新・スマッシュブラザーズシリーズでエロパロ
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
0001名無しさん@ピンキー2014/08/25(月) 23:29:46.88ID:vNRm3UCH
落ちてたので。
ロゼッタ、どうぶつの森主人公、WiiFitトレーナー、パルテナ、FEマイユニット、ルキナと一気に女性が増えたスマブラで妄想しましょう。
勿論今までのシリーズの妄想だってOK!
基本sage進行でお願いします。
0002名無しさん@ピンキー2014/08/26(火) 17:15:56.55ID:o1a+Vq2P
あのつぶらな瞳の女むらびとを涙目にしたいが、あのつぶらな瞳でドSされるのもたまらんと思う
って言うか村長設定だったら余計燃える気がするw
0005名無しさん@ピンキー2014/08/28(木) 19:04:07.27ID:2zbmLcW7
どうだったかわからんけど支援

トレーナーは生々しさを感じさせない為に磁器みたいな肌になったと聞いたけど
発表後のそんな事関係ねえ!と言わんばかりにエロ絵が増えたのにはワロタWw
0006名無しさん@ピンキー2014/08/28(木) 21:53:47.98ID:qz7d6Cds
>>5
わかるわwww
トレーナー紹介当時は誰得wwwwwって感想が多かったのに
1日たったらエロいとかふぅ…の感想が乱舞しすぎて笑った
0007名無しさん@ピンキー2014/08/29(金) 00:45:52.25ID:yuX0PdxY
健康的な色気はいいものだ…
しかし本当に女の子増えたよなあ
0009誰得ルフレ♂×むらびと♀12014/08/31(日) 12:41:41.71ID:D3+jAvhx
「あぁぁっ!…ルフレっ…さんっ…!」

つぶらな瞳に桃色の髪。
村一つを治める人物。何よりあの大きすぎる魚や毒を持っている生物を平気でつかんでいる強さを持つと言えど、やはり年端のいかぬ少女だ。
最悪、ルキナより年下じゃないか?とすらまで思う。

「だめっ…しずちゃんが…っ!きちゃうっ…!」
「あの犬の女の子だっけ?スリープで寝ててもらっているから大丈夫だよ」

快楽に顔を歪ます彼女が支えに手を突くのは彼女の仕事場しているという机。上は彼女の涙と涎と汗でもうベトベトだ。
足元は…愛液でいっぱい、かな。

「じゃあ大勢変えようか、椅子借りるよ」
「えっはい…あああっ!」

彼女が普段座る“村長のイス”に、彼女と結合したまま腰を下ろす。

「んああっ!るふれさんのっ!もっと!くりゅううう!」
「ほらほら、そんな暴れたらもっと突いちゃうよ」
「らってきもひぃぃんれひゅ…!」

彼女のナカが揉む様に蠢いてくる。

「そろそろ…、ヤバいかな…っ!出すよ…っ、“るきな”!」
「ひゃあんっ!ダメでするふれさんぅっ!…んっ、あああっ、ドクドクっしてっ」
「うっ…!」
「あああああ!子宮にぃ!入ってくるぅ! るきなもイクぅぅぅ!!!」
0010誰得ルフレ♂×むらびと♀22014/08/31(日) 12:43:32.52ID:D3+jAvhx
───

「ルフレさんひどいですよぉ…しずちゃんを寝かしてるからって、役場にはいつ誰がやってくるかも分からないのに」
「あはは、ごめんごめん」

むくれて怒っている少女。

この村の村長だと言う彼女は、名前を“るきな”という。
よりによって、僕の親友の娘と同じ名前だ。

「それに…そ…今の…私…時期が…」
「? それにって?」

もじもじとるきなは顔を真っ赤に、口をもごもごさせているが、意を決したような叫びは…

「こ、こんな事したらっ! あ、赤ちゃん出来ちゃうかもしれないじゃないですかっ!」
「!?」
「ひ、避妊とかしてくださいよっ…!」
「ひ、避妊…?」
「赤ちゃんできないようにすることです!」
「いや分かるけど
っていうか…るきな、君そんな時期だったの!?」
「だからダメって言ったんですよぉ!ゴムとかしてくださいよ…」
「ご、ゴム?」
「し、知らないんですか…!
マルスさんの時代よりは進んでるって聞いてたけどそこはまだなのね…」
「周期を考えないで避けるなら男性器に袋被せてやる方法もあるようだけど、あまり僕のいた所じゃ王族がたまにやってみてるぐらいで、一般的じゃなかったよ。」
「って、それですよそれ!」
「え?そうなの?…へぇ、君たちの所は“ゴム”っていうんだ。」
「うーん、ゴム製だからそう言ってるんですけど…」

彼女の世界ではそういう避妊法が一般的みたいだ。うーん、所変わればなんとやらというけどね。
0011誰得ルフレ♂×むらびと♀22014/08/31(日) 12:44:12.64ID:D3+jAvhx
「取りあえずるきな、立てるかい?」
「はぁ、もう大丈夫です」
「じゃあるきなを気持ち良くした所で、君の村の案内して欲しいな」
「んもー、そんな恥ずかしい事言わないで…」
「ああでもその前に、彼女を起こさないとね」
「彼女?」

役場のドアを開ける。その前で村長としてのるきなの秘書をしているという犬の女の子が横たわって寝ていた。

「あ、しずちゃん…」
「魔法で寝かしてあるだけだから、心配しなくて良いよ」

彼女にかけた魔法をレストで解く。
秘書の子はその目を眠そうに開いた。

「…?あ、あれ…?村長…?」
「しずちゃん」
「!? わ、私なんでここで寝てたんでしょう!?」
「しずちゃんいつも居眠り多いから、いつかはこうなるかもって思ってたわよwww」
「ええっ、ひどいですよるきな村長〜!」
「じゃああたしこの人を案内してくるから、後はよろしくね」
「案内…?」

犬の女の子は僕の方を見る。するとハッとなって急に慌てたような表情に変わる。

「あ、あなたですか!ルフレさん!…でしたよね!?」
「うん、よろしくね」
「も、申し訳ありません!お客様が来ると言うのに、眠っていたりして…!」
「いや、大丈夫だよ。上に立つ人物の補佐は大変だって事は僕もやってるからよく分かるし。」

っていうか君を眠らせたのは僕だし。

「じゃあ行ってくるわね」
「はい!行ってらっしゃいませルフレさん、るきな村長!」
0012誰得ルフレ♂×むらびと♀42014/08/31(日) 12:44:55.75ID:D3+jAvhx
───

「なんか凄い建物が多いね」
「村おこしの為に奮発したらこうなっちゃったんです、住んでる皆の意見を聞いてやってみたんですけど」

花で出来た巨大な時計、ブーツの形をしたオブジェ、石で出来た巨大な…ライオン?犬?などなど。
なんというか、奇抜な村なんだね…。

それでありながら、木も多いなぁ。
…隠れて外でヤッたりとかしたら…とか、…どうやったら気付かれずにヤれるかな、とかつい考えてみる。
彼女怒ると思うから口には出さないけど。

そしてふと目に入った一際巨大な建物の影。あれは…城?

「あの…お城も凄いね」
「あれあたしの家です。」
「え?…い、いえぇぇぇ!?」

あんな豪奢な城が家なのか。しかし村人達はるきなとすれ違う度に親しげに挨拶を交わしている様子から彼らから搾取を強いている訳でもないようだ。
それどころかあの奇抜な像とかは確か村人たちの意見で建てたんだよな?
…この村の経営はどう成り立ってるんだろう。

「家って…家…!」
「ルフレさんお城は見慣れてるでしょう?」
「いやそうだけど!でも王族や貴族じゃない人で城を持ってる人がいたなんてさ…」
「王族の人たちにとってだってお城はお家でしょう?」
「まあそうだけど…」
「…てっきりお城っていうからあれなホテルと勘違いしてたんだと思ったんですけど
ああでもルフレさんの所とじゃお城の概念違い過ぎるか」
「え?」
「いえなんでもないです」

何か言ってたよね、彼女。
まあ良いか。それよりも気付いた事がある。

「そういやお家で気付いたんだけど…そういやここって泊まる所あるのかい?」
「あ…いえ、村営キャンプ場がありますよ」
「あはは、…きみの家に止めてもらうってのは図々しいよね」
「う、良いですよ?良いですけど〜…」

うー!と唸りながら顔を真っ赤にするるきな。

「え、えっちな事はしないでくださいねもう!」
「うーん、それはどうかな」
「じゃあキャンプ場で寝てください」
「ごめん」
0013誰得ルフレ♂×むらびと♀2014/08/31(日) 12:53:05.64ID:D3+jAvhx
以上。
誰得とは思いつつも。アバター系主人公同士って事で妄想してみた。
覚醒マイユニ出演作のFE覚醒には本当はスリープとかの状態異常に出来る杖ないです。(レストは状態異常回復の杖)
そもそもデフォマイユニのままじゃ杖は使えないです
まあ純粋に戦術士(デフォ)だろうマイユニがスマブラでリザイア使ってる時点で…なので
取りあえずマイユニは公式で「誰とでも仲良くなれる」と言われているので、誰とでも絡みに行かせやすそうだ
ではお目汚し失礼
0015名無しさん@ピンキー2014/08/31(日) 21:48:05.02ID:Vnkh+/L+
乙ー
こちらで婚活しちゃうマイユニもいたりするのか…
0016名無しさん@ピンキー2014/09/01(月) 23:18:23.17ID:Z9ZFqEZH
GJ!あんまり下手な事するとおまわりさん呼ばれちゃうぞWw
0017誰得ルフレ♂×むらびと♀おまけ2014/09/02(火) 23:46:07.10ID:sz7M1mUu
>>16
「や…やだっ、ルフレさん!」
「ごめんやっぱり我慢できないや」
「約束が違うじゃないですかー!!」

一緒に一つ屋根の下。やっぱりこんな状況なら据え膳食わぬは男の恥だよねと自分を正当化しつつ、クイーンサイズのベッドに眠っていた彼女を組み敷く。
そして彼女の寝間着に手をかける。

「ちょ、ダメ…っ、おまわりさぁぁぁぁぁんっっっ!!!」
「え?」

パニックに陥った彼女が叫ぶ。っていうかおまわりさんって何?誰?
と思っているうちにドドドドドッ!バターン!!と轟音が続いて響く。

「どうしたでありますか村長どのっ! …ハッ、村長どの!?何奴ですかその男!」
「おまわりさん!この人外のゴミ箱にぶち込んどいて!」

現れたのは犬の姿をした男の人。っていうかるきな、さり気に酷い事言ってる気がしたんだけど。
と思っているうちに犬の人が僕をむんず、と掴んでいた。

「村長命令にあります!貴方を村のゴミ箱へ連行するであります!」
「えええっ!?ちょっとるきな!?」
「ルフレさんっ!当分頭冷やしてください!!!」

そして本当に僕はゴミ箱にぶち込まれ、朝を迎える羽目になったのだった…
0018誰得ルフレ♂×むらびと♀おまけ2014/09/02(火) 23:47:34.27ID:sz7M1mUu
ルフレむらびとの者です。>>16にインスピ受けて書いてみたです
でも>>16の言いたかったのは野外プレイの事だろうなwww
しかしどうぶつの森は登場人物ほぼ動物だから野外なんて当然な気もゲフンゲフン

どうでも良いがむらびとが母親で生まれたマーク♀(マイユニの子供)なんて恐ろしい強さになりそうだw
ただでさえFE覚醒の世界じゃ村人は恐ろしく強くなる物件の有力候補筆頭だしw
0019名無しさん@ピンキー2014/09/04(木) 22:48:59.08ID:6kl6Hu8W
ゴリラ父マークとか頭をよぎっていった
急いで忘れる事にした
0020名無しさん@ピンキー2014/09/04(木) 23:46:27.58ID:SmMPzOUt
>>19
ゴリラってドンキーか?w
一応原作FEじゃ獣人と言えど獣姦及び獣の子マークは可能だし良いかもw

…え?アイク?あいつは子孫らしき人物(パリス)がマイユニと結婚可能(=マークが生まれる)だし違うよな?w
0021名無しさん@ピンキー2014/09/05(金) 14:17:09.02ID:t7I21r5+
>>18
アカンこの軍師(褒めてる)
ゴミ箱の中でもよからぬ事考えてそうだ

そういやアイクもゴリラ並みのごつさだったな…
この際ダブルゴリラでも(以下ry
0022名無しさん@ピンキー2014/09/05(金) 21:34:36.76ID:vEA501ia
マイユニは結婚すると子供生まれるっていうリアルさが素晴らしいよなw
ついでに異種間(姦)も可能だしw
原作じゃ上記二つはどちらもマイユニに限らずなんだが
でもマイユニは確実に自分の子供となるマーク以外なら誰とでも(果ては仲間の子供や死人とも)結婚できてしまう原作での無節操さも悪いと思うの

マイユニでの妄想が止まらぬ
マイユニ♂×トレーナー♀とかガノン×マイユニ♀とか誰かやってくれ
0023名無しさん@ピンキー2014/09/07(日) 00:17:11.57ID:GyYo9cGk
スーツ無しもいるからサムスひん剥きやすくなったなあと思ったらショートパンツだと…!?
0024名無しさん@ピンキー2014/09/10(水) 15:27:50.39ID:l6LsnURe
体験版が出たから色々と賑わいそうだ
後今のssまとめってゼロサムの写真が載ってる真っ黒の奴で良かったんだっけ?
0025名無しさん@ピンキー2014/09/13(土) 01:24:14.12ID:LVJltrZr
更新日時はゼロサムの方が新しいみたいだからそっちでいいのかな

体験版で女むらびとつかってみたけど
カブ攻撃がパンチラどころかパンモ(ry
0029名無しさん@ピンキー2014/09/15(月) 21:05:13.39ID:gfN+wnZ7
今回亜空の使者みたいなストーリーとかもないから・・・と思ったけどストーリーなんてX以外なかったし妄想でどうにでもなるか

とりあえずルフレ(女)とかもいけそうだな
0030名無しさん@ピンキー2014/09/16(火) 00:04:05.55ID:ufQLrOai
今回ストーリーモードは無い。ま、嘘なんですけどね

って、WiiU版にしれっと追加されるのを期待してる
0032名無しさん@ピンキー2014/09/16(火) 00:25:42.41ID:nKb0Ok/D
>>31
今回バンナムは開発協力だけじゃなかったっけ…?
でもまだキャラスペースが空いてそうなので追加キャラクターもなくはないです。
0033名無しさん@ピンキー2014/09/16(火) 15:56:28.80ID:oO5mZXGs
ストーリーがDLCとかだったら炎上するんじゃねえのか?ww

それよりもっとエロ語ろうぜ!
0037名無しさん@ピンキー2014/09/18(木) 04:12:29.33ID:rkD8yLMb
エロい話か。
ファイターはフィギュアだから、もしかしたらカラー毎に存在する上に、性格が違うかも知れない。
ゼルダ姫なら、デフォ・純愛、NTR要員、ピンク・ビッチ、黒・調教済み。みたいに。

あと、ルフレ(女)とルキナは親子の可能性もあるから、二人を捕まえて調教すれば母娘丼要員になるね。
0038名無しさん@ピンキー2014/09/18(木) 18:33:35.63ID:xWJx9K8E
ここもショタとか男キャラNG?
前あったスレは規制かけられてから読みたいものが無くなった
ショタコンの自分としては規制はかけないで欲しいなぁ…。
0040名無しさん@ピンキー2014/09/18(木) 22:23:16.28ID:gdjLxzqn
今作ポッパラムいたよね?

何かそれ見たらエロいものをばらまくポッパラムを想像してしまった
0042名無しさん@ピンキー2014/09/19(金) 11:46:56.43ID:Qe9W3xp6
wiifitトレーナーさんが子供たちや動物たちに手取り足取り健康について教えてくれる絵が浮かんだ
もちろん二重の意味で
0043名無しさん@ピンキー2014/09/19(金) 20:28:01.74ID:JdNphPta
昔の大乱交スマブラスレはノマカプだろうと、百合カプだろうと
フォックスやリザードンみたいなケモノでも(含ケモホモ)
カービィやゲムヲのような謎の生命体でも なんでもウエルカムだったし

基本的になんでもありでいいんじゃないかな


性転換マルス乱用とミュウツーとガノンの子供とかいうオリキャラが蔓延った時はちょっとどうかと思ったけど

カップリング制限は特になし、ショタだろうと百合だろうとホモだろうと人外だろうとOK
性転換やスカトロ、リョナ等は最初に注意書きをする
人外系の時は、原型か擬人化かを注意書きしてから投下
オリキャラは無し(Miiファイターをどうするかは要相談、アシストフィギュアは○)
リストラキャラも○(スレタイもスマブラ「シリーズ」だし)


個人的にはこれでいいんじゃないかと思うんだけど、どうだろう
0044名無しさん@ピンキー2014/09/19(金) 20:33:55.87ID:FipwDtSI
ホモ系とかやおいスレあるからそっちでやってほしいんだが
0045名無しさん@ピンキー2014/09/19(金) 21:28:02.07ID:JdNphPta
801板は基本的にSS投稿する板じゃないしな
それなら百合もそれ用に板に移動しないといけなくなるし

カービィやヨッシーみたいなに公式の性別不明組はどうすんの?ってなる

あんまり細分化して過疎って共倒れってのが一番よくないと思う

暫定これで動かして
あまりにホモネタ多いようなら、避難所さててそっちでやるなり、別板いくなりってのはありだと思う
0047名無しさん@ピンキー2014/09/19(金) 22:23:57.87ID:vUzXk9XL
スレ建てした者です、携帯から失礼
>>46
そのスレなくなってたから建てたんですが…復活したみたいですな
自分的にはこのスレが「スマブラのエロパロその12」的な感じで建てたんだけれどもw
素直にそうスレタイにしときゃ良かったかな

まあ今のところ好きなように

とりあえず、明確に「犬」と言えるダックハントの犬が出たって事は…
バター犬できるやんかっ!
0048名無しさん@ピンキー2014/09/20(土) 13:55:42.92ID:wUmj8O+1
>>47
じゃあ、wikiとかその辺は新しく作り直したりするつもりは無いの?
それなら統合した方が余計な混乱が広がらないと思うけど
0049名無しさん@ピンキー2014/09/20(土) 18:46:05.80ID:HYoE2OEI
>>45
>>46のスレだとホモ系はそういうやおいスレ行ってやってくださいって書いてあるぞ
0050名無しさん@ピンキー2014/09/21(日) 12:20:00.39ID:mXY5F8g/
>>48
残念ながら自分はまとめwikiには全く関係ない人間なんで…
そのつもりも全くなかったですw
ただ単に発売迫ってるっつーのに誰もスレ立てする雰囲気なかったからテキトーに立てただけですw
無責任で申し訳ない
0052名無しさん@ピンキー2014/09/21(日) 22:22:53.94ID:W7AXaBhn
つまり俺でもポッパラムのエロいの書いていいのか…?
>>51
詳細

あとwikiは統合でいいと思う
0053名無しさん@ピンキー2014/09/21(日) 22:32:01.94ID:07jAqO/u
スマッシュブラザーズシリーズで801 その11
http://pele.bbspink.com/test/read.cgi/801/1403316787/

見ればわかると思う
変なのが居ついててずっとスレが機能してない

LL違反って訳でもないし、棲み分けて過疎ってもなんだし
とりあえずなんでもありで運用すればいいんじゃないか

もしそれで問題が発生したらその時に隔離すればいいんだし
0054名無しさん@ピンキー2014/09/21(日) 23:10:12.70ID:fntNul5Y
まあ男キャラは任男スレとかあるし適宜住み分けていこうぜ
基本なんでもありじゃないとスマブラらしくないし

というわけでポッパラム待機
0055名無しさん@ピンキー2014/09/21(日) 23:35:27.08ID:LxuhCU8/
前にあったロボットくんの観察日記シリーズが好きなんだけどまた書いてくれないかな
0057投下2014/09/22(月) 22:01:18.41ID:fjMBCg5l
フィールドスマッシュの舞台はとても広い
何度となく通った場所もあれば、2、3回しか来た事が無い場所もある
そこに亜空軍のはずの敵が一体いた

「…ここなら大丈夫だよね…?」
そのポッパラムと呼ばれる敵はたくさんのプレゼント箱や菓子を持っており、ファイターに見つかると石やアイテムをばらまきながら逃げていく。
「……」ゴソゴソ
ポッパラムの取り出した箱の中には男性器のような物(ディルド)が入っていた
「えっと…これを性器に入れればいいんだっけ?でもその前に濡れてないと駄目だし…」
困惑しながらポッパラムは取り出したディルドを舐め、同時に自分の股間をこする
「あっ…何か出てきたっ…//」
少しずつだがポッパラムの性器から愛液が漏れだしている
「入るかな…?」ズプッ…
愛液で十分に濡れている性器に非常に少しずつだがディルドが中に入っていった
「…っ!は…入っちゃった…後は出し入れしたらいいんだよね…?」
性器に挿入されたディルドを一度奥まで押し込むと感覚が走っていく
「…!!」ピクン
逆に抜いてみても同じ感覚が走った
「やだ…止まらないよ……//」ビクンビク
次第に下の地面にも愛液が垂れる程抜き刺し繰り返しその速度は速くなっていった
「はぁっ……ああっ……//…もう限界…」
そしてポッパラムの体が一瞬動いた
それからディルドを抜くと大量の液体が漏れだす
「……イった…って事、かな…」ビクンビクン
しばらくそこからポッパラムは動く事はできなさそうだ…
0060名無しさん@ピンキー2014/09/23(火) 15:16:37.02ID:WJN14bXE
コンクエスト見たら圧倒的じゃないか
これは、サムスにお仕置きされるロックマンとかあるな
0062名無しさん@ピンキー2014/09/24(水) 22:16:37.13ID:9xsEwVnl
基本的に画像は別板
ただ他のスレを見てると、自作絵がたまに投下される程度なら容認してるところはそこそこあるね
スレの雰囲気によるとしか
0065名無しさん@ピンキー2014/09/25(木) 17:27:58.07ID:2SDP4Yvo
ピット凌辱のサムス、ルキナ、ルフレ、パルテナものを投下します
ルフレとルキナのキャラがやや崩壊していますがごめんなさい
0066名無しさん@ピンキー2014/09/25(木) 17:28:35.85ID:2SDP4Yvo
 一大的な闘技の催しである、『スマブラ』はもう四度目を迎えていた。
 参戦者の移り変わりは激しく、今回もまた多くのファイターが参戦する光景を見て、長く参戦し続けているベテランやこの戦いに慣れてきたファイター達は昔の自分を連想させていた。

 所変わって、ここは練習用ステージ、『戦場』。
 爽快な空の上の足場では、四度目の戦いを前にした四人のファイターがここに集っていた。
「お二人共、本日はよろしくお願いします」
「よろしくお願いします!」
 二人の女性ファイターが深く頭を下げる。
 一人は長い銀髪を結んで両脇に流し、黒いコートを纏った少女だ。手には青銅製の剣と魔導書を携えており、理知的な雰囲気を出している。
 その少女、ルフレはイーリス軍の軍師だ。
 もう一人は深い青色をした長髪に金の髪飾りをしているものの、服装と背格好は男性のそれに近い物がある少女だ。
 彼女は名をルキナと言う、流麗な剣士である。
 こう見えて二人は親子の関係なのだが、これに関して周囲は多くを探ろうとはしなかった。
 その二人を前にした二人のファイターもまた、それぞれ異なった反応を見せた。
「そんなに堅苦しくならなくてもいい。こちらこそよろしく頼む」
 大人の女性らしい対応を見せ、軽く微笑んだのは賞金稼ぎ、サムスだ。
 艶やかな金髪を一本に纏めた長身の美女であり、オレンジ色の裾の短いノースリーブベストにホットパンツとかなり身軽な格好をしており、それは美しいボディラインを見せつけている様であった。
「よ、よろしくお願いします……」
 その脇の天使の少年、ピットは対照的に縮こまっている。
 ややボサボサな茶髪に月桂冠を着け、黒いインナーの上にトーガに羽織っているかなり身軽なスタイルだ。
 周りが女性ばかりと言う状況もさながら、その注意は隣に立つサムスに向いている。
 その理由は 数年前、三度目の『スマブラ』の時から来ていた。
『サムスさん、やめてください! 特訓じゃなかったんですか!?』
『そんなに身構えるな……優しくしてあげよう』
『ふぁあああっ!』
 ベテランであるサムスに指導を貰うと言う名目で会うなり、すぐに出力を抑えたレーザーウィップで腕を縛られて成すがままだった。
 天使である彼があっという間に堕落してしまいそうな快感を味わい、空が白み、二度は気絶する程に弄られたのもよく覚えている。
 しかもその一部始終のリプレイまで撮られて脅されてしまい、それから週に二回は遊ばれている。
 その結果、一度も性交などした事はないのに彼の穴は太めのディルドを受け入れられるようになってしまった。
(どうして、今日はサムスさんと一緒なんだろう……やりやすいけど、気が重いや)
 心の中で、重いため息をついた。
「と言う訳で、ダメージをじっくり与えた後にスマッシュ攻撃で吹っ飛ばすのがベターな戦略だな」
「ふむふむ」
「スマッシュ攻撃ですか……」
 彼の杞憂とは関係なく、サムスは二人にスマブラについて説明をしている。その姿からは初回から参戦を続けているベテランの貫録が溢れていた。
 話を聞く二人はピットに特に目をやる事もなく、サムスの話を真摯に聞いている。ピットは気分が重く、サムスの話は途切れ途切れにしか届いてこなかった。
 すると、そのサムスがピットの方を向く。
「ピット。私は二人に戦い方を教えるから、待っていてくれ」
「……はーい」
 やる気のなさげな返事をして、ピットは戦場の奥に腰を掛けた。ここなら流れ弾が飛んでくると言う事もない。
0067名無しさん@ピンキー2014/09/25(木) 17:29:34.72ID:2SDP4Yvo
 そしてサムスに対し、二人は組んで訓練を始め出した。
「ていっ、やぁっ! サンダー!」
「行きます、それっ!」
 ルキナが裏剣ファルシオンを向けて斬りこんでいき、後ろに回ったルフレは魔導書から雷の弾を放つ。
 チームとしては比較的ベーシックな戦い方だったが、サムスにとってはこういった相手の扱いは慣れていた。
「甘いな」
 放たれたサンダーを手にしたパラライザーを撃ち、軽く相殺した。
 そして向かってくるルキナの剣撃を軽く受け止め、その勢いを利用して投げ返した。
「痛っ……!」
「中々いい戦略だったが、突進技は迎撃されやすい。気を付けるべきだ」
「は、はい……」
「分かりました……私もまだ甘いですね」
 体を打ち付けた痛みにくらくらするルキナも、その迫力に気圧されたルフレも応える。
(サムスさん、凄いなぁ……これであの性格じゃなかったらいいんだけど)
 その一部始終を眺めていたピットの目線は、サムスの肢体に向いていた。
 最低限の動きをしつつも、ベストに収められた巨乳は惜しげもなく揺れており、むっちりとした太腿も絶景そのものだった。
 願わくはその身体を自由にしたかったが、願望が叶う気配も彼女に敵う気配も到底無いだろう。
 その後も三人の手合わせは続き、ピットはよからぬ妄想で暇をつぶしながらその光景を眺めていた。
0068名無しさん@ピンキー2014/09/25(木) 17:30:29.20ID:2SDP4Yvo
 雲がだいぶ流れた頃、うとうとし始めてきたピットの元に彼女は向かってきた。
「交代だ、ピット」
「交代? どうしてですか?」
「何、二人の体も温まって来た頃だろう。そろそろ実戦経験をと思ってな。それに、お前があんまり退屈で眠たそうな顔をしていたしな……ふふっ」
「うっ……まぁ、分かりました。……実戦かぁ」
 ピットは反論できぬまま、脇に置いていた神弓を手にして立ち上がる。
 確かに退屈していたのは事実だが、相手二人もこの地に来た実力者である上に、手合わせでだいぶ上達しただろう。少しだけ足取りも重い。
「ピットさん、お手柔らかにお願いします」
「お願いします!」
「こ、こちらこそ!」
 後輩二人の顔には少し疲労の色も見えたが、疲れ一つないピットを前にしてもその戦意は衰えてはいない。
 むしろピット自身が二人の戦意に呑み込まれる前に、神弓を分離させて戦闘態勢に移る。
「さぁ、どこからでもかかってきてください!」
「はい、分かりました。では早速!」
 そう言うと同時に、ルキナは裏剣ファルシオンを持って鋭い突きを繰り出す。
(素早いな……だけどこっちだって、負けちゃいられない!)
 両手に持った神弓で、突きを弾く様な鋭い剣撃を放った。
0069名無しさん@ピンキー2014/09/25(木) 17:31:25.78ID:2SDP4Yvo
(くそっ、体力が……)
 あれから闘いはだいぶ長引いていた。
 ピットとて相当の実力者だが、実力者二人を前にしては流石に厳しく、肩で息をして様子を伺っている。
 だが、それは二人も同様であった。
「はぁ……はぁっ……」
「あともう少しです……頑張りましょう」
 堅い守りを崩せないためスマッシュ攻撃も中々出せず、二人は粘り強く攻めを続けていた。
「では、私から行きます!」
 この膠着状態を前に、ルキナは軽やかな跳躍でピットの後ろに回り、剣を突くように構える。それと同時に彼女を蒼い光が包んでいくのが、振り向いた彼の目に映った。
「シールド……ブレイカーッ!」
 すべてを吹き飛ばすかの様な突きが放たれる。
 だが、披露しているとは言えこんな大振りの攻撃をかわせない程に疲れておらず、半歩下がって軽くかわす。
 しかしそれは、軍師ルフレの作戦であった。
「リザイア!」
 ピットの背後に立つ彼女がそう詠唱すると、黒い靄の様な物がピットを包んでいく。
「うわぁぁあああっ!」
 リザイアとは、相手の精気を吸い取る闇魔法。
 ただでさえ疲労困憊状態であるピットは膝をついて倒れ、神弓が軽い音を立てて床に落ちた。
「そこまで!」
 この戦いを見ていたサムスが出てきて、勝敗の決着を告げた。
0070名無しさん@ピンキー2014/09/25(木) 17:32:58.11ID:2SDP4Yvo
「この試合はもう決着がついた様なものだろう。これ以上は戦う必要がない」
「分かりました。……ふぅ」
「疲れた……あ、私の作戦もうまく行きましたね」
「上手いコンビネーションだった。称賛に値する」
 戦いをようやく終えた二人は武器を下ろし、深い息を吐く。リザイアで精気を得たルフレにも深い疲労が見られる。
 一方でピットは、尻餅をつきっぱなしであった。
「あ……れ? 立てない……」
 腕や腰に力を入れるものの、中々立つ事が出来ない。
「あ……リザイアの加減がちょっと出来なかったみたいで……すぐに体力は回復すると思うんですけど、ごめんなさい」
「い、いやいや。大丈夫です」
 頭を下げるルフレに対し、ピットは手を横に振る。
 それを見てサムスは、彼の後ろにへと歩み寄った。
「と言う事は、抵抗できないと言う事だな。嬉しい話だ」
「は? はぁ……そうだと思います」
「ちょっ、ちょっとサムスさん……?」
 サムスは素早い動きでピットのベルトを外してトーガを脱がし、そのベルトで手首を縛りあげた。
 瞬く間に、タンクトップとスパッツを合わせたかの様な黒いインナーのみの姿となり、周囲からはその見た目よりもサムスの行動に対して黄色い声が上がる。
「きゃっ! は、破廉恥です!」
「いいっ!? サムスさん、何やっているんですか!?」
「ピットを脱がしているんだ」
「そんなの見れば分かります!」
 まだ若く、男性経験も乏しいルキナは勿論、ルフレもまた驚愕している。
 脱がしたサムスは当たり前の行為をしたかの様にしているが、何より驚愕しているのはいつもの様に脱がされたピット自身で、身体を揺り動かして叫ぶ。
「サムスさん! どうしてこんな事をするんですか!? ま、周りにルフレさん達もいるのに!」
「おや、先程私が戦っている時……ピットは何処を見ていた?」
「そんな事今は関係ないじゃないですか!」
 サムスはどうやら、ピットの性的なものを交えた目線に気付いていた様で、その反応にくすくすと笑う。
 確かに現在二人の体は密着しているのだが、ピットはこの状況を喜ぶ事はあまりできなかった。
「ルフレ、脱がしてくれないか?」
「えっ! わ、私……ですか?」
 いたって冷静なサムスに突然名を呼ばれ、ルフレは見事なまでにたじろぐ。
「まぁ、男慣れしているからと言うのが理由だな」
「そ、そんな理由で……でも、私にはクロムさんもいますし……」
「おっと、ここでリヒトとの支援がSになったデータが。本来はクロムとの支援がSながらも、リヒトとの支援だけは欠かしてないな。封印をショタキャラのみでクリアする辺り筋金入りだな」
「ど、どうしてそんなものがここにあるんですか!? か、かかかっ、返して下さい!」
 ひょいとサムスが取り出したそれに、普段冷静なルフレも錯乱し始めた。
 その露出度の高い服装のどこにそれを隠していたのかも分からないが、ショタキャラ専門の同人誌がどさどさと出てきた。
「大丈夫だ。『赤信号、みんなで渡れば、怖くない』とか言うだろう」
「……ですね!」
0071名無しさん@ピンキー2014/09/25(木) 17:34:44.57ID:2SDP4Yvo
 「嫌悪されそうだが、同調して襲われまではしないだろう」とピットは思っていたのだが、当の本人はあっさりと目の前のショタを前に堕ちてしまう。
 確かに彼女はサムスの行為に驚いてはいたが、その行為を否定とか嫌悪までしてはいなかった。
「なんでそうなるんですかぁ!?」
「ごめんなさい。……でも、ここで襲っておかないと、ずっと後悔する様な気がしてしまって」
 そう謝りつつも、手はスカーフの中にへと潜り込み、インナーの肩紐を掴んで腰の辺りまで一気に脱がし下ろした。
 程よく鍛えられた白い肌の肉体と、小さく勃った桜色の乳首が露わになる。
「ピットの身体はいつ見ても綺麗だな」
「か、可愛いです……」
「こんな状況で言われても……嬉しくないです」
 歓喜の声を上げるショタコン二人を前と後ろにしてピットはそっぽを向くが、もう一人、そっぽを向いている人がいた。
「ルキナ、あなたもこっちに来て」
「い、嫌です。そんな破廉恥な事……それに、母上がこんな人だとは思いませんでした……」
「ぐっ、正論だわ……」
 やはり男性経験がなく、自分の母が重度のショタコンであった事にルキナは飽きれ、嫌悪感すら抱きつつある。
「見た方がいいぞ? 初体験の時に、男性器を見たことがなくて驚くと逆に引かれるぞ」
「ん、むむ……」
「何事も経験と言いますし。ね、ルキナ?」
「……そ、そんなに言うなら、見ておくだけにします」
 元から薄らからず内心興味があったのか、ルキナも近づいてピットの身体をまじまじと見つめ始める。
「そんな……ルキナさんまで……」
「私は別にピットさんに興味がある訳ではないです! 勘違いしないでください」
 ただでさえ泣きそうなのに六つの眼が全身を見つめて来て、更に逆ギレまでされるとピットの方が怒りたくなってくる。
 それとは裏腹に、サムスに散々調教された身体の方は実に正直であった。
0072名無しさん@ピンキー2014/09/25(木) 17:35:48.08ID:2SDP4Yvo
「実際問題、その視線で感じているのはピットじゃないか」
「そ、そんな事……」
 インナーの下腹の辺りから、年相応のサイズであるピットの性器が浮き上がって来た。
「本当に……ピットさんはかなり仕込まれているご様子で」
「……これが、男の人の……?」
 前方から彼を見つめる二人は、そう呟きながらまじまじと下腹を見つめていく。
 興味津々にそう言われると、徐々にサイズが膨張していった。
 するとサムスはピットの上半身を床に引き倒して仰向けに寝かせ、涙目になりつつある顔の上に跨る。
 そして曲がったままの膝を掴んで足を開かせると、二人の眼前には内部がひくひくと震える股間が映った。
「何を……む、むぐぅ」
「ルフレ、インナーをそのまま脱がせてくれ」
「はいっ!」
 ピットの口を豊満な尻で塞ぎつつ、サムスはルフレに指示を出すと威勢のいい返事が返ってきた。
 最後の砦となっていたインナーはあっさりと脱がされる。
 それと同時に飛び跳ねる魚の様な勢いを持って、先走り汁を軽く振り撒きながら男性器が顔を出した。
「いつ見ても美味しそうな程だな……」
「ですね! いざ実物を見ると中々……」
「きゃあっ! 何か飛んできました!」
 歓喜か嫌悪か、二極化した反応が飛び出す。
(み、見られた……ついに……)
 言葉を発する事が出来ないし、眼にもサムスの腰しか映らないピットからは聴覚と触覚が頼りであった。
 冷たい外気に晒され、三人のそれぞれの声により、局部はより硬くなっていく。
「どうだ? 私が乳首を刺激するから、二人はそれをしごいてみると言うのは」
「ん、むんんむっ!」
 早速サムスは両方の乳首を両手で摘み、上下左右にくりくりと動かしたり、指で軽くはじき始める。
「えっ……し、しごく? これを……?」
「そうよ、ルキナ。……一緒にやりましょう」
「……は、母上が言うなら、やります」
0073名無しさん@ピンキー2014/09/25(木) 17:39:31.01ID:2SDP4Yvo
 満更でもなさそうな顔をしつつ、ルキナはルフレと共に細身の槍にへと顔を近づけた。
 独特の異臭が漂っており、全体は皮に包まれているものの、赤い亀頭が先端を見せている。
 娘を先導する様にルフレは唾液をたっぷりと垂らして、皮を剥いてから全体をしごき始めた。
「あはは、ぬるぬるして来ました。こんなに感じて可愛いですね」
(すご……いっ! 手でやられるとこんなに……!)
 普段のサムスとの行為では、濡らされたりもしないまま弄られたり、ローションとオナホールを使われて責められたりしていて、そのたびに強烈な射精をしていた。
 しかし、ルフレの慣れた手つきによるすべすべとした温かい手によるしごきは、それらとは異なる快楽をピットに与えていった。
「ほら、ルキナもやってみなさい。まずは濡らしてみて」
「は、はい……分かりました」
 少しおぼつかない様子をしながら、口元を手で隠しつつ唾液を垂らす。
 そして、瑠璃色の指抜きグローブを嵌めた手でしごき始めた。
 温かみのある指とさらさらしたグローブによる二種の刺激が、またしてもピットを酔わせていった。
「んっ、んぐむ……むぅ……」
「どうだルキナ。ピットは感じているらしいぞ?」
 ルキナはぐちゅぐちゅと激しい水音を立ててしごき、サムスの問いには少し間を置いてから答えた。
「その……気持ち悪いです。こんな行為で、性的快楽を得るピットさんが心底気持ち悪いです……こんな人だとは思っていませんでした。……最低です」
「だ、そうだ。聞こえたか、ピット?」
 軽蔑しつつも、むしろ楽しみつつある様な彼女の声は、ピットの性感を更に高めていく。
(そう言われても……なんだか、段々、更に気持ちよくなってきて……)
0074名無しさん@ピンキー2014/09/25(木) 17:42:00.58ID:2SDP4Yvo
「じゃあ、私も参加しますね」
 くすっ、と笑いながらルフレは左手で玉を揉んで弄り出し、右手は露わになった穴に向かった。
 そして挿れられた人差し指は、抉る様に穴をほじっていく。
「竿、玉、穴に乳首も……四か所も同時に弄るのは初めてだな」
「お尻の穴、きゅうきゅうと締め付けてきて……色々と最高ですね」
「なんだか、ビクビクしてきてるんですが……どういう事ですか、これ」
 冷静な声が、興奮した声が、蔑むような声が、ピットの聴覚までも蝕んでいく。
(だ、駄目だ……こんなに同時に弄られたら、もう……!)
 そう感じた途端、ピットはビクンと体を震わせて、その激しい脈動が手からルキナにも伝わる。
 熱い白濁液が勢いよく大量に噴き出し、自分の体のみならず、特に顔を近づけていたルキナの顔や髪にも降りかかっていった。
「きゃっ、きゃあぁぁあああぁああっ! なんですか、なんですかこれ!」
「それは精液よ。そんなに慌てる事ないわ」
「あ、慌てます! こんな白くてなんだか臭うもの……」
 いつになく慌ただしくなって、ルキナはこの白濁液を嫌悪し始めた。
 すると、サムスはピットの顔から下り、上体を起こさせる。
「……まぁ、そう思うのも無理はないな。ピット、舐め取ってやれ」
「ぷはぁっ……は、はい……」
 息継ぎもそこそこに、ピットはルキナの元へ顔を近づける。
 大量に噴き出した精液は端麗な顔や、紺色のロングヘアにまで付着していた。
 それをゆっくり、丁寧に舐め取っていく。
「ひゃふ……く、くすぐったい……」
 先程までの嫌悪感は何処へ行ったのか、ルキナはくすぐったさすら感じている。
0075名無しさん@ピンキー2014/09/25(木) 17:44:48.41ID:2SDP4Yvo
 しかし、二人の興奮は冷める事を知らなかった。
「ピット、口を開けてこっちを向け!」
「ふぁ……? あ、がっ! むぐっ!」
 唾液と精液で満たされ口内に、サムスの分離した神弓の片割れの持ち手が押し込まれる。
 突然の行為にピットは困惑したまま、神弓の持ち手が歯に当たらない様に口内を広げたままでいて、サムスはただ強引にをしゃぶらせていく。
 十分にしゃぶらせた頃にそれは引き抜かれて、ねっとりと粘液が糸を引いた。
「な、何をするんですか! パルテナ様が直々に作られたものをこんな事に使うなんてっ!」
 自らが仕えるパルテナの作りし物をこんな風に扱ったせいか、ピットは手を縛られつつも立ち上がり、今にも掴みかかって来そうな程の怒りを見せる。
 しかし、至ってサムスは冷静なままだった。
「だからこそ、いいんじゃないか。これから、そのパルテナ様が作った物に犯されるのだからな」
「おかさ……えっ? うわぁぁあっ!」
「さっ、挿れる準備をしましょうね」
 ピットがそれを理解するよりも早く、ルフレが彼を持ち上げて小ぶりな尻を上に向けさせる方が早かった。
 そしてサムスは神弓の峰の部分を持ち、小さな穴を開いてそこに押し込んでいく。
「や、やめて! やめてください!」
「大丈夫だ。この前の特大サイズのディルドの方がまだ太かったぞ」
「そんな事じゃ、っ、ううぅあぁぁっ!」
 狭い穴が、ぐぷぐぷと音を立てて模様の付いた持ち手を飲み込んでいく。
 そんなに太い訳ではないが、ピットにとってはこれを挿れられると言う行為自体に絶望的なまでの嫌悪感がある。
 そうは言いつつも、すっかり萎えていた性器はピンと勃ち上がった。
 そしてサムスはゆっくりと出し入れを繰り返して穴を慣らしてから、緩急を付けて尻穴へと叩き込んでいく。
「ふぐっ、うあぁぁあっ! やめ、やめてぇえぇぇっ!」
「自分の唾液に、精液に手垢に塗れた神弓……これに犯されてる方が、いつも使ってるバイブより感じてないか?」
「ちが……ぁぁあっ! おねが……もうやめ、んぐっ、許してくだ、うああっ!」
 嗚咽交じりの喘ぎ声を叫びながら、ガクガクと全身を震わせる。
 ほとばしる先走り汁は床に小さな水たまりを作っていき、いつになく硬くなっていた。
0076名無しさん@ピンキー2014/09/25(木) 17:46:23.66ID:2SDP4Yvo
「ぜ、是非……リプレイを保存したいです」
「母上、はしたないです……」
 その強烈な行為の脇で、二人は興味津々、じっとりとピットを眺めていた。
「よし、じゃあルフレとパルテナに後でリプレイを送ってやろうか」
「ありがとうございます!」
「ちょっ、んんっ! パルテナ様に、パルテナ様にだけはやめて……やめてください!」
 涙ながらにピットは懇願する。
 それと同時に性器はビクンとしなって腹に当たり、尻穴はより締まりが増した。
「ふふふ、ピットは相変わらず可愛いな。……じゃあ、『僕はみなさんの淫乱奴隷です。お尻の穴をパルテナ様がお作りになった神弓でほじられて感じています』と、思い切り叫ぶんだ」
「な、あっ……? そんな言葉……を……?」
「言うまで動かすのはやめてやる。ほら、早く言うんだ」
 サムスは手を離した。
「ぼ、僕は……みな、さんの……」
「全然聞こえません」
「っ……! 僕は、みなさんのっ……淫乱奴隷です……!」
「早く続きを言うんだ」
「おっ、おし、りの穴を……パルテナ様……がぁっ……!」
「……もしかして、言いながら感じたりとかしてませんよね? ……淫乱奴隷さん」
「くそぉっ……! お作りになった神弓で……ほじられてぇっ……感じて……いますっ!」
「よく言ってくれたな。褒美にイカせてやろう」
 その叫びを聞き終えたサムスは再び神弓を握り、尻穴から泡が立つ程激しくピストン運動を行う。
「いっ……うっ、もう駄目……! うわぁああぁぁあああぁぁっ!」
 先程の叫びにより感じてしまったのか、絶頂に達するのは先程のよりも早かった。
 そして、白濁液が床に飛び散っていく。
0077名無しさん@ピンキー2014/09/25(木) 17:48:22.24ID:2SDP4Yvo
 所変わって、天上界の宮殿。
 そこのベッドルームのモニターには映像が映し出され……ブツンと切れた。
「……ふぅ。ありがとうございます、サムス。今回の映像は出来が特に良いですね。感謝します」
 女神パルテナはローブを脱ぎ、ベッドの上に大股開きで座っていた。
 その周りにはイボイボのついたバイブだとか、電動マッサージ機にローションまでもが転がっている。
「私の趣味も兼ねた、クライアントの頼みだからな。精も出るさ。……しかし、女神でありながら自らの親衛隊長を犯させるとは……中々罪作りなものだな」
「あら。直接痛めつけるよりかは、信頼できる他人に任せた方がいいと思いますよ」
「それはそうだが……まぁいいか」
 最初はこの仕事に違和感を持ったサムスだが、次々と溜まっていく預金を見ると仕事も性欲も止まらない。
「あと、ルフレの身辺調査もありがたかった。二人……いや、三人ならよりよい映像も撮れると思う」
「いえいえ、お構いなく。隠れショタコンに隠れサディストとは、面白い家庭ですねぇ」
 勿論、次元の域すら越えつつあるルフレのショタコン性を調査したのもパルテナだ。
 流石にルキナの性格までは見抜けてはいなかったが、彼女が相当な性格であったのは一目瞭然だろう。
「あ、次は裸でのオイルマッサージとかどうでしょうか。ピットを裸で拘束して目隠しも着けてー、媚薬オイルをかけてー、皆さんも裸になって全身でマッサージさせてあげるんです。じゅるり」
「そ、それは……たまらないな。ごくり」
「報酬はいつも通り後払いで……ルフレさんはともかく、ルキナさんはやってくれますかね?」
「正直、乗ってくれるとはあまり思えないが……その前に、トレーナーがそっちの気もあるか調べてみるか」
「うふふ。あの方もピット好みのスタイルのいい方ですものね」
 思わず口元から涎をこぼしつつ、ここにいやしない人の話で勝手に盛り上がっていった。
(ピット。私があなたの受難の全ての元凶だと知ったら、あなたはどんな顔をしますかね? 今度、あの子の筆下ろしでもしてあげようかしら……なんて。うふふふ……)
0080名無しさん@ピンキー2014/09/26(金) 20:58:28.18ID:GYEjVov/
スマブラはむらびと、ロックマン、ブラピとショタ要員がどんどん増えてきてるよな
0082名無しさん@ピンキー2014/09/26(金) 22:46:15.82ID:DAf3TWbs
身長:132cm
体重:105kg
年齢設定:10歳前後

