いつものように私と仁が放課後、小学校のいつもの秘密の場所(どこかはヒ・ミ・ツ)で
いつものように一戦交えたあと。
快感で放心状態の彼の横で、私はさんざん欲望を吐き出した仁の使用済みゴムを集めて
それをテッシュ5枚くらい重ねで大事そうにくるんでランドセルの中に仕舞った。

「……なあ。それどうするんだ?」
「どうって……バカね。こんなの学校のゴミ箱に無造作に捨てられるわけないでしょ?」
「なんで?」
「先生たちに見つかったら大問題になっちゃうじゃない」
「………あ。そうか」
「ほらそろそろ私たちも帰ろ?」
「お、おう」

実を言うとそれ半分本当で半分ウソなんだけどね。
そのまま仁と別れて何事もなく帰宅して……宿題やって、ごはん食べて、お風呂入った後。
ほぼ毎日の日課である私の秘密の時間が始まる。

「もう……すごい量…」

あいつが使ったコンドームの中身を見るたびに私はいつも感嘆する。
とにかく………その、精液の量がね?多すぎちゃって。ゴムがパンパンになっちゃってる。
もしこれをそのまま中だしされちゃったら私本当に孕んじゃうんじゃないかしら?
そうなりたいような……なっちゃいけないような…

「ダメよそんなの……まだ子供なんだから妊娠はダメ…ダメなんだから……ダメよ……」

そう言いながら私はゴムの結びを解いていく。
あまりにも生臭い匂い……でもためらわず私はゴムの中のそれを舌の上にたらし
口の中いっぱいに含んでいく。