【職人】MC・催眠系総合スレ その17【求む】 [無断転載禁止]©bbspink.com
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催眠術、MC、洗脳、書き換え、発情、操り、暗示、改変
といった、人の心を操作するシチュエーションに萌えるスレです。
情報交換等の雑談や、SSの投下は一次・二次を問わず大歓迎です。
■スレの容量OVERか>>950を踏んだ方が次のスレを立てて下さい。
■前スレ
【職人】MC・催眠系総合スレ その16【求む】 [転載禁止]bbspink.com
ttp://nasu.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1417697510/ >>204
thx
タイトル:学園祭の罠
1.主人公の設定など
・便宜上「主人公」としているが、ストーリーの中心人物というわけでもない。あくまで「催眠術をかける人」という小道具的な役回り。
・催眠術が使える男子学生。本人もそれを隠しているわけではない。また、人並みにはエロいが、「手当たり次第に催眠術で女子を犯してやる」的な欲求はない。
1−1.主人公が使う催眠術についての設定
・超能力や魔法ではなく、比較的リアルに近いファンタジー催眠術。催眠術をかけるのには言葉などによる誘導が必要だが、一度催眠状態に落とせばキーワードを設定することで次回から簡単に催眠状態に落とせるようになる。
・催眠術といっても、何の脈絡もない命令を順守させたり、突拍子もない常識を信じさせたりする訳ではなく、
思考の方向を巧みに誘導したり強めたり、逆に注意力を逸らして普段なら気付くことに気付きにくくさせたり、ちょっとした理由付けがあれば無意識に暗示通りの行動を起こさせるといった程度のもの。
・相手が嫌がるようなことは暗示に対して抵抗が生じるため、かかりにくい。ただし、「罪悪感や感謝の念といった負い目がある」「相手の意思を声に出して確認する」等、従うべき理由を作ればそれにかこつけて暗示を通しやすくなる。
2.ストーリーの流れ
2−1.導入パート
・学園祭で、主人公のクラスの出し物を決めるにあたって、男子たちは主人公による「催眠ショー」を提案。催眠術に懐疑的な女子たちは「喫茶店」を希望して意見が対立する。
・結局、全員が合意できるような折り合いはつかず、「主人公がクラスの女子全員に催眠術をかけられたら催眠ショーを出し物にする」という条件で、勝負をすることになった。
・結果、女子全員が催眠術にかかってしまい、「自分や相手の名前を間違える」、「何もない場所で転ぶ」といった定番の暗示で弄ばれる。勝負は男子たちの勝ち。
・しかし催眠術にかかっている姿を学園祭で晒されたくない女子たちは「地味な催眠術なんかよりも喫茶店の方が可愛いから来客も喜ぶ」と約束を反故にし、強硬に喫茶店の申請を通してしまう。
・催眠ショーを楽しみにしていた男子たちは女子の横暴に腹を立て、催眠術で女子たちに「お仕置き」をしてほしいと主人公に頼む。
・ただし、申請を通してしまった以上、今から出し物の変更は難しく、また女子に催眠術をかけたところで強引に「喫茶店がしたい」という思考を「催眠ショーがしたい」に捻じ曲げるのは無理なので、出し物を変更しないままお仕置きできるような一計を案じる。
・話し合いと称して女子を集めて、「喫茶店の方が来客が喜ぶ」「男子の提案は却下する」という意思を確認し、前回かけた時に埋め込んでおいたキーワードによって女子全員を催眠状態に落とす。
一度催眠術にかかっている上に主人公に対する約束を破った負い目もあり、全員あっさりとかかる。 2−2.催眠暗示パート
女子たちに与える大きな暗示は以下の通り。これで女子の行動指針や、細かい暗示を与えやすくするための土台を作る。
大暗示1:男子との約束を反故にしてまで実施する出し物であることから、企画や運営は全て女子たちが行う。男子は一切関与させない。そして、何が起ころうとも全ては女子たちの自己責任。
大暗示2:出し物に関して男子たちから何か提案を受けた場合、何か良からぬことを企んでいる可能性があるため、一見してまともな提案であろうと適当な理由を付けて却下したくてたまらなくなる。
大暗示3:可愛くて来客が喜ぶ、という理由はこの喫茶店を開く大儀なので、何をおいても優先すべきである。
