ニューハーフ・シーメールでエロパロ 7
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0001名無しさん@ピンキー2014/01/19(日) 18:15:27.47ID:z6a4gWwt
見た目女、心も女、
なのにその股間には・・・

そんなニューハーフさんを対象にしたSS書いてください。
ふたなり、両性具有はスレ違いです。おっぱいはあるのが普通です。

前スレ
ニューハーフ・シーメールでエロパロ 6
http://pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1336219403/

保管庫&避難所
http://bluerose.g.ribbon.to/blueroses/
0268名無しさん@ピンキー2019/09/16(月) 14:14:40.87ID:bzjJPz52
女性化乳房の思春期少年とかどうだろうか。
ウィキペディアで調べた程度だが、思春期のホルモンバランス次第によっては女性ホルモンが多くなって胸が膨らむこともあるとか。
通常は思春期の進行に伴って男性ホルモンが優勢になって男の体になるが、稀に女性ホルモン優勢のまま成長して胸だけでなく骨盤などの形も女性のようになってしまうことがあるそうな。

原因としては単純に女性ホルモンの分泌が多い場合は男性ホルモンの投与で治療できるのだが、
肝臓の機能の男性ホルモンを女性ホルモンに代謝する機能が強すぎると、精巣で作られたり治療のために投与した男性ホルモンが女性ホルモンに変わってしまい、女性化が進行してしまう。
0270名無しさん@ピンキー2019/09/26(木) 19:04:39.00ID:09f8Db/U
「部活は出ないのか?」
「……うん。週末は用事があって……」
「色々と辛いことがあっただろうけど、なんか悩み事があるなら俺が聞くからな」
 幼馴染みの健吾が笑った。
 健吾はテニスウェアを着ており、夏休み中ずっと部活に出ていたためか小麦色の肌をしていた。
 一方、花澤望【ルビ:のぞむ】は家庭の事情で部活どころではなかったので、華奢な腕などが抜けるように白かった。
 腕には無駄毛が一本もなく、顔立ちも美少女よりも清楚で愛くるしかった。
 しかも、数ヶ月、理髪店に行っていないので、耳が隠れるほど艶やかな黒髪が伸びていた。身長も155センチしかないので、制服を着ていないと女子に間違われることがあった。
 健吾は夏休み明けから妙に色っぽい親友に、あらぬ妄想をしてしまう。
(女子の制服を着せたら似合うんだろうな……佐伯さんよりも美少女かもしれないって、俺は何を考えてるんだ)
 視線が思わず、望の胸元に注いだ。
 そこは確かな膨らみがあった。本来、男子にはない双つの柔らかな膨らみだ。
(思春期性女性化乳房……ストレスとかでホルモンバランスが崩れて、女子のようなオッパイができる病気があるなんて)
 夏休み明けに、胸に明かな膨らみができた望を見て、クラスはちょっとしたパニックだった。
 教師が思春期性乳房の説明をしてくれ、みんな、望の母親に不幸があったことを知っていたので納得した。
(それでも、なにかおかしい……)
 幼馴染みの直感でそう思うが、踏み込んだことは聞けなかった。
「じゃ、じゃあ、来週ね」
 望は逃げるように学校をあとにした。
 
0271名無しさん@ピンキー2019/09/26(木) 19:33:16.45ID:4gOLbL9o
 中野区にある邸宅の前には高級リムジンが停まっていた。
 望は胸が締め付けられた。
 居間にはスーツを着た女性がいた。父親が働く会社の秘書の人で、名を柏木英美という。彼女とはすでに数度会っていた。
「待っていたわ」
「……た、ただいま戻りました」
「お湯を沸かしてあげているから、すぐに用意してくるのよ」
「……はい」
 処刑台にあがる囚人のような足取りで、浴室に向かった。
 これから起こることを考えると、身体が震えてくるのをどうしようもできなかった。
(……お父さんのせいだ……)
 望は一流企業の課長である父親を恨もうとした。
 しかし、できなかった。父親は真面目で優しい人間だと知っていたからだ。
 高校入学してすぐに母親が難病だとわかった。臓器移植しなければ助かる見込みがないと余命数ヶ月の宣告を受けた。
 父親は親戚など八方手を尽くして金を集めたが、それでもアメリカでの医療費には足りなかった。
 追い込まれた父親がとった手段は犯罪行為だった。会社の資金に手を付けてしまったのだ。
 それほどまでして名医がいる病院まで渡米したのに、ドナーが現れる前に母親は亡くなった。
 今年の夏のことだった。
 葬式が終わったあとに英美と初めて出会ったのだ。
 そのときに言われたのが、父親が会社に行った重大な背信行為だった。
「明るみに出せば、あなたのお父さんは犯罪者として塀の向こうになるわ」
 もちろん、助けてもらえるように懇願した。
0272名無しさん@ピンキー2019/09/26(木) 19:55:59.04ID:OLEZIMSq
「毎週末に富貴層だけを集めた会員クラブがあるのよ」
「会員制……クラブですか?」
「ええ、別名で美少女奴隷倶楽部っていうの」
 英美は何事もないように冷笑を浮かべた。
「ど、奴隷!?」
「そこに会長の新しい奴隷として君が参加するなら、今回の件を内々に処理してくださるそうよ」
 始めから提示された選択肢は一つしかなかったのだ。
 そして、その後、英美と何度か会い、そのたびに奴隷の道を歩まされたのだ。

 望は開襟シャツを脱ぐと、胸にはさらしが巻かれていた。
 それを外すと、やや外向きの双つの乳房がバウンドするようにまろびでた。それぞれ片手では覆いきれないほどのボリュームだ。
 容もお椀型と美しく、肌理細かな雪肌や薄桃色に彩られた先端の乳頭を見て、彼の性別を男と見極めるのは困難だろう。
 しかし、ズボンを脱いでボクサーパンツを脱ぐと、本来あるべき大人の飾り毛が一本もなかった。
 夏休み中に永久脱毛されてしまったのだ。
 もちろん、乳房の膨らみも思春期性女性化乳房症という病気ではなく、シリコンによる豊胸手術の結果だった。
 十五歳の美少年の胸には、Dカップの美しい乳房が強制的に造られていた。
 身体を捩るたびに乳房の存在を意識してしまう。
 悔しくて、惨めで仕方がないのに、股間の男根がゆっくりと頭をもたげかかってくるのだ。
 そのとき、浴室の扉が開いた。
「あら、まだ、お風呂に入っていなかったの?」
 英美が股間を見て、唇の端を持ち上げた。
「美少女奴隷倶楽部のなかで、こんな立派なクリペニスがある娘は、望美【ルビ:のぞみ】ちゃんくらいよ」
0273名無しさん@ピンキー2019/09/26(木) 20:09:57.48ID:m5FjeRA8
 さらに英美は、かって知ったる他人の家のようにランドリー収納の下着入れを開いて見せた。
「え!?」
 少年は驚きの声をあげた。
 そこには今朝まで、ボクサーパンツが入っていたはずなのに、色とりどりの女性用のパンティが入っていたのだ。
 しかも、別の棚にはブラジャーが入っていた。
 その中から、英美は白無地に赤いリボンという清楚なブラとパンティを選んだ。
「初夜だから、清楚な下着がいいわね」
「じょ、女子のなんて……」
「なに言っているの。会長の奴隷・望美になるって誓ったでしょ?」
 確かに週末は望美として、会長の介添えをすると約束したが、それ以外に父親を助ける方法がなかったからである。
 まさか、下着まで女子用になるなど想像もしていなかった。
「さぁ、身体を清めていらっしゃい」
 少年は浴室に押し込まれ、一日の汗を流し、女子高生の匂いがするようになるというボディーソープで身体を磨くのだった。
 そして、湯船から出た身体は火照っていた。
「じゃあ、下着を穿かせてあげるわ」
「あぁ……嫌です」
「嫌なんて言える立場かしら?」
「……うぅ」
 項垂れて顔を左右に振るしかなかった。
 ブラとパンティを穿かされただけで飽き足らず、英美は少年が通う高校の女子制服も用意していた。
 それは半袖のセーラー服と膝丈のプリーツスカートだった。
 美少年の顔はさらに真っ赤に染まるのだった。
0274名無しさん@ピンキー2019/09/28(土) 23:27:18.60ID:v15V0MZ/
 身を整えた望美は、リムジンで多摩市のホテルに連れて行かれた。
 ホテルと言っても会員制で、利用できるのは富貴層のみだった。金曜日の晩から日曜日にかけて、少女たちの啜り泣く声が絶えることがなかった。
 駐車場にはすでに高級車が何台も停まっていた。
 後部座席が開き、英美が現れると、遅れて項垂れた美少女が現れた。
 薄化粧を施され、前髪を定規で測ったように切り揃えられ、耳が隠れるくらい長い髪に可愛らしいピン留めが施されていた。
 制服は都内の名門校の女子用セーラー服で、胸元を誇るように前に突きだしていた。
「望美ちゃん、グズグズしないのよ」
「……は、はい」
 履き慣れないローファーで歩いていると、英美にお尻を叩かれた。
「女の子なんだから内股で歩きなさい」
「うぅ……」
「うふふ、月曜日の朝まではおまえは会長に飼われる牝奴隷だって忘れないことよ」
 父親の不正を見逃してもらえるかは、望美の従順さにかかっていることは、車内で説明され重々承知の上だった。
 しかし、それでも人里離れた秘密倶楽部に連れてこられ、脚の震えが止まらなかった。
 玄関前にドアマンがいた。
 望美はジッと見られているようで、ますます項垂れた。そんな彼に英美が耳打ちをしてきた。
「男の子だって気づかれなかったわよ」
 それがよかったのか、悪かったのか、望美には何とも言えなかった。
 そのとき、ポーチ前に車が停まり、中から初老の男が鎖を持って出て来た。鎖を引くと首輪を嵌められた美少女が四つん這いで這い出てきた。
 少女はパンティさえ穿いておらず、首輪のみだった。乳房も性器も丸見えだった。
「なぁ!」
 望美は小さい悲鳴を溢した。
 全裸の少女は肩を震わせて項垂れ、這いながら望美の隣を通り抜けた。
0275名無しさん@ピンキー2019/09/28(土) 23:36:12.30ID:A8RTQonN
「次回は裸できましょうか? そうしたら、男の子だって気づいてもらえるわ」
「あ、いやぁ……」
「あら? 散々、セーラー服は着たくないって駄々をこねたじゃない」
「うぅ……」
 入浴後のことを言われた。
 それは当然だろう。
 健常な思春期男子が、女子の下着や制服を着用することに恥辱や屈辱なしにできるはずがない。
「次回から、今日みたいな態度をとったら裸で連れてくるからね」
「……はい」
 迎合するしかなかった。
 ドアマンの若い男は流し目で、少女の剥き出しの尻を眺め、それが見えなくなると、望美をいやらしく舐めるように見ている。
 特にその視線は胸に集中している。
 同性からそんな好色な視線を受けることも耐えがたいが、それ以上に、男なのに女の乳房を造られた身体を見られたとき、あの目に嘲笑や侮蔑に変わることのほうが恐ろしかった。
0276名無しさん@ピンキー2020/01/07(火) 16:45:54.76ID:bZhIgU8l
続き期待
0277名無しさん@ピンキー2020/01/12(日) 13:55:01.25ID:Owdbt4Dc
現実的な性転換手術とかじゃなく、TS女性化ものみたいに魔法的な理屈で性器だけ残して女性化したい。
理想の女体を文字通り自分のものにして、残った男の部分で気持ちよくなりたい。
0278名無しさん@ピンキー2020/01/20(月) 08:12:12.90ID:7W7c3St6
分かるわw実際は、て考えるとな…些細な無駄毛とかも、現実にはなかなか処理が
追い付かない事が多々あるもんだし
表層的に体格的なものだけなら、存外いけそうな素体な方々を度々見かけるが
0279名無しさん@ピンキー2020/02/11(火) 16:32:03.36ID:0WZ6+PMx
サキュバスに敗北して捕まったところで自決めいて性転換薬を服用。
「女なら精を吸うことはできないな!」
「あら、女に生やして吸うこともできるのよ」
そして疑似百合逆レイプ搾精。
0280名無しさん@ピンキー2020/07/13(月) 21:22:19.41ID:57AhgDYQ
>>1リンク切れとるがな。
0282名無しさん@ピンキー2020/07/23(木) 03:02:09.32ID:sPYcoSn2
一体いつからだったから正確には知らんが、大体4〜6月末辺りにかけて
自分が愛用してるブラウザは、全然ピンク板(のスレ内が)が見れなかったな…
だからレスの数が増えた時は、他ブラウザから覗いてたwそこは検索の方法が限られるから
目当てのスレへ行くのがかなり面倒だった
0283名無しさん@ピンキー2020/09/13(日) 11:38:30.66ID:henvOVky
シーメール化風俗なんてのはどうだろう。
シーメールの嬢と遊ぶのでななく、客が店から提供されるアイテムとかでシーメールになる。
一人で楽しんでもよし、専門の嬢と遊ぶもよし、知り合いと楽しむもよし。
0284名無しさん@ピンキー2020/09/13(日) 19:29:25.15ID:EQbfHVR3
「さてと」
 その日、一仕事終えた俺・ブリクの懐には、ちょっと余分に現金が入ってきた。
 なに、危ない仕事じゃない。大工だよ。民家の煉瓦壁を直してきたのよ。
 余った活力と廃材で以て、傷んだ椅子やら便座やらを直してやったら、家主の婆さんがチト余分に小遣いくれたのさ。
「いらっしゃいませオジサン。なんか上機嫌だね」
「いやタメ口て」
 晩メシにと立ち寄る食堂。給仕の娘と交わすやり取り。いやー健康的な生活だぁ…ありがたや。
「茶色いビーフシチューと黒パンな」
「およ? ホントに何かあったの? 羽振り良いじゃん」
 給仕の娘が目を見開く。
 いつもはシチューもパンも白いのを選んでるけども。それはそれで旨いけども。
「ンにゃア、ちょっとな。コレ的にな」
 親指と人差し指で丸を作って示す。
「へえ、じゃ何かおごってよ」
 茶色い方は野菜をトロ火で煮込んで濾して作る、吐き気をもよおすほど手間のかかるやつでな。ちょっと値が張るんだな。
 タンパク源もお手頃価格のポークじゃなくて、手間のかかるビーフだからな。倍ではないが、ちょっとした味わうメシだ。
「悪い、これで一杯いっぱいだわ」
 …実は嘘ついた。こんだけ奮発しても、まだちょっと。
 そうだ。食い物が来るまでの十分強。アレを見てみよう。壁のコルクボード。

 レビュー!

