クリトリス責めメインのSS〜その9〜 [転載禁止]©bbspink.com
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
0001名無しさん@ピンキー2014/11/27(木) 21:22:27.65ID:flEOXrHy
SSアップは遠慮せずにどぞ。また感想等もヨロシクです。
職人さんは前の人の投下から日数を空けてお互い気持ちよく。
特殊嗜好は前書きでの注意書き推奨。
萌えるシチュ考案やスレタイに反しない雑談もOK。
煽り荒らしは徹底無視の方向で。
性別判定、性別語りは荒れる原因になるので禁止 。
もし気に入らない、趣味に合わない作品が投下されても叩かずスルー。
但しルール違反やマナー違反はやんわり指摘しましょう。
基本的には「sage進行推奨」でお願いします。

 ※ SSの内容は作者の脳内設定に基づいているので、現実に有り得ない物や行動、反応の描写があっても
   全て作品内での設定です


【前スレ】
クリトリス責めメインのSS〜その8〜
http://pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1353786475/

【過去スレ】
クリトリス責めメインのSS〜その7〜
http://pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1320067474/
クリトリス責めメインのSS〜その6〜
http://pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1274328281/
クリトリス責めメインのSS〜その5〜
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1246237255/
クリトリス責めメインのSS〜その4〜
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1220795947/
クリトリス責めメインのSS〜その3〜
http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1201281159/
クリトリス責めメインのSS〜その2〜
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1177151640/l50
クリトリス責めメインのSS
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1145410655/l50

【保管庫】
2chエロパロ板SS保管庫
http://sslibrary.gozaru.jp/
0403名無しさん@ピンキー2017/08/16(水) 02:35:27.96ID:vBU1GpSc
いい…
続きがありそうな終わりかたをしているけど…
っていうかここで終わるのは勿体無いというか
0407名無しさん@ピンキー2017/09/01(金) 16:46:50.25ID:YvTFpP61
先週か先々週くらいにはもうアクセスできなかったよ。
あそこには世話になった、色んな意味でw
0409名無しさん@ピンキー2017/09/15(金) 22:56:49.57ID:Z6fT0fcE
死んで復活する掲示板がこの世にあったとは
大抵そのままなくなるのに
0411名無しさん@ピンキー2017/11/15(水) 20:46:03.34ID:npsxkZVJ
少女は今、広い部屋にいた。
ただただ広い部屋にいくつかの機械が並んでいる。
「そこでカードを引いて下さいね」
柔和な笑みを浮かべる青年がにっこりと優しく少女に微笑みかける。しかし優しさとは裏腹に、その左手には静電気を発生させる小型の玩具、そして右手に持つリードは少女の首輪へと伸びている。
「あの…もう、許し―きゃうっ!」
パチッと弱めの電流が少女の乳首を襲う。冬にドアノブに触れても痛みを感じるそれが、ただでさえ敏感な箇所で発生する。それもたった一瞬の事ではない。
「痛いっ!痛いです!!」
パチッパチッと何度も電流を流されて、少女は乳房を隠すように手で覆う。
「隠しちゃダメだって言いましたよね?次は下がいいですか?」
すっと玩具が下ろされる。びくっと肩を跳ねさせて、少女はしきりに頭を振った。
「嫌。ごめんなさい…ごめんなさいごめんなさいごめんなさい―」
「なら、カードを引いて下さい」
意味のなさない謝罪を続けて震える彼女に青年は優しく笑みを向ける。青年の手はつるつるに剃りあげられた秘所へと向かってゆっくりと確認するように伸ばされていく。
「あっ!あぁ!これ、これにしますっ!!」
少女は置かれた棚からカードを一枚取り出した。ひっくり返して見てみると『B-23』と書かれている。
「おや…、今日もBなんですね。そんなに好きですか?クリトリス」
「違っ!」
ニヤニヤと笑う青年に反論しつつも少女の目は大きく書かれた『B-23』より下の小さな文字列を追っている。
『筆を使用してクリトリスにローションを塗っておく事。さらにもう一枚カードを引き、指示に従う事』
「ほら、カードをどうぞ」
「…………っ」
ギリッと奥歯を噛み締める。これははずれカードだ。本来は1日1回で済むものを、1日2回に増やすカード。
当然、次のカードもこの指示ならばカードは合計3枚になる。
目を閉じ、引いた。『B-7』またしてもB。
「これ、Bしか入って―」
「そんなはずないですよ。ほら」
言って青年が取り出したのは『A-88』。
「………ぁ」
「疑った罰、これもいりますか?」
「いらない!」
「それは残念」
青年は肩をすくめてカードを戻した。Aはおまんこだ。ピストンバイブや極太ディルド、形状もイボイボに先分かれ、パール内蔵など多岐に渡る。
青年が首からリードをはずす。ここからは彼女のノルマ。
誘拐され、監禁されてからほとんど毎日やってきたここでのルールだった。
0412名無しさん@ピンキー2017/11/15(水) 21:07:52.76ID:npsxkZVJ
まずはBと書かれた機械の前にあるビデオカメラを起動する。そして『П』の形になった座面に腰掛け、隣に置かれたキャスター付きの台から筆と壺を取る。足と足の間には間隔があるために当然足は開いた状態となった。
そのまま椅子の背面左右から銀色のノズルをそれぞれ取り出す。右はカメラで左は液体が出るようになっている。それをクリトリスの真上に設置した。
M字に開脚するように足を持ち上げて座面に乗せる。
と、青年が壁から器具を持ってきた。貼られているビニールテープに書かれた番号は『23』と『7』。片方は二股に分かれて真ん中を向いた二つのブラシ。そしてもう片方はとても小さな綿棒のような形をした表面に少し窪みのあるプラスチック製の玩具。
ごくり、と少女が唾を呑む。それは、期待ではなく恐怖からのものだった。
「もう3ヶ月もやってるんですから、いい加減喜んでくださいね。これからも、一生愛してあげますから」
にっこりと笑って青年は『B-7』と書かれてあるカードを振った。そこには生命保険の注意書より小さな文字が見える。
「『Aが出るまで引き続け、出たAを平行利用する事』ですって。さっき、出ましたよね」
ことっと置かれた88番のバイブ。細身ではあるがたくさんのひだが触手のようにびっしりと並んでいる。
「そんなっ!」
「注意書はちゃんと読んでくださいね」
「貴方が勝手に!」
「…………もう1枚ほしいですか?」
抗議をする彼女を置いて、青年はカードを取りに行く。
「や、やります!……これを…やりたいです」
言って少女は壺の中に筆を差し込む。引き抜くと糸を引く液体がたっぷりと筆にからめられていた。
にこっとわざとらしく微笑めば青年も笑顔で返してくれる。
「それは良かった」
0413名無しさん@ピンキー2017/11/15(水) 21:30:57.34ID:npsxkZVJ
たっぷりと付いた液体を落とすようにクリトリス包皮へと乗せる。
「んっ、んぅ…」
くに、くに、と揉むように包皮の上で筆を揺すれば、それだけで内腿が震えた。
元々少し大振りだったクリトリスはぷっくりと皮の下で存在を主張し始めている。まだ、そこに触れるのは早い。
これをサボればこの後の責めは快楽地獄ではなく激痛地獄となる。それなりに彼女も必死だった。
彼女の前にはアタッチメントを嵌め込む為の透明のアクリル盤がある。勿論、器具を嵌めれば直接クリトリスを見る事はできないが、おまんこのひくつきや溢れ出る愛液はたっぷりと観察できる。
今だって、筆が這うクリトリス包皮を隠す物は何もない。
落ちた愛液は下で構える器具が回収してくれる。分泌量は後でチェックされ機械の機能向上に活かされていく。
青年はカメラより向こうでソファに腰掛け鑑賞中。目の前のテーブルにはクリトリスを移すカメラのモニターがある。
少女はただただ筆を動かすしかない。
「んっ…ひぅっ!」
毛先が少しだけ顔を見せたクリトリスに当たる。先っぽはそこまで敏感ではないものの、やはり刺激には弱い。
器具以外が性感帯に触れる事は許されていない。故に包皮を捲るのは筆でなければならない。
もう一度ローションを掬って少しだけ包皮の下へと筆を差し込む。
「ひっ!あぁっ!」
愛液が滴っていく。筆で剥がすということは、指で剥がすのとは訳が違う。指で剥がす際は上から包皮ごしに剥き上げればそれでいい。
しかし、筆で剥がすとなればそうはいかない。包皮とクリトリスの間に筆を差し入れて少しずつ捲り上げていく事になる。
当然ながら先っぽのちくちくとした筆の感触をクリトリスはダイレクトに味わう事になる。その為にローションを使う。
しかし、大きい故に包茎気味だったクリトリスは剥けにくく、ローションを使ってもなお多大なる快感と僅かばかりの痛みに苛まれる事になる。
おまけに、何度も使ったその筆は少しばかり毛がパサパサしていて、そのパサパサが更にクリトリスを責め苛んでくる。
「んっ!ひぃっ、ひぃっ」
顔を真っ赤にして壺を握り締め筆を進める。壺は落としてはならない。以前、この壺を落とした時は全てのローションが乾ききるまでクリトリスで床掃除をさせられた。だから、ぎゅっと握り締める。
「はっ、はっ、ひぁっ、はぁ」
ゆっくり、ゆっくり。面積の大きなそれは簡単には剥けきらない。
やっと半分。あと半分。
0414名無しさん@ピンキー2017/11/15(水) 21:46:30.44ID:npsxkZVJ
「あっ!はぁっ!はぁっ!」
快感は凄まじい。脳がとろけそうになる。足を閉じることは物理的に無理だ。そんな事をすれば落ちて怪我をしてしまう。
怪我だけでなく、万が一何かを壊したらどんな償いになるのかもわからない。青年はそんな事も見越しているのだろう。
肩幅ほど開いた場所に足を乗せ、ひたすらに筆先でクリトリスをいじる少女を青年は楽しそうに眺めている。この責めの間はほとんど声を掛けてこない。ビデオカメラに音声が入るのが嫌なのだと、以前彼は言っていた。
「はぁっ!あぁぁぁぁっ!!」
ずるんとクリトリスが完全に捲られる。ピンク色の大振りな真珠はぷるぷると震えてこれからの責めに怯えていた。
「ひぁっ!ひぁっ!」
直に筆が触れると堪らない刺激になる。以前、ここに媚薬を混ぜられた時は狂ったように捏ね回したが今はただのローション。脳内麻薬の分泌は狂うほどではない。
しかし、これだけの刺激にはあっという間に果ててしまいそうになる。少女はもう一度ローションを掬い、クリトリスの根元に筆を下ろした。
「いぃっ!ひぐっ!だめっ!」
ここで果ててはあとが苦しくなる。だから、少女は耐えた。
根元は敏感で寒気がするほどの快感だが、この先はもっと辛い。筆は根元をなぞり、裏側へ。
根元の裏。ここが一番の弱点。
「あぁぁっ!ふっ!くぁぁっ!」
びくんっと仰け反って逝ってしまう。とても耐えられない。
でも、ここにもローションをまぶさなければ。思わず離してしまった筆先をもう一度クリトリスへ。
しゅるっと筆が擦る度にびくんっと軽く逝く。
「はぁ、はぁ、はぁ……」
30分ほど筆でクリトリスを虐め抜き、少女は壺と筆を戻した。
0415名無しさん@ピンキー2017/11/15(水) 22:05:13.07ID:npsxkZVJ
次に取ったのはひだ付きのバイブ。隣にはボトル式のローション。
クリトリスと違ってこっちは筆で塗る必要はないのでこれを使う。躊躇なくローションをたっぷりと付けて、台の上に置かれたボタンを二つ操作する。
ウィィィと音を立てて競り上がってきたのは前方後円墳のような形の枠組み。
少女は立てていた膝を下に下ろし、先程まで足を乗せていた部分に股を乗せて座った。和式便座スタイルから洋式便座スタイルとなった彼女は前屈みになって膝下と椅子の足とを片方づつ黒革のベルトで止めてしまう。
股も同じように固定して、前方後円墳型の枠組みが上がりきるのを待った。
この行程だけは特別に指の使用が許される。競り上がった枠組みはまず、大陰唇ごと小陰唇を押さえ付ける。その時に小陰唇が巻き込まれたりして痛みを発生させないようにしっかり広げる必要があった。
そして次はクリトリス。剥けた包皮を少し上に伸ばして丸く開かれた枠組みの上に引っ掻けるようにして挟み込む。
「ひぅっ」
こうすることで邪魔がなくクリトリスやおまんこを責める事ができる。これは、後々必要になってくる措置である。
さらに下から追ってくるのは筒型の器具。ここには先程のディルドを差し込む。
ディルドは真っ直ぐ開かれたおまんこに向けて迫ってくる。
処女ではないので破瓜の痛みはない。だが、額から流れる冷や汗を止められない。
10p……5p…1p…
「はぁっ!」
入り口を割って無慈悲な器具が押し込まれる。こり、こり、と触手達が入り口の敏感な部分を撫で、クリトリスの裏側、そして開発されたポルチオに達する。
奥まで入って機械は止まる。
「はぁ………あぁ…」
ぶるぶると身体を震わせて口元のよだれを手の甲でぬぐう。
そうして次なる器具を手に取った。
0417名無しさん@ピンキー2017/11/15(水) 22:22:06.43ID:npsxkZVJ
------------------------------



