【夏目友人帳】緑川ゆき作品でエロパロ【あかく】3
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0001名無しさん@ピンキー2013/11/18(月) 19:21:13.76ID:QIiMuWXl
LaLaで活躍中の緑川ゆき先生作品のエロパロスレです

・sage進行推奨です
・職人さんは投下前にカプ・シチュなどを書いてください
・数字ネタは別の場所でお願いします

前スレ
【夏目】緑川ゆき作品でエロパロ【あかく】
http://pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1266773840/

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夏目友人帳でエロパロ
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夏目友人帳でエロパロ保管庫
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・480KB付近もしくは >>980になったら宣言したあと次スレをたてるんじゃ
0048名無しさん@ピンキー2014/05/14(水) 23:36:48.23ID:E0e6k3R6
>>47
葵は見かけ通りヘタレで香主導の子作りになりそう

でも途中で強がって主導権交代しそう
0050名無しさん@ピンキー2014/05/17(土) 00:10:03.98ID:HPC0kZGu
>>47の続き


「ちょっと!何やってんのよ!!早く挿れなさいよぉ!!!」
「だ、だってこんなの入るわけないだろ。お前怪我するぞ。」
「大丈夫よ。少し血が出るくらいだから。もう!私だってこんな格好してるのすごく恥ずかしいんだからね!私、絶対我慢するから早くして。」
「あ、ああ…(クソッ…こうなったら自棄だ!)うおおおおおおおおおおおっっっ!!!」
「ああああっっっ!!!!!」
(…アオイちゃんが…私の中に入ってくる。)
(やっと…夢が叶う。初恋の人と…ひとつに…)
「あうっ…ドピュドピュッ…」
「え………まさか!!???」
「うぅ…なんだこの白いの…突然コレがビクッとして…」
「アオイちゃんのバカああああああああああああ!!!!!!!なんでもう出しちゃうのよ!!!!もう知らない!…ガンッ!!!…」
「うぐあああっ!!!…」

子作り失敗!…続くかも
0051名無しさん@ピンキー2014/05/17(土) 03:22:25.16ID:NieVsdlL
夏目「ん、あれ? 何だこれ? え、ゴ、ゴメン!!園川さん!!!」
「あれ? もう乗っ取れなくなっちゃったか〜」
葵(こいつ無駄に妖力だけは強いな)
「まぁ中にまだ葵ちゃんいるみたいだし、続きしよ?」
「え? 続き?って・・・」
「夏目君はちゃんと人間の男の子なんだからわかってるでしょ?」
「え、でも葵さんは?・・・・」
「あのバカは良いからさ、ね?しよ?」
くちゅ
「あ、ちょっと腰動かさないでください・・・」
「ん、あん・」
「あ、ちょっとダメですって葵さんも見てるのに・・・」
「もう良いから、せっかくしてるんだから楽しも? ね?葵もいいでしょ?」
(俺が早く白いの出したのが悪いらしいし、悪いが夏目付き合ってやってくれ)
「葵さんまで・・・」
「あぁ、夏目君のホント見かけによらずおっき・・・んぁ、あぁ、夏目君きもちい?」
「き、もちいいです」
「じゃあ夏目君上乗って動いてくれる?」
「え? わ、分かりました」
0052名無しさん@ピンキー2014/05/17(土) 03:22:53.38ID:NieVsdlL
「あ、ダメェ夏目君のまたおっきくなってる あん、あ〜んもういくぅ」
「俺も行きそうです・・・行くときだけでも葵さんに変わりますよ」
「ん、ありがと  葵ちゃん好きぃ 今度はちゃんと奥に出してぇ」
「香、俺も好きだ んっもう出る・・・」
どぴゅっ、どくん
「あ、葵ちゃんのが中で・・・  あつい」
0056名無しさん@ピンキー2014/07/05(土) 00:41:59.84ID:06ez/e/V
「妖力が強い俺の子供が欲しいんですよね?」
「うん、まぁ」
「じゃあ中に葵さん入ってなくてもセックスさせてくださいよ」
「え?や、やだぁ、葵ちゃんとじゃないと」
「うるさいな   こないだだってほとんど葵さんじゃないのに俺の上乗ってノリノリだったじゃないですか」
「あ、ぅん やだぁ あん」
「ほらもっと動かないと妖力の強い精子あげませんよ」
「ん、葵ちゃんごめんなさい、あん、あぁ 気持ちい」
「やっぱり気持ちいいんじゃないですか」
「やぁ、ちがう・・・」
「ん、俺もそろそろイきそうです 最後はまた正常位でしましょうか」
「えっ、あ、まさか夏目くん中で出す気なの?」
「当たり前でしょう そっちが中で出してって最初言ったんじゃないですか」
「中が葵ちゃんじゃないとやだぁ」
「もう遅いです んっ、イく」
「やだぁぁ  あぁ、中熱い・・・」
「気持ちよかったですよ この事はお互いの為に葵さんには秘密で」
0057名無しさん@ピンキー2014/07/14(月) 23:48:19.53ID:V6orTZok
「あうっ…ふう…んっ…そこっ…あはああっっ!!」
「ちゅう…ぺろっ…ぐちゅぐちゅ…クス…レイコったら…また濡れてきたわ。」
「んんっ!そこ…気持ちいい…カヤツボ…もっと…」
「分かってるわ…ん…ココね。ふふ、もっときれいにしてあげる。ぐちゅぐちゅ…」