ロックマンてショタのくせにゴツいのな
0085名無しさん@ピンキー2014/09/27(土) 00:56:54.01ID:kxNnsf0z
>>82
まあ、機械の体だから重いのはご愛敬・・・なのかな。

私としては、ルキナ(や女ルフレ、女miiファイター)が参戦してくれたのが嬉しい
アシストも含めればリンという前例があるにせよ、やっとプレイアブルで
女剣士が登場してくれて感無量だ
0086名無しさん@ピンキー2014/09/27(土) 19:51:43.00ID:zbDrkVnq
>>79 >>84
ありがとうごじます

アイスクライマー×ロゼッタ投下します
ちょい鬼畜、獣姦要素がありますがごめんなさい
0087名無しさん@ピンキー2014/09/27(土) 19:53:03.35ID:zbDrkVnq
 夜闇の中、打ち付ける様に白い雪が吹いている。
 そこにある小さなログハウスは周りの白さの中に、ただ佇んでいた。
 中もあまり大きくないが、一つのテーブルに二つの椅子、横幅も大きなベッドに暖炉と生活用品は充実している。
 その暖炉の音が響く中、三人の人影もあったが、とても穏やかな雰囲気ではない。
 二つの小さな人影が、ベッドの上に縛られている一つの人影を見下ろしているからだ。
「ど、どうして……こんな事をするのですか……?」
 両手両足をベッドの足に縛り付けられているロゼッタは、ひどく怯えているようであった。
 艶のあるブロンドヘアーをして、薄い翠色をしたドレスを着ているが、寒さ以外の要因からか少し震えている。
「だってさー、お姉さん、ボク達を差し置いてスマブラに参戦しちゃったじゃないかぁ」
「お姉さん、ずるいわよ。ワタシ達だって参戦したかったのに」
「二人組なのはボク達の専売特許なのにね!」
「そうよそうよ! ずるいわずるい!」
 氷山専門の登山家『アイスクライマー』のポポとナナの二人組。
 室内でありながら、それぞれ青と桃色の防寒服に身を包んでいる。
 子供らしく無邪気な笑顔を浮かべながらも、内心は怒りに満ちているようだ。
「そ、それとこれに関係は……ない様に思えるのですが」
 無茶のある二人の言葉に疑問を持ってか、ロゼッタはポツリと呟いた。
 確かに彼女の脳裏には、宇宙人みたいな植物を連れた小人に犬と鴨、銀髪の美少女と片脇だけ露出させた男なんかが思い当たる。
 すると、ポポの持つ木槌が彼女の顔面に振り下ろされ……寸前で止まった。
「ひぃっ!」
「あまりヤなコト言わないでよ。なんで怒ってる人の前で、そんなコト言えるかなぁ」
 静かな怒りを持ちながらも、彼の木槌使いは豪快かつ正確であった。
 それと同時に、鈍い水音が響き始めた。
 ドレスの色が濃くなり、放射状にそれが広がっていく。
「ひっ……うっ……」
「ん……あら? お姉さん、おしっこ漏らしちゃったの?」
「うわー、きったない。大人なのに恥ずかしいねぇ」
 眼に涙を浮かべる彼女の感情は、無垢な二人によって絶望に染まっていった。
0088名無しさん@ピンキー2014/09/27(土) 19:54:17.87ID:zbDrkVnq
「チコ……助け……」
 ロゼッタは思わず、常に行動を共にしている星の子の名を呼ぶ。
「チコ? ああ、あのお星さまのコトかしら?」
「それなら、さっき凍らせちゃったよ。だいじょーぶだいじょーぶ、死んだりはしてないと思うからさ」
「そんな……!」
 現にチコは、部屋の隅にて氷に包まれて転がっていた。
 いくらロゼッタがチコに戦闘の補助をしてもらう事ができても、凍らされていては動く事もできない。
「チコ……ううっ……」
「そんなにチコチコ言うならさぁ、ボクのチンコも世話してよ!」
「んぐっ!?」
 ポポは無茶苦茶な事を言い出し、防寒服のズボンを脱いで露出した肉棒をロゼッタの口に押し込んだ。
 勃起していてもサイズは彼の身長に見合ったものだが、彼女の口を塞ぐには十分なサイズだ。
 そして口内を女性器に見立てて、肉棒を喉奥に叩きこんでいく。
「んぐ! んむぐ、ぐうっ! んんんうっ!」
「あははははは! お姉さんのクチの中、温かくて気持ちいいよ」
「もう。ポポは穴があればアザラシにだって突っ込んじゃうんだから。じゃあ、ワタシはお姉さんの中を慣らしてあげようかしら」
 ポポの行為にあきれつつも、ナナはロゼッタの胸元までドレスの胸元を捲り上げる。
 ツンとくるアンモニア臭が響くも、彼女は濡れた肌色のストッキングと白いショーツを強引に脱がす。
「んっ! む、ぐぅ……!」
 すると、尿とはまた異なる透明な液体が糸を引いた。
「あら、恐怖で濡れちゃったのかしら? なら、大丈夫そうね。そぉー……れっ!」
 そして自身の木槌を持ち、長方形をした太く長い柄を一息に押し込んだ。
「いっ……! あぐ、むぐ……!」
「ナナ、お姉さん喜んでるよ」
「ええ。でも、これから入るのはもっと太い物だから、これで満足されちゃ困るわね」
 ポポは相変わらずロゼッタの喉奥に叩きこみ、ナナも柄を激しく出し入れし、性器の入り口から子宮の入り口にへと繰り返す。
「うっ、お姉さん……出すよ!」
「んっ!? んぐぅぅうぅっ!?」
 ポポは一層奥へ叩きこむと、口元から溢れんばかりの精液を注ぎ込む。
 喉奥に注ぎ込まれたロゼッタは噎せ返りそうになるものの、最後の一滴を注ぎ込んでもポポは肉棒を咥えさせて離さなかった。
0089名無しさん@ピンキー2014/09/27(土) 19:55:18.58ID:zbDrkVnq
「ナナ、そっちはどう?」
「そうねぇ、もう大丈夫だと思うわ」
 ナナはようやく激しい出し入れを止めて、ポポに呟く。
「ごほっ……ごぼっ、も、もう……許し……て……」
 ロゼッタは目からは涙を、口からは精液を、性器からは愛液を垂れ流している。
 激しい行為に対する精神的なダメージも大きく、十分すぎる程に彼女は痛めつけられていた。
「じゃあ、ホワイトベアさん。入って来て!」
 ナナがそう言うと、ドアが開く。
 ログハウスごと壊れそうな白い巨体が押し込まれ、サングラスに海パンの白熊が笑みを浮かべて入って来た。
「あ……えっ、これは……?」
「ホワイトベアさん! 今日は綺麗な人に種付けさせてあげるって言って呼んだの!」
「ごめんね、待たせて。でも、この人の中にいっぱい出せるからね!」
 二人は無邪気に笑い、ホワイトベアも唸り声と言う名の笑い声を上げながら海パンを下ろす。
 そして現れたのは、ロゼッタの肘から指先まで程の太さと長さを持つ、獣らしい巨大な陰茎であった。
「あ……嫌ぁぁぁあああぁぁっ!」
 叫ぶものの、縛られている状況では彼女もどうにもならない。
 ホワイトベアは地鳴りを上げながら歩み寄り、ベッドの上に乗ると、床ごと崩れて壊れる。
 そして彼女の中に、巨大な陰茎が捻じ込まれた。
「んが、あっ、ぁあがっ! ひっ、いぎぃぃいぃっ!」
 動物である彼にはとても彼女の肉体事情など分からなかった。
 彼女の身長の二倍はありそうな巨躯が彼女の肉に打ち付けられ、鈍い音が響く。
 そして亀頭に当たる部分は子宮の中も抉り、痛みと同時に快楽も与えていった。
「いが、あぁぁああぁっ! んぐ、ん、んごぉぉおぅううっ!」
「お姉さん、あんなに声上げて気持ち良さそー!」
「いいわね。ホワイトベアのは大き過ぎて、ワタシの中にはまず入らないもの」
「ゆ、ゆるし、んんぅううぅっ! ああっ、止めてぇぇええっ!」
 すると、ホワイトベアは唸り始めた。
0090名無しさん@ピンキー2014/09/27(土) 19:56:22.03ID:zbDrkVnq
 彼を呼んだだけあって、二人はその唸り声の意味を即座に理解する。
「お姉さん、ホワイトベアはね、『フィールドスマッシュでいつもタオしているウラみ』だって言ってるよ」
「じゃあボクも、『ウラみ』を晴らしちゃおうか。ホワイトベア! ボクにも貸してよ!」
 ホワイトベアは頷き、縄を引きちぎる。
 そして崩壊したベッドの上にあぐらをかいて、ロゼッタを正面から抱きしめて動き続けた。
「わーい、ありがとう! じゃあ、お尻の穴いただきまーす!」
「ひっ! い……っ、お、お尻……あぁぁあああぁぁっ!」
 上を突くので辛い体勢なのだが、それでもロゼッタの尻穴を後ろからひたすらに突き上げ続ける。
「あははっ! お姉さんお尻は初めて? すっごく締まってて気持ちいいよ!」
「もう、もう許してえぇぇえぇっ! あぁっ! うぐぅううっ! 壊れるぅぅうぅっ!」
 太く長い巨根と獣らしい荒い突き上げによる痛みも、最早完全な快楽となっていた。
 ポポの小さいモノでも、経験のない尻穴を抉り、ほじり、かき回してく責めによる快楽も強い。
 そしてその二つで二つの穴を同時に、交互に、無造作に突き上げられていく快感は、彼女の理性を崩壊させていった。
「マリオっ、マリオぉぉっ! 助けてっ! わたし、壊れてしまいますぅぅうっ!」
「あーあ、つまんない。マリオならピーチとよろしくやってるんじゃないのかしら? お姉さんなんて助けに来てくれるワケないじゃない」
 モノを持たず、ロゼッタが届かない位置にあるナナはやや飽きていた。
 一方で一人と一匹は彼女の身体をその身で味わっている。
 肉と肉を打ち付け合う音に激しい水音も、暖炉からする火の音を遮る程に大きく、かなりの時間響いていた。
「じゃあ、ボクはそろそろ……出すよ!」
 狭い尻穴の中に、二回目の射精が行われる。
 二回目と言えど量はたっぷりで、尻穴から滴り落ちてきた。
「んぐっ、あっ! あ、熱いのが……ぁああっ!」
 彼女は快楽に最早疲れ果て、四肢もうだりきっている。
 しかし、ホワイトベアの大きな睾丸が膨れ上がった。
「お姉さん。ポポので疲れたら、ホワイトベアので持たないわよ」
「あっ……えっ……? いっ……あぁああぁぁああああぁぁっ!」
 ナナのつぶやきに戸惑うロゼッタの子宮の中に直接、濃厚な白濁の激流が放たれた。
 最早射精とは思えない轟音を立てるそれは、痛ましい程に熱く、ベッドに水たまりが出来る程の量のが数分間も続いていった。
0091名無しさん@ピンキー2014/09/27(土) 19:57:38.96ID:zbDrkVnq
「遅いね……」
 シークの投げた鋭い針が風を切って、真っ直ぐに飛んでいく。
「うっ……」
 中距離で放たれたそれはロゼッタには避け切れず、咄嗟にガードで受け止めた。
 その隙に彼は素早く駆け寄り、彼女の後ろに回り込む。
「しまった……チコ!」
 チコは慌てて彼女を援護しに来るが、時すでに遅し。
 彼は上にロゼッタを投げ、落ちて来ると同時にクロスチョップで打ち上げた。
「あぁぁぁあぁっ!」

「やはり、真剣勝負とはいいものだ……」
「え、ええ……気を抜いているとあっさりとやられてしまいます」
 と言うロゼッタの頭に、チコは小さい体でひたすらに氷を詰めた袋を置いた。
 彼女を容易く仕留めたシークはその光景に笑う事もなく、ぼんやりと見つめている。
「キミ達は協力して戦うようだね……ボクの知る者にも、似た者達がいる」
「それは……どなたですか?」
「名はポポとナナと言う」
 ロゼッタの心に、暗い影が差す。
「最近姿を見せないのだけど……元気かな、二人共……」
「……元気ですよ、お二人共」
「それは何より」
 彼女のショーツが、少しだけ濡れた。
0094名無しさん@ピンキー2014/09/29(月) 20:15:23.60ID:Us9duGzU
GJ! 面白かったよ
0097名無しさん@ピンキー2014/09/29(月) 22:53:33.91ID:QBn1X/BS
ではMiiファイター×ピーチで
かなり独自の設定があるので、それでもよければどうぞ
0098名無しさん@ピンキー2014/09/29(月) 22:58:24.10ID:QBn1X/BS
『Self-Insert』



ステージは、四方にロープの張られた特設リング。
天井から降り注ぐライトの白光がまぶしい。

迫る緑のグローブを、俺は辛くも避けた。散った汗が、凄まじい風圧で弾け飛ぶ。
直撃した時の痛さは知っているから、かわすのにも必死だ。
特に今は、当たるわけにはいかない。蓄積されているダメージを鑑みれば、一発でもアウトだ。

敵は、黒い髪に精悍な顔つきをしたボクサー、リトル・マック。
他のファイターと比べても小柄だが、たくましい肉体が生み出す素早い動きと強烈なパンチは恐ろしい武器だ。
下手な攻撃は命取り。そう判断して、俺はガードと回避に徹した。
赤いバリアが少しずつ削れていく。緊張に心臓がどくどくと高鳴り、一秒が一分にも一時間にも引き延ばされる。
そして「その時」がやって来た。焦れたリトル・マックが大きく拳を引き、最強の必殺技を繰り出そうと構える。

俺はその隙を見逃さなかった。
すぐさまガードを解き、リトル・マックに肉薄。ボクサーの目が驚愕に見開かれた。
目にもとまらぬキックの連射が、彼の全身を打ちすえる。
反撃のチャンスは与えない。浮かび上がったリトル・マックに、とどめのアッパーをぶちかます。
拳には、たしかな手応えがあった。ふっ飛ばされたリトル・マックは、悲鳴を上げながら上昇して行き。
程なく、虹色の爆発とともに、その姿が消失する。

息をつく間もなく、俺は別のステージに移動させられた。
遠くでは、今しがた倒したリトル・マックや、他のファイターたちが拍手をしている。
疲れて死にそうな俺の頭上から、勝者を称える声が降ってきた。

『―――――Mii!!!』

それは俺の名前であって、けれど俺の名前ではなかった。
0099名無しさん@ピンキー2014/09/29(月) 23:00:16.47ID:QBn1X/BS
俺がMiiファイターとして、このスマッシュブラザーズの世界に迷い込んでから、およそ三ヶ月が過ぎた。
相手をふっ飛ばしたり、相手にふっ飛ばされたりに、ようやく体が慣れてきた頃だ。
俺は今、ピーチ城の庭園で、夜空の月を見上げていた。城の上空に浮かぶ満月は、現実世界と変わらず綺麗だった。

スマッシュブラザーズの世界は、ある意味では楽園とも言える。
生きてゆく上でのルールは、非常に単純だ。戦えばいい。勝敗はさほど重要ではなかった。
勝者は当然尊敬されるが、かといって敗者が命を奪われるというようなこともない。
どこかから突然湧いてくるカレーなどの料理を不気味と思わなければ、食べ物にも困らない。
みんなそれぞれ、ゲームの主人公なりヒロインなりを務めていただけあって、善人やお人よしばかりがそろっている。
まあ、クッパやワリオ、ガノンなんかの悪役も存在するが。

俺も、最初の内は戦い方もわからず、あっという間に場外に放り出されていたが、最近では少しずつだが勝てるようになってきた。
技が綺麗に決まれば快感だし、乱闘で優勝した時も達成感は、言葉にはできないほど素晴らしい。
人によっては、現実世界よりも遥かにストレスなく、充実した人生を送ることができるだろう。

………それでも、故郷ではないのだ。

俺がこの世界に来た理由は、まだわかっていない。
どうやら、マスターハンドやクレイジーハンドの仕業でもないらしい。
神とも思える奴らの絶大な力でも、俺を家に帰すことはできなかった。
戦いを重ね、この世界に馴染むにつれて、帰郷の実現が月よりも遠くに離れてゆくようで。
俺は少し、泣きたくなった。

「お待たせしました」

鈴が転がるような声に、俺は後ろを振り向いた。
ピンク色のドレスに、美しい金色の髪。頭には小さな王冠がちょこんと乗っていて、両手は白い長手袋に包まれている。
庭の中心に据えられたガーデンテーブルに、紅茶のポットとティーカップを置いた女性は、ピーチ姫だった。

言わずと知れた、スーパーマリオシリーズのヒロインだ。
俺も昔はよく、マリオを操作して彼女をクッパの魔の手から救い出したものだ。
もちろん、この世界におけるピーチは、ダウンしているクッパの頭に、ゴルフクラブを叩きこむ猛者だが。
乱闘が終わり暇になった俺は、ピーチが不定期的に行っているお茶会にお呼ばれしたのだった。
いつも一緒に遊んでいるカービィやネスも、今日はどこかに出かけていた。
そういえば、他にもお茶会に呼ばれているファイターがいるはずなのだが、どこにも姿が見えない。
ピーチに聞いてみると、今日参加するのは俺だけとのことだった。

「マリオはカートのレースに行ってしまいましたし、シークさんも、今日はフィールドスマッシュに参加されていますわ」
0100名無しさん@ピンキー2014/09/29(月) 23:03:13.82ID:QBn1X/BS
そう言って、ピーチはティーカップに紅茶を注いだ。
他の連中もなんだかんだで用事があり、メンバーが集まらなかったらしい。
ということは、今回彼女は俺のためだけにわざわざ紅茶を淹れてくれたのか。
そう思うと、少しうれしくなった。

ピーチは美人だし、ゲームをやってきた俺としては、それなりに思い入れのあるキャラクターだった。
ありがとう、と言うと、彼女は「こちらこそ、あなたが来てくださって、嬉しいです」と華やかに笑った。
ティーカップを受け取り、一口飲む。温かさが、胃から全身に広がった。
この世界に来るまでは、紅茶などろくに飲んだことはなかったが、これは素直においしい。
比較対象が、自動販売機の缶紅茶なのが申し訳ないくらいだ。
ふとピーチの方を見ると、視線に気づいた彼女はチャーミングにウィンクしてくれた。
俺はなんだか恥ずかしくなり、もう一口紅茶を飲んだ。

「先ほどの戦い、見させていただきました。とても勇敢でしたわ」

一杯目が底を尽きそうになってから、ピーチはそんな風に話を切り出した。
俺は片眉を下げ、運がよかったんだ、と答えた。
実際、乱闘で勝利を手にするには、実力だけでなく運も必要だった。
どれだけ戦いを有利に進めていても、ステージのギミックや、落ちてくるアイテムで逆転されてしまうこともある。
特にマジカントでフライングマンを誰が先に味方につけるかは重要だ。
奴のフライングクロスチョップは実に強力である。
ピーチは口元を手で押さえ、優雅に笑っていた。しかし、やがて彼女は真顔になると、

「………やっぱり、元の世界に帰りたいと、思っていますか?」

俺は目を丸くして、ピーチを見た。ティーカップが、手から落ちそうになる。
胸の奥からこみ上げ、噴出しそうになる感情を抑えながら。俺は、できれば、と短く答えた。
この世界に来たばかりの俺は、かなり見苦しかったと思う。
帰りたいばかりに無意味な投身自殺を繰り返したり、無様に泣き喚いたこともある。
それを、いろんな人たちに面倒を見てもらったりして、少しずつこの世界にいることが嫌ではなくなってきていた。
どころか、好きになってきている、と言ってもいいくらいだ。

それでもやはり、帰りたいという気持ちは捨てきれない。ここがいくら良い場所でも、向こうには家族だっている。
ピーチは申し訳なさそうに俯いていた。
0101名無しさん@ピンキー2014/09/29(月) 23:05:33.64ID:QBn1X/BS
「ごめんなさい。さっきのあなたの背中が、とても寂しそうに見えて……」

俺はカップをテーブルの上に置き、首を横に振った。
この世界の住人、たとえば目の前にいるピーチ姫も、実はオリジナルではない。
マスターハンドがフィギュアとして生み出した、精巧なるコピーなのだ。
戦うことで、キャラクターが持つイメージを維持しなければ、その体はフィギュアに戻ってしまう。
他に故郷があるのに、そこは彼らが帰るべき場所ではない。それはきっと、悲しいことなのだろう。
そういった事実に比べれば、俺一人が被害者面しているのは恥ずべきことだ。
それでも気遣ってくれるピーチの優しさが嬉しくて、俺は頭を下げた。

「私には、あなたを帰すことはできませんし、力になれることも少ないですけれど」

そう言って、ピーチ姫が椅子から立ち上がる。
そして、何故かぎくしゃくした動きで、座ったままの俺の前にやってきた。
彼女の意図がわからず、俺は動けなかった。なりゆきに任せる他にない、そう思っていると―――
ぽふん。いきなり、視界が暗くなった。
顔全体に柔らかい感触が広がり、鼻腔に甘酸っぱい香りが広がった。
細い腕に後頭部を抱きしめられ、俺はやっと、ピーチの胸に顔を埋めていることに気付いた。
何がどうして、と思考が暴走する。振りほどこうという発想に至らなかったのは、たぶん、きっとそのためだ。

「―――せめて、寂しさを癒すお手伝いをさせてくださいませ」

顔の見えないピーチの声が、上から降ってきた。
そして頭に回された腕に力が込められ、俺の顔は、さらにピーチの豊満に密着する。
彼女の心遣い、献身には、まったく恐れ入る。
だが、この行為がもたらす結果については、どうやら思い至ってはいないらしい。
混乱が収まってくると、俺はピーチの体の柔らかさを意識せざるを得なかった。
少しでも顔を動かせば、服越しの肉球の弾力を感じる。呼吸をすれば、蕩けるような女性の香りが、脳を焼く。

俺も健全な男子だ。いくら堪えようと思っても………この状況で勃起しないわけがない。
ライダースーツのズボンを押し上げて、俺のペニスは屹立していた。
さらに最悪なことには、その先端がピーチの腹の辺りを突いている。
彼女もそれに気付き、抱擁を一端解いた。そして、固く熱くなっている、男のシンボルを目にした。
俺は、血が凍ってゆくのを感じた。顔も、おそらく真っ青になっていただろう。

次に来るのは絹を裂くような悲鳴か。さもなくば、ビンタで空の彼方にふっ飛ばされるか。
しかし、俺を待ち受けていたのは、そのどちらの答えでも無かった。
ピーチの頬が真っ赤に染まり、青い視線があちこちに飛ぶ。
0102名無しさん@ピンキー2014/09/29(月) 23:07:58.09ID:QBn1X/BS
「あ、あなたがそれをお望みなら……だ、大丈夫ですわ! 私にお任せください!」

ピーチは深呼吸し、そして決意に満ちた表情で、俺の股間のテントを見た。
そして、俺の足元に膝まづき―――― 一気に、ズボンを下ろした。
ぶるん、と解放された赤黒い肉棒が、ピーチの美しい顔の前に出現する。

「あ……わぁ……殿方の、お……おちんちんって、こんなにも大きくなるんですのね……」

キノコ王国の姫君の熱い吐息が、俺の分身を包み込む。
思考停止していた俺が我に返ったのは、白い手袋に包まれた手が、幹を挟み込んでからだった。
さらさらとした感触。巻きつく指から、体温が伝わってくる。
ちょっと待って、と俺が言うと、ピーチは慌てて謝罪した。

「そ、そうですわね。すみません、気付きませんでした。手袋をつけたままでは、痛いですよね」

俺が言いたかったのはそういう問題ではなかったが、ピーチは長手袋を外しテーブルの上に置くと、再び俺のペニスを触り始めた。
白魚のような指は、明らかに経験不足で。どうしたらいいか、おそるおそる亀頭を撫でたり、球袋を手のひらに包んだりしていた。

けれども、その愛撫は俺の性感を刺激していた。しかも、それを行っているのは、あのピーチ姫だ。
日本で知らない者はいないと言っても、決して過言ではない。
彼女に恋い焦がれたプレイヤーも、早い話が大乱闘中にポーズ画面にしてそのスカートの中を覗いた者も、きっといるだろう。
それが、自分の性器に触れている。それを思うだけで、頭が痺れるような快感が全身に走った。
やがて鈴口から先走りが出てくると、ピーチはそれをペニス全体に塗し、手で扱き始めた。

「そうそう、思い出しました。殿方はこうされると気持ちいいと、本で読みましたわ」

ピーチが俺を見上げ、楽しそうにほほ笑んだ。しかし、それを見ている余裕はない。
彼女の滑らかな肌、柔らかな手がペニスを握り込んでごしごしと上下している。
それまでの快楽は、どちらかといえば精神的な要素が大きかったが、今はそこに肉体的な快感が加わった。
ぞくぞくと背筋が震え、腰が浮く。尿道がむずむずとくすぐったくなってきた。
言い訳をすると、俺はこの世界にやってきてから、一度も自慰をしていない。
いつ部屋に誰が遊びに来るかわからないし、ノックの存在を知らない奴や、テレポートしてくる者もいるからだ。
だから当然、敏感になっている。もう射精しそうになっても、それは仕方がないことだ。
俺はピーチに制止を呼びかけた。しかし彼女は、はぁはぁと荒く息を吐き、手コキに夢中になっていた。

「はうぅ……なんて、熱くて、硬くて……たくましいんでしょう……」

力づくで押しのける手もあったが、それは間に合わなかった。
ピーチの右手が、亀頭から根元までを一往復した、その時。
ぶびゅうっ、とエロ漫画のような擬音が出そうな勢いで、俺のペニスは精液を吐き出した。
視界が白くなるような気持ち良さに、俺は呻いた。ピーチはきゃあと驚きの声を上げる。

放たれた白濁液は、ピーチの胸にびちゃびちゃと直撃した。
粘つく液体が、重力に従ってゆっくりと乳房の上を這い降り、やがて生地にも染み込んで、ピンクのドレスに黒い染みを作った。
俺はその様子を、ぼーっと見ていた。久しぶりの射精の疲労感に浸っていた。
一方、ピーチの視線は、未だに俺のペニスに注がれている。欲望を吐き出したばかりにも関わらず、それはまだ硬度を保っていた。
何を満足しているんだ、まだ足りないだろう?とでも言いたげに。
0103名無しさん@ピンキー2014/09/29(月) 23:09:35.56ID:QBn1X/BS
「手、だけでは、物足りませんでしたか? でしたら……」

ピーチが、その場ですっと立ち上がる。彼女の喉がごくりと動く。
次の瞬間、俺は目を見開いた。
ピーチは前屈みになり、ドレスのスカートの端を掴むと、そのまま一気にたくし上げた。
真っ白で、柔らかそうな両足。その付け根、股間を覆い隠すのは、ドレスと同じピンクのショーツ。
俺がそこに目を奪われるのも束の間、ピーチはスカートの端を口で咥えながら、ショーツを脱いだ。
自分が見ている光景を、俺は信じることができなかった。
ピーチは、ショーツをテーブルの上に放ると、椅子を引き寄せてそこに座った。
そして、明らかに俺に向かって………両足を大きく開いた。俗に言う、V字開脚というやつだ。

「あなたが良ければ、ですけれど。こちらもどうぞ、お使いくださいな」

そう言うピーチ姫の声は、少し緊張していた。
俺は、自分が夢を見ているのだと思った。何もかもが、最初から夢だったのではないか、と。
だって、一体何があったら、俺の人生にこんなことが起きるのだろうか。
さらけ出されたピーチ姫の秘所。
薄い金色の茂みの中に、興奮してぱっくりと口を開け、涎を垂らす桃色の沼があった。
その下の薄い色の肛門は、きゅっと恥ずかしげに閉じている。
月明かりに照らされ、男を誘うピーチ姫の姿は、ぞっとするほど美しく、背徳的だった。
どうすればいいかわからない俺に対し、分身はさらに硬度と熱を増し、答えを出していた。
それでも迷う俺に、ピーチ姫が耳まで赤く染めて、切なげな声をもらす。

「ああっ……嘘。嘘でした……私が、あなたを欲しがっているのです。どうか、私にお情けを……!」

その言葉で、俺に残っていた最後の理性が弾け飛んだ。
椅子を蹴飛ばすように立ち上がると、獣のようにピーチの体に覆いかぶさる。
狙いを定めても、突き出した亀頭はピーチの下腹部を滑るばかりで、結局彼女の手で「ここですよ」と淫裂の前に固定してもらった。
俺は、一度大きく息を吸うと。腰を前に突き出し、ピーチを貫いた。

「はあっ! んうぅぅ……!」

ピーチの目尻から涙かこぼれる。お姫様の膣内は狭く、侵入者をたちどころに拘束した。
童貞喪失はピーチ姫、などというファンから殺されそうなフレーズが脳裏に浮かぶ。
欲望にせかされて、俺は夢中で腰を振った。膣壁がきゅっとペニスを締め付け、密着した襞が舐め回してくる。
女性の体は、こんなにも快楽を生み出すものなのか。いつの間にか、ピーチの手が俺の手に絡んでいた。
0104名無しさん@ピンキー2014/09/29(月) 23:11:29.21ID:QBn1X/BS
「あふっ、ど、どうですか……私のお腹の中、気持ちいいですか?」

ピーチの問いかけに、俺は口で答えることができなかった。がくがくと首を前に振る。
彼女はそれを見て「うれしいです」と笑うと、顔を寄せ、キスをしてきた。
頬でも額でもない、正真正銘、唇同士のキス。俺は激しくピーチの最奥を突きながら、同時にキスを返した。
まるで、彼女のすべてを貪っているかのようで、興奮の炎に油が注がれた。
下では、ぱんっぱんっ、と腰と腰がぶつかり、上ではちゅうちゅうと唇と唇が吸い合う。
俺はピーチを求め、ピーチもきっと、俺を求めていた。できれば、永遠にこうして繋がっていたいとすら思う。
しかし、何事にも終わりがある。ピーチは喘ぎ声混じりに、俺に訴えてきた。

「あっ、あっ、ああっ……わ、私! もう、達してしまいます。んっ、くう……っ」

ハイヒールを履いた足が、俺の腰に巻きつく。
故意か、それとも無意識にか。どちらにしろ、彼女は離れるつもりがないようだ。
俺も、二度目の射精が近づいていた。
妊娠するかも、などという考えはほとんど頭になかった。ただ、ピーチに受け入れてほしい、とだけ思っていた。
ラストスパート。俺はさらに腰を強く押し付け、ピーチの膣肉から快感を引き出した。
そしてそれはピーチにも恩恵を与え、彼女は涎すら垂らし、悦びを露わにする。
出すぞ、と俺は吠えるように告げた。ピーチはこくこくと、先ほどの俺のように必死に首を振る。
俺はもはやためらわず、先端をピーチの子宮口(もちろん、童貞だった俺に正確にはわかりはしないが)に叩きつけ……
そのまま、二度目とは思えないほど大量に射精した。

「うあっ……ああああああああっ!」

ピーチは嬌声とともに仰け反り、体を大きく痙攣させた。
胎内に注がれる精液を一滴たりとも逃すまいと膣内が収縮し、肉棒を搾る。
気絶しそうな快楽の波に、俺は気を失わないように耐えるので精いっぱいだった。
射精が止まってからも、俺はピーチの体から離れなかったし、彼女も俺を放さなかった。
二人とも、愛の……俺としては彼女の方にも愛があると信じたい……交わりの余韻に浸っていた。
仰け反っていたピーチは、体を起こすと、額から汗の珠を垂らしながら、俺に微笑んだ。

「ふふふ……本当に、死んじゃうかと思いました。とっても素敵でしたわよ」

今度は、俺の方からキスをした。



数日後。俺は相変わらず乱闘をしていた。
今回は悲しくも一位を逃し、二位。勇ましくポーズを決めるマリオに、拍手を送る立場だった。
スマッシュボールに固執し過ぎたのが敗因だ。その隙を突かれて、一気に場外にふっ飛ばされてしまった。
『最後の切りふだ』はたしかに強力だが、決してそれだけで勝敗が決まるというわけではないのに。
反省し、リベンジを胸に帰途につこうとすると、そこにピーチが現れた。
彼女も相変わらず、花のように愛らしい微笑みを浮かべている。

「残念でしたね。あと少しでしたわ」

俺は大仰に肩をすくめ、運が悪かったんだ、と答える。
するとピーチはすっと俺の耳元に口を寄せ、呟いた。

「―――今夜、どうでしょう? また、二人きりのお茶会、しませんか」

その声に含まれた、「女」の気配に、俺の体は一気に熱を帯びた。
戦いの時とは、まったく違う興奮を感じる。俺は、行くよ、としか答えられなかった。
ピーチはふふっと笑い、俺の頬にキスをした。
少なくとも、月を見て寂しさを感じる暇がない程度には……夜の戦いは、激しくなりそうだ。
0107名無しさん@ピンキー2014/09/30(火) 08:52:18.96ID:B7jTZ16t
GJ!
扱い難しそうかなと思ってたけどMiiファイターもいいもんだな
0109名無しさん@ピンキー2014/10/01(水) 16:29:33.78ID:+Bxx8JA/
なかなか便利な竿役だなMiiファイター
カップリングに悩んだ時いいかもしれん
0110名無しさん@ピンキー2014/10/01(水) 18:58:40.60ID:It1kg56c
>>109
もちろん、女miiファイターを男キャラに絡ませるのもアリだな。
彼/彼女らはデフォだと「ゲスト」だし、うまい具合に没個性だから汎用性がある。
0112名無しさん@ピンキー2014/10/01(水) 19:54:09.68ID:FjimivmD
もちろんよかです
0113名無しさん@ピンキー2014/10/01(水) 20:23:32.63ID:ZvbHFaYS
『Self-Insert 2−1』


Miiファイターとして、俺がこのスマッシュブラザーズの世界にやってきてから、早半年。
俺は相変わらず戦いの日々を送っていた。まあ、戦う以外にやることなど、この世界ではそうそう無いのだが。
今回のステージはブリンスタ。狭い上に、戦闘中に足場が割れることがあるという、過酷な戦場だ。
うっかり足を踏み外しても、酸の海がせり上がってきている状態であれば落下は免れるのだが、個人的には酸に焼かれる方が嫌だ。
なので、黄色とも緑ともつかない刺激臭のする液体が足元に忍び寄ってくると、俺はさっさと高台に避難してしまうのだった。
当然、対戦相手もそれを見越しているわけで。

「敵に先読みされるような行動は取るなと、私は教えたはずだ」

向かい側の足場。そこに立つ人影は、赤とオレンジのパワードスーツに身を包んでいた。
今回の対戦相手である、サムス・アランだ。宇宙を股にかける、最強の賞金稼ぎ。
見かけはごついが、その鎧の中に何が隠されているかは、今さら言うまでもないだろう。
サムスのアームキャノンからミサイルが発射され、一直線に俺の方に飛んできた。
今の俺は、ヘビーアーマーに身を包んだガンナーだ。慌ててリフレクターを展開し、ミサイルを跳ね返す。

しかし、それも読まれていたらしい。
サムスはすでにアームキャノンを発砲していて、ミサイルを難なく撃墜。

爆炎が俺の視界を塞いだ。
これはまずい、とその場から離れようとしたが、酸の海は足元にまで迫ってきていた。
しかたなく、俺は右手のアームキャノンをサムスがいると思わしき方向に向け、むちゃくちゃに撃ちまくった。
相手が見えないのだから、狙いもなにもあったものではない。せめて牽制になれば、それでよかった。

赤い爆炎を切り裂いて、オレンジ色のボールが現れる。サムスのモーフボールだ。
この形態では、どう人体が変形しているのかわからないほど面積が小さくなる。
弾もろくに当たってはいないだろう。

俺はアームキャノンを下に向け、弾を発射。爆風の勢いに乗って、サムスに拳を叩きこもうとした。
だが、宇宙最強の賞金稼ぎは、俺の悪あがきを空中でひらりとかわした。そして俺の背後に回る。
振り返ろうとした俺は、視界の端に炸裂する閃光を見た。
それが極限までエネルギーを溜めたチャージショットであると気付いた時には、俺は空の彼方にふっ飛ばされていた。

「……まだまだ甘いな」



正直に言うと、俺はガンナーが苦手である。
攻撃してから着弾まで時間差があるために、素早いファイターにはなかなか当たらない。
うまくタイミングを図ろうと思っても、乱闘の最中ではそんなゆとりはない。
呑気に狙いなどつけていたら、背中からのルイージロケットで夜空のお星様だ。
だから俺の戦闘スタイルは、ファイターやソードマンの方に傾いてしまうのだった。

しかし、せっかく使える手があるのだし、苦手なまま放っておくのもくやしい。
そこで俺は、サムスに教えを乞うことにした。
戦闘のプロだし、ミサイルやボム、チャージショットなどの装備もよく似ている。
サムスも最初は渋っていたが、駅のホームに落ちている噛んだガムよりもしつこく頼み込んだおかげで、特訓をつけてもらえることになった。
もちろん、報酬としてゴールドは請求されているが。
0114名無しさん@ピンキー2014/10/01(水) 20:27:37.62ID:ZvbHFaYS
「今日はここまでにしよう」

ブリンスタからあちこちステージを変え、最後に辿り着いたのは、天空に浮かぶ小さな島、戦場。
遠くに聳える山々は、暮れる夕日で赤く染まっていた。
体力を使い果たし、大の字になって寝転がっていた俺は、サムスの声に体を起こした。
島に生えている低木の幹に腰掛けているサムスは、いつの間にかパワードスーツを脱いでいた。

金色にきらきら光る、腰まで届くポニーテール。
切れ長の目と、引き締まった口元は、俺にクールビューティーという言葉を思い浮かばさせる。
戦いの中で引き締まった肉体は、首から下の、指先から爪先まで、ぴったりと体に張り付く青いボディスーツに包まれていた。
今の彼女は、ゼロスーツサムスと呼ばれている状態だった。
輪郭をまったく隠さないために、重力に背いてつんと上を向く、大き目な胸まで強調されて、俺は目のやり場に困った。
サムスの顔に視線をひた当てて、余計なことを考えないようにする。
それに気付いているのか気付いていないのか、サムスはふうと溜息をつくと、

「射撃戦から格闘戦への切り替えが遅い。相手が見えないからといって、攻撃が雑過ぎる。それに……」

形の良い唇が、つらつらと俺の戦いの問題点を並べていった。
それらは鋭いナイフのようにハートに刺さってゆき、俺はうぐぐと唸り声を上げた。
とはいえ、これは必要なことだった。自分の欠点とは、なかなか気付きにくいものだ。
特に、戦いの間は必死も必死なので、そこまで思い当たることは少ない。
なので、どうしても他人からの指摘が必要だった。欠点を知れば、後はそこを直すために努力すればいい。
二十分ほどして、ハートが刺さったナイフで埋め尽くされると、俺は立ち上がって頭を下げた。
わざわざ時間を割いてもらっているのだ。感謝してもしきれない。
サムスは腰を上げ、ゆったりとした足取りで俺の傍までやってきた。

「礼には及ばないさ、報酬はもらっているんだ。それに、私はただ、お前を叩きのめしているだけだしな。大したことはやっていない」

そして、サムスは少しだけ、口端を上に釣り上げた。

「……前よりも、動きはかなり良くなった。訓練だけでなく、実戦で鍛えてもいい頃だ。今度、乱闘で試してみるといい」

それが褒め言葉であり、彼女が笑ったのだと俺が気付いた時には、サムスはステージから離脱していた。
そのどちらも、俺にとっては初めてのことで。
沈んでゆく太陽を何となしに見ながら、俺の心臓は妙に高鳴っていた。
0115名無しさん@ピンキー2014/10/01(水) 20:29:57.48ID:ZvbHFaYS
この世界における俺の家は、ゲーム『トモダチコレクション』に登場する島の、マンションだ。
もちろん、ステージとして乱闘に使われるものとは違う。そんな所で寝泊まりはしたくない。
純粋に、ファイターの居住用として用意された建物である。
さらにマスターハンドは、他の部分も丁寧に再現したようで、ゲームに出てくる施設もきちんと用意されていた。
たべもの屋や、服屋の存在は、とても助かった。乱闘などで金を稼げば、衣食住には事欠かない。
遊園地も機能しているらしいので、機会があれば遊びに行ってみたい。

