何十度目かの蘇生―

不意に、雄二の手はズタボロになった環の乳房を徐に鷲掴みにする。
元々巨乳の域にあった環のソレは、掴みやすかったから起きた「事故」でもあった。

しかし。

「…あッ……!」

苦痛や激痛とは違う、明らかに快楽寄り、痛みとは違う感触を久しぶりに得た環の身体は、
自身でも上手く説明できない、得たいの知れない未知の興奮を覚えた。

(はッ!…はッ!……あッ!)

力任せに、雄二に自身の豊満な乳房を揉みしだかれ、環は押し寄せる羞恥心を抱きつつも。

(い、痛く……ない?…)

今まで散々な目にあった環は、そんな恥を感じて萎縮するよりも、痛みを感じずに、
思いの外、感じてしまっている自分の中の浅ましい「女」を意識し始めていた―

「どうした?抵抗しないのか?」
「……し、して……ほしい…」

(あ、んな……痛い思いを……繰り返される、くら、いなら…)

既に環は雄二と舌を絡める接吻さえされており、後残すのは、股間の最奥のみ、のところまでその凌辱は進行していた。

揺れる乳房、勃起した乳首。
甲高く、甘い響きの喘ぎ声。

(ッんはああッ!……ゆ、雄二いッ!!…も、もっと!もっと!…早く、動いてっ!
わ、私の…あ!あッ、うあッ!胸とか……もう、滅茶苦茶に…して……いい、から……)