ダンボール戦機シリーズでエロパロ 2箱目
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0001名無しさん@ピンキー2013/03/20(水) 03:04:29.85ID:6QI1/z9R
メディアミックス作品ダンボール戦機シリーズのエロパロスレです。


■レギュレーション
・エロパロ板は18禁です。18歳未満には黙って必殺ファンクション『レス削除依頼』を発動してください。
・投下の際には事前の注意書きをお願いします(シチュエーション、カップリングなど)。
・書きながらの投下は禁止。ワードなどバトルアイテムを駆使し、書き上げたものをコピペしてください。
・SSの最後には「終わり」「続く」などを宣言してください。
・相手をすると喜ぶので荒らしは徹底的にスルー。何があっても絶対に反応しないでください。相手にした時点で削除依頼が通りづらくなります。
・もう一度言いますが荒らしは無視。荒らしにかまう人も荒らしです。スレの最適化を心がけましょう。


■前スレ
ダンボール戦機シリーズでエロパロ
http://pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1330519506/
0002名無しさん@ピンキー2013/03/20(水) 03:06:02.33ID:6QI1/z9R
前スレが少し残っていますが、もうすぐ新作開始ということで心機一転、新スレを立てました。
独断となりましたことをお詫びいたします。
ダン戦女子のエロい魅力について語り合いましょう!
0003Temperance 0/102013/03/20(水) 17:58:11.06ID:Rhaxwkqj
ミカを書いたから今度はリコも。
と思ったら何故かリコが仙道に強姦される話になりました。
仙道が嫌いなわけではありませんが、話の都合上かなりクズいです。
新スレ立てて一本目がこんな話でごめんなさい。
0004Temperance 1/102013/03/20(水) 17:59:21.75ID:Rhaxwkqj
「あーもう、何だいアイツ! リーダーの舎弟のくせにアタイたちよりエラそうにして!」

矢沢リコは怒っていた。
小さな身体全体を使って天地を揺るがすほどの怒りを表していた。
その怒りの原因の『アイツ』について、郷田三人衆の間で対策会議が開かれている。

「ウヘヘ……郷田くんに対しての態度も生意気だよなあ」

「そう! 慎ましさってのが全くない! いっちょアタイたちでシメてやろうよ!」

「でも一度は郷田くんを倒したほどの手練れでごわす。返り討ちにされるのが関の山でごわすよ」

何度会議を開いても、結局この結論に至るのだ。
スラムでは力が絶対。力無き者はそれと等価値の別手段をとるしかない。

「う〜〜ん、何かアイツの弱みでもつかめればいいんだけどねえ…」

「誰の弱みが何だって?」

予期しない来訪者の声に三人が振り返る。『アイツ』だ。
ジャケットにタロットを携えた気障な立ち振る舞い、郷田とはまるで正反対の仙道ダイキがそこにいた。

「仙道! 何でアンタ、ここにいるんだい?!」

「おいおい、俺はお前らのリーダーに呼ばれたんだぜ? 文句なら郷田に言ってくれ」

互いに警戒を緩めず、腹の探り合いが始まる。
売り言葉に買い言葉、模範的な不良同士の交流方法である。

「はん、リーダーの言うことに従うなんて、ちょっとは身分ってヤツをわきまえたみたいじゃないか」

「フン…勘違いするな、俺は郷田の命令だからここに来たわけじゃない。ジョーカーの調整にはアンリミテッドバトルが好都合だと思っただけさ」

「は?」

「LBXでお前らと遊んでやってもいいと言ってるんだ。ありがたく思え。それとも…怖くて逃げ出すつもりかい?」

仙道の意向など知ったことではないが、向こうが売ったケンカを買わなければ郷田三人衆の名が廃る。
口より先に手が出る集団にしては、会話が数十秒成立しただけでも上出来であろう。
先ほどの結論通りたとえ勝ち目がないとしても、リコたちは仙道の安っぽい挑発に全力で乗ってしまうのだ。

「いい度胸じゃないか。郷田三人衆の力、見せてやるよ!!」
0005Temperance 2/102013/03/20(水) 18:03:27.78ID:Rhaxwkqj
だが気合もむなしく、バトルは一方的なものだった。
ジョーカーMk-2が舞うたびに、クイーンが砕け、マッドドッグがひしゃげ、ナズーが潰れる。
デスサイズハリケーンの一撃で、3体が一度にブレイクオーバーされる。
けれども何度LBXを破壊されようとも、周囲に散乱するグリスやらジャンクやらを使ってメンテナンスを繰り返し、三人衆はことごとく立ち上がった。

「アタイたちは降参したわけじゃないよ!」

「ウヘヘ……まだまだ!」

「今度こそ、リベンジでごわす!」

「ハア…これで23戦目。よく飽きないねえ」

心底あきれ果てて悪態を吐き、仙道はリコたちに背を向ける。

「どこ行くつもりだい?!」

「便所だ。そのくらいいいだろ」

「待ちな! アタイがついてってやるよ。この辺の道は複雑だし、それに…逃げられでもしたら困るしねえ」

チッ…
短く舌打ちの音が鳴ったあたり、リコの読みは図星だったらしい。
一応、リコの案内に従い、階段を下り、瓦礫の山を抜け、スラムの奥へと向かっていく。
もともとここは旧校舎だったらしいが、人間の気配など感じられない。
リコ曰く、ガラが悪いだけの不良もどきはスラムの入口にたむろって奥に近づこうともしないため、隠れ家にするにはもってこいだそうだ。
かつて廊下であったろう窮屈な道を通り、男子便所に到着した。
一人そこに入ろうとする仙道の後ろで、リコが吠えた。

「いいかい、見張ってるから勝手に逃げんじゃないよ。帰ったらバトルの続きだからね」

鬱陶しい、と仙道は思った。
0006Temperance 3/102013/03/20(水) 18:06:11.17ID:Rhaxwkqj
「ったく、あれだけ叩きのめしても懲りないとはな。付き合いきれないねえ…」

威勢だけで突っかかってくる雑魚どもへの文句をぼやいてから、立ったまま用を足す。
仙道は、今日初めてリラックスした。
水こそ通ってはいるが、この廃墟のような建物に近づく者は他にない。
仙道が最も慣れているのは、一人きりの空間だ。
このような自分以外誰もいない時にだけ、気を緩めることができる。
だから、完全に油断していた。
声を掛けられるまで、リコがすぐ背後に迫っていたことに全く気付かなかったのだ。

「アンタ、態度はデカいくせにナニは小っちゃいんだね」

「なっ、いつの間に…」

リコに下品な指摘をされ、慌ててソレをしまう。
だがもう遅い。
他人に決して暴かれたくないソレは、リコの目にしっかりと捉えられてしまった。

「いやあ、まさか一中の元番長さんの男の沽券がそんなにみすぼらしいとは思ってなかったよ」

「いい加減に…!」

「リーダーの我王砲に比べたら、アンタのなんてオートマチックガンだ」

プツン。
ケラケラとせせら笑い続けるリコに、仙道がキれた。

「さあて、弱みも見つけたことだし、ギンジたちに報告を……へ?」

外へ駆け出そうとするリコの身体が宙に浮いた。
男の両手が女の両肩をつかみ、軽々と持ち上げたのだ。
次の瞬間、リコは個室の洋式便座に座らせられる形となる。

「クッククク…男をその手の冗談でからかわない方がいいぜ、おチビちゃん…?」

その声音は異様なまでに低かった。
目の前の男に対する言い知れぬ恐怖がリコの心を支配する。
リコは逃げようとしたが、身体を押さえつけられて身じろぎ一つできない。
この細腕のどこにそんな力があるというのか。

「は、離せっ、せんど…んんっ」

抗議の言葉を紡ぐ唇は、男の唇でふさがれた。
蛇のような舌が歯を割って侵入し、女の口腔を這い回る。
リコは舌を噛み千切ってやろうかと思ったが、頬を強くつかまれて顎を固定されば、口を閉じることもできない。
舌の裏や口の天井を舐られ、唾液を流し込まれる感触に背筋が凍る。
ようやく唇を離された時には、リコの息はすっかり上がりきっていた。
0007Temperance 4/102013/03/20(水) 18:07:57.95ID:Rhaxwkqj
「はあっはあっ…何すんだ、この変態!」

そう言い終わらないうちに、仙道の懐から何か小さな物体が飛び出した。
ジョーカーMk-2だ。
そして、怪しく研ぎ澄まされたジョーカーズソウルをリコに向けて振り下ろし、

シュッ――バサッ

「ひっ!」

無残に切り裂かれたサラシが足元に落ちた。
それは、これから起きるリコの運命を表しているようだった。
ジョーカーMk-2を懐に戻し、左手にCCMを握ったまま、仙道はサラシをゴミのように踏みつけ、その持ち主である哀れな女の耳元でささやく。

「脅迫ってのはなあ、常にする側とされる側が入れ替わる可能性がある」

リコは知っておくべきだった。
仙道という男が計算高く陰険で、そのくせ頭に血が上ると何をしでかすかわからない厄介者であることを。
男はタロットカードを一枚、女の鼻先に突き出す。

「塔(タワー)のカード。お前、破滅だぜ?」

「へ、変なことしたらリーダーに言いつけてやる…!」

むき出しになった胸を両腕で隠しながら、震える声でリコは精一杯の虚勢を張る。

「そいつは願ったり叶ったりだねえ。俺もアイツとは縁を切りたい…が、言えなくなるだろうよ。今からのことは」

手持無沙汰だった右手が、怯えるリコに近づく。
腕による妨害など意に介さず、仙道の長い指がするりとリコの胸に滑り込んだ。
男の堅い手のひらが柔肌を執拗に撫でる。
揉む、というにはあまりにもボリュームのない胸だが、その頂はリコが女だということを主張していた。

「やめろっ、触るなっ…あっんんんぁっ」

「ハハ、胸は小さい方が感度がいいってのは本当みたいだなあ。お前、気持ちよくて逆らえないって顔してるぜ?」

「んっ…演技だよ…! アンタがヘタクソで可哀そうだから付き合ってやってるだけさ」

どんなに不利な立場になろうと相手を挑発することが、リコ流の強がりだった。
しかし、仙道に対しては最悪の態度である。
リコが強がれば強がるほど、サディストの仙道はより陰湿な手段を選択する。
0008Temperance 5/102013/03/20(水) 18:10:31.36ID:Rhaxwkqj
「そうか。ならもっと本気を出そうかねえ」

「っ……! うぅぅっ…!」

耳に息を吹きかけられ、未知の感覚にリコは呻く。
そのままこめかみにキスを落とされ、少し荒れた唇とザラつく舌が首筋をなぞる。
気色悪い。なぞった皮膚には、嫌悪感で鳥肌が立っていた。
唇が鎖骨を越え、胸の頂に至ったところで、不意に身体が離れる。
だがリコがほっとしたのもつかの間、唐突に無機質な音が響いた。

カシャッ、カシャッ

否、先ほどから鳴り続けていたのだが、リコが気づいていなかっただけなのだ。
その正体がカメラのシャッター音だと把握するには、少々の時間と視覚的情報を必要とした。
見れば、仙道は左手のCCMを何やらいじっている。

「アンタ、何を…」

「おチビちゃんがこんなにいい顔して鳴いてるんだ。後で他の奴らにも見せてやりたいんだよ……郷田とかな」

「…! この卑怯者……ひああっっ!!」

リコが仙道を睨み付け手元への警戒を怠った一瞬、下半身を覆っていた袴が容易く降ろされ、ほとんど裸になったリコの女の部分が直に触れられる。
もちろんCCMはその光景を写し続けていた。
3体のLBXを同時に操れるほど繊細な指の動作が、リコの弱点を的確に刺激する。
敏感な突起が摘まれると、腰から頭の先まで電流が走った。
どんなに心で気丈に抗おうとも、それとは裏腹に身体は仙道の愛撫に対して如実に反応する。
奥からどんどん秘蜜が沁み出てきて、仙道の指の侵入を助けてしまう。
濡れそぼったそこの内部で指が蠢くたびに、快楽の波が襲いかかってくる。

「ああぁっっ…もうっ……ダメえっ…!」

あと一歩で絶頂に達する。
そうリコが思った瞬間、彼女を弄んでいた指が突如動きを止め、体内から引き抜かれた。
結果、快楽の波は引き、やりきれない火照りだけが残る。

「えっ…どうして…」

「休憩だよ。俺は馬鹿みたいに体力があるわけじゃないんだ。お前らのリーダーと違ってね」

もちろん嘘だ。
底意地の悪い仙道は今、いかにリコを苛め抜くかを考えているのだ。
その反抗的な心をどうやってへし折ろうか。
苦痛にも似た寸止めの快楽を与え続けてやろう、自ら求めるまでイかせてなどやるものか。
そして服従したとき、その証拠をリコが愛してやまない郷田に突き付けてやる。
それが、仙道の選択した陰湿な手段だった。
そのくらいリコにも察しはついたが、仙道の右手がてらてらと濡れていたのからは目を背けたかった。
0009Temperance 6/102013/03/20(水) 18:11:57.81ID:Rhaxwkqj
少しだけリコの気が落ち着いた頃、再び秘所に手を伸ばされ、いじくられ、また寸前で止められる。それが延々と繰り返される。
イきそうなのにイけない。
まるで息が詰まるような、鈍く、だが確実な苦しさが積もっていく。
焦らされるほどに身体は昂ぶっていき、気が狂いそうになる。
イきたい。だったらお願いしないと。
イかせてほしい。でもアイツには屈したくない。
何度目の絶頂をかすめた後だろう。ついにリコの口から声が漏れた。

「イかせて…」

「あん?」

「イかせてみろよ! アタイ一人をイかせることもできないのかい?! このドヘタクソ!」

まだ素直な言葉ではなかったが、それで十分、とばかりに仙道は冷笑した。

「クッククク…上等だ。イき地獄に突き落としてやるよ」

一瞬だった。仙道が少し強く性感帯に触れただけで、リコは高みに上り詰めさせられる。

「ああんんんっ、ふあっ、あぁぁああああっ!!」

あっという間にイかされた事実が、リコは悔しくて仕方なかった。
だがそれ以上にキモチイイ、という感情が大きかった。
陶酔の中、甘い痺れが全身に沁み渡る。
そんな弛みきった身体に、新たに鮮烈な刺激が加えられればどうなるか。

「ひやああんっ?! あっ、やだぁ、もういいよぉ!」

「地獄、と言ったろう。まさか一度で終わると思ったんじゃないよなあ?」

イったばかりで敏感になっているリコの秘部は、仙道から課せられる愛撫を増幅して受け止める。
仙道の指は、肥大したクリトリスを、熱を持ったGスポットを、リコが感じるすべての部分を、執拗に擦り上げる。
しかし過ぎたるは及ばざるがごとし。行き過ぎた快楽もまた苦痛となる。

「やあああっっっ!! やだっもうっ、イきたくない…はあぁぁあん!!!」

また甲高い嬌声が上がり、同時に女の身体が痙攣する。
リコは数えきれないほど幾度もイかされた。
いけ好かないあの高慢ちきな男に。
絶え間ない凌辱、そして鳴り続けるCCM音は、抵抗する気力さえもリコから奪っていった。
0010Temperance 7/102013/03/20(水) 18:16:46.13ID:Rhaxwkqj
「さて、仕上げだな」

散々ボロボロにされて肩で息をするリコを横目に、仙道はリコの言うオートマチックガンを抜いた。
オートマチックガンでもか弱い女を傷つけるには十分すぎる。
嬲り尽くされ朦朧としていたリコが我に返り、恐怖に青ざめる。

「ひっ…それだけはやめろ、頼む! じゃなくて…やめてください、お願いします! 仙道……さん…!」

仙道に頭を下げるなど、リコにとってはこれ以上ない屈辱だろう。
だがどれだけ仙道を威嚇しても逆効果にしかならないことは身に染みていたから、ただ助かりたい一心で懇願した。
今の状況では最適解だといえる。
不幸なのは、男がリコの想像以上に外道であったことだ。

「そうだなあ…M字開脚しながら両手でピースサインを作って、笑顔で自己紹介と状況説明でもしてくれれば、やめてやってもいい」

まるで出来の悪いアダルトビデオのような要求を、仙道は淡々と告げた。
CCMをビデオ録画モードに切り替えて、リコの返答を待っている。
どうするのが最も賢明か、何をすれば最悪の事態から逃れ得るのか。
リコの出した答えは、

「……矢沢リコです。仙道…さんの弱みを握ろうとつけて行ったら、逆にいっぱいイかされて、今は…犯されそうになってます…」

泣いてしまいたかった。
だが泣けば心の壁が崩れてしまいそうだったから、必死に涙をこらえた。
笑っているのは仙道がそう指示したからで、それ以外の理由はない。
脚を広げているのも、ダブルピースしているのもそうだ。
仙道の機嫌を損なわないよう、プライドすら捨てて、従順な素振りを見せる。
その甲斐あってか、仙道は勝ち誇ったように笑った。
そして、男は残酷な判決を下す。さらけ出されたリコの秘部に、オートマチックガンがあてがわれた。

「アッハッハハ! 本当にやりやがった!! ほら、ご褒美だ!」

「そんな! 約束が違うじゃないか!」

「俺、約束は破る主義なんだよ。お前らのリーダーと違ってねっ!」

声高に叫ぶや否や、息つく間もなく一気に突き挿れた。

「いっ…やああああああぁぁああっ!!!」

「ぐうっ…キツいな。お前が言うほど、郷田のも大したことないんじゃないのか?」

十二分に濡れているはずなのに、それでもリコの中は狭く固く閉ざされている。
挿れる、というよりねじ込むといった形に近い。
最奥に当たったら一度入口まで引き抜き、再び最奥に楔を打ち込む。
リコの小さな身体は不躾な侵入者に悲鳴を上げていた。
0011Temperance 8/102013/03/20(水) 18:18:11.85ID:Rhaxwkqj
「ひぎいっ、やだあっ! リーダー、リーダー、助けてよおっ!」

「お前のリーダーは今頃アキハバラにいるさ。世界を守る危険な戦いとやらに手下を巻き込んで自分はオタクの街に入り浸ってるなんて、ひどい男だよなあ!」

「ちがうよおっ…リーダーを、悪く言うなああっ!」

「何でだよ。現に単なる自己満足で俺を引き込んで、自分の女一人守れてないんだ。アイツは所詮口だけの暴君さ」

「ひっく…ちがうんだってば…リーダーはぁ…」

「さっきからリーダーリーダーってうるさいねえ…! 今お前の目の前にいるのは郷田じゃない、俺だ。ほんっとムカつくんだよ、そういうの!」

仙道が忌々しげに発した言葉も、リコが気にかける余力はなかった。
リコはただうわごとのように、郷田のことを呼び続ける。
そのことはより一層仙道を腹立たせた。
怒りをぶつけるように、できるだけリコに苦痛をもたらすように、荒々しく腰を打ち付ける。
それは子どもの八つ当たりと何も変わらない、非合理的な行動だった。
リコは仙道に突き上げられながら、涙も流さずに嗚咽を押し殺していた。
仙道もいつもの気取った態度を繕う余裕もなく、眉間にしわを寄せて苦悶の表情を浮かべる。
快感など生まれようもない交わりでも、性的興奮がもたらされるのは生理現象なのだろうか。
激しく揺さぶっているうちに、やがて限界が近づく。

「そろそろフィナーレといこうか」

「…! 中はあっ、中はやめてえっ!!!」

仙道の発言を理解した途端、虚ろな目をしていたリコが反射的に叫んだ。
それを聞いた仙道は、当たり前だ、とでも言いたそうに吐き捨てる。

「俺だってお前のガキの父親にはなりたくないさ」

仙道がリコの中からオートマチックガンを引き抜いた直後、ソレは暴発し、リコの脚から顔にまで、濃い精液がぶちまけられた。
幼さの残る小さな女の身体に、男の邪心を余すことなく浴びたそのアンバランスさは、ある種芸術的にすら感じられる。
その芸術をカメラに収めようとCCMを向けても、リコには生臭い白濁をぬぐう力さえ残っておらず、ただ呻くことしかできていなかった。

「いやあ…っく…ぇっぐ…」

「そのカッコで郷田に泣き付きにでも行くかい? 『仙道に犯されました、何とかしてください』ってなあ。アイツがどんな顔するか楽しみだ!」

ひとしきり嘲笑った後、仙道は自分のモノをしまおうとして違和感に気付く。
赤い色がまとわりついている。
よく見れば、先ほどまでソレが入っていたリコの女の穴からも、同じ赤色が垂れていた。

「お前、まさか処女…」

「うっ…わあああああん! わあああああああん!!」

リコはとうとう、堰を切ったように泣き出してしまった。
それは仙道が初めて見た、リコの涙だった。
0012Temperance 9/102013/03/20(水) 18:22:37.27ID:Rhaxwkqj
リコは泣いて泣いて泣いて泣いて、声が涸れるほどに泣いた。
片や計算高いがゆえに不測の事態に極めて弱い仙道は、想定外にリコの処女を奪ってしまったことで動揺を隠せず、慌てふためいていた。
ようやくリコが泣き止んだ頃には、水道の湯でハンカチを濡らしてリコの身体を拭く仙道の姿があった。
身をかがめてリコに目線を合わせたその顔には、ばつが悪そうな表情が浮かんでいる。
いくら仙道が悪ぶろうとも、所詮は中学生。
乙女の純潔を過剰評価してしまう思春期の年頃であったし、そのせいで相手が大泣きすれば自分が悪いと思い込んでしまうくらいには幼く、正直であった。

「悪かった。撮ったデータも全部消したよ。……本当にすまなかった」

一方、女の立ち直りは早い。
リコは体力こそ戻っていないものの精神力はすでに回復し、先ほどまで泣いていたことなど露知らぬとばかりに、滑稽なほど強気な態度を取り戻した。

「もう謝んなくていいよ。アンタがそんなだとこっちまで調子狂う。ていうか、謝るくらいなら最初っからこんなことすんじゃないよ」

「…おチビちゃんが郷田の女だと思ったんだ」

「はあ? 違うに決まってんだろ! アンタ、リーダーをどんな目で見てるんだい」

「だってお前、郷田のアレがどうだとか言うから、てっきり寝たものかと…」

「それはミソラ四天王で温泉旅行に行った時に見たんだ。そのくらいの考えもまわらないのかい、この馬鹿!」

他人同士の中学生男女が混浴など非常識だろう、と仙道は内心毒づく。
だが、それはそんなにまで気を許しあっているという証拠だ。

「リーダーは平和を望むレックスたちのために日夜戦ってるんだ。演歌だねえ。女にうつつを抜かしてる暇なんてないのさ。
アタイたちだってリーダーの力になれるなら、何だってするよ!」

リコは無い胸を張って、誇らしげに言い切った。
理解できない。なぜ所詮は他人でしかない郷田のためにそうも尽くせるのか。
仙道の頭の中にあるデータベースのどこを探しても、その答えは見当もつかなかった。
だから皮肉でもなく嫌味でもなく、ただ真実を知りたくて、リコに尋ねた。

「お前、どうしてそんなに郷田を信じてられるんだ? アイツは以前俺に負けたし、アルテミスでも無様に負けた。普通は幻滅とかするだろう」

「そりゃリーダーは頼りないとこもあるかもしれないけどさ、だからアタイたちが支えてやりたいんだよ。それがダチってもんだろ?」

ダチ、仲間。全てを一人でやってきた仙道には馴染みのない言葉だった。
一中では信頼を置けるものなどなく、ただ力で言うことを聞かせてきただけだ。
そしてアルテミスで完膚なきまでに敗退した時、手下からは見限られた。
番長とはそういうものだと思っていたし、それ以外を知らなかったから何の疑問も感じなかった。
0013Temperance 10/102013/03/20(水) 18:26:07.49ID:Rhaxwkqj
だが郷田は違う。心の底から信じ合い、足りないところを補い合う、仲間がいた。
仙道は郷田のせいで、そういう世界を知ってしまった。
それが仙道は憎たらしくて、羨ましかった。
仲間がいないと『知ってしまった』こと、それが仙道の弱みだった。
だから、奪って、傷めつけて、自分をこの世界に引き込んだことを後悔させてやろうと思った。
今日も本当はそのためにスラムに来た。
なのにどれだけLBXを破壊しようとも奴らは全く絶望しない。
リコだって先ほどレイプされたことなどもう気にしていない。
あれほどひどい仕打ちを受けたもともとの発端が郷田だとしても、恨み言の一つさえ言いやしない。
頭が空っぽなのか、驚異的なまでのお人好しなのか、何にしろ仙道の周りにはいないタイプだった。ただ一人を除いて。

「お前、郷田に似てるな。類は友を呼ぶ、あるいは朱に交われば赤くなる、か…」

「仙道のくせにいいこと言うじゃないか、ありがとよ。なんたってリーダーはアタイたちの太陽だからな!」

清々しいほどにニカッとリコが笑った。

「太陽(サン)。意味は成功、人望、可能性…か」

なるほど、暑苦しい郷田に合わないこともない。
しかしそれを認めるほど仙道も素直ではない。

「だが太陽(サン)の逆位置は無計画と停滞。せいぜい奴に振り回されないよう、気をつけるんだな」

「他人事みたいに言うんじゃないよ。アンタだって今はアタイたちのダチなんだからね!」

ダチ? 俺が、郷田たちの? …反吐が出る。
聞く耳持たない、とばかりに仙道はリコから顔を背けて立ち上がる。

「…あのさ、アンタ強いんだから、いざという時はちゃんとリーダーを助けてやってくれよ」

「……さあ、どうかねえ」

仙道はそのまま、一度も振り返ることなく、その場を離れた。
後ろでリコが、勝手に逃げるんじゃないよ、と叫ぶのが聞こえた。
だが郷田の命令も、リコの頼みも、仙道が従う義理などない。
郷田の仲間を屈服させるという目的が果たせないと分かった以上、もうスラムにいる必要もない。
ひどく寒々しい荒涼とした道を、仙道は一人歩んだ。
スラムの出口まで来て、ついに寒さに耐えきれず、立ち止まる。
いったい何を占うためか、一枚、タロットを引いた。

「節制(テンペランス)のカード…今の状況を受け入れろ、ということか」

他に面白いことがあるわけでもないし、舎弟ごっこに付き合ってやるのも、まあ悪くはないか…
形ばかり、ハア、とため息を一つついてから、従順な捻くれ者は踵を返した。
道は、暖かかった。
0014Temperance 11/102013/03/20(水) 18:29:12.04ID:Rhaxwkqj
これで終わりになります。
舎弟期間中の仙道がスラムにいたことから着想を得ました。
前回に続き郷田のイメージがこんななのは、おそらくゲームのダン戦を数百時間プレイしたせい。郷田土下座しろ。
次は郷田と関係ないのを書きたいです。
0016名無しさん@ピンキー2013/03/21(木) 19:22:59.27ID:KUeNh5Q3
いつの間に新スレが・・・w

そして新作乙。
良いもの見させていただきました
0018名無しさん@ピンキー2013/03/21(木) 23:31:19.26ID:1SGQbVVM
ok
でも、BLとかは一言いってからにしてほしい
0019名無しさん@ピンキー2013/03/22(金) 18:24:17.35ID:DgiuVxF4
雑だけど、見てくれ。
0020名無しさん@ピンキー2013/03/23(土) 12:34:26.21ID:LuMLezZc
期待しないで待ってる
0021名無しさん@ピンキー2013/03/23(土) 14:31:39.68ID:nmNUggQX
まとめwikiできたので、とりあえず
ttp://www50.atwiki.jp/dansen_eroparo/

一応即死は防げたっぽいから、以降はできればsage進行で
0022名無しさん@ピンキー2013/03/23(土) 17:18:38.63ID:apWEaOCs
>>14
お前の文章すきだよ
次作も待ってる
>>18
わかった
モブバンいつか投下するかも
0024名無しさん@ピンキー2013/03/23(土) 21:29:55.63ID:HiAWXvUO
あれ、前のスレはもう使わないん?
まぁ、どっちでもいいけど
0025名無しさん@ピンキー2013/03/24(日) 21:45:59.77ID:yLaaj/FD
「人間とは、理解しづらいな…」
ウイルスプログラムミゼルはネットワークから人間を観察している内に一つのアダルトサイトを偶然みつけた。
一組の男女が、セックスしている動画等を見ながら、考えていた。
ミゼル「生殖行為自体は自然なこと…しかし、他人の行為を見て、なんのメリットがある?ましてや、乱公やこのSMなんてのに意味はあるのか?つくづくくだらな…!!」
見下していた考えが急に止まった。
画面には、年端もいかない少女が男をお兄ちゃんと言って、奉仕する動画が映っていた。
見た瞬間、なにかが引き込まれた。
ミゼル「馬鹿な…彼女が嫌々ながらもがんばる姿に理解のできないエラーが出る…彼女、ランという人間に似ている…」
0026名無しさん@ピンキー2013/03/24(日) 23:34:59.45ID:ds1m7sNp
どんなネタやるにしろ事前に「○○と××のネタやります」とかだけ書いたレスしろカス
0027名無しさん@ピンキー2013/03/25(月) 19:47:53.39ID:4giGWdgI
あと続くなら続く、終わるなら終わると、最後にきっちり書けハゲ
0028名無しさん@ピンキー2013/03/25(月) 22:24:44.25ID:4giGWdgI
それらを抜きにしても句読点多くて読みづらいし文法おかしいところも多々あるが
逆に言うとそれだけ直してちゃんと文章組み立てて投稿すれば良いものが作れると思うよ

こういう掲示板は「誰でも自由に投稿していい」って言うんだから低レベルな物でも叩くな〜みたいな意見をよく聞くが
駄文を投稿するってのはたとえるなら「一週間風呂に入ってない身体で電車やバスに乗ること」と同じものだと俺は考えてる
必要最低限の礼節とクオリティ身に着けたらまた来い、期待せずに待ってるから
0029名無しさん@ピンキー2013/04/04(木) 18:18:59.47ID:t7ycxSGO
百合投下したいんだけど問題ない?
いつ書きあがるかは未定

あと結局前のスレどうするんだ
0030名無しさん@ピンキー2013/04/04(木) 22:59:07.61ID:3TXVsI4+
>>29
注意書きがあればOKだと思う
0031名無しさん@ピンキー2013/04/05(金) 00:29:58.13ID:r6AjTUp2
前のはたぶん、使わないんじゃない?
百合待ってるぜ!ミゼルの奴は…がんばれ…?
0032名無しさん@ピンキー2013/04/05(金) 05:36:58.10ID:TkL+K+VZ
結局寝落ちて筆が進まなかったぜHAHAHA

>>30、31
ありがとう、じゃあ頑張って書くよ
なんとか週末にあげられたらいいが・・・
0033名無しさん@ピンキー2013/04/07(日) 23:36:22.30ID:+eZzVZlT
お待たせ―
まだ途中だけど予想以上に長くなったから、書き上げた分だけ投下するよー
内容はこんな感じ

・ランとユキの百合物(ユキ攻め)
・ヤンデレとまではいかないと思うけど、凌辱要素みたいなのはあるから、一応注意
・時間軸としてはミゼル編の途中、アニメで言うと「LBXの消えた街」の外伝的な感じ
・多分原作とちょっと食い違う所あると思うけどご容赦ください

ユキって誰だよって人はググってください
じゃあ次からまったり投下します
0034名無しさん@ピンキー2013/04/07(日) 23:38:13.50ID:+eZzVZlT
とある家のインターホンを、一人の少女が押した。

「おーっす、久しぶり!」

花咲ランの元気のいい声が、静まり返った街に響く。
程なくして、その家の住人の一人が顔を出した。
ランの親友、ユキだった。

「ラン…!本当に、ランなの…!?」

「もっちろん!」

いつものような屈託のない笑顔を見せる。
それは、親友が無事であるという何よりの証拠だった。
そして、ユキにとっては絶望に染まった街の希望の到来を告げているようにも思えた。
ここ数日の緊張が解けたのか、ユキの目に涙が浮かんだ。
その涙を拭い、笑顔でランを迎える。

「久しぶりだね…とにかく、上がってよ」

「うん、お邪魔しまーす」
0035名無しさん@ピンキー2013/04/07(日) 23:40:15.19ID:+eZzVZlT
「いやぁ、やっぱり地元っていいね。落ち着けるなぁー」

まるで自宅であるかのように、ランがのびのびと振る舞う。

「家にも行ったんだけど、じいちゃん出かけてるみたいでさぁ。参っちゃったよ」

「でも、お爺さんも大変だったんだよ。毎日毎日、『ランからの連絡はないか』って…」

「アハハ…ごめん、こっちも色々と余裕がなくてさ」

ランが小さく音を立てて手を合わせ、少しだけ頭を下げる。
態度は軽いものの、反省はしているらしい。

「…ってゆーか、ユキだって連絡してくれればよかったのに」

「それは、そうだけど…」

確かにそうだけど、ユキは連絡を取らなかった。
取りたくなかったのだ。
自分がいることで、ランの戦う決意を鈍らせたくなかった。
戦うランの未練になりたくなかった。
0036名無しさん@ピンキー2013/04/07(日) 23:44:20.31ID:+eZzVZlT
しばらく気まずい沈黙が続いた後、ランが口を開いた。

「さて…と。じゃあ、そろそろ行くね」

「え…もう?」

「うん。じいちゃん帰ってるかもしれないし、皆のとこに戻る前に町中を見て回りたいって思ってさ」

「戻る…?」

その一言で、ユキの表情がわずかに曇った。

「そ。まだ、やる事があるからね」

「…」

「? どうしたの、ユ…」

その言葉はユキの唇によって遮られた。
そして、そのままベッドの上に押し倒される。
突然の事で、ランには何が起こったか理解できないでいた。
だが、その頭の上で「カチャッ」と微かな金属音が鳴ったことで、我に返った。
ユキを突き飛ばそうとしたが、手が思うように動かない。
そこでようやく、ランは自分の手に手錠がかけられた事に気付いた。

「ユキ…!?」

どうしてこんなことを。何でこんな物が。
分からないことばかりが増えて、ランの頭は混乱していった。
0037名無しさん@ピンキー2013/04/07(日) 23:47:55.49ID:+eZzVZlT
「…ちょっと、ユキ!これ取ってよ!」

ようやくランが言葉を発し、必死に暴れるが、流石に手錠が外れる気配はなかった。
自由な足をばたつかせるが、ユキには届かない。
そんなランに、ユキが顔をよせてきた。

「いいじゃない、戻らなくても…ランはもうここに戻ってきたんだから…」

まるで子供を寝かしつける母親の様な優しい声と、髪を撫でる手の感触。
だが、その瞳には狂気にも似た歪んだ愛情があった。
親友の得体のしれない感情を目の当たりにして、ランが僅かに気圧される。

「綺麗な脚ね…」

ユキの手が、ランの足を丁寧に撫で始める。
その手つきが、ランの肩を僅かに震わせた。
ランが僅かに芽生えたその感覚を押し殺し、自分を奮い立たせる。

「ハぁ!?意味分かんないよ!ねぇユキ、冗談はやめてってば…!」

ランの抗議を無視して、ユキの手がランの感触を味わう。
やがてその手がズボンに覆われた秘所に辿り着くと、そこを指先で軽く撫でた。

「…っ!」

ランの体が、小さく跳ねる。
そんなランの反応を無視して、ユキの手は更に上へと滑り、ランの胸を包んだ。

「ラン…」

ユキの手がランの胸を包み、押し、撫でる。
ゆっくりと、そして何度も押し寄せる感覚に、ランの吐息が乱れていった。
0038名無しさん@ピンキー2013/04/07(日) 23:51:17.93ID:+eZzVZlT
「ユキ…ねぇ、いい加減に…」

さっきよりも弱弱しいが、それでもまだランは強気だった。
無駄だと分かっていても必死に手を動かし、拘束を解こうとする。

「駄目よラン、痕が残るから…」

そう言ってユキが手を重ねて、ランの手を止める。
必然的に胸から手が離れ、ランが呼吸を整えようとする。
だが、ユキはむき出しになったランの首に、キスを落とした。

「ひゃっ…!」

思わず声を上げてしまう。
自分でも驚くくらい、体が跳ね上がった。

「可愛いわ、ラン…」

そのまま舌を這わせながらシャツのボタンを外し、ランの服をはだけさせる。
飾り気のないスポーツブラがずらされて、ランの胸が露わになった。

「や、っ…!」

ランが反射的に胸を隠そうとするが、またもや手錠に遮られる。
それでも必死に体をよじらせ、胸を隠そうとした。
いくら親友でも、こんな所は見られたくなかったからだ。
そんなランの気持ちなどお構いなしに、ユキがランの胸の先端を口に含む。

「んぅっ…!」

ランの体が震え、またしても声が漏れる。
首筋に残る感触と、乳首を責める感触。
その両方が、ランの体に熱を与えていった。
0039名無しさん@ピンキー2013/04/07(日) 23:55:59.25ID:+eZzVZlT
またユキの手が動き出して、今度はランのサスペンダーを外した。
ズボンを脱がせるつもりだ。
ランは脚を閉じて抵抗するが、ユキの手は止まらなかった。

「やだ…やめてよ、ユキ…」

それは先ほどまでとは違い、少女相応のか細い声だった。
ラン自身、そういった行為に嫌悪感があるわけではないが、こんな状況では話は別だ。
だが、それはユキの中の加虐心を煽るだけだった。
あっさりとズボンは下着ごとずらされ、ランの秘所が晒される。

「ラン…」

ユキの指先が割れ目を何度かなぞる。
その度にランの体は震え、息が乱れた。
そして、どんなに心が否定しても、体は正直だった。
ランの秘所から愛液が滲み、ユキの指を汚していった。
しっかりと慣らしながら、少しずつ、ユキの指がランに侵入する。

「あっ…あ…!」

ユキの指が動く度に、ランの甘い悲鳴が、何度も響く。
ユキは指を曲げて、ランの中を蹂躙した。
指は半分も入っていないが、それでもランにとっては十分すぎた。

「はぁ…あんっ…!」

もはやランに、抵抗する力は残っていなかった。
さっきまで暴れた疲労もあるが、それ以上にユキから与えられる快楽に、流されていた。
そして何より、親友からの巧みな愛撫で、少しでも気を抜けば果ててしまいそうだった。

「ユキ…ダメ、だって…もう…!」

ランが途切れそうな理性を必死に繋ぐ。
だが、それでユキが止まるはずがなかった。
ユキの指が一層激しく動き、ランを快楽の絶頂へと誘った。

「やっ、あっ…駄目、ユキ…あ、ぁっ…!!」

ランの中で何かがはじけ、そして、ユキの指を締め付けながら絶頂を迎えた。
0040名無しさん@ピンキー2013/04/08(月) 00:00:15.28ID:qifBIPwq
とりあえずここまでで一回締めるよ
ここでもう1文足して終わらせても良かったけど、もうちょっと続き書きたくなったw
続きはワカーンで第2ラウンドの予定。

あとタイトル考えるの忘れたから次投下するときに考えておく
これから寝るまで続き書いて、明日帰ったら仕上げる予定だから、明日には続き行けるかも
ただし、予定はあくまでも予定であって、確定ではないのであしからず
0042名無しさん@ピンキー2013/04/14(日) 14:36:17.00ID:RCNcpl5O
アングラビシダスで仙道兄に負かされた腹いせに
仙道妹を痛めつけてやろうと画策中のプレイヤーは少なくないはず

ええ、自分もその一人ですとも
0043名無しさん@ピンキー2013/04/15(月) 00:57:32.14ID:AFe28NBw
>>42をやりたいんだが、キヨカのキャラがわかんねえ
兄(これも兄か親戚か不明だが)の事は大好きなのか嫌いなのか対抗心燃やしまくりなのかコンプレックスなのか・・・
0044名無しさん@ピンキー2013/04/15(月) 06:01:31.64ID:tZy8xH9P
十中八九妹や親戚なんだろうけど、嫁って可能性も捨てきれないよな・・・
0045名無しさん@ピンキー2013/04/15(月) 20:11:54.39ID:X4Cy2LcT
キヨカ=仙道の妹はニコ生での確定情報らしい
又聞きなんで違ったらスマン
ユノもよかったが、第四小隊メイン回はよ
0048名無しさん@ピンキー2013/04/26(金) 22:58:16.74ID:1xeVDLlb
>>47
乙です!ランには危うし?!みたいな状況が似合いますね
こちらはまとめwikiにも保管してよろしいでしょうか?
0049 ◆FzYK5hmZFk 2013/04/27(土) 06:32:29.72ID:XGhylLci
Okですどうぞ
0050名も無きLBXプレイヤー2013/05/03(金) 09:50:22.65ID:fFDknX/d
こっちに新しくなった事に気づかないで昨日書きこんだアラタ×ユノ、こっちに投稿してもいいですか?
0052名も無きLBXプレイヤー2013/05/03(金) 16:04:30.05ID:fFDknX/d
そうですね!
了解しました。
0053名も無きLBXプレイヤー2013/05/03(金) 22:57:15.85ID:fFDknX/d
アラタ×ユノ、前スレに投稿してしまいました。
読んでくださる方、興味のある方は読んでみてくださるとうれしいです。

前スレ
http://pele.iand2ch.net/bbspink/test/read.cgi/eroparo/1330519506/
↑間違えてたらすみません。
0054矢部くん2013/05/05(日) 23:37:06.19ID:Lxwo6hmR
ぼくは、前スレでお世話になった矢部でやんす
0055鹿島ユノ2013/05/06(月) 08:03:47.05ID:pkPs+lIU
スレって何?
0056鹿島ユノ2013/05/06(月) 08:21:51.10ID:pkPs+lIU
実際 LOSTすると 退学なんだけどね
0057鹿島ユノ2013/05/06(月) 08:25:05.15ID:pkPs+lIU
前スレ あと200ぐらい使えるよ
0058鹿島ユノ2013/05/06(月) 08:29:38.36ID:pkPs+lIU
これからユノって読んでいいよ 友達···だし でも みんな 友達と思ってないか···
0059名無しさん@ピンキー2013/05/06(月) 08:33:53.63ID:eVioNWPy
お前ら規律を守らんと退学にすっぞ
関係ない書き込みは控えて名前欄に名前書き込むのをやめろ
0060鹿島ユノ2013/05/06(月) 08:49:17.07ID:pkPs+lIU
ごめん·····なさい····
0061鹿島ユノ2013/05/06(月) 08:55:07.54ID:pkPs+lIU
ばいばい···やっぱ 私には 無理だった···もうダメみたい···
0062アラタ2013/05/06(月) 11:38:30.75ID:eWku2j7R
ユノォォォォォォォ
行くなあぁぁぁぁぁぁぁ
0063鹿島ユノ2013/05/06(月) 11:42:53.92ID:pkPs+lIU
アラタも 大げさよね 誰が出ていくって言った?
0064アラタ2013/05/06(月) 14:07:39.18ID:eWku2j7R
ごめん・・・・・・・・
0065鹿島ユノ2013/05/06(月) 14:11:30.35ID:pkPs+lIU
いいの アラタだから 許してあげる♪
0066アラタ2013/05/06(月) 15:29:55.61ID:eWku2j7R
ユノ・・・・・・
もしかして色んなところに男を作っているのか?
0067鹿島ユノ2013/05/06(月) 15:31:47.23ID:pkPs+lIU
え!?どゆこと?
0068名無しさん@ピンキー2013/05/06(月) 15:48:25.49ID:QTZpP8ij
sage済の人に聞きますが
ダン戦シリーズで一番エロいのは誰だと思いますか?
0070鹿島ユノ2013/05/06(月) 15:59:50.22ID:pkPs+lIU
荒らしたんじゃ···ないのに···荒らしたつもりじゃないのに···
0071名無しさん@ピンキー2013/05/06(月) 21:47:28.12ID:V0KUJlyF
>>68
精神的にエロいのは断然ミカ
気が遠くなるほどの一途さ健気さに加えて
「もっと壊して」とか「来て……」とかスレスレな発言を繰り返す

肉体的には大人組だねやはり
一番をあげるなら黒ストッキングで社長秘書という属性持ちの霧野さん
子どもや既婚者には出せない踏み込み難い色気がある



ミカが将来的に憧れを叶えて社長秘書になってくれれば(ry
0072名無しさん@ピンキー2013/05/07(火) 13:24:38.94ID:bobQTEdR
>>60-67
はい、寸劇はそこまで!さあなりきりスレにいこうか。

…いかん最近、星原ヒカルが実は男装女子…女の子だったらと妄想してしまう…
まあバンバイアキャットのプレイヤーの例もあるし…。
でも、WARSのメインヒロインはユノさんだからね。
0073名無しさん@ピンキー2013/05/07(火) 13:31:30.98ID:EceZREu0
>>72

ヒカルは、2話でおもいっきりアラタとサクヤと、風呂に入ってたんだが
0074名無しさん@ピンキー2013/05/07(火) 13:48:31.79ID:qb/Nx++Q
ウォーズも早くゲーム出てくれないとキャラが確定しなくて困る
アスカ、ミカあたりはゲームで結構印象変わったし
無口そうなキヨカに話しかけたらどんな話題を振ってくれるか想像もつかない
0075パワプロくん2013/05/07(火) 17:20:55.52ID:HwO6GMxG
>>68
俺はジェシカかな
大きい胸のくせに
ジャンパーなのか知らないが
前を閉めていないのが色っぽい
0076名無しさん@ピンキー2013/05/08(水) 06:52:31.33ID:bvvO5DHt
>>73
だが待ってほしい、ヒカルが終始体にタオルを巻いてやり過ごしたという可能性は無いだろうか
そこまでして性別を偽る意味もないと思うが
0077名無しさん@ピンキー2013/05/09(木) 05:57:11.39ID:U2s+b8lR
LBXとプレイヤーの神経や痛覚をリンクさせ

LBXが受けたダメージがプレイヤーにも反映させる地獄のデスルールに勝てば解放と言う条件を呑む謎の勢力に捕らわれたランとジェシカ

だが2人は痛覚がリンクするはイコールして性的な責め苦も反映されると言う事を見落としていて、このデスルールは徹底的に女性を辱める為のルールだと2人が気付いた時には遅く

バーチャルとリアルで犯され辱められる2人。
0079名無しさん@ピンキー2013/05/09(木) 07:43:48.56ID:lz5JOKn0
痛覚を与えるのは人をちょっと選ぶ趣向すぎる。
バイブ仕込んだルールでダメージと快感がリンクするようにすべき
0080名無しさん@ピンキー2013/05/09(木) 15:28:14.42ID:4f+f4ieu
そういうバトルでバイブやら付けられた挙げ句、思いっきり種付けされて泣くジェシカを想像したら凄くエロい
処女だと尚更良い
0081パワプロくん2013/05/09(木) 18:03:39.51ID:jKTd9zUl
>>77
LBXの腕を切ったらプレイヤーの腕も切られるってことだよね
0082名無しさん@ピンキー2013/05/11(土) 06:26:45.84ID:/+P4Q04D
一度、見たものは記憶できる完全記憶を逆手に取られ
フェイクの情報で卑劣な奸計に堕ちジェシカがレイプ陵辱される
そんな未来が見えたヒロにより
ジャンヌDを破壊され服も下着もズタズタにされ媚薬を盛られ、挿入寸前の間一髪でヒロに救われたジェシカ

ただでさえA国や中国と一緒に組んでる事も多いのも相まって、その1件以来ヒロを変に意識し始め

ジェシカ「ねぇラン、ヒロってどんな女の子が好きなのかな」

ラン「はい?」

と聞いてしまったり。そんな、ほんわかラブラブを書こうとして頓挫した
0083名無しさん@ピンキー2013/05/11(土) 14:48:00.04ID:33SCRCPV
稚拙でもいいから5W1Hを意識した文章をまずは適当に書けばいい
0084 忍法帖【Lv=11,xxxPT】(1+0:8) 2013/05/12(日) 19:54:50.16ID:aT3FaqX1
放送開始前のキービジュで初めてヒカルの姿を見た時は、十中八九男装っ娘だと思ってたわ
今ですら、絶対に女の子じゃないと決まった訳じゃないよな〜、と、実は女の子である事にちょっとだけ期待している

・名前も容姿(特に眉毛が怪しい)も声も中性的(イナゴの霧野蘭丸のような「女性的」ではなく、あくまで「中性的」なのがミソ)
・前作・前々作のメイン3人は男2女1というバランスだったので、今作だけ3人とも男なのは変
・登場から割と早めに実は女の子であった事が判明したアスカは、今作で本格的に実女ネタをやるための下準備
・アスカの実女ネタでの視聴者の反応が意外に良かったので、ウォーズで、
  1クール〜2クールほど女の子である事を隠し、その間に大量の伏線(女フラグ)を散りばめる男装っ娘・ヒカルを登場させる踏ん切りが付いた
・バル・スパロスの機械音声が女声
・公式サイトでは「男の子」とはっきり書かれているが、ごく最近に、
  公式サイトで「美少年」と表記しておきながら実際はそうではなかったアニメ(シリ構がダン戦シリーズと同じ人)の例があるので、これは全く当てにならない
  「女性に間違えられるほど〜」とかわざわざ書いている辺りが、ますます怪しい
・男女共学なのにわざわざ男の格好をして入学した理由は、ヒカルは、学園がアラタを間近で監視するために送り込んだ工作員だから
  学園の厳重なセキュリティに引っかからず、男子生徒として通せているのは、学園とグルならどうという事はない
・2話でアラタ達と一緒に風呂に入ったのは、一卵性双生児のヒカルの兄弟。どこかで本物のヒカルと入れ替わった
・ムラクがアラタを認めた際に、ヒカルはアラタに対して嫉妬しているように見えるが、それはミスリード
  実はヒカルはアラタに好意を寄せており、他勢力の人間なのにアラタに馴れ馴れしく話し掛けたムラクに嫉妬している
・ほぼ常に機嫌が悪そうな様子をしているのは、生理痛の暗喩


………これだけ大量の女フラグがあるわけだし、ヒカルは間違いなく女の子だね(棒)
ちなみに俺はロリコン兼ショタコンなので、正直どっちでも良いです
0086 忍法帖【Lv=11,xxxPT】(1+0:8) 2013/05/12(日) 21:40:26.22ID:aT3FaqX1
>>85
きもいと言うのは全面的に同意するが、
「間違いなく女の子だね(棒)」というのは、
文末の(棒)からわかるようにネタです
0087名無しさん@ピンキー2013/05/13(月) 15:19:38.50ID:pm0N7cQt
>実は女の子である事にちょっとだけ期待している
>正直どっちでも良いです

ワロタ
0090 ◆FzYK5hmZFk 2013/05/14(火) 13:26:12.91ID:9AABe0lB
なんかミス連発だ。

文字が抜けていました。
0091名無しさん@ピンキー2013/05/14(火) 21:55:24.99ID:FaVwpjxK
ひゃっほー!
0092名無しさん@ピンキー2013/05/15(水) 07:50:40.88ID:sm8JJkLt
>>89
GJ
0094名無しさん@ピンキー2013/05/15(水) 17:22:46.21ID:sm8JJkLt
>>93
ああいうことをして、よくあちらの世界の女性団体が黙ってるな
現実だったら、到底ありえないだろ
もしかして、あっちの女性団体は女性団体で男子学生の男の体を楽しんでるから、黙認してるのかね
0096名無しさん@ピンキー2013/05/16(木) 13:06:46.89ID:ZmyyvzzQ
ジョセフィーヌ先生は男子と女子どっちの検査を見物しに行ってるんだろう…w
0097名無しさん@ピンキー2013/05/17(金) 22:52:26.07ID:isDvVOlk
「男の娘というのも悪くありませんな」
「いやはや、いい眺めです」
「確か転入生はもう一人いましたね」
「彼の方も見ておきましょうか」
0098ウォーズ2013/05/17(金) 22:54:24.92ID:H+5D7arK
生意気言ってすみません。誰か作品を
0101名無しさん@ピンキー2013/05/18(土) 20:30:49.24ID:IVsqYXKD
>>100
官能小説には羞恥系ってジャンルがあるから、身体検査は陵辱じゃなくて羞恥系じゃないかな

携帯からだけど、あとは普通に見やすかったよ。キャラ別の分類になってて、探しやすくていいね。
0102名無しさん@ピンキー2013/05/18(土) 23:03:22.60ID:iexDdf2J
>>101
修正しました。ありがとうございます。
何分経験不足なもので、後々気になった点があればまた教えてください。
0103名無しさん@ピンキー2013/05/18(土) 23:38:09.17ID:ef0t50AU
1箱目?のアラタ×ユノがリストに入ってなくない?
0104パワプロくん2013/05/19(日) 09:51:37.56ID:Oby9q7eY
アラタって中2だってこと知ってる?
0105名無しさん@ピンキー2013/05/19(日) 12:28:45.45ID:PSQNln49
みんな14〜15なんだろうけどゲンドウさんのキャラデザはおっさんに見える
0106名無しさん@ピンキー2013/05/19(日) 13:01:41.38ID:KrTm9pTz
キヨカさんは絶対高校生

ゲンドウさんはヤクザの頭になるために年齢詐称して入学しなおした設定
0108名無しさん@ピンキー2013/05/19(日) 19:00:39.50ID:PSQNln49
俺のペニスから必殺技ファンクションを出してユノのバージンをロストさせたい。
0109名無しさん@ピンキー2013/05/19(日) 19:07:31.39ID:38Fh+pKI
>>93
なんか、旧日本軍の徴兵検査みたいだな、
ちなみに陸上自衛隊だと男女共にやられているらしいな…性病検査。
0111名無しさん@ピンキー2013/05/20(月) 08:39:14.36ID:3PMd1fm7
男所帯の第2小隊で唯一の女性隊員かつメカニックのリンコが
プレイヤーたちのサポートと称していろいろさせられるってのを思いついたんだが

ゲンドウさんが聖人すぎてどうにもできなかった
0112名無しさん@ピンキー2013/05/20(月) 10:58:13.93ID:ollxeERf
>>111

ゲンドウさんの知らないところでいろいろさせられるじゃん?
それにゲンドウさんが気づくじゃん?
「お前たち、なにをやっている!」
って止めるじゃん?