「ちゅ…くちゅう…ぺろぺろ…んああっ!…はあ…はぁ…カヤツボの…おいしい…」
「ぐちゅっ…ちゅうう…ぷはあっ…あはっ…レイコのエキスも凄く美味だわ…」
「ふうっ……悔しいけど…とても…良かった…こんな遊びがあったなんてね。」
「フフ。レイコ、凄くきれいで美味しいわ。今まで食べてきた人の子の中でもダントツね。」
「カヤツボ…人形の件…許してくれる?」
「…もちろん。レイコの方がいいから許してあげる。」
「ありがとカヤ。ふふ…また…きてもいい?」
「もちろんよ。いつでもいらっしゃい。私…待ってるから…」
「じゃ…まだ暗くなるまで時間あるし……もう一回…」
「クスッ…レイコったら…いけない子ね。ちゅっ…ちゅう…」
「ん…」

「あんっ!…そこ…もっと…やさしく…」
「ぐちゅぐちゅ……あら…レイコ…あなたのお腹の中…何かいるわよ?」
「……ああ……そっか…デキてたんだ…だから最近生理が…」
「レイコ…どういう事?」
「…ごめんなさいカヤ。もうあなたとは遊べないわ。今まで付き合ってくれてありがとう。
フフ…お礼に名前は奪わないであげるから安心して。」
「ちょっと!待ちなさい!!」
「ごめんね…ガンッ!!!」
「ぐはあっ!!……うう…」
「…正直に言うとね…あなたとの遊び…もう飽きてたの。ま、これを機会に辞めるわ。
あっ、ここの人形…あなたからの出産祝いとして貰っていくわ。じゃあね〜カヤツボ。」

「見つけたぞ…夏目レイコ!私の宝モノを返して…」
「俺はレイコさんじゃないんだ…友人帳に名があるなら…」
「返して…返して…私の大事な宝モノ奪った…ドロボーめ…ドロボーレイコ…」


カヤツボたんカワイソス
0058カオルとトオル2014/07/16(水) 01:04:09.72ID:kfmtorRD
「あの…すみません」
「はい?…あなたは??」
「私、世分高校1年の多軌透って言います。あなたが園川香さんですか?」
「あら、私に何か用?」
「園川さん…最近夏目君とよく会ってるみたいですけど…どういう関係なんですか?」
「ああ、夏目君の友達か……ひょっとして…あなたも……みえるのかしら?」

「…というわけで彼に協力してもらってるの、もちろん彼も承諾済みよ。」
「嘘!そんなこと!夏目君が……」
「彼、体は貧弱なのにそっちの方はビンビンでね。男の子って結局そういう生き物なのよ。
でも私も結構ハマっちゃっててさあ〜。あの子、将来期待できるわよ。あなたも彼に気があるなら早めにツバつけて…」
「ふざけないで!」
「あら、怒ってるの?ふふ、ごめんなさいね。あなたの初恋、奪っちゃったかしら?埋め合わせは、私がしてあげる…ちゅっ」
「んんっ!!??」

「くちゅぅ…ちゅぱっ…ふふ、そんなに気持ちいいのね?」
「いやあっ!…やめっ…私…全然…感じてなんか…ふああああっっ!!」
「ウソ言わないの。全身ビクビクしてるじゃない。トオルちゃんたら、結構淫乱なのね。」
「ああ…だめえぇ…そこはぁ…はうううっ…」
「そろそろ限界ね。ほら、私の負けだって言いなさい。楽になるわよ。」
「そんな…の…言えない…私は…夏目君の為に…」
「クスッ…バカな子。貴志はあなたになんかもう興味示さないわよ。貴志もあなたも私とアオイちゃんのしもべ。さあ…忠誠を誓いなさい…きゅっ…」
「ひいいいいっ!!!ああああ…ダメえええっ!!!!!!!!…はあ…はぁ…分かりました。私の…負けです…だから…」
「くすっ…良い顔よトオル。さあ、アオイちゃん、入れてあげて…」

「あああっ!凄い…これ…気持ちいいのぉ…!うああああっ!!!」
「アオイちゃんの…そんなに気持ちいいのね。ほら、もっと…もっと動いていいわよ。」
「んああっ!はあっ!あつい…よぉ…イク…私…イッちゃううううううううう…」
「あらあら、アオイちゃん、さっさと出してあげなさい。え?バカね。大丈夫よ。妖と人は交わらないって、アオイちゃんが言ったんじゃない。さあ…イキなさい。」
「ひゃあああああああああっっっっ!!!!!!!!!!」

「ちゅぱっ…ちゅうぅ…気持ちいいですか?香お姉様…」
「んっ……トオルったら…男装…凄く似合ってるわ。それに…凄く上達したわね。いろいろ勉強してるのかしら?」
「はい…私…何だってできます…ちゅう…ぐっちゅ…」
「んっ…ふふ…いい覚悟ねトオル。さあ…ソレ付けて挿入しなさい…そして…私を満足させなさい!」
「はい。全力でこの身を捧げます…全ては、カオルお姉様のために!!!」
0060名無しさん@ピンキー2014/08/02(土) 01:45:57.32ID:x606dGdv
   ,,    :::::::::::::::::::::::::::::::
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   i.,.9i     ,. - ‐' '' "" ~::::::::; ''
    i'Y:::i   /:::::::;/::::::::::::::::://::::   夕焼け小焼けで 日が暮れて
  〃 :::::i_   i ゙゙゙゙̄|~""""''''''゙'i‐゙-=    山のお寺の 鐘が鳴る
    l ::::i-ゝ |゙'''‐i-、l、..,|~l"''ii .|:::|     お手て繋いで みな帰ろう
   i ::::i.  ∧∧ |  .|~'''‐-i'、、|.::|     カマスと一緒に 帰りましょう
/ 〃i :::!ゝ( ::::)\  |    |  ~"''
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     /X'、 ∪∪:::::    \|
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0061名無しさん@ピンキー2014/09/13(土) 20:22:54.35ID:8XIaD+lY
秋はTV本編で文化祭やってた
ここはSSなんで体育祭あたりをキボンヌ
0062伽 1/42014/09/14(日) 00:59:10.08ID:oeoEOspU
体育祭じゃなくて申し訳ない。
名取と柊の話を投下します。
短い、シリアス基調な話です。