住人は俺一人だけだが、他のファイターも遊びに来るため、寂しくはない。
そういえばこのあいだは、むらびとがたぬきちを伴って島を歩きまわっていた。家か店でも建てるつもりか?
ドアを開け、自分の部屋に入ると、人の気配があった。この世界では、いちいち泥棒に警戒する必要はない。
主なファイターの面々はそんなことはしないし、クッパやガノンドルフのような悪役は、もっと大きな悪だくみをする。
まあ、たまに遊びに来たカービィが、誘惑に負けて冷蔵庫に頭を突っ込んでいる、ということもあったが。
しかし、気配と同時に匂ってきた甘い香り――バターや卵、砂糖をたっぷり使った――によって、来訪者が誰なのか、すぐにわかった。
俺は安堵のため息をつき、ヘビーアーマーを脱いで、被っていたMiiフォースのヘルメットを帽子掛けに引っかけた。
リビングで待っていたのは、ワンホールの焼き立てケーキと、花のような笑顔だった。

「お帰りなさい。勝手にですが、ケーキを焼いて待ってましたわ」

そう言って、ソファに腰かけているピーチを見ても、俺は驚いたりしなかった。
数ヶ月前の夜、例のお茶会を経て、俺とピーチの仲はかなり親密になっていた。……マリオに申し訳ないくらいに。
お茶会という建前も徐々になくなっていって、最近ではお互いの部屋に出入りしていた。
もちろん普通におしゃべりをしたり、遊んだりもするが、男女が二人きりで行うアレコレも、しっかりとやっていたりする。
以前ゼルダに「あなたとピーチ、よく一緒にいるの見かけるわね」と言われた時は、心臓が飛び出しそうになった。
あの言葉に、他意はないと信じたい。

「今日も乱闘に行ってましたの? 運動した後は、甘いものが一番ですわよ」

俺が隣に座ると、ピーチはそう言って、ケーキを切り分け始めた。
柔らかいスポンジをナイフで切る手並みは見事で、ソードマンの俺でも真似できそうにない。
そんなところにもピーチの「女の子らしさ」を見つけてしまって、ちょっと胸がどきどきした。

皿にちょこんと乗せられた、苺のショートケーキ。
俺はそれを受け取ると、フォークで掬うように小さく切り、口に入れた。
生クリームのまろやかさと、苺の甘酸っぱさが口に広がる。
甘いものがそんなに好きではない俺も、ピーチのケーキは大歓迎だ。
0116名無しさん@ピンキー2014/10/01(水) 20:31:45.52ID:ZvbHFaYS
「おいしいですか? ふふ、良かったです」

ピーチは自分の分を皿に取っていたが、まだそれには口をつけず、俺が食べるのをにこにこと笑って見ていた。
元いた世界では、女の子にケーキを作ってもらえるような立場ではなかったので、今の状況は、間違いなくこの世界で手に入れた幸せであると言える。

俺はしっかりと味わいながらケーキを完食し、淹れてもらった紅茶で一服した。こんな贅沢が許されるのか?と思ったりもする。
ふとピーチの方を見ると、俺はあることに気付いた。彼女の金色の髪を、白く小さい花が飾っている。

俺はそれに見覚えがあった。
というか、その白い花の髪飾りは、俺がピーチに贈った物だった。

この島の帽子屋には、帽子だけでなく髪飾りも売っている。
何日か前、いつもケーキや紅茶をごちそうになっているお礼にプレゼントしたのだ。
つけてくれたのか、と俺が言うと、ピーチは少し驚いた顔をしてから、嬉しそうに目尻を下げた。

「あなたからいただいたものですから。……気付いてくれたのですね」

女性のおめかしを見逃すほど、俺も無神経ではない。
もっとも、前の世界でそれを発揮する機会はなかったのだが。
だいたい、ほとんど毎日会っているピーチの変化に気付かないはずがなかった。

それからピーチは、ずっとにこにこ笑っていた。
すでに日が落ち、窓の外には夜闇が広がっているが、彼女の笑顔はそれすら照らせそうほど明るい。
俺も気分が良くなって、今日起きたことを彼女に話した。サムスに褒められたことを、だ。
強く凛々しく、常に冷静沈着。この世界に来る前から、ゲームのキャラクタ―としての彼女のことは知っていた。
それこそ、スマッシュブラザーズで操作したことは何度もある。

しかし、実際に意思を持ち動く、一人の人物として対面してみると、見方は変わるものだ。
サムスは、単なるキャラクターから、俺が尊敬するファイターの一人となった。
そんな相手から褒められるというのは、嬉しいを通り越して誇らしい。
そういったことを、俺は楽しくピーチに語っていた。

………ひと段落ついて、彼女の顔を見るまでは。

俺はぎょっとした。
途中から相槌がなかったので変だと思っていたのだが、ピーチの顔から、笑みが消えていた。
ぷくりと頬を膨らませ(これはかわいい)、青い目を細めて、俺を睨んでいた(これはちょっと怖い)。
俺は、機嫌がいい時のピーチしか知らないので、これは推測でしかないが。
もしかしたら、彼女は怒っているのではないだろうか。
俺はおそるおそる、どうしたのか、と尋ねた。何か、彼女が気に入らないことをしてしまったのだろうか。
乱闘から帰ってきて、まだシャワーも浴びていないのが原因でないといいのだが。

ピーチは何も答えなかった。
彼女は無言で、長手袋に包まれた手で、俺の顔を左右から挟み込むと。
そのまま一直線に、俺の唇を奪った。と同時に、滑ついた何かが口内に侵入してくる。
それがピーチの舌だとすぐに気付き、俺は反射的に自分の舌を絡めた。
ディープキスも、もはや慣れたものだった。ここまでいきなりされたのは初めてだが。
んふー、ふー、とピーチの熱い息が顔にかかる。俺の肩に触れる手は、指が肉に食い込んでいた。
少しばかり痛かったが、そんなことを気にしている場合ではない。

ピーチは唇をぴったりとくっつけ、ちょっとでも離れようとすれば、飢えた獣のように再度食らいついてくる。
その密室の中で、ピーチの舌が暴れまわっていた。並ぶ歯をなぞり、舌を舐め、這い回る。
本当に食われるんじゃないだろうか、と俺は怖くなった。
しかし、ここでされるがままでは男がすたる。俺も舌を動かして、彼女に反撃した。
鼻でしか呼吸ができず息苦しいが、途中でやめることなど出来なかった。
互いの口内で唾液が混じり合う心地よさは、どう表現すればいいかわからないほど素晴らしい。
もしも生きていくために息を吸う必要がなくなったら、俺たちは三日も四日もこうしてくっついているかもしれない。
やがて、ピーチはひとまず満足したのか、自ら唇を離した。銀色の糸が伸び、ぷつんと千切れる。
0117名無しさん@ピンキー2014/10/01(水) 20:34:47.62ID:ZvbHFaYS
「はあ、はあ……はふぅ……っ」

ピーチの表情は、蕩けきっていた。
半開きになった口からは涎が垂れ、頬は赤く染まり、目には涙が溜まっていた。
両肩は激しく上下して、その度に、俺の目の前で豊満な胸が揺れる。
俺は手を伸ばし、ピーチの涎を拭ってやった。それで、彼女はにっこりと笑った。
少しは機嫌が直ったのかなと、俺は安心していたが。ピーチの攻勢は、まだ終わってはいなかった。

いつの間にか俺の肩から離れていた手が、今度は股間部に触れていた。
今のディープキスで勃起していたことに、彼女は気付いていたのだ。
ピーチは、ズボンの生地の上から亀頭を撫で回すと、囁くように俺に言った。

「キスだけで、もうこんなに……いけない子は、食べちゃいますね」

ピーチはソファから下り、俺の目の前で膝立ちになった。
そして―――これもまあ、割といつものように―――ズボンのジッパーを下ろし、俺の硬くなったペニスを解放した。
醜いとすら言える男の肉棒と、それにうっとりとした視線を注ぐ、ピーチの美しい顔。
いつ見ても、罪悪感を呼び起こし、そして自分の中の雄に火をつける光景だった。
ピーチは幹を右手の人差指と親指で固定し、左手で髪を掻きあげると、ぺろりと口元を舐めた。
まるで、獲物を目の前にした雌犬だ。

「それでは、いただきます。はむっ……んむぅ」

ピーチは躊躇いなく、俺の亀頭に唇を被せると、そのまま一気に根元まで飲み込んだ。
口内の粘膜が、敏感な部分を擦る感覚に耐えかね、俺はううっと呻いた。
だが、こんなのはまだ、本当に序の口だ。
股間をすっかり占領したピーチは、今度は舌を使って、自分の所有権を主張し始めた。

舌先が鈴口をぐりぐりと抉る。
当然中に入るわけがないのだが、そんなことはお構いなしに、尿道まで掘り進もうとしていた。
一瞬離れても油断してはならない。ピーチは、亀頭にべたりと舌裏を乗せ、左右に動かして擦った。
かと思えば、次は裏筋に移動し、舌を前後させてくすぐってくる。
くびれた部分も丁寧に舐め、汚れを残らずこそぎ取る。この上、両手で陰嚢をやわやわと揉むのも忘れない。
さっきも言ったが、俺は帰ってきたばかりで体を洗っていない。当然体は汗臭いし、股間などもっての他だ。

しかしピーチは、味を感じるための器官を、そこに擦りつけていた。
それがまるで、自分の大好物であるかのように。
俺は奥歯を噛み締め、この情熱あふれるフェラチオに耐えていた。
まだ、ピーチの熱い口の中に留まっていたい。

「はっ、んぐっ……おいひ、おいひいでふ……はふ、んん……っ」

こんな、洗ってもいない臭いのが好きなのか、と俺が聞くと、
ピーチはこくりと顎を引いた。

「ふぉれ……くひゃくて、ひょっぱくふぇ……あなひゃの……ひゅ、ひゅきぃ……♪」

それで、ピーチはさらに興奮したらしい。
頭を激しく上下させ、ペニス全体を刺激し始めた。精液を搾り取るための動きだった。
ふんっ、ふんっ、とピーチの鼻息が荒くなる。
頭を引けば、ペニスに吸い付いている口の肉が離れまいとして下品に伸びる。
時折、舐め回す舌が勢い余って唇から飛び出て、唾液が玉袋を濡らした。
ぐぽっ、ぐぽっ、ぐぽっ、と淫らな音が俺の脳を犯す。膝ががくがくと震えた。
0118名無しさん@ピンキー2014/10/01(水) 20:37:24.38ID:ZvbHFaYS
俺はたまらず、ピーチの頭を両手で押さえた。
女性は無暗に髪を触られるのを嫌うという話を聞いたことがあるが、今のピーチはまったく意に介していなかった。
上下運動の激しさで、彼女の頭に乗っていた王冠が落ち、ごとりと床に転がる。
それすら、ピーチは無視した。
金で作られ、宝石で装飾されたキノコ王家の象徴は、無意味なゴミのように放置された。
この、俺の股間に顔を埋めている女性が、一国の姫君であると思う奴がいるだろうか。
今のピーチ姫は……貪欲に雄を求める、一匹の雌でしかなかった。

尿道の奥から、灼熱の塊が駆け上ってくる。俺は、出すぞ、と叫んだ。
ピーチは離れるどころか、さらにスピードを上げた。長い金髪の先端が、悦びを表現するかのように跳ねまわっている。
我慢する理由はなかった。というか、我慢しきれない。
俺は、ピーチの口の中に射精した。命を削っているのかと思うほど、それは大量だった。

「んぶっ!? はぐっ、ぐぅぅ〜〜〜……ごく、ごく……っ」

ピーチは目を見開き、苦しげな顔をしながら、しかし口は離すことなく精液を嚥下した。
細い首の、喉が動く。俺は自分の精液が、ピーチの食道を流れ落ち、胃に溜まってゆくのを幻視した。
このまま死んでも構わない、と半ば本気で思った。射精って本当に気持ちいい。

出された分を飲み干すと、王女は頬をきゅっとへこませた。
ぢゅぞっ、ぢゅぞぞぞっ、とピーチはわざと音を立てながら、ストローのように吸引する。
尿道にこびりついている分まで吸いつくすつもりのようだ。淫乱としか言いようがない。
そして、ひとまず出切ったことを悟って、ピーチはようやく、ちゅぽんと音を立てながらペニスから離れた。
俺はもはや、指一本動かせなくなって、ぜぇぜぇと荒く息を吐いた。
今までも、何度かピーチにフェラチオをしてもらったことはあるが、ここまで激しいのは初めてかもしれない。
何が彼女に火を点けたのだろうか、とぼんやりと考える。

「ね、どうでした? 私のお口、気持ちよかったですよね? だって、私が溺れてしまいそうなくらい、いっぱい出してくれたんですから……」

そんな、男に媚びるような声を出しながら、ピーチが俺を見上げてくる。
やはり、いつもの彼女と、何かが少し違った。何故かわからないが、なんとなく不安そうに見える。
とにかく俺はピーチを安心させたくて、笑顔を作り、金色の髪を指で梳いた。
ありがとう、よかったよ、と声をかける。ピーチは、嬉しそうに目を細めた。

「んふぅ……ありがとうございます」

その後は二人でシャワーを浴び、場所をベッドに移して、熱い夜を過ごしたのであった。

それから数日後。昼間は戦い、夜は時々爛れた時間を過ごす俺に、ある変化が訪れた。
サムスが、俺を避けるようになったのだ。
0121名無しさん@ピンキー2014/10/02(木) 00:30:44.82ID:wxezt37e
Miiファイターはどう足掻こうがオリキャラになっちゃうからな
そこらへん苦手な人も出てきそう
0123名無しさん@ピンキー2014/10/02(木) 14:04:25.29ID:wkDEWfzv
枯れ木も山の賑わいと思って書いたけど
駄目ならやめるよ
0125名無しさん@ピンキー2014/10/02(木) 17:40:29.81ID:jMHNOW9X
むしろここで切られたら生殺しもいい所だ…
乱闘しながらのんびり待ってるよ
0126名無しさん@ピンキー2014/10/02(木) 18:05:40.85ID:BQsUi0m5
投下もしないで文句だけ言うお客様気取りは無視してたらいい
Miiも女体化も擬人化もどんとこい
苦手な人に対してはNGしやすいようにしてたらいいだけじゃね?
0128名無しさん@ピンキー2014/10/02(木) 20:06:58.50ID:lrmjUmIS
注意書き把握
基本的になんでもありだから
読みたく無いやつは読まなければいいわけだし
0129名無しさん@ピンキー2014/10/02(木) 21:15:33.94ID:Wev424cq
気が引ける&ちょっと長めの場合はwikiに貼ってある
アップローダに上げるという手もあるぞ
0130名無しさん@ピンキー2014/10/03(金) 19:54:12.83ID:NakIARvy
女体化ネタを誰かオナシャス
0131アイク×ピット♀2014/10/03(金) 22:39:01.40ID:dDdRp9Ps
ちょうど女体化ネタものが書けたのでアイク×ピット♀投下
苦手な人は名前欄NGしてくれ
0132アイク×ピット♀2014/10/03(金) 22:39:53.93ID:dDdRp9Ps
――よいですか、ピット。天使たるもの、いついかなる時も油断は禁物ですよ。
――はい!心得ております、パルテナ様!


「うわーっ!!ここにこんなものがあるなんて……!」

ある晴れた日の昼下がり、天使は一人感嘆の息を漏らす。
二度目となる大乱闘への参戦、本日試合のないピットは、
一度目とはまた仕様の異なる施設内を探索していた。
人の分け入らないであろう森林の奥へと好奇心の赴くまま進んだ先に見つけたものは……

ピットが愛してやまない温泉であった。

「これこそまさに、秘湯!ってやつかなぁ。こんなとこ、滅多に来れないよね。」

温泉の周りをぐるぐる歩き品定めをするかのように観察する。
大人数で入るには小さい温泉だが、一人で入るとするなら十分すぎるほどで、
文字通り羽を伸ばして堪能できること請け合いである。
ファイター達の過ごす寮にはもちろん浴場があるが、
なにしろ大乱闘に参戦する人数は毎度増えており、
いくら広い浴場と言えど常に人や人でないものでごった返していて
広い風呂を独り占めして悠々と過ごす、ということはほぼ不可能であった。

「ここは見つけた人の特権ということで……入っちゃってもいいよね!ピット、一番風呂行きまーす!」

と、勢いよく温泉に飛び込もうとしたが何かを思いピタッと静止する。


「誰も来ないだろうし、たまには……いいかなぁ」

普段、ピットは神殿以外で温泉に入る際、着衣のまま入浴していた。
それは主パルテナからいかなる時であれ油断は禁物であると口を酸っぱくして教えられため、
それに忠実に従っていたのであった。
しかし、着衣入浴に慣れているとは言え、やはり服を脱いで入る時とは解放感もリラックス感も違う。
できればやはり、着衣のままではなく裸で湯に入りたい。
ピットは人目を警戒して辺りを見回す。
0133アイク×ピット♀2014/10/03(金) 22:41:13.47ID:dDdRp9Ps
空は抜けるように青く晴れ渡っていたが、森は静寂に包まれており、何者かが潜む気配もない。
ファイター達が普段行動している範囲からもかなり遠く外れている場所であるため、突然誰かが現れる!
といった可能性とは無縁のように思われた。

――そもそもここまで遠くに来てしまって、ボクはちゃんと帰れるんだろうか?

と別の不安が生まれる。

「とりあえず……多分、きっと、誰も来ない!……はず。短い時間だったら大丈夫だよね。……きっと。」

もごもごと言い訳をしながら自らの羽衣に手を掛ける。そのままするすると脱いでいく。
パルテナがピットに着衣のまま入浴せよと指示しているのは、
もちろん裸の時や着替えの最中など油断しているときに敵に襲われなどしないように、
という予防策としての面と、もうひとつ理由があった。
すっかり衣服を取り払い、一糸纏わぬ姿となったピットの胸には、ほんのわずかにだが膨らみがあった。
脚の間には、雄の証明――は、無く、無毛の丘に未だ誰の侵入も許していない乙女の秘所があった。


「ピット、我々にとって人間は守るべき対象ではありますが、
 同時に警戒しなくてはならない存在でもあります。
 彼らは知恵を持つ賢き民ではあるのですが……
 獣のような野蛮な面を秘めている者がいるのも確かです。」
女神パルテナはかつての大乱闘参戦の際に、愛しい天使にこう指導した。
「ですから、地上に降り立つ際にはこのように性別を隠し、
 決して暴かれぬように気を付けるのです。いいですか?」
「わかりました、パルテナ様!」
「大乱闘に参戦するファイター達は皆紳士的な英雄だとは思いますが、一応対策しておかないと。
 男性陣がかなり多いので何が起こるかわかりませんから……万一、本が薄くなるような展開になったら即ヤラレチャッタですよ。」
「本……?」
「こちらの話です。幸いある程度隠せばあなたの性別は傍目にはわからないはず。くれぐれも気を付けて。」
「はい!パルテナ様!」
「胸もまっ平らだから潰さなくても大丈夫ですね。まな板でよかったですねピット。」
「うう……パルテナ様ひどい……。」

それ以来、ピットは女神パルテナの指示に忠実に従い、前の大乱闘では見事隠しおおせたのであった。


「ちゃちゃっと出たら大丈夫だよね!前だって全然バレやしなかったし、
 今回はパルテナ様だって一緒に参戦してるから何かあったらきっと何とかしてくださるはず!」

慢心しきったピットはすっかり油断して、女神との約束に反し、温泉を素肌で堪能するべく足を差し入れた。

「うひゃー!!癒されるー!!」

あれよあれよという間に肩まで浸かる。温泉は天使にとって癒しの力が強いようで、
ピットの顔はふにゃふにゃに弛緩しきっていた。

「すごいなー。プライベートビーチならぬプライベート温泉……。
 なんか変だな。温泉って英語でなんていうのかなぁ。まぁいいや。」
0134アイク×ピット♀2014/10/03(金) 22:44:17.70ID:dDdRp9Ps
一人であれこれ言いながら、翼を湯のなかに思いっきり広げ、四肢を放り出して湯を堪能する。
夕日に近づきつつあるが日はまだまだ明るく、さんさんと気持ちのいい陽射しを浴びながら入る温泉は格別であった。
短い時間だったら大丈夫……などと入る前には言っていたはずが、完全に時間を忘れ、ご機嫌な天使は歌まで歌い出す始末。

「パルテナ様は〜いつも笑顔〜♪ボクはおかわり二杯まで〜♪」


「妙な歌だな。」

突然後ろから声をかけられる。
しまった。こんなに寮から離れた場所なら誰かに見つかることもないと思っていたのに。油断していた。
ごめんなさいパルテナ様……などと思考をあちこちに巡らせながら、ピットは声の主を確認しようと後ろを向く。
逆光でその大きな影のみが一瞬映し出された。

「ゴリっ……!?」

やがて目が光に慣れ、その姿をとらえる。

「あ、アイクさん!!??」
「いま一瞬何か違うことを言いかけなかったか?」

アイクは少しむっとした様子であったが、ピットにとってはそれどころではなかった。
まずい、バレてしまう、このままではパルテナ様曰く即ヤラレチャッタだ。
なんとかしなくては。なんとかできるのか……。
早くなんとかしないとアイクが獣のように襲いかかってくるかもしれない!ああ今にも……!

「しかし……温泉か。こんな奥にこんなものがあるとはな」

(……あれっ?)

ピットの焦りに反してアイクの反応は至極穏やかなものであった。

(パルテナ様の話だと、もっと、なんか、ウガー!でグオー!な感じになるかと思ってたのに……)

予想外の反応に拍子抜けして呆けていると、アイクが自分の鎧を外し、
服も脱ごうとしていることに気づいた。

「えっ……ぬ、脱ぐんですか!?」
「ああ。俺も折角だから入ってみようかと思ってな。なんだ、独占する気か?」
「い、いえ別に全然そんな気は……ええっと、ただその、なんていうか」
「なんだ?男同士なんだから気にすることもないだろう。妙な奴だな。」

その言葉にはたと気がつく。

男同士。
そう言った。
0135アイク×ピット♀2014/10/03(金) 22:46:02.05ID:dDdRp9Ps
(バレてない!ウソ!?)

視線を落とし自らの体を確認する。
この温泉は澄んだ湯ではなく濁っており、湯のなかに入ってしまえば中の様子は見えない。
下半身は全く見えないため、肝心な所はアイクにはまったくわからないだろう。
鎖骨から胸の上にかけての部分は湯から出ているため見えてしまっているが、
幸い?その膨らみがわずか過ぎるため、全くバレていないようだ。
穏やかな胸ですね――ふと誰かの声が浮かんだ気がする。

そうか……ボクの胸程度だと全く気付かれやしないんだな……。


まな板でよかったですねピット。

パルテナの声が脳裏に蘇る。ハイ、よかったですパルテナ様。よくないけど。

とにかく今のところはバレていない。
このまま温泉に浸かり続け、アイクが出ていったあとにこっそり出よう。
そうすればきっと最後までバレずにすむはずだ。そうだ、そうしよう。

一人であれこれ考えているうちにアイクの方はすっかり裸になっており、まさに湯に入らんとしていた。

「あ゛っ…わわわ、わ!」

変な声が出た。それも仕方がない。アイクの肉体は見事に鍛え上げられ、まさに筋骨粒々という言葉がふさわしい。
前の大乱闘ではその振るう剣に比べてむしろ華奢であるとまで言われていたが、いまやその面影はどこへ消えたのやら。
華奢という言葉とは程遠い、泣く子も黙るような逞しい姿に成長していた。

対してピットは部下のイカロスマッチョ以外に雄々しい肉体の持ち主などほとんど見たことはない。
そのイカロスマッチョや、ほかの部下のイカロスでさえ裸体など見たことがない。

目の前のジャングルでも余裕で生きていけそうな蒼炎の勇者が、ピットが初めて目にする異性の裸体であった。

(こ、これは……ダメ、ダメだ!)

思わず手で顔を覆う。が、好奇心もあり指の隙間から窺い見てしまう。

(あー……あれが、その、いわゆる……)

指の僅かな間から天使が凝視するのは、アイクの脚の間。
話には聞いたことがあったが、それはピットが最初に見る男性器であった。

(大きいなぁ……あれ何にどう使うんだろう……って言うか
 何見てるんだボクは!うそ!うそうそ!別に興味なんか無いんだからな!!)

手で顔を覆ったままはげしくかぶりを振る。自分の中にある邪な好奇心を振り払うかのように。

「どうしたんだ?」

湯に浸かったアイクはピットが妙な様子である事に気づいた。

「ベベベ別にっ!?何でもナイデスけど!?あーいいお湯デスネ!?」

本人としては極めて冷静を装っているつもりであるが、怪しすぎる事は言うまでもない。
しかし本人は混乱していて気づかない。
0136アイク×ピット♀2014/10/03(金) 22:46:34.13ID:dDdRp9Ps
「そう言えば、風呂場であんたと会ったことが無かったな」
「エエ……そそそうですね……!」
「苦手なのか?他人と一緒の風呂は。例えば、裸を見られるのが嫌だとか。」

「!」

そうだ!その手があったか!このまま頑なに湯に浸かり続けていればいずれ怪しまれてしまうだろう。
しかし、裸を見られるのが嫌だとか、そういうことにしてしまえば怪しまれずに済むかもしれない。

「そうなんです……ボク、羽が生えてたりほかの人と身体が違うでしょ?だから……」

どうかこのまま誤魔化されてくれ。パルテナ様、ボクをお守りください。
必死で祈りながらピットは言葉を紡いだ。

「そうか、だが気にすることはないだろう」
「へ?」
「確かに常人とは身体の構造が違うだろうが、ここにはもっと変なやつがいるだろう。
 玉に手足が生えたようなやつまで複数いる。羽どころか尻尾や角まで色々生えているやつもいる。
 違うからといって気にすることはない。違うか?」

しまった。

確かにファイター達は翼があるからどうこうとか言っている場合ではないほど多種多様である。
この言い訳は通じなかったか。

「それに、俺のいたテリウスではお前のように翼がある種族もいる。
 鳥翼族と言うんだが……だから、その、なんだ。俺は見慣れているし、本当に気にすることはない。」

なんと暖かい気遣いであろう。もし本当にコンプレックスを持っていたなら救われたであろうが、
ウソをついている身としてはただただ肩身が狭くなるのみであった。


「ぁ……アリガトウゴザイマス……」

うまく盾にできると思っていた前提が儚く崩れ去り、更に嘘をついている罪悪感もあり項垂れる。

どうしよう。
元々嘘をついたりするのは上手くない。これ以上どう誤魔化せばいいんだ。
考えを巡らせているピットの耳にザブザブという音が聞こえる。
次いで、頭に何かが乗った感触。
0137アイク×ピット♀2014/10/03(金) 22:48:10.66ID:dDdRp9Ps
「ほら、気に病むことはない。な?」

気づけばアイクがそばにいてピットの頭を撫でていた。
大きな体つきにそぐわぬ優しい手つきであったが、ピットとしてはそれどころではない。

(あ゛あ゛あ゛あ゛近い!近い!っていうかバレちゃう!ダメ!ダメ!どうしよう!!!)

予想外の事態にただただ混乱する。とにかくこれ以上近くにいると間違いなくバレてしまう!
彼から離れなければ!どうやって!?ああ、近くで見ると本当に逞しい肉体。
まったく未知の雄の肉体。顔が熱い。そんな事に気をとられている場合ではないのに!

思考がぐるぐる回る。
そして視界も回りだす。

(あれ……!?)

音と湯の温度が遠ざかる。視界も薄く暗く閉じていき……
「おい、どうした!のぼせたか!?」アイクの声が彼方で聞こえたような。
アイクがこちらに急いで駆け寄ってくる様子がかすかに見える。世界が遠い。
自分の肉体が誰かに持ち上げられたような気がする。
あれ?それってけっこうまずいんじゃ。朦朧とした頭でぼんやりとそんな事を考えた。

ピットは湯から上げられると徐々に意識を取り戻した。
どうやら興奮やら何やらが相まってのぼせたようだ。
温泉の縁の岩場に上半身を預ける姿勢で寝かせられていた。
思考が回復するにしたがって状況をじわじわと理解した後、
ハッと気づいて身を起こし、身体を隠す。が、もうすっかり遅かった。

「その、すまん……。のぼせていたようだったから、夢中で……。
 全然気づかなかったが、そういうことだったんだな。」

アイクが隣で気まずそうに目をそらしながらぽつりぽつりと呟く。


  バレた。


ようやっと冷静さを取り戻したピットは自分の状況を悟った。
自分の身体は濁った湯からすっかり上げられ、もう隠すものなど何もない状態ですべてをアイクに曝したのだ。
これ以上はもう何もごまかせはしない。

――天使たるもの、いついかなる時でも油断は禁物です。

パルテナの教えが響く。ああ、パルテナ様、申し訳ありません。
ボクはどうやらこのまま即ヤラレチャッタコースのようです。
ピットが絶望のまま放心していると、次にかけられた言葉は予想外に優しい声色のものであった。
0138アイク×ピット♀2014/10/03(金) 22:48:47.83ID:dDdRp9Ps
「安心しろ。誰にも言わん。俺もこの事は忘れる。」

仕方がなかったとはいえ、悪かったな、とアイクは付け足す。
よく飲み込めず、頭のなかで反芻する。

「え……言わないって……忘れる、って……?」
「言葉の通りだ。何か事情があるんだろう?俺はもう触れない。その方が良いだろう。」
「うそ……。」
「何がうそだ。信頼できないか?」
「いや、あの、ええっと、パルテナ様から聞いてたことと随分違うから……驚いて、その、ごめんなさい」
「あの女神から?一体どんな話を聞かされていたんだ」
「えーっと人間は賢いけど獣で油断すると即ヤラレチャッタだから
 気を付けなさいってずっと言われていたんです」
「……???よくわからんが随分な言われようだな」
「ごめんなさい、その、騙すつもりがなかったって言ったら嘘になるんですが……」
「ああ、気にするな。女神も考えあっての事だろうからな。悪意がないのはわかっている。」

なんと優しいのだろう。前々から頼れる人物であることはわかっていたが、
こうやって実際にその優しさに触れると感動する。
改めて、目の前の勇士は信頼に足ると実感した。

「アイクさん。ありがとうございます。……その、アイクさんでよかったです。」
「礼を言われるような事じゃない。まあ、あまり気にするな。
 ……そうだ、このままだといかんな……。俺はもう上がろう。
 あんたも着替えるといい。気まずいだろう、色々と。」

アイクはいまだ裸のままの少女天使に気をつかって切り上げようとしたが、
当の天使からの返答は意外な提案だった。

「いいえ。まだ浸かっててください。ねえアイクさん、
 どうせバレちゃったんだしもうこのまま一緒に温泉に入りましょうよ。」
「それは……。あんたが良いって言うなら構わないが……いいのか?」
「はい。ボクの都合でアイクさんの折角の温泉を邪魔しちゃ悪いですし。
 それにもうアイクさんには隠す必要ないですしね。何て言うんですっけ。
 毒キノコ食べるなら軸までってやつですよ!」
「それはそんな誤った食育指導のような言葉ではなかったと思うが」
「いーから!湯冷めしちゃいますよ、浸かりましょ!温泉ですよ温泉!」

ピットの勢いに押されてアイクはずるずると湯に引き込まれる。
アイクが温泉の底に座り込むと、そこにピットがぴったりとくっついてきた。
もはや何も隠す必要はないからと開き直っているのか、打って変わってえらく積極的だ。

「やー、いいですねえ!温泉!これ裸の付き合いってやつですか?
 あー隠す必要がないって気楽〜〜」
0139名無しさん@ピンキー2014/10/03(金) 22:55:47.08ID:rKWWQFZQ
すまん連投引っ掛かった上に変なことになってるのに気づいてなかった、ごめんなさい
0141アイク×ピット♀2014/10/03(金) 22:59:15.09ID:dDdRp9Ps
天使は危機感など一切無しにのんきすぎる事を言いながら体重を預けてくる。
先程抱えあげたときは無我夢中で意識していなかったが、やはりその柔肌は少女のそれである。
ピットの体型はまだまだ幼い子供に近いようなものであったが、
その柔らかさを妙に意識してしまい――

(まずい!)

アイクはまだまだ若い精力溢れる青年である。
多少幼いとはいえ異性に密着されて無反応でいられるほど枯れてはいない。
しっかりその性器は興奮を受けとめ勃起していた。
濁った温泉で助かった。これが丸見えだったらピットは悲鳴をあげていたかもしれない。
先程まではピットがバレないよう苦悩していたが、立場逆転である。
今度はアイクがバレぬよう苦心する番であった。

ピットはと言うと、もはや自らを煩わせるものは何もないとばかりに楽にしている。
物珍しげにアイクの肉体を観察して、わあアイクさんの腕、
ボクより二周りくらい大きいんじゃないかなーなどと呑気な歓声をあげているが、アイクは気が気ではない。
と、その時、足を滑らせたのかピットの身体がアイクの方へ倒れこんだ。
行き場を失った手が、今アイクが最も触れて欲しくない場所へと触れた。

「えっ!?な、なにこれ」

ピットは驚いて手を引っ込める。なにか未知なる固いものに触れた。
脚だろうか?いいや、それは脚とは大きさのまったく異なる棒状のナニカであった。

(まずい……このままだと非常にまずい!!)

アイクはどうにかこのまま何事もなく切り抜けねばと思ったが、
次の瞬間またしても股間にピットの手が触れる。

「あった!これだ!」
「!?何をっ……」

なんとピットはわざわざもう一度自ら探り当ててきた。
小さな指先がアイクの性器をちらちらと撫でていく。

「こ、これはなんですか?一体……どうなっているんですか?」
「っ……!」
0142アイク×ピット♀2014/10/03(金) 23:00:19.24ID:dDdRp9Ps
無知ゆえの天然の言葉責めめいた疑問を口にする。その間も探る手つきは止まらない。
やっている本人は完全に無自覚だが、
アイクの方としてはくすぐったいような快感を与えられ続けているのだからたまらない。
更に、探っていたピットの手がアイクのそれを握りこんだ。刺激に限界を受け、白濁を発する。

「うわっ!?跳ねた!?」
「……ぅ、はっ……ゃ、めろ」

やっとのことでアイクは制止の言葉を絞り出すが、すでに遅かった。
赤茶に濁った温泉の湯のなかに白が混ざり込んでいく。

「あの、ごめんなさい……ボク何かしてしまったんですか?」

鈍いピットもアイクの様子の変化におろおろしだす。

「すみません、ボク、えっと……何か変なことしてたらごめんなさい」

とんでもないことをしでかしておきながら無知故になにもわかっていない。
その無垢な姿に妙な気がわき起こる。

汚してみたい。
この白を、純白の翼を背に持つ何も知らぬ天使を己の色で染めてみたい。

アイクの内にそんな感情が芽生えた。
その勢いのまま、欲望がアイクの理性を食いつくさんとする。

アイクも、そしてピット当人も、パルテナが警告していた本当の懸念である、
天使のもつ魔性の魅力については無知であった。
人を狂わせ、理性を殺し、獣の性を目覚めさせる天使の魔性を。

アイクが湯から立ち上がる。先程射精したばかりだというのにもう股間のそれは硬く屹立していた。

「う、わぁ!?」

ピットは思わず素っ頓狂な声をあげた。

なんだアレは!?

ピットは眼前の状況がうまく飲み込めず目を白黒させる。
さっきアイクが温泉に入る際に見たものと同一とは到底思えないが、
別のものに生えかわったわけがないので恐らくソレがアレなのだろう。

なぜこんなことになっているんだ。
最初見た時からすごいものがぶら下がっていると思っていたが、あれはもはや凶器である。

「あの……一体何が……どうなって……」

しどろもどろにピットが言葉を紡いでいると、アイクがそのままピットに覆い被さってきた。

「んひゃっ!?」
「……これが何か知りたいか」

アイクが低く唸る。

「えっ……」
「教えてやろう。お前の体に」
「ちょ、ちょっと何を――!?」
0143アイク×ピット♀2014/10/03(金) 23:02:20.06ID:dDdRp9Ps
抵抗しようとするもアイクの圧倒的な力量の前ではたやすく征服される。
武骨な手がなだらかな胸に触れる。ほとんど肉が付いていないような薄い身体だが、
男にはない柔らかさがそこにあった。

「ゃ、くすぐった……ひゃん!!」

太い指が淡い色合いの乳首を摘まむ。そのままゆっくりと指の腹で擦る。

(なに?これ……)

くすぐったいような、微弱に電流が走るような初めての感覚にピットはただひたすらに戸惑う。

「あ!」

とうとう片方を口に含まれる。ピットは逃げない。
身をよじって抵抗しようにもアイクに易々とねじ伏せられるのは目に見えている。それに……。

「んぁ!あっ……は、ぁ……」

ピットの身体が跳ねる。自身の胸に吸い付くアイクの頭を抱き締め、呟く。

「もっと……」

ピットはもはや逃げたり抵抗することは考えていなかった。
今まで知らなかった感覚が自分の中に芽生えつつある。
くすぐったいような、怖いような。
ソレが何なのかもっと知りたい。恐怖はあるが、それよりも好奇心が勝った。

要求に答えてアイクは更に勢いを強める。

「あ!……や、やあぁ……!!」

与えられた刺激に素直に反応する。

「や、ぁあ!気持ちい……!!」

感じたまま善いと言葉にする。自分の発言に驚きピットが思わず両手で口を抑える。
ピットの腕から自由になったアイクの頭が胸から離れる。

「次だ。」

短くそれだけ告げると、指を下の方へと這わせて行く。

「ひぅ……っ!」

くすぐったさにピットが耐えていると、指先は下腹部を経て秘所へと行きつく。
既にそこは十分に潤っていた。
誰も受け入れたことのないそこをほぐすかのようにゆっくり指を動かす。
すると愛液がくちゅくちゅと音を立てる。

「ぁ……だ、だめそこっ……!」
「こんなに濡らしておいて何を言う」
「お……温泉、入ってた、から……やっ……!」
「違うな。温泉の湯じゃない。自分でもわかっているだろう」
「ひぅっ……し、知らない……こんなのわかんない……初、めて……んぁっ!」

アイクの太い指がより内部に進もうと侵略してくる。
ただの指の一本ですらも、初な身体には、思考をそれに乗っ取られる程の刺激になる。

「ぁ、はぁ、はぁ…あっ……!」
0144アイク×ピット♀2014/10/03(金) 23:04:23.04ID:dDdRp9Ps
自分の内部が、突如訪れた異物に困惑している。だがアイクはお構いなしに指を進める。

「ひあぁあ…っ!やだ…だめだめだめ、怖いっ……!」
「だめ?何がだ……随分としっかりくわえこんでいるようだが」

内部をゆっくり掻くように指を動かす。
異物に驚いていた身体も徐々にそれを受け入れ、しっかりと吸い付き締め上げていく。

指一本でもかなり狭い。
自分のを挿れたら裂けるのではないか、とふとアイクは考えたが、ここでやめることは叶わない。
アイクの方も、天使の魔性に悩まされているのである。
身体を密着させるとピットの肌の柔らかさと共に不思議な香りが伝わってくる。
その芳香は天性の媚薬とも言うべきで、嗅ぐ者の脳を支配し理性を徐々に蹂躙していく。
頭の一角が痺れるような心地がする。
本来ならば指ではなく己の剛直を突き立て獣が如く犯し尽くしたいところではあるが、
ピットを必要以上に苦しめてはならない、と辛うじて残った理性が衝動と闘っているのだ。

「ぃあっ!あ……あふ……」

指をもう一本増やす。相変わらず狭いものの、徐々に解されてきたそこは二本目を受け入れた。
そのまま腹の方に指を折り曲げ内壁を強く摩ってやるといっそう強く吸い付いてくる。

「あ、あ、だめ、ぇ、変になる、変になっちゃうからぁ……っ!」

何か未知なるものが自分の中に生まれてきている。
中を摩られると電撃のような快感が走り、身体の奥がジンと痺れる。
それを連続してやられるからたまらない。

「ぁ、だめ、ぁ、あ、あぁあ゛ー……っ!!」

とうとうひときわ大きい電流が肉体を駆け抜けた。
いつのまにかピットの目尻に涙が浮かんでいる。
熱に浮かされた虚ろな目ではぁはぁと荒い呼吸を吐く。
霞がかったような思考の一角で自分の内部がアイクの指を強く締め上げているのを感じていた。

「どこがいいか……人間も天使も、変わらないようだな」

アイクも呼吸を荒くしながらゆっくりと指を引き抜く。
指と共に透明な愛液がたっぷりと引き出され、温泉の湯の中に重く垂れていく。

「はっ、はっ、ぁ……」

ピットは快楽の名残に身を震わせていたが、
ゆったりと余韻に浸る暇も、自分に何が起きたか考えさせる暇も、アイクはピットに与えない。
もう理性の限界であった。

「ひっ……!?」

ピットの片足を上げさせ、愛液に光るそこに男性器を宛がう。その熱に思わずピットが怯む。

「うそ、でしょ、入らないです……!!こんなの、指よりずっとおっきくて太い……!!」
「……悪いが、こっちも、色々……限界なんでな……すまないが」
「ひ!?ぃ゛あっ……む、無理無理無理!!!」

すさまじい圧迫感と共に亀頭が肉を割り開きながら浸入してくる。

「痛゛、いだぃ、痛いよ……ひぎっ!!あ゛ぅ、ぐ、むりぃ……っ!!」
0145アイク×ピット♀2014/10/03(金) 23:06:11.41ID:dDdRp9Ps
誰も受け入れたことのない箇所にその剛直は辛すぎた。
極太の杭を身体に打ち込まれるが如き激痛が走る。
より内部へと進もうとする度、メリメリと破壊される音が聞こえるような気さえする。

ああ、自分の肉体は今、侵略されている。身を裂かれる痛みがそれを如実に伝えてくる。

「………ぁ゛っ……ぃ゛いい゛…痛ぃい…ッ!!」
「最初なら仕方がない……、受け入れろ」

切羽詰まった様子のアイクの声が聞こえる。
受け入れろとは言うがこの激痛は耐えがたい。
内部を火掻き棒で拡張されているような感覚。
結合部からは血が流れ、破瓜の痛みを視覚化する。
だがそんな状況でもとうとうアイクの全てを納めてしまう。

「動くぞ」
「だだだめそんな……ッ!!壊れる……ぅ、ぁ、や゛っ!!あぐぅぅ……っ!!」

強引にアイクが腰を動かす。ピットの出血には気づいてはいたが、
それで動きを緩めるほどの理性はもはや残っては居なかった。
己の中の獣の衝動に従うまま、狭い狭い膣内を無理矢理に動いていく。

「い゛っ!や、あ゛あ゛ぁぁあ!痛、やめて、やめて死んじゃう!!」

あまりの激痛に悲鳴をあげるが、動きは止まらない。
涙がぼろぼろ出てきてピットの頬を濡らす。
激しい動きに温泉の湯が跳ね、ばしゃばしゃと派手な水温を鳴らす。

「ぃ……は、ぁ、あう……ん……」

時と共にピットの声に艶が出てくる。
恐るべきは天使の驚異的な回復力。
場所が温泉であるが故に、その癒しの力で急速に回復したのだ。
信じられないくらいの激痛を味わっていたはずなのに。
痛みが段々と遠ざかり、新たな感覚が首をもたげる。

