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「んもぉ……貴方ったら……♪」
律は四つの巨きな乳房を三人の娘たちと夫に与えて授乳させる。
彼女は普段、自らの複製データを一時的に用いて三人娘の授乳を行っている。
しかし、タスクが押していたり容量などの関係で出来なかったりする時は
横着して乳房をポンと一つ、胸元に生やし、育児をしている。
爆乳を四つも抱えている女体は人間離れしていて奇妙ではあるが
どこか原初の女神の持つはち切れそうな母性をも感じさせてくれる。
この姿を採る時の彼女は全体のバランスを保つために成人した姿になり、頭身を高めに調整していた。

「それが本来の姿なのか……?」
甘い母乳を味わいながら、イトナは律に聞いた。
彼女の外見年齢は女子大生くらい、二十一前後に設定されていた。
三児の母にしては若過ぎるかもしれない。
イトナが童顔好きなので、必要以上に歳を重ねたくないのだ。
包み込むような柔らかなスマイルと元気良く跳ねそうな
長めのポニーテイルがフレッシュで健康的な若妻を演出していた。
それでいて鎖骨の下には両手で抱え切れない猛乳と
孕んだ証の妊婦腹がでんと在るのだから、堪らない。
子供を産むごとに濃く広くなる褐色の乳輪が雄をひたすら挑発してくる。

「はい、賞味期限切れですけど……いかがですか?」
イトナは唸った。長い間美少女アンドロイドと同棲していたからか
二十歳以上の女性には中々食指が動かなくなっていた。
しかし、いやらしい体を見せつけて存分に甘えさせてくれる妊婦を見ると
これはこれで淫心を掻き立てられる。
口内に幸せな味覚をもたらす蜜乳をたっぷりと堪能すると
他の子供たちは乳首をくわえながら目蓋を重そうにしていた。
二人の乳児を揺りかごに寝かせた。長女もアプリを与えると
うつらうつらと船を漕いで、寝てしまった。
これで邪魔する者は何もいない。

「ふふ……久しぶりだから、ドキドキしてきました♪」
律は立っているイトナの腰にしがみついて、夢中で肉根を食む。
「んむっ……はふ……イトナさん……」
律は決して淫乱ではない、むしろ冷静過ぎるくらいだ。
そんな彼女が痴女の如く雄を求めるのは、彼を通じて得た生物的感情に起因する。
愛し愛される事を知ったアンドロイドは、心底から彼に尽くしたくて堪らないのだ。

「んっ……ちゅば……ちゅむ……!」
頬を卑しくすぼめ、口をつんと尖らせ、舌で存分に嬲り抜きながら前後に頭をシェイクする。
イトナはたまらず熱いミルクを漏らす。
彼女は眉尻を下げてその恵みを喉を鳴らして受け取る。
根元から吸い、一滴も残さない。
全部飲んだ後も名残惜しいのか亀頭をペロペロと弄ぶ。
「今度は……こっち♪」
休む間もなく律は横になったイトナの上に跨がり、まだ硬いそれを迎え入れる。
直結すると安心するのは、人間もアンドロイドも変わらない。
「ああん……♪」
イトナは律の宝乳を下方から揉みしだく。
乳腺より昇る温かな母乳がシャワーとなって、彼の顔や胸板に悲惨した。
セピア色の乳暈にじんわりと滲む白色の酒は男を酔わせる。
男を赤ん坊に還らせる。それでいながら欲情も無邪気に煽る。
「あんっ……ああん……っ!」
律はイトナの上で妊婦と思えないほど
アグレッシブに腰を振り続けている。
現実と違いお腹の子供を流産する事がないからだろう。
身重の体でいる事を悦びながら、彼女は心から彼とのセックスを楽しんでいた。
この華奢な肢体に少女と母親が矛盾する事なく共存している。