか」
ここまでの長門の答えは想定していた。
「じゃあセックスフレンドってのはどうだ。もしくは性を研究する会」
若干あっけにとられているようだ。
「俺もお前もスケベだ。性に興味津々だ。しかし異性の体はよくわからない。
 オナニーより気持ちいいことをしたいし、将来恋人が出来たときの予行練習の相手が欲しい。
 それに恋人でなくても好きな人とならセックスも楽しいだろうし
 とてもじゃないが恋人に頼めないようなドスケベな行為でもセフレなら問題ないだろう?」
我ながら無茶苦茶を言っている。しかし長門とヤリたいのは事実だし、
正直、長門なら正式な恋人の関係も悪くないと思っている。
0111長門有希の放尿遊戯2012/11/23(金) 23:41:54.79ID:i90D0ZJS
「わかった。あなたとわたしはセックスフレンド。お互いの欲望をぶつけ合いさらけ出す関係」
「いいのか?」
「いい。むしろ理想的」
なんだか長門が娼婦のような笑みを浮かべている気がした。
実際は『娼婦』なんて存在を実際見たことないんだが。
「じゃあ早速なんだが」
「セックス? フェラチオ?」
「いや、今お前小便を我慢してるだろ?」
こくん、とうなずく長門。
「見る?」
「ああ。今までハルヒに命令されてきた中でお前が一番エロく思ったポーズでやってくれ」

土下座から四つん這いに体位を代え、すくっと右足を上げる。
そのまますーっと高く足を上げ股間がむき出しになる。
「犬の小便ポーズだな」
こくんとうなずき
「見て」
ピンクの秘裂から水流が吹き出し、同時に膣口から粘液が太ももに垂れだす。
たまらず俺は犬のように後ろから抱きつきまだ放尿を続ける長門を犯す。
俺はがむしゃらに長門を突き、
膣内の感触を十分堪能し、思いっきり奥に射精した。
疲れ果て眠るまでに10回以上長門に射精したのは覚えている。
長門は何度も絶頂し何度も失禁し、最後は漏らしっぱなしになって気を失った。
0112長門有希の放尿遊戯2012/11/23(金) 23:43:42.53ID:i90D0ZJS
とりあえずここまで。

まだまだあるけどもうちょっと見なおしてまた投下します。
0116名無しさん@ピンキー2012/11/24(土) 18:56:49.82ID:Rt5SRr3v
>>55
期待
0119長門有希の放尿遊戯2012/11/25(日) 00:19:52.68ID:34fcz9ju
「わたしを失禁させて欲しい」
平日のSOS団活動後、ハルヒと長門はいつも連れ立って帰る。
毎晩のようにプレイしているらしい。
ただ、土日は来ないという。土曜日は不思議探索があるからだとして、
土曜夜から一晩中、そして日曜日こそやりたい放題じゃないのか?
まあそのおかげで土曜の夕方から日曜夜まで俺は長門を独占できるというわけだ。

「もう準備はできている。」
そして一週間のお預けを食らった俺は探索後にまっすぐ長門の家に来ている。

「このまま何もしなければわたしの膀胱の容量と尿の生成速度、
 括約筋の疲労度より15分42秒後に失禁すると推測される。
 あなたの希望が制服のままのお漏らしであるならそれでもいい。
 だけどわたしの希望はあなたによって与えられる性的快楽でたまらず失禁してしまうこと」
軽く夕食としてカップ麺を食べた後、待ちきれなくなった長門が誘ってくる。

「どの言い方が興奮か教えて欲しい。
 おしっこ。尿。しょんべん。しょうべん。小水。尿水。聖水。黄金水。PISS。PEE」
俺を立たせ、喋りながらてきぱきと俺のシャツを脱がす。
回り道なしでストレートにヤレるのはまあ俺としても都合がいい。
恋人でなくセフレである一番の魅力だ。
股間を掴み、軽く揉んで勃起させた後にベルトを外す長門。
ズボンのホックを外しチャックを開けテントが現れる。
「長門が口にすればどれもエロくていいぞ」
パンツを脱がされるとき勃起が引っ掛け気味になりぶるん、とあらわになったペニスがしなる。
今のはわざとだろ、長門。
と、手際よく俺を全裸にして服をたたんでいた長門の動きが止まる。
そして一瞬震えた後、またたたみ出す。どうやら漏れそうになったようだ。
「できれば性交中に失禁したい。
 あなたの亀頭で子宮口を激しく突いて欲しい。
 カリ首で膣壁を引っ掻いて性的快感でわたしの括約筋を緩めて欲しい。
 あなたの大きく勃起した陰茎でわたしの膀胱を押し潰して欲しい。
 陰茎で膣越しに膀胱の裏側を強く押さえてつけて欲しい。
 直腸から子宮を通して膀胱を圧迫してもらうのもいいかもしれない」
たたんだ服を部屋の隅において長門が俺を、正確には俺の勃起した肉棒を見ている。
「お願い、そろそろ、」
また一瞬固まった長門が催促してきた。
「そうだな、お前の小便が出る穴を見たい。お前のオマンコをじっくり見せてくれ」
少し虚をつかれた様なかすかな表情のあと
「わかった」
俺を見つめる長門に淫らな笑顔を見たような気がした。
0120長門有希の放尿遊戯2012/11/25(日) 00:21:10.93ID:34fcz9ju
部屋の真ん中に一人がけのソファーがいつの間にか存在していた。
白けるのでどうやって出したかは聞かない。
長門はスカートをたくし上げ、白いパンツを脱ぐ。
もっとゆっくりとエロく脱いで欲しいんだが。
長門はさっさとソファーに座ると大きく足を広げ肘掛にかける。
着衣ノーパンは合格だがデフォルトで超ミニスカートの制服で
ギリギリノーパンの股間が見えるか見えないか、
という楽しみがあることも後で教えよう。
「終わるまで股を閉じないようできるだけ努力する。
 あなたの好きなように観察して、触って。舐めてもらってかまわない。
 尿道口はもちろん大陰唇、小陰唇、陰核、膣口、肛門。
 すべてあなたの好きなように」

青い制服のスカートと透き通りそうな細く白い足の組み合わせが素晴らしい。
その大きく広がった太ももの奥には無毛のピンクの花。
上部にある肉の結び目とビラが若干見えているのが昔見た妹の股間とは違うポイントだ。
下の口とはよく言ったもので、すでに涎をたらし、ピンクの唇がヌラヌラと光っている

「なぁ長門、よく見えるようにひろげてくれないか」
「わかった。……どう?」
両手で大きくオマンコをひろげる長門。意図していたのかどうかはわからないが
長門の股間が照明の真下に位置しているためはっきりと細部が見える。
「ああ、よく見えるぞ。ビショビショだ。もう漏らしてるんじゃないのか?」
「違う、まだ漏らしていない。それは愛液」
ねっとりとした透明な愛液が長門の肛門まで垂れてきている。
肛門から膣口までなぞって粘度の高い愛液をすくい上げ
「おぉ、確かに愛液だ。小便ならこんなに粘らないからな。
 しかしもうこんなに濡らして。本当に長門はスケベだな」
「それはあなたも同じ」
「お前には負けるさ。だってこの濃さだ。粘液というかゼリーだな。
 ほら、摘みあげることができるぞ」
「!、!!」
あふれ出た愛液を摘み上げ長門本人に見せ付ける。
いつもの無表情だが明らかに固まっている。
俺もびっくりしたが本人も自分の愛液の量と粘度に驚いたようだ。
その様子が可愛くもありエロくもあったため
長門の頬に愛液をなすり付けさらに追い討ちをかけてみる。
「ほう、長門の下の口はお喋りだな。また大量に溢れてきたぞ」
さっきすくい上げた以上の愛液が椅子の座面にゆっくりと糸を引きながら落ちていく。
「意地悪」
すね方も可愛いしそそる。
0121長門有希の放尿遊戯2012/11/25(日) 00:22:13.75ID:34fcz9ju
「さて、意地悪ついでなんだが保健の授業をしてくれないか?
 色々と詳しいお前のことだ。当然性教育もバッチリなんだろ?」
我ながら下品なオヤジみたいな発想だと思う。
「確かに学習している。では解説する。
 股間の性器外周の膨らみが大陰唇、その内側の粘膜部分からは小陰唇という。
 小陰唇の上部に位置するのが陰核。クリトリスともいう。男性器の場合ペニスや亀頭に当たる。
 男性同様、刺激が加わると性的快感が生じ勃起する。
 ただし男性の陰茎には尿道が通り放尿の一助や女性器の奥で射精する重要な役目があるのに対し
 陰核は性的な快感を得る以外に役に立たない。女の下品でいやらしい器官」
スラスラと解説してくれる。そういえば今週はこの家に来るまでお前の声を聞いていない気がするぞ?

「クリトリスの下に尿道口がある。小さいのでよく見て欲しい。
 男性と異なり射精機能はなく純粋に泌尿器、おしっこのための器官。
 陰茎によって体より離れた場所で放尿できる男性と違い
 性器の内側に位置しているため放尿時に股間を汚してしまう事が多い。
 股を閉じ、尿道口を露出させない状態で放尿すると水流が安定せず股間や便器を汚すことになる。
 汚したままにしておくと尿道炎や膀胱炎にかかる可能性があるので常に清潔に保たなくてはならない。
 この構造のため女性きれいに放尿するには性器を開き尿道口を露出させる必要がある。
 便器がない場合や和式便器はしゃがんだ体勢、
 洋式便器では座って足を開くことによって股間を汚さずに放尿する。
 立小便はおしりを後ろに突き出した姿勢で後方に尿を飛ばすように行う。
 男性のような立小便を綺麗に行うには性器を手で広げ、股を開く必要がある。
 いずれどちらの方法もあなたの前で実践したい。
 尿道口の奥、尿道はおしっこのためのホースで更に奥の膀胱括約筋は蛇口、
 膀胱はおしっこのタンクになる。
 女性の場合尿道は太く短いという構造と、前立腺や陰茎のように性器の機能がないため
 尿の勢いは男性より強い。そして尿を止める器官は膀胱括約筋のみとなるため
 一度放尿し始めると途中で止めるのは不可能ではないが困難。
 膀胱の容量は通常成人女性で約500cc。
 あまりトイレに行くことのできないヨーロッパの貴族の女性が長時間我慢の結果
 1000cc以上我慢できるようになる例がある。俗に貴婦人の膀胱と呼ばれる。
 わたしは小柄な体型なためそれほど我慢出来ない。先日失禁した際の尿量は400ccだった。
 女性の泌尿器も男性のように自慰に使う事ができる。
 尿意から性的快楽を感じる事ができ、おそらく生命活動に重要な排泄欲のためだと思われる。
 この排泄欲はおしっこをしたいという尿意と放尿中の気持よさがあるが、
 尿道カテーテル等で両方を味わうことが理論的には可能。いずれ実際に試すつもり。
 クリトリスの根が尿道を囲むように位置しているので期待している」
尿関係が大好物と告白していた通りやたら解説が詳しい。
0122長門有希の放尿遊戯2012/11/25(日) 00:23:23.85ID:34fcz9ju
「尿道口の横にはスキーン腺の穴がある。男性の前立腺に相当する器官で
 本来の潮吹きは失禁ではなくここから分泌される愛液が射精のように吹き出る事象。
 もう一つバルトリン腺があり、こちらはカウパー腺に相当する。
 ここからも愛液が垂れる。どちらも小さいので見つけにくいかもしれない。
 今日でなくても構わない。わたしはあなたのためにならいつでも股を開くので必ず見つけ出して欲しい。
 尿道口の下の穴が膣口。性交と出産のためにある女性だけの穴。
 奥は膣。産道となる他、生殖活動を促すため男女ともに快楽が与えられる器官。
 男性器に快楽を与えるために愛液を分泌してぬめり柔らかく、且つきつく締める。
 男性が陰茎を膣に出し入れすると内部のひだや細かな凸凹が亀頭を刺激して快楽を与える。
 かわりに女性はカリ首によって膣内部をこすられて快楽を与えられる。
 女性が膣によって亀頭や陰茎に快楽を与え続けると
 ご褒美として男性は命の種である精液を膣の奥に注いでくれる。
 精子は子宮口から子宮に侵入し、卵子を目指して女性を奥深くまで犯す。
 わたしは妊娠をコントロールできるので安心して直接射精、俗にいう中出しして欲しい」

…無茶苦茶しゃべるな。こんなに長台詞聞いたのは
初めてマンションに呼ばれて宇宙人告白を聞かされたとき以来だ。

「肛門。アヌス、アナル、菊門とも呼ばれる。排泄器官であるが排泄時の快楽を性欲として愉しむことも可能。
 ある程度の大きさまで広がり、日常的な排泄物の太さより若干大きい男性の陰茎程度は咥えることができる。
 基本的に排泄器なので入れる構造になっていないためアナルセックスを行うには訓練が必要だが
 わたしは適切な状態に設定することが可能。やりたい場合いつでも挿入して欲しい。
 また肛門、直腸は衛生面で性交には問題がある器官。
 通常は浣腸で直腸を洗い流しコンドームを使用すれば安全にセックスできる。
 わたしの場合はナノマシンで常に清潔な環境に整える事が可能なので
 あなたは遠慮なく生で愉しんで。わたしも直接あなたを感じたい。
 男性の場合前立腺を、女性の場合膣や子宮を裏側から刺激できる」

そう厚くはない大陰唇、濃いピンクの小陰唇、真っ赤に腫れ上がりひくつくクリトリス、
ヌメる襞々の膣口は俺のペニスが入ったことが信じられないほど小さい。
俺の鼻息が当たる度に腰をくねらせ、
さっきの粘度の高い透明から白い濁りがまじるようになった愛液が肛門に垂れていく。
そろそろ我慢できなくなり、舌を伸ばし先を尖らせて長門の肉芽に

ぴと
0123長門有希の放尿遊戯2012/11/25(日) 00:24:34.42ID:34fcz9ju
「!!っつっっ!」

長門が声にならない叫びを上げ、腰が暴れる。そして
「ん、!!駄目、!漏れる、漏れる!」
長門にとっては不本意だと思われる失禁。
しゅるしゅると音を立て尿道口から薄い黄色の水流が生まれ、それを必死で長門が止めようとする。
股を閉じて堪えようとするがあいにく俺の頭があるし、
さらに言えば俺が太ももを抑えているので股間は全開のまま。
その間チョロチョロと放尿が続く。さっき言ってた途中で止めるのは困難だという状況を実践してくれた。
もっとクリトリスをねぶっても良かったが、
本格的に失禁させてしまうと長門が怒りそうな気がしたのでやめとく。
ふむ。これが長門印の黄金水か。
「だいぶ漏らしてしまった。少し余裕ができたのでしばらくわたしの性器をもてあそんで欲しい」
悶えながらようやく尿を止めた長門はだいぶ息が上がっている。女が小便を止めるのは重労働らしい。
長門がもっといじれというので今度は舌全体で長門の秘所を舐めあげる。
さっきの長門黄金水以外に今まで味わった事のない妙な味。これが愛液の味か。
プリッとしたクリトリス、柔らかい陰唇、ヌルヌルとした膣口。
舌でこそぐ度に長門が喘ぎ、悶える。
女の股間、長門の股間を攻めている事実に俺は興奮し、暴発しそうなチンポを抑えきれるか不安だ。
一旦クンニをやめ、心を落ち着かせる。
…さっきよりとろけた長門のマンコが目に入る。全然おちつけねぇ。
気を取り直し?ゆっくりと長門の性器を人差し指で撫でていく。
「あ」とか「あん」と漏れる長門の声がいやらしく、可愛い。
そしてクリトリスと膣口の間にある小さな穴をちょん、とつついてやる。
「そう、そこ、尿道口、おしっこの穴。いっぱい触って欲しい」
リクエスト通り指を入れるようにグニグニと押さえつける。
「あぁ、んん」
予想以上にかわいい声が出た。
小陰唇をぐるりと一周撫で回す。
白く濁る愛液がとめどなく流れる。
「い、いい」
膣口に指を入れる。熱くぬるついた秘肉が収縮し絡みつく。
「ぬ、抜いて……」
「どうしてだ? 長門の膣の感触をじっくりと味わいたいんだが」
「い、いじわる。このままではまた失禁してしまう。
 イキなが、なが、、イキながら漏らしたいっ、イカせて欲しいっ」
0124長門有希の放尿遊戯2012/11/25(日) 00:25:40.72ID:34fcz9ju
限界が近いのだろう。息は荒く言葉に余裕がなくなってきた。
それでも大開脚を維持する律儀な長門。
そんな長門の膣をゆるゆるといじる。
ひくひく蠢く膣。中身が飛び出そうになるまで大きくうねり愛液を吐き出し続ける。
指を出し入れすると、「ふぅ!」とか「はぁぁ」とか切なそうな長門の吐息が漏れる。
そういえば膀胱はどの辺だ? と膣の中の指を上というか前の方に力を入れてなぞってみる。
何か固いような感触と長門の泣きそうな「ぁぁぁっ」という声から
やっぱりここが膀胱の下なんだろうな、とそれまでと違う感触のポイントに指が来た。
ちょっとしたザラつきと凹凸感、そして
「ヒッ!」
プシュッ!
長門の悲鳴と水音と尿道口から飛び出す少量の液体。
尿道口が周りの肉とともにせり出し、小さなチンポに見える。
「おいおい長門、また漏らしちまったな」
「そこはGスポット、だから、あああああ!」
俺もなんとなくそうじゃないかな、とは思っていたが長門自身がGスポットだと断言してくれたので
クリクリと刺激を与えてみる。せり出した尿道口が射精しそうな勢いでビクビク震える。
「Gスポットってなんだ?」
うーん意地が悪い。
「だ、男性の前立腺に相当する器官、先ほど説明したスキーン腺が繋がっている。
 前立腺と場所がお、同じ、なので膀胱と尿道の接合部にある、。
 バック、後背位で性交を行うと、き、亀頭がこの場所に当たるため、
 快感を感じる神経が集まっていると言われている。。
 膀胱と尿道の、尿道の、、あ、ぅぅ、括約筋で締めている部分を刺激することによって
 少量の尿が漏れる、漏れることが潮吹きと、いう、、おしっこが、。」
 だんだん支離滅裂になってきたな。漏れそうか?
「そ、そう、もう限界、はぁ、漏れる、はぁ、はっ、、そ、そろそろ、イカせて」
上ずった声で本当に長門が漏らしそうになっているのがわかる。
というかもう壊れた蛇口のように尿道口からタラタラと漏れ始めている。
さっき漏らしたのを無理矢理止めているからこうなるともう我慢しきれないだろう。
しかし少し意地悪をしてみたくなった俺は長門に提案する。
「それは、、」
恥ずかしいのか? さっきも自分からノリノリで言ってたろ?
膣から指をゆっくりと抜き、愛液でヌメった指先で漏れ続ける尿道口をチョンチョンと塞ぎながら促す。
ビクンビクンと長門は震え、

「わかった。確かにその方が興奮する……

 わたし、長門有希は女性器を観察されながらおしっこを漏らします!!
 おしっこが尿道口から出てくる様子をしっかり観察してください!!」
0125長門有希の放尿遊戯2012/11/25(日) 00:26:45.61ID:34fcz9ju
淫語放尿実況に自分のフルネームを入れてくるとは思わなかった!
実はそのシチュエーションも想定してたんじゃないのか?

自分のセリフに興奮したのか膣口がビクビクッっと痙攣しドプッっと愛液を吐き出す。
要望通りイカせてやるためにクリトリスを摘みこねるとすぐにビクビクと震えついに放尿が始まった。
「見て! わたしのおしっこ! 長門有希は失禁しています!!」
小さな尿道口が目一杯開き、意外に太い水流が勢いよく途切れず高く遠くまで飛ぶ。
尿道口からはシャーという水音が、
そして1メートル以上先の床にバシャバシャと大きな音をたて長門の尿が着地する。
時々長門の体が痙攣し、その度に尿の軌跡は乱れ、
尿道口の下の膣口から白い愛液が溢れ出す。
「な、長門有希は放尿しながら性的絶頂を迎えてしまいました! 
 尿と愛液を間違えないように観察してください!」
放尿しながらイッたと宣言する、思った以上に饒舌な長門。
その間も放尿が続いていたがやがて勢いが弱まり、
やがて尿道口から膣口にチョロチョロと流れ、愛液と混じって椅子の座面を汚した。


「次はわたしの番。座って」
さっきまで長門が小便をしていたソファに座らされる。
「まずは透明なおしっこ、次は白いおしっこ、そして黄色いおしっこを飲ませてもらう」
すぐに俺の股間に顔を寄せる。カウパーを舐めとりながらペニスを咥え込む。
今晩は何度長門に『おしっこ』をすることになるんだろうか。
長門によって耐久性が弱くさせられた俺のチンポが早速『白いおしっこ』を漏らす。
「もっとおしっこしたいはず。次は膣に」
口の端に精液を垂らしている長門が俺に抱きつき、未だ萎えないチンポを挿入しながら乗り掛かる。
「さて、おしっこしたいのはお前じゃないのか?」
長門は目を合わさず腰を振り始めた。
0127名無しさん@ピンキー2012/11/25(日) 05:18:25.98ID:Y3OeRH2X
GJ!!
この爽やかなしんみり感がいいなあ。
原作にも最終話があったら、こんな感じになるんだろうけど、
この後、ハルヒが神様パワーを復活させて、
SOS団を再結成してそうな終わり方がすばらしいです。
0129名無しさん@ピンキー2012/11/25(日) 12:06:49.95ID:BLDJCEzd
職場で大っきくしちまったじゃねえか。
レジ立てねえよ。どうしてくれる。
0130名無しさん@ピンキー2012/11/25(日) 17:03:12.88ID:q+u1+Jdc
うむ、ここだと珍しい組み合わせだ。原作のネタを絡めつつ、出番があっても中身が出てきにくい超能力者の内面を上手いこと出している。
それだけに原作を読んでいないとピンとこない箇所もあるけど、想いの在処とかの表現は引きこまれるところがある。
少し駆け足になった部分があるのが残念だけど、冗長に進めるよりはむしろいい方向だな。GJです
0131名無しさん@ピンキー2012/11/25(日) 19:17:57.69ID:fEmrVlWq
>>127
放置してきたけど、そろそろ言わせて
それ、面白いと思ってやってるの?
0133長門有希の放尿遊戯2012/11/25(日) 22:43:41.17ID:34fcz9ju
尿道カテーテルがわたしの尿道口に当たる。そして少しずつ差し込まれていく。
「痛かったら言ってね。一応自分で練習したから大丈夫だと思うけど」
尿道を進むカテーテルの感触でゾワゾワする。
彼の尿道を攻めたことがあるが自分では初めての体験。
「どう? 感じる? 尿道ってクリちゃんの根っこがあるのよ」

涼宮ハルヒとの『遊び』は終始彼女のペースで進められる。
自分がマゾヒストとは思っていないが、
彼女が与えてくれる快感への誘惑に抗えず受け身の姿勢になる。
『観察対象』としての遠慮もあるが、この場合彼女はわたしからの反応も必要としているため
むしろ仕返しなんかがあったほうが良い結果を生むだろう。
ただわたしの、情報統合思念体の能力を直接遊びに使用するわけにはいかない。
彼女とわたしへの身体保護と各種妨害に対する備えにリソースを振り分けた結果、
受け身になっている側面もある。
彼との行為では情報操作もやってしまったり、彼を攻めたり逆に攻められたりしている点からも
涼宮ハルヒとの行為は事情が異なると言える。
と、色々考察してみるものの結局涼宮ハルヒの能力に逆らいようがなく、
彼女の『長門有希と遊びたい』という願望が
わたしの尿道に管を差し込み出し入れするという結果となって、
快感におしっこが漏れそうになっているわたしという現実となっている。

涼宮ハルヒはそんなわたしの葛藤をよそに微妙なひねりをカテーテルに加え陰核の根に刺激を与える。
少し奥に挿し込むたびに引きぬかれ麻酔入りローションをカテーテルにまぶし、
その抜き差しが性的興奮を高めていく。
そしてズンッ、と体の奥に衝撃を感じ、同時に涼宮ハルヒはニヤリと笑う。
「もうちょっと我慢してね。感じさせてあげる」
膀胱手前まで届いたカテーテルをまた引きぬき、大量のローションをかける。
再び差し込まれるカテーテル。膀胱にトン、トンと先端を当ててくる。
「あっ」
思わず声が出た。まずい。予想以上に感じる。
「いいでしょ、これ。漏らしちゃダメよ」
トンッ、トンッ、トンッ、トンッ
リズムを付け何度も膀胱の入口、否、出口をノックする。
トンッ、トンッ、トンッ、トンッ
駄目、も、漏れる、お、おしっこ、!

ツプッ

っ!!
あっ、あっ、

「ふー、間一髪。ダメよ有希、我慢できなかったの?」
0134長門有希の放尿遊戯2012/11/25(日) 22:44:51.23ID:34fcz9ju
尿意とカテーテルの与える振動と快楽によって括約筋が緩んだ瞬間、
抵抗がなくなった尿道括約筋をタイミングよくカテーテルが進み先端部が膀胱内部に入りこんだ。

「残念、せっかくおしっこできると思ったのにねっ。カテーテルの先が閉まってるから出ないわよ。
 もうちょっと我慢しなさい」
放尿を期待していたわたしの膀胱と尿道は失禁が空回りし、混乱している。
括約筋はとっくに緩んでいるのに尿意が全く消えない。
尿意とそれから派生した性感が異常を引き起こし下半身が痙攣し始めている。
異常な快感。尿道も性感帯だと改めて知らされる。
「ほらほら、イッちゃえ、イッちゃえ!!」
彼女によって細かくカテーテルを動かされる。
コリコリとした振動が尿道、膀胱から子宮まで響き渡る。
女性には前立腺がないはずなのに膀胱括約筋辺りに強烈な快感が生まれる。
力が抜けて甘い快感が抵抗なしで注ぎ込まれる。
カテーテル先端が何度も膀胱を出入りし、ひねりが加わった瞬間とうとう絶頂した。
直後、カテーテルが尿道から引きぬかれる。
膀胱出口から尿道を少し太めのカテーテル先端部が通り抜ける感触で性的快楽が引き上げられ、
続いて広がった膀胱出口と尿道を待ちに待った大量の尿が勢い良く流れ出す。
性器と泌尿器という性感の集中部から尿を射精するような快楽にわたしは失神してしまった。


「大丈夫、有希? 痛くない? 気分はどう? 今日はもうやめる?」
目が覚めると涼宮ハルヒが心配そうにわたしを覗き込んでいた。
「大丈夫。すごく良かった。あなたも体験すべき」
彼女に膝枕されていたようだ。ゆっくりと体を上げる。
「まぁすごくよさそうなのは有希のアソコ見ればわかるんだけどね。
 あんなに大量の本気汁見たことないわ! そのまんまカップに入れたらヨーグルトと間違える量よ!
 ……それよりやりたいことがあるんだけど、本当に大丈夫?」
ナノマシンによってわたしの体は急速に正常値へと調整されていく。
「大丈夫」
0135長門有希の放尿遊戯2012/11/25(日) 22:46:54.75ID:34fcz9ju
ツプッ

再びカテーテルが挿入される。
膀胱に侵入し、わたしの意思と関係なく尿が排出される。
「ちょっと待ってね」
涼宮ハルヒは自らカテーテルを挿入しようとしている。
「わたしにさせて」
「今日はダメ。まあ待ちなさい」
実は涼宮ハルヒの性器を観察し、いじるのが好きなのだが意外とその機会がない。
一方的にわたしが攻められるパターンが多いのは彼女もわたしの性器を触るのが好きなのだろうか?
彼もわたしの性器を触るのも好きなようだがこちらはわたしも自由に性器を触らさせてもらえる。
「んっ」
欲情した声と表情から涼宮ハルヒの膀胱にカテーテルがとどいたのがわかる。


管同士が連結されと床に互いにM字開脚で座り込む。
「もうわかったでしょ? 有希、力抜いて……」
言われるとおり力を抜く。涼宮ハルヒも力を抜き、
「ん」
「どう!? おしっこ入ってきた!?」
カテーテルを通じて涼宮ハルヒの尿がわたしの膀胱へと注入される。
「入ってきた。いい。溜まってくる」
急速に尿意が高まる。
途中でふたりの膀胱のバランスの釣り合いが取れ、尿の移動も止まった。
直後、彼女は下腹部に力を込めわたしの膀胱に力一杯放尿する。
「んん!」
どんどん尿がしたくなる。普段ならトイレに行く量を超えまだ尿が増える。
しかも放尿時のように力を抜いているのに尿意が増える感触がたまらない!
おしっこしているつもりなのに漏れそう! まだ増える!
彼女はかなりの量を我慢していたようだ。
そしてその尿意の増加が止まった。ようやく出し切ったらしい。
「有希、あたしが力抜いたら有希がおしっこするのよ」
「わかった」
0136長門有希の放尿遊戯2012/11/25(日) 22:48:38.32ID:34fcz9ju
涼宮ハルヒの膀胱が空になり、対照的にわたしの膀胱が一杯になっている。
出したくても出ずに尿意だけが高まっていたところで抵抗がなくなりわたしからの放尿が始まる。
「あ、おしっこ入ってきた、、凄い! ヤバいヤバい、これ!! 」
「どう?」
「気持ちいい! 漏らしながら我慢してるみたい! く、凄い量ね、まだ終わらないの!?」
「もう少し」
もともと涼宮ハルヒの膀胱に入っていた分に加え、わたしと彼女の腎臓はこの間も尿を生成し続けている。
いつも行為を始める前や最中でもスポーツ飲料を摂取しているため尿の溜りが早い。
「これはキクわね。じゃあ有希、力抜いて」
再び尿が入ってくる。尿意が無くなったところですぐにまた失禁寸前までおしっこがしたくなる。
「やっぱ有希の方がよく濡れるわね」
気づくと涼宮ハルヒの股間の下の床に白濁した愛液の水溜りが出来ている。
自分の方を見ると同じく水溜りが広がっている。
「一杯感じてくれて嬉しいわ」
漏れそうになる尿意が性感に変換され、さらに愛液が分泌される。

涼宮ハルヒが力を抜かない。
「わたしの番。そろそろ力を抜いて」
「だめー」
いきなり陰核を摘まれる!
「ずるい、駄目!」
先程と同じく放尿しているのに、括約筋を緩めているのに尿意が全く無くならない感触。
それでも力いっぱいいきむと涼宮ハルヒの膀胱に『放尿』することに成功する。
「ダメよ有希! ずるい!」
のけぞりながら彼女が叫ぶ。
「ずるいのはあなた」
「限界よっ! 抜くから!」
勢い良く引き抜かれるカテーテル、尿道とそれを取り囲むクリトリスの根に止めの快楽が与えられ、
「「あああ!!!!!」」
お互いの顔にお互いのブレンドされた小便を引っ掛けながらわたしと涼宮ハルヒは同時に絶頂に達した。
熱い彼女の尿がクリトリスを直撃し更に連続してイッてしまう。
彼とも同じ事をやってみたい。彼の尿を膀胱に貯めて尿意を感じたい!
おしっこを互いの陰核と亀頭にかけ合いたい!
想像した途端、子宮が跳ね愛液が膣口から搾り出されるのを感じながらまた失神してしまった。
0137長門有希の放尿遊戯2012/11/25(日) 22:49:57.72ID:34fcz9ju
今日はここまでです。
続きは週末くらいに投下します。
0138名無しさん@ピンキー2012/11/26(月) 01:37:22.72ID:GiYIT2ci
GJ!!
この爽やかなしんみり感がいいなあ。
原作にも最終話があったら、こんな感じになるんだろうけど、
この後、ハルヒが神様パワーを復活させて、
SOS団を再結成してそうな終わり方がすばらしいです。
0139名無しさん@ピンキー2012/11/26(月) 04:56:37.23ID:rZhYo3Q6
こいつあたまげた…
あんたすげぇよ、凄い

キョンと恋人にせずセフレにしてくれてサンクス
同期が捗る
0140名無しさん@ピンキー2012/11/26(月) 15:34:41.52ID:U1XEJwTq
>>139
放置してきたけど、そろそろ言わせて
それ、面白いと思ってやってるの?
0141名無しさん@ピンキー2012/11/26(月) 16:19:19.76ID:GAJP4dfz
ついでに俺も一言言ってやろう。

コピペ貼ってんじゃねーよ。
0142名無しさん@ピンキー2012/11/27(火) 01:55:01.57ID:p7Pci3Rf
つか馬鹿の一つ覚えコピペはNGワードであぼーんすれば済むが
感想やねぎらいレスよりコピペに構うレスの方が多いってのはどういう事だ
0144名無しさん@ピンキー2012/11/28(水) 15:17:15.81ID:WV21hjm7
>>142
ガタガタ文句言ってる暇あったら黙って続きかきなよ
そうやって作者が一々突っかかって回ったからここまで寂れたのに
また同じ事を繰り返すのか?
0147長門有希の放尿遊戯2012/11/29(木) 00:44:30.07ID:gSBKKmCt
週末無理になったので今投下。
相変わらず尿液体濃い目注意
0148長門有希の放尿遊戯2012/11/29(木) 00:45:35.88ID:gSBKKmCt
「願望はいくらでもある。あなたの鈴口から溢れるカウパーでわたしの顔中をベタベタにして欲しい。
 小便浣腸も興味がある。直腸であなたの尿を吸収してわたしのおしっこにして放尿したい。
 あとあなたの精液でわたしの膀胱をあふれるまで満たして失禁したい。
 あなたの濃い精液が尿道を通過する感覚を想像するだけで濡れてしまう。
 すべてやろうと思えば実現できるが、できればあなたの合意の上ふたりで愉しみながらやりたい」
……
例によって願望がぶっ飛んでいる。
「あ」

「あなたの尿と精液を吸収することにこだわりすぎて放尿や射精を直接観察したことがなかった」
俺を立たせると股間の前にぺたん、と正座し
「放尿して欲しい」
できるか!!
「? 尿が溜まっていない? では射精の方から」
小首をかしげ可愛らしい仕草でとんでもないことを口走るな! そして口に入れるな!
とはいえフェラチオによってすぐにフル勃起な男の性も悲しいなぁ。

「ここに座って」
アクリルっぽい材質の四角い上の面の真ん中に溝がある椅子? 箱?を出す長門。
「なんだ? これは??」
「くぐり椅子と呼ばれる椅子。風俗店で使われる。性器を触るために下に入る事ができる。
 通常は男性が座り女性が性的刺激を与えるが、女性が座って男性がくぐることもできる」
……
「自分でも淫乱だと自覚はしている。開き直ったと思ってもらっていい」
あっさりと長門は認め、俺を強引に座らせる。
0149長門有希の放尿遊戯2012/11/29(木) 00:46:41.73ID:gSBKKmCt
長門の小さくやわらかい手が肉棒をしごきあげる。
自分でいじるより何十倍も気持ちい。
そして横、正面、真下と場所をいろいろ変えながら俺の尿道口を視姦する長門。
亀頭や裏筋までネチネチといじり、
尿道口からカウパーの雫が盛り上がり始めるとゴクリと唾を飲み込んだ。
鼻息も荒く俺に懇願する。
「しばらく射精は我慢してカウパーを放出し続けて欲しい」
「ああ。構わないがお前のテク次第だぞ」
「わかった」
セフレのリクエストだ。答えないわけにはいかない。
その間もカウパーの雫は大きくなり続け表面張力の限界に近づく。
長門は素早く椅子の下にくぐると
「あっ」
ついに垂れ始めたカウパーを鼻の頭で受け止めた。
ゆるゆると肉棒や亀頭、睾丸に刺激を与え、俺からカウパーを溢れさせる。
長門の表情は淫らな微笑みとしか喩えようがない。
スケベ関連の我慢が全く抑えられないとは言っていたな。
そういえば饒舌にもなったな。エロ関係だけは。
0150長門有希の放尿遊戯2012/11/29(木) 00:47:52.46ID:gSBKKmCt
「おしっこのように分泌されている」
長門が言うようにナノマシンのおかげで自分でも驚くほどのカウパーが溢れ続けている。
たらたらと小便ほどではないが結構な勢いだ。
上気した長門の顔は希望通りカウパーでベトベトになってきた。
椅子から体を出した長門は本当に満足気だ。
鼻、頬、額に口周り。テカテカとカウパーが光る。
起き上がったため重力にしたがって垂れ始め、
首筋から胸元、控えめな胸の谷間を透明な粘液がゆっくりと流れる。
ところどころ乾いてカピカピになっている部分もイヤらしい。
「ではそろそろ射精を見せて欲しい」
長門は正面に座り、肉棒をしごき始める。
手の動きが射精を促す動きに変わり、刺激が強くなる。
特に我慢する気も、必要もないので刺激をそのまま受け入れるとすぐに射精感が来た。
「いくぞ、長門。しっかり見とけ」
こくんと頷き、尿道口を凝視する長門。
ビクンと肉棒が動き、射精動作の溜めを作る、そして
ドピュッ! ドク、ドピュッ! ビュッ!!
勢い良く発射された精液が長門の顔をさらに汚す。
粘度の高い精液が鼻や頬にべったりと盛り上がるように付着し、
やがて重力に引かれ胸や太ももに糸を引きながらゆっくりと落ちて行く。
「どうだった、長門? ……長門? どうした??」
尿道口をピンクの乳首になすりつけチンポをしごき尿道に残ったザーメンを搾る。
「……わたしもイッた」
放心した様子の長門は気だるそうに答える。
ザーメンまみれの長門の顔、それも他ならぬ俺の精液で汚されて拭うこともせず
ベッタリと張り付かせたまま。
一旦だらりと力を失ったペニスがたちまち復活する。
その様子を目の前で見ていた長門はちらりと俺の顔を見る。
微かないやらしい微笑みを返し、そのまま肉棒を咥え込む。
舌先が尿道口をこじり、上顎が亀頭を押しつぶす。
頭を前後させ熱い口内全体でペニスに刺激を与えてくる。
急に亀頭が飴玉をしゃぶるような動きになった。
裏筋に快楽を受け股間が痺れる。しまった、暴発だ!
あれよあれよと止めることが全く出来ずシーケンスが完了し、
ドクンッ!
「んぅっ!」
1回目と変わらぬ量と勢いで射精。
亀頭を転がしていた長門も不意を突れたようで目を見開く。
しかしペニスは離さず全て口内で精液を受け止めた。
そして
…ゴクリ
飲み干す。
また小さくなる俺の肉棒を綺麗に舐めあげ、尿道に残ったザーメンをチュッと吸い、
無言のまま俺の手を引き風呂場に連れて行く。
0151長門有希の放尿遊戯2012/11/29(木) 00:48:55.91ID:gSBKKmCt
いよいよ俺の放尿が始まる。大量に水やらお茶やら飲まされたので本気で漏れそうだ。
仁王立ちの俺の前にさっきのくぐり椅子に腰掛け見上げる長門。
顔射されザーメンまみれのままの顔がエロい。
「わたしを小便器だと思って欲しい」
そう言われてもだな
「では普通に学校で用を足すように」
うーん。
少し後ろに下がり、学校のトイレを想像して立ち直す。
小便器に近づき、ぺろんとチンポを出すイメージ、皮を剥き(ほっとけ!)、力を抜く。
我慢していたのですぐ小便が出る。
「あ」
声が視覚で見えるのなら確実にハートマークがついていただろう長門の小さな嬌声。
尿の水流は長門の鼻に当り弾け四散する。
その間も長門は俺の尿道口をガン見してまばたきしない。目に小便が入らないのか?
しばらくすると長門は横にまわったり、下から覗き込んだりと様々な角度で観察を始める。
本当に好き者だ。
最後は口を開け、ジョボジョボと口内に小便を受ける。
チョロロ、と長い放尿が終わり、いつも通りピッピとさきっちょを振り、水滴を切る。
当然水滴は長門の顔にかかり、長門流に言うと俺の尿道口からでた液体による汚れの一部になる。
0152長門有希の放尿遊戯2012/11/29(木) 00:50:02.13ID:gSBKKmCt
ゴクリ
口内の小便を飲み干した長門。
「凄く興奮した」
そんなに良かったのか? てか俺の小便がそんなに見たかったのか?
「あなたのペニス自体わたしの性感を上げる。あなたがわたしの性器を見て興奮するのと同じ」
まぁわからんでもない。それにしても尿好きだよな。
「放尿自体の気持ちよさがひとつ。尿意を耐える気持ちよさもある。
 泌尿器が性器に近いため、放尿感と尿意が性感に変換されるのもある。
 また放尿中は性器がさらけ出される。
 男性は性器そのものを露出し、精液の出る場所から尿を出している。
 女性の尿道口は陰核と腟口の間にあり放尿の際に性器も露出させることになる。
 この状態を想像すると性感が高まる。
 さらに放尿は生物的にも隙のある危険な状態。襲われると抵抗できない。
 その無防備状態の性器を」
「わかったわかった!」
熱く語る長門を止める。
「無防備なわたしを見て欲しい」
ストンと椅子に座ると俺をじっと見つめる。
遠慮無くくぐり椅子に頭を入れ、真下から長門の股間を凝視する。
なるほど、絶景だ。
一度綺麗に洗ったはずの秘裂はもうヌラヌラと光り始めていて、
軽く開いた膣口から粘液がだんだん重力に引かれ垂れ下がってくる。
パイパンは実に観察しやすい。
そして肛門もよく見える。

「出る」
シャーーーー
俺の目の前を飛び越えて胸のあたりに熱い水流が当たる。
今晩も長門と変態遊びで楽しめそうだ。
0157名無しさん@ピンキー2012/11/29(木) 03:15:53.84ID:mE9uI7l5
うむ、ここだと珍しい組み合わせだ。原作のネタを絡めつつ、出番があっても中身が出てきにくい超能力者の内面を上手いこと出している。
それだけに原作を読んでいないとピンとこない箇所もあるけど、想いの在処とかの表現は引きこまれるところがある。
少し駆け足になった部分があるのが残念だけど、冗長に進めるよりはむしろいい方向だな。GJです
0158名無しさん@ピンキー2012/11/29(木) 19:44:13.74ID:RHpnvQiz
GJ!!
この爽やかなしんみり感がいいなあ。
原作にも最終話があったら、こんな感じになるんだろうけど、
この後、ハルヒが神様パワーを復活させて、
SOS団を再結成してそうな終わり方がすばらしいです。
0159名無しさん@ピンキー2012/12/01(土) 02:36:38.20ID:ncFU/Vhb
おつ〜
0160名無しさん@ピンキー2012/12/01(土) 16:43:59.99ID:8oTrARDl
こいつあたまげた…
あんたすげぇよ、凄い

キョンと恋人にせずセフレにしてくれてサンクス
同期が捗る
0161名無しさん@ピンキー2012/12/01(土) 22:45:51.50ID:HsTKuEHS
>>84
亀レスだが乙です。
橘はズタボロのボロ雑巾になるまで痛めつけてやるのが、お似合いですね。
キョンも橘や藤原に一発ぐらい顔面にパンチを決めて、地べたを這いずらせてやって欲しかったな。
0162名無しさん@ピンキー2012/12/01(土) 23:38:31.21ID:hjv7H7km
なんかとんでもないもの見ちまった気がするわ…。

ところでハルヒと長門が尿のやり取りしてたけど、あれホントに出来るの?
0163名無しさん@ピンキー2012/12/02(日) 02:41:56.80ID:v5Aipm+F
>>162
放置してきたけど、そろそろ言わせて
それ、面白いと思ってやってるの?
0165名無しさん@ピンキー2012/12/02(日) 16:32:48.91ID:v5Aipm+F
作品の内容は心底どうでもいいけど、こんなに人残ってたことが分かったのが嬉しい
0167名無しさん@ピンキー2012/12/03(月) 06:16:51.38ID:JjU7MZPA
>>165
地味にひでぇこというなあんたww
内容は目を見張るものがあるだろー
0168名無しさん@ピンキー2012/12/03(月) 09:59:07.70ID:3t7Awqug
>>167
志村ーっ! ID! ID!


いや、今回の放尿遊戯って内容は物凄いぞ!
描写は細かいし読んでて小便に行きたくなるw
作者さん続き待ってます!
0169名無しさん@ピンキー2012/12/03(月) 10:09:09.38ID:jbv0gMRX
尿モノとしてはイマイチ
意欲は感じるが詰め込んだ要素を消化しきれてない感じ
これがこなれたら神作品になりそうだけど
0170名無しさん@ピンキー2012/12/03(月) 16:48:01.38ID:KRjQz+FF
尿自体がどうでもいい上に、別に尿じゃなくてもいいじゃんって内容だから気持ち悪いだけ、かな
尿が好きなのなら好き!って気持ちが入ってないし、じゃあ尿取ったら…なにも残らない。しかも尿じゃなくてもいい
ううん…まあもっと頑張ってね
0171名無しさん@ピンキー2012/12/04(火) 17:28:04.32ID:97gI2a1t
GJ!!
この爽やかなしんみり感がいいなあ。
原作にも最終話があったら、こんな感じになるんだろうけど、
この後、ハルヒが神様パワーを復活させて、
SOS団を再結成してそうな終わり方がすばらしいです。
0172名無しさん@ピンキー2012/12/06(木) 01:41:01.06ID:/R0JP6Ej
まだ完結してないんだから評価は待とうぜ
0173名無しさん@ピンキー2012/12/06(木) 18:22:11.79ID:rayX1pqi
いや、今回の放尿遊戯って内容は物凄いぞ!
描写は細かいし読んでて小便に行きたくなるw
作者さん続き待ってます!
0174名無しさん@ピンキー2012/12/07(金) 01:19:53.14ID:ArTRPMyd
題材が豪華で意欲的だけに
描写が勿体ないところが随所にある
二、三作ものして
文や構成がこなれた後だったなら…
0175名無しさん@ピンキー2012/12/07(金) 14:47:48.99ID:/MAUv0lI
まだ完結してないんだから評価は待とうぜ
0176長門有希の放尿遊戯2012/12/07(金) 22:27:13.66ID:0kqRibtS
内ももをすり合わせるモジモジした動きの間隔がどんどん短くなっていき、
硬直、そしてシャァァー、という微かな音。
いつもどおり古泉との将棋で時間をつぶすSOS団活動。
そしていつもどおり古泉が長考に入っている。
いつもと違うのが俺の横で本を探すフリをしながらおむつに失禁する長門である。
ハルヒの命令、長門は依頼だと言うが、とにかく忠実にプレイを実行している。
何でも昼からトイレに行かず限界での失禁らしい。
今すぐ、この瞬間にでも長門を押し倒してセックスへとなだれ込みたいところだが
当然のようにハルヒが、朝比奈さんが、古泉がいる中出来るわけもない。
悶々とするが仕方ない。早く週末が来ることを祈るばかりである。

と、その祈りの真摯さに神様が少し慈悲をくれたようだ。
「これよこれ!! みくるちゃん! ちょっと屋上でホームページ用の写真を撮るからいらっしゃい!」
ハルヒが突然立ち上がり朝比奈さんを強引に連れ出す。
「古泉くん!! レフ板持ってついて来て!!」
古泉が困ったように苦笑しながら立てかけてあった銀色の板を持って追いかける。
バタン
扉が閉まる。

「なぁ、長門、!?」
余りにも素早く、躊躇ない長門。もうしゃがみ込んで俺のズボンのチャックに手をかけている。
「時間の猶予がない。せめて白いおしっこを飲ませて」
おぅ、としか言えなかった。
ペニスを引っ張り出し、いきなり咥え込む。
勃起し始める肉棒を頬肉に擦りつけ、頭を前後させて舌全体で激しくしごく。
とにかく早く射精させたいようだ。
俺自身も早くすっきりしたい。とにかくみんなが帰ってくる前に。
全身の力を抜き長門からの快楽を受けることに集中する。
長門とヤルと射精時のザーメンの処理を考えなくてもいい。
あいつの部屋は汚れても帰る頃には元通りになっているトンデモ部屋だし、
たいてい長門が3つの穴のどこかで受けとめてくれるからだ。
これがオナニーだと話が変わる。
週末以外はセックスできないお詫びにおかずにして欲しい、
と長門が動画ファイルをくれたのだがこれがまたエロい!
前に言っていた逆立ち放尿やM字開脚の放尿・オナニー、
犬の足上げ放尿にチンチンポーズの放尿やら長門の痴態てんこ盛りだった。
おそらくハルヒが撮ったのだろう。というかハルヒか朝比奈さん以外が撮っているのは認めない。
0177長門有希の放尿遊戯2012/12/07(金) 22:28:23.40ID:0kqRibtS
その中でも学校の男子トイレで上半身はいつもの制服とカーディガン、
下半身はスカートとパンツを履いていない、いわゆるボトムレスで放尿するのが最高にツボった。
まずガニ股で少し腰を落とし、マンコを両手で開き尿道口を前に向けたポーズが真正面下から撮影される。
この時すでに愛液が溢れ、内ももに粘液が垂れ始めている。
1m離れた小便器に向けて放尿を始めるが勢いと方向を調整しつつもうまく行かず
前方のいたるところに小便をぶちまけてしまっていた。
そのままオナニーへ移行し、イキながら小便器をまたいでまた放尿、というものだった。
最後、愛液が糸を引きながら小便器に落ちるシーンで意図に反して前立腺が限界に達し、
慌ててティッシュを用意したが若干間に合わず大変なことになった。

動画を思い出し、たちまち射精感がくる。
「長門、イクぞ!」
了解したのか舌先が裏筋をチロチロと舐め回す動きに変わる。

ビュッ!!
長門の口内に爆発させる。
ドクンッ!ドクンッ!と次々にザーメンが尿道を通り、長門の舌に放出する。
俺は長門の改造によって大量の精液を射精するようになった。検尿カップ半分は行きそうだ。
それにおもちゃのスライム並に液が濃く、粘るようになり
さらに射精の勢いも増していて、長門の手コキで出したときは天井にへばりついてしまった
オナニーのフィニッシュが大変になったのはこれで、下手するとガチでティッシュを破る勢いになる。
そんな射精を頬を膨らませて全て受け止め
ゴクリ
長門は音を立てて飲み干す。
その間ペニスは咥えたまま、さらにお掃除フェラになって肉棒にまとわりつくザーメンを全て拭い、
最後にチューッっと尿道内の精液を吸い出しやっと口を離す。
「…! ……、…!」
廊下の向こうからハルヒが騒ぐ声が聞こえてくる。
慌ててチャックを閉め、何食わぬ顔で先々週の漫画雑誌を広げる。
「一週間は長い。わたしが耐えられなくなったら協力して欲しい」
長門がささやいた瞬間、部室の扉が開き、ハルヒたちが帰ってきた。
そうか。長門も我慢しているんだな。
朝早くに部室に行ってもいいし、昼休みのハルヒがいない時を狙って長門と逢引きしてもいいかもな。
0178長門有希の放尿遊戯2012/12/07(金) 22:30:34.79ID:0kqRibtS
−−−−−−−−−−−−−−

「夜尿も観察された。」

長門の家ではふたりとも全裸で過ごすのが普通となっている。
お互い体をさらけ出し隠すことはない。
なんとなく長門の胸を揉んでみたり、玉袋を揉まれたりする。
勃起してもそのままだし、トイレも小便はプレイの対象だ。
長門の小便はあいつの希望で俺が小陰唇を広げて放尿しやすいように手伝ってやっている。
まあ手伝いに『失敗して』尿道口を指で押えたり膣口に指が入る事故が発生することもしばしばだが。
いや、半分くらいはセックス中にしてるな。
子宮口をペニスで圧し潰したり、直腸から子宮の裏側を突かれた時に耐えきれず快楽失禁するのと、
あいつが一番気持ちいいタイミングで放尿するのと。
この部屋全体が小便器みたいなものだ。
ハルヒが来ている時もお互い飲んだり手伝ったり失禁させたりするらしい。
だんだん長門に飼い慣らされてきている気がするがなんとなくそれもいいかと思いもする。
0179長門有希の放尿遊戯2012/12/07(金) 22:32:00.60ID:0kqRibtS
『そろそろ利尿剤がMAX効いてきてるはず。一緒に飲んだあたしが漏れそうなんだから
 ぐっすり眠ってる有希が耐えられるわけないじゃない』
動画の中でナレーションしながらハルヒは片手で器用に長門のパジャマのズボンを脱がす。
ほとんど身じろぎしない長門。
「この時わたしは利尿剤と睡眠薬を飲まされていた。全く記憶がない。
 そして涼宮ハルヒはわたしと同じ量の利尿剤を飲み、
 自分の体でタイミングを計ったと思われる」
「なんとかできなかったのか?」
「例え薬の効力を無効にしても涼宮ハルヒはわたしの夜尿をビデオに収めようとしたと思われる
 そして涼宮ハルヒの願望実現能力によって結局わたしは寝小便してしまう結果になる。
 それならば薬の効力に任せてしまう方が得策と考えた」
画面の中のハルヒの実況は続く。
『ズボンを履いたままのおねしょも魅力的だけど今回はバッチリあそこから漏れる瞬間を記録するわよ』
パンツも脱がせ、長門の無毛の股間があらわになる。軽く足を広げカメラを間に入れ
『有希の綺麗なアソコです』
ハァハァとハルヒの荒い息づかいが入る。興奮しすぎだ。
『刺激しちゃうと漏らしちゃうかもしれないからアソコを直接広げることはできません。
 あくまでナチュラルなおねしょじゃないとね。慎重に、慎重に……』
薬を盛った時点でナチュラルじゃないぞ。
長門の足を広げていくハルヒ。
だらしないカエルのような格好にされた長門の秘裂がズームアップされる。
『オシッコの穴は見えるかな。… ! あっ、漏らす、漏らす!』
ビクビクッ、と長門が小さく震え、
『きた! きました! おねしょです! 有希のおねしょです!!』
シュルシュルと小さな音と共に秘裂の真ん中より上の位置から力ない水流がうまれた。
やがて勢いが増してきたが、いつもの放尿より勢いがない。
「特に意識をせず腹圧と膀胱の縮小力だけで放尿しているから」
なるほど、おねしょだからな。

長く大量の放尿が終わったあとビデオは水溜りとなった敷布団と長門の股間をしばらく映していたが
カタカタという音と共に、眠っている長門の顔そして次にハルヒの顔がアップになった。
『どう? エロかったでしょ? 有希のおねしょ。興奮した?』
まるで俺に話しかけるようでドキリとする。
『あたしも興奮したわ! だからサービスショットよ!』

ビデオカメラが移動し、脱衣所に来た。洗濯かごとバケツで台を作ったハルヒは
その上にビデオカメラを置き、風呂の中が映るようにセットする。
そして
「!」
全裸のハルヒが風呂に入って行く!
0180長門有希の放尿遊戯2012/12/07(金) 22:33:20.03ID:0kqRibtS
「一時停止」
裸の後ろ姿全体が画面に入ったところで長門がビデオを止めた。
「残念?」
いや、残念といえば残念だがお前がいるのに、その、
と、長門は俺の後ろに回りソファと俺の背中の間に無理やり入り込み抱きついてきた。
小ぶりながら柔らかい胸を背中に押し当て、股間を俺の腰にこすりつける。
大量の愛液で尾てい骨辺りがヌルつく。
「わたしの肉体は未発達で性的魅力に乏しい。それに比べ涼宮ハルヒは官能的なスタイル」
俺の肩に顎をのせ、頬ずりする長門。脇の下から手を回し、俺の勃起した肉棒を両手で包む。
「大量のカウパー液が分泌されている。わたし夜尿で興奮してくれて嬉しい」
ゆるゆると肉棒をしごきながら耳元でささやく。
「グラマラスな涼宮ハルヒの裸体は一見の価値がある。そしてその痴態は非常にエロティック。
 ……本当はあなたが他の女性の裸を見て興奮することは耐えられない。
 特に涼宮ハルヒはあなたやわたしにとって特別な存在。
 しかし逆に非常に興奮するシチュエーションでもある。そして……」
「そして?」
柔らかそうなハルヒの尻と、股間に見える複雑な影をみながら長門に問いかける。
「復讐。この時わたしは薬の効力が切れるまで眠り続けた。
 そのせいでこの後わたしは数度夜尿している。
 さらに涼宮ハルヒはわたしをそのままにして眠った。おかげで後片付けが大変だった。
 仕返しとして涼宮ハルヒの全裸をあなたに見せることにした」
「そ、そうか……」
0181長門有希の放尿遊戯2012/12/07(金) 22:34:45.03ID:0kqRibtS
『ちゃんと写ってるかしら?』

オールヌードのハルヒが何種類かポーズをとる。
両腕で寄せた胸は朝比奈さんほどではないが結構な巨乳、ピンと立つ乳首はベージュ系、
しなをつくる腰のくびれ、太くなく細くもない健康的な太もも。
薄めの陰毛は粘ばつく液体で下腹部や内ももに張り付きギラギラと光っている。
確かに長門の言うようにいい体つきだ。
「いつも以上に陰茎が硬くて大きい」
若干、いや、かなり不満気な長門が掴んだペニスをしごく。
いや、興奮して当たり前だろ。知り合い以上の関係者、あのハルヒのヌードだ。
しかも股間から内ももにかけてお前に負けないくらいの愛液を垂らしてる。
童貞だった頃の俺なら間違いなく暴発してたぞ。
『今からオシッコするわよ! だいぶ我慢してたからいっぱい出るわ!
 有希のおねしょ見て興奮したからむちゃくちゃ濡れてるの。…あっ!』
いいこと思いついた! という表情でハルヒがビデオカメラに近づいてくる。
中腰ガニ股になり、
『ほら見て! 凄い愛液!』
両手で股間を広げアップで映し出されたところでまた画面が止まった。
「どう? 涼宮ハルヒの生殖器は?」
長門が熱くささやく。
「このポイントはよく写っている。勃起した陰核、尿道口、膣口は開き濡れそぼっている」
左手は肉棒を上下にゆっくりとしごき、右手は手の中に亀頭を収めくるくると回している。
「わたしの性器と比べてどう?」
どう? って。お前のは若干ロリが入ってるがハルヒのはそれなりに成長した感じだな。
どっちもエロさは甲乙つけ難いが、初めて見るハルヒの全裸にオマンコはやっぱり興奮するな。
「……」
痛て! カリは敏感だから抓るな!! さっきから機嫌が悪いが拗ねるなら見せるんじゃありません!
つーかまともにオマンコを見たのはお前のが初めてだし、
お互い処女と童貞を捧げあった仲じゃないか。
「……」
機嫌が治ったのか長門は鈴口をクリクリと穿り、カウパーをネチャネチャといじりだした。
「涼宮ハルヒの陰毛の生え方は同世代女子の中でも標準的。
 わたしは無毛だからよく見ておいたほうが良い」
コンプレックスなのか?
「この映像はわたしの劣情を掻き立てられる。あなたはどう?」
熱く湿った長門の声。手の動きにひねりが入る。
「つまりここがお勧めのヌキポイントなのか?」
「わたしに身を委ねて」
亀頭を弄ぶ指の動きが複雑になる。
このまま長門の手で射精してしまおう。
0182長門有希の放尿遊戯2012/12/07(金) 22:36:10.64ID:0kqRibtS
「画面をよく見て想像して欲しい。
 あの美少女涼宮ハルヒが自ら性器を広げ中腰でカメラにさらけ出している。
 生殖行為が可能になるまで興奮し、愛液を垂らして陰茎を待つ膣。
 溢れ出た愛液は陰毛をベタベタにし太ももまで垂れてキラキラ光っている。
 普段は包茎のクリトリスは勃起し剥き出しになり
 柔らかく盛り上がった恥丘と下腹部の奥深くには受精の準備が整った子宮が下に降りてきている。
 そしてその手前には膀胱。大量のおしっこが括約筋を攻めている。
 尿を貯めて大きくなった膀胱は膣や子宮、クリトリスを内側から刺激して性的快楽を与え続ける。
 涼宮ハルヒは失禁寸前。まもなく括約筋は快楽に溺れた女性器に裏切られ敗北する。
 涼宮ハルヒはアクメに達しながら尿道口を押し広げ放尿する」

激しく肉棒を上下にしごき、カリ首を指で摘みあげ撫で回す。
淫語に慣れ、ペニスの扱いにも慣れた長門。
俺のチンポの能力は長門によって大幅に強化されているが
長門のテクニックの方が数段上だ。いや、俺の扱い方を熟知してるんじゃないのか?
弄ばれるのも悪くはない。
肉棒がビクビクと震え、鈴口はカウパーを吐き出し亀頭が膨らみ始める。
俺の射精が近いことを感じた長門はビデオの一時停止を解除した。

『ゆ、有希、見て! あたしイクから!!』
ハルヒはクリトリスをグリグリと圧し潰し、
『い、いくっ!! 、っっ!!』
膣口を激しく開閉させ糸を引きながら愛液の雫をこぼす。そして
『ジョボジョボボボ!!』
ハルヒは絶頂しながら放尿を始める。
ハルヒのエロいマンコと尿、長門の巧みな手の動き。
視覚と直接の感覚によって俺も限界が来た。
「イッて。いっぱい出して」

ドビュッ、ビュルッ、ドピュピュ!