あとはもう・・・わかるよね。
0117名無しさん@ピンキー2013/05/22(水) 23:49:08.48ID:lAvOy9By
個人的にはゲンドウとリンコの組み合わせが気に入ったが
来週の次回予告とか今までの感じからいくとリンコはサクヤとフラグかな?
ニコ生で今回は恋愛要素もあるらしいことを言っていたから迂闊に手を出せない
0118パワプロくん2013/05/26(日) 11:14:47.15ID:2WDRlvnT
もしも、2年5組のみんなで野球をするとしたら・・・

2チームできて先生が監督で一人代打用だな
0119名無しさん& ◆FnWIDRb7hriS 2013/05/26(日) 21:54:55.84ID:E+K4dL9I
あの、思ったことなんですけど、ダンボール戦記Wのエロ漫画見かけないんで知っている人がいたら教えてください
0120パワプロくん2013/05/27(月) 09:16:35.07ID:tm8w4VmI
もっと日本に巨乳の女はいないのか
0121ヤマト2013/05/27(月) 17:27:42.35ID:tm8w4VmI
>>115
でたーーーーーーーーー
0123名無しさん@ピンキー2013/05/29(水) 22:53:15.95ID:gxXGGPFj
今日のを見て思ったが、サクヤとリンコ良いな
お互い初めてで、初々しいセクロスしそう
サクヤの部屋は一人部屋だし、女連れ込んでヤるには事欠かないね
0124名無しさん@ピンキー2013/06/05(水) 05:17:40.48ID:DfP1jddd
メカニックなんだから、むしろ感じやすいパーツとかいろいろ把握してると思う
0125パワプロくん2013/06/06(木) 17:56:29.06ID:YlxTit3T
アラタとヒカルはいろんな意味で、
いい友達やでーー
0126名無しさん@ピンキー2013/06/08(土) 01:50:31.51ID:fAQuXVcI
キヨカちゃんがロシウス兵に逆位置で突かれるのを考えたが、タロットの知識がなくて書けない
0127ミスターゲロゲロゲーーーーーーーー2013/06/08(土) 09:52:40.54ID:5fuDkN6s
ゲロゲロゲーーーーーーーーーーー
0129ミスターゲロゲロゲーーーーーーーー2013/06/09(日) 11:56:54.26ID:kFXmByWy
第一小隊全員女性化してもおかしくない
0130名無しさん@ピンキー2013/06/09(日) 14:36:50.66ID:bml4Blrc
女みたいな見た目のヒカル、女みたいな名前のサクヤ、おかんみたいに面倒見がいいハルキはともかく
アラタの女性化だけはやめてくれ 地雷なんだ
0131瀬名Mk-22013/06/10(月) 23:55:33.02ID:Y6vRPuzL
貧血で倒れたユノをアラタが保健室連れてって
見つめてたら性的感情に支配されて思わず突いちゃう、、、、的なことしか思い付かない
0132瀬名Mk-22013/06/11(火) 00:06:18.91ID:HcM3+iSs
〜ある授業中〜
ユノ「うっ、、」
バタンッ!!
アラタ「大丈夫かユノ!!」
ハルキ「顔が真っ青だ、、、アラタ、保健室に連れていけ」
アラタ「俺かよっ!!」
〜保健室〜
アラタ「すいませぇ〜ん女の子が一人貧血で、、、、居ない、、、」
アラタ「ちぇっせっかく運んで来たってのに、、、」
寝ているユノを降ろす
アラタ「先生が来るまでまつか〜」
CCMをつついている、、、、、
そしてじっとユノを見て、、、
アラタ「可愛い、、、、、、」
アラタの胸の奥に熱い感情がこみあげてきた
アラタのアレは完全に勃起していた
アラタ「今なら、、、良いよな、、、」
ユノの頬にキスをしたアラタ


続く?
初めて書くのでちょっと駄作かもしれません、、、、
0133瀬名Mk-22013/06/11(火) 00:16:46.23ID:HcM3+iSs
うーんやっぱりやめよう、、、
0134名無しさん@ピンキー2013/06/18(火) 00:56:32.09ID:xrkTogRV
保管庫のランちゃんの格闘HのSSが何かユノっちのSSになってるから誰か訂正してくれ
0135名無しさん@ピンキー2013/06/18(火) 23:28:31.18ID:9PAToNXX
訂正しました。うっかりしていました。申し訳ない。
ご報告ありがとうございます。
0136名無しさん@ピンキー2013/06/19(水) 12:25:21.43ID:xY3uMQGo
ここもウォーズに移行してるけど、檜山真実で投下したい
パラダイスからの帰りのシャトルでヤマジュンがヤったんじゃないかと考えたらやっと形になってきたんだ
0137名無しさん@ピンキー2013/06/19(水) 14:53:04.45ID:DYs7048I
シリーズスレだからダン戦のなら何投下しても良いと思うよ
真実さんエロくて良いよなぁ
あのスレた感じが堪らん
0140名無しさん@ピンキー2013/06/27(木) 12:40:33.91ID:e38zHjBU
ロシウス兵に犯されるユノと言う構想は出来た。
しかし・・・肝心のロシウスについての情報が少な過ぎる。
無楽他3名くらいしか分からない・・・。
0141名無しさん@ピンキー2013/06/27(木) 20:36:16.06ID:ihLkAxb9
>>140
名無しの生徒でいいんじゃないかな
流石にロシウスの全生徒まで名前ありってわけでもなかろう
少なくとも13小隊まであるんだし

というわけで早く投下するんだ
0142ミスターゲロゲロゲーーーーーーーー2013/06/30(日) 13:24:53.80ID:u3ETmvus
>>130
髪型と性格だけで考えると花咲ランみたいなやつだろう
0143名無しさん@ピンキー2013/07/07(日) NY:AN:NY.ANID:kai8k4rO
需要は知らないけどバネッサで1つ書いてみたよー
権力に押し負けて無理やり系?な感じだから、苦手な人はご注意を
7レス位消費予定
0144名無しさん@ピンキー2013/07/07(日) NY:AN:NY.ANID:kai8k4rO
「失礼します」

乾いたノックの音の後に、凛々しい少女の声が響く。

「こんな時間に何の用だ、バネッサ・ガラ」

その部屋の主…ロシウスの司令官、イワン・クロスキーが彼女を迎え入れる。
バネッサは小さく敬礼をし、軍人らしい仕草でイワンの前に立った。

「先のウォータイムでは、我々が不甲斐ないばかりにジェノックに後れを取り、申し訳ありませんでした」

「フン…!」

ジェノックの名を聞いた途端、イワンはあからさまに機嫌を悪くする。
強大な軍事力を誇り、本来であれば常勝を約束されたはずの彼にとって、
最近のジェノックの躍進は忌々しいばかりであった。
だが、そんなイワンには構わず、バネッサが言葉を続ける。

「今回は折り入って、お願いがあって参りました」

「ほう…願い、とな?」

イワンは聞き返すが、それは形だけの質問だった。
わざわざウォータイムの話まで持ち出してくれば、彼女の言いたい事は一つしかなかった。
0145名無しさん@ピンキー2013/07/07(日) NY:AN:NY.ANID:kai8k4rO
「隊長の…いえ、法条ムラクの処遇について、考え直していただきたいのです」

バネッサが深々と頭を下げる。
予想通りの言葉に、イワンが小さく口を歪め、笑みを浮かべた。

「しかしだな…奴の行動を許すとなれば、我がロシウス全体の士気にも関わるのだぞ。
拠点を見捨てておめおめと逃げ帰ったなどと、これが実際の軍隊ならば敵前逃亡で銃殺ものだ」

イワンの言葉に、バネッサは拳を強く握りしめる。
確かに、ロシウス領タンデムの港での戦いにおいて、ロシウスは撤退しジェノックがその地を制圧した。
だが、それは結果だけの話である。
『バンデット』の奇襲を受け、多くのLBXがロストした上、ジェノックの勢いは凄まじかった。
更に主力であるムラクを抑えられた状態で、ロシウスの精鋭も多くの犠牲を強いられた。
ムラクの撤退の指示が無ければ、勝利が得られたとしても更なる戦力の低下は免れなかっただろう。
にも拘らず、この男は自国の領土の事ばかりを口にする。
おそらく、指揮官としての評価もウォータイムが深く関わっているのだろう。

(下種め…!)

怒りの言葉が、バネッサの口から洩れそうになる。
だが、その言葉を必死に抑えて、バネッサは彼に頭を下げ続けた。
そうするしかなかったのだ。
ムラクの命運は、指揮官である彼の手にあるのだから。

「お願いします、どうか…!」

ここまでいじらしい姿は、普段のバネッサからは想像できないだろう。
だが、普段の彼女を知る彼だからこそ、その心に嗜虐心が芽生えてしまった。
0146名無しさん@ピンキー2013/07/07(日) NY:AN:NY.ANID:kai8k4rO
「フム…よかろう、考えてやらんでもない」

その一言でバネッサは顔を上げ、笑顔を見せた。

「! …では…!」

「ただし、これから出す課題をクリアすればの話だ」

バネッサの笑顔が、一瞬にして冷めてゆく。

「課題…とは?」

「簡単な事だ。私を満足させてみろ」

何の事かわからず、バネッサが固まる。
だが、次の瞬間にはその意味を理解し、怒りと恥辱に体を震わせた。
それが何を意味するか分からないほど、バネッサは子供ではなかった。

「そっ、そんな事…!」

「できぬ…か?」

まるで勝利を確信し、弱者をいたぶるかのような笑み。
今のイワンは、そんな表情をしていた。

「構わんのだぞ、貴様らの小隊へのシルバークレジットの支給を停止しても。
それとも、補給も援軍も届かぬ最前線へ送り続ける方が良いかな?
ムラクの事だ、素晴らしき戦功を上げてくれるだろうよ」

「くっ…」

卑怯な…と言いかけたが、それを必死に押し殺す。
隊長であるムラクの為。チームメイトであるミハイルとカゲトの為。
そして、ムラクを必要とするロシウスの生徒たちの為。
彼女の取るべき道は、一つしかなかった。
0147名無しさん@ピンキー2013/07/07(日) NY:AN:NY.ANID:kai8k4rO
「失礼、します…」

バネッサがイワンの前に跪いて、彼の自身を取り出す。
これからの行為への期待に、自身は醜く膨らみ、脈打っていた。
普段の彼女であれば思いつく限りの罵声を浴びせるのだが、今はそうはいかない。
イワンの性器を握り、作業的に手を上下させる。
手から伝わる熱に顔をしかめるが、それ以上の嫌悪感は顔に出さないように必死に努めた。

(ムラクの為だ…ムラクの…!)

その一心で、彼女は手を動かす。
一方イワンは、確かに快感は感じるが、物足りないといった感じで彼女を見下ろしていた。

「そんな事ではいつまでも終わらんぞ、バネッサ。口も使ったらどうだ」

遠まわしの催促に苛立ちを覚えながらも、この行為を早く終わらせるため、バネッサはその先端を口に含んだ。
何とも言えない嫌な味が口内に広がるが、それも考えないようにする。
小さな穴を舌先で広げるように刺激し、手の動きもより早める。
少女とは思えない巧みな攻めに、イワンの快楽は高まっていった。

「出すぞ、バネッサ…受け止めろ…!」

イワンが下腹部に込めていた力を抜き、絶頂へのタガを外す。
バネッサは思わず離れようとするが、その後頭部を抑えられ、白濁の奔流を口内に流し込まれてしまう。

「〜〜〜っ…!」

急激に広がる熱と苦みに軽くパニックになり、顔を振って逃れようとする。
だが、その行為はむしろ、イワンの中に残った余韻すらも絞り出しているようだった。
精液を飲み込まないようにするが、口を塞がれている息苦しさに耐えきれず、少しずつそれを飲み込んでしまう。
その口が解放される頃には、イワンの精液はバネッサの喉を通ってしまっていた。
0148名無しさん@ピンキー2013/07/07(日) NY:AN:NY.ANID:kai8k4rO
「ゲホッ、ケホ…!」

何度も咳き込むが、出てくるのは彼女の息ばかり。
言いようのない嫌悪感が、彼女の体内と、そして心に広がっていく。
だが、これで終わった。帰って休んで、そして忘れよう。
そう自分に言い聞かせた。

「では、これで…失礼いたします…」

「…何を言っている?」

イワンの言葉を聞き返すより前に、バネッサは後ろから抑え込まれた。

「まだ私は満足しきっていないぞ…!」

そのまま強引に抱きあげられ、膝の上に座らされる。

「なっ、え…!?」

状況が分からないまま、バネッサは自分の胸がゆがんでいる事に気付く。
後ろから抱きしめられ、その胸を弄ばれていた。

「やっ…!」

必死に胸を覆うとするが、イワンの手はバネッサの胸を離れようとせず、逆に抱きこむような形になってしまった。

「性欲の処理はできても、こちらの覚悟はまだのようだな…!」

バネッサの衣服が、少しずつ乱されていく。
まるで人形のような扱いから逃れようとするが、流石に大人の男の力には抗う事は出来なかった。
0149名無しさん@ピンキー2013/07/07(日) NY:AN:NY.ANID:kai8k4rO
胸を晒され、揉みしだかれる。
強引に唇を奪われ、口内を犯される。
彼女の素肌を余すところなく、イワンの手が這い回る。
彼女の『初めて』を、一つずつ奪っていくように。

「ふっ…んん〜…っ!」

攻めを受ける度に、胸の先端は固さを増していく。
呼吸は荒くなり、甘い吐息が漏れる。
悲しいほどに、彼女の体は正直だった。
そして、イワンの手が彼女の下着を奪い、秘所へと触れる。
その刺激に目をやると、イワンの性器が復活していることに気付いた。

(入れられるのか…アレを…)

快楽に支配され、目の前の事をどこか他人事のように考えていた。
だが、それが自分の中に押し入ってきた痛みで、感覚を取り戻す。

「っく…あぁぁぁっ…!」

痛みに耐えきれず、大きくのけぞる。
前に突き出された胸が、またイワンの手に包まれた。
愛撫と同時に彼女を両手で抑え込み、腰を上下に動かして乱暴に秘所を突き上げる。
上下に揺さぶられる度に、彼女の意識が白く染まっていく。

『……!』

イワンが何かを言っているような気がした。
だが、もう抗う力も、気力も残っていない。
自分の中で何かがはじけたのを感じて、バネッサも快楽の絶頂を迎えた。

……その後、バネッサはどうやって自分の部屋まで戻ったのか覚えていない。
だが、自分の部屋にはいたし、周りの生徒も特に変わりは無いようだったので、なんとか無事には戻ったのだろう。
それ以上は、あの行為を思い出すので、考えないようにした。
0150名無しさん@ピンキー2013/07/07(日) NY:AN:NY.ANID:kai8k4rO
後日、ウォータイムに関する正式な辞令が下された。
ロシウスの前線基地、エンジェルピース防衛部隊の傘下へ入る事。
作戦内容はジェノック本国への奇襲。
聞こえはいいが、やっていることは火事場泥棒に等しい。
ムラクの部隊には役不足な任務だが、前回の失敗に対する罰と考えれば、妥当なところだろう。
そう考えながら授業に戻ろうとしていたところで、ムラクに呼び止められた。

「バネッサ」

「なんだ、ムラク?」

「…すまない」

その一言に、バネッサの胸が締め付けられる。
まさか、知られていたのか?
だとしたら一体どこまで…

「ムラク…っ…」

ムラクは何も言わずに立ち去った。
嫌悪感からではなく、触れない方が彼女の為だと思ったからだ。

「私は…本当に、これで良かったのか…ムラク…」


何故だろう、心配されてるはずなのに。
何故だろう、あの行為は無駄ではなかったはずなのに。
あの時よりもずっと辛く、苦しい。
そして、悲しいのは……
0153ワン・マン・アーミー 0/92013/07/09(火) NY:AN:NY.ANID:jztH0QNh
3ヶ月くらい経ってもウォーズネタがまだ思いつかないので、Wのカズとアミで一つ。
Wはアニメ未視聴。時系列等に矛盾があっても悪しからず。
ひどく病んでるカズがスレイブアミを強姦する話です。
いつも女の子をいじめる傾向になってしまうのはどうしてなんだぜ。
0154ワン・マン・アーミー 1/92013/07/09(火) NY:AN:NY.ANID:jztH0QNh
俺はディテクターのスレイブ・プレイヤー
ディテクターは絶対、ディテクターは正義
俺の使命はディテクターの敵を排除すること
俺はディテクターのスレイブ・プレイヤー…

キキーーーーッ――ドスッ

「…ってえ……!」

頬を押さえると、暗闇の中でもわかるくらいの真っ赤な血が手についた。
暗闇、ってどこだよここ。3m四方くらいの…コンテナの中か? 揺れてる感じからするとトラックみたいだ。人を物みたいに扱いやがって。
たぶん俺は急ブレーキか何かで壁に顔から突っ込んだんだろう。ほっぺたがパックリ切れてるし。痛ってえ。
ていうかなんでこんなトコにいるんだ? たしかトキオシアでLBXに襲われて…

「そーだ!! アミ、バン、無事か?!」

相変わらず状況はわかんねーけど、最後の記憶を頼りに二人を呼ぶ。
でもまあ、こんなトコにいるわけないか…

「うるさいわ、静かにして」

聞き慣れた声に驚いて振り向くと、後ろの座席のようなところにアミがいた。
暗くてよく見えないけど、シートベルトを締めてるみたいだから、俺と違って前に飛ばされなかったんだろう。
一人きりじゃないことにいくらか安心して、足早にアミに駆け寄る。

「アミ、無事みたいだな。でもいたなら声かけてくれても良かったんじゃねーの? あのさ、アミは何があったかわかんないか? 俺たちトキオシアで…」

「聞こえなかったの? うるさいわ。耳障りだからしゃべらないで」

へ?
予想外すぎる返答に、一瞬耳を疑った。
もしかして目の前にいるコイツがアミじゃない誰か別人なのかとさえ思う。
でも、暗くてよく見えないとしても、アミの声を俺が間違えるわけない。
アミが何を言ってるのかさっぱり理解できなくて、俺はぐちゃぐちゃのまんまの頭でアミを問い詰める。

「どうしたんだよ! 今の状況わかってんだろ? …いや、わかんねーけどさ。
とにかく非常事態なんだぜ?! 助けを呼ぶ方法とか考えないといけないだろ! なのになんでそんなに落ち着いてられんだよ!」

「私たちはスレイブ・プレイヤーなの。余計なことを気にする必要はないわ。全てはディテクターの意志のもとに」

ディテクター? スレイブ・プレイヤー? 何言ってんだよ、わけわかんねー。
絶対おかしいって。今のアミはいつものアミじゃない。

「本当に…どうしちまったんだよ、アミ…」

まるで別人のようなアミに、急に不安になってきて泣きそうになる。
どうすりゃいいんだ。俺は何にも思いつかずに、アミらしき影の隣に座った。
アミは俺のことなんかこれっぽっちも気にかけないで、人形みたいに前を向いている。
アミ、こっち向いてくれよ。怖いの?って聞いてくれよ。
でも、俺がどんなに願っても、アミは一言もしゃべりかけてくれない。
そのまま何十分、何時間と息が詰まりそうな沈黙が続いて、やがてトラックが止まった。
扉が開いて、光がコンテナの中に飛び込む。隣にいたのはやっぱりアミだった。
暗い中では気づかなかったが、足元には俺たちを襲った大量のLBXと、そのLBXたちを束ねる黒い悪魔、アキレス・ディードが転がっていた。
0155ワン・マン・アーミー 2/92013/07/09(火) NY:AN:NY.ANID:jztH0QNh
まるでプログラムされたロボットみたいに、アミは俺に声もかけないでトラックを降りて、研究施設のような建物に迷いなく入って行った。
俺もアミについて行って、アミと同じように振舞う。
情けねーけど、そうでもしないと命が危ないと思ったからだ。
いくら歩いても人っ子一人見当たらない。さっきすれ違いざまに覗いたトラックの運転席にも人間はいなかった。
その代わり、監視用らしいLBXがそこら中を徘徊して俺たちを見張っている。
周りは不気味なくらい静かだった。
その中を平然と歩いていけるアミも、気味が悪い。
歩いて、歩いて、ようやくたどり着いた先には怪しい仮面をつけた男がいた。
そこで適当にケガの治療を受けた後、アミ相手にLBXバトルをさせられた。
いつ改造されたのか、アミは紫色のパンドラを使っている。フェンリルを壊された俺はアキレス・ディードを使わされた。
仮面の男が値踏みするように俺たちのバトルを観察する。
アミの戦い方はいつものヒット・アンド・アウェイ戦法とは全然違って、防御や回避は捨てて、何よりも相手を破壊することを優先した戦い方だった。
片や俺は得意のアウトレンジに持ち込むこともできず、接近戦を強いられる。
でもちょうどいい。接近戦の方がアキレス・ディードへのダメージは大きくなる。
このLBXは悪魔だ。俺たちの日常を壊した悪者だ。だから罰としてボロボロにしてやるべきなんだ。
命がかかってなきゃ誰がコイツなんかを操作するもんか。
罪には罰を。本当ならこんな悪魔、今すぐ叩き壊してやりたいくらいなのに…!
隙をついてパンドラの蒼拳乱撃がきまる。それでもアキレス・ディードは倒れない。
それどころか俺の意志を無視したようにデモニックモードを発動し、黒いエネルギー流を巻き起こして必殺ファンクションを――

「そこまでだ」

仮面の男の合図でパンドラもアキレス・ディードも停止し、バトルは中断した。
もし続けていたらパンドラは破壊されてただろうが、そんな危機的状況でもアミは眉一つ動かさなかった。
アミはおかしい。仮面の男も、アキレス・ディードも、周りの全部がおかしい。
世界にたった一人、俺だけが取り残された気分になる。
なんでこんなことになっちまったんだ。
俺はただ、新しいLBXの発表会を見に行っただけなのに。
友だちと一緒に、普通の子供と変わらない生活を送っていたかっただけなのに。
0156ワン・マン・アーミー 3/92013/07/09(火) NY:AN:NY.ANID:jztH0QNh
それから俺の最悪の日々が始まった。
軟禁生活。それ以外言いようがない。
仮面の男はいないことが多かったけれど、LBXに見張られていれば自由なんてないも同然だ。
おかしくなったアミと二人きりにされて、こっちまで変になりそうになる。
少ない情報でなんとか現状を整理すると、LBXを使ってトキオシアを襲ったのはディテクターって組織で、あの仮面の男がそのリーダー。
俺たちはその組織に誘拐されたらしい。
一応ニュースくらいは確認できたから、その程度の情報は入ってきた。
でも本当にそれだけだ。
好きなテレビ番組も見られない。ゲームもない。LBXすら指示を受けた時以外は動かせない。
コンビニ弁当とか出来合いのものを食わされて、寝て起きての毎日だ。
こんな気が滅入りそうな生活の中でも、わかったことが一つある。
たぶんこの首輪のせいで、アミがおかしくなってるってことだ。
少し前、どっか別の施設に連れて行かれた時、あの神谷コウスケに会った。
「ディテクターこそ、世界のルール」
とかなんとか、言ってることは相変わらず意味不明だったけど、アミや俺と同じ首輪をつけていた。
きっとこの首輪に洗脳効果みたいなもんがあるんだろう。
イノベーターも洗脳術使ってたし、ディテクターにできたって変じゃない。
で、俺の首輪は壁に思いっきりぶつかった時の衝撃で壊れたっつーわけだ、たぶん。
……よくケガだけですんだな、俺。
ともかくアミと一緒にここから逃げ出して、拓也さんたちに連絡をとろう。
ディテクターに兵隊として利用されれば、今度はきっとこんなケガじゃすまない。
アミが洗脳されちまった今、どうにかできるのは俺だけだ。
俺は男なんだ。俺が絶対にアミを守る。
0157ワン・マン・アーミー 4/92013/07/09(火) NY:AN:NY.ANID:jztH0QNh
決めてしまったら行動は早い方がいい。また別の場所に移されたら厄介だ。
施設内を動き回って内部構造を把握したり、暇さえあれば筋トレして気休め程度に体力をつけたりした。
行くアテなんかないけど、仮面の男の下から逃げられればなんとでもなる。
そして、決行の日。
監視LBXに発見されないように、出口までのルートは確保した。外部からの侵入に比べて、内部からの脱出に対するセキュリティは甘い。
あとはアミを連れて逃げるだけだ。
……アミはわかってくれるだろうか? 洗脳されてる自覚もないんだから、協力してくれるわけがない。
いざとなったら引きずってでも連れ出すつもりだ。
でももしかして、俺が精一杯呼びかけたら、もとに戻ってくれないだろうか。
見通しの立たない不安で頭がいっぱいになる。それでも、俺がやらなきゃいけない。
俺は監視LBXの目を盗んで、廊下を歩いていたアミを個室に引っ張り込む。
できることならアミを説得したい。奴らに気づかれないうちに、早くしないと。

「アミ、ここから逃げるぞ。一緒にミソラタウンに帰ろう」

「どこ、そこ? 私は司令コンピューターを守るガーディアン。余計な情報は持っていないの」

やっぱり。アミは不機嫌そうに俺の誘いを蹴った。でも俺はあきらめたくないんだ…!

「ミソラタウンは俺たちの町で…! 学校があって、バンがいて、いつも一緒にLBXで遊んでて…」

「そもそも、あなた――誰?」

ズキン
アミが操られているとわかっていても、完全な拒絶の言葉は容赦なく俺の心に突き刺さる。

「……そっ、その首輪のせいなんだよな?! すぐ外してやるから待ってろ!」

アミが俺を忘れるわけない。全部この首輪のせいなんだ。
俺はただ躍起になって、アミを変えてしまった元凶の首輪に手をかける。
だけどどんなに力をこめても、首輪が外れる気配はない。

「触るな。あなたが何をしたって、私がディテクターのスレイブ・プレイヤーであることに変わりはないわ。もちろん、あなたもよ。そんなこともわからないなんて、本当にガキなのね」

ズキン、ズキン
違う! 俺はスレイブ・プレイヤーなんかじゃない!
こんな必死にアミを助けようとしてるってのに、なんでわかってくれないんだよ…!
ガチャガチャと首元で無駄な努力を続ける俺を、アミは怖いくらい冷たい目で見下した。

「どうして私に構うの。いちいち気持ち悪いのよ、あなた」

ズキン、ズキン、ズキン

「っ……うるさい、うるさい! 黙ってろ!! アミの声でそんなこと言うなっ!!!」

パシィッ

俺が叫ぶと同時に乾いた大きな音が響いた。
何の音だ? 目の前のアミは鳩が豆鉄砲を食ったような顔をして…赤くなった右の頬を押さえている。
それになんでか俺の左手も痺れてヒリヒリする。
まさか……俺がアミを殴ったのか? 俺がアミを傷つけたのか?!
俺はなんてことを…大切な友だちのアミを、俺は……!!
0158ワン・マン・アーミー 5/92013/07/09(火) NY:AN:NY.ANID:jztH0QNh
――――いや、違う。コイツはアミじゃない。
アミと同じ顔で、アミと同じ声で、アミと同じ匂いで、アミと同じ身体をしていても、コイツはアミじゃない。
自分で言ってたろ、ディテクターのスレイブ・プレイヤーだって。
アミに悪事の手伝いなんかできるはずない。コイツは、アミのふりをしてるだけの悪党だ。
だから俺は悪くない。
コイツは悪党なんだから、俺は悪くない。殴っても、何をしても。
俺は右手も首輪から離して、そのまま悪党の大きな胸をわしづかみにした。

「いやっ…!」

「今さら怯えてんのかよ。だったらアミのふりなんかやめろ」

一度殴られて、この悪党はすっかり萎縮したらしい。
俺が乱暴に胸を握りつぶしても、さっきまでの憎まれ口すら叩かずに震えるだけだ。
コイツの胸は服の上からでもわかるくらいに大きくて柔らかい。
本物のアミもこんな風なのかな。
去年から急に膨らんできたアミの胸をエロい目で見なかったと言えば嘘になる。
想像の中で個人的に世話になったこともあるけど、現実のアミに触れる意気地なんて俺にはなかったわけで。
そのアミの胸と全く同じ胸が、今俺の手の中にある。
もっと触りたい。コレを俺の物にしたい。
そう思った瞬間、俺は非力な悪党を押し倒していた。
頭は打たなかったみたいだが、床と首輪がぶつかって金属同士の擦れる嫌な音が鳴る。
仰向けの悪党の上に馬乗りになって、力ずくに薄い服の布地をブラジャーごと破ると、白いマシュマロみたいな胸がこぼれ出た。
真っ白な中のピンク色はすごくキレイでうまそうで、思わずゴクリ、と生唾を飲み込む。

「うっわ、柔らけ…」

直に触れた感触に、思わず率直な感想が出る。
手に余るほどの大きな胸を、両方の手に力をこめて揉みしだく。
想像以上に柔らかいし弾力があって、悔しいけど気持ちいい。
0159ワン・マン・アーミー 6/92013/07/09(火) NY:AN:NY.ANID:jztH0QNh
「やめてっ…離せ! スレイブ・プレイヤーの私たちが、こんな…」

うるさい。悪党は黙ってろ。
左手で乳首をつまんでやる。拒絶の言葉は力ない喘ぎに変わった。
空いていたもう片手をホットパンツとその下のショーツにかけて、一気に引きずり下ろす。

「な、なにを……」

わかってるくせに。
ズボンの前を開けて逸物を取り出すと、俺の下にいる悪党の身体が一層こわばった。
脚を両手で広げてやり、逸物の先端を太ももに押し付ける。
中心に向けて滑らせて、薄い茂みの中の割れ目に到達する。そこはわずかではあっても……たしかに湿っていた。

「なんだよ、嫌がってる割には感じてんじゃねーか」

「ちがうっ…ううぅ…」

そのまま、湿った割れ目の中に亀頭をもぐりこませる。
拒むような圧迫を受けながら、少しずつ奥に進めていく。
ひときわ強い抵抗を抜けた、その瞬間――

「あああああああああぁぁぁっっ!!!!」

悪党の金切り声が上がった。
床をガリガリとひっかき、身体をよじって俺から逃げようとする。
けれど女の力で男にかなうわけもない。俺は悪党の腰を押さえつけて、奥の奥まで埋め込んだ。
鬱陶しい叫び声を無視し、目を閉じて結合部から伝わる感覚だけに集中する。
狭いし潤いも足りないけど、噛みつくように強く締め付けてきて意識が飛びそうになる。
往復すれば、そのたびに壁のヒダがカリに引っかかって堪らない。
コイツ相手に我慢なんかする必要はない。
これはアミのふりをして俺の気持ちを踏みにじった罪への罰だ。
気がすむまで痛めつけて、好きなだけ犯してやればいい。
衝動にまかせて、俺は悪党の最奥で欲望を吐き出した。

「え…? あ…やぁ…! いやだっ、いやあああ……!!」

違う、アミだったらそんなこと言わない。アミが俺を拒むはずない。
アミと同じことを言えないんだったら、お前は何もしゃべるな。
もう余計な口なんかきけないように、両手で首を絞めてやった。
首輪が邪魔で絞まりきらないけど、そのくらいでちょうどいい。

「かはっ……あっ……」

大丈夫、殺しはしないぜ。こっちはまだ収まってないんだ。
一度出したくらいじゃ、たまりにたまった俺の欲望と鬱憤はなくならない。
またすぐに硬くなった逸物を、精液でいくらかスムーズになった膣に擦り付ける。

「ひっ……ぃゃ……ぁ…」

もう声にすらならない息で、悪党が喘いだ。
0160ワン・マン・アーミー 7/92013/07/09(火) NY:AN:NY.ANID:jztH0QNh
何度犯した後だろう、されるがままだった悪党が突然俺の右頬に手を伸ばしてきた。
挿れられてる真っ最中なのに、抵抗でもしようってのか?
頬の傷に爪が深く食い込んで、治りきっていない傷が開く。悪党の上にポタリ、ポタリと血が落ちた。
腹が立つ。イライラする。
お前は俺に逆らったりなんかしないで、アミの代わりにおとなしくヤられてればいいんだ…!
俺は視線で射殺せるくらいの勢いで悪党の目を睨み付けて……絶句した。
そこにはさっきまでの憎たらしい悪党の顔はない。あるのは同い年の女の子の泣きそうな顔だけ。
そんな顔を見てしまえば、彼女の首を絞めていた手だって自然と緩む。
彼女は信じられないくらい哀しい目で俺を見て、そして言った。

「カズ……なの? 怖いよ……やめて、カズ……」

それはいつも勝気なアミとは似ても似つかないほど頼りない声で。
でも、俺の名前を呼ぶ彼女を、アミ以外の誰かだと思い込むなんてもうできなくて。
頭の中が急激に冷めていく。罪悪感で心がいっぱいになる。
アミは操られてただけなのに、勝手にキレて、手を上げて、都合のいいように自己弁護して、挙句の果てにアミに一生消えない傷をつけて。
何やってんだよ…おかしいのは俺の方じゃねえか……
すっかり萎えてしまった逸物をアミの身体の中から抜いてやる。血の混じった汚い白濁がドロリとあふれ出す。
身体を離すと、アミの手も俺を放して、力なく床の上に落ちた。
今アミがどんな顔をしてるかはわからない。顔を合わせる勇気なんてない。
俺がアミを守らなきゃいけないはずだったのに、傷つけてしまった。
やがて、のろのろとアミが起き出した。俺に背中を向けたまま、ボロボロの格好でその場に座り込んで、うなだれている。
俺もうつむいて、目線だけをアミの背中に向ける。
アミ、責めるなら責めろよ。頼むから黙ってないで何か言ってくれよ。
でも、どれだけ待っても、やっぱりアミは一言もしゃべりかけてくれなかった。
仮面の男が俺たちのところに来たのは、その時だった。
0161ワン・マン・アーミー 8/92013/07/09(火) NY:AN:NY.ANID:jztH0QNh
アミから引き離され、俺は仮面の男…いや、その正体を明かした山野博士と二人きりの部屋に移された。

「カズ、君はやはり意識を取り戻していたのか」

少しも悪びれず平然と話す山野博士を、俺はキッと睨み付けた。
アミを、俺たちを誘拐して洗脳した男と笑って話すなんてできるわけないだろ…!

「怒っているのか、当然だな。私のしていることに共感してくれとは言わない。だが理解してほしい」

そう言って、山野博士は全てを俺に話した。
オメガダインによる世界征服の計画、告訴のため用意した証拠すら揉み消せるほどオメガダインが強大であること、テロ手段としてのLBXの危険性、
そして博士がLBXを生み出した責任をとるためにバンたちNICSと敵対してその危険性を警告しようとしていること…つまりLBXを悪者にしようとしていること。
わけがわからない。LBXは俺たちの絆なんだ。
LBXがなければ家が遠くてクラスも違うアミやバンと、深く付き合うことも、命を預け合うこともなかった。
LBXは俺たちの友情の証……なのに、それを無かったことにしようとしてるんだ、コイツは…!

「LBXは兵器に匹敵する力を持ってしまった。今LBXを規制することができればオメガダインの計画を40%遅延させることができる」

「ふざけんなよ…! LBXはダンボール戦機で、子供のものなんだ! 大人の勝手で奪わせてたまるか!」

「ああ、わかっている。だが私は決めた。私にしかできないことだ」

そう言い切る山野博士は狂気だった。
この人は傲慢で、優秀で、純粋すぎるんだ。
敵に回せば誰よりも恐ろしい人だということを、俺はよく知ってる。

「君は家に帰す。もとの生活に戻るんだ。ここでのことは警察に言ってもいいが、できれば忘れてもらいたい」

「…アミも一緒に帰してくれるんすか」

「いや、アミのチョーカーには再調整を施した。これからの私の計画にはカズかアミが絶対に必要だった。
しかしカズのスレイブが完全に解けてしまった以上、アミを今手放すわけにはいかない」

天才ってのがどこかおかしいとは聞いてたけど、ここまでとはな。
自分の息子の友だちを利用するのも厭わないなんて。
たぶん俺が何を言っても考えを変えることはないだろう。
でも、子供のものを大人の好きにさせやしない。アミも好きにさせやしない。
もう俺に迷いはなかった。
0162ワン・マン・アーミー 9/92013/07/09(火) NY:AN:NY.ANID:jztH0QNh
「だったら俺がやります。俺を使ってください」

「ダメだ。カズ、君は自分の意志で罪を犯すことの重さをまるで理解していない」

「意志なんて関係ありません。これ以上アミに手を汚させたくないんです。
俺がやりますから、アミをバンたちのところへ帰してやってください」

アミは責任感の強いヤツだから、知らずにやらされたことだとしても、悪事を働いてしまった自分をきっと責める。
アミを傷つけた俺が言えたことじゃないけど……やっぱりアミには笑っててほしい。
アミの分まで背負う覚悟はできてるさ。俺は男だからな。

「だがそれでも、君に犯罪の加担をさせるわけには…」

「俺がやりたいと言ってるんです。俺に、この手で戦わせてください!」

理由はある。LBXを思う子供のせめてもの意地、アミを傷つけてしまったことへの償い。それに、バンのこともだ。
もし俺が戻ればディテクターでのことをいろいろ聞かれるに決まってる。
バンに聞かれたら俺は嘘をつける自信がない。
そしてNICSを通じて世界中に伝わるだろう。『山野淳一郎は最悪のテロリスト、大犯罪者だ』と。
正直俺は山野博士がどうなろうとかまわない。でも、そうなったらバンはどうなる?
犯罪者の息子として世間から忌み嫌われ、苦しみ続けて、世界を憎むようになるかもしれない。…レックスのように。
バンには万が一にでもあんな悲劇的な人生を歩んでほしくない。
あの戦いで俺たちは人類の絶望を知った。だけど希望も知った。
いろんなものが見えるようになって、少しだけ強くなって、守りたい大切なものに気付いた。
戦うのがどんなに辛いことかもわかってる。
だからこそ、もう逃げずにまっすぐ言い切れるんだ。

「俺が、戦います」

仮面の男は俺を使うことに決めた。


その後しばらくして、アミが中国でNICSに保護されたと聞いた。
やったんだな、バン。アミを助けてくれてありがとう。
……アミ、バン、幸せになれよ。俺にはもう無理だから。
これから俺は仮面の男を手伝って、この真っ黒なアキレス・ディードで、LBXを悪者にするためのテロを起こす。
俺、ガキだからさ、他の方法なんて思いつかなかったんだ。
どんなに汚れても、大好きなLBXを犠牲にしても、俺が絶対にアミを、バンを、大切な友だちを守る。
これが俺の、たった一人の戦いだ。
0163ワン・マン・アーミー 10/92013/07/09(火) NY:AN:NY.ANID:jztH0QNh
これで終わりです。
一人称形式は初めてなので、読みづらい部分があれば申し訳ないです。
カズが山野博士をたった一人で戦ってたと言いましたが、お前自身はどうなんだと。シリアス難しい。
ウォーズのネタが思いつくまでは無印・Wネタを続けることになりそうです。
0164名無しさん@ピンキー2013/07/09(火) NY:AN:NY.ANID:NxNjKlKZ
>>163
超乙!
世界観をしっかり把握したうえで書く作品はやっぱり良い
堪能させてもらいました

ウォーズはまだ途中の物語だし、気にせず自分のペースで頑張ってください
次回作も楽しみにしてます
0165名無しさん@ピンキー2013/07/14(日) NY:AN:NY.ANID:VIs+uxyK
シルバークレジットを稼ぐために身売りとかするキャラいるのかなぁ
キヨカちゃんとかメカニックで金が要るだろうし、やっててもおかしくないかも
0167名無しさん@ピンキー2013/07/17(水) NY:AN:NY.ANID:I8KgtqiW
篠目アカネちゃんの逆レイプものが欲しい
あの目つきで責められたい

しかし出たばかりで性格が分からないんだよなー
0168名無しさん@ピンキー2013/07/17(水) NY:AN:NY.ANID:9yfkxp7X
ユノってアラタが「男に告白されるー!」って騒いだときちょっとテンションあげてたよね。

もしかしてユノっち腐女子?
0169名無しさん@ピンキー2013/07/18(木) NY:AN:NY.ANID:F0E8ZfX5
コンコン
来客を感じ、俺は部屋の扉を開ける
ガチャ

「学校でもお会いしましたが、本日より第3小隊に配属された篠目アカネです!よろしくお願いします!」

すぐ前に立つ少女の恐ろしげな眼に一瞬たじろぐ
が、よく見れば覚えのある容姿、よく聞けば覚えのある声と名前
そしてクラスメート全員へ挨拶回りでもしてるのだろうか…わざわざ部屋まで来る律儀さに俺はすぐ安心した

「せっかく同じクラスになれたんですから、今日はまずクラスメートについて知りたいと思いまして」

そう言うと彼女は部屋に上がり…その瞬間、俺の目は天井を向いていた
いや、ベッドに押し倒されていた
同年代の女子とは到底思えない力で俺の両手首をがっちりと掴んでいる
あまりに突然の事で、俺はその状況を理解するのが精一杯だった

「すぐ終わりますから楽にしててください!」

すると一方の手首に掛かっていた力が抜け、その矢先、俺のズボンのチャックが一気に下ろされた
さらに彼女はホックを外し、パンツもずらす

「いきますよ!」

手首を押さえるのと同じ力で俺を握り、口から生温かい液体を垂らされたと思うと…とてつもない早さで手を上下させ始めた
痺れるような感覚が全身を走り続け、全く抵抗できない
ものの1分ほどで体が震え出す

「もう少しですね!」

俺を握る手の動きがさらに速まる
その僅か数秒後、尿意に似た感覚を伴いながら液体が俺の口から流れ出し、気が付けば上下の動きも止まっていた

「段々分かってきました!ここからもっと深くお互いを知りましょう!」

彼女は嬉しそうな声で言うが、その眼は狂気に満ちているようにしか見えない
だが身体に力は入らず、相変わらず抵抗は不可能だ

「ん…っ…!」

突然、俺の身体に掛かる力の位置が変わった

「ん…んぅんっ…!」

俺は再び生温かさに握られた
今度は身体全体が上下に揺れ、ジュプジュプと大きな音を立てている
さっきとは握られる温度も全身を走る感覚もまるで違う
あっという間に尿意に似た感覚が再来し、俺の身体は痙攣するかのようにビクビクと大きく動いた

「んんんんぅんっ!」

だが彼女は上下運動を止めず、俺の根元を手で締め付け、尿意に似た感覚を蓄積させ始めた
強烈な感覚の蓄積に耐えられず、意識が消え行く中、俺が最後に見たのは彼女の恐ろしくも可愛らしい笑顔だった



普段ROMってる俺の文章力と、性格も分からない現状ではこれが精一杯
0170ミスターゲロゲロゲーーーーーーーー2013/07/19(金) NY:AN:NY.ANID:i/evlBve
短すぎる
0171名無しさん@ピンキー2013/07/19(金) NY:AN:NY.ANID:zbFWHSwU
>>169
ありがてぇありがてぇ
アカネちゃんってこんなイメージだわ
敬語なのにわりとグイグイくるよね
0172名無しさん@ピンキー2013/07/21(日) NY:AN:NY.ANID:ajm2bSGd
アカネちゃんは目が完全にイってて精神異常者や薬物中毒者を連想してしまう
だからこそ、礼儀正しく振る舞いながら性欲を剥き出しにして襲ってくる感じが似合う

しかし実際の設定ではどんな性格なんだろうね
来週に期待かなぁ
0173名無しさん@ピンキー2013/07/21(日) NY:AN:NY.ANID:v/pPdj3A
>>166
既にあったとは、俺も想像力が足りなかったか・・・

>>169

新キャラで挑戦する勇気と愛を感じたよ
0175名無しさん@ピンキー2013/07/22(月) NY:AN:NY.ANID:er4eEbrJ
>>174
しねぇのかよ!一本取られたよ!

なんか猿田教官って美都先生の寝室やシャワールームとかにも普通に入っていきそうな気がするわ
0176名無しさん@ピンキー2013/07/25(木) NY:AN:NY.ANID:HJJfeI/t
猿田教官はジェノック女子に色々教えてそう
無論女子がハニトラ要員として物になるまで手取り腰取りで教える
「もっと腰を振れ」とか「もっと上手く締め付けろ」とかそんなん
0177名無しさん@ピンキー2013/07/26(金) NY:AN:NY.ANID:+HUlPKoS
キャサリンがタケルに子供っぽいと言われて悔しいので、大人になる特訓をするというシチュ
0178名無しさん@ピンキー2013/08/06(火) NY:AN:NY.ANID:PPVqXaIZ
ウォータイム中美都先生の背後からエロいことしちまう猿田教官。嫌がる美都先生だが実は満更でもない、とか
0179名無しさん@ピンキー2013/08/07(水) NY:AN:NY.ANID:htJibgDY
ちわーす
0180名無しさん@ピンキー2013/08/08(木) NY:AN:NY.ANID:9AhtwZ+e
うふふ
0181時の流れに身をまかせ 0/72013/08/08(木) NY:AN:NY.ANID:vZ3ZfE6z
どこからか降ってきた八神×真野。大人の不健全な関係です。
誰得とか言わない。どうしても真野ちゃんが書きたかったんだ!
無印時期の話なので記憶が曖昧な上、イノベーター周りについての勝手な解釈多し、ご容赦ください。
0182時の流れに身をまかせ 1/72013/08/08(木) NY:AN:NY.ANID:vZ3ZfE6z
もしもあなたと逢えずにいたら
わたしは何をしてたでしょうか
平凡だけど誰かを愛し
普通の暮らししてたでしょうか


真野昌子がイノベーターに加入したのは二十歳の頃であった。
当時の彼女は、アキハバラの著名なハッカーたちと同等以上の天才的ハッキング技能を買われ数多の企業から依頼を受ける、まさに裏社会のヒロインだった。
一ヶ所に留まることなく雇い主を転々とするスタイル、そして豪奢な金髪と稀代の美貌もあって、嫉妬と羨望の視線を一身に浴びていた。
だがある時、某企業の依頼で先進開発省の有する国家機密データベースにアクセスした際、彼女はハッカーとしてあってはならぬ重大なミスを犯した。
もちろんログ洗浄を行い即座に痕跡を消したため国に発覚することはなかったのだが、先進開発大臣、海道義光率いるイノベーターの技術力は国をも大きく上回っていた。
居場所を突き止められる可能性を把握していても、真野はプロであったから逃げも隠れもしなかった。
数時間後、小娘にしてはあまりにも潔い真野のもとへ、一人の男が訪ねてきた。
美形と言っても差し支えない顔立ちであったが、荒波に鍛え抜かれた巌を思わせる雰囲気をまとった男だった。
男は身元を明かすためか、警察手帳を真野に示した。

「私は八神英二という者だ。真野昌子さん、あなたにお話がある」

「回りくどい言い方するんじゃないよ。アンタ、お巡りさんなんだろ。アタシを捕まえたいならさっさとしな」

「私はあなたを逮捕しに来たわけではない」

八神は黒い手袋に覆われた武骨な手を、真野に差し出した。

「その力、海道義光と世界のために役立ててほしい」

八神が怠惰で卑小な男であったなら、真野はその手を払いのけただろう。
しかし八神は真野が投げかける全ての疑問に答えられるほど勤勉で、また確固たる信念の刃で正義を貫き通すほど高潔であり、真野が興味を抱くに値する男だった。
だから真野は八神の手を握った。
その瞬間から真野は八神の部下となったのだ。
趣味ではない黒服に身を包み、特定の目的のために行動する。
それまでの暮らしと正反対に近い生活にも、真野は次第に心地よさを感じるようになった。
八神英二という男を知ることができたのだから。
0183時の流れに身をまかせ 2/72013/08/08(木) NY:AN:NY.ANID:vZ3ZfE6z
イノベーターに加入して数年、真野は変装術や体術などを身に着け優秀なエージェントとなっていた。
同じように故あってスカウトされた細井、矢壁とチームを組み、『黒の部隊』として特務にあたることも少なくない。
今や真野は八神にとって欠かすことのできない大切な部下であった。
それはたとえイノベーターの利とならない場合にも該当しうる、普遍の事実なのである。

「……以上が、機密ファイルにアクセスし、我々が突き止めたイノベーターの計画の一部です」

真野は凛とした声で、デスクに向かう八神に報告した。
彼女たちエージェントは、海道義光への疑問を持った八神によりイノベーターの内部捜査を命じられていたのだ。
諜報活動に主眼を置く黒の部隊。
その報告は他の組織員に決して漏れることのない八神の自室で行われる。
部屋の主であり黒の部隊司令でもある八神は、報告内容があまりに自分の推測通りであったことにショックを隠せなかった。

「18年前のエネルギー研究所暴走事故、9年前のトキオブリッジ倒壊事故、さらに先日の財前総理暗殺未遂…
それら全てが海道先生の仕組んだ計画のうちだったというのか…」

「余罪はまだまだありますよ。全部お伝えしておきましょうか?」

「もういい。世界をより良い方向に変えるという海道先生の…いや、海道の言葉を信じた結果がこれか…!」

その声は粛然とした怒りに燃えていた。
八神は海道を信じたかった。イノベーターが正義だと思い込んでいたかった。
そうでなければ、この9年間の自分が全て否定されてしまうからだ。
しかしその信頼は裏切られ、自分は海道に騙されていただけだと知ったのだ。
失意の中にある八神に、真野の両脇に構える細井と矢壁が口を出す。

「ま、もともとイノベーターが真っ当な組織だなんて思っちゃいませんけどね」

「八神さんくらいっスよ、海道義光を本気で信じてたのは」

「細井、矢壁。アンタたちは黙ってな」

真野はおしゃべりな部下たちを一瞥し、釘を刺した。

「すみません、八神さん。で、肝心な話はここからなんですが…」

「例の件にも調べがついたのか」

「ええ。八神さんの読み通りでした。イノベーターが起こした一連の行動の最終作戦、コードネームは『フェアリーテイル』。
今後遅くとも半年以内に、エネルギープラント破壊が予定されています。実行されれば間違いなく深刻なエネルギー危機に陥るでしょう」

その混乱に乗じて実現するのが、エターナルサイクラーを利用しエネルギーを独占したイノベーターによる、世界国家の間接的支配だ。

「我々が追い求め続けたエターナルサイクラーこそ、この計画の最後の鍵だったのだな。
……海道という悪魔に踊らされ、子どもたちに武力行使を仕掛けるなど、我々も愚かな真似をしたものだ」
0184時の流れに身をまかせ 3/72013/08/08(木) NY:AN:NY.ANID:vZ3ZfE6z
八神は自分が許せなかった。
エターナルサイクラーは偶然の産物であり、それまで緻密に組み上げられた計画の網に飛び込んできた、天からの恵みだ。
だから仮にエターナルサイクラーがこの世に生まれていなかったとしても、八神たちがイノベーターに従属していなかったとしても、別の手段を用いてこの計画は遂行されたであろう。
しかしそんなことは八神にとって問題ではない。
世界を脅かす悪事の片棒を担ぐ道を、自分自身の意志で選択してしまったとことこそが問題なのだ。
少しだけうつむく素振りを見せた後、八神は意を決したように立ち上がった。

「黒の部隊はこれよりイノベーターの指揮を離れ、独自の判断で行動する! 
我々最後の任務は、世界の秩序を守るためテロ対策組織シーカーに協力を仰ぎ、フェアリーテイル計画を何としても阻止することだ!」

今まで敵対していた相手と手を組もうなど、我ながら虫のいい話だと思った。
だが山野バンのようにまっすぐな少年少女たちを目にしてから、彼らなら正義を果たしてくれると確信していた。
そんな子どもたちと違い、大人は必ずしも道徳的に正しい決断をするわけではない。
奮い立つ八神に冷や水を浴びせるがごとく、細井たちが抗弁を重ねる。

「ちょっと待ってください。その計画が事実だとしても、既に疑われている八神さんはともかく、私たちがイノベーターを抜ける理由にはなりませんね」

「そうっスよ。むしろイノベーターの力が増すんだったら、このまま所属してた方がいいじゃないっスか」

細井も矢壁も八神の大切な部下ではあるが、信条までもが共通しているわけではない。
八神も大人であったから、自分と異なる意見や見解が存在することは了解していた。
社会的な正義や道徳よりも、私的な利益や安全を望む人間がいても構わないと思っている。
だが、それでも許せないものはある。

「フェアリーテイル計画、それはイノベーターによる世界の改変だ。
海道という悪魔に媚びへつらう人間だけが生き残り、弱者は死ぬしかない」

トキオブリッジ事件が八神の記憶の底から呼び起こされる。
あの事件で無数の小さな光が消えた。
その光一つひとつの中にジンの、灰原ユウヤの、そして八神自身の――数えきれぬほど大勢の幸福があったのだ。
光を奪った真犯人がイノベーターならば、奴らが再び光を奪うならば、その世界の結末は――
八神は強く握りしめた拳を、ヒステリックなほど勢いよく壁に叩きつけた。

「そんな世界のどこに正義がある!!」
0185時の流れに身をまかせ 4/72013/08/08(木) NY:AN:NY.ANID:vZ3ZfE6z
しかし価値観の違う人間に、喪失の経験を持たぬ人間の心に、犠牲者たちの悲痛な叫びが響くことはない。

「正義…ですか。それなら私は降りさせてもらいます。そんな物の対価にできるほど私の命と能力は安くないんでね」

「自分も、右に同じっス。八神さんについてっても無意味に危ない橋を渡るだけっスよ」

彼らの言うことはもっともだった。
海道が多くの人材を束ねているのは、なにも人心掌握術に長けているためだけではない。
圧倒的な地位と権力。それに裏付けられる財力。
その恩恵を享受できるとなれば、海道に従おうとする者はごまんといる。
逆に海道に反抗した場合、その報復がどこまで及ぶかは想像に難くない。
八神には人脈も社会的基盤もないし、口八丁で人を抱き込めるほど器用でないことは自ら承知していた。
しかしそういった愚直なまでの正義感ゆえ、彼に惹かれる人間がいるのもまた事実だ。

「そうかい。じゃあアンタたちともここでお別れだね。アタシたちの邪魔だけはしないでおくれよ」

「ボス?! まさか、イノベーターに逆らうつもりなんですか?!」

真野は楽天家であっても危機を予測できぬほど無能ではないし、八神のように悪を許容できぬほど潔癖でもなかった。
だから、まるでショッピングにでも行こうかという気軽さで不合理な決断を言い放った真野に、細井は軽口さえ叩けず動揺していた。
だが、真野の態度は変わらない。

「当り前さ。アタシは八神さんについてくって決めたんだ。アンタたちは違うんだろ?」

かつて嫉妬と羨望の対象となった気丈な雄姿がそこにはあった。
細井や矢壁もまた、そんな彼女の魔性に魅了された一人なのだ。

「……いえ、ボスが行くなら私も行きます。私も、八神さんについて行かせていただきます」

「仕方ないっスね。自分もボスとは一蓮托生のつもりっスから」

「だそうですよ。というわけでアタシら三人とも、八神さんについて行きます」

卑怯だ、と八神は思った。
それでも今は自分の手元に強力なカードが増えることを、それに何よりも大切な部下と敵対せずに済むことを素直に喜びたかった。

「……ありがとう」


細井と矢壁が去り、真野と八神だけが部屋に残った。
いつものことだ。報告後はいつも真野だけが八神の部屋に居座る。
芝居がかった司令官のポーズをとり続けなければならない八神には、個人としての本音を吐き出す時と場が必要なのだ。

「私の身勝手に付き合わせることになってしまったな。細井と矢壁には悪いことをした」

「八神さんは気にしないでくださいよ。アタシが行くと言えばあいつらも一緒に来るに決まってるじゃないですか」

「だろうな。それで、お前は本当に後悔しないのか?」

あの海道義光を相手にする戦いは、湖沼に張った薄氷を踏みしめるに等しい。
これ以上失うもののない自分と違って、まだ若く将来のある真野の命を躊躇無く危険にさらせるほど、八神は非情になりきれていなかった。

「まあ、リターンの割にリスクが大きすぎますね。アタシとしても本当は避けたいとこなんですが…」

穏やかな視線とともに伸ばされた手が、八神の頬に触れる。

「アタシが必要なんでしょう? 愛する八神さんの頼みじゃ断れませんよ」

女は男の肩に腕を回し、唇を重ねた。男もそれに応じて女を抱き返してやる。
女が男に抱く情というものは、理屈や損得勘定を持ち出して説明づけられるものではないのだ。
0186時の流れに身をまかせ 5/72013/08/08(木) NY:AN:NY.ANID:vZ3ZfE6z
真野と八神が肌を重ねるのは何も初めてではない。
真野が求め、八神が応じる。幾度となく退廃的な房事を繰り返してきた。
しかしそれを誰が咎められようか。他人と体温を交わすことは、何よりも心の安定をもたらす。
だからこそ真野は、どんな意に沿わぬ任務でも耐え忍んで遂行することができた。
ベッドの上で裸になって男ともつれ合う。
八神を相手にしている時だけが、真野にとっての本意だった。
だが、イノベーターを抜ければ全て終わるはずだ。
そんな任務を押し付けられることも、八神と慰め合うことも――

「好きです、八神さん…!」

シャワーを浴びて体温が上がっているはずなのに何故か寒くて仕方なく、真野は一心不乱で八神に抱きついた。
そのまま口づけを交わし、貪るように舌を絡める。接触した粘膜から熱が伝わってきて、いやらしく湿った音が響く。
深いキスを終えると、男の唇が女の首筋を下った。鎖骨のあたりでとどまり、今度は手のひらが乳房に押し当てられる。

「んっ…八神さん…?」

胸元をまさぐる八神の愛撫に、真野は違和感を覚えた。
いつもより激しい、というより配慮がないのだ。
いつもの八神は細心の注意を払って、と揶揄できるほどに気を使い、真野に負担をかけまいとしていた。
だが今日は違う。決して気持ち良くないわけではないのだが、痛みとか重圧とかいった暗い感覚が付随している。
行為の最中の八神はひときわ無口であり、自らのことを語ろうとはしないから、何を思っているかは推測しかできない。
それでも、辛いのだろうな、と真野は確信していた。人生を賭けて信じたものに裏切られたのだ、辛くないはずがない。
同時に、嬉しいとも思った。常に他人と一線を引いていた八神が、自分にだけは本心をぶつけてくれている気がして、嬉しかった。

「あっ…」

不意に、節くれだった男の指が、真野の腹にある傷痕をなぞった。
黒の部隊の任務中に受けた傷だ。
彼女は八神の指示なら何でも行ってきた。それこそ、何でもだ。
だから恨みを買って切りつけられたり、撃たれたり、逃げそこなって殺されかけたこともある。
身体中のさまざまな傷は、彼女の負ってきた辛苦を物語っていた。
だが、八神の身体には彼女以上に多くの傷が刻まれている。
真野と同じくイノベーターとして負った傷もあれば、警官時代の名残もあるのだろう。
真野はその頃の八神を知らない。かつて家族とどんな暮らしを送っていたかも知らない。
そして、身体に残る傷以上に深くて大きい、彼の心の傷を癒す術も知らない。
だからせめて、愛する人が望む限りのことをしてあげたかった。
女の愛撫で男が奮い立つのなら女はそれをすることもある、とは誰の言葉だったか。
0187時の流れに身をまかせ 6/72013/08/08(木) NY:AN:NY.ANID:vZ3ZfE6z
「はあっ……もう、来てもいい、ですよ」

頬を上気させ、熱っぽい吐息をもらしながら、真野が八神を促す。
既に濡れそぼったそこに、ゆっくりと男根が突き立てられた。

「ん…」

身体の中に異物が侵入する感覚に身悶える。
その感覚が愉悦になるか苦痛になるかは相手次第であって、相手が愛しい男ならば間違いなく前者だといえる。
やがて、根元まで飲み込んだ。真野の濡れた瞳が、ぼやけながらも八神をしっかりと見つめる。

「八神さん…愛してます」

「わかっている」

「八神さんは? 八神さんはアタシのこと、愛してますか?」

「…………ああ」

「嬉しい…! これでアタシ、何だってできます」

八神が海道を信じた以上に、真野は八神を信じている。妄信といってもいい。
イノベーターに加入したのも、八神がいたからだ。他に執着も未練もない。
だから八神と少しでも長くともにいられるなら、イノベーターと敵対するのも厭わないし、命すら惜しくはない。
しかし、もし仮に運良く生き延びられたとして、その後どうなるのか。
刑に服すことになるのか、日陰の生活を強いられるのか、やがて八神と離れることになってしまうのか――
そんな懸念も、今は快楽に興じて忘れてしまいたかった。
荒々しく突き上げられる。
熱く硬い男根が膣壁をこする。
幾度も繰り返した行為のはずなのに、与えられる刺激一つひとつを新鮮に感じてしまうのは何故だろう。

「あん、んんっ、八神さんっ、アタシ、もう」

逆らい難い熱が、身体の中から湧き上がってくる。
恍惚に脳が支配されて、頭が働かなくなる。

「ねえっ、ちょうだい。中に、いっぱい…!」

真野は、こんなねだるような言葉が自分の口から出たことに驚いた。
日頃から避妊薬を服用しているとはいえ、これほどまで求めることなど一度もなかった。
否、本当はずっと欲していたのかもしれない。
それが今日、八神の愛撫がいつもより激しかったからという理由で、秘めていた欲求が口に出てしまったに過ぎない。
それ以外は何も変わらない。上司と部下という立場も、互いの心の在処も、何も変わらないのだ。
強く抱きしめられ、深くえぐられた瞬間、女の身体が弓なりに反った。

「ああんんっ!! いっちゃう、ああああああああっ!!!」

「っ……」

女は中に留まる男根をきつく締め付け、奥に放たれた精を貪欲に受け止める。
全て受けきった後すぐに、体内からずるり、と男が出ていくのを感じた。
まどろみゆく意識で真野は、もしこの部屋に窓があったなら、森の中の湖に無数の星々の小さな光が浮かんだ、とても綺麗な景色が見えただろうな、と思った。
0188時の流れに身をまかせ 7/72013/08/08(木) NY:AN:NY.ANID:vZ3ZfE6z
照明を落としたままの部屋で、八神は情事の余韻に浸る間もなく身支度を整えていた。
反逆への下準備のため、無駄にできる時間は一秒たりとも存在しない。
動態保存状態にあるエクリプスの調整、脱出後の手引きの要請、やることはいくらでもある。
幸い八神には優秀な部下がいる。実力行使に出られる前には手筈を整えられるだろう。
そう、優秀で、大切な部下がいれば――
もう黒服を身にまとっていたのに、八神は部屋を出ようとはしなかった。
二、三歩ベッドに近づき、シーツにくるまって横たわったままの真野に呼びかける。

「真野、起きているか?」

返事はない。
八神は構わず続ける。

「…私はお前を騙した」

それは今まで真野にすら打ち明けられなかった、本心からの告白であった。

「私が海道に反旗を翻す一番の理由は、喪った妻と娘の復讐だ。
いくら綺麗事を並べようと、あの事件で抱いた憎しみを忘れたことはない」

彼の正義を信じてくれた部下たちに対して、あまりにも不実な言葉だった。
所詮自分も海道と同じく邪心に取り憑かれた悪魔だ、と八神は自嘲する。

「だから、私には死んだ妻以外の女性を愛することなどできない。
……すまない、お前の気持ちを利用する形になって」

自己満足でしかない謝罪を示して、八神は自室を後にした。
八神の気配がなくなるとともに、真野は静かに裸身を起こす。
彼女は眠ってなどいなかったのだ。
だがその瞳には失望でもなく悲哀でもなく、暗闇よりも深い情念が宿っている。
男の独白の全てを聞いた女が、静寂の中でその男のベッドを小さく軋ませた。

「知ってるよ、それぐらい。アタシが好きでついてくんだからそれでいいじゃないか。
どんだけこき使ってくれてもいいさ。その代わり…最後まで騙しておくれよ?」


時の流れに身をまかせ
あなたの色に染められ
一度の人生それさえ捨てることもかまわない
だからお願い、そばに置いてね
いまはあなたしか愛せない
0189時の流れに身をまかせ 8/72013/08/08(木) NY:AN:NY.ANID:vZ3ZfE6z
これで終わりです。
敵に回してもなんてことないのに、味方にすると頼りになる黒の部隊が好き。
八神さんや真野ちゃんたち大人組の年齢が気になります。
次回も大人組の予定です。
0190名無しさん@ピンキー2013/08/09(金) NY:AN:NY.ANID:0GOz7y6Q
>>189
GJ!大人組のしっとりさイイヨイイヨー
真野さんといい里奈さんといいイノベーターからシーカーに移った女子のおっぱいは大きくて大変宜しいです
大人組好きな自分としては次回作も期待!