大暗示3(補足):お色気は、可愛くて来客が喜ぶ要素の最たるものである。また、恥じらいの反応も同様であるため、羞恥心は普段と同等以上に感じること。
・以下はより具体的な暗示。ただし、本人が抵抗を感じる内容の暗示はかかりにくくなるため、この時点では全員が完全にかかるわけではない。
中暗示1:フリフリのミニスカートの、薄手の衣装で接客する。(なるべく心理的抵抗が生じないよう、あからさまに痴女めいた下着丸見えのものではなく、あくまで「可愛い」範囲内で)
小暗示1−1:来客が見てがっかりするような、パンチラ・透けブラ防止のためのスパッツやキャミソール等は着用しない。
小暗示1−2:下着が見えると来客は喜ぶが、自分から意図的に見せるのは恥ずかしいし、偶然見えてしまう方が見た人も喜ぶため、「無意識のうちに」下着が見えてしまうような行動を取ってしまう。
中暗示2:更衣室まで移動するのは手間がかかるため、衣装に着替えるスペースは教室の一部をカーテン付きのパーテーションで区切って、更衣スペースとする。
小暗示2−1:来客を喜ばせるため、「無意識に」カーテンの発注をミスして、太ももから肩までしか隠れないサイズの、また遮光ではなくうっすらとシルエットが透けて見えてしまうものを買ってしまう。
小暗示2−2:発注ミスに気付いても、予算が勿体ないことや、ギリギリ目隠しとしての役割を果たしていること等を理由にして再発注はしない。
中暗示3:上記の他にも、男性客の目を喜ばせるための計画を深層心理下で立て、もっともらしい理由を付けて実行に移す。
(ただし「裸を見られるのは嫌」という気持ちが抵抗力として働くため、「来客を喜ばせる」暗示とのせめぎあいが発生し、通常の場合、見せるのはせいぜい下着程度にとどまる)
2−3.学園祭準備
・女子たちの催眠状態で与えられた暗示の記憶を封印し、覚醒させる。
・男子たちは喫茶店を開催することを(表面上は)しぶしぶ了承し、企画や準備の協力を申し出るが、女子たちは「男子は信用できないから一切口出しも手伝いもさせない」と断る。
・文化祭に向けてホームルームの時間に打ち合わせを進める中で、まるで女子が自分の意思で考えたかのように
「かわいいミニスカートのコスチュームがいい」「更衣スペースは教室の一部をカーテンで区切って利用しよう」と案が次々と飛び出し、男子たちは内心大興奮。
なお、男子からちらほらと「スカートが短すぎないか」「下着が見えないように対策が必要じゃないか」との意見が上がるが、女子たちは提案されるほど反発したくなり、
「短い方が可愛い」「対策はダサい、見えないように気を付ければ済むだけの話」「仮に見えても自分たちの自己責任なので男子は口を出すな」と口々に却下する。男子更に興奮。
なお、女子自身の口からこういった発言をさせることで、「パンチラ対策をしない」など本来ならば抵抗が生じるような内容な暗示に対しても従うべき大義名分が与えられる。
・また、他にも女子が自分で考えた案として「暑くなるからサーキュレーターを設置しよう」「おしゃれだから鏡をいくつか設置しよう」等が発案され、満場一致で承認。
・コスチュームやカーテンの発注。届いたカーテンの丈が足りない上に透けていることが発覚する。
男子たちは親切を装い「これでは着替えているところが見える」「再発注した方が良い」と発言するが、
当然女子はむきになり「下着は隠れるから問題ない」「心配するほど透けてはいない」「サイズが大きいカーテンや遮光カーテンは高い」と猛反発。
内心では女子も恥ずかしくて仕方がないが、「男子のアドバイスに従いたくない」という衝動に抗えずに自ら泥沼に足を踏み入れていく。 最初にしておくべき注意書きを忘れました。申し訳ありません。
注1.書き手の文章力や執筆スピードの事情から、プロット形式の投下となります。
注2.書き手の性的嗜好全開のため、「露出」「羞恥」の方向性に著しく偏っております。
2−4.リハーサル
・男子たちを来客と想定してリハーサルの実施。ただし、男子はあくまで接客のための練習台という位置づけであり、意見出し等の権利は与えられていない。
・当然だが、主人公のかけた暗示のためにリハーサルでは女子の痴態が連発。以下は一例。
注文票やトレイにスカートを巻き込んでしまってたくし上げパンチラ
足を滑らせて転んでパンモロ
