女同士の肉体の入れ替わり・憑依 その8
レス数が1000を超えています。これ以上書き込みはできません。
0001名無しさん@ピンキー2014/03/13(木) 07:21:41.00ID:EomYSTlx
胸の小さな女の子が胸の大きな女の子と体が入れ替わって胸の大きさを堪能したり
年老いた女が若い女と入れ替わって若い体を堪(ry
淫乱な女の幽霊がいろんな女の体に表意して堪(ry
魂の交換だけでなくて単純にスタイルがよく身長の高い女の子と幼児体系の小さな女の子がいて
ある日身長やスタイルが入れ替わったり
ムチムチの女悪魔が女の子に憑依するとその女の子がムチムチに変身する様な話も可

とまあそんな感じの話題やSSを扱うスレ

■保管庫
http://www40.atwiki.jp/odchange/

■過去スレ

女同士の肉体の入れ替わり・憑依 その7
http://pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1343045433/l50
女同士の肉体の入れ替わり・憑依 その6
http://pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1313582260/
女同士の肉体の入れ替わり・憑依 その5
http://pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1290094110/
女同士の肉体の入れ替わり・憑依 その4
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1267807016/
女同士の肉体の入れ替わり・憑依 その3
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1253030666/
女同士の肉体の入れ替わり・憑依 その2
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1235567463/
女同士の肉体の入れ替わり・憑依
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1221151798/
0002名無しさん@ピンキー2014/03/13(木) 07:30:41.25ID:EomYSTlx
前スレ落ちてたので建てました。
一応確認はしたけど重複だったらごめんね
0004名無しさん@ピンキー2014/03/16(日) 14:37:39.60ID:2WMxCZJw
>1乙

保守代わりと言っちゃなんだけど、既出かもしれんが
渋の「交換少女」が恐らくこのスレ該当。
個人的にはかなり好みのシチュ
0005名無しさん@ピンキー2014/03/19(水) 17:37:47.93ID:dMRFlsR7
念のためあげ
0007名無しさん@ピンキー2014/03/25(火) 22:00:08.54ID:BYDM4I4r
過疎ってんな

砂漠の狐さん結構前の荒らし以降現れてない?
0008名無しさん@ピンキー2014/03/26(水) 00:47:23.03ID:A5CtAxu1
結構な数の作家さんがじょじょに消えたよな
好きな人多かったんだけどなぁ
0009名無しさん@ピンキー2014/03/30(日) 13:22:41.31ID:yPNQqZGF
ODではないかも知れないけど、近そうなんでいちおう貼っとく
ttp://anime-gazou.blogstation.jp/archives/8264560.html
0010名無しさん@ピンキー2014/03/30(日) 22:10:12.63ID:LIDBaWfJ
>8
ある程度、本腰入れてSS書こうって人は、もう少し荒らしや叩き対策が
しっかりしている場所で活動しているよ。
0012名無しさん@ピンキー2014/03/31(月) 23:28:10.56ID:fhUFMif3
百合やレズで、攻めの娘と受けの娘が入れ替わりとかあってもいいようだけど、かなり少ないどころか皆無に等しいの哀しい。
0014名無しさん@ピンキー2014/04/23(水) 19:12:26.65ID:QMrWEHyR
「ひゃぁっ!」
後ろから乳房を掴まれ、思わず小さな悲鳴があがる。
「莉奈また大きくなったんじゃない?」
美紗が乳房の下を支える。肩にかかっていた重力から一瞬の解放、そして再びのしかかる負荷。
「ちょっとやめてくんな〜い」
「ほんと超デカイよね〜男子とかガン見してるし。ちょっとは身長に回したらぁ」
ブラウスを脱ぎながら佑香が言う。ピンクのブラの下から小さな乳房が現れたと思うと、すぐさまえんじ色に縁取られた体操着姿になっていた。
「じゃあ先行ってるね」
美紗と佑香は先にグラウンドへと向かっていった。
0015名無しさん@ピンキー2014/04/23(水) 19:13:43.28ID:QMrWEHyR
ロッカーの鏡に映る姿。ぱっちりとした目にハリのある肌、艶のある黒髪。
深い谷間を作り出す乳房が、パステルカラーの水玉があしらわれたEカップのブラジャーに支えられている。
16歳の女子高生、相澤莉奈。誰が見てもそうとしか見えない。しかし先月まで、私は45歳の主婦橋本章子だった。
白髪染めも兼ねたブラウンのロングヘア、細身で長身だった分、娘が産まれて乳房が張った時でさえBカップがやっとの身体。
言葉遣いだってもちろん、こんな風じゃなかった。
今だに信じ難いが、鏡に映る姿がその事実を突きつける。私は娘から引き剥がされてここにいるのだ。
0016名無しさん@ピンキー2014/04/23(水) 19:14:45.87ID:QMrWEHyR
今思えば、あの時にはもう始まっていたのかもしれない。
(最近化粧の乗りがいいわ。莉奈ちゃんのお母さんからもらったサプリが効いてるのかしら)
「沙織ちゃんのお母さんもどうぞって」
いろいろおすそ分けをし合っていた仲で、何も不思議に思わなかった。
シミも出始め、肌にも老いが隠せない齢になっていた。それが飲み始めてからというもの、張りが出てきたようなのだ。
(すごいわね、今度会ったらお礼しなきゃ)
莉奈ちゃんが転校するという話を聞いたのはその頃だった。莉奈ちゃんは娘、沙織の一番の友達だった。よく家にも遊びに来る。
私に似て細身で中性的な沙織と違い、すでに出るところの出た、しかし小さな可愛らしい女の子だった。
「お母さんからもらったサプリ、すごいわね」
「そうですか、そんなに効き目あるんですか」
「そうね、お母さんにお礼言わないと」
「私から言っておきます」
(莉奈ちゃん、ちょっと雰囲気が大人になった感じだわ)
0017名無しさん@ピンキー2014/04/23(水) 19:15:47.78ID:QMrWEHyR
数日経つと、シミは消え、肌のキメは戻り、パンとしたくすみのない肌になっていた。
痩せているせいでどうしても年齢が出やすい手も、こころなしか、シワが減ったように見える。
しかし、気になる変化もあった。生理の時でもAカップにしかならない乳房が、娘の授乳中と同じくらいに張ってきたのだ。
(女性ホルモンに似た成分があるのかも、それにしても…ブラジャーを買いに行かないと)
仕事終わりにショッピングモールに寄る。普段取らないBカップのブラジャーを手にする。会計をするためレジに向かい…
そこからは思い出せない。気がつくと、会計を終えて袋詰めされた商品を手にしていた。
(疲れてボーッとしてたのかしら)
帰宅して中を開けて驚く。無地のピンクと水色の上下を買ったつもりだったのが、
中に入っていたのは1つはピンクと赤のハートの模様、もう1つは白黒のチェック柄の可愛らしいブラジャーとショーツだった。
(私、なんでこんなもの。沙織くらいの齢の子が着けるやつじゃない)
この頃から自分の服への違和感が増していった。
今まで何度も着てきたブラウス、カーディガン、チノパン。それなのに。
(なんか「おばさんっぽい」…って、おばさんじゃないの)
しかし、日に日に増していく、沙織の洗濯物を畳んでいるときに襲う衝動。
(かわいい、着てみたい)
ついにはその衝動を行動に移す。パステルカラーのTシャツにイエローのショートパンツ。
45歳のおばさんが15歳の娘の服を着る。普通なら恥ずかしくて出来ない。しかし…
いつもの服よりも違和感を感じない。
(私どうなっちゃってるのかしら)
齢相応のファッションへの違和感が拭い去れず、代わりにティーンズファッションへの親和性が高まっていく。
娘に買う体で買っていけば誰もおかしいとは思わない。しかし着るのは自分なのだ。
仕事が休みの日。
「いってらっしゃい」
沙織を送り出した後、自分の部屋に駆け込む。
(こんなおばさんくさい服…)
無地のブラウス、デニムを脱ぎ捨て、ベージュの下着姿になる。
そしてその下着まで脱ぎ全裸になると、クローゼットの奥に隠してある箱からパステルカラーのブラとショーツを身に付け、緑と白のマリンボーダーのパーカーを羽織り、ショートパンツを穿く。
こんな姿家族には見せられない。しかし、この方が落ち着くのだ。
0018名無しさん@ピンキー2014/04/23(水) 19:18:03.04ID:QMrWEHyR
数日後、恐れていた事態が起きる。
(そろそろ帰ってくるわ、着替えなきゃ)
しかし…
(やだわ、あんなおばさんくさい服)
「ただいまー」
しまった、と思ったときはもう遅かった。
リビングに現れた沙織。そこにいるのはサロペットパンツで脚を露わにした母。
「お母さんお腹空いたぁ、なんかな〜い?」
沙織は何事もないように振る舞った。
「さ、沙織。なんか気付かない?」
「え〜別に〜」
「冷凍の鯛焼きがあるから食べたら」
「は〜い」
(こんな格好してるのに、沙織何にも気付かない。見て見ぬ振り?いや、そんな馬鹿な)
いつもの服に着替えたが、沙織の反応は変わらなかった。
0019名無しさん@ピンキー2014/04/23(水) 19:19:00.27ID:QMrWEHyR
「おじゃましま〜す」
(莉奈ちゃん…よね、声が大人っぽくなって)
玄関に向かうと、そこには10cm程度だろうか、身長が伸びた莉奈がいた。
「ず、ずいぶん大きくなって」
「えぇ、私今まで身長伸びなかったから。おかげで膝痛いです」
この時に気付かなければいけなかった。いくら成長期とはいえ、1,2週間で10cmも伸びるわけが無い。
まして男の子ならまだしも女の子。成長期はとっくに終わっている。
ただ、気付いたとしても、それは私が莉奈になるのが早くなる、というだけだったのだが。
変化は止まらなかった。
先週15年ぶりに買ったBカップのブラジャーがもうキツいのだ。
(まだ胸が大きくなってる?そんなことあり得ないわ)
仕方なく足りないカップに押し込んで会社へ向かう。時間差出勤のため、ロッカーには誰もいない。いつものように、ブラウスを着る。
(袖が長い…)
ブラウスのタグを確認するが、いつも着ている9号のブラウスだ。それなのに…
説明できる事実はひとつ。
(腕が縮んだ?)
慌ててタイトスカートを履く。膝上のスカートなのに、膝が完全に隠れている。
(脚も…)
身体の変化への不安で仕事どころでは無いが「私、身体が縮んでるみたいなんで休みます」なんて言ったら気が触れたかと思われてしまう。
(とりあえず仕事するしかないわね)
0020名無しさん@ピンキー2014/04/23(水) 19:20:18.58ID:QMrWEHyR
「おはようございます」
不安な私をよそに、会社のみんなはいつも通りの対応だった。
(みんなパートのおばさんになんて興味ないものね)
いつも通りの仕事をして、昼休みも終わり、トイレに入った瞬間、身体の中から何かが湧き出てくるような感覚が襲った。
(何、何なのこれ?)
下を見ると、ブラウスが持ち上げられ、ボタンが飛びそうになっている。
(なんで?こんなに胸が…)
次は今までなかったヒップの違和感だ。後を見ると、タイトスカートは大きくなったヒップに押し上げられいる。そのせいで丈はもとの膝上に戻っていたが、中ではショーツが食い込んでいた。
それは逆に、やっとブラウスから出ていた指は完全に隠れてしまう。
荒くなった息が整った頃、個室から出る。洗面台に映った私の姿は、想像を絶するものだった。
20代の私に良く似た、しかし私よりもずっとグラマーで、そして小さな女の子。
言葉を失う私の後ろに、昼食を終えた女性社員達が入ってきた。
しかし、驚くことも無く両隣の洗面台にポーチを置いて、化粧直しをしている。
「何か気付かない?」
「いいえ。橋本さんどうしたんですか?顔色悪いですよ」
早退を申し出てうちに帰る。
(まじ、なんだよこれ、どうなってんだよ)
家へ急いで走っていたが急に立ち止まる。
(何今のつぶやき。若い子みたいじゃない。)
急いで鍵を開け部屋に駆け込む。服を脱ぐと、ブラジャーを押しのけるように乳房が溢れ出ている。
鏡の前に立ち、お腹が目線に入ると、章子は絶句した。
(妊娠線が消えてる…)
15年前から母の象徴として刻まれていた証が消えていた。
つやのある髪、ぷっくらとした手、小柄な身体。もはや橋本章子の面影は、顔に辛うじて残るのみだった。
0021名無しさん@ピンキー2014/04/23(水) 19:21:22.99ID:QMrWEHyR
「あらぁ、もうほとんど私じゃない」
そこには私と同じくらいの身長の中年女性が立っていた。縮んだ私からは見上げる格好になるのだが。
どこかで見かけたような気がするが覚えていない。
「ふふっ、誰だかわからないって顔してるわね」
「そう、莉奈ちゃんよ。あら、自分で莉奈ちゃんだって。もっとも、もうほとんど入れ替わってきてるから仕方ないわね。」
「ど、どういうこと…」
「もう気付いてるでしょ、身体も心も私に近づいてるって。」
そう言うと、目の前の中年女性はブラウスをまくり上げ腹部を露出した。見覚えのある妊娠線。臍の脇のほくろ。
「莉奈ちゃんママの身体よ。私、莉奈ちゃんママになりたかったの。それでお願いしたら、入れ替わる薬が手に入ったの。」
「そんなことあるわけないじゃん。」
「ふふっ、言葉遣いもすっかり女子高生になったわね」
思わず口に手を当てた。
「先週くらいから気付き始めてたのね、この魔術は気付けば気付くほど変化が早まっていくの。服のセンスが変わりだしたころね。私も、その頃から可愛い服着るのがすごく抵抗が出ちゃって。何も無いときはママの服を借りてたわ。」
「なんで、私なんかなりたいの?マジ頭おかしいし。」
「沙織ちゃんと離れたくなかったの。すんごい友達だし、ずっと一緒にいたいって。そう思ったら、夢を見て、朝起きたら机の上にこれがあったの。ほんとびっくりしたわ。でも、私が莉奈ちゃんママになればずっと一緒にいられる」
「転校したって会えるじゃん。マジ頭おかしいいんじゃね?んなん絶対嫌だし」
「でもその姿で『私は橋本章子です』って言って信じてもらえるかしら?ほら、顔もすっかり変わったわよ」
鏡に映る姿は相澤莉奈そのものだった。しかし、鏡から目を外すと、まるで鏡を見ているように自分が立っている。
「頭おかしくなりそう」
「あと、この魔術は片方の記憶を消すの。迷ったけど、私の記憶を消すことにしたわ。莉奈ちゃんは沙織ちゃんママの記憶を持ったまま転校先でもお友達作ってね。なんか自分のこと沙織ちゃんママって、沙織のことちゃんづけで……」
そこで私の記憶は途切れた。
気がつくと、私はベッドの上にいた。目に入ってきたのは壁に掛かった赤いリボンに襟付きのブラウス、肩紐付きの紺のフリルスカート。
相澤莉奈の部屋だった。
慌ててみた姿見には、花柄のワンピースを着た相澤莉奈が映っていた。
ワンピースの下からもわかるつんと上を向いた乳房。むちむちとした脚。丸っこい指を頬にやると、弾力のある肌が指を跳ね返す。
(ほんとに入れ替わっちゃった…)

沙織にも、そしてもとの私にも訴えてみたが、もちろん通じるわけも無かった。
そして迎えた卒業式。
「莉奈ちゃん元気でね。」
涙を流す沙織。私も泣いた。もう娘と会えないかもしれないと。
0022名無しさん@ピンキー2014/04/23(水) 19:32:22.26ID:QMrWEHyR
卒業式の翌日。
「お母さん、お風呂一緒に入るなんて珍しいじゃん」
「たまにはいいじゃないの」
「じゃあ先に入ってるね」
沙織を先に風呂に入れ、章子は洗面台の前に立っていた。
(年の割には綺麗よね。まだ十分いけるんじゃない?でも不倫なんかしたら沙織ちゃんが悲しんじゃう)
そう、記憶が消えるなんて嘘。もったいないじゃないそんなの。
でもそうでも言わないと、沙織ちゃんママあきらめてくれないでしょ?
「やだ、お母さん。そんなとこ触らないで。そんなとこ…」
沙織ははっと顔を私に向けた。
「気付いたのね、沙織ちゃん。」
「だって、その触り方…」
0023名無しさん@ピンキー2014/04/23(水) 19:34:20.10ID:QMrWEHyR
「これを飲ませれば相手と入れ替わるぞえ。これは面白い薬でな、入れ替わった後のためにゆっくりいろんなものが入れ替わっていくのじゃ。
身体はもちろん、声、話し方、年齢、感じ方。周りには気付かないようにできておる。
相手が一度飲み始めたら変化は止められないぞよ。相手が変化に気付けば気付くほど、変化は加速していく。
完全に入れ替わるときは一緒にいた方がよいな。」
0024名無しさん@ピンキー2014/04/23(水) 19:34:59.34ID:QMrWEHyR
すいません、>>23の代わりにこちらを

私と沙織ちゃんは最初はただの友達だった。でも。
私は細くてスレンダーな沙織ちゃんに、沙織ちゃんは私の大きな胸に。
憧れて、惹かれて、そしてそれが愛情に変化した。
うちのママが帰りが遅い日、沙織ちゃんと私は身体を重ねた。
細身の沙織ちゃんは感度がよくて、結構すぐイッちゃうの。
でも、沙織ちゃんも私の気持ちいいところ分かってきたら、すごく上手にイカせてくれるようになった。
「ずっと一緒にいようね」
でも私が転校しなきゃいけなくなった。
「やだ、沙織ちゃんと離れたくない」
ただの友達ならこんなことしない。私も沙織ちゃんも、お互いが必要だったの。
そんなときだった。夢の中に現れた老婆。
「これを飲ませれば相手と入れ替わるぞえ。これは面白い薬でな、入れ替わった後のためにゆっくりいろんなものが入れ替わっていくのじゃ。
身体はもちろん、声、話し方、年齢、感じ方。周りには気付かないようにできておる。
相手が一度飲み始めたら変化は止められないぞよ。相手が変化に気付けば気付くほど、変化は加速していく。
完全に入れ替わるときは一緒にいた方がよいな。」
ママからの差し入れって言ったら何の疑いも無く飲み始めて。
最初は半信半疑だったけど、胸がだんだん小さくなって、身長も伸びて。あ、ほんとなんだなって。
服の趣味もおばさんっぽくなちゃって。でも嬉しかった、ほんとに沙織ちゃんママになれるんだって。
「泣いて損したじゃん。莉奈のバカ。」
「ずっと一緒だよ、沙織ちゃん。でもこれは二人だけの秘密ね」
「うん」
『莉奈』はボディーソープで泡まみれの沙織を抱き、キスをした。
0025名無しさん@ピンキー2014/04/23(水) 19:36:31.85ID:QMrWEHyR
「ゆっくり入れ替わるのって結構おもしろくなかった?」
「そうだね〜」
「やっぱ魔女っぽい老婆って何やっても許されるからいいよね、あんまりおばあさんの身体になりたくないけど」
「ちゃんと元に戻してやるから大丈夫だって」
「今度はどんな感じにする?」
「まあネタはいっぱいあるでしょ。自分からお願いする今回みたいなパターンは山ほどあるし」
「わたし、やっぱ強制の方がいいな。地味な子を急に美人の身体に押し込めたりとか」
「キャラだけ入れ替わるとかもいいよね〜」
制服を着た高校生くらいの男女。話の内容が物騒だ。
コンビニ前の女子高生がその集団に気付く。
(どこの高校かしら。この辺じゃあまり見ない制服だけど。やだ、こっち見てる)
「かわいいねぇあの子、純朴そうで。お、コンビニの中にビッチなキャバ嬢がいる。こりゃいいや」
遠くからそう聞こえたと思った瞬間、目の前が真っ暗になった。
気がつくとコンビニの中にいた。
「あれ?どうしたのかしら」
呟く声がいつもと違う。かすれた声。立ち読みしていたのはキャバ嬢雑誌。
「なんでこんな本…」
棚に置くために伸ばした手。その先には長い爪とショッキングピンクのネイル。
高いヒール、重い頭、網タイツにミニスカートのスーツ、ガラスに映る顔には派手なメイク。
そして、ガラスの向こうには見慣れた顔が口を半開きにしてこちらを向いてい
0026名無しさん@ピンキー2014/04/23(水) 19:38:26.18ID:QMrWEHyR
>>25
最後の「た。」のコピペが…締まりの無い終わりで申し訳ない。
莉奈目線の変化を番外編で書けたらと思います。
あと最後の連中なんなんですかね、本当に高校生?
うちらの妄想をいろいろ叶えてくれそうですが。
0030名無しさん@ピンキー2014/04/25(金) 00:17:03.27ID:IeHix7Vk
>>27
自作による自讚はゴミのやること
0031名無しさん@ピンキー2014/04/25(金) 01:11:21.34ID:KB4CWFEC
久しぶりの作品投下大歓迎です。
すごくいい感じでした。
一回で完結して満足感があるとともに
続編とか番外編も読んでみたいです。

例のごとくお間抜けな荒らしさんはスルーで行きましょう。
0032名無しさん@ピンキー2014/04/25(金) 18:24:16.95ID:IeHix7Vk
>>31
効いてる、効いてる(笑)
0035名無しさん@ピンキー2014/04/27(日) 13:15:13.89ID:XRwdbEct
思い当たるフシはないなぁ
でもデブで黒ギャルでビッチとの入れ替わりとかすごく読みたいな!!
じわじわと入れ替わっていく様子とか想像しただけでもう
0036名無しさん@ピンキー2014/04/27(日) 16:25:20.34ID:XRwdbEct
こういう文をかくの初めてだけど過疎だし書いてみた

夏休み初日
今年の夏は何をして遊ぼうか
なんて考えていると
私の部屋にスマーフォンの呼び出し音が響いた
「はいもしもしー」
「もしもし陽子おはよう」
電話から聞こえてくる低めでこもり気味な声は聞き慣れた幼馴染のものだった
「おはよう典子どうしたの?」
「今日のお昼から買い物にいかない?面白いお店みつけたんだー」
急だなぁ。まぁ典子の場合事前に計画をたてるほうが珍しいけど
「いいよー」
今日は特に予定もなかったので典子の誘いは嬉しい

その後詳しい集合場所や、具体的な時間を決め通話を終えた。

お昼
私の家から一番近い駅
ここが典子との集合場所だ。

約束の時間から約30分典子まだ来ない
典子やっぱりおそいなぁ

典子は基本的にいいかげんなのだ
待ち合わせに遅れる事はしょっちゅうだし
部屋は散らかり放題だし
小学校の頃からかけているメガネは手垢や汚れで曇りっぱなしだ。

学業においてもそのいいかげんさはいかんなく発揮され
忘れ物も多いし、授業中も寝ている
そんなんだからもちろん成績も悪い

容姿にも頓着がないらしく
クラスの中で一番太っているのにも関わらずダイエットを使用としていないし
手入れされていないぶっとい眉、少し脂ぎったくるくるのくせっ毛をボサボサのまま
登校している
言ってしまえばダメダメな女の子だ

でも私にはない愛想の良さを持っていて
よく笑う彼女と一緒に話していると楽しい。
0037名無しさん@ピンキー2014/04/27(日) 16:26:00.23ID:XRwdbEct
「はぁ、はぁ、ごめん!陽子おまたせ」
のっそのっそと巨体を揺らしながら典子がやってきた

彼女なりに急いだのだろう息も絶え絶えで薄手のシャツに汗のシミを作っている

「気にしなくていいから!それより大丈夫?」
いい加減な典子の事だハンドタオルなんて持っていないだろうと思い私はポケットからハンドタオルを渡す
「あ、ありがとう・・・フゥフゥ」
典子は汗だらけのまあるい顔に笑顔を湛えハンドタオルを受け取る
その時にシャツの裾からちらりと無造作に放置されたワキ毛が覗く
彼女は昔から剛毛で小学校の頃は男子よりも毛深かった
今もその毛深さは変わらず産毛、脛や脇はもちろん
おそらくはしたの方ももっさりと毛で覆われているだろう

典子とて女の子流石にワキ毛処理しなよとは言えない


しばらく立って典子の呼吸が落ち着いたら
今日の目的地に向かった

なんでも朝電話で言っていたおもしろい店というのは
典子が偶然見つけた雑貨屋らしく
他のお店にはない変わった商品が店内にところ狭しと並んでいるそうだ。
0038名無しさん@ピンキー2014/04/27(日) 16:26:41.75ID:XRwdbEct
「ここ!」
駅からそう遠くないビルの一階にその店はあった
黒で統一された店頭はなんだか怪しい雰囲気を醸し出していて典子と一緒でなければ入ろうとも思わない
「はいろー!」
典子が装飾がされたガラス戸を押し開けて店内へ私もそれに続く
「わぁ」
思わず私は感嘆の声をあげた
典子の話通り店内に陳列された商品はどこの店でも見たことのない珍しいものばかりで
内装や、店内に漂う甘ったるいお香のような匂いも相まって
まるで外国にいるような気持ちになった

「いらっしゃいませ」
店主らしき初老の男性が笑顔で声をかけるそれにえしゃくで応えおくへ進む

「面白いでしょーこのお店雰囲気も良いし」
典子は得意気にいう
「うん!そうだね!すごく良い!
ここにおいてあるのって見たことないものばっかりでなんだかワクワクしちゃう」

二人で店内を見て回る
店内は狭いが商品の量が凄まじく軽く見て回っただけで約20分が経過していた

「あ、これ美味しそう」
典子が指さしたのは紅白2個入ったあめ玉だったパッケージには見たことのない文字が書かれている
「あめ玉?確かにおいしそうだね」
「店主さんこれなに?」
典子が笑顔で尋ねる

カウンターから店主がやってきてその飴玉を見る
「これは、えーっと確か、ドイツのキャンディーだったかな
なんでもそのあめ玉を一個づつ分け合った相手のことを前より理解できるようになるって噂の飴でしたね」

「へぇー面白そう!」
「陽子もそう思う?買っちゃおうかなー」

それからしばらく店内を見てまわり
結局例の飴を割り勘で買った
値段は飴にしては高いがワンコインで買えたため典子がおごってくれた

店の外でさっそくあめ玉を舐めた

「なんか普通のあめだねー!」
「私の事前よりわかる?」
「ぜんぜん」
あはははと二人で笑い合う

そのあと適当に外食をしその日は典子と別れた
0039名無しさん@ピンキー2014/04/27(日) 16:27:26.57ID:XRwdbEct
私が初めて違和感に気づいたのは夏休みが始まって3日が経った頃だった
お風呂場で着替えている時に私は違和感を感じた
私のヤセ型の身体が少々ふっくらしたような気がしたのだ
鏡で確認するがよくわからない
身体のラインがまるくなったような?なってないような

とりあえず気のせいだということにし風呂に入ろうと下着を脱ごうとする
するとちょろっと何かが生えていることに気づく
「え?」
生えかけの太い縮れ毛が何本か生えていた
私は全身の体毛が薄く17歳を超えても下の毛すらはえていなかったのだ
やっと私も成長したのかな?
なんとなく気になって脇の下も確認する
するとそこに生えかけの毛が何本か生えていた
うわぁ、こっちにも生えてるこのまま濃くなっちゃうのかな
体毛が薄いのちょっとじまんだったんだけどなぁ・・・ショック

私の予想通り私の体毛はすさまじいスピードで濃ゆくなっていった
あれから4日が経った今
陰部はもっさりと黒く逞しい毛が覆い
脇の下は処理を必要とするレベルにまで濃くなった
そして脛や腕、へそ、顔にもうっすらと毛が生え始めた
体毛だけでなく
身体自体も日に日に丸くなっており気のせいではごまかせないほどに太ってしまった
元が痩せていただけに平均的なさいずになっただけなのだが
それでも落ち込んだ

突然の変化に私は混乱しっぱなしだった
怖くなって母親に相談したが「成長するタイミングがズレただけよ!考えすぎ!」と言われとりあえず納得するしかなった
0040名無しさん@ピンキー2014/04/27(日) 16:28:05.76ID:XRwdbEct
夏休みが始まって二週間
私は小太りといえるまでに太り
すわると立派な二段腹になる
両腕両足はむっちりとし動くたびにふるふる震えるようになった
顎にも肉がつき始め少し口をあけるとすぐに二重になってしまう

体毛も脛や腕を処理しなくてはならないレベルにまで濃ゆくなり
一般的な女子とくらべても濃いほうだ
眉までも太くなってしまい野暮ったい印象をあたえる

体毛の変化に影響されてか髪質も変わり始め
ストレートだったロングヘアは天然パーマのかかったウェーブになってしまった
それだけではなく
6日前ほどから目が悪くなり初め今はメガネをかけている

鏡を見てみると顔についた肉とメガネ、太い眉が相まってもはや別人にすら見える

はぁ、なんでこんなに短期間でかわっちゃったんだろう
私は重い気分のまま部屋のベッドにつっぷす

そういえば最近片付けもしてないからへやがちらかりっぱなしだな

部屋を見回すとおかしの袋やジュースの缶などが放置されている

あれ?そもそも私片付けなんかしてたっけ?

なんとなく違和感を感じたが眠くなって寝てしまった

夏休みが始まって3週間
元々濃かった私の体毛が最近さらに濃くなった
下の毛は生える範囲をどんどん増やし腹毛と繋がってるし
すね毛なんかもボーボー思春期入りたての男子位はあるかも
脇の下も剛毛が埋め尽くし伸ばしっぱなしだからか自分でもわかるレベルで臭い

処理はしたってすぐはえちゃうし面倒だからしない

髪の毛も石鹸で洗ってるからかキシキシに傷んでクルクルのパーマみたいになってる

体重も増えた
元々デブだったけど今じゃ巨デブだよ
顔は常に二重だし
ぱんぱんにふくらんでる
目が肉で圧迫されて一重
ハッキリいってブサイク。まだ若いのに肉でほうれい線ができてておばさんみたいってお母さんに言われちゃった

腕や足はブクブクに膨らんだ上だるだるに弛緩して
赤ちゃんの腕をそのまま大きく下みたいになってる

お腹はまるで妊婦さんみたいに大きくなってぶよぶよで重い
ちょっと動くだけで汗が吹き出すし
階段なんてもってのほか


はぁ〜いまにはじまったことじゃないけど私もっときれいになりたいなー
そう・・・例えば陽子みたいに。
0041名無しさん@ピンキー2014/04/27(日) 16:33:58.06ID:XRwdbEct
誤字ひどいね!
次投稿する機会があったら気をつけます。
0042名無しさん@ピンキー2014/04/30(水) 15:13:46.91ID:X5XSizWN
最近投稿なくて寂しいわ 、このスレ入ってからゼロか
昔はもうちょい定期的にあったろ
0045名無しさん@ピンキー2014/04/30(水) 22:16:27.94ID:z2btiD+/
でも50近くになって一つもないって、、、、
さすがにさびしい
0046名無しさん@ピンキー2014/04/30(水) 23:08:48.90ID:vMGwZGig
電撃マオウで新連載された真夜中のX儀典は今後ODあるかも
俺ら的に美味しい話になることを期待してる
0049名無しさん@ピンキー2014/05/10(土) 22:39:22.36ID:Qjmzmt3+
仕方無いことだが性癖縛りがあるせいでマンネリ感パネェや
0054名無しさん@ピンキー2014/06/09(月) 16:30:43.73ID:PavWC+EF
かなり前にここでも紹介されてたイブニングの累だが最新話はかなりいいシチュだった
これまでは顔を入れ替えるといっても一応は合意の元にやってたのが大半だったんだが
最新話のはまったく望まない入れ替えを永久的に行われたらしく、
絶世の美人がバケモノのような顔になって失意のうちに死んでいくというものだった
後味がすげー悪いゆえに興奮できるすばらしい入れ替えだった
0055名無しさん@ピンキー2014/06/09(月) 23:19:56.14ID:9eqAg7Ue
>>54
ここんとこおもしろくなかったんで読まなくなってたんだが今回はホントよかったわ
まあこのスレ的にはという意味だが…情報d
0056名無しさん@ピンキー2014/06/10(火) 21:27:20.08ID:1CeKfLla
おばさんと若い娘の年齢の入れ替わる話って無いかな
若さを吸収するような描写があるとなおよし
0057名無しさん@ピンキー2014/06/11(水) 19:46:52.64ID:MyQyKE43
バンジョーとカズーイを思い出した
0058名無しさん@ピンキー2014/06/12(木) 23:32:55.64ID:6gfYqaoH
>>56
 いいよね、年齢の入れ替わり。それも、末期的な老婆よりも、もう少しマイ
ルドに中年から初老くらいの女性と、ハイティーンから20代前半くらいの入
れ替わりの新作があったら望外の幸せだよ。
 ん、たとえば銀座の売れっ子ホステスと元ホステスのオーナーなんかが秘薬
を焚いてみたところ、肉体年齢だけが見事に入れ替わってしまったりとか、
「きゃあああ、なによ、これ、どうして私がこんなぶくぶくになってるの」
 と、売れっ子ホステスがゆるんで弛んで膨張して、ぴちぴちのイブニングド
レスからはじけ出してしまいそうになるのを横目に、
「あーららら、まさかとは思ったけど本当に入れ替わっちゃうとはね、うふふ
嬉しいんだぁ」
 と、50がらみのケバケバしかったオーナーの肢体がきりりと引き締まって
若返り、におい立つほどに妖艶な美女へと早変わりしていた。とかねえ。
 ……はあ、また書いてみようかなあ、こんなの。
0059名無しさん@ピンキー2014/06/13(金) 02:06:00.92ID:9BJilSkV
>>58
いいですね!
ぜひみてみたいです!
0061名無しさん@ピンキー2014/06/14(土) 00:52:42.86ID:32U5wI5u
>>58
もし書いてくれるなら服装についての描写もいれてくれたら嬉しいな。
入れ替わる前はもう一度あんな格好してみたいと思いながらも締まりのない肢体でそれもかなわず、
年増女が密かに嫉妬する若い女の方はニーハイのロングブーツでミニスカとかさ。
0062名無しさん@ピンキー2014/06/14(土) 01:36:05.97ID:5to8h3R0
 まあ、本格的に書けるほどのネタでもないかもしれなかったけどね、
 それでもいーかげんに続けてみるとね、
「ちょちょちょ、オーナー。戻してくださいよ、こんなのって無いですよぉ」
 若いころと比較で130パーセントほどに肥大して輪郭のボヤけた顔に困惑
の赤を浮かべたホステスは勢い込んで女オーナーに食ってかかる。
 んが、しかし、昭和30年代生まれのお水の女はしたたかで、
「いやいやいや、まあまあ待ちなさいって、おほぅ、この胸の弾力。久しく忘
れていたけど、これこそが若さよ、青春よぅ、なんという感激かあ」
 恍惚の表情で胸元に再形成された充実の張り出しを掌中に鼻息も荒い。
「うん、そうだね。せっかく若返ったんだもん。>>61の言うことももっともだ
しさ、ちくっとオサレして街に繰り出すことくらい……」
 と、ここで引き締まった腰をひねってポーズを決めつつ、
「いんじゃね?」
 と、中年化したホステスをなんとなく軽くおちょくってみる。もちろん、こ
こには今までの嫉妬というものが込められているわけなのだ。

 
0063名無しさん@ピンキー2014/06/14(土) 02:01:42.07ID:5to8h3R0
 ホステスはもちろん、烈火の如くに激怒するってわけなのだが、なにしろ
若さを質に取られてしまっているのだからオーナーの機嫌を損ねるわけにも
いかない、と。
 そんなわけで私服を交換して二人して夜の街へと繰り出すわけだ。
「あー、いいわー。若くて細いから何を着たってばっちり決まっちゃうのね
え、我ながら悩ましいことよー」
 ホステスから強引に借り受けた黄色のミニスカから伸長する、ぴっちりと
黒のニーハイに包まれたしなやかな脚線は彼女の言に誇張するところがない
ことをきちんと証明していた。もちろん、桃色のチュニックもばっちり着こ
なしができているのだ。なんら、世代間のギャップもなしに、だ。
『ううっ、上質なスーツだってことだけは確かなんだけど……』
 と、中年化ホステスが着こんでいるのはオーナーの私服であった。
 一着で50万円は下らない上質なもので、彼女にとっても憧れのブランド
のひとつではあったのだけれども、
『こんな身体になってから着たくはなかったのよぉ』
 スリムだった上半身にはまんべんなく贅肉が張り付いていて、挙動のたび
に疎ましい無駄肉がベルトの上に乗っかる嫌な感覚におそわれるのがたまら
なかった。脚のラインも太まったばかりでなく、ぼこぼこしているのが悲し
いことだった。
「ふふふ、まあまあ、あんたもそれはそれでなかなかにいい風情のおばちゃ
んになってるからダイジョウブダイジョウブ、とさて、どこに行こうか何も
考えてなかったけど……うーん、誰かいい店とか知らないかな?」
 と、ちらりと画面の外に向けてリサイクル美女は唇に指をそえて、ねだる
ような視線を投げかけていた、と。
 
0066名無しさん@ピンキー2014/06/14(土) 22:46:36.30ID:5to8h3R0
「それで、焼き肉ですか」
「うん、まずは腹ごしらえってやつでね、ま、奢ってあげるから付き合いな
さいな」
 せっかく若返ってそれか、と熟女ホステスはやや毒気を抜かれた感でオー
ナーの呼びつけたタクシーに同乗する。腰をかがめたり、膝を深く折りたた
む時に関節にがくん、ときしむような痛みがはしるのが老化現象なのか、と
驚きつつ、意外にも言葉少ないオーナーの艶美な横顔に見とれつつ。
 と、ややあって車が横付けられたのは、勘定おひとりウン万円という高級
焼肉店だった。門構えからして格の高さを物語っているような、それだ。 
「まあ、お詫びがてらに、ね。好きなものを好きなだけ頼んでもらって構わ
ないわよー」
 手際良く特上カルビ他数点の自身の注文を給仕に告げると、オーナーは品
書きをホステスに手渡した。
『まあ、おたおたしてても仕方ないんだしね』
 さすがにプライベートで使うには敷居の高い店なのだ。こうなれば、とこ
とん食べて飲んでやろうと、ホステスも肚を据えた。まあ、ちょっとやそっ
と散在したところで、びくともしないオーナーだということはわかってはい
るのだが。
0067名無しさん@ピンキー2014/06/14(土) 23:16:27.74ID:5to8h3R0
 さすがに、A5ランクの牛肉の質は格別だった。じりじりと炭火に炙られた
肉の脂は驚くほどの香気を放ち、口にすれば品のある甘さとコクとがそれらを
飲み下すまで持続するのだから、やはり品は金次第ということなのだろうか。
 もちろん、ホステスも肉は大いに好むところだったし、提供された品にも、
満足を得たつもりなのである。
 ところが、だ。
「おやあ、もうおしまいなのかい?」
 中ナマのジョッキを片手にぺろりぺろり、と4人前、5人前の肉を平らげて
いくオーナーに、ホステスは片肘をつきつつ、敗北感に打ちひしがれていた。
「……もう、入らないんです。どうぞ、おかまいなく」
 たいして食べたつもりもなかったのだが、二皿ほども堪能したほどには、そ
の濃厚で強い脂と魅力ある臭みを湛えた赤身に胃が負けてしまっていたのだ。
 それは、とどのつまり、もう彼女の体は若くないのだということを思い知ら
せる、オーナーの「責め」であることを、ようやくにホステスは理解していた
のだった。
 棘は、それを知らずして刺さるからこそ、苛烈な痛みを手指に与えるのだと
いうことを、普段は忘れているのだった。のだぞ、と。
 さてさて、次はどこへと移動しましょかねえ、と。
 ゆるゆると考えております。適当放題の40年でございましたっと。ふう、
バレるの早すぎだよねえ、まったく。
0068名無しさん@ピンキー2014/06/14(土) 23:47:46.59ID:tvdE2EY4
本当に40年さんだったのかw
こういう容姿以外にも体の劣化を感じさせる描写はいいですねえ
0069名無しさん@ピンキー2014/06/17(火) 12:31:42.25ID:fkFhODmn
久々の作品投稿嬉しいです!
やっぱり入れ替わりものは見ていて興奮しますねw
0070名無しさん@ピンキー2014/06/17(火) 22:27:22.76ID:7iOHozuK
「さてと、それじゃここなんかどうだい?」
 車中からオーナーが指差したのはジュエリーショップだった。
「ええ、でも、別に……」
 と、やんわりと断ろうとするホステスだったが、
「まあ、いいじゃない。今夜はいい気分だもの、いいわよ、好きなの買って
あげるから」
 と、聞いてしまったからにはホステスも食指を動かさずにはいられない。
「じゃ、じゃあ、お伴しますけどね……」
 自動ドアの中は空気からして違う、媚もへつらいもない、上流の人種のみ
を自分たちは招くのだという店員たちの一種張りつめた雰囲気があった。
 と、その中へと颯爽と歩み入るオーナーは、そのうちで、もっとも年嵩と
思われる初老の男性店員に向かって、
「なにか、私たちが見るべきものはないかしら?」
 と、優雅に問いかけた。
 むろん、オーナーはここの店では顔なじみなのだろうが、さすがに若返っ
た姿では面識なしの一見客として扱われるのではないか、と、はらはらする
ホステスだったが、
「ええ、ええ、お嬢様、それに奥様。多少なりともお目に留まるものがあれ
ば幸いなのですが」
 と、店員もオーナーの若い外見に不相応なほどに貫録ある物腰にあてられ
たのか、最大限の敬意を払いつつ、接客につとめる姿勢を見せていた。
0071名無しさん@ピンキー2014/06/17(火) 23:03:56.73ID:7iOHozuK
 まず、店員は流行のリング数点を惜しげもなくオーナーの前のボックスに
並べると、
「他にネックレスも見つくろってまいります」
 と、店の奥へと一時、姿を消してしまっていた。
「へえ、こんな高価なものを出しっぱなしにして行ってしまうだなんて……」
 と、ホステスは戸惑いと不審とを口にしたが、
「ふふん、そんなケチな真似をする人間かどうか、相手を一目で判断できな
いようじゃ接客業なんてつとまらないだろうよ」
 オーナーが余裕の表情でリングをつまんで、石を見る姿は、まるで往時の
洋画のヒロインさながらであった。
 ややあって、初老の店員は、彼よりも少しだけ若いくらいの、それでも十
分に美貌を保持した女性を連れて帰ってきていた。
「ようこそ、お越しくださいました。当店の店主でございます、どうぞお見
知りおきを……」
 女店主はオーナーの顔を見たとたんに、ぴくん、と弾かれたようにその言
葉を中断してしまっていた。
「あらら、どうかしたのかしら、私の顔に何か付いてたのかしらぁ、シワと
か、シミとかぁ?」 
 つやつやとした22歳の精気に満ちた表情でオーナーは馴染みのはずの店
主にからかいの言葉を投げかけていた。
「……いいえ、そんなわけではないのですが、どうやら、私は少しだけ昔の
ことを思い出してしまったようですわね」
 含みある苦笑いを浮かべて女店主はさらにいくつかの商品を取り出してき
ていた。むろん、値札などは付いていない。相手に応じて値段などはいくら
でも変動するのだ。
「そうね、今日は私はこちらのご夫人へのプレゼントを探しておりましたの
よ」
 オーナーは、店主の持ってきた三連のダイヤが付いたネックレスをひとつ
選び出して、ホステスの首へとかけていた。
0072名無しさん@ピンキー2014/06/17(火) 23:35:09.92ID:7iOHozuK
「まあ、それはとてもお似合いだと思われますわ」
 きらきらと眩い光を放つ大粒のダイヤに胸を躍らせたホステスだった
が、丸型の鏡面に映る自らの姿は、残念なことに彼女が望むそれとは、
まるで期待外れのものだった。
 縦皺の多く浮かんだ首から肩へのラインには骨ばった印象が強く、元
は大きくせり出していたはずの乳房も、今は力なく下方へと推移してし
まっている。むろん、肌の持つ輝きも、とうに失われた状態であった。
 そこに、この輝きの象徴を据えつけようというのだ。
 これでは、まるで若づくりに躍起になる老婆ではなかろうか、とホス
テスは心中に怒気をみなぎらせて、今にも、「いらない」という言葉を
吐き出しそうになったのだが、
「いいえ、これはこれからのあなたにとって、とてもお似合いになるべ
き品なのですよ、『お嬢様』」
 と、穏やかな微笑をたたえる女店主の言葉に、ホステスも思わず吊り
込まれてしまって、
「ええ、じゃあ……これで」
 と、くっくっ、と笑いを殺したオーナーは、
「それじゃあ、まあこれを頂きましょうかねえ、ああ、そうだ。カード
での支払いは……やっぱり駄目だろうねえ」
 と、ハンドバックから封緘された一万円券の帯ふたつを店主へと渡し
て勘定にしていた。
「……それで、これって私が付けていったままでいいんですか?」
「当然でしょ、だって私からあなたへのプレゼントなんだもの」
 店を出る際に、こっそりと店員は女店主へと耳打ちをしていた。
「でも……よろしかったのですか、あれは最低でも300万はいただか
ないといけないものなのでしょうに」
「いいえ、いいのよ。今夜はあの方に不思議なものを見せていただいた
のですからね、そのお代ということでいいでしょうよ」
 そして、店の外に戸惑う中年女性の姿に相好を崩して、
「三連のダイヤは現在と過去、そして未来を象徴しているの。あの子が
この先にどんな道を歩むのか、それはとてもゆかしいことではなくて?」
「あーっ、もしかして、オーナー、これで私の若さを買い取ったってい
うつもりじゃないでしょうね、違いますよね、ねえねえ」

 と、今晩はここまでです。あまり後先考えずに発進してしまった感が
あるのですが……今にはじまったこっちゃありませんよね。
 願わくば、魅力的なびっくりするようなアイディアに溢れた作品が、
このスレに多く生まれますことを切に願います。40年でした。
0073名無しさん@ピンキー2014/06/23(月) 00:03:20.60ID:c/uUibw3
久々に覗いたら40年さん来てた!乙乙!
>>68の人が似たことを言ってるけど、直接的ではなく婉曲的な責めや表現が素晴らしい
0074名無しさん@ピンキー2014/06/23(月) 10:03:30.72ID:BGh71HaL
7月に入れ替わりのエロゲ出るから、興味持ってくれる人増えるといいなー
0076名無しさん@ピンキー2014/06/24(火) 04:19:14.87ID:zp8OzV7e
>>75
『ちぇ〜んじ! 〜あの娘になってクンクンペロペロ〜』
だったはず。
0078名無しさん@ピンキー2014/06/24(火) 11:55:19.90ID:gM8jmiII
>>77
そういやここ女同士スレだったね
すまんね違うジャンル貼って
0079名無しさん@ピンキー2014/06/24(火) 14:13:05.47ID:YeKrvNBB
夢幻転生7月号に該当があったことが話題にならない不思議。
0080名無しさん@ピンキー2014/06/28(土) 23:45:24.81ID:iLUYcNsN
 40年です。突発でひとつネタを書きたくなったので板汚し失礼します。

 エリートサラリーマンの孝司(26)とその恋人の美帆(23)の結婚式の直前に
突如現れたのは、かねてから孝司に偏執的かつ一方的につきまとっていた契約社員の
和江(48)だった。
 披露宴会場のホテルの階段で激しく美帆に詰め寄った和江は足がもつれた結果、美
帆を巻き込んだ格好で転落し、二人ともに意識を喪失してしまう。
 ところが、数時間後に目覚めた美帆と和江には驚くべき変化が発現していたのであ
る。それは、まさに、二人の人格が入れ替わってしまっていたのだった。

 ……と、まあそんな前置きがあってからこれは医師による三度目のカウンセリング
が行われるところからお話ということになります。


 痩せぎすの医師ははあ、と溜め息を一つ吐いてから、
「……まあ、それでは結論から先に申し上げるのですがね」
 と、孝司とその両脇に控える美帆と和江に最終通告をした。
「美帆さんと和江さんは、ですね、そもそも入れ替わってなどいないのですよ」
 と、二人の女の表情は一度に驚愕に張りつめて、それから若い女の顔には歓喜の朱
が、そして肥満した中年女の表情には絶望の青とがそれぞれ刷かれていった。
「ちょ、ちょっと待ってよ、そんなバカなことってないでしょ」
 むろん、食ってかかったのは薄暮時の年齢になり、取り返しもつかないほどに肥え
太った器量の良くない中年女だった。細い目を引き攣らせるように地鳴りのするよう
な更年期の低い声で医師へと食ってかかったのだった。
0081名無しさん@ピンキー2014/06/28(土) 23:46:17.97ID:iLUYcNsN
 しかし、医師は表情一つ変えることもなく、
「いいえ、バカなことではありませんよ。そもそもあなた方は孝司さんをのぞいてそ
れぞれ肉親や知人に対する記憶を全く失ってしまっているでしょう。だとすれば、多
少の自己認識の差は事故によるショックが原因の錯誤であると考えるのが妥当なので
す。たしかに珍しい症例とは思われますが、入れ替わりなどという荒唐無稽はそもそ
もあるはずがないのですよ」
 淡々と語る医師の言葉に表情を綻ばせながら、
「そう……ですよね、私もきっとそれが本当なんだろうなあ、とは思っていたんです
けど言いだせなかったんですよ」
 アイドルもかくやという優れた美貌と、ファッションモデルのようにしなやかな肢
体と、グラビアモデル顔負けに豊満な胸とを兼備した美帆を自認する女が孝司の腕に
自らの腕を絡めながら甘えた声を出した。
「私もあやうくそのおばさんの言うことに押し切られちゃうところでしたよ、なにせ
記憶がほとんど抜け落ちていて、大事なことさえまるで思い出せないんですもの」
「かっ……勝手に孝司に触らないでよ!」
 と、和江と認定された女は二人の間に割って入ろうとする。しかし、それは医師に
よってさっさと制止されてしまっていた。
「おやめなさい。勝手をしているのはあなたの方ではありませんか、和江さん」
「ううっ、痛い!」
 だぶついた腕を捩じ上げられて、和江は苦悶の声をあげる。
「そもそも、あなたはこのお二人の幸せなはずの結婚式に乱入して、台無しにしてし
まった張本人なのですよ、そこのところの罪の意識が無いというのは、そちらの方が
よほど問題ではないのですか?」
 と、医師から告げられた信じられないような罪状に、思わず和江は固まってしまっ
た。
0082名無しさん@ピンキー2014/06/28(土) 23:47:10.81ID:iLUYcNsN
「いや……だって、私は違うもの……でも、そうよ、癖とか仕草とか……ねえ、孝司
も言ってくれたでしょ、これは美帆の喋り方だし、いつもの仕草に思える、ってねえ
そうでしょ。孝司なら分かるでしょ?」
 と、和江は悲愴感に押しつぶされそうになりながらも、婚約者と信じる青年に向か
って救いの手を求めていた。
「ああ、その……俺は、その」
 孝司はしどろもどろに視線を思わず外していた。
 そう、彼には分かっていたのである。話す時にはわずかに小首を傾げる仕草も、昂
奮するとすぐに口元に両手を運ぶ癖も、そして、なによりもその口調、言葉遣いから
何まで、全てがこれは自分の熟知しているものなのだ、と。
 しかし、これにも医師は反論を用意していて、
「いいえ、そうは言っても孝司さんの方だって和江さんの癖だの口調だのについては
まるで知らないところが殆どでしょう? 偶然、口調が似ることだってあるでしょう
し、もしくは事故のショックで偶然仕草が似ているだけとも限りませんよ」
 すると、まんまと美帆に成り遂せた女も頷いて、
「そうよ、孝司さん。この女がどんなことを言っても信じるべきところはひとつもあ
りはしないわ。だって、この女はきっと最初から悪意をもって私たちに近づいてきて
いたに違いないんですもの」
 孝司の耳元で、聞きなれた声で囁いた。しかし、孝司にはわかっていた。美帆は自
分のことを「孝司」と呼び捨てにするし、和江が馴れ馴れしく寄ってくるときには、
決まって悪く甘えた声で「孝司さん」と呼んでいたことを。

 心が乱れて動悸が激しくなる孝司。おそらく、どんなに荒唐無稽と言われても、彼
の想像は真実に繋がるものなのであろうし、医師が宣告するそれは、どんなに真実味
を帯びていようとも、誤診なのであろう、と。
 しかし、その孝司の表情から心の動揺を察知した美帆は、その真実を塵芥へと変え
る邪悪の呪文を、その魅力的な口唇からこぼしていた。
「ねえ、よく考えてね孝司さん。あなたがどんなふうに考えているのかは良くわから
ないのだけれどね、はたしてあなたはこれからの長い人生を、私と一緒に過ごすつも
りなのか、それとも、あの中年女と添い遂げて暮らすのか……ねえ、ちょっと想像し
てみれば、どちらがはたして正しいことなのか、すぐにわかるはずじゃない、ねえ」
 そして、険悪な表情を和江のほうに向けて、
「それにあなただって、仮に本当にあなたが美帆だったとして、それだったらどうす
るっていうの? そんなにみっともなく肥った身体で、もう一度ウエディングドレス
を着てみたいとかって思ってるの? 孝司さんを相手に赤ちゃんを産んであげられる
とでも言うのかしら、もう干上がっているかもしれないってのに? ねえ、それで、
あなたが無理やり孝司さんと一緒になることで彼のことを不幸にするとは思わないの
かしら? それがあなたの愛情だっていうの?」
 そして、いささか芝居がかってはいたが、情感をいっぱいにして、
「もしも、私が和江さん。あなたの立場だったら、潔く身を引くわよ、それが愛する
孝司さんのためなんだもの。ねえ、それが真実でしょう?」
0083名無しさん@ピンキー2014/06/28(土) 23:47:50.77ID:iLUYcNsN
 怒りと悲しみと、それから他の複雑な感情が混じり合ったままの和江は、ふらふら
と後退し、そしてもとの座っていた椅子へと大きな腰をどっかりと落とし込んでいた。
「もちろん、あなたが台無しにした式と披露宴に対する弁償と、それから慰謝料は払
って貰うつもりですからね、まあ、そこのところは弁護士を通してするつもりですし、
これ以上あなたみたいな人にストーキングされたままに新婚生活を送っていくのにも
不安が残りますからね、その対処もさせていただきます」
 消沈して黙した相手にさらに追い討ちをかける美帆の瞳にはサディステックな輝き
がたたえられていたが、とうとう孝司はその女の意見に、
「ああ、それでいいと……思うよ」
 乗ってしまっていた。
 孝司は、悪魔の囁きに負けたことをそのときに自覚していた。しかし、一度宗門を
変更した以上は、その罪を背負ったままに生きていかなければならないということを
覚悟していたのだった。


 その後の二人の新婚生活は、思った以上に順調なものだった。
 美帆の記憶はとうとう戻らなかったものの、知識として埋め合わせられたそれで、
社会生活や家庭生活にもまずまず事欠くことはなかったし、何よりも美人である。
周囲の同情は二人へと大いに与えられ、ますます孝司の社会的地位は向上していっ
た。
 それに、以前は性行為に対しては非常に恬淡としていて孝司に物足りない思いを
させることがしばしばであったのに、
「ひゃうっ、凄いわぁっ孝司さん。もっとぉもっと激しくしてくれなきゃ嫌よぉ!」
 相手を求める欲は底なしに、また自らの万全の美貌を惜しげも無く孝司の欲する
ところへと与えていったわけである。
 糸を引くように濃厚な夜をいくつもいくつも重ねて、それでお互いにまるで相手
を飽きるところが無いのである。
 これは、まったくもって孝司にも意外なことであった。そして、彼も悟ったのだ
った。
「ああ、俺の理想としていた女とは、美しい乙女の肉体と老獪で狡猾な老婆の魂と
を兼ね備えたそれであったのか」と。
 もちろん、彼が一千万円を超える慰謝料を払った和江と接近する機会は二度とな
かったということだけを付言しておく。
 
 おわり
0084名無しさん@ピンキー2014/06/29(日) 10:56:44.83ID:S9Vipoky
乙でしたー
こういう一方的に善意の人間が損をする展開は後味悪いけど、それゆえに興奮するよねえ
0086名無しさん@ピンキー2014/06/30(月) 13:14:47.07ID:7VUN49yS
>>85
すごくいいな せなちかさんの例のSSのやつか
これの続き描かれないかな

それにしてもせなちかさんのあれは名作だったと思う
やっぱ入れ替わりの対象がブサイクと美人ってシチュだと
被害者もちゃんとピックアップされてるほうが好きだなぁ
0087名無しさん@ピンキー2014/07/03(木) 05:11:18.95ID:NVg59UEo
>>85
近年まれに見る名作。

これ少なくとももう一人の顔チェンジした方も描いてほしいな。

ビジュアル的にはそれで完成。
0088名無しさん@ピンキー2014/07/09(水) 20:56:58.35ID:j4vzmThm
〜ビッチ・スプレー〜
…俺はしがない高校生、これといって取り柄もなく、周りからは陰気だ根暗だと言われているがそれなりにはやっている。
強いてアイデンティティを挙げるとするなら人一倍性欲が強い事くらいか…
恥ずかしながらクラスの女子どもをオカズに毎晩自慰に励んでいる。
特に俺の大好物はいわゆる褐色ギャル。
チョコレート色の肌と派手めの化粧、際どい服装…あぁもう思い浮かべるだけで息子がギンギンだ…
しかし、俺のクラスにはいわゆるそういう系のビッチ女子は居ない。
隣のクラスやらも調べてみたがそちらにも見当たらなかった。
俺は性欲を持て余し悶々とする毎日を過ごしていた。
そんなある日の放課後、運命の出会いがやってきた…
0089名無しさん@ピンキー2014/07/09(水) 21:31:17.03ID:j4vzmThm
>>88
ビッチスプレー。
路地裏の怪しげな爺さんから千円コッキリで買い上げた(顛末は面倒なので割愛する)その妙な小瓶は、まさに俺にピッタリの代物だった。
ビッチの魂が練り込まれたとかいう疑わしい謳い文句のこれを一噴きすれば清楚系だろうと優等生だろうとあっという間にエロエロ淫乱娘に変身してしまうのだ。
こんなものを千円で買えたとは、俺も運が良い。
これで好き放題だ…
0092名無しさん@ピンキー2014/07/09(水) 22:07:20.59ID:j4vzmThm
>>89
〜委員長明日香の場合〜
怪しげな爺さんからビッチスプレーを手に入れた俺は、まず試しに使って効果を確かめてみることにした。
そのためには女の子と二人っきりになる必要がある。
根暗な俺はクラスの女子からも嫌われていたが、そんな俺に唯一マトモに接してくれるのがクラス委員長の明日香さんだ。
誰とでも分け隔てなく接する彼女は、嫌われ者の俺にも優しかった。
つるぺた清楚系で、俺に言わせれば性的魅力のカケラもないのが残念だったが、スプレーの効果が本物ならそんなことはどうでも良かった。
休み時間に勇気を出して明日香さんに話しかけ、放課後に勉強を教えて欲しいと頼み込む。
少し困った顔をしながらも「仕方ないなぁ、ちょっとだけだよ?」と笑顔で了承してくれた。
俺は誰も居ない視聴覚室に彼女を呼び出した。
疑いもせずやってきて、どうしてここなの?と不思議がる明日香さんに俺は思い切ってスプレーを吹きかけた。
「きゃっ!なにするのよ…んっ…!?」
驚きの声を上げた直後、彼女の身体がビクン、と跳ねた。
「なに…これぇっ…?からだ…あついよ…っ…!」
明日香さんは身を捩らせて熱い、熱いと何かを堪えるようにもがいていたが、しばらくして変化が現れる
「はぁん…胸が…ジンジンするぅ…」
そう彼女が悶えた直後、彼女の胸の平原がなだらかに盛り上がりはじめたのだ。
むくむくと衣服を持ち上げ、押し上げ、それは丘から山となり、ミチミチとした張りをたたえていく。
「あぁ…むね…ふくらん…でぇ……んうっ!?」
再び身体がビクンと跳ね、変化は加速していく…
0093名無しさん@ピンキー2014/07/09(水) 22:32:40.65ID:j4vzmThm
>>92
無駄な肉など微塵も無かった華奢な手足に脂肪がついていく…
太ももはムッチリと肉付き、スカートからはみ出す。
それとともに尻も肉を蓄え、ギュウギュウとパンツを押し出し、喰い込んでいく。
間もなく胸の膨らみが臨界に達し、ブラと服のボタンをブチリと弾き飛ばしてしまう。
深い谷間が露わになると共にブルン、と勢いよく胸が揺れた。
ブラの支えを無くしたにも関わらずその二つの山は垂れることなくそびえ立ち、頂点の突起は服越しに存在を主張する。
「はぁん……んっ…なにこれ…すご…っ…!」
喘ぎ声を漏らしながらも既に彼女は身体の変化を受け入れつつあった。どうやらスプレーの効果が精神にまで及びはじめたらしい。
「すげぇ…これ本物だったのかよ…!」
感動と興奮に俺は打ち震えていた。
そうしている今も優等生だった明日香さんはどんどんエロエロになってゆく…
「あぁん…!いっ…これいいっ…!」
明日香さんは股間に手をのばし、乱暴にグチュグチュとイヤらしい音を立ててかき回しはじめた…
秘部からは淫らな液体が滴り落ちている…
あの優等生の明日香さんがこんなにエッチに…それだけで俺はもうヤバかったが、まだ変化は続いているようだ…
0094名無しさん@ピンキー2014/07/09(水) 23:20:04.18ID:j4vzmThm
>>93
胸が膨らんだせいで露わになった腰回りにも変化に合わせて肉が付いていたが、ミチッ…という音を立てたかと思うと少しずつ絞られ、キュッとくびれていく。
恐らく腹筋が発達しウェストが形成されているのだろう、その証拠にへそ周りに薄っすらと筋肉の筋が浮かび上がっている。腰以外も成長が促され、手足が伸び、小柄だった肉体が徐々に拡張されていく。
同時に抜けるように白かった肌がくすんでいき、褐色へと色づいていく。
それは魅力的に膨らんだ胸を、太ももを、尻をより強調させる。
「あぁんっ!もっとぉ…もっと変わりたいのぉ!」
明日香さんの精神は完全に淫らな感情に支配され、だらしなく涎を垂らしていた。
その涎で濡れる顔すらも変化からは逃れられなかった。
薄い唇はぷっくりと厚くなり、色気が増す。
くっ、と鼻筋は高くなり、目は垂れ目からつり目で切れ長に。
顔全体の雰囲気が優しげなものから妖艶で小悪魔的なものに変わっていく…
「はぁん…んっ…あぁん…」
喘ぎ声も骨格の変化に合わせてオクターブが下がり、淫らな響きが漂っていた。
悶えながら彼女が弄んでいた女唇も成熟し、花開いていた。
イヤらしい液体が溢れ出し、もう股間はぐしょぐしょである。
「マジですげぇ…!」
もう我慢出来ない、息子が痛いほど起立している…そう俺が思い始めたころ、変化は最終段階を迎えた。
肌は俺が理想とする濃いめの褐色へと変色し、ショートだった髪が伸び、色が抜け金髪になりウェーブが掛かる。
「はぁ…はぁ…んっ…!」
落ち着いたのか息を整え、へたり込んでいた体に力を込めて彼女は立ち上がる。
反動で胸がぷるりと揺れた。
「あんっ…すごい…これがアタシなのぉ?」
胸を揉み、腰回りをさすり、尻を撫で回し…身体のあちこちを確かめて、その度に歓喜の声をあげている。
見た目や話し方からはもう明日香さんとは分からないだろう。
「うふっ…これ、あんたのせい?」
明日香さんはニヤリと淫靡な笑みを浮かべ俺を見た。
「あんたのせいならさぁ、責任とってよねぇ?」
「せ、責任って…」
「えへへ、分かってるくせに〜!ほぉら、こんなにおっきくてビンビンだよぉ?」
ゆさゆさと豊満な胸を揺らしながら俺に歩み寄り、しゃがみ込んで俺の息子に指を這わせる…
0095名無しさん@ピンキー2014/07/10(木) 01:14:21.46ID:YjETEG1I
>>94
滑らかな手つきで俺の股間を弄り肉棒を露出させる。
ギンギンに充血した息子が上を向いて脈打っている…
「すっごぉい…ビクビクってなってるよ…?んふふ…おっぱいとお口でしてあげるねぇ…」
跪き、半ばこぼれ出ている乳肉でソレを挟み込み、飛び出した先端を咥え込む…
「はむ…ちゅ…じゅぽっ…へへ…ひもひいい(気持ちいい)?」
あの清楚な雰囲気の明日香さんからはまるで想像出来ない淫靡な仕草…口をすぼませて、吸い付くように俺の先端を舐め回している。
茎は挟まれた豊胸でむにゅむにゅとマシュマロのような柔らかさに包まれ、俺は瞬く間に絶頂に達した。
「うっ…おおぉぅ…!」
情けない声と共に白濁を彼女の口内に放つ。
「ふぁっ…!んちゅ…ぺろ…んくっ…うふ、おいひぃ…」
放たれた精液を残さず舐めとり、飲み込んだ彼女は恍惚としていた…唇がてらてらと白濁でぬめっている。
「あはっ…まだ元気なんだぁ…そろそろコッチに入れちゃおっか?」
射精したにも拘らず再びいきり立つ息子に彼女は歓喜し、自らの秘部へと誘う…
「ほら…アタシ、こぉんなにエッチになっちゃったから…ココもすごいことになってるみたい…さっきからジンジンして我慢出来ないのぉ…」
ムッチリとした太ももの間、トロトロの愛液にまみれヒクつくそれは、まるでそこだけが別の生き物のようだった。
「あはぁ…もうダメ、入れちゃっていいよね?ね?」
俺を強引に押し倒し、股を広げて跨り、自らそこに挿入する…
「はぁっ!あぁんっ!すごぉい!」
自ら腰を揺する度に胸にそびえ立つ二つの山がしたたかに揺れる…これは本当にあの明日香さんなのか…?
夢でも見ているかのような感覚と、股間にほとばしる快感…体勢を変え、上下を変えながら幾度も互いに絶頂し、交わった後、二人は気を失った…
0096名無しさん@ピンキー2014/07/10(木) 10:05:20.11ID:OjIta159
>>95
〜ぽっちゃり美佳の場合〜
昨日、身をもってスプレーの凄まじい効力を思い知った俺は味をしめ、次のターゲットを考えていた。
ちなみに委員長の明日香さんはあの後スプレーの効果が切れ、元通りのつるぺた清楚系女子に戻ってしまった。どういうわけか精液やら愛液やらで汚れた身体や服、部屋の床に至るまで何事も無かったように元通りだった、ご都合主義も良いところである…
明日香さんには適当に理由を付けて帰ってもらった。
つるぺたなんかに興味はない、それよりも次だ。
俺はふと目についた華道部の美佳ちゃんを標的にすることにした。
美佳ちゃんは全体的にふっくらぽっちゃりした、童顔で幼げな雰囲気のおっとり系女子であり、一部の層からは人気があるらしい。
何より、そのぽっちゃりボディがこのビッチなスプレーでどんな風に変身するのか興味があった。
運良く今日は華道部が休みなので、休み時間に無い勇気を絞り出して
「華道に興味があるからちょっと教えてほしい」
と彼女を誘う。
うーん、とゆったりした動作でしばらく考えた挙句、
「良いですよー、お花が好きな人に悪い人は居ませんからねぇ〜」
と何とも美佳ちゃんらしいほんわか回答が帰ってきた。
複数の鋭い視線が背中に刺さったような気がするが今は気にしないでおこう…
放課後、華道部屋にて美佳ちゃんを待つ。
しばらくして美佳ちゃんがやって来た。
「それじゃあ始めよっかぁー」
鼻歌混じりにゆっくりと準備を進める彼女に、隙あり(隙だらけだが)とばかりにおもむろにスプレーをふきかけた。
「ふわっ…?霧吹きですかぁー…はうっ!?」
明日香さんの時と同じく美佳ちゃんの体が脈打ち、変化が始まる…
0097名無しさん@ピンキー2014/07/10(木) 10:09:31.70ID:OjIta159
>>96
まず全体的にぽっちゃりとした肢体がブルッ、と波打ち、絞られはじめた。
胸や尻など要所にはそのまま脂肪を残し、肩口は狭まり、胴が細まっていく…
「はうぅ…からだがぁ…んっ!?」
美佳ちゃんがピクッと身を震わせ体を弓なりに反らせると、もともとボリュームがあったその胸がぐいん、と重力に逆らい隆起した。まるで体から飛び出していきそうな勢いで盛り上がったそれは、垂れることなく更に容積を増していく。
むくむくと膨らんでいき、制服越しにもそのむっちりした肉感が伝わってくる。
反対に腰回りは先ほどまでの寸胴ぶりが嘘のように絞られ、女性的な曲線を描いてゆく…元からの肉をうっすら残しつつも、見事にくびれていった。
「はぁ…あつい…よぉ…っ!」
はぁはぁと息を荒げながらも彼女の変化はすすむ。
明日香さんの時と同じように色白な肌が色づき、ミルクコーヒーのように染まっていく。
ギチギチィ…と不吉な音が響いたかと思えば、胸元のボタンが弾け飛び、反動でばるんっ、と震えるとともにくっきりとした深い谷間が露わになった。
「でっ…でけぇ…!」
明日香さんが変身した時のものより一回り以上は大きいであろう迫力ある隆起は、彼女の荒い息遣いに合わせて上下に揺れていた。
その吐息が漏れる口元も既にふっくらと厚くなり、色気を発しつつあった。
「あぁ…はぁ…うふぅ…っ…」
股間の疼きが我慢出来ないのか、秘所に手をのばし、まさぐりはじめる。
愛液を垂れ流しながら、そこもじわじわと花開いて成熟してきているようだ…
「ふぁっ…きもちっ…い…っ!」
ビクッ、と美佳ちゃんは再び体を震わせた。
同時に、変化は最終段階をむかえていく…
0098名無しさん@ピンキー2014/07/10(木) 10:11:12.28ID:OjIta159
>>97
短めだった足がスラッと伸び、頭身が高くなっていく…肉付きの良い太ももはそのままに、足全体が魅力的な曲線を形成している。
尻は肉感溢れるボリュームは変わらずにぐいっ、と持ち上がって上向きになり、張りをたたえ、腰の位置が高くなったように錯覚させる。
「あはぁん…すごぉい…すごいのぉ」
可愛らしかった喘ぎ声が艶を帯びたかと思えば、丸く幼げだった顔の輪郭が引き締まっていく。
鼻筋がくっと通り、目は切れ長に…まるで子供が大人へと急成長したかのように顔全体の雰囲気が色っぽく変わっていく。
髪は長さを変えずに色素が抜け、明るめの茶色へと変色し、彼女の変身は完了した…
「あん…凄いわぁ…私のカラダ…」
美佳ちゃんはおもむろに自分の胸を下から支え、わしわしと揉みしだく。
「んっ…ふふっ、なんてイヤらしい胸なのかしら…ねぇ、あなたもそう思わない?」
のんびりゆったり口調はどこへやら、余裕を感じさせる落ち着いた話し方で俺に語りかける彼女は、まるで年上のお姉さんのようだった。
「うふ…あなたのおかげでこんなに素敵なカラダになれたんだから…お返ししないといけないわね?」
妖艶な笑みを浮かべ、彼女は俺の腕に絡みついてきた…ぐいっと体を引き寄せ、意図的に胸を押し付けてくる…
「う…うわ…柔らけぇ…」
腕ごしに伝わる圧倒的な乳感に頭がクラクラする。
「ふふ、凄いでしょう?前から胸の大きさには自信があったけれど、こんなに膨らむなんて思わなかったわ…」
自信あったんだ…と思う暇もなく、弾力と柔らかさを兼ね備える膨らみをぐにぐにと押し付けられ、俺の興奮はどんどん高まっていく。
「それに、気になってたお腹の肉もスッキリしたし、足もこんなに長くなって…“あなたのおかげよ…?”」
体をさらに密着させ、足を絡めてきたかと思えば最後の一言は耳元で吐息混じりに囁いてきた。
俺は快感で身震いした…もう息子は限界寸前である。
「あらあら…正直なのね、こんなに硬くしちゃって…」
ズボン越しに指を這わされ、ゾクゾクと快感がこみ上げる。
0099名無しさん@ピンキー2014/07/10(木) 10:15:21.86ID:OjIta159
>>98
俺はいつの間にか仰向けにされ、天井に向かってそびえ立つ息子を彼女の美脚でしごかれていた。
褐色の光沢を放つ脚線美、その足先を巧みに動かし男根を下から上にシコシコとさすられ、俺は限界に達した。
「あっ…出る…うっ!」
彼女の足がドクドクと先端から溢れる白濁液に塗れる。
「うふっ…たくさん出たわね」
目を細め、淫らな笑みで汚れた足を眺める様は普段の美佳ちゃんからは考えられないエロさだった…
「ねえ、そろそろ私の中にも良いかしら…?疼いて仕方がないの…お願い」
少し甘えた素振りで股を開き、濡れた女性自身を見せつけてくる。
こうまでされて踏み切らないのは男の恥である、俺は迷わず肉棒を彼女の茂みに突き立てた。
「あっ!…ふふっ、激しいのねっ…でも私そういうの好きよ…あんっ…!」
「美佳ちゃんが…激しいのが好き…?」
「そう…私って普段は周りからマスコットみたいに扱われてるから…んっ…一度も男の人とそういうエッチなことしたことないな…って…」
「そんなことを考えて…?」
「あぁん…そしたらどんどん一人でする時に激しくなっちゃって…っ…恥ずかしいけど…部屋にエッチなオモチャをたくさん隠してあるのよ…?あぁん!あなた…とっても良いわぁ…動きが野生的で…ゾクゾクしちゃう…」
美佳ちゃんからとんでもないカミングアウトを聞かされたのもつかの間、互いに性感が高まり頂点に達しつつあ…
「はぁっ…もっと…!もっと激しくぅ…奥まで…!あっ…あ…あぁっ!」
先に彼女が限界を越えたようだ、ビクビクと体を震わせ、それに合わせて突き出た胸がぷるぷると弾む…俺も間も無く彼女の中に精を放った。
「あは…素敵…とっても気持ちよくて…まるで夢みたい…でも…まだ疼きがまらないわ…」
俺の息子も再び元気を取り戻していた…
そこからは際限なく、互いに盛り、激しく交わった。
数え切れないほど絶頂を繰り返し、二人の意識は闇に沈んでいった…
0100名無しさん@ピンキー2014/07/11(金) 02:29:37.64ID:UlETIe9I
この話このスレでもOK?
いつぞやの荒らしみたいじゃなくて、確認で聞いてみようかなと
個人的にはこのシチュは妄想してたのだが、スレチじゃないかと不安で書けず
妄想してたのは、職場のおとなしめな子やおっとりお姉さまなのでほぼモロかぶりなのですが
0101名無しさん@ピンキー2014/07/11(金) 02:33:19.14ID:UlETIe9I
あ、作者さん乙忘れてました
自分は嫌がってるところを強制的にギャルビッチにしちゃう話を妄想してましたけど、このシチュでも全然ストライクでした
なんでしょうかね、ただのギャルはそこまでじゃないのに、おしとやかな女の子がギャルになるシチュは興奮しますね
0102名無しさん@ピンキー2014/07/11(金) 05:57:43.09ID:e7dNlIW/
ビッチスプレーの作者の者です
ジャンルについては良く分からないのですが、一応設定としては普通の女の子がスプレーに込められた力に影響されて変化しているということで、憑依が該当するかなと思ってこちらに投稿しております
まだ完結してないのでスレチなら場所を移します
0103名無しさん@ピンキー2014/07/11(金) 06:21:05.89ID:+q0v0XRc
若返る女成長する少女スレ系の話じゃないかこれ
0104名無しさん@ピンキー2014/07/11(金) 07:27:10.46ID:2JlkaD4L
>>102
それは憑依じゃないw
スプレーに別の女の子の意思が込められてるとかなら、該当かもしれんが
0105yuu2014/07/11(金) 08:57:37.37ID:M7uhEC6l
個人的には楽しめるのでこのスレでもいいと思いますけど、どこのスレに該当するのかといえば、
『優等生を堕落させたい』スレの方が近いのかも?
あとは、催眠・洗脳とか、悪堕ちとか、そのへんの分野が関係するかもです。