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その日の仕事はテレビ用のトーク番組収録だった。
ドラマやCMと違い、自分の素を多かれ少なかれ晒す危険があるこの手の仕事はなるべく断ってきたのだ
が、今度ばかりは番宣を兼ねているので断りようが無かったのだ。
いつも以上に神経を使い、人受けの良い喋りになるよう注意して、ようやく撮り終えたときには時刻はと
っくに日付を越えていた。疲れはかなりのもので、家に辿り着き寝床に横たわったときにはやれやれと思
ったものだ。
だが、疲れた身体とは裏腹になぜか意識は醒めていた。
目を閉じても瞼に浮かぶ、人の顔。聞こえていないのに頭に響く、人の声。煩わしく影のように纏わりつ
く昼に会った人々の記憶。
視線や気遣い、思惑のような常人なら受け流せるはずのものが、ときどきこうやって溜まってしまう。
いつもならそんなときも、身体の疲れが眠りを欲する。
だが、この日に限ってそれがない。いつまでもいつまでも、執拗に見えて、聞こえる。
やがて、その理由に思い当たった私はつい、溜息をついた。
普段は無用心にそんなことをしないよう、気をつけていたのだが。よほど疲れていたのかもしれない。
と……
窓も開いていないのに、部屋の中に風が立った。
同時に、すぅ……と密やかな気配が動く。闇の中の黒猫のように判然としない、朦朧とした何かが。
時刻はそろそろ午前三時を回ろうかという刻。私以外にこの家に住む者はいない。それなのに部屋に風が
立つ、と言うことは……?
「何者だ」
「わたくしです」
問うと応えたのは使役している式の一人、柊だった。
何かまずいことでもあったのか、と心配になった私は起き上がり、眼鏡を掛ける。僅かな星明りの中に、
一ツ目の鬼面が浮かぶ。
「どうかしたのか?」
「いえ。特には……ただ、主様のご様子が気がかりで。眠れませんか?」
「ああ……いや、疲れているからすぐ眠れるかと思ったんだけど、どうしてか寝付けなくてね」
「そうですか」
柊は少し逡巡する風を見せた。その様が少しかわいく思えて、気にしなくていいよ、と声をかけてやろう
とした。だが。
「では……私が夜伽をいたしましょうか?」
思いも寄らない言葉にぎょっとした。
面の下の表情は見えない。だから柊が本気でそんなことを言ったのか、それとも戯れで言ったのか、わか
らない。
ただ柊の言った言葉は、私が寝つかれぬ原因となった出来事と関係していたせいもあり、咄嗟に私は言葉
が出てこなかった。
それを柊は違う意味に取ったようだ。
「……妖相手では気が進まれませんか。失礼しました。外におりますので、何かあればお呼びを」
ふわり、と身体を浮かせ、出て行こうとした。
その刹那。
「主様……?」
半身を乗り出し、衣を捉えた。
「妖怪に夜伽をされるのは初めてだよ。楽しみだな」
心と裏腹な言葉を吐いた私は、そのまま彼女を引き寄せた。
添い伏すように倒れ込んだ柊の身体は、思ったよりもずっと重かった。
0063伽 2/42014/09/14(日) 01:01:21.33ID:oeoEOspU
妖怪の裸体というものに、興味が無かったわけではない。
人に近い姿の妖の中には、思わず目を奪われるほど美しいものが少なからずいた。
けれど、それらは大抵の場合人を欺き誑かすために作られた姿だ。人の心に湧く暗い欲望は、妖たちにと
って格好の餌になる。古来より伝わる、女で身を滅ぼした英雄の話のいくつかは、美女に化けた妖怪たち
に喰い殺された、哀れな人間の話なのだ。
だから用心してきた。
私が使役する式は、偶然にも三体とも女の姿をしている。いずれも美しい。ただ、瓜姫は額に妖の印であ
る文字があり、笹後は大きな羊の角を持っている。もし妙な気が起きたとしても、明らかな異形は興奮を
醒ますに十分だ。だからあの二体に欲望を抱く気遣いは無かった。
だが柊は違う。
彼女は私の式のうちで、最も人に近い姿をしていた。
一ツ目に二本の角がついた面を被ってはいるが、その面の下の素顔の美しさを私は知っていた。
あの日。雷を受けて首の呪縛を解かれたとき、肌身離さず身につけていた面は彼女に代わって落雷を受け
た。そのせいで大きく破損し、その下の顔の一部が露わになっていたのだ。
この世のものとも思えぬほどなめらかで白い肌。明るい木肌色の髪はサラサラと軽く、優しげな眉の下に
は凛と涼やかに光る瞳があった。その色は青みの強い明るい紫色、確かに人には無い色合いだった。
けれど人と異なる部分と言えばそのくらいしかなく、彼女の望みを入れて式としたときに、私は心のどこ
かで無意識に警戒した。
あの美しさは、いつか私を滅ぼすのではないか―――
職業柄、美人と呼ばれる人とは多数接してきた身だが、これほどまでに美しい造作を持っているものはい
ない。つい手を伸ばし、攫ってみたくなる。
だがそうなったら最後、私はきっと道を誤る。色に溺れ性戯に耽り、たちまち生気を吸い尽くされて朽木
のように死んでいくだろう。
柊が私へ与えた快感は、私の恐れが杞憂などではないと証明するようなものとなった。
最初に感じたのは冷たい感触だ。
私の上に跨る形になった柊はおもむろに面を外すと、指先で私の頬を撫でた。ひんやりと、水が撫でてい
くような感覚に一瞬身が竦んだ。だがそこへ唇が押し当てられるとぽっと火が灯るように温かくなる。
その火は徐々に移動する。頬から項に、首に。鎖骨の窪んだあたりからは下に向かう。冷えた指が浴衣を
はだけて胸に届くころには、体の内部にも熱が浸透してきた。疲れていたはずの体に活気が戻るのを自覚
する。
「主様……」
「かまわないよ。柊の好きなようにしてくれて」
「……はい」
躊躇ったのは恐らく、人の急所に触れることを私が厭うのではないかと気にしたためだろう。
許可を与えてからも慎重さを失わなかったのは、私が心に抱く妖への嫌悪を感じているからか。
それとも。
0064伽 3/42014/09/14(日) 01:03:50.28ID:oeoEOspU
「ふふ」
私の思考は不意に沸いた小さな笑いに破られた。
少なからず驚いた。彼女は普段滅多に笑い声など立てないというのに。つい尋ねた。
「どうした」
「随分ご立派なのだな、と」
柊は、露わになった私の性器にやんわりと指を絡ませながら目を上げた。
「妖怪でもそこは気になるところなのか」
「いえ。私たちは別に気にはしませんが、女たちはたいそう気にするので」
「そんなことをなぜ知っている」
「山で散々見てきましたから」
「山で?」
「はい。私が以前に住んでいた山には、麓の里から男女の二人連れがよくやって来たものです。大抵は旅
支度で。そして人の目を避けるように。そんなときは大抵、山の大きな木の陰で目合に及んでいました。
あれはきっと……」
「駆け落ちものか」
「だと思います。けれど里を捨ててまで、と決心した割には、ただ一度の契りで夢から覚めたように男を
嫌いだす女が実に多く、私はとても不思議に思ったものです。それで山神様にお尋ねしたら『あれは男の
摩羅の小ささにがっかりしたのだ』と教えてくださいました」
「なるほど」
「けれど主様ならそのような心配はなかろう、相手する女人は幸せと思います」
柊の赤い唇が晴れやかに宣言すると、そのまま話題になっていたものへと口づけられた。
すでに彼女の手指で高められ敏感になっていたためか、口づけられただけで背筋を快感が這い上がる。
さらに温かい口の中に含まれ舌で弄ばれると、快感は加速し膨れ上がる。すると柊はさらに緩急をつけて
口を窄め吸い込むように圧をかける。私はあっと言う間に追い込まれ、危うい衝動が何度も押し寄せる。
だがその衝動は絶妙なタイミングで宥められてしまう。どう図るのか、彼女はすっと圧を弱め、何事もな
かったかのように口を離す。だが衝動が引くとすぐ、先端を舌先で時折つついてまた弄び。
「それも里の女の真似かい?」
「はい。ですが里の女たちはもっと上手でした。男たちはみな恍惚となっていましたから。私ではやはり
そこまではできないようですね」
「そうかな。なかなか上手いよ」
「それは良かった」
「で? このあと里の女たちはどうしていたのかな?」
柊は身を起こすと衣を解き、肩から滑り落とした。
ようやく昇ってきた遅い月が、ぼんやりとその素肌を照らす。
細い首筋、なだらかな肩、その下のまろやかに膨らんだ乳房。瑞々しく光る背に続くのはこんもりとした
尻。柳の葉のように細い脚。
柔らかく、艶めかしく男を誘う、女の姿をした妖怪の輪郭は、柑子の色に照らされて淡く光っている。
そしてただ一か所、光が届かず暗くなった陰りの部分は、私の腰に押し当てられる。
「こうして……」
ひんやりとした片手が性器に添えられ、陰りの中心へと導かれる。
「女陰に納めて、それから」
ぬるりとぬめった感触と、包まれ飲み込まれる感触。温かくてきついその場所は、男を受け入れたことで
歓喜し、促すように蠢動する。
口での愛撫よりも数段強い快感に襲われる。これほどだっただろうか、と、過去に女を抱いた時の経験を
思い出そうとするが、頭が痺れるように、靄がかったようにぼんやりとしてしまい、上手く思い出せない