注文を取るときに、ブラウスのボタンが外れた状態で男子に胸を覗きこませるようなポーズを取ってしまいブラチラ
水を運んでいるときに手が滑り、自分の胸に水をかぶって透けブラ
・また、サーキュレーターが上を向けて床に設置されているために、女子がその上を通ってしまいマリリン・モンローのようにパンツが丸見えになる事故も頻発。
・鏡も、女子のスカートの中や、カーテンの向こうが反射して見えるような位置に設置されている。男子に見られていることに気付いても、配置した女子の自己責任だという暗示のせいで男子を叱れない。
・リハーサル終了時、制服に着替える最中にパーテーションをうっかり倒してしまい、女子全員の下着姿が丸見えになってしまう男子大喜びのハプニングも発生。
・リハーサル後、男子たちは再び親切を装い「やはり下着が見える、せめて見えてもあまり問題ない地味な下着にすべきだ」「サーキュレーターや鏡は撤去すべき」と進言する。
女子たちは、内心泣きそうになりながらも暗示に抗えず「本番では見えないように気を付ける」「見えても問題のない下着は油断に繋がるため、むしろ派手な下着の方がいい」「リハーサルではたまたま配置が悪かっただけ、本番ではむしろ増やす」と苦しい言い訳をする。
2−5.学園祭当日(前半)
・リハーサルで宣言してしまった通り、全員が男子への反抗心から濃い色や際どいデザインの下着を身に着けて登校。
学校へ向かう一歩一歩が処刑台への階段のような気分だが、それでも「学園祭に参加しないのは男子に負けた気がする」など自分に言い訳をして結局女子全員参加。
・もちろん、サーキュレーターや鏡も、「この方が空気が循環する気がする」「鏡もこの配置がおしゃれ」と、理由にもなっていない理由で、リハーサル以上に下着が見えやすい配置にしてしまう。
・そして本番開始。校外からの人間も含め、様々な来客が入場する。ちなみに男子たちは喫茶店の運営に関わらない約束のため、来客として喫茶店にやってくる。
・女子本人たちは下着が見えないように気を付けようとは思っているが、暗示の力に逆らえず、派手でセクシーな下着をリハーサル以上に披露しまくる。
・リハーサルと違って長丁場で、女子たちはローテーションで接客するため、必然的に何度も着替える必要が生じる。
その度に、「下着をうっかりカーテンの外に投げ捨ててしまう」「下着姿で転んでカーテンの下の隙間から丸見えになる」といったハプニングで来客大喜び。
・また、ローテーションで休憩中の女子たちにも「無意識に来客の目を喜ばせる」という暗示は有効。例えば、喫茶店への入場待ち行列の近くに座り込み、パンツが見えるように足を広げながらおしゃべりに興じてしまったりする。 ごめんなさい、あと1レスなのにアクセス規制かかりました…
スマホでは投下できん… 生徒会あたりから注意が来て途中で営業中止になりそう
客からの学校へのクレームは間違いなく入る コピペ規制対策のために分割投下します。
いけるかな
2−6.学園祭当日(後半)??
・文化祭の時間も終了に近づき、肉体的疲労に加えて度重なるハプニングによる精神的疲労も溜まってくると、それに従って女子の「ミス」も熾烈化し、正気ならば絶対にしないようなミスを連発していく。以下は一例。??
コースターと間違えて、替えの下着をテーブルの上に並べてしまう。??
更衣スペースが校庭や廊下から覗かれないように窓のカーテンを閉め切るはずが、空気の入れ替えがしたくなって開放してしまう。外から着替えている姿が丸見えになってしまっていてもしばらくの間気づかない。??
慌てて着替えることによる衣装の着忘れ。スカートやブラウスの着用忘れならまだいい方で、中には下着を穿き忘れ、その状態でサーキュレータの上に立ったり胸を覗きこませたりする女子も。他に、更衣スペースと間違えて喫茶スペースの真ん中で着替える等。??
・ようやくラストオーダーの時間を迎え、地獄の時間が終了することに安堵する女子たち。この緊張緩和によって、暗示に対する抵抗が一気に弱まってしまう。??
最後のオーダーを取り終えると暫くの間は仕事がない(会計は食券制)ので、客を席に残したまま全員更衣スペースに引っ込む。??
更衣スペースに戻って安心した女子たちは言い知れない開放感に包まれて、「下着まで汗ぐっしょりだね」「もう衣装着る必要もないし、全部脱いじゃおうか」と来客に聞こえる声で話しながら、下着も含めて全て脱いでいく。??
