薔薇乙女(ローゼンメイデン)のエロ小説 題21話
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0001名無しさん@ピンキー2012/11/03(土) 20:26:18.63ID:TuPnGa8v
薔薇乙女のエロ小説のスレです。
気に入らないものは、徹底スルーが基本です。
職人さんなどに文句を言うのはやめましょう。 ただし801&虐待ネタは全面禁止。
次スレは>950を取った人が起てましょう。
※又はスレ容量が500KB近くになったら次スレを起てて下さい。

前スレ
薔薇乙女(ローゼンメイデン)のエロ小説 題20話
http://pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1269678789/

【ノーマル】ローゼンメイデンのSSスレ 10【一般】
http://changi.2ch.net/test/read.cgi/anichara/1255756428/l50

保管庫
http://rozen.s151.xrea.com/
http://www.geocities.jp/rozenmaiden_hokanko/
0083名無しさん@ピンキー2012/12/24(月) 15:12:31.88ID:KjV/kwTZ
また別の人がスピンオフ書くみたいだけど
ついに一人遊び好きの巴とかが出てくるのだろうか?
0084秘密の巴ちゃん2012/12/25(火) 10:14:19.81ID:xnknORdH
『秘密の巴ちゃん』

ガールズトークから

*その32

め「ほら私ずぅーっと入院していたでしょう。
  学校もほとんど来たことないし。
  放課後残って補修?こういうの?とかガールズトークとかいいなぁって…」
巴「けいおん!でも読んだの?」
め「け、けいお…?…えっと…ちょっと付き合ってくれる気にもなる?」
巴「……」
め「……」
巴「……」
め「……」
巴「……まぁ……柿崎さんが嫌とかいうんじゃないんだけど、でもこの後部活とかあるから…
  あ…誤解しないで、ほんとうに嫌とかじゃなく、部活とか、あるから…」
め「泣くぞ」



*その33

め「ほら私ずぅーっと入院していたでしょう。
  学校もほとんど来たことないし。
  放課後残って補修?こういうの?とかガールズトークとかいいなぁって…」
巴「ガールズトーク……って、金田一蓮十郎のちょっと調子のってるときみたいな感じ…?」
め「きんだいちれん…?よくわからないけど違うんじゃない」
巴「そうだね…柿崎さんのセンスはどっちかっていうと新井理恵だよね…」
め「誰だよ」



*その34

め「ね、おそろいの傷みたいだね。何かの目印に見えてこない?」
巴「……」バッ
め「?」

巴は後ろを向き、手を腰に当て痣のあるほうの腕を高く上げた。

巴「海賊王に!」
め「ならねぇよ」



*その35

め「ね、おそろいの傷みたいだね。何かの目印に見えてこない?」
巴「えっ…」
め「え」
巴「私の痣はそんなにひどくは…」
め「委員長さんそれシャレにならない」
0085秘密の巴ちゃん2012/12/25(火) 10:15:42.49ID:xnknORdH
*その36

め「ね、おそろいの傷みたいだね。何かの目印に見えてこない?」
巴「……ロールシャッハ・テスト?」
め「え?」
巴「さすが柿崎さん…入院生活長いだけあってマニアックだね…。
  その傷がなにに見えるかだよね。…そうね、よく目をこらすと人の顔に」
め「みえねぇよってか怖いから!」



*その37

め「キスしたことある?」
巴「……夢の中でも?」
め「夢?」
巴「夢の中なら、桜……ううん、夢の中ならもう、
  キスどころか全身やられて突かれ………ううん、なんでもない。
  えっと……相手がお人形でも?」
め「その夢の中の相手人形じゃないわよね」



*その38

め「恋バナ楽しいね」
巴「……」
め「……」
巴「……」
め「……」
巴「……」
め「……」
巴「……そ……そう?」
め「泣くわ」



*その39

め「恋バナ楽しいね」
巴「そ……そう?」
め「ねえ私にも何か訊いて。仲良くなりたいの」
巴「…柿崎さん…は……」
め「うん」
巴「えっと……」
め「……」
巴「あの……」
め「……」
巴「その……」
め「……」
巴「……」
め「……」
巴「す、好きな食べ物とかある?」
め「もうちょっと興味もってくれてもよくない?」
 
0086秘密の巴ちゃん2012/12/25(火) 10:17:17.12ID:xnknORdH
*その40

め「恋バナ楽しいね」
巴「そ……そう?」
め「ねえ私にも何か訊いて。仲良くなりたいの」
巴「…柿崎さん…は…どうして…」
め「え?」
巴「あっ…ううん…あの、柿崎さんは、石田純一のこと好き?」
め「…なんで?」



*その41

巴「石田純一って、素足じゃないとダメなんだって…」
め「…そうだっけね……」
巴「柿崎さんも時々素足のときが…」
め「ああ……そう、ね、何度か、教室でもね」
巴「……」
め「……」
巴「あの、柿崎さんは、石田純一のこと……ううん、なんでもない」
め「嫌い!」



*その42

め「恋バナ楽しいね」
巴「そ……そう?」
め「ねえ私にも何か訊いて。仲良くなりたいの」
巴「…柿崎さん…は…どうして…」
め「え?」
巴「あっ…ううん…あの、柿崎さんは好きな人って…」
め「私の?私の…かぁ…んーそうね…手がきれいな人」
巴「…手?」
め「知ってる?長くてきれいな指の男の人は遺伝的に優れてる…って話。私はこれって」
巴「あ、ごめんなさい、そういう好きなタイプとか抽象的なことじゃなくて、
  具体的に誰が好きとか、名前が言えなければクラスにいるとか、
  イニシャルはJ・Sかとかそういうことを訊きたいんだけど…」
め「ごめんもしかして私今すっごいピンポイントで追求受けてる?」



*その43

め「知ってる?長くてきれいな指の男の人は遺伝子的に優れてる…って話」
巴「……」
め「私はこれって女の子にもあてはまると思うの。私、きれいなものが好き」
巴「……竹内久美子」
め「きれいっていろいろ…え?た、竹内くみ…?」
巴「思い出したわ。生物学者の竹内久美子よ。そんなタイトルの本を出していたの。
  昔ブックオフの100円コーナーに並んでいたわ」
め「んーと」
巴「柿崎さん読んだの?そうね…茂木健一郎の本を読むよりもいいと思うわ」
め「ガールズトークで茂木健一郎って単語出てくるのおかしくない?」
0087秘密の巴ちゃん2012/12/25(火) 10:18:34.64ID:xnknORdH
*その44

巴「茂木さん恋愛の本も出してたよ」
め「そうなんだ……」
巴「コンビニでね…あの人って脳科学者だと思うんだけど…」
め「まぁ…そんな話をよくしてるわね」
巴「昔は研究してたと思うけど、今はただの天然パーマのおじさんだと思うの」
め「うん…ていうか茂木トークまだ続く?」



*その45

め「知ってる?長くてきれいな指の男の人は遺伝子的に優れてる…って話」
巴「……遺伝子?桜田くんの遺伝子が目当て…だったの…?」
め「え?」
巴「わざわざ別の学校から転校してきて…遺伝子を…!?
  そこまでするなんて…信じられない、そんなことばかり考えてるの!?
  ヒキコモリの豆腐メンタル遺伝子でも指さえきれいなら欲しいの!?」
め「お前がなっていうかそれ聞いたらジュンくん泣くわよ」



*その46

め「知ってる?長くてきれいな指の男の人は遺伝子的に優れてる…って話」
巴「知ってる……指の大きさは、男の人の、あれに、比例してるっていう話…!」
め「え?」
巴「遺伝的に…同じ末端部位で…設計が近いって…だから……!
  だ、ダメよ柿崎さん、この話はもうガールズトークじゃないわ、
  言うなればそう、もはやレディーストークに」
め「なってたまるか」



*その47

め「知ってる?長くてきれいな指の男の人は遺伝子的に優れてる…って話」
巴「…桜田くんの指は長くてきれいなのは知ってる…魔法の指よ」
め「……。私はこれって女の子にもあてはまると思うの。私、きれいなものが好き」
巴「私も桜田くんが……ううん、なんでもない…」
め「……。きれいっていろいろあるの。大切なのは"触れてみたい"って感じる手」
巴「触れてみたい……桜田くんの……桜田くんの大切な……!」
め「……。手を繋ぐと、その人のことぜんぶわかってしまうの」
巴「全部…!桜田くんと繋がって、全部わかって……!」
め「……。心の一番深くを繋げる場所なの」
巴「桜田くんと……一番深く…繋がって……!?」
め「手だっつってんだろ」
0088秘密の巴ちゃん2012/12/25(火) 10:19:10.33ID:xnknORdH
*その48

め「知ってる?長くてきれいな指の男の人は遺伝子的に優れてる…って話」
巴「……」
め「私はこれって女の子にもあてはまると思うの。私、きれいなものが好き」
巴(手…荒れてる。マメもある)

はたらけど
はたらけど猶わが生活(くらし)
楽にならざり
ぢっと手をみる

巴「石川啄木!」
め「石川啄木!?」



*その49

め「知ってる?長くてきれいな指の男の人は遺伝子的に優れてる…って話」
巴「……」
め「私はこれって女の子にもあてはまると思うの。私、きれいなものが好き」
巴(手…荒れてる。マメもある)
『でもこれは、巴が頑張った手だろ。僕は好きだな』
巴「桜田くん…でも…」
『一生懸命な人の手は汚いよ…僕の手がきれいなのは何もしてないから。でも今は、裁縫しててほら、手に傷が…』
巴「……!だいじょうぶ?どうしてそんな…」
『うん……実は、作っていたんだ……巴の、ウェディングドレスをね!』
巴「え!それって…」
『受け取ってくれるかな?僕の気持ち…』
巴「う、うん、ありがとう、桜田く…いえ、ジュン!」
『さぁ行こう!』
巴「行きましょう!」
め「どこへだ」



*その50

め「恋バナ楽しいね」
巴「そ……そう?」
め「ねえ私にも何か訊いて。仲良くなりたいの」
巴「…柿崎さん…は…どうして…」
め「え?」
巴「あっ…ううん…あの、柿崎さんはセックスしたこと」
め「たいがいにしろよ桃色柏餅」



*その51

巴「桃色柏餅……桃色は雛苺の色ね?そう考えるとたしかに私は桃色柏餅…」
め「違うっていうか雛苺言っちゃったよこの人」
巴「あ…ちょっと待って、桃色といえば桜餅…つまり桃色柏餅は桜餅柏餅…!」
め「……」
巴「桜餅は桜田くん…柏餅は私……こ、ここから導き出される答えは…!」
め「あなたがとてもおめでたいってことね」
0089秘密の巴ちゃん2012/12/25(火) 10:21:20.89ID:xnknORdH
*その52

め「ねぇ、触ってもいい?」
巴「か……柿崎さん…?」
め「さっきの痣もう一度みせて?触ってみたいの。ねっ、おねがい」
巴「え……」
め「あのね、感じるの」

   殺  意  の  波  動  を  !