長門は右手で亀頭を包みながら大量の精液を受け止め、左手は優しく肉棒や睾丸を撫で回す。
完全に俺を把握しているんだろう。長門はいつも最高の射精を味あわせてくれる。
0183長門有希の放尿遊戯2012/12/07(金) 22:37:35.49ID:0kqRibtS
と、亀頭を撫で回す長門の右手が止まらない。
止まらないどころか更に激しく亀頭と尿道口を攻めたてる。
左手は勃起が治まらないように根元からペニスを握っている。

「待て、イッたばかりで敏感なんだ。いくら強化されたチンポでもすぐには無理だ!」

「わたしに身を委ねてとは言ってある」
体が硬直して動かない。まさかまた情報操作とやらを
「あなたは男の潮吹きという言葉を聞いたことがある?」
「!!っ」
激しい亀頭への刺激で体の芯から力が抜ける。
快楽の避雷針となった亀頭、その先からプシュッと液体が飛ぶ。
や、まて、これは
「出た。出して、全部」
プシュッ、ビュッ、ビュッビュ、と次々に液体が、
その間俺の下腹部に快感と快感過ぎての不快感が爆発する。
長門の左手はペニスの根本をしっかり固定し
右手は亀頭をしごき続け、潮を吹かせ続ける
「やめろ、やめろ!!」
「全部出すまでやめない」
「マジやめろっ、死ぬ! 死ぬ!!」
「大丈夫。存分によがり狂って。快楽を味わって」
その間も爆発的な射精時の動きにも似た収縮がペニスの奥で続く。
その度にビュッ、ビュッと潮が撒き散らされる。
「もう出ない、出てないだろ!!」
「まだ出るはず」
空撃ちの射精地獄。
いや、潮がでてるだけ体的にはまだ射精できると勘違いしているのだろうか。
普通なら何としてでも逃げるんだろうが今は長門の不思議パワーで全く動けず
亀頭に全刺激を受ける事になっている。
「もう少し、もう少し」
右手の動きが少し変わり、亀頭を摘み潰す動きになる。
にゅるん、にゅるんと新しい動きでさらに快楽が押し上げられ
偶然か尿道口内側に長門の爪が引っかかった瞬間強烈な快感を受け、頭の中が真っ白になり俺は気絶した。
0184長門有希の放尿遊戯2012/12/07(金) 22:38:58.23ID:0kqRibtS
「ごめんなさい。また調子にのってしまった」
全裸土下座をする長門。
今回は遠慮無く後ろにまわり桃源郷を視姦している。ささやかな仕返しだ。
「あなたの体をモニターしたところまだ膀胱内に尿が残っていた。すべて出そう、と、、、思った」
膣に指を入れてやる。
まあある程度は俺を好きにしてもいいがあれは死ぬかと思ったぞ。
「ごめんなさい。涼宮ハルヒの痴態動画も進呈する。自慰に使って」
ハルヒを売るなよ。 ……遠慮なく使わせてもらうがな。
ところで男の潮ってやっぱ小便なのか?
「そう。ある意味失禁、、くっ、」
俺だって一応AVは見たことがあるし、エロ知識はネットで収集している。
Gスポットの奥から手前に膣壁を掻き出すように指を動かす。
すると膣壁の向こうにある臓器が持ち主の意図と関係なく動かされる事になり
プシュッ!!
尿道口から潮が吹き出す。
プシュッ!プシュッ!と膀胱から尿を絞り出す。
「ずるい、イッてしまう」
何がずるいのかはわからんが俺はお前をイカせるつもりだが?
「だけど、!!、っ!!」
ビクビクッと痙攣。そのあとは潮ではなく普通に放尿が始まる。
「あーあ。せっかく俺が全部潮吹きさせてやろうと思ったのに漏らしちまったな」
ピクン、と長門が反応する。
「ごめんなさい。次は我慢するから全部潮吹きさせて欲しい。あなたの手でわたしのおしっこを掻きだして」
いかん、逆に調子にのせてしまった。
嬉々としてソファに座り足を開く長門。お仕置きだっつーの。

しかし結局潮を吹かせ続けると途中で括約筋がバカになり途中で放尿となってしまった。
さらにイキっぱなしになった長門は腰が抜け動けなくなった。
大股を広げいろんな液体を垂れ流して半分気絶した長門が妙にそそったためそのまま挿入する。
ゆるゆるで全く締まらないマンコになっていたが
もともと狭い膣だったのでいつもと違う柔らかさが新鮮だ。
そして締まらないが故に妙に襞の方がカリに引っかかり肉棒全体にまとわりつく感触がまたイイ。
さらにいつもと変わらない硬さの子宮口がアクセントとなって1分と経たず射精してしまった。
もっと堪能したかったがイキ過ぎて辛いと珍しく長門の泣きが入ったので
口内射精とお掃除フェラで長門へのお仕置きは終わった。
0186名無しさん@ピンキー2012/12/08(土) 01:39:33.44ID:72meuuwJ
乙だがいろいろ混ぜすぎたせいで個人的には残念作だった
別々で味わえたら極上だったろうなと思えるだけに勿体なさがひとしお
0187名無しさん@ピンキー2012/12/08(土) 15:49:11.70ID:oEN1ghop
GJ!!
この爽やかなしんみり感がいいなあ。
原作にも最終話があったら、こんな感じになるんだろうけど、
この後、ハルヒが神様パワーを復活させて、
SOS団を再結成してそうな終わり方がすばらしいです。
0188名無しさん@ピンキー2012/12/09(日) 04:29:05.57ID:P/hy2JL6
保管庫の現状問題まとめ
・エロの有無が明記されていない
・カップリングの表記がない
・小ネタが多過ぎる
・エロガイドが更新停止

そもそもエロパロでやるべきSSか、精査しないまま無秩序に投機されている現状は、
極めて利用者に不利益があると言わざるを得ない。

今一度全作品を確認し、下ネタ未満のSSはVIPハルヒに引き取ってもらうのが健全ではないだろうか?
0189名無しさん@ピンキー2012/12/09(日) 10:25:28.29ID:y3/uMhxm

続き期待
0190名無しさん@ピンキー2012/12/09(日) 16:15:42.43ID:uOlPey75
>>188
うむ、ここだと珍しい組み合わせだ。原作のネタを絡めつつ、出番があっても中身が出てきにくい超能力者の内面を上手いこと出している。
それだけに原作を読んでいないとピンとこない箇所もあるけど、想いの在処とかの表現は引きこまれるところがある。
少し駆け足になった部分があるのが残念だけど、冗長に進めるよりはむしろいい方向だな。GJです
0194長門有希の放尿遊戯2012/12/15(土) 22:33:09.78ID:p+zNLfzd
彼の亀頭の先端上部、尿道口だけを刺激し、決してカリ首裏筋には触らないように注意深く。
完全に陰茎は縮こまりさらに陰嚢へ潜ろうとしている。
溢れたカウパーで滑りやすくなっているペニスの根元を抑えつけ亀頭は露出させる。
ペニス先端を摘み、こねる。ちょうど彼がわたしの乳首や陰核にしてくれるように。
彼のあげる情けない声が更にわたしの性感を高め、わたしの方が失禁してしまいそうなる。
彼の太もも、股間が細かく震えだす。
彼は男性として歳相応の体力も筋力もある。
情報操作の能力がなければわたしは一瞬にして組み伏せられるに違いない。
そんな彼を指先だけでよがらせ、屈服させる瞬間がまもなく訪れる。
失禁寸前なのにわたしの依頼通り尿を我慢できない姿勢である開脚を維持してくれている。
亀頭だけを優しくつまみ、揉む。
鈴口から溢れるカウパーがわたしを視覚的に興奮させる。
直接刺激していないのにわたしの女性器は性的絶頂寸前の状態で待機させられている。
陰茎が2度、3度と痙攣した。限界点突破。もう彼はなすすべなく失禁する。
悪態をつく彼がより快楽を感じながらお漏らしできるように優しく亀頭と尿道口をこね続ける。

ジョボジョボジョボ……
失禁。
ついにわたしが彼をお漏らしさせた。
たくさん我慢してもらった分、
鈴口から勢い良く大量に流れだす黄金水。
柔らかいペニスを流れる尿の脈動が右手全体に伝わる。
陰茎の向きをくるくると変え、様々な方向へおしっこを飛ばす。
0195長門有希の放尿遊戯2012/12/15(土) 22:34:12.53ID:p+zNLfzd
攻守交替。
服従の誓いを示すため大きく開脚。両足を一直線になるように広げ、彼にわたしの性器を捧げる。
ゆるく開いた女性器の中心で彼を迎えるのは勃起しむき出しになったクリトリス。
膣口、尿道口とも露出させ、彼に確認してもらう。
その膣口から流れだす白濁した分泌液の量の多さを揶揄され、さらに愛液を垂らしてしまう。
先ほどわたしが肉棒の先端だけで彼を支配していたように
彼が肉芽だけでわたしを支配する。
開脚姿勢のため踏ん張りが効かず、括約筋のみで尿意に耐えることになる。


体の奥が甘く痺れだす。そろそろイキたい。
早く、止めをさして。後は陰核をつまんでしごくだけで達する。
膣内に指を入れるだけでも、肛門への愛撫でも。
わたしの期待と裏腹に彼は最大限に勃起した陰核を執拗に軽くさするだけ。
お願い、早く、
だんだん下腹部全体が甘く痺れ感覚が薄れてく、
 … あ、あぁぁ!
しまった、タイミングを外された。
イケなかったのに、括約筋が、緩む! 漏れる!
快楽で痺れて、力が入らない、。

失禁。
わたしが彼にしたように、
彼もわたしの陰核の先端だけを指の腹だけで巧みに刺激して
性的絶頂に至るのを防ぎながらお漏らしさせられた。

っ、舌で尿道口をねぶらないで欲しい、感じすぎる、、!!
、! す、吸わないで! おしっこが吸い出される!!
いいっ! すごく気持ちいい!
深く感じるため下半身の力を全面的に抜き彼に身を委ねる。
彼におしっこをさせてもらっている感触。
腰が抜ける。普通なら失禁してもおかしくない程の甘い痺れ。
放尿しながら失禁とはおかしな状況だがそうとしか言えない快楽が泌尿器に与えられている。
その快楽がそのまま性器に伝えられ、絶頂まで導かれる。
イキながらおしっこを最後までさせてもらった。
当然彼にもお返しとして口内射精と口内放尿を吸いだしてあげたい。
想像だけでまた膣が痙攣して愛液が漏れる。
0196長門有希の放尿遊戯2012/12/15(土) 22:35:21.96ID:p+zNLfzd
彼が覆いかぶさってくる。
大きく勃起した陰茎、鈴口からはカウパーの涎を垂らしている。
そのままわたしの膣口に亀頭が接触する。
彼とわたしの恥ずかしい液体のお陰でスムーズに陰茎が膣に差し込まれる。
子宮口がぐっと押し付けられたあと陰茎が後退する。
その時カリ首が肉壷の愛液を掻きだしたのと同時に絶頂してしまう。
イッたばかりの敏感な膣内を蹂躙され彼が射精するまでにまたお漏らししてしまう。
あまりにも敏感なわたしの性感を調整すべきかと思ったこともあったが
彼に言わせると征服欲が満たされるとの事なのでそのままにしている。
確かに彼をあっけなく射精させることができた時、わたしの子宮も疼く。
彼が気持ちよくなれるなら、そそられるならわたしも痴態を隠す必要はない。
おしっこを出しきったのもつかの間、また次のオーガズムを迎え、膣が強く収縮する。
ビクンと彼の鈴口から白いおしっこが噴き出し膣奥に叩きつけられる。
今夜も彼とおしっこ遊びがたくさんできると思うと
乳首、陰核、膣、子宮とわたしの女性器全てが熱くなる。
この興奮の勢いで彼の腰に足をまわし、力の抜けかけた陰茎を膣内に咥えこんだまま下腹部を密着させる。
彼の両手を左右両方の乳房に持って行き押し付ける。
大きさ的に若干不安があったが咥え込んだペニスが固く大きくなるのを感じ効果を確認。
今日は何度失禁させてくれるのか。
子宮口へのノックが再開され早くも括約筋が緩み始めたわたしは素直におしっこを漏らした。
0198名無しさん@ピンキー2012/12/16(日) 04:34:41.10ID:D9TxRgGD
上等な料理もハチミツもそれぞれは好きだが
上等な料理にハチミツをぶっかけたような…
0199名無しさん@ピンキー2012/12/16(日) 16:19:41.54ID:6fkyLnRB
SOS団を再結成してそうな終わり方がすばらしいです。
この後、ハルヒが神様パワーを復活させて、
原作にも最終話があったら、こんな感じになるんだろうけど、
この爽やかなしんみり感がいいなあ。
GJ!!
0200長門有希の放尿遊戯2012/12/22(土) 22:28:54.16ID:sZalS/12
「お願いがある。あなたの精液をわたしの膀胱に詰めて放尿したい」
…それは放尿なのか射精なのかよくわからない行為だな。
「本当の理想はあなたに直接わたしの膀胱内に射精してもらうこと。
 しかし尿道にペニスは入らない。そこであなたの精液を採取させて欲しい」
「まえにお前がやったように俺のペニスを細長く変形させて挿入ってのはどうだ?
 ……冗談だ! 真に受けるな!」
「今回は通常の精液採取としたい。しかしペニスを変形させた尿道セックスはいい案。今後の参考にする」
「その案は廃案にしろ。で、手コキか?」
「違う。前立腺刺激による通常の精液採取方法」

通常……
ツッコミどころ満載だが長門の依頼は絶対だ。だからこそ俺は四つん這いの、通常なら屈辱のポーズをとる。
他ならぬ長門だ。もし長門がふたなりっ娘だとして、
あいつの童貞卒業のためなら俺の処女を捧げてもいいくらい長門は特別だ。
長門の射精なら喜んで直腸に受けたい。
いや、口内射精でも飲んでやるし、前に俺がやられたように手コキで射精させてから
潮吹きまでこすりあげてやりたい。
だがコレはないしょだ。もし知られたらあいつは何のためらいもなくペニスを生やすだろう。
それが出来るのが長門なのだから。
0201長門有希の放尿遊戯2012/12/22(土) 22:29:56.70ID:sZalS/12
長門の細い指がアナルに入ってくる。
クッ
若干の不快感と妙な性感。
さらに指が奥に入っていき
「ぬおっ!?」
ズンと重い快感、これは
「前立腺。どう?」
くにくにと気持ちいい塊を押す。
「前は尿道から内部を刺激した。裏側からだと弱いかもしれない」
いやいや長門さん、結構キキマス。
「精液が出てきた」
ダラダラと弱い射精感を感じる。いや、「感」ではなく射精そのものだ。
半勃起ながらカウパーとも違う濃い液体が尿道から漏れ続けている。
「気持ちいい?」
ああ、凄いぞ、長門。女みたいに喘ぎ声が出そうだ。
「我慢しなくていい。ここにはわたししかいない」
しかし俺にもプライドが、く、ああ。
「では考え方を変えて欲しい。わたしは今、あなたを犯している。
 通常ではありえない快楽がわたしの能力で与えられている」
い、いや、そういうが、くぁっ! ぐぐっ。
「あなたを感じさせたい。もっと愉しんで欲しい」
快感がグングン高まっていく。何かしているのか!?
「あなたはわたしの指一本に翻弄されている。惨めに肛門を晒しわたしに観察されながら。
 咥えこんだわたしの指が出し入れされる度に腸液を吐き出す。
 入口でいくら抵抗しても無駄。括約筋の奥でわたしの指先は自由にあなたの前立腺を犯す。
 ほら。ここはどう?」
棒読みが逆にそそる。そしてコリコリと前立腺、であろう箇所を撫でられるとさらに快楽が高まる。
「精液の量が増えた。ここ?」
う、う
ビクビクと震える。本当に射精し続けているようだ。いや、小便をしている感じにも近い。
「射精している間は男性器の特徴として尿は漏れない。
 黄色いおしっこの代わりに白いおしっこを漏らして」
「お前はその言い回しが好きだな」
「漏れる量がまた増えた。あなたもこのセリフがいい?」
くにくにと長門の指が腸内をまさぐる。
「お漏らしが大量。我慢していた?」
ヤバイヤバイ、このままではおかしくなる!
「出ている所も見せて欲しい」
0202長門有希の放尿遊戯2012/12/22(土) 22:31:08.23ID:sZalS/12
長門は勃起が収まり皮の戻ったペニスを摘み、包皮を剥ぐ。ああ情けない。
長門が亀頭を摘むとまたムクムクと勃起し始める。
「鈴口から濃い白いおしっこが漏れ続けている」
ゴクリ、と唾を飲み込む長門。本人は気づいているのだろうか。
「凄い、通常時から勃起しきるまでお漏らしが途切れない」
ブルブルッ、と長門が震える。多分イッたな。
って、指をグラインドさせるな! ヤバい
「お尻も感じるようになってきた?」
ググッ
って、おい!
「あなたの肛門はよくほぐれている。2本目もスムーズに入った」
交互に動かされる指、やややややばい、長門さん、ちょっと
「ごめんなさい、情報操作させてもらっている。これからの作業のため通常以上の快楽を与えている」
どどどういう意味ですか?
「足は広げていて。大丈夫、裂けはしない」
裂け!?
ググググ!
っ!!
「今、人差し指と中指であなたの前立腺を摘まんでいる。これから強烈な快楽がくる。覚悟して」
覚悟!?
グッ
ドクドクドク!
グッ
ドクドクドク!
な、長門、前立腺を絞るな!
グッ
ドクドクドク!
ブルブルッ
「凄い量の白いおしっこ、見ているだけでまたイッてしまった」
長門、やばい、腰が抜けそうだ、
「大丈夫、ナノマシンによってここは無限の泉と化している」
グッ
ドクドクドク!
会話が通じてないぞ!
グッ
ドクドクドク!
お前、俺が倒れたら容器も倒れるぞ!
グッ
ドクドクドク!
「お願い、もっと、もっと」
グッグッグッグッ
ドクドクドク、ドドドド
や、やばいって、本当に小便漏らしてるみたいに精液が!!
グッ
ドクドクドク!
0203長門有希の放尿遊戯2012/12/22(土) 22:32:10.59ID:sZalS/12
「目的の量に達した。ありがとう」
本気で倒れるかと思った瞬間ずるり、と指が抜け、肛門が楽になる。
長門の持つビンの中には俺の精液がタップリと入っている。
「おい、1リットル近くないか!?」
「1200cc。わたしの膀胱の最大容量の2回分。最近500ccは我慢できるようになってきた」
どれだけ精液放尿したいんだよ……
「ではわたしを犯して」

前立腺を刺激され精液を吐き出し続けた俺のチンポや下腹部はどうも違和感、不快感がある。
半勃ちで明確にイッていないのに長時間射精していたからだろう。
それでもバックで俺を待つ長門の本気汁を大量に垂らしたオマンコと小さくすぼまった肛門を見ると
たちまちフル勃起となる。人間は視覚の動物だとしみじみ思う。

「あっ、ん」
まずは膣に挿入したところで長門があえぐ。
肉棒にたっぷりと愛液を絡め、2度ほどピストンし引き抜く。
太ももに垂れた大量の愛液を長門のアナルに塗りたくる。
肛門に亀頭をあてがうと、
「んっ、ふんん」
長門は色っぽい鼻息を漏らす。
力が抜け少し緩くなった肛門を押し広げグググ、とすこしずつ長門の直腸へ侵入する。
「んふー、ふー、んんっ」
長門は肛門を犯される場合口を閉じ荒い鼻息をつく。
眉をひそめながら目を閉じる様子がまたエロかわいい。
膣だと普通にアンアンとあえぐのだが力の入り方が違うんだろうな。
行き止まりのない長門の穴を突き続ける。と息苦しくなったのかプハっ、はぁはぁと口での呼吸に代わる。
意外とある腰のくびれを掴み尻を引き寄せ、最大限に肉棒を長門に埋め込む。
ペニスの先に腸と思われる膜がまとわりつく感触。
そして奥の子宮らしき臓物に亀頭をこすりつけ射精する。
一滴残らず精液を出し尽くすとペニスの感覚がリセットされたのかようやく違和感が薄れてきた。
「すまん長門。お前はイッてないよな」
今回は変な感覚だったのでとりあえず射精しておきたかったので5分とピストンしていない。
いつもはこの奥の臓物を長門が嬌声を上げながら失禁するまで突き続けるのだが。
「構わない。それよりあなたは放尿もしたいはず。そのまま放尿してほしい」
「おう、よくわかったな。それよりいいのか?」
「わたしはあなた専用のトイレ、小便器。存分に使って」
そういえば小便浣腸にも興味あるとかいってたな。では遠慮無く。
「熱い……」
勃起したまま力を緩め放尿する。
直腸に包まれたまま小便も変態チックでそそる。
勃起とペニスの根元が長門の肛門で絞られていることと狭い出口のせいで
はじめはちょろちょろとしか出てこなかったが
徐々に俺の尿で出口の腸が広がったせいか普通に出るようになっていく。
結構溜まっていたので時間をかけ放尿しきった。
0204長門有希の放尿遊戯2012/12/22(土) 22:33:47.16ID:sZalS/12
…と、長門の様子がおかしい。
全身が鳥肌、脂汗か冷や汗でびっしょりになっていて細かく震えている。
慌ててペニスを引き抜こうとすると
「待って、ゆっくり……、漏れないように」
切迫した声が俺を抑える。
「長門! 大丈夫か!!」
ギュルルル、グルグルグルグル……
「 ……トイレまで連れて行って…」
腹を鳴らす長門は苦悶に顔を歪め、弱々しく、そして切羽詰った声で答える。
ゆっくりと肉棒を抜き、肛門を押さえてやる。
ググググルグルッギュー…
長門は肛門を必死で締め、腹を押えながらよろよろと立ち上がった。
ギュルルルッギュルルル
盛大な音を立てる腹を押さえつつ、
俺にすがりつきながらゆっくりと、ようやくトイレに到着。
「あなたはシャワーを浴びていて。……あと、。 ……音は聞かないで! 早く行って!」
長門の腹が緊急事態を告げる警告音を鳴らしているのとは対照的に
長門は弱った小さな声だったが急に切羽詰まり追い返された。
0205長門有希の放尿遊戯2012/12/22(土) 22:34:52.37ID:sZalS/12
長門の、その「排泄物」で汚れたムスコを情けない気分で洗った後
ゆっくりと湯船に浸かっていると長門が浴室に入ってきた。
「大丈夫か?」
「大丈夫」
まだ若干蒼ざめた顔色だったが普通に動けるまでになったらしい。
体を軽く洗い湯船に入る頃にはようやく通常運転の長門が戻ってきた。
「通常の浣腸と違い、奥まで挿入されたペニスによってS字結腸奥で放尿されたため気分が悪くなった」
普段一緒に風呂にはいる場合、当然変態行為がデフォである。
湯船の中ではお互いのをいじるか結合させているのだが
今日はおとなしく並んでに座る。
「放尿は見て欲しい。だけど脱糞は嫌。あなたが望んでいても」
「いや、俺も遠慮したいな、それは。……すまん。俺が悪かった」
「違う。わたしがわがまま言った結果。ごめんなさい。あなたの尿を吸収するのに奥が良いと思ったから」
めったにしない失敗、しかも変態行為中の失敗で冷静になった長門はだいぶしょげている。
俺もかなり凹んだ。
「今日は帰ろうか」
「……出来れば一緒に寝て欲しい」
そうだな。傷心の長門を慰めるべきだな。傷ついた理由がアレだが。

普通なら風呂上りにスポーツドリンクをがぶ飲みしている長門だが今日はコップ一杯の水だけ。
そしてセックス後に疲れはててソファかクッションで寝てしまう居間ではなく
長門の寝室へ向かう。
0206長門有希の放尿遊戯2012/12/22(土) 22:36:08.25ID:sZalS/12
シングルベッドは狭く、必然的に二人がくっつく事になる。
1つしかない枕に2つの頭をのせるには横向きしかない。
背中合わせかどちらかの背中に抱きつく方法もあるが
今は長門と向かい合わせになっている。すごく近い。
散々ヤッておいて今更言うのも何だが改めて長門との超至近距離にドキドキする。
俺は寝間着がないので裸だが長門、お前は普段裸なのか?
「普段はパジャマ。今日はあなたの体温を感じて眠りたい」
すべすべした長門の柔肌を感じながら眠るのなら俺は文句ないな。
「どう思う?」
どう?
「わたしのこと。異常な性癖を含めて」
うーん、最初は驚いたが。うーん
「気を使わなくていい。正直な感想を聞きたい」
そうか。まず、ヤレる事は素直にうれしいな。しかもやりたい放題だ。さらに相手はお前だ。
お前は可愛いからな。谷口はA-とか抜かしやがるが俺から言わすとお前はAAAだぞ。
「お世辞だとしても嬉しい」
お世辞なもんか。正直お前がポーカーフェイスやめたらハルヒ以上だぞ。
あ、うーん、ポーカーフェイスは俺以外のところで続けてくれ。その表情は誰にも見せたくない。
「……」
うん、その赤面もだ。
それにセックス関連でもお前は最高だ。お前しか知らないがどの穴も気持ちいいし色々とヤレるしな。
放尿フェチには驚いたがまぁ、俺もそっちの気があったのか嫌じゃない。
それと俺のを強化してくれたのも有り難い。普通の人間じゃ色々と無理だしな。
「それについては複雑な思いがある。あなたを勝手に改造してしまった」
結果オーライさ。よく言うだろ、やらなくて後悔するよりやって後悔 ……おっとこれは朝倉のセリフだ。
正直良かったと思ってるんじゃないのか?
「……思っている」
「覆水盆に帰らずとも言うがな」
「賽は投げられた」
なかなか言うな。
「そして毒食わば皿まで。……勘違いしては駄目。あなたとわたしは」
「ああ、セフレだろ?」
自然と顔が近づき、今まで避けてきたキス。
小さな唇の感触、すぐに長門の口内に舌を侵入させる。
長門の舌も待ち構えていてすぐに絡み合う。長門の舌は少し甘い気がした。
口内を蹂躙していると今度は長門の舌が俺の口を訪問してきた。
今まで互いのチンコやマンコや肛門や色々なものを舐めあってきた。
それはそれで快感だったが
このキスの幸福感、満足感はなんとも言えず心が満たされる気がする。
溢れてきた長門の涎を飲み、俺の唾液が吸われる。

ちゅぽん、と唾液を引きながら一旦離れる。
と、長門が俺の右手を両手で包み、スベスベした腹にあてる。
そのまま肌の上を滑らせ
「………」
愛液まみれの股間へと導く。
バツの悪そうな表情。
「…して」
0207長門有希の放尿遊戯2012/12/22(土) 22:37:10.86ID:sZalS/12
正常位で長門を抱きしめながらゆっくりと動く。
強烈な快楽、濃い快感はあったが「愛のある」セックスというか、
長門を深く感じながらのセックスは今まで考えてこなかった。
華奢だが意外と丸みを帯びた肉体は柔らかく、
シミ一つない白くきめ細かい肌は正直見とれてしまう。
肉付きが薄くやせ気味だが不健康ではなく鎖骨や肩のラインも綺麗でかつエロい。
胸は「チッパイ」だが形良く乳首も程よい大きさでピンクなのもそそる。
手のひらにすっぽりと収まり柔らかく揉み心地もいい。
乳首を口に含み転がすと、長門は大きくのけぞる。その首筋も綺麗でエロティックだ。

さらに長門の「改造」のおかげで俺のペニスが「長門」を詳しく教えてくる。
熱く、柔らかい膣は肉棒全体にぬるぬるとした愛液をまぶしながら包み込み締め付けてくる。
引く時は粘膜が名残惜しげにチンポにまとわりつき、
再び突く時には新たに溢れてきた愛液によってスムーズにペニスが滑っていく。
亀頭が奥に突き当たった瞬間、行き場がなくなった愛液が外に吹き出し俺の陰毛を濡らす。
奥に突き当てたまま腰を止めるとうねうねと蠢く襞つきの肉筒が肉棒を捻りカウパーを搾る。。
今まではピストンに夢中だったがゆっくりと動くと長門の膣の素晴らしさに改めて気付かされる。

急に愛おしくなりキス。すぐに長門が舌を入れてくる。
舌が絡み合うとビクビクっと膣が痙攣する。
愛液がぬるぬるから水っぽくなり量がさらに増えてきて子宮口が固くせり出してきた。
そろそろ俺も我慢できなくなってきたのでピストンを再開する。
「あ、あんん、んっ」
キスしていられなくなり喘ぐ長門。
膣の蠢きが激しくなる中、子宮口を2回突くと
「駄目、いくっ、!」
長門は足を俺の腰にきつく絡めてきた。
俺も強くペニスを突き入れる。
長門が絶頂し俺を射精させるために膣全体が締る。
その寸前に狙いを定めていた穴、子宮口に俺の尿道口を押し当てることに成功する。
イッた長門の膣の収縮で亀頭が締められ子宮口と尿道口がキツく密着する。
尿道口の内側が剥き出しになって深く子宮口に突き刺さる。
ただでさえ感度を上げられている上に敏感な尿道口内側への刺激に耐えられるはずもなく
暴発に近い射精をさせられた。
ビュッ! と精液が膣ではなく子宮口に、子宮に吐き出される。
その瞬間「ああん!」と長門が喘ぐ。
そのまま第2波、第3波の精液も子宮へと注ぎこむ。
念入りに残った精液まで子宮口に絞りだすと
長門が俺の頭を抱えまたキスをしてきた。
そしてさっきと同じくバツの悪そうな表情で
「もっと下の口にもディープキスして欲しい」
直後、やっぱり言わなければ良かった、みたいに目を反らせた。
ヤバイ、可愛過ぎる。
いきなりチンポがフル回復。まだイッた余韻の残る長門に構わずピストンを再開した。
この後長門の要望通り2度子宮口に直接射精した。
3度目でとうとう子宮が一杯になって溢れ、
また長門が「無理、降参」と腰砕けになってしまったのでその夜は寝ることにした。
結局次の朝は長門が俺を「一番搾り」で起こすという普段と同じ展開となった。
しかし充実度が増したとは思える。
0209名無しさん@ピンキー2012/12/23(日) 01:23:22.46ID:pRgztk7r
やっぱりいろいろと歯がゆく惜しかった
力量ある作者さんみたいだから別シリーズにすごく期待
0210名無しさん@ピンキー2012/12/23(日) 03:01:58.53ID:uGPaZb1L
GJ!!
この爽やかなしんみり感がいいなあ。
原作にも最終話があったら、こんな感じになるんだろうけど、
この後、ハルヒが神様パワーを復活させて、
SOS団を再結成してそうな終わり方がすばらしいです。
0213名無しさん@ピンキー2012/12/24(月) 20:09:34.74ID:UhB+fNjv
うむ、ここだと珍しい組み合わせだ。原作のネタを絡めつつ、出番があっても中身が出てきにくい超能力者の内面を上手いこと出している。
それだけに原作を読んでいないとピンとこない箇所もあるけど、想いの在処とかの表現は引きこまれるところがある。
少し駆け足になった部分があるのが残念だけど、冗長に進めるよりはむしろいい方向だな。GJです
0214長門有希の放尿遊戯2012/12/30(日) 22:08:51.24ID:BJkyPGcJ
今日も彼に依頼し、好きなように攻めさせてもらっている。
フェラチオ、尺八、口淫、オーラルセックス。
彼の生殖器を口いっぱいに頬張り、その熱く勃起した陰茎を味わう。
そして彼の性的分泌液も文字通り味わうことで
わたしの女性器も性的な分泌液を垂れ流す。
亀頭を舌で転がし、咽喉奥に押し付けつつ締める。
口唇で陰茎を包み唾液とカウパー氏腺液を適度に口内に残すことにより
彼の性器への快感を高める効果を期待する。
頭を前後にグラインドさせ頬の内側、舌、口蓋、のどちんこ、正式には口蓋垂、
わたしの口全体で彼の男性器を楽しむ。
空いた手は彼の陰嚢を柔らかく揉み精子の生成を促す。
ナノマシンで彼の生殖能力を極度に強化しているがさらに精液を濃くしたい。
わたしは自分が淫乱だとは自覚している。たちが悪い。
いいぞ、長門、と満足気な彼の声が頭上から聞こえる。
わたしの髪を、頭を、顔を撫で回してくれるのが心地よい。
今日は長時間フェラチオを行いたいと伝えているため
彼には一人がけのソファで楽に座ってもらっている。
陰茎をしごき、彼がお漏らししてくれるカウパー氏腺液を口内に絞り出す。
「しかしお前はカウパー好きだな。そんなに良いのか?」
返答替わりに亀頭下部、カリ首と裏筋の間のくぼみを舌先でチロチロと刺激する。
彼は小さく快感に呻き、
ビクビクッと男性器を震わせさらなるカウパー氏腺液をわたしの口内に分泌させてくれた。
0215長門有希の放尿遊戯2012/12/30(日) 22:10:02.04ID:BJkyPGcJ
彼に四つん這いになってもらいわたしが下になる。
俗に言う69。
どうしてもわたしが先に絶頂するのでクンニはやめてもらったが、
視姦されていることを意識してしまう。
ここは逆手に取り、ひくつくワギナで彼を興奮させよう。
最近、彼はわたしの下品な格好でより興奮することがわかってきた。
口には出さないがガニ股での立ちションは特にお気に入りのよう。
マンション屋上でガニ股放尿を行った後、
彼に後ろから挿入された時の陰茎の硬さ大きさ精液の量全て過去最高だった。
その後、数度ガニ股放尿を披露しているがいずれもその後の反応が良い。
だから大きく股を、膣口が口を開けるまで開き
足を上げ彼の首に絡ませてわたしのヌメった性器を見せつける。
急に陰茎が硬く大きくなり左手にのせた陰嚢が縮み上に上がってきた。
効果抜群。射精が近い。
ここで様々な手段で収集した性交の知識のうち興味深かった方法を実行する。
まず深呼吸。彼の腰に手を回し、彼の陰毛に顔をうずめさらに顔を押し付けるように抱きつく。
陰茎を丸呑みし、さらに奥へと亀頭を押し込む。
生理現象で大量の唾液が分泌され滑りが良くなることでさらにペニスを深く飲み込む。
彼の下腹部、陰毛の茂みに顎が埋まる。
鼻の上に陰嚢がだらりとのしかかり、睾丸が両方の頬に乗る。
彼の体臭がわたしの性感を高める、
膣が収縮し大量の愛液がどろりと溢れるのを感じる。
二度三度と鼻を玉袋に、亀頭を喉に押し付け、
止めに彼の目の前で放尿を開始する。
「長門っ!!」
彼の性器が大きく跳ね射精が始まった。
精液の大きな塊が勢い良く喉奥に勢い良く当たり、へばりつく感触。
それが重みを持ってゆっくりと食道に広がる感触。
ビクン、ビクンと第2陣、第3陣のザーメンが発射される。
彼の優秀だが哀れな遺伝子たちは膣ではなく食道に放たれ、
子宮ではなく胃を目指す。愛液ではなく胃液にまみれ卵子を犯す機会に恵まれないまま
高栄養の媚薬として消化され、わたしの一部になっていく。
0216長門有希の放尿遊戯2012/12/30(日) 22:11:08.42ID:BJkyPGcJ
もう一度彼にソファに座ってもらう。
ディープスロートのコツが分かったのでイラマチオを要請する。
しかし無理矢理は気が進まないと断られた。やはり彼は優しい。
では我慢せずどんどん射精して欲しい、と伝え彼の陰茎を頬張る。
いつものように舌で亀頭や鈴口を舐めあげ、勃起させる。
そして亀頭を喉奥に押し付け、飲み込む。
喉奥の狭い部分を抜け亀頭が食道に入る瞬間、
彼が喘ぎ陰茎が震え、熱い粘液が勢い良く食道に放たれる。
そしてそのまま喉姦を続行する。呼吸を止めても生命活動に支障がない
対有機生命体コンタクト用ヒューマノイド・インターフェースであることが
こんなに有り難いことはない。
彼の精液とカウパー液、そしてわたしの唾液が陰茎の滑りを良くしてくれ、
リズミカルに彼の亀頭が食道を出入りする。
実物を見た事はないがオナニーホールという男性の自慰用具を思い浮かべる。
わたしは彼のオナホ。いっぱい気持ちよくなって射精して欲しい。
…よく考えればわたしの膣や肛門でも同じくオナホではないのか?
また亀頭が膨らんできて勢い良く射精する。
お腹が満たされる。彼の精子はわたしに消化されるのをどう思うのだろうか。
わたしの膣や子宮に射精された精子はわたしの卵子と出会う可能性はある。
彼には伝えていないが毎回彼と性交する度にわたしは排卵し、受精している。
残念なことに着床は情報操作でキャンセルさせているが。
彼の精子がわたしの卵子に襲いかかって陵辱しているさまを想像し、ズキンと子宮が疼く。
と、また精液が吐き出される。ビュッ、ドピュッ、と生命の種が流れこむ。
ちょうど狭い喉奥や食道がカリ首や亀頭を刺激しやすいのだろう。
大量の精液を飲み続けているせいか、一瞬彼の精液だけで一生養われる妄想をしてしまった。
そしてそれは望む所でもある。……前から思っているが自分の変態さにはほとほと呆れる。
と、彼の動きからそろそろおしっこがしたくなってきたことを察する。
できる限り亀頭を奥にいれて止める。彼も察してくれた。
チョロチョロジョロロ
熱いおしっこ。
優しい彼はわたしがむせないようゆっくりと放尿してくれる。
大量の放尿だが全てを胃袋に流しこむ。
彼の尿道に残ったカウパーも精液も洗い流され全てわたしのものになる。
放尿を終えた陰茎が少しずつ小さくなり、喉から離れていく。
ごちそうさま。
0218名無しさん@ピンキー2012/12/30(日) 22:42:49.60ID:tioWXSBQ
GJ!!
この爽やかなしんみり感がいいなあ。
原作にも最終話があったら、こんな感じになるんだろうけど、
この後、ハルヒが神様パワーを復活させて、
SOS団を再結成してそうな終わり方がすばらしいです。
0221名無しさん@ピンキー2013/01/01(火) 02:56:54.43ID:7yFu1cz8
うむ、ここだと珍しい組み合わせだ。原作のネタを絡めつつ、出番があっても中身が出てきにくい超能力者の内面を上手いこと出している。
それだけに原作を読んでいないとピンとこない箇所もあるけど、想いの在処とかの表現は引きこまれるところがある。
少し駆け足になった部分があるのが残念だけど、冗長に進めるよりはむしろいい方向だな。GJです
0222名無しさん@ピンキー2013/01/02(水) 13:07:40.76ID:oNiLO8NQ
佐々木スレから出張してきました。
殆どエロくないし、性描写があるからこっちに書きにきただけのものなんだが…………。雰囲気重視です。

佐々木とくっくっ Part68 『甘いのは』のβ

「くつくつ。」
真っ赤な顔をした佐々木が、俺にもたれかかる。さ、佐々木…………?
「キョン……………」
上気した頬に………そ、その、胸元が………ぶ、ぶ、ブラがだな!ゆっくりと桜色の口唇が開く。
「…………アルコールには、催淫効果もあるみたいだね。」
…………俺の理性を焼き切るに十二分過ぎるぞ、その一言…………。
「こんないやらしい女に、誰がしたのか………言ってみたまえよ。」
佐々木は、ねめつけるような目で俺を見る。いや、待て!冗談に聞こえないし、第一笑えない!それにだ、公衆の面前で…………
「あれ?」
橘達がいない…………
「は、離しやがれなのですぅ!」
「―――――観―――測―――」
「お前らにはまだ早い。」
藤原が橘を猫掴みにし、周防の手を引いている。こちらをチラリと見ると……奴に似合わない、爽やかな笑顔でサムアップしてきやがった。……………やはりこいつは俺の敵だ。
俺が藤原をにらんでいる事が、佐々木としては実に不快だったらしい。
「キョン。恋人との情事の時位、行為に集中してくれ。興が殺がれる。」
いや、佐々木!待て!シャワー浴びさせてくれ!頼む!
「くつくつ。…………アルコールを飲んでいて、口が甘くなってしまっていてね。丁度塩味が欲しかったところさ。」
佐々木が俺の首筋に吸い付いた。や、やめっ!俺が気にするんだよ!そのな、汗くさい身体でお前を抱くのなんて………
「…………なんとつれない言い種だ。抱かれる僕がいいというんだ。気にしないでいい。
それに、僕は好きだよ。君の匂いは。」
………嬉しいが、後で泣いても知らんぞ。お前、今感情垂れ流しだからな。
「くつくつ。自己抑制のきつい性質でね。一度タガが外れると止まれなくなるのさ。………止められるのは君だけだよ………キョン。」
「…………どうなっても知らんぞ。」
藤原達がいない事を確認し、佐々木にキスをする。
…………これで何度目だ?考えるのも面倒だ。ただし、こんな酒臭いキスは初めてだがね。
「んっ………………」
舌を絡めてくる。普段、時間がないだけに俺達の行為は、激しいが割と淡白だ。
………………なんだか少し興が乗った。
0223名無しさん@ピンキー2013/01/02(水) 13:12:42.13ID:oNiLO8NQ
普段が忙しく、短い時間しか出来ないわけだ。今日みたいにお互い時間がある時位、恋人同士の時間を大切にしながらやっていくか。
普段なら、すぐに佐々木を押し倒しているんだがな。俺はゆっくりと佐々木の頬を撫で、髪を撫でた。
うっとりと目を閉じる佐々木。その桜色の口唇と頬に、啄むようにキスをする。
「…………キョン。焦らさないでくれ…………」
「性急だな。」
俺は佐々木を抱き寄せ、耳許で言った。
「興が殺がれるぜ、佐々木。」
「………生殺しをした、仕返しかい?……存外子どもっぽい………んんっ!」
佐々木の背中をなぞる。だから、黙れと。お互いに手の内知りつくしてんだ。その気になればすぐに終わっちまうだろうが。それじゃ勿体無いと思わんかね?
「………今日は、随分と意地が悪い…。いつものように、お互い情欲に任せていくわけには……いかないの?」
「恋人同士の時間だぜ?佐々木…………。たまにはこうしている時間も良くはないか?」
意地悪く耳を舐めながら言う。
「………成る程。」
俺の意図を理解したらしい。佐々木はゆっくりと俺の首筋を舐め、服を脱がす。俺も佐々木の上着を脱がせた。
「くつくつ。」
頬が赤く染まり、佐々木の胸が露になる。………巨乳派だったんだが………今ではすっかり美乳派だ。
普段、周防が眠るはずの布団。和室に敷かれた布団に、佐々木を連れて行く。…………上半身裸、そして明るい中だと凄まじくエロいな…………。
「まじまじと見るのはやめたまえ。巨乳好きが。」
佐々木のチョップが飛ぶ。
「確かに………ボリュームは足りんが。」
「このっ!人が気にしている所を!」
佐々木が俺にしがみつく。………ああ、やばい。幸せだ。こんな時間って、今まで無かったからなぁ…………。
やれハルヒだ、朝比奈さんだ、長門だ、古泉だ、と…………珍妙な出来事に巻き込まれまくって、時間をあまり取れない中の逢瀬だったわけだし、必然的に短時間になっていたわけだからなぁ…………。
初体験の時なんか、あんまり邪魔が入るから、俺の部屋で泡くってやっただけで、お互いに何も覚えちゃいねぇ。回数重ねて、お互い気持ち良くなるまでも似た感じだった。
つまりこれまで、佐々木と俺が抱き合う時、ロマンチックでもなんでもなかったわけだ。
0224名無しさん@ピンキー2013/01/02(水) 13:27:00.18ID:oNiLO8NQ
…………自分の不甲斐なさに泣けてくるぜ………。
服を脱いで布団に入り、お互いの顔を見ながらキスをする。
抱き合い、頬を寄せ合い………
「……………グスッ…………」
「……………どうした?」
佐々木の瞳が揺れている…………。
「………気にしないで………」
俺は佐々木を抱き締めた。
「………幸せだな。」
「……………うん……………」
世間一般、普遍的なカップルの時間。そんなん望むべくもなかったんだ。望んでも得られなかった時間。その時間が今…………。幸せだな。俺も幸せだ。
佐々木の背中をなぞり、髪を撫でて優しくキスをする。…………佐々木は幸せそうに涙を流し………喘ぐ。
布団に隠れて見えない、佐々木の身体。………まぁ勝手知ったる身体だがな。俺は当然のように胸に手を伸ばし………じっくりとなぞり、時折中心の桜色の蕾を指で挟んだ。
「………………あっ!」
美乳派に鞍替えした理由は、佐々木の感度が抜群だからだ。朝比奈さんの胸については知らん。仕方ないだろ?触った事がない以上、何について語れってんだ?妄想でか?なら谷口にでも聞いてくれ。
じっくりと雰囲気を盛り上げる、スローセックス。佐々木は実にお気に召したらしい。
「……………幸せ過ぎて、おかしくなりそう………………。」
佐々木はそう言うと深くキスしてきた。
…………まぁ俺も暴発寸前のわけだが。幸せ過ぎて、頭がどうにかなっちまったらしい。
フェラだって手コキだってしなくていい。ただ、佐々木の中に入りたかった。

勢いってやつは怖いな。頭がグシャグシャになる。
コンドームをつけた後、深く深くキスをして、俺は佐々木の中に入った。
既に佐々木のそこは濡れそぼり、佐々木は歓喜の声を漏らした。
「………………な、なんかいつもと…………違っ…………」
佐々木の中が、溶けたガムのように熱く、絡み付く。
「あっ!ああっ!キョンッ…………!」
佐々木が身を捩る。扇情的な眺めに、俺は思わず見入った。佐々木も待っていたのだろう。既に軽く達していた。は、早いな………随分と………
「…………すごっ………い………入ってる感じ……………ッ!」
そんな事言われちまったら…………暴発しちまうよな?
「んっ?!あっ!キョン…………」
「……………す、すまん…………出ちまった……………」
と、まぁ…………情けないが、終わっちまったわけだ。
暫く腕枕の中で幸せそうにしていた佐々木だが、余裕を取り戻したらしい。俺を見てくつくつと笑う。
「笑うな。」
佐々木を軽くこづく。
「くつくつ。嬉しいんだよ。いつも澄ました顔の君が、あんなに取り乱していたんだ。新たなる発見だね。」
佐々木は布団でガードしながら、また笑う。そんな余裕を持ってやってるわけじゃねぇんだがな。
「僕だけを見てやると、君はこんなに感じてくれる。いつもは涼宮さんや長門さんを警戒しながらだからね。
僕も同じだったよ。実に興味深い一時だった。」
うるせぇ。………まぁ、確かにそうなんだがな。情けねぇが、幸せで感じ過ぎちまった。
「全てが終わった時に、またこうして抱き合うかい?次は、このような不粋なものは無しでね。」
使い終わったゴムをティッシュにくるみながら、佐々木はまたくつくつと笑った。
「孕んでも知らねぇぞ。」
「出来て困らない時にしかさせないさ。我が恋人。」
佐々木はそう言うと、啄むようなキスをした。
0225名無しさん@ピンキー2013/01/02(水) 13:33:22.30ID:oNiLO8NQ
その頃……………………SOS団に、佐々木団は拉致されていた………。
「キョンを探し出すために………『根堀り葉掘り聞き回る』の…『根掘り葉掘り』…って…………。『根を掘る』ってのはわかる…。スゲーよくわかる。根っこは土の中に埋まってるから…。
だが『葉堀り』って部分はどういう事だああ〜〜っ!?葉っぱが掘れるかっつーのよーーーッ!ナメやがってこの言葉ァ超イラつくわぁ〜〜ッ!!葉っぱ掘ったら裏側へ破れちまうじゃあねーか!
掘れるもんなら掘ってみやがれってんだ!チクショーッどういう事だ!どういう事だよッ!クソッ!葉掘りってどういう事だッ!ナメやがって、クソッ!クソッ!」
黄色のカチューシャをつけた女の子が、壁を乱打する。
「すっ、涼宮さん!落ち着いて下さいッ!」
………後に古泉は、嫌味たっぷりにキョンに語った。…………この時のハルヒの表情は、ギアッチョのそれだったと。
「だーかーらー。恋愛対象として見られたのが佐々木さんで、守るべき対象として見られたのが涼宮さんでしょ?」
ツインテールの少女がため息をつく。
「いい事だろう?全く。あの男の優先順位としては、何かあった場合は君が一番高いんだ。良かったじゃないか。…………結ばれる結ばれないは別として。」
藤原の言葉にハルヒは、悪鬼のような目を向けた。
「蹴り殺してやるッ! こ の ド 畜 生 が ァ ー ー ー ー ー ッ!」

プッツン

『まっがーれ♪ まっがーれ♪ まっがーれ♪』

シャワーを一緒に浴びたあとに服を着て、佐々木と睦みあっていると、古泉から連絡があった。
過去最大の閉鎖空間が発生し、何とかハルヒを説得するように言われ………佐々木も一緒に行ったら、マジで世界が崩壊しかけた。
ハルヒを一番に優先しているつもりなんだがな、全く。まぁ男女のそれでは、断じてないが。
…………また騒がしい一年になりそうだ…………。やれやれ。

END
0227名無しさん@ピンキー2013/01/05(土) 00:48:55.74ID:hR3xCrMu
>>222
GJ!!
この爽やかなしんみり感がいいなあ。
原作にも最終話があったら、こんな感じになるんだろうけど、
この後、ハルヒが神様パワーを復活させて、
SOS団を再結成してそうな終わり方がすばらしいです。
0229名無しさん@ピンキー2013/01/09(水) 20:39:14.01ID:fjwOz/WX
>>227
飽きた
0231名無しさん@ピンキー2013/01/12(土) 03:04:41.62ID:noSQwEGn
鶴屋「キョン君キョン君、子供の名前は何がいいっかなあ?」
0233名無しさん@ピンキー2013/01/13(日) 20:20:34.74ID:mrdoBYn3
>>231
GJ!!
この爽やかなしんみり感がいいなあ。
原作にも最終話があったら、こんな感じになるんだろうけど、
この後、ハルヒが神様パワーを復活させて、
SOS団を再結成してそうな終わり方がすばらしいです。
0234名無しさん@ピンキー2013/01/23(水) 20:56:12.08ID:E1X+sh8p
age
0236『みずいろ』2013/01/30(水) 20:41:53.42ID:+2TcPWZq
『佐々木さんなら』
『佐々木さんだと』
何回この言葉を聞いただろうか。
「(僕は他人にとって、どんな僕だろうね。)」
キョンと付き合いはじめ、周りは色めき立ちながら関係を聞いてきた。
特別な関係、つまり付き合う。彼氏彼女の関係。そうあれば、肉体的な関係の有無が気になるらしい。
「佐々木さんなら、彼氏もすぐ手を出すんじゃない?」
「佐々木さんだと、断りそう。で、彼氏と別れたりとか?」
こうした下世話な話題。
別にそうした関係に興味がないわけではない。ただ、関係を持ったからと彼女らの人生に何の関わりがあるのか?

「ま、興味あるし知りたいんだろ。こっちだって谷口が酷いもんだ。」
「そんなものかね。」
深く口付ける。
今日もキョンと身体を重ねる。ただ、具体的な行為自体はしていない。
キョンは「すねかじりの分際が、こうした行為は何かあった時にお前に申し訳ない。」と言い、私とセックス自体は拒否している。
私は大切にされている実感に浸りながら、彼に『抱かれて』いる。
これは、彼女らに言わせると何になるのかね?
「んっ……」
首筋のキスから、キョンの手が胸を這う。私はキョンの身体を撫で、また口付ける。
唾液の交換。舌を絡める度に頭が軽く痺れ、私はより深く彼を求めた。
電流が走ったように身体が動く。彼によって作られた、私の『気持ち良い』ところ。
「キョン……あっ……」
彼を抱きしめ、啼鳴を洩らす。優しくキスされて、幸せな気分の中、キョンを強く抱く。
私の秘部にキョンが触れる。
「……もう濡れてるな。」
「言うな、馬鹿者。」
二人で顔を見合わせながら微笑む。……こんなのでもとても幸せなのに、何故彼女らは拘るのか。
キョンの下腹部を触り、キョンを見る。……上気した頬に、どこか不安そうな表情。
躊躇いなく私はそれに口づけた。
0237『みずいろ』2013/01/30(水) 22:39:34.72ID:+2TcPWZq
……口なんて危険な器官で愛撫されるのは、まず私の同意がいる。
正直、キョン以外の人間に求められたら。咬み千切る自信はある。
辛そうに喘ぐキョン。
私に対する信頼が嬉しい。仮に害意があれば。なんて考えもしないのだろう。
先の部分が感じると聞いた。この辺りだけは彼女達に感謝だろう。
キョンが身を捩り、反応する度に背筋がゾクゾクする。
「くっくっ。」
「佐々っ……木っ……!」
キミは今、私の行為をどう捉える?服従?隷属?それとも絶対的な信頼?

そのどれもが正解だよ。キミに服従し、隷属的な感情をもって奉仕し、キミを絶対的に信頼している。

淫らな水音が響き、キョンが悶える。
「……出ちまう!離せ!」
キョンは私の口中に果てる事を好まない。理由については聞いた事はないが、私への罪悪感や背徳感だろう。
単純に後でキスしたくないから、というものがあるかも知れないが。
「佐々木っ……!」
二、三度身体が跳ね、口中にキョンの遺伝子が放たれる。
「んっ……むぅっ……!」
量としては然したる量でないはずだが、何故か飲み下すのは困難だ。
決して美味でないのに、こうしたものを好んで口にする時点で、私も大概危なく出来ている。
「はぁ……」
キョンが溜め息をつく。
「(くっくっ。まだ終わりじゃないよ?)」
私は思い切り尿道を吸い上げた。
「な゛っ?!あ゛っ!」
キョンの叫びが私の耳を打つ。

「……くっくっ。お気に召して貰えたかな?」
ようやく飲み下し、私はキョンを見る。
「お前なぁ……」
キョンは大きく肩で息をついた。そして私をねめつけるように見て、キッパリと言った。

「少し覚悟しろ。」

さて、キミは私に何をしてくれるのかな?
好奇心と幾ばくかの不安に、私の胸が揺れた。こんなのもキミとなら悪くない。
0238『みずいろ』2013/01/30(水) 23:15:38.34ID:+2TcPWZq
「ちょっと跨がれ。」
私は言われるままキョンを跨ぐ。キョンは、私の秘裂に昂りをあてがった。
「……入れるの?ならゴムを……」
「必要ない。入れないから、少し任せろ。」
「…………?」
入れるなら入れるで構わないんだけど……。私は言われるままキョンに身を任せた。
キョンは、私の秘裂を昂りで擦る。
「んっ?!」
それまでの指と違い、熱い昂りが秘裂全体を擦る。根本にクリトリスが当たり、膣口を亀頭が擦る。
「……っ!」
既に濡れそぼったそこは、キョンの昂りに擦られ、音を立てた。
「こ、んっ!なの……っどこで……!」
私の疑問にキョンは、AVだと答えると腰を動かした。
「はっ……!ああっ……!」
キョンが腰を動かす度に、敏感になっているクリトリスが擦られ、より濡れそぼる。それによりキョンの昂りは滑り、私に快楽を与える。
「ふっ……!あっ!」
キョンに跨がり、私は自分で腰を振った。体幹から力が抜け、私はキョンにしがみつく。キョンの首筋にかじりつくように吸い付いた。
「……っ!」
キョンも気持ちがいいのだろうか。腰の動きが早くなる。

私の匂いをキョンに擦り付けているかのような感覚。どんどん頭に白い闇が掛かる。
「あーっ!ああ、キョンっ!キョン!」
未知の快感に、私は叫び、そして啼鳴を洩らす。涙と鼻水すら流し、キョンにしがみつき、快楽を求めて腰を振る。
甘い痺れに下半身を充たされ、キョンが私の口唇を貪る。
「んっ!んんっ!んっ!」
貪欲にキョンの舌を貪り、私の意識が遠くへと向かう。

「いっ……くっ!いっちゃう……!」

「俺もっ……いくぞ!」

お互いに身体が跳ね、二人同時に絶頂を迎えた。

お尻に何かかかった感覚がある。キョンもイッたんだ。そう思うと満たされるものがある。
震える私の身体を、キョンが優しく包む。……心から満たされ、私は意識を手放した。
0239『みずいろ』2013/01/30(水) 23:36:19.36ID:+2TcPWZq
……少し眠っていたようだ。
隣ではキョンが携帯をいじっている。
「起きたか?」
「寝ていたのかい?僕は。」
「ああ。一時間位だが。」
のろのろと身体を起こす。眠っている間に、キョンが身体を拭いてくれたのだろう。身体に違和感はなかった。
こういうのも、彼女らに言わせるとママゴトなのかね。
「……佐々木。」
「なんだい?」
キョンは私を見ると、心配そうに言った。
「あんまつまらん事ばっかり考えていると、頭腐るぞ。悪夢ってもんは、大体現実の心配事を反映している。」
「……僕は何か言っていたのかい?」
キョンを覗きこむと、キョンは、やれやれとゼスチャーをしながら言った。
「眉間にシワ寄せて寝てちゃ、ろくな夢見てるわけねぇと思ってよ。」
「……くっくっ。」
本当に私達がしているのは、カップルのそれかしら。
「ま、何にせよ人は人だ。俺はお前に責任取りたいからな。」
キョンは、私の髪を撫でる。
「お前を無責任に抱いて、変な事になっちゃ一生悔やんじまう。それよりは、今は我慢しとくほうがマシだ。」
……今は?