全員が下着まで脱ぎ終えると、リフレッシュするために、みんなでパーテーションの方を向いたまま、目をつぶって大きく伸びをする。女子たちのうち一人がうっかりパーテーションを倒してしまうが、全員目をつぶっているため誰一人として気づかない。??
1分ほどして目を開けると、ようやくパーテーションが倒れていることと、自分たちが産まれたままの姿を上から下まで来客全員に見せつけていたことに気付く。??
女子全員の悲鳴とともに、学園祭は終了時間を迎える。?? 2−7.エピローグ??
・これだけの騒動を起こしたため当然の結果だが、「喫茶店の出し物をしたクラスで、女子が風俗まがいの痴態を見せつけていた」という評判はあっという間に学校中に広がる。??
・聞き取りの結果、女子たちは「意図して見せたわけではなかったが、対策するようにクラスの男子から再三注意は受けていた」「男子の意見に反発して対策を怠った。すべて女子の自己責任」と口をそろえて証言する。??
・あわや集団停学あるいは退学か……と女子たちが途方に暮れていたところに、主人公が現れて「自分の催眠術で処罰をとりやめさせる」と申し出る。(出し物に関する提案ではないため女子も反発しない)??
・主人公は教師たちやPTA役員に催眠術をかけ、「意図して見せたのならば問題だが今回の件は事故。本人が気を付けさえすれば処罰は不要」「集団停学などの事態になれば今回の騒動が全国で有名になり、学校にとっても不名誉」??
などと思考を誘導し、最終的に女子たちへの処分は口頭注意のみにとどまる。??
・処罰を免れたことを感謝する女子たちに対して、主人公は再びキーワードで女子全員を催眠状態に落とす。与える暗示は以下の通り。??
暗示1.大勢の前に恥ずかしい姿を晒した上に、危うく退学になりかけたのも、元をたどれば自分たち女子が催眠ショーの開催に反対して喫茶店を押し通してしまったことが原因。??
また、今回これだけの騒動になりながらも処罰を受けずに済んだのは、催眠術のおかげ。??
今後は催眠術に対する否定的な考え方は捨て、むしろ来年の学園祭では積極的に催眠ショーの開催を提案する。??
暗示2.男子たちがせっかく恥ずかしい目に遭わないようにアドバイスをくれたのに自分たちはそれを却下してとんでもないことになってしまった。??
女子は男子に対して「お礼」と「お詫び」をしないといけないが、あれだけ反目しあった男子に対して直接的に感謝や謝罪を言い出すのは恥ずかしい。??
だから、その代わりに男子に「目の保養」をすることで喜んでもらおう。意識の上では普段通りにふるまいつつも、これからは深層心理下で常に男子の目を喜ばせる行動を考え、実行する。??
・以降の学園生活は、男子にとって天国とも言える日常となった。??
女子たちが突然隙だらけになり、スカートの裾を挟み込んでのパンチラやブラウスのボタンの掛け忘れが頻発するだけにとどまらず、??
突然女子同士のスカートめくりが大流行したり、おふざけで撮ったと思われるお色気写メがうっかりクラスのメーリングリストに流れたりする日々を送りながら、??
来年の学園祭で「女子たちの強い要望」によって開催される催眠ショーを心待ちにするのだった……。??