体の中心から沸くような快感が、波紋のように広がっていく。体に溜まる澱のようなものを自覚する。そ
れを吐き出したい衝動に背筋が疼き、呼吸が荒くなる。
しかし柊はさらにその上に動きを加える。
0065伽 4/42014/09/14(日) 01:05:55.65ID:oeoEOspU
「こう……上に、下に、腰を揺すって声を上げ、啜り泣いては笑って」
ゆっくりと腰を上げ、くったりと落とす。持ち上げれ性器は抜け、落とせば再び女陰を穿つ。そのたびに
沸き起こる湿っぽい音。まるで泥濘を掻き回すような音が響き、柊の囁くような掠れた声に重なる。
律動する彼女の体の輪郭線は、もうほとんど月に溶けている。
犯されているのは彼女のはずなのに、実態は逆だ。
抗いがたい快感があと少し続けば、私は彼女の求めるまま、肉体も精神もかなぐり捨てて従うようになる
のではないか。
追いつめられは私が問うことができたのは、本能がそれを回避しようとしたからに違いない。
「……そのとき男はどうしていた?」
「え」
「覚えていないかい? たぶん、こんなだったんじゃないか?」
「あっ」
仰け反る女妖を月が照らす。
まろやかな乳房に突き立てられたのは太くて強い男の指。私の指だ。食い込むように乳房をつかんで揉み
立て、捏ねまわし、責め苛む。
柊は捕らえられた鳥のように、為すすべもなくそれを受ける。
下から見上げるその表情は苦痛とも愉悦とも見分けがつかない。ただ歪んだ、奇妙な表情。交差する不審
と戸惑い。喜悦と恍惚。
それでも彼女は動きを止めない。
上に下に。抜いて挿して。子どもが指を舐るように無心に、ひたすらに腰を蠢かす。温かい陰はそれ以上
に複雑に動く。抜けるときは縋るように纏わりつき、穿たれるときには噛むように締め付ける。奔放で恐
れ知らずな駆け落ち女のように、全身で情交の悦びを伝えてくる。
「ぬし、さま……あ……」
ひそやかな喘ぎが零れた瞬間、私は限界を迎え放っていた。
わかるのだろうか。柊は目をきつく閉じると天を仰ぐ。
息を止め人の精を受ける姿は、常の女人となにも変わらない。それは愛しい、愛しいものとつながる歓喜
に満たされた姿だ──
そう思ったとき、自分でもわからない衝動が不意に襲った。
乳房を掴んだままだった手が、さらに延びて柊の首を……細く白い喉を握った。

