「これで最後ね」
「真子…あとひとつ残ってるよ」
「え…全部調べたよね?」
「ううん。これは忘れないように最後に回してたの。とっても大事な事だから」
つぼみは改めて、真子の正面に立って真顔で言った。
「いい?真子。
私たち性奴隷は…どんなに股縄が痛くても、苦しくても、縄以外の下着は一切着けちゃダメなの」
つぼみは真子に、痛々しいまでに股間深くキツキツに縛られた麻縄を見せつけるように諭す。
「これから…『どんな日も』絶対よ。…分かるわね?」
「…あ」
つぼみの言葉を理解した真子は、女の子の必需品のポーチを取り出した。
「これも…だよね、やっぱり」
「…そうよ。
真子…つらいけど、私と一緒に頑張ろうね」
ポーチの中の、封を開けてない予備のサニタリーショーツも全部捨てられた。

「…真子、確かに見届けたわ。これで、あなたの下着はもう1枚も残ってない」
「ありがとう、つぼみ。…さ、お屋敷に行こ」


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