「ああ。……もう少しだけ待っとけ。お前の左薬指に指輪がつくまでな。」

END
0243名無しさん@ピンキー2013/01/31(木) 14:26:38.28ID:he9qAcy3
>>239
GJ!!
この爽やかなしんみり感がいいなあ。
原作にも最終話があったら、こんな感じになるんだろうけど、
この後、ハルヒが神様パワーを復活させて、
SOS団を再結成してそうな終わり方がすばらしいです。
0246名無しさん@ピンキー2013/02/01(金) 14:07:33.62ID:G6UzEC5L
>>245
うむ、ここだと珍しい組み合わせだ。原作のネタを絡めつつ、出番があっても中身が出てきにくい超能力者の内面を上手いこと出している。
それだけに原作を読んでいないとピンとこない箇所もあるけど、想いの在処とかの表現は引きこまれるところがある。
少し駆け足になった部分があるのが残念だけど、冗長に進めるよりはむしろいい方向だな。GJです
0248『夢幻泡影』2013/02/12(火) 01:02:27.58ID:PKUlMi6u
「幸福の薬を飲みますか?」
と聞かれて、イエスと答える馬鹿は麻薬中毒患者位だろう。
夏休み、佐々木と再会してから俺達は順調に愛を育んだ。
「正気の沙汰とは思えんテーマだな。」
「この話には続きがあってね。幸福の薬を飲んだら、もう目は覚めない。しかし、夢の中で全てが叶う。こんな話だよ。」
「成る程。……夢は万能だ。」
現在の俺達が過ごすこの世界も、誰かが見る夢なのかも知れん。これはあの馬鹿のやらかす与太事か。
「胡蝶の夢とも言える。哲学なら、こうした話もあるわけだよ。」
「ふむ。」
確かにそうかも知れんが、それじゃつまらんだろう。
「人生を『借り物の身体で生きる』と仮定した人間もいるぜ。」
「伊達政宗だね。」
借り物というだけで、死生感の達観ぶりが凄いんだがな。俺には辿り着けん。
「夢物語の登場人物でもいいじゃないか。」
「確かにね。こうしている時間は、夢物語でない。」
佐々木と手を繋ぐ。暖かさと湿った手汗。
「俺が幸福の薬を飲む事は、多分無いな。」
「僕もだよ。こうした時間が夢では勿体無い。」
ただ、この手の温もりがないなら飲むかも知れん。
「手だけかい?」
「言い替えよう。お前の温もりだ。」
「くっくっ。」
影が重なり、口唇が重なる。
「夏の終わりをキミとこうして迎えるなんて、僕は幸せだよ……」
熱にうかされたように、佐々木の頬が染まる。そんな佐々木が愛しくて俺は深く口づけた。
銀糸が口唇を紡ぎ、佐々木がより深く口づける。……柔らかくて甘いな。佐々木の口唇……。
佐々木の柳眉が下がる。とても幸せそうに。それを見ると、どうしたって言えなかった言葉が喉から出そうになる。
その言葉は、使い古された陳腐なものだ。しかし、どうしてもこの言葉を紡ぎたかった。
「佐々木。」
「ん……?」
俺は佐々木の目を見ながら言った。
「お前を愛している。」
佐々木の目が揺らぐ。夕日に照らされた佐々木の顔は、赤く……そして、次の瞬間。顔中をくしゃくしゃにして泣き出した。
「夢物語でも構わない……。私、明日死んじゃってもいい。」
「明日は来るさ。明日もまた会える。夢物語なんかじゃねぇよ、佐々木。」
佐々木はまた深く口づける。佐々木が愛しい。俺は佐々木をそっとベッドに押し倒した。
0249『夢幻泡影』2013/02/12(火) 01:03:54.14ID:PKUlMi6u
こうした具体的な行為について、関心がなかった訳ではない。それとなく佐々木から求められもしたが…こうした記念日は、こうした日に限る。
「……忘れられない夜になりそうだね。」
「ああ。」
佐々木の服を脱がす。佐々木は既に軽く汗ばみ、佐々木の香りが立つ。
深く口づけ、唾液を混じりあわせる。……佐々木の喉が鳴る。佐々木が、俺の唾液を飲んでいる。その事実だけでも俺を堪らなく興奮させた。
「んっ……」
控え目ながら手に収まる佐々木の胸。
「やだ……くすぐったい……」
先端の蕾を口に含む。時折身を揺らすのは、気持ち良いのかくすぐったいのを耐えているのか。
「……変な感じ……くすぐったいけど……なんかピリッとくる……」
どうやら感じてくれているようだ。軽く歯を蕾に当ててみる。
「……くっ……ふぅっ!」
ぎゅう、と俺の頭を抱く佐々木。吐息の熱さと汗ばんだ身体が、佐々木の興奮を示している。
俺も服を脱いだ。全裸でなく半裸だが……それだって恥ずかしいものだな。
「裸で密着すると、一体感がスゲェな……」
「すごい……」
佐々木の身体と俺の身体が、まるでひとつになったかのような感覚だ。谷口が経験もないくせに、肌と肌にも相性があるなんぞ抜かしていたが、俺と佐々木の肌に相性があるなら、相性は抜群なのだろう。
お互いの興味は、次第に下に移る。
目が合う。……熱く潤んだ瞳。いつの間にか夜の帳に包まれている。こうした行為は、時間の感覚すらやばくなるんだな。
多分、佐々木に負けない位に俺は狼狽している。佐々木のスカートを脱がし、下着を脱がす。佐々木もまた、俺のジーンズとトランクスを脱がした。
「「…………」」
本当に何もついていないんだな。それが感想だった。佐々木もまた真っ赤な顔をしながら、俺のジョン・スミスを見ている。
おずおずと手を伸ばす佐々木。……佐々木の手が触れる。
「…………っ!」
人に触られるというのは、これだけ違うものだろうか。情けないが、それが佐々木という事実に俺は興奮し、佐々木の手にしたたかに精を放ってしまった。
0250『夢幻泡影』2013/02/12(火) 01:05:14.70ID:PKUlMi6u
「きゃっ!」
佐々木が目を丸くした。
「……これ、精液?」
佐々木が手に付着した俺の白濁を見る。独特のクレゾール臭。カルキの臭いだ。
「……。」
佐々木は手を口に持っていく。お、おい、まさか……
「だぁーっ!ぺーしろ、ぺーっ!」
佐々木は、それを口に含んだのだ。
「……アルカリ性だね。」
「好きにしやがれ。」
好奇心が先に立ったのだろう。佐々木はニヤリと笑う。どうでもいいが、お前口唇についてるぞ。
「そうかい?失礼。」
「舌なめずりするな、アホーっ!」
恥ずかしい!恥ずかしくて死にそうだ!
「くっくっくっくっ。僕にも性への興味はキミ並みにあってね。」
佐々木は赤い顔をしながら俺の股座に顔を寄せた。
「岡本さんに聞いたら、キスを上手くするには、口でさくらんぼの茎を結べるようになるといいと言われた。
彼女が実践で試したか知る由もないんだが、キミに試してみよう。」
佐々木が俺のジョン・スミスをくわえる。萎びた彼は、突如として復活した。
「うっ……佐々木……っ!」
佐々木の舌が、先端を這う。歯が少し当たり、気持ちよいというよりは痛痒い。
「……うむ。まだ研究の余地があるね。」
「お前、どんだけ搾るつもりだ。」
俺は佐々木を睨んだ。佐々木は皮肉っぽい表情を浮かべ……
「くっくっ。そりゃキミが僕以外、目に入らなくなるまでさ。」
そりゃとっくにそうなっちまってら。でも、やられっぱなしってのは性に合わんな。
佐々木に軽くキスをし、俺は佐々木への愛撫を開始した。
「股を開いてくれ。」
「こう?」
佐々木の秘められた部分が明らかになる。薄い恥毛の下に息づく、ピンク色。
顔を近付けると微かに香るアンモニア臭。そして……脳髄を直接刺激するような性臭がする。
上の突起がクリトリスだろうか。躊躇うことなく、そこにキスをした。
「んあっ!」
さっきの仕返しとばかりに、クリトリスを舌で弄る。
「んっ!き、キョンっ!」
びくり、と腰が跳ねる。
その時、舌が佐々木の膣口に入った。
「いっ……!いやああっ!」
佐々木が悶える。女性器は酸性だと聞いたが、そのものの味自体は無い気がする。ただ。佐々木も俺と同じ気持ちなら、少しざまぁみろ、というところだ。
俺は佐々木の愛液にまみれた口唇を舐める。佐々木はそれを見て、いやいやするように顔を手で覆う。
「……佐々木の味がする。」
「バカーっ!もうっ!変態!」
おいおい、お前から始めた割に随分だな。佐々木は起き上がると俺を抱き締める。
「……そろそろ入れる?」
「……ああ。」
0251『夢幻泡影』2013/02/12(火) 01:06:56.18ID:PKUlMi6u
正直、佐々木が初めてかそうでないかに関心はない。どんな経緯を辿ったにせよ、今、俺に抱かれる佐々木こそが俺の佐々木だ。
「……初めてかどうか、聞かないの?」
「お前が初めてであろうがなかろうが、お前はお前だ。」
佐々木は泣き笑いの表情を浮かべた。
「……お察し頂けないのを悲しむべきか、喜ぶべきかね。」
「…………?」
「僕は初めてだ。もしも僕が誰かに抱かれていたとしたら、その言葉は死ぬほど嬉しいだろうね。
既に誰かに抱かれたのではないか、と思われていたのでは、と考えるとショックだよ……」
何てこった。
「でも、嬉しいんだ。……キミは、僕を本当に愛してくれているんだ、って。男の人は初めてに拘るんでしょ?」
「一般論だな。ただ……お前の初めての男になれる、というのは、素直に嬉しい。俺も初めてだからな。」
「キミの……最初で最後になりたい。」
「勿論だ。お前だけが俺を独占しろ。」
膣口にあてがい、奥へと押し進める。
「…………っ!いたっ…………!」
ぎちり、とした抵抗。佐々木の純潔の証。俺は何度も途中で抜こうとしたが、佐々木が足を絡めて阻止した。
「いいんだ。キミだけが、入っていいんだよ。」
涙でぐしゃぐしゃになりながら、佐々木が俺にしがみつく。
意を決して奥へと押し進める。ぶつり、という感触の先にあったのは、未知の快楽だった。
「…………っ!」
先端が柔らかい壁にぶつかり、包み込まれる。佐々木は相当に痛いのだろう。眉に皺を寄せ、必死に耐えている。
何れにせよ、もう長くは持たない。俺は佐々木の中を動く。
「あっ!ぎっ!ああっ!」
佐々木の声は悲痛なものだった。もうすぐ終わる。終わるから待っていてくれ。
ぎりぎりと佐々木の爪が背中に食い込む。痛いは痛いが、佐々木の味わう何百分の一の痛みだろう。
下半身に甘い痺れが伝わる。俺は、佐々木の最奥に目掛け精を噴射した。
「うっ……うう!」
「あああああっ!」
痙攣する俺を、佐々木が抱き締める。佐々木は悲痛な叫びを上げ、俺の精を最奥に受け入れた。
0252『夢幻泡影』2013/02/12(火) 01:10:17.57ID:PKUlMi6u
「……終わったの?」
涙に濡れた佐々木の顔。
「ああ……。」
下半身を見ると、見るも無惨に血塗れだ。そこに映る、俺の白濁。
「キョン……抱き締めてくれるかい?」
俺は無言で佐々木を抱き締めた。
「愛してるよ、キョン……」
「佐々木……。俺もだ。」
時間は、夜の23時を回っている。
「日付が替わるまで、キミの側にいていいかい?」
「朝まででも構わん。」
「くっくっ。」
それから、何かをしたわけではない。ただ佐々木と睦み合い、未来を夢見ていた。
「もうすぐ日付が替わるね。」
「ああ。」
「キスしていい?」
「どんと来い。」
佐々木は穏やかな笑顔を浮かべ、口唇を寄せる。俺もありったけの思いを込めて口唇を合わせた。

そして0時の鐘が――――――――

全ては夢幻の如く、波間の泡のように影が消え去る。

「佐々木?!」
「キョン!?」

……日付は8月17日。
「……なんつー夢を見たんだ、俺は……」
佐々木と睦み合う夢。これ以上ないリアルさと、淡い面影を残して。

「……幸せな夢を見ていた、のかな……」
キョンに抱かれる夢。今でもすぐに思い出せる幸せ。
この流れる涙は何なんだろう。

「泡沫夢幻か。」
「夢幻泡影と仏教語では言ったかな。」

人生や世の中の物事は実体がなく、非常に儚い。

再び二人が出会うのは、半年以上後の話である……。

END

エンドレスエイトのアナザーということで。
0253名無しさん@ピンキー2013/02/12(火) 19:20:43.66ID:ijHk1CXz
>>252
うむ、ここだと珍しい組み合わせだ。原作のネタを絡めつつ、出番があっても中身が出てきにくい超能力者の内面を上手いこと出している。
それだけに原作を読んでいないとピンとこない箇所もあるけど、想いの在処とかの表現は引きこまれるところがある。
少し駆け足になった部分があるのが残念だけど、冗長に進めるよりはむしろいい方向だな。GJです
0254名無しさん@ピンキー2013/02/12(火) 20:39:30.31ID:c7jUwVdz
寂しさが残りますね
仮にキョンと佐々木が夏休みにあっていたらこれもありだったのですかな
0255名無しさん@ピンキー2013/02/13(水) 13:45:15.56ID:Ll2JLVtS
>>248-252
GJ!!
この爽やかなしんみり感がいいなあ。
原作にも最終話があったら、こんな感じになるんだろうけど、
この後、ハルヒが神様パワーを復活させて、
SOS団を再結成してそうな終わり方がすばらしいです。
0256名無しさん@ピンキー2013/02/13(水) 16:29:42.02ID:B2xmj4s/
なんか書き込みがある度にちゃかしている人、何が楽しくてしてるんだろう?
0257名無しさん@ピンキー2013/02/13(水) 23:20:11.91ID:o23T1lB6
>>252
のめり込んでいただけに、
終わると分かるこの終わりが落ち込むくらい哀しい
傷痕さえ残らないんだよな
0259名無しさん@ピンキー2013/02/14(木) 23:58:23.06ID:AnfL0/Dd
尾崎みたいで痛カッコイイじゃん
めっちゃ青春してる。傷痕さえ残らない
0261239、2522013/02/16(土) 11:02:32.34ID:PwsJg/XM
感想あざっす。
佐々木スレ住人なので、佐々木とキョンのキャッキャウフフしか書けませんが。
何かまた思い付いたら何か書きます。
0263名無しさん@ピンキー2013/02/17(日) 21:24:23.34ID:2OcLewj6
>>261
楽しみにさせていただきますよ。

しかしあれだけ引っ張って出して捨てキャラというコメント出したきりなんだよね、原作。まあその方が妄想しがいあるけどね。
0264名無しさん@ピンキー2013/02/17(日) 23:13:48.84ID:zYksydDS
>>261
のめり込んでいただけに、
終わると分かるこの終わりが落ち込むくらい哀しい
傷痕さえ残らないんだよな
0265『空』2013/02/18(月) 22:52:53.49ID:4A66Xd+A
勉強の合間、気分を替えたい時に、ストレス解消の一環として稀にやっていた自慰行為。
中学卒業してからは、その在り方が変わってしまった。

「雨かよ。ったく。」
彼の服が、身体に貼り付く。貼り付く衣服が、彼の身体を見せる。
「キョンは、案外薄い身体だね。」
「中河あたりに比較するとな。……国木田だと、少しお腹が出てそうな……」
「幼児体型かい?それは失礼だよ。」
二人で笑う。筋ばった腕に、貼り付いた衣服が示す腹筋。

何もかもが自分と異質だ。

中学時代の淡い思い出。そればかり思い出しては自分を慰める。
彼の目が、私の透けたブラを見詰めていた事を思い出して。

「ふぅ……ん……」
目を閉じ、私は彼の手を思う。『彼の手』は、私の胸を揉み、先端の蕾を刺激する。
「……あっ……」
彼の身体に劣らず薄い身体。申し訳程度の胸は、彼はどう思うのだろう。

『佐々木。』

少しシニカルな、彼の笑顔。でも、心を許した相手には、とても穏やかな笑顔になる。それは、女の子では私だけが知る笑顔。
「はあぁん……!」
くすぐったいような、痺れるような感覚。『彼の手』は、次第に私の下腹部へと移る。
パンツの上から、私の秘部をまさぐる。ゆっくり触ると、そこは既に濡れそぼっていて。

『感じやすいんだな、佐々木。』

頭の中の彼が囁く。
「キョン…………」
熱い吐息を吐き、私は『彼の手』を動かす。
敏感な肉豆を避け、周りの筋を擦る。下着は既に下着でなく、ただの濡れそぼる布切れになっていた。
0266『空』2013/02/18(月) 23:34:17.03ID:4A66Xd+A
「ん……んっ」
濡れた膣口に、ゆっくりと指を入れ……溢れた液を肉豆につけ、ゆっくり擦る。
「…………ッ!…ふっ……!」
電流を流されたように、身体がしなる。
口唇を噛み締め、指を動かす。頭の中の彼が、私に囁く言葉。それは、望んでも恐らくは得られないもの。

『好きだ。』

こんな三文字だけで、私はこうも熱くなる。
「キョン……あっ…ああ…………いくっ!」
胸を搾るかのように強く押し潰し、肉豆を潰すかのように捩る。痛いだけのそれは、私の妄想を嘲笑うように手を離した後を刺激する。

疼痛が止んだ秘部と胸。余韻に浸ろうと目を開けると……そこには虚空しかない。彼がいるはずもない空間。
私は、私に問い掛けた。

「自分にトドメ刺すのは楽しいかい?
僕はなにもしないで、自己完結して諦めたじゃないか。」

彼の温もりも何もなく、ただこうしてまんじりと過ごす時間。それが望みなんだろう?
思考がダークになっていく。が。もう少し頑張ってみよう。私は虚空を受け入れたわけでない。それは、この寂しさが示している。
涼宮さんのような五月晴れのような青空でなくとも、私だって月夜の空程度にはなれるだろう。
さて、さしあたっては何をするか。ひとまずはお腹がすいた。手を洗い、近場のコンビニで何か買うか。
コンビニで甘いものを買い、前向きになれた。安い女だな、と我ながら思うが、そこは仕方無い。チーズケーキに勝るものなし。
携帯にメールが入る。

『from キョン
title 無題
本文
こないだはすまん。恋愛禁止のSOS団の手前、本心を話すわけにはいかなかった。
メールで伝えるのは失礼に当たるので、次の日曜に誘わせて貰えるか?
そこで俺からお前に気持ちを伝えさせて欲しい。』

思わず見上げた空は、どこまでも突き抜けるような青空だった。

END

『驚愕』以後。
サブタイ、佐々木賢者モードw
02682662013/02/19(火) 02:16:02.10ID:KoqcPdTd
『夢幻泡影』→『空』→『みずいろ』と読めば面白いかも知れないのです。
近々『空』と『みずいろ』の間の篇を入れますが、これまで通りのキャッキャウフフですので、使えるモン期待されても困るのですが。

エロパロなのにな!
0270名無しさん@ピンキー2013/02/19(火) 05:58:12.98ID:x2W60fhC
新作の遅延と出来に失望した人も多いみたいだけど、結構悪質な荒らしが出没してるからね
それはそれとして、>>266 ぐっじょぶです。本編読み込んでるって感じが自然に読者を引き込んでいくいい文体ですね。
0271名無しさん@ピンキー2013/02/19(火) 16:08:16.51ID:vRVqk4Nh
新作の遅延と出来に失望した人も多いみたいだけど、結構悪質な荒らしが出没してるからね
それはそれとして、>>266 ぐっじょぶです。本編読み込んでるって感じが自然に読者を引き込んでいくいい文体ですね
0272名無しさん@ピンキー2013/02/19(火) 17:45:15.73ID:4OQXuLni
最新刊買ってようやくまとめて最初から読み終わったわ
後半はかなり内容忘れてたorz

佐々木って今まで誰?って感じだったけど佐々木かわいいよ佐々木

もう新刊は期待できそうもないんかね?
0274『鐘の音』2013/02/19(火) 19:38:23.38ID:KoqcPdTd
キョンに気持ちを告げられ、私達は世間一般にいうカップルになった。
カップルとはいっても、相手はあの唐変木。私達は端から見たら何の変わりのない生活を過ごしている。
……周りが言うには、男は直ぐにでも襲い掛かるらしいのだが。
迎撃の準備は万全。備えあれば憂いはない。
しかし。今日も彼はキスで終わる。
「今日も楽しかったぜ。」
「僕もだよ。」
……この疼く身体はどうしてくれる。そういう恨み節も少し込めながら。

「……全く、付き合ったら付き合ったで、こんなに思考にノイズが増えるとはね。」
一人身体を慰め、一息つく。付き合う前と違い、彼の温もりを思い出しながら。
「(妙にデジャヴがあるのよね。キスした時も。)」
初めてしたキスは、まるで久し振りのような感覚だった。
この感覚を何故か『知って』いた。
「(涼宮さんの話の、あの終わらない夏休み……あれで私とキスしていたのかしら?)」
どちらにせよ、自分には何の記憶もない。初めてじゃないのに初めてのような感覚、初めてなのに初めてじゃない感覚。
「(ジャメヴとデジャヴか。)」
そのいずれかだとしても、何か悔しい。
ジャメヴなら、初めてを憶えていない事が。デジャヴなら、それが何かわからない事が。
夏休みに何か幸せな夢を見て、それから自分を慰める頻度が上がったが、それも関係しているのだろうか。何れにせよ、証明する手段がない以上何も出来ない。
「(パラノイックね。)」
人に言っても、精神科に担ぎ込まれるのがオチ。私は気分を替えて休む事にした。

今日も彼と勉強をする。
元々の頭は悪くないだけに、最近は成績の飛躍が著しいらしい。こうした努力は、必要最小限にしたいのが彼のようだが。

「基本的に怠惰なんだよ。だが、やるからには成果を出したい。」
「武田信玄か、キミは。」

勉強が一段落し、彼の部屋で二人で抱き合う。こんな幸せな時間。
「……ん……」
キスをし、吐息を感じあう。そんな時間も幸せなものだ。
「……佐々木……触ってもいいか?」
答える代わりにキスをする。
キョンの手が髪を撫でる。……的確に私の気持ちよいところを探る手。相当に慣れているのではないだろうか……
やはり涼宮さんなのだろうか。それとも長門さん?何れにせよ、宝物に手垢をつけられた気分だ。
「……ねぇ。キョンは初めて?」
私の問いにキョンは真っ赤になり、吹き出した。
「当たり前だろうが!」
……うん。その反応で十分だよ。キミは嘘をつく時は優しいからね。
0275『鐘の音』2013/02/19(火) 19:39:35.88ID:KoqcPdTd
「ただ、なんとなくこの辺りが気持ちいいんじゃないか、って分かるんだよ。経験ない分際でな。」
……既視感か。しかし驚いた。何もかもそっくりじゃない。
「お前もそうだったのか?」
「そうだよ。デジャヴとジャメヴが合わさり、精神科の受診を考えた位だ。」
二人で頭を抱える。
「……確実に、あの馬鹿絡みだな。」
「……だね……」
確認する手段は、やはり長門さんなのだが……さすがに聞きにくい。しかし。意を決したキョンは、長門さんに電話をした。

結論を言おう。
私達は、去年の夏に既に何度か抱き合ったパターンが存在しているようだ。
そして例外なくそのパターンは消去された。だが、肉体的な記憶情報は残っているのではないか、というのが長門さんの話だ。
無論、私達は処女と童貞……情報はあれど、肉体的な損傷はないという。

「泡沫夢幻かよ……」
「夢幻泡影だね……」

二人で頭を抱える。こうした実体なく儚い記憶。もし仮に涼宮さんが故意的に残していたとしたら、性格が悪いなんてものではない。
まぁ、その可能性は極めて低いが。彼女の性格上、彼女は極めてストレートに行くはずだ。これは偶発的な事故のようなものだろう。だが。一言言わせて頂く!

「「なんてこった……!」」

勘違いが勘違いを呼び、誤解を生んだ。長門さんが居なかったら、お互いがお互いを勘違いしていたところだ。
顔を見合わせ、爆笑する。道理で夏休みから自慰の頻度が増え、かつ気持ちよく寂しかったわけだ。
「俺もだよ。……ったく、傍迷惑な。」
「くっくっ。」
キョンもまた、私を抱く想像をしていたのか。そう考えると実に嬉しく、そして愛しい。
「キョン。……好きだよ。」
「ああ。佐々木。好きだ。」
ツン、と目頭が熱くなる。
「……ごめん。もう私が我慢出来ないわ。」
キョンに抱かれたい。キョンを身体中に感じ、幸せな気分に浸り眠りたい。
キョンの首筋を舐め、思い切り吸い付く。そこに出来るキスマーク。
「お前な……」
「マーキングだよ。くっくっ。」
ちょっとした仕返し。そして私の『宣戦布告』。
味覚で彼を味わい、嗅覚で彼の匂いを感じ、触覚で彼の温もりを感じ、視覚で彼の存在を感じ、聴覚で彼の声を感じる。
五感を使いキョンを感じる事は、私のみに許された『特権』。そう涼宮さんに伝える為だ。
0276『鐘の音』2013/02/19(火) 19:41:16.73ID:KoqcPdTd
キョンが私の服を脱がす。……慣れた動きは、私が教えたもの。そう考えると、その手付きが愛しい。
「んっ……」
ブラの上から、キョンが私の胸を触る。気持ちよいというより多少もどかしい。しかしこのもどかしさは、嫌ではない。
私も彼のシャツを脱がし、彼の首筋を撫でる。
「……くくっ。」
キョンがくすぐったそうに首を捩る。そこに私が吸い付く。
「あくっ……!……このエロ佐々木……!」
そう言いながら、私のブラを外すあなたも十分エロいよ。このエロキョン。
妄想の中の『彼の手』。それと彼の手の動きは驚く位に似通っていた。
優しく触り、時に緩急をつけながら先端の蕾を揉みしだく。
「あ……んっ!」
それだけで腰に電流が流された感覚になる。私は慌ててパンツを脱いだ。
不審に思ったのであろうキョンが、私の秘裂に手を伸ばす。そこは、すっかり熱くなりぬかるんでいた。
そっとキョンが秘裂を擦る。
「はぁぁんっ……」
自分の指なんかとは比較にならない。不器用な熱い手が私の秘裂を擦る度に、私は溜め息を洩らす。
このままでは、私だけが感じる。優しい彼はそれでもいいと言うのだろうが…
私はキョンの下腹部に手を伸ばす。
「……うっ……」
キョンが呻く。……熱を持ったそれは、何故か奇妙に手に馴染むものがある。
「久しぶり、というべきかな?」
「やめろ。なら、お前のムスメさんにも再会の挨拶をするぞ。」
「彼女は撫でて貰えただけで充分だと言っているよ。慎ましやかなムスメだからね。」
お互いに笑う。久しぶりだけど初めまして。何故か怖さは感じない。
そっと口唇を寄せる。そうする事が当たり前のように。
口を開け、彼の昂りをくわえる。何なのだろう。この感覚。
奇妙に熱いそれを、私の舌が舐める。まるで赤ん坊の指しゃぶりだ。
「うくっ……」
キョンが呻く。どうやら気持ちいいらしい。詳しく考えなくとも、何故かどこが気持ちいいか分かる。
長門さんに聞いていなければ、キョンは絶対に私が初めてだとは信じなかっただろう。私がそうであったように。
「(そう思われても、乱雑な扱いはされないんだろうな。)」
何故か確信がある。私もそうだ。彼が誰を抱いていようが、関係はない。まぁ……これまでは、だけど。

この先にやるなら、ただじゃおかない。

キョンは、私に声をかける。
「……そ、そのな、佐々木。」
「……ん?」
「俺を跨がってくれるか?」
……い、所謂69というものか?
0277『鐘の音』2013/02/19(火) 19:43:08.03ID:KoqcPdTd
……正直、恥ずかしさもあり拒否したいんだが……
やってみたいという好奇心もまた事実。
私はキョンを跨ぐと、昂りへの愛撫を始めた。
キョンの吐息が、私の秘裂をくすぐる。
見られている。私の秘裂も、お尻も。
キョンの舌が、私の秘裂を這う。私の肉豆を転がし、私の腰が淫靡に動く。
「……むっ……ううっ……」
彼の昂りに歯を当てないよう、私はくぐもった声を上げた。
キョンの指が私の肉豆を刺激し、私の膣口に舌が入る。
「ひんっ!」
刺激が走り、私は腰からキョンの胸に落ちた。キョンの嗜虐心を煽ってしまったのか、キョンの指が肉豆を強く刺激する。
「あ、あああっ!あっ!」
腰を動かし、その指に合わせて動く。快楽を求め、浅ましいまでに。
顔が見れなくて良かった。今の表情は、きっと泣き出す寸前の表情だろう。
私はキョンの昂りを舐める。ますます動きは激しくなり、私の頭にもやがかかる。
「……っ!あああああっ!いくっ……!キョンっ……!」
何度か痙攣する。……イッてしまった。キョンの指で。自分でやるよりも、何倍も凄い幸せな感覚だ。何より、彼の温もりがそばにある。
キョンは私を横に来させると、私の手を昂りに当てた。
「……しないの?」
「ああ。避妊具もないしな。」
「持ってるけど……」
私が起きようとすると、キョンは私を抱き締めた。
「すねかじりの分際が、こうした行為は何かあった時にお前に申し訳ない。」
……嬉しい反面、何か寂しいよ。でも、キョンが私を本当に大切に思ってくれているのは理解出来る。

キョンと抱き合い、お互いに陰部を刺激しあう。まるで裸で遊んでいるみたいだ。
キスしたい時に出来る位置。そして顔を見たい時に見られる。それは心から安堵出来る。
キョンの呼吸が荒くなり、顔が赤く染まる。もうすぐ出るのだろうか。私は息を飲み、キョンの昂りを擦る。
「佐々木……っ!」
キョンの昂りが、何度か跳ねる。そして、白濁が噴き出す……。
「…………」
粘り気があり、独特の臭気がするそれ。まるで漂白剤を生臭くしたかのような匂い。
キョンは、私を強く抱き締める。
「……俺は、幸せ過ぎて死ぬかも知れん。」
「全く。益体もない事を。」
それは、私の言葉よ、キョン。
0278『鐘の音』2013/02/19(火) 19:46:06.98ID:KoqcPdTd
結局、この一回だけで私達は服を着た。
「しかし、初回を憶えていないのがなぁ。」
「まぁね。そこは寂寥に過ぎるが……反対に見れば、こうした関係に入りやすいとも言えるよ。」
性臭がするので、部屋の窓を全開にする。
「まぁ、とりあえずは、お前以外を抱いたというシーケンスは存在しないそうだ。お前が俺にしてくれた事は、俺がお前に教えた事なんだと思うが……
そこは堪らなく嬉しいぜ。」
「僕もだよ。……キミの手が、僕への理解だと考えたら嬉しいよ。」
そう考えたら、あの既視感も未視感も悪くはない。
因みにキョン。その終わらない夏休みとやらは、いつが終着だったんだい?
「8月31日の、23時59分59秒だ。」
「成る程。」
ではこうしよう。今日は日付が変わるまで一緒にいよう。私の提案にキョンは、穏やかに笑った。
「朝までだって構わん。」
「くっくっ。」

日付が代わる前。私は万感の思いを込めてキョンにキスをした。舌が入ってきたのはご愛嬌としておくよ、エロキョン。
日付は当たり前に変わり、私達は帰路についた。

多分、終わらない夏休みの最期に言えなかったであろう言葉を紡ぐ。

「キョン。大好きだよ。」
「俺もお前が大好きだぞ、佐々木。」

――――これは、私達の付き合いが皆にばれる少し前の話――――

END

で、『みずいろ』となります。
タイトルの『鐘の音』は、エンドレスエイトは0時に巻き戻るので、こうしたタイトルが良いかと思いました。
あと。平家物語の鐘の音か、シンデレラの鐘の音かは、皆様の御想像にお任せします。
0279名無しさん@ピンキー2013/02/19(火) 22:38:22.69ID:Mk8ox7/m
よい。
実によい。
忘れていたが身体が記憶していて
初めてなのに初めてじゃないとかもどかしくも美しい。
0281名無しさん@ピンキー2013/02/20(水) 04:49:29.36ID:rztmA3pl
うむ、ここだと珍しい組み合わせだ。原作のネタを絡めつつ、出番があっても中身が出てきにくい超能力者の内面を上手いこと出している。
それだけに原作を読んでいないとピンとこない箇所もあるけど、想いの在処とかの表現は引きこまれるところがある。
少し駆け足になった部分があるのが残念だけど、冗長に進めるよりはむしろいい方向だな。GJです
0282名無しさん@ピンキー2013/02/20(水) 23:01:03.68ID:HTUWticD
国木田は鶴屋が好きみたいだけど、長門と並べたほうが絵になる不思議。
0283名無しさん@ピンキー2013/02/21(木) 02:09:53.87ID:sVwW0avx
>>278
のめり込んでいただけに、
終わると分かるこの終わりが落ち込むくらい哀しい
傷痕さえ残らないんだよな
0284名無しさん@ピンキー2013/02/21(木) 02:37:41.58ID:O9Z36max
>>282
今まで気づかんかった
0285名無しさん@ピンキー2013/02/21(木) 05:43:58.26ID:Uh51uu27
佐々キョンはやっぱ良い。ハルヒの事考えると切なくなるが、でもそこがいい。
0286名無しさん@ピンキー2013/02/21(木) 06:35:49.85ID:OaIyEuA/
原作だと身を引いちゃったっぽい描写だけにさらに、ですな。
まあ自分の生命を省みない行動を別の娘相手にとられたら、想いを伝えることはないだろうしね。愛に対する解釈も傷心由来みたいだったし。
0287名無しさん@ピンキー2013/02/21(木) 11:22:39.97ID:Cp6ySI6K
一人で佐々キョン五連発やったんだが、こちらが書く限り佐々キョンになる。
あとはキョン絡みだとギリギリ書けて長キョン。それ以外だと森古泉位なんだが……どうしませう?

六発目逝くか、長キョンやるか、森古泉やるか。

何を書くにせよ冗長な話に、申し訳程度のエロしか書けないんだがな。
0288名無しさん@ピンキー2013/02/21(木) 12:09:35.47ID:WQ5nEZJY
書いてくれてるのはありがたいが、この板で誘い受けはやめてくれ
どうしてもやりたいならコテハンつけること
0290名無しさん@ピンキー2013/02/22(金) 03:31:34.25ID:Ann0vfWP
この過疎じゃあ誘い受けも自分語りもしかたあるまい
書き手がむなしくならなきゃそれでよろしい
0291名無しさん@ピンキー2013/02/22(金) 03:39:26.10ID:RUOVyq3O
とりあえずは>>289書いたら打ち切る。
後はただの物書きに戻るわ。正直すまんかった。
0294名無しさん@ピンキー2013/02/22(金) 20:46:11.68ID:iD0/01aP
>>291
のめり込んでいただけに、
終わると分かるこの終わりが落ち込むくらい哀しい
傷痕さえ残らないんだよな
0296名無しさん@ピンキー2013/03/04(月) 22:00:32.45ID:GRsKQB/s
鶴屋♂×国木田♀絵はpixivにあるな
0298名無しさん@ピンキー2013/03/11(月) 15:56:50.29ID:O/Q4aQ04
とりあえず落ち込むくらい哀しいから打ち切る。
後はただの物書きに戻るわ。傷痕さえ残らないんだよな
0302名無しさん@ピンキー2013/03/22(金) 15:09:36.18ID:NUlssikQ
登場時には既に人気が下火で、立ち位置も半端。話としてはいなくても大勢に変化なし。
鳴り物入り、なまじキャラが立っていた為に、より一層不遇となった噛ませ犬。それが佐々木。
0304名無しさん@ピンキー2013/03/24(日) 09:05:32.32ID:idaMgwm0
変態佐々木シリーズや大董卓の黒佐々木があるよね
谷川流スレ@エロパロ板ガイドを見に行ったらちょこちょこ追加や修正されてるね
0306学校カルタ2013/04/03(水) 20:58:09.44ID:3f+E4BHo
あ ああ見えても、若菜さんが怒ったら手がつけなくなるのを私は知っていますA252
い いや、必ず、だなA288
う うん、そうだよねC104
え 永遠の夜と永遠の昼。その時キミは、どちら側に住みたいと思うんだい?B280
お お前が初めてキスした場所はどこだ?A031
か かくしてキミは舞台から退場するというわけだ! さらばである!A262
き ぎやああああああ……?B150
く 黒魔術野郎をぶちのめせC120
け 言論の封殺は何よりも恥ずべき行為です!@208
こ ここにいてよE225
さ 最悪……。最悪ですわD127
し じゃねユキちゃんC264
す すみませんB212
せ せっかくですし、どこかファンタスティックなお店でマーベラスなブランチでも取ろうと思いませんの?A260
そ それでは、いつか、どこかの時間線上で。またお会いいたしましょう。できればA284
た 卵が先かニワトリが先かというような問題ですわA256
ち ちがいっ、あたし、その、ただの猫使いだしB060
つ つうわけで、この娘はなんか気になるわけC058
て でもあたし妹だしD128
と ところで光明寺と同室のB026
な なんで茉衣子ちゃんのを兄さんが持ってるの?@328
に ニセ茉衣子くんなどの声は、私の耳にとっても東風だB172
ぬ 抜水優弥と申します。以後お見知りおきを@129
ね 願うことは自由であるA291
の 脳髄には高度な論理演算能力がオプション装備されているからだC082
は 春奈がいたら、げんこつされてるねC274
ひ ひどいですわ。高崎さま、昨日今日でもう三度目です@202
ふ 不可思議なことですわA263
へ 別のわたくしが見えない場所ならどこでもかまいませんB230
ほ 放置しておけば、世界は見ての通りの有様になる@282
ま まだ誰か見てるか?@127
み みんな見てるよ。もう……恥ずかしいなあE240
む 無限の寿命を誇るらしいのだぞC101
め 眼鏡は自前ですし、同室のよしみは、まあ多少は、いえ、そうではなく@225
も もう後戻りは出来ないのかもしれませんわねE244
や 約束しよう茉衣子くん。私はキミに無断で消え去ったりはしない。E243
ゆ UFOが墜落していた@226
よ 欲望には素直にふるまいな@076
ら ラウンジに集合せよ@236
り 寮長殿!@018
る 類の死にかけのウサギの耳みたいなうなだれようを見ているとB066
れ レストランの味がしたA103
ろ 労働に支払われる代価B035
わ 我々の現実が、上位に位置する世界によって都合よく改変されている可能性を私は疑っているD261
ん んんんっA113
0310名無しさん@ピンキー2013/04/04(木) 01:26:36.78ID:lc6fRzQ3
>>306
うむ、ここだと珍しい組み合わせだ。原作のネタを絡めつつ、出番があっても中身が出てきにくい超能力者の内面を上手いこと出している。
それだけに原作を読んでいないとピンとこない箇所もあるけど、想いの在処とかの表現は引きこまれるところがある。
少し駆け足になった部分があるのが残念だけど、終わると分かるこの終わりが落ち込むくらい哀しい
傷痕さえ残らないんだよな
0311名無しさん@ピンキー2013/04/04(木) 20:28:56.23ID:7dv5cdKZ
うむ、ここだと珍しい組み合わせだ。原作のネタを絡めつつ、出番があっても中身が出てきにくい超能力者の内面を上手いこと出している。
それだけに原作を読んでいないとピンとこない箇所もあるけど、想いの在処とかの表現は引きこまれるところがある。
少し駆け足になった部分があるのが残念だけど、終わると分かるこの終わりが落ち込むくらい哀しい
傷痕さえ残らないんだよな←NEW
0312名無しさん@ピンキー2013/04/05(金) 00:22:44.93ID:zjiWPGgB
GJ!!
この爽やかなしんみり感がいいなあ。
原作にも最終話があったら、こんな感じになるんだろうけど、
終わると分かるこの終わりが落ち込むくらい哀しい
傷痕さえ残らないんだよな
0314長門有希の放尿遊戯2013/04/14(日) 00:46:33.33ID:QW8bngSZ
「あたしと有希の組み合わせね!」
不思議探索。
いつものくじによる午前の班分けはわたしと涼宮ハルヒの組と彼、朝比奈みくる、古泉一樹の組となった。
「さて、有希。今日は川沿いに行きましょ」

休日の割に人通りが全くない川沿いの遊歩道。天気は悪くない。
これはやはり彼女の願望実現の能力が作用しているからなのだろうか。
「どう? もう出そう?」
耳元で艶っぽく囁かれる。だけど、いくら人通りがなくても
「大丈夫、ビデオカメラを回しておけば何かの撮影やってると思われるだけだから!」

川べりにしゃがみこむ。
下着をどうするか一瞬悩んだがさっさと取り上げられた。
しゃがんだスカートの奥は2メートル向こう、対岸の涼宮ハルヒに撮影されている。
「もっと広げて!」
転ばないギリギリまで股を広げる。少しずつ広がった小陰唇がパクッと口を開き
膣口と尿道口が外気に触れたことを感じる。
周りに人が来ないよう情報操作は行なっているし、今日は喜緑江美里のサポートもある。
ただ涼宮ハルヒが望むならわたしの放尿は誰かに覗かれることになってしまう。
気が気でない、早く終わらせたい。
やっと出た「いいわよ」の合図に括約筋を緩める。
水面に放たれたおしっこ。ジョボボボボ、と意外に大きい音が響き焦る。
しかし朝からコーヒーやアイスティーを飲んで尿を我慢していたのですぐ終われない。
かといって力をいれてしまうと音が大きくなる。
「あんまりはっきり映んないわね。ちょっと後ろにのけぞってみて。
 後ろに手をついてアソコ突き出すように!」

仰向けの四つ這いというのか、ブリッジというのか、
とにかくわたしは性器が、尿道口がカメラに映るよう腰を浮かせる。
誰がどう見ても卑猥なビデオ撮影。見つからないようにと祈ると同時に
子宮が、膣が、陰核が熱くなってくるのを感じる。
その間も途切れなく、いまだに放尿は続いている。
愛液が分泌され始めたことはごまかせそう。
0315長門有希の放尿遊戯2013/04/14(日) 00:48:52.14ID:QW8bngSZ
「オッケー! よく撮れたと思うわ。後でじっくり見ましょ。んじゃ交代!」

場所は同じ、出演者と撮影者がかわる。
わたしと同じようにしゃがみ大きく広げた股の中心部にピントを合わせる。
「行くわよ、イェーイ!」
ピースサインを出しながら放尿を始めるその姿にドキリとしてしまった。
彼女もまた我慢していたようで勢い良くおしっこが川の水面に弾ける。
同じく後ろにのけぞるが、支える手は片手で、
ピースサインを出していた右手はそのまま股間に向かう。
陰毛をかき分け尿道口と膣口を剥き出しにしたピースサインに欲情してしまう。
腰を左右に振り、おしっこの水流もブンブンと鞭のようにしならせる涼宮ハルヒ。
最後の尿のしずくが彼女のアナルの方に流れる頃、
わたしは膝裏まで愛液が垂れてきていた。
当然涼宮ハルヒにはすぐバレ、「ウフフ」といやらしく微笑まれた。

男女共用の公衆便所での男性用便器への放尿。
古く汚く臭う公衆便所は嫌なのだが彼女は男女共用なのが興奮するという。
小便器への放尿自体はわたしも嫌いではない、むしろ興奮することは意見が一致する。
慣れてきた立ちションスタイルで小便器に向かい、角度を調整。
先ほどの川への放尿からそれほど時間は経っていないが
摂取した水分が多いため腎臓は余分な水分を排出するために活発に働いている。
括約筋を緩めるとすぐに勢い良くおしっこが迸る。
「有希! 隠れて、早く!!」
!! 誰か来た!!
0316長門有希の放尿遊戯2013/04/14(日) 00:50:55.89ID:QW8bngSZ
涼宮ハルヒが背中を引っ張り個室に連れ込もうとする!
しかし気持よく放尿していた泌尿器は急に止まれない。
便所の床に尿をぶちまけながら個室に引っ張り込まれる。
扉を締めた頃にやっとおしっこを止めることに成功した。
古くガタのきた扉の隙間は結構あった為、誰が入ってきたかが観察できる。
しゃがんだわたしと、上からかぶさるように位置取った彼女。注意深く観察する。
そして二人で息を呑む事になる。
彼と古泉一樹。
二人が用足しに来た!
そしてトイレの配置がおかしいのか、個室の横に小便器があり、つまり、…そういうこと。
奥に来た古泉一樹がズボンのチャックに手をかけている。
ゴクリッ、と涼宮ハルヒが唾を飲む。
わたしも目が離せないが、それ以上に切羽詰まった事態に陥っていた。
さっき無理やり止めたおしっこが漏れそうになっている。
せっかくの個室なのだから普通に放尿すればいいのだが
涼宮ハルヒが覆いかぶさっているので動けない。
それに馬鹿な事だが古泉一樹の放尿を観察したい欲望が優っている。
古泉一樹が陰茎を引き出し、すぐに放尿を開始する。
彼と違い、平常時のペニスの亀頭が露出している。
軽く陰茎をつまみ先を便器に向けると直ぐに尿が迸る。涼宮ハルヒの鼻息が荒い。
わたしも興奮してきたがそれ以上に括約筋の悲鳴が無視できなくなってきた。
本格的に漏れそうで、否、少しずつ失禁し始めたので
観察どころではなく早く出て行って欲しいと切に願い続けた。

「お父さん以外のチンチンって初めて見たわ! 男の子のおしっこはああいう風に出るのね!!」
ようやく二人が便所から出て行ったのでわたしたちも外に出る。
漏れ続けたおしっこが個室の外に広がりだした時は万事休すかと思ったが幸いバレずに済んだ。
結局全部漏らしたが、ブレーキをかけ続けた放尿だったので下腹部には不快感が残っている。
「ビデオに残せなかったのは残念ね。急すぎて対応できなかったわ。
  …そうだ!こんど男子トイレにカメラセットしましょっ!」
「盗撮は推奨できない。バレた時のリスクが大きい」
実は大賛成なのは伏せておく。
「うーん、そっか。でも魅力的よね。そんなビデオ無いかしら? ホモビデオとかに?」
女子トイレの盗撮物の存在は知っているけど。
とにかくわたしはじっくり観察できなかったので
今夜のセフレとの行為のなかに放尿観察を入れることを決意した。
0317長門有希の放尿遊戯2013/04/14(日) 00:53:00.62ID:QW8bngSZ
古泉一樹の顔をまともに見れなかった昼食後、
午後の部のくじ引きを行うと午前と同じ組み合わせになってしまった。
もう一度やり直すか? と彼が提案してくれたが、
同じ組み合わせが出るということは意味があるかもしれない、と彼女は拒否する。
わたしとしては彼との二人組で早く性交したかったのだが。

人通りのない路地裏、電柱に向かって足を上げる。
バレリーナのように片足立ちでバランスを取ることも可能だが
芸術点より卑猥な格好のほうが彼が喜ぶので
股間の中心がよりビデオに映りやすいように股を広げながら電柱に足をかける。
下着は涼宮ハルヒに取り上げられたままなので
ビデオには白い布地ではなく女性器が映っているはず。
午前中に見つかりそうになった反省は盛り込まれなかった。
左手を電柱に添えて姿勢を安定させ、右手の人差指と中指でしっかり尿道口を露出させる。
ビデオカメラの位置が安定したことを確認し、放尿開始。
比較的大きな水音がコンクリート柱で弾ける。我慢したかいがあり放尿感が気持ちいい。
だんだん周囲への恐怖心がなくなってきているのは問題だ。
たっぷり1分以上放尿し犬ではありえない高さにマーキングを終えた。

撮影係を交代するとすぐ涼宮ハルヒが電柱のわたしの尿で濡れていない方に足をかける。
同じくノーパンの股間があらわになり、生殖器が映像に収まる。
同じく尿道口を露出させるが、わたしと違うのは陰毛をかき分けている点だ。
彼は無毛の方がよく見えて良いと言ってくれたがわたしに気を遣っただけかもしれない。
胸の大きさといい、わたしは彼を満足させているかどうか不安になる。
ファインダー越しに彼女の尿道口が開くのを確認し思考を中断、撮影に意識を戻す。
ピントを尿道口から女性器、スカートの裏側の股間、下半身、全体へとズームアウトしていく。
おしっこをしながらカメラに笑いかけ、ピースサインを出す彼女の姿にドキリとし
わたしの子宮が収縮し愛液を絞り出す。
良くない傾向だ。また好みの痴態が増えてしまった。
下着を履いていない剥き出しのわたしの性器から愛液が地面に垂れていく。
まるで普通におしっこをしているようだ。
これは彼女にバレないようにしたい。
涼宮ハルヒが放尿を開始する。陰唇に阻まれシャワーのようにおしっこがばら撒かれる。
彼女は慌てて尿道口を剥き水流を安定させる。
やはり1分以上電柱に放尿をし続け、電柱はずぶ濡れになった。
尿臭のする電柱を通行人はどう思うだろうか。
鋭い感覚の持ち主なら女臭まで感じ取れるだろう。
地面に広がるわたしの愛液溜まりが若干気になりながらその場を後にする。
0318長門有希の放尿遊戯2013/04/14(日) 00:55:05.95ID:QW8bngSZ
公園に入りベンチに座り足を両脇にのせ、大きく膝を広げる。
俗に言うM字開脚の姿勢。
スカートがはだけ再びわたしの生殖器が露出され、
さらに両手で小陰唇を開き膣口と尿道口を剥き出しにする。
膣壁や子宮口もビデオに収められていることを期待する。
涼宮ハルヒの持つビデオカメラのレンズを見つめつつ、尿道口の角度を調整。
膣口が閉じないよう、垂れ始めた愛液が映るようにも心がける
あのレンズが彼の目だと意識する事によって陰核が固く尖り敏感になる。

肛門と女性器を接写していたレンズが離れる。
「んじゃ有希、服脱いでくれる?」
え?
何故? 人が来たら、
「大丈夫。ここは崖の途中に無理やり作った公園だからアクセス悪くて元々人がこないし。
 ずっと目をつけてたんだから!」
……。
涼宮ハルヒが言うならそうなのだろう。心のなかで喜緑江美里が人払いの任務に成功するよう祈る。

制服を脱ぎ、下着は既に着ていないので全裸。靴下と靴だけになる。
この格好は以前彼がそそると言ってくれたことを思い出し陰核が勃起する。
ただ気温が低く寒い。乳首が硬くなっているのはそのせい。

再びベンチに。こんどは大開脚を要求される。
この格好は生殖器が下向きになるのでビデオ向きではない。
と、次は後ろ向きになりベンチの背に手を突くように指示される。
野外での様々なポーズを撮影する気だろう。
マンションの屋上や学校の校舎と異なり、いつ他人が来るか気が気でない。
前屈で地面に手をつき、お尻と性器をカメラに向ける。
すると涼宮ハルヒがわたしの膣口に指を入れ愛撫を始める。
クチュクチュと膣内に快感を与えられ途端に分泌液が湧き出る。
愛液で濡れた指が陰核をこね、肛門を撫でまわされるとすっかり準備万端となる。
自分の節操のない性器が若干情けないと思う。
0319長門有希の放尿遊戯2013/04/14(日) 00:57:08.53ID:QW8bngSZ
三度ベンチにてM字開脚。
涼宮ハルヒがビデオを持たない方の手でOKサインを出す。
先ほどの放尿から結構時間が過ぎた上に低い気温によって
通常であればトイレに立つ程の尿が溜まってきている。
ちょうど良い感じ、快感を感じながら放尿が期待できる。
角度を決め、力を抜く。括約筋が緩み、尿道に尿水が流れだした瞬間逆に力を入れる。

水流が高い角度で放物線を描く。
涼宮ハルヒの身長くらいまで吹き上がった尿が傾きかけた陽光に輝く。
しっかりと尿道口を開放しなければ尿は陰唇に邪魔されここまで高く上がらない。
性欲と快楽とを公園の広場にぶちまけ長い放尿が終わった。

涼宮ハルヒはベンチではなくジャングルジムに向かう。
ノーパンでひょいひょいと登り、わたしはその股間を追いビデオを回す。全裸で。
服はまだ返してもらっていない。半分開き直った
頂上で鉄棒選手のようにV字バランスをとったりするのを下から撮っていると
また性器が熱くなってきた。
そしてわたしと同じように全裸になりやはり色々なポーズを取る。
ポールダンスのように仰け反りくるくる回る。
垂れない形の良い胸と固く尖った乳首がエロティックだ。やはり胸がある方が見栄えがいい。
自分の体の未成熟さが恨めしい。

「んじゃおしっこするからちゃんと撮ってね」
彼女は頂上で放尿を宣言した。真下から撮影を始める。
しずくが数滴跳ね、水流がほとばしる。、
ふと、彼がくぐり椅子に入ってわたしの放尿を観察したことを思い出した。
彼はこの角度でわたしのおしっこを観察した!!
想像した途端、急激に性感が上がり、
!!
イッてしまった!
ビデオ撮影をしているだけなのに、性器には手も触れず、道具も使っていないのに
視覚と想像だけでイッってしまった!!
痙攣でビデオカメラがぶれないよう必死で支える。
まだ彼女はおしっこの最中。
二度三度と襲いかかるオーガズムの波に翻弄されながら何とか撮影することができた。
0320長門有希の放尿遊戯2013/04/14(日) 00:59:11.52ID:QW8bngSZ
ジャングルジムから降りてきた涼宮ハルヒはわたしの太ももに垂れた愛液を一瞥し
「ウフフ、いやらしい娘」
立ったまま抱きつき、わたしわたしの性器に指を入れ耳元で囁く。
「時間無いから、早く」
わたしも彼女の膣に指を入れる。
焦らしなしでお互いが絶頂するように陰核をこね、Gスポットをさすり子宮口を撫でる。
もう少しで、というところで忍び寄ってきたもう片方の手の指が肛門に入ってきた!
想定外の刺激にたちまち達してしまう。
イキながらも何とかGスポット攻めが完了し、彼女も絶頂させることができた。
ビクンビクンと痙攣の後、彼女の力が抜けていき、
シャァァーー
手のひらが熱く濡れていく。
お返しにわたしも力を抜き彼女の手の中に放尿する。

ようやく服を返してもらう。
下着は結局返してもらえなかったが代わりに彼女の下着をもらった。
彼との性行為中に涼宮ハルヒの下着を出せば彼が更に興奮するだろうか?
と考えたがなんだか不愉快になってきたので廃案とする。
とにかく集合時間に遅れそうなので急いで駅前に向かう。
途中、喜緑江美里とすれ違ったがあの呆れたような苦笑の表情をみると
何故か子宮に衝撃が走った。
認めるわけにはいかない。自分に露出の趣味が芽生え始めてなんていない。
そう、あれは涼宮ハルヒの性技が優れているから。
決して他人に見られる恐怖が陰核を固くさせているわけではない。
……夜中のマンションの屋上なら問題ない、はず。
0323名無しさん@ピンキー2013/04/14(日) 02:08:28.59ID:tF+DvdYf
のめり込んでいただけに、
続くと分かるこの終わりが落ち込むくらい哀しい
残尿さえ残らないんだよな
0324名無しさん@ピンキー2013/04/14(日) 13:01:36.23ID:owhazr9Y
217 名前:長門有希の放尿遊戯[sage] 投稿日:2012/12/30(日) 22:12:14.88 ID:BJkyPGcJ [4/4]
では良いお年を!

前回はこれか
今までのいろんな意味での残念さと比べると
残念さはかなり減ったように思える
0325名無しさん@ピンキー2013/04/14(日) 15:59:24.35ID:qq6zaPvx
GJ!!
この爽やかなしんみり感がいいなあ。
原作にも最終話があったら、こんな感じになるんだろうけど、
この後、ハルヒが神様パワーを復活させて、
SOS団を再結成してそうな終わり方がすばらしいです。
0326名無しさん@ピンキー2013/04/16(火) 15:50:32.15ID:XrTxTaSe
うむ、ここだと珍しい組み合わせだ。原作のネタを絡めつつ、出番があっても中身が出てきにくい超能力者の内面を上手いこと出している。
それだけに原作を読んでいないとピンとこない箇所もあるけど、想いの在処とかの表現は引きこまれるところがある。
少し駆け足になった部分があるのが残念だけど、冗長に進めるよりはむしろいい方向だな。GJです
0329名無しさん@ピンキー2013/05/22(水) 20:15:58.27ID:TDHQA0v9
そうか?
プロットもネタもオンラインSSレベルじゃん
公式ハルキョンという以外の褒め言葉を全く聞かない
0331名無しさん@ピンキー2013/05/24(金) 12:58:37.34ID:a/Y6pW1H
>>319
長門の体が未発達とか未成熟なんてことはないはずだが…
けっこうあるよ胸。ハルヒよりはないだろうけど…
0332名無しさん@ピンキー2013/05/24(金) 20:03:36.34ID:+Byo5K7i
そこは、読者によって違うだろうね

あてずっぽナンバーズのアニメ板では好意的なレスが多かったよ
ラノベ板でもまあまあかな
0333名無しさん@ピンキー2013/05/24(金) 22:31:43.88ID:qRUZFMXT
328 名無しさん@ピンキー [sage] 2013/05/22(水) 19:51:11.96 jPwA7FY4
あてずっぽナンバーズの評判いいね


332 名無しさん@ピンキー [sage] 2013/05/24(金) 20:03:36.34 +Byo5K7i
そこは、読者によって違うだろうね

あてずっぽナンバーズのアニメ板では好意的なレスが多かったよ
ラノベ板でもまあまあかな
0334名無しさん@ピンキー2013/05/24(金) 23:57:55.21ID:Y88emqpo
「体験者の8割が良いと答えました」型の典型的ステマだな。
内容的に誉めるところが本当にないらしい。
0336名無しさん@ピンキー2013/05/25(土) 16:27:15.00ID:/2/x3lCZ
そこは、読者によって違うだろうね

あてずっぽナンバーズのアニメ板では好意的なレスが多かったよ
ラノベ板でもまあまあかな
0337名無しさん@ピンキー2013/05/26(日) 07:51:33.81ID:0Ib2cW7X
なんの話かと思ってぐぐって見たらぼったくりのいぢ本のオマケじゃねーか
しかもどこ見てもフルボッコじゃねーか

唯一気持ち悪いくらい絶賛してるとこあったと思ったら
自分が過去に出したハルヒ同人の宣伝でやんの
0338名無しさん@ピンキー2013/05/28(火) 03:24:08.66ID:fLuwp1hF
あてずっぽナンバーズ
今からハルヒSS書こうという人がキョンの語り口調を学ぶなら格好のテキストになると思う
褒めるとこそれだけ
0339名無しさん@ピンキー2013/05/28(火) 19:20:21.39ID:7rm2BoKM
>>338
そこは、読者によって違うだろうね

あてずっぽナンバーズのアニメ板では好意的なレスが多かったよ
ラノベ板でもまあまあかな
0340名無しさん@ピンキー2013/06/09(日) 20:09:49.06ID:RFaTAlB5
二次創作的には
「無自覚な神の女の子」と「一般人の男の子」というプロットだけを使って
ハルヒやキョンの性格を原作と改編して二次創作作る場合も多い

もし、ハルヒが○○な女の子だったら、もしキョンが○○な性格の男の子だったら
というIFという事だ

キョンが先輩、ハルヒが後輩。とかでも面白そうだけど
0341名無しさん@ピンキー2013/06/09(日) 22:29:49.82ID:1yVBxfCu
二次創作的には
「無自覚な神の女の子」と「一般人の男の子」というプロットだけを使って
ハルヒやキョンの性格を原作と改編して二次創作作る場合も多い

もし、ハルヒが○○な女の子だったら、もしキョンが○○な性格の男の子だったら
というIFという事だ

キョンが先輩、ハルヒが後輩。とかでも面白そうだけど
0344名無しさん@ピンキー2013/07/17(水) NY:AN:NY.ANID:Vpt+xba3
ほし
0345名無しさん@ピンキー2013/07/27(土) NY:AN:NY.ANID:+/H0icKb
age
0350真琴の油断2013/08/09(金) NY:AN:NY.ANID:5Vazhmt4
体育の時間が終わり、
生徒会室に戻った縞瀬真琴は心地よい疲れを感じていた。

体育の時間。
男子生徒の視線と邪念はいつものことだ。
女子からも羨望の視線を送られる真琴の体操服姿は、
思春期の男子にはたまらないものだった。
運動すると弾む胸。すらりと伸びた肢体。
スタイル抜群の美少女。

高崎佳由季はなるべく冷めた視点で真琴を見ていた。
真琴は佳由季をからかうようにウインクと思念を飛ばす。
≪ユキちゃん、私を今日のオカズにしてもいいわよ≫
≪誰がするか≫
佳由季は平常心を保って答える。
真琴に自分のエロい気持ちを見せたくないのだ。
ひねくれたシスコン。
しかし佳由季も所詮は男だ。真琴の誘惑には勝てない
真琴のブルマの食い込み直しには
つい目が奪われてしまう。
そこを逃さずに真琴の思念。
≪ユキちゃんのエッチ♪≫
佳由季は憮然とした表情でいる。
真琴にはかなわない。
佳由季は両膝に手をつく。
≪三択クーイズ! ユキちゃんはどうして前かがみになってるのでしょうか≫
追い打ちをかける真琴。
≪@体育で疲れた。
A妹ちゃんのことを考えている。
B真琴ちゃんに勃起したのを隠そうとしてる。けけけ≫
0351真琴の油断2013/08/09(金) NY:AN:NY.ANID:5Vazhmt4
佳由季の動揺を思い出し、ソファーに座った真琴はニヤニヤする。
この次は佳由季をどうやってからかおうか。

部屋のアロマを付け、気分をリラックスさせる。
目を閉じて精神を開放する
観葉植物の言葉にならない声が聞こえる
生徒会室にいるのは自分一人だけ
甘い匂いがする。
こんなアロマあったかしら。
真琴の思考は闇に沈んでいった……。

眠っている真琴の後ろに、眼鏡の学生が現出した。
冷泉光洋、いや
冷泉光洋の姿をした第三EMP学園の男子生徒たちの無意識の集合だ
真琴への淫らな思念が生んだ存在である。
真琴の体に悪戯したいが、正面から襲いかかっても消されてしまう。
何か一計を講じないと。
そこで目をつけたのは、「眠り姫」という睡眠作用があるアロマ、
10代女性のEMP能力者にだけ効果抜群のアイテム
那岐鳥獅子丸言うところの呪いのアイテムである。
「眠り姫」はEMP能力が強い少女ほどよく効く。
AAA級の真琴は格好の獲物だった。
真琴が入室する前にアロマを仕掛け、冷泉は拡散して姿を消す。
生徒会室にひとりだけと油断した真琴は「眠り姫」を吸い込み深い眠りに落ちる。
計画通りに真琴は罠にかかってくれた。
0352真琴の油断2013/08/09(金) NY:AN:NY.ANID:5Vazhmt4
眠りに誘う甘いアロマの前には、
無敵のテレパス能力を誇る真琴も、今はただの眠れる美少女だ
見惚れるばかりの寝顔だが、胸元の存在感は圧倒的である。
もみもみもみもみ。
冷泉は早速、真琴が男子生徒に見せつけてきたおっぱいを揉んでいく
見るだけで触ることは許されなかった聖峰。

けしからんおっぱいだ。
真琴のわがままボディー。

真琴の上の制服を脱がしていく
大人っぽいブラに包まれた真琴の巨乳が眩しい。
しっかりデジカメで撮影しておく。

運命の瞬間だ。
真琴のブラをずらす
ぷるるんとこぼれるおっぱい。
あまりの勢いのよさに、反動で真琴の目が覚めないかと心配するほどだ。
しかし、真琴はぐっすり眠っている
高画質のカメラで真琴を撮影。
真琴の乳首ゲット!
そびえ立つ二つの巨峰。禁断の果実。
体育で汗をかいたあとの熱の残る肌。
柔らかい胸をわしづかみにする
指がすべすべの美乳にめり込む
まるでこのまま手が真琴の乳房に融合するかもと錯覚するほどだ。
いただきます。
冷泉は真琴の乳首をついばみ、片方の乳首を指で弄ぶ。
念入りに乳首を愛撫されて真琴の顔も紅潮してきた。
「あんっ」と可愛い寝言。
睡眠中でもマッサージに感じているのがわかる。

極上のおっぱい。
高崎佳由季だけに独占させるにはもったいない。
しっかり味わっておかなくては。
0353真琴の油断2013/08/09(金) NY:AN:NY.ANID:5Vazhmt4
真琴にも味わってもらおう。

冷泉はとっくに勃起している平均的な大きさのペニスを取り出し、
真琴の口を開き、真琴に咥えさせる。
生ぬるい真琴の口腔。
真琴の舌が当たる。

真琴は苦しそうだが、「眠り姫」は真琴を完全にノックアウトしていた

真琴の妖艶な舌の前に、
このまま口内射精したい誘惑に駆られるが
証拠を残してはいけない。
完全犯罪のために口からペニスを引きぬく。
次は真琴の巨乳でペニスをサンドイッチする。
ぱふぱふぱふぱふ……
快楽と征服欲に狂わんばかりだ。

ドンドン!

