「さ、あなた達も早く脱ぎなさい」
つぼみと真子はすぐに服を脱いだ。
二人とも、もちろん今日も全身をきっちりと麻縄で縛っている。
「ここから車を乗り換えるの。脱いだら、そのまま体だけ、何も持たないで降りてきて。
服と荷物はそのまま置いてていいわ。靴もね。この車も一緒に行くから」

麻美は車を降りると、隣に停まったトラックに二人を案内する。
「これが、私達の乗る車よ」
ご主人様が後方の荷室の扉を開くと、天井から鎖と縄が何本か下がっている。
「ここに縛られて、別荘まで行くのよ」