キャサリンはガチ百合なのだろうか、アスカ様を思ってオナニーしちゃったりするのか…
0191名無しさん@ピンキー2013/08/09(金) NY:AN:NY.ANID:nXXfg+J0
>>189
新作乙ー
良い物見せてもらったわぁ
やっぱりオトナ組は導入がすんなり行けるというか背景がしっかり描けるというか、話が深くて面白い
初代ネタも久々で嬉しかったよ
次も期待してます
0193名無しさん@ピンキー2013/08/10(土) NY:AN:NY.ANID:N63WlN6t
八神さんじゃないか!レベルファイブでも数少ないまともな大人八神さんじゃないか!
0194名無しさん@ピンキー2013/08/10(土) NY:AN:NY.ANID:3z16lZTh
エロゲーから知識を得たものの経験が無い未来のヒロが、コウノトリなど色々間違った性知識を持ったままの大人アスカと色々あってヤってしまうSSを考えた…
でも自分は今PC修理中だから書けそうにない…
0195名無しさん@ピンキー2013/08/11(日) NY:AN:NY.ANID:T06tWiV8
ノゾミとキヨカのネタが欲しいがどんなのが良いだろう
怪談で怖がらせたり(ノゾミ→リンコ&ハナコ)、ダイエットが徒労に終わると一刀両断したり(キヨカ→ハナコ)してるから、恋愛話からの猥談からの百合展開でいじり倒す感じかなぁ
0197名無しさん@ピンキー2013/08/11(日) NY:AN:NY.ANID:2f+hEMsR
>>194
大人ヒロが本編に登場してない分扱いが難しそうだけど、是非見てみたいね

>>195
ノゾミって誰かと思ったら第5小隊の子か
あの子美人なのに全然喋らなくて寂しい
女子ばかりの第四小隊をうらやましがるとかどう?
カイトはなんか人望無さそうだしw

>>196
キョウジ「飴くれると聞いて」
0198名無しさん@ピンキー2013/08/11(日) NY:AN:NY.ANID:2f+hEMsR
>>195
197のレス読み返したらなんかイミフだったんで補足。
ノゾミ→キヨカ前提ね。

最近どこか元気がないノゾミ。
そんなノゾミを気に掛けるキヨカ。
話を聞くと第五小隊の人間関係が上手くいってないらしい。
メカニックを蔑ろにしたり、ゲンドウさんに対抗心を燃やすばかりで隊内に目を向けない…
他の所はどこも楽しそう、特に第四小隊は女子ばかりで華やか。
何よりキヨカもいるし…

ってとこまで妄想した
後は頼んだぜ
0199名無しさん@ピンキー2013/08/11(日) NY:AN:NY.ANID:T06tWiV8
>>198
ほう
その考えはなかった
俺の想像力じゃどう頑張ってもノゾミ×キヨカは出来そうになかったから、この2人は別々に作る(既に実績のあるハナコあたりを被害者にする感じ)しかないかと思ってたのに
0200名無しさん@ピンキー2013/08/11(日) NY:AN:NY.ANID:2f+hEMsR
>>199
ノゾミとキヨカってそういう事か!
ごめん、完全に勘違いしてた。andじゃなくてorなのね。
195の時点で沢山キャラ出すなーとは思ってたけど・・・俺アホすぎるwww

正直キヨカ役は誰でもOKなので書きやすいキャラでやってくれればいいと思う
勿論、2作でも3作でもできるなら大歓迎
激しく期待してるよー
0201名無しさん@ピンキー2013/08/12(月) NY:AN:NY.ANID:EOeqCmAc
公式でもごっちゃになってたけど、
リクヤに乳を吸わせるために派遣されたのがアカネで、ハーネスのビッチがスズネだよね?
0202名無しさん@ピンキー2013/08/12(月) NY:AN:NY.ANID:vUz2DLnl
女子ばっかりのポルトンさんは他国の弱そうな男子生徒を拐って色々やってるんだろうなぁ
早く妄想したいからアニメで動く姿を見せてくれ
0204名無しさん@ピンキー2013/08/14(水) NY:AN:NY.ANID:hag4XXni
ジンさん三十路の女と深夜の密会とか、彼女さんが悲しみますよ
0205名無しさん@ピンキー2013/08/18(日) NY:AN:NY.ANID:TcKDSO2I
美都先生って三十路なの?
20代半ばぐらいだと思ってたけど

しかし美都先生×アラタかハルキって書けませんかね誰か
アラタが命令違反(ハルキの場合は隊長としての指導責任)の説教で呼び出されて、説教ついでに逆レイプまでされる的な
0206名無しさん@ピンキー2013/08/18(日) NY:AN:NY.ANID:AtTLjzud
神威大門統合学園では衣服のクリーニングを外部に委託している
そのため、天候によっては衣服が送られてこない事態が発生する
そこで、神威大門統合学園では定期的に全裸生活訓練を行なう
0208名無しさん@ピンキー2013/08/18(日) NY:AN:NY.ANID:5GdTV8r/
>>205
何故ヒカルを入れないのか
まぁ、今のところ目立った命令違反とかはないけど

専用機を与えたのにいまいち戦果を出せないので業を煮やして言葉攻めとか・・・
0209名無しさん@ピンキー2013/08/18(日) NY:AN:NY.ANID:4PWS9EOE
>>153-163
確かにスレイブアミの登場の時は酷かったな…。
やけに馴れ馴れしい大熊猫だと思ったら、前作のヒロインが敵に操られて居たもんな、
それやったのが主人公の親父なのにも腹が立った、まるで「巨人の星」の中日のコーチやってる時の星一徹を思い出した。
0210百合小ネタ 1/22013/08/25(日) NY:AN:NY.ANID:81+BaR0e
「知ってる?LBX塚でまた出たみたいなんだけど…」

ジェノックの寮「ダック荘」の居間で、翠色の凛々しい髪をした少女が一人のクラスメートに声を掛けた

「出たって、LBXの亡霊?」

声を掛けられたクラスメート…ツインテールの髪に兎のような鮮やかな赤い瞳の少女・波野リンコが聞き返す

「うん…」
「でも、あれの正体は猿田教官ってこの前…」
「私もそう思って猿田教官に聞いたんだけど、今回は違うって言ってるの」

どうやら以前も同じような噂が立っていたようで、その猿田という人物が一枚噛んでいたらしい

「うーん…じゃあ今夜、確かめに行く?」
「でもこの前はあんなに怖がってたのに…」
「この前が猿田教官なら、今回はきっと別の先生だって」

一度正体を知ったせいかリンコは妙に強気な反応で、話を切り出した少女・笹川ノゾミはやや困惑しているようだった

「…じゃあ今夜9時でいい?もちろん私も一緒に行くから」
「うん。ノゾミも一緒なら心強いよ。じゃあ今夜9時ね」

そう言って2人は別れ、それぞれ自分の部屋へ向かっていった


そして約束の夜9時、ノゾミとリンコは寮を抜け出し、LBX塚に向かって夜道を歩き始めた

「やっぱり何か…出そうじゃない?」
「そ…そんな事言わないでよ!」

まだ途中にもかかわらず、恐怖を煽るかのようにノゾミが不安を漏らした
それに対し、リンコは「正体は分かっているんだ」と心に言い聞かせながら遮ろうとする

「この階段を上ればLBX塚…」

目的の場所までいよいよ、という所まで来たようだ

「ここから見る限り、特に何もなさそうだよ?」
「でも、ちゃんと確かめないと…」

と、言葉を交わしながら2人は階段を上る

「やっぱりただの噂じゃないかなー」
「ちゃんと中も確かめて…!」

ノゾミが僅かに口調を強めて言う
それに触発されたかのように、リンコは塀をよじ登り反対側に降り立った
すとん、という着地音とともに中を歩き回る足音が聞こえてくる

「ノゾミー!やっぱり何も…」

と、リンコが塀の反対側に声を掛けようとしたところ、背後で着地音が鳴った
その瞬間、2本の腕が後ろから伸びリンコの前で交差した

「ここにして正解だったね」
「え!?」

声の主はノゾミだった
困惑するリンコを、優しくもしっかりと抱き締めている
02112/22013/08/25(日) NY:AN:NY.ANID:81+BaR0e
「ちょっ…ノゾミ!?何し…んむっ!?」

リンコは思わず声を上げようとする
その口を塞ぐかのように、ノゾミは正面に回って自分とリンコの唇を重ねた

「んっ……ふっ…」

唇を重ねてくるノゾミは随分と嬉しそうな表情をしている
何が彼女を笑顔にしているのか気になり、リンコは自分の置かれている状況を一瞬忘れかける
だが、そこから現実へ引き戻すかのようにノゾミは自分の舌をリンコのそれに絡ませた

「ふぇ…っ!?」

驚きと、口内で起こる未知の感触に自然と声が漏れる
ノゾミは舌をさらに絡みつかせながら、一方の手をリンコの下半身へと伸ばしていく

「ひゃぁ…っ!ノゾミやめて!」

頭の中を巡っていた疑問や驚きが秘部への刺激で吹き飛んだのか、リンコはようやく抵抗の素振りを再開した

「大丈夫。ここなら邪魔は入らないから」
「邪魔って…ゃあっ…!」

ノゾミはリンコの問いに答えながら、秘部へ刺激を与え続ける

「冗談…っ…よし…てよ…んっ!」

その抵抗とは裏腹に、リンコの秘部からは次第にクチュクチュと音が立ち始めた

「そろそろいいよね…?」

そう言ってノゾミは一瞬だけ手を止める

「へ…?……ひゃあぅぅっ!」
その直後、指を奥へと侵入させ秘部を一気にかき回し始めた

「ぃや…ぁぁぁっ!ノゾミ…!ノゾミ…!!」

リンコは声を上げながらも何とか刺激に耐えようと体に力を入れ、無意識にノゾミを思い切り抱き締めていた

「もうダ…メ!ノゾミ…!も…ほんっ…と…に…ダメぇぇぇぇぇっ!!」

そして…ついにリンコは同じ年頃の少女の手によって果て、そのまま地面にへたり込んだ



「ごめん、実は今回のLBXの亡霊は嘘なの。前に同じ話をした時、私にしがみ付くのが面白かったから、また怖がらせてみようと思ったんだけど」

ノゾミは半ば放心状態のリンコに語りかける

「って…事は…ここまで…来たのも…」

リンコは呼吸を整えながら途切れ途切れに答えようとする

「うん。リンコを怖がらせるため」
「なん…だ…」

理由を聞いて安心したのか、それとも理由の些細さに呆れたのか、真意は分からないがリンコは短く一言だけ発し、自らの体をノゾミに完全に預けた
ノゾミはそれを見守るように、優しい笑顔でリンコの体を受け止めた
0212名無しさん@ピンキー2013/08/25(日) NY:AN:NY.ANID:uo34rCUf
>>210-211
乙!
うわあああ百合だああああ!
ノンケな子が堕とされるのって最高ですよね
御馳走様でした!
0213210-2112013/08/25(日) NY:AN:NY.ANID:81+BaR0e
今更ながら推敲が足りんかったかなぁ

怖がリンコしがみ付きマダァ-?(・∀・ )

大して怖がってないじゃんつまんね

こうなったら自分から

ちょっとやりすぎたかも

という、いたずら心の暴走的な展開にするつもりだったんだが、その辺の表現が甘かったようだ
0214名無しさん@ピンキー2013/08/25(日) NY:AN:NY.ANID:uo34rCUf
>>213
いいねいいねー
それは次回作で生かせばいいと思うよ
だから早く次のやつもオナシャス!
0215名無しさん@ピンキー2013/08/29(木) NY:AN:NY.ANID:xpQaDC6a
ユノっちがバンデットに攫われて凌辱される展開とか
0218ハッピーDEATH☆ ◆HappyRXKFo 2013/08/29(木) NY:AN:NY.ANID:KQipFENt
今からここはニセコイでエロパロだからダンボール戦記の話がしたいやつはごめんだけど消えてくれ
0219ハッピーDEATH☆ ◆HappyRXKFo 2013/08/29(木) NY:AN:NY.ANID:KQipFENt
すごい過疎ってたっぽいし困る人は居ないよね
平和に犠牲はつきものだっていうけれどハッピーは犠牲なんて出さん
出してたまるものか
0220ハッピーDEATH☆ ◆HappyRXKFo 2013/08/29(木) NY:AN:NY.ANID:KQipFENt
あげついでにあれ
0221ハッピーDEATH☆ ◆HappyRXKFo 2013/08/29(木) NY:AN:NY.ANID:KQipFENt
四天王制覇の道のりは長い
0222ハッピーDEATH☆ ◆HappyRXKFo 2013/08/29(木) NY:AN:NY.ANID:KQipFENt
ホッハ
0226ハッピーDEATH☆ ◆HappyRXKFo 2013/08/29(木) NY:AN:NY.ANID:KQipFENt
毎回毎回安定して面白いよな
1〜8話まで全部見たけどつまらない話は一つもなかった
0229名無しさん@ピンキー2013/08/29(木) NY:AN:NY.ANID:JP8n3g3C
コテ外し忘れてた

勢い0の過疎スレでやった方が良いのでは?
0230名無しさん@ピンキー2013/08/29(木) NY:AN:NY.ANID:JP8n3g3C
スレ立て規制の仕様の裏をかいたスレ立て規制回避法を思いついたのだ
しかし他の利用者に多大な迷惑がかかるから運営に目をつけられる可能性大
0231名無しさん@ピンキー2013/08/29(木) NY:AN:NY.ANID:JP8n3g3C
運営の恨みを買わずに上手くやることもできなくはないが…
0232名無しさん@ピンキー2013/08/29(木) NY:AN:NY.ANID:kDdNZZny
何やってんのこいつ
ID出る場所で一人何役もやるとか馬鹿?
0234名無しさん@ピンキー2013/08/29(木) NY:AN:NY.ANID:JP8n3g3C
ハッピーがここに来ざるを得なくなったのは>>215のせいなんだ
居場所を荒らされて復習に来たわけ
お分かり?
0235名無しさん@ピンキー2013/08/29(木) NY:AN:NY.ANID:3Ruu+YFq
ハニトラしかけられてエゼルダームに堕とされちゃうアラタンが見てみたい
0236名無しさん@ピンキー2013/08/30(金) NY:AN:NY.ANID:YJru8AJk
アラタ馬鹿だから、女の子使って「こっちに来たらもっとイイコトさせてあげる」で「うん!行く行く!ってなりそう」
0237名無しさん@ピンキー2013/08/30(金) NY:AN:NY.ANID:6cyYJmU2
シャーロットちゃんのハニートラップか…ゴクリ
今週の放送を見る限り性格は冷淡な感じがするから、ソフトな脅迫(無視しようとすると「今ここで私が叫び声を上げたらどうなると思う?」みたいな)から堕としにかかる感じかな
0238名無しさん@ピンキー2013/08/30(金) NY:AN:NY.ANID:YJru8AJk
あの飴舐めてるバンデットの名前なんだっけ

あの人は陵辱やりそう

シャーロットちゃんとも寝てて、ハニトラはあの人が命令したものとかだったり(あるいはあの新しい先生の命令か)
0239名無しさん@ピンキー2013/08/30(金) NY:AN:NY.ANID:Uc8mbFKH
>>238
伊丹(イタン)キョウジ

スズネちゃんがキャンディにやられるところがすっごく見たい
容易に想像できる…
0240名無しさん@ピンキー2013/08/30(金) NY:AN:NY.ANID:YJru8AJk
>>239
サンクス

どこか見知らぬ部屋に監禁され陵辱だろうか。

身柄を引き渡す代わりにサクヤ&タケルにバンデットの有利になる武器作らせるとか
0241名無しさん@ピンキー2013/08/30(金) NY:AN:NY.ANID:XDSev/Fh
寄生鍵を探すために女生徒を一人一人拉致って拷問するとか

おいおいネタが止まらないじゃないか
0242名無しさん@ピンキー2013/08/30(金) NY:AN:NY.ANID:YJru8AJk
全裸で監禁されたスズネちゃんは、ベッドで両手を上に縛られ身動きできない。

キョウジ「機体の中になかったってことは、実はこんなかにでも隠してるんじゃないのか?」

無理足を開かせ、アソコをべろべろ舐め始める。

スズネ「いやぁぁあ!!!変態!見るんやない!」

キョウジ「おいおい、変態はないだろ。これからパラサイトキーが隠れてないかチェックしてやるんだからよォ」

肉棒を膣に添え、

スズネ「や、やめてや……。うち、まだはじめてで……」

キョウジ「悪いな。お前の処女、頂くぜ」
容赦なく挿入し、腰を振り始めた。

スズネ「抜いてや、抜いてやぁ……」

キョウジ「ああ、ヌけばいいんだろ?すぐに出すからちょいと待ってな」

スズネ「ちゃうわ、そのヌくは絶対ちゃう。頼むからもう許してや」

キョウジ「ああ、出るぜ」

ドピュン

スズネ「そんな嘘や……。こんな形で中出しなんて、赤ちゃん出来てまうやないか……」




お粗末ですが完
0243名無しさん@ピンキー2013/08/30(金) NY:AN:NY.ANID:6cyYJmU2
シャーロットちゃんに拷問されるのも良いかもしれない
拘束され、媚薬を飲まされ、焦らされ、1回イかされて快楽の虜になったところで>>236の展開に持っていくという
0244名無しさん@ピンキー2013/08/30(金) NY:AN:NY.ANID:6cyYJmU2
ついでにエゼルダームに引き込まれた後も、シャーロットちゃんに性処理道具としてたびたび呼び出されてセックスさせられるなんてのも良さげだな
0245名無しさん@ピンキー2013/08/30(金) NY:AN:NY.ANID:YJru8AJk
>>243
ユノっちを快楽攻めにして

「挿入して欲しかったらエゼルダームに来い」
「行く!行くから入れてええ!」

ってさせるとかも出来そう
0246名無しさん@ピンキー2013/08/30(金) NY:AN:NY.ANID:XDSev/Fh
この流れなら新作投下できる・・・!
ただしユノ凌辱のバッドエンドものだから読者を選ぶかも
あと悪いがバンデットは全く関係ない。すまんな。

タイトルは「predation」、苦手な人はこれでNGヨロシク
連投規制かかるか寝落ちるまでは投下していくよ
0248predation(1/11)2013/08/30(金) NY:AN:NY.ANID:XDSev/Fh
ある蒸し暑い夏の夜。
鹿島ユノは、神威島の近くに浮かぶ孤島にいた。

「はぁ……」

深いため息をついて、がっくりとうなだれる。

「なんでこうなっちゃったのかしら…」

事の始まりは、数日前の全校集会。
学園長の唐突な一言からだった。

「ウォータイムをよりスリリングなモノにするために、今月は特別に、あるルールを追加しちゃうわぁん」

その内容は、ブレイクオーバーした時に「味方の救援が来るまで生き延びる」という『設定』で、この孤島で一晩過ごすという物。
早い話が、サバイバル訓練というわけだ。
とはいえ、ユノの実力ならそんな話は無縁のはずだった。
だが、その日のウォータイム、第一小隊との合同任務というのが良くなかった。
相変わらず無茶な突撃をする瀬名アラタのフォローの為、ユノも最前線で戦っていた。
しかし、ブロウラーフレームのドットフェイサーとストライダーフレームのセイレーンでは、耐久力の差は歴然である。
知らず知らずのうちにダメージが蓄積し、ユノのセイレーンはあえなくブレイクオーバーされてしまった。
普段のユノならそんなミスはしないが、アラタの熱が伝染ったのだろうか。

(全く、ほっとけないんだから…)

こっちの忠告も聞かず、全力で突っ走るアラタ。
そのくせブレイクオーバーした瞬間、誰よりも早く声をかけてきたアラタ。
ウォータイムの直後、両手を合わせて頭を下げてきたアラタ…
そんな姿ばかりが、ユノの頭に浮かんできた。

「…あー、もうっ! 帰ったら1週間はスワローのパフェ奢ってもらうからね…!」
0249predation(2/11)2013/08/30(金) NY:AN:NY.ANID:XDSev/Fh
そうやって叫んで雑念を振り払ったところで、ユノはどこからか聞こえる物音に気付く。
風にしては気まぐれさが無い、規則正しい音。
そして、これだけ大きな物音をたてられる動物がいない事は、事前に説明されていた。
だとすると、この音の主は、ただ一つ。

(人が、いる…!)

ユノは支給されたリュックを握り、神経を研ぎ澄ませる。
物音は一直線にユノの方へと向かってくる。
先ほどの叫びは聞かれていたらしく、これ以上隠れるのは無理だとユノは悟った。
ならば、あとは相手の持っているものが、敵意か否か……
リュックを持ち上げ、即座に相手を殴りつけられるように身構える。

「そこに、誰かいるのか?」

その言葉と共に、一人の男が両手を上げて立ち上がった。
ロシウスの制服を着ている男子生徒。
年はユノとそう変わらないように見えた。

「こっちは争うつもりは無い。良ければ協力しないか?」

どうやら彼に敵意は無いようだ。
なら、こちらも事を荒立てる必要はない。
ユノは安堵のため息をつき、全身に込めていた力を緩める。

「良かったぁ…一人でどうしようかと思ってた所なの」

「無理もないさ。いきなりこんな事させられたんじゃな…」

共通の話題を持てたことで、ユノの緊張は解け、クスっと小さく笑った。
それにつられて男も笑い、そして二人で声を上げて笑いあった。
0250predation(3/11)2013/08/30(金) NY:AN:NY.ANID:XDSev/Fh
「さて…本題に入るけど、良ければ一緒に来ないか?他にも仲間がいるんだ」

その一言に、ユノはほっと胸を撫で下ろす。
渡りに船とはこの事だった。

「えぇ、そうさせてもらいます」

「じゃあ行こう。そんなに遠くはないから心配ないよ」

男は踵を返し、ゆっくりと歩き始めた。
それについてユノも歩き出す。

「あ、そうだ、忘れてた。私の名前は…」

「ジェノックの鹿島ユノ、だろ?知ってるよ。ちょっとした有名人なんだぜ」

「有名?そうかな…」

一体何で有名になったんだろう、と考えながら歩いていると、他の男の声が聞こえた。

「遅かったじゃないか。その子か?さっきの声は」

「あぁ。一人でいたらしいから、来てもらったよ」

同じ服を着た生徒が、他に2名。
正直ガラが悪そうな見た目で、あまり良い印象は持たなかった。
だが、見た目で人を判断するわけにはいかない。
ユノはそんな失礼な考えを振り払った。

「どうも、お邪魔させてもらいます」

ユノが小さく頭を下げる。
だが、視線を下げたせいで、ユノは男たちの浮かべた下卑た笑いには気付けなかった。
0251predation(4/11)2013/08/30(金) NY:AN:NY.ANID:XDSev/Fh
彼らとの出会いで、ユノは孤独からは解放された。
だが、それでも言いようのない不安は、拭えなかった。
周りの3人と違い、一人だけジェノックの生徒だからだろうか。

「あの、貴方たちは随分落ち着いてるみたいだけど、もしかして…」

何とか場を持たせようと、とっさに話題を振った。

「あぁ、俺は初めてなんだけど…」

「俺はこれで三日目だ。おかげで、この島の事なら大体分かるぜ」

「威張れる事かよ」

そう言って3人は笑い声を上げる。

「でも大変ね、三日もここにいるなんて…よっぽど激戦区にいたんだ」

「そりゃまぁ、ジェノックが最近調子に乗ってるからな…おかげで最近、ウォータイムに出ない生徒の方が珍しいぜ」

会話のトーンが、急に下げられた。
男のセリフには、明らかにジェノックであるユノに対しての敵意が感じられた。
ユノは体を強張らせる。
3人の表情から、いつしか親しげな笑顔が消えていた。

「緑のセイレーン使ってたろ?ジェノック第四小隊、鹿島ユノさん?」

「…!」

その一言で、ユノは全てを察した。
彼らは自分達が今日までブレイクオーバーしてきたLBXのプレイヤーなのだ。
不安の正体はこれだった。

「だ…だから何?ウォータイムの仕返しでもしようっていうの?」

ユノは心を奮い立たせ、精一杯の強がりを見せる。
勝算などないが、せめて相手を怒らせて隙を作り、なんとか逃げ出すチャンスを作りたかった。
0252predation (5/11)2013/08/30(金) NY:AN:NY.ANID:XDSev/Fh
「おいおい、お前何言ってるんだ」

「えっ…?」

一人の男が、「意味が分からない」とでも言いたげな、大げさなポーズをとった。
予想外の反応に、ユノは一瞬気を取られてしまう。

「別にお前にケンカを売ろうってんじゃないんだぜ?」

「そうそう、素敵なバカンスをさせてくれたお礼をしようと思って…なぁ?」

そういうや否や、一人の男がユノの腕を掴んだ。

「しまっ…!」

必死に腕を振りほどこうとするが、こうなってしまってはユノもただの少女だ。
腕力では到底敵いはしなかった。

「そう嫌がんなよ、ほらっ!」

力任せに引き寄せられ、押し倒される。
他の男が、それぞれ腕と足を抑え込んだ。

「は、離してよっ!ちょっと…!」

自由な口で必死の抵抗をするが、そんなものが受け入れられるはずもなく、ユノの衣服が乱暴に脱がされていく。

「やめてよ、ったら…やだっ…!」

男たちの眼前に、ユノの大きな胸が晒される。
なんとか動く肘で隠そうとするも、到底そこには届かなかった。

「やっぱでっけえなぁ…」

「学校でもトップクラスだもんな。皆これに憧れてるんだぜ」

男が胸を乱暴に揉みながら、ニヤニヤとした表情で見下ろす。
男たちにそんな目で見られていたと思うと、ユノは怒りと恥ずかしさで一杯になった。
0253predation(6/11)2013/08/30(金) NY:AN:NY.ANID:XDSev/Fh
「お前ら早く下も脱がせろよ」

「ちぇっ、見つけたのは俺なのに…」

文句を言いながら、最初に会った男がユノのスカートに手をかける。
必死に腰を動かして逃れようとするが、ほとんど全身を抑えられている以上、そう長くは持たなかった。
スカートと下着が、強引に脱がされる。

「嫌っ…!」

なんとか脚を閉じようとするが、その間に体を入れられて、阻まれてしまった。

「こっちも綺麗だなぁ…」

無防備な秘所を、足元の男の眼前に晒してしまう。
体が自由なら、この男の顔面を蹴り飛ばしてやりたい。
そう思っても、ユノには何もできなかった。

「俺はこっちのがいいけどな」

胸を触っていた男が、その先端を口に含んだ。

「ひっ…!」

ヌルリとした感触に、思わず声を上げる。
それは嫌悪感から発した声だが、快楽と勘違いした男は、気を良くして舌でその先端をねぶる。
ユノの意志に反して、充血しつつある胸の先端は、その愛撫を全て受けてしまう。
顔を背けると、そこにはもう一人の男の性器が目の前にあった。

「…!」

ユノにとって始めて見るそれは赤く充血し、脈打っていた。

「早く口も使うんだよ…!」

男が顔を抑えて、性器をユノの頬に押し付ける。
熱さと異臭に、ユノは顔をしかめた。
そんなものを口に入れるなど、死んでも嫌だった。
0254predation(7/11)2013/08/30(金) NY:AN:NY.ANID:XDSev/Fh
突然、ユノの秘所に何かが入れられる。

「うぁっ…!」

下にいる男が、指を入れたようだ。
まだ受け入れる用意ができてない秘所を、容赦なくかき回される。

「やだ、痛いっ…あっ…!」

痛みに悲鳴をあげた隙に、上にいた男の性器が口内に押し入れられる。
何が起こったか理解できないユノに、上の男が声をかける。

「歯を立てたらどうなるか、わかってるよな…?」

今までと違う、低い脅しの声。
正直何をされるのか分からなかったし、それを考える余裕もない。
だが、これ以上相手を刺激するのも避けたかった。
息苦しさに必死に耐えながら、それを口内に受け入れる。

「んっ、ぅぅっ…!」

体を這い回る手の感触に、声にならない喘ぎを上げるユノ。
口に力を入れないようにするのに必死だった。
だが、そんなユノの苦労はいざ知らず、そのぎこちない動きを、男は拙い愛撫として享受する。

「い、いいぜ、お前の口…!」

男がユノの頭を乱暴に揺さぶる。
何度も咳き込みそうになるが、口の中で暴れる性器が、それを許さなかった。
舌で押しのけようとするが、それもかえって男に快楽を与えるだけだった。

「あー、ヤバい、もう出る…!」

無慈悲な宣告に、ユノは震えあがる。
何とか逃れようとするが、抵抗も空しく、男の精がユノの口内に放たれ、覆い尽くしていった。
0256predation(8/11)2013/08/30(金) NY:AN:NY.ANID:XDSev/Fh
「ゲホ、ゲホッ…!」

ようやく口を解放され、ユノが激しく咳き込む。
そんなユノをよそに、男の下品な笑いが響いた。

「なんだよ、もう終わりか?早すぎだろ」

「うっせー、休んだらまたやってやるよ」

「はいはい。じゃあ、俺も…」

胸を責めていた男が離れ、ズボンを脱いてユノに跨り、性器をユノの胸の谷間で挟み込んだ。
胸の間に、堅く熱い物の感触を感じる。

「やだ、っ…嫌ぁ…!」

全身に力を入れて、それから逃れようとする。
だが、どれだけ抵抗をしても、男たちが止める気配はない。
それどころか、男たちの嗜虐心に火はつき、行為をエスカレートさせていった。

「いい加減、お前も楽しめよ。なぁ」

胸の谷間から、性器の先がユノの顔に迫る。
先ほどとはまた違う異臭に、顔をしかめた。

「うぅっ…!」

「ちぇっ、つまんねぇな…」

そう言いながら、男は胸を揺すって、自身を扱きあげる。

「こっちも、そろそろいいよな?」

男の後ろから、別の男の声。
秘所に触れていた男が、その指を引き抜いた。
ユノの性器からは、熱い液が滴っている。
それは決してユノの意志ではない。
異物からの刺激を和らげるために、ユノの体が反射的に分泌したものだ。
だが、彼らにとってはそんな事は、どちらでもよかった。
0258predation(9/11)2013/08/30(金) NY:AN:NY.ANID:XDSev/Fh
「やだ、お願い…そこだけは…!」

「ここまできてお預けなんて無しだろ…!」

ユノの願いも空しく、男は自身をユノの中に突き入れた。

「いっ…た……っ!」

ユノが初めて、痛みによる悲鳴を上げる。
ユノの純潔は、無残にも散ってしまった。
苦痛に歪むユノの顔に、突然熱い物が降りかかる。
胸を責めていた男が、いつの間にか果てていたのだ。

「あぁ…やっぱいいぜ、この胸…!」

「おい、終わったんならどけよ」

余韻に浸っている間に声をかけられ、真ん中の男が不機嫌そうに退く。
顔にかかった精液を拭えないまま、自分の初めてを奪った男と対面するユノ。
その表情は、醜悪なほど歪んでいた。

(こんな…人に…)

「やっぱ可愛いな、最高だ…!」

その言葉が、どこか侮辱のように聞こえて、ユノは視線を逸らす。
だが、男は強引に顔をこちらに向けさせた。

「ったく、お前が顔にぶっかけるからキスもできないじゃないか」

「おいおい、どっちにしろもうコイツが口でさせてんだぜ?」

「処女食っといて文句言うなよなぁ」

自分の上で男たちが勝手な言い争いをしている。
だが、ユノの意識は、自分を貫く男性器への嫌悪感で一杯だった。
いつの間にか自由になった足をばたつかせて逃れようとするが、男の動きは止まる事はなかった。



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支援ありがとう
分割しすぎた…
0260predation(10/11)2013/08/30(金) NY:AN:NY.ANID:XDSev/Fh
「っぅ…ぁ、あ…んっ…!」

ユノの吐息と悲鳴が混じり、喘ぎ声を奏でる。
その艶のある声に、事を終えた男二人は息を飲んだ。

「おい、こっちも…!」

声をかけられたかと思うと、手に熱を感じる。
手を抑えていた男たちが、それぞれユノの手に自身を握らせていた。

「い、やっ…」

ユノの手の中にある性器を離そうとする。
だが、ユノの手は彼らに上から押さえつけられ、指を開くことができない。
そのまま手を動かされ、強引に奉仕をさせられた。

「あぁ、これもいいな…」

「自分でするのとは大違いだぜ…!」

二人の勝手な言い分も、もうユノにはどうでもよかった。
せめて指から力を抜いて、相手を喜ばせないようにするのが精いっぱいの抵抗だった。

「おら、そろそろ出すぞ…!」

その一言で、ユノは血の気が引いて行くのを感じた。

「お、お願い…っ…抜いて…何でもするからぁ…!」

「だったら諦めるんだな…!」

ユノの願いは、またしても無駄に終わった。
どれだけ力を入れても逃れられず、どれだけ懇願しても聞き入れてもらえない。
ユノの心は、少しずつ折れていった。

(助けて、誰か…誰か…!)

ユノのその願いは、夜の闇に消えていく。
男に腰を打ちつけられ、奥まで密着させられた。
そして、その中で男が精を放ったのを感じた。
少し遅れて、手を使っていた男たちの精が、再びユノの顔に降りかかってきた。


そこから先の事は、よく覚えていない。
自分を押さえつけていた腕が、離れた気がした。
他の男が、また自分の中に入ってきた、気がした。
どこまでが本当にあった事か、ユノ本人ですら、もう覚えていない。
…ユノにできる最後の抵抗は、心を閉ざす事。
ユノはその手段を実行した。
そうやって何も感じず、考えず。
ただ、この時が過ぎるのを待っていた……
0261predation(11/11)2013/08/30(金) NY:AN:NY.ANID:XDSev/Fh
ユノが目を覚ました時には、太陽は既に天高く昇っていた。
神威島に戻る時間は、とっくに過ぎていたようだ。
だが、ユノはそれすらもどうでもよかった。
自分を取り巻く全ての物…太陽の暖かさ、空間を満たす音、そして自分の肩に触れる感触。
それらがまるで他人の物であるかのようにリアリティが無かった。

「―――ノ……ユノっ!」

やがて、それが自分の名前だと思いだす。
目の前には、目にいっぱいの涙を浮かべたキャサリン・ルースの姿があった。
周りには園山ハナコ、仙道キヨカもいた。
彼女を迎えに来たはいいが、時間になっても現れない彼女を探しに来たのだろう。

「キャサリン…みん、な…」

掠れた声で、ようやくキャサリンの声に応える。
それを聞いたキャサリンが、大粒の涙を流して彼女に縋り付いた。
そこでユノは、ようやく自分が一糸纏わぬ姿のままだったことを思い出した。
近くを見ると、たき火の跡に自分の制服『だった物』が落ちているのに気付く。
ユノをこの場に縛りつけておくために、彼らが処分したのだろう。
そして、キャサリン達にここで何があったのかを知られてしまった。
失うものなどもう無いと思っていたユノは、再度絶望の淵に落とされてしまった。

―――――

神威島に戻ったユノだったが、その様子はまるで別人だった。
彼女の笑顔も、明るい声も、全てどこかへ消えてしまった。
キヨカからは報復の提案も出た。
しかし、あの出来事を思い出すだけで、ユノの全身を耐え難い不快感が襲う。
もう何も考えずに全てを終わらせたかった。
ユノはやがて、静かに神威島を去って行った。

だが、悲劇はそれだけでは終わらなかった。
キャサリンはユノの仇を討つため、アラタ以上の無茶な突撃を繰り返すようになった。
ハナコはユノの凄惨な姿がトラウマとなり、ウォータイム中に錯乱状態に陥るようになってしまった。
そんな二人が戦いを続けられるはずもなく、やがてあっけなくロストされてしまった。
キヨカはこれ以上犠牲者を増やすまいと、シルバークレジットを度外視したカスタマイズを繰り返す。
足りない分のクレジットを得るためには、手段は選ばなかった。
やがて、それらの行為が明るみに出て、キヨカの元には退学通知が届けられた。

こうして第四小隊を失ったジェノックは大幅に戦力と士気を落とし、やがて他の小隊からもロストする生徒が続出。
ジェノックがセカンドワールドの地図から消えてしまうのに、ひと月とかかる事は無かった……
0262名無しさん@ピンキー2013/08/30(金) NY:AN:NY.ANID:YJru8AJk
乙。

今まで倒した男の恨みを買っていたような流れがそそる。

もう普通に抜いた。

やっぱユノはえろい
0263名無しさん@ピンキー2013/08/30(金) NY:AN:NY.ANID:XDSev/Fh
これで終わりです
支援してくれた人、本当にありがとう
これからは短く収めるように頑張ります
あと複数人で攻めるのって難しいわ・・・集団モノが上手な人は尊敬しちゃう
0264名無しさん@ピンキー2013/08/30(金) NY:AN:NY.ANID:YJru8AJk
短くできない時はtxtうpろだもあるし、タイミング、合えばまた支援します
0265名無しさん@ピンキー2013/08/30(金) NY:AN:NY.ANID:XDSev/Fh
>>264
ありがとう、そういうのもあるんだ
もしまた長くなったら参考にさせて頂きます
0267名無しさん@ピンキー2013/08/30(金) NY:AN:NY.ANID:p4Xrhvr6
公式サイト
http://www.danball-senki.jp/wars/character/


ポルトン第1小隊が全員女の子で、ロンドニア第4小隊にも一人女の子が。
ハーネスの第2小隊、第3小隊の女の子もむっさ可愛い。

あと教職員の欄見たらポルトンの指令官も巨乳だった。
0268名無しさん@ピンキー2013/08/30(金) NY:AN:NY.ANID:XDSev/Fh
>>248の投稿者だけど、バッドエンドなど認めるものか!という紳士の為に、バッドじゃないエンドの蛇足を書いてみました
ただしエピローグ的なモノなのでエロシーンは無いから悪しからず
>>260から分岐する、って形でお読みください
0269predation(11/11 another)2013/08/30(金) NY:AN:NY.ANID:XDSev/Fh
翌朝、ユノは海岸に立って、朝日と潮風を浴びながら迎えの船を待つ。
昨日の事がまるで嘘のように、その表情は晴れやかだった。

―――――

あの狂宴の後…
3人が一通りユノの体を弄んだ後の事だった。
休憩を取っていた男たちの前に、ユノが体を起こして声をかける。

「ねぇ、もうおしまいなの…?違うよね…?」

どこか気怠そうな声だが、その中には何か冷たい物が秘められている。
男たちは、本能的に危険を察知した。
ユノの精神は、もう壊れたはずだった。
だが、いつしかユノはこの行為を受け入れ、乗り越えていたのだった。
そうなってしまえば、女は強い。
一度果てる度に満身創痍になる男に比べれば、底など無いようなものなのだ。

「望み通り、楽しみましょう?いくらでも…ね…」

そう言いながら立ち上がり、男子生徒を見下ろすユノ。
月光に映るその表情は、なんとも言えない妖艶さを漂わせていた。

―――――

太陽が地平線から離れた頃、いくつかの船が海岸近くに停まった。

「ユノーーーっ!」

船の甲板から、小さな体を精いっぱいに動かしているキャサリン・ルースの姿が見える。
その隣には仙道キヨカと、園山ハナコの姿もあった。
第四小隊が全員で迎えに来てくれたようだ。

「よく無事で過ごせたわね、鹿島ユノ」

ユノの担任、美都レイナも出迎えに来たようだ。
ぶっきらぼうな言い方ではあったが、ユノにはそんな義務的で無機質な声も、酷く懐かしかった。
0270predation(12/11 another)2013/08/30(金) NY:AN:NY.ANID:XDSev/Fh
「あー、そこのキミ」

そんな空間に水を差すように、一人の男が声をかける。
ロシウスの司令官、イワン・クロスキーだ。

「感動の再開をしている所すまんが、うちの生徒を見なかったか?奴らもこの島にいると思うのだが…」

イワンの問いに、ユノは満面の笑みで応えた。

「いいえ、知りません」

「…そうか。全く、奴ら時間もロクに守れんのか…」

そう物々と文句を言いながら、イワンは自分の船へと戻る。
どうも、自分で探しに行くつもりは無いようだ。
彼が神威島に戻るのは、夕方ごろになるだろう。
何故なら彼の待つ生徒たちは、森の中で文字通り、精も根も尽き果てていたのだから。


「そう、いえば…あいつの…LBX…」

森の中で、男のうちの一人が思い出したかのように呟く。
そう、ユノのLBXは『セイレーン』
男を惑わす魔性の者。
鹿島ユノに手を出した時点で、彼らはその魔力に侵されていたのかもしれない…


しかし、当のユノはそんな事はどこ吹く風。
既に彼女の興味は、アラタに奢らせるスイーツのことで一杯になっていた。

(覚悟してなさいよアラタ…シルバークレジットが空になったって許さないんだから…!)