END
>>209
とてもいい指摘です。実際クレームが入っています。
なぜ当日のうちに営業停止にならなかったのか、
またツイッターなどで全国中に広まってしまうのではないかという突っ込みは…
都合のいいフィクション補正ということでどうにか勘弁してください 完成を楽しみにしてます
直接的な描写のない導入部分だけでも興奮できるから、少しずつでもいいので是非 外の熱気が流れ込まないように、僕はすぐさま玄関の扉を閉めた。
貸してもらっている合鍵をポケットに入れ、額から流れ落ちる汗をシャツの袖で拭う。
玄関には靴が二足あった。
ひとつは親友の将大ので、左のは天地がひっくり返り、右のなんて靴箱の方へと放られていた。
もうひとつは女性物の革靴で、こちらはきちんと並べられている。そういえば、美代さんもそろそろ夏休みに入るって言ってたな。
「……ショウタのやつ、また怒られるぞ」
美代さんは美人で優しいのだけど、弟である将大に対してだけは人が変わったように厳しい。共働きで親があまり家に居ないぶん、代わりに躾けているのだと前に言っていた。
親友が怒られる姿を見るのも嫌なので、自分の靴を脱ぐのと一緒に、将大の靴も綺麗に並べておく。まあ、こんなことをしたって、将大が怒られる原因は他にもいっぱいあるのだけど。
玄関に上がると早速、床の上に洋服が脱ぎ散らかされていた。いくら暑いからって、こんなところで脱がないでも。
将大の部屋に向かいながら、点々と落ちている服を拾っていく。ふと、違和感を感じた。
「……あれ?」
将大って、こんな白いワイシャツ持ってたっけ。
ボタンが付いてる服が嫌いな将大が、こんなのを着るとは思えない。そして注目し始めると、サイズもおかしい気がしてくる。
階段の途中に、また落ちていた。それを拾い上げて、ようやく気付く。
「これって、美代さんの……」
このチェックのスカートには見覚えがある。美代さんが通う学校の制服だ。
本当の持ち主が分かった途端、僕の両手いっぱいに抱えられている衣服から、ほのかに甘い匂いが香ってくるように感じられた。
二階の廊下。手前が将大の部屋で、奥が美代さんの部屋。将大の部屋の前で立ち止まって、どうしたものかと思い悩む。
「おい、まだかよー!」
とつぜん、声と同時にドアが勢いよく開け放たれた。思わずのけぞってしまい、その場にコケてしりもちをつく。鈍い痛みに襲われた。
「ったた……」
「なんだ、そこまで来てたのか。ほら、はやくデュエルしようぜ」
悪びれる風もなく、将大は早く部屋に入るようにと急かしてくる。でも、僕は立つことができなかった。
お尻がじんじんと痛んで、直前までなにを悩んでいたのかも忘れてしまっていた。痛みに歪んだ僕の表情を見ているうちに、将大の顔にも焦りの色が出てくる。
「ご、ごめんって。ちょっと転んだだけだろ?」
「将大、なにしてるの?」 奥の部屋のドアが開く。美代さんの声だ。
大丈夫だよ、ちょっと痛むだけ。そう答えて、ふたりに心配を掛けないために、声のする方へと目線を上げる。そこには、下着姿の美代さんがいた。
「……え?」
あまりにも堂々としているので、そういう部屋着なのかと疑いたくなる。でも、ピンク色でフリルがあしらわれたそれは、どう見ても下着でしかなかった。
痛みのことなんか忘れて唖然としている僕の傍に、ゆっくりと美代さんが歩み寄ってくる。
「大丈夫? 腫れたりしてない?」
僕がドアに頭をぶつけたと勘違いしたのだろう。美代さんの細い指が、僕の額を優しく撫で始めた。
それと同時に、美代さんの胸が僕の視界のほとんどを埋め尽くす。肌に薄っすらと浮かぶ汗。普段なら服が見えるはずの場所では、大きなおっぱいが揺れている。
「なんで、なんでそんな恰好なの。下着姿で、いつもショウタのことそれで叱ってるのに……」
目の前の光景に圧倒されながらも、なんとか疑問を口にすることができた。将大の家には毎日のように遊びに来るけど、こんな美代さん見たことない。
頭をぶつけたのは、美代さんの方なんじゃないか。僕の言葉に思い当たる節がなにもなかったのか、美代さんは首を傾げて心配そうな目で僕を見つめる。
「洋介くん、ほんとに平気なの? 『帰ってすぐ服を脱いで、そのまま家を歩き回るのは普通のこと』でしょう?」
なんだそれ。今までと言ってることがまるで違う。
説明を求めて、そして美代さんの恰好を直視していられなくなって、将大の方に目を移す。僕の視線に気付いた将大は、楽しげな笑みを浮かべて語り始めた。
「昨日さ、ねえちゃんに催眠術かけたんだよ。こないだテレビでやってたろ? あの、タコイカの名取が鳩になってどっか飛んでくヤツ。あ、そういやアレ見た? 名取の新ネタでさあ」