手に取ったのは二股に分かれたブラシ。ちら、と青年に目をやるが、彼はコーヒーメーカーでコーヒーを沸かしていた。解放して下さいなどと頼めば、嬉々として次のカードを引きにいくに違いない。
もう、やるしかなかった。
少女は目の前のアクリル盤に23番を取り付ける。よく見ればそれはアームで、少女がリモコンのボタンを押すと動き出し器具を少女のクリトリスに近付けてくる。
二本のブラシの間はちょうど彼女のクリトリスが収まるサイズ。勃起していなければ擦れる事はなかった。だがしかし
「ひぅぅっ!」
先程の筆責めですっかり膨らんだそれは容赦なくブラシの餌食となる。ザリザリと擦られ、ようやくブラシも停止する。
「あ、ひぁっ!」
ひくひくと動くクリトリス。当然ブラシには擦られる。身動き一つ取れば刺激が襲う。
「嫌だ。嫌っ!」
目から涙を流して哀願するも、コーヒーに入れる角砂糖の数を悩む青年は見向きもしない。ぶんぶんと頭を振る度に、彼女の綺麗な髪が背中で揺れる。
そして擦られるクリトリス。
「っ………くっ、くぅ」
目を閉じてリモコンに指を伸ばす。
random。このスイッチを押せば始まる。終わりが、始まる。
「あああっ!」
ピッ。
全ての機械が動き出した。
0418名無しさん@ピンキー2017/11/15(水) 22:52:11.62ID:npsxkZVJ
まずはバイブ。うねうねと全体をくねらせながらバイブが引き抜かれていく。
肉襞を掻き分けて蠢くそれは背筋にぞくぞくとした快感を与える。
「ひうっ!あっ、は、」
まだまだ優しいその責めに自然と前屈みになっていく。
「っ!?あぁぁぁぁっ!」
突如動き出したのはブラシ。こちらは最初から振動がMAXだった。randomの怖さはここにある。
ブラシはクリトリスの側面を磨き、少しずつ回転を始める。
「あっ!いやっ!やめてっ!!それだけはぁぁぁ!!!」
側面ではなく上下、そこを擦られるのは避けたい。しかし、機械に哀願は通じない。
迫り来る絶望に手を出しそうになった時、ブラシは逆回転を始めた。
「くっ、ふぅ………ふぅ…」
回転も弱まり何とか耐えられる。だが、ここからが大変だった。
「はぁっ、はぁっ、はぁっ、はぁっ、」
脂汗か冷や汗か。ぽたぽたと肌を伝い落ちていく。
少女は背面にぶら下がるベルトを腹で固定した。もう、前屈みになる事はできない。
そうして手を背もたれのさらに後ろに持っていく。そこには口を開けた二つの輪があった。
そこに手を入れたら最後。どんなに泣いても叫んでも機械の無慈悲な責めを受けるだけ。
だから、絶対にずれないように食い込むほどの枠組みを設置する必要があった。
「はぁっ、はぁっ、はぁっ、はぁっ、」
唇を強く噛みそうになってやめる。自虐ではない自傷は懲罰の対象だ。目を閉じ、開きを繰り返す。
なかなか決心は固まらない。それを知ってか知らずか、機械は決定的な責めをまだ与えていない。
耐えきれないような責めならば拘束を取って機械を止めるのに、それがない。
最初の頃はこれにすら耐え切れず、ソファに座る青年にすがり付いて泣いた。
尤も、その後は痒みを発生させる薬を塗られ何時間も磔にされて反省させられたのだが。
逃げる事は出来ない。ただ、強烈な一撃が欲しかった。これがこの機械のMAXだと、その安心が欲しかった。
「ふぅ、ふぅ、ふぅ、ふぅ、」
ただ、あまりぐずぐずも出来ない。ここの機械は全て通電が可能になっている。
起動から10分以上拘束されないでいると電流が流れる。また、拘束具が閉まる直前に腕を抜くなどして逃げた場合、きちんと拘束されるまで延々と電流を流し続けられ、例え拘束されたとしても逃げようとした罰としての通電10分が課せられる。
何分経ったかはわからない。だが、そろそろ覚悟を決めなくては。
「ふっ、はぁっ!」
両手が輪に入った事を検知して、カシャンと輪が閉じる。輪の閉じ口は背もたれ側にあり、右手の壁側には小さなスイッチがある。
このスイッチを押すかこのまま10分経過かのどちらかでいよいよ本番がスタートする。
カチッとスイッチが押されると、床に設置されたデジタル時計に赤い光が灯った。
110分。今日は何から何までついてない。少女は絶望に顔をひきつらせた。
この機械は最高120分まで連続使用が可能で、スイッチを押すとランダムで時間が30分以上120分以下を10分単位で決められる。
つまり、彼女はこれからここに1時間半以上も拘束されるのだ。
ぞりっとクリトリスの根元に近い部分をブラシがなぞる。
「ひぃぃあっ!」
今は前後移動の真っ最中らしい。こしゅこしゅと前後に擦られて少女は震える。
今は先端から真ん中を磨いているらしい。
ぽたりと左側のノズルからローションの液が落ち、塗り込まれていった。
0423名無しさん@ピンキー2017/11/16(木) 02:22:06.16ID:a25pAZTp
30分以上経って、ギィッと扉が開く。
「ぅぁぁ……ぁぁ……ひいっ!」
タルトタタンを乗せた皿を持って青年がソファに座った時、ちょうど機械の振動が変わったらしい。
愛液はバイブの隙間からぼたぼたと落ち続けている。どうやら失禁はまだしていないようだ。
溜まっている液体は白く濃い。
バイブはとんでもない早さで抽挿を繰り返す。
「ひぃぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」
ぐりぐりと回転しながら左右にグラインドして責め立てる。入り口とGスポットが特に感じるのだと知ったのは何度目の責めだったか。
青年は特に感慨も示さずにフォークをタルトタタンに突き刺した。
0424名無しさん@ピンキー2017/11/16(木) 02:25:07.31ID:a25pAZTp
目の前がチカチカと瞬いて快感から降りてこられない。クリトリスを擦るブラシは今、最大の弱点を擦り上げている。
「ひぅっ!やめっ!許しっ!うぁぁぁぁぁ!!」
ただでさえ裏側は弱いのに、その根元をブラシが掠めた。パンパンに膨らんだクリトリスに逃げ場はない。上下からぎゅっと食い込むほどに挟み込んで再び根元を擦る。
少し先端に移動してはまた根元。移動してはまた根元。
「ぅぁぁ…あっひ!ひゃぁぁぁ」
たまに言葉を紡ぐが、殆どは喘いでいるだけになっている。またじわじわと快感が昇ってくる。
「ひっ!く!ひっひゃぁ!…っ!?」
ピーという音と共に全ての機械が動作を止める。デジタル時計はちょうど残り80分。つまり、今は30分が経ったところだ。
「やっ!今、止めないでっ!」
天井から下がってくるのは経口保水液の入ったボトル。叫びすぎた喉はカラカラで、少女は哀願しながらもそこに刺さったストローへと舌を伸ばす。
口許に持ってこられるストローを吸いながらも疼きは止まらない。その間にもぽたりぽたりとノズルからローションは落ち続けている。
ストローから口を離し、腰を出来る限り押し付けるように揺する。
「ふ、あぁ……」
先程に比べれば微かなものだが快感が加えられる。ボトルは再び上へと回収されていった。
「あっ、いい。ここ……ふぅ、あっ」
青年はコーヒーを飲み終えた後、何処かに出掛けてしまった。カメラはあるものの、直接見られているわけではないという解放感は自慰をより良いものへと昇華していく。
「あっ!根元。ん、このくらいなら……気持ちいぃぃっ!?」
突如、動き出す淫具達。根元にブラシを擦り付けていたクリトリスにとってそれは最高であり最悪の責め苦。バイブはカリ首のより細かいひだが密集した辺りをクリトリスの裏側に当てられ、最早一点の逃げ場もない。
「やめてっ!それ以上は……それ以上は…」
ガシャガシャと足枷や手枷を揺すろうとするがそんなものは無意味だ。
「きぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!」
一際大きく長い悲鳴が上がる。肺の空気が全て無くなるほどに息を吐いて、はっはと短い呼吸を繰り返す。
クリトリスの裏側根元。一番敏感なそこを捕らえた状態で、なんとブラシ自身が回転を始めたのだ。
てっきりブラシはヘッドに固定されていると思っていた少女は、この予想外の動きについてこれず、枷を引き千切らんばかりの勢いでじたばたと暴れだす。ブラシは下が右回転、上が左回転とそれぞれ違う動きで揉みしだく。
高級な動物の毛が並べられたそれは多少の痛みこそあれど殆どが快楽へと変換されてしまう。前に一度、何かの罰でナイロン製の安価な歯ブラシで擦られた際はその痛みに狂ったように泣き喚いた。
そんな光景が一瞬脳裏によぎるが、それは次の瞬間には霧散する。
ヴィィィ。
音は小さいが威力は十分。
「ぇあっ!?ぁぁぁぁぁぁあっ!!」
ブラシの先が微弱な振動によって震え始める。ただでさえ敏感なそこを回転するブラシで擦られ振動を加えられる。こんなものに耐えられるわけがなかった。
「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」
びくんっびくんっと僅かに動く身体を波打たせ、何度も何度も絶頂を迎える。口からはよだれ、鼻からは鼻水、目からは涙。そしておまんこからは愛液。プシッと潮を吹いた彼女はかくんと項垂れた。今まで水の出なかった唯一の場所からはチョロチョロと小水が漏れ出している。
0425名無しさん@ピンキー2017/11/16(木) 02:27:00.38ID:a25pAZTp
彼女が回転するブラシに悶絶していた頃、戻ってきた青年は一頻りタルトタタンに悶絶して満足し、再びコーヒーを沸かしていた。
責めはどんどん苛烈になっていく。後10分足らずで1時間だ。と、少女が断末魔のような叫びを上げて気絶する。青年は気を失った少女を一瞥すると、手近にあったリモコンを手に取った。
ピッピッとテレビのスイッチを押すようにすれば途端、少女の身体が跳ねた。
「っ!んぅぅぅぅっ!!」
動けない身体でじたばたと動く。
10分間の通電。それが彼女に与えられた罰だった。
0426名無しさん@ピンキー2017/11/16(木) 02:27:52.47ID:a25pAZTp
72分。巻き戻された時間。後少しで2回目の休憩だった。なのに、また10分前からやり直し。
「ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。。。」
バチバチと流れる電流に内腿を震わせながら、彼女はひたすらに謝り続けた。許されることは絶対にない。でも、その絶対の僅かな隙を見付けたくて、少女は謝罪を口にした。
ブラシは側面へと回り、新たな刺激を生み出している。バイブはポルチオを痛烈に苛んでいる。よだれを垂らして頭を振って叫び出したい欲求をこらえながらひたすらに繰り返される『ごめんなさい』。
すがめられた目はコーヒーのミルクに悩む青年の姿を捉える。どんなに哀願しても請願してもいないものとして扱われている。
けれど、罰則はきちんと与えられる。だから、もしかしたら慈悲も……。
「ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。ごめっぇっ!けほっけほっ」
思わず噎せ込む。ブラシがとんでもない動きを始めた。
ブラシ部分を回転させながら本体も回転し、側面から上下へと回転しながら前後へと動き強烈な振動を与えてくる。今までの全てが凝縮した責めだった。おまけに、今は通電の真っ最中。
痛みと快楽の壁がぐずぐずにとろけていく。性能としてはこれがMAXだろう。おまんこの方も暴れ狂う蛇か龍の如く中を滅茶苦茶に蹂躙する。
「っ―――――――」
流石に声も出ない。仰け反った白い喉をつぅっと汗が流れた。
0427名無しさん@ピンキー2017/11/16(木) 02:34:30.37ID:a25pAZTp
60分を終えてなお、責めは続く。機械は疲れない。2回目の休憩を挟んで残りは50分。
「ひぃっ!くぅぅ……ぅぅっ!あっあっあっ…だ、ダメっ」
カタカタと身体が揺れる。3回目の責めは生温かった。最低限の回転と振動、そして抽挿。強烈な刺激に慣れたクリトリスやおまんこには逆に手酷い仕打ちだった。
「あっ、ああっ、あ、はぁっ」
それでもじわじわと上り詰めていく。が、ギリギリまで高ぶったところで動きをさらに緩慢にされてしまう。これでは逝けない。
何度も何度もこの部屋でここの機械で、責められ調べられた。打ち込まれたデータは正確で常に更新されている。
青年はノートパソコンに何かを打ち込んでいる。時々目がモニタを見ているからもしかしたらまたプログラムが書き換えられているのかもしれない。コーヒーには牛乳だったようだ。満足そうに飲んでいる。
「お、願い……。逝かせて。逝かせてっ!」
上り詰めては落とされる。決して達せない。ガタガタと身体を揺らせばついに刺激は振動のみに集約された。
動かない。振動だけ。ずっとずっと。
「嫌だっ!嫌だぁっ!!ねぇっ、たす……」
「しー」
青年が手を止めてこちらを見た。指は口許に当てられてにっこりと微笑んでいる。
音声も入るビデオだから。だから呼び掛けてはいけない。これはただ、自慰狂いの少女が自ら逃れられない機械に身体を預け、滅茶苦茶にされているというだけのストーリー。
randomに設定した後、ギリギリまで粘って自身を追い込む嗜虐。
拷問とも言えるほどの責め苦をわざわざ自分で用意して、被虐願望を満たす為に手枷に腕を差し込む瞬間は、表面上は躊躇って見せても心は絶頂寸前の高揚感で満たされている。
機械任せなので思い通りにはならず、思いもよらない箇所を責められて、自身では手心を加えてしまうような事も容赦なく。後悔するほどに責められて責められて、嫌がっているように見えるけれど内心は喜んでいる。
そして終わった後は後悔などどこへやら。次の責め苦を敏感な場所、特にクリトリスへと与えられる機会を待ち望む。
自身を追い込んで追い込んで享楽に耽る。そういう設定の物語。
だから、声を掛けてはいけない。全て一人でやっている事なのだから。
青年はリモコンを掲げて見せる。さぁっと青くなる少女。次は電流かそれとも延長か。酷ければリセットかもしれない。
まだ1ヶ月目くらいの頃は残り20分程度というところで禁を破ってしまい、リセットされたりもした。
せっかく耐えた全てが台無しになって、頭の先から足先までを冷たい熱が駆け巡った事は記憶から離れない。
今よりも身体の弱点を知られていなかったにも関わらず。あんなに滅茶苦茶にされた。
今、リセットされたら耐えきれない。少女は力の限り叫んだ。
「助けてっ!誰か!誰か!もうダメなんです!!この機械を止めてぇっ!」
ピーと音がなり彼女の願いは叶えられた。青年は満足そうに笑っている。
これが3回目の休憩。本来なら次で終わる。本来なら。
0428名無しさん@ピンキー2017/11/16(木) 02:37:36.81ID:a25pAZTp
「―――――――――っ!!」
先程からずっと叫び続けている。休憩が終わった瞬間からずっと最大出力で責められているのだから当然だ。青年が何やらリモコンを操作していると思ったら、設定を変えられたらしい。
先程のMAXを越える動き。クリトリスにはより繊細な動きを与えられ、おまんこは触手の一本一本がわかるのではないかと言うほどの超振動に苛まれている
スッスッと前後に優しく擦ったかと思えば一気に根元からシュッと擦りあげられる。それを左右に回転しながら行われるクリトリスは堪らない。
おまんこの方もうねりは大振りになったが振動が強く、かえって捏ね回されているような刺激が続く。
触れられてすらいないにも関わらず乳首はぴんと立ち、ふるふると震えていた。
「―――――――――――!!」
気絶はしているのかも知れないが、関係はない。気絶したところですぐ強制的に覚醒させられるのだから。
むしろ気を失う事によってある程度の鋭敏さを失わない。この責めに置いてはかえって好都合だった。
残り時間は僅か3分。
青年が官能小説を手に取り10ページほど読んだ辺りで長かった110分は終わりを告げた。
0429名無しさん@ピンキー2017/11/16(木) 02:47:16.62ID:a25pAZTp
「自分は違うと言っても結局のところ、大体は同じなんですよ」

「もう、そういう言葉は信じない事にしているんです」

「そこまで言うなら、人生を捨ててくれますか?」

「全ての家財を処分して、全ての関係を抹消して」

「君は何処までも馬鹿でお人好しなんですね」

「埋めてください、君が言う僕の心の虚無を」

「僕が君に特別な関心を持つその日まで」

「その服を燃やして、最後ですね」

「以降、君は人としての生を終了する」

「何かと役に立つでしょうから、この首輪を着けていてください」

「お礼なんて必要ないんですよ」

「君は僕に隷属する」

「全てを使って死ぬまでに一度でも僕を満足させられたら、君の勝ちです」

「ああ、そうだ」

「これだけは忘れないでくださいね」

「君が一個から有象無象に戻る為の魔法の言葉」

「『Unlock』」


次はB-7に移ります
朝時間があれば、なければ夜来ます
占領すみません
0431名無しさん@ピンキー2017/11/16(木) 12:45:17.10ID:a25pAZTp
少女は急いで背中側の枷から手首を離す。いつまでも放心していてこのまま10分が経過したり、再びスイッチを押してしまった際にはまた枷が閉じてしまう。
そうなればこのドクドクと脈打つクリトリスが受けた実質120分の責め苦が全て無駄になる。今度は何分間の責めになるのか。そんな事はソファで官能小説を捲る青年にだってわからない。
ちらりと見やれば『縄と木馬』。そんなタイトルが見えた。
少女は腰を押さえていたベルトを外す。黒革のそれは滲み出た汗でてらてらと天井のライトに照らされ輝いていた。
次に、アタッチメントを外そうと身体を前のめりにして手を伸ばす。
「ひぃぅっ!」
ぞりっとGスポットが擦られる。抜け掛けているこのバイブは、先程まで本体ごと回転しつつ左右、斜め、前後とおまんこ全体を掻き回すように蠢いていた。ぐりぐりと柔肉をほぐし広げるように動き回り、激しいピストン運動を繰り返す。
最早おまんこ内部でこの器具が押し付けられていない箇所など皆無に等しい。
この装置は終了時間がくれば完全停止する。それはどんな状態であっても。運の悪い事に、Gスポットへと亀頭付近の触手が食い込んだ状態で機械は止まっている。
動けば当然、痛烈な刺激となって少女を襲う。
「はぁっ、ひっ……」
固定されるのはブラシ側も同様。よりにもよって上下の根元、クリトリスと包皮の境目。少し段差になっているところでブラシは止まっている。
機械にされるだけなら悲鳴を上げるだけでいい。しかし、機械は動かない。この器具は自分で外さない限りずっとこのままだった。
0432名無しさん@ピンキー2017/11/16(木) 12:46:18.92ID:a25pAZTp
青年は大きなボードのような物にサインペンを走らせている。
じょりっ。
「〜〜〜〜〜〜〜〜っ!」
少し動かしただけでもとんでもない快感が脳を支配する。
このアタッチメントは上からアームのアクリル盤に被せる形状になっていた。
片方ずつは上面から見れば正方形、横面から見れば凹凸のある長方形であるこの器具はぴったり組み合わせる事によって立方体となる。
アクリルの盤上にアタッチメントの正方形部分を取り付け、その正方形の上部にある爪を倒す事で下のアクリル盤に付けられた輪に鈎を引っ掻け固定するといった仕組みだ。
この立方体には特殊な加工が施されていて、反対からは少し拡大されて見る事が出来る。
今回の器具は二股に分かれたブラシの隙間から捏ね回されるクリトリスを窺うことが出来た。
配線の関係上、ブラシやアタッチメントの上部は透過出来ないが、それでもアタッチメントの下部から僅かに見える桜色の真珠は大きく、充分に鑑賞に耐えうる逸材だった。
拡大範囲は尿道まで及び、ひくつくそこはその責め苦の苛烈さを物語る。
電力供給は鈎と輪が接触する事で行われる。輪は正面から見ればちょうど尿道を囲うように見えた。これは後でビデオを見せられる際の羞恥となる。
ただでさえひくついていやらしく蠢くそこをわざわざ金色の輪で誇示され、その上にはここですよと言わんばかりに鈎が矢印の役目を果たすのだから堪らない。
時々、その後ろにひくつくクリトリスが現れてはからかいの種にされる。
0433名無しさん@ピンキー2017/11/16(木) 12:46:45.24ID:a25pAZTp
このアタッチメントは先々週に新しく開発された。それまではアームでの固定だったが青年いわく、
「配線が邪魔でメインカメラの性能が著しく低下しています。別の方法を考えましょう」
との事だった。
その前には、
「せっかくクリトリスが頑張ってくれているというのに、それがよく見えないなんてナンセンスじゃないですか?」
そう言われてサブカメラを設置された。少女の記憶が正しければ、それはここに来てから四日目の事。
見られる羞恥に何もできず、罰として媚薬とタピオカが入った瓶をクリトリスに固定したまま48時間も放置された。
徹底的に責め抜くが、彼女の健康等には気を遣う。それが青年のスタンスだった。故に30分毎の小休憩と補給がある。
0434名無しさん@ピンキー2017/11/16(木) 12:47:09.24ID:a25pAZTp
「はっ、はっ、はっ、」
降りてきた経口保水液を飲み下し、少女はアタッチメントに手を伸ばす。
構造上、上向きに外れるのでこのままでは外せない。少しアームを押してクリトリスからこの器具を解放する必要があった。
厳密に言えば、無理矢理にアタッチメントを持ち上げて外してしまう手もある。しかし、それは結局のところこの器具を押し退ける以上の刺激を覚悟する事に他ならない。
持ち上げたアタッチメントは下からクリトリスを持ち上げて、先端へ向けて磨きながら離れていく。それを想像するだけで少女はぶるりと震えた。
「毛……先、が……」
少女はまた手を引っ込める。毛先の一部がバラけてクリトリスと剥き上げられた包皮の間にある僅かな段差に突き刺さるように入り込んでしまっている。毛先は少ししなって、離れる時に微かだがクリトリスを弾いてくる。
甘い疼き等と言う生易しいものではなく、少し動かすだけで逝ってしまう。
0435名無しさん@ピンキー2017/11/16(木) 12:48:07.51ID:a25pAZTp
青年がボードを掲げる。それは彼女に与えられた指示だった。