一瞬にして、冷泉の熱狂を醒ますドアを叩く音。

「失礼します」

やばい。
冷泉はあわてて真琴のブラを直し制服を着せ、
実体から拡散して姿を消した。
しまった。カメラが机の上においたままだ。

「返事ないね」
「ノックが聞こえてないのかもしれませんわ」
ドアを開けて入ってきたのは、高等部1年女子の高崎若菜と光明寺茉衣子だ。
学園一の妹キャラと学園一の黒衣の美少女。
オカズにした男子生徒も少なくはない。
若菜は兄の高崎佳由季、茉衣子は所属する対魔班の班長宮野秀策と親しく、
そこがまた他の男子に妄想を抱かせた。
「お菓子を作ったんですがいかがですか」
飛んで火に入る夏の虫。蜘蛛の巣に近づく蝶。
0354名無しさん@ピンキー2013/08/09(金) NY:AN:NY.ANID:5Vazhmt4
「あれ真琴さんお昼寝してるね」
若菜と茉衣子は、真琴が眠っている向かい側のソファーに腰を掛ける。
「真琴さんよく眠ってるね」
「無理に起こさなくても良いでしょう」
無防備に眠る真琴を見て、茉衣子は不思議に思った。
口から唾液らしきものが糸を引いている
よだれだろうか。真琴らしくない。

机の上のデジタルカメラ。
そこには真琴のあられもない姿が収められているのだが、茉衣子に気づくすべもない。
茉衣子はカメラに手を伸ばすが、あわてて自制した。
班長だったらプライバシーなんて知ったこっちゃなく、勝手に中身を確かめるのだが、
自分はそこまで堕ちてはいないと茉衣子は自分を戒める。
「なんか甘い匂いがするね」
「アロマでしょうか」
なにかがおかしい。
眠っている真琴。
机の上のデジタルカメラ
まるで先ほどまで誰かが眠っている真琴を撮影してたかのような?
まさか。この部屋には3人しかいませんわ。

茉衣子は自分が探偵であると思っている。
被害者になるとは思っていない。
考えている茉衣子の隣で若菜はうつらうつらしている。
ふわふわした気分。頭の中に薄いもやが広がっていく感覚。
兄さんにもお菓子持って行かないと。
おかしいなあ……どうしてこんなに……眠いんだろう……。
0355真琴の油断2013/08/09(金) NY:AN:NY.ANID:5Vazhmt4
勘の鋭い茉衣子は違和感を覚えたがすでに遅かった。
一刻も早く生徒会室から立ち去るべきだったが、
茉衣子の肩に若菜がもたれかかってきたのだ。
若菜もあっさりと「眠り姫」の毒牙にかかってしまった。
まあ若菜さんたら、のんきですわ。
自分も眠ってしまうなんて……。
いや、眠ったのではなく眠らされた?
この甘い匂いは……。
茉衣子のなかでパズルのピースが埋まっていこうとする。
しかし、甘い毒は茉衣子の肺を満たしていく
ああ、何かが引っかかるのに頭がうまく回らない。
若菜さんを起こしてこの部屋を出ましょう。
立ち上がろうとする茉衣子の意志とは裏腹に、茉衣子の体から力が抜けてゆく。

さっきまで全然眠たくはなかったのに。
多くの想念体を撃破してきた茉衣子も、睡魔にはなすすべもない。

誰か……そこに居ますの……?
茉衣子は朦朧とする意識のなかで、いるはずのない4人目の存在を感じ取った。
しかし、それが何を意味するのか。
班長なら何かわかるかもしれませんのに……。
なぜか白衣の男を思い出しながら、茉衣子の両目は閉じてゆく。
こうして、若菜と茉衣子は二人仲良く眠りに落ちてしまうのだった。
三人娘はすやすやとかわいい寝息を立てている。

END
0356名無しさん@ピンキー2013/08/09(金) NY:AN:NY.ANID:HdCUoGZE
>>355
GJ!!
この爽やかなしんみり感がいいなあ
のめり込んでいただけに、
終わると分かるこの終わりが落ち込むくらい哀しい
傷痕さえ残らないんだよな
0357名無しさん@ピンキー2013/08/09(金) NY:AN:NY.ANID:7USw00tv
真琴の隠れファンは多そうだ
三人娘のピンチだけど、思念体の死亡フラグが発生したようにも
0359名無しさん@ピンキー2013/08/10(土) NY:AN:NY.ANID:lVa7UOOa
うむ、ここだと珍しい組み合わせだ。原作のネタを絡めつつ、出番があっても中身が出てきにくい超能力者の内面を上手いこと出している。
それだけに原作を読んでいないとピンとこない箇所もあるけど、想いの在処とかの表現は引きこまれるところがある。
少し駆け足になった部分があるのが残念だけど、冗長に進めるよりはむしろいい方向だな。GJです
0360名無しさん@ピンキー2013/08/10(土) NY:AN:NY.ANID:WvGWZRXs
学校を出よう!3では茉衣子の人気がかなり高いことが見えるなw
0362名無しさん@ピンキー2013/08/17(土) NY:AN:NY.ANID:lv34j1HZ
age
0363名無しさん@ピンキー2013/08/23(金) NY:AN:NY.ANID:5/Cq/o5F
ほしゅ
0364名無しさん@ピンキー2013/08/31(土) NY:AN:NY.ANID:ggsYCMHg
age
0365名無しさん@ピンキー2013/09/04(水) 17:41:40.22ID:e/yI41eF
ほしゅ
0367名無しさん@ピンキー2013/09/09(月) 23:18:08.21ID:VOByu2ij
0368名無しさん@ピンキー2013/09/27(金) 19:29:34.63ID:ijRydmVM
「ハルヒの美鳥の日々」 キョンの右手がハルヒになる ぶら下がり型モノレールが動く街
「ハルヒ局」 ハルヒが皇太子の乳母になる
「三国志 ハルヒ伝」 劉備、関羽、ハルヒが義兄弟になって人民のための国を作る
「北高校ホスト部」 ハルヒが男装して入学してホスト部に入る
「きまぐれ橘ロード」 とある街に引っ越してきたハルヒキョン助が階段を上ると
「くれよんハルヒちゃん」 ハルヒ部町の幼稚園児の日々
「らき☆はる」 ハルヒ部市に住むお宅の日常
0369名無しさん@ピンキー2013/10/30(水) 23:34:13.43ID:k4k1hcqJ
age
0370名無しさん@ピンキー2013/10/31(木) 01:53:53.15ID:3X/Vq3nV
>ハルヒキョン助

コレは上手いと思たw
ただ、「助」は「介」な
0372L'endroit le plus & ◆tb7A91Chr3WL 2013/11/04(月) 15:07:44.37ID:ELiclhXo
茉衣子

「どうしててめえらに教えねえといけないんだ。つーかだな、よく知りもしないで追いかけてんのか? なんだそりゃ、ガキの使いか、てめえら」
「そうおっしゃらずに」
かみ殺したあくびのせいで茉衣子の目は潤みを帯びていた。
その目が蜩の目をまともに覗き込み、蜩は突如として目を泳がせた。
あと一歩である。茉衣子は大盤振る舞いをしてやることにした。
鏡に映る自分を思い出しながら、やんわり微笑んでやった。己の美貌を熟知している女ならではの恐るべき必殺技だ。
今までこれが通用しなかった男は、高崎兄と他数名程度のものだった。まあ、高崎さまには真琴さんがおりますし。
「う……」
短く呻き、それでもって実にあっさりと蜩は口を割った。
「あー、中嶋数花は多重人格性不連続EMP能力者なんだ。俺はそう言われた、ウチの会長に」




「どうしててめえらに教えねえといけないんだ。つーかだな、よく知りもしないで追いかけてんのか? なんだそりゃ、ガキの使いか、てめえら」
「そうおっしゃらずに」
この暑さのせいで茉衣子の服は胸元が甘かった。
茉衣子が背の低い蜩の顔を覗き込むと、蜩の角度からは茉衣子の胸の谷間が拝めてしまう。
茉衣子の大盤振る舞いに蜩は突如として目を泳がせた。
高慢な茉衣子が気付かずにおっぱいを晒している。
蜩にはたまらないシチュエーションだ。
茉衣子からすれば短い時間だが「代謝加速能力」の蜩からすれば、しばらく茉衣子の胸チラが堪能できる寸法だ。
極端な話、蜩が一分間、茉衣子の胸元を凝視していたとしても、茉衣子からすれば一秒のことなのだ。
というかこんなことで能力を発動させるなんてどうなんだと思うんだが……
目の前のおっぱいには勝てない。

蜩の視線は泳いでるふりをしながらしっかり茉衣子の胸元を捉えていた。
茉衣子のブラに包まれた美乳を。

ノースリーブの茉衣子は
ブラが紐チラしないように珍しくストラップレスのブラをしていた。
ただでさえストラップレスのブラはズレやすいのに
茉衣子の経験値の低さからブラがズレて――
茉衣子の乳首が顔を覗かせた。

知らぬが仏。茉衣子はやんわりと微笑んだ。
「う……」
短く呻き、それでもって実にあっさりと蜩は射精した。



若菜

若菜の髪をかき分ける。
うなじを指でさぐって地肌を露出させると、そこには小さな黒子は……あった。
若菜である印。指で擦っても取れないから間違いない。
佳由季はなにげなく若菜のうなじから下へ視線をやると
制服の背中の隙間から若菜のブラが見えた。
「白か……」
「えっ? なにが」
「いや、別に」
「へんな兄さん」
胸の中のモヤモヤをごまかすために佳由季は若菜を抱きしめた。
佳由季の葛藤も知らず若菜は兄の体温を感じていた。

身体の中でもっともエロティックなのは衣服が口を開けている所ではなかろうか。

FIN
0373名無しさん@ピンキー2013/11/04(月) 15:10:29.96ID:ELiclhXo
タイトルは
L'endroit le plus érotique d'un corps n'est-il pas là où le vêtement bâille?
0374名無しさん@ピンキー2013/11/13(水) 22:57:56.71ID:gi2+WvNm
GJ
学校を出よう!を読み返したくなったわ
真琴なら見せつけるように裸になりそう
0377名無しさん@ピンキー2013/11/23(土) 23:34:57.98ID:CnotKRwE
奥様の名前は真琴(ふふん)
そして旦那様の名前は佳由希(やれやれ)
ごく普通の二人は、ごく普通の恋をし、ごく普通の結婚をしました
唯一つ違っていたのは……

奥様はテレパスだったのです!

新番組『奥様はAAAテレパス』、請うご期待!

http://www.youtube.com/watch?v=xdVj-S7ZkZc
0381名無しさん@ピンキー2013/12/10(火) 14:11:47.04ID:UifXEXJi
過疎ってんな
ハルヒ好きだったけど新刊でないし当然か
0382『ストレート・チェイサー』を学校キャラにした改変2013/12/11(水) 23:30:54.92ID:2H62XFzC
「じゃあ、ちょっと頭の中を覗かせてもらうわね」
そう言うと真琴は僕の後ろに回り、ぎゅっと身体を押しつけてきた。
「こらこら、動いたらダメよん」
そうは言っても、その何だ。
背中にあたるやたらとふくよかな感触が
どうやったって気になってしかたない。
「じっとしてね♪」
笑いながら真琴は僕の腰に手を回し、
熊がサケを抱えるように力を込めた。
そうなると僕の背中はどこにも逃れようがなく、
ひたすら真琴の上半身を押しつけられるがままになっていた。
首の後ろにかかる笑いを含んだ吐息がくすぐったくてムズかゆい。
以前真琴が言っていた真琴・茉衣子・若菜の身体プロフィールを思い出した。
最もグラマーな真琴の、その何というか、数値的にトップを誇る胸部が
今は僕の背に密着しているわけであって、
これは心臓にちょっとした負担がかかるような状況だった。
背中に当たる感触は柔らかい。
「……真琴、あまりくっつくなって」
真琴は、やけに艶っぽい香りを発していた。
「うふふ、くすぐったい?」
笑いながら、真琴は熱っぽい身体をぐいぐい押してくる。
0383ユキちゃんのどこまでやるの!?  2013/12/13(金) 22:26:20.27ID:1Vkjgu+l
佳由季は祈(いのり)と手を繋いで歩いている。
こうしないと彼女とは会話ができないから仕方がない、
と胸の内に言い聞かせているものの、
いったい誰に向かっての弁解なのか、
弁解の通用しない背後霊は消えて久しいというのに
彼はそれだけにはまだ慣れていないのだった。

≪思い出すことがありました≫

声が手を通して聞こえるのも簡単に慣れた。
この学園に来て以来、順応力の早さだけは自慢できるのが
佳由季のまったく自慢したくもない特質だった。

≪あなたの妹さんは双子でしたね?≫

「まあな」

≪わたしは三つ子の一人です。
同じ顔をした人間が後二人います。
姉と妹です。わたしは真ん中です≫

≪叶(かなえ)と祝(いわい)といいます≫

「めだかの兄妹が川の中〜♪」

≪?≫

「大きくなったら何になる〜♪」

≪違います。かなえしか合ってないじゃないですか≫

佳由季は小さい頃、妹たちとチュンチュンニャンニャンやっていたが、
妹たちの兄への想いは大きくなったらコイになったのだろうか?

「僕は大きくなっても僕のままだ」
http://www.youtube.com/watch?v=RaloN5h-zpI
0384名無しさん@ピンキー2013/12/16(月) 23:52:36.76ID:ergBuzS3
うむ、ここだと珍しい組み合わせだ。原作のネタを絡めつつ、出番があっても中身が出てきにくい超能力者の内面を上手いこと出している。
それだけに原作を読んでいないとピンとこない箇所もあるけど、想いの在処とかの表現は引きこまれるところがある。
少し駆け足になった部分があるのが残念だけど、終わると分かるこの終わりが落ち込むくらい哀しい
傷痕さえ残らないんだよな
0385ニンギョウがニンギョウ2013/12/18(水) 23:23:24.72ID:1cizU6rV
光明寺茉衣子は、自分が学園内の男子ないし女子生徒から
それなりに『想われ』ていたことを知った。
茉衣子が見たものは、早い話が自分のコピーたちの姿だった。
それも、いっぱい。
なんということか、体育館では思い思いの黒衣をまとった『茉衣子たち』が、
片手の指では足りないほどいた。
あろうことか、その大半は男子生徒の前で売られていた。

「なんですかこれは」

「フィギュアの即売会だよ」
宮野秀策が説明を始めた。
EMP学園にはEMP能力によって
イメージの具現化にすぐれた生徒が多い。
造形の分野もまた然り。
「今回は主に茉衣子くんのフィギュアの即売会と言ってもいい」
「わたくしの人形を勝手に売るなんて」
「それでは茉衣子くんはあのフィギュアを見てどう思うか、自分の胸に耳を傾けたまえ」

黒衣の美少女のフィギュア。
茉衣子は自分の姿を鏡や写真で見るたび、その美しさを認識するのだが、
自分のフィギュアを見るのもそれと似たような感覚だった。
フィギュアは小さいので自分がまるで小人になったよう。
茉衣子が連想するのはアリスだった。不思議の国の茉衣子。
なぜか巨大な宮野が海辺で横になっていて、
小さな茉衣子の集団が宮野の両手両足を縛って自由を奪う。
「早く解いてくれないか、茉衣子くん」
宮野は助けを乞うのだが、日頃の恨み。
茉衣子の本体は冷たくこう言い放つ。
「わたくしは光明寺です」

「おーい茉衣子くん」
茉衣子がガリバーチックな妄想に浸っていると宮野がとんでもないことをしていた。
茉衣子のスカートの中身を確認していたのである。
もちろんフィギュアのほうだが。
「何をなさっているのですか、この変態!」
「茉衣子くんのスカートの中は
ニーソックス派とストッキング派に分かれているな」
宮野は教派について語ろうとしたところ、
居心地悪そうに歩いている高崎佳由季を見つけたので声をかけた。
「おや、寮長殿も茉衣子くんを買いに来たのかね」
「そのような言い方はおやめください」
「別に僕は人形には興味はない」


フィギュア売り場をなんとなく歩いていた佳由季だが、
人形の中に見知った顔を見つけた。
不揃いなショートカットの少女。
豊かな胸とポニーテールの少女。
ショートカットの少女は体操服姿、
ポニーテールの少女は痴女のような水着姿だった。
二つともよく出来てる。


高崎佳由季はため息をついた。
つくづく自分は流されやすいと思う。
場の雰囲気に飲まれて欲しくもないものを買ってしまう。
こんなものを持っているところをあまり人に見られたくない。
特に若菜には。
「あれ、兄さん何持ってるの?」
0389名無しさん@ピンキー2014/01/30(木) 22:23:49.69ID:mBIQ69dL
2007 まるかた
2008 パイン ヒジキ まるかた
2009 猫山クロ @みの ネン子 A-KA 上山道郎 ヒジキ パイン イニ 西咲 ガリックソン mmmrrrttt えれっとビーム しろ(犬) もこみち
2010 A-KA 西咲 きのこすけ HA-chan ガリックソン 高槻まこ なきお cuteg アキラ 九韻寺51号 双葉 ネン子 ささかま chobipero
2011 夕華 A-KA J 碇 マナツ きのこすけ いずみべる
2012 rei akahige パイン A-KA haruhisky
2013 パイン A-KA haruhisky
0390名無しさん@ピンキー2014/02/04(火) 11:58:01.31ID:yw38GTYy
消失で部室で長門に迫った時の、キョンが一時正気を失って
かろうじて理性を取り戻したが、そのまま長門に襲いかかって乱暴したりしてたかもな。
0391名無しさん@ピンキー2014/02/05(水) 17:09:34.97ID:hiY0cQYz
消失で部室で長門に迫った時の、キョンが一時正気を失って
かろうじて理性を取り戻したが、そのまま長門に襲いかかって乱暴したりしてたかもな。
0396名無しさん@ピンキー2014/02/12(水) 22:21:37.45ID:txO8X51s
国木田と鶴屋さんが付き合ってて
鶴屋さんがキョンに寝取られたり
谷口が九曜と付き合ってて
九曜がキョンに寝取られたり
会長が喜緑さんと付き合ってて
喜緑さんがキョンに寝取られたり
0399名無しさん@ピンキー2014/02/18(火) 20:10:13.28ID:com/g2Uj
Softbank126規制とやらのとばっちりで投下が遅くなったけど、正月に実家から回収してきた古いノートPCを漁ってたら書きかけのブツを発見し、
懐かしさのあまりに泣きそうになったので晒してみます。
もはや本人すら忘れてたけど、保管庫様に収蔵してもらっている48-154『変態佐々木シリーズ』の続きで、
佐々木とハルヒの3P編の後編を書こうとして力尽きた模様です。

一応、このスレのお約束だったはずの注意書き。
本編の『驚愕』が発売される前に書いた代物がベースになっているため、驚愕の設定は全く反映されていません。
また、キャラクター設定が壊れまくっているので、そういったものが嫌いな方はスルーして下さい。

あと、ストーリーもヘチマもないけど、読み返してみたら、
1.ガチマゾの佐々木とハルヒが共謀してキョンに逆レイプを仕掛ける
2.思惑通りに二人ともキョンの性奴隷になる
3.平日は学校でハルヒ、家で佐々木がご奉仕
4.土曜の夜は佐々木の家で3Pで勝負 <今ここ……らしい。

17レス予定
「笹鈴競争曲/後 その1?」
0400名無しさん@ピンキー2014/02/18(火) 20:12:39.57ID:com/g2Uj
春のうららかな日差しがコートを余分な手荷物に変えた某日。
夜の心地よい冷気で火照った体を鎮めつつ、佐々木家一人娘様の無駄に大きいベッドに腰掛けた俺は、深刻な徒労感と絶望感に打ちのめされていた。
今の俺の気持ちを分かってくれそうなのは、ホラー映画の冒頭で正体不明の怪物に向けて拳銃を全弾撃ち尽くし、
尚も震えながらカチカチと空の引き金を引き続ける警察官だけであろう。
もっとも、彼らが抱える諸問題はガブリとやられた瞬間に終わるかもしれないが、
俺の方はといえば、本人の意思とは無関係に現在進行形であり、しかも忌々しいことに大絶賛悪化中である。
ってなに?いきなり過ぎて、さっぱり意味が分からないだと?……おーけー説明しよう。
本日は佐々木のかねてからの野望であった『制服で3P』の決行日。
現在時刻は屋主のシンプルな目覚まし時計が信じられるならば午後10時過ぎであるが、
『俺の愚息は女が果てるまでいくらでも連射可能』などという佐々木のブラフを信じ込んでしまった迷惑大明神のせいで、
階段の亀を無限に踏み続けたかのごとく復活した我がイチモツの活躍から逆算すれば、相対性理論とやらを見直す必要があるといえよう。
0401名無しさん@ピンキー2014/02/18(火) 20:14:42.42ID:com/g2Uj
それはさておき、玄関での戦いを辛くも制した俺は、風呂や夕飯で立て続けに起きた様々な試練を潜り抜け、
激闘の末に、ようやく二匹の自称性処理便女どもを甘美なる天国に蹴落とした。
……はず、だったのだが、現実に目を向ければ、なぜか俺は本日何度目なのか数える気にすらならない賢者モードの中で、
粘液まみれのテラテラに輝く愚息に長い舌を伸ばす2つの小さな頭を見下ろす破目に陥っている。
しかも、つい先ほどまで媚びにまみれた上目遣いで、ダブルリップのお掃除フェラをしていたはずのマゾ雌どもは、
いつの間にやら持ち前の負けず嫌いを発揮して楽しそうな競争フェラを始めやがり、
その無邪気で明るい笑顔と、細いうなじに嵌められた禍々しい革首輪のコントラストが、
明らかに人類の限界を超える連射をこなした半勃ちの愚息に、次なる試練を課してきた。


さてさて、思い出すのも億劫であるが、佐々木とハルヒが企画した『制服で新婚3Pイラァシャーイ』という悪夢の宴が玄関だけで終わるはずもなく、
短時間に前後リップフェラ、尻ズリ、パイズリx2という荒行をこなした俺が賢者モードから復帰すると、
2柱の女神たちは、未だに衰えを知らぬ我が愚息を驚きのこもった嬉しそうな目で見守っていた。
0402名無しさん@ピンキー2014/02/18(火) 20:17:06.75ID:com/g2Uj
「さーて、キョンのムスコちゃんは、まだまだギンギラギンにさり気ないわね!じゃあ、さっそくだけど次のプレイに移りましょっ。
せっかく昨日徹夜までして、あれこれ計画を練ったんだから、きちんと全部こなさないと!」
「うむ、そうだね。ちょうど良い汗もかいたことだし、風呂に移ってキョンにサンドイッチ柔肌マットプレイとダブル潜望鏡を楽しんでもらうとしよう。
おっと、どこへ行く気だい涼宮さん?くっくっ、計画を完遂するのなら、その前に何かを忘れているだろ?」
くつくつと喉を鳴らしながら、佐々木が さも楽しそうに、ハルヒに意地の悪い笑顔を向ける。
「う゛……やっぱアレやんの?何よ、その嬉しそうな目は!ハイハイわかったわよ、やればいいんでしょ、やれば!
じゃあ改めて…………えーとほら、……お、お風呂にす……いや、その……だから、えーと……
ダァーーーっ!つべこべ言わずに、ちゃっちゃとご飯のあたしたちを食べなさい!」
うつむいて何かをブツブツと呟いていたかと思ったら、いきなりいつものように腰に手を当て、ハルヒがビシッと人差し指を突き立ててきた。
だが、そのふんぞり返った偉そうな態度とは裏腹に、頬は真っ赤に上気し、視線はあさっての方向をさまよっている。
更に言わせて貰えば、何が言いたいのかさっぱり分からんぞ?
「おいおい、涼宮さん。今後の長きに渡る戦いの正式な宣戦布告なんだぞ。気持ちは分かるが省略しないでくれよ。
なんだい?その期待に満ちたまなざしは?やれやれ仕方がない。じゃあぼくから……コホン」
困惑顔で他人にすがるハルヒという非常にレアな光景をまじまじと観察していると、
肩をすくめていた佐々木が、おもむろに三和土に正座し、緊張感を漂わせながらピシッと三つ指をついてきた。
0403名無しさん@ピンキー2014/02/18(火) 20:19:08.87ID:com/g2Uj
「お風呂にする?ご飯にする?それとも、ぼ・く・た・ち?」
……え〜とだな、佐々木。その耳まで真っ赤になって俯く顔はとても可愛いんだが、そこまで恥ずかしいなら言わなきゃいいんじゃないか?
「キョン、これは新妻が旦那様をお出迎えするための伝統的なご挨拶じゃないか!
旧弊に固執するわけではないが、様式美をないがしろにするのは良くないと思うよ?
というか涼宮さん!新婚さんをやってみたいと言ったのは君じゃないか!自分で言い出したことには、最後まで責任を持つべきだ!」
「で、伝統なんてもんは、壊すために存在すんの!ま、こんな恥ずかしい台詞をきっちり言い切ったあんたの功績をたたえて、今のは1ポイントに加算してあげるわ。
そんなことより、ちゃっちゃっとキョンをひん剥いてお風呂に放り込みましょ。グズグズしてたら、今日がもう一回あっても足りなくなっちゃうわ!」
「理不尽な!しかもなんだい?その一生からかうネタを手に入れました、とでも言いたげな悪魔の笑顔は!」
「ププ。いーえ、気のせいよ、気のせい。さあキョン、四の五の言わずに、とっとと上着も脱ぎなさい!」
いや、俺は特に何も言ってないんだが……という突っ込みも空しく、気が付いた時には俺は二人掛かりでテキパキと衣服を剥ぎ取られていた。
恥ずかしいからあんまりジロジロ見んな!てか、何も隠しちゃいないから、二人して空港の麻薬犬みたいに俺の服を嗅ぐのやめなさい!
0404名無しさん@ピンキー2014/02/18(火) 20:21:02.11ID:com/g2Uj
こうして、訳もわからず風呂に放り込まれた俺は、なぜか金色のスケベイスと銀色のエアマットが用意された佐々木家の風呂場において、
いつぞやの赤ビキニからこぼれる瑞々しい柔肌と、いつもの競泳スク水に包まれたすべすべの珠肌の間に挟まれながら、
風俗用語で言うところの2輪車プレイを堪能することとなった。……のは、いいんですが、佐々木さん?
その御胸に縫い付けられた『吉田しえすた』っていうツッコミ辛い名札は、意味を理解した上で付けてるんですよね?
……などと言う小ネタはさておき、ライバル心をメラメラに燃やしつつも、
絶妙なコンビネーションを発揮する佐々木とハルヒの艶仕コンボは凄まじい勢いで俺の耐精感を削っていき、
なんだかんだと言いつつも、二人の黒髪に生臭いリンスをぶっカケ続けた俺は、
壊れた笑顔で『てぃもて〜』をするアホどもを深い溜息と共に見守る破目に陥った。
そして、和食と中華で構成された家庭味溢れる佐々木の手料理と、ミシュランの三ツ星に匹敵しそうなハルヒの欧風料理に舌鼓を打ちつつも、
どちらかに箸を伸ばすたびに、パッと輝く瞳と寂しげに伏せられる目元に気を使いながら、
俺は伝説の『三角食べ』によって、目の前に広がる数人前の料理を平らげることとなった。
0405名無しさん@ピンキー2014/02/18(火) 20:23:42.31ID:com/g2Uj
閑話休題。
超能力者どもの弁を信じるならば、本日のバカイベントを乗り切らない限り、この世界に明日はない。
その一念を糧に幾多の試練を潜り抜けた俺が、最後に足を踏み入れた決戦場は佐々木家一人娘様の私室であった。
そして、先に入って待機しておくようにおおせつかった俺が、おやじさんの単身赴任に伴って譲り受けたと言うセミダブルベッドの端に腰掛けつつ、
所狭しと並べられた麻縄やらバイブやら手錠やらといった妖しさ満点の佐々木コレクションを弄っていると、
ドカッと蹴破られたドアから、ハレ晴れユカイな笑顔を浮かべた佐々木とハルヒが威風堂々と入場してきた。
どぅあっ!ってまぁ来るのは分かってたけど、せめてWAWAWAの歌くらい歌おうぜ?

乱入してきた二人は、意外にも一糸まとわぬ生まれたままの姿を晒していた。
造形の神様に愛されたかのようなハルヒのプロポーションは、もはや説明するまでもないだろう。
出るべきところは出て、引っ込むべきところは引っ込む。まさに、ボンッキュップリンの擬音を地で行く非の打ち所のないスタイル。
それでいて、内モモやおヘソ周りを彩るほんの僅かなプラスアルファが少女に特有の初々しくも危うい色気を強調し、全身から眩いばかりの健康美が満ち溢れている。
しかも、その『欲情しなさい!』と言わんばかりの挑発的な視線と、自信満々で勝ち気な笑顔がドス黒い苛虐心を刺激し、
この美貌がザーメンと悔し涙でグチャグチャに穢れる様を思い浮かべるだけで、愚息がギンギンに反り上がっていく。
0406名無しさん@ピンキー2014/02/18(火) 20:25:52.32ID:com/g2Uj
想像してみて欲しい。
男の欲望を具現化したかのような美少女の瑞々しい体を好きなだけ撫で回し、次第に熱を帯びていく甘く かすれた喘ぎ声を楽しみながら、
ツンと上を向く美巨乳がトロトロにほぐれた頃合いを見計らって、思い切り揉み潰す。
耳に心地良く響く甲高い悲鳴と、指の間からグニュっと はみ出す柔らかな乳肉。
片手に余るズッシリとした母塊にグリッと爪を突き立てるたびに、苦痛に粟立つハルヒの柔肌からは濃蜜な被虐のフェロモンが滲み出し、
それが爽やかなシャンプーの香りと混じり合うことで、ハルヒに特有の愛しさと加虐心を同時に刺激する芳香があたり一面に立ち籠める。
その麗しい薫りを胸いっぱいに吸い込みながら、まるでひねり潰してくださいと言わんばかりにピンと固く勃立した薄桃色のポッチをギュッと摘み上げると、
声にならない絶叫を上げてビクリと痙攣したハルヒの肢体から、力と共に、張り詰めていた団長としての矜持が抜けていき、
軽いアクメの失神から復帰した時には、ハルヒはその大きな瞳を淫欲でドロドロに濁らせた一匹のマゾ雌に堕ちているという寸法だ。
……要するに、ハルヒの笑顔がハレ晴れに輝けば輝くほどに、発情しきったマゾ顔へと堕とす期待感で愚息がガッチンガッチンに膨張し、
男に屈従する悔しさに震える唇が、いつしか甘くかすれた牝声を奏でるかと思うと、狂おしいばかりの征服欲が精巣をパンパンに膨らませていくというわけだ。
0407名無しさん@ピンキー2014/02/18(火) 20:29:21.17ID:com/g2Uj
一方の佐々木の裸身は、意外にも、と言っては失礼だが、思い込みによるチート可能な神様ボディに一切見劣りしない魅力を備えていた。
無論、ハルヒとは異なり各部の自己主張は控えめである。
しかしながら、特定のパーツが目立たないことで、逆にキメ細かい雪肌の透明感と、無垢なる少女のあどけなさが強調され、
フルフルと震える薄桃色の乳首が、発育途上の蒼い果実を性欲の捌け口とする背徳感をメラメラと煽ってくる。
しかも、オスのギラつく視線に恥じらう佐々木の瞳は、やがて視られる事を悦びとする女の本能によって少しずつ潤んでいき、
チラチラとこちらを伺う恨めしげな上目遣いに、そこはかとない媚びが混じることで、
乙女のはにかんだ笑顔は、オスを誘う妖艶な流し目となって背筋にゾクりと氷の刃を突き立ててくる。

想像できるだろうか。
普段は知性に輝くクールビューティの瞳に、オスを煽り立てる淫欲と、男にすべてを委ねる覚悟が入り混じり、
羞恥と緊張で火照った頬を 一珠の汗がゆっくりと流れていく。
その金剛石の雫は、たまご型に整った顎先からポトリと音を立てて華奢な鎖骨へと溢れ堕ち、
やがて、深い吐息に合わせて膨らむ美しい谷間をゆっくりと切り裂いていく。
ゴクリと生唾を飲み込む間もなく、ツーッと流れ続ける甘露は、うっすらと浮かんだ肋骨と禁欲的な側腹筋が織りなすクビレに達し、
ペタッと窪んだおヘソから骨盤へと続くYラインを辿って、母胎の入り口へと吸い込まれていった。
0408名無しさん@ピンキー2014/02/18(火) 20:31:51.48ID:com/g2Uj
まさに、男好きする体、とでも言うべきだろう。
派手なセックスアピールが無い分、まろやかなスロープを描く曲線美が優しい母性を感じさせ、
骨盤の広い安産型の美尻と、もっちりと実った太ももが、次世代を暖かく育む命の揺り籠であることを強調している。
くつくつと喉を鳴らす佐々木の笑顔が蒼天の満月のように輝くたびに、鼻の奥をくすぐる甘い色香が匂い立ち、
この清楚な美貌が、大粒の涙を溢しながら快楽と苦痛に歪むかと思うと、海綿体に向けてドス黒い血流が集結していく。

やがて、ビンビンにそそり勃つイチモツは、生殖というDNAに刻み込まれた渇望のマグマとなって理性を喰い破り、
気付いた時には、俺は残酷なスパンキングの跡が生々しく残る白桃尻を押し広げて、
佐々木がアクメ地獄に堕ちるまで、いつ果てるともなく子宮に青臭い濁流をぶち撒け続けるという訳だ。


一時の欲望に身を任せて滅茶苦茶に犯したくなるハルヒと、全てを投げ捨ててでも孕ませたくなる佐々木。
その思考力を根こそぎ奪い去る女神たちの美しさに驚嘆していると、楽しげなネコ口で微笑んでいた佐々木が少し眉を曇らせた。
0409名無しさん@ピンキー2014/02/18(火) 20:34:25.64ID:com/g2Uj
「ふむ。どうやらきみの表情から察するに、『制服で3P』と言っておきながら、全裸で奉仕しようという僕たちに物言いがあるようだね。
でも、キョンの性奴隷にふさわしい制服については、僕らも昨日一晩かけて熱く討論してみたんだが、
お互いの趣味が暴走しすぎて、なかなか落とし所が見つからなくてね。
とりあえず、今日はまっさらな姿でご奉仕して、これからじっくりとキョンの色に染め上げて貰おうという結論に至ったんだ。
もちろん、涼宮さんはともかく、僕の体では役者が不足していることは重々承知しているつもりだがね」
いや、そうじゃなくてだな、ただなんつーか、お前らがあまりにも綺麗なもんで、ついビックリしちまっただけであって……、
と、豊かに揺れるライバルの胸部にチラリと目をやって、しょんぼり肩を落とす佐々木をどう宥めるかに頭を悩ませていると、
いつものように腰に手を当てたハルヒが、ふんぞり返るついでに美巨乳をブルンと揺らしながら、ビシッと人差し指を突きつけてきた。

「さあ、キョン!親しき仲こそレイプありって言うでしょ?四の五の言わずに、とっととあたしたちを力ずくで手篭めにしなさい!」
心友の空気を察してか、アスファルトをも溶かす真夏の太陽のような笑顔を浮かべて、いつも通りにトンデモなことを言い出すハルヒ。
その強行突破な気遣いが、いかにもハルヒらしいが……って、礼儀の代わりにレイプすんな!それこそ無礼の極みじゃねーか!
0410名無しさん@ピンキー2014/02/18(火) 20:36:51.17ID:com/g2Uj
「くっくっ、甘いなキョン。その箴言のもっとも着目すべき改良点は、『礼儀』を『レイプ』に替えた所よりも、
むしろ、親しき中『にも』ではなく、親しき仲『こそ』とした点にあるんだよ。
もちろんレイプという忌むべき行いは、被害者の人格を徹底的に蹂躙するという点において、殺人にも等しい凶悪な犯罪だし、
万が一、僕らがそのような目にあったら、自らの存在をかけて抵抗するがね。
一方で、野生動物の性交は基本的にレイプであるように、オスが圧倒的な力によってメスを押し倒すのは、次世代に力を遺伝させるためには合理的なスタイルでもあるんだ。
だから、例え人間が考える葦だとしても、女に潜むメスの業は、オスに無理やり組み敷かれ、野獣のように荒々しく犯されてみたいと望んでしまうものなんだよ。
きみたち男子も、理性では女性に優しくあろうと努めていても、心の中では泣き叫ぶメスを無理やり押し倒し、
欲望の赴くままに穴という穴にザーメンをぶち撒けたいと考えたことが少なからずあるだろ?
そこで、この理性と獣性の二律背反を満たす唯一の手段が、暗黙の合意がなされた男女間における強姦。つまり、親しき仲『こそ』レイプあり、なわけだ。
これならば、オスは思う存分に獣欲を満たせるし、メスは従属本能にしたがって肉棒にひれ伏すことができる。これこそWin-Winの関係というべきじゃないか?」
くつくつと喉を鳴らしながら楽しそうに解説する佐々木と、腕を組んで我が意を得たりと言わんばかりにウンウンと肯くハルヒ。
おーけー。お前らがバカだってことは、よーく知ってるからな。今更この程度では驚いてやらんぞ。
あと、Win-Winなのは分かったから、それに合わせて手近にあったバイブをウィンウィン動かすのやめなさい。
0411名無しさん@ピンキー2014/02/18(火) 20:39:50.47ID:com/g2Uj
「でも一番の問題は、キョンに開発し尽くされちゃったあたし達の身体じゃ、鬼キョンのドロドロした強姦願望を完全には発散させられないってことよね。
どんなに鬼畜なレイプレイを楽しもうとしても、襲われたはずの女の子が自分からお尻を振って中田氏をおねだりしちゃったら、レイプにはならないもの。
あたしなんて、学校で毎日のようにキョンの性欲処理をさせられてる訳だけど、
人の来ない男子トイレに無理やり引っ張りこまれて個室の鍵をガチャって掛けられた瞬間に、
もう逃げられないんだって思うとアソコがキュンって疼いちゃうし、
いつも通りに和式便座をまたがされて、立ちバックの体勢で壁に手を付くと、
キョンにとって今のあたしは、オシッコと同じ感覚で膣内射精が出来る ただのザーメントイレなんだって思えてきて、体中がカーって火照っちゃうもの。
それに、キョンの大きな手でお尻をぱっくり割られて、ビショ濡れのアソコをじっくりと観察されてると、頭の芯がボーッとしてきて、
なんか分かんないけど、自分の存在価値はナカに出して貰ったキョンのザーメンの量で決まるんだって思えてくるから不思議よね。
それで、気がついたらあたしは、突き出したお尻を必死で振りしながら、ドロッドロに濃いザーメンを思いっきり膣内射精して下さいって、叫んでるのよ。
でも、そういうハシタナイおねだりをすると、やれやれって肩をすくめたキョンは、淫乱女にはお仕置きが必要だな、
なんて冷たく言いながら、高々と手をふりあげて、スパンキングをしてくれるでしょ?
キョンの大きくて固い手の平が、家畜を追い立てるみたいにパシーンッ、パシーンって、お尻に喰い込むたびに、軽くイっちゃうあたしは、
10回も持たずに膝がガクガク震えてきて、もう立ってられなくなるわ。
0412名無しさん@ピンキー2014/02/18(火) 20:42:37.77ID:com/g2Uj
そこまで女を追い詰めたくせに、鬼キョンってば一転して優しくお尻を撫でながら、ゆっくりとムスコちゃんをアソコに挿れてくれるもんだから、
体の芯がキョンで満たされてく安心感に震えるあたしは、一番深いところをコツンって姦られた瞬間にノックアウトね。
でも、鬼畜なキョンはクタッと力の抜けたあたしの上半身を支えるフリをして、思いっきりおっぱいを揉み潰してくれるから、
そのイタ気持ち良さで意識を取り戻したあたしは、立ちバックで遠慮無くパンパン腰を振るキョンに膣奥のアクメスイッチを連打されちゃって、
けっきょく失神すら出来ずにイき地獄を彷徨うことになるわ。
もちろん、キョンの濃くてあったかいのがナカにドパって広がった瞬間に、頭が真っ白になっちゃうから、そこから先の記憶はほとんど無いけど、
嫌がる女子が男子トイレに引きずり込まれて、玉々ちゃんが空っぽになるまで、立ちバックで何度も何度も中田氏されるんだから、これって立派なレイプでしょ?
でも、心も体も蕩けるまで可愛がって貰っちゃった挙句、自分から腰を振りながら膣内連射をおねだりしちゃったりしたら、
撮られた写メのせいで泣き寝入りを強要された上に、身も心もズタボロになるまで何度も弄ばれるレイプ奴隷の悲哀を満喫できないじゃない!これって絶対に由々しき問題だわ!」
某裁判ゲームで異議を申し立てるかのごとく、ズビシッと佐々木に指を突きつけるハルヒ。
軽く顎に手を添えた佐々木は、ちょっと考えてからその指摘に答えるようだが……、
論点がズレまくっているというか、そもそもの前提がおかしいってことに、そろそろ気付こうぜ?
0413名無しさん@ピンキー2014/02/18(火) 20:44:50.06ID:com/g2Uj
「うーむ、確かに襲われたはずの女がメスの悦びに惑溺してしまったら、レイプの被害を主張するのは、おこがましいね。
とは言え、キョンに襲われた僕らが穴を濡らすのは、梅干を見て溢れる唾液のようなものだし、肉体の条件反射では努力で抑制のしようがない。
そう考えると、僕らとキョンの間でレイプを成立させるのは、なかなか厳しいのかもしれないが、なるべくキョンの獣欲を駆り立てるように抵抗して、
妄想も吹き飛ぶ位に荒々しく犯して貰えれば、いくら雌芯を火照らせたとしても、女の尊厳を汚されたことにはなるんじゃないかな?
くくっ、考えただけでも濡れてくるじゃないか。僕のちょっとした仕草がキョンの奥底に潜む野獣を呼び覚ましてしまい、
急に無言になったキョンが荒々しく僕の身体をまさぐってくるんだ。
その急変したご主人様の態度に狼狽しながらも、はしたなく股間を疼かせる僕は、女の建前として、一応、弱々しく拒否してみせる。
だが、そんなメスの浅ましい素振りがキョンに苛立ちと劣情を募らせ、更なる興奮に煽られたキョンは、
僕を強引に押し倒すと、力任せにブラウスを押し開くんだ。
そして、弾け跳んだボタンを気にも留めずブラを引っ張りあげたキョンは、まるで一週間ぶりの獲物を喰い荒らす餓狼のような勢いで僕の乳房にむしゃぶりつき、
乳首を硬く尖らせながらも必死で暴れる僕の胸に、到底キスマークとは言えないような無残な痣を刻んでいくのさ。
0414名無しさん@ピンキー2014/02/18(火) 20:47:34.24ID:com/g2Uj
無論、僕にとって、それは甘美なるご褒美以外の何物でもないが、そうして激しく揉み合っているうちに、
僕の切羽詰った涙声がキョンを衝き動かすドス黒い炎に油を注いでいき、
やがて完全に理性を失って肩で荒い息をするキョンは、僕を力任せにひっくり返して、無理やり四つん這いにさせるに違いない。
僕は腰をクネらせて必死に逃れようとするだろうが、本気になった雄の力の前にはメスの微々たる抗いなんて無意味だからね。
逃げ回る僕の尻に容赦なくスパンキングのご褒美を叩き込みながら、力ずくで首根っこを押さえつけたキョンは、
脱がす手間すら惜しんで文字通りにショーツを引き千切り、有無を言わさず、後背位から猛り狂った剛直を突き刺してくれるのさ。
もちろん、抵抗むなしく野獣の体位でナマの男根に貫かれてしまった僕は、悲痛な叫びを上げながら、
せめて中田氏だけでも思い止まってくれるように必死で哀願するが、当然のことながら、これは誘い受けと言うやつだからね。
無慈悲で荒々しいピストンで僕の膣内に蹂躙していたキョンは、一瞬だけ愉挿を止めて力強く肯くと、
鬼畜にも僕のウェストを両手でガッチリと固定し、止めの一撃を膣奥に深々と差し込んだまま、生臭い欲望のエキスをドプドプと解き放ってくれることだろう。
0415名無しさん@ピンキー2014/02/18(火) 20:50:20.98ID:com/g2Uj
こうして、キョンの圧倒的な力に屈従してしまった僕は、胎内に染み渡るザーメンの暖かさと、
生オナホに堕とされる冷たい現実の落差にハラハラと悔し涙を零すが、
このように手ひどく扱われれば、下の口から垂れるヨダレの量は涙の比ではないからね。
僕の身体と性癖を知り尽くしたキョンならば、次の射精をねだって蠢く浅ましい蜜壷にとどめを刺すかのごとくガッツンガッツンと腰を振り、
立小便よりも無造作に 何度も何度も濃精を放ってくれるに違いない」
くつくつと喉を鳴らしながら熱っぽく潤んだ瞳で力説する佐々木と、ジュルリとヨダレを拭いつつ、あらぬ方向に視線を彷徨わせるハルヒ。
あの〜お二人とも?微妙に瞳孔が開いてますよ?


「やがて、獣欲を存分に発散したキョンが満足気な溜息とともに我に返ると、
スペルマまみれの肉人形と化して、力なく床に転がる僕を発見する。
もちろんそれは快楽のリミッターを振り切って桃色の天国を漂っているだけなのだが、
見た目はまるで鬼畜な輪姦によって自我を崩壊させられたザーメン便女だからね。
精巣が空っぽになるまで射精した後とは言え、無造作に使い込まれた三つ穴から溢れるクプクプに泡立ったスペルマや、
焦点の合わない虚ろなレイプ目から続く幾筋もの乾いた涙の痕が、キョンの奥底に潜む鬼畜なフェティシズムを刺激せずに済むはずがない。
0416名無しさん@ピンキー2014/02/18(火) 20:54:06.67ID:com/g2Uj
そして、頭では自らが吐射したものと理解しつつも、ぽっかりと開いた僕の膣口から溢れる白濁液に嫉妬と劣情の炎をたぎらせたキョンは、
メスの膣から他者の精液を掻き出すというカリ首のエラが持つ本来の役割を試すべく、
全身をだらしなく弛緩させた僕を乱暴に抱き寄せて、再びゴツゴツと子宮を突き上げ始めてくれることだろう。
その中古のダッチワイフを見下すような醒めきった視線と、愛情の欠片もない無慈悲で機械的なピストンが僕に残された最後の理性を粉々に打ち砕き、
レイプ奴隷の烙印を胎内にドプドプと仕込まれるたびに、ビクビクと痙攣するだけの肉壷に堕とされた僕は、
いつしか犯り疲れて微睡むキョンの体重を全身で受け止めながら、羽化登仙の夢見心地で仄暗い性悦の煉獄に堕ちていくんだ。
素晴らしいと思わないか?これこそ女に生まれたからには一度は到達してみたいマゾ雌の桃源郷だよ!」
ぽわわ〜んと瞳を潤ませつつ胸の前でグッと拳を握る佐々木と、ヨダレを拭うことすら忘れてコクコクと頷くハルヒ。
……もはや何も言うまい。ツッコミを入れる気力すら失せた俺は、このバカどもを とっとと桃源郷とやらに追いやるために、
とりあえず、ベッドに上がるように命令した。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ここで\(^o^)/オワテル
続きは多分無いけど、何よりも今年こそハルヒの新刊が出ますように(T人T) ナムナム
0417名無しさん@ピンキー2014/02/18(火) 23:15:35.99ID:srBZJJ++
>>416
おお!あの作品の続きが読めるとは!
あなた様の続きも待っておりました。
素晴らしいドエロっぷりに興奮と感嘆を禁じ得ません。

是非ともまた続きを。
0419名無しさん@ピンキー2014/02/19(水) 10:05:08.99ID:2iByzdDh
GJ! 
一番好きなのは観戦です
『変態佐々木シリーズ』
/『笹の木狂操曲』2007/05/21(月)
/『鈴の実狂操曲』2007/05/24(木)
/『笹の木後唇曲』2007/05/28(月)
/『笹の木低胸曲』2007/06/01(金)
/『笹の木口狂曲』2007/06/06(水)
/『鈴の実口唇曲』2007/06/19(火)
/『笹鈴前争曲』2007/08/23(木)
/『笹鈴競争曲/前』2008/03/05(水)
/『笹鈴競争曲/中』2008/03/27(木)
/『驚愕は結曲?』2007/06/30(土)
/『橘京子の夢遊』2008/01/04(金)
/『古泉一樹の観戦』2008/01/29(火)
/『笹鈴終章曲』2009/01/01(木)
/『笹鈴競争曲/後 その1?』2014/02/18(火)
0422名無しさん@ピンキー2014/04/11(金) 02:37:57.43ID:m4jVUZKR
まさかの変態佐々木シリーズ新(?)作、たまには来てみるもんだ
乙乙 なんなら続きを書いてもいいのよ
0423名無しさん@ピンキー2014/04/11(金) 03:35:18.60ID:pbRwKGA/
まだずっと続いてたのかと思ったら
5年くらいは途絶えてたのか
0424名無しさん@ピンキー2014/04/13(日) 23:19:32.73ID:y22+WM1e
涼宮ハルヒ
朝比奈みくる
長門有希
朝倉涼子
鶴屋さん
キョンの妹
喜緑江美里
0426名無しさん@ピンキー2014/04/17(木) 23:22:32.62ID:/yoVXQMX
可愛い娘はのきなみエッチなSSにされる
0436名無しさん@ピンキー2014/07/10(木) 12:53:09.48ID:qdGuczKY
キョン×みくるは成り立つのか?
を挑戦してみようか・・・
0437名無しさん@ピンキー2014/07/10(木) 20:28:26.23ID:g/wgNqsm
一発やらせてもらうだけならどうにでもなるだろう
問題はその後だな
0438名無しさん@ピンキー2014/07/15(火) 20:07:21.43ID:yAxV2Pu5
袋小路

 1年5組の教室のカーテンが揺れ2月半ば過ぎの肌寒い風が入ってくる。
窓を閉めようと近づくと教室にオレンジ色が増した陽が差し込んでいるのに気付く。
誰もいない教室で黒板消しのチョークかすをクリーナーで吸い取る。電子黒板にしろとは言わない。せめてホワイトボードにしろよ、とか思っていた。
オレもこの色に染まっているんだろうな、とかつまらないことを考えつつ手身近にある席に座って教室の確認をする。
掃除道具はしまったし、黒板もきれいになっている。窓も今しがた閉めたし、教卓も拭いた。黒板消しもクリーナーを掛けたし、ごみも片づけた。
あとはハルヒが戻ってくるだけだ。あれと一緒に日直の仕事をしているから。
ゆえに少し遅くなっている。
それもハルヒが日報を岡部先生に提出して戻れば終わり。
ハルヒが帰ってきたら、SOS団に行こう。
みくるが入れてくれたお茶を飲んで、古泉とゲームでもして帰ろう。
そう考えていた。
この時は。
0439名無しさん@ピンキー2014/07/15(火) 20:08:44.32ID:yAxV2Pu5
 ハルヒの戻りがちょっと遅いな? 日報だすだけなのに。
岡部がつかまらないのか? もうハンドボール部に行ってしまったとか。
先にSOS団へ行くことを思う。が、慌てて否定する。
そんなことすれば後で何をされるかわかったもんじゃない・・・である。
あんまり遅くなってもいけない。時刻は5時すぎだし、ここは迎えにでも行くか。
とか思い始めたらハルヒが教室に入ってきていた
不気味な奴だな。声ぐらい掛けろ。
一番後ろの席に近づいきつつ声をかける。
「おいハルヒ、どうするよ。すぐ団に顔を」
どうもあいつの反応がおかしい。
いつもなら入ってくるなりハルヒ自身がどうしたいか言うはずだ。
『SOS団に行くわよ』とか『今日は帰る』とかだ。
いつもこの調子だ。
なのに今はおとなしい。
「しおらしいのは似合わん!ほら、団に寄ってみくるさんに茶をいれて貰うんだ、早く行くぞ!」
顔もちょっと紅いかな?
まあ、紅いのは教室に射している陽の光の加減しれないが…
おまけに今の台詞にむくれている。
それから、ハルヒがこちらをちらちら窺っている。
気色悪い。ハッキリ言って気持ち悪いんだよ、お前。
部室棟に入ってすぐドアの前につく。
0440名無しさん@ピンキー2014/07/15(火) 20:09:31.39ID:yAxV2Pu5
みくるさんの艶姿を少し思い出しながら、ドアを開けてSOS団の部室に入る。
古泉が嬉しそうに人生ゲームを掲げてアピールしている。
長門が、何もしていない。
みくるさんが可愛らしくちょこちょことハルヒのお茶を用意している。
(SOS団は平常通りか。みくるさん今日もメイドさんですか。可愛いですよ、その衣装を着たお姿)
とか、みくるを愛でつつ古泉の前に座る。
古泉の選ぶレトロなゲームのルールについて一考し、すぐに馬鹿馬鹿しいので説明させた。
「みくるちゃん、今日はお茶いいわ。もう帰るから」
ハルヒは机の傍で椅子に座るでなくそう言うと、オレを一瞥して帰ってしまった。
みくるがきょとんとしていた。長門はただそこにいるだけだし、古泉はボードゲームを手に入れた経緯を解説している。
そして最後にこう付け加えた。
「今日はもう帰りましょうか」

まだ空があかるい。安心して坂を下れる。
みくるさんと古泉と長門とオレ。
長門が「わたしは何の指示も受けていない」と、つぶやく。
みくるさんと古泉がうなずく。
何かあるのだろうか?
踏切のところまできてオレ達は解散した。
0441名無しさん@ピンキー2014/07/15(火) 20:10:41.73ID:yAxV2Pu5
金曜日の晩
オレは珍しく月曜の予習復習を終えてベッドに横たわって、まったり音楽とか聞いていた。
1枚CDを聞き終えて次のCDに替えようかとしたところで何処からともなく声が聞こえた。
(・・・キョン。・・・キョン、痛いよキョン)
誰の声かは直ぐにわかった。いつものハルヒのとんでも力だ。
状況もわかる。誰かは知らないがハルヒが始めてのセックスで痛がってるのだ。
(痛いよ・・・助けてよ・・・キョン。なんであんたじゃないのよぉ)
「やめろよハルヒ・・・やめてくれよ」
ハルヒに覆いかぶさる体重が感じられる。
キスをするのもされるのもわかる。
愛撫されるのも伝わってくる。
ハルヒは男を受け入れている。
無理やりじゃない。
嫌がってなんかいないんだ。
いつの間にかベッドの上に立っていたが、へなへなと腰を下ろす。
0442名無しさん@ピンキー2014/07/15(火) 20:13:31.02ID:yAxV2Pu5
今日はここまでです。
一週間後また書き込む予定です。
目指せ誰にでも喜ばれる痛さww
0443名無しさん@ピンキー2014/07/15(火) 21:28:31.52ID:rWGTKzZv
いくら過過疎なスレとはいえ、コテも付けず一週間も間を空けると勝手に続編書くバカが出てくるぞ
0444442の名無し2014/07/18(金) 09:37:20.18ID:/oDlBXEc
コテ付けました。
必要ならトリップも付けます。
>>443
サンクス。お礼っつー訳でもないけどできたとこ書き込んで行きます。
目指せ誰でも喜べるマイルドな痛さwww
0445名無しさん@ピンキー2014/07/18(金) 09:39:25.30ID:/oDlBXEc
なぜオレに伝える?
お前の処女を失ったところなんて知りたくもなかった。
誰でも良いなら他にも誰か適当な奴がいただろ。
いやオレはそんな事どうでもいいんだ。
相手は誰だ。ハルヒの野郎は誰に抱かれているんだ。
今も伝わるハルヒの苦痛。
それを誰がしてやがるんだ!
あいつの思いが伝わる。
オレのことが好きだって。愛しているんだって。
だったらなんでそこにいる。
誰か知らない男に抱かれている?
お前にとってオレって何なんだ。
ひたすら繋がり続けるハルヒの思念。
オレはそれを枕を被り布団も被ってひたすらやり過ごすことにした。


0446名無しさん@ピンキー2014/07/18(金) 09:41:41.35ID:/oDlBXEc
次の日
朝早く、みくるさんがきた。
みくるさん、オレの家知っていたんですね。
どうやら様子を見に来たようだ。春っぽくて明るい装いだ。
大丈夫ですか?・・・ってみくるさんの問に最悪ですよと布団を被ったまま答える。
「キョンくん・・・わたし、わたしね」
思いつめたような彼女の声色に布団から顔を出す、と。
みくるが布団ごとオレに覆いかぶさってきた。
「ごめんね、こんなの嫌だよね」
そしてトトトって感じで出て行ってしまった。
おっぱいデカかったな。
そんな事しか覚えていなかった。


あけて月曜日の教室
「おはよう」
窓側一番後ろの席にハルヒが座る。
窓の外をうつろに眺める。
オレの挨拶に一瞬表情を変えるも、さりげなく挨拶を返した。
だが、お前の仕打ちを忘れない。
何もかも覚えている。
お前の感触。お前の苦痛。
オレは忘れない。

その週オレはSOS団で腫れもののように扱われた。
(長門が案じて話しかけてきた時は正直ビビった)
思念体の総意なんだろうか?
よくわからん奴だ。
古泉は調査を担当している奴から聞いているであろうし、みくるさんは未来からの報告で知るだろう。長門に至っては言うに及ばずだ。あいつにはプライバシーはないのか。ハルヒがチョット憐れになった。
ともかく皆何があったのか知っているのだけはわかった。
0447名無しさん@ピンキー2014/07/18(金) 09:43:32.15ID:/oDlBXEc
その週オレはSOS団で腫れもののように扱われた。
(長門が案じて話しかけてきた時は正直ビビった)
思念体の総意なんだろうか?
よくわからん奴だ。
古泉は調査を担当している奴から聞いているであろうし、みくるさんは未来からの報告で知るだろう。長門に至っては言うに及ばずだ。あいつにはプライバシーはないのか。ハルヒがチョット憐れになった。
ともかく皆何があったのか知っているのだけはわかった。

また週末がきた。
寝る前に風呂に入ってきたオレに妹がじゃれついている。
どうもベッドでくつろいでいるのが面白くないようだ。丸くなって押し潰そうとしている。
しばらくして、ようやく一人になったオレは素直に寝ることにした。
ようやく学校から解放されたってのもあるか・・・。
ハルヒの事、SOS団の連中の事、あいつの相手が誰だって事。