巴「ひっ…」
め「ちげぇよ!」


*その53

め「きっと私たち繋がってるの。うんと深いところで」
巴「柿崎さん……」
め「なに?」
巴「私……ついてないんだけど……」
め「うん、何が?ねぇ、何が?」


*その54

め「きっと私たち繋がってるの。うんと深いところで。おねがい」
巴「あ……」

めぐが巴を引き寄せ、数センチというところまで顔を近づける。

巴「あ、の……」
め「っふ、ふふ……委員長さん顔赤い。本気と思った?」
巴「はっ……か…からかったの?
  女の子同士だからノーカンで練習して…わ、私が初めてのキスで桜田くんをキスだけで骨抜きに…
  で、でも私そんなことしても普段からバナナとかで練習して…!」
め「それもう違う練習じゃない」



*その55

巴「さよなら」
め「うん。ばいばい委員長さん」

タッタッタッ…

め「あーあ…逃がしちゃった。でも忘れないでね委員長さん。やくそくのしるし」
巴「……」バッ!
め「!?」

巴は腰に手をあて、痣のあるほうの腕を高く上げた。

巴「二年後にまた会いましょう!」
め「明日会うでしょ!」
0090秘密の巴ちゃん2012/12/25(火) 10:22:37.02ID:xnknORdH
Tale33から

*おまけ

屋上にて

ジ「鳥?いや違う。あれは……」

風の吹き荒ぶ屋上。
少女が策のむこうで両手を万歳させ、あたりには無数の紙が風に乗り舞い散る。

ジ「ちょ…う。手紙……?柿崎…?誰?転校生か?
  いやそんなことより!あの子…策の向こう側……」
  
脱ぎ捨てられた靴と靴下。

ジ「う…うそだろ……」

一人佇立する少女。
そこへ叩きつけるような風が少女を――

ジ「ぱ、パンツ見えた!」
め「おい」



Tale34から

*おまけ2

引き続き屋上にて。

ジ(この人どこかで…会ったこと…?あれ…?なんだっけ…?っていうか…)
め「……」スッ
ジ(またパンツ見えた!)
め「……」
ジ「……あ!」
め「……」
ジ「……うん!」
め「……」
ジ「……お!」
め「……」
ジ「……よし!」
め「よしじゃないでしょ!?」
0091秘密の巴ちゃん2012/12/25(火) 10:24:19.59ID:xnknORdH
*おまけ3

め「私もあなたと同じ……かごの中にずうっと閉じ込められていたのよ」
ジ「えっ……あ、今度は前からパンツ見えて……」
め「……」くるっ
ジ「わっ…ちょっと……ねぇ、さっきからパンツ見えてる…!」
め「ここから一歩踏み出すと違う世界に行けると思うでしょ」
ジ「いや思わないけどっていうかもうほんとパンツが…」
め「でも行けないのよ。この先も現実なの」
ジ「現実問題パンツ見えてるんだけど」
め「望む場所に飛んでいくなんてただの夢で」
ジ「パンツ見えてるのは夢じゃないよ」
め「目が覚めればどうせまたかごの中なの」
ジ「寝ても覚めてもパンツ見えてる…」
め「……」
ジ「……」
め「……」
ジ「パンツ見えまくってるんだけど…」
め「あんたなんか死んじゃえ!!」



『秘密の巴ちゃん』 おわり

以上。めりくり。
0092名無しさん@ピンキー2012/12/28(金) 01:20:40.91ID:iYLmOFV5
腹筋が鍛えられるなwwwwww
もうガールズトークがまともに読めねえじゃねえかどうしてくれるwww
0093薔薇乙女会議 第5話2012/12/29(土) 14:00:04.71ID:2ikQ4/QN
>>64続き

今回。ジュン×翠星石、真紅。それと水銀燈、雪華綺晶。



『薔薇乙女会議 第5話』

翠星石が普段は隠している感情を吐き出し、ジュンに跨がり腰を上下させ始めた頃、
蒼星石は股間を探る指に中指をつけくわえていた。
それは老廃物を生まない人形にとっては無意味な場所で、
初めはひんやりと固く指を入れれば押し返していたが、
今は熱く濡れ、二つの指をなんの抵抗もなく受け入れている。
中指は既に奥深く差し込まれた人差し指の隣から窮屈そうに割り込んでいき、
蒼星石の小さな膣を広げた。
膣はもちろん広げられるばかりでなく、あらゆるものがそうであるように、
元の形へ戻ろうと二つの指を圧迫する。
しかし、膣壁は十分に濡れ、あるいはもう元の姿というものを忘れかけているのか、
指は雪原をくだるスキー板のように軽い摩擦を起こしながら先へと進んでいった。
今蒼星石の股をぬらしているのは当然愛液と呼ぶべきもので、
愛液は化学的には生体の生む老廃物であるが、
同じく化学反応の賜物であるはずの涙が流れるように、
愛液もまたローゼンメイデンのロマンチック(?)な例外として取り扱われているようだった。

「ん…ふぅ…はぁ、ん……」
顔は火照り、身体は熱く、呼吸はどんどん乱れていく。
水銀燈が訝しげに視線をなげてくるのも気にならない。
今蒼星石の目に映るのは、自分と同じボディをもつ双子の姉が、
マスターであり密かな想い人でもある少年の上で見せるあられもない姿ばかりである。

そして翠星石といえば、あまり本心を打ち明けない妹の熱っぽい視線を受けながら、
やはり妹と同じくそんなものは全然気にならない素振りで、
ただひたすらにジュンのすべてを感じ取ろうと専心していた。
ジュンのペニスは二度の射精を経ていながらなお硬さを失っておらず、
翠星石が腰を下ろせば亀頭の先が翠星石の膣奥を叩き、
腰をあげれば雁首と膣壁が擦れ合って快い摩擦を生んだ。
そのたびに翠星石は快感で背筋を伸ばし、
ジュンもまた気持ちよいのか惚けた顔をますます弛緩させていった。
雪華綺晶や水銀燈の膣がそうであったように、
翠星石の膣もまた小さく、まだ14歳の少年の陰茎でも明らかにおさまりきってはおらず、
現にジュンのペニスを締め上げるその圧迫感たるやすさまじいものであった。
それでも翠星石のジュンを想う心が生じさせる溢れんばかりの愛液と、
また先に雪華綺晶や水銀燈の中に出してぬめった粘着液で完全にコーティングされたジュンのペニスは、
擦れ合い溶け合い、もはや一つの器官であるかのように一体化していった。

「ふぅ、んん、あ、やぁ、ジュン、ジュンんんん!!」
翠星石はジュンと一つになる錯覚の中で、
嬌声とジュンの名だけを部屋中に響かせた。
それ以外はもう何もいらなかった。
日常は秘めるばかりだったその募る想いのすべてを、
腰を振る動きと絞り出される声に変えていた。
0094薔薇乙女会議 第5話2012/12/29(土) 14:00:58.42ID:2ikQ4/QN
いっぽうでジュンの意識は朦朧としていたが、快感という原始的な感覚を処理するだけのことはできる。
そしてそれが視界に入る少女の性器と合体しているために起きていることも、
おぼろげながらも本能的に理解している。
最初に視界に入ったのは、視界には白いドレスに身を包み右目に薔薇を咲かせた少女の顔。
それから快感に溺れ、次に視界に入ったのは銀髪にヘッドドレスとして黒いカチューシャをつけ、
またその身も漆黒のドレスに包ませた美しい少女の顔。
彼女ともまた繋がり、素晴らしい快感の末に、今度は見慣れたオッドアイの少女の顔。
三人目だ。
雪華綺晶の膣、水銀燈の膣にくわえ、今度は翠星石の膣を味わっている。
その認識が、ジュンをますます昂ぶらせた。
興奮のため欲望の肉茎は限界まで膨張し、しかし翠星石の狭い膣はそれを押さえつける。
するとより強い摩擦が雁首と膣壁の間に生まれ、
それは快感に変換され、その感覚がジュンと翠星石を一つにしていく。

そこへ、ジュンの視界を四人目の見慣れた顔が遮った。
「ジュン」
「し…んく……」
驚くべきことに、ジュンは真紅の名を呼んだ。
阿呆のように涎を垂らし、快楽に沈むばかりであったこの少年が、
少女を認知し、名を呼んだ。
それだけで、この少年にとって真紅という少女がどれだけ特別な存在であるかわかるというものである。
そして、その差別を敏感に感じ取らない翠星石ではなかった。
誰よりもジュンを想い、またジュンをよく見ているからこそ分かることだった。

真紅は仰向けになったジュンを覗き込みながら、そっと頬に口づけをした。
そして、「キスなさい…ジュン」と一言漏らすと、
ジュンは頭をもちあげ、その唇を真紅の唇に押しつけた。
「ん……」真紅はジュンの頭をおさえ、どうしようもなく激しいキス。

「あ……し、真紅、何してるですか、今ジュンは、翠星石と愛し合ってるんですからね!」
「ん…ちゅ。…ん……うるさいわ……ジュンは私の下僕よ。ん、ちゅく…ちゅ…。
 は、ん……あなたこそ、ん……いますぐ、んん…ジュンから、ん、降りなさいな……むちゅ、ん…」
真紅はジュンとキスを交わしながら、くってかかる翠星石を悪びれもせずにあしらう。
こんなことはいつものことだ。