話が脱線していく。確かにアレは面白かったけど、それよりも、
「催眠術って、どういうこと?」
「え、ああ、それね」
「将大ってば、まだそんなこと言ってるの? 付き合ってあげたけど、失敗してたじゃない」
美代さんの言葉を聞いて、将大はおなかを抱えて笑い始めた。その失礼な態度を美代さんが咎めるものの、あの恰好ではいつもの凄みがない。
なんだかよくわからないけど、将大が美代さんに催眠術をかけたらしい。そして、その成否は見ての通り。
「笑ってないで話をちゃんと聞きなさい! もう、さっきから何がそんなにおかしいの」
美代さんが自分の恰好と将大の恰好を見比べ始める。どこも違わないけど、どっちもおかしい。
どうやら今の美代さんは、催眠術にかかっていたときの将大の言葉を真に受けて行動しているようだった。きっと、自分の行いを正当化しようとしたのだろう。
「……ああ、そういうこと。人が間違えてたからって、そんなにおかしい?」
ようやく自分の異常さに気づいたのか、美代さんが将大をじっとり睨み付ける。僕は慌てて、床に散乱した制服をかき集め、美代さんの方へと差し出した。
「ほら、こうすれば普通よね?」 背中に回された手が何かを弾くと、胸を覆っていたブラジャーがするりと床に落ちた。柔らかなおっぱいの全貌と、その先端の乳首があらわになる。
確かに将大はブラジャーを付けていない。でも、それは男だからだ。そんなことも分からなくなってるなんて。
クラスの女子のとは明らかに違う、美代さんのおっぱい。解放感があるのか、心なしか美代さんの顔が緩んでいる。それでも恥ずかしがる様子は微塵もない。
「くはっ、はははっ! そ、そうそう、それで普通だよ。ねえちゃん」
「……今は友達が来てるからこのくらいにしておくけど。洋介くんが帰ったら、また説教だから」
「えっ!? なあ、ヨースケ、今日泊まってかない?」
無意識のうちに、僕は頷いていた。将大がガッツポーズを取って自分の部屋に逃げていく。
美代さんがため息を漏らすと、その身体の動きに合わせて自由になったおっぱいが弾む。
「ほんとに、いいの? うちは大丈夫だけど、洋介くんのおうちの人は……」
「だ、だいじょうぶ! 大丈夫だから!」
自分がなにを喋っているか、自分でも分からない。とにかく必死になって、泊まっても問題ないということを伝える。
これまでにも何度かお世話になったことがあったから、すぐに美代さんは納得してくれた。部屋に戻っていく美代さんを見送って、僕は立ち上がる。
もうお尻なんて痛くない。将大はデッキをシャッフルしながら僕のことを待っていた。悪いけど、そんなことしてる場合じゃないんだ。
「僕に、催眠術を教えて!」 終わりです
性の目覚めが訪れていない子供たちにオモチャ扱いされる話を書くはずが、違った方向に進んでしまいました
こういったところに書き込む際には、改行を有効に使った方が見やすそうですね、次からは気を付けます
苦手な方がいるようでしたら、投下時にコテをつけてNGできるようにしますので言ってください ぬああああーーーっ!
その先! その先も見せてくれーっ!
ここで終わりとか生殺しだぁーっ!
何はともあれGJ 隣にある部屋の扉と見た目は同じなのに、とんでもなく緊張してしまう。
ノックをすると「どうぞ」と優しい声が返ってきた。ドアノブを握る手のひらに汗がにじむ。
「どうしたの?」
勉強机に向かっていた美代さんが、椅子を引いてこちらに振り向いた。
薄手のシャツを身に着けている。部屋着に着替えたということは、暗示が解けているのだろうか。
けど、それだったらもっと取り乱している気がする。都合のいい考え方だけど、しぜんと戻ったのかな。
「えっと――」
そこで僕は言葉に詰まってしまった。
催眠術のやり方は教わったけど、そこに至るまでの部分はまったく考えていなかった。
今からなんて言うか決めようとしても、沈黙が続いて不審がられるだけだ。だったら単刀直入に、
「――僕も、催眠術を覚えたんだ。だから、試してもいい?」
そう頼んでみる。
僕の言葉を聞いた美代さんは、困ったような表情でちいさくため息を漏らした。
「将大ってば、洋介くんにまで……」
「じゃあ、まずはベッドに寝て、それから僕の言葉をしっかり聞いてね」
返事を聞かずに話を強引に進めてしまう。元から美代さんには流されがちなところがある。
そういう性格も、催眠術のかかりやすさに影響してるのかもしれない。
立ち上がった美代さんは、ベッドの淵に腰かけ、そのまま横になった。