「はぁあ……あん!……ひぅ……」
「……っは、善く、なってきたようだな……」

アイクの上擦った声が更にピットを興奮させる。
自分の肉体はこの男にどれ程の快楽を与えているのだろう。

「はぁ……あ!やっ、奥、気持ちいい……っ!!」

とうとう口をついでた快楽の言葉。先程破瓜の痛みに咽び泣いた同じ身だとは思えぬほど。
痛覚はとうに消え、今は完全に快感に塗り替えられていた。
恥らいなど持つ余裕もなく、ただ素直に己に打ち込まれるそれから生じた愉悦に身を委ねる。
0146アイク×ピット♀2014/10/03(金) 23:07:35.92ID:dDdRp9Ps
「ここか……っ?」
「あぁあっ……!!うんっ……そこ、奥、気持ちい、です……っ!もっと……!!」

口の端から唾液が垂れていることにも自分では気づかない。
この天使はすっかり快楽に堕ちたのだ。
内部を太い杭が出入りするような感覚がたまらない。
特に最奥をごりごりと刺激されると、頭が真っ白になるほどの快感が生まれる。
言葉を紡ぐことすら出来ずただただ嬌声を垂れ流すより他はない。
あとはもう、ただ昇り詰めるのみ――

「ああ……っ!やぁ、ああ……っ、ぉ、おかしくなっちゃう……ぼ、ボク、もう、もう……!!」

無意識に、より深く快感を貪ろうとアイクの動きに合わせて腰をグラインドさせる。
悦楽にうち震え、翼の先がピンと伸びる。
アイクもお望み通りとばかりに最奥を滅茶苦茶に突きまくると、
ピットの膣肉が一層アイク自身を強く締め上げた。

「ぃいい……はっ、もうだめ、あ、ああぁあ゛ーーッ!!!」
「うっ……ぁっ!!」

一際大きな喘ぎと共にピットが果てる。ビクビクと背中が撓り、手足ががくりと力なく垂れる。
強い締め付けに耐えきれずアイクもピットの膣内に己の精を放つ。
大量に膣内に叩き込まれた白濁を、ピットの膣は吸い上げるような動きで子宮内に取り込んでいった。

身体がだるい。あれこれ考える余裕もない。
今はただ、この快楽に浸っていたい――――ピットは目を閉じて己の感覚に酔いしれた。

一連の行為が終わり、双方頭が冷えてくると、徐々に自分達の状況を飲み込み、驚愕する。


――しまった!!
もはやそんな言葉では済まされぬ有り様だ。

アイクは頭を抱える。天使を、それも見たところ13歳ばかりのピットを犯してしまった。
これでは丸っきり犯罪じゃないか……。
ピットは呆然とする。なんだかとんでもない事になってしまったのはわかる。
パルテナ様、ボクはヤラレチャッタんですね……。

いつの間にか日は暮れ始め、夕陽が二人の姿を赤く照らす。

「……その、すまなかった。謝って済む事じゃないが……」
「いえ、ボクも変なことして……。ゴメンナサイ……。」

お互いぎこちなく謝りあったあと、しばし顔を見つめあい、やがてどちらともなく吹き出す。
なんだか愉快な気持ちになりしばらく笑いあった。

「今日の事、色々秘密にしてくださいね?」
「ああ。勿論だ。……色々と、な。」
「あ、早く帰らないと暗くなっちゃう。」
「まずいな、迷って帰れなくなるかもしれん。
 急いで帰らないとな……。とりあえずお互い服を着るか。」

服を取ろうと方向転換したアイクの背にピットが密着してくる。そして、囁く。

――また来ましょう、ね?
――お前がいいのなら、な。

夕陽に照らされる中、秘密の約束が結ばれた。

0147アイク×ピット♀2014/10/03(金) 23:09:30.27ID:dDdRp9Ps
以上です
途中変な事になってすみませんでした
あとすごい長かった
失礼しました
0148名無しさん@ピンキー2014/10/04(土) 00:16:38.25ID:cNpyZA9R
乙です!
パルテナやってると違和感があるwww
でもたまにはこういうのいいね!
0149名無しさん@ピンキー2014/10/04(土) 21:49:36.79ID:haJxijd5
いいね!テンポも良くて読みやすかった
書き手が増えてきてくれたのも嬉しいね
0150名無しさん@ピンキー2014/10/04(土) 23:17:04.31ID:AVERgZ9r
乙!
ピット可愛いかった
0151名無しさん@ピンキー2014/10/05(日) 00:23:37.76ID:aee0MxTr
読んでてドキドキした
ピット、Xの時より心なしか顔が可愛くなった気がするし妄想がはかどるね
0152名無しさん@ピンキー2014/10/05(日) 11:36:14.77ID:RnQuYRC0
続き物とか掲載したい 他の方々のエロ力作の息抜きになるようなやつ
0153名無しさん@ピンキー2014/10/05(日) 12:26:47.32ID:RnQuYRC0
 僕は「この世界」で、たくさんの仲間に囲まれて、本当に楽しい毎日を過ごしていた。
 みんなで試合をして、ホームランコンテストをして、マスターハンドに挑戦して。
 最近では新しいファイターさんたちもたくさん迎え入れて。この世界は賑やかになって……
 そんな楽しい日々がいつまでも続くと思っていた。

 でも違った。
 僕達の住む世界の平和は、希望は、いとも簡単にばらばらにされてしまった。

 数年前、亜空の使者の脅威が僕らの世界を襲ったことは記憶に新しい。その時は顔も知らないメンバーたちが自然と集まり、いつしか大きな力になって、悪の親玉のタブーを倒したんだった。
 でも、この話はそれで終わったわけじゃなかった。
 タブーがいなくなった後にも、世界中には亜空軍や影虫たちが残っていた。僕らファイターは残ったそれらを駆除するために何度かこの世界を回ったりもしたけど、一方で、亜空軍の残党は僕達が知らない時空の狭間に集まり、密かに戦力を増やしていた。
 そしてある時、それらが堰を切ったように、僕達のところに一斉に襲い掛かってきた。
 この世界の二度目の危機。僕達は新しく量産される亜空軍を相手に一生懸命戦った。でも、ダメだ。倒しても倒しても、後から後から出てくる。
 ゼルダ姫はこの雰囲気を敏感に察しとり、こう言っていた。
「何者かが、裏で糸を引いているようです……」
 でも、僕達が一致団結して、その何者かの正体を暴くには至らなかった。
 タブーがいなくなった今、亜空軍たちの中心核がどこにいるのかも分からない。なすすべもないまま、僕達はひたすらに防戦を続けていた。
 相手の圧倒的な数の前に、次第に僕らは劣勢になっていった。多くのファイターは彼らに捕獲され、捕まらずにすんだ残りのファイターのほとんども、広大なこの世界に散り散りになってしまったのだ。

 
 僕はみんなとはぐれて、たったひとりでこの世界をさまよっていた。
 みんなの安否は分からないし、無事だとしても、どこにいるのか見当もつかない。そして、僕はこれからどうすればいいのか分からない。
 そうしている間にも、各地に散らばったファイターを捕獲しようと迫り来る亜空軍たち。当然、僕の前にもそれは現れた。
 僕だって亜空軍と対峙すれば戦闘は頑張るけど……実を言うと、僕はファイターの中でも特に弱かった。
 みんなと一緒に大乱闘をしていた頃、マスターハンドからもガッツがないと評価されていたし、戦績もいつもビリから数えたほうが早いくらい。
 そんな僕が、こんな状況に置かれて何が出来る? 僕に出来ることは、世界中にのさばる亜空軍たちから身を隠しながら、他のファイターたちと合流できるのを願うことだけだった。

 僕はひたすらに亜空軍から逃げ続けて、怯えながら各地を彷徨い続けていた。
 けれど、深い樹海の中で、僕はとうとう一人のファイターと合流することが出来た。
0154名無しさん@ピンキー2014/10/05(日) 12:30:01.24ID:RnQuYRC0
「……!」
 深い森を歩いていた僕は、道の先に何かの気配を感じて、とっさに身をかがめた。
 亜空軍が現れた時は、いつもこんな風だ。戦いに乗り出すことなんてとてもできない。
 僕は大きな切り株のそばに隠れて、道の先の様子を伺った。
 
 そこには、わらわらと郡をなす亜空軍と一人のファイターが戦っていた。
 多数の亜空軍を相手にしていたのは、すらりと背が高く、色白……というか真っ白な、健康的なお姉さん。
 Wiifitトレーナーさんだった。この世界にファイター登録されたばかりで詳しくは知らないけど、ヨガと健康のエキスパートであり、軽やかな身のこなしと体術を生かした戦闘が得意だと聞いている。

 トレーナーさんは複数の亜空軍に囲まれながらも、一歩も引かずに戦っていた。
 本当は、彼女がたった一人であんな大勢の敵と戦っているなら、僕だってすぐに助けに飛び出さなきゃいけないはずだ。
 でも僕は意気地がなかった。僕は怖くて怖くて、木の陰に隠れて、助けようか、どうしようか迷うことしか出来ずにいた。
 
 トレーナーさんは僕とは違う。戦闘力と勇気を持っていた。新人さんとは思えない勢いで、襲い掛かってくる亜空軍たちを迎え撃っている。強い一撃で、向かってくる亜空軍を跳ね飛ばし、攻撃を見切って丁寧に回避も出来ている。
 彼女はたった一人で、ずっとこんな風に戦っていたのか。戦うことができたのか。僕はいつしか、怯えるどころか彼女に見とれてしまっていた。

 敵のほうを見渡してみると、亜空軍との戦いでは何度も遭遇したお馴染みの面子だった。
 様々な武器をかまえたプリムに、大きな目玉に電気を帯びた触手を持つパッチ。浮遊する雷雲のようなスパー。亜空軍の襲撃時にはいろんなところで見かけた尖兵たちだ。
 でも、見たことのない亜空軍も何体かいる。特に、少し奥のほうで他の亜空軍たちを統率している、プリムに似た別の亜空軍兵は見たことがない。
 体色が赤茶色だけどファイアプリムとは違い、少し頭身が高く、長い剣をかまえ、首にスカーフのようなものを巻いている。あれも新しいタイプのプリムだろうか?
 
 トレーナーさんは亜空軍との戦いが終わった後にこの世界にやってきたファイターだ。でも、彼女はこの事態が起きて初めて目にするであろう亜空軍を相手に臆することなく、それらに戦いを挑んでいる。
 ぼ、僕も戦わなきゃ。そういう気持ちはいっぱいなのに、足が震えて動かない。なにしろ、あんなたくさんの亜空軍は、前の襲撃の時にも相手にしたことがないからだ……でも、このままだとトレーナーさんが……

 僕が見ている前で、トレーナーさんは次々に亜空軍を倒していった。でも、やはり多勢に無勢のようだった。
 トレーナーさんは敵の飛び道具を何度か受け、特に浮遊する敵を相手に苦戦を強いられているようだった。トレーナーさんの上空を飛び回るパッチの無数の触手は鞭のように振るわれ、その手数でトレーナーさんは次第に押されていく。
 そうして、いつしか彼女の腕には、パッチの縄のような触手が巻きつけられ、彼女がそれを振り払う前に、ぐんと宙に持ち上げられてしまった。

 そのまま複数の触手が彼女の肢体に絡みつき、鞭打ちの跡をつけ、激しい電撃を送って、タンクトップやスパッツの中にまで触手を潜り込ませようとする。
 なんて酷いことを。過去にも亜空軍とは戦ったけど、あの時は、こんなに執拗な攻撃をしてきただろうか? 単にファイターと戦うというよりは、まるで苛めるように、辱めるようにして責め落としているようだった。力技でない分、余計に卑怯だ。
 いや……それを言うなら、そんな様子を黙ってみていて、放っておく僕のほうがよっぽど卑怯で……酷くて……
0155名無しさん@ピンキー2014/10/05(日) 12:33:42.87ID:RnQuYRC0
 トレーナーさんの端正な顔が苦痛に歪む。触手はいまや身体中に巻きついて、彼女を酷い電気責めにしていた。彼女は電撃に痺れて、うなだれた手がびくんと痙攣する。
「……! や……やめろー!」
 気がつくと、考えるより先に体が動いていた。亜空軍に立ち向かえる自信も勝算もなかったけど、もう、そんなことを気にしている場合じゃない。
 僕は敵の群れめがけて飛び出し、がむしゃらに体当たりして地上にいたプリムたちを退けた。戦う手は何も考えていなかったけど、僕には浮遊する敵への攻撃手段がある。トレーナーさんを捕まえているパッチが僕に気づいて隙を見せたので、サンダーでまとめて撃ち落した。
 技を放った後、トレーナーさんに僕の攻撃が当たらなかったか背筋が寒くなったけど、運よくトレーナーさんに当たることはなかった。
 パッチたちは散らばるように吹き飛び、触手がほどけてトレーナーさんが泥の地面に落ちてしまう、悔しいことに、それを受け止める術は僕にはなかった。
 僕は周囲を取り囲む亜空軍を警戒しながら、トレーナーさんのほうを気にした。もろに落下したけど、大丈夫だろうか? まさか僕のせいで……なんてことを気にしたけど、トレーナーさんは無事のようだ、すぐに身体を起こした。
 そして、僕のほうを見て
「あ、あなたは……」
 突然の加勢に来た僕に驚いている様子だった。僕は、今まで引っ込んでいたのを申し訳なく思って、思わず
「ご、ごめんなさい……」
 と口走ってから
「僕も手伝います! 空の敵は任せて!」
 攻撃の手を再開した。
 彼女と状況を照らし合わせたり、暢気に会話をしている場合じゃない。周囲を取り囲むたくさんの亜空軍を、とにかくどうにかしないと。

 トレーナーさんはすぐに分かってくれた。彼女はすっと立ち上がり、すぐに姿勢を直して戦闘態勢を取り戻した。
 ここからは、二人一組での戦いだ。 
 トレーナーさんは分散する敵全てに気を配るのをやめて、地上にいる、自分の攻撃範囲の敵に集中しはじめる。空の敵は、僕に任せてくれるということだ。
 僕はその信頼に応えるため、トレーナーさんを守るようにして、上空の敵を牽制した。
 言葉を交わす暇もない、一瞬の気の緩みも許されない戦いだったけれど、僕達は、思いのほか息を合わせて戦うことが出来た。
 正直、こんな大群にかなうわけないと思っていたのに、僕の攻撃の手が間に合わない場所にトレーナーさんがうまくサポートをしてくれるので、集中力を切らさずに戦うことが出来る。

 僕らを取り囲む亜空軍の数が減ってきた。この調子なら、ここにいる分は殲滅もできるかもしれない、と少し調子が上がってきたときだった。
 先ほど気にしていた、あの赤茶色のプリムが前に飛び出してきた。トレーナーさんは僕の背後の亜空軍で手一杯なので、このプリムは僕が相手をしなければならない。
 でも、妙だった。このプリム、他の亜空軍と何かが違う。こんなプリムははじめてみるのに、どこか、前にも見たことがあるような……

 そうだ、この刀身の長く細い剣、そして構え、戦術がファイターのロイさんにそっくりなんだ。
 僕は一瞬、みんなで平和に戦っていたあの時のことを思い出した。ロイさんとも試合をお願いしたことがあったっけ。あの時は、ロイさんの剣の切っ先から逃げられずに、一方的に攻撃をされていた……
「うわぁっ!」
 一瞬ぼんやりした隙をつかれた。赤プリムは信じられないスピードで僕に襲い掛かり、僕はあっという間に切りつけられてしまった。
 トレーナーさんがぱっと振り向き、僕の異常に気がついた。僕はすっかり姿勢を崩されてしまい、赤プリムの追撃を受けるばかりだ。

 でも、赤プリムの次の一撃が僕めがけてくる前に、僕は肩をぐいと引っ張られた。そして
「逃げましょう、早く!」
 トレーナーさんからの鋭い指示が入る。辺りを見ると、周囲の亜空軍たちの群れはだいぶまばらになっており、撒こうと思えば撒けるくらいにしか残っていない。
 トレーナーさんは周囲から抜け出せそうな隙を突いて、そこにめがけて素早く走り出す。
「こっちです!」
 彼女は僕を置いていくつもりのわけではない。有無を言わず、全速力でついていくしかなかった。僕はすぐにトレーナーさんの後に続いて、後方にもう一度フリーズを放ち、敵が少し怯んでいる隙にその場を逃げ出した。
0156名無しさん@ピンキー2014/10/05(日) 12:36:02.57ID:RnQuYRC0
 僕らは亜空軍の追っ手から全速力で逃げ続けた。僕はトレーナーさんに何にも言うことができないまま、足が速い彼女の後に息を切らしながらついていくしかない。
 彼女は僕に合わせて走るスピードを加減しているのか、この鬱蒼とした森の中でも、ぎりぎり見失うことはなかった。
 そのまま駆けて、駆けて、駆け続け、いつしか背後から来る亜空軍たちの気配が消えてももっと走り続けた。

 そうして敵と遭遇した地点からだいぶ走った後、トレーナーさんはやっと走りを緩やかにし、それから僕に振り返ってくれた。
 僕はもう、呼吸も荒く頭をくらくらさせながら、気がつくと、トレーナーさんの腕の中に倒れこんでいた。
「大丈夫ですか? 少し無理をしてしまいましたね」
「は、はい……」
 僕は息つぎの合間に、やっとトレーナーさんに声をかけることができた。それでも、ほとんど息絶え絶えで、全身が痛くて動けずトレーナーさんの腕に抱かれているしかない状態だったけれど……。
 仕方が無い、トレーナーさんのしたことは正しかった。このくらい命がけで走らなければ、あの亜空軍たちを撒くことはできなかったんだ。
 きっと僕一人だったら、いつしか諦めて走るのをやめてしまっただろう。彼女に助けられた。
「落ち着くまで楽な姿勢をして、ゆっくり呼吸してください。あまり息を吸いすぎないように」
 トレーナーさんに言われたとおり、僕は時間をかけて呼吸を整える。トレーナーさんは、時折周囲を警戒しながらも、そんな僕の様子をずっと見守ってくれた。

 僕が普通の息を取り戻すまではずいぶん時間がかかり、ようやく呼吸が整ってからも、ダメージと緊張でへたりこんでしまった。
 トレーナーさんは僕を楽な姿勢で座らせ、それから前にしゃがみこんで、改めて挨拶をしてくれた。
「……リュカさん、ですね。Wiifitトレーナーです」
「う、うん……よろしく……」
 僕のことは、覚えていてくれたみたいだ。僕より年上のお姉さんなのに、物腰丁寧だった。

 僕とトレーナーさんとはファイター同士。でもトレーナーさんとは、これまでほとんど……いや、全く話をしたことがなかった。初めてこの世界に来たときの対面で、顔を合わせたくらいだ。
 彼女はこの世界にファイター登録されたばかりの頃から高レベルの試合に臨んでいて、僕とマッチを組まれることもなかったし、彼女が開催していたという健康教室にも僕は顔を出していなかった。ましてやプライベートで話すことだって一度も無かった。
 だからか、まるで初対面のような挨拶になってしまう。

 そして僕はここにきて、改めてトレーナーさんのことをじっくりと見ることが出来た。
 トレーナーさんはさっきからずっと、常に視線がまっすぐで、明るくはきはきとして強く見えた。とってもかっこいい。
 ここまで一人で乗り切ってきたことは、優れた戦闘力の証だった。彼女はたくましかった。僕なんかと違って……

「リュカさん、お礼を言うのが遅れてしまいました。助けていただいて、本当にありがとうございます」
「はぇ……助け……」
 僕は酸欠気味で少しぼーっとしていたけど、その言葉を聞いてすぐに頭がクリアになった。
「そ、そんな! 助けただなんて! 僕、ずっと怖くて隠れていただけで……」
 そう、お礼を言われるなんてとんでもなかった。僕は今までずっと逃げ隠れし続け、トレーナーさんが危ない時にもなかなか前に出られずにいたのに。
 思い出すほど情けなくなる。それでも、トレーナーさんは僕に感謝し、僕のことを褒めてくれた。
「ぼ、僕、なかなかトレーナーさんを助けられなくて……それでトレーナーさんがあんな目に……」
「それでも、勇気を出して私のことを助けてくださったじゃありませんか。謙遜なさらなくてもいいんですよ」
「そ、そんな、僕達ファイター同士なんだから、当然だよ! 僕なんか……」
 僕はもう、申し訳なくて、恥ずかしくて、トレーナーさんと顔も合わせられない。

 トレーナーさんが僕のことを素直に褒めてお礼を言ってくれているのが分からないわけじゃない。
 でも僕は、そんなに褒められるようなファイターじゃないんだ。僕は時々自分が嫌になってしまう。褒められると、余計に辛くなる。
0157名無しさん@ピンキー2014/10/05(日) 12:38:28.01ID:RnQuYRC0
「リュカさん? 何を悩んでいらっしゃるんですか?」
 トレーナーさんが不思議そうに僕を見つめてくる。僕のことを知らないんだから、無理もないか。
「トレーナーさん、僕、本当は、ぜんぜんだめなんだ」
「だめ、とは?」
「僕、今日までずっと、何にも出来ないでうろうろしてただけなんだ。亜空軍が怖くて、不安で、何にも出来なかった。こうしている間にも、トレーナーさんとか、みんなは亜空軍と戦ってるのに。……だから僕は」
 それ以上の言葉は出なかった。ただただ情けない。こんな自分をなんとかしようと思うけど、それも出来なかった。

「リュカさん、聞いて下さい」
 トレーナーさんは、俯いていた僕に声をかけてくれた。優しいけれど、とても芯がしっかりした口調だった。
 僕が顔を上げると、トレーナーさんは僕の目をしっかりと見つめて、僕に話をしてくれた。
「リュカさん、私はファイターになるずっと前から、人々の健康を預かる仕事をしていました。多くの方々から健康の相談を聞き、アドバイスをしてきたんです。
 そうすると、私のところへ相談にやってくる多くの方は「自分は運動が苦手」とか「身体が硬くて困っている」と仰るんですよ」
「えっ? う、うん。それで?」
 その話には純粋に興味があった。……僕も人事ではないからだ。僕が相槌を打つと、トレーナーさんは頷いて続ける。
「しかし、そういう方々と一緒にトレーニングしてみると、意外と運動向きの身体だったり、柔軟体操をすればちゃんと体が柔らかくなったりするものなんです。
 皆さん、自分に自信がないだけで、内に持っている身体能力に気がついていないだけということも少なくありません」
「内に持っている能力?」
「はい。私はそういった方を、何人も見てきました」
 トレーナーさんは僕のことをじっと見つめながら、その話をした。
 もしかして、僕のことを言っているのかな? 僕は運動はあんまり得意じゃなくて、物理攻撃もPSI強化を頼りにしているところがある。でも、やろうと思えば、もっと強い攻撃ができるようになるとか。
「僕は、鍛えればもっと強くなるってこと?」
「もちろんそれもありますが」
 トレーナーさんの言いたいことは違ったみたいだ。
「私が思うのは、自分の能力に気づかない、それはなにも健康に関することだけではないのではいかということです。自分が持っている強いものに、気がついていない……
 リュカさん、あなたは先ほど、自分に自信が無く、出来ないことばかりだと仰っていました。でもそれは、ただ自分がそうだと思い込んでしまっているだけなのではないでしょうか」
「えっ……でも、それは本当のことなんだ。だ、だって僕、トレーナーさんみたいに勇気をもって戦えない。それに、他のファイターのみんなだったら、きっと迷わずにトレーナーさんを助けたと思うんだ、あの時。それなのに僕は……」
 僕が思っていることを並べようとしたら、トレーナーさんは僕に近づき、僕の両肩に手を置いてくれた。
「リュカさん、この世界には様々な才能を持っている人がいます。彼らの優の部分ばかりを見ていては、自分の優れているところを見落とし、自分がダメなんだと思い込んでしまいますよ。
 ……確かに、ファイターの皆さんの中には凄い方も多いですからね。自信がなくなることはあるかもしれません。……しかし」
 トレーナーさんは僕のことをじっと見つめる。僕のほうが恥ずかしくなるくらいにだ。そのグレーの瞳は、まるで僕の心に直接語りかけてくるようだった。
「あなたは襲われている私を助けてくださいました。そこにどんなに迷いや葛藤があっても、私にとってはそれだけが全てです。本当に、ありがとうございます。……リュカさんは、逃げたりせずに私を助けてくれたんです。
 そのことだけは本当のこと。ですから、どうか自分は劣っているなんて思わないで、自信を持ってください」
 僕は彼女の言葉に驚いて、呆気にとられてしまった。でも、凄く嬉しい言葉だった。トレーナーさんは自分が教える相手にはいつもこうやって接しているに違いない。
「トレーナーさん、あ、あの……」
 僕は彼女の言葉をじっくりと考え、あの時のことを思い出した。そうだ、確かにトレーナーさんの言うとおり。僕は散々迷ったりしたけど、あの時は無我夢中で、トレーナーさんを助けようとした。
 あの、助けようとした気持ちだけは、嘘じゃない。そう思うと、自然と気持ちが明るくなった。
「……分かった。うん、トレーナーさんがそう言ってくれるなら。……僕も、頑張ったよ」
 なんだか少し嬉しい気分になって、トレーナーさんに頷き返した。
0158名無しさん@ピンキー2014/10/05(日) 12:39:15.46ID:RnQuYRC0
 トレーナーさんは僕の肩を軽く叩いて手を離し、きれいな姿勢で、背後の岩に腰掛けた。
「気づくべきものに気づけば、人の能力は必ず伸びるものです。だからリュカさん、あの時の勇気と自信を、決して忘れないで下さい」
 そう言ってから、トレーナーさんの表情は少しだけ怪訝になり、
「それは、これからの戦いで絶対に必要になるものだと思います」
 背筋がぞくっとなるような言葉に続いた。

 トレーナーさんの言うとおりだ。
 僕達はとんでもない戦いの中に放り出された真っ最中。弱気や不安にかまっている場合じゃない。
 そのために、僕はあの時の一握りの勇気を忘れちゃいけないんだ。これから、この地獄を生き抜くためにも。


 僕達は互いに持っている情報を交換しようと、とりあえずこれまでのことをかいつまんで話し合いはじめた。
 でも、結局のところ、状況は僕もトレーナーさんも同じ。他のファイターたちから引き離されて、単独行動している、という以上のことはなかった。
「これからどうしよう……ずっと逃げ回っていかなきゃいけないのかな……」
 彼女と出会えても、その点はなんにも変わりない。そう考えると、やっぱり、気分が滅入ってしまった。
 でも、トレーナーさんは僕にこう言ってくれた。
「以前、この世界を亜空軍が襲撃した話は聞いています。その時も、絶望的状況の中、ファイターが集まり、脅威を乗り越えたのだそうですね、素晴らしいことです。……だとしたら、これから取るべき道は同じではありませんか?」
「えっ?」
「とにかく、他のファイターたちと出来るだけ多く合流すればいいのです。そうすれば、戦力も強まりますし、情報も集まります。もしかしたら、なすべき道も見つかるかもしれません」
 確かにその通りだ。でも、そんなにうまくいくだろうか。
「会えるかな、他のファイターたちと……」
 僕の胸にはただただ不安がいっぱいだった。もちろん、一人でいるときよりはずっと心強い。でも、だからといって、もう何も怖くないとか、この先うまくいきそうとか、まだまだそんな風には到底思えなかった。
 でも、トレーナーさんは違った。 
「大丈夫、こうして私とリュカさんが会えたのです。それにこの世界だって無限の広さではありません。もしかしたら、すぐにまた他のファイターたちと出会えるかもしれませんよ。
 諦めたら絶対に出会えませんが、諦めなければ、出会える可能性はいくらでもあるんです」
 なんて前向きなんだろう。それに説得力もある。
 僕は一人で考え込むと、不安を募らせるばかりだった。でも不思議なことに、彼女の言葉は僕の心をみるみる元気にしてくれる。
「そうか、諦めなければ。うん、そうだよね。分かった。僕も、下ばっかり向いてるのはもうやめる」
 自然とそんな言葉が出てくる。今までの僕なら思いもしなかったような言葉だ。

 空が明るくなり始めた。僕達が思っていた以上に、時間は進んでいたようだ。
 トレーナーさんはすっと立ち上がり、軽く伸びをして僕のほうを向き
「リュカさん。ともあれ、ここで出会えて本当によかったです。ここからは一緒に行動しましょう。よろしいですか?」
「えっ! う、うん! もちろん!」
 僕もトレーナーさんに続いてすぐに立ち上がった。
 山の向こうに太陽が昇ってきているのが見える。気のせいか、昨日までより空がずっと明るく見えた。今までは、どこまで歩いても、どれだけ逃げても、ずっと真っ暗が続いているような気がしていたのに。
0159名無しさん@ピンキー2014/10/05(日) 12:40:12.33ID:RnQuYRC0
「……!」
「あっ、トレーナーさん!」
 でも、僕達の前にすぐに安らぎは訪れなかった。今まで狙っていたのか、日の出と共にあっちも動き出したのか。もう、あちこちから亜空軍が現れてきた。
 僕はこれまではずっと一人ぼっちで、亜空軍を相手に逃げ続けてきた。でも、今はもう違う。一緒に戦う仲間がいる。だから逃げちゃいけないし、逃げなくても戦える。
「トレーナーさん!」
「えぇ、分かっています」
 僕達は互いの死角を補うように、背あわせの位置で立った。亜空軍は四方八方から沸いてきて、じりじりと僕たちに近づいてくる。
 こうして敵と向かい合うと、やっぱり怖い気持ちも捨てきれず、緊張が解けない。足が震える。
「リュカさん、深呼吸」
「えっ?」
 僕は彼女に言われたとおり、息を大きく吸って、それからゆっくりと吐いた。
 気持ちが落ち着く。集中力が戻ってきた。それから、自信も。見回してみると、僕の打撃力でもあしらえる敵ばかりだ。大丈夫、いける!
 僕が拳をぎゅっと握り締めたのを見て、トレーナーさんは自分の正面の敵から目を離さないまま、僕にもう一言だけ耳打ちした。
「フォーメーションは、先ほどと同じで大丈夫ですね?」
「う、うん……!」
 僕は空を確認した。やっぱり、浮遊する敵が、少し距離を置いている。これらの相手をするのは主に僕だ。

 僕達と亜空軍は少しの間、互いをにらみ合っていた。そのうち一体のプリムが痺れを切らして、僕達に向かって突っ込んでくる。戦闘開始だ。
 僕は慌てず、向かってきた一体をキックで払いのけた。PSIでパワーを高めた蹴りなら、プリムくらい難なく倒せる。
 最初の一体を合図に、敵がいっせいに迫ってきた。でも、大丈夫。落ち着いて戦えば、負けたりなんかしない。
 戦っている最中には、背後のトレーナーさんには目をやらなかった。僕は正面の敵から目を離してはいけないからだ。でも大丈夫、トレーナーさんだってきっと僕とおなじ、ちゃんと敵を倒しているに違いない。
 
 今の僕の中には迷いは無かった。
 トレーナーさんは僕と行動を共にしてくれる。共に戦ってくれる。だから僕も、彼女の隣で亜空軍との戦闘を頑張らないといけない。彼女に迷惑をかけないため。
 他に細かい理屈なんていらなかった。僕はその一心で、今までの恐怖心を捨てて、今も、これからもずっと、亜空軍たちと向き合うことに決めた。
0160名無しさん@ピンキー2014/10/05(日) 12:43:32.49ID:RnQuYRC0
日曜の昼間から突然お粗末様でした。

発売前からこの二人の絡みとか妄想していたにも関わらず、箱を空けたらまさかの。そのやり場のない怒りを文章にしただけ。
もし続編が書けましたらトレーナーさんをいっぱい陵辱したいね! この呼称だとポケモントレーナーの立場がないですが。きっとレッドとか呼ばれてるんですよあっちは。
0162名無しさん@ピンキー2014/10/05(日) 16:41:48.22ID:iV53CyT+
乙でした。いいよねWiiFitトレーナー…
というところで、俺も投下していいかしら
0163名無しさん@ピンキー2014/10/05(日) 16:53:29.39ID:+QpF8rKu
乙。リストラ組(と言ってしまうのも寂しい)キャラ選択画面にいなくともあの世界にはいるんだよ…
0164名無しさん@ピンキー2014/10/05(日) 17:04:10.68ID:icXYIQGO
お願いします
0165Miiファイター2014/10/05(日) 17:08:30.56ID:iV53CyT+
それではお言葉に甘えて

※Miiファイターと女性キャラの絡みがございます。
 苦手な人は回避してください。
0166Miiファイター2014/10/05(日) 17:10:30.99ID:iV53CyT+
『Self-Insert 2−2』

それはもう、どう考えても気のせいではないくらい、サムスは俺を避けていた。
乱闘で一緒になっても、最中はもちろん、終われば一言も交わさずに立ち去ってしまう。
そうでない時は、そもそも彼女を見かけることすら稀だった。
当然、特訓も中止になっている。取り付く島もない、という言葉の意味を、俺は思い知らされた。

そんな状態が一週間も続くと、俺はだいぶ落ち込んでいた。
特訓を通じて、少しはサムスと仲良くなれたのではないかと思っていたが、それは勘違いだったのかもしれない。
本当はずっと迷惑に思っていて、我慢の限界がきたのではないか。
そんな考えが、頭の中にしがみ付いていた。

「ここのところ、どうも元気がないみたいだが……何かあったのか?」

乱闘の帰り。そんな風に声をかけてくれたのは、キャプテン・ファルコンだった。
筋骨隆々の男らしい肉体をブルーのスーツに包み、赤いヘルメットの額部には、その名の通り隼のエンブレムがついている。
アメコミのスーパーヒーローを思わせる外見に違わず、ファルコンは頼りがいに溢れる男である。
最初に俺がこの世界に迷い込んだ時、それとなく気にかけてくれたのも彼だった。
今回も、意気消沈している俺に気付いてくれたらしい。
俺は少し迷った。ファルコンに相談して、どうにかなるような問題だろうか。
しかしファルコンは、俺の心を見透かしたように、

「俺が力になれるかはわからないが、一人で悩むよりは楽になるんじゃないか」

そう言って、彼は分厚い胸の前で腕を組んで、俺の言葉を待っていた。
結局、俺はファルコンの好意に甘えることにした。
彼の言うとおり、いつまでも一人でうじうじしているのは、もうたくさんだ。
俺が一連の出来事を語るのを、ファルコンは指を四角い顎に当て、ふむふむと聞いていた。
話としては単純なので、五分とかからない。
要するに、今まで特訓をつけてくれていたサムスが、急に俺を避け出した、というだけである。
聞き終えたファルコンは、少し考える素振りをしてから、口を開いた。

「サムスがなぜ君を避けているのかは、俺にはわからん。だが、君との特訓が嫌になったというのは無いと思う」

どうしてそれがわかる?と聞くと、ファルコンは口元に笑みを浮かべた。

「サムスと飲みに行くと、よく君のことを話してくれるよ。口では『なかなか上達しない』や『面倒だ』と言っていたが、とても楽しそうな顔をしていた。この前も、『ようやくマシになってきた』と。君の成長を喜んでいたな」

基本的に、この世界にいるファイターは戦闘能力が完成されている。
マリオやリンク、目の前のファルコンもそうだ。リュカも性格は気弱だが、本気になればやはり強い。
なにせみんな、ゲームの主役や悪役を務めた猛者たちなのだ。まあ、一部例外はいるが。
そこに基づくプライドがあり、戦って互いに技を磨きはするものの、誰かに教えを請うというようなことは滅多にない。

だが、俺は違った。
この世界に来るまでただの一般市民だった俺は、戦い方を誰かに教えてもらうしかなかった。
そんな俺に頼られたことが、サムスにとっては新鮮で、憎からず思っているのではないか、とファルコンは言った。
0167Miiファイター2014/10/05(日) 17:12:23.82ID:iV53CyT+
本当に?と俺は思わず聞き返した。
それが事実なら嬉しいが、ならばなぜ今になって、サムスは俺のことを避けているのだろうか。
ファルコンはううむと唸って、思い当たることを探し、記憶を掘り返していた。

「……関係があるのかはわからないが。一週間前だったか、珍しくサムスとピーチ姫が、何か話しているのを見たぞ」

サムスとピーチ。たしかに、それは珍しい組み合わせだった。
女性同士とはいえ、クールとおっとりでタイプが違うためか、二人だけで話している姿は見たことがない。
仲が悪いというわけではなく、単に話題が合わないのだろう。

「ああ、そういえばその頃からか。サムスが一人で、何か考え込むようになったのは……ちょうど、さっきの君のように」

俺は首を傾げた。
たしかに、ファルコンに話して少しは気が楽になったが、謎がさらに増えてしまった。
サムスは、いったい何を考えているんだ?

ファルコンに別れを告げて、俺は家路についた。
サムスのことは気がかりだったが、今できることは何もない。もやもやを胸の中に抱えるのは辛いが。
帰宅した俺はシャワーを浴び、軽く夕食を摂って、ソファに寝そべった。
その際、先日のピーチとの情交でできた染みを見つけてしまい、ちょっと恥ずかしかった。

ふと、何か音楽でもかけようかと思い、俺はソファから降りた。
このマンションには他に誰も住んでいないから、騒音だのを気にする必要はない。
だがその時、テーブルの上に置いてあった、携帯電話(トモダチコレクションで、住人の満足度が上がった時にプレゼントするあれだ)が鳴った。
また、ピットがパルテナ様からの無茶ぶりに耐えかねて、愚痴でも言いたくなったのだろうか。
俺は電話を取り、耳に当てた。そして目を見開いた。

『……私だ。サムスだ』

たしかまだ、彼女には俺の番号を教えていなかったはずだが。
いや、今はそんなことはどうでもいい。
先週から今日まで視線すら合わせていない彼女が、一体何の用事なのか。
俺が聞こうとするのを遮るように、サムスは要件を告げてきた。

『明日、特訓を再開する。場所は戦場。ファイターの姿で来い』

混乱した俺の頭を冷やすように、彼女の声は平坦だった。
何か、緊張しているように聞こえるのは気のせいか。本心を悟られないよう、一気にまくしたてているかのような……
サムスは、最後に特訓の時間を指定してから、一方的に電話を切った。
俺は、なんだか嵐が通り過ぎたかのような気分になっていた。返答する隙すら与えてもらえなかった。
0168Miiファイター2014/10/05(日) 17:14:37.35ID:iV53CyT+
そういえば、と俺は思い出す。
特訓に誘うのは、常に俺の方からで、サムスからというのは一度もなかったはずだ。

しかも、なぜファイター? 
これまでは、ずっとガンナーでやってきたのに。

不可解なことが多過ぎて、何から考えればいいのかわからない。
しかし、彼女からお誘いが来たということは、まだ望みはあるはずだ。少なくとも、顔も見たくないとは思われていない。
俺はとりあえず、約束の時間に遅れないように、今夜はもう寝ることにした。

そして、翌朝。俺はステージ・戦場に立っていた。
遠景の山脈から、朝日が顔を出しているのが見える。
念のため、約束の時間の十分前にやってきたのだが、サムスはそれよりも早くやってきていた。
今回は、最初からゼロスーツで………しかも、いつもとは違う。
通常のゼロスーツは、全身を覆うタイプだ。しかし今回、彼女は青のショートパンツにブラトップという出で立ちをしていた。
たしか、メトロイドフュージョンに登場したサムスが、こんな格好をしたことがあるのではなかったか。

普通のゼロスーツも十分に官能的だが、今のサムスは、すらりとした足やくびれた腰、小さな臍まで露出していて、もうどこを見ればいいかわからない。
露出度で勝る者は、もはやドンキーコングくらいなものだろう。奴は裸ネクタイだ。
俺の姿を認めたサムスは、早々と武器のハンドガンを両手に構え、銃口を向けてきた。挨拶も無しだ。
聞きたいことはいくらでもあったが、今は会話する時ではないらしい。俺は慌てて身構えた。

「始めるぞ」

そう短く告げて、サムスが発砲。
彼女のパラライザーは強力だが、弾速は遅く、射程も短い。
俺は後ろに飛び退き、光弾が消失するのを見送った。
もちろん、サムスの攻撃は、それだけでは終わらない。両足のジェットブーツで加速し、一気に間合いを詰めてくる。
間髪入れず、サムスは鋭い回し蹴りを放ってきた。俺は腕をクロスさせ、その一撃を防いだ。

………その際、大きく広げられた股間を見てしまい、俺はどきりとした。
ピーチもそうだが、大股開きになることに躊躇が無さ過ぎる。
呑気にしている場合ではない。ここからまたパラライザーでも来るかと、俺は警戒した。
しかし意外なことに、サムスはそこで一端、攻撃の手を緩めた。
そして、距離を取るでもなくその場から、何とも言えない視線を俺に送ってくる。

「この程度では、駄目か」

そんな風にサムスが呟くのを俺は聞いたが、何のことかわからなかった。
俺をおいてけぼりにしたまま、サムスが攻撃を再開する。剣のように振り被られる足をかわし、俺は拳を握った。
ガンナーならともかく、慣れているファイターであれば、俺も他の連中に引けを取らない。
俺とサムスは、しばらくの間右に左に飛び回り、激しい戦いを繰り広げていた。
0169Miiファイター2014/10/05(日) 17:17:22.84ID:iV53CyT+
時間が経ち、日も昇り切った頃、俺は確信していた。
サムスには明らかに、特訓ではない、他の意図がある。

彼女はこの戦いで、まったくハンドガンを使っていない。最初の一発が最後だ。
パラライザーどころか、ビームウィップすら、その存在を忘れているかのようだった。
無論、それだけなら単純に格闘戦を楽しみたいから、などの理由をつけられる。
しかし、どうやらそういうことではないらしい。最後の確認として、俺は後ろに大きく飛んだ。
サムスはやはりハンドガンは使わず、俺に接近し、この戦いで何度目になるかもわからない、回し蹴りを放った。
その際、やはり股は大開きで、しかも今度はその豊満な胸を、あからさまにぶるんと揺らしていた。
そうしてから、サムスは動きを止め、俺の様子を覗っていた。

もう、間違いない。
彼女は何故か、自分の肉体―――特に、尻や胸、股間など―――を俺に見せつけようとしている。
回し蹴りでなく、他の攻撃もやけに大振りで、俺がじっくりと観察できるようにしていた。
そしてまた、謎が増えた。なんのためにそんなことをしている?
自分のセクシーさに気付き、お色気戦法に目覚めたのだろうか。
しかし、純粋な実力の上でも、サムスは俺に勝っている。普通に倒せる相手に試したところで、効果の程はわかるまい。

そんなことを考えていると、隙を突かれた。
低空を駆ける足払いをまともにくらい、俺は背中から地面に倒れた。足元がお留守ですよ、というやつだ。
俺はすぐに立ち上がろうとした。だがそれよりも早く、サムスが俺の腹の上に馬乗りになる。

これも、初めて見る戦法だった。
このままパンチでも食らうのか、より先に、サムスのお尻は柔らかいと思ってしまった自分に、ちょっと自己嫌悪。
しかしサムスは、俺を押し倒したまま、拳を振り上げたりはしなかった。
その凛々しく端正な顔を俺にぐっと近付けて、少し躊躇った後、彼女は言った。

「……その、なんだ。私の体では、そういう気分にはならないか?」

何がなんだかわからない、という顔を、俺はしていたのだろうが。
サムスは「す、すまない。こういうことには慣れていないから」と謝ってから、一度深呼吸をし、再び俺と向き合った。
明らかに、彼女は何だか慌てていて。いつものクールな賞金稼ぎは、どこかに隠れてしまっていた。
0170Miiファイター2014/10/05(日) 17:20:29.27ID:iV53CyT+
「ピーチから聞かされたんだ。お前と……セックスをした、と」