ほぼ同時刻、神威島でユノの帰りを待つアラタを、かつてないほどの悪寒が襲ったという……
0271名無しさん@ピンキー2013/08/30(金) NY:AN:NY.ANID:XDSev/Fh
今度こそおしまい
色々くどい部分もあって反省すべきところが多い作品ですが、
それでも楽しんでいただけたのであれば幸いです

次はやっぱりシャーロットで書けたらいいなぁ
けどバネッサたんにもそろそろ活躍してほしいし、やっぱり第四小隊にも百合ん百合んしてほしい
皆の作品も待ってるぜ!
0272名無しさん@ピンキー2013/08/30(金) NY:AN:NY.ANID:p4Xrhvr6
>>271
乙です。

逃げ場のない場所で、今までウォータイム中に倒した男達からの集団レイプとか最高でした。
分岐は鉄メンタルで乗り越えエンド。
一度レイプを乗り越えちゃったユノなら、自分からアラタに手を出すんじゃと妄想してしまいます。

次の作品にも期待しています。
0273名無しさん@ピンキー2013/08/30(金) NY:AN:NY.ANID:a6bHuCS6
ハッピーが来なくて暇だから週漫板でキチガイと遊んで楽しんでるよ
0274名無し@ピンキー2013/08/30(金) NY:AN:NY.ANID:CdIkE4ut
>>270
そのアラタを襲った悪感というものを書こうではないか
0275名無し@ピンキー2013/08/30(金) NY:AN:NY.ANID:CdIkE4ut
・・・実は頭の中で考えていたストーリーと上手いこと噛み合っているんだけど
0276名無しさん@ピンキー2013/08/31(土) NY:AN:NY.ANID:fnPfcNT0
メカニックが自作したイケナイ玩具で気持ちよくなっちゃう女の子
0277名無し@ピンキー2013/08/31(土) NY:AN:NY.ANID:wxjxPMZf
アラタ「おせーなー、ずっと待っているのに」
???「あのー瀬名アラタさんですか?」
アラタ「そうだけどなn」
いきなり、だれかかアラタの口にタオルをかぶせた
アラタ「フガフガ、フゴフゴフゴフゴフゴ!!(おい、いきなりなにすんだよ!!)」
アラタ「!?、フゴ、フゴゴゴ?(!?、す、睡眠薬?)」
アラタ「うっ・・・」
(ドサッ)
???「よし、ボスのところに連れていくか」
0279名無し@ピンキー2013/08/31(土) NY:AN:NY.ANID:wxjxPMZf
あ、いっておくけど、まだプロローグですよ
0280名無し@ピンキー2013/08/31(土) NY:AN:NY.ANID:wxjxPMZf
アラタ「うっ、ここは・・・・・・」
???「よう、瀬名アラタ」
アラタ「ココアか美味しい」
???「そんなの言ってる場合か!!
アラタ「お、お前は・・・

伊丹キョウジ!!」
キョウジ「よう」
アラタ「何をする気だ」
キョウジ「これを渡すために来させた」
アラタ「それは?」
キョウジ「これは『触れた者を闇に支配する』と言われる漆黒真珠だ」
アラタ「漆黒真珠・・・」
アラタ「!!、まさか、それを俺に触らすのか!!!」
キョウジ「いや、それじゃ足りない」
アラタ「何が?」
キョウジ「闇の強さが」
アラタ「じゃあどうすんだよ」
キョウジ「こいつは人の体に溶けこむんだよ」
アラタ「ま、まさか・・・やめろ・・・」
キョウジ「ヒヒヒ」
アラタ「やめてくれ・・・やめてくれ・・・やめてくれ、やめてくれ、お願いだ、やめてくれ・・・・・・・・・やめろーーー」
キョウジ「ヒヒヒ、終わりだ」
(ズッ)
アラタ「 がっ、あがががががっ」
(ズズズズズズ)
アラタ「うあああああああっ!うああつ、あああああつ!がっ、あがががががががっ」
0281名無し@ピンキー2013/08/31(土) NY:AN:NY.ANID:wxjxPMZf
(ズズズッ、ズボッ)
アラタ「あがががっ、ぐあっ」
アラタ「ハアッ、ハアッ、ハアッ、ハアッ」
キョウジ「まだ、足りねえな」
(ズズズッ、ズズッ)
アラタ「あががががががっ、ハァ、ハァ、ハァ、ハア」
キョウジ「これで様子を見るか」
キョウジ「じゃあな」
アラタ「ハァ、ハァ、ハァ」
0282名無し@ピンキー2013/08/31(土) NY:AN:NY.ANID:wxjxPMZf
プロローグ終了ですがどうでしたか?感想あれば言って下さい
0285名無しさん@ピンキー2013/08/31(土) NY:AN:NY.ANID:fnPfcNT0
おっぱいといえばユノっちだけど、キヨカの胸もユノっち並みだよね
0287ヒロランSS2013/09/01(日) 01:21:34.14ID:bDvDB7js
ガーダインとの戦いが本格化し始めた。
ダッグシャトルにて
僕、大空ヒロは自分の部屋に閉じこもり、ベッドに座って丸くなっていた。

敵と戦っていくなかで僕の心は折れていた。
自分が無力だった事、
自分の行動がただのヒーローごっこだった事を実感されられて塞ぎ込んでいた。

(怖い…。怖い…。)
僕は電気もつけず暗い自室で体を震わせる。

たった一度の失敗で気を落とし、それがまた新しい失敗を呼び、
それが積み重ねられて悪循環を起こしていく。
今では何とも思って無かった弱い相手にさえ恐怖を覚えてくるようになった。
「僕、もう…、(ダメかも…)。」
そう呟き思うと、悲しくなってきて僕の目から涙が溢れてきた。

コンコン
「ヒロっ、入るよ。」
自動ドアから入ってきたのは。
「ラン…さん。」
僕とは対照的な女の子、花咲ランさんだった。
「大丈夫?ヒロ」
心配そうな顔で僕に近づく。
今座っているベッドの隣に腰掛け、顔を覗き込みながら尋ねてきた。

「みんな心配してるよ」
僕は何も答えず、涙を浮かべた顔を見られたくなくてランさんから背けた。

「恐いんです。戦う勇気が…出てこないんです…。」
勇気が出てこない。
涙を流す顔を見せなくても、その声で泣いているということがバレたかも知れない。

(もう何もいわないで…。一人にして。)
縮こまるように更に体を丸め、
今、ランさんのいるこの僕の部屋よりも更に自分の心の中へと閉じ篭ろうとした。

「ヒロ…!」
ランさんが僕の名を呼び、僕の手を取った。
「えっ…。」
僕は驚き、思わず伏せていた顔をランさんの方へ向ける。
「勇気、あげるよ…。」
ランさんは、僕を体を自分へ引き寄せ…、
「ラン…、さ… ンっ…!」

僕の口にランさんのそれが重なった。
0288ヒロランSS2013/09/01(日) 01:22:46.12ID:bDvDB7js
突然の出来事に理解出来ず、
涙で濡れた目を大きく見開き、瞬きをする。
ランさんは口を付けたまま、ただ目をつむり、
彼女のその手が僕を取っていた手を強く握る。

ランさんの口から僕の口へ、そこから心の中へと強い何かが入り込んできて、
そしてそれが僕自身の心を覆っていた黒い何かを内側から吹き飛ばしていくような感覚。
でも、今ランさんにやられていることって…。
(これって…キス…?。)

と…
(わわっ)
手から体を引き寄せられてキスされた衝撃もあり、
バランスを崩し、ランさんを押し倒す形で倒れ込んでしまった。

口だけじゃなく体が触れる。
僕の膝はランさんの両脚の間に食い込み、
自分の体を支えようとした、手を取られていない方のもう片方の手は…。

フニ…。
ランさんの胸を掴んでいた…!。

「ふぁっ…!ランさんすいませ…!」
口を離し、ランさんから離そうとした僕の手を、
自分の胸ごと抑えてきた。

ランさんの胸の柔らかい感触や体温が伝わってくる。
触れたままだと更にそれを感じたくて、握ったり摩ったりしたくなってくる。

「いいよ。」
と、ランさんは僕の手の甲を、上から揉ませるように握ってきた。
お母さんやジェシカさんよりも無いけど、確かな柔らかさがあった。

(ランさんの胸を揉んでいる…。いけないことなのに。)

僕はランさんに釘付けになっている。
普段はバンさんを追っかけるように前だけを見てたのに。
今はランさんしか見えない。
格闘技をやっている僕よりも体力のある男らしいランさん。
今は、目の前で揉んでいる胸と湿っぽい表情を見て、
やっぱり女の子なんだな、と実感した。
0289ヒロランSS2013/09/01(日) 01:24:16.18ID:bDvDB7js
「…したい…?」
ランさんにそう聞かれ、何がなんだかわからなかったけど
思わず声も出さず頷いてしまった。
(したい…。する…ってことは…)

「ヒロ、脱がして…。」
と、ランさんは囁いて自分からズボンの吊りベルトを外し、腰を浮かす。
「は、はい」
僕は仰向けになっているランさんの履いているホットパンツを
お尻の側からズリ下げるようにして脱がした。
が、
ズボンだけだったのに、その奥の布まで指に引っ掛けてしまったらしく、
下着まで脱がせてしまった。

「うわ…ぁ…。」
ホットパンツ、そしてその下と、順々に心を決めてから脱がすつもりだったのに、
いきなり陰部を見てしまい、ひるんでしまった。


ランさんの髪の色と同じなフワフワした赤い産毛。
そして濡れた…。
僕たち男とは違うアソコ…。
ヒクヒクと動くソコは、まるで何かを食べようとする口みたい。
まじまじとランさんのソレを見ていると、
片脚で覆うように閉じられた。
ムっとした表情で。

「ヒロのも、見せて…」
「は、はい…。」
僕はベルトからズボンのボタンを外し、チャックを開けて脱いでいく。
そしてトランクスに手をかけ、少し戸惑いながらも下ろした。

「大っきぃ…。」
と、ランさんが僕のを見て小さく呟く。
ランさんとキスしたり、いろいろな事をしていたから、
トランクスに引っかかる程、大きくなっていた。

「来て、ヒロ…。」
ランさんは手を僕の方へ伸ばし掌を見せ、誘う。
その手を取り、
引っ張られてお互いの性器同士、触れる程に引き込まれ密着する。

ランさんのもう片方の指で僕の性器が掴まれる。
「多分ここに挿れれば良いと思う…。」
とランさんに導かれ、僕が思っていたよりも若干下にソレが向けられる。

ここから前へ進めばランさんとすることになる。
僕は覚悟を決めた。
「いきます…!」
「くっ…」
彼女の手にアシストされたまま腰を前に出し、少し入った後、膝で歩くようにさらに進む。
途中まで進んでいくと、
「痛っ…」
ランさんは苦悶の表情を見せ、僕は少し戸惑ってしまったけど、
構わず進めと言うように、両脚で僕の腰に絡み引き寄せ、無理やり進ませた。
0290ヒロランSS2013/09/01(日) 01:26:26.25ID:bDvDB7js
「ぅう… ランさん…、大丈夫ですか…?」
ランさんの中の濡れた暖かい肉を無理やり掻き分け、奥まで到達し、
少し外に残して埋まる。
僕は噛み付くような締め付けにこらえながら、歯を食いしばり目を閉じて痛がるランさんの様子を尋ねた。
「…痛い…。」
「ランさん…抜いた方が「ダメっ!!」
彼女の目には涙が浮き出ていて、いかにも痛そう。
途中で止め、引き抜こうとすると、
両脚で僕の腰を拘束した。

「ヒロ… このままで、いて…。」
「ランさん…。」
僕は痛みを堪えるランさんに両手を繋いで上体を倒し、
顔を近づけて今度は僕の方からキスをする。

ランさんはすこし驚いていたようだけど。
すぐに受け止めてくれた。

ランさんは破瓜(って言うのかな)の痛みに耐える間、
シャツを開け、スポーツブラを上げて、

「服の上からだけだとアレでしょ。」
と、生の乳房と鴇色の乳首を晒し、
僕の手を取って、自分の胸に当て、揉ませる。

服の上で感じるよりも遥かにやわらかい感触と…、
綺麗な乳首。
それがとても美味しそうに見えて、ゴクリと唾を飲む。
思わずランさんの乳首を口でくわえた。

「あっ、ヒロ…。」
ランさんの膣がキュっと締まる。
その感触に視界が白くなりながら、
それでも我慢して、
舐めたり吸ったり喘ぐのも気にせず、
むしろその反応を楽しんで味わった。
0291ヒロランSS2013/09/01(日) 01:28:29.59ID:bDvDB7js
ランさんに愛撫していくうちに、
いつのまにかランさんの中の様子が変わってきていた。
ただ締め付けてくるのではなく、
粘膜と筋肉が僕の側面を舐めるように絡みつき、
先端を奥の膨らみが密着して尿道に吸い付いてくる。
きつい締め付けも、抱きつくような優しく圧迫してくるようになっていた。

「ぅぅ… ヒロ、もう大丈夫。動きたいでしょ。 いいよ…。」
ランさんは痛みに慣れたらしく、僕にそう言ったけど、
ランさんの体液を伝う、電気が僕に走る感覚。

この感覚は多分<気持ちいい>ということなのだとわかったけど…、
初めての僕にはその気持ちよさが強すぎて…、
粘膜との刺激に、今度は僕がこの姿勢から動けずにいた。
「ヒロ…?」
ただでさえ動かなくてもランさんの中が僕を責め続けて限界へ追いやってくる。
僕自身、股間から何かが溜まっていくのを感じた
ランさんが訪ねてくる。

少しの間の後、僕は思わずランさんに抱きつく。
「ランさん…、出そう…。」と呟くとランさんはすぐ察したのか、
「大丈夫。受け止めるから…」と、
僕の背中を赤ん坊をあやすように撫でながら答えてくれた。

そう答えてくれたのが嬉しくて僕は頷き、
限界へ向けて、それでも果てるのを我慢して突き進む。
声を出しながら腰を前後にスライドさせて、僕自身でランさんの中をかきまわしていく。
前後で突き入れ肉の一枚一枚が傘の部分を纏わりついて動きに抵抗がかかるが、
彼女の潤滑液で流れるようにそこを通り抜ける。

「あぅ…、ひ…、 ふぅ…。」
痛みの混じった艶のある喘ぎ声と一緒に湿った吐息が混じって僕の耳を刺激し、
僕の性欲の炎を燃やす。
0292ヒロランSS2013/09/01(日) 01:29:34.74ID:bDvDB7js
そして限界が訪れた。
「ランさん…!  ランさんッ!!」
「ヒロォ…!」
限界まで激しく彼女を使って自分自身を扱き…、
僕とランさん。互いの名を呼び合った後、

びゅーーぅ! びゅー!

粒子加速のような射精を始めた。
エッチな夢を見て起きたときの漏らした時のとは違う勢いのある射精。
液体と個体の間のような精液が、
ランさんの中を削るように注いでいく。

「出、てる…!!」
性教育の授業でこれでどうなるかは僕たちは知っている。

そんな知識とは裏腹に、
僕はランさんの中から抜き取るどころか射精しながら奥まで押し付けて、
ランさんは、自分の両脚を僕の腰に強く絡み付け、グイグイと自身の奥へと押し付け射精させる。

びゅる びゅく ビュク

ランさんの中にある僕の先端部分が、
奥の盛り上がりの口のような部分に押さえつけられて、
さらに奥の部屋、子宮へと次々に射精させられる。

どくどくどく。

射精の勢いが弱まり始めても、ランさんの膣が尿道を圧迫させて、
精液の量を抑えさせ、その分女の子の中に出すという心地よい時間を長引かせてくれた。

どくぅ。
最後の一滴をランさんの子宮の入口に押さえつけるように出して、
長かった射精が終わる。
ランさんの下腹部がヒクつき、
下の口がまるで精液を飲むように収縮して子宮へ送ろうとしている。

尿道にまだ残っていた精液を吸い取られる感覚と、
性交後の体力消費で切なくなってランさんに抱きつく。
小ぶりな胸を枕にする。
ランさんが抱きつき返しながら、

「ヒロ…気持ちよかった?」
「…はい。」
「そう、よかった…。」
そういってランさんは自分に抱きついていたままの僕を抱きつき返す。

僕たちは、しばらく性交後の余韻に浸った。
0293ヒロランSS2013/09/01(日) 01:31:15.59ID:bDvDB7js
ランさんのおかげでまた勇気が持てた。
いや、それだけじゃない。
ランさんの為にがんばりたい。頑張らなければいけない。
思い出した。
バンさん達は今も戦ってる。 勇気をくれたランさんの為にも頑張らないと。
息を整える。

「ヒロ…、行くの?」
「はい…。バンさん達のところに行かないと。」
ランさんの中に入ってたものを引き抜いた。
貫いていた肉棒とランさんのあそこに、僕の白い精液とランさんの赤い血液がかかっていた。

赤く滲んだ血は、見るからに痛そう。
「ランさん…。」
「ヒロ…、 あっちは大変だと思うから…行って。私はダメみたい…。」

「はい…、行ってきます。 ランさん」
ランさんにキスをする。
「行ってらっしゃい。ヒロ」

僕は部屋から出て、出撃した。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ヒロを見送った後、そのベッドで再び横になる。
(ヒロと…、しちゃったんだ…。)
股間の裂けたような鋭い痛みの残るソコと、
ヒロの精液がつまった内側から圧迫感のある胎をゆっくり撫でながら、
天井を見つめ、思った。

彼はいつも前を向いていた。私は喜んでいる時も悲しんでる時も、いつもその横顔を覗いていた。

振り向いて欲しかった。何故だかわからない。
悲しんでいるヒロを見て思わずキスをした時、
こういうことだったんだな、と自分自身気づいた。

こんな形で振り向かせるのは間違っていると思っていたけど…。

もう片方の手で額の汗を拭う。触れた額で感じる。
体が熱い。
ヒロは頑張ってるかな…。

破瓜の痛みと快感が引き始めた途端、
急に眠気が私を包む込む。瞼が重い。

服を整えたり、後始末をしなきゃいけないのに、
このまま寝てしまったら、ヒロとの関係がバレてしまうだろう。

(別にいいかな…。)
古城アスカもヒロに気があるみたいだったし、
この事実を見せつけてやるのもいいかもしれない。
彼女に対してヒロと関係を持ったという愉悦感を感じて、
思わず口角を上げ、笑みを浮かべてしまう。

半分冗談と考えつつも、瞼を完全に閉じて、
心地よい眠気に抱かれ、そのまま眠ってしまった。
0294ヒロランSS2013/09/01(日) 01:34:58.22ID:bDvDB7js
以上 終わり。

ガーダイン編からミゼル編までの時の話です。
0296名無しさん@ピンキー2013/09/01(日) 02:34:41.47ID:NpFk9U94
自分はヒロラン好きだから面白かった

>>295
読点と言う記号。自分は読み難いほど気にはならなかったな
0297名無しさん@ピンキー2013/09/01(日) 03:30:47.13ID:Por5ahoG
>>294

良い物見せてもらったわー
展開もスマートでいい
色々参考になったよ
0299名無し@ピンキー2013/09/01(日) 22:22:49.30ID:ar0nPEgg
ごめんなさい、さいなら
0302名無しさん@ピンキー2013/09/03(火) 00:52:13.60ID:jMEJyxH1
ちょい亀だけど>>272
外見を見る限り、ロンドニアの安土モモコちゃんはなかなか良い感じにまとまった娘だよね
派手さはないけど正統派の娘って感じで

アニメには出ないのかなぁ
0304名無しさん@ピンキー2013/09/04(水) 13:02:53.41ID:7JZtNBIO
ハッピーたそ〜
先日やらかしたことがいろんな所で叩かれててワロタ
0305ハッピーDEATH☆ ◆HappyRXKFo 2013/09/04(水) 20:59:42.39ID:UCmaQi/z
300円が7500円になるチャンスが……今日もボケカスのせいで潰れてしまった
0309名無しさん@ピンキー2013/09/05(木) 18:13:31.52ID:zK1pmq+D
みんな幸せやなー
0310名無しさん@ピンキー2013/09/06(金) 00:02:57.79ID:cU0RcUpm
来週は新しい女の子が出るね。キャサリンも活躍しそうだし楽しみ

もちろんエロネタがあるかどうかが
0312名無しさん@ピンキー2013/09/06(金) 19:03:22.09ID:jnO6eGRz
仙道キヨカが郷田と付き合うとか言い出して仙道ダイキ脂肪って展開が見たい
0313名無しさん@ピンキー2013/09/06(金) 19:25:38.73ID:cU0RcUpm
問題はキヨカが兄とどんな仲か…ゲームでは兄との絡みがあるとかないんだろうか。

まあ、さもなくば書き手が想像という名の捏造をするしかない
0314名無しさん@ピンキー2013/09/06(金) 19:35:13.56ID:cU0RcUpm
思いつくのはダイキが一方的に妹にゾッコンで、キヨカは冷たいパターンとか
0315名無しさん@ピンキー2013/09/06(金) 19:48:58.65ID:jnO6eGRz
エロ関係なくてスレ・板違いな話になるけど、
キヨカはダイキが何かやっている事に気付いていて
(その「何か」とは要するに無印・Wにおいてダイキが経験した様々な戦い)
けどダイキは何も教えてくれないから
ダイキがやっていた何かを辿る真相へのヒントに
なるかも知れないとLBXを手にとって現在に到るとか
そんな経緯があるんじゃないかと思ってる
0316名無しさん@ピンキー2013/09/06(金) 20:01:25.88ID:cU0RcUpm
>>315
これからセカンドワールド関連でキヨカも色々経験するだろうから、「兄もこれくらい大事な戦いを経験してきたのか」って感じで関心して、好感度あがるかもしれない。


つまり兄を尊敬するようになったキヨカは、久々に兄に会うと黙って服を脱ぎ始め……
0317名無しさん@ピンキー2013/09/06(金) 22:41:37.23ID:1mKZ6giZ
タロットやジョーカーのストラップつけてる当たり、仙道の事をそれなりに慕ってはいた気がする
そう、夜な夜な仙道との相性占いをしたりジョーカーを仙道と思って口づけしたり・・・

>>311
また郷田さんのファンが出てくるのか・・・なら大人になったリコやミカも期待していいよね
0318名無しさん@ピンキー2013/09/07(土) 00:02:48.73ID:nn4dr7v4
>>317
なるほどキヨカは割りとお兄ちゃん大好きそうだ。もしかしたらスマホタロットやジョーカーのストラップも、お兄ちゃんに会えない変わりだったりなんて想像してみる
0319名無しさん@ピンキー2013/09/07(土) 09:20:26.24ID:x4tt2yrw
郷田はもうファンの女の子はべらせてハーレム作ればいいよ。
正妻はミカな。Wのミカ加入クエストに萌えたんで。
0321名無しさん@ピンキー2013/09/07(土) 13:18:58.11ID:r/lXWoAH
郷田は股間も豪快なのか。

女の子は一晩でみんなハメられるかもね
0322名無しさん@ピンキー2013/09/07(土) 16:07:51.60ID:icGukuoL
何で郷田ばかりファンが出てくるんだ
バンさんのファンだって出て来てもいいだろ
0323名無しさん@ピンキー2013/09/07(土) 19:18:48.43ID:lXFpV/SS
ミカってレギュラーにならなかったのがおかしい位可愛い杉だろ…
0324名無しさん@ピンキー2013/09/07(土) 19:51:34.80ID:r/lXWoAH
ミカって年齢いくつだったんだろう。4年も立てばロリじゃなくなっちゃってるかなぁ・・・
0325名無しさん@ピンキー2013/09/07(土) 19:53:51.17ID:uuK35YhL
郷田さんに壊れるくらい激しいセックスをされながらも、「もっと壊して…」と底なしの欲望を見せるミカたんが見たい

>>324
バン達のクラスメートじゃなかったっけ
だから彼らと同い年、郷田よりは年下なんじゃないかな
0326名無しさん@ピンキー2013/09/07(土) 19:57:25.35ID:r/lXWoAH
ウィキ見たら13歳→14歳(W)ってあった。

つまりウォーズでは18歳か・・・一体どうなっているんだろう。
0327名無しさん@ピンキー2013/09/07(土) 20:10:50.58ID:57JE3a1o
あの学校の中にはジェシカのファンがいてもおかしくないよな
0328名無しさん@ピンキー2013/09/07(土) 21:59:11.67ID:fxstCdUf
感情や自我を奪われどんな命令にも言いなりとなり従う…
滅茶苦茶薄い本向けな設定にも関わらずスレイブプレイヤーアミのSSや薄い本はほとんど出なかったな…

…職人お願いします
0330名無しさん@ピンキー2013/09/07(土) 23:20:53.36ID:uuK35YhL
スレイブアミなら>>154にあるよね
まとめにも載ってるし

あ、だからって新作いらんわけじゃないよ
多くて困る事は無いからね
0331名無しさん@ピンキー2013/09/08(日) 00:11:59.15ID:IxOTk+Nl
スレイブアミは自分も上で書いたけど、洗脳従順系ではないからなあ。
嫌がる女の子を無理矢理系とか想いのすれ違い系とかが個人的趣味なもので…。
いろんな人が書くとそれだけバリエーションが出るから、是非書いてほしい。
自分もいろんな系統書けるように努力します。
0333名無しさん@ピンキー2013/09/08(日) 01:12:41.76ID:GOXTd7ml
いっとくがスレイブアミはもう一本あるからな!
まとめにも載ってるから、そっちも忘れないでやってくれ!
0336名無しさん@ピンキー2013/09/08(日) 21:00:20.57ID:7OOs3aOa
>>335
アイデアはあるが筆が進まないんだ。すまんな

今回の電撃プレイはさすがにマニアックですかね・・・(ゲス顔)
0338名無しさん@ピンキー2013/09/08(日) 22:31:34.18ID:24G6wgf0
Wのゲーム久しぶりにやったけど、A国大統領がエロくていいな
おっぱいとか括れとか凄い
あんなエロい体じゃ副大統領に監禁されてる時に何かやられたんじゃ無いですかね
0340名無しさん@ピンキー2013/09/09(月) 00:58:37.07ID:yIAdWoE5
シャーロットちゃんの出番やな
また電撃されたくなければエゼルダームに入るようアラタを説得しろって感じでヒカルを脅して、それに従わないからシャーロットちゃんにあれこれされる的な
0341名無しさん@ピンキー2013/09/09(月) 05:45:07.52ID:BDeeHMPx
>>338
そこに気づくとは・・・やはり天才か
顔にちょっとしわがあるけど美人だよね
熟女好きにはたまらないのかも
色々と苦労してそうだし

あと関係ないけど、熟女と言えばマーくんのママもいい線いってると思う

>>339
せめてお相手やシチュも上げてみようぜ
とはいえジェノックの生徒との絡みが少なすぎるんだよなぁ・・・
だれとでも組めるユノくらいしかいない?
他のクラスなら>>340みたいにシャーロットとか・・・
そっちも選択肢少ないな

最後の手段としてはヒカル女体化・・・
ていうか俺はいまだにヒカルは女子だと信じてる
0343名無しさん@ピンキー2013/09/09(月) 17:43:36.04ID:cLRLr2y3
ハルキも女子との会話シーンが少ない。逆にアラタは大杉。
0344名無しさん@ピンキー2013/09/09(月) 23:09:58.03ID:eq5nH7xS
>>341
アニメ本スレで復帰したらカップが大きくなるとか言われていたね
やるなら今なんだろうか
ヒカルの女体化或いは実女なら隊長のハルキを押し倒すのもいい?

>>343
しかしかなりの割合がユノっち…
前から思っていたけどあの娘はアラタの部屋に盗聴器や隠しカメラを仕掛けていそうでコワイw
ユノっちはだいたいアラタの隣りや後ろにいることが多くないかな
0345名無しさん@ピンキー2013/09/09(月) 23:23:00.08ID:pXJAkEsa
>>344
まさかのユノっちヤンデレ?

アラタにラブレターがってシーンでは普通に「良かったじゃない」的な台詞言ってるだけで、ムッとしたり不安がったり的な素振りはなかった。

アラタに気があるんじゃなかったのかアレ?って思ったけど、もしや人前だから平然としたフリとか?

自分が何も言わなくともキャサリンが勝手に「見に行こう」って言い出すのはわかっていたから、ごく自然に様子を伺えるし


まあさすがにこじつけすぎだろうけど、そこまで計算してたら怖いなーと
0346名無しさん@ピンキー2013/09/09(月) 23:27:09.61ID:eq5nH7xS
>>345
むしろあの流れを見ていて浮かんだんだけど、
他の女に靡くわけがないけどキャサリンらが見に行くなら付き合いで自分も行くか程度に思っていたりして
まあこじつけそのものだし一種の願望みたいなものだけどそれだといいなあなんて思ったんだよ
0347名無しさん@ピンキー2013/09/09(月) 23:29:29.38ID:eq5nH7xS
>>340
あれこれされるって所で実は女の子だったーが発覚でガチレズでもいいんやで(ゲス顔)
0348名無しさん@ピンキー2013/09/09(月) 23:49:07.83ID:pXJAkEsa
まあ二次創作なんだし、前置きなりがあれば「実は女の子!」なんてものありかもしれない。



>>346
仮にそこまでアラタが自分に靡く自信があるとして、あるいはどこかで既にアラタは自分のものだと思い込んでいるとして。

っていう前提の上でアラタが他の女の子にデレデレと……。

となれば、アラタを監禁しちゃうヤンデレユノっちができなくもない。

まあヤンデレ女による男監禁もなかなかマニアックだから人を選ぶのだろうけど
0352名無しさん@ピンキー2013/09/11(水) 21:21:21.33ID:4YilUQru
地方民は明日の笑顔動画にアップされるのを待たないかんけどな
早く第4小隊の勇姿が見たいなぁ
0355名無しさん@ピンキー2013/09/12(木) 20:27:58.57ID:kwWyJOnY
美都先生に猛烈アタックして華麗にスルーされるメリッサ先生かわいい
0357大空ヒロ2013/09/15(日) 00:24:10.01ID:vM7ILDkK
「おはようございます!バンさん」
「お!ヒロおはよう!」
「朝バトルする?」
「ハイッ!バンさん!」
僕は、いつものようにバンさんと朝バトルをした。
「いっけー!エルシオン!」
「いっけー!ペルセウス!」
バトルスタート
いつもはヒロが押しているが今日はバンがやけに強い!
ん?
僕はアソコになにかを感じた!
「ア、ア、ア、ア あひぃ」
「ハハハハハ」
「バンッさんっ」
僕はこういうことが初めてだったので
何をされているかよく分からなかった
プシュー
「なんだこれは起きたばかりなのに急に眠気が………」
「ん、ん、ここは」
「起きたかヒロ」
「バンさん?」
バンさんは僕のペニスに触れた
「あひぃ」
「この程度でか」
僕のズボンが下げられる
「ん?勃起してない?」
パンツもおかまいなしに下げられる
「は、恥ずかしい」
はむ!
「あひぃ!!!」
ビクンッ!僕のペニスはたちまち勃起した。
ペロペロペロペロ
「あひぃ!?」
ペロペロペロペロ
舐めるのは亀頭に集中する。
「バンさんトイレ!」
バンさんは舐めるのを止めた
「大丈夫!俺の口の中に出せ!」
と言うとまた舐めはじめた
「ハァハァハァハァハァハァハァ」
「でっ出る!!」
オナニーをしていないので出る液体も多い。
ドピューーーーーーーーーー
「はあ!」
僕は気を失った
「仕方ないなあ」
精液を飲んだバンはヒロを寝室へとはこんださあこれからだぜ!


つづきは自分で作ってください。



みじかっ!
0358名無しさん@ピンキー2013/09/15(日) 00:43:44.02ID:DzFilL+5
うおおおおおゲームの公式HPにWまでのキャラが出てるうううう!
アミたんやべええええ巨乳セーターにメガネ装備とか半端ねええええ!
ランはこれ絶対競泳水着だよね。むしろそれ以外認めない。
ジェシカは胸の谷間全開のデザインかと思ったらコウスケの髪でがっかりした。

男衆はあんまり変わってないな
カズの筋肉が退化してて笑ったw
0359名無しさん@ピンキー2013/09/17(火) 02:23:23.58ID:BUnrAd7s
皆様待望?のシャーロットちゃんネタ投下
4レスほど使用予定
03601/42013/09/17(火) 02:25:14.57ID:BUnrAd7s
『瀬名アラタさんへ
昼休み、屋上で待ってます。今回は2人だけで話しましょう。
シャーロット・レイン』

「またか…」

この手紙を受け取った少年、瀬名アラタは憂鬱そうに呟いた
文面だけであれば世の青少年が歓喜する手紙、すなわちラブレターにしか見えないだろう

「何それ?見せて」

そこに1人の少女が近付きアラタ宛ての手紙を覗き込む

「これって、この前のエゼルダームの女子だよね?」
「ああ。あの時『他人の名前を使って呼び出す奴は信用できない』って言ったんだけどさ、そしたら今度は『2人だけで』って付け加えてきたんだよ」

と、アラタは思い当たる理由を彼女に述べる

「なあユノ、これってやっぱ無視した方が良いよな?」

アラタは同意を求めるように答えを求めた
それに対しユノと呼ばれたその少女は、自分の想像した事が杞憂だと確信したのか、先程より一瞬遅れるように口を開くと

「でも今回は2人っきりなんでしょ?また会いに行ってあげたらいいじゃない」
「ええ!?」

ユノは明らかに嫌味っぽい口調で、アラタの期待を突き放す答えを口にした

「もしかしたら今度は本当に告白かもしれないわ。それにどうせ相手は女の子1人なんだから、いざって時は全速力で逃げればいいのよ」
「マジかよ…」
「第一印象だけで人の事を決め付けたら失礼でしょ」
「ああもう分かったよ!行くよ!行くって!その代わり、今回は覗きに来るなよ!」
「はいはい頑張ってねアラタ〜」

結果的に、アラタはユノの意地悪に乗せられる形で手紙の主のシャーロットに会いに行く事となった





昼休みを迎え、アラタはすぐさま屋上へ向かった
その足どりからは、さっさと片付けたいという彼の気持ちが伝わってくる

「長話は勘弁してくれよ…」

屋上に着いてもはまだ来ておらず、周りを見てもエゼルダームはおろかそれ以外の国の生徒さえいない
完全に自分1人…そんな状況のためか、アラタは思わず独り言を漏らした

「お待たせ…」

アラタより1、2分遅れてドアが開き、続いて少女の声が淡白な口調で飛んでくる

「俺はエゼルダームなんて行かないからな」

アラタは敵意を剥き出しにしながら、すぐさま自分の意志をシャーロットに突き付けた
03612/42013/09/17(火) 02:26:11.98ID:BUnrAd7s
「そう…」

しかしシャーロットは相変わらずの淡白な反応でアラタの意志を流し、何やら自分の制服を弄り始めた

「お、おい!何してるんだよ!」

シャーロットは制服を弄り始めたと思いきや、プチプチとそのままボタンを外していく
アラタは咄嗟に後ろを向いた

「今、私が大声で叫んだらどうなると思う?」

胸元がはだけ、ブラジャーと素肌を露わにした姿でアラタの前に回り込みながらシャーロットは言った

「どうって…」

アラタは動揺を隠すように再び後ろを向くが、シャーロットも再び回り込む
そして今度はアラタが後ろを向けないように首を掴み、視線を強制的に自分へ向けさせた
アラタは瞼を閉じ懸命に目に入らないようにするが、シャーロットが手を離してくれる気配はない
このまま瞼を開けば先程と変わらぬ光景が目に入ってくるのは確実だ

「すぐに決められないなら、今夜エゼルダームの寮に来て。そしたら手を離してあげる」
「…分かったよ。だから早く離してくれ…」

何が『いざって時は全速力で逃げればいいのよ』だよ!と、ユノの言葉を思い出しながらアラタは寮で会う事を渋々承諾した

「時間は今夜9時、良い返事を待ってるから」

シャーロットはそう言い残してアラタの首から手を離し、はだけた制服をテキパキと戻して屋上から去っていった

「いくら何でもこれはみんなに言えないよなぁ…」

シャーロットが去るなり、アラタは事の一部始終をクラスメート達に話すべきかすぐさま悩み始めた
冗談で片付けられるか、あるいは女子生徒に服を脱がせた痴漢の濡れ衣を着せられるか
どちらにしろ話す事にメリットらしいメリットは浮かばない
ウォータイム中には奇策や思い切りの良さを見せているアラタも今回ばかりは慎重である





「やっと来た」

エゼルダーム寮の玄関に佇む少女が、待ちかねたという感じでアラタに声を投げた
結局アラタはクラスメート達に黙ったまま再度シャーロットに会う事を選んだのだ

「何回頼まれても俺はジェノックに残るからな」
「部屋に上がって。話はそれから」

シャーロットは玄関の扉を開け廊下、そして自分の部屋へとアラタを導く

「お邪魔しま〜す」
「そこ座って」

アラタはいかにも形だけといった気怠そうな挨拶をしつつ、用意された椅子に腰掛けた
03623/42013/09/17(火) 02:27:18.65ID:BUnrAd7s
「時間は今夜9時、良い返事を待ってるから」

シャーロットはそう言い残してアラタの首から手を離し、はだけた制服をテキパキと戻して屋上から去っていった

「いくら何でもこれはみんなに言えないよなぁ…」

シャーロットが去るなり、アラタは事の一部始終をクラスメート達に話すべきかすぐさま悩み始めた
冗談で片付けられるか、あるいは女子生徒に服を脱がせた痴漢の濡れ衣を着せられるか
どちらにしろ話す事にメリットらしいメリットは浮かばない
ウォータイム中には奇策や思い切りの良さを見せているアラタも今回ばかりは慎重である





「やっと来た」

エゼルダーム寮の玄関に佇む少女が、待ちかねたという感じでアラタに声を投げた
結局アラタはクラスメート達に黙ったまま再度シャーロットに会う事を選んだのだ

「何回頼まれても俺はジェノックに残るからな」
「部屋に上がって。話はそれから」

シャーロットは玄関の扉を開け廊下、そして自分の部屋へとアラタを導く

「お邪魔しま〜す」
「そこ座って」

アラタはいかにも形だけといった気怠そうな挨拶をしつつ、用意された椅子に腰掛けた

「はい」
「ああ、ありがとう…」

シャーロットはアラタの目の前にジュースを持ってきた
『結構マメでいい娘だなー。もし告白だったら付き合ってたかも…』と思いながらアラタはそれを口に運ぶ

「エゼルダームには来る気になった?」
「え?あ…悪いけどやっぱり俺はジェノックに残るよ。エゼルダームには行けない」

アラタは一瞬だけ本来の目的を忘れかけていたが、すぐ思い出し自分の意志を伝える
…が、先程の彼女の、淡白ながらも甲斐甲斐しげな姿を見たせいか、アラタの口調は随分と弛んでいる
いわゆる「鼻の下が伸びた」状態だろう

「だったら来たくなるようにしてあげる」
「え…?」

アラタはどういう意味かさっぱり、といった反応である
それを後目にシャーロットは、アラタの右手をロープで椅子に縛り付けた

「何すんだよ!」

アラタは声を荒げるが何故か体に力が入らず、続いて左手・両足とされるがままに全身を固定されてしまった

「ジュース美味しかった?」
「まさか薬か何か入ってたのか…」
「人体に害はないから」

そんなやり取りをしながら、シャーロットは身動きの取れないアラタの服の上半身を捲った
03633'/4 コピペミスで修正orz2013/09/17(火) 02:30:06.49ID:BUnrAd7s
「はい」
「ああ、ありがとう…」

シャーロットはアラタの目の前にジュースを持ってきた
『結構マメでいい娘だなー。もし告白だったら付き合ってたかも…』と思いながらアラタはそれを口に運ぶ

「エゼルダームには来る気になった?」
「え?あ…悪いけどやっぱり俺はジェノックに残るよ。エゼルダームには行けない」

アラタは一瞬だけ本来の目的を忘れかけていたが、すぐ思い出し自分の意志を伝える
…が、先程の彼女の、淡白ながらも甲斐甲斐しげな姿を見たせいか、アラタの口調は随分と弛んでいる
いわゆる「鼻の下が伸びた」状態だろう

「だったら来たくなるようにしてあげる」
「え…?」

アラタはどういう意味かさっぱり、といった反応である
それを後目にシャーロットは、アラタの右手をロープで椅子に縛り付けた

「何すんだよ!」

アラタは声を荒げるが何故か体に力が入らず、続いて左手・両足とされるがままに全身を固定されてしまった

「ジュース美味しかった?」
「まさか薬か何か入ってたのか…」
「人体に害はないから」

そんなやり取りをしながら、シャーロットは身動きの取れないアラタの服の上半身を捲った
そして露わになった肉体を撫でていく

「ぅ…あ…」

シャーロットはただ撫でているだけなのだが、アラタは体をブルブルと震わせている
飲まされた薬の効果で抵抗する力は入らず、感覚も敏感になっているのだ

「お、おいやめろって…!」

アラタは搾るように声を出すが、シャーロットは全く聞き入れてくれない
そして今度はズボンを下げ、脛や太腿を撫で回し

「ぁぐっ!」

堅くそそり立った部位に手を添えた
アラタは飛び上がるように体を震わせる

「ちゃんと効いてる」

薬の効き具合を確認できたのかシャーロットは一旦手を止め、屋上でしたように自分の服に手をかけた
だが目の前のアラタはそんな事を気にする余裕はないようで、何度も大きく息を吸っている
アラタが体を落ち着かせたのも束の間、衣服を殆ど纏わぬシャーロットの肢体が目に入ってきた
屋上の時と同様アラタは瞼を閉じるが

「ちゃんと見て」

シャーロットは閉じた瞼を強引に開き、さらに眼前に迫ってくる
その衝撃的な光景に、一度は治まりかけた体も先程のような反応が帰ってくる
03644/42013/09/17(火) 02:40:22.45ID:BUnrAd7s
むしろ先程とは比較にならないほど感度を増しており、アラタの体は燃えるように熱を帯びていた
そんなアラタに目を向けつつ、シャーロットはそそり立つモノを口に含む

「んむ…」
「ちょ…汚…いっ…て!」

思わずアラタは止めにかかる

「ぷぁ…」

アラタはすぐにシャーロットの口から解放されたが、それは制止を聞き入れてくれたわけではなく

「ん…」

濡れたアラタのモノを、大きく柔らかな胸ですぐに挟み込み、そのまま上下に動き始めた

「ぅぐ…うぁああっ!!」

さっきまでとは桁違いの刺激にアラタは声が止まらない

「どう?」
「な、何…か…分からないけ…ど…ヤバ…い…!頼む……やめ…」

投げられた問いにアラタが答えると、シャーロットは動きをピタリと止めた

「え…何で…?」

今度はアラタが問う

「やめてって頼まれたからやめたんだけど」

その言葉でアラタは自分の理性が性欲に押されかけていると知り動揺する

「続けてほしかったらエゼルダームに来るって約束して」

シャーロットはそこへ交換条件を提示する

「……」
「約束してくれたら、もっといい事もしてあげる」

さらにアラタの理性を完全に消しに掛かる

「……エゼルダーム…行く。だから…」

アラタの理性は呆気なく壊れ、それに合わせてシャーロットは上下運動を再開する

「あぁあっ…!何か…で…出…そうっ!」
「我慢しなくていいから」
「ぐ…っあ……ぁがぁぁあぅっ!!!」

上下運動が再開するなりアラタはあっという間に絶頂に達した
03655/4 今度は改行制限orz2013/09/17(火) 02:44:44.46ID:BUnrAd7s
だが

「あれ…終わったんじゃ…?」
「もっといい事。約束したから」

シャーロットはアラタに跨り腰を落としていく

「んっ…んん…ぅんっ…」
「っ…んぐっ…何だ…すご…い」

声を重ねながら2人は繋がった
実は待ちわびてたとばかりにシャーロットは激しく動く

「あん…んっ…っくぅ…」
「…んぐぅ…ま、また…出…」
「おいで……っ…んぁ…あっ」

シャーロットはアラタの精を受け止める意志を示す

「ぉあっ…ああぁぐぁっ…!!」
「…ゃ…ん…ひゃぁああっ!!」

その直後、繋がった2人は箍が外れたように一気に快楽に果てた





後日、アラタのエゼルダーム移籍が正式に告示された
ユノは自分の軽はずみな行動に後悔していた
だが事態はユノの想像以上に深刻であり

「瀬名アラタ、今夜もしてほしい?」
「ああ!頼むよシャーロット」

シャーロットから与えられる快楽に、アラタは完全に囚われてしまっていた
0368名無しさん@ピンキー2013/09/18(水) 21:47:21.25ID:0Gxv6yH1
新作乙です
アラタもシャーロットも幸せそうで何より(小並感)
0369名無しさん@ピンキー2013/09/19(木) 20:37:32.01ID:kti3TmA5
ポルトンまさかの最適化によって今週は影も形もなしとは
でも今週はヒカルが大変エロかった(ゲス顔)
0370名無しさん@ピンキー2013/09/20(金) 19:14:30.14ID:Gh742JB8
明日からは三連休、そしてこの秋の夜長

新作はいつ書くの?
今でしょ!
byメリッサ・ポートマン先生

さて、どんなネタが良いやら
ヒナコ×キャサリン、シャーロット×ユノ、キヨカ×ハナコ、シャーロット×ヒカル、美都先生×アラタ、美都先生×ハルキ、キョウジ×ユノ、アカネ×リクヤ…
0371名無しさん@ピンキー2013/09/21(土) 03:32:45.92ID:BmyIdXgw
・強引に同盟を迫る男教師×メリッサ先生(やっぱりロシウスの人が適任か)
・同盟結んでほしくてベッドの中にまで押し掛けるメリッサ先生×美都先生
・ついには寝室の中にまで強引に入り込んでくる猿田教官×美都先生

大人連中しか浮かんでこないのはなぜだろう
あと大人になったレジェンドメンバーも見てみたいなぁ
03743702013/09/22(日) 00:28:28.94ID:CVSxvWbt
さて、短めだけど言い出しっぺが1本投下します
3レス使用予定

残念ながら大人組の話ではありません
03751/32013/09/22(日) 00:31:21.96ID:CVSxvWbt
ジェノックに所属する生徒が暮らす学生寮「ダック荘」
この寮にある、第3小隊隊長・東郷リクヤの部屋の前に1人の少女が立っていた

「失礼します!」

少女はハキハキした声とともに部屋の扉を開く

「篠目さん…ここは男子寮ですよ。帰ってください」

部屋の主は無気力そうに彼女の行動を咎め、追い返そうとする
彼女はリクヤとともに戦う第3小隊の隊員、篠目アカネである

「そういう訳にはいきません!それより隊長、どうしたんですか!?授業中もウォータイム中もずっと脱け殻みたいで…」

アカネは一瞬だけ語気を強めてそれを拒否し、本題を切り出す
『仕方無い』といった表情をしながらリクヤはベッドに腰かけ、口を開く

「もう嫌なんです…自分自身が…。仲間殺しと呼ばれるほど何度も隊員をロストさせ生き延びてきましたが、それでもお父さんの期待に添えられなかった…。
今の私には任務を続ける意味も、隊長でいる資格もありません。こんな何もない私なんて…早くロストした方が…」

アカネの問いに答えるリクヤはまるで自己嫌悪の塊だった

「そんな事ありません!私は隊長を守るために派遣されたんですよ!?私こそ、隊長がいなくなったら何も残りません!」

だが、アカネも負けじとリクヤの言葉を真っ向から否定する

「部下を見捨てて逃げるのが嫌なら、私も隊長と一緒に逃げます!隊長と一緒に生き延びます!」

彼女はさらに続ける

「誰かの期待に添いたいなら、私が隊長に期待します!私は隊長を見限ったりしません!だから、そんな事で悩まないでください!」

最後の一押しとばかりに、畳み掛けるようにリクヤへ言葉を投げ続ける

「篠目さん…」
「悩みがあっても独りで抱え込まないでください!悩みなら私が消してあげますから!」

そう言ってアカネは突然リクヤと自分の唇を重ね合わせた

「な、何をするんですか篠目さん!?」

それまでの陰鬱とした態度が嘘のようにリクヤは声を上げた

「さっき言った通りです。私が隊長の悩みを消してあげます。だからじっとしててください」

訊かれた事に答えると、アカネはリクヤを押し倒しながら再び唇を重ね合わせた

「んっ…ふむっ…」

今度はそのまま口内に舌を滑り込ませ、リクヤの舌と絡ませていく
リクヤは自分が何でこんな状況にいるのか分からないといった様子で、彼女のされるがままとなっている

「ぷは…っ…。失礼しますね」
03762/3 改行制限でオーバーしますorz2013/09/22(日) 00:36:44.15ID:CVSxvWbt
アカネはリクヤの衣服を剥ぎ、身体に舌を這わせていく

「ぅ…」

体を震わせるリクヤの表情を横目に見ながら、彼女は舌を下半身へと近付けていく

「これが隊長の……。いただきます!」

大きく立ち上がったリクヤ自身を、アカネは根元まで一気に頬張った

「はむっ…んぐ…」

さらにそのまま口を窄め、舌を暴れさせながら頭を揺らす

「駄目…です…。こんな…事…」
「んっ……ふぁいひょうのなら…へいひれす」
「ぁ…うぁあっ!」

リクヤはあっという間にアカネの口内で果ててしまった
一方アカネは彼から口を離し、放たれた精をごくんと飲むと

「けほっ…。隊長…こっち向いてくれますか?」
「…はぁっ…はぁっ…。…!?」

いつの間に脱いだのやら、自らの一糸纏わぬ姿をリクヤに見せ付けたのだ

「何のつもりですか!」
「さっきも言いましたけど、隊長のためなら平気です」
「そういう問題ではありません!」

リクヤはアカネの痴態を止めようとするが、本人は全く意に介さず一旦離れたリクヤとの距離を再び詰めてくる

「それに隊長、そんな事言ってますけどこっちは正直ですよ」

絶頂を迎えて静かになっていたはずのリクヤのモノは、再び大きく立ち上がっていた

「こ、これは…」

リクヤはアカネの指摘に言葉を詰まらせる

「今日ぐらい自分に正直になってください」

アカネはそう言うと馬乗りのような態勢となり、潤んだ秘部をリクヤに当てる

「んっ…痛…っ…」
「やめ…なさい…!あなたこそ…自分を蔑ろに…しては…」
「ぅんんっ…隊長になら…私の…初めてを…渡せます……あぁあっ…!」

制止を振り切るかように、アカネは自らの秘部でリクヤを完全に飲み込んだ

「ですが…血が…」
「大丈夫です…。う…動きますよ…」
03772.5/32013/09/22(日) 00:39:06.13ID:CVSxvWbt
そうは言うものの、アカネの表情はかなり苦しそうなものだった
だが、彼女は苦しさを堪えながらひたすら腰を振り続けた

「んぁっ…!隊長ぉ…」
「篠目…さん…!うっ…」
「ぁっ…ぅんっ…気持ち…いい…ですか…?んふぅっ…!」

アカネはリクヤに訊くが彼は答えない
だが、彼の気持ちは口に出さずとも表情が物語っていた

「良か…った!この…ままっ…悩み…なん…て……んぅぅっ!…吹き飛ばして…あげます…ね…!」

彼女は一層早く腰を動かした
周囲の物体が本当に吹き飛ばんばかりの勢いで

「も…もう…駄目です…篠目…さん……早く…抜かないと…!」
「良いん…です…!隊長っ…来て…ください…っ!」
「っ…ぁ…うぐぅっ…!」
「んぁっ…あぁっ…ゃあぁぁぁっ!!」

アカネは最後までリクヤの意向に反して快楽を与え続け、自らもその快楽を身体の深部で感じながら絶頂に達していった





「すみませんでした隊長!私は…隊長に…総理のご子息にこんな…はしたない行為を…」

どうやらアカネは、本当に勢いに任せて事に及んでいたらしい
先程までのリクヤを攻め立てていた姿が嘘のように、頭を深く深く下げている

「明日すぐに退学届を提出して島を離れます。そして総理の処分を受け、警察に行きます」

彼女はそのまま顔を上げずに自分の身の始末について話す

「篠目さん」
「は、はいっ!」

彼女はリクヤの呼び掛けに身構えるように答えた

「今日の事は内密にしておきます。ですから、あなたも第3小隊に残ってください」

それは予想外の言葉だった
あれだけの振る舞いをして只で済むはずがない、そう思っていた
03783/32013/09/22(日) 00:41:23.05ID:CVSxvWbt
「今日の一件は、私が隊長としての役割を果たせなく事を問題視しての行為…世間で言うところの荒療治だったのでしょう」
「ですが…!」
「ご心配おかけしました。私はもう大丈夫です。あなたのお陰で気持ちが晴れた気がします」

アカネにとっては勢いに任せて及んだ暴挙だった
それでも彼女がリクヤを心配する気持ちは本物で、彼の心にも届いていたのだ

「私のために純潔まで差し出してくれた女性を追い出すなんてできません。あなたは今後も第3小隊の一員です」
「……ありがとうございます!」

アカネは屈託のない笑顔でお礼を言った

「私の方こそ、ありがとうございました。さあ早く帰ってください。ここは男子寮ですよ」

リクヤもその笑顔に応えるようにお礼を返す
…とともに、アカネに今の状況を認識させる

「そうでした…」
「話の続きは明日、学校へ行く時にでも2人だけでしましょう。朝比奈君とロイ君には悪いですけどね」
「はい!明日の朝、楽しみにしてますね!お休みなさい、隊長!」
「ええ。お休みなさい、篠目さん」

アカネが元気良く部屋を去ると、リクヤは心の中で『今夜は久々に良く眠れそうです』と呟き、いそいそとベッドを整えて床に就いた
0379名無しさん@ピンキー2013/09/22(日) 00:45:50.36ID:CVSxvWbt
以上
もしもコウタ達の説得シーンがアカネちゃんに代わったら、的な感じで書きますた
0381名無しさん@ピンキー2013/09/23(月) 20:00:10.17ID:PozncNe8
短めの百合物投下
4レス使用予定

>>380
アカネちゃんってアニメを見る限り普通の娘だけど、何故かぐいぐい来るイメージで書きたくなるよね
目つきが鋭いからかな
03821/42013/09/23(月) 20:00:56.19ID:PozncNe8
「はぁ…お腹空いた〜…」
「もうこんな時間だよキャサリ〜ン」
「タワーの正位置…災難…」
「ホントだよ…何で俺まで〜…」

ジェノック・ポルトン・ハーネスの3カ国の生徒が暮らす学生寮「ダック荘」
その玄関の扉が開き、4人の少年少女が疲れ切った表情で入ってきた

「待ちくたびれたぞ!」

そこに立ちふさがるように現れたのはアイパッチとマントを身に着けた赤い長髪の少女
ポルトン第1小隊の沖田ヒナコだ

「またあんた〜!?」
「俺もう疲れたよ…」
「用があるのはキャサリン・ルースだけだ。あとの3人は好きにしろ」

どうやら彼女の目的は1人だけのようだ

「どうするキヨカ〜」
「ハーミットの正位置…忠告…。関わらない方が良い」
「あっ!キヨカにハナコ!」

『あとの3人』のうちの2人は、そそくさとその場を去ってしまった

「じゃ…じゃあ俺も!」
「アラタまで!」

気を取られたキャサリンの隙を突くように、残る1人も立ち去る

「みんなして薄情者〜っ!で、用件は何!?」

キャサリンは愚痴をこぼしながらヒナコに問い掛ける

「決まっている!これから勝負の決着をつけるんだ」
「はぁ!?LBXがセカンドワールドに置かれたままでどう勝負する気よ!」
「LBX以外で勝負をすれば良い。まずは部屋に来い!」
「何でする気か知らないけど、やってやろうじゃないの!あんたみたいな弱小国の奴なんて捻り潰してやるわ!」

負けず嫌いな性格のためか、キャサリンは勝負の内容を聞きもせずにヒナコの部屋へとついて行った

「何で勝負するのよ?まさか殴り合いみたいな野蛮な方法じゃないわよね?」
「それはだな〜…」

ニヤニヤした表情で室内を歩き回るヒナコの姿に、キャサリンは寒気を感じた
……が、時既に遅しである

「こうするのさ!」

ヒナコはキャサリンの小柄な体を後ろから抱き締めた

「ちょっと!どういうつもり!?」
03832/42013/09/23(月) 20:02:18.42ID:PozncNe8
キャサリンは手足をばたつかせながら声を荒げる

「簡単だ。どっちが先にイくかで勝敗を決める。ほらほら、じっとしてたらお前の負けだぞ〜」
「んぁ…っ…!」

ヒナコはちょうどキャサリンの制服の胸のあたりで指を踊らす

「んっ…!」
「こんな弄り甲斐の無さそうな胸でも感じるのか?」
「…っ!言ったわね!」

ヒナコの言葉が癪に障ったのか、キャサリンは全身に力を込めて体を大きく振るう

「うぉ…っ!」

ヒナコは思わずバランスを崩し、よろけた
キャサリンはすかさずヒナコをベッドに向けて押し倒す

「あんたこそ、このデッカいの全部性感帯でできた淫乱なんじゃないの!?」
「はぁ…っ…あっ…!」

今度はキャサリンがヒナコの胸を責める

「そんな…事っ…!」
「えっ!?」

ヒナコはキャサリンのブレザーの隙間に手を差し込んだ
さらに差し込んだ手を暴れさせるようにボタンを外し、服を剥いでいく

「あっ!ちょっ…!」
「何だ…この…幼児体型…っ!」
「ゃあっ…!」

キャサリンの胸の上でヒナコの指が再び踊る
だが今度は守ってくれる服はない

「ふぁ…ぁっ…!」
「うぐっ!」

すると、四つん這いのような体勢で胴体を浮かせていたキャサリンは、力を失ってヒナコの上に落下してきた

「うぅ…っ。……お、おい!」
「お返しよ!」

その隙に、今度はヒナコの上半身が露わにされる

「これ、ただデカいだけじゃないでしょうね〜?」
「うぁあっ…!」

キャサリンはヒナコの胸の先端を舐め回した

「お…お前ぇ…っ…!」
「なっ、何する気!」

だがヒナコはキャサリンの舌に耐えながら、スカートに手を掛けてきた
キャサリンは下半身を振って抵抗するが、その行動は逆に手助けとなってしまい、下着が表に晒される事となる

「はっ…上ばっかりに…気を…取られてるからだ…!」
「ふぁっ…!んむ…っ…」
03843/42013/09/23(月) 20:03:04.42ID:PozncNe8
『しまった!』という感じの表情をするキャサリンの口を塞ぐように、ヒナコは唇を重ね舌を侵入させる

「ううっ…んむむ〜っ…!」

舌同士が絡む感覚でキャサリンはたちまち体から力が抜けていく
その影でゆっくりとヒナコの手が動き

「ひゃぅっ!」

キャサリンの秘所を突き始めた
どうにか逃れようとキャサリンはまた下半身を振るが、動く度にさらなる衝撃が体中を走り、思うようには行かなかった

「は…はっ!…あたしの…勝ちだ…」
「んゃぁぁっ!むぅっ…んむぅ〜っ…!」

ヒナコはラストスパートとばかりに指と舌を全力で暴れさせる

「ふぅっ…!ぅう〜っ…ぷは…あぁんっ…!駄目ぇぇぇぇぇ!!!」

ヒナコの確信通り、キャサリンは大きく叫びながら快感に悶えた

「ど…どうだ…!はぁはぁ…」

ヒナコはそう言いながら身を捩り、自分の上にのしかかって動かないキャサリンから這い出る

「もう…郷田君も…ポルトンも…馬鹿にはさせないからな…」

勝利の余韻を味わうといった面持ちでヒナコはそう呟いた

「うぁっ!?」

…が、それも束の間
キャサリンがヒナコのスカートに頭を潜らせてきたのだ

「まだ…あたしは…イってない…わよ…!」

そしてキャサリンは頭が離れないようにヒナコの腰をがっちり掴み、下着の隙間からヒナコの秘所へ舌を差し込み

「ふぁぁあぁあっ!」

隅々まで蹂躙していく
ヒナコは完全に油断していたためか、何一つ身動きが取れず

「やめ…ろ!…んぁ…!っくぅっ…!…うぅ…んっ…あっ…うぁぁあぁぁぁん!!!」

不意打ちのような形で一気に絶頂へと引きずり込まれた

「ど…どうよ…っ!」

だが、ヒナコも先ほどのキャサリンと同様に食らいつき

「こんな…フェイントみたいな…方法…認めない…」
「あんたも…はぁはぁ…懲りないわね…。絶対…イってた…でしょ…」
03854/42013/09/23(月) 20:04:32.25ID:PozncNe8
どちらもボロボロといった具合だが、それでも互いに負けを認めない

「こうなったら…」

突然、ヒナコは自らスカートとパンツを脱ぎ捨てて秘所をさらけ出した

「…何のつもり?」
「お前も…脱げ…!あたしと…お前の…ここで…直接…」
「やって…やるわよ!どうせ…あんたが…負ける…けど!」

2人は下半身を絡ませ合い、互いの秘所をぴったりとくっ付けると

「始めるか…!」
「ええ…!」

息を合わせたように同時に体を震わせ始めた

「ひゃあぁっ…!」
「ぅぁあああ…!」

双方とも感度は十二分に高まっているようで、すぐさま激しく声を上げた

「さっさと…イけ…!」
「あんた…こそ…っ!」

それでも互いに言葉で牽制し合う
だがそれも長くは続かず

「ふぁ…ぁあぁ!」
「んぅぅ〜っ…!」
「い…イくっ…!イくぅうぅぅぅ!!!」
「いっ…イっちゃうよぉぉぉ〜っ!!!」

擦り始めた時のように2人は同時に快感に果てた





「つ…疲れた…」
「あ…あたしもぉ…」

結局勝敗が決まらなかったため、2人には全身の疲労感だけが残る事となった

「やっぱり…決着はLBXで…つけましょ…」
「そうだな…。場所は…」
「談話室のDキューブ!またセカンドワールド使って出動禁止や始末書なんてゴメンだからね!」
「それはご愁傷様だなぁ〜」
「そういうあんたはどうなのよ?」
「知っての通り出動禁止命令は出てないし、今日も始末書なんて1枚も書いてない」
「いいなぁ…こんな時だけはポルトンが羨ましいかも…」
「どこも攻めてこないから毎日が出動禁止命令みたいなものだぞ。今日は久々に暴れられて楽しかった」
「だったら時々あたしが相手してあげるわ。同じ寮の誼ってやつよ」
「期待してるぞ。まあ、勝つのはあたしの方だけどな」
「ふんっ!」

なお、2人は翌日、酷い筋肉痛に苦しみながら学校へ向かったという……
0386名無しさん@ピンキー2013/09/23(月) 20:08:59.29ID:PozncNe8
以上です

先々週放送された「ポルトンの誇り」からの続きをイメージしてみた
0387名無しさん@ピンキー2013/09/23(月) 20:32:46.74ID:/lkc8mDi
>>386
乙!エロさも可愛さもあって良かった。
是非長編なんかも書いてほしい
0389名無しさん@ピンキー2013/09/25(水) 16:39:21.99ID:3jIIzZgr
ユノっちって露出プレイしてそうだよね
真夜中下着を付けずに外出して、公園とか雑木林でひっそり服を脱いで裸になってるとかそんなん妄想した
そのまま自慰してストレス解消してるユノとか凄く萌えるんだが、文才が無くて中々文章に出来ない
0390名無しさん@ピンキー2013/09/25(水) 16:59:08.69ID:5GWZVGym
>>389
文才ゼロなのも覚悟で書いてみるのは?
誰でも初めは初心者なのだから。
0392名無しさん@ピンキー2013/09/26(木) 23:26:32.40ID:f5IbJhn2
キヨカちゃんとかノゾミちゃんで何かネタを書きたい
……が、前にも同じような事を言ってアイディアも貰ったのに、結局まとまらず仕舞いだったんだよなぁ

ノゾミちゃんもタロット係以外でのキヨカちゃんも、もっと登場回数が増えてくれれば書きやすくなりそうなんだが
0393名無しさん@ヒンキー2013/09/28(土) 09:16:28.97ID:1Ds+f7Wv
>>391
そうさ!当たって砕けろだ!
0394名無しさん@ピンキー2013/10/04(金) 00:11:26.86ID:qZegacbE
作品書いてるけど筆がすすまねぇ・・・
ていうか2週間休みとか厳しすぎるだろ orz
0396仮面の世界 0/152013/10/06(日) 11:30:42.11ID:RZRLNBr3
誰得とか言わない第二弾、山野夫妻です。
マスクドファミリー加入イベントの衝撃が強くてつい書いてしまいました。
一応前述の>>154-162を踏まえて書いてますが、読んでなくても別に問題ありません。
勝手な推測捏造設定大有り。あと非エロパートが凄まじく長くてほとんどヤマジュン独白記状態。
正直やりすぎたと思っております。が、父ートの所業の数々に納得しようと頑張ったらこうなった。
0397仮面の世界 1/152013/10/06(日) 11:32:14.50ID:RZRLNBr3
湧き上がる歓声、まぶしいスポットライトのシャワー。
2年ぶりの経験に、懐かしい高揚感が蘇る。

「さあ始まりました、世界大会アルテミスCブロック2回戦! 注目のカードは何と言ってもイーストステージ!!
前回優勝者古城アスカ! そして対するは、前々回ファイナリスト、マスクドJが一家で参戦、マスクドファミリーです!!」

そう。私、マスクドJは今、妻のマスクドM、息子のマスクドBとともにアルテミスに出場している。
対戦相手は古城アスカ。ヴァンパイアキャットを駆る果敢なスモールレディだ。
ふれれば鬼をも殺す、と謳われるトリプルヘッドスピアーが、Bキッドを串刺しにしようと執拗に狙う。
振り上げられた三叉の先端にデュエルレイピアを突き立て、かろうじて軌跡を変遷させる。
それでもなおヴァンパイアキャットのパワーは凄まじく、マスカレードJの肩部アクチュエータが過負荷に悲鳴を上げ火花を散らした。

「マスクドJといえども、古城アスカ相手に初出場の二人を守りながらのバトルは厳しいかー?!!」

たしかに彼女は強い。だが、LBXバトルで負けるわけにはいかない。
LBXは、私たち家族の絆なのだから――



天才、奇才、異能。
幼いころから私はずっと、そういった類のあだ名で呼ばれてきた。
それに何の感慨も覚えたことはない。
研究の道に進んだのは賞賛を求めてのことではなく、世界の発展に役立てればと思ってのことだったからだ。
学生時代は科学研究と論文執筆が趣味だった。私の研究が世界に貢献していると思えば思うほど、意欲が湧いてきた。
学術ジャーナルにいくつも論文を掲載され、博士号を取得し、卒後は民間企業でありながら国内でも有数の研究環境を有するタイニーオービットに就職した。
が、その年、次世代エネルギー研究所の事故を契機に、世界はゆがんでしまった。
……ひどい有様だった。
恐怖、混乱、暴動、不況。そういった負のエネルギーが渦となって、日本中を襲ったのだ。
タイニーオービットも例に漏れず縮小を余儀なくされ、挑戦を避ける役員連中の意向により、新しい企画や研究は尽く却下された。
やっているのは何年も前に外国で行われた、結論のわかりきった研究の後追いだ。
発展など望めなかった。
日本は、未来への希望を失った。
世界は、正体のない不安におびえ優しさを失った。
神であるかのように他人を管理し支配して、獣であるかのように弱者を喰らい犠牲にする。世界にはそんな人間ばかりだった。
力を尽くそうと子供の時から思い描いてきた世界は、大人として社会に出た瞬間崩壊した。
こんな世界など知りたくなかった。私のやってきたことは無駄だったのだ。
世界の役に立ちたいという唯一の希望を失った私は、生きる意味さえ見えなくなっていた。
その時の私は、科学者という名の仮面をかぶっただけの、無気力の塊だった。
0398仮面の世界 2/152013/10/06(日) 11:34:05.74ID:RZRLNBr3
無目的に実施される実験は研究ではなく単なる作業なのだから、それを仕事として毎日押し付けられれば嫌悪が生じるのも当然だったといえよう。
指示を受けた仕事程度は処理していても、無断遅刻や欠勤は当たり前。手が空いた時も一人タバコを吹かすばかりで同僚ともろくに会話せず、職場に与えた影響は不利益なものの方が多かった。
上司たちは無駄に抜きん出た能力を有しながら会社を蔑ろにする私を疎んじていたが、契約上クビを切ることもできないと知っていたから、私は別段態度を改善しようとも思わなかった。
そんな傲慢で怠惰な生活を続けていた私に、ある時奇妙な命令が下った。
M☆AKIBAホールで行われるアイドルのコンサートに際し、一週間舞台機器の操作を監督しろ、というものだった。
ホログラフィや特殊音響が導入され多少作業が煩雑になったとはいえ、オートレギュレータがあるのだから会場スタッフだけで十分、メーカー側から技術者が送られる事態は滅多にあることではない。
タイニーオービットは扱いにくい私を開発室に置いておきたくなかったのだろう。要は体のいい厄介払いだった。
アイドルの名はマリー(Marie)といった。
興味など微塵も湧かなかった。アイドルというものは八方美人に良い顔をして、商売客に媚びを売るだけの娼婦のようなものとしか考えていなかった。
鳴り続ける軽薄なメロディに耳をふさぎ、チカチカ光るライトに目をつぶり、タバコに火を点けてリハーサルが終わるのを舞台裏で待った。
煙がエアコンの空調にまかれて拡散した。まるで局地で芽生えた悪意が世界中に広がっていったのと同じように。
だが突然、きらびやかな人影がその煙を払い、私に詰め寄った。
それは、つい先ほどまで鬱陶しく歌っていたあのアイドルだった。
いつリハーサルが終わったのか、気が付けば舞台からは音も光も消えていた。
そのアイドル様がわざわざ舞台裏の私のところにいらっしゃったとは。お得意の媚でも売りに来たのか?