「終わったら起こしてね。将大のときはぐっすり寝ちゃって……。眠りを催すって意味では、成功なのかもしれないけど」
「うん、わかった」
将大から教わった催眠術のメモを足元に置き、あらためて手順を確認する。
いざ始めようとすると、横たわっている美代さんと目が合う。
「私、催眠術なんてかからないから。失敗しても落ち込まないでね?」
どのくらい時間が経っただろうか。
手のひらの汗は乾ききり、緊張が続いたせいで喉もカラカラに渇いている。
美代さんはベッドに横になったまま、じっと天井の方向を見つめていた。
焦点は天井ではなく、なにもない空間に合わさっていて、瞳からは輝きが失われている。
規則正しく深呼吸をするたびに胸が上下するので、意識がそちらに向いてしまいそうだった。
「……どうしよう」
おそらく成功したのだと思う。
けれども、誤算があった。
催眠状態に入ってからも、僕が口にする暗示を美代さんが受け入れることはなかった。
僕がなにを言っても、首を横に振ることもせず、ただ黙っているだけ。
そういえば、さっき将大が言ってたっけ。鳩になれとか猿の真似しろとか、そういうのはダメだったって。 将大は催眠術をかけたとき、まず最初に『弟がなにをしても怒らないで受け入れるように』と暗示を施したらしい。
でも、それだと漠然としすぎていて、あまり効果がなさそうだったとも教えてくれた。
そのあと将大は、自分の普段の行いをひとつひとつ、思いつく限りのことを美代さんに受け入れさせていった。
そうして、美代さんは弟の行動を受け入れ、自分の行動として反映させるようになったのだ。
だから、将大がやるようなことじゃないと、新しい暗示として受け入れてくれなくなっているのかもしれない。
親友とのやり取りを思い出してみるけど、いつもバカをしてばかりで、真似させてみたい行動は浮かばない。
美代さんが鼻をほじってるところとか、おならをして匂いを嗅いでるところとかは、あまり見たくなかった。
どうやら僕がしたいことは、将大みたいに美代さんを指さして笑うことではないみたいだ。
「美代さん、『ショウタみたいにシャツを脱いでみて』」
起こしてみたら失敗していたのでは困るので、とりあえずこの状態のまま、前置きを付け加えた簡単な指示をしてみる。
すると、今まで無反応だったのが嘘のように、美代さんは手をついて身体を起こした。
ベッドの脇で立ち上がっても、やはりその両目は虚ろなままだ。倒れないかと心配になる。
身長の差があるのと、僕が膝立ちなので、美代さんを下から見上げるような位置関係。
とりあえず、これが確認できたら起こしてあげようかな。
自分がどうしたいのか。ちゃんと考えた方がよさそうだ。
そんなことを考えながら観察していると、美代さんの両手がシャツの裾を掴んだ。
そしてそのまま、
「んっ」
一気に腕を上げ、シャツを乱暴に脱ごうとする。
胸のところで引っかかり、おっぱいが身体に押し付けられて形が歪む。
よく見ると、ブラジャーをつけていない。催眠術の影響なのか、それとも普段からこうなのか。
ぐいぐいと腕を掲げて身体をよじらせていると、ようやくシャツが胸から抜け、勢いよくおっぱいが出てきた。
今度は顎のところで引っかかったのだろう。顔をシャツで覆ってもがいている。
その様子は、たしかに将大の脱ぎ方にそっくりだった。脱いでから首を振るところまで再現している。
長い黒髪がふわりと広がり、裏返しで丸まったシャツがベッドの上に放り投げられた。
「……」
スイッチがオフになったロボットみたく、ぴたりと美代さんの動きが止まる。
一緒になって、僕の動きも止まってしまっていた。おっぱいが激しく揺れ動く様子が目に焼き付いている。
次は、起こすんだっけ。違う。次は、そうだ。
「ねえ、もっかい服を着て、また『ショウタみたく――』」
暗示のために親友の名前を口にしたことで、心の中を塗りつぶしていた感情が薄らいでいくのを感じた。
なにやってるんだ、僕は。将大のお姉さんで、美代さんで、オモチャみたいに遊ぼうとするなんて。 葛藤する僕なんか眼中にない様子で、シャツを拾い上げた美代さんが着替え始めた。
将大みたいにもう一度服を着て、という指示で伝わったのかもしれない。
さっきは分からなかったけど、こうやって意識して見ると、シャツの胸のところには微かにふたつの突起が浮かんでいる。
「……『ショウタが親友の僕とすることを、美代さんが同じようにするのは当然のこと』」
これだと大雑把すぎて、ちゃんとした暗示にはならないだろう。