「人を不幸にするそうだ」
「……ぬし、さま」
「言われたんだ。今日、対談相手の女優に」

『名取さんて、女の子を不幸にしそうな顔してますよね』

まるでそこにいるのがその女であるかのように、告げながら、睨みながら締め上げる手に、柊は抗おうと
はしなかった。
ただ、抜け殻のようにぶら下がり、いつもと同じに。
「主様は……ひと、です」
何気ない、ため息をつくような声を。
「人にそのような力はありません」
聞かせてくれた。
いつだったか、出会ったときにかけてくれたのと、全く同じ言葉と声を。
私の手が力を失ったのはその声のせいだったのだろうか。それともただ単に疲れたからだったのか。
わからなかった。
手早く身仕舞した柊が、清めますから主様はそのままに、と言いおいて私の体から離れていったのはそれ
からまもなくだ。
私は声をかけてやらなかった。戻ってくるのを待つこともできなかった。
急速にやってきた睡魔に妨げられ、再び彼女の姿を見る前に私の意識は失われ、目覚めたときには彼女の
表情は再び面に隠されてしまっていた。
その夜の出来事が彼女にとって幸福だったのか、それとも不幸だったのか、だから私は知る術がない。
そう言い訳をして、また、眠れぬ夜を待つ。
妖の夜伽の闇は深い。


0066622014/09/14(日) 01:10:22.51ID:oeoEOspU
字下げ忘れたorz
読みにくくてすみません。
0067名無しさん@ピンキー2014/09/14(日) 07:43:43.83ID:ei2zA1K+
GJ!

”窓も開いていないのに、部屋の中に風が立った。”
文章にするとこういうイメージなんだね
いい感じ
0072名無しさん@ピンキー2015/01/07(水) 21:58:25.19ID:A3bTjrgn
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0073名無しさん@ピンキー2015/01/07(水) 22:01:03.28ID:A3bTjrgn
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0074名無しさん@ピンキー2015/01/07(水) 22:02:38.47ID:A3bTjrgn
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0075名無しさん@ピンキー2015/01/10(土) 08:35:08.89ID:8gcA8xds
燕かわいいよ燕
0076名無しさん@ピンキー2015/01/11(日) 04:32:12.49ID:3xmYWaCt
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              l l '''''''''''''''''''''''''''''''''''''' ̄l |             |
https://www.youtube.com/watch?v=z2qK2lhk9O0
0082名無しさん@ピンキー2015/03/13(金) 16:46:03.52ID:B/9NrVER
夏目友人帳 夏目貴志 リニューアル版 1/8 完成品フィギュア[アルター]


……にゃんこ先生のほうが欲しいよん
0083名無しさん@ピンキー2015/03/16(月) 15:00:56.63ID:+koj2Toc
: : : : : | |!: : : : : : : : : :| |  |!.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.
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__ 」 L ____」 |  |マ´ `マ;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;
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__________ !ハj } l :!癶、____ め
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∧ ハ川 :!ヽ∧ ̄ ̄ ̄ ̄ 
              r'  ハj从ノ r' }       は
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 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ '、 jヽ,ノ癶_,ノ、j ̄ ̄ ̄ ̄  ど
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. . . . . . . . . . .,.゙';’; ; ;,'    :|    `丁 ¨´
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0084名無しさん@ピンキー2015/04/07(火) 01:31:11.26ID:mLKXDDBL
滋さんに子供ができなかったのは幼い頃レイコさんに精液吸い取られたからじゃ…
0085名無しさん@ピンキー2015/04/07(火) 01:58:54.15ID:enY+FfSO
いやいや仲が良すぎる夫婦には子供が出来ないってヤツだよ
0087名無しさん@ピンキー2015/04/12(日) 02:09:03.42ID:v05eeXcO
ついに自我を抑えられなくなった西村が香を塾の帰りに襲っちゃう話マダー?
0088名無しさん@ピンキー2015/04/12(日) 07:27:47.49ID:+L2JD+OY
西村 悟(にしむら さとる)
声 - 木村良平
夏目の同級生で、夏目と同じクラスの2組。
ややミーハーな性格。
タキのことが好きで「(5組の)タキさん」と呼んでいる ←ココ試験に出るぞ
0090名無しさん@ピンキー2015/05/03(日) 02:22:04.55ID:x9CoOJZo
新刊のレイコさんかっけえのぉ…