翠星石は涙目になって、いよいよ腰を打ち付ける速度をあげながら
「ジュン、気持ちいいですよねっ!は、ん、今、ジュンとしてるのは、翠星石、翠星石ですよっ…!」
「ねぇジュン、キスしなさい…もっと、強く…激しく…情熱的に…これは、命令よ…?」
言われるまま、ジュンは真紅の唇に下を差し入れ、真紅の柔らかな唇を内部から舐め回した。
極上のデザートのような柔らかさと滑らかさで、
また頬にかかる真紅の髪の毛からはそれだけで美少女と推察できる香りがジュンの鼻をかすめた。

「ジュン、ジュンっ!!」
今ジュンの目にうつるのがおそらくは真紅の顔しかないであろうことが、
翠星石には嫌で仕方がなかった。
とはいえ、真紅をどかすためにジュンとの繋がりを解くなどできない。
翠星石の処女膣はジュンを飲み込み、それは経験したことのない痺れと、
頭を真っ白にするような強い衝撃を翠星石の身体中に波及させていた。
翠星石にできることは、ジュンにも自分と同じ快感を与え、
同時に呼びかけることで、その快感を共有する者を適切に結びつけることだけだ。
が、真紅もまた、ジュンに我こそが今愛し合っている相手だと訴えかける。
「ん…ジュン……ねぇ、わかる…?あなたはこの真紅とキスしているのよ…光栄でしょう…?」
「は、や、んぅ、あ、あんっ!ジュン、ジュンッ!じゅ、んはっ!すいせい、せきと、あぅ、んっ!」

そんな二人の努力をよそに、ジュンは実際のところもうなんにもわからなくなっていた。
ただ真紅とキスをしていることと、
翠星石の膣がどうしようもなく気持ちいいということだけを、
牡の本能が伝えていた。
0095薔薇乙女会議 第5話2012/12/29(土) 14:01:37.64ID:2ikQ4/QN
ますますもって、異様な光景。
少年に群がる二人の美しい少女人形。
その倒錯的な光景に、蒼星石は自分の膣をいじる指の速度をはやめ、また力を強くした。
「どう、しよう……止まらないよぉ……」
なんとなく、それがすべきことではないことはわかっていたが、
瞳の色だけを対にしたたった一人の双子の姉が見せたことのない激しい痴態を繰り広げ、
また姉妹の中で誰よりも気高く凜とした美しさをもった真紅が、
目を虚ろにしながら腹を空かせた犬がミルクを舐めるように舌で男の唇を嬲っているのを見るに、
お腹のあたりがどんどん熱く、股のあたりが湿っていくのを止めることができなかった。
いままで気にもとめてこなかったその穴を指でいじると、
一度も感じたことのない知られざる性感で頭がおかしくなりそうだった。

見ていると、いつのまにか雪華綺晶が真紅とは反対側からジュンを覗き込み、
ジュンの額から鼻先までぺろぺろと舐めだしていた。
「ちょっと…雪華綺晶、なにをするの…!」
「紅薔薇のお姉さま、気になさらないでください。
 お姉さまたちの姿を見ていたら、私もまたマスターと愛し合いたくなっただけなので…」
「何を言って……ちゅ、ん……ジュン、惑わされてはダメよ、あなたの主人は誰?」
「お、おめぇら、どっちもいなくなりやがれですぅ!はぅん、ジュン、ジュンっ…!!」

翠星石の罵声を尻目に、雪華綺晶はジュンの顎と頬に手を添えて、
ジュンの顔中を余す所なく舐め尽くしていく。
「ん…ほんとに、なんて子……水銀燈よりもタチが悪いわ」
「いえいえ…黒薔薇のお姉さまにはかないませんわ」
「か、勝手に何言ってくれてるのよぉ!」
ぶしつけに悪口の槍玉にあげられた水銀燈が反論する。
その声が予想外に近かったので、真紅が驚いて振り向くと、
そこには水銀燈がいて、ジュンの右手を取り、自分の胸に押し当てていた。

「…貴女何をっ…!」
「あ……ち、違うのよ、こ、これは…手が寂しそうだったから…」
手が寂しそうだからなんだというのだろうか。
見れば、水銀燈は右手でジュンの手を自分の胸に触らせながら、
左手は乱れてくしゃくしゃになったドレススカートの中に差し入れている。
「い、今したばかりよぉ」
だからなんだというのだろうか。
水銀燈の胸に触れたジュンの右手は、
獲物を捕らえた食虫植物のように動きだしてその柔らかな胸を揉み、
水銀燈は思わず「あん」と色っぽく呻いた。

水銀燈はジュンに中出しされた後、正気を取り戻し呆然としていたが、
その後ジュンと妹たちの乱交を見て、
どうにも切ない感覚で身体がうずいていたのだった。
そして隣には、うっとりしながら股をいじる蒼星石がいた。
やがて水銀燈は、再びあの快楽を求めてジュンの身体に触れたのである。

真紅はこの憎々しい長姉を、かつてそうしたように絆の力でぶちのめしてやろうかと考えたが、
そんなことをしている間に雪華綺晶がジュンの唇を奪うのは明白だった。
ジュンの性器が翠星石にとられている今、
ジュンの視界と唇だけは自分のものにしていたい。
0096薔薇乙女会議 第5話2012/12/29(土) 14:02:12.17ID:2ikQ4/QN
「ふん」
仕方なく、真紅は水銀燈を無視し終わりのないキスの続きを始めた。
だいたい、この状況で絆も何もあったものだろうか。
真紅は不安で、不安を紛らわすようにひたすらジュンに己の存在を誇示すべく、
唇の戯れをより激しく、むしゃぶりつくようにジュンの唇を啜った。
その吸引力たるや、ジュンは舌も唇ももがれてしまいそうな心地だったが、
甘い真紅の香りとぷるんとみずみずしく柔らかな真紅の唇の感触ときたら、
どんな絶品の料理もかなわない美食であった。
唇はもっとも繊細で鋭敏な感覚器官の一つであるが、
ジュンはその唇でもって真紅の愛らしさを受け止めていた。
キスの気持ちよさだけでイッてしまいそうだ。

注意が逸れたことに安心して、水銀燈は引き続きジュンに自分の胸を揉ませ、
またもう片方の手は蒼星石がしていたように膣へと伸ばされその中を掻き回す。
膣はジュンの精液で溢れており、指を入れると付着した。
そこで水銀燈は時々指を取り出して、愛液と精液で濡れた指を舐め取った。
「ん…変な味ぃ…」

「さすが、お姉さまですわ」
水銀燈を見て、雪華綺晶は感心したように深く頷いた。
そして水銀燈と同じくジュンによって散々中に出された秘所をいじくり、
中にあった精液を掬い取って、キスするかのようにちゅるちゅると舐め取った。
そして唾液と愛液、精液の混じった指をジュンの顔にぴとりとつけ、塗っていく。
また、ジュンの左手を自身の乳房に置き、揉ませた。

ジュンはもうたまらなかった。
雪華綺晶に顔中を舐められ、唇には真紅の紅く柔らかで弾力的な唇がまとわりつき、
右手からは先も散々揉みしだいた水銀燈の乳房の感触、
左手からは水銀燈ほど大きくはないがやはり揉みごたえのある雪華綺晶の乳房の感触、
そして性器は普段自分を罵るばかりの性悪人形の膣に繋がり、
その人形はうちに秘められた愛を叫んでいる。

「ジュン、ジュンっ!!」

もう姉や妹たちの横取りを気にとめることもなく、
翠星石はただただジュンを感じ取っていた。

真紅のキス。
雪華綺晶のキス、おっぱい。
水銀燈のおっぱい。
翠星石のおまんこ。

真紅の唇がジュンの唇に強く吸い付き、雪華綺晶の唇が頬におしつけられ、
両手で強く水銀燈と雪華綺晶の胸をぎゅっと揉み、
翠星石の腰が今日一番深くまで落とされ、翠星石の子宮とジュンの亀頭が抱き合ったとき、
すべての感触が合わさりジュンの脳内で統合され、一つの大きな塊となり、
それはビッグバンのように一気にはじけ飛んだ。

びゅぷっ!!

ジュンの精液が、翠星石の子宮へと入っていく。

びゅぷ、びゅぶぶっ!ぶぴる、びゅぷ、ぴゅぽっ!!びゅびゅ……

ジュンは真紅と唾液を交換しながら、ついにその体液を翠星石の中へと放った。
雪華綺晶、水銀燈と続いて、今日三度目の射精だが、
そんなことは微塵も感じさせない、思春期らしい大量の精液だった。
0097薔薇乙女会議 第5話2012/12/29(土) 14:03:01.03ID:2ikQ4/QN
「は……あ……ジュンが、ジュンが、翠星石の中にぃ……」
翠星石は幸せそうに目をとろんとさせて、
身体の中に入ってくる熱い塊を感じることに集中していた。
ジュンの精液が、子種が、自分の中に入ってくる…
人間であれば、タイミングさえよければ確実に妊娠したと想像させる大量の体液。
このとき彼女はジュンの子を孕んだような錯覚に陥った。
ジュンと愛し合った末にジュンの子を授かる、
これ以上の幸福というものを翠星石は想像することはできなかったが、
その幸福が今その身に訪れている。
もちろん人形である翠星石が妊娠できるわけはないのだが、
彼女はそのとき涙が出るほどのよろこびを感じていた。
事実、泣いていた。

が、その幸せも長くは続かなかった…。
「どきなさい」
「ひゃうっ!?」
ジュンのものが萎え、また翠星石も絶頂を迎え力が緩んだとみるや、
真紅は翠星石を突き飛ばしてジュンの特等席を空けた。
「い、いた……真紅、何を…!」
刹那、翠星石のおでこを真紅の髪がぴしゃりとうち、
翠星石は「きゃん!」と額をおさえ、「うぅ〜…」と情けなく呻きながら、
打たれた跡をさすった。
翠星石は真紅の優位にたったことがない。