続き期待しているので、もし、別のスレに投稿し直すなら、どこに投稿したか書いてもらえると助かります
0106名無しさん@ピンキー2014/07/11(金) 15:49:46.35ID:e7dNlIW/
分かりました
考えた結果とりあえずここで最後まで投稿しようと思いますが宜しいですか?
0108名無しさん@ピンキー2014/07/11(金) 19:09:14.30ID:HcijKLzt
『優等生を堕落させたい』のスレタイ見て不良化だけじゃなくて
頭が良くて、スタイルもいいお洒落な女の娘が
デブでブサイクな腐女子になる話も範疇かと思ったけど
全ッ然ちがうのな

ここにも投下されないし需要ないのかな
0109名無しさん@ピンキー2014/07/11(金) 21:12:31.07ID:STmKsKkD
需要はあると思うけどどうなんだろう。
片方がダメになって片方が良くなるって話個人的には好き。
0110yuu2014/07/11(金) 21:53:36.20ID:M7uhEC6l
>>108
そういうデブ化みたいなのは『かわいい女の子を強制肥満化スレ』というのがありますね
『優等生を堕落させたい』が精神よりのシチュが多いのに対し、『肥満化スレ』は肉体改造系に近いのが多いですね

オタク化させて堕落させるみたいなのは『優等生を堕落スレ』にもあったと思うので、大丈夫だとは思いますけどね
0111名無しさん@ピンキー2014/07/11(金) 23:15:56.30ID:UlETIe9I
この辺って難しいですよね
年齢入れ替わりは正確に言うと成長〜若返り〜だと思うけどここに投下されることもあるし
貧乳女子の強制巨乳化っていうと膨乳スレがあるけど、あそこは人外サイズになるのが普通で、
AAカップ→Fカップ+ムチムチ化みたいなのはあそこじゃむしろスレチ扱いだし
作品書いて完成させるだけでも大変なので、女の子を変えちゃう話は大きな心で受け入れてあげたいな
(グレーゾーンのネタでも自分が投下しやすくなるし)
0112yuu2014/07/12(土) 00:39:29.54ID:AVtv2eF/
優等生とギャルの立場を入れ替えて堕落させる系だと『立場だけの交換・変化』にもありましたね。
あそこは、体型変化はメインじゃないので、巨乳化とかは難しいかもですが。

自分も分野横断的な小説書いてるので、どこに投稿するか悩んでます。
最近では、スレチな雰囲気だったら続きはPixivでみたいに逃げるのありなのかな〜と考えつつも、
そっちだとレスがなかなかもらえないので難しいところです。
0113名無しさん@ピンキー2014/07/12(土) 01:03:06.02ID:tJoNmdzv
自分は基本若返り急成長、膨乳スレの住人だけど
書かれたものはなんとか投稿して欲しいってのが本音 該当作品自体結構貴重だし
pixiv見てると意外と上げてる人は多いみたいだけど
0114名無しさん@ピンキー2014/07/12(土) 06:21:09.48ID:K+HNHG37
ディズニーキャラで
白雪姫にや眠り姫が魔女に乗っ取られて
王子を誑し込む悪女なお姫様に生まれ変わるとか。
0116名無しさん@ピンキー2014/07/14(月) 02:26:05.03ID:Tj1pYPwb
>>102
最高です! こういう話をまってました
せっかくここではじめたんだからここで良いと思います
0117名無しさん@ピンキー2014/07/14(月) 15:08:38.98ID:bI5OELu5
多少スレチでもこの分野って掛け持ち多いから許容されると思う
それで投稿されなくなるよりはよっぽどマシだわ
0118名無しさん@ピンキー2014/07/15(火) 23:48:14.55ID:pE0EhNID
>>108-109
いくつかのスレを掛け持ちしているけど「女の子の美点を喪失させるシチュ」というのに性的興奮を覚える人はそこそこいそうだけど
それ単独でスレが立つことってまずないよね…
>>108みたいなシチュは大好きだけど、実際どこに投下すればふさわしいのか?となるとよくわからんのが実情だ
0120名無しさん@ピンキー2014/07/16(水) 01:42:03.49ID:5bnIzHBM
>>117
変なのが沸いて廃れた歴史があるからね、自分も作品ぶった切られたし
そんな過去もあって自分は全然welcomeだけど
自分は美点喪失というより、強制がキーワードかな
幼児体型地味貧乳の子を長身巨乳モデル体型にするとか、おしとやかなスレンダー子持ち婦人を巨乳ギャルビッチにするとか
相手を作って前者はOD、後者はAP/ARにしないと該当スレがない
でも相手を作る=キャラ造り含め倍労力がかかるってことなんですよね、これが大変
だからこそ、そこを乗り越えて投下してくれる作者さんをジャンル違いだけで叩くなんてできませんよ、よっぽど見当違いなら別ですが
0121名無しさん@ピンキー2014/07/16(水) 07:20:03.38ID:X2sYsZhJ
優等生を堕落させたいスレでも昔は>>108みたいなSSもちょこちょこ投下されてたけど
荒らしが沸いてたたき出されちゃったんだよなあ
本来は全然スレ違いではないと思うんだけど、作者さんが精神的に負担を感じるなら
なろうや渋のような比較的アホをブロックできる場の方がやりやすいかも、とは思う
0122名無しさん@ピンキー2014/07/20(日) 21:54:57.72ID:T+1UJf1+
優等生の悪堕ちもいいけど、逆にギャルとかからの優等生化や清純化ももっと増えてくれないかな。
厚化粧や染めた髪、超ミニの制服スカートに戸惑ったり、
性行為に関しても、乱交や3Pはちょっと恥ずかしいになりだした後、
最後は、セ○クス自体、結婚もしていないのにダメ〜。とかまでいって、
最終的には喪女予備軍の地味子さんになってしまうとか。
0123名無しさん@ピンキー2014/07/20(日) 23:58:18.93ID:eTSQbuyH
エロSSとしては描写が淡白な方向に進んでいくので書き手は苦労しそう。
基本エスカレートする方向に展開するからね。
0124名無しさん@ピンキー2014/07/21(月) 02:40:40.39ID:w1jH5CUc
昨日の戦隊物で戦隊ヒロインと女怪物が入れ替わってたな
0125yuu2014/07/21(月) 21:53:53.58ID:pjuYTvuc
>>122
人格転換療法?みたいな感じで、清純系の人格を埋め込まれて、
段々その人格に汚染されてくみたいなストーリーは思いついたけど、
エロSSとして書くネタが少ないのがネックになりそうですね。
0126名無しさん@ピンキー2014/07/22(火) 00:00:03.50ID:BbK/ldyI
>>122>>125
この手の題材こそエロが生きてくるんじゃないかな、清楚化に戸惑うところでエロギャル化した元優等生に
「この辺触ってオナニーしてたんだよね〜このくらいで恥ずかしがってたなんて超ウケるんですけど〜」
とか言われつつ激しく弄られたら、めでたくスレ該当ネタの誕生ですよ
ただこのネタを作品に昇華するのが難しい

>>124
声も入れ替わらないし相手怪物だし、身体探索もなく萌え要素が皆無
細かく見てないけどたぶん消すと思う
0127名無しさん@ピンキー2014/07/22(火) 00:05:19.98ID:+1/MF9lk
ぶっちゃけると個人的には直接的なエロ描写がなくても入れ替わりのギャップというだけでエロく感じるのよね
それもwin-winな入れ替わりじゃなくて一方的にどっちかが損するようなものだと大変エロい
さらに損する側が何も悪いことをしていない気の毒な子だと最高にエロい
0128名無しさん@ピンキー2014/07/22(火) 00:21:12.19ID:BbK/ldyI
>>127
自分もそう、直接的なエロ描写がなくても全然いい
街歩いてても、ヒールで颯爽と歩くお姉さんの横を自転車で通り過ぎる小学生が入れ替わったら、とか想像するだけでおっきする
>>127の希望に添えば↑のお姉さんが風俗嬢で、sexのせの字も知らないのにその日の夕方からご奉仕とか(これだとエロ描写入りそうだけど)
エロ入れなければJK←→パートのおばさんとか、親のすねかじってお気楽にしてたのに、いきなり暮らしていくために働く、しかも身体は熟女化みたいな

ただ、直接的なエロ描写がないっていう荒らしが沸いたんですよ、もう2,3年前かな
あの時にもらった「女の子が他人の下着を履く、服を着る、なんてエロいんだ(意訳)」みたいな励ましレスが忘れられないよ
0129名無しさん@ピンキー2014/07/22(火) 09:30:49.01ID:iNc16XLi
>>126
>>124のは>>128を見る限り、ヒロイン側が一方的に化け物にさせられて
光も苦手になる話なんだから萌え要素があるんじゃないの?

自分はエロ要素が無かったから萌えなかったけど
0130名無しさん@ピンキー2014/07/22(火) 18:32:20.42ID:gIfk41Jd
昔散々エロ描写強要する荒らし居たよね
声が大きい人の意見が多数派だって思われがちだけど
実際は書き込まないだけでエロ描写なしでもイイって人も結構いると思うんだよ。

エロの良さも解るけどね
0131名無しさん@ピンキー2014/07/22(火) 20:32:46.33ID:OIkRY9OE
いきなりor徐々に別人になる、段々性格が変わる
それだけでもエロスを感じますよ
0132名無しさん@ピンキー2014/07/25(金) 21:18:53.55ID:85a+Fvie
保管所覗いてきたけど、エロどころか裸とか下着シーンすらない作品も結構多いよね。
でも、そういう作品はそういう作品として琴線に触れるものがあるよね。
完結は無理としても、後3〜5話続くと、かなりいい感じになりそうなものもあるだけに、
なんとか再開してくれないかなあ。
0133名無しさん@ピンキー2014/08/02(土) 01:23:55.42ID:Q2VoYmBr
入れ替わりの妙味がどこにあるのかは人さまざまだけど、たとえば
「奪った」つもりになっていた人間が実は利用されてたってのもい
いのかもね。
若い母親の肉体に入れ替わった老婆が、実は育児に思い悩んだ末に
自分以外の人間にすべてを委ねようとしていた命がけの企みに利用
されていた、とか。
すばらしい美人で資産家の娘だったのが、生きるという充足を得た
いがためにわざと冴えない女の子と入れ替わって、「努力」の意味
を知ろうと奮闘するとか。
ただ、美醜の置換ばかりではなくて、こういうのもアリなのかもし
れないなあ、と思う近況だったり。
0134名無しさん@ピンキー2014/08/06(水) 02:19:34.17ID:b07SwSyc
幼児と大人が入れ替わって大人になった幼児に「うふふ、○ちゃんは一瞬にして身体も知識も子供になっちゃったね」ってイジメたり大人の女性の記憶を使ってエロい事を覚えたりして元大人は自分が大人だったのに元子供にあやされたりして悔しい思う

そして15年後、年をとった元幼児は元の身体に戻るべくもう一回入れ替わって若くい身体を手に入れて元大人発狂みたいなのを最近妄想してる
0135名無しさん@ピンキー2014/08/06(水) 22:46:49.85ID:uMAb1U4V
若いAV女優とベテランのおばさんAV女優の入れ替わりがゾクゾクします
0136名無しさん@ピンキー2014/08/09(土) 08:15:21.17ID:zx6Ez2NB
悪の女王が清純お姫様を乗っ取るシチュがゾクゾクします
手下の悪の女戦士達もお姫様の侍女達を乗っ取って
悪の乙女達となってお姫様は王子様を誑かし侍女達は衛士達を誑かし
王宮を酒池肉林な世界に変貌させてしまう。
013840年2014/08/12(火) 01:16:57.90ID:zPyuHFTs
 と、それじゃあここらで貧者の一灯というやつを、投下します。
 いつも通りの、老婆と若い娘の入れ替わりはもう、マンネリかもしれませ
んけど、今はまだ、こんなのしか書ける気がしないので。


猛烈な雷鳴がひとつ。雨音をつんざいた。

 古びた洋館。茶けた蔦が石塀を這う不気味なハラルド寡婦の屋敷内ゲスト
ルームの石膏の壁に、意識ないままで磔刑よろしく手足を繋がれていたのは
花もかすむほどに美々しい金髪の娘の半裸の姿であった。
 蜂蜜色の肌。大きく隆起した胸。拘束具での締め付けを助勢としなくとも
魅力的にくびれあがった細腰。そしてしなやかに伸張した手足のバランスの
絶妙なこと。まさに、娘盛りの18歳の美貌はここに結実、具現化していた
ようだった。
 娘の名はレイチェル。運悪く、また不用意に、ここがおそるべき悪女の住
まう館であるとも知らず一夜の旅宿を求めた敬虔なシスターであった。
 そして、彼女の口にした麺麭(パン)に仕込まれていた睡眠毒の効果が、
とうとう切れる瞬間に、長い睫毛におおわれた彼女の双眸が開いたのであっ
た。
「う、ううう……ん」
 なまめかしい呻きと共に覚醒していくレイチェルの視界に映ったものは、
中尺のステッキに両腕とさらに顎とを預けた格好のままに座する老婦人の姿
だった。
 もはや、その表情には先ほどまでたたえられていた温和さはみじんも残さ
れておらず、ただ、そのくぼんだ眼窩に炯々と猛禽のような眼光を放つばか
りであった。
「ようやくお目覚めかい」
 70に届くほどの齢を重ねたハラルド老寡婦は、地鳴りするほどにつぶれ
た声を張り上げて、レイチェルに目配せをした。
 目覚めたばかりであったとしても、事の異様はすぐに判断がついた。
「っ……あなたはっ、私をどうするおつもりなんですのっ!」
 手足を縛する鉄鎖が到底断ち切れないほどのものであるということを、枷
の痛みとして知覚しながらレイチェルは老寡婦を睨めつけた。
 と、ハラルド寡婦は、おお怖い怖い、と視線を逸らしながら、
「さあ、こうなっちまえばこちらのもんさね。たとえあたしが力衰えた哀れ
な老婆であんたが健康なうえに穢れ一つない若者であったとしても、こうな
っちまえば全てはこちらのもんさ」
 顔に縦横に皺をはしらせて愉悦を表現していた。
 くっ、と唇を噛んで悔しがるレイチェルに、寡婦は続ける。
「折角手に入れたんだ、奴隷商なんぞに引き渡すには惜しいねえ、それより
も剥製にでもして、目の保養にするのも一興かあ、あはははは」
 ちらりちらりと、慄く娘の表情を盗み見ながら老寡婦は嬉々と笑った。
013940年2014/08/12(火) 01:18:11.13ID:zPyuHFTs
「この……悪魔め、神罰を恐れずによくもぬけぬけと」
 レイチェルは、手足の皮の擦れる痛みなどよりも、怒りに燃える胸の痛み
に、顔を紅潮させ、罵りの声をあげた。
「お前はきっと、じきに正義の槌に打たれて、ぶっ倒れてしまうことだ!」
 と、声を限りにわめく娘の様子を満足そうに眺めていたハラルド寡婦は、
「ええ、ええ、きっとそうでしょうとも。あんたの仰ることはまことにもっ
て正しくいらっしゃる」 
 落ち着き払った様子で、老寡婦は立ち上がり、ステッキを頼りに部屋の隅
の書架へと足を運んで行った。
「まことにまことに……そうさ、あんたが言う通りあたしは邪悪な魔女って
やつでねえ、人を陥れることや、災厄を振りまくことが生甲斐になっている
っていっても過言じゃないのさ」
 そして、一冊の古書を手に、再びレイチェルの眼前へと戻って来た。
「ふん、そうさね、ならばこそ、あたしはここであんたに対して、出来得る
かぎりに残酷な仕打ちをするっていうのが正しいやり方なのさ」
 にやり、ともう一度、不敵な笑みを浮かべつつ、本の栞のはさんである頁
を開いて、指でなどっていた。
「残酷な……仕打ちですって?」
 レイチェルは蒼白な表情で、思わず魔女に訊いていた。と、
「ああ、そうさ。大いなる神の祝福を受けた清らかな娘よ。あたしは、あん
たのことを一目見たときからひどく羨ましく、妬ましく思っていたのさ」
 と、栞に使っていた小さい紙片は、実は小さな紙袋であり、その中から、
ハラルド寡婦は薄く小さな金属片をふたつ、取り出していた。
「その若さも、美貌も、清らかさも、全て、全てさ。あたしが奪い取ること
ができたのなら、どんなにか愉快だろうってね」
 狂気に歪んだ表情で、寡婦はコツ、コツとステッキを突きながら、ゆっく
りとレイチェルへと近づいてきた。
「やっ、やめなさい。近寄らないで、い、嫌っ!」
 おぞましい嫌悪感に身をよじらせて抵抗しようとするが、所詮、繋がれた
ままの身ではそれも叶わないことだった。
014040年2014/08/12(火) 01:19:16.78ID:zPyuHFTs
「ふふふ、いいからいいから、あんたはこれからあたしの大魔術に立ち会う
ことができるのよ、栄誉に思いなさいな」
 言いつつ、寡婦はレイチェルの白く輝く裸身の、その喉元に先ほど取り出
したにび色の金属片を押しつけていた。
「おげァァァっ!」
 奇声を発しながら寡婦がその手を離すと、金属片はレイチェルの喉にぴっ
たりと貼り付いて取れなくなってしまっていた。
「か、ッ……はっ、何をしたのよ、いったい、なにを」
「まあまあ、別に慌てなくてもいいじゃない。どうせ、時間はいくらでもあ
るのだろうからね」
 にんまりとしながらも、もうひとつの金属片をハラルド寡婦は自らの喉元
に貼り付けてしまっていた。
「さてと、これで一応準備は整ったわけだけど、ふふふ、それにしても、ね
え、これはどうかと思うわよねえ」
 言いつつ、寡婦の右手はレイチェルの張りつめた乳房へと伸びていた。
「……どうか、とは何よ?」
 口を尖らせるレイチェルに、寡婦は下卑た笑いを顔にはりつけて、
「いや、ねえ、だって、神に仕えてその生涯を捧げるはずのシスターがよ、
こんなにもいやらしい身体をしているのだもの、これじゃあ修行なんて捗る
ことなんてなかったはずさね」
 寡婦が極め付けると、レイチェルは首を振って否定するが、
「いいえ、そんなはずはないわね。なまぐさ納屋坊主どもの脂ぎったのなら、
こんなみちみちと淫靡な身体に触れない道理がないものね、さあどうよ」
 と、これにはレイチェルも幾度か、小部屋へと連れ込まれるような危機に
直面したことがあるだけに、にわかには否定もできずに顔を伏せるばかりだ
ったが、
「ふふふ、いいわ、それじゃああんたのその修行の妨げになっているものを
全部、今からあたしが貰ってやるんだから、感謝しなさいな」
 言いつつ、寡婦はレイチェルの喉に貼り付いた金属片を指で摘むと、
「ふふ、そぉぉーれっ、と!」
 それを一度に下へと引き下げてしまっていた。
 ジーッ、とレイチェルの肉体のそれは、魔術のジッパーによって股間にあ
たる部分まで押し下げられてずっぱりと開かれてしまっていたのだった。
「き……きやああああっ!」
 レイチェルは悲鳴をあげたが、むろん、寡婦はおかまいなしにずるずると
その肉体の部分を、まるでオーバーを脱がすようにレイチェルの身体の芯か
ら外しにかかっていた。
014140年2014/08/12(火) 01:20:12.55ID:zPyuHFTs
 レイチェルは、その美しい肉体の外殻を外されてしまい、顔をのぞいては
芯ばかりの、さながら針金人間のような姿に変えられてしまっていた。
 と、拘束具はその時点で外れてしまっていたのだが、寡婦は上手にレイチ
ェルのことを、自らが座っていた椅子へと紐で縛りつけてしまっていた。
「ぐむむむっ、外せ、戻せえっ!」
 もがき苦しむレイチェルだったが、筋力のほとんどを喪失していてまるで
動けなくなっていたのだった。
「ふふふ、さてさて、上手いこと傷つけずに外すことができたわ、っと」
 寡婦は、剥ぎ取った白く輝く肉体をハンガーに吊るしてしばし、それを鑑
賞していた。ふうっ、と嘆息し、
「素晴らしいわねえ、本当に、溜め息が出ちゃう。こんな身体が手に入った
のなら、どんなに素晴らしい人生が待っているのかしらねえ、うふふ」
 と、思い付いたように、
「あらあら、あたしとしたことが、見るばかりで見せることもしないで、こ
れじゃあフェアじゃないわよねえ」
 着衣を全て、下穿きまで残らず足元に脱ぎ捨ててその歪んだ裸身をレイチ
ェルへと晒していた。
「うふふ、どう、齢のわりにはなかなかいけてるほうじゃないかって思うん
だけどねえ」
 鎖骨が浮き出て手足は痩せこけ、大きいだけが取り柄のシミだらけの乳房
は張りを失って形悪く下を向いて垂れ下がっている。腰回りにはみっともな
く肉の層が重なりあっていて、ぼこぼことして肥大した臀部は太ももにまで
めり込み、ただでさえ長くも無い足をさらに短く見せていた。
「…………」
 レイチェルは言葉も無い。


「うふふふ、いいのよ、素直に醜いって言ってくれてもね」
 言いつつ寡婦は、一糸まとわぬ姿のままで鏡の前に立っていた。
「ふふ、それでも長く親しんだこの体とお別れというのは、いささか寂しい
ものよねえ」
 指先で陰部を撫で回しながら、陶然とした表情で、
「……それでも、感度だけはなかなかに良かったんだからねえ」
 最後の名残りとばかりに寡婦は、その下垂した胸を弄り、肥満した腰をよ
じりながら、自らの肉体での最後の自慰とその絶頂とを愉しんでいた。
「うっ、気持ち悪っ……ええっ」
 あまりの惨状に床に吐瀉するレイチェル。
「まあ、失礼だね、これでも若い頃は男をとっかえひっかえすることくらい
は容易かったんだよ」
 と、息をふうふうと乱していた寡婦だったが、
「でも、まあ、このへんでいいかね……っと」
 自らのジッパーを引き下げて、その古い肉体を脱ぎ去り、針金人間に変じ
ていた。そして、ハンガーに吊ったレイチェルの肉体を捕捉して、
「ふん、これだと足の長さが足りないか、と、こうかな」
 針金の脚部を引っ張ると、そこだけ長さが伸びていたのだった。
「あとは、腰も真っ直ぐにしたあとに、と、うんせ、これでぴったりのはず
……っと」
 おぞましい白髪のハラルド寡婦の頭部は、すっぽりとレイチェルの若い肉
体に収まって、
「うん、いいわ、……いい感じに馴染んでいく」
 手指に神経が通い、足の爪先にも感覚が宿り、引き締まった腰の感触が、
たわわに実った胸元の感覚が我が物になったことを確認すると、ハラルド寡
婦は引き下ろしていたジッパーをそろそろと押し上げていき、そして喉元ま
できっちりと上げ終えると、ピン、と金具を外してしまっていた。
「うふふ、完成よっ」
 醜いハラルド寡婦の顔から下には、すらりと長身で美々しく均整の取れた
レイチェルの肉体が連結されてしまったのだった。
014240年2014/08/12(火) 01:23:31.29ID:zPyuHFTs
「いっ、やああああっ!」
 絶叫するレイチェル。
「うふふ、なんてスマートなの。まるで小鳥になった気持ちね」
 顔と声だけは元のままだったが、寡婦はその新しく乗り替えた蜂蜜色に輝
く肌の若々しい肉体に満悦の溜め息を漏らしていた。
「うふふ、身体が随分と軽くなったわ。筋力がついて贅肉が取れて、まさに
願ったり叶ったりってところだわ」
 邪悪な笑みを表情に貼り付けたままに、言葉を失っているレイチェルを、
「うっ……やめて、私の身体……返して……」
 漲る力で無理やりに椅子からすっぽ抜くと、元の自分が使用していた老醜
きわまる肉体へと強引に格納してしまっていた。
「さあ、お下がりで悪いんだけど、使って頂戴ね」
「い、やああ……痛い、痛いわ。腰も足も、重いっ、苦しいのっ!」
 じわじわと肉体の感触が、その老い屈まった肉体と同化していくのを、レ
イチェルは苦悶し、寡婦はひたすらに歓喜してそれを眺めていた。
「ふっ、くっ、くっ……ざまァ無いわねえ。どうかしら、お譲ちゃん、薄汚
れた老婆の肉体になってしまった感想は、ねえ? どんな気持ち?」
 足元に蹲り、苦痛と悲嘆に喘ぐレイチェルに容赦無い罵声を浴びせるハラ
ルド寡婦。
「く、おおおっ、返せ、返せ、私の身体ァっ!」
 レイチェルは、怒気に燃えてハラルド寡婦の足に掴みかかろうとしたが、
「っと、とっと、あぶないあぶない。駄目よ、おいたしちゃ」
 ハラルド寡婦は軽快なステップで身を翻し、逆にレイチェルの足を払って
どしん、と転倒させていた。
「いっ……痛ぃ、痛い!」
 強く腰を打って、レイチェルは立ち上がれなくなってしまっていた。
「ん、ふふ、そんなに無理をしちゃダメだって、その身体は足も腰もどこも
かしこも相当にガタが来ているんだから、下手すると骨折しちゃうわよ」
 激しく息を切らせているレイチェルと対照的に、ハラルド寡婦は息一つ切
らせる様子はない。体格や筋力などの他に、心肺機能などもそっくり取り換
えがなされてしまっているのだった。
  
014340年2014/08/12(火) 01:24:20.38ID:zPyuHFTs
 ぜえぜえと、喘ぎながらもレイチェルは、
「くそっ、この魔女めが、そんな醜い顔のままで身体ばかり若返ったとして、
どうして人前になど出られるものか」
 と、精一杯に呪いの言葉を口にするばかりなのだが、寡婦はただ、平然と
その言葉を受け止めるばかりで、
「ふふふ、そうだね、あんたの言う通りだよ。こんな姿のままでみっともな
いとはあたしも思うんだよ……だけどねえ」
 と、寡婦の黒ずんで皺んだ顔貌にみるみるうちに変化が奔っていた。
「……誰もこのままでいいだなんて言ってはいないからね」
 短く刈り込まれた白髪に黒々とした輝きとしなやかさが宿り、半ば塞がっ
た瞼は大きく切れあがり、鳶色の瞳が爛々と輝きを取り戻した。
「ふふ、若い頃はちょっとしたもんだったのさ。これでもね」
 大きく湾曲した鷲鼻が形良く整い、灰白色だった頬には朱が差し込み、つ
ぶれていた顎が再形成し、老斑やシミのひとつひとつが薄れ、皺がなくなり、
みるみるうちに70歳の老婆の顔は、50代の中年に、30代の女盛りに、
と巻戻っていき、そして、
「完成……かな、これで?」
 小テーブルから手鏡を取り出し、ちらりと覗きこむ。
 にやりと皓歯をのぞかせて笑みをこぼしたのは、ちょっと意外ば気品をそ
の表情に湛えており、十二分に美しい、と形容が可能な乙女の姿であった。
「うん、そうね。これだと髪が短いのは寂しいものだから、これから伸ばし
ていかなくちゃ、ドレスも似合わない、だわね」
 かすれていた声にはその若返った容姿に相応な潤いが戻り、その口調にも
余裕のほどからか、わずかながらの変化が生じていた。
「ど……どういうことなのよ、これって」
 寡婦は、口元に示指をもっていきながら、
「うーん、そうね、まあ、つまり……そういうことなんじゃないの」
 手にした鏡をそのままレイチェルの方に向けると、 
「さあ、あんたもそのままじゃバランスが良くないだろ」
 手鏡に映るレイチェルの顔からは、じわりじわりと若さの緊張が喪われ、
型崩れと陥没、そして弛緩により、輪郭の半ばが崩れた見るも無残な老婆の
顔へと醜く変貌してしまったのだった。髪の輝きもすべて失せ果て、銀の蓬
髪は麻糸のようにまとまりなくゆらゆらと揺れるばかりであった。
014440年2014/08/12(火) 01:24:54.77ID:zPyuHFTs
「いい、いっ、嫌あァっ!」
 女性ホルモンの欠乏により嗄れた喉からしゃがれた声で呻くレイチェルを
しげしげと眺めながら、満悦した寡婦は、
「うふふふ、っと、これで肉体の取り換えは完了したわ。こんなに美しい身
体になれて本当にあたしは幸せ者ね、あんたには本当に感謝するわ」
 言いつつ、ハラルド寡婦は壁際に吊ってあったレイチェルの衣服を、下穿
きのひとつひとつからすべて着込んでしまっていた。
「ふうん、こんなに細身の胴衣がすんなりと着られるだなんて、本当にこの
体はスリムなのねえ、うふふ、どう、羨ましいでしょお?」
 悩ましい胸元の膨らみをアピールしながら、寡婦はきゃきゃ、と若々しい
嬉声をあげる。
「畜生めっ、呪われてしまえ、悪しきものっ!」
 と、精一杯の悪態を吐くレイチェル老婆だったが、おかまいなしの寡婦は
自らが先ほど脱ぎ捨てた下穿きとワンピースと締め具とをレイチェルに放り
投げて、
「まあまあ、あんたも見苦しい格好をいつまでもしていてはいけないでしょ、
とっとと着なさいよ、そしてそれからお話はしましょうか」
 と、その言葉にはさすがに従うべきかとレイチェルも、衣服を着こんでい
くことにした。
 うなだれた乳房をトップスにしまい込み、肩から釣る感覚は、若かった彼
女にははじめての、そして屈辱の体験であった。ぶよぶよと締まりの無い身
体になってしまったので、腰をきつく締めつけなければさほど身頃が細いわ
けでもないワンピースが入らなかったのも情けなく辛いことだった。
「……さあ、これでいいの?」
 毅然とした顔でレイチェルは寡婦に強い視線を投げた。ぬめぬめと、恥部
のあたりに粘液が付着していたのは、さきほどの愚かしい行為のことか、と
苛立ったが、それも気にする場合ではないと感じていた。
「ふふ、そうそう。分かりがいい子にはご褒美をあげてもいいのかしらね」
 と、寡婦は鏡台の小箱からいくつかの指輪やら首飾りやら、豪奢な宝石の
嵌めこまれた飾り物を取り出してきて、
「まずあなたには、これらを進呈しましょう。今まで、私はこんなもので、
自分に足りない美貌を補おうとしていたけれど、それももう、いらないと思
われるからね」
014540年2014/08/12(火) 01:25:26.36ID:zPyuHFTs
「……そんなものいらないから、私の身体を返しなさいよ!」
 口を尖らせるレイチェル。しかし、寡婦は首を振って、
「バカね、返すわけないでしょ、こぉんなに素敵な肉体を……まあ、いいか
ら話は最後まできちんと聞きわけなさいな」
 寡婦の余裕は、その自身の持つ肉体が単純な腕力においてレイチェルを凌
ぐものとなっているところにも起因するのだが。
「それから、次にはこの屋敷もあなたに進呈しましょう。もちろん、金目の
ものは私も持っていかなければ生きていかれないのだから全てあげるわけに
はいかないけれど、それでも10年ほどは不自由なく暮らせるほどのものは
残していってあげるから、感謝なさいよ」
 にやにやと、寡婦が挑発まじりにレイチェルの白んだ頭をぽんぽんと叩く
と、うるさいとばかりにレイチェルもそれを手で払いのける。
「だから、そんなものはいらないから私の身体を……」
 と、レイチェルの口を寡婦が指先でぐいっと制止すると、強い口調で、
「返せ返せって、だからそんな事するくらいなら最初から奪ったりなんてす
るわけないでしょうに、あんまりバカ言ってると裸でおっぽり出しても私は
一向に構わないのよ!」
 ぐっ、と悔しさと老いた肉体の無力感に打ちひしがれるレイチェルに、一
転して寡婦は、甘やかで優しい声で囁きかける。
「ふふ、まあ、そんなことまでするつもりは私もないのだけどね、もちろん
身体を返すなんてことはするつもりはないわ。でも、あなたが求めているも
のを、取り戻すための良い手立てがあるということを、私はあなたに最後の
贈り物として置き土産にしてあげようと思うのよ」
 寡婦は、目を剥いて困惑する老女レイチェルに瓶底のように分厚いレンズ
の眼鏡を差し出し、そして、
「これが、最後の贈り物になるのよ。これは、『解読の眼鏡』といって、こ
の屋敷にある魔導書のすべての解読を可能にする魔法がかけられているの。
これさえあれば、あなたにも私と同等の魔術を習得する機会が与えられると
いうことになるのよ」
0146名無しさん@ピンキー2014/08/12(火) 02:35:18.40ID:b4mXiXFl


結局こういうのが一番いいのかもわからんね
014740年2014/08/12(火) 07:06:19.86ID:zPyuHFTs
 失意のレイチェルの表情に、にわかに熱が戻っていた。
「……それは、つまり、どういうことを……私にさせようと?」
 しかし、寡婦は微笑みのままに首を横に振って、
「勘違いはしないで。私が何かをさせようというわけじゃないの。ただし、
あなたがこれらの魔術を使ってどうするのかは、全てあなたが考えることな
のよ。むろん、あれも含めてね」
 寡婦の視線の先には、床に打ち捨てられたままの金属片、ジッパータブが
鈍く輝いていた。
「そうね、あれを使えるようになれば、あなただって元の通りか、もしかし
てもっと若くて美しい身体を迷いこんで来た旅人から奪い取ることができる
かもしれないわね……まあそんな卑しいことするかどうかはあなた次第なん
だけど」
 ぞくぞくとするような凄艶な笑みだった。そして囁きは媚薬だった。
「あれ、で……もとの身体に……戻れる……戻れる?」
 ふらふらと、よろめきながらレイチェルは惑っていた。
「でも、駄目……そんなことを神様はお許しくださらないわ……きっと」
 ふふん、と鼻を鳴らしてハラルド寡婦は嘲り笑うと、
「でも、それじゃあ天上に居ます神様とやらは、心正しいあなたに、この美
しい身体を取り返してくれるとでも本気で思えるのかしらね、あなたは」
 寡婦の胴衣の胸元から白く形良い豊満な膨らみがちらついた。
 このハラルド寡婦の美々しい身体つきは、ついさきほどまでは自分自身の
ものだったはずなのに、それが、どういう因果でこんなふうになってしまっ
たのだろう、と働きが狂い始めた頭脳でゆっくりと考えていたレイチェルに、
「まあ、この際、悪魔に宗旨替えをするってのもいいのかもね」
 と、控えめながら決定的な勧誘をはかっていた。
「悪魔……なら、救ってくれるのかしら、私……こんな婆さんのまま死ぬの
なんて嫌。助けてほしいの」
 はあ、はあ、と息を荒くし始めたレイチェル。それもそのはずで、寡婦は
さきほどの自慰行為の仕上げのころに、遅効性の催淫剤を、その肉体の秘部
のすみずみに隈なく塗りつけておいたのだから。
014840年2014/08/12(火) 07:07:40.02ID:zPyuHFTs
 寡婦は、実に清々しい表情でレイチェルをよしよしと、宥めると、
「そうね、少なくとも私の事はこうして救ってくれたのだから、きっとあな
たのことも助けてくれるのではないかしら、まあ保証まではできないけど」
 と、だけ。その言葉に救済の糸口を見つけたレイチェルは、おしよせる異
常な昂奮と、萎びかけた肉体に迸る欲情とに、ついに果てて気を喪ってしま
っていた。
「まあ、こんなものよね。弱い立場の人間に節操を求める方がどうかしてる
のよ。実際のところはね」
 寡婦は、憐れみとも同情ともつかない複雑な表情で崩れ落ちる老婆を眺め
ていたが、
「まあ、神罰とやらはきっとその薄汚れた身体に下るのだろうから、あんた
が代理でかぶっておいてくれればいいのさ」
 やがて戸を開けて部屋を出ていってしまった。

 それから、しばしののちに、朝の光が窓から差し込みはじめたころに、旅
姿のハラルド寡婦だった女は、長い外套を着込んで、静かに呪われた屋敷を
後にしていた。
 この女が、はたしてこれからどのように生きていくのか。
「……そうね、もう人に恨まれて嫌われて生きるのにも飽きてきたところだ
しね、皆に好かれるようにせいぜいまっとうに生きてみるのも一興かもね」
 若くなりさえすれば、美しい姿になりさえすれば、それが叶うのか。
 そうなのかもしれないし、そうではないのかもしれない、と漠然と考える
女であった。その心はもう、外見同様に無垢な娘そのものとなっていた。
「もしも請われれば、誰かの妻になるのもいいかもしれないしね、子が生ま
れれば、自然と考えも違ってくるのかもしれない……」
 風に吹かれるまま道を辿り、足の赴くままに、彼女はどこへ向かうのか。

 おわり
0149名無しさん@ピンキー2014/08/12(火) 09:30:21.18ID:dLTGFBP6
40年さんの作品いつ見ても最高です!
10〜20代の売れないアイドルと、30〜40代の熟女風俗嬢の入れ替わり作品てありますか?
0150名無しさん@ピンキー2014/08/13(水) 00:26:05.00ID:GJGllLI4
投稿おつですん。
魔女さん子供産んで体型崩れるの許せなくてまたやりそうだなぁ。
0151名無しさん@ピンキー2014/08/13(水) 09:19:49.19ID:PUjiQ3HH
こういう系って男が絡むともっとエロイと思う
ババァには萎え萎えだったのが新しい体見て大興奮みたいな
逆NTRみたいに婚約中の男の前で奪って誘惑みたいなのもいい
0152名無しさん@ピンキー2014/08/14(木) 22:18:21.38ID:vLbCQzrm
乙乙
いつもながら40年さんの話は興奮するよりも先に普通に心理描写や流れが面白いから困る
こういう性癖持ちじゃない人間が読んだら真っ当なシリアスストーリーと思われそうだw
015340年2014/08/14(木) 23:10:16.01ID:tLzFeCvG
ええ、と、ですね、恥ずかしながらも、読んでいただいてありがとうございます。
かけていただくお言葉がありがたく、かつ読んでいただく側からはこのように感じられるのか、
と意義深く、考えさせられるところしきりです。
残念ながら、現在はお見せできるもののストックなどもなく、発作的に書いてみたら面白いか
も、という「場面」を切り取ってお見せできるばかりです。
でも、もしまた機会がありましたらよろしくお願いします。
重ねて、読んでいただいてお礼申し上げます。
0154名無しさん@ピンキー2014/08/16(土) 18:04:16.99ID:dZKYOK49
40年さん面白かったです
0156名無し2014/08/25(月) 16:42:48.49ID:0zUqHFeY
しんごさんが久しぶりに新作を書いてたよ
0159名無しさん@ピンキー2014/08/26(火) 05:47:54.78ID:qz5l+eWA
やることが回りくどいなぁ…。
書いてなかったけど、当然ググってから聞いてるんだけどね。
まさかとは思うけど2014.3.23のこと?
半年近く前だし最近ということはないから違うだろうから
せめていつ頃アップされた作品なのかは教えて頂きたい所ですね。
0162名無しさん@ピンキー2014/08/29(金) 13:53:44.37ID:orbpg5HD
TS系のスレで知った情報なんだけどWIXOSSってカードゲームアニメが該当作品だったらしい
0163名無しさん@ピンキー2014/08/29(金) 20:22:37.17ID:zspvSq6u
あのまどマギより酷い詐欺が横行するアニメね。
OD的に美味しいかどうかは微妙なレベル。
0164名無しさん@ピンキー2014/08/30(土) 05:58:38.81ID:PdGJTCg4
ttps://twitter.com/mangatimekirara/status/504809089470169088/photo/1
該当っぽい
0165名無しさん@ピンキー2014/08/31(日) 09:06:23.93ID:SOUClFGE
>>162
ぶっちゃけ、そっち用途ではあんまりなぁ。
いや、作品としては面白いけどね。
0167名無しさん@ピンキー2014/09/02(火) 20:55:14.70ID:4RgPLM8q
なんでwiki更新されないんだろ 
あと、せなちかさんがwikiに載せなくなったのは何故なんだ
気に障ることでもあったのかな
最近SS書きも来ないし もうすぐこのスレも終わるのかね
0169名無しさん@ピンキー2014/09/02(火) 22:07:19.80ID:hZYcCP2T
ソヨンの話の続き読みたいなぁ
ハングル混じりだから書き手さん大変そうだけど
0171名無しさん@ピンキー2014/09/03(水) 02:20:15.94ID:UCO1b+iO
入れ替わった後の葛藤が一つのツボみたいなところがあるから
ソヨンの場合、精神の入れ替わりもほぼ完了してたので一段落じゃないかね
他民族との入れ替わりなら、風祭みたいな黒人女性との入れ替わりも見たい
0172名無しさん@ピンキー2014/09/04(木) 07:04:35.75ID:hknfdium
ソヨンは最高だった
0173名無しさん@ピンキー2014/09/04(木) 11:01:53.43ID:a/QW1992
wikiが更新されないのは管理人権継承した自分が忙しいから
すまんな
0175名無しさん@ピンキー2014/09/04(木) 21:16:07.59ID:bQ43qSsp
え、こんな素晴らしいスレあったのかよ
今日から俺もROMるわ
0177名無しさん@ピンキー2014/09/07(日) 03:11:41.77ID:jGNDMMCB
八重洲みたいに定例行事にはなってないけど、インクエもちょくちょくアクセス不能になる事はあるじゃん。
ちょっと繋がらなかったくらいですぐ閉鎖だなんだと騒ぐなよ。
というかもう復活してるよw
0179名無しさん@ピンキー2014/09/10(水) 18:33:02.09ID:zLdOxk4u
高級ソープに働くスタイル抜群の20歳女と熟女風俗で働く40女の入れ替わりありませんか?
0182名無しさん@ピンキー2014/09/13(土) 10:49:35.59ID:xKumk3Wk
元アイドルのAV女優と現役アイドルの入れ替わり
0183名無しさん@ピンキー2014/09/14(日) 08:37:35.49ID:5tqui3Uv
悪魔っ子みたいな感じのキャラが美人にとり付いて好き放題やった後
分離する時に自分より優れてる部分奪って抜けて行くってのを漠然と思い付いた。

微妙にスレチだけど物理的に融合したり吸収する話好きなんだよなぁ、子供の頃見たドラゴンボールのブウとかセルの影響かもしれん…
0184名無しさん@ピンキー2014/09/14(日) 10:38:28.03ID:g1qcj4/0
スレ的にはセルやブゥというよりベビーだろう。
原型を崩して相手の肉体に絡み付いてグニュグニュと入っていって乗っ取る。
0185名無しさん@ピンキー2014/09/14(日) 13:45:53.98ID:luiYfGE3
スライム娘が女の子にグニュグニュ入って乗っ取ってまた別の女の子に乗り換えたりする話が見たい
0186名無しさん@ピンキー2014/09/15(月) 22:22:56.99ID:pDbWeOVT
 風俗で働いてて、売上げが一番低いと罰として掃除のおばちゃんと一か
月体型交換させられちゃうんだぜ。

「……ううっ、ぶよぶよしててお腹に締りがないにも程があるっしょ」
「ひどい言い草だねえ、女も五〇すぎればみんなそうなるっての」 
「……と、こんなわけだ。皆もこうなりたくなかったら、額に汗して一生
懸命に稼ぐよーにな」 
 
 うん、ついでに変身の模様も有料でショー形式で商売できるかも。 
0188名無しさん@ピンキー2014/09/18(木) 23:44:22.26ID:9fVy6s2h
熟女におっぱいだけ取られた
0189名無しさん@ピンキー2014/09/20(土) 00:41:56.35ID:CXcp+K01
人気のやり手BBAが新人嬢の肉体に一体化。
新人嬢の肉体を駆使し実演、にあらゆるテクニックを「身体で教える」
新人嬢(やり手BBA)「腰はね、こうやって振るんだよ。やってみな」
男性客「ウオッ!・・すげぇ・・可愛い顔して凄い上手いじゃん君。」
新人嬢(本物)「は・・はい・・逝きます」
男性客「う・・急にリズム悪くなったな。なに独り言言ってるんだ?」
新人嬢(やり手BBA)「しょうがないねぇ。あたしがやるからしっかり覚えるんだよ」
男性客「・・・どうしたんだ?・・慣れてないんじゃ仕方ないな・・・」
新人嬢(やり手BBA)「ウフ・・これからが本・番・よ♪」
男性客「うおーッ!す、すげぇ〜!い・・い・・いっっく〜!」白目
新人嬢(やり手BBA)「分かったかい?お客に覚えてもらうってのはこうやるんだよ。
           これでこいつはあんたの客さ♪」
新人嬢(本物)「は・・激しすぎますぅ〜・・・ハァ・・ハァ・・」
呼び出しアナウンス「姐さんオーダー入りました」
新人嬢(やり手BBA)「おっと、今度はあたしの客かい、ちょっとまっとくれよ」
やり手BBA、新人嬢の肉体から分離
新人嬢「先輩ってこの能力ってどうやって覚えたんですかぁ?」
やり手BBA「あたしも良くわからないね、天性って奴かい。
        じゃあ行くよ、お客をお待ちさせるわけにはいかないからね。」
0190名無しさん@ピンキー2014/09/20(土) 09:45:37.61ID:QRBh1mO+
水商売に限らず、身体を使ったチュートリアルが出来れば職人育成に困らないね
0192名無しさん@ピンキー2014/09/22(月) 02:13:01.54ID:dyoYUblL
宇宙を駆けるよだか、っていう作品が該当ですね。
しかも結構ダークな流れ。
0194名無しさん@ピンキー2014/09/23(火) 07:44:14.58ID:y1WgZVzD
>>192
これは期待できそうやな
でも月一で連載開始したばかりか・・・
単行本が出るまで何か月かかるんだw
01961942014/09/24(水) 00:35:58.54ID:DKf3L/Z4
レジで恥ずかしかったけど、別冊マーガレット買ってきてしまったw
主人公とブス子で損得がまるっきり逆転してるのがちゃんと描かれてて
ODのツボが押さえられているね
0197名無しさん@ピンキー2014/09/24(水) 01:47:46.35ID:QPjT6xea
>>196
うらやましい。流石に少女漫画は買えないんだな。
電子書籍で早く出てほしい所だ。
あまり情報でてないけど、1話ってどんな感じ?
0198名無しさん@ピンキー2014/09/24(水) 02:42:46.52ID:DKf3L/Z4
>>197
長文すまん。ネタバレ嫌なら見ないで。

主人公が好きな男から告白されて翌日にデートに向かう途中に、突然ブス子が主人公に見せつけるように自殺。
そこで意識とんで、ブス子の身体で目を覚ます。無傷ではあったが、デブでニキビ面になってしまう。
学校に登校すると自分の身体を発見。入れ替わったことを確かめようとするが、周りに不信感を持たれる。
ブス子の身体では誰からも相手にして貰えず先生からも馬鹿にされる。
今までとの違いに絶望して彼氏に打ち明けるも、相手にして貰えず。
屋上で泣いてると、元自分の身体が登場。中身はやはりブス子だったことが判明。
入れ替わったことを2人で周りに説明しよう、と提案するもブス子に却下される。

「そんなことするわけないじゃん。ずっと小日向さんになりたかったんだもん」
「どっからどう見ても、やっぱり私ってブスだわー」
「せっかく入れ替われたんだし、今日から私が小日向あゆみとして生きるね」
「今まで散々幸せな人生送ってきたんだから、ちょっと苦しみなよ」

↑この辺の会話が激しくツボったw
彼氏のことも好きだったっぽいし、NTRも期待できそう。
0200名無しさん@ピンキー2014/09/24(水) 22:15:51.64ID:RZ1OkPsQ
40代後半で美に執着してるオバサンとか見ると妄想が膨らむわ
0201名無しさん@ピンキー2014/09/25(木) 01:32:30.31ID:DhkbwXP/
>>200
うちの職場にAVに出てきそうな美熟女(微乳くらい)がいるんだけど、確かにレパートリーが多い
地味な薄い顔の若い子とか美人受付嬢とか巨乳ちゃんとかとのOD妄想してる
0202名無しさん@ピンキー2014/09/25(木) 06:39:29.19ID:Qz2Yi6mr
アリスにおまかせって結局乗っ取るところまでいったの?
0203名無しさん@ピンキー2014/09/26(金) 01:42:22.80ID:0tJ38PFd
藤原紀香がいい感じにおばさん化してるな
あの「完璧な美」に執着してそうな雰囲気は
年齢入れ替え物にピッタリだ
10代のグラビアアイドルと年齢入れ替えしてほしい
0205名無しさん@ピンキー2014/09/26(金) 21:21:12.07ID:0tJ38PFd
のりかは絶対年齢入れ替えの黒魔術をひそかに研究してる
0206名無しさん@ピンキー2014/09/27(土) 00:01:47.41ID:S8Stjlk7
誰が生け贄になるか
熟した姿を見てみたい若手、思いつかんなぁ
0207名無しさん@ピンキー2014/09/27(土) 08:20:24.12ID:M0hwTFg8
シチュエーションから言ったら陣内の彼女(アナウンサー)じゃない?
0208名無しさん@ピンキー2014/09/27(土) 10:15:57.36ID:wWl/Asux
陣内って今、二股騒動があったんだね。
24歳モデルと27歳アナウンサーか。
本命は27歳アナの方か?
シチュ的には、24歳モデルが紀香と入れ替わりされて
浮気をそそのかされる。
実は紀香に未練があった陣内も誘いに乗ってしまい
浮気成立。という流れを想像。
0209名無しさん@ピンキー2014/09/27(土) 15:09:03.36ID:p2xru3jz
たとえば女子大生に藤原紀香と入れ替われるならどうしますかってアンケート取ったらどうなるんだろう
スター女優でも流石におばさんすぎるし入れ替わるって答えるのは10%切るだろうな
0210名無しさん@ピンキー2014/09/27(土) 15:19:09.30ID:wWl/Asux
紀香はなぁ。篠原涼子、中谷美紀、稲森いずみ、永作博美辺りなら、まだ需要がありそうな。
0211名無しさん@ピンキー2014/09/27(土) 15:25:43.75ID:zUVORbA9
いまだに女の頂点に立つことを諦めていない紀香
フェイスブックの修正自撮り写真で時間稼いで黒魔術完成
年齢入れ替えて再び表舞台へ
0212名無しさん@ピンキー2014/09/27(土) 23:02:00.14ID:fEkJwERX
>>202
懐かしいのが出てきたな
最終的にそこには行き着いていないが、
途上の描写がすばらしいので楽しめるはず
0213名無しさん@ピンキー2014/09/28(日) 01:01:53.26ID:lzd6oO2O
>>207
ミオパンかぁ、好きなんだけど閑職に追いやられてるよな
いつの間にかテレビに出て来なくてひっそりと辞めてたとしたらひょっとして…
でも43歳のミオパンも自分的には全然行ける(と思う)
0214名無しさん@ピンキー2014/09/28(日) 08:14:47.99ID:To5naKdb
現在、紀香の乳は垂れてるかな?
でのそのパイがミオパンに・・・
0215名無しさん@ピンキー2014/09/28(日) 16:47:06.41ID:Qt/2d4id
現実には陣内の事どうとも思ってなさそうだけど
俺の妄想では紀香はまだ未練があって
ミオパンに奪われたのはやはり歳のせいだと考えている
全盛期の姿に戻れば勝機は十分あるから
黒魔術を引っさげて年齢入れ替えのチャンスをうかがう
0216名無しさん@ピンキー2014/09/28(日) 19:31:40.07ID:To5naKdb
たるみかけてた紀香の胸に張りがもどり、
逆に、ミオパンのツヤツヤしてた胸や肌が張りがなくなり
悲鳴に変わる
0217名無しさん@ピンキー2014/09/29(月) 02:31:13.53ID:QKFcaqCP
ただミオパンもツヤツヤっていうほど若いかというと…曲がり角すぎてるし(25歳)
若返るなら20代前半じゃなかろうか
にしても、若返って紀香はどうするんじゃろ、20代の紀香だとすぐに面が割れそうだし
0219名無しさん@ピンキー2014/09/29(月) 21:46:36.12ID:iOS816vg
まあまあ。最近作品投稿も下火だったし、ネタとして盛り上がるのは悪くないかと。
ただ気になってたんだけど、ここって年齢の入れ替わりも対象になるのか?
どっちかというとAR系の方が該当のネタだと思うのだけど。
0222名無しさん@ピンキー2014/09/30(火) 13:10:36.83ID:kh6dN6MW
>>219
その辺は厳密に言えば
おばさんと少女の身体の入れ替わり=OD
おばさんと少女の年齢の入れ替わり=AP/AR
になるんだろうけど、あまり杓子定規にするのも
たとえば、個人的に考えてるシチュで、色白スレンダー熟女←→巨乳ギャルJKのスペックだけ入れ替えるというもの
スレンダー熟女は若返った上に日焼けしてむっちり巨乳化、奥手だったはずなのに身体の変化に合わせてエッチ大好きになった性格を止められず、というもの
この辺は立場変化といいお馬鹿になるシチュといい重なる部分が多いから、柔軟な方がいいと思う
0223名無しさん@ピンキー2014/09/30(火) 22:09:33.86ID:NaCgGLr0
>>222
それなら分かるな。
正直、入れ替わりや憑依って他人になる所に面白さを感じてるので
年齢だけの入れ替わりだと、昔の自分になるだけじゃないかと思って
そんなにそそられないんだな。
0224名無しさん@ピンキー2014/09/30(火) 23:29:31.65ID:dtK4tLEv
 年齢の入れ替わりってのも相当面白いもんだよね。

 没落貴族が家柄目当ての豪商に美貌の一人娘を嫁がせることになる。
 ところが、彼女は嫁ぎ入れの前夜に彼女の老メイドと年齢が入れ替わってし
まう。年老いて痩せ衰えた娘ではお家再興のもくろみもご破算にされてしまう。
 と、それでは若返って野趣あふれる肢体と秀麗な美貌を返り咲かせたメイド
のほうを、「我が娘」と偽って嫁がせることにする。むろん、年老いた娘の方
は、「老メイド」として彼女の輿入れの供とするってな感じで。
 若返ったメイドの方は、貴族の家の安泰のためとばかりにわざと高慢なふり
を強いられていたが、だんだんその愉悦におぼれて、心から尊大になり果てて
いく。そして、年老いた娘のほうは、どうして自分たちの年齢が入れ替わった
のか、そしてその解決の術はないのか、ということをじっくりじっくりと探し
出し、その真相へと近づいていくのだが、やがてそれを知ることとなった元、
老メイド、今は豪商の大奥様となった彼女に投獄されてしまう……と。
 はあ、くだらない妄想だけど、世界中のどこかにでもそんなニュアンスの商
業作品があれば喜んで注文するんだけどねえ。
「いやよ、どうして私があんたなんかの寝巻きを洗わなきゃなんないの?」
「おだまりなさい、あなたはお父様から言い遣ってきたことをもう忘れられた
のですか?」
0226名無しさん@ピンキー2014/10/01(水) 19:54:21.00ID:QOo0kQdt
海外サイトで熟女化・老化・老人や熟女の入れ替わりを調べたいんだけど良いキーワードはありますか?
0227名無しさん@ピンキー2014/10/01(水) 21:16:30.42ID:XgvW+wK9
age progression
youth drain
mind/body swap/possession
female to female
transformation/transfer
atribute theft/transfer/swap
role reversal

こういうのを適当に組み合わせて
0228名無しさん@ピンキー2014/10/03(金) 16:13:03.22ID:dEwYNVnj
http://narinoriact3.blog28.fc2.com/blog-entry-40.html

憑依ってジャンルは、私が悪堕ちに目覚めた発端たるジャンルなのです。
確か、小学一年生だったかなんだったかの雑誌に連載されていた、プリキュアちっくな少女漫画で、それと出逢いました。
仲間の一人が心の隙を突かれてラスボスに憑依される……ってな展開だったのですが、当時小坊だった私の心を鷲掴みにしたものでした。
しかも悪コスまで完備!今考えると、あの小◯館もトンでもない漫画を出したものですね。あれで私と同じように悪堕ちに目覚めた人も多いでしょうし


これなにか分かる人いない?
0229名無しさん@ピンキー2014/10/04(土) 03:15:38.00ID:PEZGeShP
俺が初めて入れ替わりに目覚めたのは男と女の入れ替わりだったな
どっちがどっち!?だっけ
NHKの番組でハマったわ
0230名無しさん@ピンキー2014/10/04(土) 11:28:38.62ID:dOeTClZU
年代の差を感じるな。俺なんか転校生だよ。流石に金曜ロードショーとかの何度目かの再放送だったけど。
ODにはまったのは、ODの語源の元ネタサイトだった気がするな。
0233名無しさん@ピンキー2014/10/08(水) 10:00:39.37ID:ePjXbhdw
ベテランAV女優と新人AV女優の入れ替わり。
研修と言って呼び出して入れ替わり
0234名無しさん@ピンキー2014/10/11(土) 20:33:29.89ID:1OOI0gF0
来週からNHKで放送開始のさよなら私が中年女性同士の入れかわり
0235名無しさん@ピンキー2014/10/12(日) 01:29:05.33ID:a8OXlfwA
>>234
中年女性はなぁ…と思って検索してみたら
永作博美と石田ゆり子。これは見るよ!
楽しみになってきた。
0236名無しさん@ピンキー2014/10/12(日) 09:48:51.29ID:emDuizF+
このキャストでODってのは豪華ですな、ただ身体の探索とか、このスレ的においしい展開があるかどうか
「今夜は心だけ抱いて」でも、原作では矯正下着に戸惑うシーンがあったけど、ドラマではカットされてたから
なかったときはお得意の妄想で補完しましょう(笑)
あの2人が他人の下着履くの躊躇するとか、想像するだけで上がりますな
ただお二人ともスレンダーなのが…松下由樹⇔石田ゆり子なら豊満巨乳⇔スレンダーでベストなんだけど
0237名無しさん@ピンキー2014/10/12(日) 09:57:59.83ID:a8OXlfwA
>>236
探索シーンとかはあまりないかもしれませんね。
年齢や容姿のギャップも少ないですし。
ただ設定が、妻と愛人のようなので
それなりの濡れ場シーンはあるんじゃないでしょうか?
一つ前にやってた、聖女でも、NHKにしては結構きわどい
広末のお色気シーンありましたし。
0238名無しさん@ピンキー2014/10/12(日) 10:12:22.00ID:emDuizF+
>>237
お互いの身体の気持ちいいところとか言い出すとAVになっちゃいますからね
「さよなら私でエロパロ」とか立たないかな
谷村有美まで巻き込んでのODとか
0239名無しさん@ピンキー2014/10/13(月) 01:22:39.42ID:9JB0YOKC
ttps://www.youtube.com/watch?v=zmhD1YRUdJw
これですね。1話目で入れ替わるという話だけど
1話目は階段から落ちた所あたりで終了だろうな。
結構話数あるし。
0240名無しさん@ピンキー2014/10/14(火) 22:58:08.18ID:XKzsyts7
一話目から中々濃厚な石田ゆり子の濡れ場がありましたね。
0242名無しさん@ピンキー2014/10/26(日) 00:44:46.52ID:QB3eClk3
ガチムチ女悪魔がか弱いお姫様に乗り移り
0243名無しさん@ピンキー2014/10/28(火) 01:22:50.04ID:lCOr8M4x
>>242
即興で初投稿

「いや!こないでぇ!」
「うふふ、逃げようとしてもダメよ。」
 姫はハスキーな声を聞いて初めて、突然目の前に現れた悪魔が女性だと気が付いた。
 なぜなら、この女悪魔は見上げるような巨体と騎士団達の様なたくましい筋肉を持っており、いくら露出の高い服を着ているからといって姫には女と認識できなかったのだ。
「きゃあ!」
 慌て逃げようとした姫は、床に足を引っ掛けて転んでしまった。
「あんまり暴れないでよ?貴女みたいな華奢な体、簡単に捻り潰せるんだから。」
「あ、ああ・・・」
 恐怖で完全に腰を抜かす姫。
 そもそも、王室育ちで争いを知らぬ華奢でか弱い彼女に、初めから逃げ出す事など不可能だったのだ。
「依り代の関係で『こんな姿』だけど、見た目は気にしてるのよ?」
 そう言いながら、女悪魔は黒い下着の様な奇妙で露出の高い服を脱ぎ始める。
 腹部の筋肉はくっきりとカメの甲羅の様な模様を描き、胸は大きいというより分厚く、膨らみと表現するのは憚られる程の固さなのが見るだけで分かる。
 姫の上に跨り両肩を掴む女悪魔。
「なにするの!?はなしてぇ!」
「これでも『こちら』へ来た直後よりかまともになってるんだけど、やっぱり『元』が悪いとねぇ?」
 女悪魔は必死に足をばたつかせ抵抗する姫を意に介さず喋る。
「それでも便利だから永い間使ってたけど・・・」
「ひぃ、い!?」
 ゴツゴツした女悪魔の腕が、姫の白い軟肌と同化し始めた。
「やっぱり貴女みたいな華奢で綺麗な身体が良いわね。」
「あ、ああ!何これ?!」
0244名無しさん@ピンキー2014/10/28(火) 01:23:34.26ID:lCOr8M4x
 ズブズブと悪魔の両腕が姫の身体に潜り込むにつれ、肩より先の感覚が亡くなっていく。
「ま、まさか?私のあなた身体を・・・!?」
「うふふ、もう遅いわ。貴女の腕はもう私の物よ。」
 姫の意思とは関係無く、両腕が女悪魔を抱き寄せる。
 ドレス越しでも分かる筋肉でゴツゴツとした肌。
 その肌が、ドレスを浸透して姫の身体に直接触れ、同化して行く。
「いや!そんなのいやだ!だれか!だれかぁ!」
「暴れないの。どうせもう手遅れなんだから。」
 女悪魔の言うとおり、既に四肢は乗っ取られ、胴体も腹部より下ももうすぐ掌握されるだろう。
「や、いやぁ!私に入ってこないでぇ!むぐぅっ?!」
 女悪魔が姫の唇を強引に奪う。
 筋肉隆々の身体と違い、女性らしい柔らかく甘い女悪魔の唇。
「ん、ちゅ、んふ、ちゅぷ・・・」
 姫の口内に舌を入れかき回す。
 それだけで頭の中がぼうっとして、頭の中が真っ白になった。
 