「山野さん。私のステージ、見てくれてましたか?」

「いや、見ていなかった」

見る必要もない。
低俗な娯楽に価値などなく、それに興じる側もそれを与える側も、世界を堕落させる存在だ。
できることなら関わりたくもなかったし、早々にその姦しい場から立ち去りたかったのだが、彼女はそれを許してくれなかった。
0399仮面の世界 3/152013/10/06(日) 11:35:42.21ID:RZRLNBr3
「やっぱり!! あんなにエフェクトのタイミングずれてたのに平気でいられるなんて、おかしいと思ったのよ!」

なんだ、ただのクレームか。

「ありえないな。こいつのシステムは随時誤差を感知し、自動的に調整するようプログラムされている」

「本っ当に何も見てなかったのね! 言わせてもらいますけどね、たとえば4番ホログラム、73フレーズ目から3コマ分ずつ遅くなってたし、音響のリバーブも大きすぎてすっごく気持ち悪かったわ」

……具体的にも程がある。嘘や言いがかりではあるまい。
というかタイニーオービットの製品もずいぶんいい加減な仕様をしている。
いや、その仕様の修正が私の仕事だったか? そう言えば。

「状況に合わせて機械を調整するのが山野さんの仕事でしょ?
こういう機械のおかげで素敵なステージを作れてるから、ファンのみんなも喜んでくれるの。
私たちみたいなアイドルにはこれがどうやって動いてるかなんてわからないし、他のスタッフさんにだってあなたほど詳しい人はいないわ。
だからこのコンサートを成功させるにはあなたの力が必要なのよ。
なのにステージもろくに見ないで、しかも大事な仕事場でタバコなんか吸っちゃって、恥ずかしいとは思わないの?!」

そんなこと知るか。そもそも私は好きでこんな仕事をしているわけでもない。小娘の道楽に付き合わされるこっちの身にもなってみろ。
などと思わなかったわけではないが、淀みなく捲し立ててくる彼女の剣幕に押され、一言の反論すら許される雰囲気ではなかった。
これは……完全に私の負けだ。

「あなた、大人なんでしょ! いったん始めたことなら最後まで責任を持ってやり遂げなさい!!」

「あ……ああ、すまない。今後気をつける」

「ん、わかってくれればいいの。一生懸命お仕事してる人はね、三割増しでカッコよく見えるんだから♪」

彼女はそれだけ言い放つと、もう一度リハーサルをやり直すと言って舞台の上で再び舞い踊った。
まるで頬を張られた気分だった。
およそアイドルとは思えないほど乱暴な態度に驚いたのもあるが、私はそれまで叱られたことなどなかったからだ。
学生時代は天才だ何だともてはやされるのみ、タイニーオービットの連中からは腫物を触るように扱われた。
こんなろくに仕事もしない人間など、笑顔の仮面を作って上辺だけ適当に合わせておけば良いだろうに。
わざわざ素顔で対峙しても、彼女には何の得もない。
それなのに彼女は、まっすぐ私に向き合って説教をたれたのだぞ?
火のついたタバコを灰皿に押し付けて、ステージ上に目をやった。
自分の仕事に命を燃やす彼女は、彼女が言うように三割増しでカッコよく、魅力的に見えた。
スカートからチラチラ覗く形の良いふとももがまぶしかった。
あのしなやかに伸びた脚で、世界のゆがみにも負けず人生を歩んできたのだろうか。
彼女は…そう、パンドラの箱に残った希望。
彼女のような人がいるなら、絶望にまみれたこの世界もまだ捨てたものじゃない。
そんなことを考えながら私はステージを鑑賞し、彼女が知らせてくれた特殊効果のずれを修正した。
0400仮面の世界 4/152013/10/06(日) 11:38:12.33ID:RZRLNBr3
私は彼女に、とある感情を抱いていることに気づいた。
まさか、と思った。よもや、と疑った。やはり、と感じた。
私は彼女に、恋をしてしまっていたのだ。
私の女性経験は同年代の普通の男よりはるかに浅いと言い切れるもので、学生時代にアプローチをかけてくる物好きな女性は数人いたが、長くとも数週間付き合っただけで研究一辺倒の私に愛想を尽かし、すべて向こうから離れていった。
こと異性に対しては何の関心も抱けなかったこの私が、十近く歳の離れたアイドルの小娘に心を乱されるとは。
まっすぐな瞳が忘れられなかった。艶っぽいふともものラインが目に焼き付いて離れなかった。
彼女をもっと知りたい。その欲求のままインフィニティーネットでマリーのことを調べた。
通称プリンセス・マリー。
デビューから日が浅いものの、独特の雰囲気と清々しいまでに正直な言動、それに確かな実力で一部にカルト的人気を誇る。
本名不明、年齢不詳(私は未成年だと踏んでいる)、デビュー前の経歴も一切公表されていないが故のミステリアスさも人気の一因らしい。
それでもまだ知名度は高くない。
ならば私はこのコンサートを最高のものにして、彼女をこの世界に知らしめよう。
私は、私を必要だと言ってくれた彼女に、最大限の力を以て報いたかった。
彼女の全力を引き出すため、一度のステージが終わるごとに舞台機器のプログラムを書き換えた。
どうすれば観客に彼女の魅力をより感じてもらえるか、どうすれば彼女のふとももがもっと健康的かつエロティックに見えるか。
ハードウェア性能と時間の許す限り試行錯誤を繰り返し、最適解を探し続けた。
徹夜でテスト作業も通して、彼女が思うままに歌える環境を提供した。
その甲斐あってか、回を重ねるごとに彼女はより華麗に、より美しく進化していった。
まばゆい光の中で歌い、踊り、輝いた。


やがて、一週間が過ぎた。
コンサートは大成功だった。当初は多少あった空席も徐々に埋まり、最終日には満員、立ち見席にも入りきらないほどの動員数だった。
後で知った話だが、神業の域にまで達している、と噂される特殊効果の演出を一目見ようと足を運んだ層もあったらしい。
そして最後の夜、M☆AKIBAホール公演の締めくくりとしてパーティーが行われていた(厳密にはファンミーティングというそうだ)。
スタッフの打ち上げも兼ねて私も招かれていたのだが、私は会場の外で視界いっぱいに広がる星空を見上げながら、時が来るのを待っていた。
これが終われば私と彼女の縁も終わり……そんなことにはしたくなかった。
だから私は入念な準備を重ね、この計画を実行すると決めたのだ。
0401仮面の世界 5/152013/10/06(日) 11:39:37.31ID:RZRLNBr3
時間だ。三、二、一、ゼロ

パッ

「きゃあっ!」「なんだ、なんだ?!」

心の中のカウントダウンを終えると同時に照明が落ち、客たちがざわめいた。
タイミングを見計らって屋根の上から窓を通って屋内に侵入し、二階席のちょうど会場全体を見下ろせる位置へ立つ。
途端、あらかじめ時限セットしていたスポットライトが私を照らした。

「仮面の騎士、マスクドJ推参! 麗しき星のいざないにより、今宵の宴を舞台とさせていただこう!」

刹那の沈黙。そして観客一同から感嘆の声と拍手が上がった。
これだけ派手に演出すればサプライズイベントの一環だと思い込ませられる、という予想は的中したようだった。
しかしパーティーを盛り上げることが私の目的ではない。
二階席の柵をひらりと乗り越えフロアへ降り立ち、マントを翻して目的の彼女のもとへ歩み寄る。

「プリンセス、しばしの間お付き合い願いたい」

「えっ? えっ?!」

現状を把握できずに立ち尽くす彼女をひょいと抱き上げ、人だかりをかき分けて、会場の出口へ走る。
まるでどこぞのヒーロー映画の主人公になった気分だ。やっていることはまるきり悪役なのだが。
ようやく他のスタッフが異変に気づいて追ってきたが、もう遅い。
照明、扉の電子ロック、警備装置までも、この会場全体が私の手の中だ。
手元の端末を操作し、迫りくる追手を食い止める。
警備ポッドに阻まれれば立ち止まる程度の覚悟で、私を止めることなどできまい!
庭に躍り出たところで出入り口をすべて封鎖し、人影ひしめく会場と、私たちのいる空間を完全に隔絶した。
これでもう、誰にも邪魔されまい。
だが盗み出したお姫様を私の腕から自由にするや否や、彼女は怒りの表情で私に食って掛かってきた。

「ちょっと、あなたいきなり何なの! ここは仮装大会じゃないのよ!」

「非礼は詫びよう。だが少しだけ、話をさせてくれ」

自分を拉致した不審人物の図々しい申し出に、彼女は身構える。

「君を怒らせたしがない科学者は、未熟で傲慢な卑怯者。冗談じみた仮面をかぶらねばひとりの女性と向き合うことさえ叶わぬ、ちっぽけな男なのだ」

「まさかあなた、山野さん? ……プッ!」

怪訝そうにしていた顔を一瞬で崩し、彼女は腹を抱えて笑い出してしまった。

「笑われるとは心外だな。少々傷ついたよ」

「だ、だって…おっかしいんだもん…! アハッ、アハハハッ!!」

む……さすがにそこまで笑うことはないじゃないか。
一度緩んでしまった緊張を取り戻すことは難しく、彼女が笑うのをやめるまで、私から話を切り出すことは不可能だった。
0402仮面の世界 6/152013/10/06(日) 11:41:33.43ID:RZRLNBr3
「それで、ご用は何かしら。こんなことしてまで二人っきりになるなんて、よっぽどのことじゃない?」

そう、君の周りにはいつも大勢の人がいて、二人きりになれる機会などなかった。
多少強引な真似をしてまで君を連れ出したのは、大切な用事があったからだ。

「あの時の礼を言わせてほしい。私を叱ってくれた人は君が初めてだ。ありがとう」

「へっ、そんなことで?」

「それから…今度また改めて礼をしたい。私ができる限り最高のもてなしをしよう。
プライベートの連絡先を教えてくれないだろうか」

「ふーん。仮にも芸能人の連絡先を聞こうなんて、ずいぶん身の程知らずなのね」

「悪用はしない。神に誓ってもいい」

真剣に話す私とは対照的に、彼女はまたくつくつと笑い出す。
笑っている彼女も可愛らしいとは思うが、私としては伊達や酔狂で言っているわけではないのだから、こうも一笑に付されては立つ瀬がない。
しかし、ようやく笑い終えた彼女が私に返した答えは、

「本当に面白いわね、山野さんって! いいわ、教えてあげる」

……まったく、彼女の考えていることはわからない。
人を不安にさせたかと思えば、次の瞬間には喜ばせる。私をからかっているのではないかとすら思う。
だからこそ、彼女に惹かれてしまったのだ。
自らと異なるものに興味を持つことを心理学では好奇心と解説されていたが、この気持ちはそんな机上論では計り知れない。
携帯電話で連絡先を交換する。最近ろくに起動していなかったアドレス帳に、新しい連絡先が登録された。
パーティーの主役をいつまでも独占するわけにはいかず、いくつか儀礼的な謝辞を述べた後、別れのあいさつをかわした。
離れるのが名残惜しい、と感じるのも初めての気持ちだった。
封鎖を解いたパーティー会場に戻ろうとする彼女が、去り際にこちらを振り向いて、微笑む。

「ありがとう! コンサートが大成功したの、山野さんが頑張ってくれたおかげよ。
私の本名、マリエっていうの。デート、期待してるわね☆」

マリエ、優しい名前だ。
名前を教えてくれたということは、少なからず私に好意を持ってくれていると自惚れていいのかもしれない。
しかし、あの変わり者のお姫様はいったいどうすれば喜ぶのだろう。
もしや私は今日の一件で、とんでもなくハードルを上げてしまったのではないのか…?
それよりマリエを抱き上げた時スカート越しに触れたふとももが柔らかくて気持ち良かった。
直に触れられればもっと良いのだが……いやいや、それは犯罪だ。
一舞台終えて疲弊しきった私は、取り留めのない期待と不安、そして少しの助平心を抱きながら、彼女を見送った。
0403仮面の世界 7/152013/10/06(日) 11:43:43.83ID:RZRLNBr3
マリエと付き合い始めてからの私は――時折電話をかけたり、月に二、三回会って話したりするだけの関係を付き合っているといえるのかはともかく――それ以前とは比較にならないほど熱心に働いた。
無粋な話だが女性と付き合うには資金が必要で、相手がアイドルならばなおさらだ。
それ以上に、マリエに好かれたいから、という理由もあった。
ヤニ臭い、と彼女に言われてからはタバコもやめた。
とにかくがむしゃらに取り組んで成果を出すうちに、あれだけ嫌だった仕事がいつしか楽しく思えるようになった。
上司や同僚とも次第に話すようになり、人が変わったようだと言われながらも、周囲からの信頼を得て、それなりの立場に就くこともできた。
……ただし、タイニーオービット自体未だ不況の渦から抜け出せてはいなかったが。
マリエの方はというと、あのコンサートを足掛かりに驚くべき躍進を遂げていた。
あれが業界人の目に留まったらしく、全国規模で各メディアに進出し、今や押しも押されもせぬ大人気アイドルとなっていた。
忙しさからか話のできない期間が続き、そうして。
マリエ、もとい真理絵の二十歳の誕生日の夜。
私はようやく連絡のついた彼女に呼び出され、とある場所へ向かっていた。
真理絵の故郷であるというミソラタウンの、美しい河川敷。
吹き抜ける夜風に栗色の髪をなびかせ、普通の女性と何も変わらない服装をして、彼女は私を待っていた。

「淳一郎さん…来てくれたのね」

「誕生日おめでとう、真理絵。しばらく連絡がとれなかったから、心配していたよ。
ここが君の生まれた町なのか。大きくはないが、優しさに満ちた良い町だ。
なるほど、君が天真爛漫に育ったのも理解できるよ」

私としては褒めたつもりだった。いや、間違いなく褒めていた。
だが、賛辞を受けた真理絵は悲しそうに目を伏せて、その綺麗な顔を歪ませた。

「そんなに私って子供っぽい? 私だってもう二十歳で、大人なのよ」

「……何かあったのか?」

彼女は首を小さく振る。
その眼差しは私から離れ、滞ることなく流れ続ける川に向かった。

「淳一郎さん、この前私と結婚したいって言ってくれたじゃない?」

「ああ、そんなこともあったな」

彼女の同業者の恋愛関係のスキャンダルの話題になった時、報道されたなら腹をくくって結婚すればいいのに、と言う彼女に、私も君と結婚できるなら是非ともすっぱ抜かれたい、と口走ったのだった。
といっても、またそんな冗談ばっかり、と本気にされぬまま断られてしまったのだが。

「あれからずっと考えててね。私、あなたと結婚したい」

本当に、君は私を驚かせる。
0404仮面の世界 7/152013/10/06(日) 11:45:11.12ID:RZRLNBr3
「一生懸命頑張ったし、たくさんの人を幸せにできた。私はもうアイドルとしてできることはやり遂げたわ。
だから私も、ひとりの大人の女として私自身の幸せを考えてみて、あなたと生きたいって思ったの」

真理絵は私にまっすぐ向き合った。一かけらの迷いや些細な不安すら無いかのごとく。
その気持ちはあまりにも重すぎて、きっと私には受け止められない。
今になって急に臆病な心にむしばまれる。
愛しているのに、愛しているからこそ、今まで彼女が築き上げたものが私のせいで壊れてしまうことに、私は耐えられなかった。

「……私は人の気持ちを考えるのが苦手なようだし、勤め先の状況も芳しいとは言えない。正直、君を幸せにできる自信が無い」

「そんなことないわ。今の淳一郎さん、とっても頑張ってるもの」

「ありがとう。だが、信じてくれるから尚更、期待に応えられなかった時が辛い」

「私、あなたとなら不幸になってもいい」

気がつけば、私は真理絵を抱き締めていた。
痛いほどに、折れんばかりに。
真理絵は、こんなにもか弱く小さな身体をしているのに、こんなにも強く大きい。
彼女を泣かせてはいけない。
整理のつかない散らかった心の中で、その想いだけが確かなものだった。


真理絵、愛してる。不幸にはさせない。一緒に、幸せになろう。
うん、約束。ずっと、ずっと一緒よ。



マリーの芸能界からの引退は、世間を大いに騒がせた。
マスコミは面白おかしく彼女の引退記事を書き立て、インフィニティーネットでは元ファンだった人間が一転して罵詈雑言を連ねていた。
世界のこういった面は、つくづく愚かだと思う。
引退の理由として百を超える憶測が噂されたが、どれが正答かを知ることができたのは、彼女自身と、私だけだった。
そして、真理絵と結婚して初めての夜。私は彼女を抱いた。
大学や職場の休憩時間で女の話ばかりしている同僚たちを内心軽蔑していたが……なるほど、これはハマるな。
過去の経験など何の役にも立たなかった。真理絵のおかげでセックス観が百八十度変わったといってもいい。
意外にも、彼女の方は初めてだった。反応のすべてが初々しく愛くるしい。
真っ白な雪原に足跡をつけるような、とでもいうべきだろうか。
穢れを知らぬ彼女の身体を、私で汚すのだ。罪悪感や嗜虐心が混ざり合った快感が私の脳を満たした。
指で撫でれば澄んだ声が艶めき、突き上げるたびに中が熱を帯びていく。
彼女の胎内に私自身をうずめながら、脚の付け根に手を這わせた。
太すぎもせず細すぎもしないそのふとももは、ダンスに必要な筋肉で引き締められていて、なおかつ適度についた脂肪が柔らかさを修飾する、まさに至高の芸術品だった。
それは、あたたかく、愛しく、狂おしく。
仕事や他のことなど一切忘れ、ただひとりの女性に夢中になった。
まるで初恋に身を焦がす十代の少年のように。
いや、実際初恋だったのかもしれない。
恋愛に遅いということはない。これから私たちはこの世界で同じ時間を共有し続けるのだから。
これからずっと、いつまでも、永遠に。
0405仮面の世界 9/152013/10/06(日) 11:46:43.28ID:RZRLNBr3
手に手を取って、全力で生きて、愛し合って。
そうしてようやく二人での生活に慣れた頃。
バンが生まれた。
こんな私に父親が務まるのか、という懸念はあったが、それ以上に嬉しかった。幸せだった。
真理絵がいて、バンがいる平和な世界。たとえ目の届かぬどこかで戦争が起きていようとも、それだけが私にとって本当の世界だった。
初めての子育てには、私も真理絵も苦労した。
少しばかり内向的なバンになかなか友だちができなかったことも、心配事の一つだった。
開発室を任されるようになった私は、バンのために玩具を、ホビー用小型ロボットLBXを作ることにした。
このLBXを通してバンに友だちができればいいと考えたのだ。
…皮肉なものだな。かつて娯楽を馬鹿にしていた私が、子供向けのホビーを作ろうというのだから。
家電メーカーのタイニーオービットとしては前代未聞の企画であったが、新進気鋭の宇崎悠介新社長は将来性に賭けて、LBXの開発を決定した。
結果、LBXはホビー界だけでなくロボット業界をも巻き込むキラーコンテンツとなったのだ。
が、私はイノベーターに誘拐され、ほどなくしてLBXの販売開発が停止された。
事故で子供が大怪我を負った、という知らせが耳に入った。
ショックだった。バンに友だちを作るはずのLBXが、人を傷つけたことが悲しかった。
そして責任を取るべき自分が、ただ顛末を見ているしかできないことが不甲斐なかった。
結局、5年間も、家を空けてしまった。
知らぬ間に住居も、かつてのマンションからミソラの住宅街に移っていた。
私は駄目な父親だった。バンのために何もしてやれなかった。
それどころか、あまりにも重い運命を押し付けてしまった。
バンがまっすぐ正直に育ってくれたのは、他でもない真理絵のおかげだ。
それでも帰ることができたのだから、これからは良い父親を演じて、真理絵とバンを全力で愛してやりたかった。



しかし、その誓いが曲げられるのに時間はかからなかった。
耳をふさいでいればよかった。目をつぶっていればよかった。
だがあの日、私は知ってしまった。
LBX管理機構オメガダインによる世界征服の計画を。そしてその計画にLBXが利用されることを。
知ってしまった以上、私は、私の家族が生きるこの世界を守るほかなかった。
だがそれでも、オメガダインの力は大きすぎた。
告訴のために用意した証拠は揉み消された。正攻法で挑もうとすれば、真理絵やバンにまで危険が及ぶだろう。
ならば、私にできることは。
LBXの危険性を示唆し、再び販売停止に追い込む。
これは、LBXを生み出してしまった私の責任だ。
人を悲しませることになるならば、LBXなんか作るべきじゃなかったんだ。
0406仮面の世界 10/152013/10/06(日) 11:48:32.55ID:RZRLNBr3
私は仮面をかぶり、ディテクターとして世界中でLBXに悪事を働かせ続けた。
崩壊したNシティで、子を持つ親が怒り叫んだ。
炎に包まれたキャンベルンで、小さな子供が恐怖に泣いた。
LBXの操作には私が知る限り優秀なプレイヤーを用意したため、計画はおおむね滞りなく進んだ。
たった一つだけ、失策があった。
バンの友だちであるカズ、彼に……罪を犯させてしまったことだ。
人の親としては、何があっても彼からの協力の申し出は絶対に断るべきだった。だが、
「これ以上アミに手を汚させたくないんです」
「俺に、この手で戦わせてください!」
大切な人を守るためなら、自分自身が地獄に堕ちようとも構わない。
カズのその気持ちは本質的に私と同類であったから、同じ男として無下に扱うことができなかった。
私は、父親失格だな。
やり切れぬ思いのまま十数年ぶりに吸ったタバコは、ひどく、ひどく不味かった。


私の計画では、責任を果たした後はどんな手を使ってでもカズを逃がし、私だけが罪を背負う予定だった。
しかし、カズを逃がす必要はなくなった。
事態の収拾に私の力を利用しようと目論んだNICSが、すべての罪を政敵にかぶせて処理してしまったのだ。
人を襲い、街を焼き、大罪を犯した最悪のテロリストを、平和に尽力する善意の協力者に仕立て上げてしまったのだ。
納得などできなかった。
一歩間違えればバンまでもが死んでいたというのに。
NICSへの助力が強制されているといっても、誰に罰されることもなく、おめおめと生き延びていても良いのだろうか。
自問を繰り返し、答えなど出ないまま、ただNICSからの『依頼』に従って世界の脅威へ対抗すべく力を生み出した。
ホビーであったはずのLBXを、兵器として作った。
裁かれることもなければ、許されることもない。
私は、この世界のゆがみを体現する存在になってしまった。
檜山君が憂い、真実君が苦しみ、ミゼルが消去しようとした、この世界のゆがみを。
それでも、最後の敵を打ち破り世界の希望が守られた時、バンは笑ってくれた。
どんな困難にも負けない、真理絵と同じ笑顔だった。

「LBXを作ってくれてありがとう、父さん!」

バンのその言葉だけで、私のすべてが救われた気がした。
私のやってきたことが無駄であったとしても、決して無意味ではなかったと思えた。
バンに手を引かれて、美しい河川敷を抜けて、未だに慣れないミソラの家にたどり着いて。
そこにはかつて狂おしいほどに愛した、懐かしい笑顔が待っていた。

「おかえりなさい」
0407仮面の世界 11/152013/10/06(日) 11:53:54.17ID:RZRLNBr3
帰る場所があり、帰りを待っていてくれる人がいる。こんなに嬉しいことはない。
パラダイス事件やミゼル関連の残務処理に追われてタイニーオービットに泊まり込み続きであっても、家族を思えばこそ耐えられた。
ようやく仕事が一段落して帰れることになったが、家に着いた時にはもう夜遅く、早々に床に就くことになってしまった。
イノベーター事件後一旦家に戻った時に購入したベッドも、使った回数は数えるほどしかない。
寝室で妻と枕を並べて他愛ない会話を交わすのも久しぶりだ。

「そういえばバンを見かけなかったが、どうかしたのか?」

「バンね、昨日から外国のお友だちのとこに遊びに行ってるの。アメリカ、中国、イギリス、オーストラリア…それにエジプトも回るんだって。
日が暮れるまでバトルするんだーって張り切ってたわ」

「そうか。バンに大勢友だちができたのは嬉しいが…少し寂しいものだな。子供は親から離れていき、いつの間にか大人になってしまう」

「うん…バン、本当に大きくなったのよ。好きな女の子とか、できたのかしらね」

「バンに恋愛はまだ早いさ」

「……じゃあ、私たちは? もう…遅い?」

ブランケットの下で私の手にわずかな重みが乗る。
真理絵の手だ。絡まる指の触感が彼女の穏やかな熱を連れてきて、私を誘惑する。

「真理絵……」

「あなた…来て、お願い」

それとも、こんなおばさんじゃイヤ?
まさか。こうも魅力的な女性の提案を無下にできるほど、私は薄情でも悟り澄ましてもいないさ。

枕元に置いていた眼鏡をかけ直し、薄明りをつけて、愛しい妻の顔を見つめる。
ひいき目抜きで美人の妻。無精な私を叱ってくれるしっかり者の妻。私の、永遠のアイドル。
最後に交わったのはずいぶん昔、十年近く前のことになるだろうか。
両腕を伸ばして妻の身体を抱き寄せる。寝間着の端から手を潜り込ませて腰のあたりを撫で回し、しっとりと湿った素肌の心地良さに酔いしれる。
……素肌?

「つけてなかったのか、下着」

「今日はあなたに…その……愛してもらおうと思ったから」

妻が可愛くて仕方ないのだが。
恥じらいから赤みの差した頬、うるんだ瞳の上目遣い、男の欲を掻き立てるように響く甘い声。こんな風にねだられて断れる男などいるわけがない。
クレオパトラに籠絡されたシーザーやアントニーの心情も理解できようというものだ。

「真理絵、愛してる」

甘美な香りに惹きつけられ、目を閉じて彼女の顔に顔を寄せる。真理絵のあたたかい手が、私の頬に添えられた。
しかし途端、耳元で鳴ったカチャリという音に目を開く。ほんの数センチしか離れていないはずの妻の顔がぼやける。
私の近眼では確認できないが、どうやら真理絵に眼鏡を奪われ、どこか手の届かぬ場所に置かれてしまったようだ。

「む……返してくれないか」

「ダメ」

「しかし、君の顔が見えなくて困る」

「ダメ。見ないで、恥ずかしいから」

わがままなお姫様だ。いささか不本意だが、こうなってしまっては私が折れるほかない。
まあいい。視覚を奪われた分、他の感覚で楽しませてもらおう。
役に立たなくなった目をつぶり、わがままを紡ぐ扇情的な唇にディープキスを落とした。
0408仮面の世界 12/152013/10/06(日) 11:56:24.69ID:RZRLNBr3
「んんっ……はあっ……」

吐息混じりの声に耳を傾けながら、絡み合う舌を味わい、接する肌の感触を堪能する。
か細い首筋に指を寄せ、一つひとつ胸元のボタンを外し、熱烈なキスで力の抜けた真理絵の身体から寝間着を剥ぎ取る。
美しい曲線を描く裸体が現れ、上から下まで余すところなく手を這わせた。
久々のセックスに燃え上っているのか、ふとももの間は早くも大いに濡れていた。
かく言う私の方も、既に準備万端といったところなのだが。

「あ……」

妻を四つん這いにして、こちらにヒップを突き出させた。
年甲斐もなく硬くなったペニスを、淫らに濡れそぼった花びらに添える。
しかし挿入はせず、そのすぐ上のクリトリスに擦りつけるようにペニスを往復させた。
花びらの中心から沁み出した蜜を纏わせれば、摩擦が軽減されて滑りやすくなる。
いわゆる素股だ。肉感的なふとももがペニスを圧迫して、ワギナに挿入するのとはまた異なったもどかしい快感を生じる。

「あっ、あんっ、焦らさないで……欲しいの、お願い…」

「何を、かな?」

「えぇっ…!?」

「私は人の気持ちを察するのが苦手なようだから、君がきちんと説明してくれなければわからないな」

無論本気で言っているわけではない。
新婚時代からのちょっとした余興のようなものだ。
私がこういう合図をしたときに、どう対応すべきかは彼女も熟知している。
気が遠くなるほど昔の戯れを忘れていなければ、だが。
しばしの沈黙。
ほら、早く君が言ってくれなければ、続きはできないのだぞ?
ついに耐えきれなくなった真理絵が、口を開く。

「淳一郎さんの…お、おちんちんを、私の………おまんこにっ……挿れてください…!」

素晴らしい。実にマーベラスだ!
このフレーズを仕込むのにかかった期間は結婚してから4ヶ月と12日。
元アイドルの真理絵に卑猥な言葉を言わせるのには相当骨を折った。
セックスのたびに散々焦らし、彼女が自分から求めるようになるまで我慢した甲斐があったというものだ。
真理絵は相当恥ずかしかったのか、真っ赤に染まった顔を両手で押さえているようだ。
その手をやや無遠慮に引き剥がし、私は彼女の耳元で優しく囁く。

「淫乱だな、真理絵は。極上の娼婦を妻に持てて、私は光栄だよ」

「いじわる、いじわるっ……!! お願いだから、早くぅ……」

少々いじめすぎただろうか。ほとんど涙声になってしまった。
私とてサディズムの嗜好があるわけではない。
本当に彼女が嫌がることはしたくもないし、彼女と快楽を共有できるならばその方が良い。
0409仮面の世界 13/152013/10/06(日) 11:57:54.40ID:RZRLNBr3
「悪かった。すぐ挿れる」

「ちょっと待って…! そんないきなり……ああぁぁんんっっ!!」

彼女の奥まで深くペニスを突き挿れれば、待ちわびていたと言わんばかりに彼女が私をきつく締め上げ、あられもない嬌声を上げた。
こうやって後ろから犯すのは気に入っている。手が自由になるため、犯しながらも真理絵の身体に触れることができるからだ。

「ひあっ…あっ、おっぱい揉むの…やぁ……」

柔らかく豊満なバストに手を伸ばして弄ぶ。
バンを産んでからサイズが大きくなったらしく、指を限界まで伸ばしても収まりきらない。
指の間で胸の頂をつまみ上げると、ワギナが一層収縮して私に絡みついてきた。
真理絵が感じる場所はすべて把握している。
何年もかけて私により開発された身体は、私の愛撫に反射的な反応を返す。
耳朶に軽く噛みついて息を吹きかける。下半身も休ませはしない。
私が仕込んだ快感に、真理絵は身悶えた。

「あっ、ん、ああんっ! 久しぶり、なんだから…無茶しないで…!」

む……たしかに、その意見ももっともだ。
情けない話なのだが……この体位は腰に辛いし、現時点でも既に体の節々が疲労している。
何年もご無沙汰だったせいか、それとも年齢のせいか、性欲に体力が追い付いていない。
これでは最後までセックスを続けられないおそれがある。
仕方ない。ここは真理絵に頑張ってもらうことにしよう。
後背位で貫いていた真理絵を持ち上げ、対面騎乗位にして少し前にかがませる。
ふとももが丁度腰を挟む形になり、柔らかな感触を存分に味わえる。これを四十八手では百閉という。

「ひあっ?! だ、だめっ、こんな体勢! 私、太ったから…!」

「気にならない。昔の君がやせすぎていたのだろう」

というか正直今の方が抱き心地は良い。
それでも日本人女性の平均よりもだいぶ軽いのだから、気にする必要などないだろうに。

「そう…、かしら。でも、あなたはやせたんじゃない?」

「ブリントンの食事は不味かったからな」

これは本当だ。イギリス料理とやらはとても口に合うものではなく、カズの作った納豆入りレトルトカレーの方がまだ食べられた。
天文台にいた間、ずっと真理絵の手料理が恋しくて仕方がなかった。

「これ以上体重が落ちると身が持たない。明日の朝食は…そうだな、ハンバーグがいい。もちろん真理絵手作りのを頼む」

「うん。あなたが起きた時にすぐ食べられるようにする。お昼にはお弁当、作ってあげる。
お夕飯のリクエストだって何でも受け付けてあげるから……だから、だから……」

震える声とともに、私の胸の上に熱い滴が落ちた。

「もう、絶対いなくならないで……!」
0410仮面の世界 14/152013/10/06(日) 12:00:14.28ID:RZRLNBr3
泣いて…いるのか。
近眼のせいで真理絵の表情をうかがうことも叶わないが、彼女の涙は私の胸をたたき続ける。
いつも笑顔でいてくれた真理絵。その仮面の下に隠された悲しみを、私は気づいてやれなかった。
幸せにすると約束したのに。

「本当に、すまなかった」

「ずっと……ずっと、待ってたんだから!」

強く、優しく、いつだって私を包んでくれる真理絵のぬくもり。
なぜ私は一時でもこの安らぎを捨てようなどと考えてしまったのだろう。
もう悩むまい、迷うまい。絶対に手放すものか。
もしNICSの気が変わって私を告発しようとするならば、その時は全力で立ち向かおう。
最低の屑だと軽蔑したければすればいい。
それでも私は真理絵とバンと、ともに生きることを選んだのだ。
上にまたがる妻の腰を撫でると、私を咥えこむ圧迫感が強くなった。
若い時と同じようにはいかなくとも、互いに快楽を与え合う方法は知っている。
彼女が身体をゆするのに合わせて、私も時折下から突き上げる。

「あっ、淳一郎さんっ…すき…だいすき…!」

「私も……だ、愛してる」

どれだけ歳月を経ても変わることのなかった事実。
このゆがんだ世界の美しさを初めて教えてくれた彼女に、私は恋をし続けていた。

「んっ、あぁあんっ……ずっと…いっしょにっ…!」

もちろんだ。これからはずっと一緒に生きていこう。
返事代わりに思うまま胎内を擦り上げ、柔らかな媚肉を蹂躙する。
深く、激しく、空いてしまった時間を取り戻すように、私たちは互いを求め、愛し合った。
そして。

「あっ、あんっ…ひああぁぁあああんんっ!!」

真理絵のつながった部分が強く私を抱き締めて、達したことを伝えた。
彼女の蕩けそうな身体の奥で、抱え続けていた私の熱が爆ぜる。
それは長く、気が遠くなるほど長く。
やがて熱の奔流が収まる頃、彼女は静かに私の腕の中へと身をゆだねた。
真理絵、待っていてくれてありがとう。愛してる。
恋愛に遅いということはない。今度こそ、この世界で同じ時間を共有し続けよう。
もう手放さない。もう絶対に、泣かせない。


淳一郎さん。
なんだ? 真理絵。
私、LBXをやってみようと思うの。
君がLBXに興味を持つとはな。どうしたんだ、急に。
だってあなたとバンだけの絆なんてズルいじゃない? 私も入れてほしいのよ。
そうか…さびしい思いをさせたな。すまない、何も気づいてやれなくて。
ううん、いいの。わかってくれれば。
……今度、LBXの大会に出てみないか、バンと一緒に。若いころの君をモデルにLBXを作るよ。
ええっ…なんだか恥ずかしいわ。
なに、君ならまだまだいけるさ。私が愛したスーパーアイドル、プリンセス・マリーなら――
0411仮面の世界 15/152013/10/06(日) 12:02:07.84ID:RZRLNBr3
そして、LBX世界大会アルテミス2052。

「おおっと、ここに来てまさかの番狂わせ!! マスクドMによるファイタースピリッツを上乗せしたΩエクスプロージョンが炸裂!!!
ヴァンパイアキャット、ブレイクオーバーです!! マスクドファミリー、古城アスカを打ち破りました!!!」

「やったぜ、ダディ、マァム!! この調子でトップに輝くスターを目指そうぜ!!」

「そうそう、その意気! これで優勝もいただきだゾ♪」

「落ち着きたまえ。一度の勝敗で一喜一憂していては大局を見誤る」

この勝利はヴァンパイアキャットの注意をそらしておいてくれたマスクドB、つまりバンのおかげだ。
マスクドMを演じる真理絵も、初心者ながらよく決めてくれた。
一昨年のアルテミスでも使用したマスカレードJ、バンのバトルスタイルに合わせた性能を有するBキッド、絶対領域のふとももを形成する際どいスカートまで再現したプリンセスM。
すべて私が自ら作り上げた自慢のLBXだ。
自分の作ったLBXで家族が楽しんでくれるのは、やはり何より嬉しい。
もっとも、同じハンドメイドのLBXに負けたこともあってか、対戦相手の彼女は不服顔のようだが。

「なんだよー、あんなイロモノ集団に負けるなんて…」

「アスカくん、バトルの結果にご不満かね?」

「いーや、オレの完敗だ。でもすっごく楽しかったぜ!」

勝っても負けても、バトルの後には誰もが心からの笑顔になる。
世界中のみんながLBXを楽しむ……これこそ、私が望んでいた夢だ。
LBXを通して、バンは世界中のたくさんの人と友だちになった。これからもより多くの出会いが待っているだろう。
今と未来、そして人を人とつなぐ道具である。それこそが、私がホビーであるLBXに何よりも望むことなのだ。


ねえ、あなた。私、今とっても幸せ。あなたのおかげよ。
私だけの功績ではない。君がいて、私たちの息子がいて、LBXを愛してくれるこの世界があってこそ、今の幸福があるのだ。
そうね……そうよね! さっすが私のご主人様☆


そろそろ3回戦が始まる。ふむ、次の相手も手ごわそうだ。
だが真理絵とバンの二人となら、きっと戦い抜ける。

「輝け、Bキッド!」
「歌って踊れる、プリンセスM☆」
「舞え、マスカレードJ!」

絶望と希望に満ちたこの世界で、私は今まで様々な仮面をつけてきた。科学者の仮面、父親の仮面、悪の仮面、そして男としての仮面。
人には多面性があり、それぞれが決して相容れぬもので、時と場合に応じた数だけ異なる仮面をかぶり、別人になりきる必要があると思っていた。
しかし、私は父親としての気持ちから科学者の技術を以てLBXを作り、LBXを使って働いた悪を抱えながら、今は男としてLBXの大会に立っている。
それらのすべてがあってこそ今の私なのだ。真理絵とバンはそんな私を笑顔で受け入れてくれた。
どんなに別人を演じようとも、私はひとりしかいない。……本当は仮面など必要なかったのかもしれないな。
ともあれ、今は実際に仮面をかぶっているのだから、華麗なる剣士の舞を存分にお見せすることにしよう。

「それでは、バトルスタート!!!」
0412仮面の世界 16/152013/10/06(日) 12:04:03.36ID:RZRLNBr3
これで終わりです。
真理絵さんもマスクドMも好きで両方入れようとしたら、とんでもなく長くなってしまった。
エロ少なくてごめんなさい。次からはさっさとエロに入れるように頑張ります。
アスカの扱いについても本当に申し訳ない。でもマスクドさんたちはマジで強いんだぜ…
次回は>>154-162の続きの予定です。
0414ドットフェライサー2013/10/06(日) 17:55:51.87ID:uve9Pi/F
また、ヒロ×アスカ欲しいな〜
0415名無しさん@ピンキー2013/10/06(日) 18:37:10.44ID:VvyIYVsN
>>412
乙!
読み応えがあって良かったよー
エロシーン入れるタイミングは難しいよね、無理しないでやりやすいように頑張ってください
0417名無しさん@ピンキー2013/10/07(月) 20:57:59.70ID:hhwfRDxr
ジン×ランもいけると思うよ〜♪

アングラテキサスの時に・・・
0418名無しさん@ピンキー2013/10/10(木) 19:13:38.97ID:1Tf20p/l
来週まさかの第5小隊メイン回とか楽しみすぎてヤバい
今回までの3週間より長く感じるわ

予告見る限りだとタダシとノゾミは何かありそうだな・・・
0419名無しさん@ピンキー2013/10/15(火) 08:29:37.23ID:WF02Yk+O
新キャラの剣菱ワタル良いね
シャーロットちゃんの獲物がまた増えたな
逆レイプで搾り尽くして、のびた隙にパラサイトキー入りガウンタを奪うとかさ
0421名無しさん@ピンキー2013/10/16(水) 20:47:38.91ID:bW4Gr5GF
>>420
ワタッサって何かと思ったけどワタルとバネッサか?
二人ともムラクムラクでその発想は無かったけど、いいかもしれないね

ノゾミとタダシはどう考えても鉄板
ハヤテも義弟って言ってたしなw
0422名無しさん@ピンキー2013/10/19(土) 11:05:43.62ID:ywkYsEn8
兄妹関係を軸にしたノゾミちゃんとキヨカちゃんの百合ネタが浮かびそうで浮かばない
0423名無しさん@ピンキー2013/10/19(土) 14:22:36.61ID:i2wCsq9s
じゃあもうダック荘の女風呂で乳の揉み合いからでやればいいと思うよ(ゲス顔)
0425名無しさん@ピンキー2013/10/20(日) 13:36:13.95ID:f60vxx9y
>>424
おねショタなら大歓迎じゃないかね
ショタ同士の熱い絡みは・・・どうなんだろ
0426名無しさん@ピンキー2013/10/20(日) 14:11:11.17ID:1+/QDDRm
おねショタなら別にここでも問題ないと思うけど
ショタ×ショタだったらここに無断で投げるのはやめた方が無難かも
ここに投げるなら苦手な人向けに注意書きとNGワードは必須だと思うな

よそにやるならソフトだったら801板のビデオ棚、男性向けのハードなガチホモなら男性用スレとかどうだろう
ヒカルみたいな男の娘キャラの片方女体化で男×女はさすがにわからない

あくまで個人の主観だから他の人の意見も参考にして
0427名無しさん@ピンキー2013/10/20(日) 14:13:51.03ID:1+/QDDRm
あとは男性用スレで見かけたやり方だけど
外部の小説投稿サイトにアップしてリンクを張るとか
それだったら興味ある人だけ見に行けばいいし
0429名無しさん@ピンキー2013/10/20(日) 20:07:40.65ID:f60vxx9y
>>428

徴兵検査とかって実際描写がないだけで絶対やってるよね
日暮先生にだったらいくらでも検査されたいわぁ

いつかNLや百合の作品もオナシャス!
0431名無しさん@ピンキー2013/10/23(水) 20:00:48.89ID:2MZHiL2Y
前にシャーロットちゃん×アラタを書いた者だけど、まさかあそこまで強烈な性格をしてたとは想定外だったぜ…
Sっ気があるとは想像してたが、もっと無感情に責めるタイプと予想してた俺が甘かった…
0432名無しさん@ピンキー2013/10/23(水) 20:52:36.65ID:bwiWqEAN
>>431
今週に限って録画し忘れてた件
今度は激しいバージョンを書いてくださるんですよね?(期待)
0433名無しさん@ピンキー2013/10/23(水) 21:11:54.03ID:2MZHiL2Y
>>432
こんな感じ
画像は実況スレから転載

「獲物は大切に扱わなきゃね」
ttp://pa.dip.jp/jlab/a1/s/pa1382524452948.jpg

(踏み付け攻撃しながら)「あっはははは!」
ttp://kzho.net/jlab-giga/s/1382524630015.jpg

(奪い取った剣を持ち主で試し斬りして)「切れ味抜群・・・気に入ったわ」
ttp://pa.dip.jp/jlab/a1/s/pa1382524688463.jpg

「そろそろ終わりにしないと・・・。残念だわ」
ttp://kzho.net/jlab-giga/s/1382524663904.jpg

2作目は書けない気がする…
前に書いたやつのリメイクなら忘れた頃に辛うじて作れるかも…
0434名無しさん@ピンキー2013/10/24(木) 01:55:48.57ID:D0Le4nUv
>>431
それに中の人までノリノリときたもんで…
こっちだってSSみたいな感じの娘だとは思わなかったよ(しかもちょっと超えてたしぃ…)
0435名無しさん@ピンキー2013/10/24(木) 16:56:11.58ID:9NKrDjhU
バネッサたんジェノックに転入ですか!?
やったー!!

…青い制服が違和感バリバリじゃないですかー!
やだー!!
0438名無しさん@ピンキー2013/10/25(金) 19:08:01.52ID:QeWmHNRx
本スレで見掛けたレスをヒントに、新たなシャーロットちゃんネタが書けそう





……な気がしなくもない
まだ大ざっぱなイメージしか浮かばないんだよなぁ
0439オンリー・マイ・アミ 0/112013/10/26(土) 11:45:26.14ID:RMWAod53
ウォーズで盛り上がってるところに毎度無印・Wネタで申し訳ない。
>>154-162の続きでカズ×アミ和姦です。
自分の書く男キャラが何かしらクズいと気付いてしまった今日この頃。反省します、だが後悔はしない。
0440オンリー・マイ・アミ 1/112013/10/26(土) 11:48:34.08ID:RMWAod53
二度と踏むことのないと思っていたミソラ商店街の道。
並んでるのはお馴染みキタジマ模型店、修羅と廃人が集うゲームセンター、滅多に開かないたこ焼き屋に、いつも静かなブルーキャッツ…
久しぶりに戻ってきた故郷の変わらない様子に、ちょっとした感動すら覚える。
少し前、ディテクター、という組織の起こした事件が世間を騒がせた。主犯は友だちの親父さん、共犯は俺。
罪状は狂言テロ。あと器物破損、誘拐、軽いけど傷害も多数。
いろいろワケありだったとはいえ犯罪を働いたんだから、当然罰を受けるもんだと思ってた。
でも山野博士が調子よく便乗犯に責任を押し付けてくれたおかげで、俺も晴れて無罪放免になったわけだ。
一生日陰者でいる覚悟を決めた割には、あっけなく逃亡生活が終わってしまって、ちょっと拍子抜けした。
LBXをテロの道具にしたってことでバンにはめちゃくちゃ怒られたけど、「これからLBXを正しく使ってくれるなら、いいよ」って笑って許してくれた。
やっぱバンはスゲーや。俺が心配するまでもなかったな。
そんで今はバンたちと一緒に世界を守るために、例の便乗犯と戦ってる真っ最中だ。
悪魔みたいに思ってたアキレス・ディードも、使ってみれば意外に素直で扱いやすく、今や俺の気持ちをダイレクトに表現してくれる一番の相棒になった。
おかげでバンたちの力になれたこともあるしな。
てなわけで、俺の生活はぜんぶ元通りに戻った。
たったひとつの、いや、ひとりの変化を除いて。

「あのさ、アミ」

「いやっ……!」

後ろから呼び止めようとして肩に置いた手が、振り払われた。
振り返ったアミの顔には恐怖の色が浮かんでいて、でも俺と目が合ったらすぐにハッとした表情をして何もなかったみたいに取り繕った。

「あ、ああ、なあんだカズだったの…ごめんなさい、ちょっとびっくりしただけだから」

「どうしたんだよ、アミ。最近なんか変じゃないか?」

「そんなことないわ、いつも通りよ。なんでもないから……心配しないで」

近頃、っていうかNICSに協力し始めてからのアミは、ずっとこんな感じだ。
口ではなんでもないって言ってるけれど、見ただけでわかるほど様子がおかしい。
ひとりでいるときは決まって、何かに怯えるみたいにいっつもおどおどしてる。
アミはどんなつらいことがあっても自分だけで抱え込もうとするヤツだ。
何があったかわからないけど、できることならアミの力になりたい。大切な友だちだから。
0441オンリー・マイ・アミ 2/112013/10/26(土) 11:50:44.07ID:RMWAod53
アミの異変の原因がわかったのは、本当に偶然だった。
ダックシャトルのレクリエーションルームに入ろうとしたとき、中から話し声が聞こえてきて、ついドアの前で聞き耳を立てた。
なんで盗み聞きなんかしたかっていうと、その声の片方がアミの声だったから。
もう片方の声の主、ジェシカがコーヒーらしきものを口に運びながら、アミに尋ねていた。

「ずっと聞こうと思ってたんだけど……アミ、アナタって男性恐怖症?」

「え…な、なんでそんな風に思ったの?」

「なんとなく、よ。平静を装ってるみたいだけど、アナタの仕草を観察してたら少し男の子たちと距離を置いてるように感じたの」

ジェシカもアミの異変に気づいてたらしい。
でも『男性』恐怖症? 俺はアミがおどおどしてることばっかり気になって、アミが『何』を怖がってるかなんて考えてもみなかった。
言われてみれば自由時間は俺やバンよりも、ランとかと女同士で固まってることが多かった気がする。
俺が……アミを怖がらせてたのか?