そんな二人のやりとりを尻目に、雪華綺晶が頓狂な声で、
「あらあら、元気がないですわ」
とジュンの縮こまりだしたペニスを指さした。
無理もない。
連続して三度射精したのだ。
いかにエロ本隠してやりたい盛りの中学生男子とはいえ、
こうなってしまってはアテネの賢人にも劣らぬ大賢者といえよう。
水銀燈と雪華綺晶の胸を揉みしだいていた両手も、
今は電池の切れたおもちゃのように微動だにしない。

「なにしてるの、ジュン、これからでしょう」
そんな男の身体の事情など、
少女人形たる薔薇乙女にとっては関係のないことだ。
真紅は先ほどの剛直ぶりが嘘のように項垂れ血の抜けた海綿体を握ると、
その先端に舌を這わせ丁寧に舐めだした。

「はぁ、うく……」
苦痛を溶かしたような淡い快楽がじんじんと性器の先から伝わり、ジュンは苦しげに呻いた。
「…まんざらでもない感じぃ?」
「そのようですね」
水銀燈と雪華綺晶は、ジュンの苦悶の表情の中に性の目覚めを感じ取った。
この少年、攻めるよりは断然攻められるほうが好きなのだろう。
「水銀燈のことは無理矢理襲った癖に…」
水銀燈は唇を尖らせ、服がはだけあらわになったジュンの乳首をちょいと摘まんだ。
「!!!」
その瞬間、ジュンはびくんと背をアーチに反らせ、そのまま浮き上がろうかというほどにのけぞった。
「やだ、ちょっと何、ほんとにいいわけ?」
水銀燈は愉快そうに、親指と人差し指、それに中指を添えて、ジュンの乳首を摘まみ弾き出した。
「マスター、そうだったんですか、なら…」
雪華綺晶がもう片方のジュンの乳頭に吸い付き、舌で転がしだした。
「ひ、う、ひゃ、ああぅっ!!」
下半身のみならず上半身からも襲い来る性的な刺激に、
ジュンはフラワーロックが踊るように逐一身体を跳ねさせ声を出す。
0098薔薇乙女会議 第5話2012/12/29(土) 14:04:19.26ID:2ikQ4/QN
「じゅ、ジュンをいじめるなです!」
そう言ってジュンに飛びついたのは、
中出しされオルガスムに達したばかりの翠星石だが、
彼女もまた言葉とは裏腹に少年の身体をいじくり回したいだけだった。
「ジュン、だいじょうぶですか…?」
翠星石はジュンの裸体を隅々まで手で触れ、愛撫しながら、小さな舌をべとりと肌につけた。
ジュンの身体を知りたいのだ。すべてを知りたいのだ。

「ジュン…ジュン…」
「マスター…気持ちいいですか?」
「もう、ほんとにこんなのがいいわけぇ?へんたぁい」
まったく楽しげな少女たちの嘲りの言葉と愛の言葉に加えた全身愛撫の甲斐あってか、
ジュンのペニスは今日四度目の勃起を見せた。
「まぁ」
真紅はジュンのペニスとしわしわ玉袋をさすりながら、
目を見開いてその成長を満足そうに見守った。

「あと一回くらいはできそうですか?」
「当然よ、まだ私としてないのだから」
「す、翠星石はまだできるですっ!」
「は?貴女は足でも舐めてなさい。さっきは乱暴にされたから、今度は私が優しく抱かれてあげるのよ」
「水銀燈は猫にでも襲われるのがお似合いなのだわ」
「なんですってぇ!?」

そんな喧噪の中、「あ、あの……」と、遠慮がちな申し出があった。
「ぼ、僕……」
それは蒼星石によるもので、しかしその声はあまりに小さかったため、
誰一人として気づくものはいなかった。
いや、雪華綺晶のみ気づいていたのだが、彼女は何も言わなかった。
ただにまりと口角を上げ、顔を綻ばせながらも目だけはそのまま、
あのいつもの不敵な笑みを浮かべるばかりだ。
そして、真紅も、翠星石も、水銀燈も、蒼星石の様子には気づかない。
真紅は半ば無理矢理、今度は自分がジュンに覆い被さって、
そっとキスをしながら、スカートをたくしあげ、ジュンと性器をくっつけた。
ジュンの性器は既に準備万端、
真紅が狙いを定め腰を下ろせば、いつでも真紅の処女を貫けるであろう。

「あの!」
蒼星石が半歩ばかり進んで、先よりは少しだけ大きな声を出した。
「ちょっと真紅!」
「黙りなさい!あなたたちはもうしたんでしょう!」
「そうだけどぉ…」
「なら最後は当然この真紅がするわ。
 ねぇジュン、待っていたでしょう?いよいよ真打ちよ」
「真打ちって何わけわかんないこと言ってるの、
 もう半分萎えかかってるじゃない、これは消化試合ってやつよぉ」

「あの!!」
拡声器でも使ったかのような張り詰めた声。
真紅、翠星石、水銀燈がびくっとして振り向くと、
そこには蒼星石が方をうつむき加減に真っ赤な顔を強ばらせ、肩を震わせていた。
「ぼ、僕も…」
「……じゃ、ジュン、いくわよ」
真紅は澄ました顔でそう言うと、蒼星石を無視して、
腰を少し浮かせてジュンの亀頭を自らの膣口につけ、
腰を落とし、ずぶずぶと飲み込ませていった。



つづく。次でおわり。年内は無理か…。真紅で締めるか蒼星石で締めるか…。
0101薔薇乙女会議 第6話2013/01/05(土) 17:02:47.80ID:JXSbFTBr
あけましておめでとうございます。
>>98続き。今回はジュン×真紅。おわりませんでした。次で最後。


『薔薇乙女会議』

第6話

ジュンに跨がった真紅がスカートをたくし上げたまま腰を下ろしたとき、
蒼星石は「あ」と見ているばかりだった。
真紅の女性器はしっかりとジュンのものをとらえており、
いきりたった肉茎の鈴口はぬちゅりと粘液を纏い突き進もうとしている。
真紅の性器は水銀燈や翠星石に比べてやや小さくはあったが、
亀頭がその口をこじ開けると面白いように伸びジュンのものをずっぽりと包み込む。
真紅がさらに腰を落とせば、みちみちとペニスを締め付け、
しかし少しずつ、着実にそれは真紅の中に入っていく。
「ん、く……」それは真紅にとってやや痛みを伴うことのようであった。
が、ジュンにとってはこれまで同様素晴らしい快感をもたらす所作である。
真紅の膣壁はぬるぬるとしていながら強烈な膣圧で、
肉棒を四方八方から攻め立てる。
膣の凹凸がまた絶妙であり、亀頭が膣を押し広げるたび、
膣はペニスに絡みつき、ジュンの脳内に閃光の瞬くような快感が突き抜けていく。
そんな様子を、蒼星石はどうすることもできずに見守っていた。

ジュンの意識はやはりおぼろげではあったが、
それでも今自分が性交をしていることと、その相手が誰かということは認識している。
あの高飛車で高慢な、しかし気高く美しい真紅を、
ダッチワイフのように扱っている自分を見て、ジュンのものは物理的刺激のみならず、
精神的な充足感でもってますます固く大きくビキビキと成長していく。
三度の射精を経たとはとても信じられない。
どう見ても最初、それもこのときのために一週間は煩悩と闘い念入りな準備をしてきた、
そのような形をしている。
全身の血が下半身の一本の棒に集まってきたようだ。

「ふぁぁ…」ジュンは切なく呻いた。
そんな様子を見て、翠星石は不機嫌にジュンの頬を軽くはたく。
「なんですか、さっきまで翠星石を突き上げてよろこんでたくせに…」
実際にはほとんど翠星石が腰を上下させていたのだが、
もちろんそんなことは既に記憶の彼方に捨てられて、
今は彼女が望むような方向に少しばかり過去が書き換えられてる。

「ほんと。真紅の処女奪うのがそんなに嬉しいわけ?」
やはり水銀燈も面白くないようで、じとりとジュンを睨み付けるが、
今ジュンにそんなことを気にできるだけの思考力はない。
が、『真紅の処女』という言葉は、そんな彼にも少なからず影響を与えたようだった。
水銀燈の言うとおり、ジュンは今まさに真紅の処女を貫こうとしているのである。
もうジュンのペニスは真紅の処女膜の寸前まで到達し、そして、みちりみちりと…突き破ろうとしている。
真紅の乙女を、少女の証を、さんざん他の乙女の処女を奪ったその肉棒で、
またもや新たな少女をその毒牙にかけようとしている。
0102薔薇乙女会議 第6話2013/01/05(土) 17:03:32.34ID:JXSbFTBr
ずぶちゅっ!

真紅の処女が、散った。
ジュンのペニスによって、真紅の処女膜は突き破られ、
このときローゼンメイデン第五ドールはアリスの資格を失った。
やがて限界まで太く張り詰めたペニスは真紅の最奧に到達する。
ペニスは人間でいうところの子宮口に口づけをし、
自分が主人であることを真紅の奥深くまで伝えた。

「ん、んん……!」
身を切られるような痛みに、真紅は涙をこぼした。
が、その涙は絶望の化した涙でもなければ悲しみの生んだ涙でもない。
溢れるよろこびが花開き具現化されたものである。
真紅は完全にジュンのものとなり、そして所有されるよろこびを、
忘れ得ない痛みと共に心と体に刻み込んでいた。

真紅は痛みに耐えながら、少しでもジュンを感じ、
またジュンを気持ち良くさせようと、不器用そうに腰を動かした。
それは見るからに懸命な動作で、水銀燈などはその不格好さを鼻で笑ったが、
しかし実際には女のこういう姿にこそ男は猛るものである。
ジュンはうわごとのように「あ」とか「う」とか繰り返しながら、
絞殺しようとしているかのように締まる真紅の膣を感じていた。
もう、どうしようもなく気持ちが良い。
そして極めつけに、真紅は言った。

「ジュン……私をもっと、愛してちょうだい…」
「……ッ!!」
声にならない咆哮をあげ、ジュンはうろんげだった瞳が嘘のように、
真紅の足をぐっと掴むと、腰を勢いよく突き上げ始めた。
「あ、いたっ、じゅ、ん、も、もっと優し…ん、んぐっ!」
ジュンの腰が持ち上がるたび、真紅の身体は大きく揺れ、
床まで届くブロンドのツインテールが縦横無尽に跳ね回る。
ただ本能に突き動かされた運動に、さしもの真紅も顔をしかめる。
痛みに眉を寄せ、漏れる声を押し殺そうと前歯で唇を噛み、しかし殺しきれずに喘いだ。