『君はこの状況を喜んでいます。一思いに引き剥がせば一瞬の喜びはあれど物足りない。そう考えています。この状況にふさわしい文言を五分以内に考えなさい。
発表時間は三分。くれぐれもわざとらしくならないように。その間にソレを取ってください。取らないのならば、お気に入りと見なしてその器具にこの先一週間拘束します。勿論、その間に引かなかったカードは後で纏めて引いていただきますので、どうぞご利用は計画的に』
「ひぃっ!」
びくりと肩を震わせて少女は口をパクパクと開閉させる。抗議をしたいが、カメラが回っている以上それは出来ない。
彼女はこの器具をただ外せばいいという状況を取り上げられ、『設定』によって更なる追い討ちをかけられた。もう何処にも逃げ場はない。
『設定』に従わなくてもこの場は構わない。カメラがある以上は向こうからリモコンで罰を与えるくらいしかない。それでも十分恐ろしいが、本当に恐ろしいのはこの後だ。
彼女が新しい器具に移れば、青年はそれを静観するだろう。ノルマも罰もどちらが先であっても大した違いはないのだから。
『B-7』終了後に如何なる罰則が与えられるかわからない。こんな器具に一週間も縛られるのは絶対に避けたい。
涙を流す少女を置いて時間は過ぎる。
「っ!」
リモコンから与えられたバイブへの電流。それが合図だった。
0436名無しさん@ピンキー2017/11/16(木) 12:48:52.75ID:a25pAZTp
「あっ、やっ……毛先、擦れっ」
立方体をぐっと押す。じょりっと毛先が大幅に動いた。
「ひゃぁぁぁぁっ!!」
思わず仰け反るが時間がない。取り敢えず、一番敏感な場所は離れた。後は、『設定』通りに。
「んっ、敏感なとこ…取れちゃった。…もっと、もっと、もっと擦ってっ!あっ、ひぃあっ」
わざわざ離れたブラシを少しだけ戻す。確認するように青年を見ると机の上で指を手前から奥に動かすジェスチャーしていた。
『もっと』を再現させようとしているらしい。
「んっ!んぅぅっ!あ、いいっ。ここ、根元……ふぁぁ」
大粒の涙を溢して根元を擦り直す。『設定』上、自分で喜んでいるのに嫌とは言えない。カメラには歓喜に咽ぶ少女が捉えられている。
「っ、こ、ここ、これ、む、無理矢理、引き…剥がしたり……しちゃっ、たら……」
内腿がガクガクと揺れ、鼻がじーんと痺れてくる。ひきつった顔は皮肉にも、まるで笑顔を浮かべているかのように見えた。
パチンと爪を起こす。自分では外せず、カンペの『設定』に頼ってしまったのだからこうなることは必然で。
「……怖い、怖いぃっ……で、でも、やるんだ。やるんだ。一気に……一気に…それともじわじわ?ああっ、どうしよう」
ちらりと青年に目配せするが青年は再びボードにサインペンを踊らせている。『設定』は絶対。
これ以上、大変な目に合わないように少女はぎゅっと目を閉じ、力任せにアタッチメントを持ち上げた。
ずりゅんっとクリトリスが擦られる。根元の引っ掛かりを引き剥がし、ぷっくり膨らんだ真ん中をじょりじょりと擦り、僅かに細くなった先端は勢いによって左右のブラシへとキャッチボールのように叩き付けられた。
「―――――――――――!!!!!」
一遍に与えられたその刺激に少女の意識は弾け飛ぶ。
バチンッ。
「りゅぅぅぅぅぅっ!」
あまりの事に舌が回りきらない。弾け飛ぶ寸前の意識はバイブに流された電流で覚醒させられ、全てが上乗せされた快感がただ脊髄を上り脳を満たしていく。
「は、ひ、は……さい、こ……」
最後まで徹底して『設定』に従う。口の端からよだれが伝い、舌が見える。
『30分休憩』。彼女が焦った青年の行動は、ただそれだけを指示したものだった。
下には小さな文字で『下の密壺は満たせるのに、僕の心は満たせないようですね。残念でした、お疲れ様』と書かれている。小水や愛液で、大きめの壺は半分以上埋まっている。
少女は静かに目を閉じ涙した。
0437名無しさん@ピンキー2017/11/16(木) 13:02:07.83ID:a25pAZTp
「少しだけでも試してみませんか?」

「一年以上前から、ただ、ただ、貴方の事が」

「捧げるのであれば喜んで」

「……………やっぱり、貴方の心は空っぽなんです」

「褒めないでくださいよ」

「貴方と同じ目線で見ればわかるんでしょうか」

「貴方の気持ち」

「本当に、何もかも…」

「今、少しでも楽しいと、そう思ってくれているのなら」

「ありがとうございます」

「初めての贈り物ですから」

「はい」

「病める時も健やかなる時も」

「忘れない」

「誓いの言葉」

「私が有象無象から一個に成る為の魔法の言葉」

「『Unlimited』」

「死んでもそばにいる」
0439名無しさん@ピンキー2017/11/16(木) 15:05:50.61ID:pAxBg9+S
gjgj!
ストーリーの背景がいまだに掴めないけど
また追々語られていくのかな?
続き楽しみにしてます
0440名無しさん@ピンキー2017/11/16(木) 18:25:28.69ID:a25pAZTp
ここからは痛いので苦手な方は飛ばしてください

こんなはずじゃなかった。そう少女は何度も後悔した。
覚悟を見極めるという理由から、監禁されて最初の1ヶ月はただただ痛みだけを味わわされた。
一番初めは細長いブラシへと自ら腰を落とさせられ、処女を奪われた。
「癒着を完全にこ削ぎとる為にこれを使うんですよ。処女膜は所謂漫画みたいに、完全に塞がっていたりはしません。そしたら生理なんて来ませんからね。細かいひだを剥ぎ取るんです。初めてだから当然痛いでしょうけど、気にしないでくださいね」
そこで言葉を切って、青年は笑う。
「別に普通のバイブやディルドでもいいんですよ。これは、ただ、こんなところまでわざわざ誘拐されてきた酔狂な君に対するただの嫌がらせです」
「誘拐じゃありません。辞書で調べてみてください」
「いいえ、これは誘拐なんですよ」
きっと睨んで口答えするも、後ろ手で縛られM字開脚状態で吊られた彼女は明らかに怯えている。
下には直径2p程度のブラシ。
「さぁ、一番上のボタンをどうぞ」
柔和な笑みを浮かべながら手を翻す。
ピッとボタンが押されて少しだけ吊られた縄が下がる。
「あっ!」
少女は慌ててボタンから手を離した。
青年はじっと見ているだけ。少女の覚悟を測っている。
ピッと再びボタンが押されて下降する。
「ひぁっ!」
じょりっといかにも痛そうな音が鳴り少女が悲鳴を上げる。ぐらぐらする縄は安定せず、ブラシは彼女のクリトリスを擦り上げた。
ボタンから手を離し、何とか逃れようとするも身体が前後に揺れるだけ。
じょりっ、じょりっ。
「痛いっ!痛いっ!」
歯ブラシなどよりも固いブラシがクリトリスを擦り上げる。包皮ごしでも威力は十分。助けを乞うように見やれば、青年は肩をすくめる。
「やれやれ、命令そっちのけでクリトリス遊びに御執心とは。君の覚悟というのはそのクリトリスに付いてるんですか?」
「痛いのっ!痛いのっ!助けてっ」
泣き叫ぶ少女には構わず、青年は彼女のクリトリスを押さえ、強くブラシに擦り込んだ。
「ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙っ!!」
当然ながら痛みが募る。頭を振れば、青年は指を引いてくれた。
0441名無しさん@ピンキー2017/11/16(木) 18:31:32.07ID:a25pAZTp
「貴方の覚悟、見せてください」
言うなり青年はプラスチック板をクリトリスの下に差し込んで、包皮を撫でる。ブラシの刺激がなくなり、楽になったと少女が溜め息を吐いた瞬間、青年は一切の躊躇も容赦もなく、指を滑らせて一息に包皮を捲り上げた。
「ぃぃぃっ!?」
ぴったりとクリトリスにくっついていた包皮を無理矢理に剥かれる。それは、単なる激痛に他ならない。
自慰の経験はあっても、こんなに包皮を剥いた事はない。快感を感じるはずの場所は今、痛みに震えている。
「綺麗な桜色の『覚悟』ですね。まずはブラシで思い切り擦り上げてあげましょうか。きっと、記憶に焼き付きますよ」
「っそ、それだけは!嫌っ!嫌ぁ」
包皮ごしでも大変だったのに、直接など耐えられない。とにかく痛くて痛くて許しがほしかった。
後に歯ブラシによるクリトリス研磨を受けた彼女は、この時の事を思い出す。そして、自身の決断はきっと間違っていなかった事を散々に思い知らされた。
焼けるような激痛の中で、あの時ブラシ責めを回避したのは英断だったと深く思った。尤も、この後に与えられた苦痛を考えれば、何が良かったのかは永遠にわからないのだが。
「さて、簡単な罰も済みましたし。どうしますか?ちょっと引っ張って入り口に当てられるようにするか、このままクリトリス遊びに興じてくださっても構いません」
青年が爪の先でコツコツとプラスチック板を叩く。それだって、剥かれたクリトリスにとっては強すぎる刺激で。まな板の上の鯉ならぬ、プラスチック板の上のクリトリスはただただひたすらに苦しむだけ。
「お、お願いです…。も、そこは……」
「そうですか。なら、『クリトリスを引っ張ってブラシをおまんこに導いてください』と懇願してください」
「く、くり…えっ!?えっ!?」言われるままに口にしようとした言葉を飲み込む。それの意味する事は更なる苦痛。
青年の指がプラスチック板を撫でる。許された時間は短い。
気が変わればいつだって、プラスチック板の上のクリトリスはブラシの上のクリトリスに早変わり。存在そのものが激痛となる。
「君の衣服を脱がして、身体を点検した時にこれはいい玩具があるなぁと思ったんです。君もこの玩具で遊ぶのが好きなんですか?」
「っ!ひっ!」
つんつんと軽くつつかれるそれは、陰唇に収まりきらない故に今、玩ばれている。陰唇には収まらないが包皮にはきっちりと包まれていた。
故に、今まで包皮によって過保護に甘やかされていたクリトリスにとって、この状態でプラスチックの板に乗せられたことそのものがそもそもの不幸の始まりだった。
「2、いや3pくらいでしょうか。長細いわけではなく綺麗な楕円形で。ちょっと奇形なのかも知れませんが、包皮も感度もしっかりしていますし、問題なしですね」
「やっ、やめっ!」
つうっと指でなぞられるとなんとも形容できない痛みがそこを襲う。
「今度、ノギスで測ってみましょうか。好きなんですよね?だから今もされるがまま。さて、そろそろ」
「っ!い、言います!言います!!」
青年の指がプラスチック板に掛かる。それを制して彼女は口を開く。
指で挟まれて引かれる痛みとブラシで擦られる痛み。天秤は引かれる事の方に傾いた。
「く、クリ…ト、リス……を引っ、張って…ぶ、ぶ、ブラシを…おま…お、ま、おま、ん、お………ま、まん、こに導い、て…く、ください」
「ああ、そっちの遊びがいいんですか。わかりました」
「くっ」
羞恥に赤らむ頬。そこは涙で濡れている。
青年はスラックスのポケットに手を差し入れて、何か黒いものを取り出す。黒いものからはキラキラと光る糸のようなものが垂れていた。
「初めてはこれがいいなって、君のクリトリスを見てから考えていたんですよ。まぁ、初めてですからね。君に選ばせてあげようと思って」
そう言って青年は隠すようにそれを掌に握り締めた。
「ブラシを選んだら意見の相違って事で、ブラシの後でこっちを使う予定だったんですが…。やっぱり初めては一度きりですからね」
「初めて?……処女ですか?」
上機嫌な青年に少女は怯えながらも尋ねる。本当はこんなはずじゃなかった。
脱がされた時だって、悪くてもレイプくらいだと思っていた。でも、もう逃げられない。少女は逃げられないし、逃げたくなかった。
「処女はブラシですよ。これはクリトリス用。クリトリスへの初めての…」
青年が少女の目の前で手を開く。
「激痛」
そこには、1m程のテグスが結び付けられた金属製の事務用クリップがあった。
0442名無しさん@ピンキー2017/11/16(木) 18:33:00.18ID:a25pAZTp
ハンドバッグのような形をしたクリップ。挟んだ後に容易には取れなくするそれは、そもそも挟む力がとても強い。
骨まで砕くのではないかと思うような強力なクリップは、今、柔らかい彼女のクリトリスへと向かっている。
「ひっ、や、や、ひぃっ!」
ガチガチと歯を鳴らして怯える少女。何故そんなものを付けられなければならないのか。
その答えはきっとあのテグスにある。引っ張るのは指だと勝手に早計し、懇願してしまった。
縛られている彼女は、逃れる術を何も持たない。せいぜいがリモコンを操作するくらいだが、どうせ事態は悪化の一途を辿るだけだ。
今さらブラシがいいなどと言って効果はあるのだろうか。あったとしても、ブラシの後でクリップだと先に言われてしまった。
だったら、これ以上は余計な事を言わない方がいい。ブラシとクリップの同時使用だってきっとやろうと思えば出来るのだろうから。
「いや、あぁ、ま、待って……」
「大丈夫です。激痛は与えても組織は潰さない。ギリギリのラインを考えて作った特別製です。そこら辺の事務クリップとは違います。痛みをより強く、損傷をより軽く。これが肝要です」
クリトリスから目を離し、饒舌に語る青年はまた、にこりと笑みを浮かべた。笑っているのにちっとも笑顔に見えないようなそんな、歪な笑顔。
「ああ、そうだ。記念にビデオで撮りましょうね」
そう言って青年が離れていく。自身のクリトリスを見ようと視線を落とすが、豊かな胸に隠れて見る事が出来ない。
ここまでクリトリスが大きくなければ、少女はただクリトリスを恨んだ。
0443名無しさん@ピンキー2017/11/16(木) 18:33:54.41ID:a25pAZTp
三脚に乗せたカメラが彼女のクリトリスへレンズを向ける。
震えはだいぶ収まったが怖いものは怖い。きゅっと足の指を丸めて、少女はしゃがみこむ青年の頭頂部を見た。
「引っ張る事を考えて、一番根本にするか。はたまたより苦痛の幅が大きいように一番面積の広い真ん中にするか。それとも、何度も挟む事によって痛みが増す先端か。ごく先端に付けて振り回しつつ引き剥がすのも良さそうだが……。ねぇ、付けてほしい場所はありますか?」
「えっ!ぇ…ぅ……」
何処に付けるかという事を勝手に思案し、そんな相談を当事者に振る。そんな事をまだクリトリスの全容を知らない彼女がわかるはずもない。
現在の彼女であればせめて根本だけはやめてほしいと泣き、結局根本に付けられて泣く事になるのだろうが。この頃の彼女はまだその苦痛を知らない。
「困りました。ちょっと待っててくださいね」
そう言い残して、青年は部屋から去っていった。
0444名無しさん@ピンキー2017/11/16(木) 18:36:24.92ID:a25pAZTp
暫くして帰ってきた青年が持っているのは三本のこよりだった。
「?」
訝る彼女を横目に、青年は彼女の肌に掛かる縄に手を伸ばす。
「今のところ食い込んではいませんね。長丁場になりますから、痺れや吐き気などが出たら言ってください」
「や、やめてくれるんですか?」
「縄の掛け方を変えるだけです」
見えかけた希望の光をあっさりと断ち切られ、少女は項垂れる。この体勢は辛いが、痛むほどではない。
「どれがいいですか?赤が根本、青が真ん中、黒が先端です」
こよりを目の前に見せられて少女は首を横に振る。だが、目の前のこよりは消えてくれない。
決めなければ。今度は何をされるかわからない。その恐怖だけが彼女を動かした。
「ひ、左…」
「………真ん中ですか。さて、いよいよですね。安心してください。初めてで焦らすなんて無粋な真似はしませんから。一瞬ですよ。一瞬」
青年がしゃがんでクリップを開く。
「結構、固いですね」
「っ、やぁぁぁ……」
ビデオカメラのスイッチが入れられて、少しずつ近付くクリップを記録していった。
すっと真ん中程までクリップが差し入れられ、青年の指がぱっと離れる。目一杯開かれたそれは勢いよく、クリトリスを挟み込む。ぎゅむっと押し潰されるクリトリス。それは、宣言通り、瞬きの間すら無いほどの早業だった。
「ぃ゙ぎぃ゙ぃ゙ぃ゙ぃ゙ぃ゙ぃ゙っ!!!」
痛いという感覚が何なのかわからなくなる。ここに来た以上はある程度を覚悟していたのに。
0445名無しさん@ピンキー2017/11/16(木) 18:40:45.57ID:a25pAZTp
ここは痛くないです
設定に当たる部分なので責めだけを追う場合は読み飛ばして下さい
バックボーンのあるエロしか書けないので長いです
すみません

施設育ちの自分に与えられたのはたくさんの暖かさと幸福感。施設のみんなは優しかった。
彼は、そんな施設にボランティアとして来た。大学での課題だと言って。
お金持ちの家に生まれて、両親もちゃんといる。今は別の家に住んでいて、株や資産運用で自身の生活を賄っているのだと語ってくれた。
にこにこ笑う彼がちっとも笑っていないということに気付いたのはいつだったか。気になって、少女は彼と同じ大学を目指した。
施設を卒業し、特待生で入った大学。やっと見付けた青年の姿。にこにこしていてもやっぱり笑ってはいなかった。
家族がないのに幸せな自分。アパートにはアルバムや想い出の品くらいしかないのに幸せな自分。
片や、家族もいて家も車も何でもあるのに笑わない彼。
心の虚無を感じながらも少女は何故か次第に青年への想いを強くしていた。意識したのはいつだったか。
彼が卒業してしまう。そうなって、彼女はようやく想いを告げる。
結果、全てを無くし、首輪を渡された。従う義理なんてない。それなのに従ってしまう。
自分は世間一般で言われるヤンデレというものじゃないのかと思って自嘲したのは数日前。
以前、たまたまリンクを踏んだエッチなサイトを思い出し、複数人にレイプされる自分を想像した。
たくさん泣いて覚悟もした。笑ってほしかった。自分を玩具にして踏み台にしてでも、笑顔が見たかった。
そして、その想像は見事に裏切られる事になる。
0446名無しさん@ピンキー2017/11/16(木) 18:45:02.60ID:a25pAZTp
「と、取って……」
「ん?ああ、板ですか。ちょっと待ってくださいね」
「ちがっ!ぃ゙ぃっ」
ぐいっとテグスが引かれると、クリップがクリトリスごと前に引かれた。衝撃でプラスチックの板が取れるが、ブラシは尿道の入り口を掠めただけでおまんこの下に落ち着く。
「ひぃっ…だぃ…」
くんくんと何度かテグスが引かれてそのたびに悶絶する。だが、声を上げて暴れればただただクリトリスが痛いだけだ。はぁはぁと肩で息をしながらも耐えるしかない。
「後はこの台車の取っ手にテグスをくくりつけて、三脚を台車の上に置いたら……。出来上がりです」
「ぃぃっ!ったぃ!」
「台車は重いので、クリトリスで引いたくらいでは多分動きません。問題はないですね?」
台車を引けば多少は糸が弛むのだろうが、そんな事が出来る人間は果たしているのだろうか。歯を食い縛ってなるべく動かないようにしている彼女には無理な話だった。
「君が持っているリモコンは上から一番上が上昇。二番目が下降。三番目が左右運動。四番目が回転です。下降して内部に埋め込めば少しだけクリトリスのテグスが弛みます」
「……」
ピッとボタンを押せば、縄が下降する。すると、ほんの少しだけテグスが弛んだ。かわりに、小陰唇がブラシで擦られる。
「ぅぅっ!」
もう何も動かせない。勿論、上昇するなんて事は考えたくもない。
追い込まれた彼女を見ても、青年はにこにこと笑うだけ。助けるはずもない。
「まずは下降させて先端を呑み込んでください。そこからブラシを回転させて奥へ進み、僕が頷いたら左右運動。下降はストップですが回転は続けます。
もう一度僕が頷いたら下降再開です。頃合いになったら掌を見せますから5秒間下降を続けて、5秒間上昇させてを繰り返してください。僕が掌を握り締めたら終了です」
「えっ?えと……」
無茶苦茶を一度に言われても覚えられない。少女の困惑を無視して青年は続ける。
「せっかくの初イベントですよ。間違えたり拒否したりすれば……そうですね。
この状態のクリトリスを丸一日あらゆる方向からブラッシングして遊ぶ事にしましょう。おまんこ遊びよりもクリトリス遊びにご執心なようですしね、君は」
「っ!やっ!やぁ…。覚えます!やりますからっ!」
「もう一度しか言いませんよ」
そうして青年は繰り返す。少女は苦痛に怯えながらも必死になって覚えるしかなかった。
「僕はカメラの向こうで見ています。
君は痛め付けられる事に快感を覚える存在。わざわざ頼み込んでこんな格好にしてもらい、自身の処女を奪うこの機械へと期待に胸を高ならせている。君の口から発される嫌も痛いもやめても自身の興奮を助長させる為の材料。
…少し有りがちですが、愚か者にはこのくらいの設定がちょうどいいですよね」
こんなはずじゃなかった。こんなはずじゃ。
0447名無しさん@ピンキー2017/11/16(木) 18:51:23.05ID:a25pAZTp
埋め立てって言われてしまった
ここで止めたら更におかしくなる
0448名無しさん@ピンキー2017/11/16(木) 18:51:49.91ID:a25pAZTp
通るかな?




