孕ませ/子作り/種付/妊娠/妊婦/出産/HR総合【17】
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子宮口から子種を注ぎ込んで孕ませ、出産させる、
和姦、強姦、異種姦など、HR(孕ませ)ネタを総合で扱うスレッドです。
作品投稿前に、属性の説明があると幸せです。
例)【和姦/強姦】【寝取り/寝取られ】【人間/異種姦】【出産ネタ】等々
職人さんには敬意と感謝を。
好みに合わない作品は読み飛ばすと心穏やかです。
スレサイズの限界は500KBです。
○職人さんは投下前にSSの属性を前置きにつけて、転んでも泣かない
○読み手は出されたものは黙って食べる事厳守!【残すならこっそりと】
○いちゃもんに擁護は火に油を注ぐだけなので黙って鎮火を待つ
○流産や堕胎、死産、中の人引きずり出しなどはNGワードの指定を
※前スレ
孕ませ/子作り/種付/妊娠/妊婦/出産/HR総合【16】
http://pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1323084055/ おっ?wikiへのリンクが旧wikiじゃなくて新wikiの方にちゃんと変わってるな。 乙乙
来年もここでいい孕ませがたくさん読めますように
もちろん年内投下も期待 先帝の皇女である致子、匡子、友子、顕子、聖子、毬子は先々帝の妾の息子(つまり先帝の異母弟)に強姦された。
それは先々帝の妾の夕夏が致子たちに子供を産ませてその子孫を帝にしようとしたからだった。
本来なら姉妹の兄で東宮の順尊が即位するはずだったが順尊は王宮から追い出されたのだった。
姉妹は悔し涙を流す。この事は両親が殺害された時以上に耐えられないことだった。
やがて致子、匡子、友子は妊娠。長女の致子すら14歳、友子はまだ11歳だった。そして致子と友子は息子、匡子は娘を出産するのだった。
しかし出産の時点で致子すら15歳で毬子はまだ6歳で幼すぎる。
そこで先帝の妹たちに目を向けるようになった。
戸田侯爵夫人女一宮孝子。孝子は侯爵との間に四男四女がいて長女と次女は既に結婚して孫がいたのだった。
夕夏は孝子に息子の子供を産ませようと思ったのだった。しかし孝子は美人であるが息子より10歳以上も年上で気に入るか不安に思ったし年齢的に出産能力の衰えも気になった。
そこで娘もろとも息子の子供を産ませようと考えたのだった。
ある日戸田家で法事が行われた。ところが孝子と娘たちは拉致され、侯爵は殺害される。一瞬の出来事に息子は茫然とするのだった。
孝子は激しく抵抗する。孝子にとって夕夏は孝子の母である中宮を非業の死に追いやった憎き存在であり、夕夏の息子を肉便器の排泄物呼ばわりするほどだった。そんな夕夏の息子に強姦されることなど自分が皇女であることを差し引いても許せなかった。
そしてそれ以上に許せなかったのは娘が強姦されるのを止められなかったことであり、自分は母親失格だと思うのだった。
やがて孝子は四人の娘と共に妊娠、出産する。ところが出産した瞬間子供と引き離される。
父親が誰であれ、紛れもない孝子の九人目の子供。我が子と引き離されて孝子は絶望するのだった。
そしてまた強姦、再び妊娠するのだった。
孝子には五人の妹がいた。上から温子、祐子、博子、桝子、斐子という。
温子から桝子は既に結婚していたからおいといて一番下の斐子はまだ結婚していないので本来なら王宮にいるところを王宮が夕夏に乗っ取られたので祐子と同居していたのだった(先帝も東宮御所に住んでいたままだった)。 一本投下します。
・あらすじ
会社の先輩(女性)が後輩(男性)を性的に食べてしまうお話です。
・属性
和姦、即堕ち気味、妊娠まで(出産はありません)
・容量
33レス、約14000文字の29kbです。
・備考
携帯でムリヤリ投下するため、1レスに全角500文字ちょっとしか入りません。
確実に連投規制(8/10)に引っかかります。(了)とつかずに止まったら、
規制に引っかかったので、気にしないで軽く流してください。
(アップローダでもいいのですが、勢い付けがてら……) 結婚式で、学生時代の友人と、久しぶりに顔を合わせました。みんな驚いた顔をしていました。
曰く『あんなバリバリのキャリアウーマンだった香織が、いきなり結婚するなんて』だとか、
『仕事が生き甲斐! って風な顔しといて、ちゃっかりいいオトコ捕まえるとか、抜け目がないわね』だとか。
香織、というのは私の下の名前です。フルネームは、加藤 香織といいます。
それにしても、花嫁に向かって『結婚するなんて驚いた』って言うのも、おかしな話ですよね。
私と主人の名前で式の招待状を送っているのですから。その時点で私が結婚した、というのは自明です。
みんなわざわざ、式場来てまで言うことではありませんのに。
それにしても『変わったねぇ』と会う人会う人に言われました。
主人が、学生時代の私を誤解しないか、少し心配しました。
自分では、根本の部分は変わっていないと思っているのですが。
その根本とは、私が物凄く単純な性格である、というところです。 高校時代までの私は、真面目な生徒でした。受験勉強して、公立の進学校に入学して。
高校では女子高生らしく、多少はしゃいだりもしましたが、
特に親や先生から怒られることもなく高校生活を過ごし、大学進学で上京しました。
大学時代は、遊び呆けていました。怠惰な大学生でした。
地方から一人でやってきた、まだ十八かそこらだった私は、東京とか、大学生とか、
そういう浮ついた気分にすぐ流されました。私学だったから、尚更です。
しかも実家を離れていましたから、親の目も届きません。
男の人と遊んで、深い仲になって、体の関係を持つこともありました。
あの頃は、ちやほやされたりだとか、惚れた腫れただとか、何でもないことが楽しかったのです。
高校時代までに、あまり遊んでこなかった反動もあったのでしょうか。
学業は、留年しない程度にこなしていました。とにかく遊び優先でした。 そんな私も、大学卒業と同時に、X社という会社に就職しました。
これが、何で当時の私みたいな浮ついた人間が入れたのだろう、という大企業です。
お給料は、同学年相手ならまず負けないぐらいの額をいただけましたが、
その分、馬車馬の如く働かされることで有名でした。
当時の私は、就職を結婚までの腰掛け程度にしか考えていませんでしたので、
そんなX社で、うまくやっていけるだろうか、もちろん不安はありました。
が、やはりお金は魅力でしたし、そういう厳しい世界を生き抜く男の人は、
きっと魅力的だろうな、と思い、そのぬるい考えのまま入社しました。
果たして、入社当初はひどいものでした。
あんな甘ちゃん女子大生でしたから、上司・先輩方から相当な面倒を見てもらっても、