「ず、ずいぶん激しいじゃなぁい?」
水銀燈はジュンの顔を覗き込んだ。
顎は弛緩して口はだだ開き、涎が口の右左真ん中あらゆるところから垂れ、
白目をむきそうな目からは意志というものが感じられない。
ただ女を求め貪る動物的な牡である。
そのように水銀燈には感じられたが、本当にそれだけであるならば、
射精を繰り返したジュンがこれだけ発奮するはずがない。
水銀燈は女としての身体的魅力は真紅よりも自分のほうが勝っていると思っていた。
実際女性の魅力を胸囲や尻と腹の高低差、下品にならない程度のほどよい肉感とするならば、
客観的にも水銀燈のほうが女性的魅力があると言えたろう。
今や忘れかけられているが、今回の発端となった少年秘蔵のコレクションからしても、
ジュンの性癖は決して特異なものでもないらしいことが伺えた。
しかし、現実としてジュンはこの名前と同じ色のドレスを半脱ぎにまとった少女と、
今日もっとも激しく交わっている。
その意味を、水銀燈は考えないわけにはいかなかった。
考えるというよりは、認めるというほうが相応しいかもしれない。
誰が考えたって、理由など一つしかないからだ。

水銀燈が口惜しそうにちらとまわりを見ると、
ジュンの側に座りこんでいる翠星石が、両手を握りしめジュンと真紅を睨み付けている。
唇はしっかりと結ばれ、無理矢理開けば呪詛の言葉が大いに吐き出されそうである。
ジュンや姉妹が性愛に耽り取り込まれていく度愉快そうに笑っていた雪華綺晶までが、
どこか白けた目で二人の交わりを見つめていた。
0103薔薇乙女会議 第6話2013/01/05(土) 17:05:00.57ID:JXSbFTBr
すみません、>>101>>102の間にこれが入ります


「あ、んくぅ…」
真紅は奥歯を噛みしめている。
口には出さないが、その様子からかなり痛みを堪えていることが見て取れた。
ローゼンメイデンの中でも小柄な彼女にとって、
人間とのセックスは相当な負担であることは明らかだ。
それでもジュンと一つになりたい一心で、真紅は腰を落としていった。
平生素直になれないのは、なにも翠星石ばかりではなかった。
「じゅ、ん……」
ぽつりと、愛しい人の名前を呼ぶ。
あの小生意気で自分を下僕と言って憚らない少女人形が、なんと健気なことだろう。
雪華綺晶、水銀燈、翠星石の膣と比べても一際強くジュンを締め上げるその膣圧も加えて、
ペニスは血脈が浮き上がりはちきれそうになっていた。
その先端はもう真紅の処女膜にキスをしようとして…
0104薔薇乙女会議 第6話2013/01/05(土) 17:05:43.60ID:JXSbFTBr
「つまんない感じぃ」
水銀燈が退屈そうに唇を尖らせるいっぽうで、ジュンと真紅はいよいよ盛り上がっていた。
幾度も奧を突かれ、真紅は痛みよりも快楽を感じ始めていたし、
真紅の膣は言うまでもなく絶品で、真紅の狭い膣道を出たり入ったりするたび、
ジュンのペニスは膣圧に押しつぶされ、跳ね返す。
そのたびに、性感で脳の血管がはちきれてしまいそうだ。
たった一本の棒に、この世のすべての快楽物質が集まっているかのようだった。
真紅は頭を振り、赤いボンネットはとれて吸い込まれそうなほどに美しい金髪が乱れるばかり。
彼女もまた、ジュンと一つになるよろこびに震えていた。

そしてついに、ジュンが高く真紅を突き上げたとき、

びゅびゅっ!

この日四度目の膣内射精がなされた。
「く、あ…」
「んんぁああああっっ!!」
漏れ出たようなジュンの小さく低い声と好対照な、
真紅のすべてを解き放ったような大きく高い声。

びゅびゅくっ!びゅくぅ!びゅぷ!!

ジュンの精液は蛇口に指を押し当てたような勢いで、真紅の膣壁、子宮に襲いかかり、
膣内を真白に満たしていく。
「ああ…ジュンが……私の中に……」
欲に膨れた棒の先から白濁液が吐き出され、真紅はうっとり陶酔して穢れを受け入れる。
「はー…は、あ…」
ジュンは呼吸を乱しながら、溜まっていたものをすべて出し切ったという満足感に浸っていた。
また、自分のすべてを真紅に受け入れさせたという事実はジュンの支配欲を満たし、
その表情は弛緩しながらも見るものにどこか満ち足りた印象を与えた。

「ジュン……よかったわ」
真紅はそっと身体を持ち上げ、ずぷりとジュンのペニスを引き抜くと、
おさまり切らなかった精液がどぽどぽと股から溢れ、いくらかは重力を受け垂直に落下し、
いくらかは横に逸れ真紅の腿を伝っていった。

「ふん」
ご満悦の真紅を横目に、水銀燈がすっかり元気を失ったジュンのペニスをぴんと人差し指ではねた。
「んあっ」
「なに満足そうな顔してんのよ」
「んぐ」
ぎゅっと萎えた竿を握る。
つい先までは凶悪に血管を浮き立たせていたジュンの陰茎も、
今はしなびたきのこのように情けなくしおれている。
いまや水銀燈の小さな手がちょうどくらいの大きさだ。
「黒薔薇のお姉さま、さすがのマスターももう限界でしてよ」
「わかってるわよ、別にまだしようってんじゃないわ」
ペニスの皮をつねったりひっぱったり伸ばしたり、
水銀燈は好き放題にジュンの性器をいじくり回した。

いっぽうで、ジュンの頬に手を添えたのは翠星石。
「ジュン……そんなに真紅がよかったですか…」
寂しげに呟くが、ジュンは答えず相変わらず緩みきった顔で惚けている。
「……翠星石はそれでもジュンと……」
言いかけたそのとき、「あ、あの!」と馴染みのある呼びかけに皆が振り向く。
0105薔薇乙女会議 第6話2013/01/05(土) 17:06:34.25ID:JXSbFTBr
「あの…」
「蒼星石?貴女のこと、忘れてたわ」
水銀燈が悪びれもせずに言う。
「そうね…いくらなんでも、ジュンはもう無理よ」
ぼさぼさに乱れた髪の毛を整えながら、真紅が水銀燈に賛同した。いまだに頬が紅潮している。
「まさか蒼星石までジュンとしたいのです…?」
翠星石の問いに、蒼星石はうつむいて押し黙った。
「普段は強情なお姉さまの願い、聞いて差し上げたいところですが」
雪華綺晶がつんと、水銀燈が握っているジュンのペニスの先をつついた。
柔らかく、精液と愛液が表面を覆っているせいでぬるりと滑る。
「また今度にしましょう」
「……だ」
「蒼星石?」
「いやだっ!」

そう叫ぶが早いか否か、蒼星石はジュンのペニスに群がる水銀燈と雪華綺晶をはねのけると、
すっかり縮こまったペニスを口に含んだ。

「ちょ、ちょっとぉ!」
「あらあら…」
静止する水銀燈と、呆れる雪華綺晶。
「ん…ん…」
ぴちゅぴちゅと音を立てながら、蒼星石は慣れない様子で懸命に、また貪欲にジュンのペニスを舐める。
「んちゅ、ん、ん、ぴちゃ、ちゅくる、じゅりゅっ…」
姉や妹たちの愛液でコーティングされたジュンの陰茎は、
抵抗なく口に含められるようなものではないはずだが、
蒼星石はなんら躊躇うことなくジュンのペニスに舌を這わせ、吸い付いた。

「あうっ…!?」
もう終わったと思っていたのに、新たな刺激が与えられジュンは当惑したような反応を見せた。

蒼星石があまり必死なので、翠星石は哀れに思ったのか、
それとも真紅とするジュンがあまり気持ちよさそうだったのが妬ましく思えたからか、
「……」
翠星石がちょんと、ジュンの左乳首を摘まんだ。
「やぅ…」
「女の子みたいな反応ですね」
次いで雪華綺晶が、ジュンの右乳首に親指と人差し指をすり潰すように押しつけた。
「あぐぅっ」
「ちょっと貴女たち、ジュンにこれ以上無理をさせないであげてちょうだい」
真紅が労る。
ジュンはほとんど泣きそうな顔をしていた。
その体はあまりにも敏感になりすぎていて、少し触れられただけでも雷を打たれたように痺れてしまう。
淡い快楽でつくられた薄膜の上に苦痛のバターを塗りたくられるような、そのような感覚である。
0106薔薇乙女会議 第6話2013/01/05(土) 17:07:20.56ID:JXSbFTBr
「そうねぇ…」
水銀燈がジュンの下腹部をさする。
そんなかすかな触感すら、今のジュンには辛かった。
「あ…う…」
「やめなさいと言ってるでしょう。見てごらんなさいジュンの顔を、苦しそうじゃない」
真紅が指さした先にあるジュンの顔は、たしかに苦しそうだった。
「ね」
それでも蒼星石は、ジュンのペニスをしゃぶるのをやめない。
これまで散々姉妹たちのフェラチオを見てきたからだろうか、
初めてだというのにうまくジュンのものをしごいている。
すべての指を使って亀頭、雁首、裏筋、竿、陰嚢を刺激し、舌で舐める。
だがそれが的確であればあるほどに、今の快楽の余韻に浸るだけの余力しかないジュンにとっては、
鈍い痛みとやりきれない切なさをだけを伝えるだけの行為でしかない。
現に、ジュンの顔は苦しげである。
が、しかし。

「うそ…」
「……ジュン……貴方って人は」
「そ、底なしです?」
「いえ…ほとんど限界のはずですけど…マゾヒスト、なんですわ…」
「えぅ…」
もはやジュンの意思にも逆らう形で、ジュンのペニスは苦痛を糧に再び立ち上がろうとしていた。