撮影が始まった。台詞の必要はないが、呼び掛けは禁止されている。
「はっ、はっ、はっ、はっ、はっ」
ちょっと動くだけで痛いのに。人質ならぬクリ質のせいで受け入れなくてはいけない。自分の手で。なのに自分が触れられぬ器具で。
押さえ付けられてのレイプなら耐えるだけで良かったのに、決定権は全て自分にある。
「んぅっ!」
意を決して下降ボタンを押す。一つでも間違えればブラッシング。それを思えば迷っていられない。
ざりざり。
「ぁぁぁぁっ!」
痛い。痛い。痛い。痛い。痛い。
でも、やめればブラッシングだ。
ざりざり。ざりざり。
先端は入ったのでブラシを回転させなければならない。やらなければブラッシング。痛い痛いブラッシング。
何もされていないおまんこで感じるこの激痛を、24時間。ならば今を我慢するしかない。
きゅるっとブラシが回転する。そこまで早くはないが、それと痛みとは関係ない。
「〜〜〜〜〜〜〜っ!!!」
じゅごじゅごと奇怪な音が聞こえてくる。下降させなければ。下降させなければ。
これをクリトリスに24時間。もはや、押さえつけられた方が楽だなどとは言っていられない。こんなもの、絶対に受けたくはない。
回転ブラシはボタンを離しても止まらない。ゆっくりと下降が続く。クリトリスはもうあまり引かれていない。痛いのには変わりがないが。
「―――――――!!!」
動かせる範囲で身体を滅茶苦茶に揺する。クリトリスの事なんて吹き飛ぶくらいの激痛。
恐らく、これが膜なんだろう。滅茶苦茶に掻き回されて奪われていく。
青年の頷きで少女はボタンを押した。狭いおまんこ内がぐりぐりと拡げられていく。下降は止まりひたすらにそこをいたぶられて。
「―――――――」
叫び続ける少女はただ、命令に従う傀儡。ここまで耐えたのに。一切の考慮もされず、間違えれば罰が待っている。
青年が掌を見せる。
「うぎゃっ!」
上昇ボタンは忘れかけていたクリトリスの痛みを呼び起こす。5秒、5秒。間違えればこの痛みは……この痛みは…。
何度も何度もピストンを繰り返す。痛い。痛い。
止めればクリトリスは…。もし、青年が言うような趣向を少女が持ち合わせていたのなら。彼女はここで動きを止める。
散々耐えたのに、最後の最後で……という絶望。それは甘美な果実。
そして、彼女の動きは止まった。
「ああ、残ね―」
青年が口を開きかけた時、少女は弾かれたようにスイッチを押した。まだ、彼女は絶望に落ちていない。
肩をすくめ、青年は掌を閉じた。
0449名無しさん@ピンキー2017/11/16(木) 18:53:00.50ID:a25pAZTp
「ご苦労様です。後でとびきり染みるけれどよく効く薬を塗ってあげますね」
ぐったりする少女を器具から下ろしつつ、青年はその頬を撫でた。気を失った彼女はぴくりとも動かない。
床に寝かせて身体のマッサージを始める。床には血が滴って、クリトリスもおまんこも真っ赤に腫れている。
「君にはちゃんと、鍵を渡してあるのに」
解放される為の鍵を彼女は最後まで使わなかった。
結局、ここまで滅茶苦茶にされて。それでも、耐え切った。


「慰みものになれと言うならなります。た、たくさんの人にれ、レイプされるなら、それでも…」
服を脱がせ、調べる時に彼女はそう言った。
誰が他の男なんかに渡すものか。そう、彼は冷ややかに思っていた。
壊すなら自分で。
徹底的に。
そして、結果は今、目の前にいる。
まだ壊れてはいない。まだまだ使える。この玩具は今後もたっぷりとじっくりと壊していく。そのつもりだ。
「愛だの恋だの好き勝手に言って。目先の美や色や金にしか執着できない。繁栄と肉欲以外に繋がるものは何もないんですよ。これから、徹底的にわからせてあげますから。どうせ君だって、繰り返せば失っていく。博愛なんて真っ平です」
ふうっと虚空に息を吐き、青年は独り言つ。
「心か」
0450名無しさん@ピンキー2017/11/16(木) 18:54:58.58ID:a25pAZTp
ここから痛くないはずです

あれから少女はたくさんの痛みと快楽を味わって来た。好きなのか、嫌いなのかも最早わからない。
ストックホルム症候群。そんな言葉が頭を過る。
快楽にも痛みにも身体はほとんど慣れてくれない。先程だって散々に鳴かされた。
30分の休憩中、少女はここに連れて来られてすぐの夢を見た。あの時はただただ痛くて苦しかった。
ピピピッと小さな音が鳴って少女が目を開ける。
ああ、また始まる。少女はのろのろとした緩慢な動きで腕を台に伸ばす。『B-7』。これが終わらなければ今日が終わらない。
この機械の上では事が終わるまでが1日で。終わらなければ降りることができなかった。
アタッチメントを取り付ける。後は動かすだけ。
ふと、前を見れば青年がまたボードを掲げていた。
『乳首が寂しそうなので特別に器具の追加を許可します。三つ爪の道具を乳首に貼り付けて使用しなさい。
もう一度、陰唇やクリトリス包皮が逃げ出していないかを確認し、先程よりも強く押し付ける事。それから、バイブはきちんとおまんこにしまってくださいね。だらしないですよ』
「……も、いやぁ…」
少女は台をちらりと見る。三つの丸い突起で挟み込む仕様のローターがいつの間にか置かれていた。隣には皮膚につけてもかぶれず、接着力も抜群の接着剤。
反抗はしつつも抵抗せず、乳首に接着剤を垂らしてローターを挟み付ける。
「んっ、ひっ」
痛みはさほどない。ローターも軽いし固定のほとんどは接着剤に頼っている。捻ったくらいでは落ちないそれは、今回の使い方程度であればほとんど拒否感を覚えない。
むしろこの程度が出来ずに受ける罰の方が怖かった。
小陰唇とクリトリス包皮を引っ張って、ボタンを押せば前方後円墳はぎゅっと柔肉に食い込んだ。
この程度はできる。だが、ここからは大変だった。
ピッとボタンを押せばバイブが競り上がってくる。
「ひぅぅっ!」
ぞりぞりと快感がGスポットをなぞり、奥へ奥へ。ただでさえ押し当てられていたそこはぐりぐりといたぶられ、やがてはポルチオを責め苛む。
「はぁっ、はぁっ、くぅぅ」
夢の中のように痛みを感じる事はない。この玩具は快感を極限まで高め、痛苦を極限まで減らしてある。
「何事にも拘るのが、僕の悪い癖です」
そう言いながらも器具の改造には余念がない。
0451名無しさん@ピンキー2017/11/16(木) 18:59:22.44ID:a25pAZTp
スイッチを押す。7番のローターが迫ってくる。綿棒のような小さなマラカスのようなそれは真ん中に穴が開いている。
それはちょうどクリトリスが入るような穴で。
「ひっ!?」
何かに気付いた少女が慌てて機械を停止させる。
穴の中にはバイブに付いたものと同じような触手が見える。長さも太さもバラバラのそれがびっしりと。見ているだけでもおぞましい。
こんなものがクリトリスに触れた状態で手枷に繋がれるなど出来るわけがない。けれども、やらなければならないの事はただ触れさせるだけ等という生易しいものではい。randomのボタンを押した上で手枷に手首を差し込む。
生唾を呑み下すがやらなければ絶対に終わらない。
少女は腰のベルトを止める。青年は自身の胸板をつつき頷いた。
「…………っ」
少女がしぶしぶもう一本のベルトを取る。
それは胸の真上に脇の下を通して取り付けられた。もう少しも身体を起こせない。元々背もたれはほとんど倒れておらず、ツアーバスのリクライニングを少し倒した程度だった。先程は少しばかりなら身体を起こせたが、それももう出来なかった。
スイッチを押して待つ。
少しずつ少しずつ、絶望が近付いてくる。
「ひゃっ!」
ブルブルと乳首のローターが震え出す。
「きひゃぁぁっ!」
そこに気を取られている間に、器具の先端がクリトリスにちょんと触れた。やわやわと撫で擦られるクリトリスに快感が生まれる。
「あっ、あっ、はぁっ、ふっ」
揉まれるように中へ入る。ヘッドが少し大きめだったのはこの為か。
「くうっ……止め…っ」
ゆっくりとゆっくりと真ん中を擦り、一番の弱点へ。
「ぅぁぁあぁぁぁぁあぁ!!!」
きゅぽんとクリトリスが呑み込まれ、容赦のない責めが全体を襲った。
0452名無しさん@ピンキー2017/11/16(木) 19:00:08.53ID:a25pAZTp
random。random。指がそこをなぞるが押せない。官能小説に戻った青年は彼女の事を見もしない。
かわりに、片方の手がボードを掲げていた。ページを捲る度に下ろされてまた掲げられる。
揺れる視界で彼女はそれを読み取り、涙を溢した。
『愛されたいのだと、愛したいのだと、あるいは愛し合いたいだのと妄言を吐いた事は覚えていますか?
君の受けているそれが愛です。不定形なもの。それにすがった君の末路。そこの器具達はずっと君を愛してくれますよ。一生ここの器具で愛して責めぬいてあげますから、早く始めて狂いなさい。』
0453名無しさん@ピンキー2017/11/16(木) 19:02:13.93ID:a25pAZTp
「んくぅぅぅぅ!!」
ピッとrandomのボタンが押され器具が動き出す。
ビーっと高い周波数の音が響いてクリトリスを覆う器具を襲った。
「はぁっ、やら、やらぁっ」
ボードがひっくり返る。
『言え』
それだけ。少女は首を横に振る。そして勢いよく手枷に手首を差し入れた。
やれやれと青年がボードを下ろす。乳首の振動を最大まで上げた。
ビィーンといういくつもの音が重なる。モニターの数字は30分。
最後の最後で運が味方してくれたらしい。
乳首はブルブルと震えてまるで乳房全体が揉みしだかれているようだった。
バイブはまだぐるぐると回っているだけ。十分辛いが彼女はまだ耐えている。
「ふぁぁぁぁぁっ!」
クリトリスは悲惨だった。逃げ場なく全ての快感を四方八方から受ける。四面楚歌のクリトリス。ひだがクリトリスの根本を揺さぶる。
「ゆ、ゆるひっ!あっ、はぁぁっ!!熱いっ!熱いぃっ!」
熱など加えてはいない。にも関わらず、彼女は泣き叫ぶ。強すぎる快感が熱として認識されている。
今、まさに彼女は生き地獄を味わっていた。
「ひっ、ぃぃぃぃ!!」
こしゅこしゅと前後に動き始める器具。まるで男性がオナホールでしごいているかのようだった。
プラスチック製で柔らかさはないと思っていたが内側はびっしりと柔らかいシリコンでできており、その柔らかさでもって凶悪なまでにクリトリスを包み込む。
「やめっ!おねがっ!!許してっ」
身体中が破裂しそうな快感で満たされる。おまんこの内側からもクリトリスを刺激され、乳首もずっと震えている。
相手は機械。無機質で無遠慮。ぐいぐいと強引に快楽を流し込み、滅茶苦茶に暴れ回す。
「きゃぅぅっ!!」
回転しながら引き抜き押し込むという新たな責め苦が追加され、今日何度目かもわからない絶頂を迎えた。
ローションによって摩擦係数が減らされ、滑らかなそこをただただ弄られる。赤く充血したそこは痛々しいが脳は快楽で満たされている。びくんびくんと身体を跳ねさせぐったりとした所でピーと終了の合図が鳴った。




続きはまた夜中に
完結は絶対にさせます
少女のクリトリスにかけて!
0455名無しさん@ピンキー2017/11/17(金) 00:56:50.40ID:eLwt7Myb
少女は目を覚まさない。腕から力が抜け、後ろへと落ちる手前で枷の受け皿に支えられる。
ピッと軽い音を立てて、カシャンと手枷が閉じる。モニターに灯が点り、時間が表示された。
青年の方からは時間が見えない。かわりにリモコンに時間が表示される。
120分。最後の最後でやはり運は彼女を見放した。
リモコンの一時停止ボタンを押した後、立ち上がってカメラの後ろに回る。ぐったりとした少女はまだ起きない。青年はカメラの録画を一時停止させると少女の元へ向かった。
「起きてください」
「……ん、んぅ…」
ぺちぺちと頬を叩けば少女が目を覚ます。まだ虚ろだが、構わない。
「気絶して再びボタンを押したのは始めてでしたね。説明だけは以前しましたが。reset。残念でした、やり直しです」
「えっ!えっ!?」
驚きに目を見開いて手を動かす。機械は動いていないのに、その手首は未だ枷に囚われていた。
「君がリモコンを操作できないので、僕が来ました」
すっと指差す先を見れば、デジタル時計の数字。120分を出したのは過去、数回しかない。
「う、嘘!これ、貴方がっ」
「証拠のビデオを見ましょうか?勿論、間違っていた方が罰を受けます」
「っ…」
抗議をしても効果はない。徒に責め苦が増えていくだけ。ビデオがある以上、ただしいのは青年だ。
それでも、少女は口を開く。ほんの僅かばかり、希望が残されていると信じて。
「こ、これ、すごいんです……。本当に…滅茶苦茶で……だから―」
「それはそれは。お気に召したようで何よりです。成る程、だからおかわりが欲しくなったんですね。…そんなに気に入ったのなら、最高のおもてなしをしましょうね。最高の」
この男の言う最高が最高だった試しは苦痛以外になく。にっこりと笑った悪魔の指が機械へと延びる様を少女はありありと見せ付けらられた。
「おまんこの負担はそろそろ限界でしょうし、乳首はおまけなのでもういいです。クリトリス以外は特別に動かさないであげますから、存分に味わってくださいね」
「っや…………ら…」
青年の指がrandomの下にあるmaxへと触れた。
「いやっ!いやぁぁぁぁっ!!許してっ!許してっ!お願いっ!お願いっ」
maxボタンを二回押せば、稼動するのはクリトリスだけになる。ピッピッとボタンが押され、機械は動き出す。
「あぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」
「ごゆっくり」
ひらひらと手を振って、カメラのスイッチを押す。そのままソファへ向かい、再び官能小説へと手を伸ばした。
BGMは機械の駆動音と少女の悲鳴。
ぐじゅぐじゅと前後に器具が動き、その上で回転する。振動も動く早さも尋常ではない。回転についてこれなかったひだがクリトリスに絡み付き剥がれる。まるで生き物がそこにいるかのようで。
「―――――――」
声が出ない。息が漏れる。逝った。何度も逝った。
びくびくと身体が波打って少しでも快感を散らそうとするが、そもそもほとんど身動きが取れないのだから、快感の逃げ場など何処にも存在しえない。
官能小説はほぼ終盤。彼女の責め苦はまだ休憩にすら程遠い。
0456名無しさん@ピンキー2017/11/17(金) 01:02:00.13ID:eLwt7Myb
ちょっとだけ投下。真相回なのでクリトリスは少な目になります。本日夜投稿予定の箇所でまたクリトリス増えます。
お暇な方はこのSS(?)で何回クリトリスと出たか探してみてください
今、三回くらいクリトリスって言ったかな