 男の精を糧とするふしだらな魔物・サキュバス。
 あらゆる種族と性交し、時には子をなす事もあるそいつらを祖先に持ったサキュ嬢が、現金と引き換えにふしだらな事をやってくれる店。
 そんな店を渡り歩く奴らが、予備知識として感想を書いてくれる。

「とうとう今回は、別個の賭けに負けた罰ゲームとして、サイコロ振って出たコンセプトの店へ行ってきた。

 元・男のサキュ嬢の店へだ」
0286名無しさん@ピンキー2021/05/16(日) 17:10:01.66ID:VgTk/bbH
女性化ものに近いシチュエーションだが、射精すると体が女性化していく呪いとか魔法とか。
屈強な男がそんな呪いにかかり、自慰や性交渉、夢精で射精するたびに身長や体格が縮み、筋力が低下。
声が高くなって顔つきも女性的になっていき、骨格も変化して腰の括れができて胸も膨らんでいく。
ただし、あくまで女性的になるだけで性器は男性のまま。
射精を我慢していれば徐々に戻るが、誘惑に逆らえず男らしさをどんどん失ってしまう。
0287名無しさん@ピンキー2021/07/17(土) 14:30:32.72ID:qMY+SUXR
思春期前の少年に女性ホルモンを投与し続けたりすると、どこまで女性らしく成長するのかな。
ちょっと調べた限りだと、女性ホルモンの効果で身長の伸びは早めに止まり、骨盤の形も女性と同じになるとか。
成長期であれば乳腺の発達も女性同様らしいので胸の膨らみも女性と遜色ないサイズになるらしい。
ただ、女性ホルモンで男性機能が損なわれるので勃起不全や無精子、性欲もなくなってしまうそうだが。
0288名無しさん@ピンキー2021/10/16(土) 21:26:46.55ID:H3g/SiWt
陰間道(かげまどう)。それは紳士にして淑女のたしなみ。
磨き抜いた心身を以て、殿方の御心に寄り添い、時には癒し、時には勃てる大和丈夫(やまとますらお)を、切磋琢磨を介して育む、架空の武道である。

スマソ言ってみただけ。
0289名無しさん@ピンキー2022/08/31(水) 17:51:49.74ID:b9oZxvCt
もうみんなノクターンやピクシブに移住したのかな。

最近はシーメールタグがついてなくても強制女装タグがついているとシーメールに該当する事例が多い。参考までに。
0290名無しさん@ピンキー2023/03/09(木) 22:35:33.29ID:wPooEroS
今メーラーに、いわゆる『よくある奴』を書き溜めとる。
0291名無しさん@ピンキー2023/04/17(月) 16:37:29.24ID:D7Q28n/K
ノベルAIで作ろうかと色々試してみたが文章が少しずつしか生成できないので
つまった時のつづきを書き出す助けくらいにしかならないな・・・
0292名無しさん@ピンキー2024/03/17(日) 06:28:38.25ID:/OKsrqzQ
ファンティアなら稼げるから食われ潰されるだけの無料掲示板に降臨してくれる神作家・絵師はこの先生まれないんだろうな
0293魔法少女フロンティーア・下巻〜あらすじ〜2024/03/20(水) 22:05:35.71ID:YwJD/2Tf
地元の男子高校に通う梶原璃玖(かじわらりく)はいわゆる不良と見做されている。
ある日、彼はとある惑星“ハーアン”からやってきたという“機械精霊「アンバル」「ゼラザック」”に出会う。
彼らの星は突如現れた謎の触手型生物“ヴァディー”によって、滅ぼされてしまったという。
そして、侵略の魔の手を様々な星へと伸ばし、その中の一つに地球が選ばれてしまったのだ。
しかし、科学者たちは最後の最後まで研究を続け、ヴァディーへの対抗手段を開発していた。
それこそが“体組織変性最適化装置「フロンセッター」”であり、アンバルとゼラザックはそのナビゲーションシステムなのである。
アンバルとゼラザックは、フロンセッターに適合した人間・梶原璃玖をヴァディーを倒せる唯一の存在“フロンティーア”へと変身させた。
「はぁあああ……!フロス・マッシャア!!」
『倒したミーン!!』
『璃玖すごいヌーン!』
「……なぁ、変身したらフリフリの格好になるのはこの際置いといて、なんで女の身体になるんだよ!?んでもって、お、犯されなきゃ戦えないっておかしいだろ!?」
『ヴァディーは驚異的な生命力を持っていて、通常兵器では倒せなかったミーン。だから奴らの精液をエネルギーに変換して戦う方法が編み出されたんだミーン』
『そして奴らは雌性生命体を主な標的とするヌーン。他の人を守るのと効率的に精液を吸収するには、ヴァディーの最優先目標になるのが一番なんだヌーン』
『つまり、ヴァディーにとってより魅力的な女性に変身するのがベストなんだミーン』
『申し訳ないけど、女体化と犯されることは奴らと戦う上で必須事項なんだヌーン』
「くそっ、マジかよ!最悪じゃねーか……」
平穏を乱すの悪魔の手から人々を守るため、璃玖は渋々フロンティーアとなって、今日もヴァディーと戦うのだ!
* * *
ヴァディーとの激闘が続く中、ふと璃玖は自分の身体が大きく変化していることに気付いた。
胸は膨らみ、尻は丸くなり、腰はくびれ、男性器はすっかり委縮して勃起もほぼしなくなってしまっていたのだ。
「……おい、なんだよこれ?前からなんかおかしいと思ってたけど、これ、もうほとんど女の身体じゃねぇか!?」
アンバルとゼラザックを問い詰めると、彼らは衝撃の事実を語り出した。
ヴァディーに犯され、吐き出された精液をエネルギーに変換して戦うフロンティーアだが、実はフロンセッターはその全てを変換することは不可能で、また無力化も出来ていなかったのだ。
これはヴァディーの精液の完全な無害化を成す前に科学者たちが全滅してしまい、体組織変性最適化装置の開発が試作品のフロンセッターの完成で止まってしまっていたからであった。
そして、ヴァディーが他の生命体を襲うのは繁殖の為だが、実は奴らの精液には生殖能力はなく、犯した相手を繁殖の為の「母体」へと変化させてしまう効力を持っていた。
同様に、フロンセッターが除去しきれなかった精液は「淫毒」となって適合者の体内に少しずつ蓄積し、徐々にその身体を蝕み、最後には母体化させてしまうのだ。
そうなってしまう前に、アンバルとゼラザックは適合者を完全に消滅させ、次の適合者を探すということを今までずっと繰り返してきていた。
璃玖はハーアン人と地球人を合わせて十代目にして、初めての男性適合者であった。
しかし、男性であっても結局淫毒には抗えず、璃玖の身体の女性化は進行しており、母体化の最終段階へと至った時がお別れになると二匹は告げた。
「……ふざけんな、ふざけんなよ!!」
自身に降りかかった余りにも理不尽な仕打ちにやり場のない怒りを覚えた璃玖は居ても立ってもいられず、部屋を飛び出した。
当てもなく街を彷徨う彼にある危機が迫る―――
0294魔法少女フロンティーア・下巻〜Chapter1〜2024/03/20(水) 22:06:48.99ID:YwJD/2Tf
梶原璃玖はいわゆる不良のレッテルを貼られている。だがそれは、世の中に罷り通っている理不尽に怒りをぶつけてきた結果だ。
彼が不良と呼ばれ始めたのは、陰湿ないじめをしていた奴をぶん殴り、それまでいじめを見て見ぬふりしていたくせに、喧嘩沙汰になった途端に先生面してきた教師の顎を砕いた時である。
それからも璃玖は、理不尽を目にするたびに考えるより先に拳を出し続け、今はヴァディーという繁殖のためだけに他の生物を好き勝手にする化け物をぶちのめしている。
だが、そこに待っていたのは、女の身体にされて化け物に乳房を弄ばれ、二穴を好き放題に犯されて漸く戦えるという訳の分からないルール。
そんな恥辱を歯を食い縛って耐えながら名前も知らない誰かのために戦い続けた結果が、日常からも男としての自分を奪われ、最後には跡形もなく消滅させられるという理不尽。
何故最初からこうなることを教えなかったと璃玖は機械精霊たちに食って掛かったが、説明しても戦ってくれたのかと聞き返され、思わず黙ってしまった。
『フロンセッターは所詮は試作段階なんだミーン。それに、適合した者しか変身できないミーン』
『酷いことをしているのはわかっているヌーン。でも、このメモリーを確認してほしいのヌーン』
言われるままにフロンセッターを弄ると、理玖の脳裏に思い出が走馬灯のように駆け巡った。しかしそれは、璃玖の記憶ではなく他の誰かの記憶だった。フロンセッターに選ばれ、ヴァディーに犯されながら戦い続けるも、圧倒的な物量に徐々に追い詰められていった苦い記憶。
何時しか、見渡せる範囲全てにおいて夥しい量のヴァディーが蠢き、そこかしこに母体にされた女性がいて化け物を産み落としている地獄が目の前に広がっていた。ハーアンの最期の姿だった。
「……あは、すっごい疼いてる。ここまで、か」
『ミーン……』『ヌーン……』
「二人ともお別れだね。この星にもう適合者は居そうにないから、あいつらが開いたゲートを利用して、他の星に行くんだよ」
今、璃玖が見て聞いて体験しているのは初代フロンティーアの記憶だった。疼いている、というのは恐らく彼女の身体が母体化の最終段階を迎えていることの兆候なのだろう。
「―――他の星を、守ってあげて。この星みたいに、させないで」
視界が真っ白になるも一瞬で真っ黒になる。消滅したのだ。璃玖の耳に残った初代フロンティーアの最期の言葉。アンバルとゼラザックは彼女の想いを胸にこの地球へとやって来たのだろう。ヴァディーの侵攻を食い止めるために。
確かに、この星をあんな地獄にはしたくない。初代の記憶を体験した璃玖には強い想いが芽生えていた。しかし、それでも最期には肉体の消滅が待っているとなればフロンティーアになる覚悟はできたのかと自問する。
戦いを途中で放棄したとしても、体内に残留した淫毒で母体化は進行してしまうのでそうなる前に消滅させられる。戦って死ぬか、フロンセッターに消滅させられるか、天寿を全うすることは不可能で、死はその二択しかないと知っていたらどうだったのかと。
無理、それが璃玖の答えだった。化け物と戦って死ぬ覚悟ならあった。だが、どれだけ頑張っても何をしても最期には跡形もなく消えるしかないのなら、何を軸にして戦えばいいのかわからなかった。
だから、機械精霊たちはフロンティーアは最後には母体になってしまうという事実を伏せてきたのだろう。自殺願望をもった人間でもなければ、死ぬ為に戦うようなフロンティーアになどなろうと思えるはずがない。
機械精霊に騙されていたことにどうしようもなく腹が立つ。なれど、そうする事情も理解出来てしまう。璃玖は我が身に降りかかった理不尽への怒りをぶつける対象を見失っていた。
どうしようもない苛立ちを何とかしようと、璃玖は着の身着のままで街へと飛び出した。怒りをぶつけられるものを、八つ当たり出来そうなものを探して街を走り回った。
しかし、八つ当たりなんて璃玖の大嫌いな『理不尽な暴力』そのものである。どうすることも出来ずに彼は当てもなくただふらふらと街を彷徨うしかなかった。
0295魔法少女フロンティーア・下巻〜Chapter1〜2024/03/20(水) 22:07:46.99ID:YwJD/2Tf
「―――なっ!?」
苛立ちで冷静さを失っていた璃玖は、人通りの少ない路地にいることも、背後からスモークガラスの自動車が近づいてきていることも、自分の歩く速さに合わせて速度を落としたことも、真横に来た瞬間にスライドドアが開いたことにも警戒できる程の余裕はなかった。
結果、車内から伸びてきた手に完全に不意を突かれた璃玖は、突然の事態に理解が追い付かず、まともな抵抗も出来ずに車内へと引きずり込まれてしまった。
「おぉ〜、結構いいんじゃん?」
「ボーイッシュ系?当たりだね」
「うわ、今時化粧なしとか超レアじゃね?」
誘拐という立派な犯罪行為をしておきながら、男たちに異常な興奮は見られなかった。慣れている。つまり、この阿呆どもの一時の愉しみの為に、理不尽を強いられた被害者が既に何人もいるということだ。
こんな奴らを守るために自分はこんな理不尽を強いられたのかと、璃玖の瞳に怒りの火が灯った。八つ当たりを、理不尽な怒りをぶつけてもいい奴を見つけた仄暗い歓びに彼は怯えて見せる顔の裏で笑みを浮かべていた。
「う〜ん、怯えてる顔もかわいいね」
割としっかり押さえつけられているのでポーズとしての抵抗だけをして、璃玖は時機を待った。拘束が緩む瞬間、僅かな油断でも、何らか道具を用意するための一瞬の隙でも何でもいいと。
「おっぱい見せてもらうよ」
「お、ノーブラじゃん」
スウェットを捲り上げられ、膨らんだ胸を見られる。屈辱的だが、今の状態では自分の方が圧倒的に不利なので璃玖はぐっと堪えた。チャンスは確実にやってくると信じて。
「へぇ、小ぶりだけどいい形してるね」
「んんっ……!」
軽く胸を揉まれて思わず漏れた甘い吐息。どうにも璃玖が思っている以上に感度が良いようだ。璃玖は自身に今のは演技であると言い聞かせ、平静を保とうとした。
胸を弄りまわすのに男が夢中になっている間に改めて自身の状況を確認する。狭い車内、人数は胸を触っているチャラついた男と拘束役の眼鏡の男、運転手の三人。
「へへ、じゃ、そろそろ下の方を……」
千載一遇の機会がいよいよ訪れようとしていた。璃玖の外見は蓄積していた淫毒の影響で女性に近づいている。胸も膨らんでいる。男たちは彼のことを完全に女の子だと思い込んでいる。つまり―――
「……は?」
「―――ふっ!」
ボクサーパンツを下したチャラ男が固まった。それはそうだろう、女の子にあるはずのないものが股間に在ったのだから。璃玖はここぞとばかりに全身のひねりを加えながら男の呆けた顔面の下方、顎に蹴りを入れ意識を刈る。
「んがっ!?」
「え、は、なんっ!?」
いきなりの出来事に何が起きたかわからず軽くパニクっている眼鏡の男の顔面にも屈伸運動を利用した両足蹴りを叩き込む。衝撃で弛んだ腕の拘束を振り解き、起き上がる。
このまま拘束役の鳩尾にワンパンを喰らわせて、シートベルトのせいで身動きが取れない運転役の首を締めて脅す。制圧の方程式は完成間近である。それからはこの悪漢どもの折檻だ。
0296魔法少女フロンティーア・下巻〜Chapter1〜2024/03/20(水) 22:08:52.49ID:YwJD/2Tf
「ってぇなこの野郎!!」
「なっ!?」
璃玖は一瞬何が起きたのかわからなかった。昏倒しているはずの男が背後から襲い掛かってきていた。
思い当たる節が一つあった。璃玖の身体は母体化に伴い女体に近づいている。往時よりも筋力が落ちている可能性は十分にあった。
今までなら力の入りにくい体勢とはいえ、璃玖の蹴りをまともに顎に喰らえばほぼ気絶、意識が残ったとしてもすぐには動けなかった筈である。しかし、まだ動けるということはそういうことで間違いなかった。
「このっ、くそアマッ!!」
「げっ……、がふっ、ぐふっ……。かっ、は……」
背後の男に気を取られている隙に、眼鏡の男が璃玖の鳩尾に渾身のワンパンをかましてきた。腹筋に力を入れていなかったのでまともに衝撃を喰らってしまい、痛みと苦しさで一瞬身動きが取れなくなる。
「おい、今のうちに手錠しろ!口もふさげ!!」」
「いいけどよ、こいつ男だぜ!?」
「男ぉ!?」
想定外の事態に運転手の男もブレーキを踏んで車を止めて振り向く。そして、仲間の言葉が間違っていなかったことをその目で確かめた。
「……どうする?」
「男だけどとんだじゃじゃ馬だぜ?このまま捨てると後でどうなるか……」
「でもよ……」
「んーっ!んーっ!!」
誘拐しておきながら困惑する男たち。余りにも身勝手な態度に怒りをぶつけようとする璃玖だが、手錠で腕を拘束されて猿轡を噛まされ、両足も上からしっかり押さえこまれているので身じろぎするのがやっとであった。
「……いや、いけるな。この前やったブスよりずっと顔がいい」
「いやいや、あれは誰かと比較する土俵に上げちゃダメなやつ」
「あー、あれは流石に袋で顔隠さなきゃ勃たんかったわ……」
車内に不穏な空気が流れ始めていた。事態は璃玖の想定外の方向へと動き始めているようだ。
「おっぱいあるし、ちんこちっさいし、男って言うかニューハーフってやつだろ?」
「……うん、やれるな。やれるやれる」
「っし、いつもんとこな」
何度も女の子を誘拐してはレイプするという犯罪行為を重ね、まともな感性が疾うに麻痺している男たちにとってチンポの生えた女とやるのもまた一興らしい。
こうして璃玖を乗せたまま男たちの車は更に人目につかない僻地へと向かっていった。
0297魔法少女フロンティーア・下巻〜Chapter1〜2024/03/20(水) 22:10:07.84ID:YwJD/2Tf
* * *