さあ私をイカせなさい!
0094名無しさん@ピンキー2015/05/08(金) 01:01:58.05ID:/DROfRFN
>>91
このスレ的に言うと案外性的な攻めには弱そう
性技で妖力吸い取るタイプの妖にはやられるかも…
0097名無しさん@ピンキー2015/05/09(土) 02:08:52.38ID:9DEMZH2M
レイコ負けるのは嫌いって言ってるけど
こーゆータイプは一回でも負けたらとことん落ちていくぞ
負ける快感を知ってマゾに目覚めるタイプ
0098名無しさん@ピンキー2015/05/09(土) 07:40:00.60ID:QYrgqgH+
    |┃≡
    |┃≡   
 ガラッ.|┃∧∧    
.______|┃´・ω・)  そーなのか で、誰が勝てる?
    | と   l,)
______.|┃ノーJ_
0099名無しさん@ピンキー2015/05/09(土) 14:03:44.71ID:PSN4krft
超本命が大穴
暇つぶしに覗いて見たけど あり得ない女が・・
見返りをもらって損はしなかったww

da●et/c11/52saki.jpg
●をkkun.nに置き換え
0101名無しさん@ピンキー2015/05/10(日) 07:21:53.23ID:3TByKCQA
それを知ったものは呪われて50年の養育義務が発生する
0102名無しさん@ピンキー2015/05/11(月) 16:22:50.98ID:R4p2nDLF
>>98

斑なら勝てるかもと思ったがパンチであっさり倒されそう
ヒノエは全くもって論外だし…
人型でゾクッとする妖あんまいないからなあ…

となるとやはり14巻のカヤツボが最有力か?
人にも容赦ないし執念深いしきれいなものへの執着心は凄そう

レイコを壺の中へ引っ張りこんで幻覚見せて精神攻撃しまくって
仕上げに百合プレイに持っていけば勝てそう
0103名無しさん@ピンキー2015/05/12(火) 20:41:36.67ID:3Jovatd9
そうか
ところでレイコさんは アニメの第何章、第何話に出てたっけ
0108名無しさん@ピンキー2015/06/03(水) 18:49:33.37ID:FoLh46He
ぶっちゃけ可愛いのはレイコよりタキより夏目だと思うの
0116名無しさん@ピンキー2015/08/02(日) 21:04:29.39ID:ruuyi6Fb
よし、わかった
明後日までに>>115を投下してしんぜよう (ショートだけどネ)
01181162015/08/05(水) 21:14:13.36ID:N8S8Ct9c
前回の発言をちょっと修正
俺にレスが”有ってから”明後日までに
投下する予定ですぉ
0120名無しさん@ピンキー2015/08/08(土) 21:08:20.37ID:58ma9w49
   +   +
    ∧_∧ +
    (0゚・∀・) ワクワク
  oノ∧つ⊂) +
  ( (0゚・∀・) テカテカ
  oノ∧つ⊂)  +
  ( (0゚・∀・) ドキドキ
  ∪( ∪ ∪ +
    と__)__)  +
0121笹田と夏め2015/08/14(金) 21:19:17.17ID:15h0/pcn
 
「ちょっと、夏目くん、どうしたの?」
「いや、なんでもない、大丈夫・・・」
「大丈夫じゃないわよっ! 保健室へ行きましょへ!」 がしっ!

―――
 とある夏休み
夏目の同学年生徒達は補習授業で、ほぼ全員登校していた
 その前夜にも一晩中、妖と対決していた夏目は
補習が終わっても机の上に突っぷして
他の生徒が全員帰っても、イビキをかいたままだった
 そこを全校見回り役の笹田が、発見したのだった

―――
「いや、笹田、ほんと大丈夫だから!
 ちょっ! いいって、やめっ、わぁッ
 お姫様抱っこは、かんべんしてくれぇぇぇーー!」

 最初は夏目も拒否の態度を示したが
いかんせん体調不良の彼は、笹田の言いなりになり
抱っこで保健室まで運ばれ、ベッドに寝かされてしまった。

 一方の笹田は
静まりかえった保健室の中で、夕焼けを浴びながら
当直の保険医の残した書置きを読んでいる

「ねぇ夏目君。 もう先生方は全員帰ったそうよ
それで私は、全校の戸締りを任されちゃったわ。
 だから、その・・・校内に残ってるのは
私達・・・ふふふ二人だけ、なの・・・よ」