………。
……………。
やっと、全てが終わった。もう私を苛む物は何もない。
きっと、彼は私の事なんて大嫌いなんだろう。私のような存在は目障りなんだろう。
私は博愛なんかじゃない。でも、彼の目にはそう写る。
彼はそんな人間が嫌いなんだ。与える事よりも奪う事を好む彼とは、絶対に相容れない。永遠に片想いだ。
全てを捧げたいと思った。何故かはわからない。やっぱりヤンデレというやつなんだろう。
ここまでされてもまだ、彼を憎めない。愛しているのかはわからないが。
マゾヒストではない。私を突き動かすのはそんなものじゃない。利己は利己だが、それではない。
そもそも、この行為にはいつだって恐怖が付きまとう。
平日、彼がいない間は一人でやるのだ。カメラに撮って、後でチェックされる。本当に馬鹿みたいだが、罰の恐怖には敵わない。
彼は私に言わせたがる。
『Unlock』。この生活を終わりにする言葉。
私は言わない。彼がどんな形であっても、ただ一度だけでも本当の笑顔を見せてくれるまでは。
失った生活を取り戻すだけの金銭は約束されている。それでもだ。
例え何時間拷問されようと、この関係をお金に変えようなんて思わない。
地下に来る以外は食べ物もあるし洋服もある。ベッドもあるし中庭にも出られる。他には何もないけれど、十分だった。
ここに来る時に持ち物は全て処分した。アルバムもお気に入りだったくまのぬいぐるみも。
全部ごみ袋に入れてぎゅうっと口を縛り、アパートのごみ捨て場に置いた。
最後の服を燃やされた時、二度と洋服は着られないと思っていた。だけど、羞恥心を無くしきらない事と体型の維持の為、私には洋服が与えられている。
じゃあ後は何がほしいのか。
笑って欲しい。心から。
それだけでもう、満たされる。




次回、とある公園の噴水広場-シャワープラント-
お待ちください
0459名無しさん@ピンキー2017/11/17(金) 11:18:29.95ID:eLwt7Myb
>>440
さらに修正
一番上のボタン×
二番目のボタン○

この辺は一回データ吹っ飛ばして推敲前のデータと予測変換に頼ったので割りと構成が無茶苦茶かもです
さ行コワイ。途中記録ダイジ
0460名無しさん@ピンキー2017/11/17(金) 11:47:08.90ID:eLwt7Myb
>>448
文章抜け

痛いの注意

叫び続ける少女はただ、命令に従う傀儡。ここまで耐えたのに。一切の考慮もされず、間違えれば罰が待っている。

〈再びの頷きで下降が再開される。未知の領域が凶悪な器具で犯されていく。
『いや、入れないで!』
『そんな事を言っても身体は正直だ』
『初めてなんです!』
『ほう、そいつはいい事を聞いた』
男達が相談する。そして男達の都合で決まった一人に処女を奪われる。青年が見ている目の前で。
『あっ、はぁ!いやっ!はぁ』
『段々感じてきてるじゃないか。アバズレが!』
アバズレの意味はあまりよくわからないがいい意味ではないだろう。そして一人目が射精して二人目。
『おら、こっちもお留守だぞ』
口も使われて、でも段々気持ちよくて。
『ほら、ご褒美だ。……お、絞まるっ!』
何やら気持ちがいいらしい器具をクリトリスに押し付けられて喜びに鳴く。
そんな事を想像していたのに。
なのに、現実は……。
「ぁおぁぁぁぁぉぉぁぁっ!!」
不明瞭な事を叫んで、血も通わない機械で知らない場所を捏ね回される。気持ちがいいらしい器具はクリップに変えられて苦痛しか生まない。
ブラシは回転しているし前後左右に押し広げてくる。絡まった肉襞を無理矢理に擦られてとにかく痛い。
やがて機械はこつんと奥の何かにぶつかった。
「くはぁっ!!」
ゴロ、と少しだけ台車が動いた。信じられない事だがそれだけの苦痛だったのだ。
「ぅぃぎゅぁぁぁぁっ!!」
もう自分が何を言っているのかわからない。目の前が赤くなる。視界の端に手を上げる青年が見えた。〉
青年が掌を見せる。
〈一刻も早くこの当たっているのを何とかしたくて、素早く上昇ボタンを押す。もう何も考えられない。
痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い
途切れない痛みは連続している。〉
「うぎゃっ!」
0461名無しさん@ピンキー2017/11/17(金) 12:15:12.88ID:eLwt7Myb
閲覧注意箇所も終わったのでここからは纏めます

>>451
やらなければならないの事はただ触れさせるだけ等という生易しいものではい。×
これからやらなければならない事はただ触れさせればいいだけ等という生易しいものではい。○

randomのボタンを押した上で手枷に手首を差し込む。〈それでやっとスタート地点に立てるのだ〉

>>453
こしゅこしゅと前後に動き始める器具。まるで男性がオナホールでしごいているかのようだった。×
こしゅこしゅと前後に動き始める器具。まるで男性がオナホールでペニスをしごいている時のような動き。○

>>455
ビデオがある以上、ただしいのは青年だ。×
ビデオで録画した以上、記録としてはきっと青年の発言通りだ。裏でどんな小細工をしていようとカメラに捉えられたものだけが真実になる。勿論、これが偶然である事を少女は知らない。知る必要もない○
0463名無しさん@ピンキー2017/11/17(金) 14:21:31.79ID:cFUzSc8j
支援?
自分はすごくエロいと思いながら読んでいるので、続けてほしいです
0464名無しさん@ピンキー2017/11/17(金) 15:14:52.28ID:eLwt7Myb
なっがいですよね
すみません
もう少しお付き合い下さい
修正はいらなかったですかね
気になる質で
張った伏線を回収してるのでだいぶスレタイからはズレてしまいますが、ご容赦下さい
ただの奴隷状態にはしたくなくてどうにかこうにかです
0465名無しさん@ピンキー2017/11/17(金) 15:15:21.14ID:eLwt7Myb
エイプリルフールに付いた嘘は、いつまでも終わらない。
彼女に初めて出会ったのは、ボランティアとして施設に行った時。おやつを落として泣く年少の子に、自分のおやつを差し出す彼女を見て『なんてつまらないんだろう』と思った。
それが印象に残っていて、一年後に大学の食堂で出会った時には驚いた。
そして、幾度かの交流の末、告白された時は、殊更に驚いた。
しかし、それはやっぱりという失望に変わる。誰にでも与える彼女ですら、愛が欲しいのかと。
僕にとってその他大勢は無関心の対象だった。両親の愛情が足りなかった、なんて言えればいいが。それは甘えだ。
なるべくしてこの性格になったんだろう。
笑って人当たりを良くすれば、大体の人間は好感を持つ。いつからだろうか、この笑顔が張り付いてしまったのは。
僕にとってのポーカーフェイスはこの笑顔だ。自惚れかも知れないが、僕の顔はそこそこ整っているらしい。
女はいくらでも寄ってきた。
しかし、挿入してゴムに射精するだけの行為は虚しくて。興味を持ったのは、快感の為にしか存在しないとさえ言われるクリトリス。利己の象徴だ。あらゆる方法で散々に責めた。初めは喜ぶ者もいたが、結果的にはみんな去っていった。
記念日や贈り物にばかりうるさい彼女達は結局、色や金を愛と言い換えていただけで。心の交流をしても最後はそこに行き着いた。
酷く虚しい。欲は誰にだってある。自分にだってある。
たが、自分の器は一向に満たされない。
愛が欲しいなんて言わない。愛なんてくだらない。もっと、別の何か。
理解は出来なくても信じられる。そんな何かを求めていた。
それを見抜いたのが彼女だった。断片ではあったが、彼女は僕の虚無を見付けた。少しだけ興味が湧いた。
告白されたのが9月の中頃。僕はいくつかの条件を提示して、もしそれが満たせたら、翌年の4月1日にとある公園の噴水広場で待ち合わせをすると伝えた。
連絡は取らなかった。どうせいないだろうと思って公園に来たら、桜吹雪の中に彼女がいた。
条件は大学を辞め、家財や人間関係を全てなくし、自身の存在を抹消する事。元々が施設育ち。親や親戚もおらず、大学を辞めてしまえば誰にも捜索されない。
簡単な条件だが重かった。
それを彼女は受け入れた。『本当につまらない』と僕は思った。
彼女の持ち物は家具を除いて全てこの屋敷にある。たまたま通った道で、アパートからごみ袋を抱えて出てきた彼女を見付けた。
涙で腫らした顔。よほど大事なものだったのだろう。だから、こっそり回収してこの屋敷のある部屋にきちんと並べた。
種明かしはいつにしようか。
エイプリルフールに付いた嘘は、いつまでも終わらない。
あの日、彼女の人生は反転した。
0466名無しさん@ピンキー2017/11/17(金) 15:19:19.51ID:eLwt7Myb
9月18日
彼女に告白された。
条件を突きつけたら悩む事も殆どなく頷いた。
自己犠牲が好きな失敗作だと思った。

9月20日
もしも彼女が来るのならば。
責め具や地下室の準備に取り掛かる。
来なければそれでもいい。

9月23日
彼女の荷物を拾った。
一応回収しておく。

2月26日
工事や責め具の設置が完了した。
地下室は、不規則な石畳の床にした。
裸足で歩けばば退屈はしないだろう。

4月1日
彼女を捕まえた
衣服を脱がし、それを燃やした。
一切の抵抗すらしないのが気に食わない。
徹底的に痛め付ける事にした。
ブラシの位置をわざとずらし、クリトリスをクリップで挟む口実を作った。
先程の身体検査で良いものを見付けた。小さなクリトリスに対しても勿論同様の事を行うつもりだったが、これはそれよりもずっと良い玩具になる。

4月2日
昨日塗った薬がまだ染みるらしい。泣きわめくが無視をした。
塗り薬は常習性もなくよく効く。昨日クリップで散々にいたぶったクリトリスは元の色に戻っていた。
ただし、この薬を塗ると暫くの間、酷く痛むらしい。尤も、僕は微塵も痛くないので気にしていない。
ノギスで測ってみた。挟み込む瞬間にいい反応をする。
わざと何度も測り直してから脅したら、不本意ながらも自分で包皮を剥いてくれた。
きちんと測れたご褒美を与える事にする。縛り付けて細長いローターをクリトリスに近付けると、恐怖に身体が震え始めた。
構わず押し付けてデータを取る。裏側の根本が特に弱い事がわかった。
オナニーの仕方も教えておいた。暫くはこのワガママなクリトリスを調教する。
備考
平常時:直径3p 最低横幅7o 最大横幅1p 最低縦幅 5o 最大縦幅1.2p
勃起時:直径3.5p 最低横幅8o 最大横幅1.3p 最低縦幅 9o 最大縦幅1.8p
裏側の根本が弱点
少し右側面に回り込んだ段差部分が一番のお気に入り

4月3日
いよいよ、機械に座らせてみる事にする。
与えたノルマは絶頂10回。
全て自分でやるように仕向けた。
罰で脅せば言うことを聞く。
今日から僕は仕事。
帰ってくるのが楽しみだ。
0467名無しさん@ピンキー2017/11/17(金) 15:20:30.72ID:eLwt7Myb
たまに痛いです


4月4日
サブカメラを付けたら抵抗した。
朝は忙しいと言うのに。
罰としてタピオカと液体媚薬が詰まった瓶をクリトリスに固定する。
瓶の口はオブラートで塞いだが、次第に破れてくる。ぴったりと固定されているので瓶は動かず、クリトリスは媚薬とタピオカの責めを否応なしに受ける事になる。
ざまあみろと思った。そのまま暫く放置する。

4月7日
中庭以外の外には出てはいけないと言ったのに。
帰宅すると彼女は玄関の前で待っていた。
罰として中庭の木に繋いだ。
初めての鞭打ちは相当に怖いらしく、必死で哀願する。
関係ない。
ただの乗馬鞭だ。身体に傷が残るわけではないので気にしない。
自分で足を広げさせてクリトリスを打った。
ひたすらに謝罪を繰り返す。だが、あの言葉は言わない。
言うまで打つと言ったら卑怯だと返された。卑怯なのはどっちだ、と少し腹が立ったので気を失うまで打ち続けた。

4月8日
包皮を捲れば痛いと泣くので対策を考えた。
今まで以上にローションをたっぷりと塗る事にする。
筆を使わせてみると思いの外、好感触。嫌だと言うが黙殺する。
普通に垂らすのもいいが、時々はこれをさせよう。

4月9日
ローションの入った壺を彼女が落とした。特段、貴重なものでもないからそれ自体は構わない。
指で破片を拾おうとしたから。だから罰を与える事にした。
その綺麗な指に僅かばかりでも傷がつくのは許さない。
矛盾かもしれない。
それでも、こう思う。
僕の与えた痛みにだけ泣き叫べばいいんだと。
床の安全な場所にローションをぶちまけて掃除をさせた。床が乾くまで延々とクリトリスで床を擦らせる。
石畳にして正解だった。不規則なその凸凹は度々引っ掛かって彼女のクリトリスを責め苛んだ。
『壺を割ってごめんなさい』
そう言って彼女は泣いた。腰を振りながらずっと泣いている。
何もわかっていない。
まだ、彼女は気付かない。
今日のローションは媚薬入りにしようと無様な彼女を見ながらぼんやりと考えた。

4月10日
本来なら、わざわざ企業に就職する事はない。ただ、世間体の為だけに。
ビデオを見ながら思う。
玩具メーカーを立ち上げるのも悪くはないと。

4月11日
朝から彼女をトレーニングルームに連れていった。
ただのジムと同じ設備だ。
ここにいては運動不足になる。
運動後にノルマを達成するように伝えて出掛けた。
その日のビデオには何も映っていない。疲れて眠ってしまったらしい。
そんなに眠いのなら眠気を覚ましてあげなければ。
今日のノルマを放棄する代わりに罰を与える事にした。
四肢を広げて拘束する。いつか使おうと思って買っていた安物の歯ブラシで、クリトリスを擦る。
そこで忘れ物に気付いた。眠気覚ましにはミントだ。
歯磨き粉をたっぷりと擦り込むと枷の音が耳障りな程に響いた。
明日はきっといいビデオが撮れる。
0468名無しさん@ピンキー2017/11/17(金) 15:26:01.22ID:eLwt7Myb
4月14日
彼女を昨日届いたばかりのランニングマシンに設置して仕事にいく。
球体がいくつも連ねられた股縄を跨がせてマシンに乗せる。踵は絶対に機械から離さないよう厳命した。
ビデオカメラを設置されては嘘も吐けない。食い込む寸前まで股縄を上げるが踵はあげなかった。
球体を振動させた時に逃げようとしたのでクリップを見せる。大人しくなった彼女はひたすら振動に耐えていた。
ノルマをこなして運動もできる。このランニングマシンは最高の装置だ。
指先一つでこんなにも便利な物が変える。やはり、インターネットは素晴らしい。人間の生み出した文化の極みだ。
昨日のうちに少し手を加えた。突っ立ったままで後ろへ行きすぎると縄に電流が流れる。
痛いであろうという認識しかないので、必要以上に怯えていた。
時間がないのでそれを無視して設定を入力する。時速4qで2時間。30分毎に上から経口保水液のボトルが降りてくる。
機械は止まらないので飲めるかどうか怪しいが、2時間程度ならいいだろうとそのまま放置して出掛けた。

4月16日
もう半月が経った。
ここは彼女に取っての天国であり地獄だ。
何もする必要はなく中庭には色とりどりの花々。花には疎かったが彼女の為に植えさせた。
広いダイニングへ行けば保温庫に入れられた食事が食べられる。
掃除も調理も全て使用人任せ。仕事も勉強も何もない。
たまに使用人に会っても、彼らは話し掛けても来ない。彼女をいないものとして扱うように彼らには命じてある。
生活に不自由はないがそれそのものが不自由な枷だった。
上での生活は天国であり地獄でもある。
かといって地下は。
地下にある部屋では唯一カーペットが敷かれた豪華な貴賓室。天井には豪華なシャンデリア。
全体的にアンティーク家具で纏められたあの部屋は、その辺のソファ一つ取ってもサラリーマンの平均的な年収では全額出したとしても到底買えないような額が付いている。
アンティークな物が好きだと少女が言っていたから。彼女のゴミの中からアンティーク調の割れたカップとポットを見付けた時、ここを作ろうと思った。
イミテーションであっても、彼女にとっては大切な物だっただろうから。
日中はあそこで眠ったり紅茶を飲んでいる事が多い。それくらいしか自由がない。
その部屋のベッドには床に垂れたシーツに隠すようにして四ヶ所に鎖と枷が置かれている。
それで大の字に貼り付けられ、Gスポットを開発する器具でおまんこを捏ね回された彼女は果たして幸せなのだろうか。
尿道口もクリトリスも器具から伸びる受け皿にびっしりと生えた棘の振動に震えていた。
シリコンというものは振動をより柔軟に与える為に産み出されたのではないかと時々馬鹿なことを思う。
振動を強くすれば声を上げて逝ってしまった。最近は快楽に鳴く事が増えた。最初の頃はローターですら痛がっていたのに。
喘ぎ鳴く彼女はきっと天国にいる。けれど、このまま何時間も何時間も逝かせ続ければきっと。
やっぱりここは天国であり地獄なんだ。
0469名無しさん@ピンキー2017/11/17(金) 16:03:23.52ID:eLwt7Myb
4月17日
今日は恥垢の掃除をすることにした。勿論、ただの嫌がらせだ。
垢と言われると恥ずかしいらしい。顔を真っ赤にして俯くのがいい。
オリーブオイルと綿棒でクリトリスと包皮の間を探る。綿棒の刺激が新鮮で強烈だったらしく、『許して』と泣いた。
何を許せというのか。彼女はよく『許して』というが、彼女を許さなければならない事は何もない。
解放されたいのなら言葉が違う。
ぐりぐりと強めに擦ればまた『許して』と言った。
あちこちを擦ってついに到達するクリトリスの裏側。触れようとすれば『許して』と何度も何度も口にした。ひたすら聞き流してただただ手を動かす。
よほど良かったのか、シーツどころか僕のスラックスまでびしょびしょにしてくれた。罰としてマスカラに使うような形状の特殊ブラシでクリトリスを磨いてやった。
柔らかい毛を加工したものだから、何も問題はない。

4月18日
おまんこがある程度使えるようになったので、僕がその日やる事を決めるのではなく、全て自分で選択させる事にした。
カードを引いて責め具が決まる。現時点で無理なものは一切入れていない。
自分の選んだ責めをカードに書かれた内容で1日1回こなしてもらう。僕が休日に彼女を使いたくなったらその日だけはノルマから解放される。
そういうルールにした。休みは月に2日。とんでもないブラックだ。
帰ってビデオを見る。彼女が抜いたのは『E』。アタッチメントのない器具だった。
画面には苦しむ彼女と右下にサブカメラのワイプが表示される。
自分から下で震える棘が生えたローターに クリトリスを近付けさせる。クリトリスには直接棘が当たらないが四方八方から棘の側面がクリトリスを苛む。
あの棘には確か、側面に微細なイボが付いていたはずで、それがクリトリスに触れているんだろうか。辛そうでいい。
根本にある接触感知パッドにクリトリスを触れさせている間しかタイマーは減らない。勿論、接触感知パッドも震えている。
時間は70分。
後で彼女に薬を持っていってあげなければ。
0471名無しさん@ピンキー2017/11/17(金) 16:06:14.30ID:eLwt7Myb
----------