それこそ血ヘド吐くのかどうなのか、という有様でした。
何度資料を突き返されたことか。何度打ち合わせや会議で無知を晒したことか。
何度、何度……今でも、あまり思い出したくない時期です。 辛いことばかりでしたが、先輩方に助けてもらっているので、不甲斐無さで泣くに泣けません。
泣くにしても、人目に付かない場所を忍んで泣いていました。
それでも何とかしがみついていたある日。私は、会社の御手洗いの個室で呆けていました。
時間は夜。とりあえず帰っていいと言われましたが、早く退社しないと終電に間に合わなくなる、という状況でした。
しかし、頭でそうと分かっていても、気力が尽き果てて動けないのです。
そうして、便座に座ったままじっとしていると、何人か先輩の社員が入ってきました。
その先輩方は私が、もう帰ったと思っていたのでしょう。私のことについて喋っていました。
『あの子はいつまでもつのか』だとか『仕事ができないと言っても、男どもの当て馬枠だから、潰れられたら困る』だとか。
先輩方も帰り際だったらしく、長話はせず、そそくさと帰っていきました。心に刺さりましたね。
自覚が、あったことです。仕事がきつくて長続きしそうにない、というのも、
あわよくばいい男を捕まえて寿退社してしまおうか、なんて思惑も。 普通なら、ここで心が折れるところです。が、私は人より単純な性格でした。
入社して、まだ四年も経っていなかったのに、大学時代の甘ったれた意識が、
X社の方々に巻かれて揉まれていたら、気分だけは馬車馬に染まっていたようでした。
そこまで言うのなら、よしやってやろう、と。図星を指されると、それに反発したくなる気持ちがありますよね。
私は単純ゆえ、そんな子供のような手で――実はただの偶然だったようですが――気力を回復しました。
それからは、ひたすら仕事に打ち込みました。
そうなると、少しずつですが、仕事がこなせるようになりました。周囲からの評価も上がっていきました。
元が最低だったので、評価は上がるしかありませんでしたが、そんなことは気にしません。
だんだん、仕事が面白くなっていきました。新人扱いを脱出して、同期の中でも一目置かれるようになり、
新人の教育を任され、そして同期で一番最初――とは行きませんでしたが、部下を持つ立場になりました。 今の主人と出会ったのは、ちょうどその頃。当時は“英治くん”と読んでいました。
彼の苗字が“加藤”で、かぶっている人がいたからです。私の方は、旧姓の“霧島先輩”と呼ばせていました。
出会った時の立場は、主人が新入社員、私がその上司兼メンターという扱いでした。
当時の私は、もう何人か新人の面倒を見終わっていた立場だったので、割と気楽に構えていました。
主人は、国立大学出の新卒でした。
私と同じように、大学で上京して、そのまま就職したクチと聞きました。
顔も体格も貫禄がありまして、新卒で既にふてぶてしい雰囲気。
が、話してみると、第一印象に反して、押しの弱いところがある人でした。
おぼっちゃま育ちで、良く言えば鷹揚。悪く言えば呑気。
悪い人ではないと思いましたが、X社の社風についていけるのかな、という不安はありました。
いくら高給とはいえ、言った通りの馬車馬扱いですから、社風が合わず転職する人も居ましたし。 私の危惧通り、主人――ああ、今ならともかく、当時のことを話すとなると、
主人という呼び名がしっくりきませんね。あの頃のように“英治くん”と呼びましょうか。
最初、英治くんには手を焼かされました。
言われたことは忘れないので、素直で能力はある、とは分かりました。
しかし悠長な気質が変な方向に働いて、私が無想だにしないミスをすることがあり、気が抜けませんでした。
そんな英治くんも、私が教育係の役目を終える頃には、X社でやっていけそうな顔つきになっていました。
そして任期最後の夜、打ち上げで飲みにでも行こう、と英治くんをお酒に誘いました。
と言っても、二人きりではありません。英治くん以外にも担当の新人が居まして、その子らも誘いました。
二人きりになったのは、飲み会もお開きになった帰路の、ほんの一時。
そこで、英治くんは私に告白してきました。
いや、待ってください。告白ですよ。高校生じゃないのですから、もう少し前置きとかあるでしょう。
私も、社会人になってからは仕事中毒で、男性関係はご無沙汰でしたので、偉そうなことは言えませんが。 英治くんに唖然とさせられたせいか、私は酔いが覚めていました。私は告白をお断りしました。
好きだ、と言われても、彼氏彼女のようなことをする余裕はない、とか、
今は仕事の方が楽しいので、かまってあげられない、とか、適当に返しました。
仕事の方が楽しい、というのは、本心でした。
学生時代のどんな恋愛より、ハードで、スリリングで、達成感がありました。
いい年こいた女が、立派なワーカホリックでしたね。
英治くんは『そうですか、お世話になりました』と返して、後は少し世間話をして別れました。
女性へのアプローチを断られた男性が、こんなあっさりと引き下がる姿は、
自分の経験どころか友人の伝聞でも知らなかったので、冗談だったのかな、と疑いもしました。
それからの英治くんとは、社内で仕事について話すことがある程度でした。
疎遠になった、とまでは行きませんが、社内で噂になることもない関係です。
そんな関係が何年か続いた後の、ある夜、私は彼に抱かれました。 もう少し、順を追って話しましょうか。
私は、男性の同期に張り合って仕事をしていました。
入社当初の私を、有難くも心配してくださっていた女性の先輩社員方は、
あっという間に寿退社したり、転職でいなくなりました。
結婚式の友人たちが、私のことをみんな『キャリアウーマン』と呼んでいましたが、
それはこの時期の私の印象を指していたのだと思います。
ちょうど、友人たちも結婚する年頃でしたので、結婚式で顔を合わせるわけです。
祝いの席なので、仕事については話さないようにしていたつもりでしたが、
X社の社風にどっぷりと染まっていたのが、知らず知らずのうちに出ていたのでしょう。
と、この辺でまた、私の単純さが出てきます。
X社の女子社員や、学生時代の友人が結婚していくと、私も結婚した方がいいのか、という気分になってきます。
大学の新入生だった頃も、X社の新入社員だった頃も、私からすれば似たようなものです。
周りの雰囲気に合わせて、遊ぶだけ遊び、仕事に力を尽くしています。
流れに流されると決めたなら、その流れに乗って、本気で突っ走ってきました。 初めて結婚について考えた時、最初に浮かんだ男性の顔が、英治くんでした。
同期や年上の男性からは、私はもうライバル扱いされていましたし、
後輩の男性からも、親しみやすいとは言えない存在だったようです。