「 えっ 」

夏目は変な声を出した
今の事態わかってない様子だ・・・が
笹田が上気した顔を真っ赤にして震えているのを、肌に感じてはいた。


―――続く
0123名無しさん@ピンキー2015/10/11(日) 10:25:20.76ID:whFf5hyQ
>>6
猫耳キャラって長髪ばかりだけど
髪の下はどうなっているのだろう。
人間耳と猫耳で耳が4つあるのかな。
0125名無しさん@ピンキー2015/10/22(木) 01:36:28.06ID:6F7o7+8+
>>124 GJ! 
よくぞ、このスレに教えてくれた
確かにふいんきは夏目と似てるし
飛び先のスレタイ意味とネタ自体も俺にはおもろかった
0127名無しさん@ピンキー2015/10/24(土) 13:58:02.58ID:GuUUSrej
しかし夏目が意識取り戻すの遅かったら、
(綺麗どころな妖に対して)エロくなれたかも。
0128名無しさん@ピンキー2015/10/28(水) 18:31:39.17ID:aopolsTG
幼少期に的場さんと出会っていたら友人帳は更に分厚くなっていたと思う。
0129名無しさん@ピンキー2015/10/29(木) 00:17:09.12ID:AFo4Y9th
>>124
吊るされたままセクハラ妖怪から責められ続けて
的場一門に入る事を要求される展開かな。
0130名無しさん@ピンキー2015/11/13(金) 06:02:55.86ID:qZeZMtFA
第1話 とらわれた夏目              .}三.三{
                             .}三三{ギシッ!
                              /  ハ.. \
                            / ./ ヽ、.ヽ、
                           /,,.;;;==ラー:、_ヽ
                         _,.ィ.≠"´ ̄` .ヽ 、.-ヽ
                         /ァ'          .ヽ:.ヽ
                        〃       ∧ト 、 .  .ヽ`、
                       /. :   . : ,イ/   _\: :Y: :Y}
         ______           从: V´{:/,....    ,,......`i .ハ i
       /     ヽ           jハ j{ '"l;;;;}    '{;;;;}ヽ',ハ}i.
       /  ●  ●          `i,,,`。゚゙''´  、   ゙''´゚。!/ノ
       |        I         ..ヽ。。.\   _-, 。,。./ ..│
       |        I          ヽ  .`- 、  _,. イ..│ .│ ぎゃぁああ
       \      ノ          ..ヽ   .、}    |_'│ .│ \
        ヽ\ーr`ー'ヽ_________    .ヽ   ヽ ヾニ´i  .│  \\\
        ( ___________■■■叨_──ヽ  `ー==''" .::│──────┐
         }       │__■■■叨──│     ::::::::::│──────┘
         |       │          ...│    :::::::::::::│ビシャ!
0131名無しさん@ピンキー2015/11/16(月) 13:49:30.38ID:BVSV7Qgo
>>102
レイコとカヤツボの壺内プレイって需要あるかな?
とりあえず書いてみた
0132名無しさん@ピンキー2015/11/16(月) 14:16:57.40ID:y4G4+ggM
それなりに有るんじゃね
出来るだけ自己校正してからで頼むわ
0134名無しさん@ピンキー2015/11/21(土) 07:09:20.92ID:4+1aHlGk
夏目友人帳 レイコ編なら今妖怪バトルものや学園バトルものはやってるから売れるぞ。
0135名無しさん@ピンキー2016/01/01(金) 14:36:16.99ID:9XaD7RyF
     ┏━━━ / |━━━━━┓
     ┗┳┳━ |_| ━━━┳┳┛
       ┃┃ /  ヽ     ┃┃
     ┏┻┻ |======| ━━┻┻┓
     ┗┳┳ ヽ__ ¶_ ノ ━━┳┳┛
       ┃┃ (/)     ┃┃
       ┃┃ (/)     ┃┃
     凸┃┃ (/)     ┃┃凸
     Ш┃┃ (/)     ┃┃Ш
    ....|| ┃┃ (/)     ┃┃.||
    '´, 、ヽ  (/)  ./  ̄" ヽ
   ! タキノノ))  (/) ノリノノソリハゞ
   ムリ ゚ -゚ノ§ (/)   夏目 < 第5期が来るといいね
   (つ))介)つミ(/) (_]⊃⊂[_)
  _〈_A」___D__|;;=|=;| |
  /////ノ,,,,,,ヽ ////|
////////////  ,|
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|   |
|        奉  納        |
0142要と透2016/05/29(日) 22:49:49.01ID:ZPIo/Ape
つきひぐいの話の続き

「よかった。元の姿に戻って。」
自分が知っている姿で眠る夏目を見てタキは安堵する。
「おい夏目。カレー…」
「待って田沼君。」
「ん?どうしたタキ?」
「まだそっとしておこうよ。夏目君も猫ちゃんもすごく気持ちよさそうに眠ってるし…」
「ああ…そうだな…」

二人はそっと部屋の戸を閉じる。

「…それじゃあ俺達で先に…んっ??」
田沼の唇はタキに塞がれる。
夏目も知らない、二人の関係。

「んっ…ぷはっ…」
「…ど、どうしたんだよ。いきなりキスなんて…」
「ふふ。色んなことがあってちょっとドキドキしちゃった。それに、家の中で走り回って…身体が熱くなっちゃったの。だから…」
「ああ、俺もだよ。少し汗かいてる…」
「田沼君……また…やらない?」
「え?でも…夏目達が起きるかもしれないだろ。」
「大丈夫よ。すぐに済ませるから。それに田沼君も…大きくなってるよ。」
「あ…」
田沼の顔が赤くなる。それを見たタキは微笑む。
そして、二人は愛の営みを始める。
0143転生2016/05/30(月) 00:45:18.05ID:wx+9qBM3
もしつきひぐいがレイコさんの前に現れていたら…


「ごわん……ごわん……」
「…何の音かしら?」
森の中で夏目レイコは妙な物音を聞く。
音のする方へ向かうと、頭に壺を被った妖が木に頭をぶつけている。
「ちょっとあなた…何やってるの?」
「…壺が抜けぬのです…取ってもらえぬだろうか…」
「…ふぅ〜。仕方ないわね。それっ!」
レイコは壺を力づくで引っ張ると、妖の頭が抜ける。
「おお、抜けた。助かりましたぞ。」
「全く。私が通りかからなかったら大変だったわよ。」
「ありがたやありがたや。わしはつきひぐい。この森を旅していたら妙な壺に出会いましてな。
中を覗いてみたらすっぽりはまってしまって……ん、そなた…よく見たら人の子…」
「あら、人を見るのは初めてかしら?ねえ…私と勝負しない?」
「人の子は命短いと聞く。お礼に若返らせて差し上げよう…」
「…え?」