 口内に舌以外の何かが入り込んで来るのを感じながら、姫はとろんとした目で諦めたように悪魔に身を委ねた。
 
 姫の華奢で小柄な身体に遥かに大きかった女悪魔の身体が完全に入り込んでしまった。
 意識を失った姫の身体が、数回にわたり大きく痙攣する。
 暫くして痙攣が落ち着くと、いつの間にか女悪魔の着ていた黒く肌に張り付く下着のような服になっていた。
「う、うぅ・・・ん・・・」
 ゆっくりと姫が目を覚ました。
 壁にかかった鏡の前に立ち、自らの姿を眺める。
「うふ、うふふ・・・」
 透き通るように高く綺麗な声で笑いながら、で自らの手を顔の前に持ってきて愛おしそうに眺める。
「素晴らしいわ!細くて綺麗な腕、柔らかな肌、透き通るような声!」
 嫌らしい手付きで全身を撫でまわす。
 柔らかな胸を揉み、ぐっしょりと濡れた股間を弄る。
「ああ、いいわぁ・・・凄くイイ・・・」
 うっとりと、頬を染めて自らの・・・姫から奪い取った身体を慰める女悪魔。
「・・・でも、ちょっとだけ窮屈ね。」
0245名無しさん@ピンキー2014/10/28(火) 01:33:30.26ID:lCOr8M4x
 ボコボコと姫の身体が不自然に蠢く。

 身体は細くて華奢なまま、身長や手足がは一回り伸びる。
 頭部には女悪魔同様の二対の角が、背中から黒い蝙蝠の翼が生えてきた。
 
「ふぅ、こんな感じかしら?」
 身体の変化が終わるとそこには、先程より大人びた身体つきと、悪魔らしい姿になった姫が立っていた。
 顔つきも幼さが抜けて妖艶さが漂い、どことなく先程までの女悪魔の面影を感じる。
 姫の体の内側から、先程まで使用していた『依り代にしていた身体』を材料にして、女悪魔が使いやすく身体を作り変えたのだ。
「この身体はこの先一生、大事に使ってあげるわ。お姫様♪」



姫:華奢で綺麗な幼さの残る16歳位の少女。可憐で優しく争いを好まない。
女悪魔:異世界から移動する際に融合した身体のせいで男みたいな筋肉隆々の巨体になった。元々は妖艶な女性。悪魔らしい角と羽がある。美しい身体を求めて姫を狙う。
姫悪魔:姫の身体を手に入れた女悪魔。ごつい身体ごと身体の内側から同化して乗っ取った。ごつい身体を材料に肉体を作り変え、妖艶な女性風の姿になった。
0247名無しさん@ピンキー2014/10/28(火) 22:26:40.57ID:qQW9mOpl
つまり融合するごとに身体が変化し続けるってことかな。面白い。
0249名無しさん@ピンキー2014/10/30(木) 21:01:30.41ID:SibA5oaQ
女子ボディビル界の女王が華奢な少女と身体をとっかえてレベル一から再び王座を目指す女の子がムキムキに変身する様な話
0251名無しさん@ピンキー2014/11/01(土) 23:40:01.00ID:fjA6lEg1
キャリア女ウルトラマンが女性を巻き込んで死亡させてしまうが
乗り移って「生きている」ことにしてキャリアを守ろうとする
0252名無しさん@ピンキー2014/11/06(木) 21:42:02.72ID:taQyEs59
目覚め得ぬ君がpixivで掲載されてました。
他の作品とかも投稿してほしいな。
0253名無しさん@ピンキー2014/11/13(木) 11:07:21.07ID:ykDe35gg
赤いクレヨン

とある夫婦が、安い値段で一軒家を買った。
駅から近く、なかなか広いので
なにひとつ不満はなかった。
しかしひとつだけ不思議な点があった。

それはなぜかいつも廊下に赤いクレヨンが転がっているのだ。
妻が何度拾っても。最初はさほど変に思わず片付けていたが、
次の日も、その次の日も転がっている。
しかも廊下の決まった場所に。夫婦に子どもはいない。

さすがに気味が悪くなった夫婦はこの家を売った不動産屋に
相談した。すると不動産屋は重い表情で家の間取り図を取り出してきた。
間取り図をよく見るとあきらかにおかしいところがあった。
0255名無しさん@ピンキー2014/11/14(金) 06:57:03.94ID:SPvgQ6jb
続き期待してます。
0258名無しさん@ピンキー2014/11/27(木) 01:23:58.88ID:Fp9ucprU
今、石原さとみと松下奈緒がやってるディアシスターを見て
ODネタとしては良い素材だなと思った。
性格も天真爛漫な妹と、真面目で不器用な姉って設定や
服装や容姿面でもギャップもあるし、どちらも美人だしな。

どっちか損するODも良いけど
特徴違うけどどちらも良さがあるもの同士の入れ替わり物が好きだな。
0259名無しさん@ピンキー2014/11/27(木) 12:30:32.95ID:BOv2VkuW
>>258
家政婦のミタの入れ替わりシーンは一瞬だったけど面白かったな
松嶋菜々子と相武紗季の入れ替わり、夢オチだったけど
0262名無しさん@ピンキー2014/11/28(金) 23:16:51.88ID:At3k7a2S
>>261
そうそうこれ好きなんだよね。こういう奴をもう少し見てみたい。
他にこういうのってある?
夫のカノジョはキャスティングとか狙いが中途半端。
さよなら私は、ドラマとしてはまあまあ面白いけど
ODとして楽しめたのは1, 2話目ぐらいかな。

深夜枠とかギャラの安そうな若手アイドルとかでも良いので
こういうのやって欲しいな。
0263名無しさん@ピンキー2014/11/29(土) 02:36:52.29ID:NqdCjv5b
>>262
グラビアだと巨乳がデフォになるから体型変化のギャップは望み薄
にしても、入れ替わりに戸惑ったり身体探索したりする3次元美女が見れたらそれだけで歓喜
やっぱりAVでのOD新作が見たいな、豊乳願望に始まり、母娘入れ替わりに、生徒会長とギャル(もう1作あったけどあれはイマイチ)
巨乳お局とスレンダー新人とか、やってほしいシチュはいっぱいあるのになぁ
0265名無しさん@ピンキー2014/11/30(日) 21:38:29.94ID:/PC8Laiy
艦これネタ。あまり良く知らないけど、設定知っている人からすれば良作かも?
ttp://www.pixiv.net/novel/show.php?id=4281389
0266名無しさん@ピンキー2014/12/03(水) 07:43:06.22ID:JPx6U2/h
どっちかというとこの手のは、女性の作家の方が同性のいたぶり方がしつこい
し、男性でも手塚治虫みたいな理系の人の方がネチネチとしたのを描くんだよ
ねー
0267名無しさん@ピンキー2014/12/07(日) 11:38:45.35ID:xPGMDHmS
ttps://www.youtube.com/watch?v=RfHTyt9rcH8

いまいちストーリー分からないが該当っぽい
0269名無しさん@ピンキー2014/12/12(金) 15:19:32.09ID:sPsDQ37M
私の体に憑依してるうちに倒すのよ!みたいなのはないかな
※ただしバッファローマンを除く
0270名無しさん@ピンキー2014/12/13(土) 05:29:37.57ID:n9kxSDZi
エナジー吸収されて敗北してしまうヒロイン達Vol.1のイミテーションって作品がたぶん該当?
正確には人形との入れ替わりみたいなもんだけどレズ物だし(後半ふたなりあるけど。)ここでいいよねっと。
タイトルで解ると思うけどバッドエンドです。
0271名無しさん@そうだ選挙に行こう2014/12/13(土) 12:46:26.90ID:w7IOrPEs
GJ!
0273名無しさん@ピンキー2014/12/15(月) 06:17:13.04ID:gxIPzko+
既出かもしれないけど、ネタバレなので注意






魔女の家(フリーゲーム)が該当だった
といっても、ラストで明かされるだけなので注意
ただ、入れ替わった魔女さんが語るネタバレは色々とおいしかった
0274名無しさん@ピンキー2014/12/23(火) 19:09:43.11ID:p9gb4aZm
ベルフェゴール
0275名無しさん@ピンキー2014/12/23(火) 21:09:34.79ID:DYPDbknx
すっかり廃れたな。このスレッド。
0276名無しさん@ピンキー2014/12/24(水) 22:31:03.68ID:5Qt6eHTH
ラブ・リーガルはブスが美人に乗り移ってればなぁ・・・
0277名無しさん@ピンキー2014/12/25(木) 02:37:18.92ID:lldDz8Jv
意見交換や情報交換はともかく、
SSに関しては、みんな、もう少し荒らし対策が整っていて、
感想とか評価をそこそこもらえるところに移動しているよ。

まあ、それはここだけじゃなくて、
入れ替わりや憑依、挿げ替えを含む、変身変化系全般にいえることだけど。
0280名無しさん@ピンキー2014/12/25(木) 15:55:52.84ID:ZXB1KVoh
ちなみに自分は277じゃないからこれくらいしか知らない
もし他に作品がヒットするワードがあったら教えて欲しい
入れ替わりで検索するとBLとかTSF系がおおくて探しにくいんだよね
0281名無しさん@ピンキー2014/12/26(金) 01:02:50.67ID:ZwG4mlpO
小田が来るぞーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
0282名無しさん@ピンキー2014/12/28(日) 21:33:49.09ID:+NwccDZQ
ヒント1
作品に、こちらが思っているタグがついているとは限らない。
入れ替わりではなく、入れ変わりだったり入れ代わりだったり入れかわりだったり入れ換わりだったり

ヒント2
該当作をブクマしている人は当然、同系列の作品を色々ブクマしていることが多いし
同好の士をフォローしていることが多いぞ。

ヒント3
TSF、獣化、若返り、老化といった変身系状態変化系SSで長期連載モノだと
1エピソードモノとして、女同士の入れ替わりや憑依という展開があることも。
0283名無しさん@ピンキー2015/01/03(土) 11:11:51.60ID:5PW+cTIf
魔女「可愛いねぇ・・・気に入ったよ」
少女「貴方は誰?あたしをどうするの?」
魔女「あんたの身体を頂くのさ・・・」
少女「?・・いや!止めて!放して!」
魔女「聞き分けの無い娘だね!すぐに終わるから大人しくおし!」
少女「いやぁぁぁ」

少女「ふぅ・・・全く失礼な娘だねぇ・・人を化け物みたいな目で見て・・」
0284名無しさん@ピンキー2015/01/03(土) 23:22:21.66ID:roKL5lnB
ろくでなし子は置いといて↓
あけおめ!お正月早々にとんでもないことやらかした結果
奇跡が起きた!
ワイルドだろぉ

http://sBn2ch.net/s11/0103tomoka.jpg

Bをnに変更する
0286名無しさん@ピンキー2015/01/12(月) 01:56:52.45ID:1JQ26ie4
ホームズの短編で「ブナ屋敷の怪」って話があるよね?
あれの骨子をアレンジして、このスレ向けの憑依話にできるような気がした。

夏休みのアルバイトを探していた主人公の女子大生が、奇妙な条件の家庭教師を見つける。
 「女性。身長160センチ前後、体重45キロ前後」
その条件に該当する主人公は、給料が破格に良かったこともあって、雇い主の男性(30歳くらいの紳士)の面接を受け、即採用されるが、いくつか条件を提示される。
 「子供達には母親のように愛情深く接すること」
 「休み中は屋敷に住み込みで働くこと」
 「衣食住や生活習慣は屋敷のものにすべて従うこと」
胡散臭く思いつつも、主人公は承知する。
屋敷に赴いた日はひどい雨でずぶ濡れになり、案内された自分用の部屋で早速シャワーを借りる主人公。浴室から出ると、濡れた衣服はメイドが洗濯しに持ち去ったようでとりあえず籠に置かれていたバスローブを羽織って出ると、机の上に伝言メモが残されていた。
 「着替えは、この部屋のタンスの中のものを好きに使いなさい。化粧品も揃えてあります。それから、部屋から出る時は必ずこのウィッグを被るように」
 服は上質で真新しいものの、誰かが袖を通した形跡があった。多少気味悪く思いつつ、裸でいるわけにもいかず、やむなく指示に従う。なぜか服は下着も含めて主人公にぴったりだった。

──ってな感じで。
主人公はなぜか子供達に異様に懐かれ、夜は寝る度に不思議な夢を見るようになり、さらに、そこかしこに屋敷の主の亡き妻の痕跡を感じるようになる。そんな異様な環境下なのに、なぜか雇い主の紳士に惹かれていく自分を止められない主人公。
ある嵐の夜、ついに紳士と結ばれる主人公だったが、快楽に昇り詰めながら、頭のどこかで、死んだはずの紳士の妻が妖しく笑う声を感じ……。
そして、夏休みが終わる頃、主人公が通っていた大学に退学届が出される。
家庭教師の契約期間が終わったはずなのに、当り前のように屋敷にいる主人公。白いサマードレスを着て、屋敷の主に寄り添いながら、庭で子供達が遊ぶ様子を微笑を浮かべて見守る主人公。それは、いつか見た写真の中の光景そのままだった……。
0289名無しさん@ピンキー2015/01/14(水) 20:01:54.95ID:GSeJ8Mxv
有村架純が金髪ギャル役で映画に出るんだとか。
ttp://www.oricon.co.jp/special/47591/
ちょっとOD的な妄想が膨らむネタだよね。
0290名無しさん@ピンキー2015/01/14(水) 20:24:16.59ID:rsEYHnsP
そういえば、作者名忘れたんだけど、
黒猫を飼っているお婆さんがいて、
黒猫に自分の顔を舐めさせ、それから若い女の子の顔を舐めさせると、
お婆さんのの姿がその若い女の子に変わるってのがあった。
その代わり、女の子がお婆さんの姿になってしまう。
女の子はショクで」自殺してしまい、お婆さんはまんまと
その家の娘になる。
そうして何百年も生き長らえてきた。
でも最後は、猫が殺されてしまい、猫の能力が消えてお婆さんも
灰になってしまって終わり。
0293名無しさん@ピンキー2015/01/18(日) 19:27:48.25ID:NtSgJUM1
>>292
ひばり書房とはここにいる人たちはすごいな
>>290
もう一つ該当すると思われる作品があるよ
菊川近子「黒猫の儀式」 (「心霊夜」収録)
猫は最後にスケバンに殴り殺される、今なら電子書籍があるみたい
菊川近子さんは他に「瞳の中の悪魔」というOD物を書いているよ
主人公の親友の美人で高校生ぐらいの女の子が老婆と体をいれかえられる話
ところで提案なんだけど少女マンガ系でODってけっこうあったはずなんだけど
ここにいるみんなで情報を出していかないか?
ひばり書房すらカバーしている人もいるのにもったいないと思うんだ
古い作品でも電子書籍とかになっている可能性も高いでしょ
言いだしっぺなのでもう一つ該当作品出しておくよ
ひばり書房「私の顔をかえして!!」川島のりかず
0294名無しさん@ピンキー2015/01/18(日) 19:57:24.52ID:TuCNS6AG
以前ゲームのスレが情報スレを兼ねてたんだけど該当無くて無くなっちゃったみたい
マンガ板あたりに建てれば伸びるかな?
SSよりそっちがメインになるとあれなんで分けた方がいいと思うんだよねー
0295名無しさん@ピンキー2015/01/18(日) 20:17:05.36ID:e3DfYCyh
作るなら情報総合スレがいいな。
ただでさえODって、作品少ないし、
後々スレ違いとかで過疎ったりしても嫌だしな
現状ここもODなんでもあれ、ってスレだけど寂しい状態だしね。
分ける事で何かしら活発かするなら賛成だけど
大して変わらないなら、辛い所だし。
0297名無しさん@ピンキー2015/01/29(木) 20:44:58.75ID:jkM8bKO6
かなり昔でタイトルも思い出せないのだけど「よしだけい」の連載漫画で、
ヒロイン(姫?)が身体を乗っ取られまう作品があった。ヒロインに取り憑いた存在は、
多数の男達とアナルセックスしまくって清純なヒロインの身体を汚しまくり、
軍隊を率いて無差別殺戮をしまくったり、自らも殺人しまくったり、
主人公の眼前で別の男に処女を捧げたりして、その一部始終をヒロインの心に
見せ付けることで、ヒロインの心と身体を徹底的に汚しまり苦しませる。
というようなのが有って燃えた。

(同時期の彼の作品には身体を乗っ取られて自分で自分の
胸を刺して瀕死の状態に堕ちるヒロインも居たように記憶してる)
0298名無しさん@ピンキー2015/02/05(木) 03:43:25.72ID:UdC0mV5T
地球から宇宙船で新しい星を目指して3人の宇宙飛行士が飛び立った。
期間が大分たって人が住めそうな星が見つかったので着陸をした。
そこは猿人が支配する世界で、人間は動物のように飼われていた。
(言葉は喋れない)
そこで、宇宙船で着陸した時に仲間と別れ別れになった、仲間を探していると、仲間が猿に脳を手術されていて動物のようになっていた。
いろいろと事件が起こって、主人公と飼われていた女性の間に恋が芽生え
猿人の支配から逃げって新たな土地を目指していったところで、自由の女神のかけらを発見して、ここが地球だという事がわかった。
0301名無しさん@ピンキー2015/02/21(土) 20:40:10.90ID:p7hOKa0n
月刊チャンピオンで連載しているシャッフル学園いいな
集団入れ替わりだから何人もOD状態になっている
色々な体と心の組み合わせがあるからおもしろい
0302名無しさん@ピンキー2015/02/26(木) 02:48:26.42ID:+bv8FhhJ
なんか使えそうなネタだと思って
ttp://news.2chblog.jp/archives/51819816.html 👀
0304名無しさん@ピンキー2015/03/03(火) 02:08:26.96ID:A7UD+6vQ
移民騒動で reddit 漁ってたら attribute theft のサブレディット見つけたよ
reddit に加入しなくても見ることはできる

ttp://www.reddit.com/r/AttributeTheft/
0305名無しさん@ピンキー2015/03/03(火) 20:34:35.57ID:MJTeGaUE
>>304
この辺りの事情に疎いので、詳しく教えて欲しい。
reddit、attribute theft、サブレディットとは何?
ググってみたのだけど、イマイチピンとこないです。
0306名無しさん@ピンキー2015/03/04(水) 00:04:57.72ID:thnyoNGS
attribute theft と言うのはそのまま、属性を奪うという意味
>>304 に挙げた所にはオッパイ吸い取りの gif が多い

reddit はあちらの SNS 風味掲示板
今の 2ch のゴタゴタで移住先の一つに挙がっている
subreddit というのは 2ch で言う板だな

SNS 風というのは ID が付いていて、ID毎に up vote, down vote と投票できるから

ID は必要だが、メールアドレス等は必要無く、いくらでも作り直せる
まあ何でも紐付きになってしまう今後の 2ch より良かろうという人もいる
嫌儲から結構な移住者が出て、
newsokur という subreddit には今 4,700 総 ID, 同時アクティブ 450 ID くらい
0307名無しさん@ピンキー2015/03/05(木) 22:50:55.22ID:RWKzMb25
>>306
色々と教えてくれてありがとう。
凄く参考になったよ。
海外サイトの事情は全然分からなかったから助かった。
ちなみにこういう海外の映像や画像はともかく
小説とかでも楽しめる方?
昔海外サイトでOD作品探していたことがあったけど
どうしても日本語以外だと、意味は理解出来ても
萌えられないことがある。
0308名無しさん@ピンキー2015/03/10(火) 12:55:28.49ID:lvu7kmkU
最近はアニメとか漫画でなんかいいODありましたか?
0309名無しさん@ピンキー2015/03/12(木) 19:46:27.45ID:lyeI6ZP1!
乳吸収系のssが見たい。
0311名無しさん@ピンキー2015/03/15(日) 07:29:41.64ID:TTS5DThA
AV女優同士の入れ替わりありませんか?
風間ゆみと上原亜衣の入れ替わり希望
0312名無しさん@ピンキー2015/03/15(日) 10:17:42.45ID:Fn5CVIAG
>>311
母と娘の身体が入れ替わっちゃった! 友田彩也香・北条麻妃
お好みかも
好きな子の妹と入れ替わりシリーズは、最後にオチとして姉妹入れ替わりが一瞬だけあり
0314何か2015/03/25(水) 19:04:19.91ID:C+1jEAnS
オススメのTSFやODの作品ない?
0316名無しさん@ピンキー2015/04/02(木) 17:31:13.80ID:LO0vh/c5
エナジー少女サユカ〜絶対に吸われてはいけないもの〜
ってのが個人的に結構良かった、前作も該当っぽいけどまだ買ってないからわかんないわ。
こういう吸収物大好き。
0318名無しさん@ピンキー2015/04/05(日) 13:49:21.88ID:DIRN3NMO
確か昭和53年か54年頃読んだ漫画です。
老婆が若い女性の精気を吸い取り女性になりかわってしまう漫画です。老婆が自分の姿にさげすんで確か獲物となる若い女性を見つけます。
その後「欲しい!」というような描写があり、老婆がその若い女性に近づき顔に吸い付いてしまいます。
するとシューッというような描写があり完全に若い女性の精気を吸い取ってその女性に顔かたちもそっくりになり若返ります。
逆に精気を吸い取られた女性はその老婆の姿になってしまう、というような漫画でした。
どうしても今読み返したくなりました。タイトルご存知の方よろしくお願いします。
0319名無しさん@ピンキー2015/04/06(月) 01:11:15.28ID:JPRSc1i4
>>318
たぶん古賀新一の「いなずま少女」でないかと。昭和50年代中頃は「エコエコアザラク」人気で
古賀の旧作がひばり書房からかなり復刊されていたから。
そういえば「エコエコ〜」にも、黒井ミサの祖母が呪いの水着なるアイテムで若い美女に変身する
エピソードがあって、けっこう萌えたなぁ(笑)。
0320名無しさん@ピンキー2015/04/06(月) 21:45:47.59ID:quY7eTCl
thx!
0322名無しさん@ピンキー2015/04/08(水) 17:25:39.78ID:hrwbvmHT
>>321
優等生を堕落させる?かなんかのスレにだんだんビッチになってく委員長の話があったな
0324名無しさん@ピンキー2015/04/09(木) 18:49:45.68ID:T/VBhGf1
確かにこれだけど、入れ替わりとは違うな
これとは別に、だいぶ昔のSSを思い出した
馬鹿なJKと先生の入れ替わりだったと思うんだけど、頭脳まで入れ替わって、
先生になったJKに「CPUが違うようなものね」って言われても、意味不明なほど馬鹿になったことに絶望して、ベランダから飛び降り自殺する話
すごく短いのに印象的だった、探してみたけど見つからず…
0327yuu2015/04/12(日) 15:18:03.92ID:U7EA8LrT
>>321
「ニンフになった優等生」ってのが、ビッチと優等生の立場交換系ですね
魚拓等でみることもできますが、本家サイトは閉鎖されてるので自己責任で。
0328名無しさん@ピンキー2015/04/13(月) 22:58:52.01ID:VsQb6bKJ
ニンフになった優等生はテキストファイルに保存してるんだが
同じサイトにあった聖マリレーナ学園の秘密を保存し損ねたのが今でも悔やまれるわ…
魚拓にもないみたいだしなあ
0329名無しさん@ピンキー2015/04/16(木) 21:49:19.24ID:i5ZGOK4w
超本命が大穴
暇つぶしに覗いて見たけど あり得ない女が・・
見返りをもらって損はしなかったww

02■t/d11/867nana.jpg
■を2it.neに変換
0330名無しさん@ピンキー2015/04/20(月) 00:13:27.31ID:l/XjaHun
名門女子高のオールドミス女教師・山田正子は、ほとんど男性と付き合った経験もなく、非常に堅い性格で厳しく生徒指導に当たる。
一方で同高校の1年生・神崎瑠奈は今時の女の子らしく遊びまくる毎日で、山田とは天敵ともいえる関係にあった。
しかし山田のお見合い中に、とあるきっかけで二人の体が入れ替わってしまった。
0331名無しさん@ピンキー2015/04/20(月) 01:27:59.64ID:9OunGIM2
>>330
山田ババア懐かしいな、まだピチピチだった西田ひかるのおぱーいが印象的
当時のギャルと堅物教師としては、見た目のギャップがそんなに大きくなかった
今の時代で再現するともっとギャップが大きくなりそう、キャストは誰が適任かな…
0334名無しさん@ピンキー2015/04/22(水) 01:05:25.52ID:W10DWbHy
コメントにphantom hunter mikoって書いてあるで
邦題は霊能探偵ミコ
0335名無しさん@ピンキー2015/04/26(日) 09:00:17.20ID:ICktT5/6
ミキストリみたいに乗っ取られるとコスチュームがエロくなるのが好き
0336名無しさん@ピンキー2015/04/28(火) 10:17:35.78ID:YR7aoK97
でんぢゃらすじーさん邪
0337名無しさん@ピンキー2015/04/29(水) 16:06:01.93ID:oxx63OE5
少女コマンドーいづみ
0338名無しさん@ピンキー2015/05/02(土) 07:15:03.30ID:8Mzx9bpg
昔、ルパン三世でルパンがおじいさんと入れ換えられてしまう話があった。
機械で入れ換えられるんだが、おじいさんをストレッチャーで不二子が運んで来た時、ルパンが「なんだそのヨボヨボじいさんは」と言った時不二子が「あら、自分の体をそんなに悪く言うもんじゃないわよ」というセリフにぞくぞくした。
これが、不二子が入れ換えられるなら
0339名無しさん@ピンキー2015/05/02(土) 23:28:29.10ID:6tWDy6lv
>338
原作コミックだと、最終的には、爺さんと不二子の入れ替わりというオチ
(アニメでは不二子ではなく銭形)
0340名無しさん@ピンキー2015/05/09(土) 14:13:15.61ID:MNnvrYU6
quadrant
0341名無しさん@ピンキー2015/05/10(日) 23:21:08.28ID:yhD7Af4X
魔界通販
0342名無しさん@ピンキー2015/05/12(火) 20:56:40.31ID:hWHFUeDD
ロリホイ
0343名無しさん@ピンキー2015/05/15(金) 07:26:57.44ID:CqStZDxD
だれかデブスと美少女がいれかわって
いじめられまくる元美少女のssかいてください。おねがいしますから。
0345名無しさん@ピンキー2015/05/15(金) 22:51:50.76ID:iy+OMHBU
ここで無理やり累を擁護するぐらいならよだかも読んでみるといいよスッキリするはず
設定がちょうどこの作品と逆で元美少女の主人公がブスと入れ替わり大変な目にあうんだけど
イケメン男が姿が変わっても主人公に惚れていて色々助けてくれる
でも主人公は元の体の時の彼氏の方に気持ちが向いていて・・・という三角関係
もっともそうなるのは主人公が性格がいいからなんだけどね
人間やっぱり外見より中身だってこった、そういう意味では累は駄目だな
0347名無しさん@ピンキー2015/05/17(日) 07:42:51.04ID:7gRpio9K
>>344
そんなの
0348名無しさん@ピンキー2015/05/17(日) 09:46:29.87ID:n07o9uvb
926 名前:名無しさん@ピンキー :2006/03/23(木) 02:03:54 ID:IQvYWHn1
魔剣にヒロインが乗っとられる話なんてのもあったな。>ボンボン
敵のボスを倒したと思ったら剣の方が本体で…ってやつ。タイトルは忘れたけど。

930 名前:名無しさん@ピンキー :2006/03/23(木) 02:31:15 ID:iAAuxwrM
>>929
確かさらわれた姫だかを塔に助けにいってボス(全身鎧で覆われてる)を倒したら中身が姫で・・・
その時落ちてた魔剣にヒロインが乗っ取られるとかそんな感じの話。
>>926が言ってるやつと同作品かはわからんが。
おれ的にもストライクだからいつのに載ってたとか作品名とか思い出したい(´・ω・`)
なぜ手元に残しておかない&覚えていられないんだおれのばかorz

931 名前:名無しさん@ピンキー :2006/03/23(木) 07:13:12 ID:tv7vihz7
>確かさらわれた姫だかを塔に助けにいってボス(全身鎧で覆われてる)を倒したら中身が姫で・・・

それなんてヴィルガスト?

933 名前:名無しさん@ピンキー :2006/03/23(木) 09:18:51 ID:71vp0Q8L
>>930
俺もそれ知ってる
姫じゃなくて村長だったかの娘だったような気がする


これなに??
0349名無しさん@ピンキー2015/05/17(日) 10:15:42.24ID:TFMncESj
ボンボンやヴィルガストってキーワード出てるんだし、自分で調べるぐらいしろよ
0350名無しさん@ピンキー2015/05/23(土) 14:10:11.29ID:W6w58hfO
ヌケサクって1部の人面犬みたいにディオに女の顔くっつけられたのかな
0352名無しさん@ピンキー2015/05/23(土) 14:38:14.74ID:vT3Qx8eM
これガチやで
知らずに利用してるやつ多すぎw
今んとこ断トツでコスパ良いわ

0==2==2==i==t.ne==t/9/0521.jpg

=は削除
0353名無しさん@ピンキー2015/05/25(月) 16:40:33.60ID:kVU+6AFq
deviant artのリベンジシリーズは
乳吸収&逆転シチュが好きな奴にはぴったりだな
ああいう作品が増えればこの界隈も活気づくのにな

しいて言えばオチが気に入らないのと
吸収過程があっさりしすぎ
吸収される側の悔しがる描写も弱い
0354名無しさん@ピンキー2015/05/25(月) 21:01:10.70ID:rYPW3b3n
うろ覚えでゴメン。2,3年前にコンビニに売ってたエロ漫画に載ってたんやけどタイトルか作者教えてください
一話しかみてなくて急に気になり出したので助けて。
覚えてる内容とかは、NTR、絵がなんとなくひがんじまのようやった、オッサンに撮影されたビデオが旦那に送られる、
駅弁ファックで旦那のいる家にやって来る、これぐらいのヒントしかないけど誰か助けて。
鬱になりそうな内容やったと思う。
0356名無しさん@ピンキー2015/05/26(火) 04:11:04.65ID:0agvcGru!
>>353
kwsk
0357名無しさん@ピンキー2015/05/26(火) 06:57:06.80ID:DR2JwTO5
吸血姫美夕
0358名無しさん@ピンキー2015/05/28(木) 19:08:14.65ID:jMyQtdeL
風使い
0359名無しさん@ピンキー2015/05/29(金) 22:03:37.03ID:WNlE/wlL
女子校生の腰つき 演劇部編
0360名無しさん@ピンキー2015/05/29(金) 22:10:36.16ID:Y56MDunK
>>353
deviant artでrevengeで検索してみたけどありふれた言葉のためにヒットしすぎて見つからんかったわ…
どんなタグで検索すればいいんかな
0361名無しさん@ピンキー2015/05/31(日) 23:05:36.24ID:rNZ6PUW5
六門世界に住んでいた妖精で、通称「レプリちゃん」。27話から初登場し、グーコに懐いて途中からメインキャラになる。「な〜に?」とよくグーコに疑問を投げ掛ける。得意技の「入れ替え」と「気まぐれ」でコレクションやバッチィを被害に遭わせる。
0362名無しさん@ピンキー2015/06/05(金) 13:00:51.91ID:trDyhmsY
今週のダークワード
0364名無しさん@ピンキー2015/06/07(日) 19:27:06.51ID:2e7UqWcw
ジェニファーズ・ボディ
0365名無しさん@ピンキー2015/06/09(火) 06:47:54.66ID:FKrZ+cA2!
ttp://snapplepapple.imgur.com/
0366名無しさん@ピンキー2015/06/10(水) 07:12:38.87ID:uQYrCj9r
フラウドリン
0367名無しさん@ピンキー2015/06/12(金) 10:11:01.25ID:HnEDSVSQ
エルカサドの終盤でリリオが魔女の末裔のオサに乗り移られてた
0368名無しさん@ピンキー2015/06/12(金) 14:49:37.67ID:saZ1iGVk
トッキュージャーで入れ替わりがあった
0369名無しさん@ピンキー2015/06/18(木) 18:15:27.52ID:Sx5gxYrh!
彼女とお母さんの入れ替わりが見たい
0370名無しさん@ピンキー2015/06/18(木) 21:20:08.15ID:k+iMiTpf
そんなあなたに、あうら聖児の「淫らな牝嫁」収録の「トラブル×スワップ」
0371名無しさん@ピンキー2015/06/20(土) 17:16:11.59ID:93FAEeYS
彼女と妹の入れ替わりもいいな〜
0372名無しさん@ピンキー2015/06/29(月) 14:34:38.51ID:83pD89Af
高身長美人の生徒会長とロリ女子生徒の入れ替わりはありますか?
0373名無しさん@ピンキー2015/07/01(水) 04:41:08.92ID:g3mxqDaA
マギって今どう?
0374名無しさん@ピンキー2015/07/06(月) 14:23:22.18ID:Z0Imn4RV
ホームに隣接した「ミルクスタンド」の看板が目に飛び込んでくる。
『そう言えば、今朝は何も食べていないな・・』と思い出す。
早速、その店に近づきおばちゃん(年齢は分からぬが)にアンパンと牛乳を注文する。
おもむろにおばちゃんは、牛乳の紙蓋を慣れた手つきで取って渡してくれる。
先にもらったアンパンの袋を開けていなかったのに気付き慌てふためく。
右手に牛乳、左手にアンパン。
いざ、摂取開始!

少し牛乳を含んでから、アンパンの中央付近までアンコもろともほお張る。
アンが口中に残っている間に牛乳を流し込む。
甘さと牛乳のまろやかさが絶妙なコラボレーションで舌の味覚を刺激する。
『うまいっ!』と思わず声にならない声でつぶやく。
アンパンは3口で胃の中へ牛乳と共に消えた。
0375名無しさん@ピンキー2015/07/19(日) 21:22:43.73ID:nihzgrNQ
278 名前:169[sage] :2006/03/04(土) 19:03:46 ID:mLdQi8ai0
>>275
ゴメ、紹介しといて自分はまだやってなかったんだ。
あれ「第2人格に乗っ取られる」内容だったの?だったらそれ凄いツボだわ。
確かにMCとは言い切れないかなぁ。どっちかというと憑依系のTSとかが近い感じ?

今、エロパロ板の某スレで主人公(男)が第2人格に乗っ取られるの書いてる人がいるんだが、
凄い興奮した。

279 名前:名無したちの午後[sage] :2006/03/04(土) 19:14:28 ID:sgmRy4iu0
なんかのエロマンガで読んだことあるな。
第二人格は変態マゾで最終的には身体を乗っ取られてしまう話。

280 名前:名無したちの午後[sage] :2006/03/04(土) 19:19:47 ID:YWs+GuhU0
胃之上奇嘉郎じゃね?

281 名前:名無したちの午後[sage] :2006/03/04(土) 20:14:08 ID:7mHjJfVg0
いや、別の人も描いてた覚えがあるな…。
俺が読んだのは、女の子が精神科に通って加療して治そうとするものの、
第2人格に結局乗っ取られるってオチだったが。
0376名無しさん@ピンキー2015/07/20(月) 23:13:08.50ID:jtRgVK3V
人面疽や第二人格に乗っ取られるってネタもいいな
風祭文庫ってサイトのチェンジって話好きだったな
0377名無しさん@ピンキー2015/07/22(水) 20:59:17.81ID:HhhBF7CQ
剣聖ツバメ
0378名無しさん@ピンキー2015/07/23(木) 23:05:11.21ID:4+bfdHyW
127 :花と名無しさん:2012/08/23(木) 20:42:23.67 ID:???0
ブルソネはヤツメ鰻風呂と人体生け作りパーティー(夢だけれど)だな。
あと同作者の別の作品で、双子の姉に体を乗っ取られて、毎晩売春させられる少女の話も鬱だった。
0379名無しさん@ピンキー2015/08/02(日) 07:46:21.97ID:FZEYRX2T
勇者アモン
0380名無しさん@ピンキー2015/08/05(水) 23:41:36.25ID:CwXAXrIY
処女ドロボウ
0382名無しさん@ピンキー2015/08/10(月) 00:51:04.25ID:+nsqE4H1
コックリさんが通る
0383名無しさん@ピンキー2015/08/11(火) 09:45:10.16ID:Hr8hh6q5
>>348
アヌビス神
0384名無しさん@ピンキー2015/08/13(木) 21:45:00.50ID:hZXkCYLt
トゥルーブラッド
0386名無しさん@ピンキー2015/08/16(日) 22:09:36.38ID:4rmjDsUF
闇坊主
0387名無しさん@ピンキー2015/08/17(月) 23:49:53.40ID:Mj+H5urB
美熟女な悪の女王・魔女が妙齢の可憐な王女を乗っ取るのが王道
0388名無しさん@ピンキー2015/08/22(土) 18:50:06.72ID:73NrkJjd
肉体泥棒
0390名無しさん@ピンキー2015/08/25(火) 21:41:48.37ID:gCKJH3iL
かなり昔でタイトルも思い出せないのだけど「よしだけい」の連載漫画で、
ヒロイン(姫?)が身体を乗っ取られまう作品があった。ヒロインに取り憑いた存在は、
多数の男達とアナルセックスしまくって清純なヒロインの身体を汚しまくり、
軍隊を率いて無差別殺戮をしまくったり、自らも殺人しまくったり、
主人公の眼前で別の男に処女を捧げたりして、その一部始終をヒロインの心に
見せ付けることで、ヒロインの心と身体を徹底的に汚しまり苦しませる。
というようなのが有って燃えた。

(同時期の彼の作品には身体を乗っ取られて自分で自分の
胸を刺して瀕死の状態に堕ちるヒロインも居たように記憶してる)
0392名無しさん@ピンキー2015/08/29(土) 13:43:46.51ID:WfusRpFI
あゆみは、駅前の繁華街からはずれた路地裏にある古ぼけたビルの地下へと続く階段をおそるおそる下りていく。「浅田美容研究所」と書かれたドアを開く。
ほの暗く陰鬱な雰囲気の部屋の中には、50代後半とみられ女性が一人で受け付けに座っていた。
女性はあゆみに名刺を差し出す。名刺には「浅田美容研究所 所長 浅田真美」と書かれてあった。
「では、こちらに。」浅田真美はあゆみを奥の個室に連れて行った。
0393名無しさん@ピンキー2015/08/29(土) 13:44:48.10ID:WfusRpFI
松坂あゆみは、金融機関に勤めるキャリアウーマンである。黒目がちな瞳に、すっと高い鼻。横顔は気品があって美しい。学生時代にテニスで鍛えた身体は引き締まっている一方、胸元は豊か。
身長170cmという長身の抜群のスタイル。彼女がオフィスのフロアを歩くと、すれ違う男性社員はみんな彼女の方を振り返る。彼女は会社内で一、二を争う美人と評判であった。
だからといって彼女は高慢な態度をとるわけではなかったが、この美貌が社内での世渡りにおいて効果的であることを十分理解していた。
だから仕事における勝負時には、あえて身体のラインを強調したファッションを着ることもあり、自分の美しさを存分に利用していた。
だが、年齢は残酷だ。他人から見ると相変わらずあゆみは美人だが、30歳を目前にしてあゆみの化粧台の鏡は正直に美貌の衰えの片鱗を突きつける。
0394名無しさん@ピンキー2015/08/29(土) 13:45:24.83ID:WfusRpFI
最近目元に小じわや小さなシミのようなものが見つかった。自慢の高い鼻にある毛穴も前より目立つし、以前よりもうっすらとだが法令線ものようなものが浮いて見える。自分の鏡の中の姿と学生の頃の写真と見比べると、よりいっそう衰えが鮮明に見えた。
老いへのおびえに比例して、あゆみの化粧は少しずつ濃くなっていった。
顔は化粧で繕うことが出来るが、身体はそうはいかない。
シャワールームで見つめるあゆみの身体のラインは相変わらず美しいくびれた曲線を描いているが、学生の頃より若干緩やかになっているし、ツンと上を向いていた胸元も少々元気がなくなっているようだ。それに最近寝ても疲れが取れないことが多い。
老いと業務繁忙は、緩やかに、しかし確実にあゆみから若さと美しさを奪っていった。
 盛者必衰、諸行無常。
 社内におけるポジションも微妙なものとなりつつあった。抜群に美しい女性社員があゆみと同じ部に新入社員として配属になった。
 はち切れるようなみずみずしい肌、豊かで美しく滑るような髪、社会にすれてない純真無垢な笑顔。社内の男性の特別な興味は、徐々にあゆみからこの新入社員に移っていくのを感じずにはいられなかった。
 焦りはあゆみを美への狂気へと駆り立てる。
 雑誌やテレビで美容に関する情報を根こそぎかき集め、基礎化粧品、野菜を顔に張るパック、評判の良いエステ、ピラティス・・・・・効果のありそうなものをすべて試した。
 しかし、どれも今ひとつ。
 今度はネットで情報をしらみつぶしに当たってみたが、雑誌やテレビの受け売りが多い。
 そんななか、とある掲示板で見つけたのが「浅田美容研究所」であった。
 ステマだステマだとたたかれていたが、半信半疑でこの研究所に相談に行った掲示板住人が、一様に絶賛。
 わらをもすがる思いで、あゆみはこの研究所に望みを託すことにした。
0395名無しさん@ピンキー2015/08/29(土) 13:46:48.35ID:WfusRpFI
「お悩みはなんですか。」
 個室で浅田と二人っきり。あゆみは自分の美容の悩みを浅田に丁寧に話し始めた。
 この研究所に入った瞬間から何となく感じていた嫌な雰囲気。さっきは薄暗くてよくわからなかったが、美容研究家を名乗る割に、
この浅田という女性はお世辞にも美しいとは言えない。
 決して美肌ではないのにナチャラルメイクで、しみや肝斑が目立つ。目は落ちくぼんでいて、顔の皮膚は垂れてあご元で二、三重に折り重なっている。
やや大きく胡座をかいた鼻の頭の大きく開いた毛穴から汗が噴き出て、こってりと鼻に塗り上げられたファンデーションが崩れてしまっている。
 あゆみはこの浅田という女に嫌悪感さえ感じていた。
 「お話はわかりました。私は、松坂さんは今でも十分きれいだと思うけど、もっと若く美しくいたいのね。」
 浅田は、机の下に置いてあった資料をめくりその中の一枚をあゆみに手渡した。
すすめられたのはこの研究所が独自に配合したお茶だった。
 「松坂さんのお悩みはこのお茶ですべて解決できます。これで身体の中の老廃物をかき出せば、お肌の調子も臓器の調子も整いますよ。」
 顔中に醜く濃いしわをくちゃくちゃにして浅田が下品に笑顔を作る。ヘビースモーカーなのだろうか。浅田の口からどぶのようなにおいの口臭が絶えず臭ってきた。あゆみは口元を覆いたくなった。
 パンフレットにはなかなかいい値段が書かれてあった。
 「間違いなく効果がありますよ。一度チャレンジしてください。1日1杯で効果が出ますから。」
 唇から口元にかけて潤いを失って筋が無数に走っている浅田の口から、なおも続くセールストーク。
 あゆみはこの浅田をうさんくさい人だと思った。1日お茶を飲んだだけで美容に効果
があるなんてとても信じられなかった。
 「今回は考えさせていただきます。また来ますね。」あゆみは鞄を手にとって部屋を出ようとしたが、すごい勢いで腕を捕まれた。
0396名無しさん@ピンキー2015/08/29(土) 13:48:38.49ID:WfusRpFI
「じゃあ、1杯だけここで飲んでいってください。あと、1週間分のお茶を無料で差し上げますから。試しに飲んでみてください!」
 浅田は目に涙を浮かべてあゆみを引き留めようとした。
「1杯だけでいいから。」ぎりぎりまで目にためられていた涙が止めどなくあふれて、とうとう浅田は号泣しだした。涙で化粧がはげ落ちて痛々しい。
  浅田の必死さと、細く枯れている腕の割に力の強い浅田の握力に負けて、あゆみはもう一度腰を下ろし、浅田に差し出されたお茶を1杯だけ飲むことにした。
  あゆみは階段をゆっくりあがり久しぶりに地上の空気を吸った。浅田に差し出されたお茶はとても苦くて飲めたものではないが、なんとかコップ一杯飲みきった。
  「1日1杯飲み続けてね。」と渡されたお茶の粉末7袋。

  部屋の帰ったあゆみは化粧台の前でメイクを落とし始めた。
  今のところお茶の効果はなく、一連の浅田とのやりとりでの疲れが表情に浮かんでいた。
  翌朝、浴室の鏡を見てあゆみはあまりの驚きに思わず目を見開いてしまった。
  明らかに昨日より肌のコンディションが良い。法令線は姿を消し、小じわやシミらしきものがすっかり消えていた。
  何より肌にピンとした張りが戻って、血色が良く明るく見える。
  まさか一日で。あゆみはお茶の小袋をもう一度見つめた。
  1日1杯。コップの水にあゆみはお茶の粉末を溶かして飲み干した。苦い。
しかし、この苦さは確実にあゆみを若返らせる。
翌朝、浴室の鏡にまた驚かされた。
腰のくびれがややタイトになっている。胸元もはち切れそうなくらいに上向いていた。

  あゆみのこの1週間はとても楽しいものだった。
  上司や同僚に「いつも若々しいけど、今日は特にすごいね」と褒められ(セクハラされ)たり、
  先週以前より男性社員の目線があゆみの方に向けられている。
  例の新入社員に鼻をあかせてとても気分が良かった。
  毎日お茶を飲み続けどんどん若返っていくあゆみ。
  気づけばまるで学生の頃とまったく変わらぬ美貌を取り戻していた。
  あゆみは浅田の研究所に向かった。
  昨日最後の1袋を使いお茶がなくなったので、少々値段はするが、あのお茶を買うことにした。
0397名無しさん@ピンキー2015/08/29(土) 13:51:10.11ID:WfusRpFI
学生の頃の美しさと若さを取り戻した今となっては、あゆみは浅田とこのお茶の効能を疑ったのをお詫びしたい思いで一杯だった。
階段を下りて、研究所のドアを開けようとしたところ、鍵がかかってドアが開かない。よく見ると「リフォームにつき休業」との張り紙が貼られている。
明日には再オープンするらしい。
 仕方なくあゆみは家に帰った。夜もまだ9時だというのにベッドに横になり眠りにつこうとする。早く浅田に会いたくて仕方なかった。
 翌朝。なかなかベッドから出ることができない。身体が重くて仕方なかった。お茶を1日切らすだけでここまで影響があるとは。
 浴室に入ると思わずあっと息をのんでしまった。
鏡には昨日とは打って変わってずいぶんくたびれた姿の女性が写っていた。
 肌はややくすんで所々シミが目立つ。目尻には濃いしわが刻まれ、今度は法令線がはっきりと現れている。
 垂れた肌に引っ張られて毛穴が目立つ。さらに、目はややくぼんで、口元の両端にはあごにかけて一本の線が薄く浮かんでいる。
 それだけではない。美しいプロポーションにも変化が。腰元からくびれは消えて、胸元もずいぶん下に位置がずれているように見える。
 ヒップも垂れてだらしない。
 学生のような純粋無垢な若さがあふれ出してはち切れそうな美しさから一転、ひどく疲れた30代半ばを超えた熟女松坂あゆみの姿がそこにあった。
 あゆみはシャワーの水をはじかない身体を手のひらでなぞって確認する。単に見間違えただけではなくて本当にこんな身体になってしまったのだ。
 「早くあのお茶を買わなきゃ。」あゆみはシャワーの後、ファンデーションを厚めに塗っていつもより入念にメイクを施して家を出た。
 その日、オフィスではあゆみの変わりように変な空気が流れていた。職場の男性たちは週末をはさんで急激に老けたあゆみをあからさまに避けている。
 「あゆみさん、今日はメイクばっちりですね。」勝ち誇ったように例の新入社員の女があゆみに声をかけて立ち去っていった。
 あゆみは悔しくて悔しくてたまらなかった。化粧室で鏡を見ると、若いころの面影はあるものの、衰えを隠せない魔女顔のあゆみが映し出された。
 元々メリハリのある顔が老けると衰えが顕著に見える上に、いつもとちがうメイクのせいか、うまく化粧がのっていなくて余計老けて見える。
0398名無しさん@ピンキー2015/08/29(土) 13:54:09.76ID:WfusRpFI
泣き出しそうになるのをこらえながら、
あゆみはポーチから化粧道具を取り出し、皮脂で崩れたメイクを直し始めた。
定時のチャイムがなると急いであゆみは浅田のもとへ急いだ。
早くあのお茶を飲まなきゃ。
 例のビルの地下の階段を下り、浅田美容研究所のドアを開ける。
前に入ったときと打って変わって、照明が明るく壁も白く塗り替えられて内装がきれいになっている。
 「あら、いらっしゃい。」
 奥の部屋から浅田が出てきた。前にあったときよりややつやっぽくなっている。
 だらしなく出ていたお腹は引き締まりややくびれているし、肌が全体的に明るい。
 「おかげさまでうちの商品が売れに売れて、ここ、リフォームしたのよ。」
 誇らしそうに研究所の中を案内する浅田は前より声が若返ったように聞こえる。
 「あのお茶買いたいんです。」あゆみは浅田に切り出した。
 「あら、お茶切れちゃったのね。いいわ。お譲りするわ。でもアノお茶よりもっと良いものがあるわよ。」
 あゆみは興味津々に浅田の話を聞く。
「お茶は飲んでから一晩たたないと効果が出ないわ。美容全身スチーマーを試していかない?」
 美容全身スチーマー?あゆみはいぶかしがった。
 「美容全身スチーマーなら、五分で効果が現れるわよ。
あのお茶の成分を毛穴から身体に入れるのよ。今日は無料でやらせてあげるわ。」
 五分で効果が現れるならお茶よりもこのスチーマーの方が良いかもしれない。
帰り道でも自分の醜い姿をさらさなくてすむ。
 あゆみはバスタオルを1枚巻いて研究所の奥にあるカプセルの中に入った。
中にはマスクがあってカプセルとホースでつながっている。
このマスクを顔に装着してあゆみは寝転んだ。
カプセルやマスクから出るお茶の成分が身体の隅々に入っていくのを感じる。
入って1分で顔の肌がきゅっと引き締まっていくのを実感した。
 5分後、カプセルから出たあゆみは鏡を見てまた驚いた。
白く張りのある肌がまたあゆみに戻ってきたのだ。
 再び若返ったあゆみは小躍りしたい気持ちになりながら、
男たちのやらしい視線を浴びながら家路についた。
 それからというものの、スチーマーの効果は1週間で切れるため毎週浅田の元に通うようになった。
 もうすぐ30だというのに、あゆみの美貌は全くその年齢を感じさせないと社内ばかりか取引先にも評判になった。
「奇跡のアラサー」。そんなあだ名がいつしかつけられるようになった。
0399名無しさん@ピンキー2015/08/29(土) 13:56:41.77ID:WfusRpFI
向かうところ敵なし。あゆみは人生の絶頂にたっているかのような気分だった。
 ある日、いつものように浅田の元を訪れたあゆみは浅田からこう切り出された。
 「ところであゆみ。来週誕生日でしょう。30になると体の調子が変わってくるの。だからあのスチーマーだけでは効かなくて美貌を維持できなくなるわよ。」
 浅田の白く透き通った手からパンフレットを差し出された。
新サービス「美容椅子」1回座ると30万。
法外な値段だ。この研究所の一番高価なサービスである美容全身スチーマーも1回5万であるから、
いかに客の足下を見ているかがうかがわれる。
「スチーマーで十分よ。真美、心配しないで。」
実年齢で30歳も離れているのにも関わらず、どんどん若返る浅田はあゆみと並んで歩いても同年代の友達のように見えて、
街中で見かけても違和感が無い。浅田はあゆみが訪れるたびに綺麗に若々しくなっていった。
弛んでいた顔はすっかり引き締まり、毛穴なんてまったくない綺麗な素肌。醜く肥大していた鼻は、
今では丸みを帯びていてかわいらしく見える。浅田も文句なく美人の仲間入りをしたと言っていいだろう。
あゆみは、第一印象では醜い女としてさげすんでいた浅田を今となっては美のカリスマとして敬意を払うまでになった。
あゆみと見違えるほど美しくなった浅田との間には客と店の人間以上の信頼関係が生まれ、
二人は下の名前で呼び合う仲になっており、プライベートで一緒にショッピングもする位に仲良くなっていた。
「でも、あゆみ。これをやっとかないと大変なことになるよ。」
「いいのいいの。今日もスチーマーだけやって帰るね。」
 実際毎週のようにスチーマーを使ったり浅田との買い物でずいぶんと散財するので、あゆみの貯金は底をついていた。
そればかりか、キャッシングしてお金を工面しなければ日々の食費にさえ事欠くくらい苦しい生活を送っていた。
 消費者金融等からのものと併せて300万程の借金は返すあてなどなかった。都心築浅の1LDKに住んでいたが、
家賃も滞納しがちになり借金の取り立てもあって、郊外のぼろぼろの1Kアパートに身を隠した。
借金取りに職場に取り立てに来られるのも時間の問題だろう。
0401名無しさん@ピンキー2015/08/29(土) 21:02:16.96ID:WfusRpFI
翌週の週末。この日はあゆみの30歳の誕生日だった。あゆみは布団から起き上がれなかった。
果てしなく身体がだるい。やっとの思いで布団から這い上がり、洗面台も兼ねているキッチン向かった。
顔を洗う手のひらに違和感があった。昨日まで滑るような手触りだった顔の頬に不自然な凹凸が感じられる。
 ふと横の姿見を見ると、思わず手元のタオルを落としてしまった。
 腰元がくびれるどころか下腹が前に突き出ていて折り重なっている。下着で隠れてはいるが、胸元が情けなく大きく垂れ下がっている。
 目がかすんでよく見えないので、鏡に近づいてよく見てみると、あゆみの顔から若さという若さがみじんも感じられない。
 うるおいなくかさかさの頬はすっかり垂れ下がり、目尻も斜めに下がっている。法令線は前よりもずいぶん濃く、顔に年齢の年輪を刻みつけている。
つんと鋭い鼻先は垂れ下がり小鼻が横に下品に膨らんでいて、寝汗のせいか鼻の頭はテカテカしていて不潔だった。
口元の線は前よりもくっきりとして口角が下がり、小姑のような意地悪そうな表情に見えた。
 今日で30歳どころか50歳を超えたかのような容姿だった。
 やはり浅田の注意は素直に聞いておくべきだった。あゆみは激しく後悔して、急いでメイクと着替えを終えて、浅田の元に向かおうとした。
 鏡の前で入念にファンデーションを塗ろうとするが、シミを隠そうと何重にも塗り重ねていくと、逆にしわや法令線が目立ってしまう。
厚化粧で塗り絵して何とか外に出られる顔を作ったが、端から見ると元美人の中年女性が悪あがきしているようにしか見えなかった。
 街中ですれ違う人々はあゆみに好奇な視線を送っていた。50を超えるかのような老いた厚化粧の女が、まるで20歳の小娘のように露出の多いミニスカートをはいていて、
痛々しかった。質屋に売り払って実年齢相応の服がなかったのだ。
 そんな気まずい視線に耐えながら、やっといつもの地下に潜り込んだあゆみ。
しかし研究所のドアには移転を知らせる張り紙が貼られてあった。移転先は最近開業したばかりの都心の商業ビル。
いつからあのおんぼろの研究所は、ここまで上り詰めたのだろうか。
とにかくあゆみは来た道を引き返し必死で移転先まで走った。
新しい研究所は大手デベロッパーが建設した最新の商業ビルの最上階にある。
あゆみは受付を訪ねたが、そこには浅田の姿はなく、二人の見慣れない若い受付嬢が座っていた。
「真美に会わせて。」
「アポイントメントはお取りになっていますか。」あゆみにたずねる。
「そんなものとってないわよ。いいから真美に会わせて。」
強引にあゆみが奥に入ろうとすると受付嬢二人は身を挺して止めにかかった。
「離して!真美に会わせてよ!」
 しゃがれた声でわめき散らすあゆみは涙と汗で自分のメイクがぐちゃくちゃに崩れているのにも気づかないくらいに、
無我夢中で浅田の名を叫び続けた。醜い中年女性がわめきちらす姿は醜悪そのものだった。
「どうしたの。いったいこの騒ぎは。」
奥から浅田が出てきた。あゆみと出会った頃とは見違えるほどの美しい肌とプロポーション。
「友人よ。中にお通しして。」
やっとの思いで浅田と会えたあゆみはテーブルを挟んで浅田と向かい合った。
0402名無しさん@ピンキー2015/08/29(土) 21:08:55.23ID:WfusRpFI
「いいから顔を拭きなさい。みっともないわ。」差し出されたのは高級ブランドの上質なハンカチ。
あゆみは老いた顔から吹き出た汗と涙を拭いた。
「だから言ったでしょ。大変なことになるって。最近あゆみは調子に乗っていたのよ。
30歳超えたら身体の調子が変わるんだから。」
「あのね、真美。私ね、あの椅子に座りたいの。座ってまた綺麗になりたいの。」
「良いけど、あなたお金あるの。あれはただでやらしてあげられないわよ。」
あゆみはそれ以上言葉が出なかった。もう貯金も使い果たしてとても30万もの大金を用意できない。
重い腰を上げて帰ろうとしたそのとき
「いいわ。座っていきなさい。」
あゆみは振り返った。
「あゆみ、仕事を辞めなさい。退職金で費用をまかなうの。」
「でもそうすると私はどうやって生活していけばいいの?借金だってあるのよ。」
「稼げる仕事ならいくらでもあるわ。心配しないで。だから座って行きなさい。
他ならぬあゆみの願いですもの。」
浅田の女神に見えた。
研究所の奥の奥に、椅子が一つ置かれてある。あゆみがその椅子に腰掛けると、
浅田はあゆみの手足に椅子とコードでつながれたバンドを巻き付けた。
そしてあゆみの頭上から筒状のヘルメットのようなものを下ろしてきて、あゆみの顔全体を覆った。
「少しイタいけど我慢してね。じゃあ行くわよ。」
浅田はスイッチを押した。
「ぎゃああああああああああああああああ!」
あゆみの身体に強烈な電気が通っているかのような痛みが走り思わず絶叫してしまう。
しかし、その痛みもだんだん和らいできて、今度は身体中に活力があふれてきた。
「何これ!!!超気持ちいい!!!!」
身体中の肌という肌が一斉にピンと緊張を取り戻していき、たわわになっていた腰元が引き締まっていくのを感じた。
中年のだらしなく肥えた肉体とは違う、若さでムチムチのボディがよみがえっていく。
顔の頬にも張りが戻っていき、鼻先もツンと上へ伸びていく。
「あゆみ、綺麗よ。」
「ありがとう!真美ぃぃぃぃ!」
嬉しさと気持ちよさであゆみは絶叫してしまいいつしか気を失っていた。
「あゆみ、目が覚めた?」
あゆみは浅田の声で意識を取り戻した。手足のバンドもヘルメットも外されている。
目を開けると、目の前には豊かな胸元のスレンダーボディで長身の女性が目の前にたっている。
鼻は高く瞳は黒目がちな絶世の美女。20歳の頃のあゆみにそっくり、うり二つだった。
「なんで私がそこにいるの。鏡かしら。」
0403名無しさん@ピンキー2015/08/29(土) 21:09:12.52ID:WfusRpFI
あゆみは立ち上がろうとするが、身体の節々が痛くてなかなか立てない。
やっとのことでよろよろしながら椅子から立ち上がることが出来た。
「あゆみ、これは私よ。浅田真美よ。」
するとさっきの受付嬢が姿見を運んできて、あゆみの前に差し出した。
「何よこれ!」
あゆみは婆くさい低い濁った声で悲鳴を上げた。
また、たるんだ肉体に戻っている。顔をよく見るとしみや肝斑が目立って目は落ちくぼんでいる。
顔の皮膚は垂れてあご元で二、三重に折り重なっている。鼻はまるまる肥大してやや大きく胡座をかいている。
だんご鼻の頭の大きく開いた毛穴から小さな汗が噴き出ている。まるであゆみと出会った頃の浅田そっくりの姿になってしまっていた。
あれだけ嫌っていたかつての醜い浅田の肉体になってしまい愕然としてその場に崩れ落ちるあゆみ。
 「一体どういうことよ。全然綺麗になっていないじゃない。説明してよ、真美!」
 大きくなった鼻の穴をさらに膨らませて浅田に詰め寄るあゆみ。
「落ち着きなさい。あゆみ。一回は綺麗になったのよ。自分でもわかっていたでしょ。」
確かにあの椅子に座っているとき肉体は若返っていた。
「あの椅子の効果は1時間しか持たないのよ。」
「何でそれを言わないのよ!」
「あなたが綺麗になりたいと言うからよ。」
怒り心頭のあゆみは浅田につかみかかろうとしたが、老いた身体の緩慢な動きでは若さあふれる強靱な肉体には勝てず、
押し倒されてしまった。
「身体だけじゃなく心まで醜くなったのね。」 
 「あなた一体何者なの。」
「私は美容研究家よ。でも他の美容研究家と違って黒魔術を使って美を追求するのよ。」
「黒魔術ですって?」
「そうよ。私は黒魔術を使って若い女性から若さを集めていたの。お茶を飲むと一日若返るけど、
すぐ元に戻るでしょ。あれは私が黒魔術であなたの若さをいただいたの。」
「でも、飲み続けていたらずっと若さを保てていたわ。」
「あれは他の愛飲者の若さを回していただけなのよ。ネズミ講のようにね。」
浅田は不敵に笑った。あのスチーマーや椅子も同じ理屈の仕組みなのだろう。
「それと、あなたのように私も若返ることが出来たけど、
元の顔やスタイルはあなたにはとうてい及ばなかったわ。
一緒に街中を歩いていてもどっちかというと私よりあゆみのほうが男どもの視線を釘付けにしていたわ。
羨ましかった。あゆみもちょっと得意げだったでしょ。だから、私、決めたの。あなたからは若さだけじゃなくて、
顔とかスタイルとか身体ごと全部いただくことにしたわ。」
浅田はすっと長い人差し指であゆみの足下を指した。見ると魔方陣のようなものが書かれてある。
「そんな・・・・・。」泣き崩れるあゆみ。涙と脂汗で顔がぐちゃぐちゃになって不潔に見える
「そんな悲しそうな顔しないで、あゆみ。ありがとうね。この胸、大きくてホント困っちゃう。
それにこのすっと高くて美しい鼻、私、気にいってるんだよ。」美しく若い身体をくねらせながら
誇らしそうに鼻の頭を人差し指でなでる浅田。自分が誇りに思っていた美貌をすべて浅田に奪われ、
今や醜い肉の塊のような肉体に押し込められたあゆみ。
「返して!私の若さと美しさを返して!!こんな醜い姿は嫌よ!!返してぇぇぇぇ!!」絶叫するあゆみ。
部屋の扉が突然開いて二人の厳つい男性が姿を現し、あゆみの腕をつかんで外へ連れて行こうとする。借金取りだ。
「あゆみ、お迎えよ。あの人たちがあなたに仕事を紹介してくれるわ。」
「いやだああああああああああああああ。はなしてえええええええええ!!私の身体を返してぇぇぇぇぇ!!!!!!」
あゆみの悲痛な声もむなしく部屋から姿を消してしまった。