「―――はーい、カメラおっけー」
車が停まり、運転手も加わったことで陸玖を取り囲む男は三人になっていた。チャラ男が璃玖の背後に、眼鏡の男が正面、運転手の男がカメラを構えている。
後ろ手に手錠、猿轡、両足は膝を曲げた状態でガムテープぐるぐる巻きで固定されており、自力での脱出はほぼ不可能だった。
「ところでさ、男もパイパンって言うのか?」
「知らねえよ。お、腋毛も剃ってんのか。美意識高い系?それともウリやってる?」
「かもな。こんだけ身体弄ってんなら金かかるだろ」
母体化の影響で璃玖の体毛は無くなってしまっている。他にも乳房が大きくなる、顔が美形に近づくなど外見に変化が生じてるが、ヴァディーの繁殖においてその必要性は全くもって不明である。
「じゃあ、ケツ穴慣らしていくか」
「おっぱいもいじってあげるね?」
「んんっ!んぅ……っ!」
「いいねー、その表情」
小ぶりな二つの膨らみを揉まれ、乳首を爪で軽く引っ掻かれる。それだけのことで快感が背筋をゾクゾクと駆け上がり、璃玖は男に似つかわぬ可愛らしい悲鳴を漏らしてしまう。
「つくりもんにしては柔らかそーなおっぱいだな」
「乳首ビンビンにしてめっちゃ感じてるしな」
「いいぞ、もっとやれ。胸で感じるとアナルがひくひくしやがる」
璃玖の肛門を弄っている眼鏡に煽られ、男は柔肉をぐにぐにと揉み上げる。女を感じさせるためではなく、自分が楽しみたいだけの乱雑な責めというのがこういう経験のない璃玖にさえわかった。
問題は、そんな独り善がりな愛撫にもかかわらず、璃玖が感じまくってしまっていることだ。更に、信じられないことに同時に責められている璃玖の尻穴も胸の快感に引っ張られるかのように切なさを訴え始めていた。
「ん〜、めっちゃ可愛い反応してくれるねぇ、男のくせに」
「よし、そろそろ指入れてもいいか」
肛門を撫でさすっていた指が窄まりの中心に押し当てられる。男の指が肛内に侵入してくる予感に璃玖の身体が小さく跳ねる。
「むぐぅぅううう〜〜〜っ!!?」
フロンティーアでない状態では初めてのアナルへの異物挿入。璃玖が感じ取ったのは嫌悪と恐怖と息苦しさ、そして心地よさであった。
(なんで!?どうして!?)
「案外すんなり入ったな。結構遊んでたりすんのかな」
「え?非処女なの?」
「まぁ、男のくせに豊胸してる時点でなぁ……」
確かにヴァディーに胸を嬲られて、アナルを犯されて快楽を得たことはある。もっと言えば、絶頂にまで達してしまった数は両手の指では足りないくらいだ。しかし、それはあくまで変身中の出来事であり、今のこの身体が肉悦を感じる筈はないと、璃玖は大いに戸惑っていた。
0298魔法少女フロンティーア・下巻〜Chapter1〜2024/03/20(水) 22:10:54.26ID:YwJD/2Tf
しかし、璃玖が失念していることがあった。排泄とは元来ある種の快感を伴うものである。でなければ老廃物などが体内に蓄積し続けてしまう。例えそれが指に尻穴を犯されることによる疑似排泄であっても、彼の本能に刻み込まれた排泄快楽からは逃れられなかった。
(在り得ねぇ!こんなの気持ち悪いだけだ!気持ち悪いきもちわるいキモチワルイ!)
沸き上がる快感を必死に否定しようとする璃玖。だが、僅かながらも感じているのは紛れもない事実。
これ以上は拙いと、璃玖は身を捩って男たちの手を振り解こうとするが、拘束された状態では碌に抵抗出来る筈もない。なんとかこの状況を変える方法はないかと考えを巡らせ、ふと思い出す。自分はフロンティーアになれるのだと。
(―――変身!)
しかし、何も起きなかった。
いつぞや機械精霊とたわいもない会話をしている中で、フロンティーアの力を使えばいろんなことが出来そうだという話になった。その時、フロンティーアの力はヴァディーに対してだけ使うことが許される、人の身には過ぎた力だと軽く説教された記憶が璃玖の脳裏をよぎった。
つまり、乱暴に言ってしまえば人同士の諍いに過ぎないこの状況では、フロンセッターが起動することはない。命に関わるような事態なら兎も角、現状それは在り得ないだろう。希望が一瞬にして絶望に変わる。そんな璃玖を更に追い詰める言葉が、彼の耳に届いてきた。
「お、チンチン勃ってきたぞ?にしてもちっちぇーな、おい」
「アナル弄られて気持ち良くなっちゃったか?」
「……ふ〜ん、結構エロいじゃん」
一般的に勃起とは陰茎に刺激が与えられることで起きる現象である。性的興奮や性的快感を感じた時に引き起こされることもある。それら以外の原因で起こることもあるがレアなケースだ。
現状、璃玖の小ぶりなおちんちんは触れられてもいない。この状況下でレアケースに該当することもまず在り得ない。ということは、彼は胸と尻穴を弄られることに興奮ないし、快感を感じているということだ。
「ねぇ、どっちで勃っちゃったの?胸、ケツ穴?」
「んふぅっ、んっ、んんっ、んふぅぅうっっ!!」
「布噛まされてんのに答えられるわけないじゃん」
もし猿轡をされていなかったとしても、男たちの問いに答える余裕は璃玖にはなかったであろう。彼は先程までとは段違いの快感に困惑しているのだから。
(なっ、んだ、これぇ……?さっきより、やべぇ………!!)
勃起という自分が快楽を得ていたことの確かな証拠を突き付けられたことで、璃玖は快感を否定出来なくなってしまった。気持ちよくなっていると認めるしかなかった。感じていることを受け入れざるを得なかった。
かくして拒絶という枷を外された璃玖の身体は、全ての快感を率直に脳髄に送り込むようになり、彼は押し寄せる快楽の想定外の強さに翻弄されているのであった。
0299魔法少女フロンティーア・下巻〜Chapter1〜2024/03/20(水) 22:11:44.37ID:YwJD/2Tf
「うっわ、ひっど。スマホ片手にアナル弄ってるとか」
「ちげーよ、男が感じるとこ調べてんだよ」
「あー、あったな。前立腺だっけ?」
「それそれ。第二間接くらい?ここか?」
「んひっ!?ひっ、んふぅぅううんんっ!!」
腹側の腸壁を眼鏡の指がぐっと強く押してきた。瞬間、チンポの根元辺りにビリビリとした感覚が奔り、璃玖は背を反らしながら一際高い声を上げた。
「お、当たりじゃね?」
「よし、覚えた。ここだ」
「ふぅんっ、ううう……っ、ふぅうんっ!!」
母体化の影響で肉悦に敏感になっている璃玖の身体は、未開発の前立腺であっても十分すぎるほど快楽を生じさせていた。
チンポを扱いて射精する時の快感とは違う、フロンティーアになって犯されていた時に感じていた快感とよく似た気持ちよさが璃玖を苛む。
「うわ〜、我慢汁ドバドバ出てんな」
「めっちゃスケベだよこの子。乳首もガッチガチだし」
「感じまくってるみたいだし、もうこれも外しちまおう」
「……ぷぁっ、あっ、あんっ、あ、はぅぅううんっっ!!」
猿轡から解放された璃玖の口から漏れ出ているのは快感に蕩け切った甘い嬌声。前立腺責めの快楽は彼の中でどんどん広がっていき、腰から腹にかけて熱い疼きを齎している。
「ああああっ!あっ、あっ、あっ、やだ、やだっ、それやだぁっ!!」
「目も潤んじゃって感じまくりだねぇ」
「いい表情してくれるじゃん。撮れ高ばっちし」
「アナルめっちゃ締め付けてくる。これもうすぐイクわ」
快感の荒波に翻弄され、璃玖は幼児のような言い方しか出来なくなっていた。そんな彼の叫びに男たちは耳を貸すこともなく高みまで追い詰めようと責め続ける。快感から逃れようと身をよじるも、悦楽の波は指先まで広がっており、璃玖の逃げ場はもうどこにもなかった。
いつの間にか乳首の感覚と前立腺の感覚とが繋がってしまったようで、胸への刺激すら前立腺快楽の一助となり、両手の先すら甘く痺れてきている。
「ああああっ、やっ、やだ、なんか、くるっ、きちゃうぅぅっっ!!」
「いいぞ、そのままイッちまえよ」
遂に甘い痺れが脳天にまで達し、璃玖の身体がブルブルと戦慄く。腸内で蠢く指が刺激しているその一点がギュッと窄まるような感覚が彼を襲い、次の瞬間一気に弾け飛んだ。
「……はっ、ああああ、ああ、はぁおぉおおおおぉおおおっっっ!!!?」
「お、イッたイッた!」
絶頂へと追い詰められた璃玖は、背を大きく仰け反らせながら吼えた。凄まじい快感に全身が歓喜に震え、強すぎる快楽に脳が蕩けてゆく。
「ふぁあああっ、あっ、あああっ、あ、はぁああああっっ!!」
「……すげぇな、まだイッてるよ」
璃玖が体感しているこの絶頂は、男の絶頂である射精とは違っていた。一瞬で終わることない喜悦に翻弄され、彼は目を大きく見開いたまま、獣のように叫び声を上げ続ける。
「はぁあああっ、くふぅぅう……っ、あ、あああ……、あっ、はぁ……あ……ああ……」
漸く高みから降りて来られた璃玖は、荒い息を吐きながらガックリと項垂れた。一体どれ程の時間が経っていたのか、十秒に満たないくらいだったのか、数分に及んだものだったのか、理性を焼き切ってしまいそうな程の快楽に翻弄されていた彼にはわからなかった。
「へぇ、男も女みてーにイクんだな……」
「やっべ、すっげーエロいじゃん……」
(い、イッちゃっ、た……、女に、なってるとき、みたいに……)
男たちの言う通り、彼が味わっていたのは射精時に感じる絶頂ではなく、変身中にヴァディーに犯され感じさせられた女の絶頂であった。それを母体化によって女性化しつつあるとはいえ、男のままで味わってしまったことに璃玖は戸惑い怯えた。
何より、少し前まで腹の中で煮え滾っていた理不尽や男たちへの怒り、跡形もなく消滅させられることへの恐怖などのあらゆる感情が、前立腺絶頂が齎す甘い多幸感に押し流されそうになっていることが恐ろしかった。
「……次、俺にもやらせてくれよ」
「ああ、いいぞ」
そんな璃玖の心の内を知る由もない男たちは、彼の痴態をもっと見たいと下卑た笑みを浮かべながら目覚めたばかりの前立腺を容赦なく責め立てようとしていた。
0300魔法少女フロンティーア・下巻〜Chapter1〜2024/03/20(水) 22:13:55.35ID:YwJD/2Tf
* * *