つづく。次蒼星石でおわり。
0108名無しさん@ピンキー2013/01/14(月) 10:11:44.64ID:oDYw/jXh
真紅さん、今日は成人式ですよ
真紅さんには今年で何回目の成人式ですかね
…ああ、少女でしたね成人してませんね永遠の少女様ですね
じゃあ七五三しましょうか
はいはい、着替えましょう、お洋服脱いでください
…真紅さんの平らな胸は和みますね、七五三なだけに

真紅さん、それ以上殴らないでください死んでしまいます
0109名無しさん@ピンキー2013/01/16(水) 18:11:20.20ID:GQkVoHcH
翠星石を高い高いしてやると、顔を真っ赤にして

「こ、子供扱いするなですぅ!!べ、別に全然嬉しくなんかねーですよ!」

とわめきやがる。

そうか、どうやらスリルが足りないらしいな。
もっと楽しくしてやろうと思いっきり地面に叩きつけた。

「ぎゃっっ!いたっ、バカ人間!!翠星石を落とすなですぅ。」

言い切らないうちに鋭いニードロップを腹に食らわす。

「げほっ・・うぅ・・・苦しい・・れすぅ・・どうしてぇこんな・・うっ」

するとショックでげろ吐きやがった。
なるほど、排泄はしなくても食ったばっかりのものは出てきてしまうのか。
こんな汚い人形はやっぱり洋物ダッチワイフが相応しい気がしてきた。
フリフリスカートをめくるとパンツを一気に下ろす。
0111名無しさん@ピンキー2013/01/30(水) 23:04:55.73ID:i7psXmn3
0112名無しさん@ピンキー2013/01/31(木) 17:26:17.65ID:7UnDty0d
きらきーはデカJUMに気に入ってもらいたい故にめぐの体を載っとるつもりってことでいいんだよね?
てか翠星石がとんでもない改造されそうだ
0113名無しさん@ピンキー2013/01/31(木) 20:52:07.39ID:zPZnVeeL
わからないけどきらきーはまだ大ジュンのこと諦めてなさそうだし、めぐの身体をもらうつもりらしい
大ジュン×めぐとか興奮する
0116名無しさん@ピンキー2013/02/02(土) 12:04:58.76ID:KsgEiHmL
めぐは水銀燈なら自分の欲しいものをくれると信じてた
でも水銀燈は他の奴等と同じだった
そして自分と同じファザコンだって事も知ってる
だから雪華綺晶と融合しようとしてるんだろうね

まあ真面目な話はここでは合わないので置いといて
もしめぐときらきーの融合体(めぐきー?)と付き合う事になったら
実質常に3Pなんだろうか?
0117名無しさん@ピンキー2013/02/02(土) 23:28:45.49ID:UiKBTuZ3
母体が人間なら妊娠可能だな
トゥモエのアドバンテージが…
0118名無しさん@ピンキー2013/02/03(日) 00:55:04.59ID:hbDESOYs
めぐきー×ビッグジュン
トゥモエ×スモールジュン
これで解決
0119名無しさん@ピンキー2013/02/03(日) 22:57:14.73ID:/h1AnRRT
SS読みたくて数年ぶりにこのスレに来たが、倉庫が潰れとる・・・
0121名無しさん@ピンキー2013/02/21(木) 08:56:24.09ID:KHRF4rWE
上げ
0122名無しさん@ピンキー2013/02/28(木) 18:44:35.92ID:+TDKJuN0
有機の器って人に近い造りって意味だよね?
実態のある体って意味じゃないよね?
もし前者の意味ならドールズ人間化来る?!!
0123名無しさん@ピンキー2013/03/06(水) 18:24:30.45ID:tYQenqWN
この前の話で水銀燈が言ってた「開けてはいけない本、覗いてはいけない鏡」
の開けてはいけない本ってやっぱりエロ本?
0127名無しさん@ピンキー2013/05/02(木) 12:51:18.38ID:jEI1KOu6
絵柄が原作に近くなったからな。原作ジュンは可愛い顔してる
0129名無しさん@ピンキー2013/05/04(土) 22:38:11.29ID:Wx2zAo4K
上げ
0132名無しさん@ピンキー2013/06/16(日) 07:15:30.36ID:72Q/MLdY
尻コキお願いします
なるべく擬音を多めで肥大化した際に森林の臭いを
0133薔薇乙女会議 最終話2013/07/06(土) NY:AN:NY.ANID:xkPEUwtx
いまさらですが、>>106の続きとなる薔薇乙女会議の最終話を投下します。
今回はジュン×蒼星石となります。

薔薇乙女会議

最終話

*第7話

みち、みち…ずぶぅっ!
「ああぁっ!!!」
ジュンと蒼星石の結合部から、破瓜を示す一筋の血が流れた。
「あ…うぉ…」五度処女膜を突き破ったジュンは、
四度の射精後だというのにまたしても快感を感じているようだった。

「あ……あぁ……ぼ、僕は……」
「ひっひっひ、どうですかジュン、翠星石の可愛い妹は?」
「あふぅ……」
「言葉も出ないって感じぃ?よかったわね蒼星石、これであなたも私たちの仲間よぉ」
「僕、の、初めて……あげちゃった……ジュンくんに……」
「そうね。もう四回も出したのに、なおしてあげたのだから、ジュンはがんばったのだわ。
 蒼星石、ちゃんとジュンを労わなくてはだめよ?」
「僕は……初めて……でも、ジュンくんは……初めてじゃ、ない……」
「ええ、マスターの童貞は私が頂きました」
「くっ……は、初めてがなんだっていうんですか!そんなものなーんの価値もありゃしませんよ!」
「そ、そうね、乙女ならともかく…男のジュンにとって初めての相手が誰かなんてどうでもいいことなのだわ、そうに違いないわ」「「
「ジュンくん…………どい、ひどいよ……」
「……蒼星石?」
項垂れる蒼星石を、真紅は訝しげに見つめた。
「ひどいよ…」
そう言って、蒼星石は息を詰まらせたかと思うと、
「ひどいよジュンくん!ジュンくんは僕のものなんだよ!」
と、大声で思いの丈を叫んだ。

「は、はぁっ!?急に何を言い出すの!?」
「蒼星石、お前そんなことを思ってたのですか!?」
「僕のものなのに、僕のものなのに、みんなでよってたかって…僕が一番最後だなんて!そんなのないよ!!」
「蒼薔薇のお姉さま……実はマスターとしたかったのですね……素直になれなくてこの結果、可哀想……」
「やれやれね、蒼星石のおばかさぁん…一番最後なのは、あなたが最後まで躊躇ってたからじゃなぁい」
「うっさい黙れ!」
「おー怖」
めちゃくちゃなことを叫びながら、いつものクールな立ち振る舞いもどこへやら、
なりふり構わず蒼星石はジュンからすべてを搾り尽くすように、
腰を大きく回し、ジュンの乳首に吸い付き、体を打ち付けはじめた。
四回射精をしているジュンは、「あぅ、あぅ…」と情けない声を漏らしながら、
蒼星石のなすがままに体を揺らしている。

「あ、ん、んんっ!ねぇ、僕イキそうだよジュンくん。ジュンくんもイッていいよ、ほら、ほら!」
「あ……う……ひぐぅ…」
パン、パンと肉のはじける音をさせながら、蒼星石は気持ちよさそうに嬌声をあげる一方、
ジュンはもはや痛みすら感じる快楽の中に溶け込んで、
惚けたように顔を弛緩させよだれをだらだらと垂らすままにしていた。
「蒼星石、あなた……」
真紅が呆気にとられて呟く。
もっとも、驚いたのは真紅だけではない。
誰よりもおとなしく理知的だった彼女の豹変に、皆驚きを隠せない。
ニヤニヤしていた水銀燈ですらも、蒼星石のあまりの剣幕に少しばかり引いていた。
0134薔薇乙女会議 最終話2013/07/06(土) NY:AN:NY.ANID:xkPEUwtx
「ひ、う、あ…あぅあぁ……」
「ハッ…ん、ハァ…ジュンくん!ジュンくん!ああ、ジュンくんっ!」
もはやジュンの顔にはハッキリと苦悶の色が浮かんでいる。
それにもかかわらず蒼星石は激しく腰を動かす。
精液と、姉妹たちの愛液に守られた亀頭を、蒼星石の狭すぎる膣が擦り潰す。

「ちょ、ちょっと激しすぎるのだわ、ジュンはもう限界よ、無理をさせないで!」
つい先まで余裕を見せていた真紅が、取り乱し蒼星石をやめさせようと諭す。
「蒼星石、もうやめるです、ジュンが可哀想です!」
同じように翠星石もまた必死に蒼星石に呼びかける。
が、しかし、
「ジュンくん!ジュンくん!!」
蒼星石は既に周りのことなど見えてもいないし聞こえてもいない。
ただ、ひたすら、蒼星石は一心不乱に腰を打ち続けた。
雛苺と金糸雀は蒼星石の鬼気迫るオーラに二人抱き合ってガタガタ震え、
水銀燈は呆然と立ち尽くし、雪華綺晶でさえもぽかんと口を開けて狂乱する蒼星石を眺めることしかできなかった。

「あ……い、い゛い゛い゛…!」
「気持ちいい?気持ちいいの?ジュンくん、僕も気持ちいいよぉっ!」
「蒼星石のバカ!ジュンは痛がってるんですよ!!」
翠星石は慌てているものの、一方で水銀燈などは、
「で、でも……なんだか恍惚としてるわぁ……」
と、涎を垂らしていまにも白目をむきそうな、苦悶の表情のジュンを、
戸惑いながらもどこかサディスティックな気持ちで見つめていた。

「イク、イクよ、ジュンくんもイカせてあげるからね、中に、中に出して、
 ジュンくんのいっぱい、僕の中にぃ!あ、ハァ、ア、アアァッ……!」
「うあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛っ!!」

びゅ、びゅく、びゅるんっ

蒼星石が達すると同時に、ジュンは痙攣したようにピクピクと腰を小刻みに揺らしながら、
たしかに、今日五回目となる射精を蒼星石の膣内にしたのである。
最初の射精と比べればもちろん量も質も落ちているものの、それでも五回目とは思えない射精ぶりだ。
しかし、それでも蒼星石は満足できないのか、なおジュンの股に膣を擦り付け、円を描くように腰を回し、
一滴でも多くジュンの精子を搾り取ろうとする。
ジュンはミイラのように横たわり、「はひぃ……」と哀れな家畜が鳴くように声を漏らすのみ。
「ああ、足りない、足りないよぉ……もっと、もっとジュンくんが欲しいよ……」
が、どんなに蒼星石ががんばっても、その日二度とジュンの息子が復活することはなかった……。


0135薔薇乙女会議 最終話2013/07/06(土) NY:AN:NY.ANID:xkPEUwtx
「……死ぬ……」
ジュンはやつれきってベッドに背をもたれていた。そのまわりで真紅たちが話し合っている。

「たしかに、下僕の性処理をまったくしなかった私にも非はあるのだわ。
 不本意だけれど、これからは定期的に処理してあげることにするわ」
「お姉さま、嫌なら無理にすることはありません。私が毎日マスターのために働きますから」
「ジュンはお前なんかのマスターじゃないです!
 翠星石のマスターなんですから……こ、この翠星石が、これから世話してやらんことも…」
「……こんなに気持ちいいなんて……今度めぐを連れてきてあげようかしら……」
「か、カナは遠慮したいよーなやってみたいよーな…みっちゃんを連れてきたら喜ぶかしら?」
「ちょ、ちょっと、これ以上競争率をあげないでよ、ジュンくんだってたいへんじゃないか。
 ……それにジュンくんは僕のものだしゴニョゴニョ」
「だーっ!ドサクサに紛れてなに言ってるですか!ジュンは翠星石のものですぅ!」
「なにこの双子…独占欲が強いのは似てるのね…」
「一番最初に契約したのは私よ」
「うふふふふ、だから何だというの?マスターが最後に選ぶのは私…私を選んでくれればそれでいいの」
「だからあなたはそもそも契約してないでしょう!?」
「これからします。それに……体の契約はもう交わしました」
「それなら私もしてるわねぇ」
「カナもするべきなのかしら…なんだかもう見ただけでちょっと…うぷ…」
「まっくろくろすけは黙ってなさい」
「んな!?」

あーだこーだと乙女…だった人形たちの喧噪は止まない。
「……埒が明かないわね、仕方ないわ。この件は次の会議の議題としましょう」
「え……またこの話、するの……?」
ジュンは青ざめていった。
先の大暴れが嘘のように、哀れなほど縮こまっている息子を眺めながら、
「こんなこと…続けたら…本当に…死ぬ」
ぽそっと呟いた。
まして賢者モードの今、セックス乱交なんて絶対に考えたくないことのひとつだった。

「…ところで、さっきから雛苺の姿が見えないようだけど…」
「ありゃ、そういえばいつのまにかちびちびいなくなりやがったですね」翠星石がきょろきょろとあたりを見回すと、刹那パタンと扉を開いて飛び出てきたのが雛苺。
「あ、ああ、雛苺…」
金糸雀と共に前回特にセックスまで至らなかった雛苺、
今はそんな存在がただ癒されるとジュンが呼びかけ刹那、
雛苺は見事な水平跳びをかまして「ジューン!」と両手を大きく広げてジュンの胸元に飛び込み、
「ヒナとちゅーするの!」
「は!?ん、んんっ…」
日頃のジュン登りですっかり要領を把握している雛苺は、
さっとジュンの首に手を回し、その小さな唇をジュンの唇におしつけさしいれ、
姉妹の目の前で見よう見まねのキスをする。
0136薔薇乙女会議 最終話2013/07/06(土) NY:AN:NY.ANID:xkPEUwtx
「な、なにをしているですかチビ苺!」
「んん…っはぁ…だぁって、ヒナもジュンとせっくすしたいのよ!」
「なぁ!?せ、せ、せって…」
あれだけのことをしておきながら、それでも彼女たちはその直截な言葉を使うことを避けていた。
しかしそこは幼いが故の特権か、雛苺は意味をわかっているのかいないのか、
平然とその禁忌とされた単語を言い放つ。
「だからね、今度はジュンはヒナとせっくすするの」
再び放たれたその言葉に、一同凍り付き言葉も出ない。
「…雛苺まで…じゃあやっぱりもカナも…えぇでもそんなの…スモールジュンは好きだけど…けど…かしらぁ」
「侮れませんわ、お姉さま」
金糸雀は懊悩し、雪華綺晶は真剣な顔で一人うなずいている。

「雛苺、おまえ…」
やっとのことでジュンが囁くように声を出すと、雛苺は遮って言った。
「それとねー、さっきトモエのおうちでお話してたんだけどね、
 トモエも今度会議に参加したいって!初めてだから優しくしてねって言ってたのよ!」

ジュンは死んだ。



『薔薇乙女会議』 おわり
0137薔薇乙女会議 最終話2013/07/06(土) NY:AN:NY.ANID:xkPEUwtx
以上で終わりです。時間かかりすぎなうえ最終話なのに尺が短いのは反省点ですが、完結させることができました。

新アニメの放送も始まり(見ていないのですけど)、かつてのようにとはいかないまでも、また少しでも賑わうことを祈ります。
今でもVIPやその系列でローゼンのSSを見ることはありますが、散文のSSを読める場所は意外と少なくまた書き手も減っている気がします。
いろんな人が書いたものが読めたらと思います。それこそちょっとしたものでも…。
ありがとうございました。
0140名無しさん@ピンキー2013/07/08(月) NY:AN:NY.ANID:adWONFPS
完結乙です
新アニメも始まったしまたスレが賑わうといいなあ
自分でも書いてみたいがフランス書院とかを参考にすればいいんだろうか
0141名無しさん@ピンキー2013/07/08(月) NY:AN:NY.ANID:1poDaphX
そんなちゃんとしなくても、妄想の羅列みたいなのでもいいと思うよ
0144名無しさん@ピンキー2013/08/05(月) NY:AN:NY.ANID:yDhOYHzH
待ってマス!
0145名無しさん@ピンキー2013/08/09(金) NY:AN:NY.ANID:rQ9q1LJs
アニメ1期2期のころはそれはそれは凄い人気だったんだけどなぁ
0146名無しさん@ピンキー2013/08/13(火) NY:AN:NY.ANID:6epAPQm3
今も当時ほどの勢いはないだけで人気はあるよ
絵柄も原作寄りになって可愛くなってるし
0147名無しさん@ピンキー2013/08/13(火) NY:AN:NY.ANID:a5yz9RCR
個人の趣味が分化しすぎたせいもあって、一期二期の頃みたいな熱狂なんて今はそうそうないよ
特に癒し系からバトルもの、エロ、グロまで市場が開拓されまくった男向けアニメでは
まどマギを最後にここ数年間は爆発的ヒットがまったく無いし
0149名無しさん@ピンキー2013/08/14(水) NY:AN:NY.ANID:ofUbj/9g
熱狂がなくなったのは一概に悪いこととも言えないな
悪質なキャラアンチは今じゃほとんど見られなくなったし、ドールズ全員が好きって奴も増えた

良くも悪くも当時より落ち着いてはいる
0150名無しさん@ピンキー2013/08/14(水) NY:AN:NY.ANID:Ei2VS+aB
バシャ〜ッ!エリックは残りの濃塩酸を翠星石の「おまんまん」にぶちまけた。
「ヒギャアアアアアア――!!!」凄まじい絶叫と共に失神するクソミドリ。陰部からは大量の煙りが上がっている。
エリックは翠星石が気絶してる間に大鉈で両膝を切断した。先程塩酸をかけられていた為表面に腐食が起り
切断を容易にした。ドコン!「げふぅ!」鉄パイプで腹を殴打する。今の衝撃で目を覚ますクソミドリ。
「うう……」「寝てんじゃねぇ!糞ミドリ虫が!!」怒鳴るエリック。
「足がぁ…両足が無いですぅ!おまんまんも痛いですし…うぅ…うっうっ」
翠星石は泣き出した。とめどなく涙が溢れる。
0151名無しさん@ピンキー2013/08/15(木) NY:AN:NY.ANID:wVdSyJLG
>>149
アニメ化でグッズもそこそこ出て、スレも落ちる心配はないくらいの勢いか
祭り気分の熱狂の中でみんなと騒ぎたいってやつには物足りないだろうけど
ゆっくり語りたいとか考えてるやつには今ぐらいがちょうどいいかもな
1日で1〜2スレとか消費するような状態じゃ考察どころじゃないし
0153名無しさん@ピンキー2013/08/20(火) NY:AN:NY.ANID:9mIE0FCc
>>145
そもそも人気の火付け役になった1期2期の後もローゼンメイデンはYJでずっと続いてたんだ
そのYJ版が続いていたにもかかわらず新アニメ化するまでほとんど話題にも出されなくなったってのは・・・
まぁ・・・うん・・・
0154名無しさん@ピンキー2013/08/20(火) NY:AN:NY.ANID:Urgw0q5z
旧作はキャラクターに釣られた豚向けだったから
終了後も人気が持続するようなアニメではなかったからね
0155名無しさん@ピンキー2013/08/20(火) NY:AN:NY.ANID:9mIE0FCc
いや、アニメやってたのが2005年までだったにしては随分と人気は持続してたぞ
少なくとも2009年くらいまではvipでも毎日のようにSSが投下されてたし
0156名無しさん@ピンキー2013/08/21(水) NY:AN:NY.ANID:W2yj0lpL
YJ移籍当初はドールズの出番を減らして人間キャラメインで話を進めたり
山口店長の名言等で萌豚共を全力で削ぎ落としに掛かってたからな
今残っているのはローゼンメイデンという作品そのもののファンや桃種ファン
あるいはあれだけやっても削ぎ落とされなかった頑固な萌豚といったところか