それから数日、あゆみは職場に無断欠勤を繰り返し、懲戒解雇となってしまった。
あゆみの消息を知るものはいないが、繁華街の裏はずれたところにある料亭です同じ名前の老いた醜い女性が働いているとの噂されるが、同一人物なのかどうか真相の程は定かではない。
一方、浅田は60歳前後とは思えない若々しさと美貌という評判でメディアに引っ張
りだことなった。人は浅田のことをこう言う。「奇跡のアラカン」と。
0404名無しさん@ピンキー2015/08/30(日) 08:05:17.36ID:ZCsW4ZTZ
終わり?超乙です。凄く良かった。
また何か思い付いたらお願いします
0405名無しさん@ピンキー2015/08/30(日) 13:05:30.77ID:KowM2346
乙でした、これはすばらしい
やはり入れ替わりは獲得と喪失がセットになってると本当に興奮する
0406名無しさん@ピンキー2015/08/31(月) 23:03:54.42ID:0WMkoSSc
乙!
いいよね喪失シチュ
元々が美人であればあるほどいい
0408かまこ2015/09/02(水) 20:16:04.76ID:stWEyVvu
上記「奇跡のアラサー」を書いた者です。
喜んでもらってうれしいです。
またいつかネタ投下します。
0409名無しさん@ピンキー2015/09/03(木) 00:02:02.52ID:yM1RI3Ni
いい作品をありがとう
仮に1年に1作でもこういうのがたまに投下されるからチェックはかかせないのよね…
0410名無しさん@ピンキー2015/09/04(金) 09:55:58.29ID:DywZo9qU
楽しみにしてます
0411名無しさん@ピンキー2015/09/05(土) 00:59:58.22ID:3h5ltdMU
王子と乞食
0413名無しさん@ピンキー2015/09/06(日) 15:31:52.04ID:d8DPeoA9
サーバー会社のハード障害で復旧何時になるか不明らしい
0414名無しさん@ピンキー2015/09/09(水) 21:25:36.58ID:X/8ZhRPh
ボディ・スナッチャー
0415名無しさん@ピンキー2015/09/11(金) 22:10:04.73ID:Mku+xoKr
体を乗っ取ろうとして逆に食われた
0416名無しさん@ピンキー2015/09/12(土) 16:44:11.59ID:mK7k28nM
デーモンが人間の肉体乗っ取りに失敗するとデビルマンになる
0417かまこ2015/09/13(日) 14:47:20.05ID:cgGnIEJ4
「魔女の接吻」
この町には魔女がいる。
若い女性を襲いその生命力と美しさを奪い、300年も生きながらえる魔女が。
よその町からやってきた何人もの戦士が功名をあげようと魔女狩りにやってきたが、生き帰ってきた者はいないという。
これ以上魔女エリカの好きにはさせない。
町の自治組織はついに魔女狩りのための特殊部隊を結成した。
特殊部隊に選ばれたのは、ユキ、ナオ、シホの三人の精鋭。
三人はその若さと美しさとは裏腹に戦闘技術に長け、魔女の手下を次々と葬った。
そしてついに三人の戦士は、魔女エリカを追い詰めた。
「観念しなさい、魔女エリカ!」
ユキの声が魔女の城にこだまする。
魔女エリカは三人の畳みかけるように幾重にも放たれる強烈な攻撃を前に満身創痍だ。
「くっ!くそう!!」
百戦錬磨の魔女エリカも若い三人の力の前ではなすすべもない。
よたよたおぼつかない足どりで壁の向こう側へ消えた魔女。
「逃さないわ!ナオ、シホ。手分けして探すわよ!!」
「ええ!!」
三人は三方に分かれて、城中のありとあらゆる部屋をしらみつぶしに探し始めた。
そして三人のリーダーであるユキは、仰々しい扉の前に立つ。
扉を押してみると想像以上に重い。
やっとのことで、人間一人が通れる位の隙間ができたので、引き締まったスリムなユキは体を魔女の部屋へと滑り込ませた。
四方が鏡張りの部屋の中央には、天蓋のついた豪華なベッドが置かれてある。
「ううっ・・・苦しい・・・。」
ベッドから低いしゃがれた女性の声が聞こえる。弱り切った魔女エリカの声だ。
「魔女め!やっと見つけたわ!!覚悟しなさい!!」
ユキは腰に携えた銃を手にする。
「ユキめ。一人で来たのか。」
残り少ない力を振り絞り、弱々しい足取りで魔女エリカはベッドから起き上がった。
垂れた胸元とたるんだ体を隠すため、黒いマントを羽織り、ボンテージに老いた肉体を無理矢理ねじ込んでいる。頭には黒い二つの角の生えたかぶり物をしている。
加齢のため頬はこけ、肌はすっかり潤いをなくしている。法令線が濃く、唇はしわしわの縦しわが無数に走り、何かを頬張れば、唇の周りに無数のしわが現れる。
鼻筋が通っているため、若い頃は美人だったのだろう。
醜く老いゆく顔を濃いファンデーションときついアイシャドウ、真っ赤な口紅で繕うが、年齢が彼女を男顔に見せていた。
若い女性の若さと美しさを吸い取ることでなんとか40代後半の中年女性の姿にとどめることができているが、そのためにどれほど多くの若い女性が犠牲になったか。
ユキはこの町の悲劇を終わらせるべく引き金をひこうとした、そのとき
0418かまこ2015/09/13(日) 14:49:23.67ID:cgGnIEJ4
「待っておくれユキ!」
「待たないわ!今日こそお前を倒す!!」
「手を結ばないかい、ユキ!」
「手を結ぶ、ですって?」
「そう。私の魔力とお前たちの力を合わせれば、この町で怖いものなんてないさ。」
「魔女なんかと手を組むものか!」
ユキは再び銃口を魔女エリカに向けた。
「私の魔力があればいつまでも若く美しくいられるよ。」
一瞬ユキはためらった。
度重なる戦い、特殊部隊の厳しい訓練でユキの肉体は酷使されていた。
そして皆に平等にやってくる加齢は、やがてユキから美しさを奪っていくことは想像に難くない。
魔女を倒した後、特殊部隊は解散するだろう。
その後のユキたちは特殊部隊のエリート戦士でもなんでもなく、ただの女。
そのとき、ユキたちの価値は何で計られるのだろうか。
「どうだい?悪くない話だろう??」
魔女エリカが邪悪なほほえみを浮かべる。
「うるさい!黙れ!!」
誘惑に負けそうな自分を打ち払うように、ユキは引き金を引いた。
赤い閃光が魔女を襲い、魔女の断末魔が部屋中にこだまし、白目をむいて後ろに倒れてしまった。
「ついにやったわ・・。」
ユキは安堵の溜息をつき銃口を下ろした。
魔女が本当に死んだかどうか確かめるために魔女の元に近づく。
”永遠の若さと美しさ、欲しくない?”
足を止めたユキ。
どうしたのか。魔女との戦闘で疲れたのだろうか。幻聴が聞こえる。
気を取り直して、倒れている魔女のもとに跪いた。
手首の脈を取ってみようとしたその瞬間
「きぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!」
魔女のしわしわの手から黒い閃光が飛び出しユキを包む。
「うぁぁぁぁぁ!!」
ユキは体の自由がきかなくなった。魔女にはめられたのだ。
「はっはっはっ!さっきのはかなり私もこたえたわ。」
魔女の意地悪そうな笑い声が響く。
「やめろ・・・」
必死に抵抗を試みようとしても、体がまったく動かない。
自分の意思とは関係なく、そのまま魔女のベッドに仰向けになったユキ。
よろよろと魔女が満身創痍の体を引きずってユキに近づく。
「いいざまだね、ユキ。」
「くっ!死んだふりなんて卑怯よ!」
「何が卑怯なもんかい。私一人を三人でよってたかっていじめておいて。」
魔女エリカは、ぱさぱさの水気のない自分の長い髪をくるくる巻いてもてあそぶ。
なすすべのないユキをまじまじと見つめ優越感に浸る魔女エリカ。
ユキのもちもちのはち切れそうな体の描く曲線を、太ももから胸元まで右手でゆっくりとなでる。
「それにしてもきれいで美しい体だねぇ・・。惚れ惚れしちゃうわ。」
うっとりした表情の魔女エリカに嫌そうな顔を浮かべるユキ。
「若いからお肌もきれいね。しわ一つないわ。それに今改めて見てみると結構可愛い顔しているわね。嫉妬しちゃうわ・・。」
息を飲むユキ。
0419かまこ2015/09/13(日) 14:51:33.63ID:cgGnIEJ4
「お前たちとの戦いでもう体はぼろぼろよ。そういえばこの体、100年も使っているんだわ。」
魔女エリカは自分の身体のラインを両手で嫌そうになぞる。
両手が顔の頬まで来たとき深くため息をつく。
「そろそろ寿命ね。顔もずいぶんきつくなってきたわ・・・。」
すると次の瞬間急に魔女エリカの顔がユキの顔に肉薄してきた。
「あなたのその若くて美しい体、いただくわよ。」
ユキのぷっくりした唇を魔女エリカのしわしわな唇がなめ回す。
ようやく接吻が終わり、ユキは咳き込んだ。
魔女エリカは口元にねっとりと糸を引く唾液をぬぐった。
「おいしいわ、あなたの唇。ますます欲しくなってきちゃった。」
再び魔女エリカの潤いに飢えた唇が、ユキの口元に吸い付く。
 今度は魔女エリカが長い舌を入れてきた。
 ユキは舌をかみ切ってやろうかと思ったが、相変わらず自由のきかない体で、なされるがままであった。
 魔女の口から香る何かが腐ったような強烈な口臭がユキの口内を浸食していく。
 しかし、認めたくはないが得体の知れない快感を感じてしまう。
何もできない情けなさと悔しさでユキの目から涙がこぼれた。
 「新しい体はとても生命力に溢れているわ。いいわ!いいわよ!!ユキ、あなたの体いいわよ!!」
 魔女エリカの歓声とあえぎ声を聞きながら、やがてユキは唇と口内をなめ回され、恍惚の中、意識を失っていった。

 ドンドンと扉を叩く音が聞こえて、ユキは目を覚ました。
ナオかシホがやってきたのだろう。
いつの間にか魔女エリカはいなくなっている。
ユキはベッドから起き上がった。すると鏡に写し出された自分の姿に驚いた。
魔女エリカがさっきまで身につけていたボンテージと角の生えたかぶり物を今自分が着ているのだ。
魔女エリカのいたずらであろうか。そう思ったその時
”私とあなたは一つになったのよ”
また魔女エリカの幻聴?
“幻聴じゃないわ。私はあなたよ、ユキ。”
「どういうことよ。冗談はよしなさい。私は私よ。ユキよ!」
”うふふ。さっきの接吻で、私はあなたと同化したのよ。”
ユキは魔女エリカの言葉に寒気が走った。自分が魔女と一緒になったなど、想像しただけで虫ずが走った。
すると、あの重い大きな扉が少し開き、ナオが姿を現した。
「ユキ、どうしたの、その格好!?」
視界にいるのは確かにユキのようだが、魔女エリカのような格好をしているので、ナオは少し警戒して殺気だっている。
「違うのよ、ナオ。これは、いたずらされただけなの!」
ユキはボンテージやかぶり物を脱ごうとするが、全くびくともせず、脱げない。
「ナオよ。そこにいるのは私だよ。魔女エリカだよ。お前にも負けないくらいずいぶんと若く美しくなっただろう。」
まさか。勝手に口が動いた。そんなばかな。
「ナオ、ちがうよ、ちがうんだよ!!」
「魔女はいろんな人間に化けることもできると聞いたわ。やっぱりあなた、魔女エリカね!ユキはどこにやったの!!」
そう言ってナオはユキに銃口を向けた。
「信じて、ナオ!」と口にしようとしたが、思った事が話せない。
「ムハハハハ!お前の若さもいただいてやる!!」
思ってもない言葉ばかりがユキの口から発せられた。
“だから言ったろう?私とおまえは一心同体なんだよ。”
「死ね!魔女エリカ!!」
無数の赤い閃光が今度はユキの体を直撃した。
「うわあああああああああ!!」
激痛に悶絶するユキ。
「やめてぇえぇえええ!!」
ユキはその場に倒れ込む。しかし、特殊部隊で一番好戦的なナオは攻撃をやめようとしない。
“早く反撃しないと死んじゃうわよ。”
またもユキの意識の中に魔女エリカの声が聞こえてきた。
”見た目は仲間のユキだというのに容赦ない薄情な奴だね、ナオは・・・。それでも仲間かね〜。魔女じゃなくてお前のことを消したいんじゃないかい?”
確かに、今ナオの目の前にいるのは本当にユキであるかもしれないのに、何のためらいもなく攻撃をしてくるのは不可解だ。
思えば、ナオとはリーダーの座を巡ってしのぎを削ったライバル。
この機に乗じて自分を亡き者にしてしまおうと考えているのではないか。
そんな疑念が不意にユキの頭をよぎった。
”さあ、あいつを倒してしまいなさい・・・。”
魔女エリカの甘い言葉でユキも魔が差した。
0420かまこ2015/09/13(日) 14:55:15.93ID:cgGnIEJ4
「くらえぇぇぇぇぇ!」ユキの両手から黒い稲妻のような光が放たれナオを襲う。
まさか自分が魔女エリカの魔術を使えるとは思ってもみなかった。
「うわぁぁぁぁぁぁ!」ナオは気を失い、受け身すら取れず倒れた。
しまった。
魔女の術中にはまり、味方を攻撃してしまったとユキは後悔した。
「出て行け魔女エリカ!早く私から出て行け!」
”嫌だよ、お前の体は極上だよ・・・。”
「うるさい、うるさい!!」
頭を抱えるユキを前に、ナオが意識を取り戻し、立ちあがった。
「何を一人でもだえているの、魔女め!さっさとくたばってしまえ!!」
またもナオの攻撃がユキに直撃する。
「うぎゃああぁぁぁぁぁ。」絶叫するユキ。
「くたばれ、ユキ!!!」まさかの一言だった。やはりナオは確信犯だ。
”ナオの本音が出たねぇ・・・・。お前を本当に殺す気だよ・・・。”
ユキの中で何かが吹っ切れた。
「ナオよ、死ねぇぇぇぇぇ!!」さっきよりもさらに激しい黒い稲妻がユキの手から放たれた。
「いやぁぁぁぁああ!!」
稲妻がナオの衣装に引火し、ナオの体を激しい炎が包み、すっかり焼き尽くして灰になってしまった。
息を切らしながら汗だくのユキはその場にへたり込んだ。
やってしまった。同じ人間を手にかけてしまった。
”やってしまったね。お前も魔女の素養があるんだねぇ・・・”
ねちっこく、意地悪そうな魔女エリカの声。ユキは何も言い返せず、ただ呆然としていた。
すると、ユキをこれまでに味わったことのない脱力感が襲う。
「ううっ・・・うわぁぁあぁあ。」
体中の細胞が激しくうごめくような感覚に襲われる。
「何よ、これ!」
部屋中一面の鏡に写し出されたのは、自分の顔が急激にみずみずしさを失い、しおれていく姿だった。
ふっくらとした頬は急にこけだし、頬骨が突き出てギスギスした印象を与える。
肌が緊張を失い、重力に負けだした。
それに伴い法令線が一気に濃くなり、鼻柱がきつくなる。
まぶたが薄くなり目がくぼんでいく。唇からは水分が失われ、途端にしわしわになる。
「ああ、私の顔が、体がぁ・・・。」
変化していくのは顔だけではなかった。
訓練で鍛えられた芳醇な肉体が徐々に朽ちていく。はち切れそうな胸元は急にしぼんでいってしまった。ボンテージとブーツの間に露出したふとももは肉感を失い筋張っていく。
絹のようになめらかですべすべの手はささくれだってしまっている。
髪は急にやせ衰え、枝毛ばかりでしなやかさとなめらかさの欠片もない。
「いやぁ!何なのよ、これ!!」
低く響くのは、すっかりつやのなくなったババくさいユキの声だ。
シミとしわにまみれ、若さをしぼりきって疲れた熟女。
”さっきのナオへの攻撃でエネルギーを消費しすぎたんだよ。とりあえずメイクしなさい。大きな毛穴が目立ってみっともないわよ。”
ユキは魔女エリカの使っていた下品に豪華な化粧台に座る。
二十分くらいで終わるいつものメイクでは、しみもしわも消えなかった。
「もっと足していかなきゃ・・・。」
ファンデーションをパフでこそげ取り、さらに顔に塗りたくる。
ようやく完成したメイクで仕上がった顔はまさに魔女顔。エリカの顔にそっくりだった。
若さの残影に必死にすがる中年熟女の姿がそこにあった。
戦いに明け暮れこれから青春を謳歌しようとしていた年頃の女性にはあまりにも残酷。
鏡の告げる不都合な真実に絶望するユキ。
”魔女は人間の百倍のスピードで年を取るのよ。だから絶えず若い女を必要とするのよ。”
若い女さえ手に入れば、また若返ることができる。しかしそれでは、本当に魔女そのものではないか。
”どうだい?若い女から若さを奪っておしまい。そうすればお前は永遠に若さと美しさを維持できるんだよ。”
「うるさい、忌まわしい魔女め。絶対に私はそんなことはしないわ!」
そのとき、また大きな扉をノックする音が聞こえてきた。
シホがやってきたに違いない。
「ユキさん、ナオさん、そこにいるんですか〜?」
シホの天使のような甘いかわいらしい声が聞こえる。
0421かまこ2015/09/13(日) 15:00:31.37ID:cgGnIEJ4
シホはメンバーで一番若くて美人であった。幼い頃から奇跡の美少女と有名だったシホは大人になるにつれ、さらに美しさに磨きをかけた。
すっと通った鼻筋、ぽってりとした唇、ぱっちりとした大きい目。
家柄もいい。彼女の家は町の自治会長を代々担う家系である。もちろん家は裕福で、幼い頃からお金の面では苦労したことはなかった。
彼女は町の男性たちのあこがれの存在、アイドルであった。
打って変わってユキはというと、幼い頃は今と違ってパッとしない容姿であった。
努力に努力を重ね、成長とともに美しい女になっていった「たたきあげの美女」。
家が貧しかったため、学業の傍ら新聞配達のアルバイトもしていた一方で、日々の肉体の鍛錬や武術の訓練も手を抜かず、見事特殊部隊のリーダーの座を射止めた。
かたやシホはなぜ特殊部隊に選ばれたのか疑問視されていた。実力ではなく親の威光を借りたコネ採用ではないかと言われている。
実際シホが戦闘の場面で特に活躍したことはなかった。
しかし、特殊部隊の活躍ぶりを報じる新聞記事に彼女が写真に写っていると町の人々の注目度が違った。
多額の税金を特殊部隊に使用しているため、戦果を大々的に宣伝せねばならぬ以上、彼女をメンバーに加える必要があったのではないかとの噂もあった。
戦闘の実力で特殊部隊に入ったユキとナオは、シホを影で馬鹿にしていた。類い希な美貌と血筋の良さに嫉妬している裏返しでもあったが・・・。
“さあ、あの娘から若さと美しさを奪うのよ”
揺れるユキの心。やがて重い扉が開く。姿を現したのは絶世の美女であるシホであった。
か細い腕で全力を振り絞り隙間を作って、折れてしまいそうなか弱い体が部屋に入ってきた。
成り上がりのユキには出せない、生まれながらの美女の持つオーラ。
「はっ、魔女ね!」
身構えるが隙だらけの構えのシホ。
”ユキ、あなた魔女ですってよ。おかしいねぇ”
最早老けたユキの見かけは魔女そのもので、長い間一緒に戦ったメンバーすらも仲間のユキだとは認識できないらしい。
「シホ、私はユキよ。」
「ウソよ。ユキさんはもっと若くて美人よ。あなたのように化粧の濃い年増ババアではないわ。」
若くて美人・・・シホの言葉にミキの何かが触れた。
「若くて美人って、どこが・・・。ユキのどこが美しいの・・・。」
ユキは魔女の振りをしてシホの本音を探ろうとする。ユキは待っている。シホの言葉を。
「・・・・わからないわ。でもユキさんは美人よ。」
ゼロ回答に等しいシホの答えにひどく失望した。そして心の底では自分を見下しているのだと確信した。
”シホはユキのことを『化粧美人』って言ってるのよ。”
すると急にユキの脳内に自分の見たことのない光景が浮かんできた。
町のレストランの一室で、今は亡きナオとシホを中心として町の女性たちがワインを片手に談笑している。
「ほんとミキって化粧濃いわよね〜」
「ミキさんはすっぴんに自信がないんじゃないですか〜?化粧とったら顔変わりそう。」
意地悪く笑う二人と町の女性たち。自分のいないところでこんなことになっていたとは・・・。
”さあ。シホの自慢の美貌を奪っておやり。”ミキはチームをひっぱって、誰よりも町の平和に貢献したつもりだった。
ところがこの扱いだ。世の中の不条理が、ミキを狂気へと駆り立てる。
「シホぉぉぉぉぉ!」ミキのしわしわの手のひらから、魔術が放たれた。
0422かまこ2015/09/13(日) 15:01:32.62ID:cgGnIEJ4
「いやあぁぁぁぁぁ!!!!!」悲鳴さえもかわいらしいシホの体が硬直した。
「何よ、これ。体が勝手に・・・。」
戸惑うシホは体の自由がきかない。憎々しいシホの体をまじまじと見つめる。
嫌になるくらい美しい足。締まったウェストのライン。毛穴一つ見当たらない真っ白な肌。
シホの美しさを形作る一つ一つを人差し指でなぞるユキ。
「うらやましいわ・・・・妬いちゃう。」
ユキの形相が険しい。垂れた顔の肉が影を作り、余計にきつい表情に見える。シホは恐怖で体を震わせている。
「何をする気・・・。」震えた声でユキはじっとシホの体を見つめる。一呼吸を置いてユキの口元が邪悪に笑いを浮かべる。
「・・・、お前の若さと美貌は私のものよ!!!」
ユキのしおれきった唇がシホの潤いに満ちたぷっくりした唇に吸い付く。
”そうよ、大きく息を吸うように唇から相手の若さと美しさを奪うのよ!”
エリカのアドバイスを待つまでもなく、ユキは強烈な音を立てながらシホの唇を貪るように吸い続ける。
「きゃぁぁぁ!何するのよ!!」
シホの顔の血色が悪くなる。心なしか疲れた顔で肌の透明感がややなくなってきている。
「おいしいわ。あなたの若さ・・・。」
ユキは逆に血色が戻ってきたように見える。ユキの手のひらから魔術が放たれ、シホはまた直立不動のまま動けなくなってしまった。
「あなたの唇、いただくわ!」
またもシホの唇に食らいつくユキ。濃厚に唇を吸い付いた後は、舌で顔中をなめ回す。
シホの若さと美しさをどんどん奪い、ユキはどんどん若返っていく。
ユキの足とヒップに張りが戻ってきた。ボンテージには収まりきらないくらい胸元が膨らんで、苦しいくらいだ。
顔にも若さが戻っていく。
垂れて顔に濃い陰影を作っていた肉が引き締まって張りを取り戻していく。
しみ・しわはすっかり消え失せた。シホの美貌を奪ったせいか目がシホのように大きくなり、唇もぽってりとした肉厚なものになっていった。髪の毛にも艶が戻り、潤いがどんどん増していく。
やがてシホから吸い取れるものはすべてしゃぶりつくしたユキは恍惚の表情で口を拭う。
鏡に写る最高の自分史上最高の美貌を前に喜びを隠せない。
「最高よ!この美貌!!あはははは!!」
けたたましく笑うユキを目の前に、シホはふらふらしている。ユキになめ回されて、すっかりメイクがはげ落ちてしまった。
すると今度は、部屋の鏡一面にシホの顔が老化していく様が無情にも写し出されていく。
あの美しい絹のような素肌がすっかりくすんでしまい透明感が失われていく。毛穴はぱっくりと楕円になって、水分に飢えて口を開けている。
顔の筋肉が緊張を失い、アイスがとけるように顔のパーツが崩れ始めた。
まぶたが垂れ大きくて自慢の目に闇が差す。頬の肉が下がり法令線が顔に刻まれる。高くてすっと通った鼻筋は下にひっぱられ、胡座をかいた形に変わってしまった。
グラマーな唇はすっかり乾燥しやせ衰えてしまい、広角が急角度に下がって、常に意地悪な言葉を蓄えるダムになってしまっている。
蜂蜜を垂らしたように美しい飴色の髪はすっかりぱさぱさになってしまい、ごわごわに広がってしまっている。
大きかった胸は、どんどんやせ衰えて垂れ下がり、胸に付けていた下着では支えきれなくなってしまっている。
体のラインを強調した戦闘服は、逆にだらしなく緩んだお腹のたるみをこれでもかと見せつけようとしていた。
「何なのよ、これは!」
天使のようなかわいらしいシホの声は、すっかりドスのきいてしゃがれた野太い声になってしまった。
一気に中年に衰える様を眼前に見せつけられたシホは、気力を失い、そのまま跪いた。
百年に一人の美少女と名をはせたシホから美女のオーラはすっかり消えてしまった。
「最高だったわよ、あなたの肉体。」泣き崩れるシホ。
「とりあえずメイクしなさい。大きな毛穴が目立ってみっともないわよ。」
笑い声が城中に響き渡った。まるでエリカのような高笑い。
「魔女って最高だわ!これで私は永遠に若く美しくいられるわ!」
“ふふっ。驚くほど魔女が板についたわねぇ。うふふふふ・・・・。”
0423名無しさん@ピンキー2015/09/14(月) 20:22:51.91ID:WFqfJgDj
続き期待
0425名無しさん@ピンキー2015/09/14(月) 22:54:55.14ID:lWImvdCi
魔女「フッフッフ・・・お前と私は一つになるのだ」
王女「な・・何・・一体何を?どうするつもりなの・・」
魔女「・・・そなたの身と心、我が物とするのだw」
王女「いやぁー」

王女「フゥ・・手こずらせてくれたねぇ・・それに何て声出すんだい・・」
0426かまこ2015/09/15(火) 22:10:42.42ID:7NSJyyXz
一ヶ月後。
ユキの部屋に黒づくめの手下がやってきた。
「若い娘二十人から絞り出した若さのエキスです。」
瓶一杯に詰め込んだ蜂蜜のような若さのエキスを差し出すのは、黒づくめの衣装に身を包んですっかり熟女になったシホだ。今は最下層の手下に身を落としている。
妖艶なメイクを施したユキが、瓶からエキスをひとすくいし、うっすらしわの入った唇で舐める。
「ん〜。いいわ。でも、量が足りないわ。これじゃあ私の”成長”のスピードに追いつかないわ。隣の町に越境してでももっと若い娘から若さと美しさを奪ってきなさい!」
「はいっ!」
手下たちはすぐに出撃していった。
「シホは残りなさい。」
受け取った瓶からひとすくいのエキスをシホの口に放り込む。
「おいしいです。ありがたき幸せです。」
唇についたエキスの残りを手で大切そうに取って残らず舐めるシホ。
「さあ、行くのだ、シホよ!」
シホはガタのきている中年熟女の体にむち打って、部屋を出て行った。
「むわぁ!!ううっ・・・」
うめき声とともにミキの顔に変化が。
ふと部屋の鏡を見ると急にしわが増えて、一気に年増の魔女顔になった。
「最近”成長”のスピードが速いわねぇ・・・。」
口元にしわをたくさん作り、口をへの字に曲げて溜息をついた。
献上された若いエキスをむさぼり食うミキは、あぁっと、うっとりした溜息を漏らす。
この町には魔女がいる。
若い女性を襲いその生命力と美しさを奪い、300年も生きながらえる魔女が。《完》
0427名無しさん@ピンキー2015/09/20(日) 22:43:06.72ID:pKSDPCzH
遅まきながら乙
被害者側に一切の救いが無いのが本当にすばらしいわ
喪失好きとしてはこういう取り返しの付かない展開ってのは実に興奮する
0428かまこ2015/09/21(月) 22:14:29.33ID:830CaP5j
ありがとうございます。作った甲斐があります。
0429名無しさん@ピンキー2015/09/23(水) 00:26:10.74ID:r6li7Wwx
今週のダークワード『器』
0430名無しさん@ピンキー2015/09/24(木) 20:07:47.29ID:TgMC0LKt
おお、新たなSS書きさんが来てたのか
特に罪のない子が理不尽に若さを失うってシチュはいいよねえ
0431名無しさん@ピンキー2015/09/24(木) 22:18:52.52ID:BwdmPeTj
>>429

怪物の跋扈する王国で何故か女ウルトラマンが登場、
怪物に襲われていたお姫様を救い出す。
お姫様は女ウルトラマンに縋りつき、
「お願いです、怪物たちを貴方の力で倒し、この国を救って下さい!」
女ウルトラマン
「それは無理よ。私はここには長い時間は居られないの。」
お姫様
「居場所なら私に代わりお城に住んでくださっても構いません!
どうか、この国の民を救って下さい!」
女ウルトラマン
「・・・・その覚悟・・本当なのね・・・それなら手はあるわ・・」
お姫様
「本当に!是非お願いします!・・・」
女ウルトラマン
「ではこの世界の私の「器」に貴方になってもらうわ。
 私自身の身体はこの世界では長い時間は耐えられない。」
お姫様
「え?・・ちょ・・ま・・」
女ウルトラマン
「お言葉に甘えて貴方に代わってお城に住ませていただくわ
 安心して。約束どおり怪物達は私が倒してあげる」

お姫様(中身女ウルトラマン)
「・・・お城住まいの身分で怪獣と戦うなんて・・上手くやれるかしら?・・」
 
0432名無しさん@ピンキー2015/10/10(土) 12:40:20.11ID:BXUzfsBm
小説書きます。
0433名無しさん@ピンキー2015/10/10(土) 12:59:48.72ID:rkEhPuBV
気分が乗ったらでいいので待ってます
0434名無しさん@ピンキー2015/10/10(土) 13:54:24.35ID:BXUzfsBm
投稿がまちまちになると思いますがお願いします。

「アルバイト」
「ここが例のアルバイト場所ね。」
彼女は高校二年の小島美紀。どうやら、アルバイトに来たらしいのだが、ここは、とても
そんな場所には、思えない。細い、ビルとビルの間にあるとても分かりにくい小さな店
に彼女は来ていたのだ。
「まあ、とりあえず入らないとね。」
そう、自分に言い聞かせるようにして、彼女は中に入った。
0435名無しさん@ピンキー2015/10/10(土) 14:06:58.46ID:BXUzfsBm
「いらっしゃい」
そう言ったのは、若い女子大学生くらいの女性だった。
(うわ、結構な美人ね...)
美紀も、美人に入るほうだ。整った顔に、胸は大きめだがスリムな体を持っている。
学校でも、明るく、親切な性格から、男女ともに人気だ。
その彼女ですら、その店員は美しく思えた。
「あ、あの、アルバイトの噂を聞いてここに来たんですけど、ここで合ってますか?」
「ええ、ここが、ボディパーツショップですよ。アルバイトなら、ちょっと裏まで来てくれ
ますか?」
美紀は言われるまま、裏に連れていかれた。
0436名無しさん@ピンキー2015/10/10(土) 14:16:43.19ID:BXUzfsBm
「さあ、ここに色々書いていってね。」
「あの、一ついいですか?」
美紀が質問した。
「まあ、最初は信じられないわよね。ここはあなたの目や鼻や胸とかを、誰かに
貸してあげる場所よ。あまり知られていないけど、結構来てくれる人いるのよ。」
まだ、美紀は不安そうな顔だ。
「でも、どうやって交換するんですか?移植手術となら、やめたいんですけど。」
「大丈夫、そんなヤバいやつじゃないから。ちょっと待ってね。」
すると店員は、レジのそばの棚に行き、中から箱を取り出した。
0437名無しさん@ピンキー2015/10/10(土) 14:36:09.81ID:BXUzfsBm
そして、中からチップのようなものを取り出し、美紀の鼻にくっ付けた。
「ちょっと、何するんで...あれ?」
美紀が鼻に違和感のようなものを感じた。
「はい、見てみなさい。」 
店員が鏡を取り出し、美紀に見せた。
「え...何ですかこれ!」
鏡に写っていたのは、紛れもない美紀の顔だ。ただ、高めで、スラッとした
鼻が、潰れた団子のような豚鼻になっていた。
0439名無しさん@ピンキー2015/10/10(土) 14:43:21.76ID:BXUzfsBm
「ちょっと何したんですかこれ!戻して!」
「どうせアルバイトするんだからいいでしょ?これはね、人のパーツ
にくっ付けると、登録してあるデータと交換できるの。今のあなたの
鼻も別の人が鼻のパーツを買った時に残ったもの。あなたの本当の鼻の
データはこのチップに入っているわ。まあ、あなたの場合、レンタルの
アルバイトだから、相手から必ずかえって来るから、心配しないでね。」
0440名無しさん@ピンキー2015/10/10(土) 15:10:52.51ID:BXUzfsBm
「そうですか、安心しました。」
そうは言っているものの、不安げな表情で、鼻をいじくっている。
アルバイトの内容を聞いたときから冗談だと思いつつも、覚悟
はしていたが、やはりつらそうだ。
「さあさあ、どんどんいっちゃいましょう。」 
「は、はい!」

十分後すべての作業が終わった。
美紀の面影はもう残っていないと言えるほど変わってしまった。
ぱっちりした二重の目は、細い一重の目付きの悪い目に。
桃色の薄い唇は、色の悪いたらこ唇に。
きれいに白い歯は、黄ばんだ歯並びの悪い歯になっていた。
他にも、くっつきそうな太い眉毛、痛んだ黒い天然パーマ、色黒で
ニキビと吹き出物だらけの肌が、彼女のパーツになっていた。
先ほどの鼻もあって、もはや以前の美紀思わせる部分は 
なくなっていた。
0441名無しさん2015/10/10(土) 21:36:13.11ID:Vsc2ytzH
これは期待!
次も楽しみにしてます。
0444名無しさん@ピンキー2015/10/10(土) 23:40:17.63ID:7b3CHhIc
完璧な女の子が、何の罪もなく不細工になるの
好みに完全ドストライクだわw期待してます。
0445名無しさん@ピンキー2015/10/11(日) 12:00:59.91ID:03mSHp1m
「これが、私...」
美紀はすでに泣きそうになっていた。また、歯と唇が変形した
せいか、滑舌も悪くなっている。
「そんなに落ち込まないの。まだ途中よ。」
そう言って店員は、首にチップを押し当てた。
「今度は何を、」 
美紀の言葉がも止まった。声が、低くくぐもった様になったのだ。
「嘘!私声が、こんなのに!」
美紀が叫ぶ。すると、店員は別のチップを取り出した。
「さあ、これで最後よ。服を脱いでちょうだい。」
嫌がる気力すらなくなった美紀の制服を半ば強引に脱がし、
チップをへそに押し当てた。
0447名無しさん@ピンキー2015/10/11(日) 20:21:06.44ID:03mSHp1m
すると、美紀の体が少しずつ膨らんできた。
「嘘、まさか...」
「これはね、客が預けていった脂肪よ。1キロ1週間で100円だからね。」
そう言っている間にも、美紀に脂肪がどんどんついっていった。
しばらくすると、肥大化は止まった。
「はあ、はあ。」
息が苦しそうな美紀の体は、立派な肥満体型になっていた。
以前の倍はある腕、密着しあっている両足、垂れた大きな胸、それよりも突き
出た腹。二重顎はそこまでひどくはなかったが、かわりに顔がパンパンに膨れ
ていた。ただでさえ細い目が、見えるか疑うほど、脂肪で圧迫されている。
0449名無しさん@ピンキー2015/10/11(日) 23:39:04.60ID:cXn/3EjF
1キロ1週間で100円って安すぎないかね
まったくリスクに見合ってないな
0450名無しさん@ピンキー2015/10/11(日) 23:51:35.80ID:9A80vPOm
そこは別にどうでも良いだろう
問題はいかにエロいか否か
非常にエロい
0451名無しさん@ピンキー2015/10/12(月) 03:03:28.15ID:/lQ2e4Qc
個人的にはレンタル期間が気になる。
美紀ちゃんはどの程度の期間、激ブスで生活するんだろう?
その間は学校や友人・家族と顔合わせとかは?
周りの認識も合わせて変わるのだろうか?

久しぶりに良作きてテンションあがってるわw
0452名無しさん2015/10/12(月) 05:59:52.49ID:BAVbQiO9
美人の店員がどういう経緯で綺麗なのかも
きになる所だよね。期待
0453名無しさん@ピンキー2015/10/13(火) 00:48:23.97ID:lJWESZbK
「嫌、こんなに太っちゃうなんて...」
「良いじゃない。70キロ増やしたか月2万8千円もらえるのよ。他のもあわせて
月10万だと思うわ。」
店員はあっけらかんと言った。
「こんなになっても、はあ、10万ですか。」
美紀が質問する。急激に太ったせいで、苦しそうだ。
「特に労働せずに月10万よ。いいアルバイトだと思うわよ。」
0454名無しさん@ピンキー2015/10/13(火) 00:58:04.49ID:lJWESZbK
「ねえ、気になったんだけどさ、どうしてこのバイトしようと思ったの?普通の
もいっぱいあると思うけど。」
美紀は一息ついてから答えた。
「私の父が病気になって、入院してるんです。クビにはなってませんけど、入る
お金も少ないし。家をリフォームしたばっかで、貯金もほとんどなくて。母のパート
だけだと足りないし。時間をあまりかけずに稼ぐには、これしかないと
思ったんです。」
そう言う美紀の細い目から、涙が溢れてきた。
0455名無しさん@ピンキー2015/10/13(火) 01:10:46.56ID:lJWESZbK
しばらくして美紀が泣き止んだあと、店員が説明を始めた。
「そんな姿になったけど心配しないで。入れ換えたパーツは、他人からは以前から
そうだった様におもわれるわ。一時的な催眠みたいなものだから、元に戻れば記憶
も戻るの。」
「でも、服はどうするんですか?」
美紀が、恥ずかしそうに胸と股間を隠しながら言った。
「それも大丈夫。これを服につけたら、あなたの今体型にフィットするわ。」
そう言って、霧吹きを持って来て、美紀の服にかけた。
「さあ、騙されたと思って着てみなさい。」
美紀はブラジャーを拾い、恐る恐るつけてみた。すると、美紀の大きな垂れた胸
にフィットしたのだ。
「す、すごい。」
その調子で服を着替えていった美紀だったが、着替え終わると、気になる事があった。
0456名無しさん@ピンキー2015/10/13(火) 01:23:31.43ID:lJWESZbK
「あの、これってサイズ大きくできませんかね。」
そう、美紀の服はフィットしすぎたのだ。シャツのボタンもスカートのホックも
ギリギリギリギリで止まっている。今の、だらしない体型が。はっきりと見え
ているのだ。9月だが、汗も滲んでいる。
「そればっかりはしょうがないわね。諦めなさい。」
美紀も、仕方ないと諦めた。
「給料は手取りで週一で渡すから。その方が、安心でしょ。
たしかに、この体で目的を得ないまますごすのは美紀も辛い。
「はい、ありがとうございました。」
低く聞き取り辛くなった声で美紀が言った。
「父さんのためにも頑張ってね!」
美紀は、細い路地を体を横に向け、苦戦しながら歩いていった。
0457名無しさん@ピンキー2015/10/13(火) 17:21:43.89ID:lJWESZbK
その後の美紀は家に帰った。
「お帰りなさい。夕飯できてるわよ。」
「あ、はーい。」
母親わはっきりと美紀の姿を見たのだが、何の反応を示さなかった。
それに安心しつつも、少しむなしくなる美紀だった。

風呂に入る時、どうしても自分の裸を見なければばならないのが美紀には辛かった。
(こんな体で何日も過ごすなんて信じられない...)
夢の様な話だが、動く度に揺れる贅肉と、鏡に映るめったに見れない豚の様な
ブスの顔を見るたび、美紀は現実に引き戻されるのだった。
0459名無しさん@ピンキー2015/10/14(水) 21:33:47.32ID:E/XFHiAi
次の日、美紀は学校へ行ったが、教室につくまでにも様々なことがあった。
(電車に乗れば嫌そうな目で見られるし、噂してる学生もいる。おまけに満員
だからって、9月の後半にこんなに汗だくになるなんて...。学校でも何かやら
れるのかな。)
美紀の予想どうりだった。まず、明らかに話しかける人が減った。一部の友人
とは少し話せたが、何だか見下される様な気がした。よく話しかけられた男子
も、今は美紀の陰口を言っている。
(アイツ、何キロあるんだろう。お前聞いてこいよ。)
(嫌だよ。そんなのやるんだったら一万払うって。)
(どんな生活してたらあんなニキビ黒豚になんだろうな。)
(あれで弁当普通だよな。本物の豚だろ。)
0460名無しさん@ピンキー2015/10/14(水) 21:39:41.22ID:E/XFHiAi
(うう、もうやめてよ。私だってこんなの嫌だよ。)
美紀は本を読みながら、この地獄を耐えるしかなかった。

美紀は吹奏楽部でフルートをしていて、演奏会には毎回前の方に座っていた。
だが、指が太くなったせいか、以前よりも音程を外すようになった。また、
大きな体といかつい顔とフルートのギャップが大きく、バカにする女子も多かった。
0461名無しさん@ピンキー2015/10/15(木) 02:47:56.24ID:BGko4WTc
醜くなった後の描写をちゃんとかいてくれる作品は本当に少ないので
かなり嬉しい!!続きにも期待!
0463名無しさん@ピンキー2015/10/15(木) 21:01:04.73ID:1fjRHAiH
チンポウはついに自分が孫悟空の生まれ変わりだと悟った。
牛魔王から孫悟空が手にするという月光寳盒を奪い逃げようとしたところ
牛魔王の妹の香香がチンポウたちに向かって移魂大法を使ったため
猪八戒や沙悟浄と牛魔王の妻・鉄扇公主らがバラバラに入れ替わってしまった。
0464名無しさん@ピンキー2015/10/15(木) 22:10:59.14ID:aI/rzj/J
この姿になってから、美紀の楽しみと言えるものは、週に一回渡される給料に
なっていた。週に2、3万ほどだったが、着実に手術代は貯まっていった。母の
パートも合わせると、12月の半ばには貯まる計算だった。

ある日、学校から家に帰っているとき、駅前で例の店員に会った。
「美紀ちゃん。調子はどう?」
「多少は慣れましたけど、滑舌は良くなりませんし、運動をするとすぐ汗だくに
なるんで体育が大変ですね。」
「まあ、滑舌はその歯と唇じゃ仕方ないわね。受け入れなさい。」
そんな風に話をしていると、店員がある提案をしてきた。
0465名無しさん@ピンキー2015/10/15(木) 22:20:40.02ID:aI/rzj/J
「アルバイトの追加ですか?」
美紀は驚いた。アルバイトと言うからには新しいパーツを追加するのだろう。
だが、これ以上どうするのか、わからなかった。
「実はね、ある金持ちのおばさんから、目と鼻、脂肪を70キロ預かったの。
それをあなたが受け取れば、3週間期間を短縮できるの。やってみない?」
美紀はぞっとした。今の細い目や、豚の鼻と言われている鼻よりも、醜いパーツが
つけられるのだ。しかも、体重が70キロも増えれば、約190キロになり、日本では
まずいないような肥満体型になるのだ。
0466名無しさん@ピンキー2015/10/15(木) 22:27:22.51ID:aI/rzj/J
「そんなの...嫌ですよ。今も豚とかデブスとか言われてるのに、そんなのになった
ら...まるで化け物じゃないですか。」
断ろうとする美紀だが、店員が交渉してくる。
「ええ、十分わかった上で聞いているの。あと1週間化け物として過ごすか、
1ヶ月デブスと言われながら過ごすか、あなたが決めなさい。お父さんの方も
大変なんでしょう?」
確かに店員の言う通りだ。父はもう数ヶ月入院しており、そろそろ仕事に戻ら
なければ、色々とまずいのだ。
美紀は、しばらく悩んだ上で、結論を出した。
0468名無しさん@ピンキー2015/10/20(火) 09:17:59.63ID:YoWEAnv7
シエンタ
0469名無しさん@ピンキー2015/10/21(水) 23:47:59.39ID:2fl0ugGI
悪の女王が隣の王国を征服。
悪の女王は魔力で捕虜にした王女を吸収。
又、悪の女王配下の悪のアマゾネス戦士達も王国の貴族の娘達を吸収。
王国のか弱い乙女達は悪の女王達に乗っ取られ強い悪の乙女達へと生まれ変わる。

悪の女集団が善の乙女達を乗っ取るシチュエーション
0470名無しさん@ピンキー2015/10/22(木) 01:05:32.48ID:eEUQZslu
466の人忙しいのだろうか
最強に萌えるから
もし煮詰まってるなら続きじゃなくても新作かいてくれねぇかな
0472名無しさん@ピンキー2015/10/22(木) 20:06:33.91ID:eEUQZslu
そうだね
もう見れないと思うとつい。
不快にさせてしまったのなら申し訳ありません
0473名無しさん@ピンキー2015/10/23(金) 21:01:32.02ID:pr0JsXE6
すごい古いけど「WORM」はこのジャンルに入るのかな
女に蟲を寄生させて淫乱にするやつ
0474名無しさん@ピンキー2015/10/24(土) 21:31:17.82ID:fd56id1z
乗っ取る主体が女としての個性を持っていて、
乗っ取られた宿主は乗っ取った主体の個性に支配される、
という設定は欲しい。
あるいは乗っ取った主体が宿主の記憶・知識を読み取って完璧に成り済ますとか。
0475名無しさん@ピンキー2015/10/28(水) 23:03:40.41ID:857QXHHB
借金のかたに美点を取られる系の話が好き
0476名無しさん@ピンキー2015/10/30(金) 08:28:53.16ID:F/rx4jXW
ガチムチな女戦士がか弱いお姫様の肉体を乗っ取って
お姫様の柔肌に身を包みながらも身体能力はガチムチ女戦士、
華奢な身体なのに大剣を振り回したり、
気品の漂う身体で積極的に仲間の勇者の腰に騎上位。
膣力も中身は女戦士なので締め付けが凄い。
勇者「い・・痛い・・・でも・・気持ちいい・・」
お姫様(中身女戦士)「気に入ったかい?・・柔らかい身体・・あたしも気に入ったよ、この身体・・」
勇者「今までゴツイ身体とは大違いだよ・・・柔らかくて・・・」
お姫様(中身女戦士)「失礼だねぇ・・・でもこれからはあんたはあたしを護るんだよ。何しろあたしはお姫様なんだからねぇ・・・」
勇者「・・・お前に襲い掛かる命知らずなんていないよ・・」
お姫様(中身女戦士)「酷いわ勇者様・・・こんなか弱い乙女を護らないなんて・・・酷すぎるわ・・」
勇者「・・・結局お前楽したいだけじゃないか・・」
お姫様(中身女戦士)「いいじゃないか・・たまには甘えさせておくれよ・・」
勇者「・・まああいいいか・・・ではお姫様、お城までお連れ致します」
お姫様(中身女戦士)「・・良いね・・じゃああたしもお姫様気分で・・・
          では勇者様・・よろしくお願いします・・」 
0477名無しさん@ピンキー2015/10/30(金) 18:43:53.09ID:JhjgCU0I
投稿します

「不思議な喫茶店」
ある日曜の昼下がり
1人の女子高生は自宅の郵便受けに入っていたチラシを握りしめながら、
学校近くに出来た喫茶店へと入っていった。
「人生が変わる喫茶店か…」
そんなあやしげな謳い文句を怪しんだ人が多いのか、
オープンしたばかりと言うのに客が誰もいない。
だまされたと思いながら、女子高生はおすすめと書いてあるオリジナルブレンドのコーヒーを頼む。
生徒をターゲットにしているのか、どのメニューも普段通っている喫茶店よりも安い。
コーヒーを頼んでいる待ち時間の間、チラシをもう一度見る。
「もうすこし身長が高かったら、すきなバレー続けたんだろうな。でも、この胸も邪魔だし…はぁ」
女子高生はコンプレックスの低い身長とそれに見合わぬ巨乳に溜息を吐く。
女子高生は150cm程度と最近の若者にしては小柄であある一方、
胸は服の上からもわかるほど自己主張しているほど大きい。
友達からは「栄養を胸に吸われたから、小さいんじゃない」と言われるほどだ。
「10cm伸びても普通だし、バレーするならあと20cmは欲しいなぁ…」
小学生低学年・中学年のころは回りほど差はなく、県の大会で優勝に貢献したこともある。
しかし、高学年になってから、周りとの差が付き始めて気付けば、未練がましくマネージャーをやっている始末だ。
ぶつぶつと不満をいっていると、すらっと背の高いモデルのような女性が入ってくる。
「キレイ……私もあれだけ背があればいいのに」
そうこうしていると、喫茶店のマスターがコーヒーを持ってきたので
砂糖・ミルクを入れてゆっくりと口の中へと運んだ。
0478名無しさん@ピンキー2015/10/30(金) 18:56:33.15ID:JhjgCU0I
背の高い女性は隣町から近くの高校でバスケの練習試合をし、その帰り道に喫茶店へ寄ってみた。
バスケ部の女性はコーヒーを頼み、ふぅと一息入れ、今日の試合のことを思い出す。
いつものようにダンクを決め、周りからキャーやカッコイイと声援を浴びる。
でも自分が求めているのはそんな声援じゃない。
「一度でもいいから、可愛いと言われてぇ〜」
小学生の頃から背が高く、周りから薦められる形でバスケを始めた。
声援を浴びるのは気持ち良いし、大会で買ったら嬉しいし、それなりには充実しているはずだった。
「こんなに背が高いと可愛い服とか着れねぇし、
可愛いものが好きですと言ったら似合わないと言われるし…」
せめて、おしゃれや身だしなみは気をつけようとするも、
自分に送られるのは可愛いではなく綺麗である。
「そういえば、さっきの子もキレイって言ってたな。
あんだけ小柄なら可愛い服とかゴスロリとかに会うだろうな」
自分がゴスロリを着ていたとしても、
片手にリンゴを持ったら白雪姫に出る悪い魔女だなと心の中で苦笑する。
そんな心境を察したのかマスターがコーヒーを持ってきたので、ブラックで一口飲むことにした
0479名無しさん@ピンキー2015/10/30(金) 19:19:50.65ID:JhjgCU0I
コーヒーを飲んだ女子高生たちは急に身体が熱くなる。
「靴が痛い!」
小柄な女子高生は慌てて自分の靴を脱ぎ棄て足先を見ると、
足の指がビデオで早送りしたかのように伸びていき、靴下を突き破る。
そして、足がぐんぐんと伸びていく。
「う、うそ……」
なにが起こっているのか分からなくなった小柄な女子高生は周りを見渡すと、
さっきの背の高い女子高生が縮んでいくのが見える
「な、なんでちっちゃくなっているんだ!?」
どうやら、向こうも何が起こっているのかさっぱり分からないようだ。
そして、自分の変化が気になった小柄な女子高生は鞄から手鏡を取り出し、その変化をみることにした。
足の次は胴体、腕と変化して行き、服がきつくなったので、すべて脱ぎ捨て全裸になる。
ぷるんと震えるGカップ近くある自分の巨乳も小さくなり、Dカップ程度になる。
(もうすこし、小さいほうが良いんだけど……)
これ以上の変化は見受けられないので、これ以上は小さくならないようだ。
そして、ツインテールでまとめていた自分の髪もさっきの女性みたいに、やや短めのショートヘアーに変わる。
そして、幼く見えていた自分の顔もちょっと大人びた感じがする。
「これが私……すごく良い」

一方、変化の終わったバスケ部の女性は服を引きずりながらもトイレの鏡を見る。
そこに写し出されたのは、ちょっと童顔な雰囲気を醸し出す顔。
ぺったんこでスポーツするために生まれたんだろと言われた胸がEカップ程度まで膨らんでいる。
そして、あれだけコンプレックスだった身長も150あるかないかまで縮んだ。
「ちょっと胸のサイズが問題かもしれないけど、これなら可愛い服が着れるな。
どういう仕組みか分からないけど、良いじゃん。この姿」
そして、2人の目の前にある鏡が突如光だし--
0480名無しさん@ピンキー2015/10/30(金) 19:30:32.22ID:JhjgCU0I
光がおさまると、元・小柄な女子高生が目を醒ます。
「どうしたんだろう…私?」
自分を服装を見るが、いつものように隣町の高校の制服を着ている。
「今日、バレーの練習試合だったから疲れていたのかな?
あっ…いけない。もうこんな時間。そろそろバスに乗らないと!田舎だからすぐ終電になっちゃうんだから」
そして、元・小柄な女子高生はお勘定を払い、バス停へと向かった。

そして、トイレから戻ってきた元・バスケ部の女性は砂糖とミルクをたっぷり入れたコーヒーを飲み干し清算する。
「そういえば、このあいだショッピングモールができたんだ。
ここから歩いていけるし、可愛い服がないか見てみようと」
近所住まいの特権であるクーポン券を鞄に持っていることを確かめた元・バスケ部の女性は、
可愛らし気なツインテールを揺らしながら、楽しそうに歩いていくのであった。
0481名無しさん@ピンキー2015/10/30(金) 20:12:45.76ID:+pUpw67V
超乙!好みとか、体以外の色々も入れ替わるのがイイネ!
0482名無しさん@ピンキー2015/10/31(土) 15:52:24.63ID:aBUP5W4m
お疲れ様です。
お互いが望む姿になる店。
すごく面白いです。
気分がのったらまた続きをお願いします。
ぜひ続きを読みたいです。
0483名無しさん@ピンキー2015/11/02(月) 01:22:17.23ID:bgvl/TIG
「私...やります。」
美紀が言った。
「良いの?一度交換したら、期限まで戻れないわよ。これはビジネスだから。」
「はい。この姿で中途半端に過ごすよりは、やってやろうと思ったんです。」
美紀の本気の表情に店員も納得した。
「わかったわ。それじゃあ、近くの公園でしましょう。人が少ないほうが良いし、
店だと出入りが大変だから。」
そうして、ふたりは、公園のトイレの陰に行った。だいぶ暗くなり、人は見当たら
ない。
0484名無しさん@ピンキー2015/11/02(月) 01:29:00.99ID:bgvl/TIG
「さあ、いくわよ。」
店員は美紀の目にチップをつけた。すると、つり上がった細い目は、段々下に
垂れ下がっていった。顔つきが、いかついと言うより、間抜けな表情になって
いる。
「う...目が...」
「それはね、視力も悪いの。乱視のはいった近眼だけど、ちゃんと眼鏡も借りた
から。」
店員は、シルバーのチタンフレームの眼鏡をかけてあげた。
0485名無しさん@ピンキー2015/11/02(月) 01:41:50.93ID:bgvl/TIG
そして、すぐに鼻も変化させた。より低く、より穴の大きい、醜い鼻だ。美紀も、
黙って我慢している。
「さあ、いよいよ脂肪よ。服をぬいで。」
少し震えながら服を脱ぐ美紀だが、店員はためらわずにチップをつけた。
「ああ..う...」
美紀の体が、膨らみはじめた。足は丸太のように太くなり、うでは以前の太もも
ほどある。胸と腹は垂れながら大きくなり、股間を隠していく。二重あごは、
首を覆いつくし、わずかにあごのラインが見える程度だ。顔はち切れんばかり
に膨らみ、低い鼻と目が埋もれそうになっている。
「嫌...もうだ、め」
美紀はその場で倒れ、気を失った。
0486名無しさん@ピンキー2015/11/02(月) 14:47:03.50ID:I2a362SC
C
0487名無しさん@ピンキー2015/11/02(月) 16:53:58.99ID:Wpw6o3gu
おおっ、続きが上がってる!
後、wikiの方の更新はまだかな?
自分には出来ないんです。
0488名無しさん@ピンキー2015/11/03(火) 09:59:14.01ID:Jc99VmeF
お、続きが来た
ゆっくりでいいんで
最後まで頑張ってください
0489名無しさん@ピンキー2015/11/03(火) 15:34:12.46ID:JKpYO3Dc
しばらくして、美紀は目を覚ました。すっかり周りは暗くなっていた。
(私、あれからどうしたらんだろう...)
考えながら起き上がろうとするが、お腹の肉が邪魔で、時間がかかった。
(ああ、こんなに太っちゃったんだ。)
やけに冷静だった。周りを見渡して、服を見つけると、その上に手紙がおいてあった。

 目は覚めた?服には例の霧吹きをしたから、着替えられるわ。その体じゃ店
に来るのは大変だろうから、1週間後、この公園で午後6時に待ち合わせね。
0490名無しさん@ピンキー2015/11/03(火) 15:50:01.84ID:JKpYO3Dc
とりあえず、美紀は服を着ることにした。かなりきつかったが、なんとか着る
ことはできた。
(そういえば、どんな風になったんだろう。)
気になったので、トイレの鏡で今の姿を見てみることにした。
「うわ、これが私?」
そう思うのも無理は無かった。すでにブスになっていたとはいえ、目と鼻はさらに
酷くなり、体も着ぐるみ見たいに膨れていたからだ。
(こんなになったら学校も大変だろうな。)
先の事を考えると、心が重かった。
0491名無しさん@ピンキー2015/11/04(水) 21:15:36.75ID:6CG98phs
その後の生活は、美紀にとって地獄そのものだった。無視や陰口で済んでいたいじめ
は、過激なものになっていた。物は隠され、酷い時にはゴミ箱に捨てられていた。
担任も、それを黙認しているようだった。部活には、恐くて行けず、1日中会話がない
こともあった。思い込みかもしれないが、母ですら自分を嫌っているように感じられた。
(少し我慢すれば大丈夫。)
そう考えていないと、やっていけなかった。
0492名無しさん@ピンキー2015/11/04(水) 21:29:17.50ID:6CG98phs
1週間がたち、ようやく元に戻れる日がやってきた。公園にいくと、店員が
待っていた。
「1週間お疲れ様。大変だったでしょう?」
「はい、それはもう...」
少し泣きそうになりながら、美紀は答えた。
「ごめんなさいね。ところで、話があるんだけど...」
「なんですか?」
美紀がたずねた。
「うちの店で、従業員としてのバイトをしてみない?」
0493名無しさん@ピンキー2015/11/05(木) 22:19:15.84ID:Q1QrebB6
「バイトですか...」
「私、あなたのことが気に入ったの。真面目に今までバイトしてくれて、そんな体
になっても頑張って学校にも行ってたでしょ。あなたになら、この店を手伝って
もらいたいとおもったの。」
美紀は悩んだ。バイトをするのも良いかもしれない。だが、怪しいこの仕事をする
ことに、不安もある。両親に迷惑をかけるかもしれない。美紀は断ることにした。
0495名無しさん@ピンキー2015/11/06(金) 08:59:46.30ID:SRVGpshS
で、出たー誰も得しない感想を述べる奴ー!ここはおまえの日記じゃねぇぞー?

>>493
いよいよ終盤かな?続き楽しみにしてます!
0496名無しさん@ピンキー2015/11/06(金) 20:50:09.51ID:GMxfnJMi
『大切なのは…』

「な…なんで私が目の前にいるの!?」
ミホが目の前にいる自分自身に言う。
そして、目の前の自分は自分もしたことが無いような割るびた表情を浮かべながら、ニヤリと笑う。
「貴方がいるから、あの人は私を振り向いてくれませんの。なら、入れ替わるしかないじゃない!」
「入れ替わって…?」
ミホは近くの窓ガラスに映る自分の姿を見る。
そこには茶髪でショートヘアーの自分でなく、さらさらとした金髪のロングヘアーの女性が映る。
「これって…レイカさん?」
自分が隣のクラスにいるお嬢様のレイカになっていることに気付く。
おそらく目の前にいる自分はレイカ本人なのだろう。
それでもなぜ、自分がレイカと入れ替わらないといけないのか全く見当もつかない。
彼氏のタツヤとは中学生時代からの付き合いで、レイカと会ったのは高校に入ってからだ。
困惑しているミホに衝撃のことを投げかける。
「この魔術は24時間を経過すると貴方の人格が消えますの」
「えっ……?」
「消えたくなければ、誰かに私の正体を見破らないといけませんわ」
「そんなの私が誰かにこのことを言えばいいだけ-」
「ふふ、そういうと思ってもう一つ魔術をかけておきますの」
レイカが怪しげな呪文を言い出すと、自分の足元に青白く光る魔法陣が浮かび上がってくる。
早く逃げないと焦るミホだが、金縛りにあったかのように動くことができない。
そして、目の前に青い光が広がり、それが収まると-
「なんでしたの、さっきの光は? なんですのこの喋り方は??」
いくらミホが自分の言葉で喋っても、レイカのような口調で話してしまう。
「うまくいったみたいね。貴方のお名前は?」
「そんなの決まっていますわ。私はレイカよ!」
自分がミホだと言おうとしても、必ず自分がレイカと言ってしまう。
「貴方には私と同じ口調でしか話せず、このことを一切喋ることができないようにしましたわ」
「そんなことをしても、ミホになりきれるわけありませんわ!」
「言っておりませんでしたが、私はあなたの記憶を自由に読み取ることができますの。
貴方と付き合い始めたのは…修学旅行の時に遭難したときに助けてもらったのね。かっこいいですわね」
「やめてくださる。ミホの記憶を読むの!」
「キャーキャー喚いても、貴方はなにもできませんわ。
では、私はいつものように彼と手をつないで帰りますわ」
そういうとレイカはミホを残して教室から出ていく。
そして、窓から眺めると嬉しそうに腕を組むレイカが帰っていくのが見えた…
0497名無しさん@ピンキー2015/11/06(金) 21:13:43.11ID:GMxfnJMi
レイカは何も知らないタツヤと腕をくんで、(ミホの)自宅までの帰り道を満喫していた。
「……今日、なんかあったのか?」
タツヤからしたら、いつもより積極的なミホの様子に違和感を感じたのか疑問を投げかける。
「うん。でもたっちゃんにはナイショ」
「……そうか」
女には男には言えない秘密があるんだろうと思ったのかタツヤはまたちょっとした世間話をする。
普通の人からすれば、他愛のない話かもしれないが、お嬢様として生まれ育ったレイカにはどの話も新鮮味あふれる話だった。
そうこうしているうちにミホの自宅へとつき、軽い別れのキスを交わした後、「また明日な」と彼と別れてしまう。
「あの人とあんなに喋れるなんて夢みたい…」
レイカは夢心地でミホの自宅へと入っていくのであった。
そんな彼女を遠目で見たタツヤはふと一言漏らす。
「今日のあいつ…おかしかったな。いつもは手をつなぐだけで顔真っ赤なのに……」

翌朝、タツヤはいつものようにミホを迎えに行き、学校へと向かった。
そして、ミホになりすましたレイカは昨日のやりすぎた行動を反省し、今日は手をつなぐだけに留めた。
そう今日の夕暮れを超えれば、真実を知る者はいなくなり、レイカはミホに、タツヤを独り占めすることができるのだ。
「…今日は抱き着かないんだな」
「うん。あとで思い出したら…すごく恥ずかしくなっちゃって……」
「…そうか」
レイカはミホのように顔を赤く染めながら、言い訳をする。今回は演技がうまくいったのか、タツヤは納得した様子であった。
そんなとき、レイカになったミホが現れる。
「ごきげんよう。タツヤさん、ミホさん」
「ああ。おはよう」
「おはようございます。レイカさん」
「タツヤさん。お話がありますの。ちょっと来てくださる?」
「別に構わない。ミホ、すまないけど先に行っててくれ」
「…うん。でも早くしてね」
「分かってる」
そして、タツヤとミホは体育館の裏へと向かった。
0498名無しさん@ピンキー2015/11/06(金) 21:27:56.85ID:GMxfnJMi
「なんだ、話って?」
(相手がお嬢様でも口の利き方が悪いんだね)
ミホは心の中で、誰とでも同じように接するタツヤを見て、少し安心した。
「なにかおかしいと思いませんの」
「なにをだ?」
「私と……」
ミホを見てと言おうとしたが、その先の言葉が出ない。
「私はレイカですわ!」
「…そうだろうな」
「違いますわ。私はレイカです!」
「…一度病院に行ったほうが良い」
タツヤはそう言い残すと、ミホの元から去っていく。
そして、一人残されたミホは子供のように泣きじゃくんでいた。
(もう無理だよ…私)
始業開始5分前のチャイムが鳴り響いたとき、ミホの元に1通のメールが届いた。


放課後、レイカは夕日が沈むのがまだかまだかと思いながら、部活動をする。
そして、部活動が終わり、夕日が地平線の向こうへ沈み始める。
そして、携帯のメールを見るとタツヤから屋上に来るようにと連絡があった。
なんでも手渡したいものがあるとのことだ。
そのプレゼントの中身を予想しながら、レイカはウキウキした様子で屋上の扉を開けると、そこにはミホとタツヤの姿があった。
0499名無しさん@ピンキー2015/11/06(金) 21:46:19.09ID:GMxfnJMi
「なんでレイカさんがいるの?」
「ああ。俺が呼んだんだ。最近、よく俺に付き纏うだろ。
だから、俺とお前の仲の良さをアピールしたら、あきらめるんじゃないかと思ってさ」
自分のストーカーまがいの行動のせいかと思ったレイカは納得する。
それに引き換え、ミホの方は絶望した様子で今にも逃げ出しそうである。
(もう時間切れ…私の勝ちよ!)
内心、勝利を確信したレイカはタツヤと舌を中に入れるような熱いキスを交わす。
そして、キスを終えたタツヤは-
「お前、ミホじゃないな」
レイカは自分の中にある何かが崩れていく音が聞こえてきた。


「私、ミホだよ。ちょっと激しいキスをしたけど、それはレイカさんをあきらめさせるためだし…」
「そうかもしれない。なら、お前が遭難したとき、俺をどう思った?」
「カッコイイって……あっ」
レイカはうっかり自分の感想を述べてしまう。そう、あのときミホは-
「語るに落ちたな。あいつは俺の事を可愛いと言ったんだ」
(そう。あのときの私は探すためにボロボロになったタツヤが照れ隠しで、不良とけんかしていたなんていうミエミエの嘘を言った。
そんなタツヤは「照れちゃって。外見に似合わず可愛い」なんて言っちゃったんだ)
ミホはあの時、冷静には居られなかった。そのため、普段とは違う感性で喋ってしまった。
しかし、あの事件があったから、ちょっとこわもてのタツヤを見る目が変わり、最終的にには付き合うようになったのだ。
「この事件を知らないのは高校で出会った連中だけだ。そして、昼休みに呼び出したこのレイカはこの事件をなぜか知っていた。俺たちしか知らないこともな」
(私が封じたのは入れ替わりや自身のこと…自分たちの出会いまでは封じていない!?)
レイカの額に冷や汗が流れる。まさか魔術にそんな穴があるなんて思いもよらなかったのだ。
「このことから導かれるのは…お前はレイカだ!そして、こっちのレイカがミホだ!」
0500名無しさん@ピンキー2015/11/06(金) 22:06:28.76ID:GMxfnJMi
「いつから私のことをレイカだと…」
「はじめは単なる違和感だった。でも、お前と話しているうちに違和感がどんどん膨れ上がった。
そして、もう一人、いつもと違うことをいうやつがいた」
「それが私ですの。タツヤさんは頭が悪そうに見えますが、キレるときはキレる頼りがいのある人ですの」
「ミホが勇気を振り絞って、たとえ真実がいえなくても俺に違和感を持たせてくれたら、この賭けに出ることができた」
そして、夕日はあと数分もすれば完全に沈むだろう。
「お前は何をしたかったんだ? そもそもなぜ俺が好きなんだ。お前と言葉を交わしたのは1年の時くらいで-」
「貴方は覚えていないでしょうけど、私が掃除当番を男子生徒に押し付けて帰ろうしたときに、貴方はお嬢様である私にこう言いました」

『おい、掃除当番さぼるなよ』
『私、手が汚れるの嫌いですの』
『じゃあ、掃き掃除すればいいじゃん』
『そういう問題ではなく-』
『なんか急いで帰る用事があるのか? それなら、俺も手伝ってやる』

「……そんなことあったけ?」
「貴方から些細な事かもしれませんが、私をお嬢様のレイカではなくただの女子生徒として扱ったのは貴方が初めて最後ですわ」
(さすがたっちゃん。空気を読もうとしない)
ミホは内心あきれながら、レイカの独白を聞いていた。
「最初はあきれていましたが、段々と誰にも独自の価値観を譲らない貴方に惹かれていきました。
そして、私はミホになりました。なれたはずでした」
魂が抜けたかのように崩れ去るレイカを見て、慌てて駆け寄るタツヤ。
それを最期にみたレイカは
(私を憎んでもおかしくないのに、心配してくださるなんて…)
「あ…り……」
そして、レイカは夕日が沈むと同時に意識を永遠に失うのであった。
0501名無しさん@ピンキー2015/11/06(金) 22:43:18.28ID:GMxfnJMi
後日談

俺、タツヤは昔からこの顔のせいで人から避けられている。
そのせいもあり、「大事なのは外見よりも中身」をモットーとして生きている。
少し前に彼女が入れ替わるという事件が起こった。
運もあったけど、それ自体はすぐ解決したのだが…なんでこうなった。

俺は中庭のベンチで購買部で買ったパンを食べていた。
この顔のせいで誰も、いや一人を除いては近くに座ろうとしない。
そして、『レイカ』がいつものミホが座っている俺の右隣に座る。
この『レイカ』は中身がミホのレイカだ。あの事件が終わってもミホは元に戻ることができなかった。
ただそれだけなら、俺は悩むような真似はしない。
外見はどうであれ、中身がミホなら、外見がミホであろうとレイカであろうと同じように愛するだけだ。
「隣…いいかな?」
緊張しているのか顔を赤くしながら『ミホ』が俺の左隣に座る。
そう、この『ミホ』の人格は入れ替わる前のミホなのだ。


中身がレイカだったミホが目を醒ます。
「なんで、レイカさんがいるの?」
「…遭難したとき、お前がねん挫したのは?」
「右だよ。すごく痛くて骨折しちゃったんじゃないかって…」
恥ずかしそうに『ミホ』が言う。もしかして、この『ミホ』は…
「たっちゃん、騙されないで…って戻ってる!? 私はミホ。言える!」
嬉しそうにレイカになったミホがはしゃぐ。
その理由がわからないのか『ミホ』は?マークを浮かべる。
その後、レイカになったミホが思い出したくもないレイカの記憶をたどりながら、
レイカしか知らないことを尋ねるが一つも答えることができない。
この様子を見て俺は一つの結論をだした。
「この『ミホ』は…ミホだ」


そして、『ミホ』と『レイカ』は俺を取り合うようになった。
このことを知った中学時代からの友人は鬼の両手に花と笑うように言う。誰が鬼だ。
「外見よりも中身って言っているけど…」
「中身が同じ場合はどっちをとるの?」
俺を悩ませている意地悪な問い。
友人が言うように外見だけを見れば、レイカの圧勝ともいえるスタイル。
だが、これまで俺が愛したのはミホだ。
ならば、ミホかと言われると中身は間違いなくレイカのミホ…だが、それを取るとミホのミホを悲しませることに……
はたして、この問いに2人が納得する答えはあるのか…?
そして、俺はパンを飲み込むように食べ、その場を逃げるように立ち去ることを決めた。
0502名無しさん2015/11/08(日) 10:40:34.99ID:8ePEqzeZ
新作きてる!
素晴らしいね。これからも楽しみにしてます!
0503名無しさん@ピンキー2015/11/08(日) 15:27:46.87ID:tYfg820G
「ごめんなさい。やっぱり親に心配かけたくないし、これ以上は不安で。だから
そのお誘い、お断りします。」
「そう、仕方ないわね。」
店員は、諦めたような表情をしながら、カバンからチップを二つ取り出した。
「とりあえず、目と鼻よ。あのおばさんに返すから。」
眼鏡を外し、美紀の鼻と目にチップをタッチした。そして、その様子を手鏡で美紀にみせた。
「あれ...この形おかしくないですか?」
美紀が言った。それは、一つ前の美紀がつけてたパーツだった。
「しまった、店かしら。ごめんなさい、ちょっとついて来てちょうだい。いちいち
戻るの面倒だから。」
「あ、はい。」
二人は、190キロまで太った美紀のペースで、ゆっくり歩いて行った。
0504名無しさん@ピンキー2015/11/08(日) 15:41:08.21ID:tYfg820G
「大丈夫?もう少しだから。」
「はあ...はあ...は、はい。」
美紀は店へ入るための細い路地で足止めをくらっていた。お腹を限界まで
引っ込めて、やっと通れるのだ。制服のボタンが擦れている。
5分ほどかけて、やっと店に入れた。
「ふう...」
カウンターの前にあるソファーに勢いよく座った。黒い肌には玉のような汗が
浮かんでいる。
「あらあら、色黒の鏡もちみたいで面白いわね。」
「う...馬鹿にしないでくださいよ。」
美紀は少しつらそうに笑った。
0505名無しさん@ピンキー2015/11/08(日) 15:54:38.98ID:tYfg820G
「さあ、あなたのデータが入ったチップよ。」
店員が、巾着袋の中に入ったチップを見せた。
「やっと、元に戻れるんですね。」
美紀の頭の中で、色々なことがよみがえった。いじめられた学校生活、周囲の
冷たい視線、鏡で見る醜い自分の姿。それらが今日で終わるのだ。
「さあ、服を脱いで。」

少しして、美紀はすっかり元に戻った。スタイルの良い体、サラサラの黒いロング
ヘアー、色白の肌、整った眉毛、大きい二重の目、ほどよい高さの鼻、桃色の
薄い唇、きれいに並んだ白い歯、高く美しい声。今まで、他人の醜い部分と入れ替わり
していた美紀は、元の美少女に戻れたのだ。
0506名無しさん@ピンキー2015/11/08(日) 16:07:09.92ID:tYfg820G
「うう、やっと、元に...」
美紀は思わず泣いてしまった。
「今まで本当に辛かったのね。そんな美紀ちゃんにこれをあげるわ。」
そういって店員が差し出したのは、さっきまでの美紀のパーツのデータが入った
チップと、青白い手のひらサイズの一つの石だった。
「これってあのパーツ...いらないですよ!もうあんな思いしたくありません。それに
お店の商品でしょう?」
「良いのよ、どうせ使う客なんていないんだし。それに、自分で元に戻れるのなら、
醜くなるのも楽しいわよ。寒い日は太ってみたり、1人になりたいときはブスに
なったり。私もたまにするけど、結構良いのよ。あと、この石は例の霧吹きを
固体にしたもの。これでこすれば、好きなだけ服のサイズをかえれるの。今までの
ご褒美よ。」
0507名無しさん@ピンキー2015/11/08(日) 16:11:40.51ID:tYfg820G
「ええ、気が向いたら使ってみます。」
美紀は微妙な表情をしながら受け取った。
「はい、あと忘れちゃいけないお給料。お父さん、よくなるといいわね。」
店員は、一気に一月分渡した。このときは、美紀は満面の笑みで、「ありがとう
ございます。」と言った。
そして、店を出ていった。
0508名無しさん@ピンキー2015/11/08(日) 16:24:43.13ID:tYfg820G
「いい子だったわね...」
店員が伸びをしながら呟いた。
「あの子、どんな反応するか、たのしみね。」
実は、彼女はあのチップに2つの細工をしたのだ。
1つ目は、オートロック機能をつけたこと。美紀が、最大まで太った際に、
店で解除しないと、自分のパーツに戻せないのだ。ただ、自分意外のパーツは
つける事ができる。
2つ目は、事前に脂肪のチップ
に20キロ分追加していたこと。これで、店に入れなくなってしまう。
(あの子が最大まで太った時、他のパーツも併用して使うでしょうね。どうせなら
顔もって...。そしたらチップが反応しなくて、ビックリするでしょうね。まあ、
私の誘いを断った罰よ。)
店員は、ニヤリと笑うと、商品棚に向かった。
(美紀ちゃんに会ったら、ブスの顔して驚かしてみようかしら。でも、その時は
あの子のほうが凄そうね。)
0509名無しさん@ピンキー2015/11/08(日) 16:57:58.48ID:Ze0kJ8YP
おおー!ダークな結末!とてもよかったです!!
それともまだつづくのかな?

