度重なる被虐の果てに、不意に訪れた環の肉体にとっての牝肉の性的な刺激は、
本人の真っ当な理性を砕いてくのに十分な破壊力をもっており、相手が
弟であろうが、ゴムもつけずに秘所を貫かれる事にさえ、抵抗感すら抱かなくなっていた。
「はっ……はあっ…い、いいッ……は、入ってる……ゆ、雄二のッ…おッ、おッ!オッ!チンチンッ!」

騎乗位で、腰を激しく上下させ、綺麗な赤の長い髪を振り乱して、口から唾液をだだ漏らし、
どこか虚な、それでいて確かに相手の男に犯されて、昂る事を選んだ自分の意思を湛えた瞳が
潤みつつ光っていた。

(ゆ…雄二の、って……あ!あンッ!……あいッ!いク!あ、も…もうッ……ダ―)

「ッくうぅ!……さ、さすが姉貴!…こんなやられても…すげぇ、締め付け、だ!なッ…!」

雄二の方も、環が絶頂を迎えるであろうタイミングの頃合いを伺っており。

環の全身の浮き沈みのリズムが、やや鈍ったその瞬間。

「ダッ、ダメえええぇぇええ―ッッ!!?」
「逝ッ、けえええぇえぇ―!!」

突き上げるように上を向いた環の口から大絶叫が放たれ、先の動きの鈍りは
その溜めだった事を見抜いた雄二は、その一瞬を逃さずに、容赦なく自身のぺニスで
自身の姉の、憧れであり、畏怖の対象だったあの「タマ姉」の、濡れに濡れそぼり、
ヒクヒクと脈動するおマンコを貫いた―

(…あたし…コレ、もう雄二の………モノ…なの…かな?……)

「気持ち良かったか?…ああ、そうだな。これからは、オレ様の性玩具として可愛がってやるよ」