新アニメの1話も萌豚やにわかを1話切りさせるためのふるいだったんだろうなと思う
0157名無しさん@ピンキー2013/08/21(水) NY:AN:NY.ANID:K1YnwuNh
今期アニメのは絵は原作に近づいていい感じなんだけど、ドールズ揃って小さすぎるわ
0160名無しさん@ピンキー2013/08/27(火) NY:AN:NY.ANID:OQxQpt86
ジュンが想像を絶する粗チンということにすればいいんだよ
でもそうすると巴が可哀想
0161名無しさん@ピンキー2013/08/27(火) NY:AN:NY.ANID:zmTHvzly
前アニメでハマった層や原作ファンが抱いてるサイズより
2回りぐらい小さいせいかやっぱ違和感が強いんだよな
かと言って新規組は一話で切り離されただろうし
0165名無しさん@ピンキー2013/09/18(水) 23:22:19.74ID:qkNo12Mp
エロなくていいから雪華綺晶と大ジュンのssでいいのない?
0168バス核爆発2013/11/18(月) 18:34:40.30ID:8c4qhg9K
ノリの憂鬱

学校からの帰り道に、弟と急に増えた居候たちのために夕食と次の日の朝食の食材を
買うのは、ノリのいつもの日課である。
「今日は、あの子たちの好きなカレーライスにしようかしら」
スーパーの食材売り場を見て呟くと、ノリは手早く材料をスーパーの買い物籠に入れていく

場所は変わってエンジュ邸、招待されたジュンが机の上に置かれたローザミステカを
食い入るように見ている。
「これが、ローザミステカ・・・あっ!よく見ると中に星が入ってますね・・・
もしかして、ローザミステカが一つになると現れるのは伝説の少女じゃなくて
神龍じゃないんですか」
そう言った刹那、ジュンの首筋に鋭い痛みが奔ったかと思うと、ジュンの意識は
闇に落ちた。
「君が余計な事に気付くから、悪いんだよ」
椅子から崩れ落ちたジュンを見下ろしながら、注射器を持ったエンジュが冷ややかに言った。

どれくらい、意識を失っていたなのだろう、フカフカの高級ベッドの上でジュンが目を覚ますと
ベッドから見える窓の外には、すっかり夜の帳がおりている。
窓を見たジュンは硬直した。窓の外ではなく、窓に映るものを見て
(何で、真紅がここに・・・違う真紅じゃない)
窓に映る少女は顔立ちこそ真紅に、そっくりだが、真紅と違い髪はツーテールではなく
肩の少し上で切りそろえられたショートカット、そして何よりも身に纏うドレスは
真紅のトレードマークの赤のそれではなく濃紺のサテン地のドレス
そして、驚愕するジュンと同じ動きをする窓の中の少女がジュンに恐ろしい事を示している。
(まさか・・・これは、僕)
悲鳴を上げ、ベッドから飛び起きようとしたジュンの両腕に鈍い痛みが奔ったかと思うと
ジュンはベッドに引き戻される。この時になってジュンは自分の両腕がベッドに
拘束されているのに気が付いた。
突然、ドアが開くとエンジュ、その後ろに薔薇水晶が続いて部屋に入ってくる
この時になってジュンは自分の身体が薔薇水晶より一回り小さいドールのサイズになって
いるのに気付いた。
「ようやくお目覚めかねジュン君。悪いが君をこのまま帰すわけにはいかなくってね
君の魂をそのドールの身体に封じさせてもらったよ」

「そ・・・そんな」

「君の世話は薔薇水晶に任せてある。不自由があったら薔薇水晶に言いたまえ。できる限り
善処するよ」
そういい残してエンジュは部屋から出て行き、後には少女の姿になったジュンと薔薇水晶が
残された。
0169バス核爆発2013/11/18(月) 19:59:45.18ID:8c4qhg9K
薔薇水晶はジュンのベッドの傍らに置かれた椅子に腰掛けると無言でジュンをみつめ続ける
「これ、外してくれないかな」
ジュンが言うと薔薇水晶は椅子から立ち上がりジュンに覆い被さる。ジュンは薔薇水晶が
この枷を外してくれると思ったが次の瞬間、薔薇水晶は思いもしなかった行動にでた。
「カワイイ・・・・」
突然そう言うと薔薇水晶はジュン顎を掴んで無理矢理口を開かせると、中に舌を入れる
ジュンは両腕を拘束されているために抵抗できず。押し出そうとしたジュンの舌も薔薇水晶
の舌に絡み取られ、ディープキスにジュンの身体から力が抜けていく
「恐がらなくていいの」
ジュンの口から舌を抜いた薔薇水晶がジュンのドレスのスカートを捲り上げると
一気にズローフを脱がせ、少女のそれになったジュンの股間を露にする。
「い・・いや」
ジュンは顔を赤め、子供のように首を振ることしかできない。そんなジュンの股間の割れ目をなぞるように
薔薇水晶の指が動き、もう片方の手がドレスの中に侵入して上っていき、申し訳程度に膨らんだジュンの
胸の先端を刺激する。
「はあ・・・」
思わず上がった嬌声をジュンは噛み殺す。
「我慢する必要ない」
薔薇水晶はジュンの抵抗に腹を立てたかのようにジュンの股間と胸を激しく刺激する。
(僕は、女の子に犯されている・・・女の子とキスすらしたことないのに、女の子になって犯されてる)
背徳感が思わずジュンを高揚させ、全身が痺れた感覚とともにジュンは絶頂に達してしまった。
脱力したジュンは自分の愛液が糸を引く薔薇水晶の手を呆然と見つめる。
「次は、あなたが私を気持ちよくさせる番」
「はい・・・」
薔薇水晶に逆らう気力は既にジュンには残されていなかった。

それは突然だった。爆発音が響き、エンジュ邸が揺れたかと思うとエンジュが
飛び込んできた。
「薔薇水晶、ジュン君早く逃げるんだ」
エンジュが叫んだ瞬間、壁をブチ破ってセルが侵入してきた。
「見つけたぞ人造人間」
叫ぶが早いかセルは触腕を伸ばし薔薇水晶を吸収する。次の瞬間、セルの身体が変化する。
「貴様も吸収してやる」
セルがジュンの方を向くと歩み寄ってきたが、両腕を拘束されているジュンは逃げることができない
「た・・助けて」
泣き叫ぶジュンにセルが覆い被さった時、エンジュから放たれたロケットパンチが
セルを跳ね飛ばした。
エンジュはジュンのベッドに駆け寄ると枷を外してジュンを解放する叫ぶ
「ジュン君、君だけでも早く逃げるんだ。そして、ローゼンメイデンたちに、この事を知らせるんだ」
ジュンは頷くと、ベッドから飛び起き、服を直しながら走り出す・
「ヘルズフラッシュ」
駆け出したジュンの後ろでエンジュの声が響いた。
0170名無しさん@ピンキー2013/11/20(水) 06:55:36.90ID:u8Mphe5g
かなーり久しぶりに来たんだがビックジュンと蒼星石またはきらきーのSSってあった?
あるんならログを漁ってくるんだが
0172名無しさん@ピンキー2013/11/22(金) 22:27:23.97ID:H4Oxi15e
化粧品メーカーが女性の集まる場所に広告を出すのは自然だろ。
もし、男性専用車両なるものができたら車内は自動車やギャルゲーの
宣伝で溢れるであろう。
0174バス核爆発2013/11/24(日) 01:19:32.03ID:HIbKuCF/
ノリの憂鬱3
なんとか桜田家に帰り着いたジュン
「どういう事です!真紅が二人いるですぅ」
玄関先で出くわした翠星石が目を丸くして驚きの声を上げる。
「僕はジュンだよ」
抗議の声を上げるジュン。
「雛には分かるの、この子はジュンだよ」
雛苺はドールの身体に封じられたジュンを感じ取ったらしい。その時、奥から現れた
真紅が声を荒げて言った。
「何、バカなことをいってるの。ジュンは上で寝ているわよ」
そう言うと階段を上り始めた真紅、それを見た雛苺の顔がみるみる青ざめていく
「真紅、ダメなの、ダメなの、あれはジュンじゃなくって伝説のサイヤ人なの」
しかし、真紅は雛苺を振りほどきジュンの部屋に入る。しばらくして、ジュンの部屋が
大爆発して真紅が空の彼方へ吹っ飛んでいった。
残骸と化したジュンの部屋を踏み分け煙の中から姿を現した巨漢が、ゆっくりと階段を下りてくる
「ブロリーです・・・誰だオレの眠りを妨げたやつはぁぁぁぁぁ」
スーパーサイヤ人になって叫ぶブロリー、一気に放たれた気によって隣家が倒壊する。
もはや、ジュン、雛苺、翠星石の三人は震えながら抱き合うことしかできないと思われた時
ジュンを追ってきたセルが飛んでくるのを見つけた雛苺に逆転の秘策が閃いた。
「あいつなの、あいつがブロリーを叩き起こしたの」
セルを指差して叫ぶ雛苺、それを見たブロリーは笑みを浮かべセルに向かっていく

突然目の前に現れたブロリーに驚いて空中で停止するセル、次の瞬間、その頭部をブロリーの蹴りが
変形させる。セルは空の彼方へ吹っ飛んでいった。
圧倒的な戦闘力でセルを葬り去ったブロリーが三人の前に着地する。自分の目論見が外れた雛苺は顔面蒼白である。

「オレは今、機嫌が悪い、よって、アリスゲームでもセルゲームでもないブロリーゲームを行う、お前らオレにレイプされろ」

「もうお終いなの。雛たち、あいつに全員犯られちゃうの」
0176名無しさん@ピンキー2013/11/30(土) 00:06:59.10ID:Gxr/cF/X
何が悲しいってもう終わりなのに読者の大半が「まぁ無難だよね」的な雰囲気なのがな
0177名無しさん@ピンキー2013/11/30(土) 00:37:08.06ID:QJchDeMp
俺はまだ続いて欲しいと思ってる
ただ上手く言えないから黙ってるけど
0178名無しさん@ピンキー2013/12/01(日) 00:42:00.77ID:8iAE4qsj
桜田家の日常みたいな話なら読みたいが、アリスゲーム関連はもういいかなと思う
0180名無しさん@ピンキー2013/12/06(金) 20:39:51.79ID:RsZyTahj
スモールジュンは真紅エンド
ビッグジュンは雪華綺晶エンド

巴と斎藤さんと双子が涙目過や・・・
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