そんなことを考えていると奴の感極まった感触が伝わってきた。
しつこい位の前戯でイキそうになっているあいつの全身の感触が伝わってくる。
無我夢中で口づけをかわす感触。相手の動作に一喜一憂している思い。相手に腕をまわして背中に爪を立てる感触まで何もかも。
歯ぎしりをして耐える。
(キョン・・・。キョン。なにかおかしいのキョン!)
最悪なことにハルヒの気持ちまで伝わってくる。
これが早く過ぎるのを待つ。
頂点をかけ登った後のけだるさ。やさしく男を撫でる仕草と受ける愛撫。やがて男が入ってくる。
しばらくしてハルヒの感触が消えた。
オレは居ても立ってもいられず、外へ出た。行く当てもなく家を飛び出した。ただ泣くために。
ハルヒはオレを求めている。それは間違いない。
だが現実はどうだ。
他の男に抱かれ、その悦びを知ってしまっている。
道化もいいところだ。
気が付けば頬を雫が濡らしていた。
川沿いのありふれた公園のベンチで叫びださずに涙を零していた。
0448名無しさん@ピンキー2014/07/18(金) 09:46:14.60ID:/oDlBXEc
誰かがオレに抱き付いている。
顔に触れる柔らかな感触。柑橘系のさわやかな香り。
何とか顔を上げれば、そこには上気したみくるさんがいた。
「ごめんね、ごめんね」
ただ、みくるさんがあやまっている。
ここまで走ってきたんだろう、息をはずませてオレを抱きしめている。
訳もわからず、為す術もなく、ただ彼女の柔らかさに酔っている。
しばらくそうしていたが気恥ずかしくなって身をはがし、「ありがとう。助かりました」と、礼を言う。
すると彼女は「それじゃ・・・」と顔を赤く染めて立ち去ってしまった。
オレが、キスぐらいしても、してくれてもよかったのに、と思うのは仕方がないことだろう。
落ち着きを取り戻して家に帰ったオレは、水を飲んで寝ることにした。
妹が忍び寄ってきたので一緒に寝た。


週が明けて月曜日
教室では谷口や国木田とは馬鹿な話を相変わらずしている
他の奴らとだって女子とだって、いつもどおりだ。
でもハルヒとは話すことがない。
たまに話をしても必要なことだけだ。それ以上話してこない以上ハルヒの精神状態をおもんばかる必要もない。
一部でオレ達の心配をしているのか、こちらをうかがう気配がした。
あいつとは別にSOS団へ行く。
古泉とボードゲームをしていると、「涼宮さんを追い詰めるような真似はしないでください」と声がした。
オレは視線を上げて古泉の顔を見る。頭を下げている。
部室でなかったなら、何をしたか知れたもんじゃない。
だから、「わかっている」と答えるしかなかった。
みくるさんが頬を染めつつお茶を入れてくれる。
オレは微笑んで感謝を伝えた。

夜になる
ふいにあいつとの感覚が一方的につながる。
相手がハルヒの弱いところを責めている。
あいつもそれに答えてはじめてセックスでイコウとしている。
追い詰めるためにスピードを上げる男。
背をのけぞらせて首を左右に振るハルヒが胸を握られた甘い痛みとともにイク。
程なくして男がハルヒの中に放つ。
ハルヒは我を忘れて男にしがみついた。
しばらくして、気だるさの中であいつは与えられる穏やかな愛撫に応じてそのまま求めた。
男が入ってきてあいつがそれを迎え入れる。
今度は直ぐに小さくイクのが伝わってくる。翻弄されるハルヒ。
オレは風呂に入っていた。
が、飛び出して今は道の真ん中でうずくまって耐えていた。

そんなことがこの週は毎晩つづいた。
0449名無しさん@ピンキー2014/07/18(金) 09:48:44.55ID:/oDlBXEc
金曜日
みくるがSOS団の帰り自分の部屋に誘ってくれた。
感覚の一方的な共有を恐れて辞退したが、押し切られてみくるの部屋にいる。
ごく普通の二間のアパートだがみくるの部屋と思うと違って思えた。
「ご飯作っちゃうから先にお風呂に入っていてね」
みくるさんがそういうなら風呂でも何でも入ります!って言うのは男として当然のことだろう。
部屋に入るなりお風呂に直行。みくるさん家の風呂で汗を流す。
みくるさんお手製のご飯を食べて辞去するが帰してくれない。互いの課題をかたずけようという。
その言葉に甘えているとあれがきた。
ハルヒが感極まった想いとか感覚をオレに伝えてくる。
身を丸くして堪えていると、みくるさんが口付けしてきた。
「キョン君、我慢しないでいいの。わたしのことならキョン君の思うとおりにして」
オレに膝枕してみくるさんがキスををしている。そのみくるさんの胸をはだける。
白い柔らかさをしばし堪能してまさぐる。その後はハルヒの感覚共有に振り回されて無我夢中だった。
ただひたすら、みくるさんが柔らかかったのを覚えている。
そのみくるさんが息も絶え絶えでしがみついてくる。
「もう・・・もう・・・だめなの。これ以上は許してぇ」
と泣いている。
初々しい乳首に口付けながら右手で秘所をまさぐって左手で抱き寄せて少しひんやりとしたみくるの肌を堪能する。
「ああぁぁぁっ!お願いしますぅ、もうだめなの、もうきてぇっ」
どうやらこの話し方は素みたいだ。みくるさん本当は何歳なんですか? 肌に触れれば震えてかえすし、みくるさんの弱そうなところをまさぐれば涙を浮かべて反応する。もう十分成熟した体をしているが、心がともなっていないように思う。
みくるさんをとことん追い詰めながらそんなことを考えていた。
いつの間にかハルヒに感覚は途切れていた。
「ありがとうございました。もう大丈夫ですよ」
いつの間にかオレは素っ裸になっていた。みくるさんも一糸まとわぬ姿でオレにしがみついて息を荒くしている。
「これ以上続ければ、みくるさんを絶対に自分のものにしてしまう」
みくるさんが半身をよじってオレを見る。表情を変えずに身を預けてくる。
深いキスと浅いキスを繰り返している。
身を動かすたびに大きいおっぱいととがった乳首が刺激してくる。
ああ、貴女に溺れそうです。
0450442の名無し2014/07/18(金) 09:52:34.05ID:/oDlBXEc
続きは来週書き込みます。
目指せ誰もが喜ぶやわらかな痛さwww
0451名無しさん@ピンキー2014/07/19(土) 13:21:25.48ID:JuWOCZ6f
過去あれほどの名作を生んだこのスレもここまで落ちぶれたか
0452名無しさん@ピンキー2014/07/22(火) 07:26:52.93ID:lrn9s/CK
ハルヒに感謝することがあるとすれば、感覚として感じる場所がわかることだろう。
まだ感じる場所と脳のリンクができていないみくるさん。物理的かつ強制的にリンクをつなげる。
彼女の両足首をつかむと肉芽に近づいてくちづける。
「キョン君もうやめて・・・ね、もういいから」
そういって逃げようとする。でも許してあげない。
じたじたと体を振って力なく暴れるのをかるく押えて、陰唇と肉芽を吸い取ってなめあげる。繰り返し、しつこいくらいに。
「また、くるのぉ。きちゃうのぉ!」
と、じたじたしてみくるさんは楽しませてくれた。
口での愛撫だけではなく、膜の合間から指1本をすべり込ませて中を(おそらくハルヒがすごく感じた辺り)蹂躙すると、
みくるさんが口をパクパクさせてもがいた。彼女から溢れたものが、股間を濡らしている。
「膣の中って実はあんまり感じる場所ってないですよね?」
とか関係ない薀蓄を言ってみる。
脱力しているみくるさん。性臭がしている。四肢をだらしなく投げ出している。
これならと己をみくるさんに入れるべくのしかかる。
「まだなにかするのぉ」
というみくるさんの勘違いした言葉。でも中に入ると、「んんっ!」って叫んでオレの胸に手を当てて軽く抵抗した。それも、
口付けしたり、おっぱいを吸ったり、脇を舐めたり香りをかいだり(みくるさんは恥じらって抵抗した)、髪に顔を寄せてその
質を楽しんだりして紛らわせた。オレがとんでもない快感にすぐにはてた後も、おっぱいや腰やお尻や太ももを撫でると身
を震わせて熱い息をしてくれた。
みくるさんが愛しい。

「岡部先生だと思う」
みくるさんが腕の中でささやく。ハルヒの相手のことだ。でもなんで今教えてくれるんだろう。
「ここ一週間くらいでどんどん未来に連絡が取り難くなってきて、とうとう今朝からどうやっても連絡が取れなくなったの」
上目づかいでこちらの様子をうかがっている。大丈夫わかってますよ、と言う代わりにお尻をポンポンはたいて先をうなが
すと、もうっと頬を膨らませるみくるさん。とっても可愛い。愛しさがインフレーションを起こしそうだ、じゃなくって次元断層
がもう一個できたってことか?
「連絡が取れなくなる前の情報を整理すると、むしろここが別の世界になるのが近いと思う」
でも、みくるさん禁則事項はいいのかい?そう言うとニコッと笑って
「連絡取れなくなっちゃいましたから」
と、話してくれた。
「ハルヒさんの相手は岡部先生だと思います。キョン君はそれを知ってハルヒさんなり岡部先生なりをどうかしますか?」
と問う。オレが裸のみくるさんを抱きしめると、彼女が腕の中で暴れた。
「今更ハルヒの事はいいよ。岡部も何かわけあってのことだろ?自分で何とかするさ。それよりみくるさん、連絡が取れない
ってお金とか保証人とか大丈夫なの?」
みくるさんは嬉しそうに笑うと、屈託なく話した。
「非常用にアパートを借りたり(ここがそうです!)お金も用意してましたから、しばらくは大丈夫です」
そしてオレの腕を取ると、花のような笑顔を見せた。
0453名無しさん@ピンキー2014/07/22(火) 07:28:39.82ID:lrn9s/CK
それから事あるごとにみくるさんを抱いた。
みくるさんは性行為でもすぐに感じるようになったし達することも覚えた。彼女はことのほか後戯がお気に入りだ。
彼女が要領を覚えてきたのか、それともオレが上手くなったのか、とても感じやすい身体になったようだ。
彼女とうまくいったのは周囲にも気取られるのか、谷口や国木田、はては阪中や瀬能といった女子にまで冷やか
されることになった。みくるさんも鶴屋さんには手を焼いているようだ。
SOS団でも生暖かく歓迎されている様子。
長門は情報統合思念体とうまく連絡がつかないのか心ここにあらずって感じだし、古泉は巨人が現れない=ハルヒ
が暴れない=機関が意味を失う訳を探っていてそれどころではない様子。でも一応は祝福してくれた。みくるさんと
付き合うのを二人ともそうですかって感じでながされたけど。
だけどハルヒとはその週は顔を合わせても話さなかったし、SOS団にも姿を見せなかった。
0454名無しさん@ピンキー2014/07/22(火) 07:30:16.54ID:lrn9s/CK
数日後のSOS団の部室
SOS団でみくるさんの入れてくれたお茶を飲みながら、野球盤の消える魔球の効果的運用方法を考察していると、
古泉が真面目に話しかけてきた。
どうやら、一応の調査が済んだようだ。
「あんな風にしていますが、涼宮さんは母性の極めて強い女性です」
知ってるよそんな事。と、淡々と話す古泉にオレは頷きを返した。
「涼宮さんは婚約者に去らられて落ち込んでいた岡部教諭に体育館で会いました。そこでどのような心境の変化が
あったかはわかりません。その週末のことです、岡部教諭に会いに彼の部屋を訪ねたのは。涼宮さんは、婚約者の
荷物をかたずける岡部教諭の姿を見て、何か感じたのでしょうね。そして彼に抱かれた」
心をえぐられるようだった。オレは全く折り合いなど付けていなかったことを知らされた。みくるさんがそれを見えない
ようにしてくれただけだった。
「我々はいつでも介入できたし、正直高をくくってもおりました。結果はごらんのとおりです。あなたには本当に申し訳
ないことをしました」
古泉は自嘲するように言った。
いつの間にかきていたみくるさんがオレの手を握った。それを見ていた古泉は言う。
「そうです、貴女が最後の枷を払ってしまったのですよ」
そう言うと古泉は冷笑を浮かべた。
みくるさんが手に力を込めて、だが下を向いて小さく力なく叫ぶ。
「これしかないんです。この時しかないんです」
古泉の冷笑がみくるさんの言葉を聞いて声を上げた笑いに変わる。
それでもみくるさんはオレの手を握るだけだった。
0455名無しさん@ピンキー2014/07/22(火) 07:32:12.12ID:lrn9s/CK
長門の部屋
おすすめだと言って長門が本を貸してくれた。例によってしおりに部屋で待ってる旨が書いてあった。
急いで長門のマンションまで行くと先客がいた。
「キョン君が一緒に呼ばれているとは思いませんでした」
みくるさんだ。
「別々に話すのは時間の無駄。一緒に話す」
長門はお茶を出すとちゃぶ台の向こう側で居住まいを正した。
「情報統合思念体との連絡が途切れた。多分存在そのものが消去された。これは連絡が途切れる前の情報」
と言って一枚の紙を取り出す。
そこには、あらゆる世界が太陽系を目指して小さくなっていることが記してあった。
「宇宙は風船みたいに均質で存在していない。それなのに太陽系の一点に向かってあらゆる世界が収縮している。
おそらくはその中心にいるのは涼宮ハルヒ」
オレとみくるさんは顔を見合わせる。
「だからみくるさんは未来と連絡が取れなくなったし、長門もその思念体と連絡ができないのか?」
長門がその情報に食いつく。
「朝比奈みくるも連絡できないのなら、この現象に説明がつく」
そういって思考の海に飛び込もうとする長門を食い止める。どうやら長門の中でこの事柄の体系が整ったようだ。
「じゃあ聞かせてもらおうか」
オレの言葉にうなずく長門。
0456名無しさん@ピンキー2014/07/22(火) 07:34:39.11ID:lrn9s/CK
「言っておくけど今から話すことは私の推論もだいぶ混ざっている。ここまでの事実の確認。
朝比奈みくるは未来と連絡ができない。情報統合思念体との連絡が途切れているし、たぶん
存在そのものが消去している。涼宮ハルヒに向かって世界が収縮している」
共通できる認識であったのでうなずく。これが重要・・と長門。
「涼宮ハルヒはあなた達が良い仲になったのを知っている」
みくるさんがなんで関係する?オレは即座に否定した。
「それは関係ないだろ!」
だが、長門は首を振った。
「事態が涼宮ハルヒの主観を中心として進行している以上これはとても重要」
断言する長門になぜか反論もせず、全てを受け入れるみくるさん。
「情報統合思念体は消滅し、未来とも隔絶した。そして世界は収縮に向かっている。これらは
この時空間の閉塞を意味していると思われる。涼宮ハルヒが何を望むのか。それによってこの
先は決定すると思う」
そして長門はオレを見た。
「私は対有機生命体コンタクト用ヒューマノイド・インターフェースとして作られている。ある程度、
人の感情というのものも理解できる。涼宮ハルヒが岡部教諭の部屋に行くのを阻止しなかった
結果、今に至っていると理解している。済まなかった」
あの長門が小さく頭を下げている。信じがたい光景だ。
「どうしようもなかったことだろ?良いんだ」
オレが長門を慰めると、彼女は首を横に振る。
「少なくとも2回目以降は阻止できた。でも情報統合思念体は涼宮ハルヒによる現状打破を望んだ。
それで私の情報を制限した。結果は失敗に終わったけれど」
長門が冷ややかに笑う。
「時空の閉塞は確定してしまっている。この状況をまねいた責任は情報統合思念体にある。それは
私と言っても良い。だから私は何もせず貴方達と涼宮ハルヒに全てを任せようと思う」
そう言うと長門は精気をなくしたかのように何事かを呟いてちゃぶ台の一点を見つめる。
「おい長門、長門」
オレは長門の肩をつかんで呼びかけたが無駄だった。
みくるさんがオレに手を添えて首を振る。
もう長門は何も答えないだろう。
だから、みくるさんの手を引いて外へ出た。
0457442の名無し2014/07/22(火) 07:39:11.83ID:lrn9s/CK
次で終わる予定です。
目指せ誰もが好む柔らかな痛みww
0461442の名無し2014/07/26(土) 05:46:48.91ID:f9HH48F0
モチベーション駄々下がり。
馬鹿にために書きたくねぇ。
0463名無しさん@ピンキー2014/07/26(土) 17:25:33.01ID:3ZbLJXRQ
だれもかいくれなんてたのんでないので
かかなくてけっこうです
0464442の名無し2014/07/26(土) 17:28:13.12ID:f9HH48F0
だれもかいくれなんてたのんでない
0467名無しさん@ピンキー2014/07/26(土) 21:53:47.02ID:Bt9b1WuJ
くそぶんしかかけないうえに
かまってちゃんとか
すくいようがねえなあ
0468442の名無し2014/07/27(日) 06:57:05.94ID:zO4tziB3
>>467
場末のチンピラでも、もう少し気の利いたこというよ・・・
0469名無しさん@ピンキー2014/07/27(日) 07:51:44.70ID:WCi0kV/2
>馬鹿にために

隔離学級だとこういう日本語もどき使うの?
0470442の名無し2014/07/27(日) 08:05:22.03ID:zO4tziB3
馬鹿を馬鹿だというと、ここでは差別を受けるんだ。
あまり隔離学級とか使わないほうが良いよ。
0471名無しさん@ピンキー2014/07/27(日) 08:19:08.56ID:WCi0kV/2
442みたいのが湧くから次スレから
障害児の投稿禁止を明文化した方がいいね

こういうのが性的迷惑行動で町の不審者となるんだろうな
0472442の名無し2014/07/27(日) 08:26:05.04ID:zO4tziB3
え?
オレ障害のある方になんかした?
おまけに性的異常行動者扱いですか・・・・
0473名無しさん@ピンキー2014/07/27(日) 19:24:12.90ID:1Y4uwg9S
SS書いてくれる人は人格識見豊かな神様だと思い込んでる人たちに見せつけたいスレ
0474442の名無し2014/07/27(日) 19:36:50.32ID:zO4tziB3
貴殿よりは人格も優れているでしょうし識見も豊かでしょうね。
0475名無しさん@ピンキー2014/07/27(日) 19:42:53.70ID:1Y4uwg9S
たしかに、0.00001は0.000001よりは優れているし豊かですよね
0476442の名無し2014/07/27(日) 20:10:42.75ID:zO4tziB3
いえいえ、こんなとこに、こんな訳で、こんな書き込みをする貴殿よりはまともってだけですよ。
0477名無しさん@ピンキー2014/07/27(日) 20:14:59.13ID:WCi0kV/2
で442のぼくは中学生?高校生?
それなりの歳の場合オツムの病気の可能性があるから病院をすすめたいのだか、
0478名無しさん@ピンキー2014/07/27(日) 20:16:07.55ID:1Y4uwg9S
たしかに、0.0000001は0.00000001よりはまともですよね
0479442の名無し2014/07/27(日) 20:21:48.98ID:zO4tziB3
次は個人の欠点を探し出てブラフを混ぜた個人攻撃。
そのような事をしちゃいけないって教わりませんでしたか?
0481442の名無し2014/07/27(日) 20:32:08.31ID:zO4tziB3
>>オツムの病気の可能性があるから病院をすすめたい
>>ぼく?
年齢に揶揄をこめた攻撃ですね。
0482442の名無し2014/07/27(日) 20:35:11.84ID:zO4tziB3
>>オツムの病気の可能性があるから病院をすすめたい
>>ぼく?
年齢を揶揄した攻撃ですね。
0483442の名無し2014/07/27(日) 20:36:20.70ID:zO4tziB3
>>オツムの病気の可能性があるから病院をすすめたい
>>ぼく?
年齢を揶揄した攻撃ですね。
0484名無しさん@ピンキー2014/07/27(日) 20:43:34.16ID:1Y4uwg9S
ID:WCi0kV/2もちょっとどうかと思ってたが、
>>481-483の被害妄想の激しさを見ると、さすがに俺もID:zO4tziB3に本気で病院勧めたくなってきた
最近はいい抗不安薬もあるらしいよ

面倒なので申し訳ないながら2人ともあぼーん

書いたご自分もびっくりするほどの名作はもちろん、
駄文だとは思うけれどしかし442のように原作をちゃんと読んでないような奴のとはさすがにマシだぞ、というSSまで、
投稿お待ちしております
0486名無しさん@ピンキー2014/07/28(月) 08:32:40.35ID:wjySdNj1
442さんのような異常性欲者が妄想を実行に移しませんように
0487名無しさん@ピンキー2014/07/31(木) 08:18:13.07ID:NligXgeR
キョンがみくるのことを朝比奈さんじゃなくてみくるさんって呼んでる所で駄文だと判断して読むのやめた
原作をちゃんと読んでから書けよカスVIPでやってろ
0488名無しさん@ピンキー2014/08/01(金) 18:38:23.91ID:kfT5JHjE
>>487
え?原作では「みくるちゃんとお呼び下さい」って言ってなかったっけ?
0489名無しさん@ピンキー2014/08/02(土) 22:03:18.16ID:t0ZnffSO
そう言われただけでキョンの方は驚愕に至るまで名字+さん付けで一貫してんな

まあ呼称があやふやなssなんてそう珍しくも無いだろ
所詮オナニーだしそんなピリピリせんでも
0490名無しさん@ピンキー2014/08/03(日) 02:43:41.59ID:7dlX5XBw
>>489
ただ口調や呼称がおかしいと醒める確率が高い。
文章しかない中、キャラの特徴として口調呼称が大袈裟に入れてあるのに
それがあやふやだと誰がしゃべってるかわからなくなる。
叙述トリックでわざと変える場合もあるけど。
0491名無しさん@ピンキー2014/08/03(日) 21:21:42.72ID:jpUEz6yG
あとは、ぷよの公認スピンオフ漫画や、キョン子ハルヒコみつるもののように、
そういう設定がされたその描き手独自の別次元世界だと、最初から読者に対し宣言されている場合。
よほどハマっていて面白い作品でない限り、キャラの私物化だと叩かれるだけで終わる。
0492名無しさん@ピンキー2014/08/04(月) 22:58:11.77ID:LPTsLzHu
物凄く久しぶりに来てみたら、これだけ過疎ってるのに、
相変わらずの書き手叩きの空気で安心したw

キャラの私物化なら、好き嫌い、良い悪いは別にして、
少し上の『変態佐々木シリーズ』さんも当てはまるんじゃね?と思うけど、
文章力がどうこう以前に、キャラ同士の呼び方とかは
SSを読んでて醒める原因になるから注意したほうがいいかも。
と、過去にここで叩かれて敗退した書き手が言ってみる。
懐かしすぎて泣きたくなってきた orz
0493名無しさん@ピンキー2014/08/06(水) 22:37:06.54ID:sE4XLRnt
そういや昔VIPで地の文無し、キャラ名無し、会話のみのSS見たな。
ハルヒだと主要メンバー全員口調に特徴あるから成立させやすいとはいえ、
なかなか良く出来たSSだった。
0494名無しさん@ピンキー2014/08/08(金) 14:51:34.34ID:/oJZAulE
読書感想文でさえろくにかけないからSSをかけるだけでもうらやましいけどな
原作の雰囲気を再現できるのかが大事なのは当然だけどさ
0495長門有希の放尿遊戯2014/08/16(土) 00:11:15.04ID:krzDwFsg
最近、長門が新しい技を編み出してからアナルセックスの回数が増えてきた。
お互い抱き合いディープキスをする。
舌を絡め、お互いの口内をねぶり合う。
いつも思うのだが、長門は美少女だ。
整った顔立ちで吸い込まれるような瞳、肌は白く透明感に溢れ傷シミ一つ無い。
小柄で華奢な体つきは守ってやりたい感じだ。
首筋から鎖骨のライン綺麗で、胸は小さいが形はよく、
細いウエストからなだらかにつながる腰のラインも美しい。
細い手足も決して痩せすぎているわけでもなく可憐な印象をあたえる。
長門とはとにかくヤリまくりヤラれまくりの関係だが
こいつが可愛いことを意識してしまうと更に興奮する。
そんな美少女はキスしながら器用に俺のズボンのチャックを下ろし、ペニスつまみ出す。
長門の細い指が股間をまさぐると電撃のような快感が走り思わず腰が引ける。
そしてふにふにと棒や玉を揉みだすとたちまちフル勃起になる。
お返しに長門のスカートに手を入れると案の定ノーパンで、
内腿は既に溢れた愛液でベトベトになっている。

べとついた内腿を撫で上げ、そのまま上の方へ指を伸ばし長門のクリトリスを摘む。
長門の荒い鼻息が頬に当たる。
仕返しか、先走りが滲んできた亀頭を摘み捏ねくり始める長門。
俺も負けじとクリトリスを男のオナニーの時のようにしごき上げる。
サービスとして長門の大好物である尿道口に指をねじ込むようにほじってやると
フル勃起クリトリスが完成した。
さらに優しく頂点をさすってやると急に突き放された。
イキかけたのだろう。
「準備完了。時間が惜しい」
「ああ。頼む」
こくん、と頷くと長門は校舎の壁に手をつき、お尻を突き出す。
立ちバックってやつだ。
0496長門有希の放尿遊戯2014/08/16(土) 00:12:19.87ID:krzDwFsg
色々限界を超えてしまった俺と長門はとうとう学校でいたす事が日常となっていた。
ある日の昼休みに便所の前で偶然か待ち伏せしていたのか長門と出会い、
そのまま目配せ、校舎の裏へ …… とまぁ自然な流れだ。そう、あくまで自然な。

足を肩幅より広めのガニ股気味に開くとオマンコの口が軽く開いて愛液が糸を引きながら落ちていく。
制服のまま、スカートを履いたままという光景がすごくエロい!
こんな光景を見ることが出来るとはちょっと前まで想像できなかった。
……いや、嘘だな。ズリネタで長門やハルヒ、朝比奈さんをバックで並べてた。
実現するとは思わなかった、が正解だ。

アナルセックスの前にお約束として前の穴に挿入する。
息子に愛液をたっぷり絡ませないとお互い痛い事になる。
ズブズブとドロドロになった熱い長門の奥に進め、
子宮口に亀頭を押し当てるとぐっ、ぐっとペニスが絞められる。
いっそこのまま射精しても……とも思うが後回しだ。

亀頭で愛液をすくい、長門の小さくすぼまったアナルに塗りつける。
十分濡らすと
「ん、」
アナルが内側から広がり始める。
菊の蕾とかよく聞くが本当に花が咲くようだ。
キバるとこういう動きになるらしいが長門にはあえて確認していない。
小便の方はいろんなポーズで見せたがるが大便は一貫して嫌がる。
まあ俺もそっちは遠慮したい。
0497長門有希の放尿遊戯2014/08/16(土) 00:13:23.23ID:krzDwFsg
薄紫の小さな蕾から真っ赤な満開となった長門の尻穴に一気に根本まで挿入。
するとさらにペニスが奥に引き込まれる。
俺のチンポを咥えたまま咲いていたアナルがもとに戻り、
「うおっ」
「んふ、!」
直腸の奥、結腸に俺の亀頭が吸い込まれた。
長門もたまらず息を漏らす。
亀頭が柔らかい結腸の膜に包み込まれ
蠢く長門の内蔵で柔らかく締められ擦られる。
腰が抜けそうになり長門の背中にしがみつく。
その間もノンストップで結腸亀頭責めが続き、
「な、長門ぉ、」
ドクンドクンッ!!
思わず情けない声とともに射精してしまった。まさに瞬殺!
長門が身動ぎするたびに亀頭に快感が走り腸内にザーメンを発射してしまう。
膣で締められるでもなく舌で舐め回されるのでもなく
熱くぬめった柔らかいビロードが亀頭を撫で回す。柔らかいのに強烈な刺激だ。
もう長門以外とは誰とやっても満足できないかもしれない。
キンタマに宿るナノマシンが無かったら1回イッた後、小便を漏らして終わりだろうが
今は何度でも出せる状態だから快楽も青天井だ。
快感に耐えるため長門を強く抱き寄せペニスを奥へ奥へと押し付ける。
抱き寄せた結果長門のうなじに顔をうずめる格好となり、そこに女の子の匂いを感じてしまう。
その興奮がダイレクトに股間に伝わった結果、
「うっ」
ビュッビュッ!!
絶え間ない射精天国、いや地獄なのか?
萎えかけるペニスはベタつく腸液で直腸に絡まり引き止められたまま。
キュッキュと亀頭を拭き上げようとする結腸の動きで再び勃起を回復する。
俺はなすすべなく行き止まりのない結腸内に精液を放出させる。
0498長門有希の放尿遊戯2014/08/16(土) 00:14:45.96ID:krzDwFsg
長門も結構感じているようで全身に汗が滲んでいる。
制服の腹の方から左手を入れ、ブラの間に指を滑りこませ乳首を挟む。
コロコロと転がすとだんだん勃ってくる
右手は既に勃っているクリトリスをすりあげてやる。
いつも通り小便を我慢してる長門は必死に締める。
さっきはガニ股だっが今は極端な内股になっているのがまた女の子っぽくて良い。
女は小便を途中で止める事ができない、とは聞いたことがあるし
それが本当の話か一部の女だけなのかよくわからないが、
長門は途中で止められないタイプだ。
長門の部屋ならガニ股を続けさせ、失禁に追い込むのだが
さすがに今はまずい。お互いびちょびちょになってしまう。

やはり本人には言えないがおそらく長門は排便し続けている快楽を感じているんだろう、
時々震え、つまりイッて、俺の亀頭を刺激して射精させる。
もっと続けていたい反面、別の限界が来たのでフィニッシュに向かう。
「長門、そろそろ、」
「んっ」
長門がきばり始める。しかし俺は長門をがっちりホールドしてびくともしない。
びくともしないが腸は激しく蠢きまた射精をさせるが射精後も亀頭を刺激し続ける。
腰が抜けそうになって長門の背中にしがみつき
シャーーーーー……
俺は朝から長門のために貯めていた小便を排泄する。
長門にしつけられたせいか、だんだん長門の中に小便をするのに抵抗がなくなってきた。
むしろ長門の中に小便をしたい。最高の小便器だ。
長々と小便を続けるとペニスに絡みつく腸液が洗い流され、
チンポが長門の腸内から押し出される。
0499長門有希の放尿遊戯2014/08/16(土) 00:16:10.30ID:krzDwFsg
「ふぅ、」
さすがに疲れたのでしゃがみ込むとちょうどいい位置に長門の股間が来た。
というか長門のマンコを眺めるためにしゃがんだとも言う。眼福眼福。
さっきまで俺を咥えこんでいたアナルは若干充血し腫れている。
そしてお預けを食らっていたマンコはパクパクと大量の真っ白な本気汁を吐き出している。
たちまち復活する俺。やっぱ長門はエロい!
長門のマンコに突っ込みたい!
が、次は長門の番だ。
いそいそとスカートをたくし上げ、腰を突き出しマンコを広げる長門。
尿道口が剥き出しになり粘液が糸を引いて垂れていく。
「あ、」
ジョボボボボボ!!
小さな穴から想像以上に太く力強い水流が生まれ、
1mほど飛んでコンクリート塀をどんどん濡らしていく。
「どう、上手くできてる?」
「ああ、女のくせに長門は俺より立ちションが得意だな。
 男でもあんな高さまで小便かけられないぞ」
着弾点は長門の尿道口の高さどころか俺の肩の高さくらいだ。
「いっぱい我慢してたんだな。ちゃんと見ててやるよ」
尿道口の下の口がキュッと一瞬締り、また緩むとだらりと白い涎を垂らす。
長門は視姦されるのも好物であり、こうやって放尿観察しているだけでもたまにイッてしまう。
だんだんMの気や露出癖が強くなってきたような。
やがて尿の勢いが弱くなり尿か何かわからない液がボタボタと長門の足元に落ち始める頃、
昼休み終了の予鈴が聞こえてきた。
「また部室でな」
「わかった」
0500長門有希の放尿遊戯2014/08/16(土) 00:17:32.72ID:krzDwFsg
彼が足早に教室へと戻っていく。
密会している事が知れ渡るのは良くないので少し時間を開ける。
ギリギリ教室に戻れるタイミングだとあと、

「有希!」


!!


涼宮ハルヒ。
血の気が引くとはまさにこのことだ。
油断した。調子に乗りすぎた。


終わった。
彼と関係を持ったことがバレた。一巻の終わりだ。


「ちょっと有希!? 驚かせたのは悪かったけど漏らすほど!?」
指摘され気づく。失禁。
恐怖のあまり漏らしてしまったよう。
「ごめんって! 大丈夫!?
 もー、でもどうせならちゃんとパンツ脱いで恐怖失禁する瞬間を見せてよね!」





「それにしてもまさか学校でおしっこ遊びなんて有希も大胆になったわね。
 見つかるの怖くないわけ? あと、あたしも混ぜなさいよ!」
0501長門有希の放尿遊戯2014/08/16(土) 00:18:43.33ID:krzDwFsg
バレていない!!
涼宮ハルヒはわたしが屋外放尿で一人遊びしていると勘違いしている!
「へぇ、結構飛ばしたわね。あたしも挑戦!」
躊躇なく彼女は下着を脱ぎ、その場でY字バランスを取った。
「あ、駄目!! このポーズは角度が合わない!」
体と股間を色々調整しながら辺りに尿をばらまいていく姿も見て少し安堵できた。
「普通に立ち小便の形のほうが尿道口の角度を調整しやすい」
動揺を抑えつつ数分前、彼に披露した下品な立ちションポーズをとる。
「うんうん、で?」
「実演は無理。さっきの失禁で膀胱は空になった」
「むー」
彼がわたしの中に漏らした白いおしっこと黄色いおしっこは
まだ腸内から吸収しきっていない。
腎臓が水分過多を感知して排出に動くまでまだ時間がかかる。
それにしても彼の精液が全て腸内に射精されていて助かった。
膣内射精だとどうしてもこぼしてしまう。


渋る彼女を強引に連れなんとか教室に戻ってくる。
次はあたしも参加するわよ、と彼女は高らかに宣言して隣の教室に入っていく。
そろそろこの楽しみも潮時だろう。さすがに堪えた。
ずっと温めていたプランを明日の土曜日に決行する。

……でも。

色々思うところはある。
とりあえずは授業を受け、急速に高まってきた尿意を愉しむ事にしよう。
0502長門有希の放尿遊戯2014/08/16(土) 00:20:06.97ID:krzDwFsg
「で、ハルヒは旅行に行ったと」
「そう」

通常ならSOS団の活動がある土曜日、今日は涼宮ハルヒの家の事情で休みとなっていて
わたしは朝から対面座位で彼の陰茎を咥え込んでいる。
涼宮ハルヒがわたしを襲った事件。
それは家族旅行で失禁に追い込まれ、尿意の快楽に目覚めたから。
ならばその記憶を封印し、問題なく旅行を終わらせて記憶を上書いてしまえば良い。
「そんなに単純なものなのか?」
「単純であればこそ効果的」
子宮口が尿道口にキスをせがむ。
「あと朝比奈さんや古泉たちがうるさいんじゃ、うっ」
勢い良くやって来た彼の精子たちをわたしの秘密の部屋にご案内。
奥でわたしの卵子が待っているから。
官能小説はいい。語彙が増えてわたしを昂ぶらせる。
「彼らは静観している。
 朝比奈みくるにとって個人的な感情はともかく、涼宮ハルヒが淫乱であってもなんの問題もない。
 古泉一樹らに関しては涼宮ハルヒの感情のゆらぎが抑えられれば良い結果となる。
 情報統、ぃ!」
変な声が出た。射精しても衰えない彼の亀頭が再び子宮口を突き始めた。
程よく大きくなってきた膀胱が揺らされ尿意が膨らむ。
その甘い痺れが膣に伝わりわたしの女性の部分が悦び出す。
「じ、情報統合思念体としては良いサンプルパターンを取得できたので文句は、な、い、」
彼はわたしを上下に揺さぶる。
膣内を、Gスポットをカリ首が引っ掻き括約筋をどんどん緩める。
次はわたしが絶頂する番。
「長門、どっちでイクんだ?」
切羽詰まったわたしに彼が問うが子宮が痙攣してきた。答える余裕がない、
わたしは快楽で力の入った全身を無理やり脱力させ彼にもたれかかる。
彼の陰茎を、亀頭を、カリ首を無抵抗で受け入れた瞬間
「イク!!! お漏らしイキ、する!!」
0503長門有希の放尿遊戯2014/08/16(土) 00:21:43.58ID:krzDwFsg
通常イク場合全身に力が入るがそれでも力を抜くと
イッている最中にも続きで快楽を受けてさらにイクことになる。
おしっこを貯めておけば勝手に失禁してさらに快楽の上乗せがある。
イキながらお漏らしという通常ではありえない組み合わせでわたしの意識は朦朧となってきた。
彼の下腹部にぶちまけた熱いおしっこが彼の射精を促しまた子宮内に精液がひっかけられる。
新たな精子に歓喜した女性器はおかわりを要求して痙攣の形で彼の亀頭に媚びへつらう
わたしの膣の奉仕に満足した彼の陰茎はご褒美のミルクを再び子宮へ口移し。
絶頂の連鎖を力まず全身で受け止め快楽のまま意識が消えていった。

「おーい、生きてるか?」
何分、何十分たったのだろう。ようやく気がついた。
「…… お漏らしイキは気持ちよすぎるのが難点」
布団に寝かされている事に気づく。
『しゅきしゅきホールド』なら回数が楽しめたはずだが
『お漏らしイキ』の濃い快楽も好ましい。
……『しゅきしゅきホールド』という少し馬鹿げたネーミングが実は気に入っている。

「じゃあ休憩中に聞きたいことがある。長門の作戦がうまく行ったとして
 うまく行った、とわかるのか?それに俺とお前の関係とかどうなる?
 世界は変わるのか?」
「変わらない、と思う。
 何故なら彼女の能力の発露はわたしの禁欲リミッターを外しただけだから。
 だから作戦が成功した時の事象は彼女の記憶が上書き消去されて
 わたしをレイプしたことを忘れ、わたしのリミッターを戻すことになる。
 そしてわたしはもうリミッターをかけるつもりはない」
「つまり……」
「わたしはセフレを失うつもりはない」
彼が覆いかぶさりキス。敏感になった膣に再び陰茎が差し込まれる。
彼の背中に脚を絡ませ抱きつく。今度は『しゅきしゅきホールド』深く繋がろう。
……時空震が来た。
わたしの禁欲リミッターは快楽を貪っている最中の女性器にはかからない。



「長門?」
0504長門有希の放尿遊戯2014/08/16(土) 00:23:12.12ID:krzDwFsg
うう、みんな車を使い過ぎなのよ。


女子トイレは長蛇の列、男子トイレにまでオバちゃんの列が溢れてる。
男子トイレに入るのはちょっとプライドと恥じらいが許さないわね。
……でもちょっと興味あるかな。
でも男ってズルいわよ! おしっこするのってチンチン出すだけでしょ!
ポロって出すだけじゃない!
ってそんなの後よ!
おしっこ! 男じゃなくてあたしのオシッコ!!
まずいわ、マズすぎる!! こんなに待ってたら漏れちゃう!!

トイレの建物と裏山の間が少し空いてるのを見つけ急いで入る。
ちょうど人一人が通れるだけの隙間。
人の気配もない、チャンス! っていうか限界!!
スカートを捲って、パンツをおろす。
間に合った!!
おしっこをしたというより漏らしたけどパンツをおろすのが間に合ったって感じ。
でも勝利は勝利。あたしの勝ちよ!

心地いいおしっこに一息ついた瞬間、血の気が引く。
目の前に男の子。
小学校高学年か中学生くらいの子が奥から出てきた。
固まるあたしと男の子。シャーーっていうおしっこの音だけが響く。
「ご、ごめんなさい」
恥ずかしそうに謝る男の子は目を逸らしながらもあたしの股間にチラチラ目を向ける。

………
………………………
………………………………!
あたしの中のなにかが吹っ切れた!!
0505長門有希の放尿遊戯2014/08/16(土) 00:25:04.37ID:krzDwFsg
「ごめんね、ここであたしがおしっこしてるから通れないのね」
全力で股間に力を入れておしっこを止める。
「君もトイレが混んでたから立ちションしに来たの?」
「う、うん」
もうちょい、もうちょいで止まる。
「そう、困るよね。男の子でも立ちションしなきゃいけないくらいなのね。
 あたしも我慢できなくてここでおしっこしてたんだけど」
なんとかおしっこの栓を閉じきった。まだ半分も出てない。
「ねえ、お姉ちゃんおしっこしたいからちょっと見張っててくれない?」
強引に奥の方に少年を連れ込む。子供が一人でサービスエリアに来るわけない。急がないと。
あたしの膀胱もキュンキュン言ってて限界!
「ごめんね」
「いえ、いいです……」
こっちに背を向けて外を見張る、素直で礼儀ただしい子ね。よしサービス多めにしないと。
、、と。よし!
「あ、そっちじゃなくてこっちを見張って欲しいの」
「え? えぇぇっ!!!」
そりゃびっくりしちゃうか。
あたしはY字バランスの要領で右足を頭の上まであげた後にトイレの外壁に足をつけた格好。
一直線になった股の中心はパンツを履いていない剥き出し状態!
「お姉ちゃんのおしっこ、しっかり見張ってて!」
シャーー!
おしっこを再開、気持ちいい!
ビラに当って撒き散らさないように指で広げてるから
おしっこの穴もアソコの穴もバッチリ見えてるはず。
しまったな、陰毛が邪魔かも。剃っちゃおうかしら。有希は生えてないから羨ましいわ。
フフッ、勃起しちゃってる。良く見ておくのよ!
その間もあたしのおしっこは終わらない。
流れ出る水たまりが男の子の足元に届く。
「あ、ごめん! 靴汚れちゃったわね」
い、いぇ、と小さく答える。ちょっと刺激が強かったかな?
そうこうしているとおしっこが終わった。
「ごめんね、そうだ! ちょっと待って!」
有無を言わせず男の子を待たせ、急いでパンツをティッシュがわりに雫を拭き、
ついでに少し溢れた愛液を拭う。
「このパンティあげるから靴を拭いてね。別のことに使ってもいいわよ」
強引に男の子の手にパンツを持たせ
「あとお姉ちゃんのおしっこ見たことはことはナイショよ! じゃあね!」
そのまま立ち去る。
ウフフ、あの子はムラムラしてるはず。間違いなくあたしのパンツでオナニーするわね。
しまった、写メを撮らせても良かったかしら。
動画でおしっこを撮らさせてあげても良かったかな。
よし、帰ったら有希と一緒にヤろう!!
0506長門有希の放尿遊戯2014/08/16(土) 00:28:53.23ID:krzDwFsg
一応完。
また気が向いたら続きか違うの投下します。
0508名無しさん@ピンキー2014/08/19(火) 10:11:20.03ID:HZFAWhk2
乙。超エロかった。
続きのショタ食い物もお願いしたい。
0509名無しさん@ピンキー2014/08/19(火) 16:43:27.62ID:5k851Bf5
こんなバカ(褒め言葉)な書き手様がおられる限りは、この板もこのスレは安泰ですね。
まあ俺にはそういう趣味は無いから読んで気持ち悪いだけだけど。
0513名無しさん@ピンキー2014/09/15(月) 19:49:22.13ID:9OlLeXqZ
キミドリさんの日々。右手がキミドリさんになる
ホスト部ハルヒ。ハルヒがホスト部に入部
長え門。ロボット長え門と同居する
0515名無しさん@ピンキー2014/09/22(月) 01:43:00.82ID:IEZTBI7w
ハルヒのロングヘアだったころの姿で逆レイプされて髪コキで犯されたい
0516名無しさん@ピンキー2014/11/02(日) 21:32:16.70ID:ja86NHKk
竿役
ハルヒ:キョン
学校:佳由季、宮野、神田
イージス:秀明
ボクセカ:巽
0519名無しさん@ピンキー2014/12/25(木) 18:39:03.60ID:/VcsQif6
クリスマス
0520名無しさん@ピンキー2014/12/31(水) 13:22:16.47ID:yJP70Htt
 サタンをいつまで信じていたかなんてことは
 たわいもない世間話にもならないくらいの
 どうでもいい話だが
 それでも、俺がいつまでサタンなんていう
 想像上の山羊尾おじいさんを信じていたかというと 俺は確信をもって言えるが、
 最初から信じてなどいなかった。 幼稚園のクリスマスイベントに現れたサタンはニセサタンだと理解してたし、おふくろがサタンにキスをしているところを
目撃したわけではないのに、
 地獄を管理するいじじぃの存在を疑っていた
 賢(さか)しい俺なのだが、
 はてさて、宇宙人や未来人や幽霊や妖怪や超能力者や
 悪の組織やそれらと戦うアニメ的、特撮的、漫画的 ヒーローたちがこの世に存在しないと
 気づいたのは相当後になってからだった。
 いや、本当は築いていたのだ。
 ただ、築きたくなかっただけなのだ。
 俺は心の底から宇宙人や未来人や幽霊や妖怪や超能力者や
 悪の組織が目の前にふらりと出てきてくれることを望んでいたのだ。
 しかし、現実てのは意外と厳しい
 世界の物理法則がよくできていることに感心しつつ
 いつしか、俺はテレビのUFO特番や心霊特集を
 そう熱心に見なくなっていた。
 宇宙人、未来人、超能力者、そんなのいるわけねぇ
 でも、ちょっといてほしいみたいな
 最大公約数的なことを考えるくらいにまで俺は成長したのさ。
 中学を卒業するころには
 俺はそんながきな夢を見ることからも卒業して この世の普通さにも慣れていた。
 俺は大した考えも無く高校生になり、
 涼宮ハルヒと出会った。        
0521今流行りの異世界とやらに行ってみた2015/01/15(木) 23:18:08.16ID:+HsS4cXr
佐々木スレの住人です。
書いたら18禁に踏み込んでしまいましたのでお借りします。

主要キャラは佐々木さんとキョンしか出てきませんが
佐々木さんがひどい目にあります。
タイトル通りの異世界ものです。
やることやってますがエロ描写は多くありません。
0522今流行りの異世界とやらに行ってみた2015/01/15(木) 23:18:48.30ID:+HsS4cXr
おかしい。
俺はさっきまで、自宅の自室で勉強をしていたはずだ。
それがなぜ、見慣れない草原でこう立ち尽くしているのだろう。
先ほどまでの自分が夢でも幻でもなかったことは、俺が手にしたままのBOSSの缶コーヒーが物語っている。
周囲の状況は、どう楽観的に見ても周囲50kmに自動販売機の一つも無さそうだ。
「ここは……、一体どこだ?」
「僕に聞かれても、何が何だか……」
隣から聞こえる声に一安心する。
そうだ、俺はさっきまで佐々木と一緒に勉強……もとい、佐々木に勉強を見て貰っていたのだ。
そろそろ俺の受験に対する危機意識も本格化というか切羽詰まってきた冬のことである。
窓の外は小雪がちらついていたはずだ。
だが、今俺の目の前に広がっている草原の景色は、概ね初秋といったところだろうか。
ススキくらいの高さながらまったく似ていない形の植物の黄色くなり始めた穂が風にそよいでいる。
草原とは言っても平坦ではなく、緩やかな丘が左右に連なった谷のようなところだ。
もちろん、こんな景色にまったく覚えはない。
待て待て、よおく思い出せ。
つい1分30秒ほど前、俺は一体何がどうしてこうなった。
確か、俺の部屋の中央に置いたちゃぶ台……テーブルではない、ちゃぶ台だ……の上に俺の参考書と問題集が広げられていて、
俺は聡明なる同級生から自分の理解の欠落点をやんわりと解説頂いていたところであり、
間違った回答を消そうとして消しゴムを手に取ったらそれがちゃぶ台から落ち、
まったくもってベタなことに、俺と佐々木が同時にそれを手に取ろうとして
……うむ、間違って佐々木の手を掴んでしまったのであった。
俺と佐々木が接触したら世界が変わった。
どうやらこれが結論のようだ。
待て俺。
いくらなんでもそんなことがあるものか。
多少なりとも性別の違いから来る遠慮から、男子同級生に接するときと違って佐々木の身体に触れないように気を使ってはいたが、
それでも自転車の後ろに乗せるときや、日々の暮らしの折に触れて、隣にいるこいつの腕や肩に触ってしまうことは何度かあった。
手相を見るとか言って、佐々木に手を取られたこともあったはずだ。
俺と佐々木が接触して世界が変わるというのならばとっくの昔に世界は大改変されていなければならない。
しかし、
「どうやら、君と僕が接触したことでなんらかの異変が起きた、と考えるしかないようだね」
タイミングからしても、佐々木と同じ結論にしか至らないのであった。
佐々木は、俺が間違って握ってしまった右手首を、左手の人差し指で確かめるようになぞっている。
「異変が起きたのは、俺たちか?世界か?」
「必要とするエネルギーを考えると、世界が改変されたと推測するよりも、
 僕達がテレポートしたと考える方が現実的だろうね」
既に事態は十分に非現実的な気がするが、それでも佐々木の言わんとすることはわかる。
世界を変えるのであれば世界全てに作用する膨大なエネルギーが必要となるが、
俺たちだけがワープとかテレポートとかワームホール転移したとかであれば、
俺たちの身体が移転するだけのエネルギーで済む。
それでも無茶な話だ。
俺に手を掴まれたことが、佐々木にとっては世界から逃げ出したくなるほど嫌な事態だったのだろうか。
それならそれで、飛ばされるのは俺一人になるはずだが。
と、既にここで俺の思考回路はこの出鱈目な事態を前提として動いていた。
人間、驚愕も度が過ぎると精神が麻痺するのだな。
0523今流行の異世界とやらに行ってみた2015/01/15(木) 23:19:56.10ID:+HsS4cXr
「で、ここはどこだと思う?」
「大変遺憾ながら、少なくとも日本国内である可能性はかなり低いと思う」
「その根拠は?」
「ここに生えている植物群にまったく見覚えが無いからだよ。
 これでもそれなりに野草の知識くらいはある。
 日本国内でこれほどの群生が観測される植物ならばまったく見覚えが無いということはないはずなんだ。
 それに、今は12月の初頭だというのに、この植物群は実りがはじまったばかりのようだ。
 そうすると日本よりも幾分温暖な地域ということになる」
ステップ気候とか、温暖湿潤気候とか言った受験知識を頭から引っ張り出す。
なるほど、その辺に該当する地域というと、南アジアか地中海あたりになってしまうのか。
パスポートも無しにずいぶんすっ飛んだものだ。
はたして日本大使館までたどり着けるのか、俺たちは。
そしてよしんば大使館まで着いたとして、日本の兵庫県に在住する中学生であるということをどうやったら信じてもらえるのだろうか。
と、このときはまだ絶望的とはいっても、いくぶん生やさしく考えていた。
「とにかく、歩いてみるしかないな。せめて英語くらいは通じる人間に合わないと」
こんなことならばもっと英語を勉強しておくんだったと思っても後の祭りだ。
「……そうだね。そしてキョン、もしかしたら事態は僕が思っているよりも深刻かも知れないよ」
佐々木が深刻そうな顔で、自分の足元を見つめている。
何を見ているのか、言われて気づいた。
草を踏みしめている俺の足元だ。
いつも登下校の際に使っているスニーカーを履いているから違和感はない。
………………いや、おかしいだろう。
考えてみたら、さっきまで室内にいたのだかか、靴なんぞ履いていなかったはずなのに。
あてがあるわけではないが、緩やかに丘を下ることになった。
さすがに山の上よりは、沢もありそうな方向の方が人家に遭遇できる可能性が高いからだ。
いくら俺でもそれくらいならば佐々木に解説されなくてもなんとか理解できる。
丈の高い草もあるので、俺が先に立って掻き分けていく。
なんとなく、手放せなくてBOSSの缶は無理矢理胸ポケットに押し込んでいた。
ゴミ箱も無い草原が続く中にポイ捨てするのは、道義的にどうかと思ったからだ。
「キョン、それは捨てずに持って置いた方が良い」
しかし、佐々木の深刻な顔は、単に道義的なものではない気配を感じさせた。
しばらく下っていくと、草原から木々が増えてきた。
その頃には、俺もようやく事態の深刻さを理解し始めて来た。
とにかく、食料と水が無いのだ。
人家が見あたらなければ補給はかなり厳しくなる。
しかし、これが仮にネパールやブータンなどの奥地だった場合、今晩中に人家に遭遇できる可能性はかなり低い。
「佐々木、水の流れる音が聞こえて来る気配はあるか?」
「同じことを考えていたようだね、キョン。正直言って僕も喉が渇いてきたよ。
 まず人家より先に川を探さないといけないようだね」
まったく、人家も見あたらない中で隣にいるのがこいつであるということがどれほど頼もしいことか。
ともあれ新しいことができるわけでもない。
川を探すなら必然的に低い方へと向かうことになる。
山で迷った時は尾根を歩け、というのが鉄則らしいが、迷ったも何もそれ以前の段階なのでとにかく水だ。
二時間ほど下りに下ったところで、ようやくに滝のような音が聞こえてきた。
その頃には既に周囲は林を通り越して広葉樹の原生林に近くなっていたが、
とにかく水の音が聞こえたときの佐々木の喜んだ顔は、なかなかに忘れがたいものだった。
小枝を蹴飛ばし、蔦を掻き分けてたどり着いた川は、小石の多い河原の向こうに、幸いにも見た目には澄んだ清流として確かに存在していた。
幅は5メートルほど、深さはまちまちだが所々深みもありそうだ。
しかしなによりもまず問題は、飲める水かどうかだ。
「俺がまず飲んでみる」
「この環境での君の配慮は嬉しいが、これが飲めなければ僕も干上がってしまうよ。
 二人揃って飲もうじゃないか」
それでは、下手をすれば死ぬのも一緒ということになるんだぞ。
と、口に出すのは躊躇われた。佐々木がそのことをわかっていないはずがないからだ。
「銅イオンで緑めいているわけでもないからね、多分大丈夫だよ」
気休めよりは大分心強い言葉だった。
0524今流行の異世界とやらに行ってみた2015/01/15(木) 23:20:35.97ID:+HsS4cXr
二人揃って清流に手を差し入れてすくい上げる。
ひんやりと冷たい水は、おそらく飲めるだろうとなんとなく確信が持てたので、それ以上躊躇せずに口に含んだ。
「こいつは……」
「……甘露、というべきかね。正直言って、こんなにも美味しい水は飲んだことが無かったよ」
同じ感想だった。
今まで飲んだ水の中で一番美味かったのは六甲山に登って飲んだ湧き水だったが、それが問題にならないくらい美味い水だった。
思わず二度三度と掬って喉と身体を潤す。
ようやくに一息ついて、次の問題に目を向ける前に……
「済まん、佐々木。ちょっと席を外す」
「ああ、そうだね。のんびりしてくるといい」
まさかトイレがあるわけでもないので、仕方がない。
河川敷から少し山肌を登り、佐々木から十分離れたところで用を足す。
こんなことをやらかすのは小学生の頃以来だが、不思議と背徳感は無かった。
言われた通り、少し時間を掛けておくべきだろう。
考えてみたら、男はいいんだが女は大丈夫なのだろうか。
ポケットティッシュはポケットに一袋入っていたが、今後のことを考えるとほいほい使ってしまうわけにはいかない。
不本意だが、そこら辺の草の葉の世話になることになりそうだ。
そんなことを考えながら木々を見渡すと、いくつかの木にはドングリの遠い親戚と言えなくもなさそうな形の実や、
こぶし大の赤い実など、果実らしいものが成っているものがある。
それを見ていると、次の問題を思い出した。
食料だ。
物は試しだ。
待っている時間に熟してそうなものをほいほいともいで、色々悩んだが結局シャツの前を引っ張り出して広げた上に載せて持っていくことにした。
「やあ、さすがだねキョン」
戻ってみると、佐々木が枯れ葉や小枝を河川敷の一角に集めて組んでいた。
俺が何か集めてくるところまで見越して、加熱の必要性まで考えるとはさすがだ。
「これなんだが、食べられると思うか?」
「少なくともこの人家から隔絶した状況ではやってみるしかない、という考えなのだろう。
 僕も賛成だ。
 食べられそうなものを選んできてくれたのだろう。
 こちらの赤い実は食べられるものであることを祈ろう。
 こちらのドングリのようなものは煮て灰汁抜きをしてみようか」
「で、このBOSS缶が役に立つわけか」
ようやく、佐々木がBOSS缶を持っておけと指示した理由がわかった。
ここには鍋のようなものはないのだ。
「口が小さいので、広げないといけないけどね」
確かに飲み口そのままでは入りそうにない。
悩んだ結果、尖った黒い石を拾って飲み口に差し込み、上から思いっきり踏んづけて無理矢理広げてみた。
火花が散ってガリガリと酷い音がする。
しかし、不格好だが缶が壊れずに口が広がったのでよしとしよう。
「……ふむ。この石にはもう一がんばりしてもらおうか」
口を開け終わった黒い石を右手に、缶を左手に構えた佐々木は、組んだ落ち葉の上にそれらを持っていき、派手に打ち合わせた。
カッ、カッという火花が散り……何度かそれを繰り返しているうちに、落ち葉に火が付いた。
「俺はてっきり原始人よろしく木の枝を擦るのかと思っていたぜ」
「これは黒曜石のようだからね。
 鉄とぶつけて削ると火花が散るのを、昔の人は火打ち石として使っていたんだよ。
 もっとも、火付け紙無しで着火してくれるかは賭けだったがね」
恐るべき佐々木の博識だ。
感心しなが俺は佐々木から缶を受け取って川の水を汲んで、これにドングリじみた実を入れるだけ入れる。
250ml缶では限界があるが贅沢は言っていられない。
おそらく手で汲んだ水を追加しないといけないだろうが、ひとまずこれを火にくべる。
「さてキョン、煮えるまで現状の確認をしようか」
「とりあえず、電線も見あたらないし人間の踏み込んだ跡も見あたらない。
 大使館や領事館までたどり着くまでは長期戦を覚悟しないといけないな」
「賛成だよ。下手をすれば人間に出会うまで一週間や十日は覚悟しないといけない。
 食料品と水を早々に確保しておくのがとても重要だ」
「砂漠でないのが幸いだったな。こいつらが食べられるものであることを祈るぜ」
こんな状況になってしまったのは幸運でも何でもないのだが、いわゆる不幸中の幸いと言う奴だろう。
0525今流行の異世界とやらに行ってみた2015/01/15(木) 23:21:28.55ID:+HsS4cXr
あまり悲観的になっても仕方がない。
途中で缶に何度か水を追加し、これでいいかと思うところまで煮込む。
小枝を箸代わりに取り出して、十分に柔らかくなったであろう実を、皮を剥いて一かじりしてみる。
「……いける、と思う。少し甘味を感じる」
即効性の毒ではないことを確認した上で、佐々木に渡す。
「ふむ、デンプン質を含んでいそうだね。ならば当面の食料として使えそうだ」
佐々木の太鼓判で一安心したその時、ふと目に入ったものがあった。
「キョン?どうしたんだい?」
「あれ、は……」
夕方、太陽が傾いている方向とは正反対の、ほぼ真東と思われる方向だ。
山の稜線から天空に姿を現したそれは、白く、少し変形した円形をしていて……
何か、おかしかった。
「月……だよな?」
俺の視線の先に何があるのか察した佐々木は背後を振り向き、そこで、佐々木も動きが止まった。
俺でも気づいたのだから、佐々木がその異常に気づかないはずがない。
それは、月などではなかった。
その衛星は、断じて、俺の知っているThe Moonではなかった。
兎の餅つきに喩えられる黒々とした月の海は無く、代わりに何重にも重なったクレーターがはっきりと見えた。
そう、そのクレーターがはっきりと見えるのがおかしい。
大きすぎるのだ。
見慣れた月の倍はある。
「月、では…………なさそうだね」
はっきりと、佐々木の声は震えていた。
先ほど食料について太鼓判を押してくれた声で悲観的な事実を告げられると、どうしようもない絶望感に襲われるということを、知りたくはなかった。
「……つまり、ここは地球じゃないんだな」
その結論以外、出てこなかった。
「君がそう考えたのなら、僕の考えにも間違いはなさそうだね」
「俺たちは、別世界に転移していたということか」
「遺憾ながら、そういうことのようだ」
俺たちは、ほとんど同時にため息をついた。
「別世界から、どこかの大魔法使いにでも呼び出されたのか?」
馬鹿馬鹿しいが、異世界というとそんな話しか思いつかない。
「召喚魔法という奴だね。
 単純に別世界への扉をワームホールで開けるよりはまだしもそう考えたくなる気持ちはわかる」
「あれだろ?エロイムエッサイムとか」
「古典的な悪魔召喚の呪文だね。
 魔界から悪魔を呼び出せるのならば、人間を魔界に放り込むこともできるのかもしれないが」
「その言い方だと、そうは考えていないんだな」
「少なくともここは魔界には見えないね」
「なるほど」
「もう一つ、悪魔召喚の逆である可能性を考慮しがたいのは、僕達がこちらの世界に現れたとき、その場に何者もいなかったことだ」
「あー、なるほど。呼び出した奴がいないし魔法陣も無かったな」
「だがもちろん、狙った場所と違う場所に出現してしまった、という可能性はある。
 世界レベルの跳躍を考えれば、少々の出現箇所の違いは誤差なのかもしれない」
「今のところ、悪魔召喚じゃなくて単純な呼出だったことを祈るしかないか」
「僕と君がこの世界の救世主として選ばれたのだ、という素敵な物語であってほしいね」
「善良な一般市民にバトル能力を期待されても困るぜ」
「この世界の文明が古代レベルならば、僕と君が受けてきた義務教育だけでも十分すぎるほど知識だけで活躍できると思うね。
 問題は言語の疎通の可能性が絶無に近いことだ」
「別世界から召喚できるなら、翻訳こんにゃくくらいの魔法があることを願うぜ」
「極度に発達した科学は魔法と区別が付かないね」
「しかし佐々木よ、よくそんな神秘主義のことを知っているな。
 お前はそういう非論理的なものは嫌いかと思っていたぞ」
「イスラムやヨーロッパの物語を楽しむのならば、ギリシャローマ神話や魔術の基礎知識があった方が面白いのだよ。
 ニュートンが錬金術師だった、という話は知っているかな?」
「おまえはシェヘラザードか」
アラビアンナイトを千一夜物語ったという美女の名前が思わず頭をよぎった。
そこでようやく、いつもの学校で語るような人畜無害な雑談をしていることに思い至った。
「絶賛のお言葉を戴いたと思っておくよ」
0526今流行の異世界とやらに行ってみた2015/01/15(木) 23:22:34.31ID:+HsS4cXr
そこで、佐々木はじっと俺の方を見つめてきた。
多分、こんな状況で語ることじゃないと思っているのだろう。
「キョン、ここがどんな世界かはわからないし、この状況がどんな災難かもまだわからない」
真面目な顔で、現状を再認識する。
「だがね、キョン。僕は今、それほど不幸だとは思っていないのだよ。
 少なくとも、君とこうして話していられる限り、僕にとってはそれほど嫌なものではないのだ」
意外な、しかし、佐々木らしい言葉が続いた。
そうだ。先ほどから佐々木に助けられていることがいくつもあるが、それらを超えて、
やはり目の前にこいつがいるということに、俺は途方もなく安心感を抱いているのだということに思い至った。
「そいつは、絶賛のお言葉を戴いたと思っておくぜ」
佐々木は、ニヤリと笑って俺の言葉を肯定した。
「さて、そうなると当面の目標はやはり人家を探すしかないか」
「そうだね。不思議な力で翻訳してもらえることを祈りつつ、ね」
そうして話しているうちに、いつの間にか日は沈み、満月……と言って良いのかわからないが、
とにかく巨大な衛星が煌々と照らす夜空に変わりつつあった。
とんでもない星空だった。
西の空の青が藍から黒へと到達するまで、思わず二人して河川敷から登る傾斜面に寝転がって空を見上げてしまうほどに。
巨大な衛星の強い光に圧倒されてしまうはずなのに、大気が澄んでいるせいか星々の光も決して負けていなかった。
数え切れないほどの満天の星空というものが、これほど美しいものだと俺は知らなかった。
「どうやら、どこかの渦巻き銀河の中の惑星ではあるようだね。
 少なくとも天動説の世界ではなさそうだ」
天の川に似た星の集中帯がが天の真ん中を横切っているのを指さしながら、
佐々木がそんなロマンチックとはほど遠い解説をしてくれる。
北斗七星とか南十字星が無いかと思ったが、当然見慣れたそんな星座は見あたらなかった。
「そろそろ、休もうか」
「そうだな、明日はまた人家の捜索で歩かないといかんし」
と言っても、どうしたものか。
何しろ毛布も布団もあるわけではない。
食料と水の心配ばかりしていて、寝るところについてまったく考えていなかった。
いやまて、佐々木のことだ、もしかしたらそこまで考えているのでは……
「ここは落ち葉が多いから、地面に寝ても比較的体温は奪われにくいだろう。
 今夜は雨の心配は無さそうだし、ここで野宿するしか無いね」
考えてはいたが、なかなか厳しい答えだ。
「だが、ここで一つ提案があるのだけど、いいかな?」
「おう、この状況から少しでも快適になるなら是非言ってくれ」
「ありがとう。そう言ってもらえると気が楽になる。
 とにかく僕達が考えなければならないのは、人家を見つけるまでの体力の温存だ。
 従って、睡眠時にはできるだけ体温が奪われないようにしたい」
「そこまではさっき聞いたぞ」
「うん。……あとは、できるだけ寄り添って、その、できれば、接触して寝た方がいいということだよ」
佐々木、と、接触して、寝る……。
「おまえは、いいのか……?」
思わず唾を飲み込んだ俺を責められる者がいるだろうか。いや、ない。
「駄目ならば、こんな提案はしていないよ。
 もちろん、君が嫌ならばこの提案は別に却下して構わない。
 今後に向けて絶対的に必要な条件というわけではないし……」
「いやいやいやいや、嫌なわけじゃない!」
白い衛星光の下で、佐々木の顔が翳ったのを見て俺は慌てて否定する。
佐々木が無神経にこういうことを言いだしたはずもなく、様々な可能性を考慮したのだろう。
にも関わらず俺が拒否してどうするというか本来拒否する理由なぞあるわけもなく
ウェルカムというわけで俺は何を考えているんだ!
「では……、そういうことでいい、かな?」
「あ、ああ」
頷くしかなかった。
0527今流行の異世界とやらに行ってみた2015/01/15(木) 23:23:12.54ID:+HsS4cXr
「ああそうだ、寝る前に川で歯を磨いてくるよ。
 こんなところでも出来るだけ生活習慣を変えたくないんだ」
後の言葉が言い訳じみて聞こえたのは俺の気のせいだろうか。
「それなら、俺も少し下流に行って歯を磨いてくるからな。川に落ちるなよ」
「……ありがとう」
うむ、俺としてもそう何度も、花摘みに行ってくるなどと言わせるような無神経ではないのだ。
そんなわけで歯を磨くといっても、水を手で汲んで指で擦るくらいだが、何故か口をしっかりゆすいでいた。
何を考えていたのか、考えないようにしている。
ついでにというか用も足して、少しだけ星空を見上げてから佐々木の下に戻る。
衛星光の中で待っている佐々木の姿は、いつも学校で見ているときよりも、儚く見えた。
どちらからともなく、無言で斜面に仰向けに転がった。
時間ははっきりしないが、衛星はずいぶんと高くなっている。
10センチくらいの幅を空けて並んで、しばらくお互いに動かなかった。
どうしたものかと思う。
接触して寝ることについては、既に佐々木から了解済みだ。
かといって、この最後の10センチを詰める役割を、佐々木にさせるというのは、何か間違っている気がした。
色々とまずい理由は山ほど思いつくが、こういうのは、男がやることだと思ったのだ。
ごろりと佐々木に向かって転がり、佐々木の両肩に手を伸ばして、身体をこちらに向かせる。
真夜中に、二人きりで、それも正真正銘、誰一人周辺にいない異世界で、
服越しとはいえ佐々木の身体に触れるには勇気が要った。
息が掛かるほどの間近に佐々木の顔がある。
いや、実際に鼻先をくすぐる匂いを感じる。
衛星からの白い光に顔の半分が照らされて、残り半分に影が落ちて、
普段よりもなおさらにくっきりと佐々木の顔の陰影がはっきりしている。
変な女と言われているが、こいつが十分に美少女と呼ばれる容貌の持ち主だということを今頃思い出させられた。
だが、普段は頼もしいその瞳が、今は、はっきりとした感情を表していた。
その瞳の周りがうっすらと潤んだかと思うと、佐々木の両腕が俺の背中に周り、
柔らかい感触が俺の胸に飛び込んできた。
見た目にはそんなに大きくなさそうなのに意外に柔らかい佐々木の胸が押し当てられ、片足がこちらの腰に絡むほどに密着してくる。
思わず理性がすっ飛びそうになるが、なんとかこらえた。
ただ、生理現象だけはどうにもならない。
押し当てられた佐々木の下腹との間でまずいことになっているが、佐々木は逃げもしなかった。
胸元に抱え込んだ佐々木の肩や頭が、衛星光の下で細かく震えているのがわかる。
時折しゃくりあげるような声が繰り返される。
平静を保とうとしているが、やはりこいつも不安だったのだ。
こいつと一緒に、元の地球に帰るまで、俺がこいつを守るのだと自分に言い聞かせてそのまま眠りについた。


