次の日から真子は普通に学校に通ったが、胸に秘めた宝石のことは誰にも内緒だった。
だが時折、胸の先が焼けるような痛みに襲われる異物感は、一日中どんな所にも常につきまとった。
つい胸を押さえるクセがついてしまってる事に気付いた真子は、ハッと我に返った。
「ヤバ、周りに変に思われてないかな…何かバレたらどうしよう」
だが、そうやって意識すればするほど、真子の胸は熱を帯びていくのだった。

もちろん、夜も…
パジャマの外側から軽く手を触れ…いや、まだ触れてもいないうちから、胸に意識をやるだけで
それ以前の何倍、何十倍も感度を高められた真子の乳首は敏感に反応する。
キューッと締め上げられるような痛みの奥から、官能的な熱い何かがこみ上げてくる。
その、えも言えぬ快感は直ちに体内を駆け巡り、下の方からも女の泉が渾々と溢れてくる。
「…ッ!!」
何度も声が上がりそうになるのを、真子はハンカチを咥えながら懸命に押し殺す。

次の日の放課後、家に誰もいない時間を見計らって、真子は部屋で一人激しく乱れた。
それでも、夜にはまた抑えきれない欲求が込み上げてくるほど。
3日目、4日目…日を追うごとに、その性の昂りは激しさを増していった。