彼以外の社内の男性は、名前を思い浮かべた時点で埒外でした。
かと言って、馬車馬のごとくX社で東奔西走していた私には、
社外を見渡しても、ビジネスパートナー以外の人脈がありません。
この言い方だと、英治くんを消去法で選んだように聞こえますね。
私もそこまで安直ではない、と付け加えさせてください。彼とは、もう人生の約五分の一は交流があります。
彼も今や、新入社員を指導する先輩の立場になりました。中身も、外見相応の頼もしさになってきたようです。
彼は、異性として魅力的でした。かつての告白を考えずとも、結婚相手として放置しておける標的ではありません。
普通の女性ならば、大なり小なり葛藤があると思います。
自分が振った相手に、自分からアプローチしてふられたら、ダメージは二倍です。
それ以前に、かつて自分がふった相手に、臆面も無く……という方もいるでしょう。 そういう考えを、私は捨てました。私は単純ですので。
それに、英治くんと結婚できたらな、と思っていても、それは恋愛感情より、打算の色合いが濃厚でした。
仕事の面白さと天秤にかけた時――結婚したら、X社のような、とんでもない働き方はできませんので――
それと引き換えにでも結婚していいか、という男性を、私は彼しか知りません。
私は、英治くんがある案件を一段落させたと聞いて、彼を食事に誘いました。
私がその案件の解決で、助言を求められたことがあったので、借りを返せ、と脅しつけました。
そこで、英治くんを呑ませて、潰して、ホテルに連れ込みました。非道のやり口です。
一応、今の主人ですので、当時の英治くんについては、弁護させていただきます。
私は彼に一度も、彼を男として求める素振りを見せていなかったはずです。
彼が迂闊というより、私が悪辣だった、と思って下さい。
ホテルのベッドで意識を朦朧とさせている彼を見ながら、私は彼にどう切り出すか考えました。
既成事実化に突っ走るのも一つの手ですが、最悪、彼の立場に支障をきたします。 私は、彼が覚醒するのを待って、話をすることにしました。
昔の彼が――些か女心を読み違えていたとは言え――真正面から告白してきた、というのに、
ここで私が詐欺師じみた真似をするのは、後々の信頼に関わります。
服を肌蹴ておく程度の揺さぶりは仕掛けましたが。
『あ――せ、先輩、霧島先輩、ですか』
『目が覚めたかしら、英治くん』
意識の混濁から復帰した英治くんは、自分たちがホテルの一室に居るのを見て、猛烈な勢いで謝ってきました。
よく考えれば、まず酩酊してふらふらの英治くんが、私を強引にホテルに連れ込むのは不可能と分かります。
逆に、男としても体格の良い英治くんを、私がこのホテルに連れ込んだとしたら、
タクシーや部屋の手配などをあらかじめ用意しなければ、こうも手際良くは行きません。
私の計画的犯行、というのは、すぐ察せそうなものです。
シチュエーションのせいで、彼は冷静さを失っているようです。
下手な小細工を弄せば、不測の事態に陥るやも知れません。 『英治くん、あなたは前に、私のことが好きだ、って言ってくれたわね。
その時、私はあなたの告白を断った。理由は、仕事の方が面白いから、だったはずよ。
あれから、何年も経った。遠くからだけど、私はあなたを見ていた。
あなたは立派になったよ。あなたと付き合った方がいいかな、と考えを変えるぐらい』
上から目線です。人をオルタネイティヴ扱いです。
でも、あの夜の私の本心は、こんなものでした。すぐ、塗り替えられてしまうんですが。
『だから、今のあなたの気持ちを、私に教えて欲しい』
英治くんが目を白黒させて黙ってしまったので、酔いが辛いのかと思い、
私は用意していた水のペットボトルを開けて手渡しました。彼は水を一口だけ飲んで、私の問に答えました。
『わ、わたし……いや、僕も、霧島先輩のことが、好き、です』
僕、というのは、英治くんが社外で使う一人称です。昔、私も聞きました。
こんな告白で通るのだから、男と女というものは、油断なりませんよね。
もう私も、かつての彼を笑えません。 そこからが、色々な意味で本番でしたね。
『よし、英治くん。少ししゃきっとしてもらおうか。いいことするから、ね』
『え、霧島先輩、それって』
『あっはは、初心な顔しちゃって。いい年こいた男と女が、お互い了解してホテルって、分かるでしょう』
目標達成した、と私が思ったここから、私の想定を超えて英治くんが動きます。
『いや、分かりますけど、そういうのは、結婚してから、といいますか』
『は、はあっ、あの、今、何と』
ああ、いいところのおぼっちゃまだと思っていましたが、そこまででしたか英治くん。
それとも、何か宗教とかやっているのでしょうか。
X社は曜日など構わず社員を駆り出すので、その可能性は考慮していませんでした。
『そうか、結婚ね。それ聞いて、ちょっと痺れたよ』
私にとっては渡りに舟でした。
一回の既成事実で結婚を持ち出すと、女として重いかな、という気持ちが出てくるわけです。
まだ私から、大学時代に遊び呆けていた頃の感覚が抜け切っていません。
とにかく、英治くんから言い出してくれたので、そういう負い目を抱えずに進めます。 そこからが、色々な意味で本番でしたね。
『よし、英治くん。少ししゃきっとしてもらおうか。いいことするから、ね』
『え、霧島先輩、それって』
『あっはは、初心な顔しちゃって。いい年こいた男と女が、お互い了解してホテルって、分かるでしょう』
目標達成した、と私が思ったここから、私の想定を超えて英治くんが動きます。
『いや、分かりますけど、そういうのは、結婚してから、といいますか』
『は、はあっ、あの、今、何と』
ああ、いいところのおぼっちゃまだと思っていましたが、そこまででしたか英治くん。
それとも、何か宗教とかやっているのでしょうか。
X社は曜日など構わず社員を駆り出すので、その可能性は考慮していませんでした。
『そうか、結婚ね。それ聞いて、ちょっと痺れたよ』
私にとっては渡りに舟でした。
一回の既成事実で結婚を持ち出すと、女として重いかな、という気持ちが出てくるわけです。
まだ私から、大学時代に遊び呆けていた頃の感覚が抜け切っていません。
とにかく、英治くんから言い出してくれたので、そういう負い目を抱えずに進めます。 『結婚、結婚か。先に、言われてしまったよ。あなたも、さすがね』
我ながら、白々しいといいますか、都合が良いといいますか。
『そうよ、そのつもりで言ったの。別に、言質だけでも、構わないけど』
しかし、嘘は言っておりません。
『素直な気持ちを言わせてもらえば、あなたが欲しいわ、英治くん』
だから、力強く言い切りました。
その夜の行為のことは、途中までは、あまり印象に残っていません。