「去年のアルテミスで見たときはもっと活発で男にも負けない!って感じだったのに、今はすっかりおとなしいから」

「そんなこともわかるんだ……ジェシカはすごいのね」

「こんなにデータと違ってくるなんて、普通はありえないわ。何か心当たりがあるんじゃない? もしイヤでなければ話してみて」

そう言ってジェシカはアミの紙コップにひとつ、角砂糖を落とした。
A国人特有のフランクさで聞きづらいことも聞けるジェシカが羨ましいぜ。
俺はこうしてアミを見てることしかできないってのに。
だけどアミの返した答えを聞いて、聞かなけりゃよかった、って思った。

「怖い…夢を見るの。男の人に押さえつけられて、乱暴される夢…」

「それがトラウマになってるのね。でも夢の話よ。気にすることないわ」

「うん…ただの夢ならいいんだけど…」

「心配ないわ。もしそんな男が本当にいたとしたら、NICS長官の娘の名に懸けて、ワタシが絶対に逮捕してあげるから!」

「ふふっ…ありがと、ジェシカ。話したらちょっと楽になったわ」

なんてこったい……
アミがスレイブにされていたとき、俺はアミの冷たい態度に逆上してアミをレイプした。冷静になってから死ぬほど後悔した。
山野博士はそのときのアミの記憶を消してくれたし、俺もできるだけ思い出さないようにしてた。それも、無意識のレベルで。
でもそれでぜんぶチャラになったわけじゃなかった。
俺自身も思い出したくなかった、忘れてしまいたかったあの悪夢は、アミの身体に確実な恐怖として刻まれてしまっていた。
俺にアミの友だちでいる資格なんかない。
公的に追われることがなくなっても、アミが覚えてないとしても、俺の犯してしまった罪が消えることはないんだ……
0442オンリー・マイ・アミ 3/112013/10/26(土) 11:54:02.26ID:RMWAod53
知りたくなかった事実を知ってしまって、俺はたぶん、すごく情けない顔をしてると思う。
でも、知ってよかったとも思う。知らなければ一生、罪を償うチャンスさえ得られなかったかもしれないから。
今の俺は、昔の俺とは違う。嫌なことからすぐ逃げ出してた、あの頃とは。
だから逃げちゃいけない。逃げたら二度とアミの顔を見られない。
俺は覚悟を決めて、レクリエーションルームのドアをくぐった。

「アミ」

「あ……カズ。どうしたの? マジメな顔しちゃって」

「アミに…大事な話があってさ」

「じゃあワタシは席を外した方がいいわね。またね、アミ。いつでも相談してちょうだい」

そう言いながら飲んでいたコーヒーの紙コップをゴミ箱に捨てたジェシカは、ちらり、と一瞬俺の方を見てから部屋を出て行った。
その視線がなんとなく痛かったのは、俺の気のせいなんだろうか。
これから告げなければいけない内容を思うといやでも気が重くなる。

「な、何かしら。カズ、なんだか怖いよ…」

「どうしてもアミに言わなきゃいけないこと、あるんだ」

もしかしたらアミにつらいことを思い出させてしまうかもしれない。
それでも俺は、けじめをつけなきゃいけない。

「アミがディテクターにいたとき、俺、無理矢理アミのこと…レイプした」

「……え?」

「俺がヤったんだってば! レイプ、ゴーカン!!」

俺は自分のやらかした罪をアミに話した。
アミのトラウマは夢なんかじゃなくて、実際にあったってことを。
アミが洗脳されてるのをいいことに、暴力でアミを押さえつけて、めちゃくちゃに犯したことを。
ぜんぶ、何もかも、洗いざらい話して、最後にゴメン、と付け足した。
拳の一発くらい飛んでくるだろう、と覚悟してた俺の予想とは裏腹に、返ってきたアミの声は意外にも穏やかだった。

「なんだ、カズだったんだ。よかった…」

よかった…ってなんだよ。もしかして……相手が俺で嬉しかったってことなのか?

「もし知らないオジサンとかにされちゃってたらと思うと、ほんと、ゾッとするもの」

あ、そういうことか…
勘違いして浮かれそうになってた自分を諌める。
そうだよな、俺はアミにヒドいことをしたんだ。好きになってもらえるわけがない。
殴って、レイプして、限界まで追いつめて……どんな仕返しされたって文句は言えないくらいの悪事。
なのに、アミは俺を責めない。じっとこっちを見つめてくるだけだ。
0443オンリー・マイ・アミ 4/112013/10/26(土) 11:55:53.82ID:RMWAod53
「アミ……怒らないのか?」

「だってカズは私を元に戻そうとしてくれたんでしょ? そんなの怒れないわ」

「違う。最初はそうだったかもしんないけど…途中からわけわかんなくなって、イライラして、ぜんぶ投げ出したくなって、アミに八つ当たりしただけなんだ」

「…仕方ないわよ。周りは変なことばっかりで、カズひとりだけが正気に戻ったもの。
もし私がその立場だったとしても、おかしくなってたと思う。だから…仕方ないの」

「それじゃダメだ!」

アミが提案してくれた逃げ道を、声を荒げて否定した。
アミのためにやったことじゃない。仕方ない、ですませられることでもない。
ぜんぶ俺が悪いんだから、そんな憐れむような目で見るなっての…!

「このままだと俺の気がすまないんだ。殴っても、NICSに突き出してくれてもいい。なんでもいいから、俺の罪を裁いてくれよ!」

罪には罰を。裁かれない罪が許されることはない。
罪を償えなかったら、俺はこの先ずっと後ろめたい気持ちを抱えながら生きてかなきゃならない。
…許されることだとは思ってないけど、許してほしい、って思ってしまうのは調子よすぎるかな。

「私がはっきり覚えてないことで怒れって言われても困るけど……何かしないと、カズは納得できないの?」

黙ってうなずく。

「じゃあ、やり直して」

やり直す……何を?
アミが俺の顔を覗き込む。距離が近くて少しドキッとした。

「初めてのときの思い出が怖いままなんてイヤじゃない? だから私の初めてをもう一度やり直してほしいの」

何を言ってるんだ、アミは。
だってそれはつまり、強姦魔にまた抱かれることになるんだぜ?
…いや、違うか。アミは俺を『強姦魔』じゃなくて『友だち』に戻そうとしてくれてるんだ。
あの悪夢をなかったことにして、普通の女の子が好奇心で経験するようなどこにでもある初めてにする。
そうすれば俺とアミはまた、元通りの友だちに戻れるかもしれない。
たぶん俺自身は、罪を忘れることなんて一生ないだろうけど……

「アミが、それでいいなら」

「うん、いいわ。今夜、私の部屋に来て」

わかった、と返事をする。
アミが部屋を出て行って、その場には俺ひとりだけが取り残された。
今夜、ケリをつける。俺の気持ちも、アミのトラウマも、できることなら今日でぜんぶ終わらせよう。
将来アミがどっかの男と付き合とき、セックスに変なトラウマ抱えたままだったら不幸だ。
アミが普通の人生を送っていけるように、初めての経験をごく普通のものにする。
上手くできる自信なんてないけど……それが俺の責任の取り方。
ふとテーブルを見ると、アミが置き忘れた紙コップの中に、飲みかけのコーヒーが残ってるのに気付いた。
苦い。
そのコーヒーには砂糖がたっぷり入ってたはずなのに、むせるくらいに苦かった。
0444オンリー・マイ・アミ 5/112013/10/26(土) 12:01:16.98ID:RMWAod53
ヤバいヤバいヤバい。
アミと話してたときはなんか妙に落ち着いてたけど、今になってプレッシャーに押しつぶされそうになる。
だってセッ……セックスなんて、あの一度きりしかしたことないんだぜ! それを、今夜またアミと……
無理、絶対無理。心臓バクバクだし、頭グラグラだし。あーもう、どーすりゃいいんだ!
精神的に切羽詰まったときの行動ってのは、後々考えてみると相当おかしかったり恥ずかしかったりするもので、
「あの、セックスってどうやればいいんすか!」
ほとんど童貞で女の抱き方も知らない俺は、NICSやシーカー関係者に手当たり次第こんな質問をしていた。
てっとり早く実践的な知識を増やすには、他人の経験を聞くのが一番、と思ったんだろう。
(同年代のみんなと郷田には聞くだけ無駄だから聞かなかった)
真野さんに聞いたら思いっきりビンタされて「10年早い!!」って言われた。
拓也さんに聞いたら飲んでたお茶吹き出してそのまま固まった。なんだったんだ、あの反応。
とまあだいたいの大人たちは真剣に取り合ってくれず、結局参考になりそうなこと教えてくれたのは、八神さんと仙道だけだった。
そんなこんなで夜になって。俺はダックシャトルのアミの部屋の前に立っていた。
立っていた、っていうか立ちっぱなしでもう10分。約束の時間を過ぎたってのに、俺の優柔不断はなかなか引っ込んでくれない。
しっかりしろ、俺。なんのためにここに来たんだよ。罪から逃げるな。アミを解放してやるんだろ。
フウッとひとつ大きく深呼吸をして、気持ちを落ち着かせる。
よし、とりあえずノックを――

プシュッ

「……カズ、何してるの?」

――しようとした瞬間、ドアが開いて中からアミが顔を出した。

「あ、ええと、今アミのとこ行こうとしてた」

「ふうん、あんまり遅いから来ないかと思っちゃった。あんまり女の子待たせるものじゃないわよ?」

「…わりい」

「もういいわ。入って」

いたたまれなさを感じながら、アミに続いて部屋に入る。
アミの部屋は俺の部屋と違って、キレイに整理整頓されていた。その中で結構なスペースを占めるベッドの存在感が半端無い。
……なんかめちゃくちゃ気まずい。

「えっと…」

「シャワーはもう浴びたから、早く始めましょう」

背中を向けたまま、アミはそそくさと着ている服を脱ぎだした。
ほのかに上気する白い肌、胸から腰にかけてくびれた色っぽいボディライン。普段なら絶対お目にかかれない光景が目の前に現れる。
あまりにも刺激の強すぎる急展開について行けず、俺は慌ててアミの肩に手をかけた。

「ちょっ、ちょっと待てよ、アミ! もう少し落ち着いてから…」

「いやっ……!」

肩に置いた手が、また振り払われた。

「あ…違うの、イヤじゃないの。ただ…早くしないと決心が鈍りそうで……」

薄い下着だけを身に着けたアミが、キュッと俺の手を握る。アミの手は小刻みに震えていた、ように感じた。
どんなに平気なフリしてても、怖いんだよな、やっぱり。
俺以上にアミの方がよっぽど不安なはずなのに。怖いのを我慢して、必死に勇気を振り絞って、今俺に向かい合ってくれてる。
…ったく、男の俺が煮え切らないでどうすんだっての。
さっさと終わらせて、アミを自由にしてやれよ。それが罪を犯した俺の責任だろ。
0445オンリー・マイ・アミ 6/112013/10/26(土) 12:05:43.54ID:RMWAod53
いったん手を離して、アミも俺も着ていたものをぜんぶ取り払った。
前に見たことがあるはずなのに無性に恥ずかしくて、お互いろくに直視できない。
ためらいを消し去るように、アミの身体を引き寄せ重心を奪う。
柔らかい中に潜むこわばりを感じながら、そのまま、ゆっくりベッドに倒れこんだ。
…アミって、こんなに小さかったかな。
背丈も頭ひとつ分くらい違うし、腕だって俺の半分の太さもない。
こんなに細い身体で唯一胸だけは大きくて、でも俺のとはやっぱり全然違って。
1年前はほとんど変わらない体格だったのに、今はもう全く別の生き物になってしまったんだと思い知らされる。
それを寂しく感じる一方で、女っぽくなったアミの裸に欲情してしまうのは、どうしようもない男のサガ。
俺の逸物がアミの中に入りたくて勃ってきてるけど、今はまだ早い。
仙道がタロットをいじりながら言った言葉を思い出す。
『経験の浅い女がセックスでよがると思ってんなら大間違いだ。突っ込む前に十分イかせてやるんだねえ』
ちなみにタロットの結果はジャッジの正位置だったらしい。意味は知らない。
余計な肉のついてない脇腹を撫でる。手に余るほど大きな胸を揉む。

「は……ぁっ…」

熱い吐息と一緒に、アミの口から喘ぐような声が漏れ出る。
手を脇腹から腰、そして太ももに移動させ、とうとう脚の間に触れた。
薄い茂みの中の割れ目はわずかに湿っていたけれど、本当にわずかだった。
エロ漫画みたいに少しさすったり撫でたりすれば濡れまくる、ってわけじゃないらしい。
おそるおそる湿った割れ目に手を近づける。

「んんっ……!」

指一本挿れただけなのに、アミが痛々しく呻いた。
アミの中は狭くて、きつい。
無理矢理押し込んだといっても、この中に一度でも俺のが入ったなんて、とても信じられない。
中に指をこすり付けたり、クリをつまんだりして入口をほぐす。愛撫と呼ぶには拙すぎる刺激。
さっきよりは濡れてきた気がするけど、アミを気持ちよくできてるとは思えない。
ほっぺたが真っ赤に染まって、息が荒くなって、むしろ苦しんでるように見える。
無理だ。こんなんでイかせられるわけがない。
上手くできなくて内心焦りまくってる俺の手に、優しくアミの手が添えられる。

「ね、もういいよ。私はもうできるから、カズも無理しないで」

緊張を和らげるようにアミが微笑んだ。
微笑む、っていっても前みたいな明るい笑顔じゃなくて、同情からきたみたいな作った笑顔。
女の子に気い遣われるなんて情けねー…
つっても確かにこれ以上は俺の方がもたない。
ぬるま湯に浸かったような指の感覚とか、色っぽい大人びた喘ぎ声とか、女の子特有の匂いとかで、もう俺の逸物はギンギンに暴発寸前だった。
挿れる前に出しちまったらもっと情けねーし、目も当てられない。
アミが言う通り、そろそろ始めても大丈夫だよな?
0446オンリー・マイ・アミ 7/112013/10/26(土) 12:11:09.36ID:RMWAod53
と、その前に。
脱いでその辺に放り出したズボンのポケットに手を伸ばす。

「…ゴムつけるから待って」

「用意、してたんだ。そんなに気が回るなんて…なんだかカズらしくないわ」

「こ、このくらい男として当たり前だろ!」

実は八神さんに忠告されるまで避妊のこと完全に忘れてた。もう子供を作れる体になってる、って自覚が無かったから。
でも、実際裸で向かい合ったらすぐに、俺たちが大人になっていってるんだって理解した。アミは立派に女だし、俺は男だ。
慣れない手つきで男の部分にゴムをつけてから、アミに覆いかぶさる。
先端が入口に触れた瞬間、アミの身体がビクッと跳ねた。レイプの恐怖がぬぐえないのか、目を固く閉じて、全身を硬直させている。
あんま怖がられると、自信がなくなってくる。最後まで続ける自信が。

「怖いかもしんないけどさ…我慢して、力抜けよ」
今度は殴ったり、首を絞めたりしないから。優しくするから。

俺の言葉に応えるように、ふっと、一瞬アミの身体の硬直が解けた。
それを見計らって、アミの奥深くへ押し付ける。

「あうぅっっっ! んっ…おっきい……」

どうにか、ギリギリぜんぶ入った。
…なんだ、これ。この感覚。動悸、息切れ、それに意識が朦朧とする。
ふわふわするような、痺れるような、風邪を引いてひどい熱を出したときみたいだ。なのに、嫌悪感は全くない。
きつい締め付けに抗ってアミの中を往復するうちに、だんだんと滑りがよくなって、新しく生まれた興奮が俺をもっと激しく突き動かす。
アミが俺にもたらす快感は、俺をすぐにでも限界に追い込もうとする。
限界? ……いやだ。まだ終わらせるもんか。あのときみたいに、身も心も壊れるくらい、アミを犯してしまいたい。
キレイな顔も、柔らかい胸も、今俺を咥えこんでるソコも、髪の毛から爪先までアミのぜんぶを俺のものにしたい。
アミ、アミ。俺の大切な――

「だ、め…カズ…わたし、へん……こわい、やだ…!!」

……大切な、なんだよ。
嫌がるアミを犯して苦しめて、一方的に快感とか満足感を得ている俺に、その続きを言う資格はない。
八神さんはなんて言ってた?
『無思慮でただ行為に及べばパートナーに負担をかける。身勝手な快楽に溺れるな。相手を思いやるならば……な』
そうだ、俺が気持ちよくなってちゃダメなんだ。心の交わりなんてない、身体を重ねるだけのセックス。こんなことしてアミはつらいに決まってる。
だって、ほら。

「ひくっ、んんぅ…っ……」

嗚咽を殺して、涙を流して。今、アミは泣いている。
アミは怖がってるんだ。俺のことが怖いのか、男が怖いのか、セックスが怖いのか、それはわからないけど。
もう終わらせよう。
これで最後だから。最後にするから。アミの嫌がることなんて、もう二度としないから。
だから、今だけは俺のワガママに付き合ってほしい。
今まで必死に抑えつけていた気持ちが、のどをせり上がってくる。

「アミ…俺、ずっとアミのこと…」

「え……?」

やめろ、それ以上言うな。同情で余計アミが苦しむだけだ。
わずかに残る理性を振り絞って、続く言葉を飲み込んだ。黒くて重い澱が腹にたまる。
そして俺はアミの中で射精した。まるで、たまったその澱を吐き出すように。
薄い膜に遮られたせいで、ほんのわずかでもそれがアミに届くことはなかったけれど。
0447オンリー・マイ・アミ 8/112013/10/26(土) 12:14:36.52ID:RMWAod53
セックスを終えて、後始末もすんで、俺は裸のままアミと背中合わせでベッドに腰掛けていた。
事後に抱きしめるとか触れ合うとかは、恋人同士のためにある行為で、俺たちがしていいことじゃない。
恋人でもないのに抱いたから、アミを苦しめて、怖がらせて、泣かせてしまった。
結局、俺が罪を償うことはできなかったったってわけだ。
心は重いまんまなのに、性欲を晴らした身体だけが妙にすっきりしてて、アミに申し訳なくなってくる。

「アミ、ゴメンな」

「なんで謝るの」

「だって、アミはつらかったんだろ。その…ずっと泣いてたから。俺みたいな好きでもなんでもないヤツに抱かれるなんて、本当はイヤに決まってる…」
「違うわよ!」

突然張り上げられたアミの声に、俺の言葉が止まる。
驚いて振り向くと、アミは怒ってるというより呆れてるように見えた。

「なんか態度がおかしいと思ったら、カズ、そんなこと気にしてたの。…えっと、あのね。誰にも言ってなかったことなんだけど、」

アミがうつむいて、どこかばつが悪そうにもじもじする。

「私、気持ちいいと涙出ちゃうの」

はあ?!
するとあれか、セックスの間中ずっと泣いてたのは気持ちよかったからで、少なくともそのことに関して俺が気に病む必要なんてなかったってわけで…

「だから謝る必要なんてないの。それに…」

ちょっと待って、まだ頭の中混乱しっぱなしなんだけど。

「好きでもない人とこんなことするわけないじゃない」

「えっ…それってつまり…」
アミは俺のことを……?

「何よ、女の子から言わせるつもり?」

顔を赤くしながら拗ねたように口をとがらせたアミは、1年前の小生意気なアミのまんまだった。
いつも勝気で、非常識なくらい頭が回って、臆病な俺をぐいぐい引っ張ってくれる女の子。
俺はそんなアミのことが好きになって、でも気持ちを伝えられなくて、自分勝手にアミを傷つけて、そしてたった今、アミのおかげでようやく答えにたどり着けた。
ハハ、ほんっと、俺はどうしようもないヘタレ野郎だったってわけだ。
三つ子の魂百まで。どんなに体が大人になってっても心の根っこは変わんないんだな。俺も、アミも。
フウッとひとつ大きく深呼吸をして、気持ちを落ち着ける。
俺がアミに言わなきゃいけないことは、ゴメン、じゃなかったんだ。
本当に俺がアミに抱いていた気持ち。それは、

「アミ、大好きだ!」

「うん! 私も、カズのこと大好きよ」

チュッ

――ヤバいって。このタイミングでキスなんかされたら…俺、もうダメだ。

「きゃあっ?!」

爆発した感情を抑えきれずに、つい、またアミを押し倒してしまった。
だってさ、好きな女の子が俺のこと好きって言ってくれて、キスまでしてくれたんだ。こんなの我慢できるわけねーじゃん!
それで誘ってる自覚がないなんて、アミは男って生き物を全然わかってない!!
アミのせいですっかり回復した逸物に、また新しいゴムを装着する。
0448オンリー・マイ・アミ 9/112013/10/26(土) 12:19:26.34ID:RMWAod53
「うそ…さっきイったばっかりでしょ?! なんでもうそんなに元気なのよ!」

「アミがいけないんだぞ、そんなにカワイイから。安心しろよ。今度はアミも足腰立たなくなるほどイかせてやるって」

「信じらんない! カズのエッチ、スケベ、強姦魔、犯罪者!」

「へいへい、どーせ俺はエッチでスケベな強姦魔の犯罪者ですよ。そんな俺が相手じゃ…やっぱりイヤか?」

「う…イヤじゃない、けど」

「じゃ、決まりだな。行くぜ」

腰を押し進めると、アミのソコは驚くほどすんなりと俺を受け入れてくれた。

「はああぁん…! ばかぁ…調子に乗りすぎよ……!!」

「アミの中、すげえ気持ちいい」

「んんっ…おかしなこと言わないで、恥ずかしい」

へっへっへ、何度だって言ってやる。だってこんなに気持ちいいんだぜ。
さっきのとかレイプしたときも、正直言うとたまらなくよかった。
でも今回のはまるで違う。
アミと、体だけじゃなくて心も繋がってる。
あったかくて、柔らかくて、癒される。アミがすぐそこにいるのが実感できる。

「すんっっっげえ気持ちいい。アミは気持ちよくないのか?」

「えっ…ん、あぅっ…………き、気持ちいいよぉ…でも、変になりそうで…こわい……」

「変になれよ。ぜんぶ受け止めてやるから」

「ほんと? エッチな女の子になっちゃっても嫌いにならない?」

今ならわかる。アミが一番怖がってたのは、好きな人に嫌われること。
まあ男とかセックスへの恐怖が全然なくなったってわけじゃないだろうけど、少なくともさっき言ってた『怖い』ってのは、そういうことだと思う。
俺も、アミに嫌われたと思ったとき、本当に怖かった。たとえ、そのときアミがスレイブにされてたとしても。
ディテクターに誘拐されたことよりも、テロリストとして追われたことよりも、アミに嫌われることが怖かった。
俺はアミに、情けないとこも、カッコ悪いとこも、ずるいとこも、汚いとこも見せてきた。
それでもアミは俺を好きだって言ってくれた。
だから…ってわけじゃないけど、俺も、何があってもアミを好きでいる。その自信はある。
あと、個人的にはエッチなアミも大歓迎だし。

「絶対俺はアミを嫌いになんかならない。だからさ、もう怖くないだろ?」

「うん……平気、怖くない。カズ…すき…」

アミの目から涙がこぼれ落ちた。
俺も、もう怖くない。この涙が拒絶の意志じゃないってわかったから。
つうかむしろ、俺がアミを気持ちよくさせてると思うと、興奮の度合いがとてつもない。
アミの中はゴム越しでもわかるくらいグチャグチャでぬるぬるだし、俺を欲しがってるみたいにきゅうきゅう締め付けてくる。
ちっくしょう、仙道め。経験のない女の子は挿入で感じないとかウソつきやがって。
俺もアミも気持ちよすぎて止まらないじゃねーか!

「アミ、俺、もうっ……」

「いいよ…カズ、私も…!」

俺たちはふたり一緒に絶頂に到達した。
強く身体を抱きしめて、深く心を重ねて。
0449オンリー・マイ・アミ 10/112013/10/26(土) 12:23:05.50ID:RMWAod53
今日が俺たちの初めて。初めて気持ちを通じ合わせた日。
これから先アミがいればきっと、俺はどんな困難にも負けず前に進めるだろう。
…なーんて、これじゃまるっきりロマンチストだ。
現実はそんな甘いもんじゃないし、たぶんこれからも泣きごとだって散々言う。
でもそれでいいと思う。
情けなくたって、カッコ悪くたってさ、アミが好きでいてくれるなら、俺自身もそんな俺を好きになれるから。
ただ、まだわかんないことがひとつ。
俺はその疑問を、俺の胸元に顔を寄せているアミに投げかけた。

「あのさ、なんでアミは俺のこと好きになったの?」

「それが自分でもよくわからないのよ。去年かな。イノベーターとの戦いのときくらいから男の子として意識するようになっちゃって、気がついたら、ね。
ほんと不思議よね。カズって不良っぽいのに弱虫だったし、頼りなかったし。好きになるなんて思ってもみなかったわ」

「そこまで言うのかよ」

「いいじゃない。どんなカズでも私は好きだもん。ね、カズも言いなさいよ。なんで私のこと好きになったの?」

「んー、おっぱいが大きくなったから」

「…サイテー」

「冗談だって。俺もアミと同じ。アミのこと見てたら、いつの間にか好きになってた」

「そっか。いっつもそばで戦ってきたもんね。これからまた前みたいに一緒に戦ってたら、お互いもっと好きになっちゃうかしら?」

楽しそうにアミがクスクスと笑った。
お節介なのに強くて、負けず嫌いのくせに明るくて、意地っ張りだけど優しいアミ。
俺の力でこの笑顔を守っていけるのか、心にふっと不安がよぎる。
そのとき、俺はちょっとだけ感傷的になっていた。

「本当に俺、またアミやみんなと一緒にいてもいいのかな…」

「私ね…ううん、私だけじゃないわね。バンも、ジンも、みんなカズが帰ってきてくれて、すごく嬉しかったのよ。
また黙ってどこかに行っちゃったら、それこそ許さないんだから。これからも、よろしくお願いね」

「…サンキューな、アミ。俺、絶対みんなの力になってみせる」

犯してしまった罪が消えることはない。
でもアミが、バンが、大事な仲間たちが受け入れてくれるなら、俺は罪を忘れなくても生きていける。
LBXを悪者にした罪は、LBXを使って世界を救うことで償う。5年後には、アキレス・ディードを世界中で大人気のヒーローにしてやるぜ。
アミを傷つけた罪は、これからアミをとびっきりの笑顔にすることで償う。5年後には、……ちょっと想像つかねーや。
でも、できれば5年後も、10年後も、アミやバンや仲間たちと笑い合っていたい。
そんなビジョンを思い描きつつアミを見つめてたら、顔を上げたアミと目が合った。
俺の心の中を見透かしたみたいに、アミはニッコリ笑う。
可愛げがないくらいの、とびっきりの笑顔。…めちゃくちゃカワイイんだけどさ!
なんだか照れくさくなって、顔が見えないように、俺はアミにキスをした。
アミ、アミ。かけがえのない、俺の大切な――
0450オンリー・マイ・アミ 11/112013/10/26(土) 12:28:53.35ID:RMWAod53
軽くシャワーを浴びて、服を着て、すやすや寝てるアミが風邪を引かないように布団をかけてから、俺はそっとアミの部屋を出た。
あー、眠い。できればアミに添い寝したかった。
でももし明日の朝早くアミの部屋から出て来るのを誰かに見られたら、なんて言われるかわかったもんじゃない。
ま、今だったらみんな寝てる時間だし、大丈夫だろ。
このときの俺はアミと気持ちが通じ合って浮かれてた上に、疲れてたし眠かったしでとことん気が緩みきってた。
だからさ、廊下で俺を待ち構えてた人影に気付かなくても、それは仕方ないことだよな?

「どうやら、逮捕はしなくていいみたいね」

「わっ、うぇっ、ジェシカあ?! なっ、なんでこんな時間に…あ、お、俺はアレだアレ。夜の散歩というか、眠れなくてぶらぶらするとか、よくあるだろ!」

突然背後からかけられたジェシカの声に驚いて、聞かれてもいないってのに下手すぎるごまかしを連発してしまっていた。
そんなあからさまに怪しい俺をよそに、ジェシカはいつもみたいな人を食った態度で俺の質問に答える。

「Oh、ワタシがどうしてここにいるか? それはね、少し気になることがあったから。
ダックシャトルってNICSの管轄だから、一応全室に監視カメラがあるのよ。解像度と音質はイマイチだけどね」

へえ……って、おい! ちょっと待て!!
それってつまり、さっきのアミとのあれやこれやが筒抜けだったってことかよ!!!
動揺が顔に出てたのか、ジェシカは俺をなだめるように笑った。

「安心して。記録は残らないようにしておいたし、それにね……」

ジェシカが俺の肩にポンと手を置いて、耳元で囁く。
それはもう、女の悪魔みたいな黒い猫撫で声で。

「アナタがエッチでスケベなゴーカン魔だってことは、みんなには内緒にしておいてあげるから」

冷や汗が止まらない。
固まってしまった俺を見据えながら、ジェシカは相変わらずニヤニヤと嫌な笑いを浮かべている。

「時々ノロケ話でも聞かせてくれればそれでいいわ。日本人の恋愛様式には個人的に興味があるの」

なんてこったい……
どうやら俺はまだNICSの魔の手から逃れられないらしい。
俺はこの手がアミに及ばないことを祈りつつ、事態を面白がるジェシカに引きつった苦笑いを向けることしかできなかった。
はあ……俺、ダッセェかも……
0451オンリー・マイ・アミ 12/112013/10/26(土) 12:29:53.91ID:RMWAod53
これで終わりです。
最初カズ×アミで普通に甘めなエロを書こうと思っていたのですが、どうしても和姦で自然な導入が思いつかなかったので先に>>154-162を書いた次第でした。
アミたんとカズが公式で夫婦すぎて悶えた昨年度。月末発売のウォーズにも期待しています。
たぶん何もないけどな! CEROとかの関係で!
0452名無しさん@ピンキー2013/10/26(土) 12:36:09.24ID:/jWNvS8E
乙でしたー
ウォーズじゃなくて申し訳ないなんて事は全然ないぜー
放送終了で性格や設定の再確認が必要な無印・Wキャラで書く事はむしろ賞賛に値する

11レス分もあるのに読んでて全然苦にならないし、2回やってもグダグダ感出てないし、こんな良作は俺じゃ絶対書けないわ
あと最後のジェシカにワロタww

今後も期待しとります
0453名無しさん@ピンキー2013/10/26(土) 17:24:29.65ID:DSAtJldj
超乙!
新作発売前に良い物が見れてよかったよー
ちょっと無印とWの復習してくるw

カズの主観形式で話が進むのも、ちょっと新鮮でいいなって思った
所々でニヤリとできるネタを挟んでるのも素晴らしいね
本当に読んでて楽しいって思える作品だったよ

で、いつかWARS版の二人の絡みも書いてくださるんですよね(期待)
0455名無しさん@ピンキー2013/10/30(水) 18:59:28.30ID:vZeeoGDm
やっと完成シャーロットちゃんネタ 激しいVer.
前回に比べるとハッピーエンド寄り

4レス使用予定
04581/52013/10/30(水) 21:20:08.66ID:vZeeoGDm
設立間もない仮想国「エゼルダーム」に、あるジェノックの生徒がスカウトされた一件から数時間後の事…

「瀬名アラタ」

後ろから投げられた声に、少年は振り向いた

「お前…んぐっ…」

この少年・瀬名アラタこそがエゼルダームにスカウトされたジェノックの生徒である
そして声の主は、その際に呼び出し役として彼に手紙を書いたエゼルダームの女子生徒だった
彼女はアラタが振り向くなり素早く布を顔に当てる

「何…する……ん………」

どうやら布には薬剤が染みているらしい
アラタは言葉を発しきる前に意識を失った







「う……あれ…?ここ…どこだ?何だ…動けない…」

意識を取り戻したアラタは、身覚えのない部屋にいた
しかもベッドに仰向けの状態で、ロープで四肢を固定されていた

「うふっ…おはよう瀬名アラタ」
「シャーロット・レイン……何のつもりだ!」

冷たく妖艶な声で、目覚めの挨拶がアラタの耳に飛んできた
アラタは敵意を剥き出しにして声を返す

「手紙、全然喜んでくれなかった」
「そんな事どうでもいいからこれ…」

アラタは拘束を解くように言おうとするが

「せっかく本気で書いたのに」

それを遮るようにシャーロットの呟きが割り込む

「いいからこれ外…」
「はぁ…エゼルダームには来てくれないし、私の心も踏み躙った」

またも遮られる

「嘘だ!どうせ命令されて書いたんだろ!」

アラタはもう無駄と感じたのか、拘束について言うのを止め、強い語気でシャーロットの呟きを否定した

「嘘じゃないわ。今から私の気持ち…教えてあげる」

おもむろにシャーロットは立ち上がり、アラタを縛り付けたベッドに近付く

「な、何するんだよ!?」
「まずはちょっとお仕置きしなきゃね」
04592/52013/10/30(水) 21:20:49.85ID:vZeeoGDm
シャーロットは裸足になり、右足の甲をアラタの急所に当てがう

「え…」
「ふふっ」

不敵な笑みを浮かべながら、その右足を後退させ

「あぐぅっ!!」

突進させるかのように勢い良く打ち付けた
パンという軽快な音に反し、アラタは呻き、のた打つ
手を伸ばしたり脚を閉じたりと防御策を講じるものの、全てロープに阻まれてしまう

「やめ…」

再び足が後退し

「あはっ」
「あがぁっ!!」

突進する
その足がすぐ後退し

「うぅっ!!」

三たび突進する
徐々に突進と後退の周期が縮められていき

「あっはははは!」
「がぁっ!うぁっ!あがっ!ぐぅぅっ!」

パンパンと痛々しいリズムで何度も打ち付けられる

「さ、お仕置きはこのぐらいにしないと…。やりすぎて死んじゃったら大変だわ」
「はぁ…はぁ……うぅ…ぁああ…」

やっと解放される
アラタは心の中で胸をなで下ろした
だがそう甘くはなかった

「少しは私の気持ちを分かってくれたみたいだし、ここからはご褒美の時間」

先程までの悶絶する姿とは裏腹に、アラタのズボンには興奮の証である小山ができていたのだ
それに目を付けたシャーロットは足を乗せ、圧力を掛けながら激しく擦り動かす

「や、やめろぉおぉぉぉっ!!」
「あはっ…!喜んでくれて嬉しい」

それまで受けていた苦痛が、送り込まれてくる快感を相対的に増幅させる

「ヤバいって!で、出る!!あっ…う…うぁぁぁあぁっ!!!」
「早すぎ…」
04603/52013/10/30(水) 21:22:20.40ID:vZeeoGDm
苦痛から快感への急激な変化で、アラタは一気に絶頂へ押し上げられる
しかしシャーロットの足は止まらない
絶頂と引き換えに山は萎むが、シャーロットは萎んだ分だけ圧力をさらに強め、擦り続ける

「う…あぁ…ぁぁあ無理無理!もう出な……いっ…て!!」
「出なくても出してもらうから」

先程まで受けていた苦痛、放った精による潤滑、絶頂の直後で敏感になった神経
言わば今のアラタは、単純計算で普段の3倍の快感に襲われている状態だ

「嫌だ!嫌だ!!ゆっ…許してくれぇぇ!!」

その強すぎる快感は恐怖を生み、不条理な逆恨みに遭っただけの、何の落ち度もないはずのアラタに許しを乞わせる

「ただ気持ち良くなって出すだけなのに『許して』なんて変わった子…」
「だっ…出し…たら俺っ……おかしく…っ!!っあぁぁぁっ!!」

一切休めないまま2度目の絶頂に達したアラタは、跳ね上がるような勢いで身体を激しく震わせた

「あ…っぐ…はぁっ……うぅ…はぁ…はぁ…っうぅ…」
「瀬名アラタ…」

シャーロットは膝を付き、未だ痙攣したようにブルブルと震えているアラタを見つめる

「あなたは私のモノ…。うふふっ…」
「シャー…ロッ……」
「…………はぁ…寝ちゃった。ここからが本番だったのに」







「……タ…瀬…アラ……瀬名……タ」
「う…ぅん…」
「瀬名アラタ」
「うわぁぁぁっ!」

アラタは素っ頓狂な声とともに目を覚ました

「声大きすぎ」
「な、何でお前がここに!?っていうか何してるんだよお前!?」
04614/52013/10/30(水) 21:25:20.88ID:vZeeoGDm
目を覚ましたアラタが驚くのも無理はない
シャーロットは馬乗りになっており、アラタのモノをしっかりと締め付けているのだ

「ここは私の部屋。私はあなたとセックスしてるの」
「は…はぁ!?何で俺がお前と…あれ?…何だよこれ」

アラタはまだ寝ぼけているらしく、状況を全く飲み込めずにいた

「忘れたんだ…。またお仕置きが必要?」
「お、お仕置き?……あっ!」
「思い出した?」
「お前…いい加減これ外せよ!」

状況を理解したアラタの第一声
それは連れ込まれた時から再三言おうとしてた事だった

「私が満足したら外してあげる」
「それどういう意…うぁっ!」
「だから簡単にイっちゃ駄目。あなたが起きるまでずっと我慢してたんだから」
「俺の話…聞けよ……っぅ…!」

だがシャーロットは今回もさらりと受け流し、ゆっくりと腰を動かし始めた

「本番直前で寝ちゃうなんて酷いわ…。躾が…んんっ……必要みたい」
「躾って…俺は…あぅ………ペット…かよ…っ」
「とにかく…ぁあ…あなたは逃がさない…んぁっ!」

そんな問答をしながら、シャーロットは徐々に腰の動きを激しくしていく

「あはっ…!硬く…ゃん……なってきた…ひゃぅ……!」
「お前の…せい……だよ…!」
「どうだか…あぁん!あなたが……変態な…だけじゃないの…ひゃっ!」

それに反応してアラタの身体も復活し始める

「もう……ぁん…お喋り…は…ぅんっ………終わりっ…!んっ…」
「うぁぁ…っ!んむ…ぅっ!?」

シャーロットは体勢を変え、自らの口でアラタの口を塞いだ

「んふっ…んふふっ…」
「むぐぅっ!んんんんんっ!」

さらに舌を押し込み、アラタの口内を塗り潰すように暴れさせる
それでアラタが息苦しそうにするほど、シャーロットの性欲と嗜虐心は増していく

「ぷは……ゃ…ぁん…」
「ケホ…ッ…ぅぅっ…!もう……うぁぁっ…無理…」
04625/52013/10/30(水) 21:28:18.26ID:vZeeoGDm
上下の同時責めに耐え切れず、アラタはシャーロットの中に精を放たんとする
しかし

「まだ…あぁんっ……駄目…んぅ!」
「ぁぐぅぅっ!!」

シャーロットは指でアラタの根元を締め付け、果てる事を許さない

「うあぁぁっ!!しっ…死ん……じゃうよ俺…ぇっ!!」
「あっ…あと……少し…っあぁぁあん…んぅぅぅっ…!あぁ…やっ…いっ…いいわ………来…て…」

遂にアラタの根元に掛かっていた力が緩められた
その瞬間、

「ぅぁあああああぁぁあっ!!!!」
「ひゃうぅうううんっ!!」

協奏するように2人は快楽の叫びを上げた

「はぁ…はぁ……瀬名アラタ…」
「うぅ…ぁあ……な…に?」
「死ななくて…良かった……んっ」

シャーロットは『改めてやり直す』といった面持ちで、アラタと自らの唇を重ねた

「えっ…?」
「これでまた……あなたを…虐めれるわ」
「そん…なぁ……」
「うふふっ…」

重ねた唇を離すと、シャーロットはベッドの上をのそのそと動き出し、アラタを固定しているロープを解いていく
しかし最後の1本だけはなかなか解こうとしなかった

「あのさ」

それを見かねたようにアラタが声を掛ける

「俺、エゼルダームに入る気はないけど、お前と一緒にいるのは嫌じゃないぜ?」
「本当…?」
「ああ。だってあの手紙、誰かの命令じゃなくてお前が本心で書いたんだろ?」
「うん…」
「じゃあ国が違ってたって関係ないじゃん」
「……」
「だからさ、早くこれ解いてくれよ」

シャーロットは恐る恐るといった手つきで最後のロープを解いた

「ほら、俺逃げてないだろ?」
「……っ!」

それを確認したシャーロットは、安心したようにアラタにすり寄る
その表情は、アラタを責め立てていた時の狂気を纏ったものとは全く違う、眩しいほど純粋な笑顔だった
0463455=4572013/10/30(水) 21:31:13.82ID:vZeeoGDm
以上

プチ再推敲してたのと、今日のキヨカちゃん回の視聴で遅くなりました
04640/42013/10/30(水) 23:34:02.23ID:oJGmXSFb
>>463
乙です!
見た目の割に激しいシャーロットさん怖かわいい。
SM風でも最終的にはハッピーエンド気味で好きです。



前の著者様の投稿から間をおかずに申し訳ないですが、投稿させていただきます。4レス消費予定。
>>440-450のおまけみたいなもので、ゲーム発売前にどうしてもあげておきたく思いました。
>>154-162の方でカズとヤマジュン氏を険悪にしてしまったので、その和解になります。アミは出ません。
突貫作業のやっつけクオリティ。カズのテンションとヘタレ具合がひどいです。
04651/42013/10/30(水) 23:35:53.13ID:oJGmXSFb
なんだよ、なんか面白いこと話せって? いきなり無茶振りすんなよな。俺、お前と違って暇じゃねーし。
え、ちょっ、待っ、ごめんなさい! 生意気なこと言ってすみませんでした!  すぐに何か考えますから許してください!
つっても、今のところアミと特に進展はないしなあ……
んー……じゃあ、こんな話はどうだ? 誰にも言うんじゃねーぞ。
これは、俺とアミの初めて…の少し前の裏話。



精神的に切羽詰まったときの行動ってのは、後々考えてみると相当おかしかったり恥ずかしかったりするもので、

「あの、セックスってどうやればいいんすか!」

「……スレイブ・プレイヤーの後遺症に精神錯乱は認められないはずだが」

ほとんど童貞で女の抱き方も知らない俺は、こともあろうにぐう畜、じゃなかった、山野博士に相談を持ちかけてしまっていた。

「俺は正気だ! 人を病気みたいに言うな!」

「ならばなおさら理解できない。その程度自分で調べればよいだろう。インフィニティ―ネットにはいくらでも君の望む情報が存在している、それこそ有象無象にな」

正直言うとこの人は苦手だ。何考えてるかわかんないし、どっか他人を見下してる感じがする。
でも、今の俺の事情を一番理解している人で、俺が今頼れるのはこの人しかいない。

「そういう面白半分じゃなくて、真剣なことなんです。俺は…罪を償わないといけないから…!」

「……なるほど、そういうことか」

「なのにマトモに取り合ってくれる人なんてほとんどいなくて…ディテクターとして一緒に地獄を見た博士なら、腹を割って話してくれると思ったんです! 一応仮にも一児の父だから経験も豊富そうだし!」

「一応仮にも、とは非常に不愉快な言い方だが、確かに私はバンの父親で、君はバンの友人だ。いろいろと協力してもらった礼もある。わかった、力を貸そう」

「ありがとうございます」

「だがこちらにも準備が必要だ。10分間、待っていてくれ」

「? はい、そのくらいなら待ってますけど」
04662/42013/10/30(水) 23:39:21.55ID:oJGmXSFb
ちょっくら経験談を話してくれるだけでいいのに、何を準備するんだ?
そんな疑問を抱きながら、どこかへ行った博士の帰りを待つことジャスト10分。

「待たせたな、準備は完了した。これを見てくれ」

博士の差し出したCCMからは、ハンターとクノイチの3Dホログラムが展開されていた。
プロポーションといい、ディテールといい、すごい出来だな……でもどうして今こんなものを?
二体のホログラムと、どこか得意げな博士の顔を交互に見る。

「フッ…これが君に伝えるセックス技法、四十八手だ!」

『セックス・ファンクション! 鵯越え(ヒヨドリゴエ)!』
…って、うおおおい!!! 俺のハンターに何させてくれちゃってんのー!!?
俺の目には、ホログラムのハンターがクノイチをうつ伏せに押し倒して、バックで貫く光景が映っていた。
ていうかCCM音声! 必殺ファンクションみたいに堂々と読み上げてんじゃねー!!!

「なんだよ、コレ! ハンターとクノイチのAVみたいな誰得のシロモノは?!」

『セックス・ファンクション! 乱れ牡丹(ミダレボタン)!』
博士がポチポチとCCMを操作すると、ハンターがクノイチを持ち上げ、大股開きにして自分の股間の上に座らせた。
うわ、実物のストライダーフレームだとこんなに股関節開かねえよ。

「安心したまえ。商業目的でない以上、タイニーオービットとサイバーランスの製品をグラフィックのモデルに用いた程度では版権の問題はない」

『セックス・ファンクション! 松葉崩し(マツバクズシ)!』
崩すのは炎(ホムラ)だけでいいっつーの!!

「いや、そーいう問題じゃなくて! なんでハンターとクノイチを…」

「アキレス・ディードとパンドラの案も考慮したが、干渉部分が多く四十八手のうち半分以上の体勢をとることが不可能だった。私の力量不足だ、許してほしい」

ちがーう!! コイツ本当は俺をおちょくってるんじゃねーの?!
お、落ち着け、落ち着くんだ、俺。山野博士が会話の通じない人間だってことはとっくに知ってただろ?
こーいう時はアレだ、主語と述語と目的語をはっきりさせて、誤解が生まれないように…

「どうして山野博士は、このセッ…セックスさせるのを、ハンターとかクノイチとか、アキレス・ディードとかパンドラとかにしようと思ったんですか?」

「君の相手はアミだと思っていたのだが、違ったのか?」

ぐふっ! 俺に会心の一撃! だ、だが、ここで引き下がるわけには…!

「えっ…いや……そうなんすけど…俺が言いたいのは! 俺にセックスの手本を見せるとしても、なんでわざわざLBXを使うのかってことだっての!」

「君の欠点は思考を即座に放棄することだ。人間のAVを十八歳未満に見せれば法に触れるだろう?」

この親父マジで腹立つ…!
つーか、あんたもう立派な犯罪者だろ! ……まあ、俺もなんだけどさ。
04673/42013/10/30(水) 23:44:22.87ID:oJGmXSFb
「いいか、カズ。四十八手は我々の祖先が遺した伝統であり、未来に伝えていくべき希望だ。夫婦関係を円滑にすることで人類の発展に貢献する道具でもある」

「はあ……」

「性生活における最大の脅威はマンネリだ。セックスに飽きが来ればパートナーへの感情も悪化し、ひいては離婚にまで発展するおそれがある。
その問題を回避する手段が四十八手だ。摩擦、密着、締まりの観点から体位が考察され、実に四十八ものバリエーションが生み出された。
先人たちが編み出した努力の結晶であるこの四十八手に取り組むことで、新たな目標が生まれセックスへの意欲を保ち続けることが可能になる」

この人が厄介なのは、これで大マジメだってことなんだよな…
いや、科学とか研究以外に無関心だと思ってた博士が、ここまでとんでもないエロ親父だったのは意外だけど。

「私もかつて妻とともに実践し、幾度も互いの絆を深めた。特に百閉や菊一文字では、改めて妻のふとももの素晴らしさをこの身で感じることができたものだ」

あんたがふとももフェチだとか、果てしなくどーでもいいっつーの!!

「しかし、私には四十八手のうち、その半分も成し遂げることができなかった。時間、体力、環境……どうしようもない障害があったのだ。
だが君は若く、体力もある。私には不可能だったが、君に四十八手のすべてを成し遂げられる見込みは十分にある」

なるほどな。自分ができなかったことを俺にやってほしい、ってことか。
それでも、この人の考えはわけがわからない。
博士が四十八手にかける情熱はわかった。
それもこんな、LBXのホログラムに複雑なセックスの動作をプログラムするなんて、才能の無駄遣いみたいなマネまでするほどの情熱。
…でも、その情熱を継がせる相手は、俺じゃなくてもいい。なんで俺を選んだのかが、全然わからない。

「そういうのは、バンに頼めばいいじゃないすか。あいつ、博士に頼られたらきっと大喜びしますよ」

「バンに恋愛はまだ早い」

「俺もバンと同い年なんすけど」

「童貞でもあるまいし、女子を強姦しておいて今更何を言う」

それは言うなー!!
あんた絶対Sだろ! 人の痛いトコを突いたり、人が困ってるのを見たりするのが大好きなドSだろ!!

「そう落ち込むな。私は君にこの使命を任せたいのだ。未来への希望を、どうか君の手でつないでくれ」

やめてくれよ…! なんであんたは俺に重荷を背負わせようとするんだ!
バンじゃなくたって、ヒロでも、拓也さんでも、コブラでもマングースでも、博士を尊敬して、博士の力になりたいって人はいくらでもいるだろ。
俺には…ひとりで何か大きなことをする力も覚悟もないんだよ!
04684/42013/10/30(水) 23:47:39.07ID:oJGmXSFb
「俺なんかにそんな大それたこと、できるわけが…」

「…君のもうひとつの欠点は、自己評価が低すぎることだ。もっと自信を持て。
ディテクターの活動中、君は私の想像以上の働きをしてくれた。本当のことを言えば、改造したアキレス・ディードを君が使えるとは思っていなかった。
だが、君は私以上にアキレス・ディードを使いこなし、私のどんな無茶な指示も尽く応えてくれた」

ああ、うん。あんたの命令で実際何度死にかけたか数えきれない。今生きてるのが不思議なくらいだ。

「だからこそカズ、私は君をバンの友人という以上に、確かな実力を有する一人の男として認めたのだ。君になら成し遂げられると、私は信じている」

博士が俺を信じている…?
そうだ、すっかり忘れてたけど、元はと言えば俺がセックスについて聞きたいって言ったから、博士はこのホログラムを作ったんだぜ?
パラダイス対策で忙しいってのに、俺のワガママのためにわざわざ時間を割いてくれた。
…なんか方向性がズレてる気がしないでもないけど、この人はこの人なりに俺を信じて、俺のことを思ってくれている。
だったら俺も、この信頼と厚意に報いたいと思うのが筋ってもんだろ!

「わかりました。俺…やってみます! 博士の意志を継いで、四十八手をマスターしてみせます!!」

「それでこそ、私が選んだ戦士だ。頼んだぞ、カズ」

こうして、俺と山野博士は同志になった。歳も、社会的な立場すらも超えて。
博士のCCMからデータを転送してもらい、俺はダックシャトルのアミの部屋へ向かった。
よーし、四十八手のコンプリート目指して、これをアミにも説明して……ん、待てよ? そもそもなんでアミとセックスすることになってたんだっけ…?
……そうだ! 俺は罪を償わないといけなかったんじゃねーか!
ハンターとクノイチのAVなんて、こんなもん見せたら完全に嫌われる!!
しっかりしろよ、俺! ほんと、何のためにここに来たんだよ!!
…………無理、絶対無理!! あーもう、どーすりゃいいんだ!!!