何話してるんだ、あのお姫様は。
二人の仲は、みんなには秘密だと思っていたのだが、考えてみれば明確に決めたことではなかった。
かといって、それをサムスに話す理由は、欠片も見当たらないが。

「私は……不愉快な気持ちになった。お前じゃなく、ピーチに対してだ。お前は、私が鍛えているんだと。
お前の戦い方、長所、弱点……褒められて、喜んでいる顔。すべて、私が一番知っているのだと、そんな思いが止まらなかった」

サムスは少しずつ、俺の胸の方に移動していた。彼女の体が作る影で、俺の顔が覆われる。
視線の先には、ずりずりと動く振動でふるふると揺れる、一対の女性のシンボル。
とりあえず、見晴らしはなかなか悪くない。サムスはなおも語り続けた。

「それから、ある妄想に取りつかれるようになった。お前に抱かれたら、私はどうなってしまうのだろう、なんて……ふふ、まるで飢えた雌犬だな」

逆光のせいで、サムスの表情がよく見えない。
しかし、次の彼女の行動は、たとえ深海の闇の中にあろうと、この目に焼き付けただろう。
サムスは、青いブラトップの裾を一気にめくり上げた。
キツめの生地から解放された白い双球は、予想を遥かに超えるボリュームがあった。

「この一週間、私なりに男の誘惑の仕方を考えてみたが、遠回りな方法ではあまり効果がないようだからな。ひとつ、戦法を変えてみることにしよう」

その時、サムスは笑っていたと思う。おそらくは、悪戯っぽく。
俺がそれを確認できなかったのは、ゆっくりと降ってきたサムスの巨乳に、顔面を押し潰されていたからだった。
迫る白い壁と、その中心に少し赤の色が強い蕾。やがて何も見えなくなった。
柔らかさの奥に、強い弾力があるこの感触は、この世のどんな高級クッションでも勝てはしないだろう。
すべすべの表面が肌にぴったりと貼りつくのは、それまでの戦いで、サムスが汗を掻いているからか。
男の汗の臭いなど嫌なものだが、女性の場合はどうしてこうも甘ったるい香りになるのか、俺は不思議だった。

「どうだ? ピーチよりも大きいと思うが」

サムスは俺の顔の横に手を突き、まるで腕立て伏せをするように、体を上下させていた。
豊満過ぎる乳房が、俺の顔に載り、離れ、また載り離れを繰り返す。
ずっしりとした重さを幸せと感じたのは、これが生まれて初めての経験だ。
押し倒されているとはいえ、別に手足を縛られているわけでもないのに脱出しようとしない俺を、誰が責められようか。
興奮がじりじりと、俺の胸の奥から湧き出てきて、全身に広がってゆく。
………そして体のある一点に集中する。
俺のズボンがテントのように隆起していることに気付くと、サムスは俺の頬を優しく撫でた。

「どうやら作戦は成功したらしいな。だが、本番はこれからだぞ」

サムスの乳房が視界から消える。頭を上げて見てみると、彼女は後ろに下がり、俺の股間の辺りに移動していた。
細い指がてきぱきとズボンのジッパーを下ろし、内部の下着を掻きわけ、瞬く間にペニスを取り出す。
相手が誰にしろ、美女の肢体を味わえると期待して、現金なる俺の分身は熱く硬くなっていた。
それを見て、サムスがおおと驚嘆の声を上げる。
0171Miiファイター2014/10/05(日) 17:24:52.33ID:iV53CyT+
「これは……聞きしに勝る……すごいぞ、立派だ」

熱に浮かされたかのように、サムスの声はうっとりとしていた。
指で亀頭をふにふにと揉まれ、俺は刺激に身を震わせた。
あのサムスが俺のムスコに触れているなんて、と思っていると、彼女は次なる行動に出た。
口を開け、舌を出し、ペニスに唾液を垂らす。
全体がすっかりぬとぬとになったのを確認したサムスは、自分の乳房の底を両手で持ち上げ、肉棒をサンドイッチの具のように挟んだ。
左右から乳房を押し、中身をぎゅうぎゅうと圧迫する。

「んっ……しょっ、と。これはなかなか難しいな」

そう言って、サムスは体を揺らし、その巨乳を使って、俺のペニスを亀頭から付け根まで、上下に扱き始めた。
いったい、俺は前世でどんな徳を積んだのだろう。俺は今、サムスにパイズリされている!
彼女の汗と唾液で、摩擦はスムーズに行われていた。
柔らかく、張りのある乳肉を亀頭で掘り進む快感は、通常のセックスとはまた違う良さがあった。
俺の下腹部を擦りながら行き来してゆくサムスの乳首は、すでにびんびんに硬くなっている。
むにゅむにゅと上下運動を続けながら、「はぁ……っ」と、サムスが熱い吐息を漏らした。

「む、胸がじんじんと熱くなって……気持ちいい。どうだ、お前も……気持ちよくなってくれているか?」

涙で潤んだサムスの目。それは、男を悦ばせたいと願う女の目をしていた。
その姿は、俺が知るいつもの、そして世のメトロイドプレイヤーが知るサムスとはまったくかけ離れていて。
下半身から昇ってくる、とろけそうな心地よさと合わせて、俺の脳は情報処理し切れずに発火しかけていた。
鼻血が出そうだ。もちろん、他の物も出そうになってきたが。
俺が呻くようにそう言うと、サムスは唇を弦月の形に曲げた。俺の分身を圧迫していた肉球が離れる。
困惑する俺の前で、サムスはすっと立ち上がった。
そしてホットパンツを脱ぎ、足元に置いた。遅れてショーツがその上に重なる。
ピーチよりも、少し濃いめの金色の茂み。その奥の秘唇は、すでにとろとろの蜜を吐き出していた。
俺が見ている前で、サムスは自身の股間に触れ、そして目の色を変えた。
獲物を狙う、雌豹の目に。

「もう、妄想では我慢できない。ピーチには悪いが、私だって……この世界では、ただの女だ」

サムスは俺の体を跨ぎ、垂直にそそり立つペニスの真上にやってきた。
そして膝を曲げ、ゆっくりと腰を落とし………男の性器を、自分の膣内に迎え入れた。
みっちりと固い粘膜を、ずぶぶぶと割り開いてゆく。ピーチの膣とは、また感触が違う。
サムスの膣内を自分の形に変えているかのようで、俺の心は征服欲に満たされた。

「うお、あ、あ、あ、あ……お前のが、私の中に入っ……たぁぁ……♪」

俺の上に座り込んだまま、サムスは大きく仰け反り、白い肌を見せながら痙攣した。
その間にも膣壁が微妙に動き、細かい襞がさわさわとペニスの表面を撫でる。
彼女が感じているのと同じくらい、俺も気持ち良かった。
サムスは挿入の余韻から、半分くらいは立ち直ると、少し前屈みになった。
俺と目を合わせ、淫らに微笑む。
0172Miiファイター2014/10/05(日) 17:27:10.12ID:iV53CyT+
「さあ……動く、ぞ。出したかったら、いつでも出していいからな……」

サムスは膝の力を使って尻を持ち上げた。彼女の体内に埋まっていた肉棒が抜けてゆく。
しかし完全には抜かず、陰唇からカリ首が出たところで、彼女は再び腰を落とした。
先端が最奥を叩くと、サムスは口から涎を垂らして悦んだ。さらなる快楽を得ようと、腰を激しく振り動かし始める。
キツイ膣肉に噛み締められているために、発生する摩擦力も並大抵のものではない。
今のサムスは、俺から精液を搾り取るための機械と化しているかのようだった。

「はっ…はっ…はっ…太い、硬いぃ……♪」

快感で、白く霞む視界。自分の体の上で跳ねる美獣を見つめながら……俺が感じたのは、嗜虐心だった。
こうしてされるがままでなく、自分の手でサムスを絶頂に追いやりたい。
俺は乾いた唇を舐め、チャンスを待った。
そして、サムスが俺のペニスを膣奥まで飲み込み、艶めかしく喘いだ次の瞬間。
俺は瞬時に体を起こし、サムスを逆に押し倒した。青い目が驚愕に見開かれる。
混乱から復帰される前に、俺はVの字に広げられた彼女の足首を掴んだ。
腰を引いてペニスを半分ほど抜き、そして体重をかけ、一気に突き下ろす。

「はぐぅっ……んんんーーーっ!!?」

先ほどよりも強く、女賞金稼ぎの体ががくびくと痙攣した。
両手を投げ出し、強い快感に奥歯を食い縛りながら、サムスは俺の方を見た。
先ほどまでは自分のペースで快楽を得ていられたが、受ける側に回ってはそうはいかない。
今度は俺の方からどすどすと腰を振りまくり、サムスの中心を貫いた。
ピーチもこれをやるととても喜んでくれるが、彼女にも効果はあるようだ。
ぱんっぱんっ、と俺はわざと音を立て、腰をぶつけた。愛液があちこちに飛び散る。
引き抜き押し込むたびに角度を変え、膣壁をさまざまな方向から擦り上げた。
サムスのもっとも深い部分に、己を署名するかのように。

「あがっ、あっ、こ、ころされるぅ! おまえのペニスで、ころされ、るっ……♪」

恥も外聞もみんな捨てて、美しい女戦士は肉の悦びの虜になっていた。
そんな彼女のことが、俺はとてつもなく愛おしくなって、一層激しくピストンする。
しかし、限界は近づいていた。尿道の奥から、熱がむずむずと込み上げてくる。
もともとパイズリと騎上位で刺激され、射精しなかったのは一種の根性によるものだ。
そして、それにも限度がある。俺はさらに突きのペースを上げながら、蕩けた顔のサムスの耳元に口を寄せた。
中に出していいか、と。サムスは目を輝かせながら言った。

「い、言っただろう……うあっ、いつでも、くうっ、出して……良いと……っ!」
0173Miiファイター2014/10/05(日) 17:30:59.20ID:iV53CyT+
それでは、遠慮なく。
俺は腰をサムスの尻に思い切り叩きつけ、亀頭の先端を肉穴の一番奥にぴったりとくっつけた。
それを待っていたかのように、精液が尿道を駆けのぼり、鈴口から洪水のような勢いで溢れ出した。

「う、あっ……! んおおぉぉおおお〜〜〜っ!!」

理性なき獣のように吠えながら、絶頂に導かれたサムスの体が踊る。
膣壁は男を逃がさないようにきつく締り、精飲の快感に撃ち震えた。

そんなことをしなくても、俺は一滴残らず、サムスの中に射精するつもりでいた。
やがて、逃げ場をなくした白濁液が膣内から漏れ出し、地面に小さな池を作ってから、俺とサムスは結合を解除した。
立っている体力すら射精に使った俺は、サムスの体の上に倒れ込み、二つの白いクッションに顔を埋めた。
どうにも熱を上げ過ぎたらしく、しばらくは指一本動かせそうにない。

そんな俺の頭を、サムスは優しく撫でてくれた。
これはこれで、性的にではなく気持ちいい。

「――――――しているぞ」

と、彼女がそよ風のような声で囁いたことはわかったが、俺にはよく聞き取れなかった。

その日からまた、サムスは特訓をつけてくれるようになった。
俺から頼む時もあれば、彼女の方から誘ってくれる時もある。二人で過ごす時間は、前よりも増えた。
ファルコンは「仲直りできたようだな」と笑っていたが、実はさらに仲が深まったのだ。
いいことずくめだが、気がかりなこともある。
サムスとピーチが話しているのを、よく見かけるようになったのだ。
会話の内容は、どちらに聞いてもはぐらかされる。まあ女性同士の話なんて、男が聞くようなものではないだろうが。

「どうした? もう戦いが始まるぞ」

赤い鎧に包まれた手に肩を叩かれ、俺は振り返った。
今日の乱闘は、サムスとタッグを組んでの戦いになる。
最近では俺もようやくガンナーでの戦いに慣れ、乱戦になってもある程度冷静に敵を狙えるようになってきた。
少なくとも、サムスの足手纏いにならない程度には。

「私とお前なら、誰であろうと倒せない相手はいない。落ち着いていくぞ」

サムスは俺にそう声をかけると、少し黙ってから、こう付け加えた。

「今夜、お前の家に寄っても良いか?」

………そういうセリフは、集中できなくなるので乱闘の後に言ってほしい。
そう思いながらも、俺は頷いた。戦う前から、体がじんわりと熱くなる。
緑色のバイザーの向こうで、サムスが笑ったような気がした。
0174Miiファイター2014/10/05(日) 17:32:44.21ID:iV53CyT+
投下終了。エロスーツはいつ見てもゼロい
0175名無しさん@ピンキー2014/10/05(日) 19:15:32.68ID:icXYIQGO
乙!!
Miiも意外といけるな
0177名無しさん@ピンキー2014/10/06(月) 11:36:18.39ID:VPMFIsEv
乙!肉食系サムスいいねぇ
Miiがビックリ目になったり><って顔になったりが脳内再生されてしまう
0178名無しさん@ピンキー2014/10/06(月) 13:59:47.31ID:R89JoOsw
乙! にょたピもwiiトレもエロサムスもイイネ!
あと投下するときは前の人の投下からすこし間を空けたほうがいいって前のスレで言ってたから注意な
0180名無しさん@ピンキー2014/10/07(火) 16:53:06.71ID:pxDFkIsl
>>58書いた人だけど人外って原型か擬人化って書く必要あるんだ…
ちなみに人外で書いた
0181名無しさん@ピンキー2014/10/07(火) 19:08:39.03ID:eVK2Zn3T
色んなジャンルが入り混じる作品だから明確にしておけば争うこともなく皆平和になれる
0182名無しさん@ピンキー2014/10/07(火) 20:58:31.55ID:4UAJ6uUF
ようやく短いのが書けた
サムス続きになっちゃって申し訳ないけど投下してもいい?
0184サムス短編2014/10/07(火) 21:36:30.58ID:4UAJ6uUF
ありがとう、エロパロ書いたの初めてだから生暖かく見てくれるとおいちゃんうれしいです
サムス短編、サムスとのカップリング要素は無いです では投下します
0185サムス短編2014/10/07(火) 21:40:48.58ID:4UAJ6uUF
「…………ん……?」

不意に目が覚めて、サムスはうっすらと瞼を開けた。霞む視界に映ったのは、見慣れた天井。月明かりがほのかに、照明の落とされた室内を照らしている。
ふかふかのベッドに横たわったまま、寝ぼけ眼で、サイドテーブルの時計に目をやる。――深夜二時。起きるにしても早すぎる。
一体、どうしてこんな中途半端な時間に目覚めてしまったのだろうとぼんやり思っていると、

『……あぁ! んっ……! もっ、とぉ……!!』
『ピーチ……ピーチっ……!!』

――原因は、どうやらこれらしい。
隣の部屋から響いてきた嬌声に、サムスはほんのりと頬を赤くしつつ、壁を背にするようにして寝返りを打った。もう、眠気は先ほどのディープインパクトで吹き飛んでしまっている。恨めしげに壁を睨んだ所で、ますますヒートアップする隣人の夜伽は終わりそうも無い。
サムスはいたたまれなくなって、布団の中に潜り込んだ。途端に、微かに残る気だるさが襲ってくる。……今日は乱闘続きで疲れていて、部屋に戻るなり泥のように眠りこけていたのに。どうしてくれるんだ。

「はぁ……」

吐いた溜息が、自分でも思いがけず湿っていたので、サムスはぎょっとして口元を押さえた。驚いて腕を跳ね上げたその拍子に、

「っ、あ……」
――ブラトップの上から擦れた腕が、かたく勃った乳首を撫で上げた。
「んっ……」
微かな電流のような快感がそこから走って、サムスはぴくりと体を跳ね上げた。体が熱くなって、いつの間にかしっとりと、汗が肌の表面を濡らしていた。
布団の中の薄い暗闇の中、ぎゅっと目を閉じて、耳を塞ぐ。夜闇を切り裂くような、甘い情事の、その匂いが――薄い壁を通して這い寄ってきて、自分の体を撫で上げるようで。
疼きに耐えかねて動かした太ももの間から、湿った音が、聞こえないのに、聞こえた。

――確かに、ここ最近は性欲処理をしていなかったので、溜まっていた。『それ』はいくら激しい乱闘を繰り返そうとも無くなる事は無く、むしろ次第に、疲れとともに蓄積していった。
触られたい。深く、抉られたい。乱暴に、されたい。
そう思った途端、ぞく、と下腹部の奥で何かが疼いた。

「く……」
収まれ、おさまれ。
唇を噛み、臍の上のあたりをぐっと押さえ、思考を甘く蕩かせて支配しようとする『それ』を、押さえ込もうとする。

子どもも産めない身体のくせに――どこまでも淫らで、愚かで、非生産的な欲望。常ならパワードスーツで覆いこみ、忘れてしまえるはずの。
なのに。
0186サムス短編2014/10/07(火) 21:44:02.95ID:4UAJ6uUF
「はっ……はぁ……」

 熱い。身体が、熱い。熱に浮かされるようにして、息が上がる。布団から出る。色欲に絡め取られて、身動きが出来なくなる。雌としての本能が、心を急かしている。
 苦しい。布団を跳ね除け、シーツを噛み、胎児のように身体をくの字に折り曲げる。
 甘く、どろりと絡みつく蜜をこぼす、そこ。そこを激しく、貫かれたら、貫かれて、しまったら――、

「んっ……!」

 妄想に犯されて、ぞくっと背中が粟立つ。触れられてもいないのに、背筋を重い快感が走る。

「は……ぁ、」
 うつ伏せになり、燃えるように熱い息を枕に吐きつける。喉はからからに渇いているのに、唇は湿り気を帯びていく。逃げ場の無い身体の熱はどんどん上がっていって、思考を溶けた鉄のように、どろどろに溶かしていく。
 震える指が、腹筋の上を滑り、ショートパンツをずり下げる。……はしたない。考えるだけでも情けなく、淫らな行為。けれど身体は反応して、より一層感度を高めていき……ゆっくりと、その指が秘部に伸びていく。
 粘りのある水音が聞こえそうな程に、薄いショーツは濡れていた。その上から、こわごわと秘裂をなぞる。布越しの鈍い快感が、背筋を走り抜ける。

 もう片方の手が、ブラトップを捲る。露になった胸を手のひらでぎゅっと包み、ぴんと勃った桜色の先端を摘む。途端、喉から短い……歓喜と、みっともないほど性欲に濡れた、甘い悲鳴が漏れた。

 ――そこで、サムスの理性は終わった。

「っ……っぁ、ああぁ……」
 細い指がショーツの中に潜り込む。しとどに濡れた秘部に指を差し込み、やわやわと押し広げる。自分の物とは思えない程にか細い声が漏れて、サムスは身体を震わせながら悶える。

 ちがう。こんなの私じゃない。

 押し殺して、けれど小さく漏れる、甘く湿った嬌声。とろりと切なく蜜を流す秘部。内側からの快楽に炙られ、火照る身体。匂い立つようなそれに、サムスの思考は蕩けていく。

「ひ……っ、う、あぁ……!!」

 内壁を掻き混ぜていた二本の指が敏感な場所を擦って、サムスは目を見開きながら、びくんと身体を跳ねさせた。同時に、乳首を摘む手にぎゅうう、と力が入る。

「や……ぅ、あぁ、んっ……! そ、こ……!」

 視界が、生理的な涙で霞む。びくびくと小刻みに体を跳ねさせながら、蜜に塗れた指先で、ぐりぐりとそこを抉る。
0187サムス短編2014/10/07(火) 21:47:39.10ID:4UAJ6uUF
 普段の自分からは考えられない程に卑猥な――男性器を突き立てる事に似せた行為。その事実にさえ興奮して、サムスは指の動きをさらに激しくする。

「あ、ぁぁ……! きもち……、ふっ……きもち、いい……!」

 微かに開いた唇から、赤い舌先がちろちろと覗く。口の端からとろりと、唾液が一すじ零れ落ちる。

「やぁ、ぅ……! もっ、と……っは、あぁ……!」

 じゅぽじゅぽと音を立てながら指の往復を加速させ、サムスは白い体を仰け反らせて痙攣する。はらり、と空に、結われた金糸のような髪が舞う。
 やがて、これ以上入らないというぐらいに秘部に指を沈めると、腹の奥から突き上げるような熱が込み上げてきた。

「ふぁ、ああぁ、っ、あああぁあぁ……!!」

 一際粘度の高い蜜が、秘部から溢れ出す。ぎゅうぅ、と内壁が強く、貪欲に食いつくかのように指を締め付けた。

「……っ、はぁ……ん」

 かくり、と力を抜いて、快楽の余韻に震えるまま、サムスはベッドに横たわった。肩で大きく息を吐き、虚ろな目で天井を見上げる。
 いつの間にやら、隣の部屋は静まり返っていた。はぁ、と抜けきらない熱の篭った溜息を吐き、やわやわと体を包んだ脱力感と倦怠感のままに瞼を閉じ――、

「し、しまった……!」

 真っ青になって、サムスは飛び起きた。
 くしゃくしゃになったシーツにはべっとりと自分の愛液がこびりついていて――、自慰行為の痕が、ありありと残っていた。サムスはしばし呆然とした後、先ほどとは一転、真っ赤になって頭を抱えた。

 夜が明けるまで、残り数時間。眠れぬ夜は、刻々と更けていく。
0188名無しさん@ピンキー2014/10/07(火) 21:50:03.29ID:4UAJ6uUF
以上です。素晴らしいゼロサムの後で緊張したぜ……スレお借りしました、お粗末さまでした。
0190名無しさん@ピンキー2014/10/08(水) 20:41:00.30ID:PgmRTJjV
乙!
エロスーツは最高だな
0191名無しさん@ピンキー2014/10/10(金) 10:15:16.61ID:zEYGyto6
ルフレ(男)がルフレ(女)に性的に攻められる話とか読みたい
この2人は双子カップリングとも同一人物系ともちょっと違って妄想が捗るな…
0193名無しさん@ピンキー2014/10/10(金) 12:44:28.66ID:c6S5pXqC
マスターハンドのマスターおちんちんって何処にあるんだろう?
0194名無しさん@ピンキー2014/10/10(金) 15:38:40.66ID:h1r4hMay
指がおちんちんで、レーザー出すのと同じ要領で射精する
0195名無しさん@ピンキー2014/10/10(金) 16:15:56.71ID:FHcORzLy
指マン(体より太い)

>>192
エロあり?なし?どっちにしても期待
0196名無しさん@ピンキー2014/10/10(金) 19:31:51.04ID:JiY5IzZN
投稿します
>>153-159の続編。

注)流血ないけどリョナっぽい暴力アリ。トレナさん陵辱。
最初は前と同じくリュカ視点一人称で進むんですが、わけあって途中から一時的に三人称視点にチェンジする場面あり。あんまりめまぐるしくないように努力はします……
0197名無しさん@ピンキー2014/10/10(金) 19:32:58.71ID:JiY5IzZN
 僕がトレーナーさんと合流してから、もう10日ほど経つ。
 最初はすこしだけちぐはぐだった僕らの共同生活も、すっかり板についてきた。
 僕はその中で、トレーナーさんがどんな人なのかを知ることが出来た。

 トレーナーさんはインストラクターの立場らしく、気真面目でしっかりした人だった。
 話し方には少しドライな感じがするところもあるけど、本当はとっても優く親切だ。僕のことも、何かと気にかけてくれた。

 トレーナーさんが特に気にしていたのは、僕たちの睡眠時間だった。
 こんな状況の中で焦る気持ちは生まれてくるし、そもそも敵がいつ来るか分からない中でうかつに寝ることもできない。実際、僕は一人の間はあまり休みもとらず、寝るにしても敵が怖くて浅い眠りにつくばかりだった。
 でもトレーナーさんは、こんな状況だからこそ睡眠はきっちりとったほうがいいと指摘をした。トレーナーさんが言うには、判断力や思考力が鈍らないようにするには少なくとも七時間の睡眠が必要らしい。
 そして、二人で行動するなら睡眠と活動の両立が出来る、とも言ってくれた。

 そこで僕らは、日中の行動時間を10時間と定め、残りの14時間を二人で分けて、7時間ずつ交代で睡眠を取ることにした。
 また、規則的な睡眠も重要なことらしく、寝る、起きるという時間も正確に規定したほうがいいと、トレーナーさんはスケジュール管理のプラニングまでしてくれた。

 具体的にはこんな感じだ。

 朝7時〜夕方5時 行動時間(少なくとも二回は三十分以上の休憩をどこかでとる)
 夕方5時〜深夜0時 トレーナーさんが眠り、僕が危険を見張る
 深夜0時〜朝7時 僕が眠り、トレーナーさんが危険を見張る
 ※睡眠時間は起きているパートナーを信頼してぐっすり眠る
 ※ただし、危険が迫った時は必ずパートナーを起こし、二人で対処する

 基本的に野宿するしかない状況でそんなに細かくできるのかと思っていたけど、トレーナーさんは、トレーニング用の時計を持っていたので大丈夫のようだ。

 トレーナーさんはこの計画を話してくれた時
「本当は成長期のリュカさんはもっとちゃんと睡眠を取るべきですが、今の現状ではこれが限界だと思います。行動メンバーがもう一人くらい増えれば、もっと楽になると思うんです。それまでは頑張りましょう」
 と、言っていた。計画はしっかりとして、なおかつ僕のことをかなり気遣ってくれているようだった。
 トレーナーさんの話は、いつもしっかりとしていて安心感がある。僕はもちろん、彼女の立ててくれたプランに賛成して従うことにした。
0198名無しさん@ピンキー2014/10/10(金) 19:34:22.62ID:JiY5IzZN
 実際に言われたとおりに行動してみると、睡眠を中心にした活動サイクルは、トレーナーさんの言う通り重要なことだった。
 僕たちは日中は森を歩いて、時折襲ってくる亜空軍とも戦うなり逃げるなり臨機応変に対応し、そして他のファイターさんがいないかを探し回った。
 幸い、食料は亜空軍を倒すと落とすことがあるので苦労はしなかったけど、こうして過ごしているだけで時間はどんどん過ぎて、あっという間に日が傾いてきてしまう。
「リュカさん、そろそろ日が沈みます。今日はこのあたりで休息を取る場所を探しましょう」
「あっ、もうそんな時間か……。うん、分かった。じゃぁ僕は、薪になりそうな木を集めてくるよ」
 計画では、トレーナーさんが睡眠に入る時間は日が沈む前。その代わり、本来寝るべき深夜には、僕に寝てほしいということみたいだ。トレーナーさんにはちょっと申し訳ないけど、僕は素直に彼女に従う。
 睡眠をとる時間に入る直前には、トレーナーさんが安全に過ごせそうな場所を探し、僕が薪になる木を探すという流れが自然に決まった。
 この世界の夜はけっこう冷えるので、焚き火をして暖を取りながら夜を過ごさないと辛い。それに焚き火をしていれば、もし近くに他のファイターがいる時に煙や明りを合図に見つけてくれるかもしれない。
 そういういろんな意味もあって、焚き火を準備する僕の役目はけっこう重要だ。
 もちろん、夜に火を焚けば亜空軍に遭遇する可能性を高めることにもなるけれど、今すべきことは一体でも多く亜空軍を退けることじゃなく、一人でも多くのファイターと合流することだ。(これもトレーナーさんの言葉だ)

「では、リュカさん。日付が変わる時になったら起きますから。先に失礼します、おやすみなさい」
「うん、見張りは任せて。おやすみ」
 指定の時間になると、トレーナーさんは地面の上に敷いたシートの上に横になって、速やかに眠りに入る。目を覚ます時間は、僕にも頼っているけれど、自分の持っている時計にタイマーをつけていた。
 トレーナーさんが眠り、無防備な状態になる。ここからは僕が責任を持って頑張らなきゃいけない。僕は周囲を常に気にしつつ、焚き火を絶やさないようにしながら、日が暮れて夜が更けるのを待ち続けた。

 そして僕は、時折トレーナーさんの様子もじっと眺めてみた。
 焚き火の向こう側で穏やかに眠るトレーナーさん。寝ている時もきれいな姿勢で、寝息までリズムが整っている感じがする。白い肌が炎で照らされて赤みがかかり、端正な顔がますますきれいに見えた。
 
 と、僕がトレーナーさんに見とれていると、遠くのほうで、ガサガサと葉が不自然に擦れる音がした。
 まさかファイターさん? と一瞬僕は期待するけど、その期待は大抵裏切られてしまう。たぶん亜空軍だ。焚き火を焚いて目立つようにしている以上、彼らとはよく遭遇するのだ。
 僕はその場ですぐに焚き火を消し(再着火なら僕のPSIですぐ出来る)トレーナーさんには少しだけ寒いのに我慢してもらうことにして、明りを消してから、近くの茂みを探った。
 トレーナーさんの居場所が視界から外れない程度で周囲を調べていると、やっぱり、少し遠いところに亜空軍の集団がうろついている。彼らはあまり知的ではないらしく、狙っていた明りが消えて僕らの位置が分からなくなり、うろうろしているようだ。
 危険があったら必ずお互いを起こす約束だけど、一人で十分処理できるならそのほうが早い。なにより、わざわざトレーナーさんを起こすのは気が引けた。
 僕は相手の頭数を見て、一人でなんとかなりそうだと判断した。そこにいるのはプリム7体とスパー2体。中型以上の敵は見えないし、最近見かける変なプリムもいない。これ以上援軍が来ない限り厄介なことにはならなそうだ。
 彼らのところまで飛び出しても、寝ているトレーナーさんの安否は目で確認できる距離だ、僕はそれを確かめてから、勇気を振り絞って、彼らをやっつけに飛び出した。
0199名無しさん@ピンキー2014/10/10(金) 19:35:57.52ID:JiY5IzZN
 彼らのようないわゆる雑魚敵が相手なら、僕のフリーズやファイヤーを駆使すればあっという間に全滅させることが出来る。でも僕はそれをしなかった。近接攻撃だけでも十分対処できる相手だし、
 せっかく眠っているトレーナーさんを前に騒々しくするのはあまり好ましくない。僕はPSIで強化した肉弾戦のみで彼らを倒した。
 僕はあの時トレーナーさんに言われた自信を胸に、次々に敵を倒した。時折眠っているトレーナーさんに注意をするけど、トレーナーさんが隙を突かれ襲われている様子もない。大丈夫だ、うまくいく。
 そう思って少しずつ調子が出てきた時、突然、僕の目の前にふわりと新たな敵が現れた。
 出た、このところ何体か見かける、変わり種のプリムだ。
 トレーナーさんを救出した時に見かけた個体はロイさんに良く似た戦法をとる赤茶色いプリムだったけど、この変なプリムにはいろんな種類がいるみたいで、どれも独特で誰かしらのファイターに似ている、そして他より頭がいい戦術を取るのが特徴だ。
 今ぼくの目の前にいるのは、全身の色がダークブルーで、姿勢は少し前傾、手には水で出来た手裏剣を持っているプリムだった。
 やっぱり気のせいじゃない。まるでファイターをコピーしたかのようなプリムだ。このプリムは、ポケモンのファイター、ゲッコウガ君をコピーしている。
 この手のプリムはすごく厄介で、もしかしたら僕一人の手には負えないかもしれない。でも、気持ち良さそうに寝ているトレーナーさんを起こしたくない、その気持ちのほうが、僕の中では強かった。
 僕は拳をぎゅっと握りしめ、その不気味なプリムに立ち向かった。

 世界がまだ平和だったころ、僕はゲッコウガ君と対戦したことがあった。素早くトリッキーな動きについていけず、ダメージを20%も与えられないまま3回も撃墜されて負けてしまったっけ。
 あの頃の再現ではないけれど、僕はやっぱり、そのプリムに苦戦していた。ただ、勝算は十分。僕はここまで、打撃以外のPSIを使わずに戦っている。
 相手はゲッコウガ君に似ているけど彼ほどじゃない。こっちが全力で叩き込めばぜったい勝てる。だめだ、ここで負けるわけにはいかないんだ。ごめんね、トレーナーさん。
「PKサンダー!」
 僕はPSIを解禁した。ここにきていきなり電撃を放った僕に、プリムが怯む。
 でも直接電撃を当てるわけじゃない。僕が狙っていたのは
「えーいっ!!」
 電撃に小回りを利かせて僕の背後まで飛ばし、僕自身に当てて、その電撃の勢いで体当たりだ。
 これは相手にも効いたようだ。体当たりの勢いと、電撃を食らって吹き飛ぶプリム。幸い読みが当たった、電撃が苦手なのはゲッコウガ君と同じだった。
 
 プリムは地面に倒れこみ、他のプリムと同じように影虫になって消滅していく。
 この変なプリムを倒したのは今回がはじめてじゃないけど、消滅の仕方は普通のプリムと同じだった。つかってくる技や戦術以外にも普通のプリムと違いは見られない。
 じゃぁ、このプリムと、これにそっくりなファイターさんとの関係はなんだろう?
0200名無しさん@ピンキー2014/10/10(金) 19:38:59.26ID:JiY5IzZN
 とりあえず亜空軍の一団は殲滅完了。僕は急いでトレーナーさんの元へと舞い戻った。
「ん、うーん……」
 いけない、騒がしくしたせいでトレーナーさんが起きかけている。僕はトレーナーさんの腕に手を触れてみた。焚き火を消していたせいで、やっぱりちょっと冷たい。
 僕はすぐにファイヤーで焚き火に火を灯した。トレーナーさんがもうちょっとゆっくり寝られるようにしてあげたかったけど……残念、トレーナーさんはその前の目を覚ましてしまった。
「リュカさん……」
「あっ、トレーナーさん。ごめんなさい、起しちゃって……」
 トレーナーさんは少し眠たそうにしていたけど、すぐに体を起こした。そして、泥だらけになった僕の服を見て、すぐに状況を察したらしい。
「亜空軍ですね」
「うん、でも大丈夫。ぜんぶ追い払ったよ」
 トレーナーさんは、無言で僕を褒めるように笑ってくれたけど、その後で僕に一言だけ注意した。
「リュカさん、私に気を遣って下さったんですね。……しかし、敵と対峙することがあったら、どうか遠慮なく起こしてください。もしも取り返しのつかないことになってしまったら……」
 確かに、どんな弱い敵が相手でも、ちょっとの油断で負ける時は負ける。油断をフォローしあえる二人以上なら、勝率が上がるのは間違いなかった。
 しかも、僕はさっき、あの変なプリムとも戦った。あの時は僕も調子がついていたから勝てたけど、もしも僕が少しでも隙を見せたら……
 理性的に言えば、遠慮なくトレーナーさんを起こして一緒に戦ってもらったほうが確実だった。
 でも、こんな状況でも、僕はそんな判断だけが全てではないと思う。
「うん、分かった。でも大丈夫だよ。眠ってるトレーナーさんを守るくらいのこと、頑張ってしなくちゃ。心配しないで、勝てるか勝てないか判断して、必要な時にはトレーナーさんを起こすから。
 ……僕だってファイターなんだ、戦うのは、その……自分のためだけじゃなくて……」
 一度うまくいったからといって、ちょっと調子に乗ったことを言ってしまったかもしれない。
 僕はそう思って、最後には口を噤みかけた。なんだか格好悪いことを言ったかな。僕は思わず慌ててしまったけど、トレーナーさんは僕の頭にそっと手を置いて
「……そうでしたね。失礼なことを言ってしまいました。本当にありがとうございます」
 もう一回、僕のことを褒めてくれた。
0201名無しさん@ピンキー2014/10/10(金) 19:40:29.09ID:JiY5IzZN
 トレーナーさんは自分の時計をチェックしていた。僕も覗きこんでみると、交代の深夜0時まであと15分しかない。

「もうほとんど寝る時間はありませんね。私も目が覚めてしまいました。リュカさん、交代しましょう」
「えっ? で、でも大丈夫?」

 トレーナーさんは以前、僕のような子供に限らず一般的な睡眠はもっと時間を必要とする、ということを話していた。
 だから本当はトレーナーさんも、満足するまで寝ていたいんじゃないかと思う。僕だって、朝めざまし時計がなる五分前に起きたら、残りの五分間だって二度寝したいと思うくらいだし。
 予定より少しだけ早く起こしてしまって、ここから彼女に任せると言うのは少しだけ申し訳ない気持ちにもなる。

 そもそも、僕は若いから寝たほうがいいっていうトレーナーさんだって、全然年をとってなんかいない。
 確かにトレーナーさんは僕よりは年上だし、態度もすごく礼儀正しくて、大人な感じはする。だけど本当は、トレーナーさんだって大人になりたて、というくらいの若い体なんだ。休みを気にしなくていいなんてことは、絶対にないはず。

 僕はトレーナーさんに悪いような気がしてならなかった。でもトレーナーさんは、寝起きだというのにいつも通りのはきはきした様子で「私は大丈夫です、リュカさん。明日のために眠ってください」と、言ってくれた。
 心配ごとや気になることはいろいろあるけど、せっかく僕のためにいろいろ良くしてくれるトレーナーさんに生意気なことなんか言いたくない。
 それに、実は僕も、疲れて眠くて仕方がなかったのは本当だ。戦いが終わってトレーナーさんと話して安心すると、眠気が一気に襲ってきた。

「うーん、わかった。トレーナーさん。……もしものことがあったら、起こしてね。それじゃぁ、おやすみなさい」

 結局トレーナーさんの言葉に甘え、僕はそれまでトレーナーさんが横になっていたシートに仰向けになった。

 僕はトレーナーさんの計らいには助けられていた。
 このサイクルで行動するようになってから、日中は頭もすっきりするようになったし、体調もいい。そしてなにより、安眠出来ることは僕が思っていた以上に心に安心感をくれた。眠っている間も、僕を守ってくれる人がいる……。
 炎で体が暖まってきて、僕はそれからあっという間に、深い眠りについてしまった。
……トレーナーさんの身に何が起きても、気づいて起きてあげることが出来ないくらいに……
0202名無しさん@ピンキー2014/10/10(金) 19:41:38.89ID:JiY5IzZN
 …………

 リュカは静かに眠り、Wiifitトレーナーは相変わらず綺麗な姿勢で腰をかけたままでいた。
 トレーナーは耳をすませて周囲から物音がしないか十分に警戒してはいるが、その目線は炎の向かい側にいるリュカに向いている。
 リュカはとても気持ちよさそうに眠っていた。ベッドの上でもなく、ただの硬い地面の上に敷いたシートの上だというのに。

 トレーナーは、彼が寝る前に言っていた言葉を思い出していた。

「眠ってるトレーナーさんを守るくらいのこと、頑張ってしなくちゃ」「……僕だってファイターなんだ、戦うのは、その……自分のためだけじゃなくて……」

 トレーナーはあの時すっかり眠ってしまっていたが、目を覚ました時に見たリュカは明らかに激しい戦闘を終えた後の格好だった。疑う余地もなく、リュカの言葉は本音だ。
 トレーナーから見ても、リュカはまだ年端のいかない少年だった。まだまだ甘えたい部分もあり、支えてくれる人が必要な年頃なのは違いない。
 それなのに、こんなに小さい体で、優しくて少し怖がりなところもある彼が、自分を守ってくれようとする。自分のことで気を遣い、そのために全力を尽くしてくれる。
 トレーナーは胸が自然と温まるのを感じながら、リュカの寝顔を見守った。

「!」

 背後から物音が聞こえて、トレーナーはすぐそちらに目線を映した。暗くてよくは見えないが、トレーナーは、少し距離が離れた場所に何かがいるのを察した。
 亜空軍なら、すぐに何とかしなければならない。必要なら、リュカを起こして戦うなり逃げるなりすることも必要だ。それらを判断するために、トレーナーは静かに立ち上がり、自ら音が鳴ったほうに向かった。
 あくまでも音をたてないよう慎重に、トレーナーは何者かへ向かって距離を詰めていく。その間にも、その者が出す音は少しずつ大きくなり、明らかに焚き火に近づいてきているのが分かった。
 生い茂った草木で姿が確認できないが、もう互いの距離は10メートルもない。必要ならば先手を取れるようにと、とっさに一撃を繰り出す構えもして、トレーナーは茂みをかき分けた。

「ああっ! もしかしてトレーナーさん?」
「あっ、あなたは!」

 そこにいたのは白いキトン姿に頭には月桂樹、背中には鳥のような白い翼が生えている天使。まぎれもないファイターの一人、ピットだ。
 ピットも茂みの向かい側を警戒していたようで神弓をかまえていた。しかし、向かい合っていたのがトレーナーだと知ると喜んだ様子で、トレーナーの両腕をつかんで揺すった。

「わぁ、トレーナーさんだ! 良かった、こんなところにいたなんて!」
「おっと。ピットさん、無事だったのですね。よ、良かったです」

 トレーナーが言おうとする前に、ピットはむぎゅうとトレーナーの胸に顔を埋めた。
 やはりこんな状況で、寂しい思いや不安に駆られていたのだろうと思い、トレーナーはしがみつくピットの背に手を触れた。背中の羽が嬉しそうに、ぱたぱたと揺れる。

 まだ世界が平和だったころ、ピットはパルテナと共に、トレーナーが開いていたヨガ教室に足を運んでいた。そのこともあって、ピットとトレーナーはよく話をした仲だった。
 トレーナーはピットのことを良く知っている。やんちゃで明るく、口を開けばパルテナのことばかり話していた。

「ピットさん、パルテナさんはどうしましたか? それに、ブラックピットさんも……」

 トレーナーは、この世界が亜空軍に襲撃された時のことを覚えていた。ファイターたちのスタジアムが根こそぎ崩壊させられてしまった時、何人かのファイターが逃げ切れずに亜空軍につかまり連れ去られてしまった。
 しかしそんな中でパルテナは、ピットとブラックピットを掴んで「テレポートの奇跡!」で無事に逃走していたはずだ。
 それならばパルテナとブラックピットもすぐ近くに、と、トレーナーは少し期待したが、ピットは俯いて首を横に振る。

「ううん、パルテナ様もブラピも、はぐれちゃって……今は僕一人なんだ。トレーナーさん、もしかして、トレーナーさんも一人?」
「いえ、私はリュカさんと合流しています」
「本当!」
「はい。……とりあえず、来てください。ここは冷えます、暖をとりましょう」

 トレーナーは、自分の腕を掴んできたピットの手がひんやりとしていることに気づいていた。またリュカからも距離を置いてしまったことも気にしており、ピットを連れて、すぐに焚き火のもとに引き返すことにした。
0203名無しさん@ピンキー2014/10/10(金) 19:44:01.93ID:JiY5IzZN
 トレーナーはピットを焚き火の傍に座らせ、自分もその傍に腰掛けた。
 また一人のファイターと合流できたことは、トレーナーにとっても大きな喜びだ。本当は、すぐにリュカを起こして教えてあげようかとも思ったようだが、それは控えることにした。
 なにしろリュカは疲れが出たようでぐっすり眠っているし、ピット自身が

「明日起きて僕がいたらきっと驚くよ。朝まで待とう」

 と言ったので、今は、リュカは気持ちよく眠らせておくことにしたのだった。


 ピットは焚き火の前でくつろぎながら、すぐにトレーナーに、いろいろなことを尋ね始めた。

「仲間は二人だけ? 他のメンバーは、見てない?」
「はい。今は出会えたのはリュカさんと、ピットさんだけですね。他の方は見ていません。……残念ながら、パルテナさんやブラックピットさんも見かけてはいないです」
「そっか……とにかく、トレーナーさんは二人行動してるんだ。それで、こうして交代で眠ってるんだね」
「はい。寝込みを襲われるのは危険ですが、睡眠をとらないと体力が奪われます。ピットさんは? ちゃんと睡眠はとっていますか?」
「あぁ、僕なら大丈夫。うん、心配ないよ。ほら、こんなに体力いっぱいだし!」