終わりなら次回作にもめちゃちくちゃ期待してます!!
いや、本当によかった!!
ここ最近、毎日このスレ開いて見るくらい先がきになる
良いシチュエーションのssでした!
お疲れさまです!!
0510名無しさん@ピンキー2015/11/08(日) 17:18:57.97ID:t1H+D/fH
面白かったです。
美紀がバイトをすると言ったIFも見てみたいですね。
0511名無しさん@ピンキー2015/11/09(月) 00:25:33.38ID:Y+KwkB7T
もう少し続きます。

年を越して1月の半ば、夕方に店員が公園の前を歩いていると、ベンチに1人の女性
が座っていた。後ろ姿だったが、丸々と太った体と天然パーマで、美紀だとわかった。
学校帰りなのだろうか、制服をきている。
(あれは戻れなくなって落ち込んでいるのね...だったら。)
彼女はカバンからチップを数枚取りだし、自分のパーツと交換した。今日の仕事で交換
したものだ。顔は一回り大きくなり、顎がしゃくれている。目は細くつり上がり、
体には脂肪が40キロほどつき、二重顎になった。鼻も、大きくなっていく。
美紀ほどではないが、すっかり醜くなった彼女だが、もう一枚チップを取り出す。
それは、新しく始めた、年齢を交換するものだった。
彼女の変化はさらに大きくなる。顔にはしわ、シミ、イボができ、ブルドッグのように
肉が垂れる。髪は白髪が3割ほど占め、胸と腹もだらしない形になった。
(さすがに45年分は多かったか。関節が痛くなってきた。でも、地味な服で良かった。
霧吹き忘れたのは痛いけど、ワンピースとかだと不釣り合いだもんね。)
0512名無しさん@ピンキー2015/11/09(月) 00:58:22.36ID:Y+KwkB7T
そして、彼女は美紀に話かけた。
「どうしたの?あなた。暗くなるわよ。」
少しかすれた声だった。美紀は振り向くと、少し驚き、言った。
「別に...関わらないでください。笑いに来たんですか?写真をとりに来たんですか?
どっか行ってください!こんなデブスになって、しかも戻れなくなって、死にたいん
ですよ!誰に言っても私の言うことは信じないし、頭のおかしいブスなんてレッテル
貼られてるのよ。これ以上私にかまわないで!」
店員はこのリアクションが欲しかった。誰にも理解されず、苦しむ醜い姿の女。死
まで考える彼女の姿。それが見たかったのだ。
「ちょっと、そんなに唾を飛ばさないでよ、汚い。それに唇と歯のせいか知らない
けど、全然聞き取れないわよ。声まで醜いなんて、かわいそう。」
店員が少し挑発した。
「な...馬鹿にしないでよ!あなたこそブスのババアじゃない!」
美紀はこの精神的苦痛で、性格が変わっていた。真面目で優しい美少女から、
暴言を吐く心の歪んだ化け物に成り下がってしまった。
店員は、ここまでなるのはつまらなかった。美しい心のまま、過去を思いだし、
もがき苦しむ醜い女が見たかったのだ。
「まったく、これなら前の色黒鏡もちの方が可愛かったわ。あの子は病気の父親を
助けるために自分を犠牲にして頑張ってたの。それじゃあ、お父さんも悲しむわよ。」
美紀はその言葉に反応した。
「ちょっと...あなた、なんでそれを...」
「これでもわからないなんて、やっぱりすごいわね。ゴムのズボンに食い込む贅肉の痛さ、
我慢しただけの価値はあったわ。」
店員は醜い顔で、いたずらっ子のように笑った。
0513名無しさん2015/11/09(月) 22:28:01.42ID:79JRiduj
>>512
いいですねー!まだ続きが読めるのが幸せ。
0514名無しさん@ピンキー2015/11/10(火) 22:11:38.34ID:5qb1LI7L
「もしかして、あの店員...?でも...」
「これね、美紀ちゃんを驚かそうと思ってパーツを交換したの。年齢もできる
ようにね。すごいでしょ。私見たいな女が、数分でこんなおばさんになれるのよ。」
それを聞いて、美紀は泣き出した。
「どうしてそんな、事が、できるんですか!私は苦しんでたんですよ!からかわないで
ください!ねえ、戻してよ!早く!」
店員は、カバンから何か取り出した。それは、金属でできたボールだった。
(ここまでやっちゃったのは失敗ね。でも、店に入ってもらわないと元に戻せ
ないし、こうするのが一番いいかも。私も殺されたりしたら嫌だしね。)
彼女が取り出したのは、記憶を改変し、性格をおとなしくさせる道具だった。
「じゃあね、美紀ちゃん。」
ボールが、美紀の頭に触れた。
0515名無しさん@ピンキー2015/11/10(火) 22:13:49.79ID:5qb1LI7L
「もしかして、あの店員...?でも...」
「これね、美紀ちゃんを驚かそうと思ってパーツを交換したの。年齢もできる
ようにね。すごいでしょ。私見たいな女が、数分でこんなおばさんになれるのよ。」
それを聞いて、美紀は泣き出した。
「どうしてそんな、事が、できるんですか!私は苦しんでたんですよ!からかわないで
ください!ねえ、戻してよ!早く!」
店員は、カバンから何か取り出した。それは、金属でできたボールだった。
(ここまでやっちゃったのは失敗ね。でも、店に入ってもらわないと元に戻せ
ないし、こうするのが一番いいかも。私も復讐されたりしたら嫌だしね。)
彼女が取り出したのは、記憶を改変し、性格をおとなしくさせる道具だった。
「じゃあね、美紀ちゃん。」
ボールが、美紀の頭に触れた。
0516名無しさん@ピンキー2015/11/11(水) 22:03:39.46ID:/2/UeOjp
人格交換機は入れ替わった人格を再交換しないようにプログラムされているので再交換は出来ない
0517名無しさん2015/11/11(水) 23:40:37.49ID:Fxa8h/2L
入れ替わりマニアックスの情報に
10/13に「チェンジ」っていう
女同士入れ替わりものの作品があるとだけ
書いてあるのだけど、これって何か知ってる人いますか?
0518名無しさん@ピンキー2015/11/14(土) 21:26:37.61ID:u5lBOus9
不思議な喫茶店2

店の掃除を終え、今日も自分の店が開く。
とはいえ、平日の昼間に入ってくる人はおらず、ゆっくりとした時間が過ぎていくのであった。
そんなとき、カウンター近くに置いてある自分の家族が映っている写真建てを見て、
マスターが昔のことを懐かしんでもおかしくはないだろう。


中学生の頃、彼の家庭環境は最悪だった。
母親がいわゆる教育ママと呼ばれる者で、自分や妹に勉強を強いていた。
自分はなんとか私立の中学に入れたものの妹が落ちてしまった。
それからというものの妹に八つ当たり気味に辛く当たるのであった。
こういうときに頼りになるのが父親かもしれないが、
彼らとの間にあったはずの夫婦としての愛はすでに冷め切っており、いつ離婚してもおかしくないだろう。
そして、今日も妹の部屋で母親の怒鳴り声が聞こえる。
(妹と母親の仲が良くなれば、なんとかなるかもしれない)
そう考えた彼は改善の一歩として、自分の小遣いで買ったハーブティーを妹の部屋に差し入れようとした。
0519名無しさん@ピンキー2015/11/14(土) 21:49:15.56ID:u5lBOus9
母親は涙を流しながら泣いている不甲斐ない娘を見て、溜息をついた。
自分は大学受験に失敗し、滑り止めの大学に行くことになった。
そして、受験の失敗を取り返すような働きぶりのキャリアウーマンとなった。
だが、勉強に仕事とそれ以外のことをほとんどしなかった彼女は恋愛に疎かった。
そのため、行き遅れ寸前でお見合いから今の夫に出会い、二児の母親になった。
だが、彼女の偏った知識では愛情の注ぎ方を間違えてしまい、夫とは冷え切った関係となった。
(もし娘と同じくらいの年齢になれるなら、別の生き方したかったわ)
だが、そんなことが起こるわけはないとわかっている。
そこで、中学の受験に失敗しても高校の受験をミスしなければ、帳消しになると割り切り、
手間のかからない息子を放っておき、娘に厳しく当たることにした。


そんな母親の気持ちがわかるはずがない妹はなぜ、自分だけつらく当たるのかと思っていた。
確かに兄と比べれば、勉強では劣るかもしれない。だけど、運動は得意だし、音楽に関して音痴の兄よりかは良いと思っている。
だけど、母親は受験で使う5教科の勉強しか見ない。
自分が母親になったときは勉強以外を見てあげないとと強く思っていた。

そんなとき、彼が入れたてのハーブティーと付け合わせのクッキーを持って、妹の部屋に入ってきた。
これが彼の運命を大きく左右することになるとは、このとき誰も思わなかった。
0520名無しさん@ピンキー2015/11/14(土) 22:06:52.85ID:u5lBOus9
「あのさ、二人とも勉強に根を詰め込みすぎじゃないかな。
少し休憩したらどう? 今日、良い香りのお茶を見つけたんだ」
彼がハーブティーを入れたカップを二人の前に置くと、母親は何もいれずにすぐさま飲み干す。
一方で妹は「良い香り」と言った後、シュガースティックを入れ、ハーブティーを少しずつ飲む。
少し気分が落ち着いたのか母親が、怒鳴るような声ではなく普段の声で「10分の休憩が終えたら、また再kー」
そんなとき、母親と妹が崩れ落ちる。
あのハーブティーに何かあったのかと思った彼は彼女らに「大丈夫?」とこえをかける。
しかし、彼女らはうめき声を上げるだけで、会話にならない。
すぐさま救急車を呼ぼうとしたとき、体がピタリと金縛りにあったように動かなくなる。
そして、彼女らに目に見える異変が現れる。
母親がみるみる小さくなっていき、それに反するかのように妹がビデオを早送りしているかのように成長していく。
母親のふっくらとした胸がぺったんこになり、ブラがずれ落ち、成長期特有のわずかなふくらみときれいなピンク色の乳首があらわになる。
一方、妹は背丈が伸び、お尻に肉が付き安産体系になり、胸がむくむくと膨らんでいる。
第3者からみれば、彼らの親子関係は逆にしか見えないだろう。
最後に目の前が真っ白に光り、何も見えなくなった。
0521名無しさん@ピンキー2015/11/14(土) 22:23:28.04ID:u5lBOus9
光が収まると、妹と同じくらいの女の子になった母親が勉強机に座っており、妹だった大人の女性が元母親の頭を撫でている。
その後の会話を聞いてみると、この間の小テストで満点を取ったことをほめているようだ。
前の母親なら、「当然よ」と言って切り捨てていただろう。
「でも勉強も良いけど、ちゃんと他の子とも遊ばないと駄目よ」
「うん。だから、宿題を早く終わらせてミカちゃんと遊ぶんだ」
そう笑いながら、元・妹がノートに目を向けようとするとカップに気付く。
「お兄ちゃん、ハーブティー?ありがとう。なんか生まれ変わったみたい」
(いや、本当に生まれ変わってるんだよ…)
だが、そんなことは言えないため、「ああ。そうだな」と言って、飲み干したカップを片付けることにした。


その後、父親との関係を見ても以前よりも熱い関係、いわゆるバカップルみたいな夫婦関係になっていた。
母親と妹の関係が入れ替わったことで、前よりもよくなったのは良い。
だが、どうしてこうなったのかまるで分っていない。
あの後、同じハーブティーを父親相手に飲ませたのだが、一向に入れ替わることはない。
一度だけの奇跡だと思い始めたが、高校の時の文化祭で自分の入れたジュースを飲んだ女性客が入れ替わってしまった。
どうやら、自分の入れたものなら中身が何であれ、なんらかの条件を満たした女性同士を入れ替えるのだとわかった。
そのため、彼は決心した。
自分の喫茶店を開き、その条件は何なのか解明しようと。
0522名無しさん@ピンキー2015/11/14(土) 22:39:08.36ID:u5lBOus9
そして現在、彼は喫茶店を開き、その能力の解明を行っている。
「子供の時は分からなかった条件もなんとなくだが、わかってきた気がする」
そして、彼は自分の手帳を開き、新たに解明した・推測した能力のメモを見る。

・入れ替える相手はなんらかの不安・悩みを抱いている
元妹から悩みも聞いていたし、喫茶店の客からも悩みを聞いたことはある。
恐らく、この「悩み」が起因していることは間違いないだろう。
だが、人間だれしも悩みは抱いているので悩みの内容が重要? 要検討。

・自分が認識できる範囲でしか能力は起こらない。
すくなくとも、自分が確認できない場所で金縛りにあったことはない。
屋外の場合でも入れ替わったので、建物内というよりも視認できることが条件。ほぼ確定。

「恐らくだが、この入れ替わりは入れ替わることで悩みが解決できることだと思われる。
人間誰しも悩みはある。その悩みを解決できる能力があるなら、それを使うことにためらう理由はどこにある」
だからこそ、彼は能力がおよそ確定した今でも喫茶店を開き続ける。

ここは人生を変える不思議な喫茶店。
あなたも人生を変えて、悩みを解決しませんか?

彼はそんな文句をチラシに書き、クーポン券をつけるのであった。
0523名無しさん@ピンキー2015/11/18(水) 21:19:31.22ID:q1quQwpp
 
巨乳保健室
0524名無しさん@ピンキー2015/11/19(木) 00:30:41.54ID:DQbB7TpA
私はあの子になる。あの子は私になる。
0525名無しさん@ピンキー2015/11/19(木) 13:44:02.59ID:i2QhlrWK
気がつくと手術台のような所に手足をくくりつけられて裸にされている私(売れっ子AV女優20才、B90W58H88)
隣をみるとすでに業界歴30年のベテランAV女優(年は40代後半、バストは垂れ下がりお腹もぽっこり、下の毛には白髪も)
私「何よこの不細工な垂れぱいオバサン」
ベテラン女優「未来の自分をそんなに悪く言うもんじゃないよ」
それから私はいつの間にか眠ってしまい、目を覚ますとその言葉通り、ベテラン女優の姿になっていた。
0526名無しさん@ピンキー2015/11/20(金) 21:39:20.44ID:HfrZzV+y
ラストです。

美紀の体がビクッと動いた。そして、顔をあげると、
「あれ...誰、ですか?」と言った。
「いや、通りかかったんだけど、ベンチでぐったりしてたからね、心配で様子
をみたの。大丈夫?」
「あ、いえ、大丈夫です。すみません。でも驚いたでしょう?こんなに太ったブス。
小さい頃からこんなで...」
美紀が巨大なお腹をさすりながら言った。
「まあ、私も結構酷い体だから。それでも60まで生きてきたわ。あなたも頑張って。」
「あ、ありがとうございました。では。」
美紀は立ち上がると、ゆっくり歩いて帰っていった。
「これでいいかしら。あの子も頑張って生きていくでしょう。」
店員はチップを取りだし、元に戻った。
「じゃあ、仕事に戻りましょうかね。」
彼女は仕事のことを考えながら歩いて行った。
0528名無しさん@ピンキー2015/11/26(木) 13:28:16.71ID:dINN9z2B
お疲れ様でした!
良かったです!次回作にも期待しております
0529名無しさん@ピンキー2015/11/29(日) 10:33:18.86ID:2gBHhNge
「アルバイト」を書いた者です。設定も内容もグダグダでしたが、とりあえず
終わらせることができました。気がむいたら、別のネタやバイトを断らなかった
ときの話もかきたいです。
0530名無しさん@ピンキー2015/11/29(日) 11:07:37.96ID:l56L7eDs
かなり前に読んだ覚えがあるのですが、妹が姉と入れ替わり、夫と娘のいる姉の家庭を奪ってしまう。その際、姉を水槽で飼っている亀と入れ替えてしまい、寝室での様子を見せつけるという内容のものです。ご存じの方、いらっしゃいましたら教えていただけないでしょうか?
0531名無しさん2015/11/29(日) 14:00:33.52ID:aqjOnO1e
>>529
全くそんなことないですよ。良い作品でした。
こんなに長編を投稿してくれるだけで歓迎です。

読んでいて、美を失う側だけじゃなくて
美を得た側との対面シーンがある話も
読んでみたいなぁと思いました。
0532名無しさん2015/11/29(日) 14:09:21.54ID:aqjOnO1e
>>530
商業作品ですか?
結構ODはチェックしてるつもりなんだけど
すぐに思い浮かばないな。
0533名無しさん@ピンキー2015/11/29(日) 14:15:16.62ID:svgHFCZC
ソープボーイの私生活ブログが面白い。
ソープボーイの這い上がり ってブログ読んでみぃ〜。
0534名無しさん@ピンキー2015/11/29(日) 17:38:45.61ID:8T8RPr8H
>>532
10年以上前のネット小説です。しんごさんの作品かと思っていたのですが、違うようでした。
0536名無しさん@ピンキー2015/12/06(日) 09:11:07.93ID:caTo8b31
美熟女な魔女が美少女な姫に乗り移って熟女と少女の二刀流で男達を篭絡する
0537名無しさん@ピンキー2015/12/06(日) 20:31:28.45ID:B86QzZUD
『サキュバスと私』

幼い頃に母親が失踪して以来、男の手一つで育てられた美香は寂しい思いを過ごしてきた。
父親は夜遅くまで働いているので、一人寂しく晩御飯を食べるのが日常となっている。
そんなとき、学校のレポートを書くために訪れた図書館で一冊の本に目がいった。
表紙や背表紙にタイトルが書かれておらず、落丁本かなと思い、中身を見ると様々な魔法陣らしきイラストが描かれている。
魔法陣の説明によれば、一日だけ異性にもてる魔法陣やお金持ちになる魔法陣やらいかにも小学生が書いたような内容が綴られている。
「そう簡単にできたら苦労し……」
そんなとき、彼女の目に一つの魔法陣で手がとまった。
そこには「母親ができる魔法陣」と書いてあった。
はっきり言って荒唐無稽な話だ。父親が再婚しない限り、母親など生まれたときから決まっている。
だが、今の彼女にとって一番欲しいのはお金でも知識でも化粧道具でもなかった。
もし、母親が失踪しなかったらと思う日々をずっと過ごして来たからだ。
「材料も大した事なさそうだし。騙されと思ってやればいいか」
失敗しても笑い話くらいになると思った美香はその本を借りることにするのであった。


そして、部屋に模造紙を敷き詰め、本を見ながら怪しげな魔法陣を書いていく。
こういうことをしていると、小学生くらいに戻った気分と思いながら、きれいな字で完成させる。
「えっ〜と、なんたらかんたらかくかくしかじか……魔の都に住む異形者よ、我に従え!」
説明通りに呪文を唱えると、魔法陣が光りだす。
どうやら成功のようだと思いながら、目の前が真っ白になる。
0538名無しさん@ピンキー2015/12/06(日) 20:50:20.47ID:B86QzZUD
「早く起きなさい」
誰かに揺さぶられた美香はゆっくりと起き上がる。
(なんかいつもより胸が重たいような……あと背中に違和感?)
そして、目の前をみると『美香』がいた。
「え〜、どうして私がいるの!?」
「それはこっちのセリフよ。食事前だったから良いものの食事中だったら、ぶん殴っていたところよ」
目の前の『美香』に無理やり引っ張られて鏡の前に行かされる。
そこに移っていたのは、そこらの女性よりもたわわに実った大きな胸、燃えるような赤いさらさらとした髪、
山羊のような大きな角、蝙蝠のような翼、お尻には黒いしっぽが生えている。
「これって漫画とかに出てくるサキュバス?」
「そうよ。あなたが気を失っている間に、近くの本を見せてもらったわ。そこに書いてあった魔法陣はサキュバスを呼ぶものよ」
「嘘…あの本には母親を……」
「呼ばれたサキュバスに同族にされたら、呼んだサキュバスが『母親』になるじゃない?」
「あっ……」
サキュバスがそこに書いていたあった魔法陣について説明する。
異性にもてる魔法陣を使えば、次の日には異性にずっと変身してしまう罠があり、
お金持ちになる魔法陣を使えば、1年後には死んでしまうという罠がある。
確かに書いていることに嘘はない。ただ、デメリットを隠していたのだ。
そして、美香の魔法陣の本来のデメリットである「サキュバスになる」が魔法陣の誤字により、
「サキュバスと入れ替わる」に書き換えられてしまったという仮説をサキュバスが言う。
「じゃあ、戻るには……」
「無理でしょうね。こんなイレギュラー、誰も想定してないでしょうから」
「戻りたいよぉ……」
美香は泣き崩れ、床に敷き詰めた模造紙を濡らすのであった。
「はぁ…せっかくのきれいな満月の夜も台無しね」
一方、サキュバスは食べ損ねた獲物を思いながら、満月を憎たらしく見るのであった。
0539名無しさん@ピンキー2015/12/06(日) 21:13:52.98ID:B86QzZUD
「とにかくあなたは一人でこの部屋から出ないこと!特に男性と一人で会うのはもってのほか!
これを守らなければ、後で絶対に後悔する羽目になるわよ」
すごい剣幕でサキュバスは美香に言い聞かせる。
「な、なんで……」
「あなたの身体はサキュバスなのよ。力の使い方を知らないと悲劇しか起きないんだから」
「でも、もし父さんが私の部屋に来たら……」
そう言っていると、一階から物音が聞こえる。どうやら父親が帰ってきたようだ。
「うまくいくか分からないけど、父親をなんとかすればいいのね。付いてきなさい」
事情が呑み込めない美香はおとなしくサキュバスの後ろを付いていくのであった。

「? 美香、コスプレをした別嬪さんは誰だい??」
当然の質問だが、自身を娘と思ってくれない父親にちょっとイラッとする美香。
そんな美香を知らずかサキュバスはまっすぐ父親を見て、その眼を妖しく光らせる。
「忘れたの? 親戚の咲さんじゃない。コスプレ好きな」
「ああ、そうだった。えっ〜と、咲は確か……」
「火事に会って家を失ったから、私たちの家に来たんでしょ。もうしっかりしてよ」
「そうだった。この年になると物忘れがひどくってな」
何の疑問に思わないのか、父親は着替えるため自分の部屋に戻っていく。
「何をしたの?」
「ちょっとした魔術よ。サキュバスならだれでも使える簡単な催眠だけど、人間でも使えるのね」
「私、使ったことないんだけど」
「魔法陣で私を呼んだ時点で素質アリよ。時代が時代なら大魔導士になれたんじゃない?」
「じゃあ、サキュバスになった私も魔術を……」
「原始人がパソコンやスマホを使えると思って?」
「できません」
魔術が使えるなら、アニメみたいなことができるのかなと思ったが、そんな淡い期待は儚く散ってしまった。
「ところで体の方は大丈夫?」
「う〜ん、咲さんと呼ぶけど、咲さんが何をやらかすのかなって見ていて父さんをあまり意識していなかったから、何ともなかったよ」
「意識しなければいいのね。とにかく父親を意識してみたら駄目。エサとしてしか見れなくなるから」
「エ、エサ……」
咲の言葉に改めて、自分がサキュバスになっていると自覚する。
咲の身体で学校に行くわけにはいかないので、学校には咲が行くことになる。
必要なことをメモに書き、咲に手渡した後、部屋の片づけをして咲と一緒に寝るのであった。
0540名無しさん@ピンキー2015/12/06(日) 21:43:47.41ID:B86QzZUD
入れ替わってから数日経過した。彼女らはまだ戻っていない。
咲はなんとか美香としてふるまっているようだが、サキュバスから見た人間は頭が悪く見えるのか、不満や不平をよく愚痴る。
そして、美香は家事(さすがに買い物はできない)をすまし、専業主婦ってこんな感じなんだろうなぁとつまらない昼ドラを見る日々を送った。
そんなある日、宅急便の兄ちゃんが父親が頼んだと思われる郵便物を渡しにきた。
身体はほどよく引き締まっており、笑顔もさわやかであり、女性にもててそうな男性だった。
(ああ…食べてみたい。しばらく食べてないし……)
配達員を玄関に入らせると、美香は本能のままに妖しく目を光らせる。
すると、配達員が服を脱ぎはじめ、美香を押し倒す。
そして、配達員のペニスが既に湿らせている美香のヴァギナにスムーズに入れていく。
激しいピストン運動により、ペニスから精液がどんどんあふれてくる。
それらの精液が砂漠にぶちまけれた水のように美香の身体に吸収されていくのがわかる。
「ああん、これが精液……口に含んでいるわけじゃないのに味がわかる。
まるで濃厚なミルク……ううん、味わったことないからもう言葉に表現できないわ。もっと!もっと頂戴!!」
そして、男性の精液の量が少しずつ減っていき、どうしたのかと思うと、配達員が皮膚から水分が抜け落ち、シワが増えていく。
あと数十分もすれば、彼はミイラになってしまうだろう。
だが、美香はそんなことも気にせずに精液をむさぼりつくそうとする。
そんなとき、玄関を開けた咲の魔術によって、美香を気絶させ、配達員は命からがら助け出すことに成功したのであった。


配達員を襲ってしまった罪悪感から美香は自室に引きこもってしまった。
そして、後始末から帰ってきた咲は今日の晩御飯のカレーを持って、美香の部屋に入る。
「少しは落ち着いた?」
「うん…あの、ごめんなさい」
「私よりもあの配達員に言いなさい。洗脳で日射病に罹ったから倒れたに書き換えたからことなきを得たのよ」
「宅急便の人はいつも見慣れているから、意識しないと思ったのに……」
「今のあなたは食事前のサキュバスなんだから、男性を見たらいの一番に食べに行くに決まっているでしょう。
少しはこれでも食べてげん……」
「いらない。どうせこの身体じゃあ美味しく食べられないもん」
サキュバスになって、咲と一緒に人間のごはんを食べるもおいしいと感じたことはない。
甘い辛いなどは分かるがうまみが全く感じられないのだ。
ただ美味しく感じるのは精液のみ。それがわかってしまったのだ。
「そう……」
しょんぼりした様子の咲は居間に戻ることにした。
さっきはヒステリック気味に言ってしまったことに後悔した美香は明日ちゃんと謝ろうと決め、寝るのであった。
0541名無しさん@ピンキー2015/12/06(日) 22:09:44.03ID:B86QzZUD
朝、起きるとなぜかベッドのふかふかした感触が感じられない。
よく見てみると、何枚か並べられた座布団の上で寝ていたのだ。
(ここ、居間だよね? なんで私、居間にいるんだろう??)
不思議に思いながらも、美香は咲が眠っているであろう自分の部屋に戻るのであった。
そして、そこには今のサキュバス姿の咲?がベッドで寝ている!
慌てて鏡で自分の姿を見ると、元の人間の姿の自分が居た。
騒いだせいか咲も起き、鏡を見せると嬉しそうに自分の身体を触っていた。
元に戻った二人は互いに抱きしめ、うれし涙を流していた。
「とりあえずもとに戻ったわけだけど、もう少し居させても良い? お金はこっちで工面するから」
「? 私のせいで迷惑かけたから、別に構わないけどなんで?」
「どうして戻ったのか知りたいのよ。ほら、狼男が月を見ると狼になるみたいにトリガーがある入れ替わりなら、また入れ替わる可能性あるでしょう」
咲の言うことも一理ある。万が一、再び入れ替わることがあれば、あの配達員みたいなことが起こる可能性は十二分にある。
それに入れ替わらないと言う確証があれば、二人とも安心できる。
そう思った美香は彼女の申し出を快く受け入れた。
そして、美香は昨日のことを謝り、食べそこなったカレーを食べてみたいと申し出るのであった。


「はい、私特製のカレーよ」
人が作ってくれる晩御飯はいつ以来だろうか?
父親は帰ってくるのが遅いから、大体一人で作るかスーパーで弁当を買うしかなかった。
そして、湯気が立ち上っているカレーを口に入れる。
「あ、甘い……」
あの舌でカレーを作ったんだから、こうなるよねと思いながら、カレーを食べていく。
火通りが若干甘く不揃いの大きさのじゃがいもとニンジン。
逆に火を通しすぎて焦げ気味の牛肉。
隠し味のはちみつが多すぎてカレーではなくアメーになっている。
だけど、どこか懐かしい感じがする。いつか食べたような味だ。
美香は記憶のページをさかのぼっていく。
(そうだ。ママは私が辛いの苦手だからはちみつをドバドバ入れていたんだったけ)
懐かしさのあまり、美香は咲に一つ尋ねる。
「咲さんはママがいるの?」
「いるわけないでしょ。大多数のサキュバスは人間を堕とすことで増えるんだから。手間はかかるけど」
「じゃあ、咲さんも人間だったの?」
「さあ。サキュバスになったら快楽で人間だった記憶なんてないし、容姿なんかサキュバスになった時点で大きく変わるもの。
そこらにいるおばさん姿のサキュバスなんていやでしょう?」
「うん。おばさんサキュバスは夢が無いね」
咲の言うことに笑いながら、甘いカレーを食べていく。
0542名無しさん@ピンキー2015/12/06(日) 22:50:27.98ID:B86QzZUD
一か月後、咲と美香は再び入れ替わってしまった。
二度目となると冷静になるのか、互いに必要なことをメモに書き手渡す。
そして、美香は洗面台にある鏡に映った咲の身体をじっくりと見る。
最初は入れ替わって戻るかどうかで悩んでいたから、咲の身体をあまり見ていなかったのだ。
「この大きな胸。私も小さくはないけど、さすがにかなわないなぁ」
しっぽをゆっくりと左右に揺らす。まるで猫や犬になった気分だ。
蝙蝠の羽を羽ばたいて、飛ぼうと思ったけど、部屋の狭さを考えてやめることにした。
「へぇ〜、こんなところにホクロがあ……あれ? 確かママも……」
美香は今まで感じていた違和感を頭の中で並べていく。

人間をサキュバスにする悪いサキュバスを呼ぶ罠なら、私をなんでサキュバスにしなかった?
入れ替わっていたとはいえ、彼女はフレンドリーすぎる。
甘い辛いは分かるはずなのに、小さい頃とはいえ私好みのカレーを作ったのは?
そもそも小さい頃の話なんて咲さんにしていない。
そして、ママと同じホクロの位置。
いくら容姿が変わっても、元になった人間と変わらない箇所があってもおかしくはない。

「もしかして咲さんって……ママ?」
そう思ったら、納得する箇所が多々ある。
もし、咲が母親ならば、自分が母親と入れ替わっているのと同義なのだ。
「……よく聞くと声もママみたい。なんで気づかなかったんだろう……」
大好きだった母親。どうしてサキュバスになったのかは知らないけど、こうして戻ってくれたのだ。
そのことに喜びを隠せない美香は一筋の涙を流す。
0543名無しさん@ピンキー2015/12/06(日) 23:06:44.83ID:B86QzZUD
その後、入れ替わりは満月の日に起こり、数日たたないと元に戻らないことが分かった。
生理みたいなものと思えば、美香にとってはそんなに苦痛を覚えるものではなかった。
といっても授業に追いつけなくなったら大変なので、昼ドラなど見ずに参考書等を見ながら勉強している。
…最近、美香のことを「お姉さま」やら「女王様」と言われているのが悩みの種だ。


一方、咲はサキュバスの身体に戻っている間は援助交際もどきでお金を稼ぎながら食事をしている。
さすがに美香の身体のときはそんなことせずにクラスメートを食べているに過ぎない。
ただ、最近になって美香に「私のママになって」と言われたとき困り顔になったのは記憶に新しい。
年を取らないサキュバスとただの人間と結婚するのは色々と問題がありすぎる。
だからこそ、親戚という立場を選んだわけだが……
なぜかほっとくことができない美香を見守るのに母親という立場も悪くないかなと思い始めている。
むしろ、咲さんと言われるよりママと言われる方がしっくりとくる感じがする。
(人間だった時、誰かの母親だったのかもしれないわね)
そう思いながら、ベッドの上で自分の隣にいる裸の美香の父親を見る。
もう疲れ果てて寝てしまったのか父親は寝言を言っている。
「さ、早苗……」
「ええ。今はおやすみなさい。あなた」
そして、数か月後、咲と美香の父親は結婚し、魔法陣通り、美香に母親ができるのであった。
0545名無しさん@ピンキー2015/12/23(水) 07:36:06.54ID:aURtWQPQ
脳ミソ入れ替え装置
0547名無しさん@ピンキー2015/12/23(水) 21:02:26.62ID:yt0CfsCF
是非とも書いてみたいが、時間が無い。
あと、個人的にチャージチェンジとおばあちゃんの日の続きがすごく読みたい。
0549名無しさん@ピンキー2015/12/25(金) 21:50:48.31ID:CYEa+TiI
お兄ちゃんとエクスチェンジ
0551名無しさん@ピンキー2015/12/26(土) 01:30:51.19ID:oKzya757
>>547
チャージチェンジとおばあちゃんの日って検索してもヒットしないんだけど詳細教えて下さい
0554名無しさん@ピンキー2015/12/26(土) 23:55:47.65ID:qNoWmwUd
女子高生おじさん
0555名無しさん@ピンキー2015/12/27(日) 00:44:09.15ID:ZKPEY1wy
>>546
二人は親友で、可愛い女の子の方がセクハラ教師から逃れる為にブサイクな子
と体をしばらく入れ替えてもらう。しかし、入れ替わりの際に記憶の方に問題
が起きて、ブサイクな子の記憶が、元から可愛い体だったと書き換えられてしまう。
自分は入れ替った事を証明したいが、片方は入れ替わりの記憶がなく、いくら自分
のことを話ても、ブサイクの被害妄想だと思われ、信じてもらえなかった。
そして、彼女は今までとは違うみじめな人生を歩んでいく...。
という妄想を、今楽しんでます。
0556名無しさん@ピンキー2015/12/27(日) 03:09:05.97ID:fDQYWAXE
>>555
ブサ(カワ体)はじつは途中で記憶を取り戻し、今までの経緯も認識した上でカワのふりを続けるとか
そんな感じよいよね
0560名無しさん@ピンキー2015/12/28(月) 08:03:23.88ID:eErq0Nwi
>>547
自分はソヨンの続きが見たい
年末休みで自分も作品投下できたらいいな
0562名無しさん@ピンキー2015/12/30(水) 14:28:28.17ID:o9DbGeNw
新生児取り違え
0563名無しさん@ピンキー2015/12/30(水) 15:39:27.59ID:UXTNQTNf
意識がある状態で強制的に受精前の卵子まで若返らされた後に、
本来の父親とは別の男の精子と受精させられるみたいな話はどこかで見たな
0564名無しさん@ピンキー2015/12/30(水) 18:13:30.48ID:BZOiWgcg
>>563
なにそれどうなっちゃうの?
親が変わるからまず見た目は以前と変わると思うけど
0565名無しさん@ピンキー2015/12/30(水) 20:11:11.91ID:kymmhnQi
美男美女から生まれた美少女が
くそデブキモオタの精子ででデブスになって
美男の精子でブスが美少女になるとか…ありだね

知能レベルも変わるだろうし
0566名無しさん@ピンキー2016/01/01(金) 01:14:47.71ID:paRVgqqi
受精卵まで若返って美人の子宮に潜りこんで
美人の卵子と結合して美人の遺伝子ゲットとか
巨乳になりたい女の子が巨乳の女の子と同時に受精前まで若返って
巨乳遺伝のある卵子を強奪して受精したり
0567名無しさん@ピンキー2016/01/01(金) 18:56:53.58ID:XzYRTux5
こういうの初めてだし不備があったらごめんね



容姿端麗で成績もトップクラスのA子は、
アメリカ人の父親と、
日本人の母親の間に生まれた。
父の高い背と高い知能
母の細い体と大きな胸、長い脚
全てが完璧に組み合わさったのが彼女である。
家庭は裕福で、
温厚篤実な両親に育てられた彼女は、
クラスの皆から好かれ、
まさに順風満帆の高校生活を送っていた。


沢山の友人に囲まれ楽しそうに頬笑むA子を、
陰から見つめる者が一人、
同じクラスのB子である。
太い眉に小さく細い目、大きな鼻と唇、
そして小さな背と太った体型。
成績は下位で、運動も何もできない。
人と目を合わせられず、ボソボソと小さな声。
それが彼女だった。
彼女の顔のほとんどは、父親から遺伝したものだった。
十数年前、独身だった美人なB子の母親は、
ストーキングしていた父親に強姦され、
B子を妊娠、出産した。
母子家庭と容姿が原因で周りから虐められ、
母親からも愛を与えられなかったB子は、
どんどん暗い性格になっていったのである。
0568名無しさん@ピンキー2016/01/01(金) 18:58:54.91ID:XzYRTux5
ある日、A子が目を覚ますと、
そこは見慣れない古いアパートだった。
「ココ...どこ?」と、口から出たのはかすれた低い声。
ふと手を見ると、それには昨日よりも
太くて短い指がついていた。
「えっ」
重い体を起こすと、
手の他にも脚、胴、腕の全てが太く短くなっていた。
洗面所に向かう。
鏡に移ったのはB子だった。
「う、うそ...」
どうなってるの?何故自分が?B子は今?
朝だからだろうか、
思考はいつもより回らなかった。

ごめん勢いで書いたから続きはまた今度
0571名無しさん2016/01/02(土) 21:26:26.63ID:cYNkK6Ea
勢いで書いてるのに
かなり良い感じの書き出しかと。
続き楽しみにしてます。
0572名無しさん@ピンキー2016/01/03(日) 03:22:55.02ID:6uk8O/Jj
続きです。行き当たりばったりで書いてるから
矛盾とか出てくるかも。


B子の姿になってしまったA子は、
A子と同じように、無残に変化してしまった家の、両親の寝室へ向かった。
今の自分の状況を、両親に信じてもらえるだろうか、
そんな不安を抱えながら、寝室の襖を開ける。
中に居たのは母親一人だった。
母親は以前と変わっていなかったが、
少しやつれている様に見えた。
「お母さん、起きてよ!」
A子が母を揺すると、
「...何?」
母親は鬱陶しそうに目を開けた。
「私の顔が!クラスメイトのB子ちゃんみたいに!」
とA子は母親に訴えた。
すると、
「寝ぼけてるのかしら?
あなたのその顔は元からでしょう?
...私の嫌いな、あなたの父親そっくりよ。」
母親は冷たく言い放ち、
再び薄汚れた布団に潜ってしまった。

A子はしばらく呆然としているだけだったが、
やがて、学校へ行く決意をした。
今の自分の顔の本来の持ち主、B子に会うためである。
0573名無しさん@ピンキー2016/01/03(日) 03:38:56.67ID:6uk8O/Jj
教室へ入ると、
クラスメイトはA子をちらりと見て
すぐにそっぽを向いた。
いつもなら駆け寄ってくる友達も、挨拶すらしてこない。
A子は寂しく席に着き、
まるでB子に接している様だ、と感じた。
B子にはクラスに友達がいない。
A子はそんなB子に積極的に話し掛けていたが、
中々、心を開いてくれなかったのだった。

B子が登校してくるのを待ったが、
どうやらB子は体調不良で欠席らしい。
B子に会えないことに、不安と苛立ちを感じるA子だったが、
B子の家の場所は分からない。
仕方なくA子は、しばらくB子の姿で過ごしながら待つことにした。

母親の反応と同じで、
自分の変化に気づく者はいなかった。
名前などはそのままに、自分はB子として扱われ、
欠席しているB子は、A子として扱われている様だった。
姿と立場だけならまだ良かったかもしれない。
しかし変化はそれだけでは無かった。

A子は昨日まで解けていた問題が、全くわからなくなっていたのだ。
暗記したものも、半分ほど一晩で忘れていた。
B子が頭が良くないのは知っていたが、
まさにそのレベルになってしまっていた。
「えー、この問題が分かる人。」
教師がクラス全体へ問いかける。
いつもなら元気手を挙げていたA子は、
早く時間が過ぎていくのを待った。

体育のマラソン。
昨日までは女子の中でトップだったA子は
現在、その巨体を揺らして懸命に最後尾を走っていた。
(やめて...私を見ないで...!)
その姿を陰で笑われていることに、彼女は気付いていた。

昼休み、A子と一緒に昼食をとる者はいなかった。
(いつもなら友達と食べているのに...)
その友達は他の女子と、
B子が登校してこない寂しさを口にしていた。
それは昨日までの自分である嬉しさもA子は少し感じたが、
今の自分とはかけ離れた、
どこか他人事の様な気分になった。

放課後になり、ほとんど他人と会話せずに1日が終わった。
独りで、小さなアパートに帰るA子。
(明日こそはB子ちゃんに登校して欲しいな...)
A子はこの状況を一刻も早く終わらせたかった。
しかし、B子が登校してくるのは、
それから3日後のことだった。
0576名無しさん@ピンキー2016/01/04(月) 00:53:37.09ID:qtVB2MGB
3日間の内に、A子も変わってしまっていた。

朝起きて、散らかった部屋から教科書を引っ張り出し
遅刻ギリギリに家を出る。
母親は起きている筈だが、
自分を見送ってくれたりはしない。
当然だ。犯罪者の父に似た自分は、母に嫌われている。
通学中の電車で、友達のいないA子は、
唯一の楽しみであるスマホのゲームをする。
ふとドアに映る自分の顔を見て気が滅入る。
何年も見てきた醜い顔である。

学校へ着いても誰とも話さない。
未だにクラスメイトには敬語を使ってボソボソと喋っている。目も合わせられない。
授業中も違うことを考えている。
どうせ勉強なんて分からないから。
昼食は独りでとる。
以前はたまに誘われることもあったが、
そのうち誰も言ってこなくなった。
(アタシは独りの方が落ち着くし...。)
そして放課後は足早に学校を去る。
特に用事もないが、汚いアパートの方が気が楽だ。

そんな毎日だった。
A子ですら、この日常に違和感を持つことを忘れてしまっていたのだった。
0577名無しさん@ピンキー2016/01/04(月) 01:00:26.35ID:qtVB2MGB
3日後、いつもの様に机に突っ伏して寝た振りをするA子の前に、
B子は久々の登校をしてきた。
教室に入った途端、友達に囲まれるB子を、
A子は羨ましそうにチラチラ見ていた。
(彼女は成績優秀で、父がアメリカ人だかのハーフで美人だし、
頭も良くて、スポーツも出来る...。)
(そしてとってもお人好し。
アタシに話し掛けて来ないでよ。
鬱陶しいのよB子なんて。)
そんなことを考えていたが、
ふと違和感を覚える。
(あれ...違う。あそこにいたのはB子じゃない...?)
脳裏に蘇る、友達が沢山いた楽しい学校の記憶。
(あれは...そう、わたしだったんだ!)
その瞬間、A子は全てを思い出した。
3日前の、全てが狂った瞬間を。
本当の自分を。
しかし、入れ替わってから時間が経ってしまっているからなのか、
A子の人格は、あくまで『B子』のままだった。
今のA子に、今のB子に話し掛ける勇気はなかった。
0578名無しさん@ピンキー2016/01/04(月) 01:02:02.05ID:qtVB2MGB
「えー、次の問題を...A子」
突然の教師から名前を呼ばれ、
A子は太った体で立ち上がった。
授業など全く聞いていなかった。
A子は頭が真っ白になって赤面した。
「え...あの、わかりません...」
A子のか細い声に、
教師がため息混じりに、
「...もういい」
と言うと、A子は着席し、教室には数人の笑う声が聞こえた。
「B子」
と教師は指名を変えた。
B子は返事をし、長い脚で起立すると、
よく通った声でスラスラと答えを言って述べた。
その姿は美しく、何人かの生徒はB子に見とれている様だった。
A子は嫉妬した。
あの美貌、人気、頭脳
全て自分の物だったのに。

昼休み。
機会を伺っていたA子だったが、
先に話し掛けて来たのはB子の方だった。
「A子ちゃん、お昼終わった?
ちょっと付き合ってくれる?」
A子は久々に人と会話をした気がして、
目を合わせられなかった。
A子が一生懸命に
「え、...あ、アタシも...話が」
と答えると、
B子は美しく笑って、
A子の手を引っ張り屋上へ向かった。
0579名無しさん@ピンキー2016/01/04(月) 01:05:17.50ID:qtVB2MGB
屋上。
先に口を開いたのは、
勇気を出して話したA子だった。
「あの...!その、体!」
「あはは、その口調、前の私そっくりだね!」
B子は笑いながら言った。
以前のA子の口調だった。
「何でこんなこと...!」
A子が訪ねると、B子はA子を睨み付け、そして笑った。
「今のあなたなら分かるでしょ?
あなたは私の持っていない全てを持っていたからよ。
顔、運動神経、頭脳、性格...
二人の差の原因は一つ、父親よ。
あなたの父親は完璧超人で、
私の父親はデブスのレイプ魔だったから。
羨ましかったわ...。
あんな人の娘に生まれたかった。
だから私はあなたと、父親の交換をしたの。」
「そんな...どうやって」
「私の行った黒魔術によって、
二人の父親に関する事実は入れ替わったの。
これで私のお父さんはアメリカ人。
あなたのお父さんは犯罪者になったのよ。」
B子が言い終わったとき、
A子はB子の狂気に怯えていた。
「ひ、ひどいです...。」
B子は顔を近づけた。
「どう、憎い?それとも羨ましい?
あなたの全てを私が持ってるの!」
「やめて...返してください!
アタシのお父さんを、返して!」
A子が叫ぶと、B子はA子の体を舐め回す様に見回して、
それから見下す様に笑った。
「大丈夫。あなたは何もかも忘れちゃうから。」
「どういうこと...!?」
「記憶が完全に入れ替わるの。
あなたは元の自分のことは全て忘れて、
生まれもってのブスとして一生を過ごすのよ。」
B子は右手を顔の前に出して見せた。
「私がこの指を鳴らせば、魔術は完成するのよ。」
A子は泣き出した。
「やめてください...ごめbなさい...。」
「これからも、たくさん話し掛けてあげるからね、
独りぼっちの好きなA子ちゃん。」
「やめて!!...やめ」
パチンッ
0580名無しさん@ピンキー2016/01/04(月) 01:06:55.57ID:qtVB2MGB
A子の体がビクンと震えると、
それきり何も言わなくなった。
B子はひとつ息を吐いて、それからA子を揺すり起こした。
「A子ちゃん?ちょっと!」
ハッとA子は気がついて、おどおどと話す。
「あ、...B子さん。ごめんなさい...えっと?」
「もーっ、A子ちゃんと買い物行くって話でしょ!」
「え、はい...そうでしたっけ。
でも...アタシ...いいです...」
「何言ってるのA子ちゃん、絶対行くからね!
あ、もう授業始まっちゃう、行こ!」
B子はA子の手を引っ張ると、
一度だけニヤリと笑って、屋上を後にした。

終わり
0581名無しさん@ピンキー2016/01/04(月) 01:13:27.42ID:qtVB2MGB
最後まで読んでくれた方ありがとう。
なるべく早く書こうと思ってたんだけど、
色々遅くなってごめん。最後らへん雑だしw
こういうの書くの苦手なんだけど、
また暇なとき頑張るんで、よろしければ付き合って下さい!
0582名無しさん@ピンキー2016/01/04(月) 20:13:05.49ID:G8uVKFNg
とてもよかった!苦手でここまで書けるんだから才能あるのかも?次も期待してます!
0584名無しさん@ピンキー2016/01/07(木) 02:42:40.99ID:+yqPCLD+
>>560
ソヨンの後編はすごくきになります。
すっかり韓国人の女性に成り果てた「サユリ」がかつての自分である日本人「ソヨン」と再会する場面など、いろいろ想像が膨らみます。
0585名無しさん2016/01/07(木) 03:19:16.91ID:eZNJpzIy
確かに俺もソヨンの続編は凄く読みたい。
作者さんまだスレにおられるのなら
どんな状況かだけでも教えてくれると嬉しいな。
決して、無理に続き書いてくれってわけじゃないけど
続編の計画があるとか、そういうの聞けるだけでも嬉しい。
0586名無しさん@ピンキー2016/01/07(木) 20:04:34.44ID:dqpDgjAu
脳みそを入れ替えて若い体を乗っ取る
0587名無しさん@ピンキー2016/01/07(木) 23:40:00.47ID:OjIEqixq
しばらく見てなかったら新作が来ていた
>>581さん乙乙
こういう認識改変モノは好きだぜ
0588名無しさん@ピンキー2016/01/08(金) 23:46:20.54ID:mogMG+tF
憑依蟲
0589名無しさん@ピンキー2016/01/09(土) 23:15:25.93ID:LeJuBdia
1/20発売予定のちゃおDXでいじめっこといじめられっこの入れ替わり作品がのるようです。ちゃおとはいえ、少女漫画の方が時としてえげつないので、案外この板ジャストミートの可能性も、
0590名無しさん@ピンキー2016/01/10(日) 12:46:50.96ID:gKD4iwro
ソヨンは俺も後編読みたい
今まで読んだODもので個人的に一番好き
0591名無しさん@ピンキー2016/01/10(日) 15:10:05.80ID:S8W8Y1sk
>>589
いじめっこといじめられっこの入れ替わりは大好物だw
絵柄がデフォルメされすぎてるのが気になる…
0592名無しさん@ピンキー2016/01/10(日) 19:40:41.84ID:Wjegb/TP
発売したらレビューよろしこ
0593名無しさん@ピンキー2016/01/11(月) 15:48:43.43ID:dP/rGG1n
「アルバイト」を書いた者です。ネタを思い付いたので、書いていこうと
思います。

「逆転の飴」
「ねえ、香織ちゃん。」
私が廊下で後ろをむくと、同じクラスの翔子がいた。彼女は暗くて、あまり
目立たない娘だ。顔は決して可愛いと言えないし、他の女子より体重がかなり
重くて、よく汗をかいている。私とは、中学に入った頃から同じクラスだったが、
ほとんど話すことも無かった。
「あ、翔子ちゃん。どうしたの?」
「あの、実は春休みに旅行に行って来て、そこで飴を買ってきたの。あげる
ような友達も居ないし、香織ちゃんが甘いものが好きだって聞いたから...」
翔子は、ボソボソと小声で言った。最初は断ろうとしたが、なんか悪いと思った
し、少し興味もあったから、もらうことにした。
「ありがとう。今日は部活もないし、帰りに一緒に食べようね。」
そうして、私たちは一緒に歩いていった。
0594名無しさん@ピンキー2016/01/11(月) 16:11:41.66ID:dP/rGG1n
学校を出てしばらくすると、人の少ない公園についた。
「ここなら誰にもバレないから。」と、翔子が教えてくれたのだ。そして、ベンチ
に座ると翔子は飴を2つ取り出した。透明なビニールに包まれている、薄い黄色の
飴だった。
さっそく、二人同時に口に入れた。レモン味で、けっこう美味しい。
「それにしても、香織ちゃんは美人だよね。」
急に翔子が言った。まあ、自惚れするわけではないけど、自分でも美人な方だとおもう。
それなりにスタイルも良いし、私がマネージャーをしているサッカー部でも、
わりと男子にモテる。でも、何で急にこの話をしたんだろう。今まで仲が良い
わけでもなかったのに、急に飴までくれたし。
「良いよね、私も香織ちゃんみたいになりたいな。」
少し不思議だったが、褒められているようで、嬉しかった。
「ありがとう。でも翔子ちゃんも、痩せたら可愛いと思うよ。それに、人は見た目じゃ無いって
言うし。」
少しフォローも入れて私が言うと、翔子はニヤリと笑って、
「その言葉、本当だね。」と言った。
すると、急に眠くなってきた。話しかけようとするが、そのまま私は寝てしまった。
0597名無しさん@ピンキー2016/01/12(火) 00:53:58.37ID:ra2ozu/3
「ありがとう。でも翔子ちゃんも、痩せたら可愛いと思うよ。それに、人は見た目じゃ無いって言うし。」

このセリフ、美人がブスに言うと完全にイヤミになっちゃうねw
容姿を交換してもまだ同じことが言えんのか?って言いたくなるわ
0598名無しさん2016/01/12(火) 02:04:22.80ID:/m6PJERd
>>597
きっとこれから同じこと言えんのか?
ってのが試される展開になるんだろうね。

それにしても、美人はそういう意味では
返事が大変だよな。
そんなことない、と言っても嘘になるしな。
0599名無しさん@ピンキー2016/01/12(火) 20:12:41.13ID:6N00YtCd
旧校舎の魔女

セーラー服を着た黒髪の女子高生が旧校舎の前でたたずんでいた。すでに新校舎ができて十年近く過ぎているのに、いまだに取り壊されない旧校舎には立ち入り禁止の札が張られている。そんな場所に彼女が一人で来たのは理由があった。
「ここが噂の魔女がいる旧校舎……」
彼女はこの場所にまつわる噂を思い出していた。
普段、鍵掛かっている旧校舎だが、心の底からの悩みのある人間が来た時だけ魔女が鍵を開けて、中へ招き入れる。
そして、彼女と契約することでその望みはかなえられると。はっきり言って、根も葉もないうわさ話だが、彼女にはどうしてもかなえてほしい願いがあった。
そして、彼女が旧校舎の扉に手をかけると、何の抵抗もなくスムーズに開いてしまった。
もう後戻りはできないと思い、覚悟を決めた彼女は軋む床を恐る恐る慎重に歩いていき、魔女がいると言われている理科室へと向かった。
理科室へ足を踏み入れるとブレザーを着た漆黒のつやつやとした長い髪の女性が本を読んでいた。来訪者に気付いたのか彼女はにっこりと微笑む。
「いらっしゃい。コーヒーと紅茶、どっちが好み?」
「へっ? ……紅茶で」
魔女と思わしき女性がアルコールランプでビーカーにいれたお湯を沸かし、ティーバックで入れた紅茶を女子高生に渡した。
女子高生が紅茶に一口つけ、本題に入るまえに彼女が魔女かどうかを尋ねると、女性は「そうだ」とそっけなく答える。
「私の母が末期のがんなんです」
「それはお気の毒に……で?私に何をしてほしいんだい」
「決まってます!母を治してください!!」
魔女が考え込むようなしぐさをして、およそ数分が経った。
たった数分だが、女子高生は緊張のあまり喉が渇き、入れていくれた紅茶はすっかり無くなっていた。
魔女がようやく口を開けたかと思うと、女子高生と母親のことを詳しく聞きたいと言われた。
0600名無しさん@ピンキー2016/01/12(火) 20:16:56.31ID:6N00YtCd
女子高生の名は田中志保、高校1年生だ。
彼女の父親は、当時高校生で甲子園に向かう途中の交通事故により他界しており、アルバムでしかその姿を見たことが無い。
そして、問題の母親は彼氏がなくなったあとに娘を出産し、女手1つで娘を育てていた。
だが、不規則な生活が続いてしまい、母親が体の異変に気付いた時にはすでに手遅れだった。
医者からもあと数年早く見つかっていれば、手術で治せたかもしれないと言われるほどに……
「はっきり言って、死んだ人間や死亡間近な人間を治すは難しい……が、私にはできる」
「本当ですか!」
「できるが、ただで願いが叶うと思って? 貴女には代償を払ってもらうわ」
「代償……」
魔女が引き出しから紙を取り出すと、サラサラときれいな字で書いていく。
そして、紙に書かれた内容を見ると、志保は驚愕する。
「こんなの……意味ないじゃないですか!」
「この契約以外で治そうと思えば、国一つ消滅するがそれでも良いのか」
「そ、それは……」
「明日までに自分の名前を書けば、契約成立だ。ゆっくりと考えればいい」
志保はその紙を受けると、旧校舎から出ていく。
この契約をどうすべきか考えながら、自分の家へと帰る途中、自分の携帯に病院から電話がかかる。
母親に何があったのかと思った志保は急いで電話に出る。
「落ち着いて聞いてください。貴方の母親の様態が急変しました。今すぐにでも病院に来てください」
志保は思わず携帯を手放してしまう。とにかく急がないと思った志保は落ちた携帯を拾い上げ、走っていく。
母親の病室につくと、医者と無数のチューブにつなげられた母親の姿があった。
志保がいくら母親を呼びかけても答える様子はない。医者が言うには数日持ちこたえれば良い方とのことだ。
「もうやるしかない……」
志保は魔女から受け取った契約書に名前を名前を書いていく。
急いで書いているのか字はかなり汚い。だが、そんなことを気にせずに名前を書くと契約書が突如光り出す。
0601名無しさん@ピンキー2016/01/12(火) 20:19:44.86ID:6N00YtCd
志保が目を開けると学校の教室に居た。だが、志保が見知っている教室ではなく、まるで旧校舎のような造りとなっていた。
ただ、旧校舎と違って掃除は行き届いており、窓の外には工事現場が見える。
辺りを見渡している志保にポニーテールの女の子が話しかける。
「美香。なぁにボーっとしてるのよ。学校終わったんだから、遊びに行こうよ」
「えっ〜と、ごめん。私、ちょっと用事があるから」
「用事が終わったらポケベルで連絡してよ。じゃあね」
志保が教室から出てトイレの鏡をみると、ショートボブの可愛らしい女の子が映っていた。
それはアルバムで見たことのある女の子の姿だ。
「私……本当に母になったんだ」
魔女との契約は昔の母親との入れ替わり。その代償は志保としての人生と母親の人生だ。
これから先、母親として健康に気遣えば、早期発見は容易と魔女の弁だ。
だけど、これには一つ問題があった。志保は美香としての記憶はないため、どう振舞えばいいのか全くわからないのだ。
先行きが不安な志保は魔女がいた理科室へと向かった。
するとどうだろうか、少し前と同様に魔女がアルコールランプで紅茶を飲みながら読書しているではないか!
「おやおや、客人とは珍しい。コーヒーは切らしたところだから、紅茶しかないがな」
「あ、ありがとうございます」
元の時代と同じくやや苦味がある紅茶を飲んだ志保は今までの経緯を過去の魔女に話した。
彼女はうんうんと頷きながら、志保の話を一言一句逃さないようにしっかりと聞いていた。
「それで、私に何をして欲しいんだい?」
「私、これからどうすれば良いのか分からないんです。母の友達なんて全く知らないし…」
「未来の私もいい加減だな。まぁ、それくらいなら心配ないぞ」
魔女の人差し指が志保の額に触れると、静電気を受けたようなパチッとした痛みを感じた。
すると、魔女が志保に綾と同じポケベルを渡す。
「これで、ゲンキと打ってみろ」
「ポケベルなんて使ったこと…あれ?知らないはずなのに打てる!」
「君の頭に母親の記憶を再認識させたんだ。母親が知っていること、感じていることは君の意志に反映される。これで身も心も正真正銘田中美香というわけだ」
「ありがとうございます。…ところで代償は?」
「尻拭いしただけだからね。別に要らないよ」
そういわれた美香はお辞儀をした後、理科室から出ていく。
そして、美香はポケベルで綾に「ヨウハオワッタヨ」と打って、学校から出ていく。
0603名無しさん@ピンキー2016/01/12(火) 21:00:12.39ID:6N00YtCd
美香としては綾といつものように商店街をぶらついていたわけだが、志保だったころと比べ、開いている店が多く活気に満ち溢れていたことに多少なりとも違和感を感じてしまう。
二人で食べ歩きしていると、綾が「それで健司君とはやったの?」とふっかける。
綾の言葉に美香はふとこの前のSEXを思い出し赤面する。
「もう綾ったら、他の人がいる前で言わないでよ……」
「いいじゃん、別に。減るわけじゃないんだからさ。あの美香がついに野球馬鹿とゴールインねぇ……私もうかうかしてたら、行き遅れのおばさんになっちゃうわ」
美香は良い男性と中々出会えず落ち込む綾に「大丈夫。綾だって彼氏できるよ」と声をかけて励ます。
その後、二人は互いの家に向かうのであった。

自宅に帰ると、美香の母親、つまり志保の祖母の手料理が並べられていた。
高校での妊娠・出産、その後中退のせいで、元の美香は祖母を含む親戚から折り合いが悪く絶縁状態になっていた。
そのため、志保は初めて祖母と会うことになる。
初めて食べた祖母の味は(美香としては)食べなれているはずなのに、嬉しさのあまり涙が出てしまう。
心配そうにした母親をなんとかごまかした美香は自分の部屋へと入っていく。
そこには(志保から見れば)古臭い男性アイドルユニットのポスターが張られ、写真建てには彼氏、つまり志保の父親の写真が飾られている。
一見、普通に見える家族も1年後にはバラバラになることを美香以外は誰も知らない。
「私、本当に母になっちゃったんだなぁ……過去に戻ったついでに父の交通事故を防ぐことができたらいいんだけど」
美香はこれからのことを考えると不安しか出てこないので、かばんから教科書を取り出し、勉強に没頭することでそれらを紛らわせようとした。
0604名無しさん@ピンキー2016/01/12(火) 21:04:59.58ID:6N00YtCd
それから1年の月日が流れた。
彼氏の健司とは美香として何回かSEXしており、ついこの間は危険日ちかくにも関わらず、
ヤってしまったことに少し後悔している。だが、その日のSEXは欠かすわけにはいかなかった。
なぜなら、その日は県大会で優勝し、甲子園へのキップを獲得した日なのだから。
(今、この中に私がいるんだよね……)
美香はふくらみがあるわけがない自分のお腹を摩る。
だが、魔女さえも知らない未来を知っている美香は新たなる命も父親の命日が刻々と近づいてくることもわかっている。
小さいころからの夢だった甲子園出場に眼を輝かせている健司に「甲子園に行くな」とはとても言えない。
だからこそ、美香は最後の手段として魔女に頼ることにするのであった。