まあその後、どうにかアミと気持ちを伝え合って、その件は一件落着ってことになった。それは知ってるよな。
これで、この裏話はおしまい。
ちなみに、俺が博士の言っていたのと同じことを力説して案の定アミにドン引きされたのとか、
例の四十八手ホログラムをこっそり起動しているところをアスカに見つかって『歩くエロ教材』のあだ名を頂戴したのは、もう少し経ってからの話だ。
でも俺はまだあきらめてねーぜ。いつか絶対アミにも理解してもらって、一緒に四十八手をマスターしてやるつもりだ。
だってこの四十八手の夢は、俺と山野博士、元ディテクター同士をつなぐ強い信頼の絆だからな!
え…気持ち悪い? 日本の男は変態ばっかり?!
自分で聞いといて、お前までドン引きしてんじゃねーよ!! そりゃねーだろ、ジェシカ!!!
04695/42013/10/30(水) 23:49:38.57ID:oJGmXSFb
これで終わりです。
山野博士とカズの個人的イメージは悪質な天然ボケと煮え切らないノリツッコミです。ディテクター時代の生活をぜひ拝見したい。
明日はいよいよウォーズ発売! どうかネタを提供してカズアミを書かせてください(願望)
04714632013/10/31(木) 21:39:39.83ID:wgvWPA3a
>>464
旧バージョンはバッドエンドで書いたつもりだけど、読み手にはそう感じられなかったみたいなんで、
今回はあれこれ考えずに開き直ってハッピーエンドにしてみた
0473名無しさん@ピンキー2013/11/02(土) 00:32:02.24ID:haQ4anIL
だが、それでも俺はキヨカちゃん×ノゾミちゃんの百合ネタで作るのだ

正統派のキヨカちゃん×カゲトネタは他の人に任せよう
あとノゾミちゃん×タダシネタも
俺ではカゲト(タダシ)爆発しろって感情が入り込んでまともに書けそうにない
0474名無しさん@ピンキー2013/11/02(土) 00:56:39.19ID:OUeupWuc
天から落ちてきた不思議なノートでアラタがいろんな生徒たちを女子にしてヤってお持ち帰りして最後には先生にまでヤってしまうってのが頭の中にぼんやりとあるけどどう?
0475名無しさん@ピンキー2013/11/02(土) 01:02:43.07ID:haQ4anIL
女体化ネタって事か…?
それはまた人を選びそうなネタで…

まあ、百合ネタを考えてる俺が言っても説得力ないけどさwww
0476名無しさん@ピンキー2013/11/02(土) 07:15:08.97ID:UOrMRklu
我らが隊長カゲトラさんとヒロイン力の低すぎるスズネちゃんのカカア天下一択でした
0477名無しさん@ピンキー2013/11/02(土) 19:58:14.86ID:tKco4kRu
まとめwikiの管理人がスレ落ちで拾い損ねた前スレのユノ×アラタを、回収&掲載しておきました
このレスをご覧になった管理人および当該SSの作者は、念のため掲載フォーマットや誤字等の確認を願います
以上、ご報告まで
0478まとめwiki”管理”人2013/11/04(月) 00:25:36.62ID:BxHc3oHk
確認しました。ありがとうございます。
私の力不足ゆえまとめきれず、申し訳ない限りです。


>>428等は他スレや他投稿サイトに投稿された作品のようですが、これらをまとめwikiに掲載してよろしいでしょうか。
許可、もしくは不許可をご一報ください。
04794772013/11/04(月) 00:39:44.85ID:9d0hh+5O
お気になさらずー
ちなみにピンクの過去ログはみみずん検索から回収できます
0480名無しさん@ピンキー2013/11/04(月) 00:41:48.08ID:CEOyVuX3
>>478
428ですが、投稿サイトの利用規約を確認したら、そのままの転載は知的財産の問題に
抵触する可能性があるみたいなので出来ればリンクという形でお願いします。
0481名無しさん@ピンキー2013/11/04(月) 10:39:02.31ID:LQ/q61WF
唐突にスズネちゃん×ワタルというネタが浮かんできた
ローズシティが陥落した日の夜に「ムラク先輩が一目置いてるジェノック第1小隊さえ助けに来てくれれば」ってワタルが押し掛けてきて、ばったり出会ったスズネちゃんが慰めるような感じの
0482名無しさん@ピンキー2013/11/05(火) 00:53:17.67ID:KcpOffIX
あのさーゲームのあれ、買ったんだけどさーー
女子が可愛くて、胸おっきいし、声がたまらんわーーーーーーWW
0483名無しさん@ピンキー2013/11/05(火) 00:55:22.95ID:KcpOffIX
あれ?ゲームのウォーズをやっているとなぜかチンポの突起が止まらん
0484てつつつ2013/11/05(火) 16:03:24.89ID:1xiUNk6P
ユノォォォォォォォォ
0485てつつつ2013/11/05(火) 16:04:40.48ID:1xiUNk6P
ユノォォォォォォォォイヨフフムムメユメムホムノルヌマノホムレツミネニ!ネホリテミサマモユタムニヒヒヒヒヒヒヒヌヌヌヨヌヨヌヨヌヨツチチチチヨニムメムニヨニヨヨ!ヌニニニヨヨ
0486名無しさん@ピンキー2013/11/06(水) 18:29:03.43ID:o9vFxSMN
0487名無しさん@ピンキー2013/11/06(水) 20:39:17.49ID:TApWcImZ
大丈夫か…
0488名無しさん@ピンキー2013/11/06(水) 21:01:46.06ID:Tter7fQ5
何か唐突にアラタ×スズネがイチャイチャしてる夢を見たわ
何なんだマジで…
0490名無しさん@ピンキー2013/11/10(日) 01:32:49.65ID:FjMS7jqx
しかしスズネちゃんネタに取り掛かる前に、書きかけのキヨカちゃん×ノゾミちゃんを仕上げねば…
0491名無しさん@ピンキー2013/11/10(日) 19:59:01.29ID:RxCdYd6z
ゲームまだ途中だけど二宮リンちゃん可愛い
主人公からしたら年上にあたるのかな
素晴らしいわ

あとトメさんの不純異性交遊黙認発現は素晴らしい
ヤりたい放題じゃないか・・・!
0492名無しさん@ピンキー2013/11/10(日) 22:09:28.12ID:191IGv5F
リンちゃんは「髪伸ばすと邪魔だけど○○(アバター)に褒められるなら伸ばしててよかったな」みたいなこと言うから可愛い
0493名無しさん@ピンキー2013/11/10(日) 23:45:56.00ID:7PxH6I00
俺な、最終決戦のところまで進んだ
0494名無しさん@ピンキー2013/11/11(月) 13:16:21.90ID:CIuKvJHp
俺は裏ランバトスカウトのアスカのところまできたぞ…
アスカかわいい
0495名無しさん@ピンキー2013/11/13(水) 21:16:00.31ID:Ax6yzMNJ
ジンと美都ちゃんがお互いに名前で呼び合う関係とか完全に一線を越えてますわ
それでも俺は美都ちゃん×日暮先生を推す
0496名無しさん@ピンキー2013/11/18(月) 18:01:16.61ID:TqEy+h1Z
エンディング見た、メタ沢四郎ぶっ飛ばした
0497名無しさん@ピンキー2013/11/21(木) 16:55:50.68ID:fiDebjaT
ゲームプレイ中はカゲトラ×スズネでずっと2828しっぱなしでした
0498名無しさん@ピンキー2013/11/21(木) 17:02:11.37ID:db/2YuyL
美都先生は父親を救出できるかどうかの不安をジンに性的に慰めてもらうみたいな
0499名無しさん@ピンキー2013/11/26(火) 02:52:34.77ID:6ULMIesU
いい加減ヒカル出ないか期待してるんだが…?wkwk
0500名無しさん@ピンキー2013/11/26(火) 02:55:13.84ID:6ULMIesU
500ーーーッ!
(`∀´)
0501名無しさん@ピンキー2013/11/26(火) 18:27:29.36ID:deZkQOXv
本スレに昨晩書かれたレスを見たら、キャサリン×リクヤというのもアリかもしれないと思えてきた
0502名無しさん@ピンキー2013/11/26(火) 21:14:55.87ID:HKxWzE1v
2話くらいからキャサリン×リクヤは気になってた
リクヤのことを仲間殺しと散々馬鹿にしてきたキャサリンは、リクヤの重い使命を知って初めて過去の自分の言動を悔いる
父親に見限られたと感じて落ち込むリクヤを訪れ謝ろうとするも、プライドが邪魔して素直に謝ることができない
ウジウジし続けるリクヤに我慢できなくなって、ハッパをかける意味も兼ねてリクヤを逆レイプ
虚勢でもいいから前のようにイヤミで偉そうなリクヤに戻ってほしいと告げ、リクヤもキャサリンの気持ちを察して立ち直る

みたいな話を考えてたが、前にこのスレであったアカネ×リクヤとシチュエーションが被ったから構想だけで止まった
0503名無しさん@ピンキー2013/11/26(火) 22:49:05.19ID:deZkQOXv
学園の事で親父に交渉するリクヤ(先週のあれ)をキャサリンが盗聴&録音
ロストさせる苦痛や交友関係を広げたかったという本心を慰めつつ、最後はこれまでの言動を謝って締めとか考えてみたり

ぶっちゃけ盗聴&録音は必要ない気もするけど、キャサリンの性格を引き立てるスパイス的に使えそうかなーと
0504名無しさん@ピンキー2013/11/27(水) 20:02:59.06ID:jcAH4HlK
ワールドセイバーに支配された神威大門の妄想が捗る回だった

女子はトイレ使用禁止
兵士への奉仕強制とか
0505百合ネタ注意2013/12/01(日) 03:12:48.32ID:NcJgeCMc
書かねば書かねばと言いつつ放置してしまったキヨカちゃん×ノゾミちゃんネタ完成
4レス消費予定
05061/42013/12/01(日) 03:14:47.62ID:NcJgeCMc
ある夜…

「似合わないのに格好つけちゃって…ふふっ…」

ジェノック第5小隊メンバー・笹川ノゾミはダック荘の廊下をウキウキとした表情で歩いていた
すると

ドンッ

「あっ!ごめんキヨカ!大丈夫?」

見るからに浮き足立っていた彼女は案の定、別の生徒と正面衝突してしまった

「平気」

ぶつかった相手は仙道キヨカ
小隊は違うが彼女もジェノックの所属である

「ねぇ、そういえばキヨカの兄貴ってどんな人?」
「どうした?突然」

ぶつかったかと思えばいきなり話を振るノゾミだが、キヨカは困惑する素振りも見せずにさらりと聞き返す

「さっきぶつかった時、ちょうど兄貴の事を考えてたから思い出して…。あ、立ち話があれなら私の部屋に来ない?」
「そうする」







場所を移し、ノゾミは改めてキヨカに訊いた

「それで、キヨカの兄貴ってあの仙道ダイキでしょ?どんな人?」

「別に…あんなのお兄ちゃんじゃない」
「へえ…意外かも。アルテミスに出たり5年前のミゼル事件で世界のために勇敢に戦ったり、キヨカの自慢の兄貴だと思ってた」

有名人とあってか、ノゾミの言葉の端々からは彼女の興味深さが伺える

「何かあるとすぐ家を出てくし、そうやって事件に首突っ込んで入院した事もある駄目なお兄ちゃんだから」

だが、キヨカはそんな兄について半ば貶すような態度で答える

「何だかんだ言って、本当はキヨカも兄貴が大事なんだ」
「誰がそんな事言った?」

だが、キヨカの態度とはまるで噛み合わないような事をノゾミは口にした
キヨカは微かにムスッとした表情をしながら彼女に聞き返す

「え?兄貴が心配とか、一緒にいれなくて寂しいとか、私はそういう意味だと思ったんだけど」
「違う。LBX以外じゃお兄ちゃんとして尊敬できる所がないって意味」
05072/42013/12/01(日) 03:17:30.02ID:NcJgeCMc
ノゾミがやや嫌味っぽく答えると、キヨカはそれをすぐさま否定する

「その割にはさっきから『お兄ちゃん』なんて甘えん坊な呼び方だよね。あとCCMのストラップも……あ、やっぱり図星だった?」
「……」

さらにノゾミが重箱の隅を突こうとすると、とうとう観念したのか、キヨカは無言のまま小さく頷いた

「……実を言うとね、兄貴がロストしてから私もちょっと寂しかったの。だからキヨカも同じ気持ちじゃないかなって思ったんだ」
「ノゾミも同じ…?」
「うん。だから、兄貴の事で寂しくなった時は遠慮しないでまた部屋に来てよ」
「……」

キヨカはノゾミの誘いに先ほどと同様に無言で頷いた
だが、今度は頷くだけではなかった

「えっ!?」

キヨカはノゾミに抱き付いてきた
彼女は思わず声を上げる

「……寂しいから少しこうさせて」
「子供みたい…。こんなキヨカ初めて見た…」

だが、ぽかんと驚きながらもノゾミはキヨカを優しく抱き返す

「でもちょっと変な気分になるね。女の子同士で抱き合うなんて」
「変だけど…案外悪くない」
「じゃあ…もっと変な気分になってみる?」

そう言うとノゾミはキヨカの胸を目指し、体と体の境目へ手を差し込んだ

「んっ…!」

ぴくりと体を震わせるキヨカ
その反応を楽しむように、胸の頂のあたりをノゾミの手が滑り回る

「キヨカ、どう?」
「何か熱い…」
「そしたら少し冷まそっか」
「え…!?」

ノゾミは体を僅かに離して空間を作り、キヨカの部屋着を捲り上げた

「…ノゾミも」
「あっ!」

それに対抗してか、キヨカもノゾミの部屋着を捲り上げる
05083/42013/12/01(日) 03:18:26.78ID:NcJgeCMc
上半身を曝け出した2人は、再び互いの体を引き寄せた

「キヨカの体、本当に熱いね」
「それノゾミのせい…」
「あははっ!やっぱりやめる?」
「……」

ノゾミの問いにキヨカは黙って首を横に振った

「だったら…」
「…っ!」

ノゾミはキヨカの下半身に手を伸ばした

「これでもっと寂しさを紛らわせてあげる」

さらにそのままキヨカのハーフパンツの中へと侵入する

「んん…っぁ!」

ノゾミの手がキヨカの秘所に辿り着き、くちゅりと淫らな音が立つ

「キヨカのここ…湿ってる」
「ぁ…んぅ…!」

微かだが、普段のキヨカからは聞けないような高い声が飛び出してくる

「行くよキヨカ」
「んっ…んぁあ…!」

ノゾミの指がキヨカの秘所を分け入ると、その声が徐々にボリュームを上げていった
だが

「ぅ…ぁむっ…」
「ちょっ…!」

キヨカは体を走る衝撃に耐えながら、頭を下げてノゾミの胸に口を当てた

「ひゃっ…くすぐったいよキヨカ…!」
「私だけしてもらうのは悪いから…んむっ…」
「あんっ…!あっ…キヨカぁ…っひゃうっ!」

そのまま赤ん坊のように胸を吸い、舐め回す
ノゾミは体を捩らせ反応するが、その弾みでキヨカの中に入れていた指が抜けてしまう

「んぁ…」
「はぁ…はぁ…」

これはチャンスだとばかりにキヨカは胸から口を離した
ノゾミが息を整える隙に、キヨカは彼女のハーフパンツに手を掛け、同時に下半身へと顔を近付ける

「待って…!」

ノゾミは何かを懇願するような目で言った
キヨカは動きを止め、見上げるように彼女と顔を合わせる

「私にもキヨカの…させて」
「…分かった」
05094/4 改行制限でオーバーします2013/12/01(日) 03:29:57.75ID:NcJgeCMc
キヨカとノゾミは頭の方角を互い違いにして、ベッドに横たわった
キヨカの顔の前にはノゾミの、ノゾミの顔の前にはキヨカの下半身が位置する

「キヨカ…来て…」
「んむっ…」
「ぁんっ!んぁあああっ!」

キヨカの責めにノゾミは激しく声を上げる

「はむっ…ノゾミも…」
「わかっ…た…。ゃぁんっ!んむ…」
「んぅっ…!は…ぅんっっ!」

逆にキヨカは、ノゾミによって押し出される声を必死に抑え込もうとする

「あぁん!ふぁあぁっ!」
「んぅぅうっ!」

唇で、舌で、互いを蹂躙し合う
そうしてもたらされる全身を貫く快感に、2人はある種の罪悪感のようなものを抱いていた

「はぁっ……あぁあんっ…キヨカ…っぁ…キヨ…カぁ…!」
「んっ…ぅうんっ…ノゾミ…!」

だがそれでも互いに名前を呼び合いながら、快感をさらに高めていく

「んぅっ……ノゾミ…もう…」
「わか…った…ふぁあっ…キヨカっ…あ…んっ…一緒に…イこっ…」

2人は互いの限界が近い事を察すると、これまでより一層激しく責め合い

「んっ…!あんぅんんんぅうっ!!」
「ふぁあぁあああぁん!!!」

一気に絶頂へと駆け上がっていった

「ふぅ…っ…んんっ…」
「はぁ…はぁ…」
05105/42013/12/01(日) 03:31:20.48ID:NcJgeCMc
「ごめんねキヨカ…」
「どうした?」

行為を終えた後、ノゾミは唐突にキヨカに謝り出した

「その…こんなイケナイ事させて」
「別に気にしてない。悪くなかったから」
「でも…もしこんなの繰り返したら…私、元に戻れなくなりそう…」

女同士という普通ではない形で得る快楽
ノゾミはその虜となる事に不安を抱いていた

「それでもいい。その時は私も付き合う」
「キヨカ…」

が、そんな彼女の不安を切り捨てるのようにキヨカは自らの意思を示す
さらにキヨカはCCMを取り出し、愛用のタロットを見始めた

「ムーンの逆位置…」
「…意味は?」
「失敗にならない過ち」

そのタロットが導き出したのも、まるで2人の関係が進展する事を求めているかのような答えだった
0512名無しさん@ピンキー2013/12/01(日) 22:13:57.24ID:wI9Mz2T+
アラタとワタルの、ショタコン男性向けのSSを書きました。

http://novel.fc2.com/novel.php?mode=tc&;nid=181336&cnsnt=1

今回は、相互オナニーまでで、アナルセックスは無いです。
前半は、アラタとワタルが仲良くなるまでの過程で、エロはほとんどないです。
後半になって、やっとオナニーシーンが出てきます。
0513名無しさん@ピンキー2013/12/01(日) 22:27:11.47ID:3mW3ab4B
ノゾミとキヨカ良いね!
そういやどっちも兄貴持ちなんだな
05145052013/12/02(月) 01:48:45.01ID:CpfL4MbF
>>513
兄貴持ち繋がりというのは、きっかけとしてはちょっと無理矢理な感じあるかな…
時系列的にはタダシ爆発しろ回の直後あたり

さて、放送終了で熱が冷める前に何かあと1つぐらい作りたいがどうしよう…
スズネちゃん×ワタルかキャサリンちゃん×リクヤかそれ以外か…
0515名無しさん@ピンキー2013/12/04(水) 20:38:13.92ID:6ZoOj9i/
毒ガスじゃなくて催淫ガスが出ればいいのにと思ったけど、もしグレゴリー先輩が浴びたらと思うと恐ろしくなった
0516名無しさん@ピンキー2013/12/04(水) 22:19:52.96ID:iHFGiq3k
>>515
他所で「それだとキャサリンを庇って浴びせなかったリクヤの株が下がる」言われてた。
0517名無しさん@ピンキー2013/12/05(木) 00:29:34.06ID:SoR3xWSK
>>515
アカネちゃんが凄い事になりそう
何でも柔道を心得てるとかいう話だから、狙った男を溢れる体力で搾り尽くしそう
0519名無しさん@ピンキー2013/12/05(木) 14:32:08.73ID:Kmf6AY1r
女子生徒がロストしたらポッドから引きずり出されて即レイプの展開とか妄想してました
0520名無しさん@ピンキー2013/12/08(日) 01:08:37.35ID:QY/WLhNu
>>515
ゲームではマジでそれ。
多分テレビでもそうだと思う。
0522名無しさん@ピンキー2013/12/08(日) 20:06:53.97ID:dPg/qC6x
○○(アバター)×スズネかリンを書こうと思ってるんだが・・・。
マイPCのネタ帳に何故か美都先生が入ってた、何時の間に・・・。
0523名無しさん@ピンキー2013/12/08(日) 20:19:23.30ID:F5/zhiFT
何処かの世界では催淫ガスが出てくるダンボール戦機が発売されてる可能性も・・・?
0524名無しさん@ピンキー2013/12/08(日) 23:40:25.01ID:kfEmGpdV
>>522
スレに書き込んでいる暇があるなら早く本文を書くんだ
全裸で待ってるから早くね
0525名無しさん@ピンキー2013/12/10(火) 17:53:08.87ID:U+UsjvDH
>>521
てへっ
0526名無しさん@ピンキー2013/12/12(木) 00:07:18.14ID:K9cBydMP
キャサリンちゃんの先週の悲鳴だけでご飯三杯いけたのに
今週は本当に漏らしてるだろうなと思うともっと箸が進みそうです
0527名無しさん@ピンキー2013/12/12(木) 00:22:42.89ID:ACvpNDZg
ユノ×ハナコの百合ネタが生まれそうだ
セレディを倒してもハナコの心に刻まれた恐怖は癒えなくて、それをユノが慰める感じで
0528名無しさん@ピンキー2013/12/12(木) 14:07:17.55ID:Cj2yEHDm
カイトが美都ちゃん襲撃を躊躇ってたけど、実は惚れてたとかそういうの想像しちゃうよな
美都ちゃん監禁レイプネタとか書いてみたいなぁ
0529名無しさん@ピンキー2013/12/12(木) 22:32:39.90ID:jpGZJ2LO
>>527
実際もし「実は毒ガスじゃなくて生きてましたー」だったとしても、確実に閉所恐怖症にでもなると思う。
0530名無しさん@ピンキー2013/12/14(土) 00:37:06.33ID:FhjF71eR
シリーズ全体でも数少ない、か弱い女の子だよねハナコちゃんは
それ以外でか弱い女の子といったらリンコちゃんぐらいか
あちこち潜入突入してた無印組とW組は該当者が思い付かない
0531名無しさん@ピンキー2013/12/14(土) 01:00:02.70ID:HMax2Vgz
個人的にはミカがか弱いイメージ、ゲーム版の方
普段「私、強いでしょ」とは言ってるものの、郷田の求める強さには及ばないことを自覚していて
強くなければ郷田のそばにいちゃいけない、だからもっと強くなって郷田の役に立ちたいと常に思っている
戦闘前後セリフやWのクエスト内容からも全体的にそんな印象を受けた
あれ、これだとか弱いというよりも健気だ
0532名無しさん@ピンキー2013/12/15(日) 23:27:50.36ID:+AZ57WAa
わい的にアラタ×無口なアバターさんがええな
0534名無しさん@ピンキー2013/12/20(金) 20:44:25.58ID:h1NLWGc1
毒ガス組全員生存でまた心おきなく新ネタを考えられる
喜ばしい事だがどんなネタを作るか迷っちまうな
0535名無しさん@ピンキー2013/12/20(金) 22:58:58.01ID:IbDtQX3q
やったね
0536メリー・マリー・クリスマス 0/162013/12/24(火) 11:45:42.61ID:T/RsnwDe
ウォーズウラランキングバトル、クリアいたしました。
それに伴いカズアミ熱が再燃いたしましたので、書かせていただきます。
>>440-450の後日談、ウォーズ年代で高3のカズとアミが同棲中、クリスマスのアミ視点です。
少女漫画風を目指したら、カズをスチャラカに、アミ様をか弱くしすぎた上に全体に対するエロ分量が非常に短くなりました。ごめんなさい。
わずかに郷田×ミカ、ヒロ×ラン描写がございます。個人的趣味です、ご容赦ください。
0537メリー・マリー・クリスマス 1/162013/12/24(火) 11:48:26.76ID:T/RsnwDe
「え…? カズ、今日も帰ってこないの?」
『ああ、取りかかってる仕事がまだ終わってないんだ。まだしばらく帰れそうにない。ワリィな』
「ううん、大丈夫。カズも…お仕事頑張って」
『サンキュ、アミ。いい子だから、俺が戻るまでうちでちゃーんと待ってるんだぞ?』
「……いい子じゃなくていいもん。じゃあね」
プツッ ツーツーツー…

2055年12月24日午後2時。一本の電話で、私、川村アミのひとりぼっちのクリスマスイブが確定した。
電話をかけてきたのは同棲中のカレ、青島カズヤ。通称カズ。
中学のころから付き合い始めて、私たちの実家があるミソラタウンとは少し離れた街の高校に進学したのをきっかけに、ルームシェアの名目でマンションの同じ部屋で暮らしている。
一応、ママには言ってある。ママもカズのことはよく知ってたから、同棲するのも許してくれた。
家賃と生活費は折半。私は実家から仕送りをもらってるけど、カズは自分でアルバイトをしてお金を稼いでいる。
でもこのアルバイト、なんだか危ない仕事みたい。八神さんに弟子入りして、探偵みたいなことをしてるんですって。
カズが言うには、街の掃除人とかシティーハンターとか…冗談めかしてばっかりで、具体的に何をしてるかは教えてくれない。
近頃はアルバイトの方が忙しいらしくて、受験生なのにカズはろくに学校に来なくなった。
私は弁護士を目指しているから、国立の法学部を受けることに決めて、もうA判定をもらっていた。
カズの方は進路について何度聞いても、曖昧な返事しかしてくれなかった。でも…一緒の大学に行けないことだけはわかってる。
来年の今頃は、もしかしたら別れてるのかもしれない。遠距離恋愛がうまくいかなくて破局したカップルの話は、何組も知ってるから。
でも……でも、でも! 卒業して離れ離れになるまでは、二人の時間をめいっぱい楽しむべきじゃない!
カズが仕事から帰ってこないまま、今日で一週間。
今日だって、クリスマスは二人で一緒に過ごそうって約束してたから、頑張って料理とかケーキの仕込みもしてたのに…
それなのに、カズは私との約束を破って仕事の方を優先したの!!
大好きな気持ちと同じくらいの、激しい怒りが込み上げてくる。

「一緒に過ごせる最後のクリスマスかもしれないのに…バカ、バカ! カズのバカ!!」

やり場のない苛立ちにじっとしていられず、私は部屋を飛び出した。
もし帰ってきたって、待っててなんかあげないんだから!
0538メリー・マリー・クリスマス 2/162013/12/24(火) 11:50:32.70ID:T/RsnwDe
冬、身を切るような寒さと真っ白に地面を覆う雪。苛ついた気持ちも一気に冷めていく。
街はいっぱいの恋人たちで溢れている。手をつないだり、腕を組んだり、本当に幸せそう。
私はその光景から目をそらして、デパート街の鮮やかなショーウインドウを眺めていた。
あっ、このコートかわいい。でもセールになってもこの値段じゃ手が届かないわね…
タイニーオービットの新製品は何が出てるかしら…っと、だめよ。LBXに夢中になったら勉強がおろそかになっちゃう。
ウインドウショッピングは私のささやかな趣味。LBXをやらなくなってから前よりおしゃれに気を遣うようになって、服とか靴を見るのが好きになった。
でも、どうしてかしら。今日は全然楽しくない。
いっつもだと、気に入った服があったらお店に入って試着してみて、カズに「それ、アミにはハデすぎんじゃねーか?」とか言われて。
……そっか、今日はカズがいないからか。カズと一緒だったから何でも楽しかったのね。買い物も、勉強も、食事も、エッチなことも……
…って何考えてるのよ! まるで私がカズのことばっかり気にしてるみたいじゃない。カズ以外にも、一緒に遊ぶ友だちくらいたくさんいるわよ!
そうよ、別にカズがいなくたって、寂しくなんかないんだから…!
クリスマスは友だちと過ごそう。
そう決めた私は、今や通信手段にしか使っていないCCMのボタンを押した。

ピロピロピロピロ ピロピロピロピロ プツッ
「もしもし、ミカ? 今、時間ある?」
『ごめん…今は、郷田さんと一緒だから。後でかけ直す』
「えっ…?! あ、そ、そうよね。クリスマスイブだもんね! いいのよ、大した用事じゃなかったから。大切な人とのクリスマス、楽しんでね。おめでとう!」
『うん、ありがとう……ごめんね、アミ』
プツッ ツーツーツー…

…予想外だったわ。
ミカは高校こそ違うけどずっと前からの友だちで、今でも時々二人で遊びに出かけている。
恋愛に関してはすごくいじらしくて、好きな人に「カッコいい」とは言えても「好き」とは言えない、そんな子だった。
逆に、私はカズに「好き」とは言えても「カッコいい」とは言えない。ミカみたいに好きな人を素直に褒められればいいんだけどな…
ミカは中学の先輩だったプロLBXプレイヤーの郷田のことが大好きで、今も密かに追っかけを続けている。
この前会ったときだってミカから恋愛相談を受けたばっかりだったのに、まさかもうそんな関係になってるなんて…
あのとき「これからライバルも増えると思うし、出遅れる前にいっそのこと告白しちゃえば?」って言っちゃったから、本当に告白したのかも。
郷田相手だと苦労も多いと思うけど、声の感じがとっても幸せそうだったから、友だちとしては喜ぶべきよね。
0539メリー・マリー・クリスマス 3/162013/12/24(火) 11:53:18.46ID:T/RsnwDe
でも、私の『友だちと過ごすクリスマス』計画は早速頓挫してしまった。
ジェシカはA国だし、アスカはモデルとしてイベントに参加中だし、ミカがだめとなると……

ピロピロピロピロ ピロピロピロピロ プツッ
『やっほー、アミ! 珍しーじゃん、アミから電話かけてくるなんて。なになに? なんかあたしに用?』
「うん。いきなりで悪いんだけど、今日ランのところに遊びに行きたいなって思って。おうちの都合とか、大丈夫?」
『おー、大歓迎だよ! 週末は道場休みだから、暇してたんだ』
「ありがとう。じゃあ今から電車乗って行くわね」
『オッケー。本当にアミが来てくれて助かったなあ。今、ヒロもうちに来てるんだけど、センシマンだっけ?の限定盤の全話ソフトを入手したので一緒に見ましょう!って言われちゃってさ。
ヒロが旅から帰ってくるの久しぶりだから断れなかったけど、あたしアニメとか全然知らないし、アミが一緒なら心強いよ! アミ、たしかセンシマン結構好きだったよね』
「……ごめんなさい。私、やっぱり行けない」
『えー、なんでなんで?! あ、センシマン一気見するのがイヤだった? やめてくれないかヒロに言ってみるよ』
「そんなんじゃないの。ママたちと一緒にご飯食べるって約束してたの、思い出しただけよ。今度また、遊びましょうね。メリー・クリスマス」
『え? 今日ってクリスマスだっけ。アミ、カズと一緒に住んでるんじゃ…』
プツッ ツーツーツー…

ランの言葉をさえぎって、私は通話を切った。
ママたちと約束してたって嘘をついたのはいけないことだけど、クリスマスイブは普通みんな一番大切な人、大好きな人と一緒に過ごすものなのよ。
ヒロもランと一緒にセンシマン屈指の恋愛回、第48話『ふたたび戦いの渦へ さらわれたセンシガール!!』を見て、その勢いで告白するつもりなんだと思う、きっと。
ミカやランだけじゃない。みんなそれぞれ大切な人がいるんだから、私の勝手な都合で邪魔しちゃいけないの。
カズが約束破らなかったら、本当は私だって……
いいえ、過ぎたことを言ってもしょうがないわ。
ランに言った通り、本当にミソラの実家に帰ろうかな。クリスマスにはパパも帰ってくるって言ってたし、家族水入らずも悪くないわよね。
ざくざくざくざく
ひとりぼっちで無機質な雪を踏みしめて、私は駅に向かった。
0540メリー・マリー・クリスマス 4/162013/12/24(火) 11:57:16.65ID:T/RsnwDe
「はあ……サイアクよ…」

ついたため息が白くなったのは、とっても気温が低いせい。私は今、ミソラタウンの私の家の前にいる。
久々に帰ってきた我が家には、なんと、鍵がかかっていたの! 合鍵を持ってなかった私は、自分の家の中に入ることもできなかった。
そういえば実家にいた頃は、クリスマスには毎年決まって、パパとママと私の三人で、グレースヒルズのどこかのお店に行ってたっけ。
私が高校に入ってからは、たぶんパパとママの二人で出かけてるのね。
二人っきりでお買い物して、特設ツリーのイルミネーションを見に行って、おいしいディナーを食べて、展望台から夜景を眺めて…
恋人とか夫婦だったら、そんな風にロマンチックなクリスマスを一緒に過ごすのが当然なのよ。
友だちや家族がみんな幸せなクリスマスを楽しんでるのに、私はひとりぼっち…
行き場もなくて、家からも締め出されて、たったひとりで冷たい雪の中に立ち尽くしてる。
それもこれも、みーんなカズが約束を破ったせいよ!
クリスマスにひとりで必死になっちゃって、私、バカみたいじゃない…!

「ほんと、カズのバカ……!」

心が寒くて涙が溢れた。凍りついた水分のせいで、目がひりひりする。
だめよ…泣いちゃだめ。よけいに悲しくなるだけで、なんにもならないってわかってるのに…

「あら? アミちゃんじゃない。お久しぶりね!」

あったかくて、懐かしい声。
涙でくしゃくしゃの顔を上げると、そこには傘をさした女の人がいた。
私を悲しみの底から連れ出してくれたのは、バンのお母さんだった。
0541メリー・マリー・クリスマス 5/162013/12/24(火) 11:59:26.57ID:T/RsnwDe
バンのお母さんは道端で凍えていた私を、家にあげてくれた。
暖房のついた部屋に入った途端、体中に血液がめぐる。まるで生き返ったみたいな感じ。
バンの家に来るのもすごく久しぶり。最後に来たのはミゼル事変でカレーをいただいたときだったかしら。
懐かしさに浸っていると、バンのお母さんがココアをいれてくれた。
バンはお父さんのところへ研究を手伝いに行ってるみたいで、今ここにいるのは私とバンのお母さんの二人っきり。
ソファに腰を下ろし、ココアの甘い香りと心地よい温度に心をほだされて、私は今回の顛末を話した。会話の端々に、カズへの愚痴を挟みながら。

「ふうん…そんなことがあったの。大変だったわね」

「約束破るなんて、カズ、ひどいですよね!」

「そうね、約束を破るのは悪いことよ。でも、アミちゃんが泣いてた理由は本当に約束を破られたからなの?」

約束を破られたことは、たしかに頭にくる。カズはしょっちゅう待ち合わせに遅刻するし、そのたびに私は怒っていた。
でも…今回は怒るっていうより悲しくて。
それがどうしてなのか、その理由について心当たりみたいなものが、ひとつだけある。

「本当は……約束を破られたことよりも、カズが私と一緒にいてくれなくなったことが悲しかったんです」

夏休みが終わってから、カズが少しずつ学校に来なくなって、うちに帰ってくる時間も遅くなった。私のことを最優先に考えなさい、とまでは言わないけど…ちょっと文句を言いたくなるくらいだった。
最後に二人でデートに出かけたのは2ヶ月前。エッチも前は平均で週4だったのに、今月に入ってからまだ6回しかしてない。
カズは仕事が忙しいから、って言ってたけど、私には信じられない。
だって家賃とか生活費とかを払っても少し余るくらいのお給料は出てて、そこまでアルバイトに入れ込む必要なんてないんだもの。
カズを疑う気持ちはどんどん大きくなって…
仕事はただの建前で、本当は私と距離をとりたいだけじゃないか、高校を卒業したら別れるつもりなんじゃないか。
いつの間にかそんな風に考えるようになって、でもそんな風に考える自分がすごく惨めに思えて。
私がカズのことを一方的に好きなだけで、カズは私のことなんかどうでもいいと思ってたとしたら…それはとっても悲しい。
ミカやママにも相談できなかった悩みを、私はバンのお母さんに打ち明けてしまっていた。言うつもりなんてなかったのにな…
ご近所さんといっても私は余所の子。こんなに込み入った話をされれば、普通は引くか呆れるに決まってる。
でも、バンのお母さんは嫌な顔ひとつしないで、微笑んでくれたの。なんとなく、聖母様ってこんな人のことを言うのかなあ、って思った。
0542メリー・マリー・クリスマス 6/162013/12/24(火) 12:02:30.57ID:T/RsnwDe
「私もバンが生まれる前、アミちゃんと同じような理由で不安になったことがあるわ。
淳一郎さんはいっつも仕事ばっかり、本当は私のことなんか愛してないんじゃないか、って」

「え…結婚しててもですか?」

「そうよ。でもね、結局私の取り越し苦労だったわ。あの人が家に帰らなくなるくらい仕事に打ち込んでたのは、私を思ってのことだったの。
家族が平和で安全に暮らすためには、平和で安全な世界が必要。だから自分の仕事に全力を尽くして、世界をより良くしていくことが第一だ…って、そういう考え方をする人だったのよ、淳一郎さんは」

「…変ですよ、その理屈。ちょっと飛躍しすぎだと思います」

「ふふっ、私もアミちゃんと同感。淳一郎さんって本当に変わった人よね。非常識で極端で自信過剰。だけど、あの人はあの人なりに真剣に私のことを考えてくれた上で行動してるのよ」

うーん……たしかに、世界を守る目的でテロを起こしたことを考えれば、家族を幸せにする目的で家庭を蔑ろにしたって、それほど不思議なことじゃないかもしれないわね…弁護は通らないと思うけど。
でも私だったら、クリスマスくらいは好きな人と一緒にいたい。

「あの、バンのお母さんは、大切な人がそばにいてくれなくて寂しくないんですか? 今日だってクリスマスなのに、バンと二人でお仕事に出かけてるんですよね」

「寂しくないわけじゃないけど、私が好きになったのは全力で自分の仕事に打ち込んでる淳一郎さんだから。惚れちゃった私の負け。
知ってる? 男の人はね、一生懸命お仕事してると三割増しでカッコよく見えるものなの」

「私にはよくわかりませんけど、そういうものなんですか?」

「そういうものよ。つまりね、あの人は私やバンにカッコいいところを見せようとしてるのよ。男の人って基本的にカッコつけたがりだもの。
カズくんがお仕事始めたのも、意外とそんな理由かもしれないわよ?」

「カズは……違いますよ。バンのお父さんみたいに深く考えるタイプじゃありませんから」

「どうして言い切れるの? アミちゃん、一度でもカズくんに事情聞いたことある?」

「それは、ありませんけど…」

「じゃあ決まりね。カズくんが帰ってきたら、納得いくまで話し合うこと! 
アミちゃんの気持ちを伝えて、カズくんの事情を聞いて、ちゃーんと仲直りしなさい。いーい?」
0543メリー・マリー・クリスマス 7/162013/12/24(火) 12:05:16.03ID:T/RsnwDe
うう、バンのお母さんって昔から時々厳しいのよね。
仲直り、できることならしたいけど…カズの気持ちを聞かないといけないの? もう私のこと、好きじゃないかもしれないのに?
そんなの、怖くてできないよ……
私が何も答えられずに黙っていると、部屋の奥で電話が鳴った。

「ごめんなさいね、アミちゃん。ちょっと待ってて」

電話をとるために、バンのお母さんが私の視界から消えていく。
またひとりぼっちになった私は、すっかり冷めてしまったココアをすすった。

「はい、山野です。ああ、あなた。うん、へえ…そうなの。7時くらいには帰って来られるのね。……はいはい、わかってるわよ」

電話はバンのお父さんからみたいで、それに受け答えするバンのお母さんの声は、やっぱり嬉しそうだった。
そうよね、どれだけ理屈を並べたとしても、大切な人がそばにいてくれることに勝る幸せはないもの。
だから……家族の時間を、私の勝手な都合で邪魔しちゃいけないの。
バンのお母さんが電話から戻ってきたのを見計らって、私はソファから立ち上がった。

「私、もう帰りますね。お話聞いてくださってありがとうございます」

「あら、もっとゆっくりしていっていいのよ。これからバンも帰ってくるし、お夕飯一緒に食べましょう?」

「いいんです、うちで食事の準備してましたから。早く帰らないとダメになっちゃう」

それに、今幸せなバンたちを見たら私はきっと嫉妬する。
バンのお父さんですら家に帰って来てるのにカズは帰って来てくれないって事実が悲しくて、また泣き出してしまうかもしれない。
そんなカッコ悪い真似は、絶対にイヤだから。

「そう……残念。じゃあ、今度は時間の余裕があるときに、またうちに来てね。そのときはカズくんも一緒に!」

ほんと、一緒に来られたらいいな。カズだけじゃなくて、またバンやランたちと、わいわい話しながらカレーを食べたいな…
楽しかった思い出に浸っていたのに、玄関を出た途端に外の寒さが身に染みて、私は冷たい現実に引き戻された。
これから私は誰もいない家へ、ひとりで帰るの。でも平気よ、もう慣れたから…

「夜道は物騒だから、気をつけるのよ」

「大丈夫ですよ。私、そんなに弱い女じゃありませんから」

これ以上バンのお母さんに心配かけたくなくて強がってはみたけれど、たぶん私の顔は笑えてなかったと思う。
0544メリー・マリー・クリスマス 8/162013/12/24(火) 12:07:18.82ID:T/RsnwDe
ざくざくざくざく
誰の足跡もついてない雪道を歩いていると、なんだかいけないことをしてる気分になる。
ミソラタウンからの電車を降りるともう6時を過ぎていて、空は真っ黒だった。
星の光は街中の浮かれたイルミネーションにかき消されていた。
帰り道、昼間よりも増えた恋人たちを目に入れたくなくて、私は人気の少ない裏路地を通っている。
どうせ家に帰ってもひとりだもの。誰もいない道の方が、気が楽よ。
雪を踏みしめる私の足音だけが、闇に響いて溶けていく。
ざくざくざくざく
ざくザクざくザクざくザクざく
あれ…? 他にも誰かいるのかしら?
注意深く耳を澄ませば、私の足音に混ざって別の足音が聞こえた。
その足音は徐々に大きくなって、やがて私のすぐ後ろで止まった。

「お嬢さん、ひとり? 僕と遊ばない?」

見覚えのない男の人だった。
またナンパか。カズが待ち合わせに遅刻したりして私ひとりでいるときは、たいてい男の人に声をかけられる。
こういうとき、私が言うセリフはいつもだいたい同じ。

「うちでカレシが待ってるんで。失礼します」

こう言えばほとんどのナンパ男は退散するから、いつもと同じように言い放った。まあ、今回は嘘だけどね…
私はその男に再び背を向けて、うちへの帰り道を急いだ。
本当はこの時点で気づくべきだったのよ。ナンパ目的ならこんな人通りの少ない道にいるのは変だってことに。
でも心の中は暗い気持ちでいっぱいで、周りのことに注意を払う余裕なんてなかったの。
もし気づいてたら、次の事態を避けられたかもしれなかったのに。

『アタック・ファンクション! カゲヌイ!』
シュウウウウゥゥ――ズバッッ

えっ?
CCM音と風を切るような音の直後、背中を貫かれたような痛みが走る。
全身から力が抜けて、私は雪の中にうつ伏せで倒れこんだ。

「かはっ……あっ、な…に…?」

力が…入らない。立ち上がろうとしても、重力に逆らえずにまた這いつくばる形になってしまう。
倒れた拍子に外れてしまった眼鏡を拾うこともできない。芋虫みたいに身体を曲げて、どうにか後ろを振り向く。
ぼやけた視界に飛び込んできたのは、パイルランスを手にしたLBX、オルテガ。
その瞬間、私は状況を把握した。
槍系必殺ファンクション『カゲヌイ』、エネルギーを集めた槍を投げつけて、命中した相手をスタンさせる。
オルテガが私に向けてカゲヌイを放ち、それに当たった私の身体は麻痺してしまった。きっと、そう。
何なの、この人…LBXの攻撃を人間に向けて撃つなんて…!

「逃げないでよ。僕は君で遊ばせてもらうことにしたんだ」

そうだ、そういえばニュースで報道されてた。最近この辺りでLBXを使った婦女暴行事件が起きてるって。
危ないから私ひとりでは絶対に出歩くな、ってカズにも度々言われてたのを、今更思い出す。
被害者たちの精神状態が事情聴取の難しい状態にあるのもあって、捜査は進まず、犯人もまだ捕まっていない。
まさか…コイツがその犯人なの? じゃあ私もこれから被害者の女の子たちと同じように……
0545メリー・マリー・クリスマス 9/162013/12/24(火) 12:10:16.06ID:T/RsnwDe
「あ、あ…いや……」

だめ、声が出ない…! 叫んで助けを呼ぶこともできない!
這ってでも逃げようともがいているのに、身体は全然前に進んでくれない。
ザクザクザク
あの男と、オルテガが迫ってくる。
そのオルテガの姿はまさしく処刑人、私は刑の執行を目の前にした死刑囚。
レイプ、強姦、犯される。
これが、苛立ちにまかせてひとりになった私への罰だっていうの…? だったらひどすぎるよ…!
ストッキング越しで、脚に男の手が触れた。身の毛もよだつようなおぞましさに心が凍りつく。
やだやだやだやだ、気持ち悪い 怖いこわい恐いコワイ
誰か…誰か、助けて……!



『アタック・ファンクション! ホークアイドライブ!』
ダンッ、ダンッ、ダンッッ

またCCM音が聞こえたと思ったら、男が5mくらい向こうへ吹き飛んで、そのまま倒れた。私に理解できたのはそれだけ。
男は動かない。どうやら気絶したらしい。制御を失ったオルテガも、パイルランスを落として完全に停止していた。
私、助かった…? でも、いったい何が起きたの?
ざくざくざくざくざくざく
せくような足音がこっちに近づいてくる。誰…警察?
重い頭を持ち上げて目を凝らす。降りしきる雪の中に私が見たのは――

「アミ!!! 無事か?!!」

カズ…カズなの…?
信じられなかったけど、それは紛れもなく私のカレ、青島カズヤだった。
あの大げさなゴーグルを首からぶら下げて、手にはファングライフルを装備したハンターIIを握っていて。
カズが私を助けてくれた…でも、今、人に向けて必殺ファンクションを…
安堵と困惑が混じって言葉が出ない私のそばに、カズが駆け寄ってきて。
気がついたら、私はカズの腕の中にいた。

「もう、大丈夫だからな……!」

「カ…ズ………ぅ…うええぇぇえん!!! こわ…かった……怖かったよおっ…!!」

ありがとう、カズ。この広い街で私を見つけてくれて。
情けないくらい、思いっきり声を上げて、子供みたいに私は泣いた。
カズはそんな私が泣き止むまで、ずっと頭をなでていてくれた。
さっきまでの寒さは消えて、心の中に灯がともる。
どんなに危ないときだって、あなたが隣にいてくれれば私は安心できるの。
0546メリー・マリー・クリスマス 10/162013/12/24(火) 12:20:41.02ID:T/RsnwDe
ざくざくざく、ざくざくざくざく
事件の犯人を警察に突き出したあと、私はカズに手を引かれて家路を急いでいた。
身体の痺れはなくなってもまだ精神的なショックが大きいからって、カズが警察の人に話してくれて事情聴取は今度にしてもらった。
手袋を通して伝わる手の感触はいつもと同じなのに、さっきまで私が望んでた通り二人一緒にいるはずなのに、私とカズの間には見えない壁があるように感じた。
それは、カズがいつもと全然違う、険しい表情をしてたせい。こんな怖い顔見たのなんて、中学のミゼル事変のとき以来。
帰り道も、マンションのエレベーターの中でも、カズはずっと黙り込んだままだった。
きっとカズは怒ってるんだわ。私がカズの言うこと聞かないでひとりで出歩いて、事件に巻き込まれたから。
とうとう一言も話さないまま部屋にたどり着く。カズの手が私から離れた。
電気をつけると、当たり前だけどお昼、私が出て行ったときのままだった。
料理もケーキも作りかけで、これからクリスマスイブを楽しむ気分になんて、とてもじゃないけどなれない。
コートとか防寒具を脱いでから、キッチンのものを冷蔵庫に片付ける。その間の重苦しい沈黙、無言。
……ダメよ、このままじゃ。バンのお母さんと約束したじゃない。カズが帰ってきたら、話し合って仲直りするって。怒らせたなら、ちゃんと謝らないと。
カズの背中に向かって、おそるおそる、私は口を開いた。

「ねえ、カズ…怒ってる?」

「…怒ってるよ。探偵ごっこに入れ込んで、大切な人の気持ちにすら気づいてやれなかった、俺自身に」

カズの声には苛立ち、そして後ろめたさが混じっていた。

「さっきバンのおふくろさんに電話で叱られた。俺がアミを放って置いたせいで、アミが寂しい思いをしてるって。
俺がちゃんと仕事のこと説明してれば、アミが危ない目にあうこともなかったのにな……本当にゴメン」

バンのお母さんにまた心配かけちゃったな。とりあえず、カズが私に対して怒ってたわけじゃないことにホッとする。
と同時に、私の中でくすぶっていたカズへの怒りが再燃する。ここで許しちゃダメ。きちんと説明してもらわないと、納得なんてできない。

「そうよ…どうして私に教えてくれなかったのよ。連続傷害事件の犯人の調査、確保…高校生のすることじゃないわ」

「アミに言ったら、この仕事辞めろって言われると思ったから」

「そんな危ないこと、止めるに決まってるじゃない!」

両手でカズの腕をつかんで、こっちに顔を向けさせる。
私の気も知らないで! 死ぬほど心配したんだから!
ずっと言えなかったカズへの文句が口をついて次々に飛び出す。ケンカで感情的になるのはいっつも私の方。
私が怒ってるときには、カズは絶対怒らない。意外なほど冷静で、それに引きずられて私も次第に落ち着いてくる。
言いたいことを言い尽くして私の頭が冷めたころ、両肩にカズの大きな手が乗せられた。
0547メリー・マリー・クリスマス 11/162013/12/24(火) 12:26:17.77ID:T/RsnwDe
「アミはLBXへの偏見をなくすため、弁護士になりたいんだよな」

カズが少し膝を落として、眼鏡の奥の私の目を見つめる。これはいつも軽口ばっかり言うカズが、私に話を真剣に聞いてほしいときの合図。

「アミはLBXを素晴らしいものだと思ってるかもしれない。でも本当は、使う人間次第で簡単に悪になり得る存在なんだ。キレイごとだけで解決できるものじゃない。
実際、LBXを利用した犯罪は増加してて、警察の手にも負いきれてない。だから俺はそれを食い止めたいと思った。
さっきみたいに、ヤバいときには人間にLBXを使うこともある。それは、LBXを強化ダンボールの中に戻そうとしてきたみんなの思いを、踏みにじることだ」

そう。LBXが一番輝ける場所は強化ダンボールの中だって信じて、私たちは戦ってきた。それはカズだって同じはず。

「けどその思いを踏みにじってでも、犯罪に加担させられるLBXを救ってやりたい。そんで街の平和を守って、アミたちが安心して暮らせる世界をつくりたい。
これが、昔テロに加担してLBXを悪者にしてしまった俺の、できる限りの償いだと思ってる」

変えられない過去、犯してしまった罪の償い…そのためにカズは自分を犠牲にしようとしている。
カズがやろうとしてることはいわゆる『裏』の仕事で、社会的に褒められたことじゃないし、その上犯罪者に逆恨みされて命を危険にさらす可能性だってある。
LBXへの償いのために、またカズだけが汚れ役を引き受けようっていうの?
私や大切な人を守るためなら、自分が死んだってかまわないって思ってるの?
カズの気持ちはよくわかる…だからこそ私は、カズが私に黙ってひとりで戦い続けようとしたことが耐えられない。
きっとカズの決心は変わらない。だったら私にできるのは、カズと私の気持ちに折り合いをつけて、妥協すること。
私は肩に置かれたカズの手を降ろして、カズの目を見つめ返しながら、精一杯の皮肉を込めて毒づいた。

「カズ…あなた近頃、考え方がバンのお父さんに似てきたんじゃない?」

「はあ?! こっ、怖いこと言うなよな!! こちとら将来は八神さんみたいなクールで頼もしい大人を目指してるんだぜ!」

「だーかーらー、何でもかんでもひとりで決めつけて、ぜんぶひとりで背負いこもうとするのやめなさい、って言ってるの。
私ね、カズは面白半分で探偵業に首突っ込んでるんだと思ってた。犯罪者相手といっても、人に向けてLBXを使ったのにも驚いたわ。
でもLBXを救いたいって本気の気持ちがわかったから、もう私は反対しないよ。なんだったら、私もまたLBX始めて手伝ってあげてもいいわ」
0548メリー・マリー・クリスマス 12/162013/12/24(火) 12:31:36.18ID:T/RsnwDe
うーん、我ながらちょっと呆れるくらいの上から目線。
本当はカズの真意も知らずにワガママ言ってた自分が恥ずかしくてしょうがないんだけど、昔カズが頼りなかった頃のクセがまだ抜けなくて、どうしてもカズに対しては偉そうに振舞ってしまう。
カズの方も私の命令…じゃなくてお願いは、だいたい二つ返事で聞き入れてくれる。なのに今のカズは相変わらず冴えない表情。

「何よ、その顔。そんなに私に頼るのがいやなの?」

「…俺が仕事してる理由、もうひとつあってさ。一人前になってアミに頼られるようなヤツになりたいと思った。
俺、昔っからアミに頼りっぱなしだし、学校の勉強だってアミに教えてもらってばっかだし。せめて早く自立しないと、いいトコなんて全然ねえじゃん」

なんだ、そんなこと気にしてたんだ。

「そんなことないわよ。私を助けてくれたときのカズ、すっごくカッコよかったもん」

「え…? ええっ?! アミ、今なんて言った!」

「え、助けてくれたときのカズが、カッコよかった…って。いきなり叫んでどうしたのよ?」

「あ、ワリィ。えっと、アミに『カッコいい』なんて言われたの初めてだから、嬉しくってつい、な。う〜、この仕事やって良かった…!!」

そこまで感動すること?
男の人が基本的にカッコつけたがりだって、バンのお母さんが言ってたこと、本当だったのね…
心の中では時々思ってたこともあったんだけど、ミカみたいに好きな人を素直に褒めるのが恥ずかしくって、ずっと言えなかった。
でも今は驚くほど自然に口から言葉が出てきて、言ってみたらなんだかすっきりしちゃった。こんなに喜ぶんだったら、もっと早く言ってあげればよかったかな。

……実はまだ、付き合ってからカズに言ってあげられてないことがある。
これも言ってあげたらカズ、きっと喜ぶだろうなあ…でも、恥ずかしいなあ。
ああもう、悩んでても仕方ないわ! 勇気を出すのよ、川村アミ!

「ねえ、カズ」

「ん?」

「エッチしよ」

言っちゃった。どうしよう、すっごく恥ずかしい。できるだけ平然と言ったつもりだけど、きっと顔は真っ赤。
エッチのお誘いは毎回カズからで、私から言い出したのは最初の1回目だけだった。カズに『たまにはアミからも誘えよー』って言われてたけど、結局今の今まで言えなかった。
うう、顔から火が出そう。それで一方のカズは、というと、笑ってるけどほっぺたが引きつってる。マズい…もしかして引かれた?!
カズの苦笑に耐えきれず、慌てて弁解を始める私。
0549メリー・マリー・クリスマス 13/162013/12/24(火) 13:27:11.72ID:WCrlZdmD
「だ、だってクリスマスイブなのよ?! カズだって、もう一週間してないでしょ! それにまだ今月に入ってから6回しかしてないし…それとも、カズはしたくないの?!」

「俺はしたい! というか仕事中もアミのことばっかり考えてて八神さんに怒られた! アミがその気になってくれて超嬉しい!!
…でもさ、さっき襲われそうになったばっかで、アミはつらいだろ。それで、その…トラウマとか、怖いこと思い出させちまうかもしれないし」

カズはいつもこう。軽いノリで振舞ってるくせに、その実誰よりも周りに気を遣ってばっかり。
それと自己評価が低くて、過ぎたことでよく自分を責める。はっきり言って人生損するタイプね。
だから、カズがネガティブになりそうなときに止めてあげるのも、私の役目。

「違うよ。カズはあんな奴と全然違う。カズがいなかったら、今の私はないもの。
カズは気づいてないかもしれないけど、カズのおかげで私は何度も助けられたの。お互い励まし合って、支え合ったから、苦しいときでもあきらめなかった。
今回はカズのせいでちょーっとひどい目にあっちゃったけど…これから優しくしてくれたらそれで許してあげる」

仲直りの印として、ほっぺの傷に軽くキス。どうやってできたか知らない傷だけど、カズはここにキスされるのが好きみたい。
こっちを向いたカズの口元が緩んだ。あ、やな予感。このにや〜って顔は、スケベなこと考えてるときの顔。

「あのさあ…言っとくけど、月に6回セックスは十分多い方だからな? だいたい1回で2、3戦はするし」

え、そうなの?
私、カズとしかエッチしたことないし、友だちともそんな話しないし、一般的なエッチの頻度なんて全然知らないから前と比べるしかないから、今の状況は少ないと思ったんだけど…

「そっかあ、アミは月6回じゃ我慢できないくらいエロくなっちまったのかあ」

「し、知らないわよ、そんなこと!! カズのスケベがうつったんでしょ!」

「へへっ、そうなるように頑張ったからな」

「頑張らなくていいっ! からかうんだったら、エッチはお預けなんだからね!!」

もうっ、なんでこんなにデリカシーが無いのかしら!!
ほっぺを膨らませてそっぽを向いていると、カズに眼鏡をとられて、耳元で

「ゴメン。1週間ぶりにアミの顔見たら俺も我慢できなくなった。シャワー浴びてないけど、今すぐ抱きたい。いい?」

って囁かれた。卑怯よ、そんな声でお願いされたら断れないじゃない…
カズの息遣いを耳に感じながら、うなずく。ギュッと抱きすくめられたとき体温が2℃くらい上がるのを感じて、私はカズに本当に惚れちゃってるんだなあって思った。
0550メリー・マリー・クリスマス 14/162013/12/24(火) 13:29:31.95ID:WCrlZdmD
「んんっ…あ……ぁっ…」

重ねた唇の隙間から声が漏れる。裸でくっついてするキスは、変な気分になるのにすごく気持ちいい。
頭がぼうっとしてなかなか動き出せなかった私は、カズに軽々と抱き上げられてベッドまで運ばれて、あっと言う間に服を脱がされた。
見える筋肉は前より落ちたと思ってたけど、力はむしろ強くなった。もし力いっぱい抱きしめられたら、私はつぶれてしまうかもしれない。
でも実際はエッチしてても痛いことなんて全然ないから、カズが頑張って優しくしてくれてるんだってわかる。
さっきから胸をまさぐってる手も、私を痛めつけようとはしない。先っぽをつままれると一瞬息が止まりそうにはなるけど…
唇をついばむように押しつけて、口の中を舐め合って、お互いに舌を絡めて、呼吸する時間も惜しいくらいにカズを求める。でも……何か違う。
前はそれだけで十分気持ち良かったはずだったのに、今はキスしたり、触り合ったりしてるだけじゃ物足りないって感じるようになってきた。
どうしよう…本格的にカズのスケベがうつったみたい。
アソコが熱くなってジンジンする。早く触って、って言いたいのに、キスも続けていたいから伝えられない。
キスしたまま、私の胸元にあるカズの手を引っ張って、下の方に滑らせていく。おなかを通り過ぎてふとももまで到着すると、思ってた通りそこは濡れていた。
私の気持ちに気付いたカズが唇を離して、軽い口調で私に尋ねる。

「まだおっぱいしか触ってないのにもうぬるぬるじゃん。そんなに俺が欲しかった?」

「うん。カズが欲しい」

「ちょっ…そこまで素直に答えられると、俺、たぶん歯止めきかなくなるんだけど?」

「いいよ、カズの好きなようにして。今日はそんな気分だから」

「言ったな。できなかった1週間分、取り戻してやるから覚悟しろよ!」

ベッドの上で仰向けにされて、カズの顔が正面に来る。
カズは毎回いろんな体位を試すけれど、やっぱり私はカズの顔が見えて、カズの重みが感じられる、この正常位が一番好き。
私の上にいるカズが、手を伸ばして枕元に置いてある箱からゴムを取り出す。エッチするときには絶対につけるから消費量と出費がすごい。多いと1週間で1箱使い切る。
安全日くらいは大丈夫よって私が言っても、カズ曰く男として当然の義務だからって頑として譲らない。エッチするのは大好きでも、こういうところはしっかりしてる。
カズは私をこんなに大切にしてくれてるのに、なんでお昼の私はカズを疑っちゃったんだろう。心の中でちょっと反省。
ごめんね、カズ。あと…ありがと。
0551メリー・マリー・クリスマス 15/162013/12/24(火) 13:32:38.10ID:WCrlZdmD
慣れた手つきでゴムをつけ終えたカズのアレが、私の中に入ってくる。
身体が熱い。背筋がゾクっとする。なのにすごく気持ちいい。
カズとのエッチは回数を重ねるたびにどんどん気持ち良くなった。少し苦しかった最初の頃より、今はずっとしっくりくる。
カズのアレとぴったり合うように私のアソコの形が変わっちゃったのかなあ。
このままだと私とカズの境界がなくなって、カズとひとつに溶け合ってしまいそう。
ううん、それはいやだわ……だって、ひとつになっちゃったらキスもできないもの。

「アミ、何考えてんの? 深刻そうな顔してさ」

カズに指摘されて、ありえないことを真剣に考えてた自分が恥ずかしくなる。
こういうときはカズのせいにして誤魔化しちゃえばいいのよ。

「なんでもないわよ。エッチの最中のカズがすごくにやけてるから、本当にカズはスケベなんだなって思っただけ」

「ふーん。でもアミだってスケベな俺と付き合ってるんだから、相当スケベだよな。気持ちいいの、好きなんだろ?」

「ひぅんっ、あっ…いいよお…!」

奥を突かれて声を上げた拍子に、目から涙がこぼれ落ちた。
私は我慢できないくらい気持ちいいとき、つい涙が出てしまう。マッサージとか温泉とかでもそうだから、この体質はカッコ悪くていやだった。でも

「アミの泣き顔超カワイイ。すげえ興奮する」

って言われちゃったから、直さなくてもいいかなって思うようになった。
ただ、こういう言い方は嫌いだから、私からも反撃。

「うぅっ…カズのS」

「Sじゃないって。アミが本気で嫌がることはやんねえし。強気なカノジョの普段見られない顔が見られて嬉しいって言ってんの」

「うん、知ってた。だからね…もっと激しくしても平気よ」

私はカズが好き。カズも私が好き。だから私に遠慮して我慢しなくていいの。
カズの切れ長の目が好き。傷のついた頬が好き。鼻にかかった声が好き。力強い腕が好き。友だち思いの心が好き。頼りないカズも、カッコいいカズも、どんなカズでも私は好き。
さっきよりも少しだけ強く、カズが私の中を出入りする。出て行きそうになると切なくて、でもまた入って来てくれるのがその分嬉しくなる。
おなかの内側をこすられる、身体の奥を突き上げられる、その快感を受け止めたくて、私の身体はカズを強く締めつける。
だんだん激しく、荒々しく、カズも私も余裕がなくなってきてる。
もう涙で何も見えない。何も聞こえない。カズから伝わってくる快感だけが、私の感覚のぜんぶになる。
あ、まだ、だめ…もっと、気持ち良くなりたいのに、気持ち良くなってほしいのに…!