 ピットは言った通り、元気なポーズをとってから、また座り直し、ぼそりと呟くように

「じゃぁ、二人同時に眠ってることはないんだね」
「?」
「ううん、なんでもない」

 明るい顔をぱっとあげた。
 
「ピットさん」
「ん? 何?」
「…………?」

 トレーナーはピットと会話をしているうちに、不意にピットに違和感を覚えはじめた。
 ピットの振る舞いはいつも通り、明るくて元気いっぱいなものだった。しかし時折、話を中断している時のピットの顔を見ていると、たまに暗い表情をして見せているのだ。
 いや、暗いなどというものではない。元気がない、というよりは、まるで死人のように生気がない表情になるのだ。トレーナーはその顔を見て、妙な寒気を覚えたくらいだった。


「何、どうしたのトレーナーさん」

 思わず呼びかけた際の反応は、いつも通りのピットだ。
 だが、トレーナーはどうしても気になって、ピットをじっと見つめて、観察した。

「な、なに? トレーナーさん……僕の顔になにかついてる?」
「いえ、なんでもありません、が……」

 覗きこまれて恥ずかしくなったのか、ピットが頬を赤くしてみせる。だがトレーナーはかまわずにピットの瞳をじっと覗きこんでみた。
 サファイアのような青い瞳には揺らめく炎が反射して美しく映っている。だが、その瞳自体に、あまり光を感じられないのだ。以前、トレーナーが彼と話したときには、ピットの瞳はまさに光に満ちたという雰囲気だったのに。

 トレーナーははじめ、ピットがこんなに明るくふるまい、そして時折元気がない一面を見せるのは、彼が空元気で振る舞っているからなのではないかと思った。
 なにしろ、トレーナーが知っている限りでは、彼は普段はパルテナにくっつきっぱなしだったのだ。もちろん一緒でないこともよくあったが、その時にも、パルテナのことは片時も忘れない、というほどに信頼を置いていた。
 そんな彼が今まで一人きり、パルテナの安否も分からない状態に置かれていたのだ。さぞかし不安だっただろうということはトレーナーにも容易に察せる。

 だが、トレーナーの中で、彼への違和感は消えなかった。
 ところどころ、一瞬だけ見えるピットの異様な表情が忘れられない。恐怖でも不安でも失望でもない。まさに「からっぽ」のような表情だった。
 確かにパルテナを失いかけていることは、彼の心に深い傷をつくっただろう。だが、それにしても……
0204名無しさん@ピンキー2014/10/10(金) 19:51:15.66ID:ASYJ9HvC
「ト、トレーナーさん。どうしちゃったの?」
「…………」

 ピットが問いかけてくるが、トレーナーは、ピットの瞳から目を離さなかった。
 トレーナーは自分の直感を信じていた。明らかにおかしい、以前きさくに話してくれたピットと、今目の前にいるピットは、何かが違う。

 ピットはしばらく、トレーナーと見つめ合う形で彼女に視線を返していた。
 しかし、互いに無言の時間が続くと、不意に口を開き

「ねぇ、トレーナーさん。僕、なにか変?」

 あまり抑揚のない言葉をトレーナーに投げかけた。トレーナーはその声を聞いて、恐怖心を覚えた。
 今聞こえたのは確かにピットの声だ、しかし、目の前のピットがしゃべったわけではないような気さえした。彼の感情がこもっていない。
 例えるならば、ピットという人形に誰かが声をあてているかのようだった。
 いよいよおかしい、とトレーナーが思った瞬間だった。


「……やっぱりごまかしきれないか」


 トレーナーはとっさに身を捻った。それと同時に、トレーナーの肩をすれすれに光の矢が掠る。
 ピットがトレーナーめがけて、光の矢を放ってきた。もしトレーナーが彼の違和感に気づかなければ、光の矢は間違いなくトレーナーの左肩に直撃していただろう。
 トレーナーはピットと距離を置いた。わけがわからないが、ピットが敵対してきているということだけは確かなことだ。

「トレーナーさん、なんて顔してるの。僕をそんな目で見るなんて」

 ピットが冷たい口調でトレーナーに語りかける。もう観察するまでもない、彼の様子は明らかに異常だった。

「ピットさん、いったいどうしたんですか? しっかりしてください!」

 トレーナーが呼びかけても無駄だ。ピットはすぐに次の矢を番えて、トレーナーに放つ。トレーナーはそれを見切ってかわそうとしたが、ピットの矢は軌道が自在、かわしきれずに命中してしまう。

「うっ!」

 攻撃が当たって少し怯むも、トレーナーはすぐに体勢を立て直した。だが、次に顔をあげたときにはピットはいなかった。見回しても、周囲には森ばかりで姿がみえない。ここにいるのは、これだけ物音を立てても眠り続けているリュカだけだ。
 と、少し気を取られている間に、森の奥から光の矢が飛んでくる。次の一撃は、トレーナーは思い切り回避をしたので当たらなかった。
 トレーナーは短時間で素早く呼吸を整え直し、それからリュカのほうを向いた。ピットが来たことにも、戦いをしていることにもまったく気付かず寝ているリュカに向かって

「リュカさん、すぐ戻ります」

 声をかけ、それからすぐに、ピットが矢を放ってきた方向へと走った。

 様子がおかしいとはいえ、やっと会えたファイターだ。
 なんとしても正気に戻ってほしいし、そうでなくてもなぜ彼がああなってしまったのかを見過ごすわけにはいかない。それに、何か新しい情報を得られるチャンスかもしれないのだ。
 このままピットを逃がすわけにはいかなかった。幸い、ピットは休むことなく矢を撃ってくるので彼のいる場所を見失うことはなかった。トレーナーは矢をかわしつつ、ピットを追いかけた。


「……これは……?」

 森のひらけた場所に出て、トレーナーの目の前に現れたのはピットではなく赤い扉だった。
 設置されているというわけでもなく、ただ空中に、ぽつんと置かれるようにしてそこに存在している扉。

 と、トレーナーの目の前で、その扉は勝手に開いた。扉の先は向こう側の風景ではなく、真っ暗な闇が渦巻いている。
 トレーナーはこの扉の話を聞いたことがあった。亜空軍が使用する、異なる空間同士をつなぎ合わせる不思議な扉だ。

 トレーナーはつい気になって、扉にもう少し近づいて、中を見てみようとした。
 と、その時、彼女が振り返る間もなく、何者かがトレーナーの背中をガンと蹴りつけて扉の向こうへと突き飛ばした。
 とっさのことでトレーナーは避けることもできなかったが、それでも一瞬背後に目をやって、自分を蹴り飛ばした相手がピットだということを察し……しかし、彼女にそれ以上のことは何もできなかった。

 トレーナーは時空の扉に飲み込まれてしまった。背後から彼女を蹴り落としたピットも続いてその扉に入ると、扉は煙のようになって、その場から消えた。
0205名無しさん@ピンキー2014/10/10(金) 19:52:54.63ID:ASYJ9HvC
書き込み回数規制厳しくなったんかな、やむえず、ここでいったん区切ります
ちょっとしたら再開。途中ID変わってるのは最後の一回だけスマホで打ち出したので
0207名無しさん@ピンキー2014/10/10(金) 20:30:38.43ID:in31BjuK
あばーやっぱきつそう
申し訳ありません、途中ですが、まだまだ長いので2話はあpろだ投稿とさせていただきます。
というか、以降はあpろだ投稿にしますね。注意書きはあらかじめしておきますので

→こちらです。
http://u4.getuploader.com/smbrx/download/4/Bokuno+AIsuru+Hito+02.txt

トレーナーさん陵辱
流血なし、ちょっとリョナ気味注意!
0208名無しさん@ピンキー2014/10/10(金) 23:02:25.46ID:yAFVvw4R

トレ子たんに腹パンとかブラピてめぇ
0209名無しさん@ピンキー2014/10/11(土) 01:01:17.08ID:0/X/jnxU
投下乙した
>>191
発売当初FEスレの方にそんな感じのネタが投下されてたりする
0210名無しさん@ピンキー2014/10/11(土) 11:30:26.48ID:3YHx1pO2
リュカと一緒に居るならポケトレの方だと思ってしまったwwwww
何にせよ乙です!続き期待!!
0212名無しさん@ピンキー2014/10/11(土) 17:46:22.99ID:GxxiG+2l
乙!
続きを期待
02132072014/10/12(日) 00:43:33.54ID:JEdD0hij
Wiki管理人さんテキストファイルの分までまとめありがとーね
でもポケモントレーナー♀じゃなくてWiifitトレーナーだw
02152072014/10/12(日) 23:27:57.30ID:JEdD0hij
>>214
確認しましたー ありがとうございます! 感謝
0216名無しさん@ピンキー2014/10/13(月) 09:16:18.71ID:IWYApvAf
>>191
考えようによっては、「選ばなかった方の性別のルフレが子供(マーク)として登場」とも言えそう
そういう意味では、ルフレって考えれば考えるほど不思議な存在だな

ゼノブレ未プレイで性格や口調がつかめてないけど、最近はシュルク×女ルフレで妄想してる
研究者と軍師だし、この二人にはなにかと似通ったものを感じる
0217名無しさん@ピンキー2014/10/13(月) 14:55:54.36ID:u1AH3kQj
>>216
俺もこの二人の組み合わせは好きだ
シュルク×女ルフレでもルフレ×にょたシュルクでもいいと思う
結構需要のあるキャラなんだなルフレ
0219名無しさん@ピンキー2014/10/15(水) 00:13:33.06ID:Vc93I1q2
>>218
どんなSSも歓迎だけど女体化男ルフレってどういうことなのwwww
0220名無しさん@ピンキー2014/10/15(水) 01:15:10.43ID:vH4/WW00
>>218
もしや、女ルフレは短髪派とか?
ルフレは本来姿形をエディットできる「マイユニ」なわけで、あの体型の女の場合は短髪やポニーテールも選べるから
そういう女ルフレを使っている人にはデフォの二つ結びは違和感あるのかも

ゼノブレやってないからスマブラのセリフからの想像になるけど、シュルクって普段は穏やかな性格だけど
気分が乗ってくると結構テンションが高くなるタイプなんだろうか
横アピールとか勝利時のボイス聞いてたら特にそう思えてくる、この読みが当たっているならこの板的な方面にもそれを発揮させたいところ
0221名無しさん@ピンキー2014/10/15(水) 06:39:55.05ID:KyQ3iJNS
「穏やかじゃないですね」は街の人に言う台詞で
まあ普通にしゃべる感じ
口調が変わるわけじゃないが戦闘中はうるさい
みんな等しくうるさい
0222名無しさん@ピンキー2014/10/15(水) 08:32:36.35ID:46sGhnIi
>>219
>>220
女ルフレ短髪派ってのもあるっちゃあるけど後天性女体化が大好きなんだ
男ルフレの後天性女体化
0223名無しさん@ピンキー2014/10/15(水) 11:17:22.90ID:TsMPDBEg
後天的女体化は苦手だな
性癖ってやっぱ人それぞれだな
0224名無しさん@ピンキー2014/10/15(水) 22:02:13.32ID:tBdhhAOP
俺はどんなssでも大歓迎だよ
男ルフレ女体化でもシュルク女体化でも書いてくれるだけでありがたい
0229名無しさん@ピンキー2014/10/18(土) 18:18:07.36ID:rWS4dE9K
何となく男キャラは10代に、女キャラは20代に固まってるイメージ
0230名無しさん@ピンキー2014/10/18(土) 18:54:19.66ID:NDK+qqfO
マリオって30代だっけ?なんか公式設定あった気がする
0231名無しさん@ピンキー2014/10/18(土) 19:06:16.17ID:M4TwFkQI
>>230
DXの説明で26歳前後と説明があった
宮本さんも25歳前後って言ってたはず

ヨッシーアイランドでマリオが0歳の時にクッパが言葉を話せる程度だったことから
クッパはマリオより3つ程度上

ヨッシーアイランドDSではベビィマリオよりベビィピーチの方が幼かったことから
ピーチはマリオの1〜2歳程度下

クッパもマリオもまだまだ若いんです
0232名無しさん@ピンキー2014/10/18(土) 19:10:26.21ID:khVvGhFz
昔生みの親が24、5くらいだって言ってた(DXのフィギュア説明文だと26)
0233名無しさん@ピンキー2014/10/18(土) 19:16:25.36ID:OHc6Zrga
ルイージは双子なんだよな
コウノトリさんのチョイスなのかあまり似てないが
フルネームはマリオ・マリオとルイージ・マリオだっけ

ヨッシーは出会う個体ほとんどと顔見知りっぽいんだよな
記憶を引き継いだまま転生してんのかこいつら
0235女ルフレ×女体化シュルク百合(1)2014/10/19(日) 01:41:51.00ID:ReHNM2ke
シュルクの女体化と聞いてピンときた小ネタでも
・女体化は後天性で一時的
・この話に登場するルフレは女性、つまり百合(ルフレが攻めと表記したが、
最後数行攻守逆転をほのめかす記述あり)
・筆者、ゼノブレイド未プレイでシュルクの性格や口調をつかみきれてないかも・ルフレがかなり意地悪
・ルフレはどうやってステージから宿舎に戻ったのかは突っ込まないでいただけると幸い



スマッシュブラザーズの世界で、今日も試合が始まろうとしていた。
ステージは白い砂浜に空と海の青が映えるコトブキランド、選手はピット・ルフレ・ピカチュウ、そして・・・
「あれ?シュルクさんは?」
ピットの指摘通りもう一人の選手の姿が見当たらず、このままでは試合を始められそうにない。
「遅いですね、シュルクさんに限ってこんなことは・・・私が呼んできます!」
ステージを飛び出し、選手宿舎の方へ一目散に駆けていったのはルフレ。

ドンドン「シュルクさ〜ん!試合始まりますよ〜っ。」・・・バターン!
開始時刻が迫っているという焦りからつい乱暴にノックしてしまい、扉が盛大に開いた。
「ごめん、急に調子が悪くなって今日は出られそうにないって皆に伝え・・・うわああぁ!」
部屋の主が言い終わる前に。
シュルクは首より下を布団で隠してベッドに座っていた。かなりシワがよっていて、慌てて被ったことを物語っている。
「シュルクさん、声が・・・大丈夫ですか?」
先ほどの彼の声、特に「うわああぁ」はまるで毒キノコで体が縮んだ時のように甲高くなっていたのだった。
シュルクが答えにくそうにしているうちに、この世界の創造者であるマスターハンドの声でアナウンスが流れた。
「先ほど、重大なシステムエラーが発見されました。修復に丸一日を要するため、本日の試合は全て中止します。」と。

・・・はらり。
試合がなくなったと知るや否や、彼はすっかり気が緩んで布団を取り落としてしまった。
そこに誰もいなければ何の問題もなかったと思われるが、よりにもよって目の前にはルフレ。
「え?嘘でしょ・・・」
布団がはだけると、少なくとも上半身はペンダント以外何も身に付けていない状態だった。
なんとその「彼」の胸にはあるはずのない膨らみがあり、それを目の当たりにしたルフレはつい驚きの声を発した。
「とりあえず扉を閉めて。ルフレにはちょっと聞いてほしいんだ。」

「そういえば、声がやけに高いと思いましたけどまさか・・・」
にわかには信じがたかったが、本来の程よく発達した大胸筋もやや小ぶりながら形のいい乳房に変化している以上考えられる可能性はひとつだった。
「そのまさかなんだ。」
シュルクは改めて布団で体を覆い、ルフレに打ち明ける。どうやら、今日の試合は水着姿で参加する予定になっていたらしい。
着替えようとしたその時に違和感を覚え、とりあえず上を脱ぐと体の変化に、そして思わず発した声の甲高さにも仰天したという。
普段の衣装ならまだしも水着姿では誤魔化しようがない以上、マスターハンドや他のファイターに不参加の旨を伝えに行くべく
服を着直そうとしている時に、ルフレが扉を開けてしまったのだった。
「そういう訳なんだ、皆には黙っててくれないかな。」
「はい。でもどうしてこんな事が起きたんでしょうね・・・。」
「・・・あっ。」
2人の声が重なる。その時、シュルクの青い瞳がピカリと光った。何かのビジョンが映し出されたらしい。
0236女ルフレ×女体化シュルク百合(2)2014/10/19(日) 01:43:49.07ID:ReHNM2ke
「『システムエラー』ってこの事みたいだ。つまり明日には解決だね、よかった。」
スマッシュブラザーズの世界はマスターハンドが作り上げたものであり、一見完璧に見えるが時たまエラーが見つかる事があるという。
シュルクやルフレはこちらに来てから日が浅いため、あくまでも古参の選手達からの伝聞でしか知らなかったが。
とにかくシュルクは今日1日辛抱すれば元の体に戻ると分かり、2人して笑みがこぼれた。しかし、ルフレのそれは
安堵だけではない何かを含んでいた。

「そうそう、さっき『そのまさか』って言いましたよね。」
ルフレの口調や表情は一見穏やかなのに、なぜかおぞましさを感じてシュルクはギクリとした。
「本当にそうなんですよね?」バッ!
「まずいね!」
目にも留まらぬ速さで布団が引っぺがされる。

「ルフレ・・・何のつもり?」
あれよあれよという間に、ルフレはシュルクをベッドに組み敷いていた。激しく睨み付けられてもかえって悪戯心を刺激される。
「本当に今のシュルクさんが女の子なのか確かめたいだけですよ♪」
乳房に手を伸ばし、優しく揉んでみる。自分のそれよりは小さいながら触り心地は抜群だと密かに思いつつ。
「んっ・・・ルフレっ、本当にやめ・・・てっ!」
最初こそ本気で嫌がっていたシュルクの表情が少しずつとろけ始めた。息遣いに甘ささえ感じられるようになった頃合いを見て、
固く尖るその頂を指先で優しくつまむと上ずった声が上がる。

そればかりではなかった。
「腰が揺れてますけど、気持ちいいんですか?」
シュルクは時折両足を固く閉じ、こすり合わせるようにしている。いわゆる「だんだん乗ってきた」状態なのは明らかだった。
ルフレはシュルクの下半身の着衣に手をかけようとしたがその手ははね退けられ、なんと自ら脱ごうとしていた。
「ルフレ、今の僕はこの通りだよ。」
髪と同じ淡い金色に彩られたそこに男性の象徴はなく、触れずとも分かるほどの湿りを帯びている。
「すごいです・・・こんなに濡れて・・・」
実をいうと、シュルクも最初は嫌々だったとは言え、それほどまでに感じている事実に驚嘆していた。
さらには、この女性の体でどこまで気持ちよくなれるのかという好奇心さえも芽生えていた。察するかのように
ルフレはそのやわらかな場所を左手で開き、右手の指でふにふにと感触を楽しんでから潤いの中心に少しづつ進めた。
「くっ・・・」
さすがに誰も受け入れた事がないためきつく、シュルクの表情も異物感に歪む。
「大丈夫ですか?ダメなら抜きますよ?」
それでもシュルクは頭を横に振ったため、そのまま続ける。根元まで入りきる頃には程よく緩んできたように思われた。
あくまでも傷つけないように、ゆっくりと指を動かしているうちに特別な一点を探り当てた。
「んっ・・」
「ここですね。」
先程のものとは違う、艶を帯びた声とうっとりと閉じられた瞳。ルフレは強弱をつけてそこばかりを指先でこする。
「はあっ、はあっ、あぁっ・・・!」
次第にシュルクの息遣いが速くなり、ついにはキュッと一瞬ルフレの指を締め付けたかと思うと次第に脱力していった。

シュルクはしばらくは気だるさに身を委ねていたが、不意にガバッと起き上がり、今度は逆にルフレに覆い被さった。
「きゃっ?」
「すごく良かったよ、ルフレ。今度はルフレが気持ちよくなる番だね。」

翌朝にはもうこのエラーは何事もなかったかのように修復されており、マスターハンドと2人のファイターを除いて
どんなエラーだったのかすらついぞ知ることはなかった。(完)
0237名無しさん@ピンキー2014/10/19(日) 17:53:29.60ID:B3pNL1BA
乙〜
「まずいね!」で不覚にも笑った
新キャラのSSも増えてきたね
0238名無しさん@ピンキー2014/10/19(日) 22:47:08.20ID:aBHe+CCy
乙!
可愛いなシュルク
早々で悪いが誰かにょたシュルク×男ルフレをオナシャス
不覚にもシュルクにはまってしまった
0240名無しさん@ピンキー2014/10/21(火) 21:35:16.22ID:PRfzj40p
ルフレシュルクをwktkしつつ、投下させていただきます。
>>207の続き。リュカとWiifitトレーナーさんとの話なわけですが、今回はちょっと本筋を外れて ピット&ブラックピット×パルテナ の陵辱モノになっております。本筋の続きは次回から。
前回よりは短めですがやっぱ長いので、あpろだ投稿にて。こちらになります。

http://u4.getuploader.com/smbrx/download/5/Bokuno+AIsuru+Hito+03.txt

注)
強姦注意。流血など残酷な表現はなし

P.S.
前回投稿の乙ありがとうございました!
0243名無しさん@ピンキー2014/10/23(木) 17:57:18.37ID:np/iA88t
パルテナ様はなんかエロいよなw

後ろ投げの時がすごいエロい気がするのは俺だけだろうか
0244名無しさん@ピンキー2014/10/23(木) 23:52:26.34ID:tK4u9izk
しかしパルテナ様の喉までちんこ突っ込むとはピットたちマジうらやま・・・いやけしからん!!
0245男ルフレ×女体化シュルク(1)2014/10/24(金) 04:13:08.88ID:zFXfx969
女体化シュルク、ルフレが男の場合はどうなるかこっそり考えてみた
・シュルクの女体化が先天性か後天性かは言及していない(お好きな方で)
・シュルクの性格や口調は自信ない
・ルフレがヘタレっぽい
・ルフレのオナニー描写があるので注意
・本番には至らない(シュルクがルフレに奉仕)




「ルフレ、ちょっといいかな?」
ドアの前で、部屋の主を呼ぶのは淡い金髪の少女――シュルクだった。その手には黒い革表紙の分厚い本、
どうやらルフレから借りていたのを返しにきたらしい。
しかし、全く返事がない。諦めて踵を返そうとしたその時、扉の向こうから聞こえてきたのは
「んっ・・はぁっ・・・ってシュルク?いいよ、どうしたの?」
荒い息遣い、そしてそれを無理やり押し殺して発せられた入室を許す声だった。

「ルフレ、本ありがとう。ただ、なんか穏やかじゃない感じがするけど大丈夫?」
「どういたしまして。・・・僕は割と穏やかだけど?」
椅子に座るルフレに魔道書を渡しながら尋ねる。ルフレは受け取った魔道書を机に置き、相手の口癖を真似つつ
なんとか誤魔化そうとしたが、誤魔化しきれていなかった。
「本当は大丈夫じゃないんじゃ・・・熱でもある?」
シュルクは大胆にもルフレの額に手を触れようとした。先ほどの息遣いと合わせると、例えば風邪でも引いて
熱を出したかと心配になるレベルでルフレの顔は赤い。
「お願い触らないで!」
間一髪でシュルクの手をはねのけていた。もし触れられれば違う意味での「熱」が体内に燻っているのを悟られそうな状態だった。
「やっぱり、今のルフレは全然穏やかじゃないよ。本当に大丈夫?」
本さえ返せばすぐ出ていくと思って部屋に入れたのに、なんだかんだでかなり粘るシュルクに苛つきつつあった。
無論苛つくのはルフレ自身の都合であって、シュルクには知りようのないことだが。ルフレはもはや、
シュルクが早く退出することを祈りつつ作り笑いを浮かべることしかできず、気まずい沈黙が訪れた。
0246男ルフレ×女体化シュルク(2)2014/10/24(金) 04:17:15.72ID:zFXfx969
そんな中、シュルクの視線がある一点に釘付けになった。そしてそここそが、ルフレにとっては一番
見られたくない部分だった。
「シュルク?どこ見てるの?」
もはやしどろもどろのルフレ。一方のシュルクの中では、ルフレの荒い息遣いや真っ赤な顔、触らないでと手を弾かれたこと、
そしてピンと張りつめたズボンの前面という事象が全て一本の糸に繋がったところだった。
「ごめんルフレ、ちょうどあの・・・慰めてた、ところだったんだね。」
ぎくり。頬を紅に染めつつ謝るシュルクの声は、本人にはその意図がないにもかかわらず今のルフレにとっては
もはや言葉責めだった。自慰をしていたと見抜かれたことに加え、その時思い浮かべていたのが目の前の少女だったことが
気まずさに拍車をかける。
「こっちこそ、みっともないところ見せちゃったね・・・ごめん。」
「謝らなくていいよ、ほら・・・」
「え、いいの?」
シュルクはさらに大胆な行動に出た。ルフレの下半身に手を伸ばしたのだ。ルフレは促されるままに下着ごとズボンをずり下ろした。
「はぁ、はぁっ、シュルクっ・・・」
乱闘ではモナドを握るその手が、ルフレ自身を包み込んでいる。――ある書物いわく、モナドは神剣であり、
素質あるものにしか扱えない――ルフレの脳裏にふとその一節が蘇り、今の状況がひどく倒錯的に感じられた。
「こんなに硬くなって・・・気持ちいいんだね。」
「うん・・・。」
くちゅっ、くちゅっ
シュルクはルフレに跪く格好になり、先端を口に含んでちらちらと舌を這わせつつ根元は今まで通り
手で優しく包み込むようにした。
「はぁっ、はぁっ、ちょっと・・・これは・・ヤバいかも・・・」
次第にルフレの表情に余裕がなくなっていく。それを察し、シュルクも乱闘時で言うところの「撃」モードに入った。
「くっ・・・!」
絶頂の瞬間、大慌てでシュルクの顔をひっぺがして口内に出すことはなんとか免れたが、勢いよく飛んだそれは
シュルクの頬を白く汚した。

「すごい・・・本当に気持ちよかったよ。ありがとう、シュルク。」
頬をティッシュで拭いてやりながら礼を述べる。
「どういたしまして。気持ちよかったならよかった。本も返したし、失礼するよ。」
その笑顔がまぶしかった。(完)
0247名無しさん@ピンキー2014/10/26(日) 14:07:04.47ID:CvliXHaO
>>245-246
乙!
ここ書き手いるのに読み手少ないのが悲しいな…ROMってるひといるのかな?
0248名無しさん@ピンキー2014/10/26(日) 20:47:20.23ID:PuR7qMzD
乙!!
確かにルフレヘタレすぎるw
0249名無しさん@ピンキー2014/10/26(日) 22:04:08.91ID:zjWKyWY/
>>247
やっぱりキャラ多いから考えられるカップリングも多いし、好きなカップリング以外はスルーという人も多そう
まあ、そんなもんだよな
0250名無しさん@ピンキー2014/10/27(月) 18:59:29.28ID:K50VEAF4
正直女体化はBLみたいで気持ち悪いと思ってるからスルーしてる
0251名無しさん@ピンキー2014/10/27(月) 21:59:51.82ID:psUjeZpq
トレ子さんもっと増えないかな
今やってる長編もお気に入りだけどもっとみたいな
0252名無しさん@ピンキー2014/10/30(木) 10:08:42.04ID:AuYcmcCM
女体化は嫌いじゃない
0253名無しさん@ピンキー2014/10/30(木) 14:41:28.32ID:TbRm0dLg
どんなジャンルでも書いてもらえるならこんなありがたいことはない
0255名無しさん@ピンキー2014/10/30(木) 19:03:26.99ID:lK/y1Jm9
>>254
ダックハントのカモが♀だとしたらまだ全部かかれてないことになるな
0256名無しさん@ピンキー2014/10/30(木) 23:46:10.79ID:1cBeq9B3
ダックハントの鴨はさすがに原型じゃ無理っぽいから
擬人化というか「どうぶつの森」のアヒル住人みたいな感じになるのか?w
0258名無しさん@ピンキー2014/10/31(金) 00:48:54.46ID:YrfCxp3q
その柔らかくも鋭い嘴でサムスのアソコをつんつんつんっ
サムス「あっ、うっ、うぁっ♥」
0260名無しさん@ピンキー2014/10/31(金) 07:56:26.13ID:WORBmLvP
ウェンディェ
0261名無しさん@ピンキー2014/10/31(金) 18:13:59.73ID:V/Lz1yui
アシストキャラでもなんか書けそうだな
しずえさんとかリンとか名前知らんけど雷の攻撃出してくる娘とかいるし
0264名無しさん@ピンキー2014/11/02(日) 00:19:04.64ID:CGmlGXLC
おっとピンク髪じゃない女むらびとも忘れてやるな
0265名無しさん@ピンキー2014/11/02(日) 23:27:55.44ID:TML69IL+
明日が休日なのでこっそり投下。リュカとWiifitトレーナー(がメイン)のお話です。長めにつき例のごとくあpろだにて。
>>207の続きになります。(間にサイドストーリー的なものとして>>240が入ります)

http://u4.getuploader.com/smbrx/download/6/Bokuno+AIsuru+Hito+04.txt

今回も、ピット&ブラックピット×パルテナ の陵辱をメインに。

注)
流血なし。というか今後も一切ありません。異物挿入、子宮責め、虐遇など鬼畜気味。
いまさらですが、世界観について独自の解釈や設定などがあります。ご了承ください。
0268名無しさん@ピンキー2014/11/05(水) 01:43:18.30ID:Z0GaHJU9
GJ!
なんかこのまんまエロゲになりそうなほど話がしっかりしてるよ!
0269名無しさん@ピンキー2014/11/06(木) 18:48:04.08ID:saWC6e42
ヘタレルフレもパルテナ様も乙!
ほんとに人がいなくて寂しいなぁ。
0272Wiifitトレーナー♀×Miiファイター♀百合(1)2014/11/08(土) 19:19:45.72ID:2z0FFL+A
よし、早速浮かんだ。
・Wiifitトレーナーは「トレーナー」と略記
・Miiファイター(♀)の容姿はデフォルトのガンナーを想定したが、勝手に妄想した設定(例:年齢は十代半ばくらい)あり
・WiifitトレーナーがMiiファイターにいけない(?)遊びを教える

「あー、また太っちゃった。乱闘で結構動き回ってると思うんだけどな〜。」
スマブラ選手宿舎、女湯の脱衣場で体重計の数値にため息をついているのは亜麻色の長い髪の少女。
年の頃は14か5、それくらいの少女には体重が増えるというのは耐えがたいことだった。
「暴飲暴食はしないようにしてるし、何がいけないのかな〜。そうだ、トレーナーさんに聞いてみよう!」
トレーナーさんというのは、同じスマブラ選手の一人である。彼女は普段はフィットネスのインストラクターとして活躍し、
健康に関するアドバイスを行っているので頼りになるに違いない。
決まりとばかりに少女は服を着直し、トレーナーの部屋にダッシュした。

「あら、――さんですね。どうしましたか?」
「実は、トレーナーさんに聞いてほしいことがあって・・・」
トレーナーに快く部屋へ迎え入れられ、早速悩みを打ち明ける。返ってきた答えは果たして。
「――さんくらいの子なら、全く問題ないレベルです。気にしすぎてご飯を減らしすぎる方が健康によくありませんよ。」
そうは言われても、本当に大丈夫なのか今一つ納得がいかずつい首をかしげてしまう。
「私が思うに、ここがよく育っている証拠でしょうね。」
「きゃあ!」
言い終わるか終わらないかのうちに胸に伸ばされたトレーナーの白い手に、少女の黒い瞳が真ん丸になる。

「トレーナーさんっ!?一体何のつもり?」
「あなたの体重が増えたのはここが育ってるからで、何も問題ないというだけのことです。」
トレーナーの発言は事実だった。数ヶ月前にスマブラ界に迷い混んできた頃には幼児体型そのものだったが、
今では乱闘用のノーマルスーツ越しでも淡い膨らみがわかる。
「びっくりさせないでよ・・・でもちょっと安心した。いつかはトレーナーさんみたいにもっと大きくなるかな〜?」
「あなたの胸がどこまで大きくなるかはわかりませんが、女の子として綺麗になる方法を教えましょうか。」
「はい!」
少女は無邪気に頷いた。
0273Wiifitトレーナー♀×Miiファイター♀百合(2)2014/11/08(土) 19:21:41.90ID:2z0FFL+A
「ではまず、ズボンを脱いでベッドに仰向けになってください。」
「こ、こう?」
恥じらいと不安に顔を赤らめつつも、言われた通りにする。
「ちょっとごめんなさいね。」
ノーマルスーツの裾からトレーナーの手が侵入し、上へ上へと這うそれはついには白布の下着一枚越しに
物心ついてから誰にも触らせたことのない場所に到達した。
「そんなところ、触らないで・・・汚いよ・・・」
「自分の体の一部をそんな風に言うものではありませんよ。」
少女は決まりの悪い顔になりつつも頷く。それを見てとるや、トレーナーは触れている手をゆっくりと動かし、
布一枚越しの柔らかな感触を楽しみ始めた。
「きゃはっ、くすぐったいと言うか変な感じ・・・」
何も知らなかった少女のことだ、最初はそうとしか思えないのも仕方あるまい。しかし、
「ぁんっ・・・何かここ、いいかも・・・」
「あら、――さんはこっちよりもここの方が感じやすいのですね?」
トレーナーは少女の割れ目の上端にある小突起と、その下の純潔の入り口の双方を交互につついてみた。
前者はほぼ全ての女性にとって敏感な部位であり、この少女にもそれは充分当てはまっている。
しかしながら彼女の場合は後者の方がより敏感で、刺激される度に体の奥底から広がる甘い痺れに目を潤ませながら
うんうんと頷いていた。
「気持ちいいでしょう?これからは寝る前にでも自分で触ってみるといいですよ。」
トレーナーはそんな少女にあくまでも優しく声をかけながら、ほころんで湿りを帯び始めたそこをとどめとばかりに強く指で押さえた。

「すぴー。」
全くの「初めて」だった少女には色々な意味で刺激が強すぎたようで、達すると同時に意識を手放してしまった。
「また何か悩みがあったら相談してくださいね。」
少しずつ大人になりつつあるとはいえまだあどけない寝顔に優しい眼差しを向け、毛布をかけてやった。(完)
0278名無しさん@ピンキー2014/11/09(日) 22:20:17.83ID:YVnFFTKw
好みのカップリング・内容がなければ黙して待つか自分で書くかだ
0281名無しさん@ピンキー2014/11/14(金) 21:11:59.35ID:fF078g6t

そういえばルフレは結構厚着でいろんなサイズが隠されてるな…
0282名無しさん@ピンキー2014/11/16(日) 10:07:12.77ID:v+HQlF3p
しかもルフレ♀はスマブラでは希少な人妻属性を着脱可能
一応、旦那もゲームに出てるしな
0283名無しさん@ピンキー2014/11/16(日) 12:10:06.61ID:+QEnX6va
ふむ・・・妻子持ちのパックマンと分かり合えそうな予感
0284妻子持ちパックマンと人妻ルフレ2014/11/17(月) 00:40:11.34ID:Huw4zmTX
ただの小ネタ

--------



「ああっ、いけません、パックマンさん! 私たちには、互いにパートナーがいるんですよ? それを、それをこんな関係は!」

 ピロロッ ピロピロ ピヒュィーン

「そんな、だめですパックマンさんっ! 私の想い人はクロムさんただ一人で、彼以外には……ああっ、そんな、見ないで!」

 ピロッ プヒューン ピュイーンヒュイーン

「ち、違います、私、濡れてなんか…… えっ……う、嘘ですよね? そんな……い、嫌です! そんなことしたくないっ! やめてっ!」

 ピョーン ピュルル プープー

「っ……! いぎぃっ……あぁっ、痛い! こんな行為、クロムさんにしか許してないのに……」

 ヒューン ピピピ ピヒョーン パューン!

「ひぐっ……ち、違います! なんでそんなことを仰るんですか? そんなぁっ、こんな行為で感じてなんか……ああっ! あっ、だめぇっ!」

 ビューン! ピロロピロピロ ピヒュィーン プピプピプピプピ

「あっ、あっ、あっ! そ、そんな、激しっ……い、いやぁ! 助けてクロムさんっ! 嫌ですっ、クロムさん以外の男性で感じたくなんかないっ!」

 パポッ ピヒューピヒューピヒュー プルルルルル

「嘘……そ、そんな! や、やめて、それだけはやめて! 中はだめぇっ! 赤ちゃんができちゃうぅぅっ!」

 ピピピピピ パピュッパピュッパピュッ

「あっ、ああっ……そ、そんな……クロムさん以外の……」

 ピロロロロロ ピューン♪

「あぁ……ひどい、パックマンさん……。ど、どうしよう、赤ちゃんができちゃう……っていうか、パックマンさんと私とだとどんな子供が?」
「親権は? いや、むしろ生まれた子の著作権は任天堂? NAMCO? あぁ、もし生まれたら、クロムさんになんていえば……もうどうしたらいいんですか……グスンッ」

以上が、誰にも語られることないルキナ誕生秘話であった。






ルキナ「お母様……う、嘘ですよね!?」
ルキナ「嘘に決まってるじゃないですか!」
パックマン「パピピピピ ピロロピロロ」
0285名無しさん@ピンキー2014/11/17(月) 00:42:42.40ID:Huw4zmTX
最後の二番目の台詞、ルフレ♀がルキナになってた。これはうっかり。テヘペロ。
0288名無しさん@ピンキー2014/11/17(月) 17:40:54.18ID:deUdvPFR
>>287
実際問題、ルフレは原作だと(自分の子供以外)誰とでも結婚できたよな
仮にスマブラメンバーとの間に子供ができたら、相手によってはとんでもないスキルを持ってそうだ
0289名無しさん@ピンキー2014/11/17(月) 17:58:08.35ID:Huw4zmTX
マリオ「つまり、任天堂とCAPCOMのコラボジュニアも作れるんだな!? よし、いけロックマン!」
ルフレ「ちょ、ちょっと待ってください! そんな中世の政略結婚みたいなことしたくありません! だいたいロックマンさんはロボットじゃないでsぅぉお!! は、はいってる、はいってるぅ!」
マリオ「任天堂とCAPCOMの協和と繁栄を願って、ルフレ、任天堂側の代表としてロックマンの子を孕むんだ!
ルフレ「だ、だめぇぇ! チャージショットらめぇぇ! できちゃぅぅう1UPしちゃうのぉぉぉ!」


※もちろん出来ません。ロボットだし。
0290名無しさん@ピンキー2014/11/17(月) 21:15:29.14ID:HUwrbfpj
>>289

―――その後

ルフレ「プラグイン、ルキナ.EXE!トランスミッション!!」
ルキナ.EXE「ルフレちゃん、いくわよ!」
ルフレ「任せて!バトルオペレーション!」
ルキナ.EXE「セット!」
ルフレ「イン!…え、私が戦うの?」
0291名無しさん@ピンキー2014/11/18(火) 12:53:42.11ID:RGEsLNIo
フォックス「つまり、ルフレを孕ませた人がルキナの父親になるってことなのか」
ルキナ「いえ、私の父上はクロムです。その場合は、私の母親のほうが変わることになるかと」
ロゼッタ「しかし、今の貴方はルフレさんがお腹を痛めて産んだ子なのでしょう?」
ピーチ「まぁ、時間軸がズレててまだお腹に宿してないそうですから、将来的にってことでしょうけど」
ゼルダ「今のルフレちゃんはまだ母親の歳ではありませんよね。未来の母親です」
ファルコ「だが、歴史は変えられるんだよ。ルフレが相手を選べばきっとルキナの父親が変わる可能性だってあるはずだ」
ウルフ「あるのか?」
ルイージ「なんだかこんがらがってきたよ」
マリオ「タイムパラドックスってややこしいな」
マルス「仮に、仮にだけど、僕とルフレで子供を作ったら、君は僕の血を引くってことになるのかい?」
ルキナ「えっ、英雄王の娘……」
ロイ「ちょっと揺らいでんじゃねーよ!」



ルフレ「交配実験の素材みたいに言われてますが、私に結婚や出産の自由はないんですか?」
ルイージ「自由があったらどうするつもりなんだい?」
ルフレ「もちろんクロムさんの子を産みます(キリッ」
0292名無しさん@ピンキー2014/11/18(火) 16:54:37.42ID:It4+4+eJ
FE覚醒やってないから詳しくないんだけどスマブラのルフレは既に子供いるのか
0294名無しさん@ピンキー2014/11/18(火) 19:41:05.14ID:Vdc2lXo0
ルフレさんがダイエットに成功したと聞いて

足が速くなるのは性能的にありがたいが、エロパロにもネタにしやすいな
0295名無しさん@ピンキー2014/11/19(水) 09:53:44.63ID:ZbxcjtOd
ルフレ♀は処女でも若奥様でも出産済みでもいけるし子ユニットネタや母子ネタにダイエットネタまで引き出し豊富な良キャラ
0296名無しさん@ピンキー2014/11/19(水) 18:37:49.21ID:U+Aj/vdh
ルフレ♂ならスマブラの色んなキャラを孕ませてマークを産ませられる可能性
0297名無しさん@ピンキー2014/11/19(水) 18:52:56.55ID:8WzhmM3q
パックマン吹いた

Miiピーチが面白かった ただ自分のMiiで想像してしまうとキモヲタだからSSイメージ用のイケメンMiiを作らないとだな
0298名無しさん@ピンキー2014/11/19(水) 19:55:38.21ID:+LNzRnEU
タイトルもセルフインサート(自己挿入)だから良いのさ自分ので
エロゲやってるみたいで俺も結構好き
0300ポッキーゲームしよう!2014/11/21(金) 23:45:33.82ID:W5NkzKcn
突然の投下失礼するよ
ポッキーの日はとうに過ぎたけど、ポッキーゲームネタを置いていきます。

・ルフレ♀と子供リンク(Dxの)がポッキーゲームを楽しむだけの話。
・キスあり。エロなし。
・ルフレ♀はNot人妻
0301ポッキーゲームしよう!2014/11/21(金) 23:46:36.46ID:W5NkzKcn
 ルフレがスマッシュブラザーズに参加したばかりの頃から、子供リンクはずっと彼女に御執心の様子だった。
 子供リンクは恋愛や難しい男女の話などというものは分からない。それでも彼は、ルフレのことを考えるだけでむずむずするような不思議な感覚を覚え、出会ったばかりの頃から何度も彼女に話しかけては気を引こうとしていたのだ。
 もっとも、子供リンクにとってルフレは後輩にあたるのだが、子供リンクはそんなことは気にしていない。心身共にルフレのほうがずっと大人だということは子供リンクもよく分かっており、
 子供リンクはルフレのことを「ルフレの姉ちゃん」と呼んで、年下らしく、彼女に接しようとした。
 当のルフレもまた、自分によく懐いてくる子供リンクのことを気に入っている様子だった。無邪気でマスコットのような子供リンクにルフレも母性をくすぐられ、無性に彼を愛でてやりたくなってしまう。
 いつしか彼はルフレにとって、連日の戦いの疲れを吹き飛ばしてくれる清涼剤とも言える存在になっていった。

 ところがこの二人、ファイターとしての実力にはとても大きな差があった。戦績は、子供リンクは文字通り「ジュニアの部」をなかなか抜けられずにいる程度だったが、ルフレは早速上位戦績のグループまで食い込んでいる程だったのだ。
 当然、この二人が戦ったところで、勝敗は目に見えている。
 だが子供リンクは、ルフレの時間が許す限りは積極的に彼女との試合を申し出た。試合だろうと何だろうと、彼女といられる時間をつくりたいと思ったのだ。
 ルフレはファイターとして観客に人気があり、公開試合にも引っ張りだこで、なかなか子供リンクの相手をしてやることができない。連続する試合の中で、疲れを癒す時間がなかなかとれずにいることもあった。
 それでも彼女は、子供リンクの申し出にはいつも快く答えて対戦を行っていた。

 ルフレと子供リンクの試合が組まれるたび、子供リンクは目を輝かせながら
「僕、頑張って戦うからさ、もし僕がルフレの姉ちゃんに勝ったら、僕のお願いをひとつ聞いてよ!」
 と、ルフレに頼み込むのが習慣になっていた。
 もっとも、そのお願いがどんなものかとルフレが聞き返すと、彼は「うーん……まだよく考えてないけど」というばかりであり、具体的にルフレに何をさせたいというのを決めているわけではないようだったが。
 それでも、少しでもルフレと話の種を作ろうと、そんなことを言っているようだった。
 ルフレは、子供リンクがそれを糧に試合を頑張れるなら、と
「分かりました、いいですよ。その代わり、試合では手加減はしませんからね」
 と、彼の申し出に快諾し、彼との試合に臨む。
 そうして大抵は子供リンクが返り討ちにされて、子供リンクの頼みはなかなか通じることがない、というのがいつものことだった。