「―――うぁっ、あ、あはぁぁあああ……っっ!!」
六度目の前立腺刺激に強い絶頂に璃玖は哭いた。小さい絶頂を含めればもう何度達せられたのかはわからない。全身の毛穴から噴き出した汗に濡れ光る肌は朱に染め上げられ、火照りきっている。
「……これで一人二周回ったか」
「うは〜、もうケツ穴も顔もトロットロじゃん」
璃玖のアナルから抜かれた指は二本に増えていた。男たちの言う通り尻穴はトロトロに解れきっている。そして、彼の顔もまた快楽に蕩けており、涙や涎でぐちゃぐちゃのだらしのない顔になっていた。
(だるぅ……、なんだ、これ……)
それは、彼が初めて味わった女の絶頂後の倦怠感であった。フロンティーアになっているときは絶頂後にヴァディーが淫毒を出し、それを吸収して逆転劇が始まっていた。絶頂イコール反撃の合図だったので、身体が怠いなんてことは今まで一度も無かったのだ。
射精後の賢者タイムとはまるで違っていた。妙に冷静になったり、性欲が急激になくなったり興奮が一気に冷めることもない。それどころか、璃玖の下腹部はまだ何かを欲してじくじくと疼いていた。
(射精したい……?いや、違う……、なんだ、この)
「おっぱいも大分こなれたみたいだぜ。ほら」
「んひゃうぅぅ……っ!あっ、ああっ……」
散々揉まれ捏ね回された乳房、吸われ舐め回された乳首は快楽器官として完全に覚醒し、与えられる刺激に敏感過ぎるほどに反応し、溢れ出る快感に璃玖は思考能力を奪われてしまう。
求道者と呼ばれる者たちが目指す頂きの一つ、乳首でのメスイキ。璃玖の身体はその高みをこの僅かな間で制覇してしまったようだ。
乳房や乳首を弄られれば尻穴の奥の前立腺が疼き出し、前立腺を刺激されれば乳首が寂しいと固く尖り出す。どっちを責められてもどっちも気持ち良くなってしまう、どうしようもない淫乱な身体になってしまっていた。
「……しっかし、ちんちん扱いたりしてやったのに結局射精しなかったなコイツ」
「身も心もすっかり女の子なんだろ?女の子は射精なんてしないわ、なんてな」
「女じゃ、ない……」
指で何回もメスイキさせられていた璃玖だが、その小ぶりなペニスから先走り以外が出てくることは無かった。頭でどれだけ否定しても、自分はもう男ではないと己の身体から突き付けられているようで、彼の自尊心を酷く苦しめていた。
0301魔法少女フロンティーア・下巻〜Chapter1〜2024/03/20(水) 22:15:43.30ID:YwJD/2Tf
「もういいだろ。全部外そうぜ」
「そうだな」
手錠とガムテが外される。固定されていた腕や脚が縛りから解放され、血が駆け巡る感覚が璃玖の頭に伝わってくる。されど、暫く同じ体勢だったせいか軽く痺れているようで、すぐには動かせそうになかった。
(とにかく、逃げよう……。こっから離れないと……)
「おっと、それで逃げてるつもりかよ」
「や、やぁだぁ!もうやめて、やめてよぉ!!」
もう反抗心はほとんどなくなっていた。とにかく逃げ出したかった。この場にいては男としての自己肯定感を根刮ぎ奪われそうだった。しかし、逃げようとするも何度もメスイキさせられた璃玖の身体は消耗しており、僅かに身を捩るのが精一杯の有様。
「さっきは蹴りかましてくるくらいだったのに、大分しおらしくなっちゃって」
「いやいや、イキまくって疲れてるんだろ」
「これからが本番なのに、今から疲れてたら大変だよ〜?」
チャラ男の方からからカチャカチャと音がする。ベルトを外しているのだ。その行動の意味することを悟った璃玖は抵抗を試みるも眼鏡の男に簡単に抑えつけられてしまう。余りの情けなさと、これから起きる出来事への恐怖に彼の身体が小さく震える。
「よーく見とけよ、これがお前を本物の女にするチンポだ」
「ははっ、なんだそれ」
固く勃起したチャラ男のチンポが璃玖の眼前に突き付けられた。同級生のチンポやAV男優のものは見たことがあったが、他人の勃起したチンポを間近で見るのは初めてだった。凄まじい嫌悪感を璃玖は感じていた。
(くっ、くっせぇ……!これ、俺でこうなったのか?男が男に興奮するなんてどうかしてる……)
しかし、何故か璃玖はチャラ男チンポから目を離せなかった。自身に起きている異常事態に少なからず混乱しているせいか、それとも何度もメスイキさせられた身体が発情したメスのようにオスを求めてしまっているとでもいうのだろうか。
「はは、欲しくてたまらないって顔してるぜ」
「やっぱり男を誘うためにそんな身体にしたんだな」
「そ、そんなわけ……」
「上の口は素直じゃないねぇ……」
ニヤニヤと嗤う男たち。情けないやら悔しいやら、様々な感情がどんどんと溢れてきた璃玖の瞳には涙が浮かんでいた。
「瞳が潤んできたねぇ?下のお口はどうかな、っと」
「やっ、やめろ!」
「え〜、これで本気?抵抗する気ねーじゃん」
「あー、あれか。無理矢理やられるシチュに興奮するタイプ?」
両太腿の裏にチャラ男の手が差し込まれる。その先のことを察して必死の抵抗を見せた璃玖だが、あっという間に大股開きにさせられてしまった。
「お〜、エッロ!ひくついて誘ってやがる!」
「ぐぅぅ……っ!そんなわけ、ない!!」
「やっぱりドスケベなんだなこいつ。早く入れてやれよ」
「ああ、こいつは待たせちゃ悪いな」
カメラのレンズが璃玖の矮小なペニスの下に向けられ、手際よくコンドームをつけたチャラ男の男根が璃玖の尻穴に押し付けられている光景が撮影される。ゴム越しでさえ火傷してしまいそうなほどの熱さを彼は否応なく感じさせられていた。
0302魔法少女フロンティーア・下巻〜Chapter1〜2024/03/20(水) 22:18:51.22ID:YwJD/2Tf
「ほら、先っぽが入っちゃうぞ〜」
「や、やだ!やだやだやだやだぁ!!」
「くくく、チンポでお尻を犯される瞬間をバッチリ撮ってあげるからね」
指よりも熱く固い亀頭が肛内に侵入して来そうになり、璃玖の拒絶の意志が一層強くなる。全身をバタバタと動かすも大の男二人を跳ね除けられる程の力は今の彼には発揮できなかった。かくして璃玖のアナルは彼の意志に反して拡張されていくのであった。
「はっ……!ひぐっ、はあああ……っ!!」
(は、入ってくる……、熱くて、でっかい肉の塊で……、お尻の中、満たされて……!)
「おお……!入口の締め付けはヤベーのに、中トッロトロであっつ……!!」
肛肉を野太い亀頭が割り開いていく。ヴァディーとはまた違う質感と熱さを持つ肉棒が、性欲に脈打ちながら己の体内に侵入してくる感覚、男に犯されるという感覚に璃玖は吐き気を催すほどの嫌悪感と、理性が痺れそうな快美感に襲われた。
「おお、まるでチンポを待ってたみたいに吸い付いてくるぜぇ……」
「い、いやぁ……、チンポいや、いやだぁ……」
「いやいや言ってるけど、顔蕩けてんぞ」
長時間男たちの玩具にされ続けたアナルはすっかり解れきっており、異物挿入による痛みは全くなく、寧ろ何とも言えない心地良さを齎してくる。最早璃玖の中で肛門性交を拒んでいるのは理性だけであった。
快楽を拒否する心と受容する体。上の口は拒否する心に従って何とか拒絶の声を上げたが、下の口は受容する体の一部としてちゅっちゅっと亀頭を愛撫する。
「じゃ、動くぞ。さーて、男のケツ穴ってどんなもんかね?」
「ふみゃぁあああっ!?あふっ、ふぅぅっ、……うぅんっ!」
心だけが男に犯される嫌悪と恐怖を感じ、高揚と快楽を拒絶していた。しかし、ああしかし、彼の蕩けた尻穴は排泄の悦びを、蹂躙されている直腸は被虐の悦びを、そして、目覚めてしまった前立腺は肛交の悦びを謳っている。
そう、彼の意思に反して彼の肉体はアナルセックスの快感に溺れてしまっていた。
無理もあるまい。璃玖自身は知らなくても彼の身体、そして、本能はとっくの昔にアナルを犯される快感に目覚めてしまっていたのだから。
ヴァディーとの戦いにおいて、奴らとの性交は避けては通れない。故にフロンセッターにはフロンティーアが触手プレイの快楽に溺れることがないよう精神を制御して快感を抑制する機能が付いている。そして、戦闘終了時には身体を元に戻す機能も備えている。
だが、フロンセッターは所詮試作機である。ヴァディーの精液の完全変換・無力化が出来ないように、幾らリセットしようとも、快楽を抑えつけようとも、魂の奥底に刻まれた快感の虚ろなる記憶を消し去ることは出来なかったのだ。
そしてまた、フロンセッターの快感抑制機能はフロンティーアに変身した上でヴァディーに対してだけ効果を発揮するものであり、普段の状態の璃玖がこの瞬間に感じているアナルセックスの快楽を制御することはない。
「いいぞっ!このケツ穴のハメ心地、最高だっ!」
「あああっ、はぁああんっ!や、やめてっ、あっ、はぁあああっっ!!」
かくして璃玖は男に犯されている事実に絶望に沈む心に待ち望んでいた肉棒を受け入れて歓喜に打ち震える体という精神と肉体が相反する状態に追い込まれていた。
また、人が陥る依存症は快楽によるものがその殆どであるように、兎角人間というものは快楽に弱い。璃玖の理性は次第にアナルセックスの快感の怒涛に押し返され呑み込まれ翻弄され始めていた。
0303魔法少女フロンティーア・下巻〜Chapter1〜2024/03/20(水) 22:20:12.13ID:YwJD/2Tf
「んはぁっ、あっ、ああっ、チンポやだっ!ぬいてっ、ぬいてぇぇええ〜〜っ!!」
「言われなくても、このアツアツでトロトロのマンコでたっぷり抜かせてもらうし!」
「ちっ、ちが、そうじゃなくてぇっ、んひぃっ!?ま、まんこでもないぃっ!いひぃいいいっ!!」
抑制されていない肛門性交の悦楽は彼の理性にとって未知数の事柄であり対策が取れる筈もなく微々たる抵抗しか出来なかった。
ヴァディーに犯されている時に感じていた女の、メスの快楽の虚ろな記憶を鮮明に思い出しつつある璃玖の身体は、肛門性交の悦楽に酔い痴れ、括約筋でぎゅうぎゅうと肉棒を締め付けつつ、腸肉をぐねぐねと動かしながら亀頭を愛撫している。
「いや、もうこれマンコだよ!お前だってチンポ入れられて気持ちいいんだろ!」
「まんこじゃっ、まんこじゃないよっ、ほぉおおおっ!!?」
「めっちゃ感じまくってんじゃん。エロ過ぎるって」
「だな。下手すりゃそこらの女よりもエロいってすげぇなコイツ」
窄まったアナルを抉じ開けられ、穿り返され、引きずり出される。その度に息が詰まりそうな苦しさとたまらない快感が璃玖の脳天まで響いてくる。肛門が異物を排泄しようと独りでに蠢くもそれはかなわず、ただ男根を気持ちよくさせるだけであった。
「ひぁああっ、ああっ!ふみゃぁぁああっ、あぁん……っ!!」
散々嬲られ火照らされて発情仕切った璃玖の身体は最早理性の制御を外れ、尻穴の奥から背筋を駆け上がり脳髄を痺れさせる肛悦に甘く蕩けた声を漏らしてしまうのを抑えようともしない。
当然自身を犯している男への抵抗も一気に弱まり、受け入れたくなくて拒否し続けていた快感を受け止めざるを得なかった。
「あぁっ、んぁぁっ、あああっ!あんっ、あんあんあんっ、あはぁぁぁっ!!も、いや、ややだっ、やだぁああっ!!」
「嫌だぁ?そうか、こんな手加減したあまっちょろいピストンじゃ物足りなくって嫌だってか?」
「ちがっ、そうじゃなっ、あっ、いやっ!だ、だめっ!これいじょ、はげしくなんてへぇぇええっ!!?」
濡れた嬌声に押されながらも辛うじて紡ぎ出した拒絶の言葉は、男の手前勝手な解釈でその意味を全く違うものに変えられてしまう。
「キュンキュン締め付けてきてるな。お望み通り激しくピストンしてやるよ!」
「お、おっおっ、おほぉぉぉっ!くはっ、あ、あぁぁああぁぁあっっ!!」
より一層激しくなった男根の抽挿に身も心も何処か遠くに飛ばされてしまいそうに感じられ、璃玖は思わず敷かれていたシートを鷲掴む。
0304魔法少女フロンティーア・下巻〜Chapter1〜2024/03/20(水) 22:24:26.82ID:YwJD/2Tf
「くひっ、ひっ、ひはぁっ、ああっ、あっ、あはぁああんっ!!」
ゆっくりとした抽挿でさえ堪らなく気持ち良かったというのに、腰を強く尻肉に打ち付けられ、野太いペニスを根元まで挿入され、腸壁を撫で上げながら勢いよく引き抜かれてしまえば、最早溢れ出る悦びの声を抑えることなど璃玖には不可能だった。
「あああっ、あっ、んはぁっ、す、すごいっ、ああっ、はぁぁん!んあああっっ!!」
足のつま先から髪の毛の先端まで璃玖の身体は快楽で甘く痺れ、男根を体内に受け入れることへの拒絶の意志は彼の心から疾うに消えていた。ただただ、快感に身を委ね善がり声を上げるばかりだった。
「お前ン中もすっげぇぞ?めっちゃウネウネしてるし、これもうチンポ突っ込むための穴だろ……!」
「ち、ちがっ、あ、あぁんっ!あっ、ああっ、はぁあああ……っっ!!」
雁首が腸壁を擦り上げながら侵入し、掻き毟るように後退していく。指で散々弄ばれた時よりもはるかに強い快感に、璃玖は半開きの口から甘い吐息を漏らし視線を中空に躍らせる。
チャラ男も璃玖のアナルが齎す快感をより味わおうと腰の動きを更に加速させる。
「認めろよ!お前も気持ちいいんだろ?なぁ、なぁっ!」
「はぅぅううんっ、うっ、ふぅぅ……!き、きもちよくなんかぁ……、ああっ!」
「何言ってんの、カメラに写ってるの完全なトロ顔よ?股の緩いビッチみてーな顔よ?」
運転手の男の言う通り、唇の端から涎を垂らし瞳を潤ませながら喘ぐ璃玖のその表情は、快楽に蕩けきったメスの貌である。そして、大股開きでケツ穴に肉棒を咥え込んで乳房を揺らす彼の身体もまたメスそのものであった。
「なぁ?どっちのが好き?浅いところを責められるのかぁ……」
「んぐっ、くっ、ふぅっ、ふぅぅんっ!ふぁぁっ、あはぁあんっ……!!」
「はいはい、なるほどなるほど。じゃあ、奥の方はっ!」
「んほぉっ、おっ、おはぁっ!あっ、あっ、あひっ、ひぃぃ〜〜〜〜っ!!」
アナルの浅いところと奥の方、そのどちらも堪らない気持ちよさを脳髄に叩き込んでくる。どちらが良いかなどと選べるほどの余裕は、璃玖にはなかった。
「どっちも好きかぁ!でも、一番好きなのはさぁ……、ここだろ!」
「ひぎぃぃぃぃっっ!?くぁっ、あ、はぁぁあああああ〜〜〜〜〜〜っっ!!!」
璃玖の淫らな反応を楽しみつつ、男は亀頭を斜め上に突き上げて腹側の腸壁ごと前立腺を刺激した。より強烈な快感が稲妻のように走り抜け、璃玖は雄叫びを上げながら背筋を大きく反らせた。
「めっちゃいい反応。大当たりってな」
「んはぁああっ、あ、ああっ……、だ、だめぇ……、そ、そこは、だめぇ……」
「ん?なんで駄目なの?教えてくれないともっと擦っちゃうよ?」
「ふぁぁぁっ!んぐっ、あ、あぁぁ…… はぅっ、う、くぁぁぁぁんっ!!」
どうして駄目なのか、男たちには分かっていた。璃玖もまた男たちが理解した上であえて璃玖自身に言わせようとしているのを分かっていた。そして、最後には結局駄目な理由を言わされてしまうだろうということも。
「もう一回だけ聞くよ?どうして前立腺責めちゃ駄目なの?」
「そ、それはぁ……」
チャラ男は腰の動きを止めていた。璃玖が言うまで待つつもりなのだろう。腸奥の疼きがじわじわと強まっていき、彼は無意識に自ら尻を揺らしてしまっている。
回答を拒んだところで結果は変わらないことを彼自身理解していた。それでも璃玖の中のオスとしてのプライドが、その言葉を発することを最後の最後まで躊躇わせた。
0305魔法少女フロンティーア・下巻〜Chapter1〜2024/03/20(水) 22:26:06.46ID:YwJD/2Tf
「……はい、時間切れ。前立腺ガン責め決定な」
「ひぁあああっ!?あっ、あぁん、ふぁぁああっっ!?やめっ、やめてぇ!言うっ!言うからぁっ!!」
痺れを切らした男が璃玖の前立腺を抉り上げた。心地良い穴の中に肉棒を突っ込んでおきながら何時までも大人しくしていられるほど彼は我慢強くはなかった。焦らされていたのは璃玖だけではなかったのだ。
「今更遅いけど一応聞いてあげるね?なんで駄目だったの?」
「ふぅんっ、んっ、ふぅぅ……っ!きっ、きもちいいから、だめなのぉっ!」
「気持ち良いんならいいじゃん。もっと楽しみなよ!」
「おっほぉおおおお〜〜〜っっ!!?」
璃玖の言葉通り、気持ち良いなら拒む理由は殆どない。それが麻薬や法に触れるようなものでもない限りは。されど、彼は拒みたかった。何故ならこの快楽は璃玖にとって麻薬以上に危険なものだったからだ。
「あぐっ、うっ、うぅんっ!だ、だめなの、このきもちっ、い、いいの、だめなのぉ……!」
「ああ、そりゃ女みたいに気持ちよくなったら男としちゃ駄目だわな」
「でも大丈夫だよ、君はもう女の子だから」
「やっ、やぁだぁっ!お、おんなのこ、じゃないっ!おんなのこ、やぁああっ!」
璃玖のアイデンティティの根幹には自分が男だという意識がある。だからこそ、自身のオスを擦り潰してしまいそうなこの危険なメスの快楽を受け入れたくは無かった。
しかし、彼の身体はメスになることを望んでいるかのようだった。腸肉はうねりながら男根に媚び諂い、肛襞は自身の中で暴れる肉棒を愛おしむかのように纏わり付いている。
「チンポ突っ込まれて悦んでるんだから、君はもう立派な女の子だって」
「この穴ももうケツ穴じゃねぇって、マンコだよ、マンコ!」
「ま、まんこじゃなっ、いひぃいいいっ!?こ、これ、うっ、うんこするあなっ、あっ、あぁん!お、おれっ、おんなじゃなひぃぃいんっっ!!?」
璃玖の熱烈な愛撫に応えるように、チャラ男が野太いチンポで彼の腸内を掻き回す。その悦びに打ち震える様は、幾ら言葉で否定しようともオスに犯されて咽び泣くメスの姿であった。
「女じゃない?揉まれて気持ち良くなるおっぱいもあるのに?」
「んひぃぃぃいいっ!?ち、ちんぽ!ちんぽあるからっ、あんっ、あはぁぁん!んぁああああっっっ!!!」
「いや、多様性の時代だし、チンポついた女の子だっているだろ、うん」
「そんなわけなっ、ひっ、ひぃぃっ、ふくぅぅううううんっっっ!!!」
璃玖自身も心のどこかで淫らなメスが目覚めつつあるのを感じていた。故に、必死になって喘ぎ交じりの否定の言葉を紡ぎ出して抗っているのだ。だが、そんな彼の抵抗を後押ししてくれるものは何一つ存在しなかった。
0306魔法少女フロンティーア・下巻〜Chapter1〜2024/03/20(水) 22:31:43.98ID:YwJD/2Tf
「おおっ、いいぞっ……!あーっ、たまんねぇ、お前のマンコまじ気持ちいいわ……!」
「はんっ、あぁぁっ、あ、はぁぁんっ!は、はげしっ、い、いぎぃっ!?あっ、あぁん!あはぁああんっっ!!」
荒い息を吐き出しながら、獣欲の赴くままに腸奥まで打ちこまれる男根。フロンティーアとして戦う内に望まずも慣れ親しんだ女の絶頂が近付いていることを感じ取った璃玖の身体がぶるぶると痙攣し始めた。
「はぁぁっ、あっ、うそっ、うそだっ、んっ、んんっ!はひぃ、ひっ、ひぅぅうううぅぅうっ!!」
蕩けきった腸内を埋め尽くす熱さと固さを併せ持った太くて大きい肉棒に、強く喰い締めた肛門を捲り返され、火照り切った直腸粘膜を掻き回され、うねうねと蠢く肛肉を突き解され、身体を内側から擦り潰されるかのように蹂躙される璃玖。
それでも尚、彼は腸襞を淫らに、そして妖しく蠕動させながら、腸肉に力を込めて、直腸奥まで己を貫くチンポを優しく包み込みつつも、強く締め付けて絞り上げ、溢れる先走りを舐めしゃぶる。
「はぁぁぁあっ!ど、どうしてぇ、からだ、いうことっ、き、きかないぃっ!か、かってにぎゅうって、おしり、ぎゅううううっってぇっっ!!!」 
絶頂に導いて欲しいとおねだりするように璃玖のアナルがチンポに吸い付く。射精の熱い迸りを受け止めたいと訴えてくるその動きに応えるように、男は唸り声を上げながら璃玖の前立腺を膨らんだ亀頭で掻き抉る。
余りに強い肛門快楽を受けて、璃玖の頭の中が徐々に白く塗り潰されて行く。女の絶頂は、メスイキはもう彼の目の前まで迫っていた。
「ほら、ここだろ!ここがいいんだろ!お前が感じるところはここなんだろ!!」
「んぉおおっ!?おほぉぉおおおっっ!!いくっ、うぅっ、んふうぅっ……!!あ、やっ、いやぁああっ!きちゃ、きちゃふぅううううんんっっっ!!!!」
「よーしよし、俺もそろそろ限界っぽいし、思いっ切りマンコの弱点突きまくってやるからな!」
逞しい男根が前立腺を掻き毟る度に、璃玖の肛肉が悦びに狂ったように蠢く。さらに乳房を乱暴に揉み上げられ、乳首を捏ね回された彼の喉からは、甘ったるく蕩けたメスの嬌声を漏れ出した。
乳責めの快楽まで与えられてますます強くなった尻穴の締め付けを味わいながら、男は菊門を抉じ上け、張りに満ちた尻肉に腰を激しく打ち付ける。
いよいよ肛門絶頂の崖っぷちに追い詰められた璃玖のアナルは男と共に頂きまで達しようと、柔らかく蕩けた肛襞で肉棒を情熱的に扱き上げた。
0307魔法少女フロンティーア・下巻〜Chapter1〜2024/03/20(水) 22:40:30.81ID:YwJD/2Tf
「うぐっ、ぐぅぅっ……!やっべ、お前のケツ穴すっげぇな……!めっちゃいいマンコだぞっ……!!」
「ふぎゅっ!?んぐぅぅぅっ……!くはっ、あ、や、うそっ、これイク、イクのっ?やっ、やだっ、やだ、やだやだやだやだぁ!あっ、イクッ!?うぅっ、うあぁっ、あぁん!イクッ、イグッ、イッグゥゥウウウウ〜〜〜〜〜〜ッッ!!!」
しかし、二人が同時に達することは無く、璃玖だけが蕩け切った甘ったるいイキ声を上げながらアナルアクメを極めた。
アナルの疼きと渇きを癒すようなメスの悦楽が璃玖の全身を余すことなく焼き尽くしていく。
璃玖の脳内では肛門快楽の火花が弾け、その肛内ではメスイキの快楽に痙攣する腸肉が男根を根元から搾り上げつつ、柔らかな直腸粘膜で優しく揉み解しながら射精を懇願していた。
その浅ましさに遂に男も限界を迎え、鈴口を璃玖の最奥に強く押し付ける。
「くぅぅっ、俺も出ちまう!ああっ、出る出る出るっ……!ううっ!ぐぅぅううっ!!」
肉棒が一際大きく脈打つと同時に白く濁ったオスの肉欲の塊が弾け飛んだ。濃厚な子種汁がゴム越しに直腸粘膜に叩き付けられる。
それも一度では終わらず、何度も何度もチンポから撃ち出され、璃玖は更に深いアナルアクメに耽溺していく。
「あぁんっ、あ、はぁぁ……っ!あっ、はぁん……、あっ、ああっ……、あっはぁぁんっ!やらっ、まらイグ、イグゥッ……!イッ、イクッ、イグイグッ!?イッくゥゥウウウンッッ……!!!」
「ううっ、くそっ、まだ搾り取ってきやがるっ!うっ、ううっ……!!」
チャラ男は見目麗しい美少女にしか見えないとはいえ、同性である男の腸内に精子を排泄する未知の快楽に狂っていた。
聞き苦しい呻き声を幾度も漏らしながら、ドロドロのザーメンをチンポの先から放出し、射精快楽に浸っている。
璃玖もまた腸奥にオスの欲望の権化を何度も叩き込まれ、前立腺を抉り上げられ、肛門快楽の底無し沼に何処までも深く沈んで行って、何時収まるかもわからぬアナルアクメに身悶えた。
0308魔法少女フロンティーア・下巻〜Chapter1〜2024/03/20(水) 22:41:13.57ID:YwJD/2Tf
(―――あ……)
小振りながらも勃起していた璃玖のペニスからとろりと濃厚な白濁汁が漏れていた。それは射精とは到底呼べない、精子をとろとろと垂れ流す言わば漏精といったところだろうか。
しかし、それでも璃玖にとっては救いだった。女の子に射精は出来ない。つまり自分は女の子ではない。それが証明できたと。
(……良かった、俺、射精してる。俺まだ、男だ……)
「お、白いのが出てる。射精か?」
「おいおい、射精ってのはもっと勢いよく出るもんだ。これはどう見たって違うだろ?」
「こりゃあれだ、女が出す本気汁ってやつだな。君はやっぱり女の子だね」
確かにそれは男としての絶頂では決してない。アナルを男根で穿り回されて極めた肛悦絶頂、メスイキの結果であり、ただ精子を情けなく垂れ流すだけで男らしさの欠片もない無様なで惨めなザーメンのお漏らしだった。
(そうだよ、なんでこんなんで喜んでんだよ。これは男にケツを掘られて、それで気持ちよくなって……)
何かがおかしかった。
しかし、正しかった。
(きもちよくなって……?)
何かがポッキリと折れた音がして、何故だか無性に悲しくて、何故だか無暗に虚しくて、何故だか矢鱈に可笑しくて。
「……あはっ」
璃玖は笑った。
0309魔法少女フロンティーア・下巻〜Chapter1〜2024/03/23(土) 20:37:50.05ID:s7IxjYQO
「……ふぅぅ、めっちゃ出たわ。すげーぞこいつのマンコ」
「うぅわマジかよ、そのコンドーム妊娠してんじゃね?」
「はぁ……」
璃玖の腸内から抜け出てきたチャラ男のチンポに着けられていたコンドームの先端は大量の精液で膨らんでいた。それを見た彼の中に得体の知れない達成感が湧き出てきた。
「じゃ、次俺ね」
「うーい」
「あ……」
璃玖を抑えていた眼鏡をかけた男とチャラチャラした男が入れ替わる。その瞬間拘束から解放されたというのに、彼はチャラ男が無造作に捨てた使用済みゴムから目を離せないでいた。
眼鏡の男がベルトを外してズボンをずり下すと、凶悪な形をした肉棒が顔を出した。先程の璃玖の艶姿に煽られたのか固く屹立し、雄々しく天を衝いている。
自分が彼を酷く興奮させ、男根をあそこまで太く大きくさせた。その事実に璃玖は戸惑いつつも、心の何処かで僅かながら喜びを感じていた。
「さてさて……」
「ん……」
「おぉ?」
璃玖は自身の行動に驚いた。眼鏡の男が肉棒にコンドームを装着し終えた直後、まるでそれを受け入れるかのように閉じていた脚を自ら開いてしまったのだ。
(あれ、俺、なんで……?)
「君もまだまだセックスしたいんだね?それな、ら!」
「おほぉぉおおおっっ!!?」
どうして自分からそんなことをしてしまったのか、その答えを出せない内に男の肉棒がアナルを押し広げて腸内へと侵入してきた。その快感に璃玖の思考はあっさりと吹き飛ばされてしまった。
「おっ、今挿れられただけでイッちゃったの?めっちゃエロいね!」
「う、あ、ああっ!ああっ、あぅんっ、くはぁあああ……っっ!!」
男は璃玖の腰を鷲掴むと、絶頂に達し痙攣する璃玖の腸内を蹂躙し始めた。張り出た亀頭が前立腺を掻き毟り、再び少年を少女に変えてしまう。
先程璃玖のアナルを指で散々に弄り倒して哭かせた時に学習した彼の弱点を、眼鏡チンポは的確に抉り、淫らに蠢く肛肉や腸襞を手懐けていく。
「ほら、ちゅーしよ、ちゅー」
「……んぁっ?あっ、んちゅ、ちゅっ、ふむぅん……!?」
璃玖の顔に眼鏡男の顔が近付くも、彼はぼんやりとした虚ろな目で男を見つめるだけで何の反応も見せずに、舌による口内の蹂躙を受け入れた。
少女のような少年の、その小振りな舌に眼鏡の男の舌が蛞蝓の交尾のように絡み付き、粘着質な水音を立てながら唾液を啜られ、吐息までも貪られる。
(あれ、どうして俺……)
「んふ、かわいいねぇ?キス好き?」
(あ、そうか。たぶん、ていこうしてもむだだから、はやくおわらせようとしてるんだ……)
肛悦の荒波に呑み込まれ、靄のかかった思考で璃玖は一連の自身の不可思議な行動に無理矢理答えを出した。真実から目を逸らし、耳を塞ぎながら。
「ほら、もっと舌絡めて?唾液交換しよ?」
「れろっ、んちゅ、ちゅちゅちゅ……、ぺろ、れろれろれろ……」
(ああ、そういえばファーストキスだったな)
男に尻穴を犯されながら奪われたファーストキス。しかし、腸奥から押し寄せる快楽は璃玖にその事実に何事か感じ入る僅かな時間も与えてはくれない。
0310魔法少女フロンティーア・下巻〜Chapter1〜2024/03/23(土) 20:39:50.07ID:s7IxjYQO
「ふぁああっ、あぁぁあんっっ!!あっ、あぁん!あっ、あ、んぁぁあ……っっ!!!
肉棒が前後する毎に前立腺を虐めてくる。その度に強烈な快感が璃玖の下腹の奥から背筋を駆け抜けて脳天まで突き抜けていく。
「ひぁぁっ、あぁぁんっ!あ、あんっ、あん、あんっ、はぁぁっ……!」
乳房を大きく弾ませながら、肛内から込み上げてくるアナルセックスの快楽に身悶える璃玖。
腸液で濡れ光る直腸粘膜はチンポにむしゃぶりついて離れようとはしない。男を悦ばせようと必死になっているようだ。
「いやらしい貌だ。男に犯されるのがそんなに嬉しいのかい?」
「そうだよな?俺のチンポでそりゃもう気持ちよくイキまくったもんな?」
「そ、そんなっ、あっ、あん、あんっ、あぁん……!」
耳を舐めしゃぶられながら自身の痴態について囁かれ、璃玖は背筋をぞくぞくと震わせる。あらゆることで快感を感じてしまう程に彼の身体は敏感になっていた。
大きく開いた両脚の先端からシーツを握り締める両手の指先まで璃玖の身体は、肛門交尾の快感に戦慄いていた。オスの肉欲の捌け口にされるメスの悦びに打ち震えていた。
「ひぁあああっ!?あっ、はぅぅううんっ!!すっ、すごっ、おっ、おほぉぉおおおおっっ!!!」
「ははっ、気持ちよくってたまらないみたいだね。そんなに俺のチンポがいいの?」
「いやいや、俺の方が善がってたって。なぁ?」
「わっ、わかんなっ、あうっ、あっ、くっ、ふぅぅっ……!あっ、あんっ、はぁああああっ……!!」
野太いチンポが肛門を押し開く度に訪れる疑似排泄の快感、腸壁を擦り上げられる得も言われぬ心地よさ、抉り抜かれ押し潰された前立腺が齎す背徳的で倒錯的なメスの悦び。
最早自身を犯す男たちに成されるがままに弄ばれるしか無くなった璃玖は、自分からオスを奪い自尊心を磨り潰す危険な快楽に溺れ切っていた。
「ああっ、このマンコ最高!中の感触も締め付けも、チンポを気持ちよくさせるためにあるみたいだ!」
「ふぁぁああっ、ああっ!き、きもちいぃ、の?おれの、ケツあにゃっ!?あひっ、ひぃぃいいんっっ!!!」
「うん、めっちゃ気持ちいいよ……!」
「そっか……、あはっ、はぁん、あっ、はぁっ、ふみゅうううぅんっっ!!」
璃玖の心の中で男に犯される苦痛、屈辱、不快感に嫌悪感は薄らぎ始めていた。それどころかメスとして求められ、扱われることに仄かな幸せを感じ始めていた。
「あー、いいわ、このドスケベマンコめっちゃいいよ……!」
「ああっ、あはぁん、あんっ、んくぅぅ……っ!ああ、いやぁっ、はぁあああっっ!!」
肛門性交の心地よさをもっと味わおうと男がピストンをさらに激しくしてきた。アナルを尻肉を巻き込むように奥まで押し込まれ、腸壁が裏返りそうくらいに引き摺られる。
「へへっ、ぶるんぶるんと誘うように揺らしやがってよ」
「きゃふぅううっ!?さ、さそってなっ、あ、あふっ、はぁぁっ!あっ、くひぃぃいんっ!!」
ピストンの勢いで放埓に弾む乳房をチャラ男が鷲掴み、乱暴に揉み上げてきた。そして、たわわな膨らみの先端で固く尖っている乳首を扱き上げる。
フロンティーア時の虚憶と前戯で開発された乳頭と乳腺は璃玖の身体に痺れるような快楽電流を迸らせ、全身の性感を更に昂らせる。
「ふぁああっ、あぁぁあんっっ!!あはぁぁあっ、はぁぅうっ……!ん、んっ、んっはぁああっ!はぁああっ!!」
0311魔法少女フロンティーア・下巻〜Chapter1〜2024/03/23(土) 20:41:26.77ID:s7IxjYQO
「くっそ、これがホントに男かよ……、たまんねぇな」
匂い立つような璃玖の色香に中てられて、辛抱堪らなくなったのか撮影役だった運転手の男が片手で何とかベルトを外す。
「うし、舐めてよ」
カメラを落とさないようにしながらどうにかこうにかズボンも下ろし、男は勃起したチンポを璃玖の眼前に差し出す。
それを見た瞬間、霧散しかけていた男としての矜持が朧気ながら形を取り戻し、虚ろだった瞳が再び光を宿した。
(は?ふざけんな……!)
璃玖は大いに躊躇った。男に頭を掴まれて無理矢理咥えさせられるのではなく、自ら舐めろと言われているのだから。
男に組み伏せられて尻穴を犯され、ファーストキスも奪われた。しかし、どちらも男の方から仕掛けてきたことで璃玖の方から動いたわけではなかった。
自らの意志で男に屈することは越えてはいけない最後の一線であり、だからこそ璃玖は躊躇したのだ。
そう、拒絶ではなく躊躇。今現在も尻穴を野太い男根に穿たれ、メスの快楽に揺蕩う璃玖の心の片隅で目を覚ましつつある女が、眼前の剛直にどうしようもなく惹かれていた。
(……でも、どうせ、さいごにはむりやりやらされんだろうし)
それは真理であった。そして言い訳だった。本当に拒否しているのならば、その最後が訪れるまで逃げ続けるだろうに、璃玖はそれを諦めの理由にした。
「……ぺろ」
「おほっ、お前らちょっと止まれ!フェラの画撮るから」
恐る恐る舌を伸ばして亀頭の先端を舐め上げる。産まれた時から自身の股間に生えていて、慣れ親しんだチンポ。されど、一生知ることはないと思っていたその味はほろ苦くしょっぱかった。
「ちゅっ、ちゅちゅっ、ぺろ、ぺろぺろ……。あむ、れろっれろれろれろぉ……」
「うはっ、へったくそ……!でも、それが逆によかったりして」
不思議な味だった。男根は当然食べ物ではないので美味しいはずもないのだが何故だか璃玖の舌は止まらない。もっと、もっとと求めてしまうという奇妙な感覚を味わっていた。
「ぷはっ、ん……。はむ、ちゅるるっ、ちゅぴ、れるれる……」
「いいよいいよ、上目遣いでこっち見て」
舐めるだけでは何かが満たされなかったのだろうか、気が付けば璃玖は肉棒をしゃぶるだけではなく咥え込んでいた。自分がされることはあってもすることはないと思っていた性行為だった。
鈴口から溢れ出る先走りを舌先で救い取り、唇で肉竿を挟んで扱き上げ、唾液を肉棒全体にに塗り込んでいく。されてみたいと思っていたことを自らが行っているという現実に璃玖の頭はくらくらしていた。
「う〜ん、やっぱりへたくそでこりゃイケねぇわ。イラマの画は後で撮るからイカせちゃっていいよ」
「よしきた!」
「ほらほら、おっぱいでも気持ち良くなっちまえよ」
「ひぐぅぅっ!?あぐっ、あ、あっ!んぎぃぃぃっ!!ひぎぃぃぃいいっ!あぉぉおお……っ!!」
肛門蹂躙が再開され、璃玖の身体は歓喜の悲鳴を上げた。敏感にさせられた前立腺を亀頭で入念に押し潰され、狂おしさと甘い痺れが全身を満たしていく。
また、背後からは乳腺を滅茶苦茶に揉み解され無理矢理呼び起こされた快感を一気に弾けさせるように、乳首を強く摘み上げられる。
0312魔法少女フロンティーア・下巻〜Chapter1〜2024/03/23(土) 20:42:46.88ID:s7IxjYQO
「あぁんっ、あ、あはっ!んふっ、あむ、じゅるる…… んちゅっ、ちゅちゅちゅっ、ちゅううううう……!」
「あれ、まだフェラ続けんの?そんなにチンポ大好きになっちゃったのかな〜?」
二つの異なる快楽が複雑に絡まり合い、交じり合って璃玖の脳髄を痺れさせ、その総身を恍惚の悦楽に戦慄かせる。それでも彼は軟化に突き動かされるように懸命にフェラを続けようとする。
「結構余裕出てきた?じゃあ、飛ばすよ!」
「おっ、おぉっ!おほぉぉ……っ!!けっ、けじゅれっ、しりあなけじゅられてるぅっ!?ごっ、ごりごりぃ、ごりごりってぇぇっ!!?」
そう言うや否や、眼鏡の男が腸内を掘り返すかのように男根を引き抜き、雁首に肛門の内側が引っ掛かったところで、一気に埋め戻すという掘削作業の効率を上げた。
肉棒に前立腺を抉られ、直腸粘膜を掻き乱され、アナルを穿り回され、乳房と乳首を嬲られる。怒涛の勢いで迫る快楽の荒波に呑み込まれ、璃玖は善がり狂った。
尻穴で暴れ回る男根も、乳房を弄ぶ手もどちらも持ち主の気の赴くままに動き、緩急を付けたりしつこく同じ場所を責めたりと一定のリズムを刻むことはない。璃玖は一秒ごとに変化する快感の電流に翻弄され、咽び泣くことしかできなかった。
肉棒を舐めしゃぶるアナルの蠢きから璃玖の限界が近いことを悟った男は、彼を頂きへと至らせるべく腰を微調整して狙いを定めると、野太い亀頭を前立腺に強く突き立てた。
「もう限界だろ?先にイッちゃえよ、俺も後でお腹の中にたっぷりと射精してあげるからさ!」
「おっぱいも思いっきり潰してやるよ。飛びな!」
「あぁっ、あ、いっ、イクッ、イクッ!イクイクイクッ、イックゥゥウウッ!うぅっ、ふやぁぁああああんっっ!!!」
強烈な一撃を鋭敏な前立腺に喰らわされ、璃玖は瞬く間に甘美なメスイキを極めた。そこに乳虐の悦びの追い打ちを受け、脳味噌が溶け落ちてしまいそうな快楽と幸福感に少年は貌を蕩かしつつ善がり哭く。
男でありながらメスの弱点を苛め抜かれて自分よりも強いオスにイキ狂わされる倒錯のアクメ。璃玖はその甘さと激しさに意識を明滅させながら、彼の身体で唯一の男である勃起したペニスからは白濁汁を漏らしていた。
「イッたからって終わりじゃないよ!女の子なんだから俺のチンポ締め付けて精子を搾り取らなきゃダメだよ!!」
「はぅぅっ、うっ、ふぅぅうん……!わかったぁ、おしり、こう?うっ、うひぃっ!?い、イクッ、イクゥン!やぁ、やぁんっ!まらイグッ、イグ、イクゥゥゥウウッッ!!イクの、とまんないのぉ〜〜〜〜っっ!!!」
意識を半ば朦朧とさせながらも健気にアナルを締め付けようとする璃玖。腸肉を捏ね上げながら前立腺を掻き削り、肛奥まで貫く力強い肛道蹂躙を味わわされて、あえなく再びのメスイキを極めつつも括約筋に力を込める。
込み上げる射精感に爆発寸前の極太チンポと多重絶頂に震えながらも肉棒への愛撫を忘れぬ淫蕩アナル。その熱烈な奉仕を受けて男の剛直は遂に限界を迎え、激しく脈動して精巣から大量の子種を発射する準備を終えた。
「くっ……!お、おぉおおおっ、出るっ!出る出るっ、受け止めろよ……っ!うぐっ!!」
「ひゃはぁぁあああっ!あうっ!いやぁぁああああっ!!あはぁああんっっ!!!」
濃密な白濁汁をチンポが勢いよく、大量にぶちまける。その激しさはコンドームを突き破ってしまいそうな程で、どれほどの快楽を得ていたのかと、璃玖のアナルが相当な名器であることを雄弁に語っていた。
「あ、あぁんっ、あっ……!やぁん……、まらイク、イクッ、イクゥ……!ああ、あ、イクッ、イグイグイグッ、イグゥゥゥウウ〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッッ!!!」
ゴム越しとは言え直腸に熱い獣欲の奔流を叩き付けられ、璃玖もまた淫靡で背徳的なメスイキに耽溺する。前立腺を尚も苛め抜かれて甘ったるく蕩けたアクメ声は一匹の淫蕩なメス以外の何物でもなかった。
汗に濡れ光る肌を戦慄かせ、全身を肛悦絶頂に震わせ、背を大きく仰け反らせながら璃玖は小振りなチンポからとろりとした精液を垂らしていた。それはまるで、自身の中の男を吐き捨てているかのようだった。
「う、うぅぅ……!まだ出るっ、お、おおっ、うぐぅ……っ!!」
「あ、あんっ!あはぁん……!ああ、すごいぃ……」
肛門をオナホのように使ってチンポを扱いて、男は最後の一滴まで精液を絞り出した。璃玖は満足気な笑みを浮かべて男の昂ぶりを全て受け止め、終わりの見えないアナルアクメを味わっていた。
0313魔法少女フロンティーア・下巻〜Chapter1〜2024/03/23(土) 20:43:19.11ID:s7IxjYQO
繋がったままの二人の身体は肛門性交の快楽の余韻に暫くの間痙攣していた。やがて、一際大きく男が震え、璃玖の肛内から間抜けな音を立てながらチンポを引き抜いた。
「あんっ……」
「……ふぅぅ、やばいなこのマンコ」
「うーっし、じゃ、もっかい俺が」
「おいおいおい、ふざけんなよ?」
何時の間にかカメラを眼鏡の男に押し付けていた運転手の男はチャラ男を制すと、被せたゴムを内側から弾き飛ばしそうな程に腫れ上がった剛直を璃玖の肛門に宛がった。
自身を求めて二匹のオスが、いや三匹のオスが猛っている。知らず璃玖の貌には傾城の毒婦に似た蠱惑的な微笑みが浮かんでいた。
0314魔法少女フロンティーア・下巻〜Chapter1〜2024/03/24(日) 22:29:10.44ID:Qm6CnybY
* * *