目の前がきらめいて意識が飛んで行く直前、私の一番奥でカズが果てたのがわかった。
カズ、お疲れさま。これから増々忙しくなると思うけど、時間を作って、またしましょうね。
0552メリー・マリー・クリスマス 16/162013/12/24(火) 13:36:48.46ID:WCrlZdmD
エッチの後の心地よいだるさに包まれて、私たちはベッドの中で抱き合っていた。
今日はいろいろあったなあ、なんて思い出していると、カズがむくりと起き出した。

「もう12時すぎたんだな。アミ、メリー・クリスマス」

「どうしたのよ、カズ。急に改まっちゃって」

「えっと、さ。仕事始めた3つ目の理由なんだけど、アミにクリスマスプレゼント、買ってやりたかったんだ」

カズは照れくさそうに頭をかきながら、帰ってきたときに放り出したバッグをごそごそとあさる。

「ホント? 嬉しいけど……私、あげられるもの、なんにも用意してないの。帰って来ると思ってなかったから。ごめんなさい」

「気にすんなよ、いつも俺の方が迷惑かけてばっかだし。ほら、目つぶって、手出して」

何かしら。LBX関連のもの…だったら合格まで封印しなきゃ。なんだかドキドキしちゃう。あのバッグに入るんだから、そんなに大きいものじゃないわよね。
目を閉じて、期待に胸を弾ませながら手を出していたら、突然の違和感。
予想では手のひらにプレゼントが乗せられると思ってたのに、カズに片手を握られて、ちょっと引っ張られて、指に指が触る。
変に思ってゆっくり目を開けたら、小さな宝石のついた指輪が光っていた。
左手の、薬指に。

「あ、いや、今すぐってわけじゃないんだ! そのうち一人前の探偵になって、安定した稼ぎが入るようにするからさ。
ええと、だから…そのときまで、予約」

これって、プロポーズ…よね。
……そっか、そうだったんだ。カズは私が考えてたよりも、もっと未来のことを考えてたのね。
やだな、今日は泣いてばっかり。お昼とは正反対の感情のせいで、涙がぽろぽろ溢れ出してくる。

「わ、な、泣くなよ。ゴメン、その…イヤだった?」

ううん、違うの。とっても嬉しいの。
私も、カズとずっと一緒にいたい。結婚するならカズがいい。
ちゃんと返事しなきゃいけないのに、この気持ちは言葉にするには大きすぎる。
だけどね…言葉にできないなら態度で示せばいいのよ。

「クリスマスプレゼントにあげられるもの、私にもあったわ。えっと、ね…カズに私をあげる!」

あたふたしてるカズを、私は勢いよく押し倒した…つもりだったんだけど、私の力じゃカズはビクともしなかった。ちょっと悔しい。
カズが一瞬呆けたみたいな顔をして、そのあとすぐにギュッと抱きしめられて、キスされた。
それからすぐに第2回戦開始。ほんと、すぐ調子に乗るんだから…!
カズがなんだかいつもよりカッコよく見えるのも、私がいつもより大胆なのも、クリスマスの奇跡ってもののおかげなのかしら。
奇跡に頼るのは嫌いだけど、このくらいなら起きてもいいわよね?
だってクリスマスは家族や恋人、それぞれの大切な人と一緒に過ごす日だもの。
世界中のみんなが幸せでありますように。メリー・クリスマス!
0553メリー・マリー・クリスマス 17/162013/12/24(火) 13:38:02.79ID:WCrlZdmD
これで終わりです。
単にクリスマスネタを書こうとしたはずが、気がついたらなぜかプロポーズまで発展していました。
わずかなセリフで着実に燃料を投下していく公式マジ罪深い。
ところで、「やる時はやるお調子者迷探偵と眼鏡の敏腕女弁護士のカップル」で某名探偵マンガのご夫婦を思い出したので、末永くお幸せになってください。
0554名無しさん@ピンキー2013/12/26(木) 00:32:11.69ID:ATlhZWbD
長編乙
後でじっくり読もう

さて今日の最終回の私服姿を見るに、ハナコちゃんは良家の箱入り娘かな
0556名無しさん@ピンキー2013/12/28(土) 08:49:35.69ID:q9HYmjI0
やったー帰省直前にタダノゾ純愛かけたよー
仕上げとかしながらゆっくり投下していく
0557分かれる道、繋がる心(1/9)2013/12/28(土) 08:54:27.76ID:q9HYmjI0
ワールドセイバーとの戦いが終わって、何日か経った夜。
吹野タダシは、ダック壮のラウンジで射撃練習に励んでいた。
戦いが終わったとはいえ、裏切ったカイトの事や、これからの自分の事を考えるのは辛かった。
LBXに触れている間は、それも忘れられる。
次々に浮かぶターゲットを、ひたすら撃ち抜いていった。

「お疲れ、タダシ」

不意に声をかけられて驚き、射撃を外してしまう。
その声の主は、笹川ノゾミだった。

「なんだノゾミか、ビックリするじゃないか…」

「ふふん、注意力が足りないんじゃないの?」

いたずらが成功した時の子供のように、ノゾミは無邪気な笑顔を浮かべる。
その反面、タダシは不機嫌そうに溜め息をついた。

「…で、何か用?」

「うん…ちょっと話があるんだけど、いいかな」

さっきまでの意地悪そうな感じは消え、神妙な面持ちになるノゾミ。
その雰囲気を感じ取って、タダシもCCMから指を離した。
0558分かれる道、繋がる心(2/9)2013/12/28(土) 09:00:13.25ID:q9HYmjI0
「ゴメンね、わざわざ移ってもらって」

人に聞かれたくない話という事なので、タダシはノゾミを部屋に招いた。
幸い、同居人であるブンタは、ガスの後遺症を調べる為に検査入院をしていた。
二人の時間を邪魔する者は、誰もいなかった。

「それで、話って?」

「うん、実は…」

そこまで言いかけて、ノゾミは言葉を濁らせた。
普段のノゾミらしくない曖昧な態度から、よほど重要な事なのだろうと伺える。
だが、タダシは催促はせず、ノゾミの言葉を待った。
観念したかのように、ノゾミがゆっくりを口を開く。

「私ね、キャサリン達と一緒に、この島を出る事にしたんだ」

突然の告白に、タダシは衝撃を受ける。
だが、不思議と声を上げる事は無かった。
先ほどの言葉が、あまりにも唐突だったからだ。

「アニキはともかく、父さんと母さんが心配しててさ…」

申し訳なさそうに、ノゾミは言葉を続ける。
そんな姿を見るのが、タダシは何故か辛かった。
0559分かれる道、繋がる心(3/9)2013/12/28(土) 09:03:39.49ID:q9HYmjI0
「だから、その…ゴメンね」

「…なんでノゾミが謝るんだ」

「それは…」

二人の間に、気まずい沈黙が流れる。
ノゾミ自身、理由は分かっていなかった。
だが、タダシを傷つけている事だけは理解できた。

「親が心配してるなら、仕方ないさ。だから…」

「タダシは…それでいいの?」

ノゾミに言葉を遮られて、タダシはハッとした。

「私は、本当は…皆ともっと一緒にいたい。タダシとだって…」

「ノゾミ…」

その言葉で、タダシも自分の気持ちを伝える決心がついた。

「俺も…俺だって、本当は…ノゾミと一緒にいたい…いたいけど…」

二人の間には、再び沈黙が流れた。
どんなに純粋な二人の思いも、子供のわがままでしかない。
子を思う親の愛情を超え、そのわがままを押し通すだけの力を、二人は持っていなかった。
0560分かれる道、繋がる心(4/9)2013/12/28(土) 09:06:03.59ID:q9HYmjI0
「ねぇ、タダシ…」

ノゾミが口を開くと同時に、タダシに歩み寄る。
そして、吐息が触れ合うほど、顔を近づけた。

「タダシのこと…忘れないように、私に刻み込んでほしいの」

ノゾミの言葉に、タダシは息を飲む。
その言葉の意味が分からないほど、タダシは子供ではない。
だが、それをすぐに実行に移せるほど大人でもなかった。

「タダシならいいよ…ううん、違う…タダシがいいの…」

ノゾミが、タダシの背中に手を回し、体を重ねる。
初めて触れる女性の体。
柔らかく暖かい感触に、タダシの本能は理性を乗り越えた。

「ノゾミ…」

タダシもノゾミの背に手を回し、深く抱きしめる。
一瞬ノゾミの体が震えたが、すぐに力を抜き、タダシに体を預けた。
ゆっくり、唇を重ねるだけの軽いキスを交わしながら、
タダシの手が少しずつ、背を撫でたり、腰に触れる。
まるで、一つ一つ、許しを得ているようだった。
そんなタダシにじれったさ感じて、ノゾミの手がタダシの股間を撫でる。

「っ…!」

タダシの体が震え、固まる。
ノゾミの手は、タダシの上を何度も往復した。
0561分かれる道、繋がる心(5/9)2013/12/28(土) 09:09:17.38ID:q9HYmjI0
「待って、ノゾミ…っぁ…」

ノゾミに抱きつくようにして、タダシは快楽に耐える。
ようやくノゾミは手を止め、タダシの耳元で囁いた。

「タダシはどうしたい…?」

「…先に、その…最後まで…」

治まりのつかないタダシが、恥ずかしそうに言った。

「しょうがないなぁ…」

そう言いながら、ノゾミは優しく微笑む。
ゆっくりと、タダシのズボンが下ろされ、堅くなったタダシ自身が晒される。
思わず腰を引くタダシだが、ノゾミの手がそれを捉えて逃がさなかった。

「凄い、熱い…」

タダシ自身の感触に、うっとりとした声を上げる。
始めて見るものではあったがどうすればいいのかは知っていた。
顔を近付け、先端にキスをする。
そして、少しずつ舌を這わせ、口に含んだ。

「うぅっ…!」

タダシは必死に耐えているが、それでも声が漏れてしまった。
そんなタダシを愛おしく思ったノゾミは、手の動きを速めた。
もっと、タダシの声を聴きたかったから。

「ノゾミっ…もう、出っ…!」

言葉を言い終えるより先に、タダシはノゾミの口内で、欲望を吐き出した。
0562分かれる道、繋がる心(6/9)2013/12/28(土) 09:12:37.82ID:q9HYmjI0
「けほっ、けほ…」

「ごめん…その、大丈夫…?」

息を整えながら、せき込むノゾミの背中を撫でる。

「いいの、気にしないで。それより…」

一息ついてから、ノゾミはベッドに横たわった。

「今度こそ…私を好きにして…」

ノゾミが制服を乱し、少しずつ服を脱いでいく。
タダシもボタンに手をかけ、それを手伝った。
やがて、制服と下着を全て取り払い、ノゾミは生まれたままの姿となる。
いくらタダシとはいえ、体を見られるのは恥ずかしかった。
しかし、その一方でもっと見てもらいたいとも思った。
自分の体でタダシが興奮する事が、嬉しかった。

「ノゾミ…」

遠慮がちなタダシの手が、ノゾミの胸を覆う。
優しく、ゆっくりとした愛撫を受け、ノゾミの息が少し乱れ始めた。

「ん…」

さっきまでのノゾミ同様、タダシも、ノゾミの嬌声に惹かれる。
ノゾミより低い自分の身長が、ずっとコンプレックスだった。
だが、今はそんな自分が、ノゾミを支配している。
その征服感に、タダシの心は震えた。
0563分かれる道、繋がる心(7/9)2013/12/28(土) 09:17:09.59ID:q9HYmjI0
ノゾミの胸の先端を、口に含む。

「あっ、んっ…」

ノゾミが小さく声を上げた。
タダシは舌を使い、ノゾミの胸を責める。
もう片方の胸は、手で愛撫を続けた。
途中で口を離し、逆の方の胸も吸い上げる。
ノゾミの体が、何度も跳ねているのが分かった。
不意にノゾミの手が、胸を責める手に重ねられる。

「タダシ…ね、こっちも…」

そう言うと、ノゾミはタダシの手を、脚の間へと導いた。
熱を帯びたノゾミの秘所が、タダシの指を受け入れる。

「ここが…ノゾミの…」

少しだけ、指を前後に動かす。

「んっ…タダシ、もっと…」

今まで以上の反応を見せるノゾミ。
その言葉に応えるように、指を少しずつ前後させる。
吐息交じりの喘ぎが、何度も響いた。

「タダシ…」

ノゾミの手が、再び主張を始めたタダシの怒張に触れ、秘所へと導こうとした。
タダシも小さく頷いて、腰を落とし、ゆっくりとノゾミの中へと入っていく。

「い、たっ…!」

突然の悲鳴に、タダシは我に返った。
タダシの背に回された腕に、力がこもる。
0564分かれる道、繋がる心(8/9)2013/12/28(土) 09:21:12.56ID:q9HYmjI0
「ごっ、ごめん、ノゾミ…やめようか…?」

タダシは離れようとして、腰を引く。
だが、ノゾミはタダシから離れようとしなかった。
震える腕で、必死にタダシを抱きしめる。

「もう、ちょっと…大丈夫だから…だから、このまま…」

何度も深呼吸をし、痛みを和らげようとするノゾミ。
タダシは全身でノゾミの体温を感じながら、ノゾミの髪をそっと撫でた。
そのタダシの優しさで落ち着いたのか、ノゾミの腕の力が緩んだ。

「ごめんね、タダシ…そろそろ、いいよ…」

「でも…」

戸惑うタダシに応えるように、ノゾミは小さく体を跳ねさせ、タダシをより深く受け入れる。

「ね、大丈夫でしょ? だから…」

「…わかった。じゃあ、行くよ…」

最初はゆっくりと、そしてだんだん激しく、ノゾミに腰を打ちつける。

「あ、あっ…タダシ…タダシ…!」

「ノゾミ…っ…!」

二人の吐息が重なり合う。
深く抱き合い、一つになる。
そして、一番深く繋がった時、二人はほぼ同時に絶頂を迎えた。
0565分かれる道、繋がる心(9/9)2013/12/28(土) 09:24:14.83ID:q9HYmjI0
その後、二人は体力の続く限り、交わり続けた。
そして、何度目かの絶頂を超えた後、いつの間にか眠りに落ちていった。
翌朝、タダシが目を覚ますと、ノゾミの寝顔が目の前にあった。

「ノゾミ…」

昨晩の乱れた姿が嘘のように、静かに眠る美しい顔。
そんな彼女を愛おしく思いながら、小さく囁いた。

「約束する。絶対、ここを卒業したら会いに行く。そしたら…」

「…アニキにボコボコにされないようにね」

急にノゾミが口を開いた。
いつの間にかノゾミも目を覚ましていたのだ。

「きっ、聞いてた、のか…」

眠っていた時なら平気だったのに、聞かれたとなると急に恥ずかしさが襲ってくる。
タダシは耳まで真っ赤になるのを、自分でも感じた。
なんとかごまかそうと目を泳がせていると、ノゾミがタダシを抱きしめる。

「タダシ…私、ずっと待ってるよ」

「ノゾミ…うん…その、さ…」

一息置いてから、二人は口を開いた。

『愛してる』

偶然、二人の言葉が重なる。
それが少し可笑しくて、二人で笑いあった。
何よりも信じられる言葉と、それに秘められた想い。
それがある限り、どんなに離れていても、不安はない。
もう一度軽いキスを交わして、二人は日常へと戻っていった。
0566名無しさん@ピンキー2013/12/28(土) 09:45:47.89ID:4pTP/QHq
乙でした
お茶目なノゾミちゃん可愛すぎ
タダシ爆発しろ(褒め言葉)

しかしどうやったらID:q9HYmjI0みたいに書けるかな
俺がネタを書くと何度やっても単調で薄っぺらい感じになっちゃうんだよね
0567名無しさん@ピンキー2013/12/28(土) 21:36:33.64ID:9/5RH/mz
実は女の子だったヒカルきゅんの処女膜をぶち破って妊娠させたい
もちろん、アスカきゅんの処女膜もぶち破って妊娠させたいけどな
0568名無しさん@ピンキー2014/01/01(水) 00:01:22.45ID:bc7ZqcmV
あけおめ!!
0570名無しさん@ピンキー2014/01/01(水) 20:28:18.75ID:Pw0eHNCq
あけおめ!
正月にまでここに来る俺らってなんか悲しいな...
0572名無しさん@ピンキー2014/01/03(金) 21:39:59.86ID:HqPy2sZu
今日やっとアスカ様スカウトできたけど中身全然変わってねぇなw
そしてタケル好きすぎて萌えた
これは封印(=放置)していたアスカ×タケルを書き上げるしかない・・・!
0573名無しさん@ピンキー2014/01/15(水) 21:02:43.17ID:+z+KlChu
DVD5巻の美都先生ヤバい
巨乳タートルネックとかあざとすぎる
0574名無しさん@ピンキー2014/01/17(金) 13:43:25.96ID:+hRFC0sQ
美都ちゃんの美都パパに対する態度がファザコン通り越してるように見えるのは私の心が汚れているからだろうか
0575名無しさん@ピンキー2014/02/05(水) 01:07:41.01ID:M9tB5gpr
保守しとこう
一応ゆっくりと投下予定のネタを書いてるんで期待しないでくれ
0576名無しさん@ピンキー2014/02/05(水) 22:33:23.82ID:n/puMIdQ
今週のリト生は素晴らしかったわ
「オープニングブレイク!」と言いながら堂々と女子部屋に突撃するジンさんを見てみたい
0577名無しさん@ピンキー2014/02/14(金) 06:22:06.34ID:sRgBjAbR
WARS時代のユウヤ×ランできたー。
短めで展開強引気味だけども、それでも良ければお楽しみください。
バレンタインネタは全くないです。サーセン。

あとなんか2chブラウザが使えなくなったからIEから書き込んでる
もしかしたら途中で止まるかも
0578名無しさん@ピンキー2014/02/14(金) 06:24:14.82ID:sRgBjAbR
静かな神威島の昼下がり。
その中を疾走る、紅い影。
彼女の名前は、かつて世界を救った伝説のLBXプレイヤー、花咲ラン。
ある人物がここにいると聞いて、この島を訪れたのだった。

「ユぅ〜ウぅ〜ヤぁぁぁ〜〜〜っ!!」

声をかけられた青年、灰原ユウヤが返事をするより前に、ランがユウヤに飛びつき、地面に押し倒す。

「痛っ…! ど、どうしたんだい、ランくん…」

「どうした、ですってぇ〜…」

ランが体を震わせ、ユウヤを睨みつける。

「どうもしなかったから怒ってるんでしょうが!」

ランの拳が振り下ろされ、ユウヤの顔の横の地面を抉った。
相変わらずのランの力強さに、ユウヤは震えあがった。
05792/52014/02/14(金) 06:26:22.68ID:sRgBjAbR
感情を吐き出して幾分か怒りが治まったランは、ユウヤと共に神威島をあてもなく歩いていた。
時折、まだ痛みを気にするユウヤが、頭をさする。

「…なんでウチに来なかったの」

ムスッとした声で、ランが口を開く。

「うち、って君の道場の…?」

「他に何があるのよっ!」

またランが大声で怒鳴る。
だが、今度はため息を一つついて、落ち着きを取り戻した。

「…ずっと待ってたんだからね」

何気なく交わした、『道場に行く』という約束。
それはランにとって、とても大事だったようだ。
勿論、ユウヤもランとの約束を忘れたわけではない。
だが、ユウヤはまだ広い世界を見ていたかった。
自分の知らない世界を、知りたかった。
それがランをここまで傷付けていたという事には、気付けなかった。

「ごめん…」

「いーや、許さない。ちょっと付き合ってもらうからね」

そう言うと、ランはユウヤの手を引いて歩き出した。
05803/52014/02/14(金) 06:29:44.70ID:sRgBjAbR
道を外れた茂みの中で、ランがユウヤを押し倒す。
ユウヤのズボン、そして下着の中から、ユウヤの性器を取り出した。

「ち、ちょっとランくん、こんなとこで何を…」

ユウヤの言葉を遮るように、ランが唇を重ねる。
舌を絡めながら、右手に握ったユウヤ自身を扱く。
先ほどまでの激しい怒りとは真逆の、優しい愛撫が繰り返される。

「っ…!」

重なった唇の端から、ユウヤの吐息が漏れる。
その反応に満足したのか、ランが唇を離した。

「ユウヤ…」

ランが手に握ったユウヤ自身を垂直に立て、口に含む。
先端を、何度も舌で撫でる。
その度に、ユウヤの下腹が震えた。

「っ、く…」

歯を食いしばり、必死に耐えるユウヤ。
だが、それでもランの責めには敵わなかった。
あと少しでイく…という所で、ランの口が離れた。
05814/52014/02/14(金) 06:33:27.40ID:sRgBjAbR
「ラン…くん…」

ユウヤが息を整えながら、体を起こそうとする。
だが、ランがその肩を抑え込んだ。
先ほどの責めの間に、ランのショートパンツ、そして下着が取り去られている。
ランの秘所が、上からユウヤの性器を飲み込んだ。

「あぁっ…!」

吐息交じりの、ランの喘ぎが響く。
ランの肩にかけた胴着が、二人の結合部を隠す。
それが見えているのは、本人たちだけだった。

「ユウヤ…ユウヤっ…!」

ランが激しく腰を上下に動かす。
今までの孤独を埋めようとするかのようだった。

「ラン、くん…そろそろ、離れて…!」

遠のいた絶頂が、あっという間に呼び戻される。
だが、聞こえていないのか、それともわざとか、ランはより一層動きを速めた。

「うぅっ…も、もう…!」

そのまま耐え切れず、ユウヤはランの中で精を吐き出した。
少し遅れてから、ランも全身を震わせる。
そして、力が抜けたかのように、ゆっくりとユウヤの上に覆い被さった。
05825/52014/02/14(金) 06:36:18.43ID:sRgBjAbR
二人は服を整え、体に纏わりついた草葉を落として、茂みを後にした。
気まずい沈黙が二人を包む中、やがてユウヤが口を開いた。

「…やっぱり、僕はまだこの世界を見ていたいよ」

ランは何も言わず、ユウヤの言葉に耳を傾けてる。

「でも、いつかきっと、ランくんの道場にも行く。だからそれまで待って…」

「ヤだ。ユウヤの言う事なんか信じらんない」

ランがきっぱりとユウヤの言葉を否定する。
まだ怒っているのか、ランは視線を合わせようとしなかった。

「じゃあ、どうすれば…」

困ったように頭をかくユウヤに、ランが抱きつく。

「アタシもユウヤと一緒にいるっ」

「一緒、って…」

「どこまでだってついていくから。今度こそ逃げられないように…!」

力強く、ランの腕がユウヤを抱きしめる。
観念したかのように、ユウヤも小さく一息ついて、ランの体を抱き返した。

「分かったよ…これから宜しく、ランくん」

その言葉を聞いたランが、自分の胸の中で笑顔になっていたことに、ユウヤは気付かなかった。
0583名無しさん@ピンキー2014/02/14(金) 06:41:41.63ID:sRgBjAbR
無事投稿完了ー
突貫工事だったからいろいろ変な所とかあるかも

ユウヤはともかくランの方はWARSでユウヤの事気にしてたのが良かった
あくまで門下生として見てるんだろうけど…
また何か書ければ書きたいと思います
0584名無しさん@ピンキー2014/02/16(日) 22:59:20.20ID:w8D4WZHw
復活したか確認カキコ
先生モノ書きたいって思ってるけど、呼び方というか名前の書き方がなんかムズイw
0585名無しさん@ピンキー2014/02/17(月) 07:27:36.61ID:B0cwr9n9
スレイブプレイヤーっていうエロの為に生まれたようなアイテムがあるんだからもっとスレイブプレイヤーネタの洗脳人形化物が読みたいわ
0587???2014/03/26(水) 17:32:32.99ID:OQ7Wxrln
アスカ×タケルネタ期待!
0588???2014/04/07(月) 17:30:26.24ID:QdS2xuUN
スズネってエロくね?そんな気がする
0591名無しさん@ピンキー2014/05/04(日) 17:49:32.34ID:Z5d3z+YD
そういうこと言わない
0593名無しさん@ピンキー2014/05/14(水) 01:54:22.03ID:Cz6YdiRX
ウォーズの先生って安西先生みたいな体格が多いな
モブおじさん向き
0594名無しさん@ピンキー2014/05/21(水) 08:16:46.18ID:d7i91UW0
ハーネスのオリ主がスズネ宅に挨拶に行き、そのままスズネ宅の掟で・・・と言うところまでは何とか出来た。
0597名無しさん@ピンキー2014/07/29(火) 16:03:16.54ID:xkPHlH60
保守ageがてら

スズネちゃんとワタルのおねショタ風を考えてるんだが、良いオチが出てこなくてずっとストップしてる
0599名無しさん@ピンキー2014/08/06(水) 20:48:13.52ID:W99wQYKM
オーバーロードがどう言う状態で発動しやすいか、名目で美都先生とオリ主が絡む奴を考案した
0601序盤「同棲開始」2014/08/07(木) 21:11:37.34ID:8tfSKWMS
A国:某研究所・・・ここに1人の男子学生が訪れていた。
厳重なハッチとロックされたゲートを潜ると、そこには見慣れた2人が居た。
「おおっ、よく来てくれたね。」
この妙齢の男性は美都博士。我々の仮想国「ハーネス」と同盟する仮想国「ジェノック」司令官・美都玲奈司令の父である。
「本当にごめんなさいね。父も研究ごとになると・・・。」
溜息を吐いているのは美都玲奈。仮想国「ジェノック」の司令官であり、一時期はドルドキンスと男女の仲ではと噂された才媛である。
「構いません。博士、研究とはオーバーロードの事ですね?」
「うむ。」
私の言葉に、博士が笑みを消し真剣にうなずく。

オーバーロード・・・かつてジェノックのエース・瀬名アラタと私が発動した、詳細不明の力。
発現した際の力はまさに圧倒的なもので、それに幾度となく危機を救われた。
しかしその後の調べにより脳に過剰な負荷を強いるこの力は諸刃の剣だと判明し、ワールドセイバー事変以降は発動を禁止されていた。

「今回の研究の趣旨は日常においてもオーバーロードが発動しうるのか?発動するとしたらどんな状況?と言う事だ。」

博士の発言の趣旨は理解した。確かに極限の集中力を要するオーバーロードが日常で発動するのかは興味のある所ではある。
が、その後の言葉は予想外過ぎた。

「で、だ・・・夏休みの期間中、君には玲奈と同棲してもらう。」

・・・・・・今のは、聞き間違いであろうか?流石に大人の女性と同棲出来るほど、私の肝は太くないのだが・・・。

「同棲してもらう理由としては、君がまだ法律上「保護者を必要とする事」。そして「男女間の感情の揺らぎ」でオーバーロードが発動するかどうかを試す為だ。」「正気ですか?」

こう聞き返した私は決して悪くはあるまい。年も大差ない女性、それも美人が常に傍に居ると言う状況がどんな間違いを生む可能性を持つか、知らない筈がないだろう。
実験の為とは言え、極端な話「そこまで」行ってしまったら後戻りは効かなくなるのだが・・・。

私の戸惑いを感じ取ったのか、博士が耳元に口を寄せた。

「構わんよ・・・正直言うと、この年になって浮いた噂の1つも耳にせんこの娘が心配でならんのだ。」
『お・と・う・さ・ん?』

・・・その後の折檻の音は黙秘するとして・・・とりあえずこうして同棲が始まった。
0602名無しさん@ピンキー2014/08/27(水) 21:19:00.45ID:MJmNX7qt
ズッ転けたジンが美都ちゃんに顔面おっぱいダイブするもお互いこれといった反応は無し
0603名無しさん@ピンキー2014/09/17(水) 20:48:32.15ID:qcGHdDah
ウォーズのオリ主♀が可愛く思えるのは俺だけか?
余裕で両刀使いだと思うんだよ
0604名無しさん@ピンキー2014/11/08(土) 03:46:52.19ID:M6UMNDpw
どの子だよ
俺は髪の赤い子が好きだな美都ちゃんぽいボイスにしている
0606名無しさん@ピンキー2014/12/23(火) 19:07:45.03ID:/ntvH7Al
PCに残ってたアスカ×タケルを書き上げたよー
本番は無いけど近親ものなので苦手な方はご注意
あと、クリスマスは全く関係ない

9、10レスくらい消費予定
連投規制回避のため、ゆっくり投下します
0607明日、大人になる君へ(1/9)2014/12/23(火) 19:13:23.75ID:/ntvH7Al
神威大門統合学園への入学を控えた古城タケルは、最後の夜を自分の部屋で過ごしていた。

「いよいよ明日からか…」

そう呟いて、椅子を回して部屋を眺めた。
自分が子供時代を過ごしてきた、自分だけの部屋。
人生の大半を捧げてきたこの空間。
永遠の別れではないとはいえ、やはり寂しかった。

「タケルー、入るぞー」

小さいノックの直後、タケルの返事も待たずに、彼の姉…古城アスカが部屋に入ってきた。

「わっ!な、なんだ、お姉ちゃんか…ノックして急に開けるなって言ってるのに…」

「硬いこと言うなって。入学前に愛しの姉ちゃんが励ましに来たっていうのにさ」

そう言うと、アスカはトマトジュースの缶を差し出してきた。

「あ…うん、ありがと」

缶を受け取ったタケルは、アスカと軽く乾杯をして、二人で一気に中身を飲み干した。

「っはー…やっぱこれが一番だな」

アスカは中身のなくなった缶を机に置くと、タケルのベッドに寝そべり、思い切り体を伸ばした。
その仕草がまるで猫みたいに見えて、タケルは小さく笑った。
0608明日、大人になる君へ(2/9)2014/12/23(火) 19:19:37.85ID:/ntvH7Al
「でも、明日でお姉ちゃんともお別れかぁ…」

「オオゲサだなぁ、学校にいる間だけだろ?それとも卒業する自信がないのか?」

アスカが身体を起こして、タケルの頬をつついて微笑む。

「そういう訳じゃないけど…ただ、やっぱり寂しいかな、って思って…」

「そっか…姉ちゃんも、タケルの作ったLBXが見れないのは寂しいよ」

アスカが立ち上がり、タケルに歩み寄って、ポンと頭に手を置いた。

「でも、将来の為に腕を磨きたい、って言ってたじゃん。その為に行くんだろ?」

「うん…それはわかってるけど…」

タケルの表情は曇ったままだ。
頭では分かっていても、不安は拭えなかった。
まだタケルは子供だから。
夢の為とはいえ、家族と離れることは辛かった。
愛する姉の元を離れるのが、悲しかった。
0609明日、大人になる君へ(3/9)2014/12/23(火) 19:24:54.83ID:/ntvH7Al
「さっ、そろそろ寝なよ。明日は早いんだろ?」

そう言うとタケルの肩を軽く叩き、アスカは立ち上がった。

「お休みタケル、元気でやれよっ」

「あっ…」

部屋を出ていこうとするアスカ。
その背中が、タケルにはとても遠く感じた。

「ま…待って、お姉ちゃん!」

タケルは咄嗟に立ち上がり、アスカの手を掴む。

「タケル…?」

「その、もう少し…というか、今日はずっと一緒にいてほしいな、って…」

思わず口にしてしまったが、急に恥ずかしくなって、タケルは顔をそらした。
その仕草が可笑しくて、アスカがクスクスと笑いながら、タケルを軽く小突いた。

「お前男だろ?この寂しがり屋」

冗談っぽく言うが、沈んだままのタケルの表情を見て、アスカからも笑顔が消えた。
0610明日、大人になる君へ(4/9)2014/12/23(火) 19:30:55.92ID:/ntvH7Al
「やっぱり、僕…お姉ちゃんと離れるの、寂しいよ」

タケルが口を開く。

「本当はずっとお姉ちゃんと一緒にいたいんだ。本当は、引き止めて欲しい…」

「タケル…」

アスカが身を寄せ、タケルを優しく抱きしめる。

「姉ちゃんだってタケルと離れ離れになるのは嫌だよ。ずっと一緒に遊んでいたい」

アスカがタケルの髪を、優しく髪をなでる。

「でもさ、タケルはLBXを作るのが好きなんだろ?」

「それは…」

アスカに言われて、タケルはハッとする。
忘れていた、自分のやりたかったこと。
大好きなLBXのこと。
そして、それが全て、アスカの為であったことを。

「好きだよ、LBXのこと。初めてヴァンパイアキャットを作った時、お姉ちゃんが喜んでくれたのが、凄く嬉しかった」

「あぁ。今の姉ちゃんがいるのも、タケルとヴァンパイアキャットのおかげだ。ありがとう」

優しく、姉らしい口調で、アスカが囁く。
その一言で、不安に染まったタケルの心は、温もりを取り戻す。
小さく息を吐いて、タケルはアスカに身を預けた。
0611明日、大人になる君へ(5/9)2014/12/23(火) 19:39:33.41ID:/ntvH7Al
少し間を置いて、タケルは柔らかなアスカの腕、髪、そして胸に抱かれていることを思い出した。
子供のころは全く意識していなかった物。
ボーイッシュなアスカの事は、むしろ兄のように思っていた。
だが、アスカは成長して、徐々に女性らしさを見せ始める。
タケル自身も、男として女の体に興味を持ち始め、段々とアスカに惹かれていっていた。

「お姉ちゃん…」

「ん?」

他意の無さそうなアスカの表情に罪悪感を覚えて、タケルは思わず目を逸らす。
だが、幼い好奇心は抑えきれず、抱き返す腕に力を込めた。
アスカの体の感触を味わうタケル。
だが、アスカにはそのタケルの行為の意味と、その先に求めている物がすぐに分かった。

「タケル…」

アスカがタケルを離して顔を向けさせる。
ドキッとしたタケルが口を開くより前に、アスカの方からキスをした。
唇だけではない、深く、長いキス。
再びタケルの体が強張った。
そんなタケルを安心させるかのように、首筋から顎に指を這わせ、優しく口を開かせる。
アスカにされるがままにタケルが小さく口を開くと、アスカの舌がタケルの舌に触れた。
味わったことのない感触に、タケルは身を震わせる。
だが、その甘い感覚に、次第に酔っていった。
0612明日、大人になる君へ(6/9)2014/12/23(火) 19:54:12.26ID:t197RVKM
アスカの手が、タケルの胸を這う。
タケルは身を捩じらせるが、アスカは構わず、その胸の先端を狙った。

「んっ…ん…!」

唇の隙間から、タケルの喘ぎが漏れる。
自分でもまともに触った事のない部分への刺激に戸惑っていた。
アスカの指が、タケルの寝巻のボタンを外し、胸元をはだけさせる。
そして、露わになった乳首を、優しく摘みあげた。

「んんっ…!!」

タケルの体が大きく跳ねる。
アスカは唇を離し、耳元で囁く。

「気持ち、いいか?」

だが、タケルは先ほどまでの攻めによって、言葉を紡ぐ余裕はなくなっていた。
少しだけ間を置いてから、タケルが小さく頷く。
その反応を見て満足そうに微笑むと、指で攻めているのと反対の胸に口づけをした。

「あ、んっ…!」

思わず声をあげるタケル。
アスカは舌先でタケルの胸を弄び、次に唇を付けて強く吸い上げた。
その間も、反対の胸への刺激は欠かさない。
吐息交じりのタケルの悲鳴が、静かな部屋を満たしていた。
0613明日、大人になる君へ(7/9)2014/12/23(火) 20:02:51.47ID:t197RVKM
アスカの手が、今度はタケルの細い腰を経て、ズボンにかかる。
胸へのキスでタケルは気付いていない。
アスカは遠慮なく、下着ごとそのズボンをずり下した。

「あっ…!」

思わず股間を隠そうとするが、それより早くアスカの手がタケルを包んだ。
少し冷えたアスカの指が、タケル自身を撫であげる。

「お姉、ちゃん…そこ…っ…!」

あまりの快楽に腰を引こうとするが、背中に回されたアスカの手が、それを許さない。
タケルの全身は、アスカに完全に捕えられていた。
だが、アスカは突然、胸から唇を離す。
ようやく胸への刺激から解放され、タケル大きく息をついた。
だが、今度はタケル自身を、手とは違う暖かい感触が襲った。

「は、ぁぁっ…!!」

アスカの唇の刺激に、また甘い悲鳴を上げるタケル。
赤く染まった先端を、執拗に舌で攻められる。
タケルを包む手も、上下に動かされる。
タケルは必死に耐えようとしたが、幼いタケルがアスカの攻めにこれ以上耐えることなど、出来るはずが無かった。

「待って、っ…あぁっ…駄目…!!」

ついにタケルは、アスカの口内で果ててしまった。
アスカはそれを、全て受け止める。
そして何度か跳ねた後、力を失ったタケル自身を、またアスカが舐めはじめた。
残った精を舐めとってくれているようだった。

(ホントに、猫みたいだ…)

絶頂の余韻で痺れる頭の中で、タケルはそう思った。
0614明日、大人になる君へ(8/9)2014/12/23(火) 20:10:08.99ID:t197RVKM
その後、結局タケルは、再びシャワーを浴びて汗や唾液を流す事にした。
アスカとの行為を無かった事にするようで少しもったいないと思ったが、このまま明日を迎えるわけにもいかない。
二度目のシャワーを浴び終えると、うがいだけで済ませたアスカが、先に部屋に戻っていた。

「お姉ちゃん…」

恥ずかしそうに歩み寄るタケルの手を、アスカが取り、抱き寄せる。
まだ乾ききっていない髪を撫でられる。
その間、アスカは何も言わなかった。
優しい抱擁の中で、タケルは腕を腰に這わせる。
すると、アスカがタケルを、ベッドへ押し倒した。
だが、アスカはベッドに手をついて、タケルを見下ろした。

「今日はここまで」

予想外の言葉に、タケルは言葉を失った。
続きを期待していた事からへの失望ではない。
何かアスカを怒らせてしまったのではないかと感じたからだった。
真っ先に、アスカの口内に精を放ったことが思い浮かんだ。
謝ろうとして口を開いたが、その唇に、アスカの指先が触れる。
0615明日、大人になる君へ(9/9)2014/12/23(火) 20:13:59.52ID:t197RVKM
「…続きは、タケルの卒業祝いで、な」

そういって、アスカは優しく微笑みかけた。
アスカは怒ってなどいなかったのだ。
安心したタケルは、アスカの体を抱きしめる。
アスカもそれを受け入れ、タケルに軽く体重を預けた。

「言っとくけど、途中で退学なんてしたらタダじゃおかないからな。なんてったって姉ちゃんの弟なんだから」

「うん、分かったよ。じゃあ…」

「お休みタケル、頑張れよ」

軽く唇を重ねてから体を離す。
そして、今度こそアスカは、タケルの部屋を後にした。
タケルは、まだ姉の香りと温もりの残るシーツを、握りしめる。
せめて眠りに落ちるまで、この感触を感じていたい。
タケルは体を丸め、アスカのいた跡を少しでも味わおうとした。
その姿も、姉と同じく、まるで猫のようであった。
0616名無しさん@ピンキー2014/12/23(火) 21:36:35.26ID:k9djF2TA
>>607
乙!すごい良かったです...アスカに筆下ろしされたい...
過疎ってるけど是非また書いてくれ
0617名無しさん@ピンキー2014/12/24(水) 06:41:22.06ID:9dlwuAsD
>>616
thx
その日のうちに読んでもらえるとは感謝の極み

ネタというかカップリングなら色々浮かんでるんだけど、文章にするのは難しい・・・
特にエロ描写がね・・・登場人物のほとんどが子供だから、似たような流れになりそうで orz
何かいい展開というか、流れが思い浮かんだらまた投下します
勿論他の人の作品も待ってるぜ
0618名無しさん@ピンキー2015/01/05(月) 17:51:49.85ID:zWJ84Q7L
しぇしぇしぇのしぇ〜は置いといて↓
あけおめ!お正月早々にとんでもないことやらかした結果
奇跡が起きた!
ワイルドだろぉ

dakk(感&&激)un.net★/c11/0105sayu.jpg

(感&&激)と★をワイルドに消し去る
0619名無しさん@ピンキー2015/03/09(月) 15:21:40.41ID:d/vvP9nA
同性愛は大丈夫でしょうか。
0620名無しさん@ピンキー2015/03/09(月) 21:43:26.87ID:S17km8uR
何度か上がってるけど、百合なら大歓迎、801は専用スレかupローダー使って投下かな
個人的には過疎って寂しいからバッチ来い
0621名無しさん@ピンキー2015/03/10(火) 16:54:53.84ID:8KBnQ6yI
ダンボール戦機はホモのイメージがあるけど。
0622名無しさん@ピンキー2015/03/17(火) 20:17:09.40ID:trM/jMcw
男同士ならバンとジン、バンとヒロ、ジンとユウヤって感じかな。
0623名無しさん@ピンキー2015/03/17(火) 20:51:52.38ID:trM/jMcw
>>623

百合はちょっと思い浮かばないな。
0624名無しさん@ピンキー2015/03/19(木) 02:33:33.05ID:Hm2FFYs7
暇つぶしにやってみたが、、一人だけ凄い奴がいた、想定外の奇跡だゎ・・

お前も超本命ならできる確立高いな

▲をnn2に変える
s▲ch.net/s11/078momo.jpg
0625名無しさん@ピンキー2015/03/25(水) 21:53:55.25ID:uX/hzWE0
WARSに登場したヒロ、前より逞しくなったみたいだね。
0626名無しさん@ピンキー2015/03/30(月) 20:04:24.19ID:dtBNWCO6
バンとヒロで書いてみました。
06271/22015/03/30(月) 20:41:39.56ID:dtBNWCO6
高校を卒業した山野バンはLBXの研究をするため、
A国の研究機関へと旅立つ準備をしていると、呼び鈴が鳴る音がし、
階段を下りていき、

「バンさん。」
帽子も被っていた事もあって、
一瞬、玄関先にいる男が誰か分からなかったが、
彼が帽子を取ると、独特なくせ毛が露わになって、

「ヒ、ヒロ。」

バンはしばらく見ない間に逞しく成長したヒロに、
「雰囲気が変わったな。ヒロ。」
「バンさんこそ、前より落ち着いた感じがしますよ。」

バンは服越しに見える胸の厚みを見て、
「(ヒロの奴、かなり鍛えているだろうな。)」

いきなりヒロに抱き着いていくと、
「バンさん・・・急にどうしたんですか?」
「ヒロ、嫌がっている割にはここが反応しているな。」

バンはヒロのズボンがテントを張ったように盛り上がっているのを指摘し、

「ヒロ、久々にやってみないか?」
「は、はい・・・」
06282/22015/03/30(月) 20:42:13.76ID:dtBNWCO6
着ていたものを脱いでいくと、

「ヒロ、腹筋が随分とくっきりしているな。」
「センシマンのコスプレするとお腹が目立ちますから。」

センシマンとはヒロが小さい頃から憧れている特撮番組のヒーローの事で、

「そういうところは全く変わってないな。」
「そ、そうですか・・・」

急にバンがヒロの尻の穴に挿入すると、後ろからヒロのを扱いていき、
「バ、バンさん。」
「ごめん。我慢できなくて・・・」

ヒロの尻の穴の中で射精すると、
「次はヒロもやってみろよ。」

しばらくして、バンもヒロも尻を押さえながら、
「それにしても、バンさんはどこでこんなのを覚えたんですか。」
「そ、それは・・・」
「教えてくれたって、良いじゃないかですか。」

バンとヒロはまるで実の兄弟であるかのようにじゃれ合うのであった。
0629名無しさん@ピンキー2015/04/01(水) 08:27:15.09ID:2+6qSKWl
ダンボール戦機でベストカップルって誰と誰ですか。
0630名無しさん@ピンキー2015/04/01(水) 17:23:14.72ID:2+6qSKWl
WARSではバンはLBXの研究へA国へ行くつもり、
アスカや郷田はプロのLBXプレーヤー、仙東は占い師って事になってますが、
他の面子は何をやっているかご存じですか。
0631名無しさん@ピンキー2015/04/02(木) 19:58:36.02ID:0hd4b5vA
3Pとか4Pって大丈夫ですか。
0632名無しさん@ピンキー2015/04/09(木) 17:32:08.02ID:OK9s9/sW
良いネタが思い浮かばないな。
0633名無しさん@ピンキー2015/04/09(木) 19:44:12.21ID:OK9s9/sW
ヒロとアスカで書いてみました。
0634名無しさん@ピンキー2015/04/09(木) 20:14:02.06ID:OK9s9/sW
とある客船の船上で、
「皆と会うのは久し振り・・・あれってもしかして?」
ヒロが自分の前を横切ろうとしていた帽子を被った女に声をかけると、
「お前、誰だ?」

女の荒っぽい口調に、
「やっぱりアスカさんだ。」
「お前・・・ヒロだよな?」
「まさかこんなとこで会えるなんて思っていなかったですよ。」

するとアスカはヒロの被っていた帽子を取り上げ、
「やっぱりお前、帽子が取った方が良いぞ。」
「そ、そうですか。」

ヒロとアスカは偶然にも同じ目的地へと向かおうとしているのだが、
「弟には来る事は内緒にしていたから、きっと驚くぞ。」
「到着するまでの間、LBXでバトルしませんか。」
「よし、手加減はしないから覚悟しとけよ。」

しばらくすると急に雨が降り出して、
「せっかく良いところだったのに。」
0635名無しさん@ピンキー2015/04/09(木) 20:30:41.19ID:OK9s9/sW
急いでアスカはヒロと一緒に客室へと入るのだが、
「どうした?」
「べ、別に・・・」
「ほら、お前も脱げよ。風邪ひくぞ。」

髪をタオルで拭いているアスカは下着しか身に着けておらず、
「ぼ、僕、自分の部屋に戻りますから。」

するとアスカは後ろに回り込んでヒロの服を下着を除いて全て脱がしていき、
「結構引き締まっているじゃないか。」
「ちょ、ちょっとアスカさん。」
「ヒロ、胸触っても良いぞ。」

ヒロがアスカの胸を揉んでいくと、
「アアーアー。」
「ア、アスカさん?」
「あまりに気持ち良くて・・・おい、お前の結構デカくなっているぞ。」

アスカがヒロの下着を一気にずり下すと、
ヒロは慌てて股間を手で隠そうとするが、
それより早くアスカがヒロの腕を掴んで、

「ここまで来たなら、逃げ隠れは無しだ。」
0636名無しさん@ピンキー2015/04/09(木) 21:07:34.40ID:OK9s9/sW
ヒロが陰茎を挿入していくと、
「ウウー、こ、これは流石にきついな。」
「ア、アスカさん、僕、もう・・・」

慌てて陰茎を抜こうとすると、精液が勢いよく飛び出てしまい、
「すいません。」
「おい別に謝る事は無いぞ。」

自分の部屋へ戻ろうとするヒロにアスカが、
「これ、返すぞ。」
アスカが投げた帽子を上手く受け止めると、
「またやろうバトル・・・もな。」

アスカの言葉にヒロは少し照れ臭くなりつつ、
アスカの部屋を後にするのであった。
0637名無しさん@ピンキー2015/04/10(金) 20:39:56.34ID:IWAu9bjE
ウォーズのゲームに登場したジェシカで、こんなのどうだろう。

任務の最中に仲間とはぐれてしまうが、後ろから抑え込まれ、
「敵にこんな可愛い子がいたのか。」
「は、離し・・・」
0638名無しさん@ピンキー2015/04/15(水) 17:13:41.02ID:UsAu30Hi
Warsは学園ものだけど、恋愛事情ってどうなっていますか。
0639名無しさん@ピンキー2015/04/15(水) 21:16:29.10ID:UsAu30Hi
バンってホモ関連だと相手に事欠かなそう。
0641名無しさん@ピンキー2015/04/18(土) 18:13:49.04ID:+iz9H8CX
WARSではランもアスカも、胸が大きくなってますね。
0642名無しさん@ピンキー2015/04/18(土) 19:42:40.90ID:+iz9H8CX
バンとアミとカズだと友達以上の繋がりは思いつかないな。
0643名無しさん@ピンキー2015/04/20(月) 03:38:26.71ID:Bp6pRg2B
ヒロは帽子、絶対取った方が良いと思う。
0644名無しさん@ピンキー2015/04/20(月) 05:42:17.53ID:Bp6pRg2B
ファイアースウィーツのスーツってエロい。
0645名無しさん@ピンキー2015/04/20(月) 16:30:05.86ID:Bp6pRg2B
こんな組み合わせはどうだろうってあります。
0646名無しさん@ピンキー2015/09/09(水) 20:03:40.01ID:ao6D08Zn
保守
0647名無しさん@ピンキー2015/09/21(月) 21:09:01.63ID:Ul2qRBBC
エロいなって思える場面や設定ってありますか。
0648名無しさん@ピンキー2015/09/22(火) 19:17:34.28ID:2gIMH8QZ
バンってホモ関連だとジンやヒロ、レックスと相手が豊富な気がするな。
0649名無しさん@ピンキー2015/09/22(火) 20:13:05.31ID:2gIMH8QZ
バンの母や北島模型店のサキさんもなかなかだと思うけど。
0650名無しさん@ピンキー2015/10/09(金) 20:21:48.12ID:3e0mNT9a
良いネタが思い浮かばないな。
0651名無しさん@ピンキー2015/10/10(土) 20:41:21.87ID:EPDQ4Uy+
ダンボール戦機でベストカップルって誰と誰だろう。
0652名無しさん@ピンキー2015/10/11(日) 17:23:55.38ID:4UpGv8+M
男子系キッズアニメのご他聞に漏れず恋愛色薄いからなぁ
0653名無しさん@ピンキー2016/01/03(日) 20:32:32.89ID:Fjjmzy3Z
保守。
0654名無しさん@ピンキー2016/02/13(土) 21:36:03.14ID:Ne/ZT4ZT
>>652

他のアニメでももう少し恋愛要素はあるけど。
0655名無しさん@ピンキー2016/02/14(日) 18:48:00.49ID:ZXpqnuTk
バンとかショタ向けだと思うけど。
0656名無しさん@ピンキー2016/03/09(水) 19:49:45.56ID:nHTzjHJO
良いネタが浮かばないな。
0657名無しさん@ピンキー2016/03/10(木) 20:33:55.46ID:e+CGwbUH
書きたいけど男女間でのカップリングが浮ばないな。
0659名無しさん@ピンキー2016/04/05(火) 21:28:52.48ID:w8QsEz4c
参考になりそうな二次創作ってあります。
0660名無しさん@ピンキー2016/04/06(水) 20:11:16.06ID:zayqVjED
ヒロとかショタ向けじゃないのか。
0661名無しさん@ピンキー2016/04/17(日) 19:34:13.00ID:BztF1G6g
ヒロってアニメだと脱げただけだけど、ゲームだと服が破れてしまうよね。
0662名無しさん@ピンキー2016/04/17(日) 19:43:16.85ID:BztF1G6g
お風呂とか入っているシーンとかってありましたか。
0663名無しさん@ピンキー2016/04/17(日) 19:59:57.33ID:BztF1G6g
アスカがヒロと同じ部屋で寝た事が気になってしょうがない。
0664名無しさん@ピンキー2016/04/20(水) 19:47:15.91ID:fkda5/Bg
ヒロとユウヤの組み合わせはどうだろう。
0666名無しさん@ピンキー2016/11/23(水) 16:03:56.04ID:m0B12ghH
ハーネスのジョニー×シズカって書いてもらえませんか?
0667名無しさん@ピンキー2016/11/23(水) 16:20:31.78ID:m0B12ghH
>>664
ホモはダメ
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