案の定、英治くんは未経験でしたので、私がリードしたわけです。
が、私自身が入社してから全然だったので、こちらも久方振りでぎこちないし、
あまり手慣れた素振りをすると、英治くんが気にするか、なんて考えていました。
というわけで、前戯の辺りは、没頭とは程遠い状態でした。
その風向きが変わったのが、英治くんのペニスを、膣内に受け入れてからです。
繰り返しになりますが、私はもう数年もセックスしていなかったので、
膣内もびっくりしてしまったのか、入れた直後は『あれ、こんなだったっけ』という心持ちでした。 初めてなので、体位は入れやすい正常位でした。私は、苦悶する英治くんの顔を見上げていました。
“霧島先輩”って、何度も譫言で呟いて。いや、もうすぐ“霧島”ではなくなるはずでしょうに。
だから“香織”と呼んで、と強請りました。
英治くんの、低めの声で、そう呼ばれると、胸のあたりにとぉんと来ましたね。
女として求められている実感と、何とも言えない浮ついた高揚が、
記憶の片隅から漏れだして蘇ってきました。私も、心のどこかで餓えていたのでしょうか。
いつの間にか、英治くんの出入りに合わせて、媚びた目線や甘えた声を上げていました。
もっと存分に見て、聞いて、感じて、あなたの最初の女は、この私だ、と。それもまた堪らない趣向でした。
英治くんは加減ができず、気持ちよさに任せて往来を加速させます。
ガチガチの骨並に固くなったペニスで、強張り気味の膣内を掘り崩されていたわけですので、
ちょっと痛いかな、とも思いましたが、些細な事でした。
避妊具をつけていなかったことを思い出しましたが――遅いですよね――もう構いませんでした。 ちょうどその時、私の上にのしかかっていた英治くんが、足腰をがくつかせました。
射精が目前だと分かりました。私は、出していいよ、と彼に囁いていました。
打算とか、色々の思案がスキップされて、ただ、今更外に抜かれるとか、
そういう中途半端がじゃ興醒めになる気がして、それが嫌だったのです。
こらえていた英治くんの表情が、ふっと消えて、膣内でペニスが小さく跳ねて、私は彼の射精を察しました。
正常位から、彼が前に倒れてきて、私の両肩のすぐそばに手をついて、お互いの吐息が混じりました。
『香織……僕の、子供を、産んで欲しい』
こうやって、思い返している時なら――あ、こいつ、呼び捨てにしろと私は言ったけど、
敬語までやめろとは言ってないぞ――なんてことも、少しは考えるのですが。
あの時は、久々に女扱いされて有頂天だった私は、別のことに思い当たりまして。
子供、子供、そうですね、膣内射精です。
思えば、遊び回っていた大学生の頃も、そんなことはしませんでした。
ああ、そう、膣内射精もそうですが、プロポーズされるのも、子供産んでくれと言われるのも、初めてで。 その瞬間、火照っていた私の体の中で、何かがぱちんと弾けました。
彼のペニスからは、性欲の上に、さらにもうひとつ欲が上積みされていました。
私を妻と為し、子を孕ませようという意志が、ここに、子宮に、流れてきます。
この、女の、私だけの、ここに、英治くんが、踏み込んできて、
ふわふわとしていた悦びが、一気に烈しくなって、
『英治、くん、もう、いっかい、中に、なかに、出して』
私は、英治くんに、膣内射精をせがんでいました。
はしたなくも、両足で彼の腰をホールドして、抜けないようにして、腰をぐりぐりとくねらせていました。
程なく、彼のペニスが第一射から復帰したのを感じ取り、私の膣内は勝手にはしゃいでいました。
英治くんも感極まったのか、上体を倒したまま、私のくちびるを貪ってきました。
彼の身体で、私は上からずしりと抑え込まれ、汗だくの肌の熱さだけで、蕩けてしまいそうです。
そして抽送が始まります。抜き差し、というより、奥まで突っ込まれたのを、
二人がかりで固定しているわけですから、奥の奥を、彼のペニスが叩いて回る格好です。 英治くんは身体を倒したままだったので、正常位から自然と屈曲位になっていました。
これが凶悪で、すっかり盛り上がっていた私の奥をがんがん攻めて、
子宮から頭の中までぐらぐらと揺らされている感覚に陥ります。
『あ、うぁあ、おっ、くああ、うあああっ!』
私は、体をムリヤリ丸められて、体奥をがたがたされて喘いでいたので、
ひどい声だったと思います。そして、ついに英治くんの先端が、私の急所を捉えました。
『あ――お、う、あっ、は、ああっ』
その瞬間は、英治くんもわかったと思います。私の呼吸が、一瞬ですが、麻痺しましたので。
今までさんざん膣壁ごしに小突かれていた子宮の、すぐそば。
そこに直撃した瞬間、肚裏から横隔膜を飛ばし、胸の奥にまで衝撃が来て、心肺まで響きました。
それで、私は、そこが子宮の入り口と確信しました。
ここだ、ここに、ここへ、子宮が、精子を――頭が、そこだと思って、もう沸き立つしかありません。
『英治、くんっ、そ、そこ――し、しきゅう、子宮、だからっ』
英治くんは、そこを一発で、さっきより深く抉りました。さすがの物覚えです。 私の急所を見抜いた英治くんは、執拗にそこを付け狙いました。
私も、声と足腰を覚束無いながら使って、あからさまに場所を教えました。
久々の、女として求められる高揚。初めての、好いた男の子を宿す歓喜。
『あ、うああっ! わ、わたし、い、行く、いくっ、いくうっ!』
私は、イク、イクと連呼してたようです。体の中のことで、完全に意識が塗り潰されていて、
声がどうとか、それどころではありませんでした。その連呼は、もうすぐ絶頂の瞬間を迎える、という宣言ではなく、
絶頂を迎えて、その高台を転げ回されている、そんなニュアンスでした。
やがて、再び英治くんのペニスが震え、射精の予兆を伝えてきます。
『香織、香織っ――』
英治くんに名前を呼ばれながら、私は体の奥に精子を受け入れました。
第一射が、うきうきとそぞろな気分で終わったのに対し、
これは、その意味――端的に言えば、彼との子供を作る――を、
お互いの意識にしっかりと焼き付けた後で、奥の奥を狙い撃ちされました。
子宮口に捩じ入れられ、精子を注がれました。目も届かない臓器の様を、私は脳裏に描いていました。 英治くんの――もう、主人と読んでもいい頃合いですね。
主人が射精を遂げたのを察した私は、緊張がふっつりと霧消して、恍惚の内に気を失いました。
後始末だとか、全て主人に押し付けてしまいました。いやはや、人生の先輩として恥ずかしい。
翌朝、私と主人がホテルで身支度をしていた時のことです。
下着とストッキングを履こうとすると、私の腿に、昨夜主人に注がれた精液が垂れてしまいました。
これで、あの事は夢じゃなかったんだな、と実感する――と同時に、あることを思い出しました。
あの夜の私は、安全日でした。それを考慮して、私は策を仕掛けていました。