それから璃玖は、野獣共に全身を余すところなく蹂躙され、凌辱され、内も外も白濁に染め上げられながら、幾度も絶頂させられた。それでも尚、男たちを彼を貪り続け、璃玖は淫らな快楽と猥褻な肉悦に耽溺させられ続けた。
「んちゅっ、ちゅぱちゅぱ、ちゅうぅぅ……ぴちゃ、ぴちゃぴちゃ、ちゅるる……ぷはっ」
唇を奪い―――
「んふっ、あっ、はぁんっ……!だ、だめっ、おっぱい乱暴にしないでぇっ……!あんっ、くぅぅんっ……!!」
乳房を嬲り―――
「あぅ、うぅん……!ゆ、指が、中で蠢いて……!いやっ、気持ち良く、しないでっ!おふっ!?おほぉぉおおっ……!!」
肛門を穿る―――
「じゅぽっ、じゅぷぷぅぅ、じゅるるる、じゅずっ!んは、じゅぽ、じゅぽっ、じゅぞぞぞぞっ……」
男根を咥えさせ―――
「ぷぁっ、あ、はぁぁ……、ん、んくっ、んぐっ……!ふぁぁ、すごい濃くてドロドロ……。はぁああ……」
精液を飲ませ―――
「ひぐぅぅっ!あぐっ、あ、あっ!んぎぃぃぃっ!!ひぎぃぃぃいいっ!あぉぉ……っ!いやあっ!なんで、なんでこんなにきもちいっ、いい、のぉっ……!!」
尻穴を犯し―――
「ああ、すっごく熱い……。やん!?え、おっぱい使いたい?なんだよそれぇ……」
胸や手を陰茎を扱くのに使い―――
「あおぉっ!お、おぉ……はぎゅっ、ふぎゅぅぅうううっ!?、はっ、はげしっ、んっ、んひっ、んひぃぃぃいいいっっ!!」
代わる代わる―――
「んっ、んぉ、お、おしりがぁっ!あ、ふぁあああっ!あぁ、いく、イクイクイクっ、ふぐっ、く、くっはぁあぁぁぁぁぁぁああ〜〜〜〜っっっ!!!」
犯し続けた―――
「あひっ、い、いいっ……おしりたたかれるの、いたいのに、いいっ、いひぃいいいっ!!?お、おっぱいすっちゃ、あぁああ〜〜っ!!」
やがて何度も絶頂させられ、碌に動けなくなった少年の乳首を吸い、尻を叩き―――
「ひぁんっ、あっ、あぁぁぁっ……あっ、あつくてかたくてふといのがぁ、おっ、おしりでたりはいったりぃ、んく、グチュグチュって、グチュグチュってぇぇ……っ!」
尚も玩具のように―――
「あふっ、ふっ、ふぅふぅ……お、おちんぽ、にほっ、にほんもぉっ、おほっ、ほきゅっ、んほぉぉおおっ!!おぉぉおおおお〜〜〜〜〜〜っっっ!!」
好き勝手に―――
「ほおっ、へっ、あっ、あぉ、お、んぉっ……!お、あっ、んぁぁっ、ほっ、あっ、イグっ、イクイクイクっ、イグっ!いぐぅぅうううううううううう!!!!」
やりたい放題弄んだ―――
「おーっ……、おーっ……、おほっ、お、おひっ……!お、おぐっ、ほぐっ、おっほ、ほぉぉ、おっ!おぉう、お、おほぉぉおおおお〜〜〜っ!!!」」
少し前の彼になら簡単に往なせた筈の男たちにいとも簡単に組み伏せられ、碌な抵抗も出来ずに唇を奪われ、乳房を弄ばれ、尻穴を穿り回され、男根を咥えさせられて、プライドをズタズタにされ―――
さらには腸内を男根に蹂躙され、白濁した欲望を直腸と喉奥、そして顔や身体中にぶちまけられ、延々と尻と口を犯された。やがて力も入らなくなってされるがままになっても尚、好き勝手に弄ばれ続け、ボロボロにされ―――
そうして強制的に味わわされ、何時しか璃玖が自ら進んで味わったその快楽は、彼の精神と肉体の奥深くに生涯消えることのない刻印として強く焼き付けられた。男の性的欲望の対象とされて犯されることに悦びを感じる心と体にされてしまったのだ。
この倒錯的で淫靡な肉の悦びを、男の身でありながら、男共の性玩具として弄ばれ、嬲られ、犯される被虐の変態メスイキ快楽を覚えさせられた彼はきっと、もう二度と普通の男にはなれないのだろう。
0315魔法少女フロンティーア・下巻〜Chapter1〜2024/03/24(日) 22:31:23.24ID:Qm6CnybY
* * *