その後何が起こったのか…レイコはよく覚えていない。
「ここは…どこ?私は…」
「ふぅ…よく寝た…ん?…お前は…夏目レイコ!」
「…だ、誰?」
レイコの眼前に女がいた。
壺の中から上半身だけ現れた、着物姿の妖…
「やっと見つけた…夏目レイコ!よくも…私の人形を奪ったな…」
「だ、誰なの…あなたは…お化け?」
「…体こそ小さくしているが…匂いはごまかせぬ。また私から盗りに来たな…このドロボーめっ!逃がさんぞ!!!」
「やっ…放してっ!!!」
カヤツボは小さくなったレイコを捕まえると、そのまま壺の中に引きずり込んだ。
0146転生A2016/06/27(月) 02:02:10.07ID:ToXQ06Dv
「じゅる…ちゅううぅ…くちゅ…ちゅぱ…」
「フフ…いいわ…そう…もっと吸いなさい…ちゅうぅ…」
とある壺の中で、幼い人の娘と美しい妖が互いの秘部を舐め合っている。

「じゅる…ちゅ…フフ…また溢れてきたわよレイコ。」
「ちゅうぅ……」
レイコは取り憑かれたかのようにカヤツボの愛液を飲み続ける…

壺の中に引きずり込まれたレイコは、カヤツボの情け容赦ない攻めを受けた。
身体が縮み記憶も曖昧なレイコは混乱していて碌に抵抗できなかった。
人形の在処を聞かれ知らないと言い張るレイコに対し、カヤツボの怒りは頂点に達する。
レイコは全裸にされ徹底的に愛撫され、快楽地獄を味わう。
幾日にもわたる拷問の末レイコは遂に涙を流し許しを乞うたが、人形の場所は知らないと言い続けた。

(…ドロボーレイコ…なんて頑固な子なの…どこまでこの私をバカにすれば気が済むのかしら
…まさか…本当に記憶が………あら?…やはり何かかけられているわね…チッ…仕方ない…)

カヤツボは小さくなったレイコを元に戻すことにした。
自分の妖力を吸わせて元の身体に戻せば、人形の在処を吐くかもしれない。
カヤツボはレイコに自分の秘部を舐めるよう促す。
レイコは言われるがままカヤツボの秘部に吸い付く。
レイコはもう抵抗などしない。身も心もとうに堕ちていた。
(はあっ…凄く美味しい…カヤおねえさまのエキス…)
喉の奥まで愛液が染み渡る。
疲弊しきった身体と心が急速に満たされていく。
それはレイコの脳にこの上ない快感をもたらし、さらなる切望となる。
(もっと…もっと吸わせて!…はあぁ…気持ちいい…)
レイコがしゃぶり付くのを見て、カヤツボもレイコの愛液をすする。
カヤツボ自身も気持ち良くなってきたのだ。
レイコのエキスはとても濃厚で拷問の際いくらか啜ってきたが、
今噴き出しているモノはこの上ない極上品だった。
「すごいわレイコ…こんなに美味しいモノ…ああっ…」
カヤツボの妖力が加速度的にレイコに吸い取られていく。
それに呼応してレイコの身体が徐々に大きくなっていく。
やがて術は完全に解かれ、レイコは全てを取り戻した。
0147転生B2016/07/01(金) 02:16:47.44ID:AQ/et3yN
あれから数日が過ぎた。
「んあっ…はあぁ…」
夜中にもかかわらず、一人自慰に更ける女学生。
「…んんんっ!!!…はあっ…はあ………ダメ…こんなんじゃ…全然…」

元に戻ったレイコは、すぐに逃げるように壺から出た。
妖に穢されたことは大して気にしてはいない。
あの妖…カヤツボとあの中にいる事が、怖かったから…
その晩、レイコは涙を流した。
妖相手に無敗だった自分が妖を恐れ逃げ出した事が、悔しかった。
(負かしたら食べてもいいと言っておきながら…逃げるなんて…)

壺から出た翌日、レイコはカヤツボを探す。
気を取り直して今日こそケリをつける。
そう意気込んで森の中へ入ったが、カヤツボはいなかった。
その次の日も、そのまた次の日も…カヤツボは見つからない。
そうしているうちに、カヤツボが脳裏に浮かぶ回数が増えていった。
そして、自分がカヤツボを求めていることに気づく。
一度堕とされた身体は、堕とした相手を求めていた…

身から沸き起こる性的欲求を、レイコは抑えようとするが、失敗が続く。
妖か人に助けを請うことも考えたが…言えるわけがない。
(この私が…こんな…)

森の中を、また、レイコはひたすら探し続ける。
「カヤツボー。出てきてー。お願いー。」
平常心を装ってはいるが、熱を帯びる身体に、レイコはもう歩くことすらままならない。
限界が近い…
倒れそうになるレイコの前に、大きな壺が姿を現す。
そして中から、白衣姿の妖が現れる。

「…フフ…久しぶりね。ドロボーレイコ。体調がすぐれないみたいだけど…元気かしら?」

レイコはカヤツボに駆け寄り、飛び込むようにカヤツボの唇に触れる。
(ああ…カヤツボ……待ってたわ…これを……)
カヤツボもレイコを抱きしめ、接吻を楽しむ。
「…っ…はぁ…じゅる…くちゅ…んんっ……」
カヤツボの舌がレイコの舌に絡みつく。
脳を焼きつくすこの上ない快感。
それと同時にカヤツボの舌に妖力を吸い取られるレイコ。
(私…食べられてる…妖に…はあぁ…)
レイコは積極的にカヤツボの舌に絡む。

後悔などしていない。
ただ、自分がやってみたいだけ。
あの時味わった。繋がるという感覚。
今まで味わったことのなかった、あの心地良過ぎる世界。
知りたい。この忌むべきはずの快楽の果てに、何があるのかを…
帰れなくなることなど…恐れてはいない。

レイコは、還るべき場所へ還った。
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