うまくセックスに持ち込めても、まだ妊娠は早いか、と思って、リスクを回避していたのです。
だから、挿入される前の私は、避妊のことをとやかく言わなかったのです。
それで、肩透かしを食らわされて、何だか無性に自分が愚かに思えてきて、
妙な虚しさに胸を衝かれて、私は涙を零しました。別に、不妊宣告されたわけでもありませんのに。
安全日の件はともかく、こんな時に泣いて、主人に余計な心配をかけたのは、未だに罪悪感があります。 けれど、冷静になって考えてみると、できちゃった結婚を回避したので――
あの射精をまともに食らったら、受精確実です――安全日にしておいてよかったですね。
主人を、性欲に負けた愚か者と言わせるわけには参りませんし、
私も、自分の仕事に目処をつけておく必要がありましたので。
それからは、諸々の準備にとりかかりました。
お互いの家族や会社に報告したり、引越し先を探したり。
『新人研修の頃から唾を付けて、びしばし育てて、ぱっくり頂いたんですね!』
だとか、嫌味なんだか感心なんだか、なんて文句を後輩に言われたりしました。
細々とした滞りを片付けて、手筈を整え、結婚式です。最初の話に戻ります。
馴れ初めの話題が出る度に、私は心中で苦笑する羽目になりました。
本当のところ――新人の時の縁に乗じて、主人を口八丁手八丁で押し切って、
それで肉体関係に及んだら、子宮口をこつこつやられて音を上げさせられ、
観念して――なんて、本当はそんな下世話なことなのに、
数年越しの社内恋愛を実らせたことになってしまっていて。
そんなこんなで、正真正銘の初夜がやって参りました。 私はその夜、主人の顔を見る前から、ドキドキするやら、ハラハラするやら、
あれから産婦人科にも行きまして、自分が問題無く子供を作れる体だと確認できましたし、
その他、子供ができた時の備えも、あらかた完了していました。
人生で一番ハイテンションだった時期だと思います。
一方、主人は疲れた顔をしていました。
新郎としてのプレッシャーであるとか、あの貞操観念をすっ飛ばして結婚まで行ってしまったことに、
思うところがあるのか――いや、何となく見当はついていました。
が、私は単純が信条なので、ここも単刀直入に聞いてしまいます。
『どうしたの、疲れたのかしら。もしかして、マリッジブルーとか』
『いや、マリッジブルーって、普通お嫁さんがかかるものじゃないか』
『そうかな。マリッジブルーって、プロポーズまでの葛藤の代替で起こる、って聞いてるけど。
英治くんには、私からプロポーズしちゃったからね。腹をくくるのも、私のが早いでしょ』
こうやって口に出すと、あの夜のことを思い出して、下腹が疼いてしまいます。
私も相当やられてますね。婚前鬱ならぬ婚前躁でしょうか。 『例の案件、僕が引き継ぐことになったわけさ。それで』
X社は、二十四時間どころか、七十二時間働けますか――は大袈裟にしても、
今の時流から浮いてる企業戦士軍団なので、私は結婚を機に退職しました。
それで、私の退職にともなって、業務の引き継ぎをしたのですが、
その内の一部が、主人に回されてきたようです。
『ふふ、もしかして、今更私の有能さに気づいたのかな。
こんなんだったら、一緒の職場に居るうちに、もっと厳しく鍛えておくべきだったかしら』
『香織は、僕と結婚して、あそこまで覚えた仕事を、辞めてしまったわけだよね。
それって、惜しくはなかったのかな、なんて、思ってしまって』
笑っちゃいますよね、主人ったら、極楽蜻蛉に似合わないこと言い出して。
『惜しかったに決まってるでしょうが』
私だって、単純なりに考えて、自分のことを決めて来たのですから。
私が勝手に考えて納得したことを、横から蒸し返されても困ります。 『仕事を続けて役員とか狙うか、あなたと結婚するか、その選択は確かに重大だったわ。
だから、私は私なりに考えて、その答えをあなたに伝えた』
私は、熟慮を怠りがちなタチですが、決断したことについての覚悟は、ちょっと自信ありますよ。
『私は、あなたとの結婚を選択済み。事ここに至って、かつてどちらを選んだかは、もう重要じゃない。
重要なのは、既に選択したことについて、どれだけ本気で突っ走れるか、でしょう』
だから、私は、あの時よりも、もっともっと、英治くんのことを強く求めています。
子供は作れるだけ欲しいですね。お給料を使う暇も無い忙しさだったのが、やっと幸いしてます。
セックスの味を占めただけだろう、ですって。それもあるとは思いますが。
『私は本気で、あなたに結婚して良かったと思わせるつもり。だからあなたも、甲斐性見せてよ、英治くん』
それが“霧島先輩”として英治くんに与えた、最後のアドバイスでした。
先輩面も楽しかったですが、あとはもう、私たちは夫と妻。それなりのことをしましょうか。 『そう、いい感じ、ちゃんと覚えてるんだね、偉いぞ』
余裕ぶって、こんなこと言ってますが、虚勢入ってますね。
最初にセックスした時と違って、やればできる状態です。主人も完全にやる気です。
もう、キスされただけで、お腹は気が早くて、じんとしてくるのです。
前は、こんなことはなかったのですが。
最初に、キスしながら繋がってたのを、主人が気に入ったようです。
それで、膣内をペニスで攻められると同時に、口の中にも舌を突っ込まれるパターンが多くて、
条件反射を刷り込まれたのか、私はキスされるだけで、下まで盛り上がるようになってしまいました。
主人の、右手。中指が陰唇に触れられただけで、私は膝が開きそうになるのを堪えます。
もうだらだらと肌を伝っている、私の恥ずかしい液体を、主人は指にたっぷりとまぶします。
差し入れる時は、中指と薬指から。主人の手の甲は、私のお尻側です。
そうして、親指で私のクリトリスを虐めながら、膣内では二本指でクリトリスの根本側を引っ掻いてきます。
『んあ、んうんんっ、ふぁあっ』 クリトリスは、自慰で弄ったことがあったので、既にそれなりに快楽を覚えていました。
私の場合、クリトリスの痺れは、奥よりお尻側にびりびりと流れていく感じで、
お尻の谷間だとか、お尻の孔が、びくびくさせられて、みっともない思いをしてしまいます。
本音を言うと、もう私はペニスを入れて欲しくてたまらない具合でした。
が、まだ入れてもらえない。まず、先走って年上が急かすのも、何か我儘みたいで憚られます。
あと、主人は、私の中を指で弄るのが、好きだそうです。
なんでも、私がイク様をちゃんと見るには、こうしないといけないんだそうで。
一度入れてしまうと、もう余裕がないのですって。
『ああうっ、お、おっ……! ふぁあっ! くああううっ!』
私は、脚が開いていくのを堪えるどころか、両手で両膝を抱えて、
股関節あたりの筋肉がきりきりと張るほど、股を開いていました。
