「まず、この場で服を全部脱いで。私も脱ぐから」
麻美は助手席に座ったまま、清楚な水色のワンピースをするりと脱いだ。
途端に、その美貌の下に隠された縄奴隷の姿が露わになる。
普段から外に見せてる腕から肩にかけては、色白で滑らかな肌なのに―
対照的に、背中から脇腹へは麻縄がきっちり深く食い込み、柔肌にはいくつもの傷痕が刻まれている。
その痛々しい傷痕は、長年の度重なる厳しい調教を物語るものだった。
そして―
ひときわ激しい調教を繰り返し受け止め、完全な大人の奴隷色に染まった胸の先を貫く金色のピアス。
つぼみも地下の調教部屋で何度となく見た経験はあるが、さすがはご主人様の公私ともに一番の奴隷である。