「いつからここは人生相談室になったのだ」
さすがに3回目(目の前の彼女からすると2回目)となると、不機嫌なようだ。
そのため、「そもそも、ここ理科室なんだけど…」というツッコミはあえて言わなかった。
「これは尻ぬぐいじゃないから、代償は支払ってもらうぞ」
「ですよね……」
依然と同じく彼女がサラサラと紙に契約内容を書いていく。そこに書かれていた契約内容は意味不明なものだった。
「こ、これはなんですか?」
「強いていうなら、貴女の可能性を代償にしたというべきかしら。
貴女が今までに支払った代償のせいで、貴女が支払えるものがほとんど無いもの。だから、これで妥協することにしたわ」
「はあ……ところで一つ聞きたいんですけど、前に魔女さんから『死亡寸前の人間を元に戻すには国1つ必要だ』と言われたんですけど、あれで良いんですか」
「今は彼氏さんはピンピンしているでしょう。それにこれは最も手っ取り早く、代償が最も少ない方法だもの」
もう一度契約書を書いてあることは今の美香には大きなデメリットではないと考えて、即決断して名前を書いていく。
そして契約書が光り輝き、光がやむとそこには初めから契約書がなかったかのように消えていた。
「これで契約成立。いや〜これで私の楽しみが増えたというわけだ」
美香は子供のように嬉しそうな顔をする魔女を見て、「この人は一体何者なんだろう」と思いながらも理科室を出ていく。
今はとにかく彼氏の運命をちゃんと変えてくれると信じて、校門で待たせてしまった健司と一緒に家まで帰るのであった。
0605名無しさん@ピンキー2016/01/12(火) 21:11:24.24ID:6N00YtCd
結論から言うと、逆走してきたトラックと甲子園へと向かうバスの交通事故は起こってしまった。
この事故自体を防ぐことは代償の大小からして無理なのは美香も分かっていた。
だが、この事故が起こることを知っている美香は他に方法があったのではないのかと良心の呵責を感じてしまう。
そして、ニュースをみたのか美香にポケベルでオレハヤスンデイタカラブジダと健司から連絡が入る。
魔女が健司にしたことはたった1つ。甲子園に行かせないように夏風邪を引かせた。ただそれだけである。
たった1度の病気で生死、そしてその後の運命が大きく変わってしまうのだ。病気を引かせるくらいなら、魔女曰く「軽い代償」でOKとのことだ。
さらに数か月後、美香の妊娠が発覚してしまう。本来の歴史通り、母にも怒られ中絶を迫られてしまう。
だが、健司の必死の説得により、きちんと勉学に励むならばと言って出産を認めてくれるのであった。
こうなると問題は高校側だが、そちらは魔女が根回し済みだったので、残る高校生活を順調に過ごすことができた。
0606名無しさん@ピンキー2016/01/12(火) 21:15:16.97ID:6N00YtCd
それから、月日が流れて美香は再び母校へと向かうことになった。今度は生徒ではなく教師として。
そして、着任してからと言うものの忙しい日々を過ごした後、仕事の合間を縫って旧校舎へと向かった。
昔はここでたくさんの生徒が学び、遊んでいた校舎も今では埃が被って薄汚れている。
あと何年かすれば志保が最初に来た時と同じようにおんぼろ校舎になってしまうだろう。
そんな様子の校舎を懐かしむと同時に寂しく思いながらも、理科室へと向かう。
そこにはかつてと同じ姿でコーヒーを飲んでいる魔女の姿があった。
「着任してから1週間の遅刻か……まあ、人間関係の構築は面倒だからな。これくらいは許してやろう。身体の方はどうだ?」
「ええ。おかげさまで、元気にやっています。
がんになるまでもう少しありますが、健康診断はまめに行っています」
「よろしい。娘たちの方はどうだ?」
「ええ。志保は私と違って元気なくらいで、この間は夫とキャッチボールしていたんですよ」
美香は魔女に自分の携帯に映っている志保の写真を見せる。
明るい黒髪のショートヘアーで、服には泥がたくさんついており、笑顔が似合う活発な女の子が父親と一緒に映っている姿があった。
「旦那さんも元気にしているようだな」
「ええ。うちの夫、昼も夜も元気だから志保に妹ができたんですよ。母に見せたら、嬉しそうにしてくれました」
「夜のバットでホームランというわけか。子供に無縁の私には関係ない話だな。さてと、最後の契約はちゃんと履行してもらうぞ」
「ええ。わかっています。ここの教師になって旧校舎を取り壊さないように働きかけることですね」
「うむ、そうだ。すでに校長は手駒にしているが、理事長が頑固者でな。
中々取り壊しを取り消してくれないのだ。そうなるとやることは一つしかない」
「理事長に魔女の存在を認めさせて、取り壊されないようにする……理事長に直接見せたらいいんじゃないですか?」
「あの石頭が代償をおとなしく払うと思うか?」
「ああ、代償を払わないと魔法は使えないんでした。理事長は絶対払わないでしょうね。それならどうするんですか?」
「そこで私が考えたのは、これだ!」
魔女が足元から旗のようなものを広げる。そこにはでかでかと黒魔法部と書いてあった。
美香は「このひとはどこまで真剣に言っているのだろうか」と頭を抱えた。
だが、魔女の様子……あのきらきらとした目を見る限り、真剣に言っていることは間違いない。
「部活動として理事長に認めさせる。そのためには顧問の教師が必要だからな」
「まさかと思いますが、そのためだけに私を教師に……」
「それ以外に何がある?」
「いえ、別に……」
このつかみどころのない、いや掴みどころがありすぎてどこから掴んでいいのか分からないと言った方が正確か……
そんな魔女に一つ質問したいことがある美香は魔女に「部員はどうするのか」聞いてみた。
「代償で部員になると書かせればいいだけのことだ。部として認められるにはあと4人必要だな。
さあ、教師として悩める子羊、もとい生徒をここに連れてくるのだ!
私が片っ端から部員にしてくれるわ!!あははははははは!」
魔女の子供っぽい一面を見た美香は大きくため息を吐く。
どうやら、魔女と関わってしまったばかりに切っても切れない関係になってしまったようだ。
0607名無しさん@ピンキー2016/01/12(火) 21:16:16.18ID:6N00YtCd
これで終わりです。
加筆修正版をpixivにあげる予定です。
0608名無しさん@ピンキー2016/01/12(火) 22:55:11.80ID:YoXbLY5I
しばらくして、私は目を覚ました。体がだるくて、動かしずらい。体を横に向けると、そこには見かけない
女の子がいた。しかも、かなり可愛い。
「起きた、香織ちゃん。」
「もしかして、翔子ちゃん?」
そこまで言って、私は自分の声が変わっていることに気がついた。何だか低くなっている。
立ち上がろうとすると、お腹に違和感があった。
「嘘、これって...」
私が目にしたのは、大きく前に突き出た、自分のお腹だった。体を見回すと、腕も、足も
太くなっている。
「ちょっと、これって、なに!」
私がパニックをおこしていると、黙って手鏡をみせてきた。
0609名無しさん@ピンキー2016/01/13(水) 01:14:55.10ID:iuml0tMR
そこには私の見慣れた顔はなかった。顔は脂肪で圧迫されて、目が細くなった。
逆に、鼻は大きく丸くなり、唇の間からは黄ばんだ出っ歯がでている。
髪の毛は前より傷んでいて、フケも少しある。
「どう、その顔。気に入ってくれるかしら。」
「もしかして、翔子ちゃん?何でこんなことになってるの?」
私が訪ねると、翔子はあの飴の効果だと説明してくれた。
何でも、人には0を基準に、外見の数値が決まっているらしい。あの飴は、
それのプラスとマイナスを逆転させるものだという。しかも、周囲の人間はその
変化に気がつかないらしい。
「私の数値は大体マイナス35で、あなたはプラス50はあったわ。それが、逆転
したの。だから、今のあなたは前の私よりデブで、ブサイクなの。すごいでしょ。」
私は、怒りよりも、絶望や悲しみが溢れてきた。
「それじゃあ、どうして私も巻き込んだの?なんで?」
「そりゃ、私がプラス30になったところで、あなたはプラス50もあるのよ。あなたを
落とさないと、私が上にいけないでしょ。」
あまりに簡単に言ったので、私はへたってしまった。
「大丈夫だよ、人は見かけじゃあないんでしょ?きっと友達関係も大丈夫だから。
それに、まだ中学でしょ。良い高校に行けば、将来も大丈夫じゃない。」
その慰めが、私の心に刺さった。
「それじゃあね、香織ちゃん。また明日学校で。あ、でも、香織ちゃん口とか汗
が臭いから、あまり話しかけないでね。」
「あ、待って!お願い...元に戻して!」
私が翔子の腕をつかむと、彼女はそれを振り払った。
「臭いから話しかけないでって言ったよね。これからはみんなの鼻をおかしくさせないよう、
精々ひっそりと過ごしてね。」
私は、ただその場で泣くしかなかった。こんなにブサイクで、太ってて、汚くて、臭い体で
どうすればいいんだろう。
0611名無しさん@ピンキー2016/01/13(水) 13:13:21.93ID:VYAs1NDQ
不細工で不潔なデブになってしまうなんて最高だぜ!!続き楽しみにしてます!
0612名無しさん@ピンキー2016/01/16(土) 14:25:49.08ID:FQMx7mdz
「逆転の飴」の続きですが、諸々の事情でかなり遅れそうです。申し訳ありません。
0614名無しさん2016/01/16(土) 18:19:24.54ID:koR6WjfP
>>612
ゆっくりで大丈夫ですよ。
楽しみに待ってます。
0615名無しさん@ピンキー2016/01/18(月) 21:49:06.21ID:MwEw0lgV
乗っ取り屋
0616名無しさん@ピンキー2016/01/22(金) 03:10:08.32ID:ou9AZ7p6
「うっせぇな、アタシがどうしようと勝手だろ!」
人影もまばらなテスト期間中。夕暮れの生活指導室に甲高い声が響いた。
声の主は香坂由奈。150cm足らずの小さな身体、その割に大きなFカップの乳房、若々しい色白のもち肌にぷっくりとした唇。
市井の男を惹きつけるに十分すぎる輝きを放っていた。
「あなたの将来を思って言っているのよ、不特定多数の異性と交際するなんて」
グレーのスーツに身を包み、厳しい表情で由奈を諭す女教師、牧野良子。
細身でスレンダーな長身美女ともてはやされたのも今や昔、 独身のまま気付けば45歳。
痩せているために皺が目立つ首筋、スカートから覗く鶏ガラのような脚。目の前の少女とは雲泥の差であった。
「ふとくていたすうのいせい、とかわけわかんないんだけど。いろんな男とヤってるって言えばいいじゃん。」
由奈が机に両手を突く。
「あなたいい加減にしなさい!」
良子も両手を机に突いた瞬間、二人の目の前に強い閃光が走った。
0617名無しさん@ピンキー2016/01/22(金) 03:10:49.54ID:ou9AZ7p6
奔放な男性関係、羨ましくなるような形のよい大きな乳房、若さ故の瑞々しい肌…
私が失った、あるいは持っていなかったすべてを持っているあの子に憧れ、嫉妬していたのかも知れない。
あの子に染まりながらそんなことを考えていた。
激しい閃光のあと、気がつくと机に座っていた。あれ?立っていたはずなのに…
すぐに異様な拘束感とそれと真逆の開放感が襲った。
二の腕を締め付けるSサイズのブラウス、胸元が開いているのに腹回りが締め付けられ、きつい。
その胸元から見える黒地にピンクの水玉のブラジャーは、アンダーバストと肩ひもが食い込んでいるのに、カップの中はくすんだ乳首とわずかばかりの隆起。
スカートがウエストを締め付けるが、長くなった脚のせいでさらに膝上丈になり、年齢を隠せない太腿と脚が露わになっていた。
いい年をしてサイズの小さな女子高生の制服を無理矢理着ているおばさん。
普段なら恥ずかしながらも笑い話にできるのかも知れない。
しかし事態は深刻だった。目の前には両手を突いた香坂由奈がいた。私の着ていたグレーのスーツに身を包んで。
だぶだぶのスーツからわずかにのぞく両手には鮮やかなネイルアートが施されていた。
隠す必要のない脚が褐色のストッキングに包まれ、張りのある2つの隆起がブラウスを持ち上げていた。
0618名無しさん@ピンキー2016/01/22(金) 03:11:27.03ID:ou9AZ7p6
「なんなのこれ?」
「なんでアタシがババアの服着てんだよ」
軽いながらも感じていた、裸足で履いていた上履きの違和感がなくなる。
見るに堪えなかったはずの太腿に、脚に、張りと瑞々しさが漲っていく。
「なに?なんなの?」
手のひらが視界に入る。皺が消え、爪には由奈と同じネイルアート。
「え?」
まとめていたはずの髪がほどけ、首に絡みつく。黒髪とはほど遠い鮮やかな茶髪。
足りなかったはずの袖口はぴったりになり、ウエストの締め付け感が消える。スカートの裾はもとの膝丈に戻った。
「あぁん!」
空虚だった胸元に豊満な乳房が充填される。乳首がブラジャーに当たり、良子は思わず声を上げた。
信じられないがこの現象を説明できる事実はただ一つだった。
(私が香坂由奈に変身している?)
その思ったのも束の間、股間を電撃が走った。
(あぁん、アソコがっ…はぅ)
良子の長年使われていなかった秘部に、由奈の経験が蓄積され始める。
「あ…あぁ…」
魂が抜けるような声を聞いて良子は正面を見た。そこにはやせ細り年老いていく由奈の姿があった。
ぷっくりとした頬やムチムチと張りのあるボディーラインは見る影もなく、秘部からは受け入れてきた男達の記憶が消えていく。
「おい、どうすんだよ、このままだと入れ替わっちゃうじゃん」
自ら発した言葉に良子は愕然とした。
「って、しゃべり方変わってんじゃん。おいどうにかしろよ!」
混乱する良子に由奈が追い打ちを掛ける。
「どうにかって、これは運命なのよ。服に合わせてあなたは17歳の女子高生に、私は45歳の高校教師に生まれ変わるのよ」
「服に合わせてとかわけわかんな…はぁっ!」
その間にも由奈の経験が良子の秘部を襲い、経験豊富な17歳のものへと変化していく。
「気持ちいい…やべぇよ、アタシ…ヤリマンビッチになっちゃうよ」
(私は教師よ。でもこんなエッチな身体で教師とかウケるんですけど…嫌!こんな淫らな女になんかなりたく…)
最後の堤防が決壊した。それと同時に絶頂が良子を貫いた。
0619名無しさん@ピンキー2016/01/22(金) 03:21:02.41ID:ou9AZ7p6
自宅に帰り、ベッドの上にカバンを放り投げる。
制服を脱ぎブラを外すと大きな乳房が露わになった。
脱ぎ散らかしたイエローのタンクトップと白のショートパンツ。
「ぅうん」
タンクトップを着たら乳首が擦れて声が出た。ショートパンツを履かずショーツを脱ぐ。
「あぁん!」
強めに指を擦ると喘ぎ声が出た。オナニーなんて一度もしたことないはずなのに、慣れた手つきで周囲を弄る。
「さっき今までの全部感じたばっかなのに…」
もだえる中で鏡に視線が移った。恍惚の表情の少女、しかしその姿は香坂由奈ではない。
特徴的な唇の下のほくろ、遠い記憶にある17歳の頃に似た目鼻立ち。しかし…
長身の文学少女とはほど遠い、小さいながらも肉感的な身体に鮮やかな茶色の髪。
年齢、身長、体重、バスト、ウエスト、ヒップ、性格、癖、言葉遣い…
由奈の全てをコピーされた良子は、小柄で巨乳の淫乱少女になっていた。
「アタシ、生まれ変わっちゃったんだ、SEX大好きな女の子に」
0620名無しさん@ピンキー2016/01/22(金) 03:21:34.90ID:ou9AZ7p6
入れ替わってるときのこと、覚えてるんだよ。
その前の古文の先生だったことも。でも今じゃ教科書見ても全然わかんないし。
教科書には牧野由奈って、一応なまえくらいは書いたんだ、アタシ。
この世界はアタシが最初から由奈だったことになってる。
あのババア、ああ香坂先生って呼ばないとわかんないよね、先生も最初から先生だったことになってる。
って話してるうちにめんどくさくなってきた。前より頭わるいからむずかしいことかんがえてると頭いたくなってくる。
由奈、親りこんして母親もほとんど家にいないし。さびしいから男とエッチしたくなるんだ。きのうまでしらなかったはずなのにぜんぶわかる。
おっきいけどたれててはなれ乳なのがなやみなのも。記おくもかわってるんだね。
ぜんぜん元にもどりたいって思わない。だってこの体、感じやすくてだいすき。せがちっちゃい子はエロいっていうのあってるかもね。
さっきLINEでさそわれたし駅まで行かなきゃ。
0621名無しさん@ピンキー2016/01/22(金) 03:22:24.89ID:ou9AZ7p6
わたしの名前はオッディー。見習い妖精よ。
学校の宿題で、人間に自分の得意技をいっぱい使ってきなさいって言われたの。
わたし、女の子が入れ替わっちゃうのを見るのが大好き。
だから今回は元清楚美人な熟女教師をヤリマンビッチな現役お馬鹿JKにしちゃった。身も心もジワジワ浸食されるとこがポイントね。
真面目な細身の美熟女がエッチなおっぱいちゃんに生まれ変わって性に溢れたJK生活やり直し…想像するだけで興奮しますわ!
あ、そうそう、入れ替わった後はその身体も心も受け入れて生きていくように催眠を掛けておいたの。これで一安心。
それに現役JKで「良子」はおばさんすぎるから、下の名前は入れ替えておいたわ。
細かいところに気が利くと先生からの評価が上がるのよね!
これからもいろんな方法で入れ替えちゃお!
ちなみにオッディーは「OD大好き妖精」の略だよ。みんなにまた会えるといいな。
0622名無しさん@ピンキー2016/01/22(金) 03:23:53.35ID:ou9AZ7p6
はぁ、年末年始から書こうと思ってようやく書けた
割り込んでしまったので完結させて載せました
0625名無しさん@ピンキー2016/01/22(金) 22:10:39.22ID:/SXdvrTW
なんかの映画で頭が本体で殺した人間の体乗っ取ていくやつがあったな
0628名無しさん@ピンキー2016/01/23(土) 19:13:22.11ID:Gn8rd1GY
>>589
読んでみたけど、いじめが主なテーマで入れ替わりはただのおまけだった
ここの住人が求めるような描写は無く1話完結なのでオススメしません
0630名無しさん@ピンキー2016/01/26(火) 03:58:42.04ID:lXW+Ni42
ホントは人間じゃなくて、人形に命を吹き込んだもの
0633名無しさん@ピンキー2016/01/27(水) 19:39:46.42ID:C274ItSJ
>>631
若返る女・成長する少女スレで12月に予告がupされてましたね
やはり喪失/獲得、変身要素など、AP/ARとODは親和性が高いのだと再認識
0634名無しさん2016/01/28(木) 00:42:31.03ID:WW6VVaFG
よくよく考えてみれば
OD作品も大概は入れ替わった後に
片方の側の視点だけで話が進むことも多いから
松坂慶子と桐谷美玲が入れ替わって
若くなった身体を満喫するODと自分を騙せば
なんら問題ない。
0636名無しさん@ピンキー2016/02/07(日) 09:29:26.68ID:ENfHbNWb
新作期待
0637名無しさん@ピンキー2016/02/08(月) 14:50:44.59ID:4Zy3UkZy
やっぱ熟女や閉経しかかってるババアが
若さや肉体奪う展開好きだ
0638名無しさん@ピンキー2016/02/09(火) 03:14:58.47ID:Lp2KdwHx
ババアもいいけど、デブスが美少女の身体を奪う展開も好き
0639名無しさん@ピンキー2016/02/09(火) 04:49:25.73ID:dBl1Gqv6
長年の戦いに疲れた百戦錬磨のガチムチな女戦士が癒しを求めて
深窓の王女様の身体を乗っ取って白馬の王子様に甘える展開。
0640名無しさん@ピンキー2016/02/09(火) 10:25:45.62ID:8PO1Uod0
前にここにも載ってた気がするけど、若いAV嬢と熟女AV女優が入れ替わるの無いですかね?
若いAV嬢が、今まではただやってればよかったのに、酷い言葉を浴びせられながらハードプレイさせられる内容がいいな
0641名無しさん@ピンキー2016/02/10(水) 09:54:13.52ID:gX1tQ2Dt
「最低な女」がモロにドストライク。
折角入れ替わって処女という優位性を手にしたのに元の頭の悪さですぐに手放しちゃうとことか最高
0642名無しさん@ピンキー2016/02/10(水) 10:26:16.23ID:EqSIgWzo
乗っ取られちゃいましたね♥
0646名無しさん@ピンキー2016/02/11(木) 22:38:54.38ID:DGXt1j7G
渋で、女↔女の人気てどうなの?
何かあんまり見かけない気もするが
0647名無しさん@ピンキー2016/02/13(土) 05:25:13.05ID:5xcjs/Qc
イラストはそこそこあるけど、
小説となるとあまり見かけないね。
0648名無しさん@ピンキー2016/02/13(土) 13:43:09.29ID:xqNzmv5r
しゅうと嫁っていうのが個人的に良かった
0649名無しさん@ピンキー2016/02/14(日) 21:07:43.04ID:vkM2s18g
>>648
0650名無しさん@ピンキー2016/02/19(金) 15:20:06.16ID:YlGlxsyV
お待たせしました。「逆転の飴」の続きです。

その夜、私はベッドに突っ伏していた。親は何事もなく接してきたし、先月の
校外学習の写真にも、ブサイクな私が写っていた。夜ご飯にはいつもの2〜3倍の
出ていた。服は今の私のサイズに合う大きくて地味なものばかりだった。
(もしかして、私はずっとこんな姿だったことになってるの?何で?)
必死に考えてみたが、あまりにも非現実的なことで、訳がわからない。
私はふと立ち上がって、服を脱いだ。下着だけになると、姿見のまえに立った。
制服から着替えたときは恐ろしくて見ないようにしていたが、今の体の様子が
気になった。
「あ...嫌...」
ただひたすら醜かった。お腹は服から解放されて、一気に飛び出した。足は大根
より太く、以前よりも短くなっていた。それでも身長が変わらないのは、胴体が
伸びたからだ。二の腕は普通の女子の足ぐらい太い。胸はほとんど大きくなった
けど、ただそれだけ。歪んだ脂肪の塊が垂れているに過ぎなかった。男子がこれ
を見ても、嫌悪感を覚えるだけだろう。
「う...う...」
私は、ただ泣くしかなかった。
0651名無しさん@ピンキー2016/02/19(金) 20:18:03.49ID:OcFQ7Dwd
C
0652名無しさん@ピンキー2016/02/19(金) 21:09:24.60ID:wSL/SOfH
いいですね!!アルバイトの作者様の作品は変化が起こって終わりではなくその後の展開まで書いてくださるので非常に良いです!これからも頑張ってください!応援してます!あくまでプライベートに支障がない範囲で!
0654名無しさん@ピンキー2016/02/22(月) 00:30:25.87ID:6fSLDixO
・生ハムの夢


生ハムの夢を観た。

実家に帰るとイズルくんのお姉ちゃんが生ハムを持ってスペインから帰ってきてるとのことであった。
ひさしぶりに近所の彼の家に行ってみることにした。

EV化されたプリウスに乗って彼の家に向かう。
といっても200mくらいの距離である。

彼の家に着くとすでに明かりがきえている。

サイドブレーキをかけてパーキングに入れ、車を止める。
電源は落とさない。

時刻は12時近い。
明日にしたほうがよいかと思ったが裏庭は障子だったはずなのでいってみると障子は開いていた。
1Fには人影がない。

台所に向かう。

居間にはラジカセがあった。
0655名無しさん@ピンキー2016/02/24(水) 02:27:48.33ID:y/dTMieE
翌日の学校は、私の予想通りだった。私が教室に入ると、明らかに嫌そうな顔
をし、私の外見についての噂をし始めた。いつもはよく話しかけてくる男子も、
誰1人として近くに来ようとしない。代わりに、翔子の周りに集まっていた。
女子も、私の汗の臭いのため、引き立て役にすら使わない。
部活の後も、1人だけ残されて、後片付けをさせられた。
(どうしてこんな目に合わなきゃいけないの?何も悪いことをしてないのに。どうして
翔子のためにこんな姿にならなきゃいけないの?)
そんなことを思うたびに、泣きそうになった。

「香織、一緒に帰ろう!」
後片付けが終わった私に声をかけたのは、小学生の頃から仲の良い隣のクラスの
亜美だった。小さい頃から太っていた亜美は、今の私よりも一回りほど大きな体
をしていた。今の私が言うのもあれだが、顔もブサイクだと思う。間の離れたつり目
に、分厚い唇。鼻は、私よりも大きく、そして低い。
それでも、彼女は周りから人気があった。黒くて長い髪の毛はとてもサラサラで、肌
はとても白くてきれい。汗をよくかいているが、私のような悪臭はせず、石鹸の良い
香りがする。力士のような体型とは裏腹に、声がとても高く、足も速い。みんなからの
人気も高い。
(どうしてこんなにも差があるんだろう?やっぱり臭い?)
「どうしたの、香織。考え事?」
「え、いや、何でもない。」
私は慌ててごまかした。
「そう。何かあったらいつでも相談してね。私たち、親友でしょ?」
「あ、うん...」
彼女は、今朝からただ1人、今までと変わらずに接してきてくれた。いつもと変わらない
ことのはずだけど、それがとても嬉しかった。
「あ、でもダイエットの相談は無理。今朝見たら135キロもあったんだもん。」
そう言うと、彼女はお腹を大きく叩いた。
その時、この姿になってから初めて笑うことができた。
0656名無しさん@ピンキー2016/02/26(金) 21:28:55.36ID:TYsPWvBI
それから1ヶ月が過ぎた。私への嫌がらせは相変わらずだし、最近さらに太ってきた。
今の制服も、あと半年もたたずに着られなくなるだろう。それでも、亜美とは今まで通り
仲良く付き合っている。亜美が過度なスキンシップをとるようになったけど、
嫌ではない。むしろ、こんな姿の私を好きでいてくれることが嬉しかった。
周囲からはデブスのレズカップルと思われているだろうけど、今さらそんなこと
は気にしない。ただ、亜美のそばにいるだけで、とても嬉しい。

それでも、翔子さんみたいな可愛い子には憧れるかな。痩せていて、可愛くて、運動もできる。
(ああ、私もあんな風になれたらな。)
そんなことを思った瞬間、私は違和感を抱いた。
(あれ?翔子さんってもっと太ってなかったっけ?それに、今の私も、翔子さんに変な飴を食べさせられて...)
だが、それはとてもあやふやな記憶だった。まるで何十年も前のことを思い出すような。
(え、これが私の体?こんなに太っていた?こんなにブサイクだった?こんなに臭かった?そもそも、
きれいだった私ってどんな風だったの?)
必死で思い出そうとするが、どうしても出てこない。
(なんなの、この感覚は。大切なものを失ったはずなのに思い出せない。)私はフラッと
立ち上がると、自分の部屋の姿見を見た。
写っているのは、男物の灰色のトレーナーをきた、ブサイクな私だった。
「これが私...これが...生まれてからずっと...ブサイクで...幼稚園の頃から太りはじめて...
いじめられて...バカにされて..でも、亜美がいてくれて...」
そんなことを呟きながら、私はゆっくりと崩れていった。
0657名無しさん@ピンキー2016/02/27(土) 07:51:37.90ID:X2y7+u7M
C
0658名無しさん@ピンキー2016/02/27(土) 12:24:42.34ID:8DVP91m8
ある日、校門の前で二人の女子生徒がいた。
1人は、スタイルが良く顔も整っている翔子だ。
一方は、翔子の倍以上は横幅のある体に豚よりも醜い顔の亜美だ。
そんな対照的な二人だが、何か話をしていた。
「ねえ、その体はどう?」
亜美が話かけた。
「そりゃ最高よ。男女にチヤホヤされるし、今までの生活が夢みたい。それに、
ずっと妬んでいた二人を見下せるようになったんだしね。」
そう言って、亜美を見つめた。
「どうして、香織をあんな体にしたの?普通にあなたとは仲が良かったんでしょ?」
「普通じゃだめなの。」
亜美が即座に答えた。
「普通の関係なんていつかは壊れる。絶対に壊れない関係が欲しいの。」
「その為には、あの子の姿を変えてまで?人生も狂わせて?」
「仕方ないわ。香織に悪い虫が近寄らない為にも。」
悪びれる様子のない亜美に、翔子がため息をつく。
「私を利用して、香織の美しさを逆転させる。すっかり落ち込んだ彼女に、
あなたが今まで通り仲良く接する。すると、あなたに依存する。」
亜美がうなずく。
「それだけじゃないの。私自身もブサイクなって、香織を引き立て役として利用して
いないとを思わせる。そこに、私がつけている、石鹸の香りがする特殊な香水を
嗅がせると、より相手に依存しやすくなるの。他の子たちは友人として接してくる程度
だけど、香織見たいに孤独を感じていると、効果は何倍にもなるわ。」
そう亜美が付け足した。
0659名無しさん@ピンキー2016/02/27(土) 17:09:17.42ID:8DVP91m8
「それで、あな達はこれからどうするの?」
翔子が聞いた。
「そうね。私は薬を飲んでおいて大丈夫だったけど、香織の記憶は
すっかり変わったしね。今戻しても大変だし、そのままにしておこうと思うの。
香織と一緒にいられるなら、この体も悪くないし。」
そう言って、亜美は大きく突き出たお腹をさすった。
翔子は大きくため息をついた。
「ま、デブス同士で見苦しくイチャイチャしてなさい。私の記憶もそのうち変わる
だろうから、その時はあなた達二人は、完璧に私より下だからね。」
そう言って、翔子は帰っていった。

「ごめん!待った?」
香織が、贅肉を大きく揺らしながら走ってきた。全身汗だくで、制服が変色
している。
「香織、前より臭くなったんじゃない?」
亜美が冗談まじりに言った。
「え!ご、ごめん!毎日体は洗っているんだけど、どうしても落ちなくて。
お願い!臭くないようにするから、嫌いにならないで!」
香織が一生懸命に謝った。汗が周囲に飛び散っている。
「ごめん、冗談だったの。それにどんなに臭くても絶対に、香織のことは嫌いならない
から。ほら!」
そう言って、亜美は香織をおもいっきり抱きしめた。
「え、ちょっと、亜美ちゃん!みんながいるんだから!」
周りには、これから帰る生徒が大勢いた。ただ、いつも通りの光景なので、
大抵はチラッと見て、帰っていく。
「大丈夫。そんなの気にしないもん。それとも、やっぱりこんなデブスと一緒
だと嫌?」
「そんなことない!私の方こそ汚なくて臭い、どうしようもないデブスなのに、
亜美ちゃんにそんなこと思わせてごめん!だからお願い!私とずっと一緒にいて!」
香織が泣きながら言った。それを見て、亜美はニヤリと笑った。
「ずっと一緒だから安心してね。これからも一生...」
そう言って香織の髪の毛に指を通す。フケがパラパラと落ちていく。
「う、うん...」
そのまま、香織は亜美の胸に顔を沈めた。
(フフ、少なくとも、人の幸せは見かけで決まらないわね。)
胸にあたる香織の息を感じながら、亜美はこの姿になって良かったと、
心の底から思った。
0660名無しさん@ピンキー2016/02/27(土) 17:18:39.46ID:8DVP91m8
なんとか書き終えられました。お待たせしてすみません。
今後も時間があれば書きたいのですが、私の趣味によって、美人がブサイクに
なる話がほとんどになると思います。そこのところを、理解していただけると
ありがたいです。
0662名無しさん@ピンキー2016/02/28(日) 00:25:09.58ID:nmWYldZC
素晴らしい作品をありがとうございます!
ブサイクになってでかくなったおっぱいでオナニーするシーンを見たい...!!
0663名無しさん@ピンキー2016/02/28(日) 02:49:12.81ID:RiJI6BMB
お疲れ様です。やっぱり美人がブサイクになる話は良いですよねw
0664かまこ2016/02/28(日) 22:04:10.80ID:gRTuUag3
「年取物語」
絶世の美女としてその名を世にとどろかせたかぐや姫が都から姿を消してから、一年ほどの時が経った。
数多くいたかぐや姫の求婚者の男性はみな、かぐや姫の失踪を悲しんでいた。

そんな中、位の高い家から宮中に一人の若い女性が入った。その名を葵の姫と言った。
純白の素肌に潤んだ黒目がちの瞳。すっと通った鼻筋、豊かな唇の右下には小さなほくろ。
顔の全ての要素が美しく、絶妙な均衡で配置されていた。
 彼女と宮中の通路ですれ違うだけで、どの男性もその美貌に一目惚れしてしまった。
そんな彼女の噂は都中に知れ渡り、誰もが葵の姫を一目見たいと世の男性の話題をさらってしまった。

やがて、彼女の元に、身分の貴賤を問わず都中の男性から求婚の申し出が殺到してきた。
幾人もの高貴な身分の男性からの求婚を断り独り身のまま姿を消したかぐや姫とは異なり、
葵の姫は、迷うことなく、求婚者の中から最も高貴で裕福で将来有望な男性と夫婦の契りかわすこととした。

それからの葵の姫は悠々自適の生活であった。
食べたいもの、着るものはなんでも手に入り、誰もが自分を敬うという何不自由ない生活であった。
まさに、幸せを絵に描いたような生活を手に入れたのであった。

あるよく晴れた日のこと、桜を見に行こうと、
葵の姫は侍女と共に都に近い野山に出かけることとなった。
葵の姫自身は行き先の地理に明るくないため、案内人も同行させた。
案内人は傘をかぶり顔はよく見えないが、初老の女性のようであった。
都を出て三時間あまり、山も深くなってきた。

「姫様、こちらがこのあたりで最も景色の良い場所でございます。」
しわがれた声で案内人が指さした先には、無数の桜の木が立っており、春を待てぬとばかりに桜の花が芽吹き始めていた。
「姫様、きれいでございますね。」
侍女が姫のご機嫌を伺うように言う。 
「満開ではないのだな・・・」
不穏な空気が流れた。
「わらわが都を出てようやくここまで来たというのに、こんなものしか見れんのか!」
「しかし、姫様、この時期の桜はだいたいこのようなものでございます。」
葵の姫は侍女の言い分に耳を貸そうとしない。
我が世の春を謳歌していた葵の姫は、自分の思い通りにならないことが気にくわなかった。
0665かまこ2016/02/28(日) 22:05:50.28ID:gRTuUag3
あからさまに機嫌を悪くした葵の姫の様子を見て侍女は困り果てた。
こうなると姫はへそを曲げて後々面倒だ。
「もう良い。帰るぞ!」
まだやってきたばかりなのにだだをこねて、もう帰ろうとする。
「では、私目が満開の桜を今すぐご覧に入れましょう。」
口を開いたのは案内人の女であった。
「そんなことができるのか。」
「できますとも。ただし、お見せできるのはお一人のみ。」
葵の姫は、侍女に先に都へ戻るよう言った。
「しかし、姫様。お一人でおりましては危のうございます。」
「この者がついておる。この者のほうが、桜一つろくに楽しませることができぬそなたより余程頼りになるわ。」
案内人の女は静かに鼻で笑った。
侍女は案内人に後を頼み、先に山の麓まで降りていった。

「さあ、姫様。邪魔者はいなくなりました。今から、姫様に美しく咲き誇る満開の桜をご覧に入れましょう。」
案内人は腰袋から砂のようなものを一握り取り出し、宙に巻き上げた。
そのほんの数秒後、段々と色がさし、にわかに花びらが色づき始め、あれよあれよという間に満開に。
「案内人よ、素晴らしいではないか!」
見事なまでに咲き乱れた桜を前に、興奮を隠せない葵の姫であった。
やがて、葵の姫はいても立ってもいられず、桜の花びらの舞い散る中を駆け回り始めた。
言葉にできないくらい美しく散る花びらの雨の中、踊り回る姫。
桜の開花さえ自分の自由になる。姫は世の中のすべてが自分中心で回っているかのように思えた。
容姿、身分、財産に恵まれ、桜の開花さえ自分の自由になる。まさに人生の絶頂であった。
「お気に召されましたか、姫様。」
くっくっくと不敵に笑う案内人の女。
「ええ。最高の気分よ。」
「しかし、姫様。花の命は短いものです。」
葵の姫はその場で踊るのをやめ、案内人の顔を見た。
0666かまこ2016/02/28(日) 22:09:53.90ID:gRTuUag3
「かつての私も、今の姫様と同じように、絶世の美女として都中の人々を魅了しておりました。」
そうやってゆっくりと傘を取ると、女の顔が見えた。
「今でこそこうやって道案内でどうにかこうにか身を立てて日々の飢えをしのいでおりますが、
元は私も高貴な姫君として何不自由ない生活を楽しんでおりました。」
ゆっくりと近づく案内人の女の姿を改めて見て、葵の姫ははっとなった。
この女性にかつて都の町中で見かけたかぐや姫の面影が一瞬重なったのだ。
牛車の小窓から一目垣間見られたかぐや姫は、それこそ言葉にできない美しさで、上品な目鼻立ちと透き通った白い肌はとてもこの世のものとは思えないものであった。
しかし、今目の前にいる女は、髪がぱさぱさで縮れて潤いがなく、肌はシミしわが目立ち透明感を失ってくすんでいる。まぶたが痩せ衰え落ちくぼんでおり、頬は痩せこけている。鼻は胡座をかいて強欲さがにじみ出ているような下品な形。
への字に曲がった口元から覗かせる痩せた歯茎は紫色に変色しており、黄色みがかった
歯の間には隙間が目立った。そして、笑みがとても卑しい。
つい一年ほど前、世の男性を虜にしたあの見目麗しいかぐや姫がこのような衰えた姿になっていようとは、
にわかに信じられなかった。

「私はこのあたりの竹藪で、小さな乳飲み子の姿でおじいさんに拾われ、あっという間に美しい大人の女に成長しました。
都に出て多くの高貴な男性たちの求婚を受けましたが、どの男性にしようか迷っているうちに、あっという間に美貌の衰えが始まりました。」
さっきまであんなに咲き乱れていた桜が、一気に花を落とし枯れ始め、樹が朽ち始めた。
「髪は薄くなり胸元は下がり始め、顔のシミしわや毛穴を隠すためおしろいを多く塗るようになっていきました。日に日に衰えゆく美貌を鏡に写し、溜息をつく毎日でした。
まだまだ今より容姿は保っておりましたが、日に日に私の元を訪れる男性が減り始め、やがて周りには誰もいなくなり、ついには宮中も追い出されました。」
葵の姫は複雑な表情を浮かべている。
「男性をえり好みしなければ、今頃私もこのような無様な姿をさらさなくてすんだのに・・・。だから、姫様がうらやましい。
美貌、地位、財産、女の幸せ。私の掴むはずだったもの、私目が持っていたものを全て手に入れている!」
すると葵の姫の足下から木の根っこのようなものが絡みついて動けなくなってしまった。
「地を這うような地獄の生活を送る中で、人の生き死にを早める術を手に入れました。」
 葵の姫の頭の中で、さっきの桜と女の話がつながった。
「そしてもう一つ手に入れました。」
女のおしりのあたりから大小無数の管が躍り出てきた。
「若さと美しさを奪う術を。」
すると管が葵の姫の着物をビリビリに破り、葵の姫の胸元や素肌に吸い付き始めた。
「やめてぇぇ!!!!」絶叫する葵の姫。
「もうすぐ気持ちよくなりますわよ。今まで味わったことのない楽しみを味あわせてご覧にいれましょうぞ。」
すると女ののど元から飛び出した二本の管が、葵の姫の右の鼻の穴と口の中に入り込んできた。
0667かまこ2016/02/28(日) 22:13:07.08ID:gRTuUag3
どくどくと勢いよく波打つ管。
すると、姫は強烈な脱力感に襲われたと同時に、今まで味わったことのない快感が押し寄せてきた。
「う゛ぁう゛ぁう゛ぁう゛ぁう゛ぁああああああああ、ぎもじいいいいぃいいい。」
恍惚の表情の中、嗚咽を漏らす葵の姫。
「ああああ、いいわぁ。この日を待ってたわ・・・。都で一番美しく若い姫の体から全てを奪うのを。
どんどん流れ込んでくるわ〜、姫の大事なものが。とても良質な精力が私のものになっていくわ〜。」
歓喜の表情の女。人生史上最高の快楽におぼれる葵の姫。

すると二人の容姿に変化が。
あれだけ潤いに飢えていた女の肌に血色が戻り始めた。
一方、葵の姫はみずみずしくはじけるようだった素肌から急に潤いを失われてかさかさした質感になってしまった。
「これで私は四十路。あなたは三十路半ばくらいかね。」
先ほどより声に艶が戻った女は、嬉々としている。
管の動きが止まった。
「はぁはぁ。力が、力がふぁいらない・・・」
口に入った管のせいでうまくしゃべれない。
姫は全速力で走ったかのように、息が切れそうになっている。汗が額から流れ、化粧が崩れだしている。
「姫、どうやらひどくお疲れのようですね。顔に疲れが出てますわよ。」
すると女は、持っていた手鏡を姫の方に向けた。
鏡は、どんどん顔の肉が重力に負けだし、顔のシミとしわと毛穴が目立っていき、衰えゆく姫の美貌を残酷なまでに見せつけている。
「何よ、この顔!どうなっているのだ!わらわはこんなに老けてはいなかったぞ!」
「姫様、私が姫様の若さと美しさをいただいているのです。」
女の顔は、姫の若さを吸い張りを取り戻しつつある。さっき見たときより溌剌とした表情になり、血色も良く若返っている。
「わらわの若さを奪うだなんて・・・許せぬ!早く元に戻すのじゃ!!」
「姫様、お静かになさいませ。せっかくの興が台無しです。」
すると、無数の管は再び躍動を始めた。
「あう゛ぁう゛ぁう゛ぁあああ、わだじのわがざがぁぁぁっぁあ。でぼ、ぎもじいいいぃいいい、もっどおおぉおおおお!!!!」
自分の急速な容姿の変化よりも、管によって得られる快感のことで頭の中が一杯になっている。
「ふふふ・・・。どんどん力がみなぎってくる。若いって、こういうものなのね。私目はすっかり忘れていましたわ。うふふ。
目の前の楽しさに夢中になるあまり、醜く老いて衰える様を見せつけられる恐怖を、姫様も味わえばいい。」
うっすら桜色で初々しさの残る葵の姫の豊満な胸元も、ドス黒く変色しだしどんどん下向きにひっぱられ、使い古したようにしわしわにしぼんでいく。
すっと絞りきった腰元の形や細く美しい二の腕はどんどん崩れていき、おしりは垂れ、背中にも肉がついてきて丸みが出てきている。
あれだけ美しかった葵の姫は、あれよあれよと言う間に貫禄のある中年女性の体型に。
0668かまこ2016/02/28(日) 22:18:02.04ID:gRTuUag3
一方、役割を終え朽ち果てていた女の胸元は、逆に葵の姫のそれをうばいとったかのように、
豊かさと活気を取り戻し、張りが出て美しい桜色をつけ始めた。
「もう私は三十くらいかね。五十路をこえた姫よりもずいぶん若々しくなってしまったわ。
おほほほほ!このまま姫の全てをしゃぶりつくしてしまうわ!!」
最後の一滴までしぼりとるように、管は小刻みに波打っている。
「ひゃあぁぁぁぁっぁあ、わだじのがおがぁぁぁっっぁあぁぁ!」
女の持つ鏡は、葵の姫の均整の取れた顔が急激な加齢により溶けるように崩れ、目・鼻・口、一つ一つの形が醜く変わっていく様を余すことなく写し出していた。
あれだけ光に満ちていた黒目は、痩せ衰えるまぶたのせいで暗い影が差していき、高く整った鼻は顔の肉が重力に引っ張られるとともにどんどん潰され低くなっていく。
どんどん若さと美しさを奪われ醜くなっていくのをわかっていながら、それでも姫は管を自分の手で抜こうとしない。
「うああぁぁぁあぁぁぁあ、きもじいいいい。やめないでぇぇっぇえぇ!!!もっどぉぉぉぉおおおお!!」 
姫は、口につっこまれた管をむしろ自分から貪っている。
やがて、葵の姫から全てを搾り取って、役目を終えたのか、女から生えていた全て管がちぎれた。
そこに立っているのは、先ほどの姿からは考えられない程に若返り美しくなった女であった。
老いに負け崩れきっていた女の顔は、葵の姫の姿を写したかのように均整の取れた目鼻立ちとなっていた。
だぶついていた腹部の肉もすっかり形が整い、背筋もぴんと伸びている。透き通った肌に上品な雰囲気まで加わり、
間違いなく都でも右に出る者のないほどの絶世の美女であった。
まるでそのまま葵の姫の美貌を奪い取ったようだった。
女は、美しく若返った自分の体を味わうように官能的に両手でなで回す。
「二十歳くらいかしら・・・。素晴らしい体だわ。こんな最高の感覚は久しぶりだわ。」
豊かになりすぎたはちきれそうな胸元に戸惑いながら、不敵に笑う女。声にまで色っぽさが漂う。

一方、解放された葵の姫は、手を小刻みに振るわせながらふらふらと揺れながら頼りない足取りで歩き出した。
髪は水気を失い大きく広がり、風でぱらぱらと抜け落ちていく。白い絹のようだった柔肌は、潤いが消え失せ不健康な黒に変色している。
世の男性を虜にした美しく整った目鼻は、重力に耐えかねひっぱられた肌により台無しになってしまった。瞼に潰された目は情けなく垂れてしまい、
鼻は色狂いの欲の強さを表すように大きく胡座をかいて、毛穴が開ききっている。
快楽に耽ってだらしなく緩んだ口元はへの字に曲がってすっかり痩せ衰え、唾液を垂れ流していた。
「あへ、あ・・・・、もう少し・・・、わらわに楽しみを、くれぇぇえ・・・。頼む、あの管をわらわにさしてくれぇぇ・・・。あへ・・・・。
ふ〜、ふー・・・・」
言葉を発するたびに葵の姫の歯はぽろぽろ抜け落ちながらも、なおも快楽を求め鼻息を荒くし、さまよい歩く。
この世の春を謳歌し快楽を貪るあまり、廃人同然の醜女にすっかり落ちぶれてしまった。
「今度は私目が、この世の春を楽しませてもらいますわ。ごめん遊ばせ。」
すっかり上品で気品溢れる美女となった女はそのまま山を下りていった。
女の高笑いが響き渡っていた。
 
その後、女は葵の姫と離縁した高貴な身分の男性と夫婦になり、この世の春を謳歌したという。
一方、女の大事なものを失った姫は、その後、売女に身を落とし、
都で自分の体を安く売ってなんとか食いつないでいるそうな。            
<終>
0669名無しさん@ピンキー2016/02/29(月) 01:06:54.17ID:C4xmluny
若さだけでなく美しさも奪う鬼畜っぷり 素晴らしいです
0670名無しさん@ピンキー2016/02/29(月) 21:02:50.43ID:Gua5zzl5
姫「無礼な!その手を離しなさい!」

魔女「フン、じたばたしても無駄だよ、大人しくおし!」
ジュブ・・ジュブ・・・・ジュル・・・・
姫「何これ・・・まさか・・・私の中に・・・・イヤー!」


姫「・・フウ・・・全くてこずらせてくれたね・・この娘は・・・」
0671名無しさん@ピンキー2016/03/04(金) 07:37:09.78ID:6u1ahGAl
50歳のオールドミス、ソニアはある日、美青年の乞食に声をかけられた。
美しさと礼儀正しさと哀れさに目がくらんだソニアは青年を連れ帰り、食事と小額紙幣を与えた。
青年は乞食ではなく売れない絵描きで、妻子がいた。
そして、ソニアのコレクションについて芸術談義を交わした。
コレクションの一つに道化師の銀仮面があったが、これに注目して褒めたのは青年が初めてだった。

青年が帰ってから、ソニアは白翡翠のシガレットケースが消えたことに気づいた。
数日後、青年はシガレットケースを返し、涙ながらに謝罪した。
ソニアはまた、食事と小額紙幣を与えた。

ソニアは心臓が少し弱いことを除けば健康な、がっしりした大女で、未婚で、母性愛を持て余していた。
友達は多かったが、友達の方はソニアをお人よしのただの知り合いと認識して、
暇つぶし・愚痴聞き・パーティーの人数合わせ要員として遇していた。
0672名無しさん@ピンキー2016/03/11(金) 23:11:25.96ID:1xM01e2m
ジャンプスクエアクラウン 2016WINTERのとみとバラが該当

ブスでデブの主人公が入れ替わりの言い伝えのある螺旋階段で美人の幼なじみと入れ替わり
美人になったことを満喫していた主人公だが、自堕落な生活をおくるうちにあまり体型もだらしなくなってくるなど徐々に堕落していく
一方主人公と入れ替わった幼なじみはダイエット・化粧などの努力を重ね、気づけば結構な美人に
0673名無しさん@ピンキー2016/03/11(金) 23:21:40.93ID:iOuNrhGo
>>672
kindle版で読んでみた
肌カサカサで髪もバサバサになるという描写が特に良かったが
結局最後は二人して美人にってのがちょい残念だったな
0674名無しさん@ピンキー2016/03/12(土) 13:10:54.16ID:zcject+Y
短めの物を一つ。

オフ会

「理紗、早く行こう。」
「ちょっと待ってて!すぐ準備するから!」
私は、オンラインゲームで知り合った人達とのオフ会に行くことになった。
友人の真緒も一緒だ。
「さ、あれを早く出さないと。」
そう言って私は、押し入れの中から一つの木の箱を取り出した。
中を開けると女性の顔をしたお面が入っている。
「まずは服を脱いで、と。」
私は全裸になると、そのお面を持った。
お面の顔は決して美人とは言えないものだ。立派な二重あごができるほどについた
脂肪、圧迫された豆粒みたいな小さな目。手入れされていそうにない眉毛は太く、
肌は吹き出物だらけ。口の周りにはうっすらひげが見える。鼻は平均的な物だが、
肉に埋もれて低く見える。
「よし、いくぞ!」私はそのお面を勢い良く顔に着けた。

最初に変化が現れたのは、髪の毛だった。艶のある自慢の黒髪は10秒ほどで
ボサボサになっていく。次は体だ。そこまで大きくない胸が少しずつ膨らんでいく。
そして、それ以上にお腹が前に突き出る。そのうち、重力に負けて下に垂れていった。
お尻や腕、足にも脂肪がついていく。もしも服を着ていたままだったら、大変なことに
なっていただろう。全身に脂肪がつくと、170センチほどあった私の身長が縮んでいく。
それに比例して、脂肪のボリュームも大きくなる。最後は顔だ。お面の顔がすーっと消えて
いくと、私の顔が現れた。
「ふーっ。」
私はお面を外した。そのまま、洗面所に行って鏡を見る。
そこに映っているのは、今まで何人もの友人に誉められた美人ではない。
容姿に無頓着な、背の低いデブスだった。
0675名無しさん@ピンキー2016/03/12(土) 13:27:23.62ID:zcject+Y
私は急いで服を着る。それは、お出かけに着るようなおしゃれなものではない。
部屋着の黒いトレーナーと、特大サイズのジーパンだ。
「う、やっぱりもっと大きいのを買えば良かったかな。」
全身の肉と格闘しながら、私はやっと服を着た。

「はあ、お待たせ...」
「もう、息切れするぐらい急いで何で十五分もかかるのよ。」
理紗がイライラしながら文句を言った。化粧もおしゃれもバッチリの完全装備だ。
「まったく、そんなめんどうなこと、何でわざわざするかな?そんなにブスに
なるのって楽しい?」
「まあ、嫌って言えば嫌だね。肉は邪魔だし、チヤホヤされないし。でも、出会い目的
でオフ会に参加する人もいるでしょ?そういうのって断ると逆恨みしてストーカーする
人が多いらしいし。それの対策よ、対策。」
真緒は大きくため息をついた。
「そんなことなら行かなければいいのに。バカね、あんたも。」
「もう、少しはブサイクになった悲劇の美女を大切にしなさいよ。」
そんな会話をしながら、私達は歩いて行った。
0676名無しさん@ピンキー2016/03/12(土) 15:10:34.81ID:zcject+Y
「あー、食べた食べた!この体だといっぱい食べれるからいいわ。」
オフ会のあと、私の住むアパートの部屋で二人でゆっくりしていた。
「もしかして、ワリカンで安く、たくさん食べたかったからその体になったの?」
「あったりー!実はこっちの方がメインだったの。」
「あほくさ。」
そんな会話をしていたら、気づくと午前1時になっていた。
「あー眠くなってきた。もう帰るね。」
「うんわかった。私、ちょっとトイレ行って来るし、帰っていいよ。」
そう言って私はトイレに向かって行った。

「ちょっと、真緒、だよね?」
トイレから出た私が見たのは、私だった。いや、私の顔が映されたお面を被った
真緒だった。
「もう、いつのまにそんなの見つけたの?」
「いやあ、帰ろうとしてスマホ探してたら見つけてね。ちょっと着けてみたの。」
そう言って自分の体を見回す真緒。
「すごい...私よりもこんなにいいスタイルしてるんだ。」
「もう、早く返して。私もいつまでもこの体でいるわけにもいかないし。」
そう言って私が真緒の顔をしたお面に手を伸ばそうとすると、真緒が取り上げた。
「ごめんね。実は私、オフ会である男に狙われちゃってさ。無理やり住所とか
聞こうとしてきたの。あわててトイレに逃げたけどね。」
「それで...私の姿になってそいつから逃げようとするってこと?」
「うん。理紗が言ってた見たいに逆恨みでストーカーされても困るしね。
しばらくの間貸して欲しいの。いい?」
当然そんなことは許せない。もし許可したら、私はこのデブスの姿のままだ。」
「ダメに決まってるでしょ!早くそれを...」
「良いの?」
真緒が突然言った。思わずビクッとする。
「私がここで大声を出したらどうなると思う?いまの私は理紗。一方、理紗は
不法侵入したどこぞの女よ。」
「そ、そんな...」
今の私には手出しできない。完全に詰んでしまった。
「大丈夫、来週の土曜には返すから。それまでの辛抱ね。」
そして、真緒はあっという間に部屋を出ていった。
0677名無しさん@ピンキー2016/03/12(土) 15:28:42.80ID:zcject+Y
それから私は、次の土曜までそのままだった。
食費はいつもの二倍はかかるし、誰かに部屋の出入りをあまり見られたくないから、
外出もほとんどしなかった。講義とバイトに真緒が代わりに行ってくれたのは
よかったけど、いくらか不審に思われたそうだ。
「ねえ、またいつか貸してね?」
「嫌だ!何日もあの体でいるのはつらいんだよ!」
そう言いつつ、私が何もない日には半ば強制に借りられる。
真緒もかなり可愛い方なのだが、ほとんどない自分の胸や私よりも少し太いウエストに
コンプレックスがあるらしい。
この調子では、私もまともに生活が送れない。
「もう絶対に貸さないんだから。」
そう呟きながら私はオンラインゲームをする。太った体に汗を流しながら、
キーボードを打ち続けた。
0678名無しさん@ピンキー2016/03/12(土) 15:30:17.32ID:zcject+Y
だいぶ文章がおかしくなってしまいました。直した方が良い点があったら、ぜひ
教えてください。
0679名無しさん@ピンキー2016/03/12(土) 19:17:43.81ID:2EtXJBgj
ダークものが苦手な自分にとってはすごく好みの話でした!
乙です
0680名無しさん@ピンキー2016/03/12(土) 21:34:06.76ID:IRu8aeX1
俺も凄く好みでした!
ダークだけど、後味悪くなく読めるのが良かったです。
逆に真緒のお面をつけて仕返しするような話とかも
読んでみたいかもです。
0681名無しさん@ピンキー2016/03/12(土) 23:17:15.63ID:e9ADeCfs
〜四つの身体・一つの心〜
俺の名前は鈴木 拓也…特に勉強が出来る訳でもなく、運動が得意でもない、至って普通の高校生だ
そんな平凡な俺だが、最近付き合い始めた彼女がいる…こんな何の取り柄もない俺のことを大切に思ってくれる、優しい女の子である
もちろん俺も彼女のことは大切だし、これからも一緒に居たいと思っている
ただ、彼女は少し…いや、かなり特殊な体質の持ち主で、これから付き合っていくにはかなり大変かも知れない…
これを話すには、まず俺が彼女と初めて出会い、そして思いを告げられた数日前に遡ることになる……
0682名無しさん@ピンキー2016/03/12(土) 23:39:52.59ID:e9ADeCfs
>>681
数日前…俺は彼女、山中 四葉(よつは)に突然声を掛けられた
「あの…放課後に話したいことがあるの…日が暮れる前に校舎裏に来て、待ってるから…」
昼休み、ぼけーっと机に一人で突っ伏している俺に、小さな、消え入りそうな声でそう告げると、彼女は頬を微かに染めて走り去っていった
その時点では、俺は何事かと面食らっていた
山中 四葉…同じクラスであるにもかかわらず名前を思い出すのに時間を要するほど影の薄い子…そんな印象だった
他の女子と話してたりしているのも見たことがないし、普段から特に気になる言動もなく、地味で…そんな女の子から突然話があると呼び出されても、動揺するしか無かった
ただ…先ほどのほんの少しの彼女の振る舞い、表情から何か放って置けないような気がして、俺は言われた通りにしようと思った
放課後、言われた通りに校舎裏に向かうと、人気のない物陰にポツンと四葉が立っていた
「ありがとう…来てくれたんだね」
昼休みの時と同じ、小さく儚げな声で感謝をし、微かに微笑むと彼女は言葉を続けた
「あの…わたし…あなたが好きです、付き合ってください…」
その言葉を聞いた瞬間、おれは呆然として思考を停止してしまった
0683名無しさん@ピンキー2016/03/13(日) 00:02:18.70ID:lV2DaPDn
>>682
『え…付き合って…へ?』
俺は動揺して言葉になっていない言葉を発するしかなかった
何の接点もない、話した事もない女の子に突然、好きだと言われて取り乱さない方が無理な話である
「あの、いきなりでごめんなさい…でも、わたしからすればいきなりじゃなくて…わたしは前からずっと鈴木くんの事が好きで…えっと…覚えてるかな?初登校の日にわたしに話し掛けてくれたこと…」
『ん…あぁ、そういえば…』
彼女の質問には身に覚えがあった
高校一年生、初めて学校に来た日に俺は彼女…四葉に会っていた
教室が分からなくて困っていた所を俺が見つけて、案内してあげたのだ
「えと…それ以外にも…」
と、四葉はエピソードを他にもいくつか話してくれた
特に意図していなかったが、俺は彼女の手助けを色々としていたようだった…自分が気にしていないような小さな気遣いが、彼女には嬉しかったのかも知れない
「だから…わたし、鈴木くんともっと話したいな、って…」
四葉は頬を染め、じっとこちらを見つめてくる…と、ここまで来てようやく俺は自分に寄せられている好意を実感し、ドキドキと鼓動が速まっているのに気付いた
『えっと…俺…』
返答を出し損ねて言葉に迷っていると、ふと彼女の様子がおかしいことに気付いた
「あ…もう……」
紅潮していた頬を一転、蒼白に染め上げて彼女は呟いた
気づけば、日が暮れて辺りが少し暗くなり始めてていた…
0684名無しさん@ピンキー2016/03/13(日) 00:37:16.59ID:2sx/8DwS
支援
0685名無しさん@ピンキー2016/03/13(日) 00:46:11.05ID:lV2DaPDn
>>683
『ど、どうしたんだ?』
「うっ…ま、まだ…」
明らかに不安そうにしている彼女に向かって言葉を掛けた時には既に手遅れだったのか、彼女は肩を抱え込みその場にしゃがみ込んでしまった…見ればガタガタと身体を小刻みに震わせている
不安になった俺は彼女に歩み寄り、肩に手を置いた
『お、おい…大丈夫…』
「ん…はぁん!」
奇声を上げ、屈ませていた身体を急に反り返らせた四葉に跳ね除けられ、尻餅を付いてしまった
「んんっ…うぅっ…!」
四葉は呻き声を漏らし、身を捩らせている…よく見ると、彼女の身体に徐々に変化が現れていた
背が伸びている…信じがたい話だが、手や足が伸長して、明らかに先ほどより背丈が高くなっているのである
『そ、そんな…』
この状況と、目の前の彼女に対して何も出来ない自分とが合わさってそんな言葉しか出すことしか俺には出来なかった
「ふぁぁ…くぅっ…!」
苦しいのか、気持ち良いのか、どちらとも判断が付かない声を出しながら変化は続いている
特に目立つほどではなかった胸の膨らみがボリュームを増し、ぐんぐん盛り上がっていく…制服を圧迫し、隙間から谷間が覗くほどにせり出し、存在を主張する
膨らんだ胸のせいで顔を出した腰はキュッと締まり、くびれがはっきりしてくる
肌は日に焼けたように褐色に染まり、地味な茶色だった髪は派手な金色に染まり、長さを増していく
「ふぅっ…はぁ…はぁ…」
髪が肩に掛かるまで伸びる頃には、変化は落ち着いていた
荒い息をしながら、四葉はゆっくりと立ち上がった
その何もかもが、先ほどの彼女とはまるで異なっていた
地味な容姿を一転させ、金色の髪と抜群のスタイル、褐色の肌を持つ彼女が、果たして四葉なのか俺には判断が付かなかった
「何よ?変な顔であたしをじっと見て」
『あ、いや…』
「はっきりしないわね…で、さっきの答えは?」
顔つきもそうだが、口調やそこから感じられる気性すらもまるで別人である
『山中…なのか?』
「は?それ以外に誰が居るって言うのよ?」
『いや…でもその格好は…』
「あーもう、面倒くさいわね!あたしはさっきの答えが聞きたいんだけど」
『は、はあ…まあ俺は、山中が俺のこと好きだって言ってくれるなら、嬉しいし…傍に居たいなって思う…けど』
こんな状況で何を言っているんだ、と俺は自問自答をするが、一方…
「ふ、ふーん…そっか…」
俺の答えを聞いた、四葉…であるはずの彼女は強気な態度から少ししおらしくなった
「その…ありがと、そう言ってくれたらあたしも嬉しい…かな」
俺の手をぎゅっと握り、制服から零れ落ちそうな胸を押し付けてくる…性的なアピールに俺は興奮しながらも、その好意は確かに『山中 四葉』からのものであると何故か実感があった
こうして俺は不思議な彼女と付き合うことになった…
0687名無しさん@ピンキー2016/03/13(日) 17:31:09.67ID:+bPkQ65+
良いシチュエーションですね。
楽しみにしています。
0688名無しさん@ピンキー2016/03/14(月) 02:00:11.67ID:0KY0+2VO
「そーなんですよ、みんなそういう目で見て」
アパートの一室、女子2人が飲み会をしている。
この部屋の主人、富山明菜。170cm近い身長と長い脚は、田舎の事務職としては出色のスタイルの持ち主で、3年前の入社時には社内が騒然としたものだった。
「しょうがないよ、明菜ちゃん美人だし、スタイルいいもん。」
そう言って慰める倉科千世。明菜の3年先輩だが、150cmそこそこの身長の標準体型。どこにでもいる普通の女の子だ。
「先輩、ほんとにそう思ってます?」
「思ってるわよ。」
「ほんっとにそう思ってます、この身体。」
「思ってるわよ、明菜ちゃんどう見たってそうじゃない」
「じゃーこの身体になってみます?」
食い気味に言った明菜の圧に一瞬戸惑いながらも、酔っているんだなと千世はやり過ごそうとした。
「はいはい、そりゃなってみたいわよ、こんな幼児体型じゃなくてそんなモデルみたいな身体に。」
「ちょっと待ってくださいね」
先程とは違う満面の笑みで、明菜は台所へと消えていった。
「ふ〜。明菜ちゃんだいぶ酔ってるわね」
「新しいお酒です〜」
明菜の持ってきた瓶にはオレンジ色の液体が入っていた。
「なにこれ」
「いいからいいから」
明菜は千世のグラスにも注ぐと、そのまま勧めてきた。
匂いはそれほど悪くない。と、明菜はすでに飲んでしまっていた。
「先輩もほら」
言われるがままに飲み干す。度数が高いのか、のどが焼けるような熱い感覚が走る。
「うわ、これ結構濃いじゃない」
「うぅっ」
明菜が目の前で苦しみ始めた。
「明菜ちゃん!」
小刻みに震えたと思うと、少しずつその影が小さくなっていくように見えた。
(え!?)
そう思った千世だが、自分の身体も変調を来し始めた。
飲んだときの熱い感覚が体中に行き渡り、それが骨にまで達するほどに増幅していた。
(痛い、何これ)
身体が引き延ばされ、膨張していくような痛み。
(そんなことあるわけ…)
肘の近くまで短くなったブラウスの袖口はそれが現実であることを如実に表していた。胸元にあるはずのないボリューム、きつくなる肩口。
(ひゃっ)
大きくなるヒップに抗いきれないショーツが位置をずらしたせいで、千世は思わず声を上げ、そのまま気を失った。
0689名無しさん@ピンキー2016/03/14(月) 02:01:15.11ID:0KY0+2VO
「うわぁ、ホントに先輩になっちゃった」
目の前の自分を見下ろしながら、千世は不思議な気持ちだった。
本当にこの身体になっていいんだろうか。
モデルのように長く伸びた脚、手タレのような長い指。巨乳ではないが自分よりはずっと重量感のある乳房。
面長でぱっちりとした目鼻立ちはすっぴんでも十分美しい。
みんなが羨ましがる明菜の身体。それが眼下に広がる未知の世界。
「ほらほら、袖こんなに長いですよ、パンツもほらこんなに余って」
明菜よりもずっと低い身長、父親似の丸い顔、凹凸のない幼児体型。
色の白さだけが取り柄だが、お世辞にも美人とも可愛いとも言えない。
そんな自分が目の前で、明菜のボーダーニットと流行の花柄のスキニーパンツに埋もれながらはしゃいでいるのを見ると、なんだか申し訳ない気持ちになった。
「ねぇ、明菜ちゃんなんなのこれ?」
「なんなのってさっき言ったでしょ先輩。私の身体になってみたいって。」
「え?だからこんなことに?ちょ、冗談だと思うじゃないの」
「これが冗談だと思います?夢でもないですよ、ほら」
小さくなった明菜が手を伸ばし、元の自分のまん丸い指で頬をつねった。
「痛い…」
0690名無しさん@ピンキー2016/03/14(月) 02:01:47.34ID:0KY0+2VO
「先輩、服替えましょ」
何のためらいもなく進めていく明菜に恐ろしささえ感じながらも、その提案には賛成だった。
ただでさえCカップの乳房がAカップのブラに押し込められているのは苦しい上に、アンダーまで大きくなっているのだからなおさら。
ショーツも食い込んでいるし、森ガール風の丸襟ブラウスもキツキツで、服の造り上ありえない、形のよい乳房のラインがくっきりと出ている。
なんて思っているうちに、明菜は服を脱ぎ始めた。
明菜の身体ならお似合いの紺のレースのブラショーツはガバガバで、千世の身体で着ていると子供が背伸びしているようだ。年齢は自分が上なのだが。
「ちょちょ、脱いじゃうの?」
「そうですよ」
見慣れた自分のアソコだが、外から見ると躊躇するものだ。
誰のものも受け入れていないのに下着だけラグジュアリー。少し吹き出しそうになる。
はき慣れた薄いピンクのショーツを脱いで紺のショーツを履く。
(こんな色持ってないよ)
当然ながら大きくなったヒップにもぴったりだ。と同時に、股間に暖かなものを感じる。
もとの自分の身体の熱だというのに、いけないことをしている気分になる。
ブラジャーも当然ピッタリ。きれいな谷間ができているだけでも、いつもと眺めが違う。
「ピンクのブラかわいい!濃い色ばっかりだからなぁ」
寸胴な身体にピンクの下着が着せられ、見覚えのある自分の姿。
「服も着ましょ」
言われるままに自分も明菜の服を着る。長い脚に吸い付くようなスキニーパンツの感覚。
(何これ…)
「はは、どこからどう見ても先輩ですねって、先輩が先輩って言うのおかしいか…ね、明菜ちゃん!」
「ねぇ、この先どうするの?まさか…」
「え〜だってお休みするわけにはいかないじゃないですか、明日会社行きましょ」
「明菜ちゃん…」
「せんぱ〜い、私の顔で私の名前言っちゃダメです!」
「そんなこと言われても…」
困惑のまま話を進められ、明菜は千世の家へと帰っていった。
明菜の家に一人残された千世。戸惑いはあれど、やはりこの身体をもっと見てみたくなった。
洗面台へ向かう、その何気ない一歩一歩が大股歩きのように感じる。
電気をつけ、鏡を見ると美しい顔の造形が正対していた。15cm以上伸びた身長のせいで顔の位置すら違和感を感じる。
「明菜ちゃんになっちゃった…」
頬へ伸ばすその指、かがんでニットの隙間から覗く胸の谷間。少し後ろを向くと、小ぶりなヒップラインがくっきりと浮かぶ。
嫌が応でも男性に注目されるいい女。
「明日からどうなるんだろ…」
未体験の視線が刺さり続ける日常が流れることを、このときの千世は知る由もなかった。
0691名無しさん@ピンキー2016/03/14(月) 02:02:34.55ID:0KY0+2VO
「かわいい、こんな部屋なんだ」
はじめての先輩の部屋。でもいつもいるみたいに感じるのはこの身体のせいかな。
「ほんとに先輩になっちゃった」
顔は、どこにでもいそう…だけどちょっと厚めの唇。身体はおっぱいもちっちゃいし、その割に脚はむちむちしてるけど、透き通るような白い肌。
不思議なんだけど、どうしても先輩の身体になってみたかったんだ。
私の身体、確かにこれでスタイル悪いっていうとみんなに怒られちゃうとは思うけど…
でも、男の人の視線や、女同士の嫉妬とか、美人は美人で疲れるのよね。
帰り道の占いで、そんな悩み言ったら解決策って飲み物渡されたんだ。
さっきはすごかったな、胸も身長もちっちゃくなって、で脚だけちょっと太くなって。
ほんとに千世先輩になっちゃうんだもの。
「先輩、こんな服ばっかり」
ふんわりとしたボディーラインの出ない服ばっかり。
だんだん私もこういう服が気に入るようになるのかな。
0692名無しさん@ピンキー2016/03/14(月) 02:04:47.54ID:0KY0+2VO
久しぶり、oddyだよ。
「誰だお前?」って人は>>621を見てね!
今回は幼児体型の普通女子をモデル顔負け美人と入れ替えてみたよ。
普通は美人になりたくてしょうがないシチュが多いけど、望みもしないのにモデル風長身美人の身体になっちゃって戸惑うのもいいよね。
あ、薄々勘づいてると思うけど、明菜ちゃんには占いの時に千世ちゃんの幼児体型ボディーになりたくてしょうがなくなる催眠術を掛けちゃったの。
じゃなきゃ、この身体手放すわけないものね。でもいつか催眠は解いてあげないとなぁ。
千世が明菜としての生活に慣れた頃にしよっかな。oddyが覚えてたらね(テヘペロ
さてと、次はどんなODしちゃおっかな。
0693名無しさん@ピンキー2016/03/14(月) 02:42:11.84ID:2RzNOCjV
まさかここで終わり!?凄く良い感じなので
ぜひ続きも読んでみたいです。
0694名無しさん@ピンキー2016/03/14(月) 18:47:14.69ID:j/6oOW69
こういう獲得・喪失モノはやっぱり興奮するなあ
喪失した側がなんの咎もないとなるとさらに興奮度が増す
oddyGJだわw
0695名無しさん@ピンキー2016/03/15(火) 21:36:40.88ID:d05SiYCu
 
いずれ私の魂がおまえの体を乗っ取る
0696名無しさん@ピンキー2016/03/17(木) 12:44:14.96ID:LqJw9pMQ
初めて書いてみました。スレ汚し失礼します。




「私のこと、これからよろしくね。」久しぶりに麻衣の夢を見た。結婚前、今の嫁から言われた言葉だ。

浜辺で心臓バクバクで緊張しながら告げたプロポーズの返答がこれだった。
麻衣は一瞬涙ぐんだ後、振り向きざまに笑顔でこの言葉を返してくれたのを覚えている。
優しくて笑顔が抜群に可愛い俺の自慢の嫁。引っ込み思案で少し感情表現が下手くそな所もあるけれどそれがまたいい。

懐かしい夢を見たと感慨に浸っていると、自分が仕事帰りの電車内で居眠りをしていたことに気が付き慌てて周りを見る。
どうやら目的の駅はまだ通り過ぎていないらしい。
一瞬通り過ぎていれば良かったのに、という考えが頭をよぎったがすぐに掻き消した。
ふう、と安堵と共にさっき見た夢を思い返してみる。
0697名無しさん@ピンキー2016/03/17(木) 12:44:49.28ID:LqJw9pMQ
 俺、西園寺雅史は嫁の麻衣と2年前に結婚した。大学の頃に知り合って3年の交際を経てのゴールイン。
麻衣の家が結構由緒正しい家だったこともあり、俺が西園寺家へ婿入りした形になる。
ご両親への挨拶の時はムチャクチャ緊張したがお義父さんが存外フランクな方で、結婚の許しはでたが
「うちは女系の家系でね。かく言う私も婿入りなんだ。雅史君も婿入りさえしてくれれば家を継ぐ必要もないし同居も考えなくていい。」とのこと。
当時は意味が分からず、一緒になれるのならばと喜んでその条件を受け入れた。なので名字は変わったが今は2人で暮らしている。
0698名無しさん@ピンキー2016/03/17(木) 12:46:35.57ID:LqJw9pMQ
 と、ようやく降りる駅に着いたので俺は慌てて荷物を抱える。ここからは歩きだ。若干足が重いが。
帰り道、明日の休みのために果物を買いにスーパーへ寄っていく。俺は休みの日になるとかかさずお見舞いのために病院へ足を運んでいる。
相手は麻衣のひいおばあさん。もっともひいおばあさんは高齢のため会話することもできず、目も覚まさない状態なので毎回の土産もほとんど意味をなしていないのだが。

 この時期になるとあいつ柿が好きだったっけなと柿を3つほど買って再び帰路につく。
今日は麻衣は家にいるのだろうか。


 結婚してから半年経った辺りに俺は麻衣の実家に呼び出された。麻衣と一緒にお邪魔すると、義両親が西園寺家のしきたりについて話し始めた。
 なんでも西園寺家はその昔、とても壮麗な巫女の一族だったそうだ。一族をそこまで台頭させる程の功績を上げたのが麻衣の18代前のご先祖様にあたる人で名前が「富紀子」というらしい。一族は富紀子様を讃え、子孫にある儀を施すように取り決めた。
 その儀と言うものが、一族が富紀子様の精神を後世に生かそうとするためのもので子孫がある一定の年齢になったら富紀子様とその子孫との精神を入れ替えるというものだという。
そして今富紀子様の精神は彼女のひいおばあさんの身体に入っているのだという。
0699名無しさん@ピンキー2016/03/17(木) 12:48:29.15ID:LqJw9pMQ
 ここまで聞いて内心信じられなかったが義両親と麻衣の真剣な眼差しに圧倒されつつ、しかしそれでも「麻衣が麻衣でなくなってしまうのは嫌だ」と反対した。
するとお義母さんがいうには入れ替わるのは短くて一週間、長くて2ヶ月程度だという。お義母さんも、麻衣のおばあさんも富紀子様と身体を入れ替えたが、富紀子様に気に入られず、結局は元に戻ったし麻衣も気に入られなければすぐに元に戻るだろうという。
「それでも…」と俺が躊躇っていると麻衣が「これは西園寺家に伝わる神聖な儀式で富紀子様に気に入られるのは名誉なことなの。」と俺を説得してきた。そのまま麻衣に圧される形で、その半年後、つまり今から1年前、麻衣は富紀子様の儀式を行った。



と、昔のことを歩きながら思い出していると、家に到着したことに気が付く。スーパーの袋を提げたまま、家のドアを開けると中から麻衣の嬌声が聞こえてきた。
「あぁっ…!いいっ…!!もっとぉ、してっ!!」

いつものことだが溜め息が出る。俺は気にせず台所へ向かい夕飯の準備をする。
「あ、ダンナさんちぃーっす」

あぶれた男が挨拶してきたが適当に返して準備を続ける。麻衣は俺が帰ってきたことに気づきもしないようだ。
1年前、麻衣は富紀子様の儀式をして以降富紀子様が麻衣の身体を気に入ってしまい次の依代に麻衣を選んだ。それからは本物の麻衣は寝たきりの意識もわからない入院生活を続けている。
一方、麻衣の身体に入った富紀子様はというと毎晩自宅に不特定多数の男を連れ込んで夜な夜な淫らな行為に耽っている。2人が入れ替わってすぐの頃、富紀子様が「麻衣の意志を尊重してお前を夫と認めてやろう。」と言っていたこともあり俺たちは夫婦を続けている。
しかし俺が麻衣の身体を抱いた時に「なんだその体たらくは。この身体の感度に対して貧相過ぎる。」と突っぱねられてしまった。以降富紀子様は男を連れ込むようになった。
はじめの頃は俺も「麻衣の身体で勝手なことをするな」と怒ったが、富紀子様は「どうしようがアタシの勝手。それにもったいなさすぎる。」と聞く耳を持たずさらには俺は婿入りした身であることから勝手なことをすると一族全員が敵としてやってくるという。

 そんな俺の唯一の楽しみが毎週のお見舞いだ。俺が行くと麻衣はしわくちゃの口元が笑うような気がする。看護士さんから体調の様子を聞いたり、身体を拭いてやったりする。麻衣は表情にださないだけで喜んでいるんだ。
 麻衣はどっちのことかは言っていなかったが約束したのだ。俺の耳に刻まれたこの言葉だけが俺の生きる糧となっている。

「私のこと、これからよろしくね。」
0700名無しさん@ピンキー2016/03/17(木) 14:40:13.94ID:Up/TXRh6
投下乙、条件的に気に入られた人は一族の犠牲みたいな扱いになってそう。
0701名無しさん@ピンキー2016/03/18(金) 00:16:21.74ID:AzfnraCi
小説として、凄く綺麗に書けているなと思った。
基本的にエロがメインになるような板のスレなのだけど
小説としていいなと思えて、切なくなった。GJです。
0702名無しさん@ピンキー2016/03/18(金) 01:07:21.56ID:AzfnraCi
小説として完結してるので、野暮な希望になるのだが
良い人そうなお義父さんが娘の大事さに、主人公と協力して
身体を取り返す救いみたいなのも、あったらいいよなぁなんて妄想してました。
オチ的には開発された身体で怪我の功名的に、二人ともより仲良くなれました的なの。
0703名無しさん@ピンキー2016/03/22(火) 03:49:54.59ID:uV1Yes2h
魔物に囚われたお姫様を助けに来た勇者の目の前で
女悪魔がお姫様を乗っ取るシチュエーション。

お姫様「助けてー!」
勇者「お姫様!」
女悪魔「フッフッフ・・」

ゴキ・・グキ・・グチュ・・ズブ・・

鈍い音を立てながらガチムチアマゾネスな女悪魔の身体が
華奢なお姫様の肉体にめり込んでいく。

女悪魔は影も形も消えて無くなり、お姫様が微笑みながら勇者に近づいてくる
「良く来てくれたね、じゃあ早速だけどあたしをお城に連れてってもらおうかい」
勇者は思わず
「黙れ!お前は姫じゃない!姫様をかえせ!」
姫の身体を乗っ取った女悪魔はいぶかしげに
「何を言ってるんだい・・あたしをお城に連れ帰るのがお前の役目だろ?
 このまま手ぶらで帰ってどうするんだい?いや、生きて帰れるとでも思っているのかい?」
華奢な姫の細腕が勇者の喉首を掴む。凄い力だ。もがく勇者。

「いいかい、ここで死ぬか、あたしを連れて手柄を立てるかの二つに一つだよ・・」

勇者に対し女悪魔は選択肢を与えた。

〜勇者、姫を魔物から取り返す〜
その「吉報」に町中が沸いたのはその数日後だった・・・
0705名無しさん@ピンキー2016/03/27(日) 14:50:11.96ID:BKf69E9U
>>704
自分で作れよ。
何かしらのネタだけでも提供すれば、
誰かが話を膨らませて書けるかもしれないし
0706名無しさん@ピンキー2016/03/29(火) 04:29:57.27ID:GkHiSxC8
近いうちに入れ替わり系の小説を書こうと思うのですが、ネタが思いつきません。
 
入れ替わるなら、皆さんはどんな組み合わせが好きですか?参考にさせてください。
 
(例)ギャルと優等生、日本人と外国人
 
小説書くのは初めてなので、上手く書けるかどうかはわかりませんが…
0708名無しさん@ピンキー2016/03/29(火) 07:15:04.73ID:Z0ZfH5Dg
若いAV女優と熟女AV女優の入れ替わりお願いいたします
0711名無しさん@ピンキー2016/03/30(水) 01:21:59.74ID:HYoDat2+
男が女性の快感を求めて憑依ってシチュはエロ漫画にありがちだが、
それの派生としてビッチが初々しい快感を求めて幼女に憑依ってのは如何だろうか
0712名無しさん@ピンキー2016/03/30(水) 01:56:55.45ID:d43Uf2G/
「女を捨てた」ガチムチアマゾネスがうら若き乙女に乗り移って「女の喜び」に目覚めてしまう。
0713名無しさん@ピンキー2016/03/30(水) 03:25:33.14ID:h6DBm307
>>706
美人女子大生(自身の美貌を良く理解している)と、いつも引き立て役にされる幼馴染ブス
0714名無しさん@ピンキー2016/03/30(水) 05:16:37.15ID:3m640J4j
>>707~713

ありがとうございます

小説書くのは初めてなので、時間がかかるかもしれませんが、参考にさせていただきます。
0715名無しさん@ピンキー2016/04/01(金) 06:22:38.03ID:vAngISGF
新人アナウンサーとベテランアナウンサーの入れ替わりお願いします
0716名無しさん@ピンキー2016/04/02(土) 19:26:02.88ID:jun+HlQy
女悪魔とか女ウルトラマンとかがかひ弱な乙女と一体化して
見かけは乙女、中身は強靭な女戦士になる、というパターン。
0717名無しさん@ピンキー2016/04/03(日) 14:07:49.49ID:FYyzYZLB
696を書いた者です。第二弾書いてみました。胸糞注意かも。エロシーンが乏しい・・・



俺は弱小AVメーカーに勤めるしがないオヤジ(38歳)だ。この度監督に昇進することになった。
給料がアップするのはいいがそれ以上に監督としての責任の増加で憂鬱な気分に押し潰されそうに
なっている。今日は俺が監督に就任してからの初の撮影。

今日は撮影と同時に監督自ら女の子をスカウトしに街に繰り出さなければならない。重い足を何とか
進めて家を出た。
 ウチの会社は弱小も弱小、有名女優なんか内が出せるギャラのキャパシティを遥かに超えていて
起用することなんかできない。
以前は倒産寸前にまで追い詰められたこともあった。がしかし、そこまで矮小なウチの会社が何故
今も存続できているかというと五年前に専属になった一人の女優が大ヒットしたからだ。その女性の
名前は西園寺麻衣。プロポーションは抜群でわざわざこの業界に入らなくてもいい暮らしができる
だろうにと思ったのを今でも覚えている。彼女はとんでもないセックス好きな女だった。

別に金に困ってはいないがとにかく大勢の男とヤれればそれでいいとウチに自ら面接に来た。
何故大手のメーカーではなくウチに来たかを問うと
「あまり有名になりすぎては困る」
とのこと。・・・まあそんな事情を抱えている女は腐るほどいるからな。ただ自分から志願して
面接にくる奴は初めてだが。

そんなわけで彼女はウチに即採用。女優名を「寺園麻衣子」としてデビューを迎えた。
撮影当日当時は俺もアシスタントとして現場入りしたがまあ彼女の感度の良さに驚いた。
デビュー作だから控えめにでいいと伝えられていたのだが彼女自身自分の
身体の感度に耐え切れないかのように喘ぐ喘ぐ。当時撮影現場には慣れていたんだが
悔しくも興奮してしまった。
多分現場にいた奴らは全員してたと思う。それほど彼女の撮影は凄かった。
0718名無しさん@ピンキー2016/04/03(日) 14:11:24.40ID:FYyzYZLB
当然デビュー作は大ヒット。会社立ち上げ当初から異例の売り上げを記録した。
業界各所から「何故あのメーカーがあんな逸材を」と噂された。続く次作も
飛ぶように売れた。もはやウチは彼女に支えられていたといっても過言ではない
状態だった。

彼女がデビューして二年ほど経った頃、ウチはまたもピンチに晒されていた。
世間が彼女の演技に飽きてきていたのだ。毎月何本も作品を出したが演技は
決まってワンパターン。気持ちよさに身を任せて喘ぐというお決まりの映像に
「どれを買っても同じだ」とコンシューマーは気づき、売上がだんだん落ちて
いったのだ。
 俺たちはこの状況を打開すべく様々なシチュエーションで作品を
撮り続けた。しかし激しく喘ぐ彼女の演技の方向性から、次第にハードな内容に
なっていかざるを得なかった。俺たちが気づいた時には彼女は廃人寸前、
撮影時以外は常時自慰をしている快楽を求めるだけの人間に
なってしまっていた。
大物女優のほぼ廃人化。売上低迷どころの騒ぎではない。

何とかしなければ―――。

3度目の窮地に追い詰められ、成す術も思いつかず誰もが終わりを確信した時、
当時俺の後輩だった一人の男が声を上げた。

「これからやることを誰も口外せず、ここだけの秘密にできるなら、
僕が何とかしましょう。」

俺たち全員はできるはずもないと思いながら藁にも縋り付く思いで承諾した。
すると後輩は「ついてきてください」と俺たちを隣の部屋に移動させ―――。



「キミ可愛いね、ちょっと話聞いてくれない?」
寺園麻衣子の人気が低迷してから三年後、つまりは今現在、彼女の人気は
再び隆盛していた。
・・・はあ、これから撮影だってのに全然女の子が捕まらない。
スカウトは監督自らの仕事だ。今までは前監督が連れてきた娘をただ撮影する
だけだったがこれからはこういう仕事も増える。初スカウトも上手く成功せず
ため息ばかりがこぼれる。

・・・仕方ない、こうなったら。
0719名無しさん@ピンキー2016/04/03(日) 14:14:21.98ID:FYyzYZLB
裏路地に入る一人の女の子にターゲットを絞り、部下に連絡し準備を
整える。女の子が一人きりになったところで数人で襲い掛かり無理やり
車に乗せる。女の子は当然抵抗するがこっちは大の大人だ。俺は
急いで車を発進させるよう指示する。

 車が向かう先はウチの会社の撮影場所の隣の部屋。ここで連れてきた
女の子を二つの椅子が隣合わさった機械の一方に座らせて拘束する。
もう片方の椅子には椅子全体に布が被せてある。
暴れる女の子を横目に俺は機械のスイッチを押した。



三年前、後輩に連れられて入ったこの部屋にはこの機械が置いてあった。
後輩に尋ねると、これは座りあった二人の身体を入れ替える機械だという。
後輩が大学時代に一人で作り上げた機械の一つらしい。俺たちはにわかには
信じられなかったが後輩は

「この機械で寺園さんの身体を誰かの身体と入れ替えて撮影しましょう。
ただ残念なことにこの機械は同性同士の身体しか入れ替えることができません。
つまりここにいる撮影スタッフは全員無理。そこら辺にいる女の子を攫ってきて
寺園さんの身体に入れて撮影すれば寺園さんはこの身体でまた作品を出きる。
なおかつーーまあ誘拐にはなりますが連れてきた女の子は無傷のまま帰す
わけですからあまり大事にもならないでしょう。何より自分より感度のいい身体に
入って体験できるのだからお互い得なのでは?」

不敵な笑みを浮かべる後輩にその場にいた誰もがゾッとしたが当時の俺達には
他に成す術なく反対意見を出す者はいなかった。そこまで追い詰められていたのだ。

そして現在、先ほど連れてこられた女の子は布で隠されていた寺園の身体に
入った。寺園の身体は布の下ですでにあられもない恰好をさせられ、更には媚薬を
飲ませて準備万端の状態にしておいた。入れ替わってすぐは女の子も驚きと
抵抗をしていたが身体の方に飲ませていた媚薬に抗えず、すぐさま男優の
成すがままになった。

・・・しかし今回の女の子はウブな反応をする。さては処女だな。
0720名無しさん@ピンキー2016/04/03(日) 14:17:49.06ID:FYyzYZLB
寺園麻衣子が再ブレイクした所以はここにあった。完璧なプロポーションで
演技とは思えない様々な反応をするのだ。それもそのはず撮影の度に街で
スカウトしてきた(スカウトが上手いかない時は今回のように攫ってくるが)
女の子を彼女の身体に入れるのだ。毎回の反応が別人のように変わって
当たり前だ。

 世間はそんなこととは知らず寺園の魅力を再認識し瞬く間にトップへと
返り咲いた。何度もウチに彼女をヘッドハンティングしようとする他メーカーの
奴らが来たが丁重に断り続けた。当の本人がこんな状況だなんて他の奴らに
知られたらその時こそ本当の終わりだ。その当の本人、寺園麻衣子の精神は
どうしているかというと連れてきた女の子の身体で自慰を始めている。
・・あーあ、その娘処女だぞ。多分。

入れ替えられる女の子の身体も捨てがたい時はウチの我慢できない連中が
その身体を犯す。その様子をハメ撮りした映像でも利益を上げてきた。
連中曰く「嫌がったら犯罪ですけど、むしろ悦んでますからねぇ」とのこと。
そりゃそうだろうが。

  と、ようやく撮影が終わり連れてこられた娘が解放される。まだ寺園の
身体でザーメンまみれだが。俺は最後の仕事に取り掛かる。

「いきなり連れてきてこんなことして悪かったね。これ俺たちの連絡先。
訴えたいならこれに書かれている住所を警察なり弁護士なりに持っていって。」

虚ろな目をして聞こえているんだかいないんだかわからないその娘に名刺を
渡して元の身体に戻す。連れ去った路地まで車で送り返すよう部下に命じる。
今まで入れ替えてきた娘にも前監督は同じ対応をしてきた。が、今まで不思議と
訴えられたことは無い。それどころかウチと契約したいと再び訪れてくる
娘ばかりだ。おかげでウチは女優層も厚くなり会社も安定した経営を続けられている。

この機械を作った後輩はというと、俺達に機械の説明をした後ぱったりと消息が
途絶えてしまった。機械だけを残し今も行方知れずだ。
だがこの機械と寺園麻衣子の身体さえあればウチは安泰だ。
それにこれからは俺も監督だ。明日も撮影がある。バリバリ仕事ができるように
ならなくては。
0721名無しさん@ピンキー2016/04/03(日) 23:46:47.18ID:MOA026oO
GJです!身体の感度に耐え切れないって書いてあるから既に入れ替わった後かと思ったらそんなことは無かった
0722名無しさん@ピンキー2016/04/04(月) 00:47:21.81ID:obDOXfYF
>>720
最高でした。
だんだんエスカレートして熟女と入れ替えたり、続編も期待してます
0723名無しさん@ピンキー2016/04/04(月) 22:11:28.15ID:EUJ+WfT1
「完熟巨乳母とうぶなロリ娘が入れ替わっちゃった」
レビュー
ウブだった娘が母の淫らな身体の虜になっていく様子がたまりません。
(以下ネタバレ)
元に戻らないラストは意外でした
0724名無しさん@ピンキー2016/04/04(月) 22:11:41.34ID:EUJ+WfT1
「え?脚本を変えろって?」
「いいでしょ、お願いしますよぅ。私と監督の仲なんだから」
監督に頼み込んでいるのはベテランAV女優、鷲宮麻穂。
170cmの長身にGカップ、豊満な身体がウリで熟女AV界でも売れっ子と言っていいだろう。
「元に戻らないって。」
「この手の作品はみんな戻るでしょぅ。それはありきたりじゃないかしら」
「それもそうだなぁ」
0725名無しさん@ピンキー2016/04/05(火) 11:42:10.67ID:K/LjlFFD
風間ゆみさんの入れ替わりものが娘との入れ替わりだったら良かったのに
0726名無しさん@ピンキー2016/04/05(火) 21:04:41.10ID:EgBFlU39
強い女がか弱い乙女を守るために乗っ取る、とか少し違うのか?
0727名無しさん@ピンキー2016/04/06(水) 01:57:21.09ID:a5XQJBpn
エロパロ板の宿命として特殊能力や超常現象がエロ方面に悪用(?)されがちなだけであって、
正義のために使うシチュも全然あっていいと思う
0729名無しさん@ピンキー2016/04/07(木) 19:08:32.07ID:9fFbivNe
女ウルトラマンが死にかけた女性を蘇生させるために乗り移るとか
あんまりエロくないか・・・・
0730名無しさん@ピンキー2016/04/07(木) 20:05:56.04ID:roO9sUEw
717を書いたものです。新しいのを思いついたんですが皆さんの意見を拝借したいです


あるところにそれはそれは美しい敬虔なシスターがおりました。
その美しさから神にさえ惚れられてしまい神がシスターの前に現れます。
神は「お前のその美貌は美しい。これからはその美しさを生かして世の中のために尽くすのだ」と入れ替わりの力を授けます。
シスターは神の仰せのままに、と自分の容姿に悩む町の女性教徒10人に自分の身体をコピーペースト方式で貸し与えます。
女性教徒たちは気持ちも晴れやかに散り散りに町へ繰り出して行きました。
その夜、すでに床に着いていたシスターは自分の身体のあちこちが舐められているかのような感覚に目を覚まします。
なんと神が与えた入れ替わりの力は、入れ替えた相手と感覚を共有する効果もあったのです。
町へ繰り出していった10人の女性教徒たちはそれぞれの場所で思い思いの相手と行為に及びます。
しかし間の悪いことに、なんとその10人全員が同じタイミングで絶頂を迎えてしまったのです。

「ああああああああああっっつっへえええええあああああ!!!!!」

一遍に10人分の快感が襲ってきたシスターは人知れず一人で失禁し気絶してしまいました。

神「その顔が見たかったのだ」
0731名無しさん@ピンキー2016/04/07(木) 20:09:54.52ID:roO9sUEw
ってな感じなんですが、入れ替わる時、シスターがそのままか、ちょっとずつブスになっていって10人と入れ替わった後は見るも無惨…って感じにしようか迷いました。(10人目と入れ替わる時でも女性教徒側はシスターの元の姿)

自分としては入れ替わりだし後者がいいかなと思ったのですが皆さんどちらが好みですか?
0735名無しさん@ピンキー2016/04/08(金) 09:00:53.30ID:4T5UkO4l
コピペ方式って言うから入れ替わりじゃなくてただの模倣だと思ってた
そのへん分かりやすく書いた方がもっと良くなるかと(私も後者派で)
0737名無しさん@ピンキー2016/04/08(金) 23:01:59.51ID:ESviKqAW
>>728
すんません、>>723>>724です。連投しようとしたらアク禁食らってしまいまして。
>>723は導入ですので、こんな作品はありません(汗)
すぐつづきを貼る予定でしたが、直したくなって時間が掛かってしまいました。
ではつづきをどうぞ。
0738名無しさん@ピンキー2016/04/08(金) 23:03:18.88ID:ESviKqAW
「よろしくお願いしまぁす」
相手役の秋村舞。148cmの色白ミニマムボディ、キュートな童顔とロリコンらしいちっぱいで人気急上昇中。
「本番いきま〜す、台から落ちてぶつかるまでで〜す」
「それじゃ、よろしくね舞ちゃん」
プリントのワンピースにエプロン、谷間を存分に見せつけた麻穂が声を掛ける。
「お願いしまぁす」
ツインテールにまとめたサラサラの髪、チェックのミニスカートから細い脚を見せる舞。
「よーい。ハイ!」

『ちょっと大丈夫ママ』
『確かこの辺にあったと思うんだけど』
『もういいじゃん』
『ほら、もっとこの奥に、ほら』
〜足を踏み外す麻穂〜
『キャッ』
ゴチン!
『えっ…』
すぐにカットが掛かるはずなのに、舞にはその瞬間が永遠に続くのではと思うほど長く感じられた。
ぶつかった衝撃をCGで加工するだけなのに、舞の眼前には額を強打するなど比ではない閃光が走った。
0739名無しさん@ピンキー2016/04/08(金) 23:05:09.80ID:ESviKqAW
「はいオッケー、大丈夫ですか?」
「はい、大丈夫です」
多少のめまいを覚えたものの、舞は起き上がりながら答えた。
「舞ちゃんは?」
「え?今私に…」
「大丈夫ですよ!」
「え?え?」
混乱していた舞だがようやく気がついた。いつもより高い目線、胸元に感じる未知の重量感。
パーマの掛かった髪、プリントワンピースの袖口。目の前にいる自分。
「私がいる…」
「さすが麻穂さん、入り込んでますねぇ」
「ちょっと!」
舞は自分の腕を引いて控室まで走った。
胸元で暴れ馬のように揺れる乳房にバランスを崩しそうになったが、スリッパだったので事なきを得た。

「ちょっと、麻穂さんなんでしょ?」
アルトボイスに似合わないケンのある話し方で舞が問い詰める。
「やだぁ、麻穂さん。どうしたんですか。」
「とぼけないでください!なんで私麻穂さんになっちゃってるんですか?」
「だって母娘入れ替わりのAVよ」
「ほんとに入れ替わるなんて聞いてません」
「そりゃそうよ、誰にも言ってないもの。監督にも。」
「監督にも?」
「そう。だから、あなたがいくら言っても、『母になった娘を忠実に演じてる』としか思われないわよ」
「そんなぁ」
「まぁ今日1日やり過ごすことね」
0740名無しさん@ピンキー2016/04/08(金) 23:07:38.46ID:ESviKqAW

『私がいる』『ウソ…』
『ねぇどうしようママ』『どうもこうもないでしょ、とりあえずお互いの振りしないと』

「はいオッケー、次は麻穂の身体を探索しているうちにオナニーしてしまうシーンでーす。麻穂さんお願いしまーす。」
「はーい」
麻穂と呼ばれて普通に返事をしている。
仕事とはいえ、その違和感のなさに違和感を感じながら、舞は鏡台の前に立った。
「よーい。ハイ!」
『ママの胸、おっきいなぁ』
プリントワンピースをはだけると、黒レースのブラ。
さらにそれを外すと、大きな乳輪と垂れ下がる巨大な乳房が露わになった。
いつものように乳首を弄る。
「はぁん、なにこれ」
台詞とも素とも取れるような声でおもわず喘ぐ。
「ちょー気持ちいい…」
「いいねぇ、麻穂さん。娘の舞になりきってる」

(違う…)
舞は声を上げて叫びたかった。
ただのオナニーではない、何かに蝕まれていくような感覚が脳天を貫く。
そして、突き動かされるままに乳首周り、乳房の下、首筋と指を這わせていく。
まるでこの身体が前から自分のものであったかのように。
(左乳首の下、ここが一番気持ちいいのよね)
一通り這わせた指が再びそこに戻ったとき、舞は気付いた。
(あれ、なんで私麻穂さんの気持ちいいとこ知ってるんだろ)
しかし、その疑念が些細なことに思えてしまうほど、全身に走る快感に舞は取り憑かれていた。
(やだ、オバサンの身体なのに…)
「はぁっ、ママの身体、気持ちいい!」
0741名無しさん@ピンキー2016/04/08(金) 23:17:41.18ID:ESviKqAW
「はいカットー」
その声が虚ろにしか聞こえないほど、舞は恍惚の世界に入り込んでいた。
「麻穂さんよかったですよ〜、ママの身体、ってアドリブ」
「ありがとうございます。」
「さすが、脚本変えてくれって言っただけありますね」
(え?)

「どういうことよ。脚本変えてくれって」
「いいじゃないですかぁ、監督にお願いしたんですぅ」
「あなたまさか…」
「『あなた」っておばさんくさ〜い、麻穂さん口調が元に戻ってますよぉ」
舞は愕然とした。この部屋に入った最初からそうだ、自分が本当の麻穂であるかのような言葉遣い。
身体もそう、慣れない大きな乳房とヒップのせいで身長にバランスを取っていたはずが、今は何も気を遣わずに歩いている。
「ウソでしょ、私…」
「麻穂さん、お願いしまーす」
「ほら、監督呼んでますよぉ」
0742名無しさん@ピンキー2016/04/08(金) 23:22:28.53ID:ESviKqAW
舞の最後の演技が始まった。
父親役の男優との絡み。以前も父娘役で絡んだことのある男優だ。
他と比べればやや苦手な絡みをする男優であったが、麻穂の身体の感じる部分をピンポイントに突いてくる。
(やだ、この人こんなに巧かったかしら)
しかし、それは舞の思い違いだった。
男子に触られたら、どこでも感じるようにされた麻穂の身体。もちろん、入れ替わったことと無関係ではない。

「はぁ、いよいよ若い身体に憧れる役ですか…」
打ち合わせを終えた麻穂は重い足取りで駅へ向かった。
改札を通り、女性専用車両に向かう。始発で座れることもあるが、何よりこの身体は男性からの好奇の目線が凄い。痴漢ももちろん経験済みだ。
最寄り駅に降りて自宅へ向かうと、商店街の終わりに占いの文字。
「たまにはやってみようかしら」
「へぇ、そんな役を」
「逆サバ読んで熟女役やってたくらいだったのにね。」
「じゃあこんなのはどうでしょう」
占い師は突然、麻穂の額を触った。何かが埋め込まれるような感覚。
「何をしたの?」
「若い身体でやり直す、なんていうのはどうかのぅ。それも今までとは違う身体で…」
0743名無しさん@ピンキー2016/04/08(金) 23:24:23.27ID:ESviKqAW
あの占い師、モノホンだったのね。
気休めだろうと思ったらホントに入れ替わるんだもの。
それにしても軽いわ、私、じゃなかった舞ちゃんの身体。
正直言うと、もう私って感覚なの。これもあの占い師が言った通り。
今の身体に記憶が書き換えられいくって。舞ちゃんのことは麻穂さんだなぁって思っちゃう。
少し先で揺れてるあの大きな乳房の感覚だって、もうほとんどない。さっきまで自分のものだったのに。
私も次のシーンでイッちゃうと、思い出したくても思い出せなくなるのね。
0744名無しさん@ピンキー2016/04/08(金) 23:26:24.93ID:ESviKqAW
(もうやめて…)
心の中ではそう叫びたいのに口から出る言葉は裏腹なことばかりだった。
「はぁっ、いいわ貴方。もっと突いてぇ」
触れられただけで絶頂に至りそうだったのに、中に入れて突かれるなんて、もう想像を絶する快楽だった。
それと同時に脳裏に鮮明に蘇る風景。
〜太眉ギャルの痴漢モノ、デビュー作は緊張したな。一度引退して、復帰してからは熟女役が板について
下着は黒のレースがお気に入り、でも勝負下着は赤。胸も身長も中2から大きくなって、高1ではFカップ、
もちろん体育の授業は苦手、乳が揺れるし、まだブルマだったからヒップも目立って。
まあ我ながら高校生には刺激的すぎたとは思うけど…〜

(なんなのこれ…)
記憶がどんどん塗り替えられていく。
(イヤ私麻穂さんに…)
それと裏腹に身体は男優に騎乗位になったまま腰の動きを加速させていく。
「はぁっっん!!!」
イってしまった瞬間、頭の中が裏返されるような感覚が襲った。
(舞ちゃんの…記憶が、あはぅ、私ほんとは舞なのにぃ!この大きなおっぱいも大きなお尻も私のモノじゃないのにぃ!)
端から見ればさっきの絡みと何も変わっていないように見える。しかし、麻穂の身体の中の舞は麻穂に全て駆逐されてしまった。
舞が元に戻ろうとしているように見えて、実のところはすっかり麻穂に染まった舞が、さらなる興奮を求めて舞の振りをしているだけなのだ。
「ママの身体、嵌まっちゃうっっ!こんなにすごいのぅ」
0745名無しさん@ピンキー2016/04/08(金) 23:27:50.44ID:ESviKqAW
「あぁん、どうだった監督ぅ」
「よかったよぉ、ウブな感じ出てて」
「そうでしょ」
この身体になりたくなかったなんてウソみたい。昔からこの身体で生きてきたじゃない私。
あんなロリのチッパイが自分の身体だったなんて信じられない。
この大きなおっぱいも大きなヒップも私のもの。大きい割に感度もいいのよ。
今日はいつもよりいっぱい出たわ。私もまだまだいけるわね。

(ED:舞のナレーション)
『以来、私達は入れ替わったまま暮らしている。ママは彼氏のSEXが気に入ったみたい。私は…』
『はぁん、パパ気持ちいいぃよぅ、はぁもう、イっちゃうぅぅ!』

「はいオッケー!」
0746名無しさん@ピンキー2016/04/08(金) 23:28:44.08ID:ESviKqAW
みんな元気?オッディーだよ。
今回はリクエストに応えて、巨乳熟女AV女優とロリカワ若手AV女優を入れ替えてみたよ。
いきなり豊満な身体押しつけられて、しかも20歳以上も老けちゃってそれを受け入れて生きていかなきゃいけないなんて。
舞ちゃんちょっとかわいそう…でもすっごく興奮しちゃうわ(テヘペロ
まぁ私も鬼じゃないから舞ちゃんにチャンスをあげるわ。
ヒントは今回の作品の中に隠れてる。別のロリ女優と入れ替える?
ノンノン、そんなありきたりのことしないわ。
いけない、先生に報告に行かなきゃ。じゃあね!
0747名無しさん@ピンキー2016/04/08(金) 23:32:24.60ID:ESviKqAW
中途半端に載せて混乱させてしまい、すいませんでした(汗
前の記憶を持ちながら、今の身体の快感に蝕まれて染まっていく
というのはソヨンの入れ替わりをオマージュさせていただきました
0748名無しさん@ピンキー2016/04/09(土) 03:47:47.13ID:FU2iWBGq
乙です!身体に合わせて記憶が塗り替えられてく系の入れ替わりはいいですよね
0749名無しさん@ピンキー2016/04/09(土) 07:42:46.53ID:HQG2FMWE
面白かったです!
0750名無しさん@ピンキー2016/04/09(土) 14:57:57.12ID:txBWN6id
>>729
怪獣と戦う時はセックスをしなくちゃいけないって設定で、
取り付いた少女の体は処女なのにウルトラウーマンの体は
歴戦の熟れた体で戦ってる間中感じまくっているというのはどうだ
0751名無しさん@ピンキー2016/04/09(土) 20:59:23.42ID:yW/uxYJC
病弱な薄幸の美少女が屈強な女戦士に乗っ取られて健康娘に生まれ変わる。
0753名無しさん@ピンキー2016/04/10(日) 07:10:16.74ID:/B1i1G3G
>>750
イイね!
自分はウルトラセブンの変身シーンで妄想した事があるよ。
ウルトラアイ装着して、変身過程で感じまくるお姉さんw
0754名無しさん@ピンキー2016/04/10(日) 07:13:30.38ID:/B1i1G3G
>>751
こちらも良いですね。
自分はワンダーウーマンを思いつきました。おっさんですなw
0755名無しさん@ピンキー2016/04/11(月) 04:04:00.39ID:MOEqoDGR
人気声優が、本当は別人なのに、
ネットででっち上げられた同一人物という噂の通りに、
だんだん噂のAV女優と同じになっていったりとか
0756名無しさん@ピンキー2016/04/14(木) 20:55:31.98ID:qV4TSEJQ
「先生、さようなら」
「はい、さよなら。」
−−−−−−−−−−−−−−−−
「佐伯先生かっこいいよね〜」
「でも、小山先生と付き合ってるんでしょ?」
「え?」
「結愛ちゃん知らなかったの?」
「う、うん…」
−−−−−−−−−−−−−−−−
「そなたの夢を叶えよう」
「夢?どんな夢でもいいの?」
「ああ、いいとも」
「じゃあ…」
−−−−−−−−−−−−−−−−
「やっぱり無理だよね、そんなの」
「そんなことないさ。明日の放課後、ひとりで教室に残りなさい。先生が来たらそこで…」
「ホント?おばあさん!ホントにそんなこと…イヤッまぶしい…」
0757名無しさん@ピンキー2016/04/14(木) 20:59:55.45ID:qV4TSEJQ
「結愛ちゃん、いっしょに帰ろ」
「あ、ごめん、今日はちょっと…」
「そうなんだ、じゃあまた明日ね!」
町田さん、じゃなかった萌美ちゃん。ごめんね、もう一緒に帰れないんだ。夢の中のおばあさんが言ったことがホントなら…
でも、たぶんホントなんだ。だって今の感じ。ずっと一緒に帰ってきた『お友達』だったはずなのに『生徒』みたいに名字で呼んじゃって。

「あら、どうしたの野村さん?」
放課後に1人残る結愛を気に掛けるのは担任の小山百合子。
隣のクラスの担任、佐伯輝也と交際中。奥手の百合子に5年ぶりにできた彼氏だ。
「あ、ちょっと忘れ物。あのね、先生。」
「なあに?」
「先生にお願いがあるの。」
「何かしら?」
「先生の身体、ちょうだい」
0758名無しさん@ピンキー2016/04/14(木) 21:02:07.09ID:qV4TSEJQ
次の瞬間、平凡な放課後の風景が闇へと変わった。
「なに、何なのこれ?」
「小山先生、佐伯先生と付き合ってるんでしょ?」
小学校3年生とは思えない、邪悪な目つきの結愛がそこに立っていた。その鬼気迫る表情に、百合子は言葉を飲み込んだ。
「だから先生になれば、佐伯先生の彼氏になれるな〜って思って」
一転して不敵な笑みを浮かべる結愛。
「佐伯先生もどうせなら有田先生みたいに、若い先生と付き合ってればよかったのになぁ。ママとおんなじアラサーになっちゃうなんて。」
母21歳のときの子である結愛。母は現在31歳の百合子よりも1つ年下になる。
「野村さん、何を言ってるの?」
「え?わからないなら実際にやってみてもいい?先生。」
『先生の脚、ちょうだい』
結愛がつぶやくと脚に変化が起きる。アーガイル柄のハイソックスを履いたまっすぐな脚が、ふくらはぎを中心にむっちりとした肉感を帯びていく。
(どうなってるの!?)
信じられない光景に言葉を失う百合子。しかし、わが身に降りかかることでそれが現実であることを突きつけられる。
百合子の脚が、華奢でまっすぐな結愛のものへと変化する。脚に密着していたストッキングがだらりとそのテンションを失う。
その弛みと反比例するように、9歳の脚に擦れるストッキングは鋭敏に百合子の感覚を刺激する。
「はぁ、ホントに脚が先生と入れ替わったぁ。うぅん、上履きもキツいなぁ」
その瞬間、百合子もバランスを崩した。ぶかぶかになった黒のパンプスがコロンと横倒しになった。
「ちょっと背が高くなったみたい。今度はどこにしようかなぁ」
百合子は杭で打ち付けられたようにその場から全く動くことができない。
『先生の、髪ちょうだい』
ツインテールに分けられた、少し色素の薄い細く艶やかな髪が解かれ、一つ結びの黒髪へ変化する。
百合子の髪には、成人女性が憧れる少女の艶が蘇り、ボンボンの付いたヘアゴムでツインテールに分けられた。
成熟した女性の顔にサラサラツインテール、あどけない子供の顔に似合わないボリュームの一つ結びの黒髪。
「変なの〜カツラ被ってるみたいだね、先生!」
異常に軽くなった頭部、自らの姿は見えないが髪が結愛になってしまったことは、鏡のように目の前に見える、いつもの一つ結びが証明していた。
「野村さん、馬鹿な真似はやめて…」
0759名無しさん@ピンキー2016/04/14(木) 21:06:38.06ID:qV4TSEJQ
『先生のおしり、ちょうだい』
百合子の訴えはあっさりと却下され、ヒップを締めるような感覚が襲った後、それが消えていく。ベージュのタイトスカートを持ち上げていたヒップラインは消え、ペタンコになってしまった。
(なに、この感覚…)
ブカブカになったサテン地のショーツが絹のような9歳の肌をくすぐる。
下半身が入れ替わったことで身長も逆転した。先生のスーツを借りた老け顔の小学生と子供服でコスプレした童顔の女性。
「あぁん、パンツ見えちゃう…お尻痛いよぅ」
黒のミニスカートから半分以上露出した色白で大きなヒップ。その間に食い込んだ木綿のショーツは引き延ばされて水玉が歪んでしまっている。
「これで下半身はほとんど先生だね。アソコはあと回しにするね。」
「もう、お願いだからやめて!」
『先生の声、ちょうだい』
「これって…」
いがらっぽさの後に出した透き通る声、美しさが恐ろしさを増幅させる。
「すごい低い、大人の声だわ。あら、しゃべり方まで変わってる」
『あなたのおっぱい、ちょうだい』
秘部を除けば、唯一残った成人女性の象徴。それすら容赦なく結愛は奪っていく。
「あぁん、くすぐったい!は、はぁん、どこまで大きくなるのぉ」
行為に及んでいるかのような淫らな声を発する結愛。真っ赤なタートルネックに浮かび上がる双丘と突起。お腹の柔らかな脂肪と臍が覗く。
(わたしのおっぱい…)
Eカップの隠れ巨乳がブラウスの中でシュルシュルと小さくなっていく。身体が、声が、子供に戻り、百合子の精神までが退行しようとしていた。
「先生のおっぱい、おっきいのね」
小さな手で膨らんだ乳房を下から支える結愛。
「いっけない、忘れてた」
0760名無しさん@ピンキー2016/04/14(木) 21:07:42.29ID:qV4TSEJQ
『あなたの指、あなたの腕、ちょうだい…』
「わたしの二の腕…」
弛んでいるといじられた柔らかな脂肪が消え、無駄肉のない華奢な上肢へと変化する。手入れされた指も丸っこい子供の指に。
「いよいよ仕上げね」
『あなたの顔とアソコ、ちょうだい』
入れ替わった元の自分の指で肩を抱き寄せられると、大人びた9歳の少女の顔が近づいてきた。
唇が触れると目に、鼻に激痛が走る。
(んんんんんんん!)
声も発せず、身動きも取れずもだえる百合子。無くなっていく目尻の小じわ。小さくなっていく鼻、耳。そして顔。
それと同時に、接している唇が厚みを増していく。
(ママと違う匂い…先生の匂い…)
離れた唇から糸を引いて伸びる元の自分の唾液。それを新しい母親の匂いと比べる百合子。
「んはっ、最後はアソコ、『佐伯先生のモノが入ったアソコちょうだい』」
ミニスカートから露出した結愛の秘部がタイトスカートの上から百合子に密着する。
(あたし、子供になっちゃう…)
多くはない男性経験が吸い取られ、鮮やかなピンク色が蘇る。それと同時に、眠りを覚ます10数年後まで、入り口は再び固く閉ざされた。
「んごぉあぁうぅん!」
声にならない声で結愛が悶える。31年分の経験が一気に注ぎ込まれる。
鮮やかなピンク色はくすんで色づき、誰のモノも受け入れていない入り口は、一滴の血も滴らずに開放された。
すべてが終わると、着ていた服が変化していく。
リボンの付いたキャミソールは水色のEカップのブラジャーに。
いつの間にか脱げていたストッキングはアーガイル柄のハイソックスに。
真っ赤なタートルネックはブラウスとベージュのジャケットに。
そして、いつもの放課後の教室へと戻った。ただ一つ違うのは、教師側に立つ『結愛』と生徒側に立つ『百合子』
「それじゃ野村さん、気をつけて帰るのよ」
0761名無しさん@ピンキー2016/04/14(木) 21:08:56.21ID:qV4TSEJQ
3者面談で1回行っただけなのに、迷うことなく家に帰れた。あのときはスマホ見ながらやっと着いたのに。
「ただいま〜」
何のためらいもなく玄関で声を上げる。ランドセル、20年ぶりなのに。いつも通り椅子に掛ける。
鏡の前に立つ。な〜んだ、いつものわたしじゃん。
と思ってしまう。さっきまで小山百合子だったのに。百合子の身体の感覚は遙か彼方へ消え去ろうとしている。
サラサラの髪、華奢で長い手足、整った顔立ちに140cmとこの歳にしては高い身長。
あと数年すればアイドルオーディションにも出られそうな美少女。しかし。
若さへの憧れが出てくる30代前半だったとはいえ、まだ咲く気配すらない蕾の身体はあまりに幼すぎる。
「あたし、今日から『結愛』、なんだ…」

「輝也、今日は遅かったね」
「ご飯作ってくれたんだ百合子」
アタシのこと名前で呼んでくれる。超うれしい。
料理なんかママの手伝いだけだったのに、普通にできちゃった。って、いい歳してママはないよね。
アパートの階段登るときに揺れる胸も、ちょっと大きめのお尻も、そして輝也も私のもの。
0762名無しさん@ピンキー2016/04/14(木) 21:09:44.33ID:qV4TSEJQ
「輝也、今日は遅かったね」
「ご飯作ってくれたんだ百合子」
アタシのこと名前で呼んでくれる。超うれしい。
料理なんかママの手伝いだけだったのに、普通にできちゃった。って、いい歳してママはないよね。
アパートの階段登るときに揺れる胸も、ちょっと大きめのお尻も、そして輝也も私のもの。

「むんはぅ、大好き輝也…」
今日の百合子はいつもより積極的だ。いつもより弾けて無邪気な感じもする。
SEXの時は自分から服を脱いだりしなかったのに。でも。
はじめてSEXしたときにビックリしたな。脱いでみたら思った以上にプロポーションがよくて。
でも自信が無いってずっと言ってた。そんなことないのに。
なにか「替わったこと」があったのかな。

「えーと、今日はみなさんに素敵なお知らせがあります。3年1組の小山先生と3年2組の佐伯先生がご結婚されました。
小山先生のお腹には赤ちゃんがいます…」
0763名無しさん@ピンキー2016/04/14(木) 21:10:28.15ID:qV4TSEJQ
みんなoddyだよ。最近本職でツラいことがあったから現実逃避で製作のスピードが上がっているよ。
今日はちょっと黒い感じにしてみたよ。大好きな先生を手に入れるならアラサーババアになっても構わないっていう結愛ちゃんの執念は凄いわね。
ま、お察しの通り、夢の中で洗脳しちゃったんだけどね。
とことん黒いのがお好きな紳士達はもっとブサイクな子との入れ替わりをご所望よね。
でもあたしはサラサラツインテ美少女がアラサー完熟女子になるのが見たかったの。ごめんね。
さて、次はどんな女の子を入れ替えちゃおっかな。
0764名無しさん@ピンキー2016/04/14(木) 21:50:59.58ID:YhLBx8dM
最高だよoddy!
俺はこういう色気のある大人と恋する学生のODが大好きなんだ!
0766名無しさん@ピンキー2016/04/15(金) 16:53:26.12ID:keDWv5mu
win-winとまではいかなくてもどっちにも得はある入れ替わりも大好きだよ!
0767名無しさん@ピンキー2016/04/15(金) 17:14:48.14ID:d9YBJ5hy
俺はどっちも得するタイプの方が好き。
だからoddyは毎回楽しみにしてる。
0769名無しさん@ピンキー2016/04/15(金) 20:47:50.22ID:n4kNeSzU
oddyシリーズは大好きな作品です。
もっと幼い年齢と大人との入れ替わりも見てみたいです。

気が向いたらぜひお願いします。
リクエストのようなものではなくても面白いので、更新を期待して待ってまーす。
0773名無しさん@ピンキー2016/04/25(月) 21:34:50.77ID:qATgVOdX
アルバイトの人応援してます!
作品の催促をするわけじゃなくて、ファンがいるよって伝えたい
0774名無しさん@ピンキー2016/04/26(火) 07:08:28.52ID:GfcGwI/C
双頭バイブを入れられて入れ替わってしまう作品ありますか?
0775名無しさん@ピンキー2016/04/27(水) 00:36:34.16ID:SX7CJyNq
昔、亀とマスクさんの作品で、そういうの見たことある。
0776名無しさん@ピンキー2016/04/28(木) 01:53:26.43ID:FlhdriHh
あの人の書くの好きなんだけど
しょっちゅうブログ変わってすぐ見失うんだよな
今やってるのはエキサイトブログだけ…かな?
0777名無しさん@ピンキー2016/05/01(日) 01:41:56.65ID:OPIB2kY/
アタシは自分で言うのもなんだがなかなかの美人だった。
あの日もアタシは、バイト先の男たちをさりげなく誘惑して遊んでた。
そこに一人の女が現れた。
「ちょっと咲さん、何サボってるの」
女の名前は相田加奈子。もう良い年したババアだが独身。
アタシを叱りつけ、ついでに書類が間違ってると文句を言って去っていった。
深いシワに細ーい目のおばさんは、
きっとアタシに嫉妬してるのね。
周囲の男たちはアタシを励ます。
「相田さん機嫌悪いな...
元気だしなよ咲ちゃん」
「ふえぇん、皆ありがとお」
馬鹿なババアね。皆アンタを嫌ってるのよ。
0778名無しさん@ピンキー2016/05/01(日) 01:43:13.89ID:OPIB2kY/
バイトも終わって一人帰宅。
暗い夜道を歩いていると、
アタシは突然背中に鋭い痛みを感じた。
振り向けば、あの女、相田が立っていた。
手には注射針の様なものを持ち、不敵に笑う姿が不気味だった。
殺される。
そう考えたアタシは走った。
だがすぐにコケてしまった。
足がぐにゃぐにゃとして上手く歩けない...?
「早速効いてきたみたいね」
相田は鞄からもう一本、私に挿した注射針と同じものを取り出すと、
今度は自分の腕に挿した。
アタシが茫然と眺めていると、
相田の皮膚が全身シワだらけになり、だぶついてきた。
彼女が「フフフ」と笑いながら、
頭のてっぺんの皮膚を引っ張りあげると、
そこに人体模型の様な人間が登場した。
全身の血管が透けた真っ赤な人間が、さっきまでの自分の「皮」を持っていた。そして喋った。
「『皮』を脱ぐクスリ、怪しい男から譲り受けたのよ。
彼は私の思いを全て見透かしていた。」
無個性な「人間の声」でそこまで言うと、
相田は動けないアタシの頭に手をやると、
同様に皮を体から引き剥がした。
「いやあああぁ!」
足を挫いて動けないアタシを尻目に、
相田はアタシの「皮」をまじまじと見つめた。
「あなたの人生は貰うわ」
直感的に意味を理解したアタシは絶望した。
「待って!!」とどうにか立ち上がろうとするアタシより前に、
それは完了してしまった。
相田がアタシの「皮」を体に被せると、
そこに「アタシ」が誕生していた。
「この皮はやるわ。精々ババアは頑張ってね」
相田の皮をアタシの前に捨て、
「アタシ」はアタシのバッグを持ってそのまま去っていった。
残されたのは、「アタシの個性」をとられたアタシと、「相田の皮」.........。
0779名無しさん@ピンキー2016/05/01(日) 01:45:24.06ID:OPIB2kY/
の状態のままという訳にはいかなくて、
結局私は、あのあと「相田の皮」を着て追跡を試みた。
だが、この皮は記憶ごと改変してしまうらしい。
「元」自分の家を忘れてしまった私は、それ以上追いかけることは出来なかった。

翌日もバイトに行ったが、
「嫌われ者の相田」の話に耳を傾ける者はいなかった。
何よりも、「咲」はそこにいるのだ。
今の私よりも私らしいぶりっこの美人「咲」が。

あの夜のことは全て自分の夢だったのではないか。
私は生まれたときから「相田加奈子」なのではないか。
彼女に嫉妬の念を抱く自分に気づく度ふと考える。
0780名無しさん@ピンキー2016/05/01(日) 01:48:05.36ID:OPIB2kY/
の状態→あの状態

誤字とか他にもあると思うけど勘弁!
他の偉大な作家さん達の話までの繋ぎにでもなれたら嬉しい
0783名無しさん@ピンキー2016/05/01(日) 23:08:05.64ID:uhN419Yf
女同士で皮ものは珍しい!!とてもよかったです!
デブスの皮とか想像が広がる!!
ダボダボだった皮がどんどんぴったりになっていって…みたいな!
0784名無しさん@ピンキー2016/05/04(水) 22:29:14.03ID:OJAG5nQB
俺は一生妻1人しか愛さないと誓ったが毎夜妻の肉体を他の女性のと取っ替え引っ替えして楽しんでいる
0786名無しさん@ピンキー2016/05/05(木) 14:48:37.15ID:MwcpU+hr
憑依能力ある恋人を持つクズ男が
アイドルとかに憑依させて犯していく小説がめっちゃツボったのに
二話くらいしか更新されなくて残念だった
0787名無しさん@ピンキー2016/05/05(木) 17:44:20.75ID:2dkGMYv4
「ちーび」
「くそぅ~昔は私の方が身長高かったのにぃ~」

目の前で悔しそうにしている、小学生にも間違われそうな低身長の彼女とは小学生の頃からの同級生。
昔は私の方がチビで、よくいじめられたが今は立場が逆転している。

彼女の両親は共に長身で、
本来であればバレーボール選手にでもなれる長身になる筈だったのだろう
しかし私がお呪いで彼女と私の成長期を交換したのだ。
おかげで私は、急激に身長が伸び175cmの恵体になり
彼女は全く身長が伸びず145cmのまま。

徐々に目線が同じになり、私に見下ろされる彼女の悔しそうな顔
この数年間本当に楽しかった。


みたいな感じで徐々に体格が入れ替わる話が見たい。
0788名無しさん@ピンキー2016/05/08(日) 05:27:36.03ID:a9nK5t22
居酒屋ゆうれい
死んだ古女房の幽霊が新妻に憑依しよろしく一夜を共にする
0789名無しさん@ピンキー2016/05/18(水) 23:37:37.05ID:1768Svgz
この記事読んで、何かODっぽいの書けないかと思ったけど
ネタが出そうででない。皆さんはどんなイメージ湧きますか?
ttp://twicolle-plus.com/articles/46954
0790名無しさん@ピンキー2016/05/19(木) 07:52:31.31ID:UpFgxPWK
>>789
顔見るとランドセルが大人で水着が子供に見えるなぁ
ということで首のすげ替えに1票
0791名無しさん@ピンキー2016/05/22(日) 16:08:22.00ID:SZddPeUu
>>789
俺だったら水着の女が性格の悪い主人公(大人の外見・中身大人)
ランドセルの女は憑依もしくは乗っ取り後の主人公(子供の外見・中身大人)

例えば主人公に年の離れた小学生の妹がいて苛められている
憑依もしくは乗っ取り能力を使って妹を苛めていた同級生の子になる

小学校では小学生を装いながらも過度の露出
プールの着替えでは男子もいるのに天然を装って素っ裸になって着替えたりする

更にはネットで裸配信
(「子供の裸はネットで流しちゃ駄目だけど私は20歳超えてるからね〜
この身体は私のじゃ無いけど(笑)」)
等と思いながら
【いつも子供っぽく見られるけどちゃんとした大人です】
なんてコメントを書きながら裸投稿を繰り返して
苛めをしていた同級生の子をどん底まで落とした後に元の姿の戻る

みたいな感じ
0792名無しさん@ピンキー2016/05/27(金) 06:53:53.63ID:Woq9mP3z
セレクターってアニメ
特に漫画版はなんか良さそうだね
0793名無しさん@ピンキー2016/06/01(水) 00:46:43.14ID:nF9hxunX
ウルトラウーマン×王女

王女「お願いです。我が国をわが物顔で徘徊する魔物達を倒すのに貴女の能力をお貸し下さい」
ウルトラウーマン「悪いけどそうはいかないの。私はもう帰らなくてはならない。
         ここは貴女の国でしょ。貴女自身が戦いなさい・・」
王女「うぅ・・・私が戦えたら・・・」
ウルトラウーマン「・・・・いいわ、貴女が戦う気があるのなら私も闘ってあげるわ。」
王女「え?本当に!!」
ウルトラウーマン「代わりに貴女の身体、貸してもらうわよ」
王女「え?ちょ、やめ、離しくぁwせdrftgyふじこlp;@:」

王女(ウルトラウーマン)
「私はこの世界の人間の身体を借りないと長くは居られないの。
 お望み通り闘ってあげるけど、代わりに貴女の身体、暫く借りるわよ・・・」


         
         
0796名無しさん@ピンキー2016/07/08(金) 20:07:31.37ID:VA9Nb4Nj
揚げ
0797名無しさん@ピンキー2016/07/09(土) 14:05:17.78ID:PAzkzOBR
新作期待してます
0798名無しさん@ピンキー2016/07/13(水) 09:58:41.90ID:AJdpj3Hx
風間ゆみの入れ替わりなかなか良かった!
今度は若い女優さんとの入れ替わり希望。
0799名無しさん@ピンキー2016/07/14(木) 01:21:17.53ID:7vKccF/Z
>>798
俺も好きだけど正確にはTSだからスレ違いやで
確かにロリ娘との入れ替わりで、ロリ娘の魂があの身体に入るとか想像するとたまらんが
そんな貴方にお勧めの北条麻妃と友田彩也香の母娘ODものがあるで
娘の身体探索が少ないのが物足りないけど
0800名無しさん@ピンキー2016/07/15(金) 21:43:42.88ID:ClHAe6tI
>>0771
>>0773
応援ありがとうございます。最近はリアルな方で忙しいのと、良いネタが思い浮かばないので、投稿できずにいます。いつになるかは分かりませんが、作品の投稿はしたいと思っているので、それまであまり期待せずに待ってて下さい。
0801名無しさん@ピンキー2016/07/18(月) 03:55:30.52ID:8dhVGi/E
ベタな展開だけど、お馬鹿なギャルと優等生の体の入れ替わりは好き

体が入れ替わったことによって、頭脳も入れ替わって、性格や口調、思考まで入れ替わる展開が凄く興奮するんだけど、

こういう作品がなかなか見つからない…
0802名無しさん@ピンキー2016/07/18(月) 04:14:01.30ID:8dhVGi/E
〉〉567みたいに、過去が書き換わる話も好き

外見はそのままで、もしも優等生がよその家で育てられていたら…
0803名無しさん@ピンキー2016/07/18(月) 04:35:01.95ID:8dhVGi/E
>>567
0804名無しさん@ピンキー2016/07/18(月) 18:42:02.20ID:e96pAcaK
>>801
俺もそういうの大好きだ。昔成績優秀だった女の子が馬鹿になるシチュのスレで知能が徐々に入れ替わってく作品がほんと好きだった
0805名無しさん@ピンキー2016/07/18(月) 19:56:34.97ID:cj2bBvTJ
>>800
無償でssを投稿してくださるだけでもう万々歳です!
だからごゆっくり!応援してます
0807名無しさん@ピンキー2016/07/21(木) 12:26:06.84ID:uRoAbz5u
広瀬アリスと広瀬すずの入れ替わり
0810名無しさん@ピンキー2016/07/31(日) 03:21:10.03ID:8HrDUmM8
>>801
>>804
ここだと40年の人の『チェンジ』とかだよな
俺も好きだわー
0811名無しさん@ピンキー2016/07/31(日) 07:31:28.24ID:8xu6Z9Gc
巨乳熟女との入れ替わりありますか?
0812名無しさん@ピンキー2016/07/31(日) 21:26:40.81ID:qttfieKf
美人で優秀な女とピザオタ女が入れ替わり、女の体はオタ女の所為で激太り&不潔化、女自信も精神が肉体に引っ張られてだんだんだらしない性格に…みたいなのが見たい
堕落系が好きなのよね
0813名無しさん@ピンキー2016/07/31(日) 23:56:30.27ID:ICHRf/vG
部分入れ替わりが好きだ。
0816名無しさん@ピンキー2016/08/09(火) 07:19:35.81ID:KPPXmsf2
金メダルを取ったら誰かと入れ替わりできる権利がもらえる。
柔道の重量級の金メダリストと美女の入れ替わり
0817名無しさん@ピンキー2016/08/09(火) 18:58:17.56ID:PK9yfS2d
百戦錬磨のガチムチ女SPが護衛を依頼された深窓の令嬢に乗り移り文字通りボディガード。
0818名無しさん@ピンキー2016/08/10(水) 12:52:02.14ID:sN/BIm5j
運動系とはちょっと距離置いてる普通の文系女子と、
バレーしかやってこなかったような
汗臭くて頭の悪いレズ気味のちょいブサな体育会系女子の入れ替わり
0819名無しさん@ピンキー2016/08/23(火) 20:57:40.18ID:X4EoMuM/
>>40
2年前だが、俺はこの続きが知りたい
0820名無しさん@ピンキー2016/08/23(火) 22:04:38.34ID:sXCD3smR
続きと言っても逆転した二人の日常くらいしかないんじゃないか
でも俺もそのシチュ大好き
0821名無しさん@ピンキー2016/08/25(木) 21:59:33.69ID:QK2fvkvn
イラストとセリフ的なモノ書いてみたんだけどイラストとかなり短いSSはすれ違い?
0824名無しさん@ピンキー2016/08/25(木) 23:53:12.39ID:QK2fvkvn
新人教師の友恵は学校に向かう為、電車に乗っていた。
新人のせいもあるのか、色々と授業の準備も忙しい為、
満員電車になる時間帯よりちょっと早く電車に乗っていた。

席を見つける
友恵「ふぅ今日も間に合いそうね」
席にも座り一息つく
1年目は色々と問題のある生徒がいたりして大変だったけど今はいい生徒がいっぱ
いで充実している。本当に教師になって良かったと思う。
いつも着ているスーツを整えながら、そんなことを思っていた。

ところが・・・
友恵「えっ・・・」
とつい声が出てしまった。あまりにも驚いてしまった。まさか・・・
京子「おはよ〜う」と向かいの席に崩した制服,茶髪の髪校則を明らかに守っていない
   姿

京子「友恵ちゃん元気?じゃないよねw憎たらしいアタシに会ってんだし」

京子「顔に出てるよ」
   
   会いたくない・・・・
   忘れもしない
   もう嫌だ・・・この娘の顔も見たくない
   馬鹿にした笑い声
   せっかく忘れようとしてたのに・・・
   なんでこの時間に電車に乗ってるの・・・

京子「信用されてる頭の良いあんたと入れ替わってもいんだけどさ」

友恵「な…何言ってるのあなた…」

京子「憎たらしい奴の人生送るのも嫌だしね〜」

京子「めぼしはつけてんだ。近くのお嬢様学校あるっしょ?そこのカワイイ娘
   でももらっちゃおうかなって」


京子「まぁいいやとりあえずあんたの人生終わらせちゃうね。うっ!!」
と何が起こったのかもわからず私の意識が一瞬途切れた

友恵「あんたやっぱりお堅いスーツ着てんね、窮屈すぎるよ」

京子「えっ私??ちょっと!!」

友恵「ふぅーんアンタ処女なんだ。まぁ真面目そうだし見当はついてたけど」

友恵「ちょっとおばさん足邪魔!!今から捕まる為に服脱ぐんだから
   どかしてくれる??」
近くに足を延ばしていた女性に罵声を浴びせ、道を遮るように座る
友恵「みなさぁーん○○高校の国語教師三井友恵の生の身体をごらんくださぁーい」



http://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org984942.jpg

わかりづらいイラストSSですいません

   
0825名無しさん@ピンキー2016/08/26(金) 00:09:24.99ID:BgafxZxj
イラストのクオリティが予想以上に高くてびっくり。GJ
お嬢様学校の子と入れ替わる続編とかあったりしません?(チラ
0826名無しさん@ピンキー2016/08/26(金) 00:52:16.10ID:VoSFYQrz
ありがとうございます。
SSは予想以上に難しかったので続きはイラストだけ描くかもですw
スレチですいません
0829名無しさん@ピンキー2016/08/26(金) 15:17:40.72ID:VoSFYQrz
>>828
一応デザインの仕事をしてます
最近この性癖に目覚めてしまいましてw
0830名無しさん@ピンキー2016/08/26(金) 18:00:03.43ID:R4mI4AxE
めちゃめちゃ上手くて笑った
次の作品ができたら是非ここやらpixivやらに貼ってほしい
0831名無しさん@ピンキー2016/08/26(金) 21:05:00.42ID:KqQIYZ0a
>>824
ありがとうありがとう

というか定期的にこのスレ見に来てるの俺だけじゃないんだな
0834名無しさん@ピンキー2016/09/03(土) 06:34:48.45ID:eoQPXzhq
年老いてるけど恋人の浮気には寛容な御婆さんが性格悪いナイスバディなギャルと身体が入れ替わる。
中身御婆さんな若いギャル達に囲まれてハーレムになる性格悪いギャル達にイジメられた男
中身ギャルだけど年老いた身体で録に動くこともできないなかで、自分の悪い性格を見直していく中身ギャルおばあさん
0835名無しさん@ピンキー2016/09/04(日) 08:33:55.54ID:lZKT9lm8
熟女AV女優と若手AV女優が入れ替わった!
例あげると風間ゆみと三上悠亜の入れ替わり。
0836名無しさん@ピンキー2016/09/04(日) 10:05:02.73ID:gXCOHyfU
AV女優同士だと既にお互い職業セクロス経験してるから、
身体のギャップぐらいしかなくなっちゃう気がするんだよなぁ
0837名無しさん@ピンキー2016/09/04(日) 11:50:30.21ID:mNQjBrfU
主婦とAV女優の方がいいな俺は
0838名無しさん@ピンキー2016/09/04(日) 15:02:28.34ID:FVxScTSN
ちょいブスで人気無いけどお金無いからスカやら獣姦にまで手を出した落ちぶれ熟女AV女優と
IV撮影のノリで人気男優と1回だけAV出演した新人AV女優がいいな俺は
0839名無しさん@ピンキー2016/09/05(月) 00:49:29.78ID:itX72D0t
人気絶頂の美少女アイドル(もちろん処女)とAV女優の入れ替わりが見たいな
0841名無しさん@ピンキー2016/09/06(火) 06:53:25.14ID:zD3Oh+ht
悪の女幹部(きつめな美人・年増)がヒロイン(癒し系・美少女)に乗り移って

悪のヒロイン(一見癒し系・腹黒)化して主人公達を誑かしたり痛めつけたり
0842名無しさん@ピンキー2016/09/06(火) 16:38:56.33ID:0hBZ6Npd
今月末にヒロイン3人と主人公が入れ替わるエロゲ出るみたいね
0843名無しさん@ピンキー2016/09/06(火) 19:28:13.26ID:DX71wnnm
あれ、
あらすじには女同士の入れ替わりがあるのに、
サンプルのシーンはどれも男女の入れ替わりなんだよな…
0844名無しさん@ピンキー2016/09/06(火) 20:34:30.60ID:mlWbviNL
体験版には主人公がヒロインの体に入ってるときに他のヒロインに襲われるシチュもあるけど、
まあ男主人公のエロゲだしね
0845名無しさん@ピンキー2016/09/06(火) 21:35:35.87ID:DX71wnnm
タナトスの恋までは流石に求めないけど、
肉体転移みたいな群像劇にして欲しかったな
0846名無しさん@ピンキー2016/09/10(土) 02:18:09.91ID:RmU7qcAe
女幹部とヒロインの入れ替わりはそそるわ
お互い体の意識に侵食されてったりしたら最高
0847名無しさん@ピンキー2016/09/10(土) 05:38:12.06ID:efeciugy
悪の女幹部のヒロインの乗っ取りはそそるわ
ヒロインの容姿や仕草を使って主人公を悪堕ちさせたりしたら最高
0848名無しさん@ピンキー2016/09/10(土) 21:53:26.78ID:guaF7wrA
インクエスト閉鎖した?
同じURLで何か別のサイトになってるが
0849名無しさん@ピンキー2016/09/11(日) 00:09:14.79ID:M2sIdp2i
今見たらめっちゃ文字化けしてた
閉鎖じゃなくてトラブルだろ
0850名無しさん@ピンキー2016/09/16(金) 23:23:04.31ID:5kEnHzJ0
魔女「フッフッフ・・捕まえた・・もう逃がさないよ・・」
王女「離して!」
魔女「暴れても無駄だよ、おとなしくおし!」
王女「・・・私をどうする気なの?」
魔女「お前を乗っ取っるのさ・・」
王女「いやぁぁぁぁ!」

グジュ・ジュル・ズブ・・ジュルルル・・

王女「( ´ー`)フゥー...手こずらせおって、小娘が・・・」
0851名無しさん@ピンキー2016/09/24(土) 22:03:57.60ID:xYHJ9wcl
Hello guys, I'm man who love ugly<->pretty 挿げ替え. I love 挿げ替え, but sadly, there are not many 挿げ替え pictures or novels.

especially, ugly<->pretty 挿げ替え is very very hard to find. So I make some pictures of ugly<->pretty 挿げ替え.

http://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&;illust_id=59148552


This is the address and I hope you guys enjoy this pictures.

And you have any story lines of ugly<->pretty 挿げ替え, please tell me. But I will make ONLY 女同士 ugly<->pretty 挿げ替え, .

I can read japanese, But not good at japanese. please understand that.


よろしくお願いします.
0852名無しさん@ピンキー2016/09/24(土) 22:06:09.56ID:xYHJ9wcl
If you can't access the address, please search [挿げ替え-1].
0853名無しさん@ピンキー2016/09/25(日) 01:16:29.90ID:m9QwUslW
凄いな。外国の方がわざわざ女同士スレに来てくれるとはね。
こちらも海外の作品を教えていただきたいぐらい。
0854名無しさん@ピンキー2016/09/25(日) 01:49:55.65ID:rWmaWQZz
>>853 There are some 挿げ替え pictures or novels in the other english website, but it not have sex scene in the work.

I don't like it, because sex scene is most important thing of エロパロ. Only situation of 挿げ替え is not complete thing.

So i don't recommend other country's website.

The best site of 挿げ替え which I think is ぐったり倉庫(避難所), because it have Detailed sex scene and fantastic situation.
0855名無しさん@ピンキー2016/09/25(日) 02:59:24.02ID:rWmaWQZz
Oh, I forget it. amel1995's head swap(挿げ替え) caption is good. please watch it.
0856名無しさん@ピンキー2016/09/25(日) 12:52:37.59ID:wuBUt10O
「誘惑は嵐の夜に」
アダルト版「今夜は身体だけ抱いて」みたいな映画
google playではレンタルできるみたい
0857名無しさん@ピンキー2016/09/25(日) 13:18:53.26ID:amNxyGfB
>>854
あそこのサイト俺も好き。最近更新しなくなって残念だけど
そしてuglyとprettyの挿げ替えが好きとはいい趣味してるな。俺も大好きだ
0858名無しさん@ピンキー2016/09/30(金) 15:10:06.01ID:RL49gnf0
宙を駆けるよだかが現在一巻無料で読めるので読んでない方は是非
0859名無しさん@ピンキー2016/09/30(金) 20:22:23.52ID:P/Ah2C/R
>>858
商業で非エロなんだから当然なんだが、最後は元に戻ってハッピーエンドというのが残念だぜ・・・
0860名無しさん@ピンキー2016/09/30(金) 21:10:34.33ID:RL49gnf0
>>859
ダーク苦手だからあんくらいがちょうどいいわと思う自分
そこはまあ…好みの問題だな
0862名無しさん@ピンキー2016/10/10(月) 16:33:12.26ID:EwZ1Dtho
君の名は、三葉と奥寺先輩の入れ替わりものとか出てこないだろうか。
0865名無しさん@ピンキー2016/10/17(月) 07:02:59.26ID:PUnCqIvV
三上は人気AV女優だが、素行が悪くホスト通いで借金もある。事務所にも借金をしていて社長の言うことも聞かないため、同じ事務所に所属する、ベテランぽっちゃり熟女の加山と入れ替えることにした。
もちろん加山は喜んで了解し、三上がホストで酔いつぶれたところを入れ替え装置のある部屋へと運んだ。
入れ替え装置のベットで裸にされて動けない状態で目を覚ます三上『なんで私こんなとこにいるのよ』
その時、別のベットに乗せられて同じく裸で加山が部屋に入ってきた。
三上『何よこのおばさん、だらしない身体。おっぱいも垂れてこんな身体じゃ誰も抱いてもらえないわ』と加山の👀を見て吐き捨てた。
加山『あら、未来の自分にそんなこと言うもんじゃないわ。この身体だって大事に使えばまだやれるわよ!それに私ももうすぐあなたみたいに若い身体になるし』
0866名無しさん@ピンキー2016/10/17(月) 13:30:48.12ID:PUnCqIvV
三上『何言ってるのおばさん、意味わかんない』
加山『うふふ、もうすぐわかるわよ』
セットが完了た。
社長『先生お願いします』
三上『何するのよ、ここから出しなさいよ』
そう言うと入れ替え装置が稼働し始めた。
加山『早く出しなさいよ』
そう言っているのは加山の身体に入れ替えられた三上だった。
三上(元加山)『うーん!生まれ変わった気分よ。ピチピチしてるってこういう事をいうのね』
起き上がって自分身体をしみじみと眺めながら言った。
加山(元三上)『なんで私がいるのよ』
三上(元加山)『言ったでしょ、もうすぐ若い身体になるって!あなたも新しい自分の身体を見て見なさい』
加山(元三上)『何よこの醜い身体。なんで私のおっぱいがこんなに垂れてるの、なんでこんなに太ってるの。』
三上(元加山)『あら、自分の身体をそんな悪く言うもんじゃないわよ!まだまだやれるんだから。下まで確認してみたら?』
加山(元三上)は下半身を見ると下の毛は白髪まじりで使い込まれて萎びた完熟したものだった。
0867名無しさん@ピンキー2016/10/17(月) 22:55:08.80ID:8/2wILBq
加山(元三上)『きゃー!何よこれ。こんなんじゃ生きていけないわ。私の身体返してよ』
三上(元加山)『ダーメ。返すわけないでしょ、せっかく生まれ変わったんだから。それに同じ身体同士の入れ替えは出来ないみたいよ。それより社長、早くこの身体試したいわ。この後すぐ撮影でしょ?』
社長『ああ、よろしく頼むよ!やっとその(三上)身体に働いてもらえるな』
0869名無しさん@ピンキー2016/10/18(火) 11:20:54.22ID:GeSK5y3w
三上(元加山)『今日からこの身体を十分活かして激しく頑張るわ♥
貴女も新しい熟した身体を漫喫しなさい。』
加山(元三上)『嫌よ!ブタおばさん!勝手な事言ってるんじゃないわよ!』
三上(元加山)『あら、今は貴女がブタおばさんでしょ♥』
加山(元三上)『社長なんとかしてよ!!』
社長『今まで言うことも聞かないワガママ放題のツケだ!新しい身体で頑張るんたな!元の身体に戻るのは無理だが、頑張れば別の身体にしてやれるかも知れないぞ』
0870名無しさん@ピンキー2016/10/19(水) 13:40:06.35ID:vP0rQP4M
加山(元三上)『別の身体って・・・』
社長『お前みたいな素行不良なやつがいた時にお前がしっかり働いていたらな!お前はまだ借金があるんだからその身体でしっかり働いてもらうぞ』
加山(元三上)『こんな身体で嫌よ!恥ずかしい!』
社長『その恥ずかしい身体で働くんだよ!その身体でもまだ需要あるんだからな。しっかり返せなかったらまた違う身体に入れ替えてやるよ』
加山(元三上)『違う身体って・・・?』
社長『そうだな、その身体で使い物にならないなら60〜70のおばあちゃんになってもらうしかないかな』
0872名無しさん@ピンキー2016/10/26(水) 06:50:32.97ID:FBvvwMMK
人いないね
0874名無しさん@ピンキー2016/10/28(金) 00:10:54.60ID:e6a6SYrH
「300万!今日が最後だってあれほど言っただろうが!」
「そんなお金無いよぉ、おねがい〜ねぇ何でもするからぁ」
パーマのかかった金髪を揺らして、男にしがみつく愛希菜。
胸元の開いた黒のオフショルダーに迷彩柄のショートパンツ。男の腕を揺さぶるたびに小ぶりの乳房が覗く。
150cmに届くかどうかという身体で、180cm近い男との身長差はまるで大人と子供だ。
ホストに貢いで借金、ヤミ金で凌いでいたがとうとう首が回らなくなった。
「ウリやってもいいからさ」
その一言で、男がふと思い出した。
「身体で払うってか。そいつは話が早い」
男はメモ書きを愛希菜に渡した。
「ここへ行け。ウリやるつもりがあるんならチョロいもんさ」
「ここに行けばいいのね」
ソファーに置いていたバックを肩に掛け、愛希菜は事務所を出て行った。
0875名無しさん@ピンキー2016/10/28(金) 00:12:00.28ID:e6a6SYrH
「社長、例の話信じてるんっすか?」
舎弟が男に問いかける。
「若い女の身体、金持ちのババアに貸すって」
「んなこた知らねぇよ。それが本当だろうがウソだろうが、こっちは金が入ってくりゃいいんだ。
いいことだらけじゃないか、こっちには回収金、ババアには若い身体。
それより回収どうしたぁ、あぁん!無駄口叩いてるなら他行ってこい!」
男は舎弟の左腿に蹴りを入れた。
「痛ってぇ。わかりましたよ…」
舎弟はすごすごと事務所を出ていく。
独りになった男は、ある女の顔を思い出していた。
「俺の知ったこっちゃねぇや」
鼻白んだような顔をして、男はたばこに火を付けた。
0876名無しさん@ピンキー2016/10/28(金) 00:13:39.62ID:e6a6SYrH
「おたくにもいるでしょ、借金抱えた女の子。うちで面倒見るからさぁ、金もちゃんと回収して渡してあげるわ」
ホテルの最上階にあるラウンジ。男の隣には季節外れのミンクのコートを着た女の姿。
(いかにもうさん臭せぇ話だ。この女の格好もいけ好かねぇ。しかし…)
回収に手間取り、上から目を付けられていた男に残された手段はそう多くなかった。
「わかった、おまえさんを信じよう。」
「ありがとねぇ、できる男は話が早いわぁ。じゃあ、この子が来たらお願いしようかしら」
女は愛希菜の写真を男に見せる。
「おめぇなんでこいつが…」
驚く男の唇に女は人差し指を当てた。
「それを聞くのは野暮ってことで」
男は指をはらって言葉を続けた。
「こいつはホスト狂いのバカ女だ。泳がせておけばすぐに金借りに来る。おいそれと渡すわけにはいかねぇ」
「身体を借りるのよ」
より距離を詰め、男の言葉を遮るように女が言う。
「ウリってことか?」
「やだやだ男って」
詰めていた距離を解き放ち、女はソファーの背にもたれた。
「若い身体は男だけが欲しているとは限らないのよ」
「となるとレズの女か?」
「違うわ、もう男ったらすぐセックスの話して」
いつもより饒舌になった男の言葉をまたも遮り、もう1枚の写真を出した。
そこには背の高い中年の女。疲れの見えるブラウンの長髪だが、面長で整った顔には若い頃は美人であったであろう面影が残っている。
ワンピースの胸元は大きく盛り上がり、ベージュのパンプスを履いた脚元にはむっちりとしたふくらはぎ。
「この女に貸すのよ」
0877名無しさん@ピンキー2016/10/28(金) 00:15:27.71ID:e6a6SYrH
「ここかぁ」
言われたビルに到着した愛希菜。5階まで登っていく。
「エレベーターないのぉ」
登り切って肩で息をしていると、正面に表札のない扉。
「ここかなぁ」
ノックをしようか迷っていると扉が開いた。
「あら、いらっしゃい。愛希菜ちゃんね、待ってたわ」
中に入ると意外な広さに驚く。そしてオンボロの外観に似つかわしくない、貸し切り結婚式場のような内装。
「さあどうぞ」
紅茶を出されて、何のためらいもなく口を付ける愛希菜。
「ねぇ、ほんとに借金チャラにしてくれるの?」
「えぇ。でもタダでって訳にはいかないわ。あなたも聞いてきたでしょ」
「もうしょうがないからウリでも…」
「セックスなんてしなくていいわ。」
「じゃぁ…」
愛希菜の目がとろんと虚ろになる。
「そう、あなたの身体を借りるの」
「かららをかりう?」
呂律が回らなくなる愛希菜。
「まぁ、可愛い。こんな華奢な若いギャルになれるのね」
目の前に現れた肉感的な中年女性。
(え?あたしになる?)
0878名無しさん@ピンキー2016/10/28(金) 00:17:59.00ID:e6a6SYrH
言葉を発することができないまま、手を引かれ奥に連れて行かれる愛希菜。
鏡張りの部屋に2人の姿が無数に映る。鏡がゆっくりと回り出す。
愛希菜の目の前に愛希菜と中年女性の姿が交互に映る。
自分の姿に注目していたが、いつの間にかその関心が中年女性の肉感的な身体へと移る。
(何この感じ…あたしがあたしじゃないみたい)
小柄で茶髪、焼けた細身の脚を出した自分の姿に違和感を感じ、むっちりと肉感的な中年女性の身体への親近感が増していく。
「何これ?あれ、やっとしゃべ…れ…たわ。あなた、なんなのこれ?」
「あぁこの感じ、いつもほんと…に…まじやばいんですけど。っていうかもうしゃべり方変わってるし超ウケるぅ」
若々しい声でおっとりと話す愛希菜。若作りをするようなギャル語が滑稽にも見える中年女性。
「え?しゃべり方って…あれ、なんであたしこんなおばさ…」
(あれ?ババア臭いって言おうとしたのに。おばさんっぽい?)
「あは、おばさん『ババア臭い』って言おうとしたでしょ」
中年女性が愛希菜に近づく。
「もうねぇ、しゃべるとこ、なんっつうんだっけ。げ、げ…なんでもいいや、そこが入れ替わったんだよねぇ」
(言語野が入れ替わるなんてそんなこと…あれ?わたしなんで言語野なんて言葉…)
「あたしどんどん、愛希菜になってく。声も変わったし」
しゃべり方に合った高い声に変わる。姿は中年女性のままでふざけてギャルの真似をした声を出しているようにも見える。
「ちょっと、これって」
「おばさん、借金の形にその身体貸してくれるんでしょ、ってかおばさんの身体でギャルにおばさんとか超ウケる。
ってか早くその身体貸してよ。もうマジ無理、さっきまでの自分のはずなのに化粧臭いし、スカートの裾邪魔だし、こんなババア臭いデザインのワンピとか超脱ぎたいんですけど」
「そんな、私お…あなたになんかなりたく…」
中年女性の肩元に愛希菜が手を当てる。その瞬間、身体に痺れるような感覚が襲う。
0879名無しさん@ピンキー2016/10/28(金) 00:21:44.40ID:e6a6SYrH
(う、動けない)
目線を下にすると黒のオフショルダーに迷彩柄のショートパンツ。愛希菜がいつものように着ている服。
(やだ、私こんなはしたない格好して…?)
服装の違和感は全てに伝染していく。細い指、華奢な肩に掛かる傷んだ金髪、低い目線、小ぶりな胸。
(早く脚を隠したいわ、あといつもの身体に…?いつもの?)
中年女性に接している手が火照ったと思うと、色が白く染まっていく。細い指に肉が付いていく。
劣化していく自分の身体。しかし…
(あぁ、早く他の所も…)
目の前の熟した身体を欲していく愛希菜。
「あはぁ、早く早くぅ」
中年女性の髪が金髪になり、愛希菜の手が乗った肩はいつの間にか華奢なものへと変わっていた。
逆に愛希菜の身体全体に柔らかな脂肪が付き、身幅が出てくる。手足が伸び、女性との距離が離れていく。
(あぁん、こんなの履いてたら…もう胸が…)
大きくなるヒップに悲鳴を上げてハーフパンツが破ける。
気付かないうちにブラジャーは弾け飛び、色づいた乳首とダラリと垂れた大きな乳房がオフショルダーから露わになっていた。
「くぁぁ、アソコ、があぁんっ!」
使い古された中年女性の秘部が、数をこなしているとはいえ、若々しい愛希菜のものへと変わっていく。
小さくなっていくアンダーバスト、そして乳房。紺のブラジャーはすぐに肩からずり落ちた。
大きなヒップを包んでいたショーツは、パンと張った小ぶりなヒップと正反対に、拠り所を無くして生地がだらしなく弛んでいる。
愛希菜の脳裏に夫の茂の顔が目に浮かぶ。自分の名前を呼ぶ声。
「あっ、あなた…」
誰このおじさん?という思いと裏腹に夫の行為を思い出す愛希菜。土留め色になった秘部の回りには白いものさえ混じっている。
華奢で色黒なおばさんにぶかぶかの柄ワンピース、サイズの合わない服を無理に着ようとして衣装を破いてしまった、完熟ボディのギャル。
アンバランスな状況がまもなく是正されようとしていた。
0880名無しさん@ピンキー2016/10/28(金) 00:23:53.41ID:e6a6SYrH
「私、このまま、お、わた…」
「おばさんは真由美、あたしは愛希菜。ほら、全部教えてあげる」
しっかり口紅が塗られたカサカサの唇が、ぷっくりとした愛希菜のものと接する。
愛希菜の頭に雪崩のように情報が流れ込んでくる。
1970年生まれの46歳、身長168cm、体重65kg、バストはF75。
夫の茂、娘2人と4人暮らし、上の娘、亜紀は就活のために昨日スーツを新調してあげた。
下の伊織は今年大学だけどエスカレーターの女子校だから遊び惚けてて困るわ。
「うんぐぅっ、あたしギャルになっちゃうぅぅぅ」
151cm、35kgとか超痩せてる、っていうか全然痩せてないし。もっと痩せたいし。っていうかひとりでツッコミとか超ウケる。
いっぱい男とヤったけど思い出せない奴もいる、でも入れ込んでるホストの誠弥は忘れられるわけないよね。
あたしいっぱい貢いでるから外でも会ってくれるし。セックスも超上手いんだから。
誠弥ヤるときに貧乳っていじるけど、カップはCあるんだけどな。

唇を離すと目の前に見覚えのある顔。
「娘と旦那をよろしくね、愛希菜さん」
0881名無しさん@ピンキー2016/10/28(金) 00:25:48.18ID:e6a6SYrH
目を覚ますとバスローブを着てベットに横になっていた。
起き上がる愛希菜。弛んだお腹、垂れた乳房。高くなった目線。
「真由美さんの身体…」
しかし何も違和感を感じない。
「そろそろ帰って夕ご飯しなきゃ」
自然と脚元のかごから服を取り出す。隣にはさっきまで着ていたショッキングピンクのTバックがあったが、それには目もくれない。
花柄の刺繍が入った紺のブラジャーで肩に掛かる重量感が取れる。
しかし、もとの2倍はあろうかという重量にも関わらず、いつものブラを着ける感覚と何も変わらない。
地味でダサいはずの同じ色のショーツもためらいなく履いていく。
柄物のワンピースを着ると、目の前に小綺麗で上背のある熟女の姿が映る。
「このまま帰ったらあたし…でも…」
「あぁ、うぅん…」
隣で寝息を立てている元の顔も身体も、さっきまでの自分とは到底思えなかった。

「ねぇ、いい加減起きて」
「うぅん、っていうかこの子低血圧なんですけど。超目覚め悪いし」
ベットの上で金髪をかきながら愚痴をこぼす真由美。
「ほら、これ着て」
「ピンクのTバックとか初めて履くんですけど。元の身体で着てたらマジゲロ吐くよねぇ」

「じゃあね。戻りたくなったらまた来る」
「ギャルライフを存分にお楽しみ下さい」
「なんか最後だけお客様扱いとかウケるんですけど」
そう言いながら、ヒールサンダルを鳴らして階段を降りていった。
(うふっ、小柄な金髪ギャル。超可愛い!階段降りても胸揺れないし、ブラしてなくても垂れないし最高っ!あとこの小ぶりなお尻…)
スキップするように歩いていた真由美がヒップに手をやったまま、ふと立ち止まる。
(っていうか、このハーフパンツ、ビリビリに破けてたよね)
「まいっか?誠弥に会いに行こ!でも…貢いじゃうとあとで払うにしてもこの身体の時間減っちゃうな、どうしよう…」
0882名無しさん@ピンキー2016/10/28(金) 00:28:29.80ID:e6a6SYrH
「はい、300万」
歓楽街の公園に呼び出された男は、某百貨店の紙袋に入った現金を渡された。
「何よ、ちゃんと本物よ」
「型どおりの確認だ、ちゃんとさせろ」
確認を終えると諦めたように女を見た。
「確かに」
「また可愛い子が借金してたらお願いね。っていうか、いい子がいたらこっちからまたお願いするわ」
「なぁ」
そそくさと帰ろうとした女を男が呼び止める。
「一つ聞いてもいいか」
女は不敵な笑みを浮かべ、うなずく。
「おめぇの取り分いくらだ」
「え?」
「おめぇあの女からいくらもらうんだって聞いてんだ。500万か?1000万か?」
「手間賃だけよ」
「は?」
「だから、家賃とか払わなきゃでしょ。言わせないでよそんなこと。」
「そうじゃなくて。儲けは?」
「無いわ」
「無いだと!?」
「もう、もうちょっと品のある男だと思ったら。下世話な男ね」
憤懣やるかたないといった顔をして女は踵を返した。
「なぁ」
「何よ、もう」
「もう一つだけ聞いていいか?」
女は呆れたような顔をして男を見た。
「貸す、ってことは返すってことだよな」
女を見据えて男が言う。
「うふふっ…」
女は声を出して笑った。
「そうね。でもうちには延長料金もあるから」
女は胸元で小さく男に手を振ると、夜の街へと消えていった。

「奉仕の精神で金貸しならぬ身体貸しってか。結構なご身分で」
夜の街を歩き、事務所に帰る男。向こうから見覚えのある小柄な金髪ギャルが男を連れて歩いてくる。
「愛希菜…」
思わず男が呼び止める。
「え〜おじさん誰?超キモイんですけどぉ。行こ、誠弥」
けんもほろろに歩いて行ってしまうギャル。
愛希菜に間違いないはずだが、しかし…
「けっ、嫌な世の中だぜ」
男は思わず出た身震いを押さえ込むように、吐き捨てた。
0883名無しさん@ピンキー2016/10/28(金) 00:34:46.89ID:e6a6SYrH
久しぶり、オッディーだよ。リクエストに応えて呼ばれて飛び出て(以下自重
お察しの通り、女はオッディーが変身した姿だよ。大人の女感出てた?
オッディーの魔法を使えばハーフパンツを元通りにするなんてお安いご用!
記憶の繋がりとかがちょっとつじつま会わないけど、まぁその辺は見逃してね。
それにしても、お金ってあるところにはあるのね。ぽんぽん札束出してきてビックリするわ。
あ、オッディーの取り分がないのはホントだよ。だってお金なんて持っててもしょうがないもの。
お家借りるのも、中を綺麗に飾るのも全部魔法でチョチョイのチョイだからお金なんて要らないわ。
そういえば、この国にわざわざ来ていっぱい買ってく外国の人もいるよね。
その辺りに今度は声かけてみようかしら。当たった人は女版マグロ漁船、むしろそれよりも大変かもね。
外国じゃあよっぽどでないと元に戻れないんだもの。そういえばソヨン元気かしら。
じゃあまたね。
0884名無しさん@ピンキー2016/10/28(金) 00:37:11.61ID:mN0X+w5B
オッディー、最高だぜ!
ソヨンの続き、どっかで読みたいなぁ
0885名無しさん@ピンキー2016/10/28(金) 00:57:27.11ID:bF9JyMUT
サンキューオッディー
外国人との入れ替わり好き。ソヨンのやつは今でも時々見返してるな
0886名無しさん@ピンキー2016/10/28(金) 08:52:38.09ID:eAAqlBX7
>>874-883
あまり読む暇なかったけど、楽しかったよ
参考にさせてもらうよ
0887名無しさん@ピンキー2016/10/29(土) 00:19:29.36ID:xOL+hSz1
〜押し付け美人〜
目立ってみたい…
みんなの注目を浴びてみたい…
地味で何も変わらない、面白くもない毎日を送っていれば、一度はそう考えてもおかしくないよね?
まさに今わたしは、高校の女子トイレの鏡に映る自分とにらめっこをしながらそんな考えを巡らせていた
有村 希(ありむら のぞみ)…
それがわたしの名前だ
『地味』…わたし自身を表すのにぴったりな言葉だ
ブサイクなわけでもなく、かといって可愛くもない、背も低くてチビで運動も別段得意でも苦手でもない
勉強だってそこそこ出来るくらいで何の教科が好きとか嫌いとか、そんなものもなく…
クラスでも目立たない存在で、人付き合いもソコソコに、特に仲の良い友達も居ない…
何から何まで地味、地味、地味…
そんな自分が嫌い…とまではいかないけど、もう少しどうにかならないものか、というのがわたしの悩みだ
まあ、こんな風に鏡を見つめて居たって、何が変わるわけでも無いんだろうけど…
「あ!見つけた、こんな所に居たのね!」
ぼーっと考えにふけっている最中に急に声を掛けられたのでわたしはビクッとなった
というか、トイレに誰か入って来てるのに気付かないとかボケッとしすぎだろ、わたし…
「そんなに驚いてどうしたの?」
首を傾げ、もう一度わたしに声を掛けてきたのは高宮 麗子(たかみや れいこ)…
歩くだけで周りがざわつき、笑顔を向けられれば男なら誰でも顔をだらしなく緩めてしまうだろう容姿とスタイル…
筋の通った目鼻立ちにバランスの取れた長身、そして女ですら目を引かれる制服を窮屈そうに押し上げている大きな胸、そのくせ運動神経バツグンでスポーツもそつなくこなし、勉強もトップレベルと非の打ち所がない…
それを鼻に掛けるでもなく、角のない明るい性格でいつも誰かと楽しそうに話している、そういうわたしとは正反対の女の子だ…
「いや、別に…」
妬みやら動揺やらで、わたしはそんな無愛想な返ししかできなかった
「なんか機嫌悪そうだね…どうかした?」
人の気も知らないで、この子は嫌な事を聞いてくる…たった今自分の不満について思い悩んでいた所に、そんな悩みとは一切関係の無さそうな人にそんなこと聞かれて答えられるわけがない…
「いや…まあ、大丈夫、大した事じゃないから…それより高宮さんこそどうしたの?わたしを探してたみたいだったけど」
「ああ!そうだった!希ちゃんにお願いしたいことがあって…」
0888名無しさん@ピンキー2016/10/29(土) 00:57:41.13ID:m2F9SGQv
C
0889名無しさん@ピンキー2016/10/29(土) 01:22:28.27ID:UCfhbOG2
>>887
「お願い?わたしに…?」
「そう、あなたに、私の『代わり』になってほしくて…」
「え…代わりってどういう…」
いきなり話を進められたので置いてけぼりにされた気分になって、わたしは焦ってしまう
「詳しく話してるとややこしくなっちゃうから、とりあえずこれ付けて!」
「え?何それ…」
高宮さんは少し大きめの、変な模様が付いた指輪をわたしに差し出した
「いいからいいから!」
「ちょ、ちょっと!説明くらいしてくれないと何が何だか…」
わたしの手を握って、無理矢理に指輪をはめ込んでくる高宮さん…勢いに押されてされるがまま、わたしは指輪を付けてしまった…
「これでよし!」
「何なのよこの指輪…きゃっ!?」
指輪に目を向けた途端、淡く光り出したのにびっくりして視線を反らすと、高宮さんも同じ指輪を付けていることに気が付いた
「何なのよこれ…んっ…!」
指輪を付けている手から、じわりじわりと何かがこみ上げてくる感じがして、わたしは思わず体を震わせた
「始まったみたいね…っ」
高宮さんも少し体を捩らせているのを見て、同じような状態なのだろうなと考えていると、指輪から進んできた変な感覚が全身を駆け巡り始め、どんどん激しくなってきた…
「うっ…ん…!」
ドクドクと心臓が速くなり、体が熱くなってくる…高宮さんがどうなっているのか確認したかったが、もうそんな余裕はない…
「はうっ…!?」
変な感じが一瞬にして強くなり、わたしは身を屈ませた
ぎち…ぎちっ…!
骨が軋むような不快な音が聞こえる…これはわたしの体から出ている音?
内側から何かがあふれてきて、自分が膨らんでいくような感じがする…
「くっ…苦しい…!」
苦しいと自分で言いながら、痛みはほとんど感じていなかった
例えるなら風船に空気が入れられて、パンパンに膨れ上がっているみたいな…そういう息苦しさを感じる…
みちっ…ぐきっ…!
体の色んなところから嫌な音が聞こえてくるけど、熱さと息苦しさに精一杯で、どうなっているのか全然分からない…
やっとの思いで顔を上げると、霞んだ視界の中に小さくなった高宮さんが見えた気がした…
小さく……?
見間違いかと考える暇もなく、顔を上げていられなくなったわたしはそのままうずくまって息苦しさに耐えるしかなかった
そんな状態がしばらく続いて、どれくらい経ったのか分からないけど体の熱が引いてくるのを感じて、やっとわたしは呼吸を落ち着かせることが出来た…
「はぁ…はぁ…一体何だっ…たの…よ…?」
やっと出せるようになった声がいつもと違うのに途中で気づいて、言葉が途切れてしまった
「ん…あー、あー」
試しに声を出してみても変化はない、いつもより少し低いというか、落ち着いた音程…凄く違和感がある
「…って何よこれ!?」
視界がはっきりしてきたので、ふと視線を下げると大きな白いかたまりが服を突き破って飛び出していた
「え?え?どうなってるの…?」
それが自分の胸だと分かるのにしばらく掛かってしまった…なぜこんなことに…
「っと、そうだ、鏡、鏡」
自分が今トイレに居たことを思い出して、鏡で自分の姿を確認しようと立ち上がるといつもより目線が上にあることに不自然さを感じながらもなんとかわたしは鏡の前にたどり着いた
「え…誰…これ」
そこにはわたしの知らない美少女が映っていた
すっと鼻筋の通った面長の顔にぱっちりとした瞳、ぷっくりとした色気のある唇…
そんな顔の下にはバツグンのスタイルの体がくっついていた
さっき確認したけど改めて鏡で見ると凄く大きな胸…ぱつんぱつんにサイズオーバーな制服を押し上げて前に飛び出している…
鏡から目を離して体を確認してみると、腕や足はすらっと伸びていて…とくに足は凄く長く感じる…目線が上がったのは足が長くなったせいかな
そんな足がくっついているお尻もスカートからはみ出してしまうくらいに大きくなっている
「え…これが…わたし…なの…?」
0890名無しさん@ピンキー2016/10/29(土) 02:16:44.96ID:BKBtrXDL
みなさん作品ありがとうございます。どちらも非常に素晴らしいです。
889さん続き非常に楽しみにしてます。
0891名無しさん@ピンキー2016/10/29(土) 11:57:06.50ID:sDXle48l
>>883
サンキューオッディー!!
こんなに早く応えてくれるとは思わなかった。
助かったぜ
0892名無しさん@ピンキー2016/10/31(月) 15:26:20.66ID:A1d2A8RS
>>883
【番外編】
「やったぁ、元に戻れたぁ。超久しぶりこの身体」
元の小柄なギャルに戻って歓喜の愛希菜。
「あくまでオプションとして戻してあげただけよ」
「私もずっと遊んでるわけにいかないわ。家族も心配だし。でも誠弥とのセックスもしたいわね」
「というと…」

「旦那が急に出張に行って一人なの。誠弥も会えるっていうから貸して」
「なんだよ急すぎるっつうの」
「うるさいわねぇ、教えてあげただけでもありがたいと思いなさい(ガチャ」
「やっべっ」
「どうしたの愛希菜」
「ちょ、ちょっとトイレ」
個室に滑り込んだ愛希菜。
(愛希菜ちゃんのお尻、乳房、髪、身体…)
真由美が思い浮かべるとその通りに変身していく。
大きな乳房があっという間に縮み、張りのある乳房の肌色が黒く色づいていく。
小さくなっていくヒップ、華奢になっていく身体。
「あはぁ、この感覚。いっつもマジたまんねぇ。なんかだんだん愛希菜に染まるのが早くなってるんですけどぉ」
0893名無しさん@ピンキー2016/10/31(月) 15:26:51.64ID:A1d2A8RS
「ヤダ、早いって」
上下切り替えのワンピース、千鳥格子のスカート部分が大きくなるヒップに引き延ばされていく。
ネイビーのニット地をぐいぐいと持ち上げる大きな乳房。
「やべっブラ…ケツ痛いし」
気づいた時にはもう遅く、鈍い音を立ててブラジャーがフロントから破ける。
大きくなったヒップにTバックが食い込む。
「もう、こんなところで…」
洗面所の鏡には、むっちりとした生足を曝した美熟女が映っていた。
もともと丈の短いワンピース、乳房で持ち上げられ、前側はヒョウ柄のTバックが見えそうになっていた。
後ろに覗くのはだらしなく垂れ下がるヒップ。
「もうなんでこうなるのかしら」

「はは〜超ブカブカだしウケる〜」
袖を余したベージュのニットに裾が床に付いてしまっているチェックのロングスカート。
地味な格好とはうらはらな金髪に色黒の肌。
「着替えよっと」
クローゼットを開けるとロゴの入ったブランドものの袋に混じって、一つだけ場違いなショッキングピンクの袋。
「こんなの着けてるとか牛みたいなんですけど」
外したブラと着けるブラの差を見比べて可笑しくなる真由美。
「この小ぶりのケツたまんねぇ」
ダメージジーンズに白いフリルのオフショルダー。本物より少し可愛いテイストで決めた真由美は誠弥のもとへ向かうのだった。

明くる日。
「愛希菜、この前なんでブッチしたの?っていうか何そのデカイ袋」
「ちょっとね…」
(Lサイズの紺のワンピ、カップと生地が顔と同じくらいあるブラとショーツ。おばさんっぽい地味な黒のパンプス。
あと、今は平気な生足があの身体の時は死ぬほど恥ずかしいからストッキング。それを全部持ち歩くとこうなるのよ!)
とはとても言えない愛希菜であった。
【オプション契約】
甲は乙に対し、いつでも身体の復元ならびに再度の交換を言い渡すことができる…
0895名無しさん@ピンキー2016/11/20(日) 19:23:59.03ID:3/t8PYFp
新しく始まった栗山千明のコピーフェイスがいい感じだな。
NHKって、OD好きでもいるんだろうか。
0896名無しさん@ピンキー2016/11/22(火) 01:25:32.23ID:upLUQEG6
>894
十分エロかったけど、
欲を言えば母の体になった娘の視点も欲しかったかな
0897名無しさん@ピンキー2016/11/22(火) 06:39:22.60ID:K26/VqLV
>>896
それは必要ですね!
何でこんな体になったのよ的な描写は大事
0898名無しさん@ピンキー2016/11/22(火) 11:39:06.82ID:Li8ggJmv
>>895
NHKを見ないせいでその存在を知らなかったよ
今度から見ようかな
その存在を知らせてくれたこと感謝するよ
0899名無しさん@ピンキー2016/11/23(水) 08:38:36.66ID:QTg/euHR
>>897
そっちがないのかぁ
それは飛車角落ちですなぁ
純粋な娘の心が淫らな母親の身体に入って、ってとこがいいのに
0900名無しさん@ピンキー2016/11/23(水) 12:19:26.95ID:HgQNDfeb
>>898
このドラマ10枠、さよなら私とか、今夜は心だけ抱いてとか
ODネタがそれなりの頻度であるんだよね。
はるか昔だと、ブルーもしくはブルーとかNHKって
ただでさえ地上波ではほとんどないODが多い。
0902名無しさん@ピンキー2016/11/23(水) 21:17:23.62ID:QTg/euHR
>>900
今回はそんなにOD要素無いと思ってパスしてるんだがそうでもない?
整形絡みでは日テレでやってたフェイスメーカーは保存版だったけど

心だけ抱いては、姿見に映った熟女の身体に「ゲッ」って言う短いシーンがあったけど、ほかは身体探索シーンがないんだよな
小説には、補整下着を外して弛んだ身体の感覚に驚く描写があったりしたんだけど
逆の母in娘ver.では太鳳ちゃんのおぱーい支えて「こんなに大きくなって」とか見たかったんだけどな
0903名無しさん@ピンキー2016/11/23(水) 23:22:30.99ID:HgQNDfeb
>>902
OD要素的には、若干少なめかな。厳密には、精神的な入れ替わりではなくて
整形で別の人物になるって感じで、一方はすでに死亡。

さよなら私はOD的には美味しいシーンが1-3話目辺りは結構あったな
0904名無しさん@ピンキー2016/11/24(木) 14:42:56.60ID:Dq05Ai9L
>>903
1話はまだしも、2-3話にあったっけ
と言っても、実は2-3話はあまりよく見てないんだよな
キャプチャー付けてある1話の階段落ち見ていつも満足しちゃう
0905名無しさん@ピンキー2016/11/25(金) 22:40:43.25ID:JTaNsVYF
>>903
2話目ぐらいまでだったかも。
入れ替わった不倫相手の体でエロいことするシーン
あとブラの趣味が違うシーンとかも地味に好きだな
0906名無しさん@ピンキー2016/11/25(金) 23:19:00.23ID:t5YieBZa
>>896
続編で目を覚ましたお母さんバージョンを作って欲しい
0907名無しさん@ピンキー2016/11/26(土) 08:42:29.95ID:bw2CGl7a
>>905
エロは1話の最後でありましたね
ブラの趣味はいいシーンですな、確認しよ
その先に未婚と経産婦の乳房の張りの違いを感じてるかも…とかまで想像するといい感じ
0908名無しさん@ピンキー2016/11/28(月) 19:42:21.37ID:z6yaYFHb
マンガ図書館Zの ひなたみわ ショートショート漫画集

http://www.mangaz.com/book/detail/133341

ハナコ改造計画が、入れ替わりでした。
短いながらもかなりダークで、過程が乗っ取りを感じさせます。
というか、続きがそれはそれでみたい感じ。
0910名無しさん@ピンキー2016/11/29(火) 13:58:39.84ID:OiKM9uyK
マイナーなダークな入れ替わり作品知ってたら教えてほしいです
0911名無しさん@ピンキー2016/11/29(火) 23:01:14.65ID:DrNX45/C
古いけどソウルキャリバーのSoul of Darknessってやつがすごく良かった。
0912名無しさん@ピンキー2016/12/08(木) 19:24:23.99ID:FW4ZMx78
デブスと入れ替わり書いてくれる人もう戻ってこないのかなぁ
とても好きだったのだが
0913名無しさん@ピンキー2016/12/09(金) 21:04:14.77ID:E4FJNeVB
>912
そういうのは、作品がアップされた直後にバンバン書かないとダメだよ。
多分、作家さん、ここの存在すら忘れている。
0915名無しさん@ピンキー2016/12/10(土) 10:12:18.11ID:3dJ3cbO/
ソヨンの人は多分見てる…
でも自分の連載も持ってるし
余程興が乗らないとこっちでの執筆はなさそう
忙しそうだし
0917名無しさん@ピンキー2016/12/10(土) 20:29:07.12ID:SR9n7GZ7
なんでもいいから新作読みたい;_;
0918名無しさん@ピンキー2016/12/10(土) 22:20:38.20ID:l7HosEFr
同感!
0919スワッパー2016/12/10(土) 22:56:56.08ID:QGXf8p3/
小説を書くのは初めてなので、上手く書けているかわかりませんが、
<br>アドバイスや感想等を聞かせていただけると嬉しいです。</br>

『教育実習』


もうすぐで、憧れの教師になれる…。

私、川村優子は、教育学部に通う大学3年生だ。
子どもの頃からの夢だった高校教師になるため、教育学部を選んだ。

当然、教師になるには教育実習を受けなければならない。
私が聞かされた実習先は、あまり偏差値の高くない高校の名前だった。
0920スワッパー2016/12/10(土) 22:58:32.16ID:QGXf8p3/
すみません。
<br>は無視してください。
0922名無しさん@ピンキー2016/12/11(日) 00:19:15.09ID:U4klgxQT
今後の展開が楽しみです!
期待しております!
0924スワッパー2016/12/11(日) 04:31:55.24ID:zLpBVE+t
実習初日。今日は、初めての授業だ。
優子は、英語を担当することになった。そして、1時間目は英語の授業。

私は、不安げな顔をしながら教室の前に立ち尽くしていた。
見上げると、2年B組と書かれた教室札が目に入る。

緊張する。
生徒たちと上手くコミュニケーションをとれるだろうか?
生徒たちにナメられないだろうか?

そんなことを考えながら、私は、教室に入る。

教室は、ざわついていたが、一瞬にして静かになった。
中には、校則で禁止されているはずなのに、
茶髪の生徒、化粧をした生徒、ピアスをした生徒もいる。

「それでは、川村先生。自己紹介をお願いします。」
指導教員にそう言われると、優子は自己紹介をする。

「えっと、初めまして皆さん。A大学教育学部の川村優子と申します。
本日から3週間、教育実習で英語を担当させて頂きます。」

すると…

「優子ちゃんマジ可愛い」
「LINE教えて!」
「キャハハ」

生徒たちが騒ぎだす。

完全に馬鹿にされていた。
心臓がバクバクする。

優子は、恐怖と不安を抱きながら、授業を始めた。
0925名無しさん@ピンキー2016/12/11(日) 05:59:56.25ID:8rWBAtNX
>>924
おお!GJ
続き期待してます
0927スワッパー2016/12/11(日) 22:12:49.50ID:AWoa0OXP
教室がざわつく中、
私は、教科書の英文を板書していく。中学レベルの英文だ。
しかし、真剣に授業を受けてくれる生徒はほとんどいなかった。

机に突っ伏して寝ている生徒…。
スマホを弄っている生徒…。
後ろを向いて雑談をしている生徒…。
立ち歩く生徒…。

中には、教科書や筆記用具すら持ってきていない生徒もいる。

どうやら、この光景は日常茶飯事らしく、
指導教員も、半ば諦めかけているようで、一向に注意をする気配がない。

それから、私は、文法事項や単語の説明をしていく。そして、

「someって何て読むんですかぁ〜?」
「形容詞ってなーに?」
「先生わかんな〜い」

数人の生徒が笑い混じりに質問する。

「someはサムと読みます。形容詞というのは…」
優子は質問に答えていく。

(嘘でしょ!?中学校レベルの英文なのに…ここの学校はどうなっているの?)
生徒たちの、衝撃的な発言に対して、私は、驚きを隠せなかった。
なぜ、こんなにも簡単な英文が読めないのか、
私には、到底理解できなかった。

優子は、出身高校が進学校だった。
同級生はとても勉強熱心で、有名大学を受験する友達も多かった。
そのため、この学校の授業風景がとても異様に見える。

(この子たちの卒業後の進路は?どんな育て方をすればこうなるんだろう?)
そんな疑問を抱きつつ、優子は淡々と授業を続けていった。

そして、授業は終わった。
0928スワッパー2016/12/11(日) 23:19:31.81ID:AWoa0OXP
1日目の教育実習が終わり、優子はくたくたになりながら帰宅した。
一人暮らしの優子は、今日の出来事について振り返りながら、
夕食の支度をする。

(明日が憂鬱だ。行きたくないよ…)
そう思ったが、私は、教師になる夢を諦めるつもりはない。
ましてや、生半可な気持ちで教師になる道を選んだつもりはない。

幸い私は、教育実習生だ。ほんの3週間の辛抱だ。
(今回はたまたま、レベルの低い高校に当たってしまっただけよ。)

優子はそう思いながら、夕食を済ませた。
0929名無しさん@ピンキー2016/12/11(日) 23:34:44.02ID:G1YgTRCX
昨日から続きを読むのが楽しみです。
どんな相手と入れ替わるのか展開楽しみ。
0932スワッパー2016/12/12(月) 07:34:26.74ID:2JvNWb68
1週間が経った。

相変わらず、私は、生徒からナメられていた。
気が進まないが、何度か、生徒とのコミュニケーションを試みた。
しかし、生徒の会話にはついていけない。

授業を終えた昼休み、休憩室へ向かう。
「優子ちゃ〜ん、ちょっといい〜?」
廊下を歩いていると、後ろから声をかけられた。

振り向くと、一人の女子生徒が立っていた。
斉藤由美。2年B組の生徒だ。
短いスカートに着崩した制服、茶色く染めた髪、小麦色の肌…。
そして化粧をした顔。
いかにも、勉強してなさそうな顔つきだ。

授業中は、不良生徒と一緒に騒いでいて、私の話は全然聞いてくれない。

「どうしたの?斉藤さん。」
「頼みがあるんだけどさ。」
由美はそう言うと、ブレザーのポケットから2枚の紙を取り出し、優子に渡した。
0933スワッパー2016/12/13(火) 01:50:58.97ID:4Xzci9wl
それは、ピンクの紙と、青い紙だった。
それぞれに、相合傘のような絵が描かれている。

「何これ?」
優子が問いかける。
「こないだ、変な店で買ったんだ。
アタマが良くなるおまじないをやるのに必要なんだって。
でさ、アタマいい奴の協力がないと効果がないらしいの。
だから、右側に、アンタの名前を書いて欲しいの。」

「どうして、私に…?」
「優子ちゃん、クラスのやつらと話せなくて困ってるでしょ?
それに、名前書いたら、みんなと仲良くなれるよ!
アタシも、賢くなりたいし、協力してよ。」

(よくわからないけど、おまじないなんてあるわけないじゃない。
でも、クラスの子達ともコミュニケーションを取れなくて困っているのは本当だし、適当に合わせておけばいいわよね。)
優子は、少し戸惑ったが、早々と二枚の紙に自分の名前を書いた。

「サンキュー優子ちゃん。」
由美は、一瞬だけニヤリと笑って、教室に戻っていった。
0934名無しさん@ピンキー2016/12/13(火) 07:53:17.42ID:PVsf7dFj
ここからどういう入れ替わりになるのか、とても楽しみです。
続き期待してます!
0935あいえす絶版あんまりピョン2016/12/13(火) 09:19:19.29ID:M/QGhGg5
須賀京子イケメン金髪王子様須賀京太郎様の俺ツインテールに成るバン
0936恋ヶ崎女子ラジオ一挙放送&復刻海域解放ハヨ三次元は害悪2016/12/13(火) 09:20:41.22ID:M/QGhGg5
886 :

名無しさん@ピンキー

2016/10/28(金) 08:52:38.09 ID:eAAqlBX7

>>874-883
あまり読む暇なかったけど、楽しかったよ
参考にさせてもらうよ
0937之をプラン4で京様と菫様に置き換えて映画化するでピョン2016/12/13(火) 09:22:27.99ID:M/QGhGg5
887 :

名無しさん@ピンキー

2016/10/29(土) 00:19:29.36 ID:xOL+hSz1

〜押し付け美人〜
目立ってみたい…
みんなの注目を浴びてみたい…
地味で何も変わらない、面白くもない毎日を送っていれば、一度はそう考えてもおかしくないよね?
まさに今わたしは、高校の女子トイレの鏡に映る自分とにらめっこをしながらそんな考えを巡らせていた
有村 希(ありむら のぞみ)…
それがわたしの名前だ
『地味』…わたし自身を表すのにぴったりな言葉だ
ブサイクなわけでもなく、かといって可愛くもない、背も低くてチビで運動も別段得意でも苦手でもない
勉強だってそこそこ出来るくらいで何の教科が好きとか嫌いとか、そんなものもなく…
クラスでも目立たない存在で、人付き合いもソコソコに、特に仲の良い友達も居ない…
何から何まで地味、地味、地味…
そんな自分が嫌い…とまではいかないけど、もう少しどうにかならないものか、というのがわたしの悩みだ
まあ、こんな風に鏡を見つめて居たって、何が変わるわけでも無いんだろうけど…
「あ!見つけた、こんな所に居たのね!」
ぼーっと考えにふけっている最中に急に声を掛けられたのでわたしはビクッとなった
というか、トイレに誰か入って来てるのに気付かないとかボケッとしすぎだろ、わたし…
「そんなに驚いてどうしたの?」
首を傾げ、もう一度わたしに声を掛けてきたのは高宮 麗子(たかみや れいこ)…
歩くだけで周りがざわつき、笑顔を向けられれば男なら誰でも顔をだらしなく緩めてしまうだろう容姿とスタイル…
筋の通った目鼻立ちにバランスの取れた長身、そして女ですら目を引かれる制服を窮屈そうに押し上げている大きな胸、そのくせ運動神経バツグンでスポーツもそつなくこなし、勉強もトップレベルと非の打ち所がない…
それを鼻に掛けるでもなく、角のない明るい性格でいつも誰かと楽しそうに話している、そういうわたしとは正反対の女の子だ…
「いや、別に…」
妬みやら動揺やらで、わたしはそんな無愛想な返ししかできなかった
「なんか機嫌悪そうだね…どうかした?」
人の気も知らないで、この子は嫌な事を聞いてくる…たった今自分の不満について思い悩んでいた所に、そんな悩みとは一切関係の無さそうな人にそんなこと聞かれて答えられるわけがない…
「いや…まあ、大丈夫、大した事じゃないから…それより高宮さんこそどうしたの?わたしを探してたみたいだったけど」
「ああ!そうだった!希ちゃんにお願いしたいことがあって…」
0938名無しさん@ピンキー2016/12/13(火) 22:50:31.75ID:fKd4KWgs
>>スワッパーさん
そろそろ入れ替わり来そうな流れですね
毎日楽しみに読んでます
0939名無しさん@ピンキー2016/12/14(水) 00:52:08.81ID:AFpB5HWs
この流れいいゾォー
0940名無しさん@ピンキー2016/12/15(木) 00:21:11.61ID:nbyWRHTI
次の展開がまだかまだかとばかりに期待してる自分がいるわ
0941名無しさん@ピンキー2016/12/15(木) 03:15:00.19ID:6Y7ipnY7
活気があってなによりです
0942名無しさん@ピンキー2016/12/15(木) 09:52:56.49ID:Bs1ZT3ie
>>933
入れ替わりフラグをひしひしと感じてます。
めちゃ楽しみです
0943名無しさん@ピンキー2016/12/16(金) 02:29:40.38ID:F5XPE08W
ダークな作品こないかなー
0944名無しさん@ピンキー2016/12/16(金) 13:39:22.85ID:Q8VPd4jq
先生と生徒の入れ替わり楽しみにしています
0945名無しさん@ピンキー2016/12/16(金) 16:01:29.18ID:sGxdyAW+
ポケモン最新作の中で登場するキャラでモブキャラ中のモブキャラなんだけど「かんこうきゃくのロ」っていう子がいる。
この子が可愛い感じのキャラで一言二言しか喋らないが何故かお婆さん口調なもんで既に入れ替わりがあったようなことを連想して興奮する
0947名無しさん@ピンキー2016/12/17(土) 03:47:55.99ID:G9JGItwS
可愛くなってオシャレをすることに憧れるブスが、野暮ったい委員長と階段から転げ落ちて入れ替わってしまう。最初は二人とも絶望して元の体に戻りたがるが、ブスは委員長の体をいじってる内にダイヤの原石であることに気づいて、どんどん今風にしていく。
その後、委員長はブスの体が嫌なので依然として戻りたがる一方、女の子は委員長の体を気に入り返すつもりはなく、その体で色々なオシャレを来て楽しむ。最終的に読モになって人生って楽しいみたいなのどうですか?
0948名無しさん@ピンキー2016/12/17(土) 03:51:58.68ID:G9JGItwS
追記で、委員長になったブスは体を返したくないので、しつこい元委員長をイジメるようになるとか。
0949スワッパー2016/12/18(日) 10:54:39.53ID:XkAA8yvc
その晩、私はいつも通り帰宅し、夕食の準備をする。

今日の由美との出来事がふと頭をよぎる。
(あのおまじないはいったい何だったんだろう?
頭が良くなる?クラスの皆と仲良くなれる?)
信じていないとはいえ、あの紙のことが何故か気になってしまう。

そんなことを疑問に思いつつ、
私は、夕食を済ませ、明日の準備をし、風呂に入る…。
1日がだんだん終わりに近づいていく…。
明日も早いので、私は眠りについた。
0950名無しさん@ピンキー2016/12/18(日) 12:47:06.45ID:cVBh1EMb
スワッパーさん、お疲れ様です。
ここからがお楽しみの展開ですね。
続き期待しております。
0951名無しさん@ピンキー2016/12/18(日) 23:00:34.43ID:toLTOJUJ
こんなに楽しみなの久々
入れ替わりシーンが楽しみでならぬ
0952スワッパー2016/12/22(木) 00:36:33.80ID:/uo8V2N3
翌朝、私は目を覚ます。
見慣れない天井が目に映る。

私は、部屋を見回した。
そこは、昨日までの、見慣れた部屋ではない。

床に脱ぎ散らかした服…。
テーブルの上に雑に置かれた化粧品…。
部屋の隅に追いやられたゴミ…。

「ここはどこ?」
(って何この声…?)
私は、自分の声に違和感を感じた。
風邪を引いた時とは違う、鼻が詰まったような高い声…。
昨日までの、透き通った声ではなかった。

それだけではない、自分の身体を見ると、スウェットに包まれた小麦色の手足が見える。
慌てて、近くにある鏡の前に立つ。
そこに、優子の姿はなく、代わりに、驚いた顔をした斉藤由美が映った。
(なっ、なんで!?どうして!?斉藤さんが映っているの?)

(どうしてこんなところにいるの…?
本当の斉藤さんは今どうなってるの…?
私の身体は…? )
次々と疑問が浮かんでくる。
これからどうすればいいのかを考えるが、上手く考えられない。
頭の回転がいつもより遅い気がする。

(とっ、とりあえず学校に行ってみよう…。)
優子は、制服に着替えると即座に家から飛び出ていった。
0954名無しさん@ピンキー2016/12/22(木) 01:43:47.24ID:6I7PBdEX
ようやく来ましたね!!次からの内容がますます楽しみです
0955名無しさん@ピンキー2016/12/22(木) 20:31:32.74ID:I5u3b+02
おー、いい展開ですね
ところで、二人の容姿について詳しく言及ってしてもらえませんか?
由美が不良少女っぽいくらいしかわからないので、できればもう少し詳細に知れたら嬉しいです
0956スワッパー2016/12/22(木) 21:12:31.95ID:0Kgf5k2K
>>955

アドバイスありがとうございます。
あと、詳細とは、顔とかのことですか?
0957名無しさん@ピンキー2016/12/22(木) 21:22:12.01ID:6I7PBdEX
955さんではないですが、私もその情報あったら嬉しいなと思ってました。
髪色とか身長とか、ファッションとか顔立ちとかだと思います

952で小麦色の肌とか、声質の違いとか言及されてたのが
非常に良いなぁと思ってましたし、部屋の様子とかも性格が表れてて
良いポイントだったと思います
無理ない範囲で、参考頂ければ、読者も嬉しいです
0958名無しさん@ピンキー2016/12/22(木) 22:35:27.56ID:I5u3b+02
>>956
お返事ありがとうございます。
細かいと嬉しいですが、顔と体型がとりあえず気になります。
できれば落差がある展開が好きなので、ブスと美人の設定だと嬉しいです
0959名無しさん@ピンキー2016/12/22(木) 23:00:18.73ID:cRMkdoFb
俺は二人とも美人にしてほしい
清楚な美人と見た目も性格もギャルな美人
でもこれは作者さんが好きな設定でどうぞ
0960名無しさん@ピンキー2016/12/22(木) 23:23:41.26ID:frbC1bJP
俺も美人美人がいいなあ
というかそういうとこは読者がおのおの好みで補完したらいいのでは
0961名無しさん@ピンキー2016/12/22(木) 23:30:54.48ID:8OIuM03L
ブス派だなぁ
0962名無しさん@ピンキー2016/12/22(木) 23:49:42.03ID:xHUhSUza
まー難しい問題ではありますね
0963名無しさん@ピンキー2016/12/22(木) 23:50:17.89ID:xHUhSUza
連投失礼します。
ちなみにブス派です
0964スワッパー2016/12/24(土) 01:42:33.73ID:YsfDVvve
私は、学校に到着し、教室に入る。
何故か、家から学校までの道順や、自分の下駄箱の場所がわかってしまった。

生徒達の会話が教室内を飛び交う。

「そんで駅からテクってさ〜…。」
(それで、駅から歩いてさー…。)
「…ってエグいよね〜。」
(…ってかっこいいよね〜。)

それは、昨日までの意味不明な会話ではなく、
優子にとって、とても馴染み深いものになっていた。
(私、皆が何を話しているか分かる!?)
優子は、今まで無縁であったギャル語を理解できるようになっていた。

「チョリース由美。」
一人の女子生徒が話しかけてくる。
「おっ、おはよう。」
私は、「チョリース」を「おはよう」と理解し、返事をする。

田口留美、いつも由美と騒いでいる生徒だ。

「どうしたの由美?てかなんですっぴんなの?」
「私は川村優子よ。斉藤さんじゃないわ!!」
思わず叫んでしまう。

「アンタ何言ってんの?もしかしてギャグ?」
留美が笑いながら言う。

「だから、昨日はまでは、川村優子だったのよ!!起きたら斉藤さんになってたの!」
「もしかして、優子ちゃんのマネ?似てるね〜。もっとやって。じゃあさ、英語喋ってみて。」

(そうだ、私が流暢に英語を喋ることができれば、斉藤さんじゃないって分かってもらえるかも。)
私はとりあえず、頭に浮かんだ、英語を喋ってみる。
「ええと、ナイストゥミーチュー。ハロー留美。アイム優子。ディスイズアペン。」
しかし、小学生でも知っていそうな簡単な英語しか、思い浮かんでこない。
それに、発音も少しおかしい。
まるで、英語を習い始めたばかりの中学生のような発音だ。

「あはは、なにそれ。そんなの小学生でもわかるっての、でも由美にしては頑張ったじゃん。勉強はアタシよりもできないくせに。」
「そっそんなわけない!私の方がアタマいいわよ!本当に優子なんだってば!」
私は大声をあげて突っかかる。なんだか感情的になって上手く話せない。言葉も上手く出てこない気がする…。

「へ〜、そこまで言うならさ〜質問してもいい?」
「英語教師を目指そうと思った理由は?自己紹介の時言ってたじゃん。由美はその時寝てたけど、優子ちゃんなら答えられるよね〜。」
留美は楽しそうに問いかける。

「えっと、私は英語が好きで…、たくさん勉強して…、それと教えるのが好きで…、それで、塾でバイトしていてたから…、あと皆が留学してたから私も…。そっそうよ、それで、教師になったのよ!」
私は、一生懸命考えるが、考えがまとまらない上に、上手く説明できない。

「もういいよ由美、アタシもう行くわ。」
流石に飽きたのか、留美は呆れたように言い放ち席に戻っていった。
「あ、待って!」

(どうすれば信じてもらえるの?斉藤さんは今どこに?私が二人いるってこと?なんでギャル語が分かったの?)

結局、優子は今の状況が、全く理解できなかった。
考えようとしても、いつもと違って、想像力が働かないし、道筋を立てて考えるのにものすごく時間がかかってしまう気がする。

優子は、ただ呆然と立ち尽くすしかなかった。
0966スワッパー2016/12/25(日) 05:11:34.17ID:TZ0vCpn0
それから、アタシは授業を受ける。
学校に来てからアタマがさらにぼんやりしてきた。

国語は、漢字がほとんど読めなくて難しいし、
数学も二次関数っていうのをやったんだけど、計算も全然できない。
体育の持久走もすぐに息が上がってしまう。

そして、4時間目は英語だ。
授業が始まり、いつも通りアタシが教室に入ってくる。

さらさらなセミロングの黒髪に透き通った白い肌。
ぱっちりとした二重まぶた、整った鼻、ぷっくりとした唇…。
そして、高い背に大きな胸…。

透き通るようなソプラノ声で流暢に英語を喋り、説明をしていく。
しかし、アタシには意味不明な言葉の羅列にしか聞こえなかった。

チャイムが鳴り、授業の終わりを告げる。

そして、昼休みが始まり、もう一人のアタシが話しかけてくる。
「斉藤さん。ちょっといい?」
そのまま、アタシは屋上に連れて行かれた。
0968名無しさん@ピンキー2016/12/25(日) 09:22:55.05ID:Zu37K5SE
一人称が変わってきてるのがいいねえ
順調に軽薄なギャルに替わって行ってる
0970スワッパー2016/12/25(日) 18:07:38.81ID:lfzy0dIE
もう一人のアタシは、アタシをジロジロと見つめた後、口を開いた。
「突然ですが、質問です。私は誰でしょう。」
「川村先生じゃないの?」
「えっ?気づいてないの?あはは、鈍いね。
まぁ、今は私の脳みそだから仕方ないか。
正解は斉藤由美でした〜。結論から述べると、私たちは入れ替わってるんだよ〜。」
由美は楽しそうに言う。

「どっ、どうしてこんなことに…。」
優子が尋ねる。
「昨日私達が書いた二枚の紙。あれは魔法の紙なの。
青い紙は、名前を書いた二人の親を、ピンク色の紙は、年齢を交換することができるんだよ。親が変わったんだから、当然、知能や姿も変わるよね。」
「魔法の紙!?」

「おかげで、優子…いや、斉藤さんはクラスに馴染めたでしょ?
その代わり、チビブスのDQNになっちゃったけど。
今はつらいかもしれないけど、時間が経てば記憶が完全に入れ替わるから安心して。」
由美は早口で話す。

「元に戻して!!」
優子が由美に掴み掛かる。
「嫌だね。」
「そっそんな…、どうして?」
「昨日も言ったじゃん、賢くなりたいって。」
「え?」
0971スワッパー2016/12/25(日) 18:08:22.75ID:lfzy0dIE
「私が、不良少女になったのは親のせいよ。
私の親は絵に描いたような中卒のDQN夫婦で、しかも、チビブスで性欲も強いし…。
そんな二人の遺伝子を受け継いで、まともな教育を受けないで育ってきたの。
それで、真っ当な人生を送るとか無理ゲーじゃん。

それに比べて、あんたの親は一流大学出身のエリートじゃん。おまけに美男美女だし。
優秀な遺伝子を受け継いで、順風満帆な人生を歩んできた。
それが、凄く羨ましかった。
だから、私は入れ替わりの魔法を使ったの。」
「ってことは、アタシの親はヤンキーになったってこと?マジないんですけど。」
(あれれ〜?アタシ、由美ちゃんと始めてからなんかしゃべり方変わってない?)

「ふふっ、楽しいわ。知らない部屋で目が覚めて、
教科書を開いたら、英文がスラスラ読めて、テレビのニュースも簡単に理解できるの。
全く勉強してないのに。先生の頭の中って、こんな感じなのね。
しかも、雄弁で、頭の回転が早いし、飲み込みも早い。
そりゃそうよね、頭脳が変わったんだから。これも、あなたの親のおかげよ。
その代わり、生徒の会話には全然ついて行けなくなっちゃった。
ギャル語も意味不明だし。クラスの皆が馬鹿に見えるよ。
でも、もうすぐ教育実習も終わるからどうでもいいや。」

「アタシも、授業全然わかんないし、朝から頭がモヤモヤして、体力ないし。
ってか、話してたらなんかイライラしてきたしぃ〜。」
「私は、小学生の頃から、煙草を吸わされてきたから、体力もないわ。
その性格や言葉遣いも親が原因ね。」

「お願いだから。アタシの親を返してよぉ〜!!」
「あの紙は、同じ相手には使えないから無理よ。
って、話してたらに記憶がさらに入れ替わってきたわね。」

「アタシこれから、どうすればいいんだよ!」
「さぁ?風俗嬢にでもなれば?」
「まさかの風俗!?いやいや、マジで無理なんですけど…。」
「じゃあね。斉藤さん。」
そう言うと、由美はその場を去った。
アタシは、アタマが真っ白になった。
0973スワッパー2016/12/26(月) 19:10:52.35ID:sMaYrs8R
さらに、2週間近くが経った。

あれから、アタシは、学校にはなじめた。
留美ちゃんとも仲良くなれたし。
あと、クラスの男に誘われてセックスもした。マジダルいとかおもってたけど、やってみたら、あっという間にハマってしまった。

けど、すっかり別人になっちゃった。

そーいえば、ユーミンは、今日で教育実習おわりなんだった。
前のアタシのことはよく覚えてない。
キョーシとかどーでもいーや。てゆうか、戻れねーし。

由美(優子)は、学校に行く準備をするために、部屋の姿見の前に立つ。

そこには、傷んだ茶髪の小麦色の肌をした少女が映る。
全剃りした眉毛、一重まぶたの細くて小さい目、大きい口、大きい顔。
150pくらいの身長に、ぽっちゃりとした体型。

顔はなんとか化粧で誤魔化し、制服に着替え、家から出て行った。

2年が経った。
高校を卒業してから、フーゾクデビューをした。
アタシは、男好きだから全然OKだよ。

そーいや仕事の帰りに、ヘンな店を見つけた。
そこで、魔法の紙ってのを買ってみたんだけど、これってもしかして2年前の…。
「キャハハ、これ誰に使お〜かな〜!」
由美(優子)は、実に楽しそうな顔をしながら家に帰っていった。

−おしまい−
0974スワッパー2016/12/26(月) 19:23:53.90ID:sMaYrs8R
読んでくれた方、ありがとうございました。
思ったよりも長文になってしまいました。

小説を書くのは、初めてだったので、
わかりにくいところもあったかもしれません。

近いうちに、新しい話を書こうと思っているのですが、
聞きたいことがあります。参考にさせてください。

点数をつけると、100点中何点くらいですか?
あと、よかったところ、もっとこうして欲しかったところ等があれば、
教えていただけませんか?
0975名無しさん@ピンキー2016/12/26(月) 21:20:50.31ID:wrcqFd6d
乙でしたー
獲得と喪失シチュ好きだったんで個人的には80点。
特に罪のない優秀な美人が低俗なダメ女に堕ちるのがすごく興奮した。
0976名無しさん@ピンキー2016/12/26(月) 21:22:03.80ID:G51iCPiP
>>974
個人的にすごくよかったです
真面目な性格の女性がODで人格が上書きされて
不真面目な性格になる展開が好きなので、また新しい話を書いてください

段々と思考や口調が変わっていく描写が良かったです

クラスの男との性描写や風俗嬢になってからの描写
(客との会話やプレーの最中に英語教師になりたかった
昔の自分をふと思い出す的な)を個人的に入れて欲しかったかも

個人的に100点中90点くらいです。次回作楽しみにしてます
0977名無しさん@ピンキー2016/12/26(月) 23:02:08.81ID:UCjk1MHc
>>974
乙でした。とても良かったです。点数は80点です。
設定が非常に良く、描写なども初めては思えないほどしっかりしていたと思いました。
こうして欲しかった点は、我儘になるのですが
・寝取られ要素 : 彼氏とかがいて、絡みとかもあればより良かったかも
・優子側の描写:優位な条件を得た側が、好き放題するシーンとか
・エロ要素:あれば良いってもんでもないですが、期待はします
0978スワッパー2016/12/27(火) 00:00:29.28ID:REoZB1RF
>>975 >>976 >>977

コメントありがとうございます。

以外と点数が高くて驚きました(笑)
0979スワッパー2016/12/27(火) 01:42:52.25ID:REoZB1RF
コメントはまだまだ受け付けます。
0980名無しさん@ピンキー2016/12/27(火) 02:55:32.75ID:F8sBQBTr
スワッパーさん。
すばらしいです!
1つだけシチュとして考えてみてほしいのは、大人と子供とか、年の離れた組み合わせでの入れ替わりを考えてみてくだされば僕は嬉しいです。
次回作を期待しています。
0981スワッパー2016/12/27(火) 04:07:57.28ID:REoZB1RF
>>980
年が離れた相手との入れ替わりは良いですよね。

小学校低学年くらいの幼女と、
高校生の姉が入れ替わる話はある程度考えました。

あと、憑依ものや皮モノも書きたいと思っております。
0982名無しさん@ピンキー2016/12/27(火) 07:35:09.41ID:9rx8aSHP
スワッパーさんとても楽しかったです!
熟女と若い女の入れ替わりお願いいたします
0983名無しさん@ピンキー2016/12/27(火) 07:41:59.23ID:TS/PUnuo
非常に良かったですよね
次回作に希望出して良いなら、美人と可愛い系、30前後の大人の女性と学生ぐらいの若い子など
双方に良い点があってお互いの良さを満喫し合う系なんかだと嬉しいです
0984名無しさん@ピンキー2016/12/27(火) 13:03:18.79ID:F8sBQBTr
小学校低学年くらいの幼女と高校生の姉が入れ替わる話、すごく楽しみにしています。
気が向いたらぜひ投下お願いします!
0985名無しさん@ピンキー2016/12/27(火) 15:29:45.63ID:pb4H0g1K
>>981
女同士の憑依や皮モノって何故かほとんどないので楽しみに待ってます
0986名無しさん@ピンキー2016/12/27(火) 15:55:43.34ID:iRA42qki
>>981
作品ありがとうございました。
私も983さんの様な入れ替わりが見たいですね。
0987名無しさん@ピンキー2016/12/27(火) 17:28:50.98ID:TOtLy62q
乙でした。
コメントというわけじゃないけどここの掲示板の性質上、おそらく
近い将来にまず間違いなく心ない言葉を浴びせてくる奴が出ると思う。
その時はこのスレに拘らなくてもいいから創作活動は続けて欲しいなって。
0988名無しさん@ピンキー2016/12/28(水) 00:55:42.03ID:Ksejke3D
>>979
美人とブスの入れ替わりリクエストです。美人になったブスが元の自分を貶めてる作品お願いします。
今回はブス設定ありがとうございましたm(._.)m
0989名無しさん@ピンキー2016/12/29(木) 15:02:46.46ID:QuskOU6U
そろそろ次のスレッドに移した方が良いかもしれませんねぇ
0990スワッパー2016/12/30(金) 03:10:31.63ID:AoCLH3U9
>>980-988

ハッピーエンドで終わるような話も良いですね。

スレは違うけど、TS小説も好きなので、
そういう話も書いていきたいと思います。

コメントありがとうございました。
0991名無しさん@ピンキー2016/12/30(金) 05:21:15.15ID:1foqbvVT
一時期の過疎りよう半端じゃなかったのによく完走したなぁ
0992名無しさん@ピンキー2016/12/31(土) 09:40:35.42ID:PsohYoA5
一応Newスレを立ち上げました。
移行していきましょう
0993名無しさん@ピンキー2016/12/31(土) 09:56:15.43ID:PsohYoA5
もし、何か違うとか、ダメな点があれば立て直しをお願いします。
初めてなものでなにかとミスが多いかもしれません。
0995名無しさん@ピンキー2016/12/31(土) 22:29:17.69ID:iy/3mHx3
今年中に完走したらキリがいいな
0997名無しさん@ピンキー2016/12/31(土) 23:21:33.16ID:PsohYoA5
スワッパーさん
とても面白かったです!
来年も作品を楽しみにしています。
無理がない程度で頑張ってくださいね。
0998名無しさん@ピンキー2016/12/31(土) 23:57:58.79ID:7WYznErX
来年もよろしく
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