こうしていると、主人がぐりぐりと虐めてくるクリトリスの快楽が、
突っ張った筋肉をかっと奔って、足の先までいけてしまうのです。 こうした感じで膣の入り口あたりを解されて、私の痴態で興奮してくれたのでしょうか、
いよいよ主人のペニスが接近してきました。
私は、下肢を大きく広げたまま、主人の紅潮した顔を見上げます。
正常位ですね。挿れながらキスができる体位は、いくつかありますが、主人はこれが一番好きなようです。
『準備、できたかな。いいと思ったら、入れて』
入り口に、突き付けられます。挿入も慣れてきたものです。
ここから、もう気持ちいいだけのお戯れは終わりです。
主人の手が、私の腰を両側からがっしと掴みます。それだけで、私の腰が跳ねそうになります。
亀頭が、陰唇を割り開いて、主人は湯船に体を沈めるように、じっくりと中へ。
先程まで、さんざいたぶられていたクリの裏側が、先端に擦られ、私は息を詰まらせます。
主人のペニスは、澱みなく、中へ、奥へ、進んでいきます。
『は、ああっ、あうっ、うあっ!』
これだけで、私の視界にはちらちらと星が漂います。
お互いの鼓動と息遣いが、性器の重なった所で交換されている錯覚。
繋がっているだけでも、どんどんボルテージが高まっていきます。 『あうっ! く、うううああっ……! ふ、深い、ふかい、のっ!』
ぐん、とペニスの長さいっぱいに突き通されると、奥の一番弱いところに、辛うじて届きます。
私の中は、言うまでもなくびしゃびしゃの汁で濡れていて、主人のストロークを待ち構えています。
『じゃあ、いくよ、香織』
主人が腰を前後に動かし、ペニスで私の膣を開いていきます。
三浅一深、九浅三深、私が乗せられやすいリズムで、がしがしと満遍なく突いていきます。
ピストン運動のローテーションが、一周りするごとに、ああ、次に、そこに、来る。
と、読めてきて、それが私の心で、期待感となって、勝手に膨らんでいきます。
『そ、そこ、また――きて、い、いいっ、いいよっ! あっ、はああっ!』
主人の腰使い、ペニス往復の一回一回が、本当にお前を孕ませていいのか、
子供を産んでくれるのか、と、最後の念押しをされているようでした。
正常位の突き込みが、一番奥に届いて、入り口に軽く触れるのは、それこそ挨拶のノックのようでした。 『あ、ひぁあっ、もう……もう、ひらく、開く、の、ここが、ああっ!』
子宮が下りてくる、というのが、物理的に、生理学的に正しいのか、それはわかりません。
ただ、私の肚裏が、下の、主人がペニスを差し入れてるところに、
きゅうきゅうと引っ張られる感じがして、足腰まで衝き動かすのです。
『香澄、かすみっ! 今、僕が、届かせる、からっ』
主人は、私の脚と腰を両腕で持ち上げました。あの凄絶な屈曲位の構えです。
私の爪先は、天井を指して、背中より下が、宙に浮かされています。
私を見下ろす主人の顔は、汗だくの肌に、目だけが爛爛と光っています。
ああ、ここから、上から、貫かれる、私は、もう逃げ場がありません。
主人は、私の弱点を狙い撃つのが、癪に障るほどうまくなりました。
一度、教えたら、二度とは、外さなくて、だから、もう、
『あ、くあ、ひあっ! ああっ――はああぁああぁあああっ!』
主人は、私の子宮の入り口を、あっさりと掘り当てました。
私は、待ちに待った瞬間、頭の奥が、脳漿が沸騰したように泡立って、極彩色の域に放り投げられました。 主人はさらに一押しとペニスの先端で、私の子宮口を撫でてきます。
それが私には覿面に効いて、絶頂に塗り潰されるのか、絶頂が吹き払われるのか。
それらが入れ替わり立ち代り、ぐるぐる回って、私の意識を転がします。
『あ……は、あ、奥、おくっ、つい、て、それ、だ――めっ』
さっきのピストンで撞かれる動作は、瞬間的な刺激で、私の気持ちをどんどん乗せて行って、
今の体奥をくいくいと穿られる刺激は、首を絞められているような、
高まるばかりの暴力的な快楽で、私を限界まで運んでいきます。
『香織、もう、出る、出すからっ、僕の……っ!』
主人の腰が動きを止めて、ペニスががくんと震えました。
もう、何も言わなくても分かっていました。ああ、精子が来ます。
私を、妊娠させるために、熱く夥(おびただ)しい流れで、私の入り口を劈(つんざ)いていきます。 『はっ、はあっ、ああ、あっ、うああ……!!』
声を上げ過ぎて、喉が軋りながら叫びをばら撒きました。
その時間、私はただ、主人の遺伝子を子宮で受け止める、一個の器になっていました。
それは、荒れ狂う快楽の中で、不思議と穏やかな刹那でした。
その寂静が、長かったのか、短かったのか、私にはどちらとも思えました。
ただ、体から心の奥底まで刻まれる、とても深い体験であったことは確かでした。
『かすみ――かすみっ』
私の心の凪を破ったのは、英治くんの――主人のキスでした。
それがとどめでした。受精の感慨が、肉欲の熱さに、沈んで、一緒に渦を巻いています。
耐え切れず出した喘ぎさえ、主人に飲み込まれていました。
ああ、こんなに近くで、ひとつになって、戻れるのかな。戻れないかな。
それでも、私は良かった。狂おしくも、安らかに、私の意識は溶けていきました。 結局、私の性格も行動も、一言で表せば、単純に尽きます。
周りが真面目なら真面目に、周りが遊び人なら遊び人に、周りが企業戦士なら企業戦士に。
打算に囚われて、妙な策を練っても、最後は直感で決めて驀進します。
好きな人から、子供産んでくれーなんて言われたら、体が保つ限りぽーんと産んでしまいますよ。
そういえば、三人称としては、英治くんのことを、主人って呼んでますけど、
“主人”は二人称ではおかしいですね。だから、まだ“英治くん”呼ばわりのままでした。
なんか、これだと先輩後輩みたいな雰囲気が残ってしまいますね。
かと言って“あなた”ってのも、同僚だった頃、普通に使っていましたし。
『そうね……旦那様、とか、いい反応が貰えそうで、面白いかしら――ねえ、旦那様』
もう何年か、早ければ一年後には、パパママとか、お父さんお母さんとか、
そんな呼び名になるわけですし。今のうち今のうち……
うわあ、子供の前で旦那様ーなんて、想像しただけで顔が赤くなります。
まぁ、それも楽しいかも知れませんよ。ねえ。
(了) おしまいです。
最初からレスにナンバリングしておけばよかったです。
前作(今作も)を呼んでくださった方、感想を寄せてくださった方には、
末筆ながら御礼申し上げます。
よいおとしを。 香澄さんなのか香織さんなのか
しかしとてもGJでした
愛ある孕ませも大好物なので美味しくいただきました、ありがとう
あー自分も誰か孕ませたい あっすいません
>>45や>>47が間違いです
あとは香織になってるはずです GJでした!