閲覧注意です。
責めの方向性がガチの拷問に近いです。
一応これも伏線回収用の伏線なのでご容赦ください。
広げた風呂敷を一気に畳むとぐしゃぐしゃになるだけなので。

4月23日
もうすぐ大型連休だ。きちんと有給を取って谷間も埋めた。
9日間じっくりと責めよう。
彼女は食事の際、よく昔の話をする。今までの人生を捨てろとは言ったが、過去を話すくらい咎めるつもりはない。
ここが彼女の拠り所なのだろう。
男の名前を出しても施設時代の年下相手に勉強を教えただとか、○○先生がという話だったので気にもしなかった。
だが、今日は違った。
今日の話は、彼女が次の日が提出期限の忘れ物をして夜に大学へ行ったら、守衛室の前に同じく忘れ物をした同じゼミの男子学生がいたという内容だった。ここまではいい。
だが時間が遅く、大学を出る頃には既に1時手前だった。アパートに帰る電車はもうない。だったら、ネットカフェなりカラオケなりに泊まればいいのに彼女はあろうことか男の部屋に泊まった。そして課題がきちんと提出できたので感謝しきりだったと、そう話を締め括った。
何処までもお人好しで施しに悪意や邪念がないと信じているようだ。それがどんなに危険な行為かという事を全く考えない。
だから、こんな所までついてきてブラシで処女を奪われるような事になるんだ。普通の感覚ならば条件を提示した時点で逃げている。
その場は何も言わず、その後も単なる気紛れに見せ掛けて罰を与える事にした。導入はごくごくシンプルに僕がやりたいからという理由だけで。
知らなくていい。この感情を彼女が知る必要はない。
今日はいつも以上に酷い事をする。
万が一にも燃やさないように彼女の綺麗な髪を纏めて腰の高さに渡した角材を跨ぐように座らせる。四角い角材なので痛みはない。
アームザックで腕の自由を奪い、角材の後ろに取り付けたフックへと繋げれば下準備は完了。
鎖で繋がった二本の長い針を見せれば慌てて逃げようとするがもう遅い。逃げるのならせめて、角材に座らせた時点でそうするべきだ。
下から乳首に突き刺して上から蝋燭を差し込む。相当に痛いらしいがそうでなければ罰にならない。
悲鳴が収まる前に火をつければ目を見開いて足をバタバタと動かす。危険なので足首と床を連結してやった。
蝋を受けないように皮手袋をして、クリトリスに細い針を刺す。何本も、何本も。
あまりに暴れるのでクリトリスに糸を通して前方の輪に固定したら、漸く大人しくなった。
『許して』『許して』と言う言葉にはお互いの認識にズレがある。だが、今回ばかりは許さない。絶対にだ。
一晩中責め立てて朝になってしまった。流石に眠い。
だが、あの程度では終わらせない。仮眠をしたら続きをしよう。
0472名無しさん@ピンキー2017/11/17(金) 16:06:50.35ID:eLwt7Myb
規制かかるので分けましたが閲覧注意続行です



4月24日
まだ拘束は解いていないが、不自由な姿勢のまま彼女は眠っていた。
針を刺したら飛び起きる。
持っていたビンからスポイトで強炭酸を吸い取り傷口に浴びせた。非常によく効くらしい。
散々遊んでオキシドールを掛けてやったらぶくぶくと泡が浮いた。
消毒も終わったので再び遊んでやったら、今度は口から泡を吹き始めたので治療を施して寝かせた。
タッカーは流石に良くなかったらしい。






いよいよ次回から大詰めです。
どす黒いラブコメって裏の心理描写が結構大変です。
こんなのしか書けないんですけどね
また深夜か無理なら明日来ます
0473Grand Guignol ◆xaTfygxjYo 2017/11/17(金) 16:29:11.67ID:eLwt7Myb
当作ですが、一応はラブコメディ路線で書いてますが読者さんから見たらラブトラジェティーにあたると思われます。
現在、整合性のなくなったところを目下、縫合修正中なのですが。
話のオチだけはまだ書いていなくて、頭の中でラストまでの映像を流してみたところどうやらメリーバッドエンドになりそうです。
メリバは無理だなとかここまで長いのは読めないとかつまらないと思われましたらブロックをお願いします。
すみません。
取り敢えず、ブロックしやすいようにトリ付けますね。
0475名無しさん@ピンキー2017/11/17(金) 23:50:50.04ID:xZHsO3Dk
久々のクリ責めSSなので完成を楽しみにしてる!
ただ文章の修正は本文投稿前に確認するか
他の場所でまとめる時に直してほしい
0476Grand Guignol ◆hUIgZ3zvcI 2017/11/18(土) 01:20:26.73ID:yM2oGdMu
今後、投稿後の個別修正は控えますね
もしもやるとしても、続き投稿の際に一番下に改行入れてしておきます
すみませんでした

続き投下です



こうやって、何度も、何度も、痛みを与え、苦痛を与え、快楽を与え続けて、今に至る。

全ての責め苦から解放されて、少女は腹に手を乗せぼうっとしていた。手枷からは素早く手を抜いたが、その後はああしたまま10分も動かない。
前準備や途中の休憩なども含めれば、トータルで5時間以上。機械の責めだけでも4時間を越えている。流石に体力の限界だろう。
この後は、器具から降ろして身体を清め薬の塗布をする。
とっくに限界を越えている彼女にとって、この最後の責め苦は、果たしてまともに正気を保っていられるのだろうか。狂ってしまう方がいっそ楽なのかもしれない。
普段なら、終わった後はシャワーを浴びるだけでいい。だが、これだけ長時間責めた後ではそうもいかない。
モニターに映るクリトリスは赤くて痛々しい。まだ、責める事はギリギリ可能そうだがどちらにせよ治療の必要がある。
青年は立ち上がり、カメラのスイッチを切るとぐったりとした少女の許へ向かった。
「…っ、ぁ……」
辛うじて反応はする。だが、それだけだった。
「まずは、バイブを抜きますね。辛いでしょうが耐えてください」
「………っ!」
ピッとボタンを押せば、ぐちゅっと湿り気のある音と共にバイブが下降する。ずっぷりと根本まで深々と突き刺さったそれは、ほとんどくの字に近い状態でアナル側に亀頭を向けている。
彼女にアナルプレイの経験はないが、そこを弄られるのは酷く気持ちがいいらしい。Gスポットやポルチオに次ぐおまんこ内では三番目の弱点だった。
快感によっておまんこが収縮しているので、当然そこだけではなくGスポット側もこりこりと触手に擦られる事となる。
「あっ!ひぁっ!!ぅ、動かさなっ……でっ!」
体内に埋め込まれたバイブが外から見えるはずもなく。故に、青年には彼女の窮状など知る由もない。
くわえ込む力が強いので、ぐぼぐぼとおかしな音を立てながらバイブが無理矢理引き抜かれていく。痛烈な刺激で一気に脳が覚醒するが、拘束は解いていない為、抵抗する事が出来ない。
「ゃっ!やめっ!ぃぅっ!!」
ぐぐっと、おまんこと機械での綱引き状態になる。驚くべき事に機械の駆動が止まっている。この程度では機械が壊れる事はないが、おまんこの方は相当に苦しいだろう。
「ほら、力を抜かないといつまでもこのままですよ。それとも、このままの方がいいですか?」
「っ、嫌!…ぬ、抜いて……くださっ…。ひぅっ!う、うご、動かさないでっ!!」
抜いて欲しいのなら動かすしかない。少女は矛盾した事を言いながら涙をぽろぽろと溢す。
ぐぢゅっと卑猥な音が響いて、綱引きの軍配は機械に上がった。
「ひゃがぁっ!!」
甲高い悲鳴が上がる。今のは相当効いただろう。ひくひくとアナルの入り口が痙攣している。
いずれここも開発してみようか。苦しむ彼女の事など知らぬ存ぜぬで、新たな責めを思案する。今の彼女がこれを聞いたら何と思うだろうか。
ゆっくりとゆっくりと30秒ほどかけてバイブは抜かれていく。
「っひ、あっ!だめっ!だめなんですっ!!許しっ!くぅ……」
こり、こり、と入り口から触手が現れる。この辺りも弱いらしい。彼女の身体は弱い場所ばかりだ。
0477Grand Guignol ◆xaTfygxjYo 2017/11/18(土) 01:37:42.79ID:yM2oGdMu
いよいよ残すところは亀頭のみ。入り口がまるで産卵でもするかのように、歪な広がり方をしている。
細いバイブなのだが、最大限に曲がった際はおまんこ内を5pほど押し広げる仕組みになっている。おまんこの中は広がりやすいので問題はないのだが、入り口でこれはきつい。
このままでは少し裂けてしまうかもしれない。
「っ、痛いっ!痛いぃ!!」
快楽を感じている間は無視していたが、これは看過できない。青年はピッとスイッチを押して下降を止めた。
「これ以上は危険です。一旦おまんこに戻して、ある程度バイブを真っ直ぐになるよう整えてからもう一度抜く事にしましょう。いいですね?」
「い、嫌!戻すのは……」
「少し戻すだけです。それとも、裂けた方がいいですか?」
「ぁぁ……嫌ぁ…」
びくびくと泣いて震えるだけなので上昇ボタンを押す。
「っひ!」
半分程度戻した所でリモコンに付いた蓋を開け、low swingのボタンを押した。
「真っ直ぐになったら言ってくださいね」
「はぁぁ…わかっ、な……。ふっ、ひぁっ!」
徒に入り口を掻き回さない為には、バイブの折れ曲がる箇所までを全て体内に入れてしまう必要がある。
入り口をあまり大きく広げない為にバイブは中程からしかスイングしない。ピストンの際もそこは考慮されている。
Gスポットやポルチオを散々に引っ掻き回すがそこより下には下降しない。いいことなのか悪いことなのかはわからないが、取り敢えず怪我だけはしない。
快楽を最大限与えて損傷は最小限に抑える。この器具はそこをギリギリまで考えて追求した末の代物だった。
掻き回しても問題のない箇所まで入れてしまえば、入り口が苛まれる心配はない。
ただし、中にバイブが入っている以上、青年からその状態を見る事は出来ない。彼女がわからないのなら、何か横から器具を入れて調べるか、真っ直ぐになるまで何度も何度も微調整を重ねる羽目になる。青年が選ぶのは大体後者だ。
「わからなければ、抜いて入れての繰り返しになります。しっかり考えなさい」
「っ…」
ぴしゃりと言われてしまい、少女は喘ぎながらも必死で考える。
「あっ!い、今っ!!今ですっ」
直ぐ様、青年がバイブの動きを止める。ピッとボタンが押されて下降が始まった。
青年の顔はおまんこの入り口ギリギリに近付けられている。それを認識して少女の頬が朱に染まるが、それも一瞬の事。
「あっ!あぁぁぁ!!」
ずるっ、ずるっ、と掻き出される肉襞の快感が堪らない。亀頭は右斜め前の肉襞に僅かばかり引っ掛かるが、抜くに際して支障はないようだ。快楽を感じているのなら何も考慮する必要はない。
ずるんっと完全に抜けたバイブからは、大量の愛液が慕っていた。
「はっ、はっ、はぁ、はぁ……」
「お疲れ様です。次は……乳首にしましょう」
0478Grand Guignol ◆xaTfygxjYo 2017/11/18(土) 01:50:53.69ID:yM2oGdMu
一個トリップの大文字小文字間違えました。
すみません。


青年が剥離剤を手に取る。接着剤の成分を無効化するものだが人体に影響はない。以前、大手インターネット通販サイトで投げ売りされていたのを手に入れて、青年がより良いように調合し直したオリジナル。眉唾かも知れないが、一応美容成分も入っているらしい。
調合時、怯えながら様子を見ていたら、
『痒み成分と媚薬成分も入れますか?』
と聞かれたので、
『何でもするから許してください』
と哀願したら両方の薬をクリトリスにたっぷりと塗られて磔にされた。接着剤にそれを入れられなかったのがせめてもの救いだろう。
ここの器具も青年が改造したものだ。天才なのか変態なのかわからないと少女は時々思う。
何でも覚えてすぐに実践しようとする。被験者にとっては堪ったものではない。
笑わない彼は何を思ってこんな事をしているんだろうか。ただのモルモット。実験。何かに活かせるのか。わからない。
「痛いですか?」
「…いえ」
つん、と三つ爪をつついて青年が訊く。軽く挟んでいるだけだから痛みはない。
甘い痺れのようなものはあるが。
「そうですか。ここはついついおまけになってしまいます。もっと色々としてあげた方がいいんでしょうけど」
「…………」
「形もよく乳首の色も綺麗。大きさもあって、珍しいですよ。こんな美巨乳」
「…………」
少女は返事をしない。下手な事を言えば何を思い付くかわからない。与えられるのが快感とは限らないのだから。
咎められる事はないので、黙って聞いているのが一番良かった。
彼女の乳房は半球型で、ふっくらとしている。大きさはEカップ程度。細身なので胸がサイズ以上に大きく見える。つんとやや上を向いた乳首は綺麗な桃色。
理想の形と大きさだった。
「また今度、愛し方を考えておきますね」
ふふっと軽く笑って剥離剤を乳首に垂らす。
「はぁ、ふっ、んっ」
少し乳房を下から持ち上げるように揉めば、ローターは簡単に外れてしまう。落ちる直前のローターを取って台の上に乗せれば、少女はまたぐったりとしていた。
頬が赤い。青年に触れられた胸を大事そうに撫でている。
青年が彼女の性器を直接触ることはほとんどない。大抵が機械越しでの接触だ。こうやって必要がある場合や、身体を洗う際にしか身体に触れる事はしない。
よほど嬉しかったのか、顔が綻んでいる。彼女のこんな笑顔は珍しい。
0479Grand Guignol ◆xaTfygxjYo 2017/11/18(土) 02:06:55.18ID:yM2oGdMu
「この後、きちんと耐え切った上で気を失わなかったら、おっぱいの感度チェックをしましょうか」
「え?」
聞こえなかったのか信じられなかったのかはわからないが、わざわざ言い直したりはしない。ピッとボタンを押してクリトリスにしゃぶりついている器具を引き離していく。
「ぁぁぁっ!!」
「嫌、駄目、やめて。こういう言葉を言わず、且つ気を失わなかったら、その大きなおっぱいを存分にマッサージしてあげますから。まぁ、精々頑張ってください」
そう言って青年は壁に向かう。
「えっ!?っぁ!ひっ、ぅぁぁっ!!」
ぞくぞくと快感が脳を埋めていく。責める時はあんなに早く動くのに、今はのろのろとクリトリス全体を責めてくる。
たった数センチを蛞蝓が這うような遅さで、ゆっくりとゆっくりと。わざわざ1分以上も掛けて少しずつ少しずつ。
自分で押し退ければ早いが、わざわざボタンを押していったという事は、それをしてはいけないという事だろう。
耐えろと言われたのだから少女に手を使う権利はない。そもそも、まだ解いていない拘束具ではギリギリそこまで手が届かなかった。必死に手を握り締めて耐えようと努力する。
目の前が真っ白に塗り潰されていく。少女は意識を保つ為にぶんぶんと頭を横に振った。
必死で意識を保とうと努力する。
「ぅぁぁあああっ!!」
努力の甲斐あって、たっぷり3分も掛けてからようやくきゅぽんと言う音と共に、完全に器具が離れた。
はぁはぁと肩で息をする少女の方へ青年が戻ってくる。
手には黒革の手枷を連結させた物とハンディマッサージャー、そして何故か砂時計が握られていた。
0480Grand Guignol ◆xaTfygxjYo 2017/11/18(土) 02:26:14.69ID:yM2oGdMu
「その器具が全部シリコンならぎゅっと握り締めて無茶苦茶に虐めてあげられるんですけどね。今度、そういう玩具がないか探しておきます」
「……………はい」
「おや、嫌だと言うかと思ったんですけど」
くっくと声を噛み殺すように笑う青年に、少女はふいと目を背ける。いくらわざとらしい笑みでも恥ずかしいものは恥ずかしい。
まさか、胸を揉んで欲しいからとクリトリスへの責めを受け入れたなんて、そんな事を言えるはずもない。
「さあ、邪魔な手はさっさと頭の上にやってください」
背もたれの上部にはカラビナが付いている。普段は使う事はないが、備えあれば憂いなしという観点から、この装置以外にもそういう無駄なものを取り付けてある装置は多い。
尤も、こうして使う事もあるのだから完全な無駄ではないのだが。
カチャカチャと手枷が取り付けられてカラビナに固定される。肘を曲げた状態で頭上に両手が拘束された。
「さて、始めましょうか」
「え…?」
青年が見せたのはハンディマッサージャー。少女の瞳に困惑が映る。
ヴィィィとハンディマッサージャーが乳首に迫る。青年は嘘を言っていない。少女が勘違いしただけだ。
「あ……ぁ………」
よほどショックなのかぽろぽろと涙を溢す。少し色素の薄い焦げ茶色の瞳は、涙と一緒に溢れ落ちてしまうのではないかと思うほどに見開かれている。
徐々に近付いてきたハンディマッサージャーは、乳首のギリギリ手前で静かになった。スイッチを切った青年はまるで慰めるかのようににっこりと優しく微笑み掛けた。
0482Grand Guignol ◆xaTfygxjYo 2017/11/18(土) 02:31:39.58ID:yM2oGdMu
すみません、たまにくっしょん入れないと連投規制掛かりますので。
無意味なレスが増えてしまいますがご容赦ください。