 だが、今日に限っては様子が違った。
 ルフレは試合開始直後から、子供リンクの気合の入れようがいつもと違うということに気づいていた。
 些細なミスも起こさないようにし、かつ物凄い勢いでルフレに攻撃を叩き込もうとしてくる。ルフレがサンダーを溜める間を一切与えないようにして、子供リンクは激しい攻撃と飛び道具を切れ目なく繰り出してくるのだ。
 そこには何か彼の執念のようなものもあるようだった。いつにない迫力と、子供リンクの本気の本気を前に、ルフレはついに子供リンクに敗れた。
 かなり接戦とはなったものの、ルフレはやはり子供リンクを相手に油断をしていたようで、試合中は終始彼に押されっぱなし。予想外の展開に観客は大賑わいだ。

「こ、これは不覚でしたね……」
 子供リンクに敗れたルフレは、自身の油断と慢心を悔いた。だが、そんな彼女のもとに、彼女のものよりも一回り二回り小さい手が差し伸べられる。
「ルフレの姉ちゃん、お疲れ様」
 子供リンクは、対戦相手に奢ることも蔑むこともなく、ただ、にこにこと笑っている。ルフレは彼に微笑み返し、手を取られて立ち上がると、そのまま子供リンクと握手を交わした。勝っても負けても、ファイターの礼儀だ。

 ルフレは自分の油断に対してもちろん悔しさは抱いていたが、それよりも、子供リンクがここまで頑張ったことの嬉しさのほうがずっと大きかったようだ。対戦場をはけた後、ルフレは子供リンクの頭を撫でてやった。
「リンク君、私を相手によく頑張りましたね」
「うん、頑張ったよ! えへへへ……」
 子供リンクも、憧れのルフレに褒めてもらえて満面の笑みだった。
0302ポッキーゲームしよう!2014/11/21(金) 23:47:25.12ID:W5NkzKcn
「ルフレの姉ちゃん……」
 二人がお互いの控室に戻る前に、子供リンクはもう一度ルフレを呼び止めた。ルフレが振り返ると、子供リンクはルフレに上目づかいをし、彼らしからずもじもじとしている。
「どうしましたか、リンク君」
「あのさ、ルフレの姉ちゃん……約束、覚えてる?」
 そういう子供リンクは何かためらっているかのようで、とても照れ臭そうだ。
 
 ルフレは彼が言っている約束が何のことなのかはすぐに分かった。もしも試合に勝ったらお願いを一つ聞いてほしい、といういつもの約束だ。その約束は今試合でも例外なく交わされている。
 ルフレが思い返してみると、今日、いつも通りの約束をした時の子供リンクは、普段より覚悟を決めていた様子だった。どうやら子供リンクも具体的に聞いて欲しいお願いを決めているようだ。

 子供リンクはもうルフレの答えを待ちきれないという様子で、しきりに彼女を見上げている。そのほほえましい様子にルフレはくすくすと笑いながら彼の肩に手を置いた。
「あの約束ですね。はい、覚えていますよ」
「ほんと? じゃぁ姉ちゃん、僕のお願い、聞いてくれるの?」
「えぇ、もちろんです」
「ほんと? ほんとにほんと? あとでやっぱりダメって言わないよね?」
 ルフレが話を聞いてくれたことで、子供リンクはひどく興奮した様子で何度もルフレに確認した。
 彼がルフレに勝利を収めるのは今回が初めてだ。子供リンクは、お願いを本当に聞き入れてもらえるのかどうかとドキドキしていたらしい。

 子供リンクがあんまりしつこく尋ねてくるので、ルフレは彼を笑って、彼とおなじ視線にしゃがんだ。
「真っ当な戦術師に嘘偽りや卑怯な真似はありません。決められた約束も必ず果たしますよ」
「ほ、ほんと! やったぁっ!」
 子供リンクが飛び上がって喜ぶ。それはもう、試合に勝った時よりも落ち着きのない大喜びだ。

 子供リンクの興奮ぶりに、ルフレは思わず「どんなお願いなんですか?」と聞き返したくなった。しかし、子供リンクはルフレの答えに喜んで
「じゃぁ空いている時間はある? いつなら大丈夫?」
 さっそく約束を行使してもらおうと、ルフレの空き時間を確認してくる。
 ルフレはうーんと唸って、今日のスケジュールを思い返してみた。今日は特に多忙で、日中はどの時間をとっても20分以上休憩がない。残念ながら、子供リンクにかまってあげる時間はしばらくなさそうだった。
「私は午後も試合が一杯に入っているので、自由な時間は夕方過ぎになってしまいます。それでもよろしいですか?」
「うん、いいよ!」
「では、今日の試合プログラムが全て終了後に、スタジアムのロビーで待ち合わせというのはどうでしょう」
「待ち合わせ? うーん、ロビーはなぁ」
「……ダメですか?」
 スタジアムのロビーはファイターがよく用いる施設の一つで、他ファイターの試合観戦や戦友との雑談などのために多くのファイターが訪れる場所だ。待ち合わせには一番良い所なのだが、子供リンクは納得しないようすで、腕を組んで考え込む。

「……ねぇ姉ちゃん、集合場所は、姉ちゃんか僕の宿舎の部屋じゃだめ? 夜になってからでもいいからさ」
「えっ、宿舎ですか?」
 子供リンクは待ち合わせ場所について、唐突にこんなことを言い出した。
 宿舎というのは、スタジアムに滞在するファイターたちに不便ない生活を保障するための寮部屋のようなもの、いわば個室だ。
 ルフレにとってもプライベートな空間である。女性ファイターの友人ならともかく、異性を入れることなどまずない。
 普通、男性ファイターに「部屋におじゃましてもいいかな」などと言われれば、敬遠してしまうのが当然である。だが、相手は無邪気な子供リンク、ルフレはちょっと悩んだ後、頷いた。
「分かりました。では夜に、私の部屋に来てください。すこし散らかっていますが、よろしいですか?」
「あっ、いい? それじゃあ夜になったらね」
 ルフレが思った通り、子供リンクは、異性間のその行為がどれだけ重いことかなどとは全く考えていない様子だ。ルフレは密かに胸を撫で下ろし、それからはっと時計を見やって
「いけない、次の試合が……リンク君、ごめんなさい、そろそろ行かなければ」
 まだ話の途中であり、お願いが何なのかも聞き届けてはいなかったが……ルフレはやむを得ず、彼との話を切り上げることにした。
 子供リンクは笑って頷き
「うん、わかった。僕も試合が入ってるし、それじゃぁ夜になったら姉ちゃんの部屋にいくからね!」
 ルフレに手を振って、すぐに駆けて行ってしまった。
0303ポッキーゲームしよう!2014/11/21(金) 23:48:30.01ID:W5NkzKcn
「……お願い、か……」
 ルフレも急に決まった待ち合わせでまだ気持ちは落ち着いていなかったが、それでもぼんやりはしていられず、次の試合会場に、少し早足で出かけて行った。




 ルフレは試合のハーフタイムになるたび控え室で休憩をとっていたが、その合間、ずっと子供リンクのことを考えていた。彼女も内心、いったい子供リンクに何をお願いされるのかとドキドキしているのだ。
 なにしろ、彼がここまで頑張って達成した約束だ。恥ずかしい願い事や、理不尽なことだとしても、彼がきっちり勝利を収めれば出来る限り引き受けよう、とルフレも決めていた。
 無邪気すぎる故のとんでもないことだったら、年上としてどう対応すればいいだろう。ここまでしておきながら、結局は子供らしいお願いで拍子抜けしたらどうしよう。
 何か買ってほしいというお願いだったら、ここまで溜めたファイトマネーを使う準備もしておいたほうがいいだろうか?
 一体どんなお願いを聞くことになるのかと色々なことを想像し、ルフレはつい、一人で悩んだ顔をしたり恥ずかしがったりを繰り返してしまった。


 そうしてルフレも悶々とした午後を過ごし、夜になってスタジアムも閉館。
 何時ものようにピーチが女性ファイターのお茶会に誘ってきたが、今日に限ってルフレは「ごめんなさい、今日は大事な約束が入っているんです。また今度、誘ってください」と断り、試合終了後はまっすぐ自分の部屋へと戻る。
 
 ルフレは部屋に戻るなり、急いで片づけをはじめた。子供リンクがいつくるか分からない以上、迎える準備くらいはしなければいけない。
 ルフレの部屋はだらしなく散らかっているわけではなかったが、やはり異性を迎える準備は何一つ出来ていない。対戦の日程表やファイターの資料などをきれいにファイリングして机の上も片づけ、掃除もいつもより念入りにし、言い訳程度のお茶菓子も準備する。
 まるで彼氏を迎える年頃の女の子のように、きびきびと隅から隅まで部屋を片付けた。

「ルフレの姉ちゃん、来たよー!」
 ちょうど片づけが終わった頃、ドアノックと共に、外から子供リンクの声が聞こえてきた。
「姉ちゃん、入ってもいい?」
「リンク君ですね、どうぞ」
「おじゃましまーす」
 ルフレが受け答えるなり、子供リンクは遠慮なくドアを開き、友達の家にあがりこむようにしてルフレの部屋へと入ってくる。
 ルフレは子供リンクの姿を、彼に失礼がない程度によく見まわした。服装はいつも通り、手にはお菓子の箱を持ち、もう期待を隠せずわくわくとした様子だ。

 子供リンクはソファに腰掛け、はじめて入る彼女の空間を落ち着きなくきょろきょろと見回した。
「わぁ、綺麗に片づけてるんだね、姉ちゃん」
「さっきまでは、ちょっと散らかっていたんですけどね」
「うーん、でもすごく綺麗だよ。ゼルダ姫のお部屋に呼ばれたこともあるけど、なんていうのかな、ルフレの姉ちゃんの部屋は……物が少ない?」
 語彙がないゆえにそんな言い回しになってしまったようだが、確かにルフレの部屋は整理され、シンプルに整っている。
 子供リンクが入ったゼルダの部屋には、トライフォースや神々の伝承にまつわるハイラル伝説由来のものがいろいろ飾られていた。子供リンクがはじめてみたそのゼルダの部屋を「女の子の部屋」と認識したのならば、確かにルフレの部屋は小ざっぱりとしている。

 ルフレは、子供リンクにお茶を一杯出してから腰をかける。子供リンクはルフレが腰掛けるなり、すぐに彼女に身を乗り出した。
「ルフレの姉ちゃん。今日、試合がいっぱいで大変だったんでしょう? 試合の結果はどうだった?」
「えっ、結果ですか? そうですね……勝率6割5分といったところでしょうか。いつも通り、やはり熟練の方にはなかなか勝てないです」
「ふーん。でもすごいや。ちょっとだけ控室で見てたよ、サムスさんに勝ってたじゃない」
「あっ、見ていらっしゃったんですね。はい、あの試合は、フィールドに味方されましたから……」
 次の話題は今日の戦績、実にファイターらしい会話である。

 子供リンクはただ純粋に彼女にあこがれて質問をし、彼女とたくさん話をしたいからいろいろな話題を振っているようだった。ルフレもまた子供リンクを急かすことなく彼との会話を楽しんでいる。
 普段、ルフレと子供リンクが会話をするときといえば、休憩時間が被ったり、昼食で席を合わせたときくらいのもので、これだけ時間を気にせず話をできることなど滅多にないことだったのだ。
 二人はしばし、肝心の話題のことは置いておいて、いつも以上に他愛のない話を弾ませた。
0304ポッキーゲームしよう!2014/11/21(金) 23:49:01.97ID:W5NkzKcn
 それからしばらくして……
「そうだ。ルフレの姉ちゃん。お昼にいった約束のことなんだけど」
「あ! はい、そうでしたね」
 子供リンクはいろいろな話をならべた後で、思い出したように唐突に、その話をルフレに振った。
 ルフレも約束のことを忘れかけるほどに子供リンクの話を聞いていたので、急に約束のことを思い出し、胸の奥につっかえていたものを引き出されたような気持ちになって、慌てて姿勢を改める。
「……姉ちゃん、どうしたの? なんか、急に変な顔して」
「えっ? 私、変な顔しましたか? なんでもないです、大丈夫ですよ」
「そ〜う? へんな姉ちゃん! ハハハ!」
 ルフレは一瞬で、昼間に思い描いた事を思い出し、ひとりで勝手に心拍を高めてしまう。子供リンクはそんな彼女の様子を笑って、それから、持参してきたお菓子の箱を改めて取り出した。

「あの、そろそろ教えてください。お願いとはいったい何をすればいいんですか?」
「あ、そうだった。教えてなかったね……へへっ」
 子供リンクは嬉しそうにもったいぶって、壁にかかったカレンダーを指差した。
「ルフレの姉ちゃん、今日がなんの日か知ってる?」
「えっ? 今日……ですか?」
 ルフレも彼の指先を追ってカレンダーを見つめる。今日の日付は、11月11日だ。ゾロ目できりのよい日だが、ルフレは今日という日に、特別に感じていることは何もなかった。

「あれ、ルフレの姉ちゃん、知らない? 今日はねぇ、ポッキーの日っていうんだ。ほら、これ」
 子供リンクはルフレの前でお菓子の箱を開け、そこから何本か、スティック状のお菓子を取り出してルフレに見せつける。ルフレはそのお菓子をゆらゆらと目の前で見せられて、困惑した。
「ルフレの姉ちゃん。ポッキーの日って知らないの? それじゃぁ、ポッキーゲームって知ってる?」
「は、はぁ……」
「そっか、知らないんだ。それじゃ、教えてあげるよ」
 子供リンクはポッキーの片方の端を咥えて、ルフレにポッキーゲームのルールを説明し始めた。

【ポッキーゲーム】
-スティック状のお菓子、ポッキーを使用したパーティゲーム。
-二人でポッキーの両端を咥えて交互に食べ、先に口を離してしまうと負け。

「なるほど、そんなゲームが流行っているんですね」
「なぁんだ。ルフレの姉ちゃん、やっぱり知らなかったの?」
 普段あまり食べなれないお菓子をまじまじと見つめるルフレと、物を知らないと言わんばかりに彼女を笑う子供リンク。ルフレは子供リンクの瞳を見つめ返した。
「はい……それで、お願いというのは」
「だから、僕と一緒にやってくれない? ポッキーゲーム。いいでしょ?」
 子供リンクはそう言うと、急かすようにして、咥えているポッキーのもう片方の端をルフレに向けた。 
0305ポッキーゲームしよう!2014/11/21(金) 23:50:12.16ID:W5NkzKcn
 なんだか不思議なゲームだ、とルフレは心の中で思っていたが、子供リンクからの誘いであり約束でもある。もちろん、断る理由もない。
「初めてなので、うまく出来るかわからないですが……そ、それじゃぁ、失礼します」
 ルフレは子供リンクが咥えるポッキーのもう一端を、そっと口に咥えてみた。
「ん……」
 ルフレが咥えたのがチョコレートの側だったので、ちょっと咥えただけでチョコレートが溶け出してくる。砂糖とカカオの甘苦い味がルフレの口の中に広がった。
(こ、これはどういう状態なんしょう?)
 ルフレにしてみれば、なんとも奇妙でならない状態だった。ポッキーを経由して互いの口が繋がり、うまく動けない。ルフレと子供リンクには身長差があるせいで、ルフレはちょっと屈まねばならず、顔が動かせないので窮屈さも感じた。

「準備できた? そんなに緊張しなくてもいいのに、僕もやるのははじめてだよ」
「あっ、そうなんですか?」
「うん。それじゃ、僕からいくよ」
「えっ?」
 子供リンクはルフレの心の準備が出来ていないうちに、ポッキーの先をぐっと口に含んで引き寄せた。
「うっ!」
 子供リンクが遠慮なく顔を近づけてくることに驚いて、ルフレの口元はポッキーを押さえきれず、すぐに口からポッキーを離してしまった。
「あっ、ええっと、これは……?」
「あーぁ、ルフレの姉ちゃんの負け」
「そ、そうなんですか?」
 口からポッキーがなくなって困惑するルフレを、子供リンクは笑って、残ったポッキーをもぐもぐと食べきった。
 よく分からないうちに負けてしまい、なんだか納得できない敗北感を味わうルフレ。子供リンクは、まるでスマッシュブラザーズの試合に勝利した時のように勝ち誇ってにこにこした。

「姉ちゃん、ルールは分かった? じゃ、もう一回」
 子供リンクは箱から新しいポッキーを一本抜き出して、また口に咥えてルフレを誘う。
「うーん……」
 ルールがいまいち把握しきれないルフレだったが、負けたと言われると、それはそれでなんだか悔しい。
 先ほどはつい先手をとられてしまったが、ルフレは子供リンクに教えられたルールをしっかり思い返し、子供リンクが咥えるポッキーのもう一端を咥え返した。
 また子供リンクの顔が近付いて、ルフレはちょっとだけ恥ずかしくなる。それでもルフレはゲームに集中しようと
「ええっと、口から離さないようにすればいいんですね」
「そう。それで、順番に端っこを少しずつ食べていくの。じゃぁ、次は姉ちゃんが先攻ね」
「分かりました、それじゃぁ今度は、私が……」
 食べ進めれば良い。しかし、どうすればいいのだろう? ルフレはこのゲームのコツや趣旨とまだよく分かっていなかった。

 ルフレはとりあえず、ポッキーの端を離さないようにして、慎重に、先っぽを少しだけ口に入れて噛みしめた。
 手を一切使わずポッキーをひきこむように食べ進むのはなかなか難しい。それだけでも落としてしまいそうになる。もちろん、自分の順番で取り落としてしまった時も負けだ。ルフレが気をつけてバランスを取ろうとすることで、ポッキーの先が揺れた。
「おっと……」
 子供リンクの口からもポッキーの先が離れそうになってしまったが、彼はしっかりとポッキーを咥えており、どうにかもちこたえた。

「……よし、これでいいですね」
 ルフレはスナック状のポッキーの端を口の中で味わいながら、口端で子供リンクに応える。子供リンクは、頷くことが出来ずに瞬きだけで返し
「ん、じゃぁ次は僕」
 後攻の子供リンクが、まだルフレが体勢を直しきっていないうちに、すぐさまポッキーを口に含もうとした。
「あっ!」
 ルフレは子供リンクがポッキーを食べる様子を注視していたが、子供リンクがまたぐぐっと顔を近づけてきて、思わず口元に力を入れてしまう。そのせいで、ポッキーはルフレの口元ですぐに折れてしまった。
「あはは、また姉ちゃんの負けー!」
 子供リンクはまた楽しそうにルフレをからかい、残った二本目のポッキーを味わって食べきる。ルフレの口には、折れてすっかり短くなってしまったポッキーの先が残された。
0306ポッキーゲームしよう!2014/11/21(金) 23:51:13.43ID:W5NkzKcn
 ルフレは複雑な気持ちだった。
 手を使わずにアンバランスな細いものを咥えるのは、ルフレが思った以上に器用さが必要な技だった。
 それに、子供リンクとの顔がとても近くて、どうしても照れが出てしまうのだ。
 もしかしてこのゲームの神髄は、口で咥えると言うバランス感覚と、恥ずかしさを一切捨てる度胸が同時に要されるのか、とルフレはなにか余計なほどに深く考え込み
「これ、けっこう難しいですね……も、もう一回!」
「うん、いいよ! まだたくさんあるからね」
 子供リンクに、今度は自分から再三勝負を申し込む。子供リンクはすぐに新しいポッキーを取り出して、また口に咥えなおした。



「ん、うーん……」
 ルフレは、このゲームのコツがつかめずに五連敗を喫していた。子供リンクは器用で、ルフレが思い切りポッキーを食べてみても、慎重に引きこんでみても、なかなか口からポッキーを離さないのだ。
 今もまた、ポッキーの長さが半分以上まできているのに、子供リンクは全く負けそうになる気配がない。
 ルフレはいつの間にかこのゲームに夢中になっており、子供リンクとの顔がだいぶ近づいていることに気が付いていなかった。

 大人げないほど勝利に執着するわけではない。だが、手加減も何もなくただただ負けていくのは、やっぱりルフレは少し悔しくて、次こそは勝とう、と無駄に意気込んでいた。
 子供リンクは一生懸命に相手をしてくれるルフレを面白がって、余裕の態度を返している。ルフレはポッキーが揺れないか、引っ張れないかと舌と唇で注意深くポッキーを揺すり、子供リンクの口元が安定していることを確認すると
「えいっ!」
 勝負を畳み掛けるかのごとく、一気にポッキーに食いついた。

 チュッ!
「!?」
 ルフレは口の奥までポッキーが入ってきたのを感じると同時に、唇に今までにない柔らかい感触を覚えた。
 ルフレがぱっと目を開くと、子供リンクの顔が今まで以上に間近にある。子供リンクのくりっとした瞳が、ルフレの視界のすぐそばにあった。 
 いまの一回でルフレはポッキーをすっかり口に飲み込んでしまい、その唇はポッキーの先、子供リンクの唇にぴったりと触れ合ってしまっていたのだ。
 二人の間のポッキーが、ちょうど間でぱきんと割れる。二人の口を経由するものは何もない。ただ、互いの唇だけが、優しく触れ合ったままだ。

「わ、わわ……リンク君、ご、ごめんなさい!」
 ルフレはカーっと赤くなって、慌てて子供リンクから顔を離した。子供リンクはぽかんとしていたが、唇を舐めて
「うん、大丈夫だよ。……えへへ」
 口の中に残ったポッキーを食べながら、妙に嬉しそうに笑った。

 ルフレは顔を赤くし、思わず両手で頬を押さえた。
 いままでずっと照れくささを隠してはいたが、ゲームに夢中になるうちに、そのことをすっかり忘れていた。
 だが、互いの行為がキスになってしまうと同時に、ルフレの胸から恥ずかしさが一気にこみあげてきて、ルフレは顔を真っ赤っ赤にしながら
「あっ、あの、ええっと……ごめんなさい、大丈夫でした? あ、あぁ……」
 ひたすらに、うろたえたり謝ったりしてしまう。
 当たり前だ。異性とキスをしてしまうなんて、とんでもないこと。しかも自分からぶつかるようにして強引に子供リンクの唇を奪ってしまったことには、強い罪悪感も覚えていた。

 頬を赤くするルフレと対称に、子供リンクはいつもどおりの無邪気な笑顔で笑っている。
「僕はぜんぜん大丈夫だよ。それよりも……へへ、姉ちゃんとチューしちゃった」
 少し照れた様子で、怒るどころか嬉しそうだ。

 やはり子供リンクは無邪気で、キスをするという行為の重大性を知らないようだった。キスはただ、好きな人同士がすること、という程度の認識しかもっていないらしい。
 そもそも彼がルフレにポッキーゲームを勧めたのも、大人たちが親しい男女の間で流行っているからと真似事をしたかっただけだった。
 それでも、自分があこがれている女性と唇を合わせたことが、なんだか良く分からないけれど気持よくて、嬉しさがもう顔に隠し切れていないほどのようだが。

 キスをしたという事実をあっさり言葉にされてしまうと、ルフレはますます赤くなって、恥ずかしくて、慌てて話題を逸らそうとする。
「と、ところで、この場合はどうなるんですか? あの、勝敗は……」
「えっ? うーんと、どうだろう?」
 子供リンクはこうなることを大して想定していなかったのか、首をかしげて勝敗について考える。それから、にこっと笑って
「うーんと、引き分けかなぁ。それとも、僕は嬉しかったから僕の勝ちかも」
 いたずらっぽく笑いかける。
0307ポッキーゲームしよう!2014/11/21(金) 23:52:12.49ID:W5NkzKcn
 ルフレは恥ずかしくて赤くなっていたが、子供リンクがあんまりに純粋な物言いをするので、少し頬の紅潮を抑えた。子供リンクの可愛らしい瞳が、疾しい心もなにも一切なく、ルフレを見つめ返してくる。
 ルフレは、子供リンクの柔らかい唇の感触を思い出した。チョコレートの甘い味を感じるような、なんとも言えない不思議な気持ちだった。
 興奮するというよりは、胸の奥が温かくなって、ルフレ自身も、どこか心地よさを感じていたのだ。
 胸を焦がすような恋愛や、異性間の不純な気持ちのある、そんな難しい大人のキスではない。ただただ可愛い少年と、唇を合わせただけ。不快感など微塵もなかった。
「……私も、嬉しかったですよ」
 ルフレは、思わずそう呟いてしまった。子供リンクはルフレの答えに微笑んで
「そう! それじゃ、どっちも勝ちだね」
 相変わらず、楽しそうに新しいポッキーを箱から取り出し、口にくわえて
「さ、もう一回!」
 ルフレを急かそうとする。

 ルフレは子供リンクが咥えるポッキーをじっと見つめて、子供リンクに優しく微笑み返し
「……はい、受けて立ちますよ」
 子供リンクのポッキーのもう片方を、再び口にした。



 ルフレと子供リンクは飽きることなく、しばしポッキーゲームを楽しんだ。
 子供リンクは変わらずに器用にゲームをこなしたが、ルフレのほうもだんだんコツをつかんできて、子供リンクの口から何度もポッキーを奪えるようになってきた。
 子供リンクは自分が負けた時は悔しがったが、それでも楽しそうで、すぐにまた次の勝負を始めようとする。ルフレも勝敗に関係なく、それに喜んで応えた。
 そうして盛り上がっているうちに、たまに白熱しすぎて、また、互いの唇が触れあってしまうこともあったが。その時の子供リンクは、自分が一人で勝った時以上に喜び、ルフレも恥ずかしそうにしながら、子供リンクと共に良い気分を味わうのだった。
0308ポッキーゲームしよう!2014/11/22(土) 00:00:00.51ID:wrM3D4Ld
 その後……
「あっ、もう終わりだ。ポッキー一本も残ってないや」
 最後の一ゲームを終えて、子供リンクが箱をひっくりかえして振ってみても、もう箱からポッキーは出てこない。全部をポッキーゲームに費やしてしまったようだ。
 二人で最後まで楽しんだゲームだったが、ポッキーがなくなってしまえば終了。子供リンクはちょっと残念そうな顔をするが、すぐにまた笑顔になって
「でも楽しかった。ありがと、ルフレの姉ちゃん」
「ふふ、お疲れさまでした」
 互いに笑い合う。子供リンクも満足感あふれる顔をしていたが、ルフレもまた、子供心に帰ったように遊んだ満足感と、何度か交わしたキスの余韻で頬を赤くしている。

 二人で夢中で顔を近づけたり、時には口づけをしてしまったり。本当はそれが不純なことなのかもしれない、と、ルフレは最初は、心の隅で思っていた。
 だが、ゲームが終わるころには、ルフレはそんなことは思わなくなっていた。

 ルフレは自分を慕ってくれる子供リンクのことが大好きだった。これまでは、年の差や互いの関係などのことをつい考えてしまい、先輩としてその気持ちを抑圧してしまっていたようだったが。
 そのような気持ちを一切忘れて、子供リンクを相手に恥ずかしいくらいに顔を寄せたりキスをしたりすることは、ルフレにとってもただ純粋に心地よかったのだ。

 子供リンクはゲームの途中、お菓子の箱の裏にいくつかの数字を書いていた。ゲームが終わった後でルフレがそれを覗いてみると、どうやら互いの戦績を記録しているようだった。
「えーっと、勝った回数は、僕が19回で、ルフレの姉ちゃんも19回、引き分けだね」
 二人とも勝ったパターンを含めて、勝利回数は互いに19回。ルフレも後半から子供リンクをからかい返すように巻き返したので、結果は偶然にも引き分けだ。

 子供リンクは、それでも十分満足そうだった。
 実際、彼にとって勝敗や点数などはあまりこだわる点ではない。ただルフレと本気で遊べたのが楽しかったのだ。
 
 ルフレはゲームの結果を見てちょっと考え込んだ。
 ルフレもポッキーゲームは十分に楽しんだが、それでも、思い返してみると、ずっと子供リンクにからかわれっぱなし。そこで、思いついたように微笑み
「うーん、これではキリがよくありませんね……リンク君」
「えっ?」
 ルフレは子供リンクの頬に手を触れ、素早く、そして優しく、彼と唇を触れさせた。
「んっ!?」
 子供リンクがびっくりして目を丸くする。ルフレは今までよりも少しだけ長く、子供リンクにキスを与えた後、そっと唇を離して
「ふふ……これで20対20、ですね」
 ここまでずっとからかわれ続けていたけれど、一番最後にしてやったり、と子供リンクに笑いかけた。

(おしまい)
0309ポッキーゲームしよう!2014/11/22(土) 00:01:31.73ID:wrM3D4Ld
駄文失礼致しました。
ルフレ人妻の流れでしたがどうしてもおねショタを書きたかった。
0310名無しさん@ピンキー2014/11/22(土) 00:40:28.13ID:Qi06V0pE
乙!
二人可愛すぎだろ末長く爆発しろ

最近ルフレ♀の流れになってて嬉しいぞw
0311名無しさん@ピンキー2014/11/25(火) 18:55:58.48ID:lSnRIBp6
なんでここってSSが投下されると水を打ったように静かになるのか・・・
0313名無しさん@ピンキー2014/11/26(水) 12:21:41.87ID:iSRuQr52
Wikiのが見やすいからWikiに掲載されてるのを見てる
照れルフレもWiiトレもパルテナ様も可愛いよ!
0314名無しさん@ピンキー2014/11/28(金) 16:17:58.68ID:DgMWDbnV
今北
子供リンク可愛いよ子供リンク

やっぱりゼルダとリンクがポッキーゲームやってるのを見て羨ましくなったんだろうか?
0315名無しさん@ピンキー2014/12/05(金) 18:53:51.03ID:FWODC2Rk
いよいよWiiU版明日発売なのに誰も話題を出さない件
0316名無しさん@ピンキー2014/12/06(土) 18:04:02.86ID:Pb92N3+O
WiiU版発売おめでとう!
さあ、新ファイターでこのスレに(エロ要員として)出ていないのは男むらびと、男WiiFitトレーナー、
リトルマック、ゲッコウガ、クッパJr.とクッパ7人衆、アルフ、そしてダックハントか…結構いるな
0318名無しさん@ピンキー2014/12/07(日) 22:43:50.46ID:WIMjlKXn
そもそもゲッコウガにチンコはあるのか

カエルとして見ればなさそうだけど
タマゴグループ的に見れば、無いと困りそうだからあるのではないだろうか
0319名無しさん@ピンキー2014/12/08(月) 00:50:23.23ID:KdBDcjtp
俺がこのスレを盛り上げてみせる
いずれな…
0320名無しさん@ピンキー2014/12/08(月) 18:26:22.12ID:wuqG6PV/
よく考えてみるとゲッコウガってタマゴから産まれた時点でもうカエルなんだな

ピカチュウ:陸上/妖精
プリン:妖精
ルカリオ:陸上/人形
リザードン:怪獣/ドラゴン
ゲッコウガ:水中1
ミュウツー:未発見

タマゴグループをまとめてみた
ポケモンにはあまり詳しくないからよくわからないけど、
つまり、ピカチュウ♂×プリン♀・ルカリオ♀で拝ませ3Pできるってこと?
0321名無しさん@ピンキー2014/12/08(月) 18:38:46.92ID:IAzRF5bM
出来ると言う事だ
他の水中1グループだとゼニガメとかも同じ
あとはボールから出てくるマーイーカも同じグループか

あとはカブトプスとかラグラージとかヤドランとかも同じグループだから、ちんこはあっても不思議ではない
そもそもポケモンなんてご都合主義で良い気もするし
0322名無しさん@ピンキー2014/12/08(月) 18:59:24.28ID:FIaGK1o/
ポケモンはポケモンという生き物だからな
トカゲやねずみはポケモンじゃない動物がちゃんといるし
アフリカゾウだったか、やたら比較対象として攻撃されてたな
0323名無しさん@ピンキー2014/12/09(火) 01:54:26.71ID:mgV3Oamy
>>320
(オタマジャクシの形態を経由しないでいきなりカエルの形で生まれるカエルは普通によくいる)
0324ギグルスとHしたいマルス(;´Д` )ハァハァ2014/12/09(火) 19:20:29.63ID:GNbWTArQ
「マ…マルスさん……何のよう?」
ギグルスはマルスの部屋に入る。
今回は用事があって、入ってきた。
「あぁっ……ギグルス…来たのか」
マルスは風邪を引いているのか、ベッドの上に横たわっている。
「マルスさん……体調不良にも程があるわ…あんなに闘ってる時は元気だってのに」
マルスはうなだれる。実は、マルスもさっきまで元気だった。しかし、ウィッチに薬を渡されそれを飲んだ後、風邪のような症状が。
それで、マルスはベッドの上に横たわっていた。
ギグルスはベッドの縁に座る。
0325ラミーたん(;´Д` )ハァハァ2014/12/10(水) 17:49:10.62ID:6UbpqqsF
↑すいません
ミスです
ウィッチはファイターではなく、フィギュアとしての参戦
0326名無しさん@ピンキー2014/12/11(木) 02:06:52.28ID:KXx8x0T4
ピット&ブラピでサムスをサンドイッチしてレイプさせたい。
そしてパルテナ様にお仕置きされるピット&ブラピ(もちろん性的な意味で)
0328名無しさん@ピンキー2014/12/11(木) 16:55:34.07ID:mYnOzPi1
ギグルスぐぐったらなんかキチガイアニメのやつがでてきたんだがwww
0330名無しさん@ピンキー2014/12/16(火) 21:15:13.63ID:C0vpXbqM
このスレの住人はどれぐらい元ネタのゲームに手を出してる?
0331名無しさん@ピンキー2014/12/17(水) 01:19:13.55ID:wVYS3WlM
>>330
ゼノブレとかパルテナとか
特にFEはやりこんでたな支援会話が何より面白い
0332名無しさん@ピンキー2014/12/17(水) 18:55:19.47ID:dcSDh7wW
>>330
「元ネタに手を出した」というより
今回(3DS版)がスマブラ初体験(主に所有機の関係で)でして・・・w 
前々から面白そうと思ってた+好きなゲームのキャラが出るからスマブラ買ったというクチ

スマブラの元ネタで
複数のシリーズに手を出したのは
マリオ・ゼルダ・FE・どう森・mother・Mii(広場&トモコレ)かな
(クリアした・シリーズ全部持ってるというわけではないw)
0333名無しさん@ピンキー2014/12/17(水) 20:20:15.27ID:PVY8/IyK
ロックマン誕生日おめでとう!
つ【E缶】

8がPSアーカイブスで配信されて、ロックマン1〜10の全作品がPS3でプレイ出来るようになったんだね(ステマ
バトル&チェイスも配信されたし、マリオカートとコラボしないかなぁ…
0336名無しさん@ピンキー2014/12/23(火) 22:40:39.49ID:g3z27K/R
メトロイドやf-zeroもおもしろいし
サムスやファルコンのことを知れるのでやろう(宣伝)
0338名無しさん@ピンキー2014/12/25(木) 01:51:38.48ID:KTmATB4s
ろくでなし子は置いといて↓
年越し前にとんでもないことやらかした結果
奇跡が起きた!
ワイルドだろぉ

s★n★n2c★h.ne★t/s11/1225tamami.jpg

★を削除する
0339名無しさん@ピンキー2014/12/26(金) 01:42:55.65ID:0uyDqa7S
そういえばおまえらピットきゅんのスマッシュアピールみたか?面白いぞあれ
0340名無しさん@ピンキー2014/12/27(土) 01:33:41.26ID:dN520Z4J
メトロイドといえば初期3作→ゼロミ→プライム3→アザーMの順に手をだしたんだけど
初期作やってた時のサムスのイメージとアザーMのサムスのキャラが全然違っててびっくりしたな

勝手にオトナな優しいお姉さん系だと思ってたよ……
0341名無しさん@ピンキー2014/12/27(土) 06:59:59.27ID:2CIeiggR
あの頃の自分はガキだったって黒歴史にしてる時期だっけ?
0343名無しさん@ピンキー2014/12/30(火) 12:48:11.87ID:3X9ECEPe
シークってあれ単なる男装だっけ?魔法で変身してんだっけ
0345名無しさん@ピンキー2015/01/09(金) 19:27:27.39ID:5dlrebNk
今しがた夢幻の砂時計と大地の汽笛クリアしてきた
何このリンク超苦労人
ゼルダの無謀に付き合われてたのか
0346名無しさん@ピンキー2015/01/13(火) 08:06:54.35ID:uKLZO9N9
去年はいいことなかったな〜
しぇしぇしぇのしぇ〜で終わった
自分へのご褒美だ!!
橋本環奈似の娘見つかるかな。。

(奇$$跡)d◆a◆k◆k◆un.net/c12/0113maki.jpg

(奇$$跡)と◆を消し去る
0347名無しさん@ピンキー2015/01/25(日) 21:09:47.92ID:PzOWtH77
保守代わりに短めのを投下します
非エロかつMiiファイターものなので、苦手な人は注意。
0348Miiファイター2015/01/25(日) 21:14:08.46ID:PzOWtH77
『Self-Insert4』

夕暮れ。風景がオレンジ色に染まった「コンゴジャングル」を舞台に、俺は戦っていた。
相手はジャングルの王者。何故か裸ネクタイの紳士、ドンキーコングその人である。
ファイターである俺は、彼の周囲を猿のように……この表現は失礼かもしれない……飛び回りながら、細かく攻撃していた。

こうして戦ってみると、ドンキーはなかなかに手強い。
パワーはもちろんのこと、図体の割にスピードもあり、場外からの復帰技にも恵まれている。
長い腕から繰り出される戦車砲のようなパンチをかわしながら、俺は少しずつダメージを与えていった。
接近して攻撃を仕掛ける以上、すべての攻撃をガードすることはできず、同じくらいダメージが蓄積されてゆく。
お互い、ダメージが100パーセントを越え、うかつに仕掛けることができなくなった頃。

じりじりと間合いを測る俺に、転機が訪れた。
アイテム・アシストフィギュアが出現したのだ。

ガラスのカプセルの中、虹色の輝きを纏う人影。
実際に呼び出されるのは人間型のキャラだけではないのだが、彼らの多くは、召喚した者にとって大きな助けになってくれる。
アシストフィギュアが現れたのは、俺とドンキーコングの間を隔てる空間の、ちょうど真ん中。
いつもステージにアイテムをばらまいてる誰かさんは、誰にでもチャンスはあると言いたいらしい。

俺もドンキーも、即座に地を蹴って飛び付いた。
狭いステージである。駆け引きをする暇すらなく、ドンキーはすぐ目の前に迫ってきた。
だが、スピードに関しては、俺の方に分があったようだ。
ゴリラの太い指先が届く、その寸前で、俺はアシストフィギュアを手にした。
開かれていた手が握り拳となり、パンチとして放たれる前に、俺はカプセルを天に掲げ、アシストフィギュアを呼び出した。
できれば、スタルキッドとかではなければ良いのだが。

そんなことを思う俺の前に現れたのは、幸いなるかな仮面の子鬼ではなく、赤いドレスを着た少女だった。
黒い長髪をふさふさのツインテールにしていて、大層かわいらしい。オレンジ色の花弁に似たカチューシャも特徴的である。
雪よりも真っ白な肌も相成って、お人形のような女の子、というのは彼女のことを言うのだろう。

少女の名はアシュリー。
出身ゲームは「メイドインワリオ」で、見習い魔法使いだ。
数ある任天堂キャラクターの中でも人気は高い方だが、その理由は言うまでもないだろう。
0349Miiファイター2015/01/25(日) 21:16:22.11ID:PzOWtH77
「………」

アシュリーが無言で、手にしたステッキを一振りする。ドンキーは飛び退こうとしたが、間に合わなかった。
少女を中心にして、闇のオーラが広がってゆく。途端に、ドンキーの動きがスローモーション映像のように遅くなった。
正直、ゴリラの表情など読めないが、この時の彼はかなり焦っていただろう。
アシュリーにはファイターを直接ふっ飛ばすような攻撃力はないが、その闇のオーラは様々な効果を発揮する。
呼び出した者以外の動きを遅くするのも、その一つだ。

まるで、周囲の空気が粘液になったかのように、ドンキーの挙動の一つ一つが重く鈍い。
もがくように前進する彼を見て、俺は勝利を確信した。乾いた唇を舐める。
アシュリーとしては、どちらが勝とうと興味はないらしく、はやく仕事を終わらせようとステッキを振っていた。
彼女が帰る前に、勝負を終わらせなければならない。俺は万全を期して、ドンキーの背後に回ろうとした。
ドンキーは明らかに苛立ちながら、その巨大な拳を振り上げる。腕を折り曲げ、上半身を捻る動作がよく見えた。

目の前にいる、アシュリーに向かって。

俺は目を見開いた。
アシストフィギュアの中には、たしかに攻撃して倒せるものも存在する。
だが、アシュリーの場合はどうだったか。記憶がたしかなら、攻撃判定は無いはずだ。
ドンキーはそれを忘れているのかは、それとも八つ当たりか。
たとえ攻撃判定があって、ドンキーのパンチがアシュリーに当たったとしても、重大な傷にはならない。
ここはそういう世界だ。むしろ、無意味な攻撃の隙を突けば、俺の勝利はより揺るぎのないものとなる。

予定どおりに、ドンキーの背後に回ってふっ飛ばす。俺はそうするべきだ。
だが。

「………っ」

何もかもに無関心だったアシュリーが、息を呑むのが見えた。
赤い瞳に、巨大な拳が映る。
そこからの自分の行動は、よく覚えていない。
ただ、何故かドンキーとアシュリーの間に割り込んで、次の瞬間に視界が真っ暗になった記憶だけは残っている。
0350Miiファイター2015/01/25(日) 21:21:57.16ID:PzOWtH77
一時間後。
俺の敗北で、乱闘が終わった後。

「………アシストフィギュアを庇って負けるなんて、バカじゃないの?」


スターマンやらどせいさんがいる「オネット」の公園でベンチに腰かけ、ほけーっとしていた俺は、いつの間にか隣にいたアシュリーにそんなことを言われた。
辛辣な台詞の割りに、地面に届かない足をぶらぶらとさせている姿が可愛らしく、俺は苦笑した。
笑うと、ドンキーのパンチを受けた顔面が少し痛み、顔をしかめる。
乱闘で死ぬようなことはないが、殴られたら当然痛いのだ。

それを見て、アシュリーは呆れたように、ふんと小さな鼻を鳴らした。
赤い瞳をした両目を細め、じっとりとこちらを睨んでくる。

「あんなの別に……怖くなかったのに。そもそも、私はファイターからの攻撃は受けないから」

俺は頷いた。まったく、間抜けとしか言いようがない。
戦いを見ていたマリオには「マジかよこいつ」的な視線を向けられるし、当分はからかいのネタにされるだろう。
まあ俺も以前、ステージの端で無意味にジャンプパンチをしてしまい、そのまま奈落の底へ落下していった彼で大爆笑したからお互い様だが。

「……そっちが勝手にやったことでしょ。別に感謝もしないし、謝ったりなんかしないわ」

俺は頷いた。そもそもこっちが戦いの場に呼び出しておいて、挙句無意味に庇って負ける。
それは、アシストしてくれたアシュリーに対する侮辱に他ならない。
恥ずかしい気持ちでいっぱいだ。情けないにも程がある。

だが、あの時は本当に、体が勝手に動いたのだ。
俺だって別に聖人君子ではない。博愛家とすら言えないだろう。
たとえば同じアシストフィギュアでも、メトロイド辺りならファイターの攻撃から守ったりしなかったはずだ。
フィールドスマッシュではよく痛い目に合わされてるし。