孕ませも好きだけど、誰かに出産を書いてほしい
難産のを 難産というか夫を殺され強姦された挙げ句に妊娠中毒症の高齢出産で死ぬというのは駄目(子供は生き残る)? それで君が抜けるというのなら止めないが……
特殊属性は投下前の注意書きをしっかりね 保管庫の増殖女王の作者ですが、鬱が多少良くなってきたので近日中に作品投下します ちょいと一作できたので投下。
傾向
寝取りもの(の皮を被った何か) 「先生、結婚おめでとう〜」
「ありがとう、皆。花束まで」
戊手波羅高校、2−E組ではこの度結婚が決まった担任の女教師三島由紀子が生徒達に祝福されていた。
「見たかったなぁ、先生のウェディング姿」
「新婚旅行はまだなんですよね、どこいくんですか?」
「とりあえずハワイかな」
「定番〜、でも行くのって…冬休みですよねぇ」
「ええ、旦那が忙しくってね。今朝も出張に行っちゃって結婚した実感ないわー」
「あはは、旦那さんひでー」
他愛もない話を生徒達と談笑する姿は確かに幸せそうな雰囲気を発していた。
「ん…ジュルルル」
そして、学校が終わり由紀子は旦那のいない自宅に帰ると普段と変わらない様子で夕食やら入浴やらを済ませて
夫婦が愛の営みを行うベッドの上で肉棒を咥えていた。
「いけない奥さんだよなー、旦那さん出張だってのに。他の男のチンポ咥えちゃって」
「んぐっ、し、仕方ないじゃない…。ホテルなんて行ってる姿目撃されたら一発で」
「まぁ、そうですねぇ。しかもその相手が生徒じゃ…ねぇ」
「い、いまさら。そんな事言わないで…」
「ほら、先生。きちんとしゃぶって」
と由紀子は男に促されると、再び口淫を再開した。
「ぅん…、先生初めのころに比べると大分上手くなったよね。旦那さんのも咥えてる?」
由紀子は、男の質問にジュポジュポと音を立てながら横に首を振った。
「あは、じゃあ帰ってきたら咥えてあげなよ。きっとびっくりするぜ、ん…、もういいかな。
それじゃあ、俺、下になるから先生挿れてよ」
「チュプッ、は、はいぃ…」
「うんうん、やっぱり濡れてる。旦那さんいないからって溜まってるの?先生」
「だって、あの人急に忙しくなってしてくれなくて」
「上司がやっかんで急に仕事入れたらしいね、ひどい話だ。ん、そうそう広げて…」
「ん、あぁ…先っぽぉ…」
「おぉ…、せんせぇの絡みついてくるよ」 由紀子は自らの陰部を指で広げて腰を上げるとそのままそそり立った男の肉棒に体を埋めていった。
「ぁ、ぁぁあ…。これぇ」
「じゃあ、先生。動いて」
男と一つになった由紀子はそのまま、迷う事なく快楽を貪る為に腰を動かし始めた。
「ん、ん、んん、奥に、先端が当たって…」
「先にしゃぶってくれてたから、あまり持たないよ」
「いい、いいの。出したい時にだしてぇ」
「ん、じゃあ。俺も動くよ」
「あふぃっ!」
由紀子の動きに合わせて男も腰を突き上げた、ギシギシとベッドが軋む音が大きくなる。
「くっ、俺、もう出る!」
「きて、中に、出し…んんっ!」
男が由紀子の腰を掴むと二人は暫く動きを止まった。そして、男の手に力が抜けると同時に由紀子は男の胸に倒れこんでいった。
「はぁ、はぁ、出しちゃったよ。先生」
「ぁぅっ、出されちゃったね。生チンポ汁」
二人はそう言うと、どちらともなくキスを交わした。
由紀子と男―戊手波羅高校2−E組の男子生徒、鶯宮郭公は言わずとも知れた先生と生徒の関係である。
しかしながら、それは表の関係であり実際の関係といえば郭公の欲求を満たす為の関係であった。
まだ結婚が決まる前からの関係であり、それこそ郭公の仕組んだ罠に嵌められる形で肉体関係を結び今に至っている。
当初は貞操観念も強く、郭公にやむを得ず抱かれる形を取っていたものの。郭公の手により開発されていった事と、巧みな心理操作
により洗脳され今では都合のよい女ポジションに収まっているのだ。
「旦那さん、出張で頑張ってるのに肝心の嫁さんは生徒と中出しセックスに嵌ってるなんて知ったら大変だろうな」
「む、君がそういう事いうのかな。私をこうしたのはあなたでしょうに」
「いや、そうだけどさぁ。今後どーすんのさ、上司の人は年内にクビ確定だから、来年以降はこう、すんなり楽しめないよ?」
「いーんです。それなら旦那としっぽり楽しみますから」
「さいですか」
因みに、郭公は旦那から由紀子を寝取ったのだが。郭公には郭公の哲学があるらしく、関係がバレナイ・もしくは自分からバラサナイ
限りならば相手側の都合を優先するというルールを決めていた。(もちろん自分でもバレナイよう徹底した調査を行った上で関係を結んでいる)
今回のケースでいえば、郭公は旦那の出張も知っていたし、旦那の会社周りの事情も把握している。また、由紀子の周辺についても根回しや
ら十分な下調べをした上で家に居座っているので漏れる心配はない。
「確かに旦那はちょっと淡泊だけど、それは仕事で疲れてるのであって。それさえなければけっこー…ねぇ」
「そう、じゃあ」 と、そう言うと郭公は由紀子との体勢を逆転させて
「旦那さんが孕ませるか、俺が孕ませるかだね」
「いいよ、どのみちセックス許してるの旦那か君だけなんだから。孕ませてみせなさい」
本来であるならば、結婚した夫婦が子作りを行うべきベッドの上で教師と生徒が子作りセックスを行う。
由紀子は本日が一番危険な日である、それは郭公も由紀子も互いに理解している事である。
「先生、先生。出すよ、先生に、俺の赤ちゃん産んでもらうからね」
「ん、きちゃうぅ、生徒に赤ちゃん孕ませられちゃう。結婚してるのに、旦那がいるのにぃぃっ!」
由紀子が孕んでも、旦那は自分の子とは疑わないだろう。危険日の範囲内に出張は終わるし、旦那とももちろん抱き合う。
それに加味して、彼女たちが通う病院もすでに郭公の根回しが済んでいる。DNA鑑定をされても、郭公にとって都合の良い結果で返ってくる
手筈になっている。郭公の実家である鶯宮家はつまるところそういう事ができる力を持ち、郭公はそれを行使できる力を持っている。
「まだまだ、一杯旦那さんの代わりに子宮に子種を注いであげるからね。明日は俺たちは休みなんだから」
「ん、はぁ、はぁ、だめぇ…私、全身郭公君の精液塗れにされちゃうぅ」
「今は俺が由紀子の旦那だ」
「はぁうぅぅ」
由紀子は本来の旦那ではない相手に犯されているにも関わらず、妊娠の危険性がある中出しを容認するかのように両足を腰に回した。
堕ち切った教師の淫らな夜はまだ、終わりそうもなかった。 キャラ紹介