「君はもう、これ以上の責めに耐えられないでしょう。けれど、もしも耐える事が出来たなら、ご褒美に僕の手でおっぱいの感度チェックをしてあげましょう。ただし、気を失ったらこれで……」
青年は静電気を発生させる玩具を取り出す。
「ちょっとしたお仕置きをします」
「……………はぁっ」
熱い吐息が漏れる。静電気は怖いがその前にぶら下がったご褒美は大きい。躊躇いなく少女は頷いた。
「契約書の全文を読まずにサインをする気ですか、君は」
呆れたような顔で見られて少女は赤面する。吊られた人参に飛び付いて我を忘れてしまうなど、あまりに恥ずかしい。
「説明しますが、きちんと聞けますか?」
「…は、はい」
おまけにこんな心配までされて。裸で、こんな場所で、こんな装置の上で、全身をくまなく拘束されて。それなのに、そんな事は関係ないくらいにがっついて、呆れられて。耳まで赤くなる。
少女の反応を見て、青年は続けた。
「これでクリトリスを責めます。振動はダイヤル操作で徐々に強くなりますが、どの程度の振動を与えるかは僕の裁量で判断します。否定的な言葉を発すれば即終了。見事、耐え切ればお待ちかねのご褒美です」
青年が見せたのはピンクと白の可愛らしいハンディマッサージャー。無段階ダイヤルで強弱を切り替えられるそれは、可愛らしい見た目に反して意外と強力で、今まで何度となく彼女はそれに泣かされている。
勝手に鋏を持ち出して中庭の花を廊下の花瓶に活けた時、うっかりお皿を割ってしまった時、使用人に挨拶をしてしまった時、ただの気紛れだった事もあるが、このハンディマッサージャーは、基本的には『簡単な懲罰』だと青年が言った際に使われる器具だ。
だが、それが『簡単な懲罰』だった試しは一度もない。平行して行われる責めが過酷なものだったせいもあるがそれだけではない。
それそのものが悪魔の兵器と言っても差し支えないほどの代物なのだ。当然、市販のこれは一応、販売できるレベルのものなのだろう。だが、これは明らかに酷い改造が加えられていた。
ガクガクと内腿が震える。歯がガチガチと嫌な音を立てる。唇はふるふると震え紡ぐ言葉を阻止しようとした。
0483Grand Guignol ◆xaTfygxjYo 2017/11/18(土) 02:33:27.23ID:yM2oGdMu
天秤の針は右へ左へ。ひっきりなしに揺れている。僅かだがご褒美が優勢だ。耐えられる自信はない。全くないのだが、青年が少女に有利なご褒美を確約してくれた事は、今までにない。
先程のように乳房を揉んでもらう事が嬉しいので、少女は青年の目の前で乳首に器具を接着する事を好むようになったくらいだ。ただ、その機会だって滅多にない。
青年がこうやって剥離剤を使ったのは過去、2回か3回程度。剥離剤は痛みを与えないので、揉まれる快楽を存分に味わえる。
洗濯ばさみなどでキリキリと戒められている際に揺さぶられても、痛みばかりで快感は得られない。それでも嬉しくて微妙な心持ちになる。それだって滅多にない事だ。
これを逃したら、もう次の機会はないかもしれない。
少女は苦虫を噛み潰すようにギリッと奥歯を擦り合わせると一つ深呼吸してから口を開いた。
「お、お願いします」
声は震えたがきちんと言えた。
「いいんですね?」
確認にもきちんと頷く。
斯くして悪魔の契約は交わされた。




また朝方か深夜に出没します。
0484Grand Guignol ◆xaTfygxjYo 2017/11/18(土) 05:31:40.88ID:yM2oGdMu
ぴったりとクリトリスにハンディマッサージャーが当てられる。これには、コードが付いていて装置の下部にあるコンセントにプラグが差し込まれていた。
電源を使うという事は、電池を使った器具よりもずっと威力が強いという事を示している。耐え切れるかは、まさに青年の裁量で次第だった。最初からmaxなら間違いなく彼女は意識を飛ばしてしまうだろう。
ピッとリモコンのボタンが押されて、ノズルからローションが降ってきた。
「はぅっ!」
ノズルの位置をわざわざ調整して、直接クリトリスにローションが落ちるようにする。それを少女は黙って見ているしかない。
欲の為に生け贄にされたクリトリスには、これから生け贄に相応しい責め苦が与えられる。生け贄を捧げた張本人は、その責め苦にただただ喘ぎ苦しみ泣き喚いて、ひたすらに悶絶するしかない。
これは調教や懲罰ではなく執行だ。欲深き愚か者に罪と罰を。
前方後円墳型の枠は未だにそのまま。クリトリスに一切の逃げ場はない。
ぷるぷると震える紅色真珠。てらてらと光るローション。
この責めにおいてローションは非常に重要なものだが、受けて側からすればこれは史上最悪の組み合わせでもある。滑りが良くなり摩擦が減れば、それだけ感じる刺激も強くなるし、泡立ったローションが弾ける瞬間も、決して無視などできない快感になるのだから。
ローションは1分経つ毎に1滴ずつ降ってくる。
青年は少女に砂時計を見せた。さらさらと綺麗な青い砂が揺れる。
「10分計です。砂が全て落ちたら終わり。以前みたいに、砂が落ちてしまう直前で引っくり返すなんて悪戯はしませんから、どうぞ精一杯、頑張ってください……ね」
砂時計がひっくり返されてハンディマッサージャーのスイッチが入れられる。台の上に砂時計を置いて、青年は悠然と顔を上げた。
「あっ!」
刺激に震える少女の顔にはまだ何とか余裕がある。まだまだ振動は弱い。本当に辛いのはこれからだ。
少女は砂時計や水時計のような、不思議な時計が好きだ。平素なら何時間でも見ていたくなる。でも、今は一刻も早くその砂が落ちてしまう事を望んだ。
0485Grand Guignol ◆xaTfygxjYo 2017/11/18(土) 05:53:32.75ID:yM2oGdMu
「ああぁっ!!」
ヴィィィィ。
だんだん刺激が強くなる。まだ、快楽の要素が強い。
先の責めは、まだ身体に余韻を残している。だからいつも以上に弱い刺激で感じてしまう。
「ぁぁぁあぁぁあっ!!いっ、ひぃっ!ひぃっ!ぁぁあぁあ゛」
ゥ゙ィィィィィ。
だいぶ刺激が強くなってきた。
『嫌』と言い掛けて引っ込める。否定的な言葉は使えない。
何も言わずに黙っていればいいのだろうが、そんな事が出来るわけがない。口を押さえようにも手は拘束されている。
『責めを受ける人間が、満足に四肢を動かしていいなんて、そんな道理が何処にあるんですか?』
以前、青年に言われた言葉を思い出す。


あれは確か、
『ゴールデンウィークはずっと審問椅子の上ですね』
洋式便座と分娩台と車椅子とが合体したような装置の前でそう言われて、恐ろしさのあまり『嫌』だと逃げようとした時だ。
リードを強く引かれて首が絞まったのを覚えている。けほけほと噎せた少女を床に倒し、頭を踏んだ。後にも先にもそんな事をされたのはその一度きりだった。
その時は何故か一週間程前から機嫌が悪かった。身に覚えのない事で責められるのは理不尽極まりなかったが、とにかくその一週間は従順に尽くした。八つ当たりで酷い目には合いたくないのは誰しも当然の事。
けれど、その装置に9日間も繋がれると聞けば、誰だって従順になどしていられない。逃げようとして、押し倒されて、頭を踏まれて、無理矢理立たされて装置に繋がれる。
何も気にした素振りなく、
『髪を整えましょうね』
とにっこり笑った彼には、流石に背筋の凍るような薄ら寒さを覚えた。
結局、たっぷり9日間。責めを受けるのは勿論の事、排泄も風呂も睡眠も食事も全てをそこでさせられた。膝を高く上げておまんこもクリトリスも丸出しのまま、キャスターの付いたそれで屋敷中を連れ回された事は絶対に忘れない。
何度か女性の使用人に遭遇した時には恥ずかしさで消えてしまいたくなった程だ。使用人は眉ひとつ動かさず、むしろ自分が恥ずかしがる事の方がおかしいのではないかと、また恥ずかしさに震えた。
中庭にも出され、日の光を浴びせられる。
人生を捨て、捧げる事。その9日間で少女は嫌という程その重みを噛み締める事になったのだった。
0486Grand Guignol ◆xaTfygxjYo 2017/11/18(土) 06:09:13.63ID:yM2oGdMu
ビィィィィ。
「ふぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!」
刺激が強すぎる。頭を振ってこの快感を追い出そうと、出来る限りの悪足掻きをした。
先端に触れているだけでこの刺激。おまんこからは愛液がぽたぽたと滴っている。
「ひぃぅっ!?ぅぁ゙ぁぁぁぁぁ!!!」
突然、下からクリトリスを持ち上げられる。敏感な所に近い箇所へと超振動を叩き込まれて、思わず腰を引こうとした。しかし、最初から腰は限界まで引いてベルトできっちりと留められている。
ただ、抗う術もなく耐えるしかない。
「あっはぁっ!!」
ぽたりとローションが落ちてきた。下から振動と共に持ち上げられているクリトリスに対するその刺激は、氷柱を落とされるに等しいような強烈な刺激だ。
以前、何かで聞いた事がある。『額に水滴を垂らし続ければ人はいつしか狂ってしまう』と。しかし、この状態でのこの責めは、たった一滴でも人を狂わせるような一撃必殺の凶悪さを孕んでいる。
「ひぃっ!ひぃっ!!はぐうっ!!っぁぁぁぁ゙ぁ゙ぁ゙!!」
ビチュアビチュアニチャビチャ。
異音と共に、落ちたローションをハンディマッサージャーで塗り伸ばされる。何故ここまでされなければならないのか。
生け贄を捧げた代償は果てしなく重い。
ビィィィィィィィ。
「くぁぁぁぁっ!!ひぃあっ!はぁぁぁぁぁぁっ!!」
元の位置にハンディマッサージャーが戻り、振動が強くなる。
ガシャガシャガシャガシャ。
耳障りなほどに枷がなり続けている。きっと、かつて行われた魔女裁判でもここまでの責め苦はなかっただろうと、少女は強く思った。
何かを考えなければ意識は容易く散ってしまう。必死で何かを考えて強力な快感から少しでも逃げようとする。
尤も、魔女裁判とこれとではそもそもベクトルが違う。あちらは苦痛でこちらは快楽だ。どちらがより大きいかなど比べようがなく、行われている長さも平均などないのだからやはり比較の仕様がない。
共通するのは、一刻も早く解放されたいという感情くらいのものだ。
とどのつまり、どちらも扁桃帯や海馬への攻撃である事にかわりはない。
強すぎる苦痛はやがて快楽になり、強すぎる快楽はやがて苦痛になる。ならばその苦痛はまた快楽になるのだろうか。
循環し続ける永久機関。メビウスの輪を思い浮かべて、青年は酷薄な笑みを浮かべた。
意識を保って暴れていられるだけの気力と体力があるのだから、まだまだこの責めにも耐えられるだろう。
気絶させてしまう事は容易いが、青年はそうしない。ギリギリを見極めてギリギリで回避する。
また先程と同じようにクリトリスを裏から持ち上げてローションを待つ。元々持っていたこの器具の性能はとっくに越えている。懲罰用のこの器具は耐える為になど出来ていない。
排熱機構がしっかりしている為、10分の使用くらいなら、例え最大出力であっても問題はない。
彼女は気付いていない。前回よりもこの器具のパワーが上がっている事に。
改造したこの器具の限界までは、後もう少し。




次の更新は寝落ちしなければ深夜です。

何故かバトル漫画みたいになってますが…。
もう少しクリトリスとハンディマッサージャーの戦いは続きます。
お待たせしてすみませんが、勝てるか負けるか妄想なぞしてごゆるりとお待ち頂ければ恐悦至極でございます。
0488名無しさん@ピンキー2017/11/18(土) 10:08:41.32ID:ZMSxVhMB
所々に入る作者の訂正や語りで流れが切れるからそこで気分がそがれて
本編に集中できなくなってるっていうのは、ちょっと勿体無いね。
0489名無しさん@ピンキー2017/11/18(土) 17:44:02.91ID:2YD7io2E
GJ
心の底からGJ
こういうネチネチしたのを読みたかった
ただ淡々と虐めてるのは最初ありがちな借金かなんかだと思ってたけど
おい青年、お前少女大好きすぎるだろ!
ここで何の過程もなくいきなりイチャイチャに持っていかずまだ責める気なのがイイ!
ちょっと少女が頭の緩いお花畑になってるのが気になるけど、まぁヤンデレって書いてるし?
今までにあんまなかったジャンルだなと思う
問題ない。とか気にしない。とか言ってるけど問題あるし気にしろよって思うような青年のキャラが好きだ
後、偶然かわざとかどっかで見たような台詞があって、作者さんなりの小ネタなのかなって思った

ごめ、久々の投下が嬉しくて長くなった
とにかく続いてほしいからちょっとでも作者さん励ませるかなって
作者さんも修正はいちいちしないって言ってるんだし、そこはいいんでないの?
説明文や注釈もまぁ、作者さんが楽しんで書いてくれてるならそれが一番
読みたくないとこは飛ばせばいいし
痛い事に関しては注釈付けてくれないと心構えができん

とにかくさ、あんま気にせず、俺達は目の前に投下されるクリでもしゃぶってようぜ!
作者さんも好きにやってほしい
これで貴重な書き手さんがいなくなることの方が俺はイヤだ

お目汚しすまんね!
GJつC
0490Grand Guignol ◆xaTfygxjYo 2017/11/19(日) 08:20:22.77ID:cyof4FSo
水滴が落ちて、それを塗り伸ばされて、時間の経過を知る。
後6回。
後5回。
「くぅぅぅぅぅっ!!」
何とか口を閉じようと少女はぎゅっと目を瞑るが、全くの無意味だった。
先程まで先端を責め続けていたハンディマッサージャーは今、左右の側面を交互に責めていた。
水滴が落ちる度に右、左と場所が変わる。
リーーーーー
「くぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」
今まで感じた事のない振動が少女のクリトリスを襲う。音が、おかしい。
聞いたこともないような駆動音に少女は閉じていた目を見開いた。
はっはと荒い息が漏れる。
「流石に、手が痺れますね」
青年は呑気にそう言って、ハンディマッサージャーを持ち変える。手を開いて閉じて感触を確かめているようだ。
「〜〜〜〜〜〜〜〜っっ!!」
ハンディマッサージャーが動かされてまたクリトリスを持ち上げる。
言葉は不明瞭で、頭は真っ白で。意識を保っている事すら奇跡に等しい。
否定的な言葉を言えば、すぐさま解放される。この責め苦に比べれば静電気発生玩具の罰などそこまで重いものでもないだろう。
罰がそれだけで終わるなどとは一言も言われてはいないが、それでもきっとこの責め苦よりはいくらかマシなものになる。否、なればいい。
言葉を封じられない分、いくらかは楽になる。
「ぁっ、ぁぇ……。くぅぅぅっ!!」
『やめて』と言い掛けて、止める。ぽたりと落ちてきた滴が言わせなかった。
青年はいつもいつもこうやってギリギリの所で玩ぶ。
「――――――っ!!」
罰の内容を名言しなかったり、終わりと思わせておいて実はそうでなかったり。嘘は言っていないので、抗議を続ければ少女が不利になる。
騙される少女が悪いが騙す青年はもっと質が悪い。
「おや、まだ耐えるんですか。偉い偉い」
「っあ!あひっ!!ひぁぁっ!!」
グチャグチャと塗り伸ばして責めてくる。パチパチと弾ける泡が堪らない。
ガチャンガチャンとうるさく枷を鳴らして暴れるが、しっかりと嵌められたそれは何があろうとも少女を解放したりはしなかった。
足や股を固定するベルトは感覚がなくなる程に食い込んでいる。彼女が暴れなければこうはならないのだが、暴れるなと言う方が無理だ。
腰のベルトは、胸を押さえている為に補助的な役割しか果たさず、必要ではあるもののそこまで食い込みは見られない。
胸のベルトは呼吸も苦しい程にぎゅうっと食い込んでいた。肋骨が折れる程に暴れるので、当然息も苦しくなる。尤も、彼女はそんな事もお構い無しに叫び続けているのだが。
腕のベルトは青年が締めただけあって彼女の手首を全く傷付けていない。滑らかな黒革の手錠は初めから隙間なく彼女の腕を締めていて、一切の遊びがない。それでいて血管を圧迫するような愚も犯さない。
そもそもここのベルトは全て彼女のサイズに合わせて穴を開けた物で、正しい使い方をしていれば身体を傷付ける事はなかった。今回は、少し胸のベルトが弱かったらしく擦れてほんの少し赤くなっている。
これは、それだけこの責めが過酷だという事の証明に他ならない。
量販店で簡単に買えるような壊れやすい物を、青年は選ばなかった。追い込まれた人間の力は意外と強い。
何があっても逃げられないという絶望と、どれだけ暴れても壊れたり怪我をする事はないと言ったある種安心感にも似た感情がない交ぜになる。
「これで気を失うと思ったんですが……。粘りますね。話が出来ないとつまらないので、少し弱めましょうか」
「っ、はぁぁっ!!」
ゥ゙ィィィィ。
半分くらいまで出力を落とされる。だいぶ楽になって、少女ははぁはぁと荒い息を吐いた。