今回は、それがアシュリーだったからだ。
幼い少女が、殴られそうになっていたからだ。

もちろん、そんなことは口に出しては言えない。言い訳じみててみっともない。
俺は頭を掻き、隣にいるアシュリーに、短くごめんと謝った。
心からの言葉だった。許してもらえなくても、筋は通さなければならない。
それを聞くと、不機嫌そうに唇を尖らせていたアシュリーは俺から目を離し、俯いた。
そして、小さな声で、

「…………あんまり惨めだから。次は勝てるように、おまじないをかけてあげる」
0351Miiファイター2015/01/25(日) 21:26:07.05ID:PzOWtH77
俺は目を丸くした。思いがけない申し出である。
見習いの魔法使いである彼女の言う「おまじない」が、いったいどういうものなのかは知らないが。
アシュリーはベンチから離れると、俺の前にやってきた。

「……じゃあ、目を閉じて」

言われるがままに、俺は瞼を下ろした。
見られると困るのかなと思ったが、魔法とはそういうものなのかもしれない。
それから、少しの間があった。妖しげな呪文が聞こえてきたりもしない。
これはもしや、担がれたのだろうか。
目を開けたらアシュリーがいなくなってるとか、もしくはあのステッキで頭をごちんとやられるとか。

そんな風に、俺が疑念に囚われていると。
膝の上に、とんと軽いものが乗せられ。次いで、顔に近付いてくる気配。




ちゅっ



………というのは、あくまで擬音で。
ちょっと湿った、小さな柔らかい何かが俺の唇に押し当てられ、すぐに離れた。
びっくりして、俺が思わず目を開けると、そこにはアシュリーの後ろ姿があった。
スカートを前の方で引っ張っているのか、後ろの方の生地が彼女の小さなお尻に押し付けられている。
あの、と俺が声をかけようとすると、それを遮るように、アシュリーは振り向かずに声を投げてきた。

「変なこと言ったら、呪うから。………じゃ、またね」

アシュリーは足元を這っていたどせいさんを蹴散らしながら、あっという間に走り去ってしまった。
一人、置いて行かれた俺は、呆然としていた。
唇に残る、なんとなく甘酸っぱいような気もする感触が、雪のように溶けてゆくのを感じる。
あと五分もすれば、「おまじない」の証は、夢幻のごとく消えてしまうだろう。

俺はううむと唸り、もう一度頭を掻いた。ただ一つ、確実で揺るぎのないことがある。
次の乱闘で負けたら、俺は確実に呪われるだろう。
魔法よりも遥かに強力な、乙女の純情とかで。
0352名無しさん@ピンキー2015/01/25(日) 21:28:36.72ID:PzOWtH77
投下終わりー。アシストで出てくるアシュリーかわいいよね
0353名無しさん@ピンキー2015/01/26(月) 12:58:34.68ID:KQy4X5Mf
乙!
アシストフィギュアだとミドナとかエレナとかもいい
0357名無しさん@ピンキー2015/02/01(日) 19:38:40.80ID:N7zfnRey
叩きたいだけだからほっとけ
しかし女性キャラも増えたのに過疎だなあ
0362名無しさん@ピンキー2015/02/27(金) 12:54:53.61ID:DSHN1xwj
風俗しか縁がない僕にもできた
しかもタダで↑運じゃないね

http://sn○et/s11/028erina.jpg
○をn2ch.nに変える
0363名無しさん@ピンキー2015/02/28(土) 03:54:26.69ID:mTenWP+Y
はじめまして
ここのまとめをはじめて見つけた時に感動した自分がいた
個人的にはグロ・流血のほうが好きなんだけどエロも大好き
でも自分では書けない。だって処女だし自分。
3〜1頭身の子供たちは問答無用で(間違った方向で)愛してる
8頭身にはあまり興味がないけどそれなりに好き
獣も自分の中ではアリの方向で考えてる
0365名無しさん@ピンキー2015/03/29(日) 17:34:32.85ID:8/PCmXlV
保守
0366名無しさん@ピンキー2015/04/03(金) 20:05:51.65ID:tRZ3+TBi
ミュウツー・リュカ復活だそうね
リュカが出てくるSSが続いているらしいので期待
0368名無しさん@ピンキー2015/04/29(水) 19:49:06.88ID:92pkmuX4
スマブラキャラ乳比べしたら誰が優勝だろうな
最下位はルキナだろうけd
0369名無しさん@ピンキー2015/05/03(日) 13:02:44.17ID:C2WtbXNb
ここで需要ないスマキャラっているか?
もしいるとしたら誰?
そのあたり少し聞きたいんだが
0370名無しさん@ピンキー2015/05/18(月) 23:30:08.73ID:cEiwlDmm
>>368
サムスは公式で3サイズ決まってるけど確か凄い巨乳だったからサムスに1票
0374名無しさん@ピンキー2015/07/02(木) 21:08:15.86ID:8DkCkYmE
>>372
ゲムヲはなんとなく女子人気がある気がする
まあ、それも少数派かもしれないが男でも人気があるのは確か ソースは俺
ちなみに俺は勝手に男カラーチェンジ枠あたりだと思ってる、偏見でスマン
0375名無しさん@ピンキー2015/07/06(月) 23:19:06.89ID:5fOtvPVh
女体化ネタ好きなんだが、リュウはどう頑張っても無理だった
0376名無しさん@ピンキー2015/07/09(木) 23:09:35.98ID:Xlb/extY
ロゼッタママの母乳プレイが見たいage
0377名無しさん@ピンキー2015/07/10(金) 11:40:15.88ID:oSQcBepr
竿役が原作キャラだと抜けない俺にはMiiネタは俺得なんだが…
0380名無しさん@ピンキー2015/08/11(火) 17:40:12.84ID:wq6AMl/K
長文失礼。題を投げたら何かしらあると信じて。
例えばスマブラでセリフが無いキャラ同士でとかはどうだ?
サイレントモードだから面白いことになりそうだろ
むらびとやロックマン、オリマーやアルフは体型的に使いやすいと思う
合わせることのできるキャラがいるかどうかとか原作設定とかは無視してるけどな
あとビープ音や機械音だけを使うとかも割と好きだから待ってる

じゃなかったらDLCキャラ×誰かとか。
参戦or復活おめでとう!のお祝いてきなことの後に、とかは無理があるか?
文才が皆無で両方とも形にできないのがもどかしいから誰かやってくれ…
0381名無しさん@ピンキー2015/08/27(木) 09:24:16.87ID:0adYavCA
miiのコスチュームが充実してきて嬉しいな
まさかロイドのまで出るとは思わなかったが
0382名無しさん@ピンキー2015/10/04(日) 00:30:40.12ID:85jxPkSM
上げ
0383名無しさん@ピンキー2015/11/20(金) 07:36:25.79ID:w9MoMbSF
ロゼッタのおっぱいに埋もれたい
0386名無しさん@ピンキー2015/12/18(金) 12:20:03.10ID:4OIGmygV
一応、王族女性陣の二番目なんだぞ。
一位が圧倒的過ぎるだけで。
0387名無しさん@ピンキー2015/12/19(土) 21:52:52.32ID:Hyp9TuBC
1位が圧倒的というより、ヒノカがまっ平過ぎるのが…
残りはロリだし
0389名無しさん@ピンキー2016/01/20(水) 21:32:41.15ID:kTwYzVKC
せめて色っぽい雑談でもしとこうぜ
むらびと♂は絶倫そう
0390名無しさん@ピンキー2016/01/22(金) 12:31:36.64ID:XT1YP3iJ
ガノン、ゼルダ、シークを全員銀髪黒衣装にしてリンクと戦わせると、快楽堕ちみたいでたぎるぞ。
0392名無しさん@ピンキー2016/01/22(金) 21:57:27.30ID:XT1YP3iJ
今ゼルダ無双やっていることもあって、俺の中でシークは完全に男装の麗人。
あの前掛けを捲ると既に股間が破かれていて、白桃の様な割れ目が覗く。
そこからは疑い様の無い牝の香りと汁が滴れており、シークがシーカー族の戦士ではなく一匹の牝犬だと示していた。
その牝花に無遠慮なごつい指が差し込まれる。
ガノンの荒々しい愛撫に、シークはリンクを倒したご褒美ックスをおねだりする。
みたいな。
0395名無しさん@ピンキー2016/02/08(月) 13:16:20.14ID:3YJxTaXU
安定はマリオ
次点でクッパとドンキー
大穴でルイージ?
0396名無しさん@ピンキー2016/02/10(水) 22:13:32.05ID:vhlzn2t6
そう言えば女キャラ増えたし百合も期待できるな!
0397名無しさん@ピンキー2016/02/11(木) 00:41:43.45ID:viCnepa6
Miiファイターシリーズの続編楽しみにしてる。

次はゼルダ、ルキナ、パルテナ、ロゼッタ、ベヨネッタ、♀カムイの内誰かかな?
0401名無しさん@ピンキー2016/02/13(土) 16:40:29.22ID:jSOWNcd5
あー、そっちの!ピットあたりならまだオーケーかとか真剣に考えてしまった!!
0403名無しさん@ピンキー2016/02/15(月) 19:10:16.65ID:fgHoLgtR
わかる、トレーナーさんはちょいちょいエロい声出すから困る
0405名無しさん@ピンキー2016/03/06(日) 07:07:34.78ID:6qQDU0Li
期待age
0407名無しさん@ピンキー2016/04/07(木) 00:02:17.84ID:MjZt6zLF
ゼルダとピーチの口調って公式設定だと同じお嬢様口調?
0409名無しさん@ピンキー2016/08/02(火) 04:39:25.76ID:bjZmG2TA
格ゲーの世界大会にスマブラwiiuとDXが毎年採用されてるね
0410名無しさん@ピンキー2016/08/09(火) 00:44:43.90ID:wQDsevwJ
マルス×ふたなりかカントボーイのロイ
を見たいwかく人いなかったら書くかも
0411名無しさん@ピンキー2016/08/18(木) 14:32:33.52ID:M3lz+TGb
>>410
是非見たい
0412名無しさん@ピンキー2016/12/12(月) 16:18:06.08ID:w/WmBDv/
おちてなかったわ
switch版でるならまた盛り上がるかな?
0415名無しさん@ピンキー2018/02/18(日) 22:43:41.90ID:Kr804ByG
あ…ありのまま今やってしまったことを話すぜ!
あるキャラとキャラのいちゃこらSSが読みたいと思っていたら
いつのまにか自分で半分くらいSSを作っていた。

自分でもおかしいことを言っているのはわかる
でも、できてしまったものはどうしようもないのでいつか投下できたらいいな
0417名無しさん@ピンキー2018/02/25(日) 02:55:49.03ID:NjPm52j8
Miiファイターって自己投影できるから良いよね
またみれるかな?Miiファイターのハーレムもの
0418名無しさん@ピンキー2018/04/16(月) 07:50:41.92ID:IgjyKTXS
Switch版の発表あったね
スプラトゥーンキャラは参戦確定してる
0419名無しさん@ピンキー2018/06/13(水) 22:51:36.66ID:WaAaaDx3
415です。
swich版発表で舞い上がって
ssがほぼほぼ書け終えましたので、
一週間以内に投稿させていただきます
0420名無しさん@ピンキー2018/06/14(木) 01:43:10.89ID:6Et4kwnN
E3は自分もみてたから、楽しみ
でも今のエロパロ板って連投とか大丈夫?
04214152018/06/16(土) 16:52:46.70ID:M52y3G1l
有言実行いたします。
両方原型メタナイト×カービィ物
生物は生存本能を刺激されると生殖本能が疼くそうです。1/2



「………タナィトッ!」
それは自身の勝利を告げる審判の声。
周りから聞こえる拍手喝采は、私の矜持を高ぶらせる

しかしながら、そんな物は彼には通じない
いや、彼女と言った方が正しいか。

「やったね!めたぁ!これで…なんれんしょうだっけ?」

彼女は、私と同族なのか似たような姿だ
それゆえか、希に兄妹と見られることもある

実際は私も彼女も知らない、
それどころか同族ですらないかもしれない

「…23連勝だカービィ…そちらはどうだったのだ?」

「えっとねぇ!…1かいだけおとされて、1ばんめだったよ!
これで、12かいれんぞくだよ!めたにはまだまだとどかないや!」

彼女は無邪気に笑う、
それでいながら色めかしく異性を誘うかのように
そう感じているのは彼女の裏側を私だけが知っているから

そう考えると不意に胸のうちが昂る

「…たぁ?めた!」

「っ…すまない、少し考え事をしていた。」

「もーっ!ぼくのはなしちゃんときいてよ!」

私たちで言うところの頬をまるでプリンのように膨らませる
そのしぐさに自然と笑みが零れてしまう。
仮面がなかったら誰かに見られるところだ

「ねぇ、めたぁ?」

「…?どうした?」

「あのね、きょうするの?」
その一言で私は獣へと変われる

「…フッ、勿論だ…。」
0422名無しさん@ピンキー2018/06/16(土) 16:55:44.71ID:M52y3G1l
生物は生存本能を刺激されると生殖本能が疼くそうです。2/2

シリコンとゼリーの中間のようなさわり心地が
私を一方的に堕落させていく
そんな感覚が不意に身体中を駆け巡る、


らめ…やぁ…!めた…ちぁ…っひゃぁ!
あっんんぅ……ら…めぇ…!


(だが、この快楽は他には得難い…な、)

彼女の膣内はを突けば突くほど、私にキモチイイと伝えるように分泌液出し
私自身をきつく締め付けるが、それでも

たりな…いの…もっと…もっと…!

とおねだりして腰をふるかのようだ
彼女のかわいい顔はすでに理性と言うリミッターを破ったかのように
頬や肌は赤裸々にして熱く 瞳は官能的に潤んで私の心を昂らせる

不意にリズムを狂わせれば分かりやすすぎるレベルに体を跳ねてくねらさせて、ただただ私に愛撫を求める様に艶かしく

それが、その行為が、より一層激しく動くために自分を慣らしているのだろうか、そう考えると素面なのに酔っているかのような感覚が沸き上がり私の体に僅かながら朱を注いだ、

「私はあまり動いていないというのに、この乱れ方…濡れ具合…なら、まだまだイけるな?私は満足などしていないぞ…」

彼女は動きながらで意を汲み、息を飲む、これからが本番なのだと分かったようだ、いや…わかってしまったのか…

頷く、彼女の合図、それを確認してから独りよがりながらも配慮を加える

まだ夜は永い






尚、数時間には二人一緒にバテてベッドで熟睡した模様

こんな駄文で申し訳ない。読みにくかったら申し訳ない。
0423名無しさん@ピンキー2018/06/17(日) 14:14:14.39ID:U5k48pi0
投下乙! せっかくSpecialで全ファイター復活が決まったことだし、また前のような盛り上がりになってほしい
0425名無しさん@ピンキー2018/07/04(水) 06:54:35.79ID:U6wDNebZ
奇跡で何とかなりませんか

そんな無茶苦茶な、女神は少し逡巡して、少しの間の後、よしといった表情で語りかけた。こうするのはどうでしょうか、と。

貴方が果てて動けなくなるまで、私がお相手して差し上げます

剣士は明らかに狼狽していた。この場に誰も居ないことが、これほど救いになるとは。戦場で人に背中を預け、数々の修羅場を潜ってきた。仲間の大切さを説いた事もある。
まさか、まさか。これほど他人が疎ましいと思った事は無い。軽甲冑を脱ぐのも慣れた手付きでとはいかず、これを脱げば、きっかけを作ってしまう。
目の前の、女神とまぐわう契機を。
「彼女たち」はifの世界から来た可能性の延長だ。生まれ、親、友、功績、全ての可能性が繰り広げる、無数の枝葉の一つに過ぎない。男と女も然り。
それが突然、女のカムイに出現したのもそうだろう。今まで数々のお姉ちゃん、友人、妹を自室でパルレしてきた歴戦のカムイも、この状況はかくやという所。
どちらかと言えば積極的なお姉様から攻城される側であったカムイのソレが見付かれば、狂喜乱舞で夜戦に突入するだろう。
女の体に、男の槍。それも手槍や銅ではない、立派な鋼の神装が両の足の付け根から生えている。
「脱げましたか?」
「ひゃい!!」
インナーに彼女の、パルテナの髪が掛かる。香水の甘みだろうか、ふわりと鼻腔をくすぐる香りに、思わず胸が高鳴る。
彼女は無垢だ。これから女とも男ともつかない私とまぐわい、一晩のあいだ女神である事を捨て、ただの女になる。
もしかしたら傷付けてしまうかもしれない。それがどうだ、撫でて、とばかりにすり寄ってくる。恋人か


実際は相手する、なんて言っておいて
パルテナ様の奇跡でぬるぬるの触手浸けにされたカム子が前戯で散々イかされた後に2穴責めで
後ろを開発者されながら前でイキまくるんだけど力尽きた
0426名無しさん@ピンキー2018/07/15(日) 17:32:59.34ID:Odz8liup
>>425に復活パイシーズの奇跡
0427名無しさん@ピンキー2018/08/08(水) 23:57:17.08ID:n1bWpKX7
また新キャラ参戦きましたね
女キャラだとダークサムスか?
0428名無しさん@ピンキー2018/10/05(金) 15:21:10.29ID:J1GSKbeZ
しずえさんせん
0429名無しさん@ピンキー2018/12/05(水) 19:33:45.48ID:P9Bd+tDT
シークの性別は個々がそれぞれ好きなように考えてればいいだろうけど
歴代スマブラだとキャラグラフィックが男体寄りと女体寄り交互に来ている気がする
0430名無しさん@ピンキー2018/12/07(金) 03:34:58.24ID:ZbVdnd4f
スマブラSPみんなプレイしてるのかな
ストーリーモードの動画化うpが公式で許可されてるから創作が捗りそう
0431名無しさん@ピンキー2018/12/12(水) 21:58:02.50ID:AEuZ+R5h
ピットくんに拷問の限りを尽くすベヨネッタ姐ください
0432名無しさん@ピンキー2018/12/18(火) 16:49:26.43ID:+T/QOMdT
 金属音が響く。女神パルテナの杖と天使ピットの神弓がぶつかり合った音だ。
「パルテナ様、接近戦も強いじゃないですか」
「あら? 私が奇跡だけの女神だと思いましたか?」
 ハイレベルな攻防を続けながらも軽口の叩き合いは忘れない。二人きりということもあって、普段のノリになっているのだ。
「うーん、これは僕いなくても天界は大丈夫なんじゃないですか?」
「あらら、それは移籍願いですか? ピットは私よりもナチュレを取るのですね? それともゼルダ姫? カムイさんかしら?」
「な、何を言ってるんですか! 僕はパルテナ様一筋ですって……うわぁ!」
 イチャイチャ、もとい舌戦の隙を突かれパルテナの腕に捕まってしまう。
「隙あり! ですよピット。ふふふ、私にメロメロですね」
「え、えーとそれは……」
 ピットは借りてきた猫の様におとなしく、次の衝撃を待つ。恥ずかしいので。
 前投げか後ろ投げか、それとも地面に叩きつけられるのか。次の一手を待っていると。
 チュッ。
「ふぇっ!?」
 女神の美貌が視界いっぱいに広がり、口内に柔らかい物が侵入してきた。
 くちゅくちゅ。
 端的に言って、キスをされていた。それもディープなのを。
「ピャ、ピャルテニャしゃま?」
 予想外の展開と雷の如く走った快楽に呂律が回らない。
「ご、ごめんなさいピット……なんだか急にピットが欲しくなって……まさか!?」
「どうしたんですか?」
 パルテナは自分のステータスに眼を向けると、得心したように頷いた。
「どうやら……」
「ど、どうやら?」

「30年間ありとあらゆるザーメンを吸い込んできた春麗さんのスピリットを装備している副作用みたいです」

「酷い風評被害!!」
0435名無しさん@ピンキー2018/12/26(水) 10:24:40.11ID:wymYcoJP
スピリッツも含めればあらゆるゲームキャラ同士の創作ヤりたい放題やな
0437名無しさん@ピンキー2019/01/05(土) 10:51:20.99ID:lvfbx1zS
いまは人がいないから、需要は有無ではなく作るのだ……!!
0440名無しさん@ピンキー2019/01/13(日) 16:58:36.68ID:zszloqnP
ポケトレ♀かわいいな
スマブラだとあんまいなかったタイプ
0441名無しさん@ピンキー2019/01/18(金) 21:03:54.07ID:IzgxpGsL
リザードン&ガオガエン×ポケトレ♀ とかあり
0442名無しさん@ピンキー2019/02/01(金) 14:17:13.19ID:YD+F4TKh
>>438
乙です
ずっと待ってました。素晴らしい作品をありがとうございます!
0443名無しさん@ピンキー2019/03/03(日) 23:19:48.12ID:T7zmE5b0
オレ…FF7リメイク出たら
灯火の星ストーリー内出来事クラウド×女Mii物書くんだ…。
0447名無しさん@ピンキー2019/03/09(土) 10:14:33.45ID:b7gJ6OP2
スレあったのか!職人さんたち乙です

SPでたくさんキャラ増えたけどリアル寄りな人間キャラとカービィとかしずえさんみたいなちっちゃい可愛いのが一緒にいると非常に和む
サムスとピカチュウすき
0448名無しさん@ピンキー2019/03/13(水) 19:47:40.94ID:bIwXaQC3
これだけキャラが多いと絡ませたいカップリングってあるんだけど、真面目とか純粋同士だとHに発展させる展開に持っていくのが難しい……
0449名無しさん@ピンキー2019/03/14(木) 11:56:00.50ID:1JNvScEP
サムスとのCPで一番多いのってなんだろう
やっぱファルコン×サムス?それともアイク×サムス?
0450名無しさん@ピンキー2019/03/15(金) 00:39:30.89ID:KshQ74lJ
魅力的なキャラは多いもののキャラが登場する原作ゲームでちゃんとやったことあるの一桁しかなかったわ…
SPのストーリーモードもキャラ同士の掛け合いムービーがあったらもうちょっと妄想が捗ったのになあ
0451名無しさん@ピンキー2019/03/15(金) 19:16:34.57ID:bOsSCMc4
特にクラウドとかはFF7やってるかやってないかで印象がまるっきり違う
クールな「興味ないね」は本当にクラウドの表面の部分でしかないんだよね
0452名無しさん@ピンキー2019/03/15(金) 21:52:50.06ID:vp48MGV4
原作のクラウドは結構茶目っ気があるよね
ノリノリで女装して風俗店に乗り込むクラウドさんリメイクのリアルな絵で見たいわ
0453名無しさん@ピンキー2019/03/16(土) 05:47:30.49ID:skjg7Hu4
クラウド「ここにゼルダが囚われている。だがコルネオが牛耳る店…容易く突破出来るとは限らない。全員、ぬかるなよ」
マルス「1人で10人くらい倒せばいけるか…?」
ファルコン「Show me your techniques!」
ガノン「ウォリャアアアアアア!」
リュカ「ふぇ…」
リンク「シェアアアアアアア!」

カムイ「女性は侵入しないんですか?」
クラウド「コンプライアンスだ。こういった店に入れないらしい」
ソニック「A piece of cake!」
カムイ「あれ、何故か涙が…」
WiiFitトレーナー「気分の落ち込みは健康を損ねます。ストレッチしませんか?」
カムイ「しないよ!?」
クロム「運命を変える!」(ダッ
カムイ「あぁっ!クロムさん!駄目ですよ単身突出は
!本編を思い出して!?」
マルス「つまり倒せばいけるな…!」
カムイ「止めて!?何なんですかこのチーム!?潜入するんですよ!」

パルテナ&ベヨネッタ「面白そう」
ルキナ「お父様、何故私を置いて…!(ファルシオンを握り」
0454名無しさん@ピンキー2019/03/16(土) 20:02:35.55ID:yh0KaL3A
>>449
多い少ない問わないなら
10年近く前にシーク(♂)×サムスの長編が投下されてた
pixivや二次創作サイトではサムス×シーク(♀)描いてる人が居た
0456名無しさん@ピンキー2019/04/25(木) 04:07:55.50ID:7gcG1Tmm
>>438さんの作品でmiiファイターが攻略してないのってロゼッタとポケトレ♀とルキナとフィットレとベヨネッタとカムイ♀とゼルダとデイジーと
インクリング♀やしずえさんも攻略対象に入ってるのかな?
0457sage2019/05/24(金) 00:51:24.73ID:6wPycKga
スピリットの存在によってネタの幅は上がったと思う
0459名無しさん@ピンキー2019/06/20(木) 20:17:29.71ID:BgcEK9l8
誰もいなくなったか?
0460名無しさん@ピンキー2019/07/11(木) 19:05:06.84ID:lBzUArV+
バンジョーとカズーイ参戦記念age
0461名無しさん@ピンキー2019/07/16(火) 05:01:29.48ID:utQiDWAa
まだ他社キャラが少なかったXの頃と比べてわんさか増えた今レベルになると元ネタを追うのにも苦労するから書くハードル上がっちゃったってのはありそうだよな。
そんな私はXの頃ポケトレと♀三匹の拙いエロ書いてました。
復帰したいな、最近SS書けてないけれど。
0462名無しさん@ピンキー2019/08/14(水) 17:09:06.76ID:HMYfT5RV
>>458
うpありがとうございます!
いつも素晴らしい作品をありがとう!
0463名無しさん@ピンキー2019/08/24(土) 10:42:35.72ID:+68fiYfO
Miiファイターの顔はデフォ顔想定で良いのかな?
Forの頃と比べるとSPのMiiファイターは顔に個性が出たように感じる
0465名無しさん@ピンキー2019/11/08(金) 09:51:11.35ID:kiMXt6gG
不知火舞も参戦してたらmiiファイターシリーズの相手として出てた?
0466名無しさん@ピンキー2019/12/20(金) 22:37:03.70ID:Xt0UQ92h
初書き込み失礼します
miiファイター→サムス輪姦ものを書かせて頂きます
0467名無しさん@ピンキー2019/12/20(金) 23:49:04.44ID:Xt0UQ92h
大乱闘スマッシュブラザーズ。
数多の世界の英雄達が集い、誰が最強なのかを決めるビッグイベント。
今回の「スマブラ」も歴然の英雄、それに新たなる世界からの英雄も集い、熱く燃え盛るような激戦が繰り広げられていた。

今、観客の熱い声援に包まれたとある会場…「ポケモンスタジアム」にて、4人のファイター達がしのぎを削りあっている。

ファイターの一人は…ゼロスーツサムス。
金髪の長いポニーテールはスタジアムのライトに照らされて煌めき、碧色の瞳は目の前の相手を迷い無き目で見据えている。
そして何より観客の目を引いたのは…大人の女性としてこれ以上ないほど理想的に実り、豊麗な体のラインをくっきりと浮かび上がらせている、水色のボディスーツだった。
スーツの光沢は艶かしく輝き、サムスの体のセクシーさにより一層拍車をかけている。
普段は鳥人族の科学力の結晶である堅牢かつ様々な機能を持つパワードスーツに身を包んでいる彼女だが、パワードスーツを身に付けずとも鳥人族のDNAを移植され、そしてその鳥人族に徹底的に鍛え上げられたその肉体は超人的戦闘力を誇る。

普段は宇宙のバウンティハンターとしてパワードスーツを身に纏い、宇宙のありとあらゆる戦いに身を投じている彼女。
だが今はそんな硬い雰囲気とは無縁の大乱闘の場。
彼女は賑やかなパーティーに参加する気分で今この場にいる。

彼女の相手は三人。お互いがお互いをライバルとして倒しあう1VS1VS1VS1の形式だ。
そしてその相手は3人とも「miiファイター」。
全員格闘を得意とするファイターであり、一発一発が強烈な威力だ。
サムスは極力近接戦を避け、パラライザーやプラズマウィップを駆使した遠距離からの攻撃を中心に戦っていた。

(それにしても…いつ見ても不思議な顔だ…)

サムスは彼らのまるで簡素な似顔絵をそのまま貼り付けたかのような彼らの顔が少し気になっていた。
表情も大きく変わることがなく、少々不気味に感じるほどだった。

だが彼女は宇宙の先々で恐ろしい怪物と戦い、それを倒してきた。
…これくらい、なんてことはないと、彼女は凛とした表情で相手を見た。
0468名無しさん@ピンキー2019/12/21(土) 00:20:27.43ID:S5VOVBEk
そろそろ彼らもダメージが蓄積してきているはずだ。
畳み掛けるなら、今か。

サムスが相手めがけて駆ける。
サムスの足に装備されたジェットブーツが唸る。
ジェットブーツが火を吹き、強烈な膝蹴りがmiiファイターの一人の腹に見事命中した。

(一気に決める…っ!)

そしてサムスがトドメのブーストキックをお見舞いしてやろうと高く飛び上がった次の瞬間。

サムスの瞳に映っていたのは自分の技が見事決まって空に吹っ飛んでいくmiiファイターの姿…

ではなく、眼前の視界一面に広がる夜空だった。

「…っ!?これは…どういうことだ…!?」

サムスはそのあまりにも唐突な展開に困惑を隠せない。
miiファイターにトドメの一撃を喰らわすはずが、気がついたら自分は地面に仰向けに倒れているのだから。
それに何故かダメージの蓄積は少なかったはずなのに、今は身体から煙が上がるほどにダメージが入っている。
身体のあちこちを殴られたのか、ずきずきと殴られたであろう箇所が痛む。

このままでは相手に隙を晒すことになる。
早く起き上がろうとするも…体は起き上がらない。
その理由はすぐに分かった。
miiファイター二人がそれぞれサムスの両腕を、そして一人がサムスの太腿を持ち上げ、M字に開かせるような形で拘束しているからだ。

「お、おいっ……!何をしているんだ…!変な所を触るな…っ!」

サムスの筋肉質かつふっくらとした太腿に男の指が浅く沈む。
ボディスーツはそれを受け止め、沈んだ所をしっかりと変形させていく。
0469名無しさん@ピンキー2019/12/21(土) 00:43:22.02ID:S5VOVBEk
それにしても、どうしてこうなったのか。
サムスは必死に拘束から逃れようとしながらも思考する。

そしてふと、自分の右腕を押さえつけているmiiファイターの方を見た時、その答えが見えた。

miiファイターの足元にあるものが転がっていた。
それは…「タイマー」。
使うと使った者の周りの時間の進みが遅くなるアイテムだ。

恐らくこのmiiファイターは私がケリを付けようとしたところでこのタイマーを使い、私を攻撃した後このように私を組敷いたのだろう、とサムスは分析した。

だがそんな冷静に分析している場合ではないというのはサムスが一番分かっていた。
このままだとやられてしまう。
早くなんとか抜け出さねばならない。

だが、様子がおかしい。

miiファイター達はサムスを押さえつけてはきたものの、そこから攻撃を加える様子がない。
サムスが暴れるのを押さえこむ、ただそれだけなのだ。
それにこれは大乱闘であるというのに、miiファイター達が争う様子もない。
3人ともサムスだけを狙って押さえつけてくる。

これが意味するものは、何か。
サムスは考えるものの答えは出ない。
3人は変わらず無表情でサムスを押さえつけている。
まるで生きていないかのようにも思えてひたすら不気味だ。

そしてサムスはそれからすぐに、その意味を理解する。
それはサムスにとって悪い意味での答えであった。

次の瞬間、サムスの両太腿を押さえつけていた男が突然、片腕を離したかと思うと、サムスのボディスーツの股の部分に手を乗せる。

「っ…!?どこを触って…!」

突然自分の大切な場所に触れるたことにサムスが抗議の声をあげようとした次の瞬間…

miiファイターは力強く、かつ器用に。

サムスのボディスーツの股の部分「だけ」を破った。
0470名無しさん@ピンキー2019/12/21(土) 01:11:44.52ID:S5VOVBEk
ゴムが裂けるような独特な音と共にボディスーツの下に隠れていたサムスの淫裂が外気に晒される。
剃っているのか、毛はなく、肌色の所謂パイパンのそれがmiiファイター達だけではなく観客席の男達の視線を釘付けにする。

「…!?おいっ、何をしているんだ…っ…!?やめろっ…離せ…っ…!」

突然こんなことをされては流石のサムスも驚くき、そして恥ずかしさを覚える。
常にキリッとしたクールな表情は恥ずかしさに歪み、顔は真っ赤だ。

すると今度は腕を押さえつけていた二人がサムスのその大きく実った乳房の上に手を乗せたかと思えば、それもまた器用にスーツの部分だけ破く。

今度は肌色の大きな乳にその頂点の桃色の小さな乳首が2つ露になった。
大きく、柔らかなそれはサムスが身を少し身を捩らせるだけでたゆんと揺れ、見るものの目を楽しませる。

「…っ、いい加減にしろっ…!こんなことをしていいと思っていんんっぅっ!?」

サムスの言葉に耳を傾けることなく、二人のmiiファイターはサムスの両の乳首にむしゃぶりついてきた。
赤子のようにちゅうちゅうとすったり、甘噛みしたかと思えば下でれろれろと舐めてきたり。

サムスからすれば変な感覚、としか言い様がない。
誰かに乳を吸われたことなどないしそもそもまだ母乳は出ない。
なのに二人は飽きもせずになおも乳首をねぶる。
困惑と恥ずかしさでサムスの頭は混乱を極めていく。
0471名無しさん@ピンキー2019/12/21(土) 01:51:35.74ID:S5VOVBEk
そうしてサムスが自分の胸を男二人にいいようにねぶられている内に太腿の方を抑えていた一人が自分が露にさせたサムスの恥裂を指で左右に開く。

サムスの普段見えない薄桃色の肉壺が丸見えになってしまった。

しかも恐ろしいことにここは観客用の大きなモニターがある「ポケモンスタジアム」。

今、会場のモニターにはサムスのクリトリス、尿道口、膣口、そして肛門がどアップのフルスクリーンの高画質ではっきりくっきり映し出されているのだ。

観客席からは「おぉ〜」と感嘆の声が上がる。
あの超大物バウンティハンターのサムスの、あの超美人でこれまでの大乱闘で多くの男性の股間を勃たせてきたサムスの最高級マンコを拝めることに観客の男達は内心歓喜する。
そしてそれと同時にこの勃起しきった自分のぺニスをそのマンコに挿れられないことを男らは悔やんだ。

「くそぉ…っ…どうして…私がこんな辱しめを…っ…!」

サムスはmiiファイターを睨む。
だがその顔は真っ赤でありあまりの恥辱に悶えているのを隠せていない。
こんな様子で怯む者等いないだろう。

するとmiiファイター達はそそくさと自分のズボンのジッパーを下ろす。
そしてそこからは出てきたのは跳び跳ねるかのような勢いで出てきた、ギンギンに勃起しきった平均的な成人男性のものよりもずっと大きく、太いぺニスだった。
数多くの女を既に落としてきたのか、かなり黒ずんでおり、グロテスクに血管が浮き出ている。

(っ…!?まさか…私をレイプしようというのか…!?)

押さえつけられ、散々辱しめを受けさせ…その行動のいく末はある意味決まっているようなものだった。

miiファイター達がぺニスを出したのを見て観客席のボルテージは最高潮だ。
誰もがサムスが犯される様を楽しみにしている。

「止めろ!離せ…っ!離せ!!」

サムスが暴れる。
しかしそんなの気にならないとmiiファイター二人はがっしり腕を押さえつける。

一人は自分のぺニスをサムスのそれにあてがっていた。
既に膣の入り口が亀頭にキスをしている。

「止めろっ…挿れるなぁ…っ!挿れちゃだめだぁっ…!」

こんなことで私の体を汚されてなるものかとサムスは必死に抵抗する。
勿論それをmiiファイター達は無表情のまま押さえつける。
いくら抵抗してもそれは通用しないし、抵抗して体を動かすたびに胸は艶かしく揺れ、観客席は盛り上がる。
あぁ、自分が女に生まれていなければ、こんな余計な体じゃなければ、こんなことはされなかったかもしれない。
サムスの頭に後悔が過る。だがもう、手遅れだった。

そしてとうとう…

「─────っっっあぁぁぁっ!!!」

そのぺニスは躊躇することなく、一気にサムスの初めてを貫いた。
0472名無しさん@ピンキー2019/12/21(土) 02:17:01.80ID:S5VOVBEk
「ぅうぅうっ…苦しいっ…早く…早くそれを抜け…っぅぁうぁっ!?」

破瓜の痛み、レイプされたことによるショックをサムスが感じる間も与えず、再びサムスの両太腿を持ち上げいきなり最高潮に早いピストン運動をし始めた。

そのあまりに大きすぎるぺニスがサムスの膣を掻き分け、壁を汚し、膣ヒダを薙ぎ倒す。

「う゛っぅうっ、ぐっぅぁぁぁっぁっぅ!!」

セックスに全く慣れてないサムスの体をそれは容赦なくいたぶっていく。
愛も思いやりも存在しない、徹底的な「陵辱レイプ」。
もはや抵抗する力すらなくなる。

気がつけば先ほどまで両腕を抑えていた二人はサムスの手で自分のを扱かせている。
だがもうサムスに逃げ出せる余裕はない。
ひたすらレイプの苦痛に必死に耐えていることしかできない。

「ふぅぅぅっぁぐっぅぅ、うぁっ、ぁあっっ、んんっぁ…!!」

苦しそうな喘ぎ声がサムスの口から漏れる。
その声はステージ内のマイクに拾われ、スピーカーによってスタジアムに大音量のエコー付きで響き渡る。

観客席の者は皆大画面に移るあの伝説のバウンティハンターが惨めに犯される様を見ながら必死に自分の醜いぺニスを扱いている。

「ぅぁっっ、もう、いや…だ…っぁあっぐううっんう、ううっうっうううっ…」

もう何も考えられない。
ただ苦痛のみが体を支配する。
自分のバウンティハンターとしての、ファイターとしての、戦士としての、女としての誇りも、全て踏みにじられる。

今はこの女の体がひたすら怨めしかった。

このまま子を孕まされ、バウンティハンターとして生きることが出来なくなってしまうのか。
自分が宇宙を何度も救った英雄だったからこそ、自分は今こうして犯されているのか。

絶望。ただそれだけだった。
彼女の目に静かながらも熱く灯っていた情熱の炎はぐちゃぐちゃに踏みにじられて消えた。

「あ゛ぁっ、あっ、ぁぁっ、ぁ゛ぁっ…」

膣内で男のぺニスが膨らむ。
もう射精寸前ということだ。
だがサムスにもう止めろと拒絶の言葉は出てこない。
ただ絶望にうちひしがれる生きたダッチワイフになってしまったサムス。

だが現実はそんなサムスを最後まで徹底的に痛め付けるのだった。

ドビュグッ!!ビュグルルルルルッッ!!ズビュグリュリュッッ!!
0473名無しさん@ピンキー2019/12/21(土) 02:40:28.55ID:S5VOVBEk
彼女の膣の奥底めがけ、ぺニスからおびただしい量の精子が吐き出される。
あまりの量、そして勢いに結合部からそれが溢れてくる位だ。

そしてそれと同時にサムスの手にしごかせていたぺニスからも大量の精子が吐き出され、それはサムスの顔を、髪を、胸を、白濁で汚していく。

『ZeroSuit Samus LOSE』
モニターはそう告げる。
負けたのだ。
何もかもを踏みにじられ、こうして子供まで孕まされ。

これから先、自分がバウンティハンターとして生きていく道も閉ざされ…

miiファイター達のサムスへの陵辱は終わらなかった。
今度は腕を押さえつけていた方がサムスを犯そうというのだ。
どうやら3人で徹底的にサムスをマワすつもりのようだ。

サムスの中に再び極太のチンポが挿り、ピストンを始める。
いつこの陵辱が終わるのか。それすらも分からないまま、サムス達は観客の男達に見られながら破滅への道を着実に辿っていく。

─────

『夜のスマブラ─女性ファイター公開陵辱ショー─』

今回開かれたスマブラから始まったこの悪趣味極まりないショー。

女を徹底的に陵辱することに特化したmiiファイター達によって女性ファイターがレイプされる様を観客はオカズにオナニーしていく。

このことはファイター達には知らされておらず、レイプショーが終わった後の女性ファイターは風俗に売り飛ばされるか、適当な所で野郎達の性欲処理便器として生きるか…どちらにせよ、その先にあるものは絶望だけである。

そしてその消えた女ファイターに変わって現れる『偽』の女ファイターは…元の世界に戻った後、そこでじっくりとその世界を侵食していく…。

そしていずれは…『黒幕』の思い描く、全てが絶望に包まれた暗黒の世界が出来上がる…。

あぁ、今日も一人の女性ファイターがmiiファイターと戦っている。

それが公開陵辱ショーという絶望の始まりであることも知らずに…

おわり
0474名無しさん@ピンキー2019/12/21(土) 02:40:48.35ID:S5VOVBEk
駄文長文失礼しました
0476名無しさん@ピンキー2019/12/21(土) 03:55:52.69ID:T5N0D5kx
中々良かった、と思う。少なくとも俺はこれを駄文や駄作とは思わないよ
また投下を期待したいくらいには認められる
0479名無しさん@ピンキー2020/01/06(月) 08:21:31.28ID:uitsfyxw
DLCキャラは今のところ女性キャラは参戦してない
テリーボガードの参戦が決まった時、カラー変更すれば女テリー使えると思ってた
SNKヒロインズでは女テリーがプレイアブルキャラだったし
0480名無しさん@ピンキー2020/01/06(月) 12:01:57.30ID:AurX4JSL
デフォルメ体型組はともかく、ルフレもカムイも細いからね。あんなに分厚い筋肉のテリーの女体化だと何もかも変わるからダッシュさえ難しそうだ
0481名無しさん@ピンキー2020/01/06(月) 17:47:08.95ID:3vtSejtF
SVCだと相手の性別反転させる技があったけど一枚絵だけだったし
1キャラとして動かすのはハードル高いよね
0483名無しさん@ピンキー2020/01/18(土) 13:25:50.02ID:C5aIodJn
初代と比べて大分女性ファイター増えたよね
実はファイター内では異文化交流ということで男女同士で乱交セックスをしあっていて毎回新人ファイターの女の子が戸惑いながらチンポになされるがままにされるのとか興奮する
それで「最初は私が男全員のチンポを相手していたというのに、いつの間にか随分と増えたものだな…」と複数のチンポを相手しながら感慨に浸るサムス
0484名無しさん@ピンキー2020/02/07(金) 23:49:54.22ID:yTLHC6aD
パルテナ「デイジーさんやルキナさんは体の相性が合ってるみたいで凄く良かったですよ」
サムス「何を言ってるんだ」
04884432020/06/14(日) 02:47:48.76ID:mw3OViiY
FF7リメイク来ましたけど…今だクラウドのキャラつかめなくて
筆が進まない…すみません…リメイク全編出てからになりそうです
0490名無しさん@ピンキー2020/07/16(木) 01:08:45.30ID:AqeQ2VTA
(チンポなんかに絶対負けない!)

「あぁぁっダメぇっ♪♪勝てないぃぃっ♪♪あっ、ぁあぁぁぁっっ♪♪太過ぎるぅぅぁぁんんっ♪♪こんなの勝てないぃぃぃっ♪♪♪負けちゃうぅぅぅっ♪♪」

みたいな感じでCFのビッグなファルコン・ディックのファルコン・ファックにメス墜ち完敗けしちゃうミェンミェン希望
0491名無しさん@ピンキー2020/07/21(火) 22:46:05.57ID:rfcXmE43
最後の方、FCビッグコアに見えたwスマブラになら参戦自体はアリかなあ

コアだけを狙う技、みんな沢山持ってそうな世界だけどww
Vの3面や7面の量産型みたいな登場の仕方なら勢いで誤魔化せる気もしないでもない
0492名無しさん@ピンキー2020/07/29(水) 16:08:18.05ID:wIAZj3/C
まさかゲー〇ーズ!(原作小説)で、明らかなこのゲームのパロディ作品が
ストーリーの盛り上がりを演出するとは想像もつかなかったw
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています

ニューススポーツなんでも実況