鶯宮郭公
隠れた資産家にて名家の鶯宮家の嫡男、趣味は家庭(もしくは結婚間近のカップル)持ちの
女を孕ませる事。ただしこれはどちらかと言うと性的衝動というのに近く、一時期は己の性癖
に悩むも今は割り切って楽しむ事にした。初めての孕ませは中三であり、もちろん責任は取ってない。
ちなみに、生まれた子供を見に行くのと相手の女の母乳を吸いに行ったついでに二人目を孕ませた逸話がある。
なお、実父も今は落ち着いているが同じ性衝動を抱えており結果として学校には郭公の異母姉妹兄弟がそれなり
に存在している。
どうも、お久しぶりです。一応寝取り物となっていますが、こんなん寝取り物じゃねーよという方が
おりましたら、申し訳ないです。 >>55
期待
好きなペースで書いてね
>>60
乙乙
旦那と女のキャラ紹介もあると、寝取り背景がより鮮明になるかも
女のほうは割腹自殺とかしないといいけど >>61
期待ありがとうございます
寄生スレで一本書いてから復帰します
構想としては、最初からエロ中心に書き直す予定 独身時代に遡って急用でデートをすっぽかされた女教師が
偶然待ち合わせ場所にやって来た郭公とデートする展開とかお願い 前のスレが遂に落ちたけど、スレ後半の投稿作品って保管庫に収納されたのか? >>64
されてない
保管庫も昨年3月以来まったく更新なし
雑草(広告)で荒れまくり
管理人氏は昨年卒論がどうのとか言ってたから、いま新入社員で寝る間もないのかな
保管庫引き継いでもいいなら引き継ぎたいところだが、ドメイン取得とかよく解らんし
まったく俺って役立たずな奴だぜ ドメインなんかいらんぞ
リボンでもfc2でも、レンタルサーバ借りてFFFTPでいっちょあがり
タグも覚えりゃ簡単だし、スレのログもググるだけで手にはいる
保管作業だってコピペしてソース整形するだけ
たいへんなのはスレを読み続けること
投下されたら最低流しでも全部読まなきゃならん、その上>>1は
凌辱や備考とか、それなりに読まないと分からんとこまでチェックしとるし
おれはそれで、保管庫3つが一年半しかもたなんだよ 今や、SSでも、スレに投稿しなくても、自分で発表できる場があるしな。
pixivやFC2小説など。
発表する側もそれを使ってくれれば、倉庫など作らくともリンク集だけにすればいいし。 wiki形式ので多人数で管理するしか更新停滞を回避する術無いな >>68
あっちでも読んだけど、やっぱオチが肝要だよねその話。 いのちみじかしはらめよおとめ
あかきくちびるあせぬまに
あつきちしおのひえぬまに
あすのつきもねなきものを 今日NHKの夜ニュースで匿名精子提供問題やってて、
真っ先にこのスレのことを思い出した。
ttp://www3.nhk.or.jp/news/html/20140227/k10015588941000.html
匿名女性の声とか孕ませ目線でしか見れなかったわ。 キレイなアラフォーもいないわけではないが
大抵は売れ残りの不良在庫で苗床としてはアウトだろ コンドームに穴を開けて性交渉した男逮捕 意図的に交際女性妊娠させる
ttp://jp.reuters.com/article/wtOddlyEnoughNews/idJPTYEA2903C20140310?rpc=223&rpc=223 リンカーン中田氏のサイとできたみたいだぜ
リンカーン中田氏【作品集】って名前の。 >>80
名前のほうで検索したらたしかに出ないなw
投稿サイト、アルカディアの孕ませマンションの感想ページにヒント(直球)がある。 見てきたがカウンタ一桁とかホントにできたばっかりなんだなw
>>79が自演なんじゃないかって勘ぐってしまうくらいだ
しかし続編追加とかじゃなくて、単なる過去ログ保管庫なのは残念 >ナイジェリア北東部ボルノ州で女子生徒200人以上が武装集団に拉致されて
>行方不明になった事件で、イスラム過激派「ボコ・ハラム」のリーダーが
>生徒たちを「奴隷」として売り飛ばすとする犯行声明を発表した。
ttp://www.huffingtonpost.jp/2014/05/06/boko-haram_n_5271731.html
やべえ
拉致されたJKは10ヶ月後…不謹慎だが妄想が止まらない
なおアラビア語で「ハラム(haram)」は罪
孕むことは罪深き所行、まさに原罪なのだ >>85
東南アジア・中南米あたりのゲリラだと正に攫って孕ませて産ませて組織強化という流れなのだが
イスラム過激派は宗教的にその辺大丈夫なのか、それともイスラム掲げつつ奴隷商売やりたいだけなのか
とりあえず、名は体を著しすぎなネーミングセンスが素敵 検索したら本当にあった。
エロマンガ島みたいだな。 すぐに『ボテ・ハラム』って組織が女子高を占拠して全員堕胎できなくなる
まで拉致するってネタを思いついたんだが、さすがに不謹慎かと思って、そ
れ以上プロットを考えるのはやめた。 >>89
隕石になってないで早く続きを書くのだ
ボコ・ハラム を検索しようとして ボテ・ハラム と入力してたのに
しばらく気がつかなかったぐらいだから、アリだな 二次元ならこういうの面白いんだけど、リアルだとひたすら胸糞なんで困る >>91
ですよね…。
あくまで妄想や空想だから際限なく鬼畜なこと考えてもいいんだけど、リアルだとなぁ。
ただ胸糞悪いだけ。犯行組織、構成員だけでなく家族親族まとめてを殲滅したくなる。 >>92 家族親族まとめてを殲滅したくなる。
これも相当に胸糞悪い言動なんで、自重しろ >>93
胸糞悪くさせてすまんな。以後、心で思うだけにするわ。
だが宗教関係のこういう輩だけはゴキブリを生で食べる以上の嫌悪感しかないんで考えは変えんがな。
あ、テロリストの妻・娘を復讐で孕ませる話なら不謹慎じゃないのか。
ある意味、寝取り孕ませの話と変わりないし。 こういう矢鱈と攻撃的で自分の偏狭な考え方を改めない人が
東南アジア・中南米あたりで生まれて宗教に染まると
>>85のような事件を起こすゲリラとなるわけです
いやー、世界って本当に良く出来てますね 3次ニュースはベタ貼らなくていいやろ
そこからネタを得た人がパロって投下でもするならともかく このスレには思ったほど人がいたみたいだ。
みんなROMってたのね。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています