「さあ、ゆっくりと前を開けてごらんなさい」

起き上がった真子は、鏡の前で白いバスローブをゆっくりとはだけた。
そこに映った、新しい自分の体…真子は息を飲んだ。

「…すてき!」

一回りボリュームアップされた双乳に、鮮やかなピンクの乳首を貫く銀のリングが輝いている。

全身麻酔するならついでにと、1サイズアップのプチ豊胸までちゃっかりモニター特価でやってもらったのだ。
お腹から100gほど脂肪を抜き取り移植したためか、ウエストも心持ち細くなったように思える。

真子はしばらく、その生まれ変わった自分の姿に見とれた。

「…気に入ってもらえたかな?」
「すごい! これ、最高の誕生日プレゼント!先生ありがとう!麻美さんもリリカさんもありがとう!」
「おめでとう。18歳の、生まれ変わった真子ちゃん」
クリニックのスタッフもみんなで真子を祝福してくれた。