------------------------------
昨日はすみません
取り敢えず今後何か書くときは---の下に書くので、読み飛ばしてください
閲覧注意だけは(たぶんもうないけど)上にやります
0491Grand Guignol ◆xaTfygxjYo 2017/11/19(日) 08:36:33.44ID:cyof4FSo
「こんなに赤く色付いて…。ひくひく動いていやらしいですね」
「…っ」
真上からクリトリスを押さえ付け、ぐにぐにと揺さぶられる。
おまんこもクリトリスもひくひくと動いて、その動きすらも快感へと変わっていく。
先程まではほとんど一定の箇所にばかり当てられていたハンディマッサージャーたったが、出力を弱めてからはずっとクリトリスの表面や側面をひっきりなしに撫で擦っていた。
常に新しい箇所に与えられる刺激は堪らない。クリトリスが大きいという弊害はここでも遺憾無く発揮されていた。
「っあ、あふっ!ふぁぁ!」
「随分と気持ち良さそうですね。そんなに好きですか?クリトリス」
「はぅぅっ!」
耐えられない程の暴力的な責めも辛いが、これだって十二分に辛い。
ギリギリ耐えられるという事は心にも余裕が生まれるという事で。こんな風に揶揄されると、今度は羞恥心の方が耐えられなくなる。
そもそも、快感で薄れそうにはなるが、本来は見られ続ける事だって恥ずかしいのだ。余裕が出来た事で快感を上回るようになった羞恥心に少女の顔がかぁっと熱くなる。反論は出来ない。
反論のかわりに少女は首を横に振って青年の言葉を否定した。
「ほぅ、ちょっとは頭が働くようになったんですね」
「あぁっ!ひぁぁっ!!」
ハンディマッサージャーを思い切り揺さぶられる。ただでさえ振動しているものをこんな風にされてはたまらない。ぶしゅっと音がなって、大量の愛液が溢れ落ちた。
否定的な言葉は言っていない。態度については言及されていないのだから、咎められる要素はない。ただし、青年の不興を買う事は避けられないが。
縛られている彼女に成す術はなく、イニシアチブは青年にある。
ゥ゙ィィィィィィ
「はぅあっ!!」
彼女の反抗的な態度に罰を与えるとでも言いたいのか。また振動を強くされる。従順にしていれば、あるいはもう少し楽になったかも知れないものを。挑発した所で得られるものは更なる責め苦だけだ。
「クリトリスでないのなら、おっぱいですか?」
「くぅぅ……」
今度は否定も肯定もしない。クリトリスに当てられている振動は、まだギリギリ快楽を得られる程度のものだった。
少女にとって、このくらいの振動が今は気持ちいい。これ以上弱いのはいいが、これ以上強くなれば、この快楽は苦痛へと変わってしまう。敏感になってはいるが、強い振動にさらされていたお陰で、このくらいの振動ならむしろ快楽へと変換されるようになっていた。
まさに、ギリギリ。瀬戸際の快楽。そのピンポイントをわかった上で、青年は文字通りの揺さぶりをかけてくる。
「これは失礼。クリトリスもおっぱいも、どっちも大好きなんですよね?」
「あっ!あぁ、ああぁ……」
「大好きなクリトリス、ちゃんとビデオに撮ってますからね?」
そう言って青年は指し示す。メインカメラは止めたが、無音録画のサブカメラは止めていない。
「後で一緒に鑑賞しましょうね」「っぁ!?いっ、いっ……。くぅっ!!あぁぁあぁぁっ!!」
きゅうっと内腿に力が入り、やがて弛緩する。『嫌』だと言いそうになって必死で止めようとしていたら、ぎゅっとハンディマッサージャーを押し当てられた。昂っていた身体は呆気なく果ててしまう。
「自分からわざわざ逝くなんて宣言して。本当に好きなんですね?ほら、お待ちかねのローションですよ」
「っぁ!い、今っ!?」
「はい、今です」
にっこりと微笑まれた。逝ったばかりだと言うのに、またクリトリスを持ち上げられる。
「ふぁぁっ!ひっ!あぁぁあぁぁ!!」
ぽたりと落ちたローションはすぐさま伸ばされ新たな快感を生む。久々に意味のある事を口走った。限界は近い。
心に生まれた余裕が却って彼女を追い詰める。
「好きなんですよね?」
「あぁっ、はぁぁっ!!」
首を振って否定する。そんな事をすればどうなるかわかっているはずなのに。黙っていれば否定を口走りそうになって、必死で首を振る。
「淫乱」
「ひぅっ!」
嘲るように言われて少女が顔を歪める。普段の青年は心地よいカウンターテナーで話す。柔らかい声音は聞いているだけで心地がいい。
それを少し低いテノールで、冷ややかな眼差しで、まるで吐き捨てるかのような口調で言われた。突き放すようなそれは、少女の心を酷く揺さぶった。
0492Grand Guignol ◆xaTfygxjYo 2017/11/19(日) 09:04:08.12ID:cyof4FSo
「好きなんでしょう?」
「………っ」
少女は答えない。
「……そろそろ根本の方を可愛がってあげないといけませんね」
「っぁ……」
ふるふると力なく首を振る。
「これ、一番振動を強くしてクリトリスに押し付けたらどうなるんでしょうね?」
「っひ!?」
まるで、間違った使い方で玩具を壊そうとする子供のようだ。あるいは、何でも試して確かめようとする狂ったマッドサイエンティストか。
「ちょっと遊んであげましたが、君の意識を奪う事なんて容易いんですよ。さようなら、よくここまで頑張りました。でも、残念です」
「っ!」
びくっと息を呑む。
これで決着。終わってしまう。
少女は言葉のかわりに必死で首を横へと振り続けた。
もう、何の為に首を振っているのかもわからなかったが、それでもとにかく振り続けた。
「…淫乱は、嫌いじゃないですけどね」
「っえ!?…あ、ま、待って…?」
怯えから尋ねるような言い方になる。少女の制止は否定には当たらなかったようだ。青年が顔を上げてじっと少女を見詰める。勿論、ハンディマッサージャーの動きは止めぬまま。
「っぁ!す、好き……なんで、すか?」
「嫌いではないです」
「っあ、えっと……」
「君は好きですよね?クリトリスもおっぱいも。もっと虐めてほしいんですよね」
「………ぁ、ぅ…。っひぅ!」
話の矛先は彼女の方へ。促すようにハンディマッサージャーが押し付けられる。あまりの快楽に思考が押し流されていく。
「ほら、言いなさい。好きですか?それとも、嫌いですか?」
ビィィィィ。
「ふぁぁぁぁぁぁぁっ!!す、好きです!!」
ヴィィィ。
誘導尋問。答えなければ振動が強まり、答えれば振動が弱まる。
哀れな少女は導かれるままに答えるしかない。





------------------------------
またお昼に
0493Grand Guignol ◆xaTfygxjYo 2017/11/19(日) 11:51:03.08ID:cyof4FSo
「何が好きなんですか?」
「…………っ」
涼しい顔で聞かれて、少女は言葉に詰まる。黙っていれば、時間が過ぎてくれるはず。
そんな甘い期待はどうせ砕かれる。もう残り時間は少ない。
後、1滴か2滴で終わる。終わるか、終わらせられるか。
ここまでの努力が水泡に帰す。その上でまだ罰が控えている。
そうなれば、きっと身体も心も痛むだろう。
「っ、クリトリスとおっぱいですっ!!!」
やけくそのように叫ぶ。部屋中に響き渡るような大声で。
顔が沸騰したように熱くなる。とんでもない後悔と羞恥に苛まれる。ハァハァと、荒い息を吐いて、諸悪の根元を睨み付けた。
「そうですか。ご苦労様でした。もう、休んでいいですよ」
にっこりと笑って青年が指を滑らせる。ダイヤルを下から上へ。
「あぁぁぁぁああぁあっ!!」
もう一度ダイヤルを下から上へ。目一杯押し上げる。それでダイヤルは一回転。maxだ。
「ひぃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」
白い喉から叫びが迸る。目の前が黒、白、赤、青、緑とぐるぐる変わる。世界が回る。ぐるぐる。ぐるぐる。
スッと、一旦青年がハンディマッサージャーを離した。ぽたりとローションが落ちるがもうそれには構わない。つぅっとローションが流れてクリトリスの側面を伝っていった。
「一番好きなのは、ここでしたよね」
「っあ!まっ!待ってください!!」
リィィィィィィィィ。
「待ちません」
酷薄なわざとらしい笑みを浮かべ、青年は一番敏感なクリトリスの裏側根本、少し右側面に回り込んだ辺りへとガタガタとぶれて見える程にまで振動したそれを近付ける。
「―――――――――――――」
ぐいっと、クリトリスそのものがバイブレーションする程に押し付ければ、目を見開いたまま声も出ない。よく聞けば、かろうじて漏れる空気の音だけが聞こえた。
声が高過ぎて声にならないのだろう。ぐにぐにと揉み込むように動かせば、シャアッと小水が溢れ出る。
「おっと」
「〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜」
それが掛からないように身体ごと手を動かせば、当然それは刺激となる。
「本当に大好きなんですね、ここ」
「!!!!!!!!!」
手も足も力が入り過ぎて硬直して、元々白い肌がさらに白くなっている。唇の色も少し悪い。
頭を振り過ぎるので綺麗な栗色の髪がばさばさになってしまっている。
「ドクターストップ……は、必要ないみたいですね」
さらりと最後の砂がオリフィスに呑み込まれていく。青年はスイッチを切るより前に彼女からハンディマッサージャーを離した。
彼女にとって長すぎる10分は漸く終わりを迎える。
0494Grand Guignol ◆xaTfygxjYo 2017/11/19(日) 11:56:27.32ID:cyof4FSo
「お疲れ様でした。少し寝ていていいですよ」
「っぁ……。…つ、続け…」
ドクターストップという言葉に反応したのか、少女が懇願する。
「もうしなくていいんですよ。最後の最後で落ちると思ってたんですけどね。休んだら、ちゃんと大好きなおっぱいを揉んであげますから」
「…………好き…きっと、まだ…」
「…………」
譫言のように何かを言う彼女を置いて青年は器具を片付け始める。胸の拘束具だけ外して、他はまだ外さない。少しだけ足首と股のベルトを弛めてやると楽になったのかすぅっと落ちてしまった。
壁の方から硝子瓶やピンセットなどが乗った盆を持ってくる。
つん、とピンセットの先でクリトリスをつつくが反応はない。
0495Grand Guignol ◆xaTfygxjYo 2017/11/19(日) 11:56:55.95ID:cyof4FSo
精製水をコットンに垂らしてクリトリスやおまんこ周辺のローションを拭き取る。
「っぅあ……」
苦しそうに呻くが目も開けなかった。
次いで、緑色の液体が入った瓶を手に取る。どうせ後程シャワーで流れてしまうが、措置は早い方がいい。中の液体に使ったコットンボールをピンセットで摘まみ出し、クリトリスやおまんこの入り口へと擦り付けていく。
「んぅ……」
この薬は鎮静や鎮痛を目的とした物なので染みる心配はない。酷く痛む例の薬は、いつからか懲罰としてしか使わなくなっていた。
それでも火照った身体に冷たいものはそれなりに効くのだろう。微かだが少女が眉を動かす。
きっちりと塗り込んだら、ピッとスイッチを押して前方後円墳型の枠を下ろしていく。長時間押さえ付けていたそこにも薬を塗り込んだ。
クリトリスの包皮をきっちりと被せてやるが、少し収まりきらない。勃起が収まっていないのかあるいは肥大したのか。青年はそれ以上構わず盆の上から針のない注射器を手に取った。
中はゼリー状の、同じく緑色をした液体で満たされている。先端をおまんこに射し込んで押し子に指を掛けた。
「っはぁ!……ふぇ?」
ゼリーがおまんこ中に満たされていく。流石に驚いたのか少女が目を覚ます。
「治療、終わりましたよ」
注射器を台に戻して、青年はにっこりと笑みを作った。




------------------------------
次は明日の予定です。
まだクリトリス出ます。
0498Grand Guignol ◆xaTfygxjYo 2017/11/21(火) 10:31:15.66ID:Ze38MLgA
「さて、ご褒美です」
青年が後ろから回り込み、包むように乳房を持ち上げる。柔らかい乳房は容易く形を変えた。
「っ、ふぁ………」
谷間に指を入れ、左右の乳房を下から揉みあげる。
「張りがあって柔らかく、なかなかに重みがありますね。弾力も十分…。気持ちいいですか?」
「…はい」
とても素直に少女は頷いた。


今、彼が私のおっぱいを揉んでいる。とても気持ちいい。
中の芯には触れないように、優しく優しく。乳首を触ってほしいけど、それはワガママが過ぎる。
クリップや針、蝋燭なんかの犠牲になる事が多くて、私はおっぱいに対してあまりいい感情を持っていない。
クリトリスやおまんこも滅茶苦茶にされるけど、時々ローターやバイブなんかで直接触ってもらえるから、そういうのは好き。
直接って言っても彼が機械を手に持っていて、身体に触れるのは機械の部分だけなんだけど、自分でやらされたり縛り付けられて固定されてるのとは全然違う。彼の手の動きが直接感じられるから。だから、好き。
無理矢理縛られて、機械で滅茶苦茶にされるのは嫌い。自分で準備して、機械で滅茶苦茶にされるのはもっと嫌い。
さっきみたいなのはちょっと嫌い。刺激が強すぎて苦しいから。
今は、とても幸せ。やっぱり、私は彼が好きなんだ。
狂ってる?うん、きっとね。
自問して自嘲する。
「ふぁっ」
喜んでるんだから、笑っても不自然じゃない。
彼は私を嫌いでも、私は彼が好きなんだ。
好きか嫌いかわからなくなってたけど、今ならはっきりとわかる。私は彼だからこそ全てを捧げられた。
献身的なんて綺麗なものじゃない。もっとドロドロとしていて汚いもの。
自己中心的で相手の事を省みない。悪い私。
きっと、今までの事は天罰で、これからの事も天罰だ。だから、これは本当に束の間の、神様の気紛れ。
「下側は柔らかいだけですが、上側は少しだけ固いんですね。胸筋の影響でしょうか。さて、境目はどこなんでしょう」
「んっ!」
外側の横の方を押されると、ちょっとだけ痛い。中の芯に触れられてるみたいな感じがする。
「痛かったですか?」
こくんと頷く。今なら、正直でいても大丈夫な気がした。
「ここ、強く揉むと痛いですか?それとも気持ちいい?」
「い、痛いです」
「ならやめましょう。痛くてはご褒美にならない」
ぎゅっぎゅっと強く揉まれると痛い。『やめる』という言葉が怖かった。まだまだ、欲しいのに。
あれだけクリトリスを滅茶苦茶にされて手に入れた権利。
ただの振動だけであんなにも苦しいクリトリス。でも、彼の手でされたから、なんとか耐えられた。耐え切れたのは、きっと彼の優しさなんだ。
「はぅっ」
意識すると、そこが疼いた。クリトリスがひくひくとする。
「痛かったですか?」
手を止めず聞かれて首を横に振る。すごく気持ちがいい。
触れてもらえて嬉しい。手を繋ぐ事も出来ないから、私から触れることは出来ないから。だから、こんな事であっても、肌で彼を感じられるのが幸せで幸せで。
0499Grand Guignol ◆xaTfygxjYo 2017/11/21(火) 10:36:59.73ID:Ze38MLgA
ここには色んなものがある。
全てを捧げたはずの私にはどれも過ぎたもので。
花が綺麗。紅茶もケーキも美味しい。アンティーク家具は素敵。普段の生活で一番嬉しいのは、彼が話し掛けてくれること。
けれど、私の中の欲はちっとも治まってくれない。人間として生きてきた毒素のようなものが悪露のようにどす黒く溜まっている。
したい事はいっぱいあった。でも、その願いは一生叶わないのを知っている。
ぬいぐるみを抱きたい、お菓子を作りたい、読書をしたい。あんなに好きだったクラシック音楽も、もうずっと聞いていない。色んなものを失って、私はミニマムな世界を生きている。
「おっぱいは上側の方がいいみたいですね。乳輪はどうでしょう?」
「はぁぁっ…」
幸せ。彼の細い指が乳首の回りを這い回る。優しく爪の先で擦られると、むず痒いようなそんな不思議な感覚になる。

夜、一人で彼を思ってする事もある。
『一人でしたくなったらどうぞ。指でするなら清潔にしてくださいね』
そういって、充電式の電池とローターを三つももらった時は、絶対に使うものかと思った。でも、結局使ってしまっている。
この部屋ではえっちな部分に指で触っちゃいけないけど、部屋では関係ない。
だから、最近は。
きゅっと乳首を摘まんで転がして、救急箱に入っていたサージカルテープでぺったりとローターを張り付けて。そして三つ目のローターでクリトリスを虐める。
彼が触ってくれている事を妄想して、いつもクリトリスのローターだけは振動をmaxにしてしまう。彼なら絶対にそうするだろうから。
私が泣いても逝っても許してくれない。そう思って、3回は逝けるまでどんなに苦しくなってもやめないようにしている。
ここに来て、私はどんどんいやらしくなった。
妄想ばかりをして、満たされなくて。
でも、次からは妄想じゃなくなる。今の事を思い出して自慰が出来る。
薬の効果はよくて、きっと明日には治っているから、明日の責めが軽ければ夜はたっぷり楽しもう。
0500Grand Guignol ◆xaTfygxjYo 2017/11/21(火) 10:42:21.08ID:Ze38MLgA
優しいローターの刺激は気持ちよくて。乳首もクリトリスもぷるぷる震えて。
どうせ人間じゃないなら、どこまでも溺れていいと思う。叶わない願いがあるのなら、せめて叶えられる望みで埋めてしまいたい。
全部捧げると決めたんだから、ワガママばかり考えちゃいけない。
現実からも逃げちゃいけない。
妄想だけに頼って夢の中に逃げて、現実の私を殺したとしてもそこに幸せはない。
真っ直ぐ前を向いて生きていく。
でも、私は弱くて。嫌な事は嫌だと泣いてしまう。彼はそんな弱い私をどんどん引き出してくる。
弱くてもいい。泣いてもいい。嫌がってもいい。暴れてもいい。許しを求めても構わない。
ただし、どんな事をされても逃げちゃいけない。心はいつもここにある。
物理的に逃げられないからって夢に逃げるなんて卑怯な事、私はしない。
「乳輪、段々固くなってますよ」
言われてみれば、よくわからないぽつぽつの突起が出来ている。どうしてこうなるのかはわからないけど、ここを弄っていると、こういう風になる。乳首が寂しい。
でも、寂しいより嬉しいで満たしたい。これが最大の喜びだから。
だから一生懸命味わおう。忘れないように。ずっとずっと忘れないように。
涙が零れる。嬉しくて嬉しくて。そして胸が痛かった。
「乳首も摘まんでみましょうか?」
「えっ?」
自分の耳を疑った。欲しかったもの。くれる?本当に?
これこそ都合のいい夢じゃないの?
「感度チェックですから。全て調べないと」
「ぁ……あ…」
指が。彼の指が。
「ああっ!」
きゅっと摘ままれて、私は絶頂を迎える。ここに来て、今までで一番の幸せ。
心の中で彼に感謝する。
もう、他には何もいらないくらいの大きな幸せ。
これからも辛い事がきっとある。
毎日毎日色んな事をされる。
でも、きっとそれにだって耐えていける。この事が心の拠り所になる。
夢に逃げなきゃこんないい事があるんだって。
「あっ!あぁぁっ!!」
こりこりと擦られて堪らない。
全体を揉まれて乳首を弄られて。気持ちよくて気持ちよくて、私の意識は幸福の闇へと落ちていった。
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています

ニューススポーツなんでも実況