スレ落ち防止用に、既発表作品のボツシーンを投下します。

「こんなシーン見てみたい!」とばかりに書いてはみたものの、
肝心のシーンが文章だけで表現してもわかりにくく、
しかも、度を過ぎたハイテク設定は、おむつのふんわり甘い世界とは馴染まず、
結局、設定ごとお蔵入りとなったものです。

代わりのアイデアを詰め込んで大幅に再構成したのが、
スレ7枚目で発表した“メイド達の排泄管理”です。
なので、細かい設定も色々と違います。詰めも甘いです。ご了承下さい。

なお、汚物表現を含みますので、ご注意下さい。




===================
 閉鎖社会におけるメイド達の排泄管理
   〜ボツ編:はじめての排便〜
===================

「気に入った?」
「き、気に入ってなんてないです!オムツなんてイヤです!」
顔をぶんぶんと横に振って否定します。
「あら、それは残念ね。せっかくわが二条院財閥が
 誇るハイテクオムツカバーなのに。」
「ハイ…テク?」
あまりオムツとは相容れない言葉です。
どうせ、ハイテクと言った所で、蒸れない素材とか、
せいぜい濡れた時にブザーで知らせる、とかその程度の事なのでしょう。
「ふふ、睦姫ちゃんの考えていることはわかるわ。
 “水蒸気を通して蒸れない”とか、
 “お漏らししたら、音が鳴って知らせる”、
 位に考えているんじゃないの?
 ほら、図星ね!
 でも安心して、そんなオモチャ程度のもんじゃないから、これは。
 凄いのよ、このオムツは!」

これ以上の何があるというのでしょうか?
“安心して”という言葉とは裏腹に、
わたしはますます安心できなくなりました。