佐々木より先に目が覚めた。
太陽の光で目が覚めるとは、なんとも健康的なものだ。
太陽ではなく名も知れぬ恒星の光だということはこの際考えないことにする。
目の前には眠り姫の顔が、陽光に照らされて輝いていた。
佐々木が俺の前で居眠りをするなんてことは今までなかったので、佐々木の寝顔を見るのはおそらく初めてだ。
逆はかなりあるのだが。
まだ眠っている佐々木を起こさないように、捕まったままの腕の中からそっと抜け出す。
佐々木の目頭に涙が乾いた白い跡が残っているのが見えてしまってなんとも言えない気分になる。
そそくさと佐々木から離れてから、とにかく男子中学生の生理現象を強制的に片付けて、ようやく一息ついた。
佐々木が寝ている間に食料を探しに行こうかと考えたが、起きた時に隣に俺がいたほうがいいような気がした。
自惚れるつもりはないが、それでもこの状況で起きてすぐに俺がいなかったら佐々木は不安がるだろう。
幸い、ちょうど戻ったところで佐々木が身動ぎしてうっすらと目を開けた。
眠たげにまつ毛が揺らぐその様が、心臓を打ち抜かれるほどに美しかった。
「ああ……。よかった。夢じゃなかった」
 開口一番、そんなことを佐々木はのたまった。
夢であった方がよかったかもしれんぞ。
0528今流行の異世界とやらに行ってみた2015/01/15(木) 23:23:52.31ID:+HsS4cXr
ひとまず安全が確認できた果実類に加えて、大きめの川魚が手づかみで捕まえられるくらい警戒しなかったので、
ありがたくタンパク源とさせていただいた。
とはいえそれが揃ったのはずいぶんと日も高くなってからだった。
このままの状態が続くのはさすがによろしくない。
「ひとまず、川にそって移動しようかと思う。
 川の水とこの魚で当面のことは確保できるが、雨が降った場合にこのままでは一気に体力を奪われてしまう」
衣食住は人間の基本というが、体毛の無い人間には衣服だけでなく屋根も大変重要なのだ。
「移動するというが、洞窟でも探すか?」
「それがあれば助かるが、そこまで都合がいいものが見つかるかはわからない。
 せめてあちらに見える森で、木々が雨除けになってくれればと思っている」
川の下流方向に目を凝らすと、何キロか先に木々が立ち並ぶ森が見えた。
もはや確認するまでもなく、佐々木と別行動を取ることは考えられなかった。
二人してそちらに行くと決めた以上、BOSS缶を回収して、一旦このベースキャンプを引き払うことにした。

森の木は思った以上に背が高かった。
樹上では黄色と緑の体毛を持つ小動物が時折滑空していた。
木々はほぼ等間隔に並んでいるが、日光が地面までは届かないのか、思った以上に下草が少なく、歩きやすい。
もっとも、それは大型肉食動物が徘徊可能だということも意味しているから諸手を上げて歓迎できることではない。
だがそれ以上に、どうにもこうにも気になってしょうがないことがあった。
「……手入れされているような気がする」
「原生林じゃないな、これは」
二人して同じ結論に至るくらいに、その森は不自然だった。
それはつまり、知的生命体がいるということだ。
「交渉できる余地があればいいんだけど……言葉が通じる可能性は皆無に近いよね」
異世界で太陽系第三惑星地球21世紀日本語が通じると思えるほど俺もお人好しではない。
「せめてボディ・ランゲージが通じることを祈るぜ」
「せめてYesとNoのゼスチャーが同じであればいいね」
それもダメなら本気で絶望的だ。
ひとまず雨宿りできそうな、枝葉の密集している場所を探していると、
とりわけ背の高い木の根の下に、俺たちでも入り込めそうな空洞が空いているのを見つけた。
広さは三畳一間くらい、高さは1メートル少々。座れば十分に入り込める場所だった。
「ふむ、家賃のいらない1LDKとしてはなかなかのものじゃないか?」
「まて、ダイニングもキッチンも無いぞ」
「あるじゃないか。この木の周りは灌木も無い、ダイニングにしてよし、キッチンにしてよしだ」
無茶な佐々木の返しだが、実際、小枝や落ち葉を集めるのにはさほど苦労せずに済みそうだ。
かまどなどを作るのに向いた石が無いが、これは河原から持ってくることにしよう。
食料は、この住まいにする木が落としたと思われるトウモロコシ粒くらいの実が食べられることがわかった。
地球に持ち込んでも、コメや小麦やトウモロコシに近いレベルで主食に出来そうな食べ物だった。
それが、森を形成する木々の多くから落ちてくる。
どうにも、都合が良すぎる気がしないでもない。
だがとにもかくにも、俺と佐々木の生活はこの三畳一間でしばらく続くことになった。
翌日から、佐々木が体調を崩したからだ。
0529今流行の異世界とやらに行ってみた2015/01/15(木) 23:41:16.20ID:+HsS4cXr
「病気ではないんだ。心配しないでくれたまえ……」
とはいっても、その顔色の悪さでは心配するなという方が無理だ。
自分は今のところ体調を崩していないのだが、
このところまともなものを食べていないのだから、食中毒のおそれは十分にある。
「そういった異常では、ないから……安心してくれたまえ」
といわれても安心などできるか。
「大変説明しづらいのだが……、その、いつもより早いが、女子にはそういう日があるのだよ」
「あ……」
そう言わせるまで気づけなかった自分の迂闊さを呪ってももう遅い。
「すまん……」
「気にするな、というのも無理だろうけど、そんなわけだから心配しないでくれ……。
 ただ、済まないがまともに動けそうにない」
「ああ、大人しく見学してろ。食料は俺が探してくる」
「くっくっ……、そうだね。プールは見学していよう」
なんとか軽口を叩いて住処を出てから、なんとか天を仰いで自分を落ち着かせる。
考えまいとしていた事実が、改めてのしかかってきた。
正直言って、理性が限界に近い。
誰もいない。
俺達以外だれもいない。
そんなところで二人きりでいる佐々木が女という生き物であることを、忘れなければならない。
繁殖期にある雄と雌が巣を共にして、雄が餌を探しに行き、雌が子供を生む準備をする、
などという動物じみた形式が頭をよぎる。
だがそれは、佐々木の尊厳も何もかも無視した、ただ雌の身体が欲しいというだけの獣の発想だった。
俺と佐々木は日本に帰るのだ。
帰って、中学生に戻るのだ。
ならば、こんなところで暴虐に走っていいわけがない。
邪念を振り払うように駈け出して、冬眠前のリスかクマのように食料を集めることに邁進する。
木の実や果実だけでなく、取ってきた魚も記憶を頼りの見よう見まねで内臓を石のナイフで取り除き干してみる。
いつ日本に帰れるかわからないがとにかく生き延びるんだ。
それまでは、佐々木は俺が守る。
少なくとも、こんな世界に佐々木を連れてきてしまった理由は、多分に俺に原因がありそうなのだから。
やるだけのことをやってみるつもりだ。

夜ごとに近くなる佐々木との距離を、俺は毎晩寝床を抜け出して発散することでなんとか堪えていた。
生活は徐々に安定していった。
食料の貯蓄も少しづつ進んできた。
佐々木は四日間寝込んだものの、ようやく起き上がることができた。
「キョン、彼らと話が出来ないかな」
起き上がった佐々木は突然妙なことを言い出した。
「彼らって、誰だ?」
「彼らだよ」
そう言って佐々木が指さした先には、この森の樹上を我が物顔で飛び交っているあの小さな動物がいた。
黄色と緑の体毛を持つこの小動物は小鳥ではなく、
ムササビかモモンガのような滑空生物であるらしいということはこの数日で俺も理解できた。
「本気か?」
「寝込んでいる間、考えるか観測するしかできることがなくてね。
 じっくりと観察していると、どうやらこの森の基本的な構造は彼らが育て上げたようだ」
アクティブに動いている俺の前では警戒していたものの、
寝込んでいる佐々木の前では彼らも警戒心を解くらしく、時折地上に降りてくる姿を見せるそうだ。
そのときに、下草が茂らないように雑草を刈り取り、どこかへ運んでいく姿も見られたらしい。
一方で、木から落ちた実を、わざわざ他の木々とぶつかりにくいところに植えるように埋める姿も目撃したらしい。
0530今流行の異世界とやらに行ってみた2015/01/15(木) 23:42:19.26ID:+HsS4cXr
この森が生存のために都合が良すぎるように見えたのは、
そもそも彼らが生存のために適した構造につくりあげていたところに俺たちが入り込んだから、というわけか。
「話す、といってもな。日本語が通じるはずもないし」
「彼らは君が吊るした魚の一夜干しに非常に興味を示していた。
 手土産に持って行ってみたい」
ふむ。彼らは雑食性かもしれないが、この魚は彼らの身体の大きさでは取るのがかなり難しそうだ。
「一番近い彼らの巣は……そら、そこの木の樹洞のようだ。
 今は警戒して顔を出さないが、そこの枝に一夜干しをひっかけてくれ給え」
モモンガのような動物と交渉するというのは俺としてはかなり違和感があるのだが、
佐々木には彼らの知性にかなり確信があるらしい。
こういう頭脳労働では佐々木の方が上だということを久々に思い知って、
……俺は一安心していた。
俺が頼りにする佐々木とは、やはりこうであってほしい。
ただ女という身体の殻ではなく、中学での日々の生活で俺の人生を彩ってくれた知識と知性を持つ佐々木という存在を、
確かに守らなければという思いで、その下にあるどす黒い思いを塗りつぶす。
一夜干しは一晩で無くなっており、樹上生物たちが先日よりもこちらへの警戒を薄めて降りてくるようになって、
俺は佐々木の知性への信頼を新たにした。
佐々木の提案に従い、彼らとのアプローチを少しずつ試みながら、自分の意識を逸そうとしていた。
だが、それも長くは続かなかった。
ある日、魚を釣って帰ると、佐々木は棲家の前の広場の土に、算術記号をいくつも書き込んで深く考え込んでいた。
「佐々木?なんだこりゃ?」
「……長くなるので、夕食を終えた後に話そう」
佐々木は眉根を寄せて、深刻な顔で答えた。
てっきり平均気温の計算から冬が厳しくなりそうだといった話だと思っていた。
水を通さない果実の皮を使ったコップに、佐々木が絞った果実ジュースを注いだものが置かれた。
この世界に来て十五日ほどだが、それなりに俺たちはなんとか暮らしていると思える光景だった。
なんとなく今の備蓄ペースで冬は越せそうな気がしてきているが、
食料を十分補充したら、再び遠出を試みたいと俺はうっすらと考えていた。
ここで暮らすことは目的ではない。
元の世界に戻る機会を探さなければならないのだ。
そのためには、俺達をこの世界に呼び出した奴を探しださなければ。
このとき、俺はまだそんなことを考えていた。
だが、佐々木の考えはそんな俺のチンケな想像を超えるものだった。
「そもそも、この世界に来てから僕達は……僕は生理がひどかったが、
 身体が重いとか軽いとか感じたことはあるかい?
 おそらくこの星の重力はほぼ1G。誤差があったとしても±0.1といったところだろう」
確かに、日々眠りにくいことは確かだが、動きが重くなったということはない。
木星のようなガス惑星でもなく地質がケイ素中心の惑星なら同じぐらいの重力に落ち着くのではないか、
などと勝手に考えていたが、考えてみたら大きさが火星サイズだとするともっと軽くなる計算だ。
「次に呼吸だ。基本的に僕達は息苦しいと思ったことはない。
 したがって、少なくとも酸素濃度は16%以上。
 そして濃すぎるということもないだろうから、25%以下といったところだろうか」
これでも伊達に佐々木との付き合いが長いわけではない。
佐々木が、何を言わんとしているのか、ここまでで既におぼろげに見えてきた。
だが、その説を佐々木に言わせる前に、どうにもそれを否定する材料を提示しなければならない。
「じゃあ、あの衛星はなんだというんだ」
そう、あの巨大すぎる月こそが、俺達がこの世界を異世界だと思っていた最大の根拠だった。
俺達の世界、俺達の地球にはあんなに巨大な月はない。
それが、ここが異世界であると信じる最大の根拠のはずだった。
だが、それに対して佐々木は静かに首を横に振った。
「僕達の睡眠周期から考えて、一日の長さはおそらく24時間から25時間程度だ。
 そして、あの衛星は地球時間にして約9日で公転していると計算される。
 概ね、僕達のよく知る月の1/3の時間で公転している。」
首を振ったにしては、佐々木は自説を否定するようなことを述べた。
「惑星や衛星の公転周期の2乗は、軌道の長半径の3乗に比例する。ケプラーの第三法則と呼ばれるものだ」
0531今流行の異世界とやらに行ってみた2015/01/15(木) 23:45:18.53ID:+HsS4cXr
そこで佐々木は言葉を翻す。
「とすると、1/3の二乗である1/9の三乗根が、
 月の公転軌道半径に対するあの衛星の公転軌道半径の比ということになる」
先に佐々木が計算していた式の理由はこういうことだったのだ。
しかし、三乗根って、確か三乗してその数になる数のこと、だったか。
だがそんな数、さすがに覚えていないぞ。
「僕でも三乗根は覚えていないよ。
 だから逆算で近い値が出てこないか探してみた。
 結構すんなり出て来たよ。仮に公転軌道半径が半分になっていると仮定すると、1/2の三乗は1/8となる。
 これの平方根は1/2√2。
 √2を1.4で近似すると1/2.8。
 公転周期の推定1/3という比と概ね一致する。
 だから、あの衛星の公転軌道半径は僕らのよく知る月の半分と見ていい。
 その上で、見かけの直径は対象までの距離に比例すると見ていい。
 あの衛星、僕らの知る月のほぼ倍の大きさだと君は言ったね」
「……途中頭が付いていかなかったんだが、つまり、お前はこういいたいんだな。
 あの衛星は、俺たちのよく知る月と、実際の直径が同じである、と」
「正解だよ。さすが僕の愛すべき聞き手たる君だ」
それが、偶然であるはずがない。
ここまでの偶然が揃うなんて、それこそ天文学的確率だ。
「つまり……ここは」
「そう。僕達の愛すべき、故郷たる地球。
 あれは、僕らのよく知る月の、成れの果てだ」
クレーターだらけに見える月面には、よくよく見ればうっすらと、
月のうさぎと言われた月の海の輪郭じみたものが残って見える。
そして、北斗七星もカシオペアもわからないほどに変わり果ててしまった星座群。
「……ここは、遥か未来の地球なのか」
佐々木の出した結論に間違いがあるとは思えない。
だが、否定して欲しかったのだ。
ここが未来の地球だとすれば、それはもう……
「彼らのような樹上生物がいるのに、鳥が一羽も見当たらないことに気づいたかい?
 鳥類は翼があるゆえ、地上のほとんどに生息している。
 恐竜が絶滅した後ならば、ほぼ間違いなくね。
 それが、ここまで見当たらないということは、鳥類は絶滅、あるいはそれに近かったと思われる」
「今が恐竜絶滅前であるという可能性は?」
「まず無い。
 それはこれらの森を作っているのが十分に進化した被子植物であるということ。
 そして、樹上に生活する彼らがおそらく哺乳類であり、見たところ、
 言葉らしいものを交わしているということからも明らかだ」
「では……人類は……」
「月がここまで接近しているということ。
 そして、その月に無数のクレーターが空いていることから、天体レベルの天変地異が起こったことは間違いない。
 鳥類が絶滅するほどならば、それこそ恐竜絶滅隕石級かそれ以上の事態が起こった後だろう」
ぐらり、と視界が揺らいだ。
その目眩の中で、いまさらに昔何かの機会に佐々木と話したことが思い出された。
確か、準光速移動などにより未来へ行くことはできるが、過去へ戻ることはできない、という話だった。
つまり、人類が滅んだ遥か未来の地球に、俺と佐々木は二人きりで取り残されてしまったのだ。
0532今流行の異世界とやらに行ってみた2015/01/15(木) 23:46:20.90ID:+HsS4cXr
ぞくりと、した。
恐怖よりも先に、もっと強烈にこみ上げてくるものがあった。
俺がそのとき、どんな顔をしていたのか。
佐々木の一瞬怯えたような顔が、よく物語っていた。
間違いなく、獣のそれだ。
人類が俺たちしかいないという危機感が最後のリミッターを消し飛ばしてしまった。
それは刹那的な性欲などではなく、もっと直接的で暴力的な、生物としての使命感に駆られた繁殖欲だった。
俺たちを最後の人類にしないように、子孫を残すため、つまり、
俺の子供を孕ませるための行為を、人類最後の女に対して行わなければという強烈な衝動に駆られるままに、
俺は佐々木に襲いかかっていた。
佐々木は、抵抗しなかった。
頭のいいこいつのことだ。
ここが未来の地球であると俺に説明した時点で、俺がこういう暴挙に出ることは想定していたはずだ。
抵抗するだけ無駄だと、わかっていたのだろう。
せめてもう少し優しくできればよかったのかもしれない。
だけど、毎夜毎夜の誘惑に我慢し続けてきた俺はもう限界だった。
激痛に涙を流しながら、純潔の証を散らしながら、それでも佐々木は、これ以上ないくらい幸せそうに笑っていた。
そこで愛していると言ってやれるほどの甲斐性は俺にはなかった。
一切の容赦無く、獣らしく、受胎させるための欲望をぶちまけた。
「ああ……」
その声が同意だったのか、諦観だったのか、力尽きたのか、俺にはわからなかった。
一人で処理しているときはなんとかなったものを、
こうして組み伏せた佐々木の身体を前にして、一度では到底終わらなかった。
力尽きるまで少なくとも五度、人類を存続させるための注入作業を、溢れてもなお続けた。


翌朝目が覚めて、立っていたものをもう一度、起きたばかりの佐々木に突き入れて注入した。
夜故の気の迷いではなく、それで覚悟を決めた。
「佐々木、俺の女になれ」
「……くっくっ、順番が間違っているよ。
 キョン。僕はもう、とっくに君の女にされてしまっているじゃないか」
体中に飛び散った雫を愛おしそうになぞりながら、佐々木はうっすらと微笑んだ。
「僕のアダム。エデンの東ならぬエデンの未来で、どうかこのイブを孕ませ給え」

そうして、俺達の生活は少し変わった。
俺は昼間は食料を遠出して確保しに行き、佐々木は住居というか巣の近辺を整えながら原住民の彼らとの交渉を行う。
俺が巣に戻ったら食事を終えた後、毎夜、つがいの雌を抱くという生活になった。
今まで我慢していたことの鬱憤を晴らすかのように、それまで無駄撃ちしていた分をひたすら佐々木の中に注ぎ込んだ。
俺の子を孕め、産めと毎晩毎晩繰り返した。
俺も佐々木も性的には既に子供を作れるはずだった。
0533今流行の異世界とやらに行ってみた2015/01/15(木) 23:46:52.49ID:+HsS4cXr
樹上生物たちとの交流手段は、佐々木が筆談で行えることに気づいた。
彼らは爪で削ることで絵を書いている文明らしかった。
言葉は難しいが、彼らは絵ならば解釈できるらしい。
「ヒエログリフのようなものだね」
なるほど、確かに象形文字の一種として見れないこともない。
こちらは全長20センチほどもある大きな植物の葉の裏に、燃やした炭の欠片で書いた。
それを見た彼らの代表は、即座に爪先に炭を付けて書くことを覚えた。
これだけを見ても知的生命体であるということは納得していたが、実際にはそれ以上だった。
「どうやら彼らの知能は思っていたよりもかなり高いようだね。
 脳の大きさを考えれば、複雑さだけなら彼らが霊長類よりもさらに高度に進化脳を持っているのではないかな」
ここが生物進化上の未来であることが改めて思い知らされてげんなりするが、
佐々木はそれなりに興味深く彼らと交流を続けていた。
「火を起こす手段に苦労しているらしい。
 彼らの身体が小さいため、摩擦による熱で火をおこすのが困難なのだろう」
「こんな森の生活で火かよ」
「落雷で森が火事になったときに加熱されたものを食べたら美味かったことを世代間で承継しているようだ」
「それはもう文明というレベルだろう」
「そうだね。僕も驚嘆している。その上で、彼らからの提案だ。
 火の道具の一部を譲渡して欲しいとのことだ」
火の道具、というのはつまりBOSS缶と、ぶつけて火花を出す石とのセットだ。
この段階まで酷使したBOSS缶は既に鍋としての利用は不可能なまでに崩壊していたが、
貴重な金属部品として、火花を起こす道具としては重宝していた。
「こちらの行動をよく見てるな」
「ああ。そしてこの提案からわかることは、彼らが窃盗という手段をよしとせず、義理堅い性格だということだ」
「ずいぶんと社交的じゃないか」
「君が提供してくれた魚の一夜干しの恩を彼らが忘れていないそうだよ。
 おかげでここまでの交渉は友好的に進んだ」
「その提案の報酬はなんだ?」
佐々木がそこまで確信しているのなら、俺もあいつらをまともな交渉相手と認識することにした。
提案してくるのなら、対価を提供してくるだけの知性はあると見たのだ。
「毛布、だそうだよ」
それは、抵抗しがたい魅力的な提案だった。

交渉が成立したことを彼らの代表に伝えると、彼らが二十匹ほどまとまって樹上から降りてきた。
彼らの大きさからすると一匹や二匹では持ち運べないもの……つまり、俺らの大きさに合わせたものだった。
つまり、これは最初から俺たちと交渉するために彼らが製造したものなのだろう。
緑や黄色の混ざり合った複雑な模様が描かれており、
これが彼らの抜け毛を編んで作られたものであることが即座にわかった。
これからの冬に備えて、これは実に有り難い。
ここまでの藁をかき集めた寝床に比べて、格段に文明的になった。
毛布が一枚しかないが、どうせ寝床では毎晩つながっているのだから基本的に問題はない。
この頃には、はっきりと佐々木の生理が止まっていた。
以前のような体調不良を訴えることが無くなったからだ。
それでも俺は、佐々木に毎晩突っ込んで出すことをやめられなかったし、佐々木も拒否することはなかった。
毎晩やっていれば、猿のような男子中学生でもさすがに愛撫というものを覚える。
以前よりもずっと佐々木の反応がよくなったことで、俺はかえって繁殖欲ではなく性欲に駆られて佐々木を犯していた。
0534今流行の異世界とやらに行ってみた2015/01/15(木) 23:47:27.41ID:+HsS4cXr
そんなある夜に、妙な会話をした。
「人類とは、本来一夫多妻が主の生物だったのだろうね」
「……どういうことだ」
「君のこれの頻度だよ」
佐々木は舌で舐めながら、これ、を指す。
最近は突っ込んでひたすら動くだけでなく、いろいろなことを試していた。
「一晩に少なくとも三回。初めての夜は覚えてるだけで五回は放ってくれたね。
 なのに、受け止める僕は一人だけで、一度に孕むことができるのは一人、よくて二人だ。
 出産の前後は君のこれを受け止めることすら出来そうにないのに、君の繁殖欲は周期的な減衰もなく旺盛なままだ。
 男女……いや、雌雄のバランスがとれていないと感じるのだよ。
 女さえ数があれば、君一人で一晩に何人も孕ませ、一年で何百人という子孫を残すことができるだろう」
「百人とか、昔のジャンプ漫画かよ」
「かのチンギス・ハーンは数千人の子供をもうけた可能性があるそうだよ」
今佐々木の顔にぶちまけた雫だけで数億の精子が含まれているわけだが、あまりぴんとこない話だった。
「俺は別にそんな大王じゃないぞ」
「何を言っているんだい、僕のアダム。
 今だから言うけどね、僕は君にずっと底知れないものを感じ続けてきたんだよ。
 それがなんだったのかは今でもわからない。
 あえていえば、君を中心にして世界が回るような予感ともいうべきものだった。
 それを僕の恋心が見せた幻影と断じるには今のこの状況は不可解だし、そして今頃にして納得がいっているのだよ」
すとんと身体を落として佐々木が動く。
「僕は今、新たなる世界の始祖たる王の寵愛を一身に受けている。
 千の后が受けるべき胤を独占しているわけだ。
 そのことが、かつての僕の予感を是認してくれているようで、僕はこの状況を喜んでいるのだよ」
悦びの声を間に挟みながら、佐々木はそんなことを言っていた。

そんな生活が続くことで、なんとかなる、などと思えるようになっていた。
蓄えた食料でひたすらに交わり続ける冬を超えて春になり、佐々木の体型がはっきりと変わり始めて来た。
元々細身だった佐々木の体型は、哺乳類として乳を与えるための部位が大きくなり、吸うにも揉むにも楽しみが増えた。
日毎に膨らんでくる下腹の中に、孕ませた俺の子供がいるかと思うと不思議な心境だった。
そうやって自分で孕ませた雌に対しても欲情し、追加で注いでも無駄とわかってなお注ごうとするのだから、
人類の雄というものはつくづく度し難い。
いや、機能的なのかもしれないが。
0535今流行の異世界とやらに行ってみた2015/01/15(木) 23:47:59.35ID:+HsS4cXr
甘かった。

近世以前の妊娠出産は命がけだったと、もう随分昔に思える中学校の教室で、
他ならぬ佐々木から雑談の一つとして教えられたことを今頃思い出した。
人間は二足歩行を手に入れる代わりに、大腿部と骨盤の位置関係から、妊娠と出産が不自由な生物になってしまったのだと。
十月十日よりはずいぶん早い。
佐々木が激痛に苦しみだして、二日二晩経っても出産できなかった。
何度も意識を失った佐々木を励ましてここまできたが、とうに限界を超えていることは明らかだった。
「ねえ、キョン……」
ようやくうっすらと目を開けた佐々木は、激痛を忘れたように、妙に静かに言葉を紡いだ。
「私が死んだら、私の腹を裂いてこの子を取り出して……
 きっと娘だから……。
 ちゃんと育てて、この子の第二次性徴が来たら、この子を孕ませて。
 そうすればあなたは私のアダムでいてくれる……」
背徳などという言葉を通り越したそれは、遺言以外の何者でもなかった。
それは遥か昔に思えるくらいの十ヶ月ほど前に、遥かな過去となった中学の教室で女子同士の会話で聞いて以来の、
私、という一人称を聞いた。
それが、こいつの心の底から、何一つフィルタを掛けることなく漏れ出た言葉なのだと、
どうしようもなくわかってしまった。
「何を言っている……!俺の妻はお前一人だぞ!アダムというならイブは最後まで付き合え!」
「あなたの、妻……、ああ、そんな少女小説みたいな物語を……」
呼吸すらおぼつかないのか、蚊の鳴くような声で、途切れ途切れにようやく言葉を紡ぐ。
「ねえ、あなた。キスして……。
 他に誰もいない世界で、あなたにキスしてもらう、そんなシーンをずっと夢見ていたの……」
俺は、今頃になって気づいた。
犯して、交わって、孕ませて、ここまで共にしてきたというのに、
俺はいつも下半身に突き動かされるままで、ついぞここまで、こいつとキスすらしたことがなかったことを。
ひどい男だ。
こんな男との、そんなシーンを、おまえはずっと憧れていたっていうのか。
うっすらと開けられた瞳に、俺の顔はちゃんと映っているのだろうか。
今頃というにも罪深すぎるが、ようやくにして愛しさがこみ上げてくる。
中にいるもう一人分だけ重くなっているのに、元より軽い身体を抱き寄せて、吐息を紡ぐように唇をそっと押し当てた。
0536今流行の異世界とやらに行ってみた2015/01/15(木) 23:48:30.53ID:+HsS4cXr
気がつけば、元の俺の部屋だった。
「…………キョン?」
「…………佐々木?」
二十一世紀の、のび太の部屋ならぬ俺の部屋で、俺と佐々木は向かい合っていた。
正確に言うと、ひっくり返ったちゃぶ台を横に、倒れていた佐々木を俺が支えるポーズで、向き合っていた。
しばしお互いに凍りついたように静止していたが、
文明世界を物語るような時計の秒針が100回くらい時を刻む音を叩き出したところで、
ようやくお互いに状況を理解した顔になってきた。
付き合っていない男女がするには接近しすぎな体勢に気づいて思わず佐々木を放り出しそうになるが、
三分前までの心に渦巻いていた思いがそれを留めて、
そっと佐々木を床に降ろしてから手を離すというくらいの紳士な行動は出来た。
「すまない。ちょっと……、トイレを貸してくれ」
そそくさと佐々木が出ていって、しばらくして、なんとも名状しがたい表情で戻ってきた。
「残念ながら、というべきなのかね。あれは、長い長い夢だったみたいだよ」
「そう……か」
それで、佐々木が何を調べてきたのか察しが付いた。
少なくとも佐々木の身体はまだ、純潔が保たれていたのだろう。
自分が童貞のままだったこと以上に、そのことに、安堵した。
そうしてから、佐々木が俺と一緒に、あまりにも長い長い、まったく同じ夢を見ていたことにようやく気づいた。
「……済まない。気分が優れない。君の勉強の途中だけど、今日はこれにて失礼するよ」
「そう、だな。そうした方がいいだろう」
いつも通り……そう、いつも通りのはずだ……自転車の後ろに佐々木を乗せて、あいつの家まで送り届ける間、俺達は何も話せずにいた。
夢だった。
夢でなければならなかった。
あんな荒唐無稽で、淫蕩で、そして、どうしようもなく充実していた日々など、
中学生が手にしていいものではなかった。
だから、夢に夢見ていた夢の内容をお互いに言葉を交わして確認することもできず、
俺はいつも通りをよそおって、送り届けた佐々木と分かれた。
次の日も、その次の日も、俺達はもう、その夢のことを話題にすることはなく、
親愛なるクラスメイトたちも、特に俺たちのことをとやかくいうこともなかった。
だが、俺はあれが夢であったとはどうしても思えないのだ。
あの後、部屋中探しまわったが、あの時俺が手にしていたBOSS缶は、
ついぞ部屋のどこからも出てこなかったのだ。



ただ、結果として俺はそれから長いこと、女性に深く踏み込むことを避けていたと思う。
あれほど繁殖欲に駆られた行動に出た結果として、自分はそこに再び踏み込むことが怖くなったのだ。
それを振り払うことができるには、あの高校時代の一連の物語の終わりを待たなければならなかった。
0537今流行の異世界とやらに行ってみた2015/01/16(金) 00:09:12.95ID:vrLq81su
ずいぶんと後の話になる。
新居の寝台に、晴れて名字が佐々木でなくなったあいつの服を全て脱がして組み敷いた時の話だ。
「そういえば、思い出すわね」
「おまえもか」
「私……いえ、僕の初めての経験で、それからずっと経験が無かったんだよ。
 君は、そうではなかったようだけどね」
婚約以来改めていた一人称と喋り方を昔に戻して、佐々木が怖いことをいう。
「ああ……」
隠すこともできないと思ったし、かといって謝るのも何か違う気がした。
「ふむ。もし謝っていたら、僕の親愛なる好敵手たちのために君を殴っていたところだよ。
 君が彼女たちを抱いたことを罪と思っているのではないとわかってよかった」
そうだったな。
一夫多妻制が主、という話をしたことを今頃思い出した。
結局、俺は自分の周りに何人もの女性がいることになった。
あの、高校生の頃に起きた一連の騒動のときに、俺の選択が違っていたら、
それこそ俺一人で何百という女を孕ませるようなことになっていたかもしれない。
結局、抱いた女ははっきりと覚えているくらいしかいない。
ハルヒや朝比奈さんのような豊かな身体とは違う。
長門のような慎ましい身体とも違う。
だが、今はこうして腕の中にいる身体がこの上なく愛おしい。
あのとき、女子中学生の未成熟だった細い身体に比べて、細身でありながら少し胸回りは豊かになり、
腰や肩の曲線が柔らかくなって、しっかりと子供を産める女の身体になった。
今にして思うと、あんな細かった佐々木を孕ませた自分の所業は、男子中学生の獣欲にまかせたとはいえ、よくもそんな非道ができたものだ。
「あれは、……今思えば閉鎖空間だったんだな」
「そうだろうね。
 随分後になって僕も気づいたよ。僕が作り出した世界、僕が想定した世界だったんだ。
 だから地球をベースにしていたのも道理だったというわけさ。
 その頃の僕の考えは、絶対温度にして300度前後、酸素濃度が20%前後のほぼ一気圧、重力も1G、
 そんなあまりにも適合した異世界なんて、天文学的確率にしてもあるはずがない、という現実的な思考だったからね。
 しかも異世界で言葉が通じるのもおかしな話だから、
 そもそも言葉の通じる異種族なんかも否定した。我ながらメルヘンの欠片も無い思考だね」
ああ、それは思うな。
異世界で日本語が通じるはずがないんだ。
言語なんてものは文化に直結している以上、日本と違う国には日本語が成立する余地はない。
などと中学時代にこいつに教わった様な気がするな。なるほど。
「月があんなに近かったのは?」
「あのとき、月は月経に絡んでいると言っただろう。
 君との子供が欲しかった僕の深層意識が、月経を早めて排卵を促し、
 君の子供を孕もうとするために月を近付けていたんだろう。
 ……、こんな恥ずかしいこと、結婚した今でなければとても説明できないね」
満月で狼になった俺があまりとやかく言える話でもない。
スーパームーンとかいう一割程度大きな月だけで犯罪率が上がると言われているのに、
公転半径が半分になった月による力は、そりゃ人間を狂わせるには十分だったわけだ。
「高校のときに見たお前の閉鎖空間とは大分違っていたが」
佐々木の身体をなぞりながら呟く。
腰から太腿にかけての曲線が漂わせる色香は、あの頃の比ではない。
「閉鎖空間は僕が逃げ込む心象風景みたいなものだったからね。
 そのとき僕が想定していた想像にかなり支配されていたんだろう。
 中学のときの異世界と、高校の時に見た閉鎖空間と、共通点は無かったかい?」
0538今流行の異世界とやらに行ってみた2015/01/16(金) 00:09:48.01ID:vrLq81su
「……人間が、いなかったな」
「そうだよ。僕は、人間がいないところがよかったんだろうね。
 人間全てがいなくなって、君と二人きりの人類になることを夢見ていた。
 だからあんな、人間のいない未来を夢見ていて、それが閉鎖空間の姿になったんだろう。
 そんな空想に逃げ込んだくせに、現実の妊娠出産の危険率なんてものを再現してしまい、
 自分で自分の空想を潰してしまったのだから、我ながら度し難いね」
お伽話のような異世界ではなく、そんな現実的な異世界を夢見てしまったのが、
こいつらしいといえば、確かにこいつらしい。
「なら、高校の時は……」
「君と長らく離れていたからね。
 君と一緒に過ごすはずの世界を求めながら無人にしようとしていたのだろう。
 我ながら我が儘というか、業が深いね」
「……」
「涼宮さんと、同じ、と思っているね」
「言わずにいたものを」
「初夜の褥で他の女の名前を出そうとしない君の配慮に感謝するよ。
 だが、彼女ならばわだかまりはないんだ。
 そうそう、涼宮さんといえば、藤原君が僕のことを殻と呼んだのも今なら納得できるだろう。
 結局、僕は既にあの事件に先立つ二年も前に、一度世界の時を造り替えて、
 あげく諦めて、その神の力を放棄していたんだよ。
 だから、彼の願うようにはなれなかった」
そうでなかったら、今、こうしていなかったかもしれない。
未来からの侵略を阻んだのは、さらに未来へのチャレンジだったというわけだ。
「もう、そんな世界には行かせないぜ」
「そう……ね。今の私には、あなたが居るから」
今に思考を戻したのか、一人称を元に戻してしおらしいことを言う。
「俺だけじゃない」
駄目だ、もう我慢できない。
「作るぞ。一人といわず、二人でも三人でも四人でも。
 お前がもう二度と、そんな世界など見ないように、賑やかな世界になるように」
「新妻との初夜に、素敵な言葉ね。
 でも今度は、もう少し優しくしてね。
 ああ、本当に素敵。
 あなたに純潔を二度捧げることができるなんて……」
そうだな。
こんな最高の女の純潔を中学のときに散らして、
純潔のまま最高に美しくなったお前と今再び交われる俺は世界一の果報者だろう。
そうして、お前の唇に深く深くキスをする。
これから俺たちの前に広がる新たなる世界は、きっと、素晴らしいものであるはずだ。

0540名無しさん@ピンキー2015/01/16(金) 11:19:24.98ID:a63Kvjyr
>>538
なかなか良かったGJ
転移した直後の佐々木が比較的とはいえ冷静過ぎるのは、本能的に力の行使を理解してるからと解釈すれば納得できるかもしれない
戻ってきてしまったのが佐々木らしいというか何というか
05415382015/01/18(日) 22:28:32.85ID:onS7pL8Z
>>539
同志よ!ありがとう!

>>540
冷静な解釈に感謝を。そのあたりは描写不足だったけど読み取ってくれて有り難い。
佐々木さんって乙女心の現実主義者なので、結局戻ってきてしまうのが彼女らしいと思う。
で、この点はハルヒも同じと思ってる。
05435382015/01/27(火) 22:17:36.31ID:ltJev0n1
>>542
気づくのが遅れた。過分な評価ありがとう!
0544名無しさん@ピンキー2015/02/01(日) 03:56:28.34ID:xTIt866p
消失ハルヒのドS髪コキSS
0547名無しさん@ピンキー2015/03/02(月) 23:27:24.07ID:g4gvcJJV
http://pbs.twimg.com/media/B2zwVAiCIAAEw_d.png
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0549名無しさん@ピンキー2015/03/24(火) 19:01:06.51ID:IZuNH9+b
SOS団を出よう
0552名無しさん@ピンキー2015/05/30(土) 21:51:19.58ID:zVwdECXe
1999年、好みのタイプの娘の家に下着ドロの為侵入。事前に人が居ないかを電話をかけて確かめた。
誰もでなかったので、留守だと思ったがなんと、ターゲットの娘、ハルヒが居た。
俺と出くわした瞬間、凍りついたように動かなかった。逃げようとするハルヒに殴りかかり、気絶させた。
猿ぐつわをはめ、手をしばった。服を剥ぎ取り、全裸にしたところで、ハルヒが気がついた。
そこで、俺も裸になった。前戯は執拗にした。ハルヒにキス、顔を舐め、唾液だらけに。全身を舐めまくった。
とくに、乳首は執拗にちぎれそうなくらい吸い上げた。太股は舐め上げた挙句、噛みついた。
今、思い出しても興奮するのは最後に勃起したチ○ポを見せつけた時。フル勃起した俺のチ○ポをみてハルヒの眼に恐怖の色が浮かんだ。
0553名無しさん@ピンキー2015/05/30(土) 21:58:05.75ID:zVwdECXe
反り返ったチ○ポを顔に押し当てると、ハルヒは泣きながら嫌がった。その後12歳くらいのハルヒのマ○コに初挿入。
チ○ポをマ○コに入れようとするとき、俺と目が合った。未知の恐怖に慄いた目だった。一気に挿入。
ハルヒは目を見開き、絶叫した。ものすごくきつい感触を味わいながら、根元まで挿入した。
突き上げるたびにハルヒは涙を流しながら絶叫した。多分、子宮まで突き上げたと思う。激しいピストン、それに伴うハルヒの叫び。
最後にたっぷりハルヒの子宮に中だし。出した後、「おじちゃんの子供を妊娠したよ。」と言うと、ハルヒは目を見開き、泣き叫んだ。
抜いた後のハルヒのマ○コは血と精液で染まっていた。その後、ハルヒのパンツ、ブルマ、スク水を土産に引き上げた。
0557名無しさん@ピンキー2015/07/11(土) 15:26:43.24ID:Cx8r7qiT
学校を出よう=出学校記
つまり、モーセの出エジプト記のもじりかな?
0558長門有希の放尿遊戯の続き2015/07/24(金) 23:49:39.30ID:OCNJR7+2
また書いたので投下。若干ビッチ化注意。



−−−−−
どうしてこのような展開になったのか。
それは涼宮ハルヒにしかわからない。いや、彼女もわかっているのだろうか。
夏休み最初のSOS団の合宿は都合により延期と聞いて彼と一日中性交出来ると思った矢先、
彼女に朝比奈みくると共に付き合って欲しいとの要請を受けた。
残念に思いつつも涼宮ハルヒは重要な観察対象、受けないわけには行かない。
翌日に郊外を超え山間部まで電車で移動、無人駅の待合室で着替えを指示された。
彼女が手に持つのは白いワンピースに麦わら帽子。
文学作品に出てくる清楚な夏の装いの定番。
ただし彼女の用意したそれは官能小説でも定番の服装でもあった。
つまり生地が薄く透けて見える代物。
さらに涼宮ハルヒはさらに驚くべき発言をする。
「早く着替えて。そしたら男の子探して童貞狩りしましょ!!」
!!
驚愕!
二人での同性愛もどきの放尿遊びではない。朝比奈みくるもここにいる!!
あまりの衝撃に思考が停止する。
さらに
「ウフフ、長門さんとは初めてですよね」


思考が回復するのに何秒かかっただろうか。

「チンチンハントに有希を誘ったのは初めてだけど露出とかおしっこプレイは何回もやってるわ」
「えー、いいなぁ」
涼宮ハルヒ曰く、
虫取りや魚取りをしている少年なら素直に我々の言うことを聞く
彼らに男性器を見せてもらい、お礼に自分の女性器を見せ最後に互いの性欲処理を実行する
らしい。
「だって裏ビデオも動画も見たけど現物ってなかなか見れないじゃない!
 それと中学校すぎると生意気だし反抗的なこともあるし小学生くらいがいいわ」
彼女なら直ぐに恋人を作れそうだが。
いや、意中の人がいることは明白だが告白する勇気がないだけ。
とにかく彼女の行為は危険すぎるのでやめさせるべき。
説得すべく涼宮ハルヒに近づこうとしたその時、
朝比奈みくるのささやきにわたしは無条件降伏することになる。
「キョンくんとのえっち、今度混ぜてくださいね」
0559長門有希の放尿遊戯の続き2015/07/24(金) 23:51:13.24ID:OCNJR7+2
誰が来るかわからない駅で着替えたワンピースは夏用で通常はスリップなどを着用するが、
性的目的のわたしたちは下着すらつけていない。
薄暗い駅の待合室の入り口に立つ仁王立ちの涼宮ハルヒと横の朝比奈みくるは
強い初夏の日差しを浴び裸体がはっきり影となっている。
ゆったりとしたワンピースに浮かぶグラマーなシルエットは欲情を誘うこと間違いない。
そして透ける透けない以外にも直接的にも倫理的に良くない見た目となっている。
二人の豊満な胸に押し上げられたワンピース、その頂点では乳首が浮かび上がる。
おおきな襟ぐりから見える谷間、ゆるやかな脇から覗く横乳は羨ましいことこの上ない。
わたしは、と目を落とすと余った胸部の布の隙間が悲しい。
そのくせ乳首の突起ははっきりわかるのは嫌がらせなのか。
腕を上げると胸元が涼しくなる。脇が開いて乳首が向こうから見えているに違いない。
そして気を抜くと肩紐がずれ落ちる。もう少し胸があれば丁度良い張り具合になるはず。
胸に反して腰の方は特に問題はない。スカートの丈は足首近くまで。
大きく広がっているのでまくれて性器が見える可能性はあるが
有名な映画のように下側から突風が吹かない限りありえないだろう。


−−−−−


荷物はコインロッカーに預けて駅を出ます。
最初の頃、色々着せ替えられてえっちいことさせられそうになったのは本気で嫌だったけど
あたしの本当の本当を最初から見抜いていた涼宮さんって本当にすごい。
いつだったか涼宮さんが夜中にハダカであたしの家にきた時
ああ、もう逃げられないと悟りました。
それからはもう素直に涼宮さんと一緒に『遊ぶ』ことに抵抗はなくなって。
自慢じゃないように見せかけ隠してた、
だけど本当は自慢の胸をさらけ出す快感を教えてくれた涼宮さん。
一緒に学校で、街で誰にも見つからないように、普段の生活の場で裸になる。
露出で高揚した気分は一緒に発散して気持ちよくなる。
鶴屋さんに長門さんに古泉くん、そしてキョンくんも知らないあたしと涼宮さんとの関係。
一歩リードした優越感と抜け駆けの罪悪感を色々考えてえっちな関係だけにしてたんだけど。
急に長門さんが色っぽく、艷やかになったのをみてピンと来ちゃいました。
未来から持ち込んだ禁則事項のカメラに長門さんが全く気づいていないのは意外だったけど
涼宮さんと長門さんの関係はすぐわかっちゃいました。
ちょっと嫌だなぁ、と嫉妬しちゃったけど、
とんでもない事実がわかって全部吹っ飛んじゃいました。
まさか長門さんとキョンくんが裏で付き合ってたとは思ってなかったです。
しかも変態具合は圧倒的。やっぱり長門さんにはかなわないです。
涼宮さんが長門さんに取られるとは思わなかったけど
涼宮さんの方が長門さんを選んじゃうかも知れない、
と心配したあたしは露出プレイを一歩進める作戦を実行しました。
結果は大成功!! 
涼宮さんは裸を、アソコを他人に見せる快感を知りました!!
それも無条件じゃなくて男の子、この時代で言うショタ限定で!
これで涼宮さんがレイプされる危険性は回避されました。
実はこの時、長門さんが涼宮さんをまともな状態に戻そうとしていたのは後で知りました。
ごめんなさい長門さん。せっかく色々がんばってたのに邪魔しちゃいました。
だけどその瞬間までキョンくんとえっちしてたのはダメですズルいです。
だから、あたし達の世界に来てもらうことにしました。
0560長門有希の放尿遊戯の続き2015/07/24(金) 23:53:27.71ID:OCNJR7+2
みくるちゃんに有希を誘う事を提案された時はびっくりしちゃった。
だってみくるちゃんは他の人にあたし達の関係を知られたくないと思ってたから。
有希はどうかな? あの子は懐大きいから誘えば来そうだけど自分からは言わないわね。
それにしても有希が急に色っぽくなってきたとかみくるちゃんの感も鋭い!
あたしも開発した甲斐があるわ。もっと言うと有希もステップアップする頃合いかも。
ショタのチンチンなら処女でも痛くないから大丈夫だしね!

近所だと噂もたつし知ってる人もいるから遠くに行くのが大前提。
さらに田舎だと人も少ないし純朴な子が多いし。
なので地図を見て何箇所かピックアップした候補地の中で
今回は聞いたことのない滝の近所の駅をチョイス。
もう夏だし水辺がいいでしょ?
それといつも制服の有希のために今回は衣装も準備!
名づけて淫らな避暑地のお嬢様!
ん? 
「淫ら」が避暑地にかかってる? んじゃ避暑地の淫らなお嬢様で!
あの子に白いワンピースは絶対似合うだろうしあたしたちもお揃いにしましょ、
で選んだけど大正解ね。正直あたしたちが霞むわ。
オッパイが強調されすぎて娼婦みたいなあたしたちに比べ
控えめで清楚な感じが出て羨ましい。
みくるちゃんなんていつポロリがあっても不思議ではないし。

それにしても全く人通りが無いわね。車もいないし。
作戦通りっちゃあそうなんだけど
国道から離れて山に入って5分くらい歩いてるけどこの道よね??
一応滝までの矢印看板は立ってるしアスファルトの道だし間違っていないとは思うけど。
それにしても夏よね! 暑い! 蝉がシャンシャンうるさい!!
道は森の中で薄暗いけど時々ある木漏れ日の日差しはキツイ。
盛り上がって来るわ! 今度は海に行きましょ!
と、おっ、小屋を発見! 農作業用かしら?
横に小学生の男の子が乗りそうなマウンテンバイクみたいな自転車が3台。ちょうどいい数字ね。
早速確認しましょ。


「すいませーん、誰かいますかー?」
大人がいるかもしれないから確認は大事。
「何ですか?」
子供の声が帰ってくる。
聞くとこのノッポ君、チビ君、ヒョロヒョロ君のうち、
ヒョロヒョロ君の家の秋から冬用の農作業用納屋だとか。
誰も来ないので秘密基地にしているらしい。
目的の男の子はちょうど3人でなかなか好都合。だけどちょっと問題発生。
滝に行きたいといったらノッポ君、チビ君は案内してくれると行ったけど
ヒョロヒョロ君はゲームをしたいらしい。
あたしたち3人と男の子2人でもいいけど
バラバラになってヒョロヒョロ君が家に帰ったときにあたし達の存在がバレるかも。
と、ここで天啓が。
「あんたは疲れたって言ってたわね? ここで休んでく?」
名前は言わず有希に聞く。些細なことでも証拠は残さないわ。
コクンと有希は頷く。
「んじゃ、君はこの子と一緒に居てあげてね。あたしたちは出発よ!」
納屋を出るとき有希にささやく。
「この男の子を誘惑してうまいこと行ったら処女捨てちゃいなさい」
感想が楽しみね♪
0561長門有希の放尿遊戯の続き2015/07/24(金) 23:55:12.03ID:OCNJR7+2
「おー、これが滝ね!」
高さは2メートル無いわね。この程度で地図に載るの?ってくらい。
「君達はここに来るの?」
「あんまり来ないよ。泳ぐなら下の川が広いし、魚も多いし。
 ここはさっきの秘密基地のついでに来るくらい」
「誰も来ないんですか?」
「普通誰も来ないな」
ノッポ君が答えてチビ君がウンウンと頷く。
ふーん、誰も来ない、か。
んでこの2人、さっきからあたし達のオッパイをチラチラ見てる。
ふふ、いいのよ。もっと見なさい。後ろで手を組んで胸を反らしてあげる。
ほら上向きオッパイよ。乳首わかる?
「涼しくて気持ちいいですー」
みくるちゃんは手を上にあげて伸び。
普通じゃ見せてくれないわよ。
「よし、そろそろ近くまで行きましょ」
みくるちゃんとジャブジャブと滝壺に近づく。
「あ、おねーちゃん、滑りやすいし結構深いよ!」
ノッポ君の子が警告するや否や
「ひゃっ!?!?」
みくるちゃん!!
ドボン

さすがはみくるちゃん、お約束を外さない!
そしてどう誘うか考える手間が省けたわ。
「大丈夫!?」
バシャバシャとノッポ君とチビ君が駆け寄ってきた。
「あたしはノッポ君ね」
ずぶ濡れのみくるちゃんを起こしながらささやく。
「わかりました」

うまいこと立ち位置を変えて1対1になるようにしてノッポ君の子に近づく。
「大丈夫大丈夫!」
「でもビショビショ……」
その間にチビ君がみくるちゃんに近づいてく。
あたしはこの子を少し離すように誘導。
「んー? もしかしてあのおねーちゃんの服が服が透けてるのを見たいのかな?」
「ち、違うよ!」
慌てて否定するノッポ君は逃げ出そうとする。
「待ちなさい!」
ジャボジャボと2,3歩で追いつき
「ふふん、捕まえた」
ノッポ君の後ろから抱きつく。
「お、おねーちゃん、おっぱいが、」
「んー? あててんのよ。さっき見てたでしょ? ほれほれ」
ノッポ君の背中にオッパイを押し付ける。焦ってる焦ってる♪
前かがみになって逃げようとするノッポ君。
「これは何かな??」
「あ、やめろよっ!」
ノッポ君の股間をにぎにぎ。
「本当にやめてもいいの? 言うこと聞いたらいい事してあげる」
ピタッととまるノッポ君の股間を優しく撫でる。素直な子は好きよ。
「どうして?」
突っ張ってるからズボンのチャックが開けにくいわね。
「んー、どうしてかな? 強いて言えばチンチンに興味があるから?」
ぶっちゃけチンチンに興味あるからよ。
0562長門有希の放尿遊戯の続き2015/07/24(金) 23:58:07.71ID:OCNJR7+2
チャックを開けたら開けたでパンツが邪魔。早く出てらっしゃい。
パンツのチンチン用の穴からニョキっと棒を取り出す。仮性包茎ね。
「君はオナニーしたことある?」
「オナニー?」
「自分でしたことがあるかって事なんだけど ……射精したことは」
「えっと、エロい夢見た時に…」
ほほう、夢精ですか。いいわねーいい感じよ!
ペニスを上下にコスると途端にハァハァと喘ぐ。可愛い!
チンチンの先から溢れる液、カウパーでどんどん亀頭がヌルヌルしてくる。
「おねーちゃん、ヤバイよ!」
「いいわ、イきなさい!」
「あ!」
チンチンが震えてザーメンが飛ぶ!水面にチャポンチャポンとザーメンが浮かんで沈んでいく。
コスるタイミング合わせたらもっと飛びそう。
「これが射精。どう?」
「おねーちゃんコスるのやめて!!」
へ!?
今までにない暴れかたで抵抗され振り払われた。
「どうしたの!?」
「敏感になってしょんべん漏らしそうなんだよ!!」
うん、ちょっと狙ってた。
「ゴメンゴメン、でも漏らしても良かったのよ? そうだ、あたしのおしっこ見てみる?」

滝壺の横にあるちょうどいい岩に腰掛けてスカートをたくし上げて股を拡げて見せつける。
「これが女のアソコかー」
「あとでチンチン見せるのよ」
「これがちつだよね?」
あたしのオマンコをじっと見つめる。
「良く知ってるわね。学校で習った?」
「うん!」
「でもこれは知らないでしょ?」
クチュリ。オマンコを開ける。
「これがクリトリス、通称クリちゃんよ! 女の子のチンチン!」
勃起して顔を見せたクリトリスを摘んで見せる。
「嘘だ!女にチンチンねぇよ!!」
「嘘じゃないわよ! よおく見てご覧なさい!
 あんたのチンチンと似てるでしょ!
 ほら、パンツ脱いであんたのと比べなさい!」
「え、えっと」
「ほらさっさと脱ぐ!!」
あわててノッポ君がパンツを脱ぐ。
「おしっこの穴は無いけどピンクの部分は一緒でしょ!」
仮性包茎を剥いて亀頭を出す。
「でも大きさが違うじゃん!」
譲らないわね。
「あんたもちっさいけど乳首あるでしょ? それと一緒よ! ほら、比べてみなさい!」
チンチンをつかんでクリトリスの正面に並べる。うーんこの体勢は挿入直前ね。
「どう? 一緒でしょ?」
「うん、似てる……」
やっと認めたわね。
「んじゃあんたとあたしのチンチンで勝負よ!」
握ったチンチンを左右上下に振り亀頭をクリトリスに擦り付ける。
ヌルヌルとカウパーが出てきてノッポ君が悶える。あたしもかなりキク!
「やばいよもう出る」
「一回出したでしょ! 今回は我慢しなさい!」
柔すぎず硬すぎないクリちゃんへの刺激でそろそろイケそう!
もうちょっと、、く、っ!!
ビクンビクンッ!! 
0563長門有希の放尿遊戯の続き2015/07/25(土) 00:00:12.77ID:8kh6XkJW
「あんたの勝ちね」
なんとか復活。
「ご褒美にフェラチオしてあげる!」
嘘。あたしが舐めたいだけ。
「わ、おねーちゃん待ってよ!」
「ん?」
「おしっこ見せてくれるんじゃなかったの!?」
おお。忘れてた。
「こっちはご褒美よ。おしっこは約束してたから別ね。オーケー?」
パクッ
ペニスを舐めまわし、吸い上げる。
初めてカウパーと精液を舐めた時はなんじゃこりゃって味だったけど
なかなかクセがあってやみつきになるわね。
人によってビミョーに味が違うのがまたいい。
そう言えばあの子、みくるちゃんはハカセくんって絶妙なネーミングで読んでたけど
あの子の味はちょっとずつ男臭くなってきたわね。
やっぱ毎日のように射精すると成熟するかな。陰毛も生えてきはじめたし。
ビクンッ!
ん? そろそろね。裏筋とカリをおいでおいでするように舌先でねぶると
ドピュッ!!
ドクンドクン!!
来た来た!!
口いっぱいに広がるノッポ君の味。
淡白で若い感じね! 塊感がはんぱない! ごちそうさま!