「―――いやぁ、しっかしゴム使い切ってもまだやっちまうなんてな」
「でも、流石に打ち止めだぜ?腰いてー……」
「ふーっ、ふーっ、ああっ!俺もこの一発で限界だ……!」
「うくっ、あっ、んふぅううっ!んふっ、い、いいっ、はぁぁ……!いい、いいっ……!あ、はっ、あ、あぁん……!」
股間の男性器さえ視界に入れなければ美少女にしか見えない少年の尻穴を犯すという倒錯的な行為に異常な昂りを得たのか、男たちはゴムを使い切っても尚、璃玖をレイプし続けた。
やがて眼鏡の男と運転手の男は体力の限界まで腰を振って疲労困憊し、チャラ男が最後の気力を振り絞るようにして璃玖の尻穴を穿り回していた。
「最後の一発は二度と掻き出せないくらい、奥の奥まで出してやるからな……!男として終わらせてやるよ!」
「あっ、あ、あっ、あぁん!あはぁんっ!!や、やば、やっばっ……!?マンコ、いいっ、いいよぉ……!あはぁああんっ!!」」
拒絶する心は折れていた。抵抗する体力は失われていた。それに今更何をしようと、男に犯され感じまくっていた事実は寸分も変わらない。
璃玖は何の抵抗もせず言われた言葉に従い、暴虐とそれに伴う快楽を受け入れるだけになっていた。
「ひぁっ、あ、ああっ!す、すごっ、おっ、ほぉぉお……!あ、これ、これだめ、あ、あひぃいいっ!?や、やめてっ、そこやめっ、はぅぅううんっっ!!?」
少年の声は何度も繰り返したメスイキの影響か蕩け切っており艶を帯びた女の甘い音色に変わっていた。
火事場の馬鹿力めいた男の気合でいきり勃つ肉棒が、璃玖の前立腺を容赦なく押し潰しながら腸内で暴れ回る。
何度も何度もメスイキを極めさせられて、肛門交尾の快楽にすっかり魅了された彼のアナルは、男の頑張りを悦びをもって歓迎し戦慄いた。
「おっ!おぉうっ!?んぉっ、おっ、おほっ、おほぉぉおおおおっっ!!!んうぅっ、うくぅ……!はっ、はげしっ、あっ、あぁんっ、はぁぁんっっ!!」
幾度も味わったアナルセックスの魔悦に蕩け切った肛門は淫らに燃え上がり、体力の限界を迎えつつある身体に鞭打つように情け容赦なく快楽電流を浴びせ、璃玖は枯れかけの善がり声を漏らす。
男にあるまじき括れを持つ璃玖の細腰をがっちりと掴み、男は今にも底を突きそうな体力を振り絞って激しいストロークを繰り出す。
ピストンの度に璃玖は精子をお漏らしし過ぎて甘勃起しか出来ない小さなペニスを情けなく揺らしていた。
「最後まで気ぃ抜くんじゃねぇぞ、しっかりケツ穴締めとけよ!」
「んひぃぃいいいいいっっ!!?イッ、イクッ!?ケツたたかれて、イク!イクイクッイギュゥウウウウウ〜〜〜〜〜〜ッッ!!!」
数え切れない程に腰を打ち付けられて真っ赤に腫れ上がった尻肉を男は更に強かに叩いた。
脳髄に突き刺さるような鋭い痛みに濡れた悲鳴を上げつつ、璃玖は肛門をきゅっと強く締め上げる。
そうして堅く閉じようとする城門を野太い肉棒が無理矢理抉じ開け、璃玖の哭き所を削り落とすようにがりがりと掻き抉る。
絶頂の残滓に燻る前立腺はその激烈な刺激を前に、あえなく璃玖は退廃的で甘美なメスイキを強いられる。
0316魔法少女フロンティーア・下巻〜Chapter1〜2024/03/24(日) 22:32:38.84ID:Qm6CnybY
ふにゃふにゃになった璃玖のチンポは透明な汁を垂らし、アナルは絶頂の煽りを受けてきゅんきゅんと収縮を繰り返し、咥え込んだ男根に得も言われぬ快感を与える。
「い、いいぞ!そのままマンコ締めとけ、最後にぶっ濃いの尻ン中に注ぎ込んでやるからな……!」
「も、もういらなっ、あっ、あ、あぁんっ!や、ああっ、またくるっ、きもちいぃのがっ、ああっ!イクッ、まんこイグッ、イグゥゥウウウッッ!!!」
アクメ痙攣を起こしている璃玖の直腸を労ることなく、寧ろ痛め付けるかの如く男は独り善がりで身勝手かつ乱暴に腰を降りたくる。
されど、璃玖はそれら全てを悦びと共に受け入れて恍惚のメスイキを極め、身体がバラバラになってしまいそうな多重絶頂に酔い痴れる。
「ぐっは、ああっ!くそがっ!出る、出るぞ!お前が大好きな精子、一滴残らずケツ穴で飲み干せや!ぐっ、がぁぁっ……!!」
「ふーっ、ふーっ、ふっ、ふぉおおっ!?お、おほっ、お、おほぉっ……!あぁん、イクッ……、イッ、ク……?くぅっ、イ、クゥゥウウウウウ……!!!」
最後の一撃が璃玖の肛内のあらゆる弱点を掻き抉りながら腸奥を貫いた。
背を大きく仰け反らせて恍惚の雄叫びを上げながら尻肉を小刻みに震わせ、璃玖は極上のアナルアクメに達した。
同時に肉棒の先端から白濁した粘液が放たれ、直腸粘膜を隈無く犯し、肛内を白く染め上げる。
璃玖は甘ったるく蕩けたメスイキ声を上げながらなけなしの体力を振り絞って重く深い肛悦絶頂を極めた。
限界を越えて麻痺寸前の敏感アナルを穿ち抜かれる苦悦に璃玖はお子さまサイズのチンポから精子混じりの本気汁を漏らし、背徳のメスアクメに深く陶酔していった。
0317魔法少女フロンティーア・下巻〜Chapter1〜2024/03/24(日) 22:34:21.53ID:Qm6CnybY
* * *

「―――あー、もうマジ限界」
「いやぁ、ここイチやりまくったわ」
疲れ果て身動ぎすら億劫で倒れ伏す璃玖の横で男たちは喉を潤しながら思い思いに今回の獲物について語り合っていた。
「おっと、君も喉乾いてるよな?」
眼鏡の男が気を利かせたような風を装って蓋のスポーツドリンクのペットボトルを取り出した。
「あ、蓋開けらんない?ほら」
他の奴がしゃぶり倒した璃玖の唇や乳首を躊躇いなく舐めておいて間接キスが嫌ということもないだろう。何かの薬が入っているのは間違いない。恐らくは睡眠薬。
きっと璃玖を眠らせてどこかに放置していくつもりなのだ。
しかし、散々メスイキを極めさせられ哭かされ続けた喉はどうしようもなくカラカラに渇き切っていた。
理玖は意を決して差し出されたペットボトルに口を付けた。
口の中にスポーツドリンクの甘みとやたらと主張の強い苦みが走るが、乾いた喉が潤っていくのは堪らなかった。
「よし、飲んだな」
悪戯が成功した悪ガキのような笑みを男が浮かべた。やはり、睡眠薬入りのスポーツドリンクだったようだ。
それきり男たちは何もしてこなくなった。理玖が眠るのを待つ腹積もりなのだろう。
激しいレイプを受けた疲れも相まって瞼を開き続けることが困難になっていく璃玖。
遠ざかる意識を何とかつなぎ止め、せめてこの男たちの顔をしっかり記憶しておこうと足掻くのだった。
0318魔法少女フロンティーア・下巻〜Chapter1〜2024/03/24(日) 22:35:33.00ID:Qm6CnybY
* * *