「情けないわね」
ハァハァと息も絶え絶えのノッポ君。
「まだ2回出しただけよ?」
AVとかエロ漫画じゃ何回もやってるけど現実は違うのかしら?

「おーい」
ん? みくるちゃんだ。ドジっ子だけど名前を出すバカじゃないわね。
「どうしたのー?」
バシャバシャと全裸のみくるちゃんとチビ君が来た。
「休憩です。のっぽくんはどうですか?」
「2回射精したらバテちゃった。チビ君は?」
「こっちも2回で立たなくなっちゃいました」
0564長門有希の放尿遊戯の続き2015/07/25(土) 00:02:12.70ID:8kh6XkJW
「あたしはのっぽくんね」
涼宮さんがあたしの耳元でささやきます。
「わかりました」
涼宮さんはあの子をのっぽくんと言うならこの子はちびくんかな?
「大丈夫か? 気をつけろよ!」
ちびくんが来ました。この子は小さいのに3人の中で一番元気で生意気そう。
「ごめんなさーい」
よいしょ、立ち上がろうとして

ちびくんが固まってます?
「どうしたのかな?」
「でけぇ……」
ちびくんが固まって見つめているのはあたしのおっぱい。
水に浸かったせいでワンピースが肌に密着して体の線が思いっきり出ちゃってます。
ううん、透けて乳首も見えちゃってる。
「濡れちゃったな。乾かさなきゃ」
できるだけのんびりと、焦ってないように。
ええと …… あれ?
「ごめんなさい、脱ぐの手伝ってくれるかな?」
濡れて密着して脱げないのは意外でした。
「俺の妹でも一人で着替えるぜ?」
「えへへ、くっついちゃって。下からめくり上げてくれるかな?」
「え、だけど」
急に尻込みされました。そりゃ女の子のスカートめくってって言われたらそうなるかも
「お姉さんの服を脱がすのを手伝ってくれたらお礼にいいことしてあげますよ」
裾を持ち上げてオマンコギリギリの高さに持ち上げます。
ゴクリと唾を飲み込むちびくん。
「いいのか?」
裾を5センチ上げて
「おねがい」
0565長門有希の放尿遊戯の続き2015/07/25(土) 00:04:14.96ID:8kh6XkJW
「ありがとう。ふふっ、お礼に何してあげようかな」
脱がしてもらうと案外簡単にワンピースは脱げました。
大きな岩の上に干します。
「ぁ、」
いきなり全裸の年上のお姉ちゃんが目の前にいたら混乱するよね。
おちんちん大きくなっちゃうね。
モジモジしちゃって可愛い。
「ズルいなぁ」
「え?なにが?」
「お姉さんだけ裸んぼなんてズルいなぁ」
えっ、って顔のちびくん。
「ボクも脱がせてあげるね。はい、ばんざーい」
固まってるちびくんのTシャツを一気にめくりあげちゃう。
されるがままのちびくんからすぽん、と脱がして
「お姉さんのおっぱい、触っていいよ」
耳元でささやくと
「いいの? でも」
どぎまぎ、おどおど。不安と期待で決めかねてるみたい。
あたしも普段こんなのだから気持ちはよく分かる。
こういう時は安心できるように保証が欲しいもの。
「いいよ。だけど他の人には言わないでね。あたしも誰にも言わないから」
ちびくんの手をおっぱいに持ってきて
「ほら。揉んでみて。でも力はいれないでね」
押し付けるともう遠慮なしでモミモミし始めました。
「すげぇ、やわらけー!! そんで大きいし重いよ!!」
モミモミ。上に持ち上げたり撫で回したり。
でも触られてるだけだからあんまり気持ちよくない。
ここで感じる揉み方されても怖いかな。
「乳首も触ってみてね。優しくね」
ぷに、と摘まれて「あんっ」と声が出ちゃう。
「そうそう、女の子を触るときは優しくね」
摘まれ、こねられて乳首が固くなってきます。そう、上手だよ。
じゃあ次は
「ねえ、ボク。『ぱふぱふ』って知ってる?」
「え、『ぱふぱふ』?? 聞いたことないよ」
うーん、この時代の言葉だと思ったんだけど?
「こうするの」
実践で教えちゃいます。
「うぷっ!!」
ちびくんを抱きしめ顔をおっぱいに埋めて
「ぱふぱふ、ぱふぱふ」
おっぱいで挟み込まれた顔を両方からもみくちゃにしてあげます。
荒い鼻息がちょっと感じます。
「ぷはぁ!」
「どうだった?」
「気持ちいい。お姉ちゃんいい匂いするな!」
「ふふ、ありがとう。じゃあもっといい事する?」
「する!!」
生意気かと思ったら素直な子です。
0566長門有希の放尿遊戯の続き2015/07/25(土) 00:06:16.83ID:8kh6XkJW
早速半ズボンのホックを外しチャックを下ろします。
ちびくんは小さいのでしゃがむというか座り込まないとおちんちんが目の前に来ません。
おっぱいと乳首を揉まれて熱くなり始めたアソコが水に浸かって気持ちいい!
ブリーフはもうベタベタ。下ろすとぷるん、と意外なことに剥けてる勃起おちんちんが。
ここはちびくんじゃないよぅ。
ピンク色でパンパンにはちきれそうな先っぽからは透明な汁が垂れてきてます。
「ボクはオナニーしたことある?」
「……時々」
そっか。さすがに恥ずかしいのかちょっと口ごもってる。
それともおちんちん見られてるのが恥ずかしい?
「前はいつしたの?」
「んー、忘れた。だいぶ前」
「じゃあいっぱい貯まってるね」
むにゅっと包み込んであげます。
「パイズリ!!」
パイズリは知ってるんだ。
あたしのおっぱいにつつまれたおちんちんは気持ちよくなっていっぱい汁を漏らしてます。
熱く硬いおちんちんさん、漏らした汁でヌルヌルになってもっと気持ちよくなって
「あっ!」
ビクンッ!ビクンッ!
射精しちゃった。まだ挟んで2,3回上下させただけなのにー。
先っぽからザーメンが吹き出す瞬間が見れませんでした。
「ご、ごめん!!」
「いっぱいでたね。あたしのおっぱい気持ちよかった?」
急におちんちんが小さくなってきたので胸の中のザーメンを確認。
真っ白な大量のザーメンが形を保ってぷるぷるして垂れてきてないです。
凄く濃い! ふふっ、だんだんあたしも気分がノッてきます!
「でもねボク、駄目ですよ」
「ごめんなさい、気持ちよすぎて我慢できなかった」
急におどおどし始めちゃったちびくん。わざと強めに言ってちょっと脅します。
「ごめんなさい」
あたしは立ち上がって
「ほら、ザーメンでベトベトになってぱふぱふされたくないでしょ?
 乳首舐めたくないでしょ?」
おっぱいの谷間に広がるザーメンをみせるとおや?、って顔。
「お姉さんはおっぱい舐めて欲しかったんだよ?
 チュパチュパ吸って欲しかったのに」
涼宮さんの舌技より凄い事はないと思います。でも子供の必死な舐めかたも好き。
長門さんの舌はどうなのかなぁ? 宇宙パワーはちょっと興味あります。
「だから」
またおっぱいの間におちんちんを挟んで
「かわりに出るとこ見せてね。こんどは出る前にちゃんと言ってね」
ムクムクムク!
おちんちんが急に大きく硬くなってパイズリしやすくなりました。
さっきの精液がローションになって1回目より気持ちいはず。
おっぱいの圧力でおちんちんが飛び出しそうになるのを押さえ込みます。
「やばいお姉ちゃん出そう!」
慌てて力を緩めます。
おっぱいの上に乗せたおちんちんは細かく痙攣してもう射精寸前。
左手をお皿にして右手でおちんちんこすると悶えるちびくん。可愛い!
ちょっとカリ首を撫でると
ピュッ!
出たー!
おちんちんの先からザーメンが飛び出てきました!
ドロドロしてえっちい匂いのザーメンが左手に溜まっていきます。
まだまだ出るようにしごきます。
「やめてお姉ちゃん!! うわぁ!」
ジョボッジョボボ、、
うふふふ、おしっこ漏らしちゃいました。気持ちよかった?
0567長門有希の放尿遊戯の続き2015/07/25(土) 00:09:31.39ID:8kh6XkJW
「お姉ちゃん、どうしてこんなエッチな事を?」
射精しておしっこまでしたら賢者タイムに入ったみたい。
おちんちんは小さくしぼんじゃいました。
「んー、それはね、お姉さんたちがえっちなことをしたいからだよ」
目を丸くするちびくん。
「ほら、あっちのお姉さんもお友達相手にえっちなことしてるでしょ?」
のっぽくんが涼宮さんに咥えられてます。あ、射精したみたい。
「あっちに行ってみようか」
ええと、名前出しちゃダメですね。
「えっと、おーい」
こんな呼び方でいいのかな?
「どうしたのー?」
おちんちんから口を離した涼宮さん、口元のザーメンがえっちいです。
「休憩です。のっぽくんはどうですか?」
「2回射精したらバテちゃった。チビ君は?」
「こっちも2回出して立たなくなっちゃいました」
「ふーん。うわぁオッパイの精液エロ過ぎ!」
涼宮さんの元に集合。
「おい、出したか? おれ2回も出したぞ」
「おれも2回。あとアソコ見せてもらった」
「マジで!? いいなぁ!! でもおれおっぱいの中で出したぜ!」
「おれは口の中!!」
「えーっっ!! クソッいいな!! お姉ちゃん、おれにもアソコ見せてよ!」
わいわいと報告する子供たち。微笑ましいけど内容が良くないです。
「いいよー。こっちに来てね。…きみも見る?」
のっぽくんを誘ってあげます
「うん!」
「あたしも!」
涼宮さんまで……

「ノッポ君にはおさらいね。チビ君はよく見ときなさい」
「ノッポ君……」
「チビって言うな!」
「文句言うと見せないわよ!」
あたしの股の間に3人。ちょっと足を広げるのが大変。
「教えてあげるわ。これがクリトリスっていう女のチンチン。
 おしっこの穴はこの下ね。ねぇ、おしっこしてよ」
「えー無理です〜。いま出ないよ〜」
「駄目ねえ。淑女たるものいつでもすぐおしっこできなきゃ」
むちゃくちゃです。
「んでこの穴が膣、オマンコ。んでこのネバネバした粘液が愛液。オマンコ汁でもいいわ。
 これは肛門ね」
「ひゃぁああ!?」
指入れないでぇ!!
「さて、ノッポ君は2人のオマンコ見てるのにチビ君はあたしのを見てないのは不公平よね」
涼宮さんがわたしの横に座って同じく股を開きます。
「どう? 違うでしょ?」
「すげぇ、エロい」
「あんたたち、オマンコをいっぺんに2人分見れるチャンスって滅多に無いんだから感謝するのよ!」
「「はい!」」
0568長門有希の放尿遊戯の続き2015/07/25(土) 00:11:29.87ID:8kh6XkJW
ふふん、2人とも食い入いるようにあたしとみくるちゃんのオマンコを見てる。
もっと視姦しなさい。
「ねえ、約束のおしっこは?」
んーしつこいわね。まあ見せるって言ったし。
「よく見てなさい」
ワンピースにかからないように注意して、と。
シャーーー
「わ、すげえ!」「うわ、見せて見せて!!」
なかなか反応いいわね。やっぱ有希も連れてきたらよかったかな?
あの子頻尿だから何回でも見せてあげれたのに。
チョロチョロチョロ…… 
あんまり溜まってなかったから終わっちゃった。
「満足?」
「うん!」「勉強になりました!!」
好評で良かったわ。だけど
「あんた達、本当の勉強はこれからよ」
ノッポ君は「?」の顔、チビ君は「!」。そう、そうよ。
「ちびくん、こっちにいらっしゃい」
「おう!!」
みくるちゃんにチビ君が抱きつく。あたしはまだわかってないノッポ君をどう料理するか考えて、まあ答えは出てるんだけど。
「ここに仰向けで寝て」
時間が立って、オマンコを見比べさせて、おしっこまで見せたから完全復活したチンチンがピンと立ってる。
「自分のチンチンをよく見なさい。今からあたしのオマンコに入るから!」
「え!」
「これがセックスよ!」
ノッポ君をまたぎ、チンチンを固定してその上にゆっくりと座り込む
「セックスしてない男の子のことを童貞ッて言うの。童貞を卒業する瞬間をチンチンで感じなさい!」
十分濡れたオマンコがノッポ君の童貞チンチンをゆっくり食べていく。
「うわあ」
「どう? ヌルヌルして気持ちいいでしょ?」
「うん、熱くてヌルヌルして気持ちいい!」
あたしのオマンコがチンチンを完全に飲み込んだ。まだ奥に余裕がある。
抜けないように注意しながら腰を上下に動かす。
「気持ちよすぎてまた出そう!」
うむ、ここはちゃんと教育しなきゃ。グラインドを止め、膣を緩める。
「本当は駄目なのよ。精液をオマンコの中に出すと赤ちゃんができるの。ちゃんと避妊しなきゃね」
「避妊?」
「そう。コンドームっていうゴム風船みたいなのをチンチンにかぶせて精液を膣内に出さないようにするの。
 だから本当は駄目なんだけど、今日は特別。安全日っていってあたしは妊娠しない日なの」
「マジ?」
「マジ。それに初めてのセックスでしょ? 生でオマンコを感じて思いっきり中出ししなさい!」
初物を生で味わいたいってのも童貞ハンターとしての本能だし! 膣をぐっと締める。
「あ、出る、出る!」
ドピュッ、ドクドク
射精した!
「はい、童貞卒業おめでとう! これであんたは男よ!」
「ありがとうおねーちゃん!」
「どういたしまして。んじゃあ」
立ち上がる。ドロリと精液と愛液が混じった汁が溢れる。
「せっかくだからいろんな体位を試してみなさい。ちなみに今のは騎乗位っていうの。
 あっちは正常位ね。そしたらあたし達はバックでやってみましょ」
見るとみくるちゃんにチビ君がへばりついてる。あっちはあっちで上手くやってるわね。
有希はどうかしら? 多分大丈夫だと思うけど。
まあこっちはこっちで楽しみましょう、と四つん這いになってお尻をノッポ君に向ける。
「英語でドギースタイル、犬の交尾ね。見たことあるでしょ? さあいらっしゃい」
ノッポ君が恐る恐る覆いかぶさってきてズブリとあたしの中に入ってきた。
「やっぱ気持ちいいよ!」
「あんたばっかり気持よくなっちゃ駄目よ! さあチンチンでオマンコを突くのよ! あとオッパイも触ると女は悦ぶから!」
0569長門有希の放尿遊戯の続き2015/07/25(土) 00:14:48.56ID:8kh6XkJW
「お姉ちゃん、本当にいいの!?」
「うん。ちびくんはセックスしたことある?」
「無いよあるわけ無いじゃん!」
「やり方はわかる?」
「AVで見た」
じゃあ正常位かな。股を開いてチビ君を迎えます。
「入れるとこわかるかな?」
「やってみる」
おちんちんがいろんなところに突き刺さります。だめ、そこじゃない。アナルじゃ童貞喪失にならないよ。
オマンコに入りかけるけど角度が悪かったり。あたしのエスコートでやっと
「入った! 柔らかい、気持ちいい」
あん、この子のおちんちんは剥けてるだけあってカリが凄いです。
それに子宮口まで届いてる。今まで食べた童貞チンポで一番!
夢中で腰をふるのが結構うまいです。これはイカされちゃう予感!
だけど
「あ、出る!」
ドクンドクンドクン!
初めてはやっぱり早かったな。
「ごめんなさい、中にだしちゃった」
「ううん、大丈夫。それより童貞喪失しちゃったね。」
あたしは禁則事項なあれで妊娠しないし。ちびくんを抱き寄せて
「よく頑張ったね。えらいえらい。」
頭を撫でてあげます。そして
「ねぇちびくん、もっと頑張れるかな? お姉ちゃんの中でもう一回ピュッピュできるかな?」
ムクムクムク
あたしのオマンコの中で小さくなり始めたチンチンが急に復活しました。
「やるよ、やるよおれ!」
「頑張ってね。こんどはお姉ちゃんを気持ちよくさせてね」
うん、いいよ! その調子! もうちょっとであたしもイケるから!

−−−−−

お互い2度膣内射精したので相手を入れ替え。
初体験で乱交とかほんと贅沢ねぇ。
「どう? あたしのオマンコは? あのおっぱいの大きいお姉さんより気持ちいい?」
体位は正常位。小さい子に襲い掛かられるのも悪く無いわ。
ちなみにチビ君のチンチンはなかなかよ。大きいしカリ首あるし。
「どっちも気持ちいよ! お姉ちゃんの方がキツキツだけどおっぱいのお姉ちゃんの方が柔らかい!」
「ふーん、じゃあもっとキツくしてあげる」
「わ、待って、あ!」
ドクンドクン
膣を締めたらチビ君が暴発しちゃった。
「もー。あたしはまだ満足してない! 早く勃たせて!」
ぐ、ぐ、とオマンコを締めると硬さが戻ってきた。
「さあ休んじゃ駄目。いっぱいあたしの中で射精しなさい!」

「おねーちゃん柔らかい。チンポ溶けそう」
「いいよ。溶かしていいよ。ちびくんは2回出せたけどのっぽくんは何回だせるかな?」
のっぽくんのおちんちんはちびくんより良くないです。
だけど感度がいいみたいだから中出し回数は期待できそう。
対面座位でのっぽくんを抱きしめながら優しく頭を撫でてあげます。
こびりついていたおっぱいのザーメンは洗い流してるから吸い付いてもいいよ。
「あぁ、おねーちゃん出る…」
「うん、いいよ」
ゆるゆると腰を上下に振ると
ビクンビクン
力はなくなってきましたがザーメンをちゃんと発射しています。
「頑張ったね。気持ちよかったよね。じゃあもっと気持ちよくなろうね」
のっぽくんにチューしてあげるとオマンコの中でまたおちんちんが大きくなってきました。
0570名無しさん@ピンキー2015/07/25(土) 11:01:44.40ID:jdMaAbMr
相変わらずヤバいな
0571長門有希の放尿遊戯の続き2015/07/25(土) 23:20:34.09ID:8kh6XkJW
納屋の中は屋根が一部無く、中は意外と明るい。
雨が降れば濡れるので雑多なものは残った屋根の下に集められている。
どこに電源があるのかが不明だが扇風機が回っている。
「どこでも座っていいよ」
いくつかあるパイプ椅子の一つに少年は座りゲームを再開した。
さて、わたしはこれからこの少年を誘惑し、性交しなければならない。
意外なことに性交への抵抗感がない。
気弱そうな少年で涼宮ハルヒ的には不満そうだったがわたしとしては悪印象はなく、
嫌悪感を抱かせる容姿ではないこともあるが
それよりも涼宮ハルヒの願望、わたしが少年と性交することを望んでいるからかもしれない。
彼に全ての処女を捧げておいて本当に良かった。
何もしなくてもいいとは思う。しかし涼宮ハルヒの意向は強制力を持つ。
少年のゲーム機を覗きこむ。
ゆるい襟の間からわたしの胸が丸見えになっているはず。
ちらちら覗きこむ少年の視線に気づかないふりで画面を見る。
「面白い?」
黙っていては警戒される。SOS団の子供相手のボランティア活動の経験が意外な形で役に立つ。
「う、うん。難しいけど」
胸を見ながらでは難しいだろう。だんだんミスが増え、ゲームオーバーとなった。
「やってみる?」
わたしの顔を見上げるようで、その実視線は胸元。誘惑は効いている。
次はわたしが座り、少年には横に立ってもらって教えてもらうよう提案する。
もちろん胸を上から覗き込む形になる。
ゲームを開始。単純なアクションゲームで操作は簡単だった。
意外に興味深く、すこし没頭してしまった。
自然と肩紐がずれ、乳房があらわになりつつある。
大げさに操作し服をずらすと乳首に引っかかって止まる。
少年の視線を感じ更にオーバーアクション、とうとう右の乳房を露出させる。
「わ、わ、お姉さん、見えてる!!」
少年が慌てふためく。やはり刺激が強すぎるよう。
…… 、でここからどうしたら良いかがわからない。
とりあえずゲームは自爆させる。

「トイレ、近くにある?」
結局何も思いつかなかったので乳房をしまいながら性的話題に近い事柄を話すことにする。
頻尿なので実際に膀胱が甘い痺れでわたしの生殖器を攻めてきている。
「えー、ないよ。どうしよう!」
「あなたはおしっこしたくなったら家に帰るの?」
「ううん。ここからだと自転車で10分はかかるから立ちションだよ。
でもお姉さん女の人だからダメでしょ??」
「別に立ってしなくてもいい」
辺りを見渡すふりをする。周囲に人がいないのは確認済みだが。
「外だと人が来るかもしれない。ここでおしっこしていい?」
少年は迷いを見せる。汚くすると叱られるのか?
内腿に力をいれ、もじもじと尿意を堪えている様子を見せる。
「い、いいよ。その間外出とくよ」
「待って」
逃げられるのも困る。
「女のおしっこ、見せてあげる」
もっとましな誘い方があるはずだが少年を引き止める事に成功した。
0572長門有希の放尿遊戯の続き2015/07/25(土) 23:23:19.13ID:8kh6XkJW
わたしの正面に少年を立たせる。少年の目線は胸の高さ。
そういえば年齢は聞いていない。名前も知らない。
が、聞く気はない。あくまで今日一日限りの関係だから。
「お母さんのは見たことある?」
「ない。もし見ようとしても怒られるよ」
「それが普通。だから今回は特別。誰にも言わないで」
コクコクと少年は頷く。

まずワンピースの裾をたくし上げる。
「お姉さんパンツはいていない……」
ノーパンまでは想像してなかっただろう。
そのままワンピースを脱ぐ。
この衣装の誘惑は効果的だったが、よく濡れ、漏らすわたしの体質上
これからの行為には邪魔でしか無いと判断した。
大きな机、何かの作業台に上がりM時開脚。
大きく開いたわたしの股の間に少年は顔を近づける。
「初めて見る? 男の人と違うから良く見ておいて」
食い入るようにわたしの性器を凝視する少年。だんだん興奮してきた。
まずはクリトリスを剥く。
「っ、これはクリトリス。女のおチンチン」
少し漏れそうになったが耐える。
「男の人と違って小さいし先におしっこの穴は無い。おしっこの穴はここ」
陰唇を開く。膣口からとろりと液が溢れる。
「お姉さんおしっこちびってるよ」
「違う。これは愛液」
即、男性器を迎える準備が整うわたしの女性器はいかがなものであろうか。
「愛液については後で。この穴じゃなくて上に小さな穴がある。わかる?」
「わ、わからないよ」
顔を真っ赤にしながらわたしの生殖器から目を離せない少年の姿に更にわたしの性感が上がる。
「大きい方は膣。オマンコとかオメコって聞いたことある?」
「ある! これのこと!?」
「そう」
色々レクチャーしたいがとうに膀胱括約筋は限界を迎えているのでもう放尿することにする。
そういえば彼にも女性器の説明をしたことがある。
その時も失禁寸前で、放尿時にも状況の解説を強要された。
非常に興奮してその後の性交も凄く良かった。
「では今からおしっこをするから良く見ていて。あとかからないように顔は避けて」
「うん」
……
………
しっかり尿道口を露出させやっと脱力。
「出る」
シャァァァァァーーー!!!
「凄い!」
「よく見て、お姉さんのおしっこ穴。わかる?」
「わかるわかる!!」
見られている! 
彼でも涼宮ハルヒでもない見ず知らずの少年に女性器と放尿を見られている!
それに気づいた途端、子宮が収縮を始め愛液を吐き出す。
0573長門有希の放尿遊戯の続き2015/07/25(土) 23:26:04.70ID:8kh6XkJW
だんだん尿の勢いが衰え、尿と愛液が混ざった液体が垂れる。
こんどは少年の泌尿器を見せるよう依頼。
わたしが先に見せたせいか素直に応じてくれる。
ズボンとパンツを下ろすと成長途上の男性器があらわれた。
「おチンチンはおしっこのための道具だけではない」
既に勃起したペニスをつまみ上げる。
「お姉さんボッキしちゃった」
勃起は知っている模様。
「学校でこうなったらむちゃくちゃ恥ずいんだ」
子供特有の下ネタ好き程度の知識なのだろう。
「この勃起したおチンチンを膣、オマンコにいれて精子を出すと女の人に赤ちゃんができる」
「えっ!! マジ!?」
「本当。これをセックスや性交という」
彼の逞しい一物と違い可愛らしいものを撫で回す。
「お姉さんくすぐったいよ」
まだ第二次性徴期は迎えていないか途中なのか。
「我慢して。キンタマ、玉袋。これは何のためにあるか知っている?」
小さな2つの玉を撫でる。駄目だ、彼の睾丸を思い出し子宮が疼く。
「知らない。蹴ると痛い」
「そのうち学校で教えてもらうことになるがいま教える」
彼の男性器はわたしの性欲を掻き立てるが
少年のものは可愛いという印象は陰毛が無いのも理由だと思われる。
「キンタマは正式には睾丸という。ここで精子という赤ちゃんを作るための細胞が作られる」
「赤ちゃん!? どうして?? 男なのに?」
「植物の雄しべと雌しべ、花粉の話は学校で習ったと思う」
「うん! 受粉すると種が出来る!」
「人間も同じ」
さわさわと陰嚢を撫で続けるとさらにペニスが熱を帯び、硬くなり始める。
しかし勃起しているが包皮が余り亀頭が露出していない。
ここは少年の男性器を正しい方向に教育して将来女性器を大いに悦ばせる存在になってもらおう。

「いいことをしてあげる。くすぐったくても暴れては駄目」
返事をまたずペニスを咥える。
「き、汚いよ!!」
構わず口内で皮剥き。包皮の情報を操作し無理なく、痛みを感じさせないよう広げる。
悶える少年の腰に手を回し顔と口でホールド。包皮内に舌を入れねぶる。
苦味のある恥垢の存在は想定していなかったがなんとか舐めとる。
包皮から亀頭を引きずりだし丁寧に清める。枷が外れた陰茎は初めて完全に勃起した。
「おめでとう。これであなたのおチンチンは大人。
 この赤くてツルツルした先端が亀頭。亀の頭と書く。男の人はここが気持ちいいようにできている。
 おチンチンを剥いて亀頭を出せばおしっこをしても飛び散らない」
一旦離れ、少年に性教育の続きを行う。
「このままあなたが精子を出して子供を作れるかを確認する
 おしっこが出そうな感覚があっても我慢しないで。
 お姉さんはあなたにお漏らしさせるのだから。口の中に漏らして」
「でも汚いよ」
「大丈夫。出るのはおしっこではないから綺麗」
未成熟な少年のペニスは勃起しても細く短い。わたしの膣もアナルも満足できないだろう。
だがわたし自ら成熟の手助けをしたペニスを咥え込みたい欲望もある。
わたしの女性器は完全に男性器を迎える準備が整っていて足元に水溜りができているが
今回は自重する。自宅に帰ったら彼に来てもらい思いっきり突いてもらおう。中出ししてもらおう。

「よく見ていて。おチンチンがお姉さんに咥えられる所を。
 そして咥えられたらおチンチンがお姉さんの口のどこにあるか、
 舌がどこを舐めるか神経を集中させて感じて。」
0574長門有希の放尿遊戯の続き2015/07/25(土) 23:29:55.01ID:8kh6XkJW
上目遣いで少年を見つめ、ゆっくり大きく口を開け、陰茎を咥える。
まだ剥けたばかりの亀頭を避け竿部分をねぶる。
10秒、20秒でペニスに脈動を感じた。射精する。
精子の説明でピンと来てない様子だったので
これが精通かも知れないと思うと胸が高鳴る。
ならば最高の精通を味あわせてあげたい。
ペニスを深く咥え、舌を縦にくぼめ裏筋に密着させる。
亀頭、裏筋、カリ首を舌と口蓋でこすり上げると快楽の飽和点により射精に導く事ができる。
その時吸い込む動作をすると尿道を駆け抜ける精液を前立腺から引きずり出すことになる。
彼に実施すると間違いなく失禁してしまう必殺技。
残念ながら少年のペニスは喉奥まで届かないがバキュームフェラは効くはず。
「うあ!」
ビクビクッ!と亀頭が細かく震え、一瞬の溜めのあと大きな脈動。

空打ち! 精通していない!
そういえばカウパーの味もなかった。
その事実に背筋がゾクゾクと腰が抜けそうになる。
一旦陰茎を離し、少年に説明する。
「あなたはまだ子供。成熟していないから精液が出ない。子供は作れない」
ああ、わたしは駄目な存在だ。さっきの決意をもう撤回してしまう。
「だけどいずれあなたも大人になる。その時のために子作りのやり方を教える」

少年を作業台に仰向けで寝かす。
「子作り、セックスの方法や体位は何種類もある。今回はわたしがリードする」
彼の童貞を奪った時と同じ騎乗位で小さな勃起にしゃがみ込む。
少年の手を取りわたしの性器を触らせる。
「もしあなたが女性とセックスするようになったら、必ず相手を気持よくさせること。
 女性が気持ちよくなれば、いやらしい気分になればこのヌルヌルした液、愛液が出る。
 十分ヌルヌルになったらおチンチンを差し込めばいい」
わたしの性器はいやらしい気分になっているのでスムーズに陰茎を飲み込む。
硬さは十分だが長さが不十分。子宮口に届かないのがもどかしい。
Gスポット、膀胱裏をこすり上げるように腰を上下させる。
「お姉さん、気持ち良すぎる、また来そう!」
「我慢しないで気持ちよくなって」
ビクビクビク!
少年の性器はまだ無垢なままなのに童貞を失ってしまった。
まだおしっこしか通過していない前立腺はカウパーを分泌する前に
空の精嚢から存在しない精液を膣に送り出そうと虚しい射精運動をさせられた。
この事実に気づいたわたしの女性器は勝手に絶頂する。
「お、お姉さん大丈夫!?」
「大丈夫、それよりまた気持よくなりたくない?」
少年の両手を持ち、わたしの胸を触らせると入れたままの陰茎が勃起し始める。
その後2度膣内で空打ちしたあと陰茎が力なく膣から抜けた。
わたしももう一度絶頂したが、もし少年が3度めの空打ちまで膣を責められたら
間違いなく失禁していた。それ程この青い果実は甘美だった。
0575長門有希の放尿遊戯の続き2015/07/25(土) 23:32:13.11ID:8kh6XkJW
休憩の後、「大人」になるための訓練として男性の自慰を少年にレクチャーする。
少年の陰茎は自慰も知らないまま女を悦ばせ愛液の味を知っている。
その悦ばされた女の手が陰茎を上下させる。
さすがに空打ち射精を何度もしているので絶頂には至らない。勃起力も落ちている。
そこでおかずとしてゲーム機のカメラ機能でわたしの女性器を撮影させる。
さらに放尿動画を撮影させ、改めて自慰講習を再開。
動画を見ながら自ら絶頂することができるようになった。
「どう? 気持ちよかった?」
「うん、凄く気持ちいい……」
台の上に寝転び息も絶え絶えの少年、睡魔が襲ってきているようだ。
わたしは服装を整える。
「約束。誰にも言わないで」
「わかった。誰にも言わないよ」
「じゃあ、最後に」
別れを告げるつもりだったが男性器を放り出しながら寝転がる少年に欲情してしまった。
スカートをたくし上げ、少年に覆いかぶさり69の体制で少年の陰茎を咥える。
わたしの女性器を少年が見やすいように大きく股を開き腰をくねらせる。
たちまち力強く勃起する少年のペニスを口内で転がす。
あっという間にペニスが震えだしたので片手で体を支え、空いた手で陰唇を広げる。
空打ちする少年の目にはわたしの陰核が、膣口が焼き付いただろう。

とうとう少年は疲れて眠ってしまった。
少年の顔に垂れたわたしの愛液を拭い、ズボンを履かせたあと
サービスに女性器画像を何枚か追加して納屋を出る。
今日何度も絶頂した少年の生殖器は強制的に成熟へと目覚めただろう。
近いうちにわたしの性器画像を見ながら精通するに違いない。

「どうだった?」
ちょうど森の奥から2人が帰ってきた。
「一応、した」
「そう! あとで感想きかせて! んでヒョロヒョロ君は?」
「疲れて眠っている」
「そっか。ノッポ君とチビ君は寝てないけどバテて動けてないわ。
 今のうちにとっとと退散しましょ!」
賛成。
「ちょっと搾り取り過ぎちゃいましたね」
「最後のフェラチオ連発が効いたみたいね。射精しても1滴も出てこなかったし」
「でもする人が変わるとまた勃起して射精するんですから面白いですね。出てこないんだけど」
笑顔で会話する二人が怖い。
「んじゃ帰りましょ。あ、有希、夜は空いてるかしら?」
夜? できれば彼と過ごしたい。
「あたしが家庭教師してる子がいるんだけど、勉強が終わった後、どう?一杯やる?」
その一杯とはどういう意味か、いくつも思い浮かべることが出来るのはわたしが汚れた証拠。
「涼宮さん、長門さんは今日疲れちゃってると思います」
「そっか。そうよね」
朝比奈みくるのフォローが怖い。表情は純粋に心配してくれてるように見えるが
彼との関係を知られているだけに油断できない。
「それより涼宮さん、急がないと家庭教師の時間に間に合いません!」
「やばい! 走るわよ有希! みくるちゃん!」
走りだした涼宮ハルヒを朝比奈みくると追う。
「長門さん、夜お邪魔してもいいですか?」
頷く。拒否権はない。
「キョンくんと一緒にいてくれると嬉しいな」
拒否権はない…。
「有希ー! みくるちゃん! 電車見えてるわ! 荷物回収したら着替えなしで乗るわよ!!」
「は〜い!」
それは困る。胸が見えてしまう。それにノーパンだ。
しかしそうなるのは涼宮ハルヒの持つ能力の発露なので仕方がない。
無事帰れることを祈り電車に飛び乗った。
0577名無しさん@ピンキー2015/07/26(日) 23:06:09.32ID:9dzQAiYn
今までにもまして強烈な内容、GJであります

いや、餌食にする対象がやばすぎてw
0578名無しさん@ピンキー2015/07/27(月) 23:03:52.06ID:aR8XN8hw
毎回凄い投稿乙
描写もシチュエーションもエロ過ぎ
特に長門視点がツボ
次も楽しみにしてる
0580名無しさん@ピンキー2015/10/08(木) 21:04:19.09ID:Hw6BA1G8
ttp://kaku-yomu.kadokawa.jp
>上記作品の二次創作解禁は、本サイトへの投稿に限ります。

つまりどういうことになるのか誰か教えてくれ
0584名無しさん@ピンキー2015/11/29(日) 21:57:00.94ID:ETB0VE/D
『夢の中では、あなたは猫?』声優ネタ、今のところエロなし

自慢じゃないが、俺はよく夢を見る。この前は夢の中で侍というか浪人になって「よろず屋」とかいうのをやっていた。
そんな事はどうでも良いが、放課後の時間になったというのに我等が団長は教室の机の上で夢の中だ。
正確には、夢を見ているかどうかは本人に聞いてみないとわからないが、、、
しかし、かなりうなされているが、こいつも怖い夢をみるのだろうか。

「うーん、よく寝たわ。え?もうこんな時間?」
ようやく起きたか。
「久しぶりに嫌な夢だったわね。キョン!ぐずぐずしてないで早く部室に行くわよ!」
「お前、さっきうなされてたが、そんなに悪い夢だったのか?」
「キョン、あんた夢みる?」
「ああ、自慢じゃないが、毎日のようにな」
「ずっと前は、アメフト部のマネージャーだったわ」
まあ、アメフト見に行ったからな。やる方でないのは、お前らしくないけどな。
「盗賊団の一員だったこともあるし、魔法を使う猫になったこともあるわ」
さすが団長様だけあって独創的な夢をお持ちだ。
「夢の意味が違うじゃないの。そういうあんたは、、、」

「よう。涼宮ハルヒとその下僕一名」
そう声をかけたのは、我等が友人谷口である。

続くかもしれない
0589名無しさん@ピンキー2016/01/07(木) 06:51:10.06ID:LrmVY7d0
ハルヒシリーズで一番不快なキャラは、藤原だな。
やる事なす事、全部人任せの癖に、偉そうに物を言っているのは何故だ?
そんなに死んだお姉ちゃんに会いたいなら、後追い自殺でもすれば。
0596名無しさん@ピンキー2016/04/15(金) 07:48:30.58ID:bjjAFZw7
>>589
俺も正直、藤原は鬱陶しい奴だと思っていたな。
なんつーか自分のやっている事は、棚に上げて他人の事ばかり責める、人間の成れの果てって感じ。
0597名無しさん@ピンキー2016/04/16(土) 07:09:41.01ID:2ALV2pKj
生まれてはいけない(世界線維持的な意味で)シスコンってのもそういないよ。立ち位置は電王のイマジンそのもの
0598名無しさん@ピンキー2016/04/24(日) 21:58:16.57ID:ceB29fKG
>>592
戦車は5人で一チームなので、SOS団の戦車を、考えたことあるけど
タイガーTで、ハルヒ車長、キョン運転手、みくる無線手、古泉砲手、長門装填手かな
今の10式や90式だと3人になるんだけどさ

>>589
藤原陰謀での初登場時でのただものでない悪役ぷりと驚愕でのシスコンでのギャップがひどいよな
まあ、期待をさせといて、小物だったのもハルヒシリーズぽくていいかも
0600名無しさん@ピンキー2016/05/02(月) 08:37:25.68ID:rCacAohn
自分が良ければそれでいいという、自己中心的という面では
ハルヒと藤原は似た者同士何だろうな。
0601名無しさん@ピンキー2016/05/10(火) 23:02:38.10ID:R26HiaGx
類は友を呼ぶというやつか。藤原の陰謀から驚愕までの、行動を振り返ると

みくる誘拐の他にも、長門を攻撃して人質に取るような形で脅迫したり
ハルヒ殺害までしてるしな。それと「お前たちは化石以下の存在」や「愚か者ばかり」だの
罵詈雑言を喚き散らし、佐々木には「あんたは言う事だけ聞いていろ」だの

何の見返りも無いのに、協力してくれたきょこたんには「お前は黙ってろ」と
偉そうに指図しているし、ホントに周りの人間は、自分が姉に会うためだけの、道具としか見てないな。
未来人様ってのは、お気楽なご身分なことで。
0602名無しさん@ピンキー2016/05/11(水) 21:56:04.46ID:kXLCCu8B
そんな今更な感想じゃなくて佐々木団のエロエロ話とか投下してくれ
0603名無しさん@ピンキー2016/05/12(木) 22:43:08.60ID:i500gD10
ただヤるだけのベタでいいから書いてみよう→でもハルヒなんだし軽く事件を起こそう→実はひねり伏線意外性を!→無理
0605名無しさん@ピンキー2016/05/18(水) 22:02:10.44ID:WXBJYqAb
漫画はいいよね、AV撮らせるだけで1冊の話になるんだから
0606名無しさん@ピンキー2016/05/19(木) 18:55:34.32ID:5ADkg8iy
大量に同人誌やSSが出過ぎでネタ切れの中
放尿の人のネタはなかなか新鮮で良かったんだけど。
他の切り口も見たい。
0608名無しさん@ピンキー2016/05/25(水) 21:22:48.12ID:yPWxIyIP
うーん
ハルヒらしさとか大事にするとエロさはなくていいんじゃね、になるんだよな
0609名無しさん@ピンキー2016/05/29(日) 18:36:23.35ID:8WQMfyxV
個人的な感じ方だと、藤原はそこまでゲスな悪人だとも思わないな。
みくる(大)の事しか考えていないせいで、周りが見えていないだけだろう。

あの尊大な口の利き方は、どっちかっつーと視野の狭い子供が
自分がいる場所を頂点だと思い込んで、そこ以外に居る人間を見下して高笑いしてるイメージ。
0610名無しさん@ピンキー2016/07/06(水) 08:35:17.33ID:AXKe0IK5
>>609
それはちょっと好意的に解釈しすぎのような
そもそも藤原がキョンや周囲の人間に対して、悪意に満ちた暴言を放ったのも

未来人だから見下すとかじゃなくて、元から陰湿でゲスな性格が、滲み出てるからに思える。
0611名無しさん@ピンキー2016/07/06(水) 18:18:36.20ID:q1G7rQKA
>>598
アンコウのオスは目立たないカスみたいな存在だよね
キョンみたいで悲しい
0613名無しさん@ピンキー2016/08/21(日) 20:03:03.86ID:4aiBxmyw
(C73) [絵援隊 (酒呑童子)] MELANCHOLY PRINCESS 3 (涼宮ハルヒの憂鬱)
0614名無しさん@ピンキー2016/09/15(木) 22:21:38.03ID:fyqwX83Z
驚愕の時の作者インタビュー読んで、佐々木みたいな美味しいキャラが今回限りなんてけしからんと思ったものだけど
まさかその佐々木卒業後の次回が、これほどまでに出ないとは
佐々木も浮かばれまい
0615名無しさん@ピンキー2016/10/06(木) 03:27:27.56ID:Owk2u73u
春日がブームだった頃に
学校だけは漫画とかドラマCDとか普通にメディアミックスしてほしかった
0616名無しさん@ピンキー2016/10/14(金) 22:50:55.83ID:BIXODVS0
ハルヒのおかげで読んだ、学校を出よう!は
このままに風化するには惜しいよね
世界が違うからクロスオーバーは無理があるけど
なんとかならないかなー
0617名無しさん@ピンキー2016/10/23(日) 12:40:36.97ID:jJndv28p
みくるは学校で、男子たちの猥談の対象にされてそうだな。
0620名無しさん@ピンキー2016/12/12(月) 07:15:07.75ID:Kl2taTAa
>>614
分裂前は、キョンのあだなを広めた人が、佐々木と同一人物だと予想していたが
違ってたね
そいつも、キョンの元彼女設定だったかもしれないが
そいつに関しては、出すとしたら元彼女でなく男の方が良いかもな(つまり、谷口か古泉ポジション)
0622名無しさん@ピンキー2017/01/05(木) 19:18:44.18ID:0YWDXpS3
>>621
原作読む限り
今は転校していない人っぽいけどね
キョンの(佐々木より前の)元彼女のお兄さんかな?
というより、キョンの親友さんの妹が佐々木の前のキョンの元彼女だったりして
0623名無しさん@ピンキー2017/01/09(月) 19:50:12.05ID:Dd8Eyjrx
ハルヒと佐々木、どっちが神にふさわしいかの問題だけど
橘の主張では、佐々木は精神が安定しているから、ハルヒよりは佐々木が持つべきだ。らしいが

佐々木が世界を肯定している間は、それでいいけど、もし佐々木が
「この世界は存在に値しないな」と判断したら、おそらく躊躇無く世界を終わらせるだろう。
それに対してハルヒのような気分屋は、0か100かみたいな極端なことしかしないし、塞ぎこんでも、キョンがキスするぐらいで機嫌直す。

だいたい佐々木も、そんな能力いらんと言っているんだから、橘も押し付けは止めとけよ。
0624名無しさん@ピンキー2017/01/24(火) 22:04:47.76ID:zIEUgShf
エロ無しです。
「ソード・ワールド短編集 まぼろしの女」収録 『遅れてきた鍵』をハルヒの登場人物に置き換えた作品です。
『遅れてきた鍵』のネタバレを含みます。今後電子書籍などで読む方はご注意下さい。
イメージとしてはハルヒのメンバーで芝居をしていると思ってください。
0625「遅れてきた鍵」@/P2017/01/24(火) 22:06:23.67ID:zIEUgShf
キョン(…暑い。)
波をかきわけ進む船の甲板で抜けるような青空を見上げれば、太陽はまるで怒ったようにジリジリと厳しい日差しをそそいでいる。
キョン(ただただ暑い。…しかし引き返す訳にはいかない。アイツを守り財宝を見つけださなければならないし。)
日差しを避けられる船室からクソ暑い甲板に出て辺りを見渡せばやはりアイツが水平線を眺めていた。
キョン「またここか、いい加減にしないと熱中症になるぞハルヒ。」
ハルヒ「あっ…キョン。…できれば自分の目で見つけ出したい、何かできることをしていたい、じっとはしてられないの。」
キョン「船員の谷口たちの方が水平線から島を探すのは慣れている、落ち着かないのも分かるが島に着いてからも財宝探しがある、しっかり休んでおけ。」
コイツは『ハルヒ』幸運神に仕える神官である。
出会ったのは以前とある遺跡で大怪我をした俺が担ぎ込まれた神殿に仕えていたからだ。
当時まだ大きな奇跡を起こせない新米神官だったハルヒは色々俺の世話をしてくれた、その恩を返すべく今回の旅に参加しているんだが。
ハルヒ「…キョン…、財宝は本当に有るのかしら…」
振り返りながらハルヒは不安そうに呟いた。
キョン「大丈夫、お前は腰まであった髪を捧げて冒険に挑んでいるんだ、神も応えてくれるさ。」
そうハルヒは長く美しかった髪をバッサリ切って、冒険に出てきた。
キョン(短く切りそろえた今の髪型も似合っているが、長かった頃の方が色々な髪型ができたんだよな。たとえばポニーt)
???「有ると良いですね。」
いつの間にか背後にローブを被った魔導師が接近して声を掛けてきた、いけすかない微笑みを常に崩さずにいる魔導師『古泉』だ。
キョン「このクソ暑いのに、暑そうな格好でご苦労だな。きつかったら付いてこないでいいぞ。」
古 泉「お気遣いありがとうございます。日光に直接さらされるよりこの方がずっと楽なんですよ。ご存知ありませんでした?」
キョン「無知な冒険者で悪かったな。あと近いし暑苦しい。」
古 泉「離れろと言われましても今はできませんよ。返済さえしてもらえれば、後はお二人がどうなろうと構わないのですが。」
キョン「勝手にしろ。邪魔だけはするなよ!」
古 泉「お二人の仲なんて知ったことではないんです。取立てが僕の仕事ですからそれさえ出来ればいいんです。」
キョン「やれやれ、冒険の事なんだがな。」
古 泉「おや?貴方の恋人がこっちを見ていますよ。」
古泉に言われてハルヒの方を見ると、声を潜めて話していた俺たちを心配そうに見ていた。
キョン「…恋人ではないさ。」
古 泉「おや、そうですか。では遠慮なく話しをさせてもらいますよ。」
そう言うと古泉はハルヒの側へと寄っていった。
0626「遅れてきた鍵」A/P2017/01/24(火) 22:10:26.00ID:zIEUgShf
何故船に乗っているのか?何故ハルヒと冒険をするのか?何故取立屋の古泉が付いてきているのか?
始まりは二ヶ月ほど前の事だ、ハルヒの実家である古美術商の倉庫から不審火が出た。
死亡者こそ出なかったが、涼宮家の財産と委託されていた美術品を焼失してしまい負債を抱える事となり、
火災で父親と兄が大火傷で動くことが出来ず、神殿にいたハルヒが呼ばれ返済をする事となった。
「『強欲な商人が、商売繁盛のため"商い"の神でもある幸運紳に娘を売り渡した。』と陰口を言う人もいるけど、
本当に店を大きくする事しか考えていなかったら、神に仕えさせるのではなく政略結婚に使ったはず。
きっと私を守るために神殿に送ったの。
そのおかげでキョンとも出会えたし、大変な事もあったけど親には感謝してるわ。」
つねづねそう言っていたハルヒは進んで実家に戻る事にしたんだ。
これこそ恩を返す機会と思った俺は、ハルヒの実家までくっついて来た。
倉庫の焼け残りは金になる様な物は無く、唯一あてに出来そうなのが焼けかけの箱に入っていたボロボロな古文書。
焼け残った部分から分かった内容は「先祖の魔導師長門有希が遺産を隠して置いた」とゆうありがちなものであった。
『古文書が見つかった事は幸運だ。』と近所の人々は口したが、そもそも火事が起こらなければ古文書は見つからず、起こった今では頼りとしている。神様の考えることはわからない。
キョン(だが遺跡での探索、冒険ならば幸運にも俺の得意分野。ハルヒのチカラになれるし、恩も十分に返せる。さらにその勢いで、ハルヒに想いをつたえt…)
谷 口「wawawa、ワー、島だ!島が有ったぞ!」
船員の谷口が大声で叫んだ。
実在も不確かだった島が見つかり一つ不安が消えた。だがまだ不安は幾つか有る。
古 泉「島は有りましたね。でも遺跡は有るのでしょうか?すでに冒険者達に荒らされているかもしれません?見つけても価値が無いガラクタばかりかもしれませんよ?」
キョン(実に腹立たしい、俺の気にしていた事を笑顔のまま言ってくる。しかも…)
キョン「…顔が近い!…離れろ。」
俺はいつの間にか近づいていた古泉を突き放し上陸用の小船に荷物を移す。
国木田「キョンはすぐムチャするから気をつけてね。」
キョン「ああっ・・・。」
国木田「最後まで気を引き締めて。」
昔からの知り合いである国木田の紹介もあり短い間だがお世話になった船をいよいよ離れる。
船長の鶴屋さんに戻って来れない事も含めなけなしの予算から小船の代金を含めた代金を先払いで渡して島に向かった。
古びた地図を頼りに上陸できる砂浜を探し出し、小船を砂浜に着け、浪打際から振り返り海を見れば、船が遠ざかって行く。
船は十日後に迎えに来る手はずだ。
島の探索を始めるべく、小船から荷物を降ろしている横で古泉はハルヒに確認を取っている。
古 泉「ハルヒさん、もう一度確認をしますが、今回の冒険で見つかった財宝をもって負債の返済に充てる。
見つからなかった場合、もしくは返済額に達しない場合は残っている家財道具、店舗、土地などを売り払い返済額を工面する。」
ハルヒ「確かにその条件で間違いないわ。」
古 泉「貴女自身の体も売却の対象に含まれている事もお忘れなく。」
キョン(古泉の顔には変わらない笑みなのであるのだが、心なしか下卑た感じがするな。)
内容に聞き耳をたてていた俺は、荷物を運ぶ手を休めて二人の間に割って入り、
キョン「心配するな、倍の額を返してやるよ。そしてお前の胡散臭い笑顔を二度と見ないで済むようにしてやる。」
古 泉「僕は約束の金額さえ頂ければそれ以上は頂きませんよ。それが仕事ですから、その後は感知する事はありません。」
キョン「フン!…気にいらねな。」
ハルヒ「キョン!何て事言うの。無骨な冒険者だからこんな言葉使いだけど古泉君気を悪くしないで。」
古 泉「ええ構いませんよ。取立屋とゆう好かれない仕事をしているので慣れています。」
こんな奴に優しくするハルヒの態度に苛立ちを覚えながらも、島の探索を先頭をきって進むべく荷物を背負い立ち上がった。
0627「遅れてきた鍵」B/P2017/01/24(火) 22:12:32.15ID:zIEUgShf
古 泉「さすが冒険者、腕力がお有りになる。非力な私にはとても出来ません。」
キョン(わかり易いヨイショであるが、褒められて悪い気はしない。我ながら単純だと思う。)
キョン「遺跡では活躍を期待していいんだろうな?」
古 泉「もちろんです。財宝探しを口実に逃亡しないよう監視するだけでなく、冒険の成功の為に助力するのも仕事に含まれていますから。」
まだ一緒に過ごす時間は短いが、度々コイツは笑顔のまま背筋が寒くなるような目をする。
"取立屋"とゆう職業上のせいか感情とゆうモノを感じさせない、まるで立場に忠実なマシーンのようだ。
しばらく歩くと、古文書と地図を見ながら先を行っているハルヒが話している俺達を呼んだ。
ハルヒ「ここみたい、この古文書に書いてある長門有希の遺産が残っている遺跡は。」
ハルヒに追いついた俺の目の前には朽ちた石の館が存在していた。
ハルヒ「このくらいの壁なら乗り越えるのはわけないわ、早く入りましょう。」
早速壁に手をあてたハルヒを俺は急いで壁から引き剥がした。
キョン「気をつけろ!罠が有るかもしれない、特にこんな『乗り越えて下さい』と言っている様な壁は俺の経験からすると、越えたとたんに何処からか矢が飛んでくるんだ。時間をかけてでも門を探そう。」
ハルヒ「///助かったはキョン、もう・・・は、離しても大丈夫よ。///」
言われてから成り行きとはいえハルヒを胸元に抱き寄せていた事に気づいた。
キョン「…あっ///すまん、咄嗟のことで。///」
照れもながらもハルヒの小さな体を離そうとした時。
古 泉「こちらに門らしき物が有りますよ。」
向こうから古泉の呼ぶ声がした。
確かにそこには屋敷の入り口らしき人が一人通れる門が存在していた。
ハルヒ「ここは入ってOKキョン?」
さっきの事もあり不安そうにハルヒが俺を見る。
キョン「門に罠は仕掛けない。・・・経験上はな。」
古 泉「でしたら、お先にお願いします。ベテラン冒険者の"無頼漢(ぶらいかん)のキョン"さん。」
何故か古泉の変わらない笑みのはずが、今度のはやたら嫌味たらしく感じさせる。
先頭を切って館の中に入ると謎の人物が目の前に現れた。
???「ようこそ我が館へ。汝らが賊か我が子孫か知らぬが歓迎しよう。・・・汝が」
古 泉「魔力を感じます。いつの日か訪れる者に向けてのメッセージを伝える古代の魔法でしょう。」
後から来た古泉が囁くように言った。
長 門「・・・汝が子孫であるならばそれを示せ。・・・賊であ」
ハルヒの方を振り向いたが、ハルヒは首を左右に振っている。
古 泉「合言葉か何かが古文書の焼けた部分に書いてあったのでしょう。」
キョン(俺もそんな気がするが、そんな事より今どうするかだ。)
長 門「・・・賊であるなら手厚い歓迎を用意させて貰っている。」
魔力の映像である古代の魔術師長門有希が持っている杖を頭上に揚げると、気にも留めていなかった散乱していた骨が集まり骸骨兵となり剣と盾を構えて向かってきた。
キョン「戦闘なら任せてくれ、"無頼漢のキョン"だぜ、助けは必要ない下がっていろ。」
二人を下がらせ、俺は腰の剣を抜き出現した骸骨兵にむかって飛び掛った。
しばしガイコツと剣を交えていたが俺の敵ではない。
骸骨兵を倒しドヤ顔をして振り向くと顔を赤くしたハルヒが、
ハルヒ「・・・さっさと奥に行くわよ。///」
と言ってドカドカとでも音を立てて先に行ってしまった。
わけがわからない、せっかく良い所を見せたと思ったのに、古泉の方を思わず見てしまった。
古 泉「ただ話していただけです。『何百年たっても朽ちない骨で作る骸骨兵を門番にした貴女の先祖は賢い。』とか、『骸骨兵の戦闘の腕前も凄いが、一対一で渡り合える貴女の恋人も凄い戦士だ。』とかですよ。」
キョン「///・・・恋人じゃ・・・無いって言っただろ。///」
古 泉「おやおや、何の見返りも無くこんな所までご一緒するのですから、ただならぬ関係だろうと思ったのですが、違いましたか?
おや?貴方まで顔が赤いようですね、船の上で長い時間日差しにさらされていましたから仕方が無いですよ。」
キョン(完全にからかわれている。)
俺は怒りで自分の拳が震えるのがわかった。
0628「遅れてきた鍵」C/P2017/01/24(火) 22:13:40.50ID:zIEUgShf
三人で罠に注意しながら館の中を探したが目ぼしい物は見つからなかった。
キョン「どれも年代物ではあるが、価値が有る物は見当たらないな。」
古 泉「鑑定眼も少し持ってはいるのですが、骨董的価値が有る物も魔力を感じる物もないですね。」
ハルヒ「・・・古文書には"隠した"と書いてあった。どこか・・・隠し部屋!が在るのかも。」
キョン「俺も冒険者だ、壁とか床とか調べながら見て回ったさ、だが見つからん。中庭の噴水も中央の像もよくある石製だ。」
ハルヒ「もう一度、もう一度見て回りましょう。
(小声でキョンに)『見つからなかったら私の体も売らなきゃいけないのよ、キョンわかってるの?』」
キョン「!? そうだもう一度注意深く見て回ろう。」
古 泉「僕としては、遺産でも財宝でもハルヒさんの体でつくったお金でも、返済さえして頂ければ構いませんが。ハルヒさんがいるなら夜の街にくりだす愉しみも増えると思うのですが貴方はどうですか。」
キョン(相変わらず笑顔で話しているが、どうもハルヒの体について話す時、コイツの顔が厭らしく感じるのは何故だろう?)
古 泉「僕は仕事に忠実です。私情を挟むことなく最善を目指します。なにより厭らしい事など考えませんよ。」
キョン(顔が近い、それより何故考えてる事がわかるんだ?超能力者かコイツは?)
古 泉「僕は魔術師であって、超能力者ではありませんよ。あとハルヒさんには聞かれたくないでしょ。」
キョン(だ・か・ら・・・考えてる事が何故わかる?エスパーかオマエは?)
キョン「俺は冒険者だ、財宝を探し出して金をつくる職種だ、宝を探すぞ。」
俺は大声を出し、小声の話を打ち切り冒険者本来の作業にもどる事にした。
0629「遅れてきた鍵」D/P2017/01/24(火) 22:14:53.14ID:zIEUgShf
二度目の館探索だが、
キョン(しかし、暑い何とかならんのか。)
古 泉「非常に暑いですね、この館は通気性が良くないようです。いや、むしろ熱が篭りやすいように設計されてますね。建てた時は今と気候が違い、この島は寒い地域だったのでしょうか?」
キョン「解説はよくわかったが俺は暑くて喉が渇いた。庭の井戸で水でも汲んで持ってくる仕事ぐらいしたらどうだ。」
俺は一歩も動かず館の内装を見回しているだけの古泉に言い放った。
キョン「『冒険成功の為には協力する』はずだろ。」
古 泉「たいした仕事ではないですが、ベテラン冒険者の指示なら『成功の為に助力』しましょう。」
古泉は言われた通りに庭に有る井戸に向かって歩き出した。
ハルヒ「キョン!あの言い方は何!古泉君に失礼でしょ!」
キョン「・・・すまん、・・・暑さでイライラしていたようだ。」
ハルヒ「謝る相手が違うでしょ!キョン!」
そう言うとハルヒは古泉の後を追って庭へ出て行った。
キョン(やれやれ、俺としたことが"冒険成功はパーティーの結束しだい"とゆうセオリーの忘れるとは、本格的に暑さでおかしく成っているようだ。水でもかぶって頭を冷やさないと駄目だな。)
そんな事を考えながら古泉に声を掛けるべく、俺もハルヒの後に続いて庭へ出た。
キョン(これも冒険成功の為、ハルヒを助ける為、こんな気に食わない奴に頭は下げたくないが。)
俺は井戸のそばに立つ古泉に近寄り浅くであるが頭を下げ言葉を掛けた。
キョン「その・・・すまん!・・・暑くて・・・冷静ではなかった・・・・許してくれ。」
・・・・・・
・・・・
古泉は何も言ってこない、動きもせず井戸を見ている。
ハルヒ「古泉君、キョンも熱にやられていただけだから許してあげて。」
ハルヒも一緒になって頭を下げてくれ上目遣いで古泉を見上げている。
・・・・
・・・・・・
古 泉「・・・おっと、失礼しました、考え事をしてまして。ベテラン冒険者とゆうだけはあって流石です。」
キョン・ハルヒ「???何の事(だ)??」
古泉は訳がわからないでいる俺たちに向かい井戸を指しながら言った。
古 泉「この井戸から、井戸の水から魔力を感じます。この井戸の中が怪しそうです。」
キョン「えっそうなのか?」
古 泉「おや?ご存知でなかったのですか。確認させるため僕に井戸に行くよう言ったのかと。」
肩をすくめた古泉は振り向きながら言ってきた。
キョン(本当にコイツの笑顔はこうゆう時に頭にくるな。)
キョン「本当なのか?」
思わず水をすくってみる。
キョン(凄くひんやりしているが、特におかしな感じはしないな。飲んでも大丈夫なのか?)
古 泉「飲んでも大丈夫ですよ。いや、むしろ飲めないと意味が無いんですこの魔法は。あっ僕の魔法鑑定があっていればの話なんですが。」
そう言いった古泉は目の前で水をすくって飲んでみせてきた。
古 泉「うん、思った通りです。冷たくて美味しい水です。」
指の間から水をこぼしながら見ていた俺の横を通り、ハルヒが古泉の横へ並び水の中に手を入れた。
ハルヒ「本当?どれどれ私にも飲ませてちょうだい。」
古 泉「どうぞ。いえ、貴方の先祖の物なのですから僕の方が許しをもらうべきでした。事後承諾になってしまいましたが、頂かせてもらいました。」
ハルヒ「きゃっ冷たい。古泉君もキョンも水くらい気にしないでドンドン飲んでいいのよ。」
キョン(なにをイチャイチャしてんだ。)
肩を並べ話し込むハルヒと古泉を見て俺の中でイライラがわいてきてしまい、二人の間に割り込むように水を飲みにいった。
キョン「俺は喉がカラカラなんだ。タップリ飲ませてもらうからな。」
古 泉「ええどうぞ。存分にお飲みください。」
喉の渇きに気を取られ、相変わらずの張り付いた笑みのまま場所を空けた古泉の目の奥がその時怪しく光った事に俺は気づかなかった。
0630「遅れてきた鍵」E/P2017/01/24(火) 22:15:33.43ID:zIEUgShf
何が起こったか暫らくはわからなかった。この時少し前のめりになった俺の頭を古泉は後ろから両手で井戸の中に沈めてきたのだ。
キョン(息が・・・息が・・・死ぬ死ぬ・・・・・。・・・くっく苦s・・・・あれ・・・苦しくない・・・息ができるぞ。)
何故か水中でも息ができる。そう気づき幾分冷静さを取り戻した俺は、古泉に腹パンチをして手を緩めさせ頭を水面からあげた。
ハルヒ「キョン、大丈夫!?」
あっけにとられていたハルヒが心配そうに覗き込んできた。
ハルヒ「古泉君、これはいったどうゆうこと?説明しなs」
腹パンチで乱れた息を整え中の古泉に詰め寄ろうとしたハルヒを制して俺が古泉に言った。
キョン「魔法の効果は口で伝えてくれればいいんだぞ。」
古 泉「ま・・・ほう・・と・・む・・・えんな、人に・・は、身をもっ・・て体験して、もらった方が判りやすいかと、気を利かしたのですが、お気に召しませんでしたか?」
キョン「あたり前だ!殺されるのかと思ったぞ!」
古 泉「いえいえ、そんなつもりはありません。でもどの様な魔法がかけてあるかは判ってもらえましたよね。」
キョン(コイツの表情からは何も読み取れないが、今後も気を許す事はできないな。言葉通りは受け取ってはいられん。)
ハルヒ「???」
事情がわからず目を丸くして俺たち男同士のやり取りを横で見ていたハルヒに古泉が伝えたかった事を説明した。
ハルヒ「なーんだ、そうならそうと言ってくれればいいのに。まーキョンにだから不問にしましょう。」
そう言ってハルヒは古泉を許した。
キョン(さっきは鬼の形相で古泉に殴りかかりそうだったくせに、大目に見ることにするのか。)
不満たらたらの俺ではあったが、財宝探索を進めるべく気持ちを切り替えた。
三人そろって井戸の中を覗くがあまり奥までは見えない。
キョン「かなり深いな。底までは見えんし一か八か潜ってみるか。」
俺が潜ろうと井戸の淵に足をかけようとした時、横にいる古泉が意味ありげな微笑を浮かべながら、ナイフを取り出し。
古 泉「『eromotoyirakih』」
なにやら呪文を唱えてから、ナイフを井戸の中に投げ込んだ。
古 泉「井戸の中を知る助けになればとやってみました。どうぞご覧下さい。」
井戸の中を見ると古泉がしたことがよくわかった、ぼんやりとナイフが光っている。
ハルヒ「まあぁ・・・綺麗・・・」
確かに光を放ちながら沈んでいくナイフは幻想的でもあった。
古 泉「ハルヒさんがお望みならもっと明かりを灯しましょうか。これくらいの魔法簡単にできますし。で、どうでしょうか?お役には立てましたか?」
キョン「・・・あぁっ・・・あぁ・・・助かった。・・・魔法って本当に凄いよな・・・」
キョン(心がざわつく。チクショウ!こんな時に!頭を冷やせ!平常心を保てキョン!)
俺の心情を知らないハルヒは「スゴイ!また見せてよ」と古泉にせがんでいた。
キョン「よし、深さもわかった潜るぞ。二人とも準備はいいか。」
古 泉「僕はいつでも大丈夫です。」
ハルヒ「待ちなさいキョン、古泉君。私にはもう少し心の準備の時間がh」
つべこべ言うハルヒを抱き上げ俺は井戸に飛び込んだ。
0631「遅れてきた鍵」F/P2017/01/24(火) 22:16:39.07ID:zIEUgShf
キョン(水の中で息が出来るのは不思議なもんだ。)
そんな事を思いながら、ふと抱き上げたハルヒを見ると首まで赤くなっている。
キョン(さっきハルヒに『魔法がかけてあるから呼吸ができる。』と教えたのに赤くなるまで息を止めているのか?)
無事底に着くと、先に沈めたナイフの光が横穴の存在を教えてくれた。
直ぐ横は通路になっており垂直に水と空間が別れていた、魔法ってのは不思議なものだ。
抱き上げていたハルヒを床に降ろすとすぐさま空気の有る通路に出ていった。
キョン「そんなに慌てないでも空気は逃げないぞ。」
ハルヒ「///息を止めていたから///早く呼吸をしたかったの。」
大きく息を吸いながら首まで真っ赤なハルヒは振り向きもせずに答えた。
キョン「呼吸ができる魔法がかけてあるから、息を止める必要は無いって説明しただろ。」
ハルヒ「あっあんたが!///急に抱き上げるからビックリして呼吸するのを忘れたの///。」
ハルヒを追って通路に出てみると空気はヒンヤリとしていた。
ハルヒ「何百年も前の空気だと思うと何だか息が詰まりそう。」
キョン「空気が乾燥しているから歩いている間にびしょ濡れの服も乾くだろう。」
ハルヒ「じゃ暗いからランプを点けるはちょっとまって…あっ」
バッグを探ったハルヒだったが、出したランプは服と同様に水をかっぶっており使えそうになかった。
キョン「防水の袋とはいえ雨か波しぶきまでだよな。」
ハルヒ「水泳は予定に入っていなかったから。」
バツが悪そうにハルヒがうなだれる。
古 泉「では明かりの魔法をかけますから、ダガーと盾をこちらに向けて下さい。」
黙ってやり取りを見ていた古泉が手を伸ばしながら言ってきた。
古 泉「『eromotoyirakih』」
古泉の魔法によって俺の盾とハルヒのダガーが淡い明りを放ちだした。
古 泉「どうでしょうか?これで通路を進むのに十分でしょうか?」
キョン「問題はない明るさだ。お前はどうする明りは無しで進むのか?」
古 泉「私にはこの杖がありますから。」
そう言うと古泉は自分の杖にも同じ魔法をかけ明りを灯した。
俺が先頭になり通路を進んで行くと部屋に出た。
ハルヒ「ここが宝の部屋かしら?」
???「…ようこそ…、汝らが子孫なら弁をもって答えよ!…賊」
古 泉「先程と同じ先祖の映像のようですね。」
長 門「…賊であるならば、武をもって答えるがいい。」
映像が杖を掲げると後ろでうずくまっていた影が動き出した、それは四本の腕を持ち、それぞれに剣を備えたウッドゴーレムである。
キョン「戦闘ならば任せておけ。」
松明代わりの盾を投げ捨て身軽になった俺は素早く飛び出した。
が、相手の腕が四本では分が悪い、ウッドゴーレムの剣を受け止めても、払っても追いつかない。みるみるうちに体に大小の傷が現れる。ハルヒが癒しの呪文を唱えてくれているがきりがないし、ハルヒの精神力の消耗だって激しい。
 文字通り傷付きながら戦いう俺の背後では援護をしてくれるはずの二人が何やら話す声が聞こえてくる。
古 泉「…なるほど、木で出来ているウッドゴーレムには火が有効だが井戸を潜ってきているので松明など持っていても使い物にはならなくなっている…、そこまで考えての配置。貴女の先祖はやはり賢いですn。」
ハルヒ「そんな解説はいいから、キョンを助けなさいよ。」
古 泉「彼なら助力無しでも一人で倒せるかと見ていたのですが、予想の通り四本の腕が相手では無理がありましたか。」
ハルヒ「わかっていたなら初めからやりなさいよ。」
古 泉「承知しました。『erokooyoonoh』」
呪文が完成すると、俺の剣に強力な炎が舞い上がった。
キョン「うぁぁ!あぁぁ…」
俺は思わず剣を放りだし丸腰になってしまった。
そんな隙をウッドゴーレムが見逃すはずがなく四本の剣を振り下ろしてきた。
ハルヒ「あっ…危ない!!キョン!」
間一髪で身をひねりかわしはしたが、じりじりと角に追いやられ逃げ場が無くなってきた。
バキッ!ベキッ!
木が砕け散る音が響いた。
崩れ落ちるウッドゴーレムの向こうに杖を突きだした古泉が見える、奴の呪文が炸裂したようだ。
キョン(よくも!よくも!!よ!く!も!!!!)
キョン「古泉ィィィィ!!!」
頭に来た俺はウッドゴーレムの残骸を避けながら一直線に古泉に向かって走った。
0632「遅れてきた鍵」G/P2017/01/24(火) 22:17:31.64ID:zIEUgShf
古 泉「???…!!!」
わけが分からず唖然としている古泉の顔を思いっきりぶん殴る。
ハルヒ「キョン!…やめて!…キョン!」
拳をくらい倒れた古泉の床から見上げる瞳には、人間らしい恐怖が浮かんでいた。
二発目を繰り出そうと振り上げた腕にハルヒが飛びついて抑えようとする。
ハルヒ「『noyketiutito』」
ハルヒが沈静の呪文を唱えた。
頭が冷え急に冷静になってくる。
ハルヒ「キョン。」
キョン「ああ…。」
ハルヒ「古泉君はあなたを助けてくれたのよ。」
キョン「…ああ…わかっている。」
ハルヒ「じゃあ?何で古泉君を殴ったの?」
キョン「それは……」
キョン(言えねよ、そんな事。俺がh)
古 泉「お怒りごもっともですよ。見せ場を奪ってしまいましたから。」
頬を擦りながら古泉は笑顔のまま言った。
ハルヒ「本当なの?…キョン?」
ハルヒがうつむいた俺の顔を覗き込んでくる。
キョン「……(言える筈が無い。)」
ハルヒ「謝りなさい!古泉君に謝りなさい!」
キョン「・・・ス・・マン・・・」
ハルヒ「そんな謝り方っt」
古 泉「いいんですよ、彼はそうゆう誤り方しか出来ないのでしょう。それより先へ進みましょう、彼の活躍を無駄にしないように。」
そう言って古泉はマントに付いた埃を払いながら杖を拾い壁を示した、その明かりの先には扉があった。
キョン「いつから扉に気づいていたんだ?」
歩きながら古泉に小声で話しかけた。
古 泉「"門番"は文字道理、門を守っているでしょうからウッドゴーレムの後ろに何かしら有るだろうと思いまして、勘ですよ。」
キョン「・・・」
古 泉「さっきの事でしたら気にしなくて結構ですよ、冒険者は色々と抱え込んでいるものですから。」
キョン(コイツ、見透かした様な事を・・・気のせいだよ・・・な・・)
古 泉「おや?余計な事を言ってしまいましたか?」
キョン「・・・・・」
無言で俺は足を速めて次の部屋へと入った。
0633「遅れてきた鍵」H/P2017/01/24(火) 22:18:21.73ID:zIEUgShf
正面には扉、物々しく双方に竜の石像が立っている。
側面の壁には何やら俺には読めない古代の文字が書かれた。
古 泉「『・・尊ぶは・・・人と人の信・・・頼・・・・勇が・・応え・・・』」
キョン「読めるのか?」
古 泉「なんとか、少しですが学んだ事があるので。」
ハルヒ「これ・・・我が家の家訓。商売の基本だもの・・・"信頼"、ここがルーツだったのね。」
興奮したハルヒが一歩踏み込むと扉の前に映像が再び現れた。
長 門「・・・我が子孫か略奪者なのか分からぬが良くぞここまでたどり着いた。すでにき・・・」
すでに何度か見てきたハルヒの祖先である古代の魔術師長門有希の映像である。
長 門「・・・すでに気付いているとは思うがこの姿は過去のモノである。この世に居ない私には子孫か賊か判断できぬから、財宝を受け継ぐに相応しい者か試練を与える。」
長門の映像が杖を揚げると左右の石像の口から炎が噴出した。
長 門「線を一人が超え資格を示せ。資格を持たず力などで押し切ろうと考え二人以上で線を越えるなら炎が襲い掛かるだろう・・・財」
どこか遠くで話している様に長門の言葉は俺に聞こえていた。
なぜなら吹き上げれた全てを焼き尽くすほどの炎に俺の目は釘付けになっていたからだ。
長 門「・・・財宝を継ぐに相応しい信頼を見せよ。」
メッセージを聞き考え込む古泉、立ち尽くすだけの俺を横目に意を決したようにハルヒが前へ進んでいた。
ハルヒ「資格を受け継いでるとしたらこの中で私だけだもの、私が行くは。」
キョン「・・ハ・ル・・ヒ・・」
ハルヒ「大丈夫よキョン。大丈夫。」
自分に言い聞かせるように、声の出ない俺にそう言ってハルヒは扉に手を掛けた。
・・・カタカタ・・・カタカタ・・・
ハルヒが手を掛けると、竜たちはそれまで天井に吹き上げていた炎をハルヒに向けだした。
ハルヒも俺もみるみる血の気が失せていくのがわかる。
キョン「は・・・早く・・逃げろ!ハルヒ!!」
ハルヒ「手が・・手が取れないの、キョン!助けて・・・助けてキョン!」
どんどん炎がハルヒに迫っていく。
俺は、俺は目を閉じた。
0634「遅れてきた鍵」I/P2017/01/24(火) 22:19:12.79ID:zIEUgShf
長 門「良くぞ信頼を示した、・・・信頼で」
長門の声が聞こえ、俺が目を開けると古泉がハルヒを抱いていた。竜の石像は動きを止め炎ももう吐き出してはいなかった。
長 門「信頼で結ばれた仲間がいる事は素晴らしい。」
再び現れた長門の映像は語り続けた。
長 門「私は天上都市が全てだった、全てと思っていた。そんな私にもまだ残っていたモノがあった。
信頼できるバックアップの存在だ。彼女の支えが有ったからこらこそ今の私は存在できる。」
古 泉「遥か昔に存在したと言う天上都市、そこで築いたモノとはどんなモノだったのでしょうか?失ったダメージは想像を絶します。」
長 門「これより未開の地へ向かうが、バックアップが信頼できる朝倉涼子が共にいる。死線すら乗り越えられるだろう。
    信頼で結ばれた者達よ、ここに残す財宝を今を生きる為に役立ててくれ。」
ハルヒ「不思議・・・彼女が見ている未来は私達には過去なんだもの・・・」
立ち尽くしている俺の耳には二人の会話がまるで遠くで話しているかのようにボンヤリとしか聞こえてこない。
古 泉「信頼を持ち合わせていれば子孫でなくても財産を与えるつもりだったのでしょう。」
もう長門の映像は現れなかった、そして閉じられていた扉が開く。
中には金品だけでなく魔力を秘めたアイテムも多数あり、全てを地上に持ち出すには三日を要した。
運び出す作業中、俺とハルヒ間に必要以上の会話は存在しなかった。
俺の代わりなのかハルヒは古泉と話すばかりだ。
ハルヒ「どうして線を越えたのよ。」
古 泉「考えれば解かる事です。」
ハルヒ「???」
古 泉「信頼とは二人以上いて存在する目には見えないモノです。」
ハルヒ「・・・う・・うん・・」
古 泉「二人以上で成り立つ目に見えないモノを『一人で』示せとはおかしいくはないですか。」
ハルヒ「確かに・・・」
古 泉「ですから『一人ではなく二人以上で線を越えた時に扉は開くのではないか?』と推理したのです。」
ハルヒ「だったら早く言ってくれれば。」
古 泉「私の考えが纏まる前に貴女がさっさと行ってしまうからでしょう。」
ハルヒ「でも、でも・・・私しか血縁を証明できるのh」
古 泉「馬鹿げてますよ、何時来るはわからない薄くなった血縁を頼るなんて・・・」
そんな話をハルヒと古泉はしているのが聞こえた。
さらに俺の気を知ってか知らずか古泉は俺にも話しかけてきた、あの笑みを浮かべたまま。
古 泉「凄い財宝ですね、返済額を軽く超えます。」
キョン「そうだな。」
古 泉「マジックアイテムも凄い、指輪・絨毯・杖・マントなどどれも強力な古代の魔法が掛かっている。」
キョン「何か貰えるんじゃないか?財宝探し成功の一番の功労者なんだから。」
古 泉「全部びしょ濡れですから乾かすのに骨が折れますね、貴方も分け前を期待して良いのではないですか?」
キョン「分け前か・・・、どれだけ貰っても損失の方が大きいな。」
0635「遅れてきた鍵」J/P2017/01/24(火) 22:20:00.34ID:zIEUgShf
古 泉「失ったのは・・・信頼ですか?ハルヒさんの。」
キョン(・・・・っ、こいつ嫌な事を・・・)
古 泉「まっ返済さえしてもらえれば、後はお二人がどうなろうと構わないのですが。」
笑顔のままそう言った古泉の瞳は相変わらず寒いもの感じさせる。
古 泉「お二人ともお気楽なもんです、まだ全てが終わってないですよ。」
キョン「勿論だ・・・無事帰らなくてはな・・・気を・・抜いて失敗したパーティーをよく知っている・・・」
そんなこんなで日が暮れ焚き火を囲みながら夜を過ごす。
キョン(ハルヒの責めるような、失望したような瞳にさらされる辛い時間だ。)
反対側のハルヒと古泉のヒソヒソ話が漏れ聞こえてくる。
古 泉「・・・また・・・ですか、・・・・きいて・・・です・・・」
ハルヒ「キ・・・は・・・助・・った…ろう。・・・いる・・・忠・・・でも・・・もの。」
古 泉「私は・・・さえしてもらえれば、後・・・人がどう・・・と構わない・・・。」
何の話だかわからないが、ハルヒは随分真剣に古泉と話込んでいる。
キョン(分け前だろうか?商売屋の娘と取立屋、どっちもシビアに交渉するだろうからな)
孤立した空気を断ち切るためにも声を出すことにした。
キョン「そろそろ寝るか。」
古 泉「そうですね、頭も体もよく休めておきましょう。」
目を細め夜空を見上げた古泉が同意してくれた。
モヤモヤした気持ちを抱えたまま夜は過ぎていく。
キョン(ハルヒともこれまでになってしまうのか・・・)
眠れないでいると、跳ね上がるような激しい揺れに襲われた。
ハルヒ「キョン起きて!空が・・空が・・・」
ハルヒに言われるまでも無く目は覚ましていた。
キョン「な・・・空が・・・灰色になっている。」
目を開き見上げた空は灰色の世界になっていた。
古 泉「地震です。昨日の夜から空がおかしかったから何か起こるとは思っていました。」
キョン「どうしたらいい、古泉。」
古 泉「取りあえずハルヒさんと海まで行って海面を見てきて下さい。」
ハルヒ「了解、い・・・行くわよ!・・・キョン。」
キョン「あっああ・・・わかった。」
俺とハルヒは古泉を残し海岸へ向かった。
二人で確認した海岸線は来たときより随分後退していた。
ハルヒ「海水がずいぶん減ってる、あっ水平線がキラキラしてる。」
キョン「・・・津波だ、あれは津波だ、津波が来るんだ。」
ハルヒ「でもあれだけ低いなら大した事ないわよね?」
キョン「そんな事無い、遠いから小さく見えるんだ。こんな小さな島ひとたまりもないぞ。」
ハルヒ「・・・・そんな・・・どうしたら・・・・」
キョン「・・・そうだ古泉だ!アイツなら何かいいアイデアが有るかもしれない。」
ハルヒ「そうね、古泉君なら何か考えがあるかも。」
キョン「アイツの知恵に期待しよう。戻るぞハルヒ。」
ハルヒ「わかったはキョン。」
俺とハルヒは古泉のいるキャンプに戻る事にした。
0636「遅れてきた鍵」K/P2017/01/24(火) 22:20:52.06ID:zIEUgShf
戻ってみると古泉が何処にもいない。
キョン「こんな時に何処にいたんだアイツ!」
ハルヒ「館の方かしら?」
キョン「よし取り合えず行ってみよう、アイツもこの冒険の仲間だ。」
時間が無いなか古泉を探しにハルヒの先祖の館に急いで向かった。
キョン「コーイーズーミー!」
ハルヒ「古泉くーん、ドコー?」
古 泉「そんな大きな声で呼ばないで下さいよ。」
キョン・ハルヒ「???ドコだ?」
古泉の声はすれども姿は見えず、二人そろいキョロキョロしていると・・・
古 泉「こちらです、上ですよ。」
古泉に言われ上を見ると絨毯に乗り宙に浮びながら笑みを浮かべている古泉を見つけることができた。
ハルヒ「古泉君、津波よ、津波が来るは。」
古 泉「ここから海が見えますから分かっていますよ。」
キョン「どうしたら良い?何かアイデアは有るか?」
古 泉「空模様がおかしかったから準備はしておきました。」
ハルヒ「・・・あっ空か、空中なら津波なんて関係ないもんね。」
キョン「よし古泉、早速降りてきて乗せてku・・・」
古 泉「ダメです!」
キョン「・・・kuれ!?・・な・・・なぜだ!」
古 泉「この絨毯に掛かっている魔法は強力ですが面積が小さい。返済に相当する財宝を載せると・・・もうスペースが有りません。」
ハルヒ「冗談・・・よ・・ね?」
古 泉「本気ですよ。絨毯に乗るのは又の機会にお願いします。」
キョン「おい!人の命を何だと思ってるんだ!!」
古 泉「私は私の所属する機関の職務に忠実なだけですよ。」
ハルヒ「そんな、な・・・仲間じゃない、私たち・・・」
古 泉「言ったはずです、返済さえしてもらえれば、後はお二人が"どうなろうと構わない"と」
古泉は笑みを浮かべたままこれまでに無い冷酷な目でそう言った。
そう言って飛び去ろうとする古泉に向かって俺は叫ばずにはいられなかった。
キョン「まてよ古泉!俺達を見殺しにする気か?」
古 泉「人聞きが悪いですね、知恵を絞って職務に忠実なだけですよ。貴方も助かりたければ頭を使えばいいじゃないですか。」
キョン「なんだと。」
古 泉「まっ貴方の頭では、『穴を掘ってやり過ごす』ぐらいしか浮ばないでしょうがね。」
キョン(チクショウ、馬鹿にしやがって。)
古 泉「あっ責任もって返済はしておきますので安心してください。では御機嫌よう。」
そう言い残し古泉は空の彼方に消えていった。
0637「遅れてきた鍵」L/P2017/01/24(火) 22:22:02.58ID:zIEUgShf
古泉が去った空をいつまでも見ていてもしょうがない、気持ちを切り替え助かる方法を考える。
ハルヒ「・・・そうだ、ボートがまだある。ボートで島を離れましょ。」
ハルヒは思いつきを直ぐに口に出してきた。
キョン「無駄だ、すぐに波が追いついて飲み込まれてしまうその案は駄目だ。」
ハルヒ「じゃあ!アンタ何かいい案があるの!?」
不機嫌極まりないハルヒが怒鳴ってくる。
キョン(クソ!俺だって考えが有るわけではないんだ、何か無いのか!考えろ考えろ考えるんだキョン!)
ハルヒ「何にも無いの?ほんとダメな男ね!!」
キョン「ぐぅ・・・」
信頼関係が壊れてしまっているが、ハルヒと協力して乗り切るしかない状況。
キョン(どうしたら良い、古泉の言ったように穴でも掘るしかないのか?だが時間があまりにも無さ過ぎる。)
無言でウロウロしてしまうが、何も浮かばない。
ハルヒ「・・・もうここで死ぬのね・・・せっかく怪物やトラップをくぐり抜けたのに・・・」
ハルヒの呟きが漏れてくる。
キョン(穴、トラップ、怪物、・・・・あっ!)
ひらめいた俺はハルヒを掴んで歩き出した。
ハルヒ「何すんの!触らないでよ!」
無言でいきなり腕を掴まれたハルヒは当然叫びだした。
ハルヒ「ヤメテェェ・・・何処に連れていくのぉぉ・・・」
信頼し始めていた古泉に裏切られ、突然の俺の行動にハルヒは怯えている。
キョン(説明している時間は無い)
井戸の前まで来た俺はハルヒを抱き上げる。
ハルヒ「何をする気、降ろしなさいよ!キョ・・・」
キョン「ハルヒ、ちょっと黙れ。」
思わず声を荒げてしまう。
ハルヒ「やっっ、殺さないでぇぇ・・・・」
ハルヒの弱々しい抗議の声も無視しそのまま水の中へ飛び込む。
ハルヒ「殺さないで・・・助けて・・・お願い・・・キョン・・・」
耳元でつぶやくハルヒの声を聞き流しながら井戸の底まで降り、そのまま宝の有った部屋までハルヒを抱いて移動する。
キョン「付いたぞハルヒ・・・降ろすぞ。」
そう言ってからそっとハルヒを床に降ろす。
ハルヒ「うぅぅ・・・いぃぃ・・・」
うずくまって泣いているハルヒの頭を撫でながら俺は話し出した。
キョン「我慢してくれハルヒ。地下なら、ココなら津波から逃れられるかもしれない。」
ハルヒ「・・・・・」
何も喋らないハルヒの隣に腰を下ろし話し続けた。
0638「遅れてきた鍵」M/P2017/01/24(火) 22:22:43.93ID:zIEUgShf
キョン「皮肉なもんだな、この間までは命を失うかもしれない危険な場所だったのに。」
ハルヒ「・・・・・」
キョン「それが今では命をつなぐ為の唯一の希望の場所になっている。」
ハルヒ「・・・・・」
キョン「こんなに広いんだなこの部屋。財宝を持ち出すのに集中していてゆっくり見ていなかったが。」
捨てていった魔法で光るダガーにボンヤリ照らされた辺りをキョロキョロ見回しながらハルヒが落ち着くよう話し続ける。
キョン「・・・もつよな?この地下室、年代物だが・・・」
ハルヒ「・・ったり・・・え・・ょ。」
キョン「なんだハルヒ?よく聞こえなかったんだが。」
ハルヒ「私の祖先が作った建物なんだから、もって当り前でしょ、って言ったのよ。」
やっとハルヒが口をきいてくれた。
キョン「そっか・・・そうだよな。」
頭を撫でていた手をハルヒから離す。
ハルヒ「あっ・・・」
少し名残惜しそうな声をハルヒが出した。
ハルヒ「・・ここには希望を求めて来たのよ、良い事しかない・・・はず・・だったのに・・・」
そう言ったハルヒは俯いてしまった。
ハルヒ「古泉君は何で私たちを置いて行ってしまたんだろう・・・」
キョン「・・・アイツは最初っから信用ならなかったんだ。」
ハッとしたハルヒが顔を上げる。
キョン「まずあの嘘っぽさが滲み出る笑顔あれがダメだ。」
ハルヒ「あと嘘っぽい丁寧口調もダメよね。」
キョン「信用させといて裏切るのが酷いよな。」
ハルヒ「プッ・・・信用していたんだ。」
キョン「ウソウソ、今の無し。」
ハルヒ「さっき『最初から信用なら無い』って言っていたのに。」
キョン「しょうがないだろ、頼りになる時もあったんだから。」
ここでハルヒの顔に笑顔が戻ってきたのだが、急に思い詰めた表情に変わった。
ハルヒ「ねえキョン・・・聞いても良い?」
0639「遅れてきた鍵」N/P2017/01/24(火) 22:25:31.72ID:zIEUgShf
キョン「???何の事にだ???」
ハルヒ「もしかしたら死んで仕舞うかもしれない、だから聞きたいの。」
ハルヒが顔を近づけ聞いてきた。
ハルヒ「どうして?・・・どうしてあの時、私が炎に包まれそうになったのにキョンは助けてくれなかったの?
    もちろんキョンはただの友達であって私に忠誠を誓った部下でもない・・・命を落とすかもしれなかったんだもの・・・
    ・・・でも助けに来て欲しかった、キョンに助けて欲しかった。」
その声、真っ直ぐな瞳、その質問に逃げることが出来ず俺は心の秘密を打ち明ける事にした。
キョン「づっと・・・言えないで・・いたが、・・・俺は・・・炎が・・・火が・・怖い・・・ん・・だ。」
ハルヒ「・・?エッ・・・?」
それを聞いたハルヒの表情は驚きに包まれていた。
キョン「俺が・・・ハルヒがいた神殿に担ぎこまれた時、昔から幾つもの冒険を共にした親友の佐々木と一緒にあるダンジョンを冒険していたんだ。
    それ程厳しいダンジョンではなかった、だから気がゆるんでいたんだろう。
    佐々木は俺なんかより遥かに優れた冒険者だったんだが、ある・・・何の・・変哲も無い・・・宝箱を開けた時・・・一瞬で・・・炎に包まれて・・魔法のトラップが仕掛けられていたんだ。
    人を・・・いつも何処でも自分のすぐ隣にいた佐々木をあっとゆう間に炭の柱に変えてしまう魔法の炎に目が眩み、放心状態でダンジョンから逃げ出して気づいたら神殿のベットの中だった。
     それから火が怖くて・・・たき火ぐらいなら大丈夫だが魔法の炎はダメなんだ、見ると体が動かなくなってしまう。」
ハルヒ「そっそんな事、早く言えば・・・あっ。」
ハルヒの表情が変わる、どうやら気づいたようだ。
命知らずの冒険者が、"無頼漢のキョン"が、女子供のように火が怖いだなんてどれだけ情けなく恥ずかしい事か。
キョン(こんな状況でなければ死んでも、いや死んだって言うことは無かっただろう。)
キョン「情けないよな・・・好きな女が死にそうになっていたってゆうのに恐怖で動けないなんて。
    良いとこ見せてそれから秘めていた思いを伝えようと思っていたのにこのザマだ。」
ハルヒが呆れた様に俺を見ている。
キョン(死んでしまいたい、もう俺の精神はボロボロだ。こんな時に現世の聖母と呼ばれる大神官・朝比奈みくるであったなら、気の利いた慰めの言葉を紡ぎだし、豊かな胸で抱きしめ俺の心を癒してくれるのだろう。)
そんな事など出来るはずのないハルヒは情け無さで震えている俺の口を塞いできた、自分の口を使って。
ハルヒ「・・・ゥン、勇気を振り絞って告白したから今回は特別に許してあげる、これからはどんな小さな秘密は無しよ。」
そう言ってハルヒは俺を抱きしめた。
遅くはなったがハルヒと一緒に"信頼"とゆう鍵を手に入れる事ができた。
地下室が揺れだした。
キョン「いよいよ津波が来たようだな。」
ハルヒ「ええ、大丈夫・・・よね?」
キョン「正直、わからない。」
ハルヒが頭を胸に押し当ててくる。
ハルヒ「お願いキョン、怖いの。」
震えるハルヒを強く抱きしめる、だが怖いのは俺も同じだ。
キョン「ハルヒ・・・俺だって怖い。」
思ったことを約束どうり口にした。
ハルヒ「うん、素直でよろしい。」
0640「遅れてきた鍵」O/P2017/01/24(火) 22:26:32.26ID:zIEUgShf
揺れがおさまり半日ほどの時間が過ぎた、地上の事はわからないが地下室は何とかもったが、ヒビが入りだしているので長くはもたないだろう直ぐに地上に出ることにした。
ハルヒ「・・・何も・・・無いわね。」
波にさらわれてキャンプはもちろん、館も木々も無くなっていた。
キョン「予想はしていたが瓦礫が有るだけだな。」
ハルヒ「『努力を惜しまぬ者に神は祝福を与えん。』」
辺りをぼーと眺めるだけの俺にハルヒは幸運紳の言葉を言った。
キョン「そうだな、簡素でも寝る所つくる、乾いた木を集めて救助を求める狼煙をあげたり、する事は沢山だな。」
迷いが無ければ行動は早く進むものだ、二人で協力して寝る所の確保と火をおこし狼煙をあげる事ができた。
キョン「狼煙を見つけて迎えが来るまで何日かかるかわからない、何か食料も水の確保も考えないとな。」
ハルヒ「食べ物は魚を捕まえましょ、水はあの地下に続く井戸が飲めるわよ。」
キョン「そうだな、とりあえずはそれで凌げるだろう、だが・・・長くは持たないな・・・」
ハルヒ「約束の船が迎えに来てくれれば助かるのだけけれど・・・」
キョン「期待は薄いな。古泉が俺達を見捨てた事を隠すため、『死んだから必要ありません。』と言ってるかもしれない。」
一度裏切った古泉だ二度も三度も関係ない、もう何も期待はできないだろう。
ハルヒ「そうね約束の船は来ないかも。でもまさか私たちが生き延びれたとは古泉君も思わないだろうから何としても帰って、古泉君を見つけ出し"死刑"にしてやるわよ。」
胸を張りハルヒが高らかと宣言する。
キョン「新しい目的が出来たな、俺もアイツを見つけたら又ぶん殴ってやる。」
俺もハルヒに続いて言い放った。
ハルヒ「・・・キョン、ちょっとあれを見て。」
海を見ていたハルヒが水平線の一点を指差して言ってきた。
ハルヒに指された所を目を凝らして見てみる。
キョン「何かが動いているな、いやこっちに近づいてきている。」
黒い点のような物は段々と大きくなってきた。
ハルヒ「あれって・・・船じゃない?迎えの約束をした。」
キョン「でも、予定は明日だろ。なんでこんなに早く来るんだ?」
ハルヒ「何でもいいじゃない、これで助かるわ。」
船に乗り込んだ俺達を船長の鶴屋さんが迎えてくれた。
鶴 屋「いや〜来てみるにょろね、ダメかと思ったけどちゃんと二人とも無事だったにょろ。」
キョン「ずごく助かりました。ですが何故こんな早く来てくれたんですか?」
鶴屋さんは奥の方を目線で示しながら、
鶴 屋「彼が『契約だから守るべきです。』と言って急かしたきょろよ。」
と教えてくれた。
鶴屋さんの目線の先、国木田や谷口などの船員達の陰にはフードを被った男が立っていた。
ハルヒ「・・・!」
その姿を見たハルヒは反射的に飛び出だした。
0641「遅れてきた鍵」P/P2017/01/24(火) 22:27:06.03ID:zIEUgShf
その直後殴られたフードの男は吹っ飛ばされ、反射的に船員達が避けたので甲板に打ちつけられた。
古 泉「痛たた・・・、ひどい事をしますね。」
そう谷口や国木田など船員達が囲む輪の中で古泉が頬を擦りながら言った。
古 泉「せっかく迎えに来るように皆さんを説得したのに・・・酷い事をなさりますね。」
胸倉をつかまれ無理やり立たされた古泉は相変わらずの笑顔を保ったまま訴えるような目をしながら、
古 泉「おやおや、今回は助けてくれないのですか?」
とハルヒに向かって言った。
ハルヒ「・・・止める必要なんて無いわ、キョン私の分もお願い。」
自分より早く古泉を殴られたハルヒはハッとしながらも口を開いた。
キョン「おう、任せておけ。」
二発目を繰り出すべく振りかぶった俺とアヒル口で立つハルヒを交互に見て、
古 泉「おやおや、随分と仲良く成られたのですね・・・。」
キョン「!!///・・・///」
思わず握ていた手を離してしまった。
古 泉「まあ・・・一夜を地下で共にしたんですから。」
キョン「///・・お前!どうしてそれを・・・///」
ハルヒ「・・///なっなんで知ってるの・・///」
古 泉「あの状況で助かる方法は一つだけ、貴方でも思いつくのですから誰にだってわかりますよ。」
付いた砂を払い、フードを直しながら(たぶん)ニヤついた顔で古泉は、そう言った。
キョン(考えてみれば、死ぬかもしれない状況だからこそハルヒも思った事を口にしたし俺もその思いに応え秘密を打ち明けることができた。)
俺は隣に来たハルヒの顔に目線を向けながら思いを巡らした。
キョン(もしあのまま三人で絨毯で逃げていたら、ハルヒとの関係はギクシャクしたままで借金も返せず途方に暮れることだっただろう。)
ハッとして正面に立つ古泉の顔を見てしまった。
キョン「オマエ・・・まさか・・そこまで考えて・・・」
古 泉「はて?何のことでしょうか?」
とぼけた顔をしながら古泉は続けて言った。
古 泉「言ったはずです、『返済さえしてもらえれば、後はお二人がどうなろうと構わない』と、勿論二人が幸せに成っても一向に構いませんから。」
にやけ顔の魔術師はこれまでに無い程の忌々しい笑顔で言いやがった。
国木田「おめでとうキョン!」
鶴 屋「こりゃ、めがっさ目出度いっさ。」
その他「おめでとう。」
周りを囲んでいた船員達が一斉に祝福の言葉を言い出した。
ハルヒと顔を見合わせながらうつむくしかなかった。
谷 口「よくわからないが、キョンおめdetグゥゲ・・・」
空気が読めない谷口に一発かましたが、赤くなるのは隠せなかった。
キョン(こんな時どんな顔すればいいんだ?)
同じく真っ赤な顔をしたハルヒと共に甲板に立ち尽くしている。
そんな船上の状況を知ってか知らずか、太陽はまるで怒ったようにジリジリと厳しい日差しをそそいでいる。

おわり
0642名無しさん@ピンキー2017/01/24(火) 22:28:49.21ID:zIEUgShf
おそまつさまでした。
口調がおかしかったりは、芝居だからとゆう事でご容赦下さい。
0643名無しさん@ピンキー2017/01/25(水) 19:53:01.24ID:cjPNz0kt
パロった元がコアすぎてさっぱり分からん
とりあえずおつかれ
0645名無しさん@ピンキー2017/03/13(月) 10:47:04.74ID:KcnW+ts6
みくる>ハルヒ>森>朝倉>喜緑>鶴屋>佐々木>橘>阪中>>長門>>九曜

ハルヒキャラのバスト比べだが、こんなもんだろう。
0646名無しさん@ピンキー2017/03/19(日) 09:06:45.32ID:MSZ5VGuO
>>609
女を人質を取って脅迫したり、人殺しを指示した藤原が、悪人じゃないとか草生えるわ。
0648名無しさん@ピンキー2017/03/30(木) 10:16:11.00ID:vRqmVKq8
長門は、とても80台前半あるようには見えないんですけど。
0650名無しさん@ピンキー2017/04/19(水) 08:37:25.73ID:r4ybRHOT
小学校を出よう
中学校を出よう
高校を出よう
大学を出よう
大学院を出よう
少年院を出よう

学校を出ようのタイトルをいじってみたが、だいぶイメージが変わる
0652名無しさん@ピンキー2017/06/11(日) 21:24:17.34ID:jgxw3g+J
韓国を出よう
北朝鮮を出よう
中国を出よう
シリアを出よう
イラクを出よう
リビアを出よう
モロッコを出よう
メキシコを出よう
キューバを出よう
0653名無しさん@ピンキー2017/07/12(水) 22:16:26.21ID:d3yjXCAy
強制収用所を出よう
0655名無しさん@ピンキー2017/07/30(日) 11:19:32.75ID:MdcCD6rc
右手が恋人は、ハルヒの親戚の話かな?
同じ能力と思われる
0658名無しさん@ピンキー2017/08/23(水) 22:28:46.35ID:7fQ4VqEa
昔、ひきょたんとかいう漫画無かったっけ
ハルヒに似ていた
0662名無しさん@ピンキー2017/10/08(日) 11:57:40.50ID:Y2kiEDT+
「ハルヒ、セックスさせてくれ。たまらんのだ」
「しょ、しょうがないわねえ」おもむろに尻を捲るハルヒ。
むっちりした生尻が俺に、カモンと囁いている。
いやはや毎日こんな学園生活だったら、いいだろうな。
06631レスネタ、消失ハルヒ2017/10/11(水) 02:33:45.77ID:AP5FOR4D
寒い寒い冬の夜。
気がつくと俺はしっかり着込んだ状態で、近所の公園の街灯の下に立っていた。
しっかり首に巻かれた手編みのマフラー。
編み込まれた「John」の文字。

どうやらまた、こっちの世界の"ハルヒ"
に呼び出されたらしい。

今日は久々に家族とまったりテレビを見てる所だったんだがな。

2、3分ほど、ぼーっとしていると、後ろからふわっとコロンの香りがした。

「ジョーン!」
背中に当たるしっかりとした弾力。
体の前面に回される、華奢な腕。
馴染みのある黄色い声。

「久しぶりだな、"ハルヒ"」
あえて振り返らず、その名を呼んだ。
きゅうっ、、と締め付けられる腕の感触。基本の世界で喰らうエネルギーの塊のようなタックルとは対照的だ。

「この香り、、あっちのあたしのシャンプーの香りね。昼会ってたの?」
「ああ」
「そう。したの?」
「まあな」
「スケベ」

別に隠すような事ではないが、この手の会話をするときに俺は彼女の目を見ることは出来ない。
表面上は明るく力強い声色を作っては居るが、嫉妬に締め付けられたその声は少しの揺れで心ごと、割れてしまいそうでもある。

数時間前、日溜まりの中ぽかぽかと俺の腕の中でお昼寝をしていたSOS団団長様と、
今こうして俺を腕の中に閉じ込めてる光陽園学園首席のエリート女子生徒は紛れもなく同一人物だと言うのに。

「まあ、それもこれもあたしの体が余りに魅力的過ぎるって事ね」
「ごもっとも」
「そうね。。。ご飯は食べた?」
「食べたんだが、何か急にまた腹減ってきた」
「作ってあるから、食べていくと良いわ。そして、あっちのあたしが知らないあんたの物語、聞かせて」

俺はベンチから立ち上がると、彼女の背中に手を当てて、彼女の家への道を歩き出した。

一年前の暴走した長門による世界改変騒動。
そこで生じた多くの並行世界の中で、唯一ここの世界ではわずかにハルヒの能力が残っていた為に、長門のアクセスがブロックされたらしい。

ジョン・スミスと結ばれたい。
折角再会出来たのに、逃してなるものか。
その想いが、皮肉にも基本の世界で俺と恋人同士になる歴史から彼女を遠ざけ、別々の歴史を歩み始めてしまった。

この世界に元から居る、俺に相当する存在は雰囲気も性格も別人で、同じく再構成された長門に相当する存在の少女と恋人同士になってしまったため、その事実を消してしまう気は無いらしい。

なので数ヵ月に一度、こちらのハルヒは基本世界のハルヒの何十倍もの時間をかけてエネルギーを溜め、
毎回、数時間だけこの"俺"を"この世界"に召喚する。

折角良い塩梅に願望実現能力を使える状態で、しかもそれを自覚してるのだから、
その力を他の理想の男性を引き寄せるのに使ったらどうだ、という言葉も出かかったが、
基本の世界でのハルヒの太陽の様な愛が、こちらの月夜の世界に転写されていると思うと、
その提案はどうにも憚られた。

何より、暗がりの中で揺れるハルヒの長いポニーテールと、目が覚める程の白い背中を見つめ独占するこの数時間が、最低野郎と自分を罵りつつも、到底、他の男に渡す気にはなれやしないのだ。
0665名無しさん@ピンキー2017/10/13(金) 02:43:23.31ID:oUiaM9N0
彼女は言った。子供が出来たの、と。
何となくそうなっている様な予感はあった。
丁度、基本世界の嫁が懐妊したタイミングだったからだ。

あっちは良い。俺も働き始めているから食わせて行くことが出来る。しかしこっちのハルヒはどうだ。
表向きには決して男を迎え入れた事の無い、孤高の鉄壁乙女であり、一人で家計を立てて行かなくてはならないのだ。

昔だったら「この場合二人の俺の子は双子と呼んで然るべきなのかどうか」というニヒルな突っ込みも浮かんだろうが、
何せ俺も責任感の方が重くのし掛かる大人の年齢だ。
しかも、この世界では俺は着の身着のまま、しかも3ヶ月に数時間しか過ごせないときてる。

大丈夫よ。あたしなら上手くやれるわ。
と、彼女は言う。
すらりと長い指で髪をかきあげながら、強い決意を笑みに含ませて言う。

正直、美しかった。
無責任に思われるかも知れないが、何となく本当にシングルマザーとしてやっていけそうに思う。
更に正直に言うのならば、彼女の中に出した瞬間だけ切り取ってみると、倒錯と背徳で全身に鳥肌が立つような快楽に震えてしまった。

既に二人のハルヒは別々の存在として10年近く環境も経験も異にしている。これはもう、一卵性双生児と呼べるレベルでの別人である。

本妻は正上位で何度も絶頂し、あたかもエロ小説の様な反応で俺の精を絞りとり、心の底から満たしてくれたと思う。
彼女は俺に男性的な自信を与え、より稼ぎを得てきて貰う様に自分の体を開発していったのだ。

しかし、瞬間的に俺の脳髄に電撃が走る様な快楽をもたらしたのは、後背位で目立った反応を見せる事なく、圧し殺した声でわずかに「いくっ…」と歯を喰いしばったこちらのハルヒの声であった。
彼女は彼女自身が強く生きていく為に、俺の精液を所望したのだ。

奥底から沸き上がってくる射精感、ガクガクと震える足で何とか体重を支えながら、この獣欲に任せた性行為も今回が最後になる予感がしていた。


そして彼女は言う。こちらの世界では久しぶりに見られた満面の笑みで。
これから自分の力は全てこの子を守る事に使うつもりだから、あんたはもう来なくて良いわ、と。

その言葉に拍子抜けしつつも、お前らしいよと苦笑すると、
この美しい一人の母親は、得意気にへへっと笑って「あ、でも12月になったら靴下にプレゼント入れに来るのよ」と付け加えた。
0670名無しさん@ピンキー2017/10/31(火) 22:28:40.72ID:sPMb2m7p
>>665
>本妻は正上位で何度も絶頂し、
>正上位
>正上位
>正上位

はるにゃんらしい・・・
0673名無しさん@ピンキー2017/11/07(火) 18:43:45.57ID:tz0sI9Wl
ハルヒの髪コキください
0675名無しさん@ピンキー2017/11/12(日) 10:06:34.89ID:TC2zpa9n
古泉「す、凉宮さん、僕なんかで、いいんですか? はぁはぁ」
ハルヒ「うん、今日はキョンは休んでるから。秘密を共有するスリルを味わいましょ」

長門(取りあえず、見ない聞かないふりをして読書を続ける私……)
0676名無しさん@ピンキー2017/11/13(月) 23:44:25.52ID:VU0xocAN
>>675
キョン「朝比奈さん! 凄いです!」
みくる「キョン君、みんながいない今の内にもっといいことやりませんか…」

長門(もっと厚い本を選べば良かった。このすば3周目はつらい)
0677名無しさん@ピンキー2017/11/14(火) 03:15:14.15ID:pyWZI1lB
ハルヒちゃんの方で、キョン視点のカメラが水着のハルヒとひたすらいちゃつく話が好き。
0679名無しさん@ピンキー2017/11/17(金) 18:15:40.90ID:SaKzxVuB
朝比奈さんがバイク教習所に行って「バイタくん」に出会う話とかが面白そう
「朝比奈みくるの爆音」
0680名無しさん@ピンキー2017/12/01(金) 12:26:20.78ID:yA+g78oq
どころ誰かは知らんが、かつてチャイナドレスを発明したデザイナーに俺は心の底から称賛の声を送りたいね。

というのも、現在俺の目の前でハルヒが、チャイナドレスを来たまま映画第二作のパンフレットのホチキス止めを行っている訳で。
そのしなやかな体が力を込めて大型ホチキスの歯を押し込むたび、
臀部の薄布にたっぷりと丸みを帯びた桃が押し付けられ、うっすらと下着のラインが浮き上がる。

そして活発な動きに耐える為の物である筈のスリットは、ハルヒが体を屈める度にオーバーなまでに揺れ、その度に白い足が露になる。

おいおい、他のやつの前ではそんな姿を晒してくれるなよ、と思いつつも、やはり俺も男に産まれてしまったからには、どうしても目が行ってしまうのである。

そんな事をぼんやり考えていると、目の前に折られていないA3用紙の束が叩きつけられた。

「止まってるわよ!」

いかん、今は文化祭前日でピリピリしてる最中だ。余計な事を考えてる場合じゃなかったな。

とは言え…
華奢な背中からすらりとのびる、意外にも筋肉質な二の腕を強調するスリットもまた乙な…

ーーーぐあっ!!
次の瞬間、ハルヒの見事な後ろ回し蹴りが炸裂し、俺は文芸部室の角に叩きつけられた。

「視線バレバレなのよバカ!エロキョン!」

どうやら、筒抜けだったらしい。それとなく見てるつもりだったんだがな。
気を取り直して作業に取り掛かろうとすると、ハルヒがこちらにスタスタと寄ってきた。
窓から注ぐ西日の逆光で表情は良く見えないが、これは追撃の踏みつけが来るのではなかろうか。

ハルヒがそっと足を挙げる。朱を帯びた光が、恐ろしいまでに美しい肌を染める。

その先にあるバイオレンスを想像した所で、ハルヒの脚の先から真っ赤なヒールが脱げ落ちた。

そして何と、俺の両足の付け根、固くなったテントの先端にちょん、と爪先を乗せたのだ。

「あんたは変態なんだから…」

そのまま、親指の先を峰に添って下ろしたり上げたりを繰り返す。

「いくら言ったところで、見るでしょう?躾ってのは、こう言う感じでやらないと」

そして、足の腹の柔らかいところを、きゅうっと下に押し付け、仕上げに数回振動を与えてきた。
程なく、爆発が訪れる。

「最低。スケベ。ほら、すっきりしたら、さっさとジュースでも買ってきなさい。あたしの分は2本よ。良い?」

そう言って、休憩とばかりに椅子に腰かけ、足を組んでしまった。
やれやれ、俺にこの状態で校内を歩けと言うのか。
まあ、こっそり替えのパンツを常備してるから何とかなるんだけどな。

でもなハルヒ、お前は1つだけ読み間違えてる事がある。

今のお前の反則的なまでの破壊力は、一回分じゃ足りないんだよ。

「ちょ、ちょっと!?」

仕返しだとばかりに、上から強引に唇を奪った。
反抗的なその目に、怒り意外の熱が籠るのを確認する。

なあハルヒ。俺達、本当に似た者同士なんだな。
そう言って俺は、まだ若干の抵抗を見せるハルヒの体を、長机の上に強引気味に押し倒した。
0683名無しさん@ピンキー2018/08/16(木) 21:37:33.86ID:QIKZgQYT
(C94) [ろいやるびっち (Haruhisky)] はるこす7 (涼宮ハルヒの憂鬱)
0684名無しさん@ピンキー2018/08/26(日) 01:05:01.02ID:LauEBe7d
日本語由来の中国語でエロを工口、涼宮ハルヒを涼宫八儿匕、嵐の二宮さんを二丿、
オナニーを才十二一などと表記する例は漢字学では形仮借(文字の形を似た漢字であらわしたもの)
と呼べそうだけど最近の例しか知らない。というのも外来詞を仮借するときは音仮借が今まで行われてきた方法だから。
0685名無しさん@ピンキー2018/09/06(木) 23:11:16.45ID:YDViXzYE
>>655
あのヒロインは名前が春日野だから
あれが同じ世界の話だったら
ハルヒのおかんかおばあが春日野から嫁に来て「子供には本家の春日の姓にちなんだ名前にしたい」と思ってハルヒと付ける展開はありえる
0689名無しさん@ピンキー2018/10/26(金) 19:12:05.68ID:BPkWu2gY
海外の掲示板「4chan」での議論が、数学者を25年以上悩ませてきた
「The Minimal Superpermutation Problem(最小超置換問題)」という難問を
解決するかもしれないと、世界中の数学者から大きな関心を集めています。
解決の糸口となったのは、テレビアニメ「涼宮ハルヒの憂鬱」の
エピソードの視聴順についてでした。

https://gigazine.net/amp/20181025-suzumiya-haruhi-superpermutation
0692名無しさん@ピンキー2019/02/16(土) 12:51:38.10ID:MnpByPhv
ちょっと辛辣な意見になるが、藤原が過去人を愚か者ばかりだとか、お前たちは化石以下の存在だとか
口汚く罵ってたけど、俺に言わせれば、一番どうしようもないダメ人間はお前だと思う。

何の見返りも無いのに協力してくれた橘にも「お前は黙ってろ」などと暴言吐いたり、佐々木にも「黙って言う事だけ聞いてろ」などと
見下すような事言ってて、人をバカにするのも、いい加減にしろクソガキが!と言いたくなった。
藤原にどんな事情があったのか知らないけど、他人の事を罵倒する前に、自分をどうにかした方が良いんじゃないの?
0693名無しさん@ピンキー2019/10/26(土) 22:39:26.50ID:EG+wGEPQ
ちょっと前に平野綾さんがクールジャパン親善大使就任したね
0695名無しさん@ピンキー2019/12/08(日) 10:26:46.85ID:eip1I1HU
>>694
いやいやあいつハルヒ殺そうとした、殺人未遂犯でしょ。
みくる誘拐した橘もそうだけど、はっきりとした法の裁きを受けさせないと。
0696名無しさん@ピンキー2019/12/29(日) 15:31:01.06ID:HXzS1aDk
藤原と橘京子に関しては物語全体として、擁護できないレベルでクズなところがあるのに
誤魔化したり論点ずらしたりで、無理やり良い奴って方向に持っているだけだからな。
0702名無しさん@ピンキー2020/06/28(日) 13:53:22.42ID:BbXZfVrl
>>692の藤原はこいつの事か↓

118: 底名無し沼さん (ワッチョイ d3c1-cPHG [131.213.6.85]) [sage] 2019/02/21(木) 15:47:56 ID:KSY8SQYj0
ぷーーーーwwww
お前さ、ホンットーーーに日本語力ねーなwwあのな、俺はお前の2つの書き込みが矛盾してるよって言ってるわけじゃん。
で、お前はそれを「関係ない」って言って反論してるわけじゃん。
じゃあさ、お前が「関係ない」ことを示すべきなのは、
「個人的に気持ち良くなるためのものだから、どれだけ長くてもOKOK」
っていうお前の書き込みと
「周り意識するキャラなのかしないキャラなのかどっち?」
っていう俺の書き込みじゃなく、誰がどーーー考えても
「個人的に気持ち良くなるためのものだから、どれだけ長くてもOKOK」と「自分の決め付けだけで盛り上がっても周りシラケるよ?」だろwww
ここまで小学生の「こくご」ね?ここまで理解できた?理解できた??www
で、お前さ、「主張の根拠として」とか言ってるけど、
お前「根拠」って日本語の意味絶対分かってないだろwwww
お前の2つの書き込みを、「根拠」と「主張」に分けるとこう。
根拠「(俺の掲示板への書き込みは)個人的に気持ち良くなるためのもの」→主張「だからどれだけ長くてもOK」
根拠「自分の決め付けだけで盛り上がっても周りシラケる」
→主張「(だから自分の決め付けだけで盛り上がるのやめろ)」「頼むからさ、こんなに簡単なことくらい自分の脳味噌で考えような」って、いやいやこっちのセリフだってwww
これ小学生レベルだからマジでwwwwこんなんが分からない奴が「お前はその次元にすらない」って、じゃあ君は何次元でちゅか〜???wwwww
0704名無しさん@ピンキー2020/08/21(金) 02:12:46.52ID:DQlQvPaa
消失世界は新型コロナが世界中に蔓延しかかっている世界かも
0706名無しさん@ピンキー2020/08/31(月) 13:10:41.83ID:4HI5BWnx
『涼宮ハルヒの直観』2020年11月25日(水)
0707名無しさん@ピンキー2020/10/01(木) 22:04:54.86ID:K1mnDVva
真っ赤だな真っ赤だな、蔦の葉っぱも真っ赤だな、紅葉の葉っぱも真っ赤だな
沈む夕日に照らされた、真っ赤なほっぺたの春日と虚無、真っ赤な秋に照らされている
真っ赤だな真っ赤だな、烏瓜って真っ赤だな、蜻蛉の背中も真っ赤だな
夕焼け雲を指差して、真っ赤なほっぺたの春日と虚無、真っ赤な秋に呼び掛けている
真っ赤だな真っ赤だな、彼岸花って真っ赤だな、遠くの焚火も真っ赤だな
お宮の鳥居をくぐり抜け、真っ赤なほっぺたの春日と虚無、真っ赤な秋を訪ねて回る
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