「―――うぅん」
璃玖が目覚めたのはどこかのゴミ捨て場だった。
車を止めて何かしていてもさほど気にされない場所ということで選んだのだろうが、ヤり終えた相手は使い捨てだと案に示しているようで、璃玖は改めて男たちに怒りを覚えた。
流石に裸で放置は拙いと思ったのか、璃玖は自前のスウェットを着せられていた。
男たちのモノか自分のモノかもわからない体液やら何やらが付着したり沁み込んだりしているのが気持ち悪かった。
だからといって脱ぐわけにもいかず、璃玖は重い身体を何とか起こすと、とりあえずは帰路を探すことにした。
睡眠薬の効果がまだ残っているのか、それとも心身ともに疲れ切っているからか、頭がまだぼんやりとしていた。
見覚えがあるようなないような路地が続く。被害者が迷子になって警察のお世話になれば厄介だろうし、男たちは攫った場所の近くに自分を捨てて行ったという確信し、璃玖はふらふらと彷徨う。
しかし、帰路につけている自信は全く湧いて来ない。いっそこのまま警察に駆け込もうかとも考える璃玖だが、男たちに繋がる証拠のようなものは余りない。
車のナンバーはわからないし、名前や住所だってわからない。あるとしたら、体液から取得できるであろうDNAくらいだ。
そこまで考えて璃玖はゾッとした。DNAを提出するとして、自分の尻穴から奴らの精液を絞り出すというのかと。
それはつまり、自分がレイプの被害者であることを警察とは言え第三者に告げるということ。
それで仮に男たちの逮捕に繋がったとしても、奴らが捕まる直前に撮影していた映像をネット上にばらまきでもしたら。
それがなかったとしても、裁判やら何やらで世間に自分が被害者であることが広まって、心ない連中に何を言われるのだろうか。
しかもそれは自分だけではない。あの男たちの被害にあった者全てがそうなる可能性があるのだ。
レイプとは何と卑劣で恐ろしい犯罪なのだろう。被害者が泣き寝入りすることが多いというのはこういうことだと璃玖はその身をもって実感した。
さらに言えば、璃玖は母体化の影響でかなり特殊な身体に成っている。世間の好奇の目は普通の女性である被害者以上に付きまとってくるかもしれない。
嫌な汗が全身から噴き出る。知らず息が荒くなる。強い嘔吐感に襲われ、歩くことはおろか、立っていることすら困難になる。
ゆっくりと視界が歪み、グラグラと揺れ、クルリクルリと回り始める。
最早自分が立っているのか蹲っているのかすら璃玖にはわからなくなってきた。
「……梶原?」
遠くの方から自分を呼ぶ声が聞こえた。声の主を確かめようとして璃玖はようやく自分が道端に蹲っていたことを理解した。そして、声を掛けてきた人影は割と近くに立っていたことにも気が付いた。
「梶原、だよな?」
「……うん」
声の正体は同じクラスの草生木方舟(そうせいきほうしゅう)。珍しい名字プラス坊主の息子なので名前も珍妙。一度聞いたら忘れられないこと請け合いである。どうでもいいが次男坊だ。
「お前ん家ってこっちだっけ……?」
「いや……、ぁ……」
「え、ちょっ!?おい!大丈夫か!?きゅっ、救急車!?119か!?」
自身に次々と振りかかった災厄による心労と疲労で弱った身体を引き摺っていた璃玖は、見知った顔に会えたことによる少しの安心感で緊張の糸がプツリと切れ、その場で気を失ってしまったのだった。

【Chapter1:END】
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