それに、僕たちのやり取りを美代さんがすべて把握してるわけではないから、あまり意味がないかもしれない。
でも、この曖昧さがちょうどいい。
今の美代さんはなんでもしてくれるけど、それは本当は嫌なことも含まれてるはずだ。
この暗示なら、美代さんがそこまで嫌だと思ってないことを実行してくれると思う。
最後に、この状態に戻すためのキーワードを埋め込んだ。
僕たちの催眠術のせいで美代さんになにかトラブルが起きたときに、すぐに解除できるようにしておかないといけない。
これも将大の素行を絡めないとダメで、怒られたらすぐ態度を変えるみたいに、なんて言葉を選ぶ必要があった。
◇
「……んぅ、もう終わったの?」
眼を擦りながら起き上がり、壁の掛時計を見る。
体感では数分くらいの出来事だったけど、けっこう寝てしまっていたらしい。
将大もだけど、寝ちゃったなら諦めてすぐに起こしてくれればいいのに。
「うん、試させてくれてどうもありがとう」
感謝の言葉を口にされると、私が悪いというわけではないのだけど、申し訳ない気持ちでいっぱいになってしまう。
催眠術なんて、できるわけないのに。それも、年端もいかない子供になんて、不可能に決まってる。
まあ、自分に特別な能力があると思い込んじゃうのは可愛らしいけど。
仮に本物の催眠があったとしても、それに掛かるのは弟のような馬鹿だけだろう。
掛かったら将大レベルということになってしまう。
「えっと、僕、もうショウタの部屋に戻るね。そろそろデッキも組み終わってると思うし」
「あ、ちょっと待って」
立ち上がった洋介くんを見て、思わず呼び止めてしまう。あれ、どうして声を掛けたんだろう。
ああ、そっか。冷房の効いた部屋で寝てたから、身体が冷えちゃって、
「一緒にトイレ行こう?」
普通の流れで誘ったはずなのに、洋介くんは明らかに狼狽えていた。
あれ、『親友とトイレに一緒に行くなんて当然のこと』のはずなのに。私、おかしいこと言ってないよね。
「ほら、行こ」「えっ? 一緒にって、どういう……」
手を取って、廊下まで引っ張っていく。
部屋から出ると、少し室温が上がったように感じる。それでも、外と比べればずっと涼しい。
うちの家のトイレは広い方だけど、ふたりで入るとさすがに手狭になってしまう。
でも、一緒に来たのに廊下で待ってもらうなんて、おかしなことはできない。
いつもの学校のときと違って、いや洋介くんが親友なのは違わないけど、彼は男の子だから。
一緒にするなら、こうかな。
「美代さん!? なに、してるの……?」
ルームウェアのショートパンツを下ろし、そのままショーツも足首まで引き下げる。
高さを合わせるために脚を開けば、そのまま軽く膝を曲げて股間を突き出す体勢になった。
見たのはずっと前だけど、将大はこんな風にしてたよね。 「どうしたの? 『親友と一緒にするのは当然』だし、『立ったままおしっこして、周りに飛び散っても構わない』でしょ?」
便器の横に構えて、もう一方の側面で洋介くんが一緒にできるスペースを設けているけど、一向に構える気配がない。
彼には尿意がなかったのなら、誘ったのは悪かったかな。
前に、便器に座って用を足さないせいでトイレを汚してしまう弟を叱った気もするが、それは何かの勘違いだろう。
だって、こうするのが普通のはずなんだから。
「ふう」と息を吐くと、溜まっていたおしっこが溢れてきた。
我慢していたぶん、解放感があって心地よい。
「ダメだって、美代さん。ほら、足元にかかってる……」
「もう、そんなの……。あとで拭けばいいでしょ?」
下腹部に力を込めると飛び過ぎてしまうし、気を抜けば便器に入らないし、どうにも加減が難しい。
尿道からチューブでも伸びていて、それに手を添えて方向を調整できたら便利なんだけど。
「っはぁ……」
ようやく出し切って、口から声が漏れ出た。
洋介くんはトイレットペーパーを手にして、便器や床に飛び散った私の尿を掃除している。
その手が、私のふくらはぎに触れた。太ももを伝ってそこまで汚していたらしい。
「やっぱり、いちど暗示をまっさらにした方がいいのかな。予想外のことが起こりすぎだよ……」
なにか呟いているが、足下でしゃがんでいるので、はっきりとは聞こえない。
ここまで掃除させるのは気が引けるけど、親友の間柄ならあり、なのかな。
膝まで上ってきた指先が、そのまま伝って内腿を擦り始める。ちょっとくすぐったい。
脚の付け根まで拭い、さらに薄く毛の生えた女性器にまで手が伸びた。
手加減を知らない動きで紙ごと指を押し当てられ、
「ひぁっ!?」
変な声が出てしまった。
あれ、これ、なんかちがう。親友でも、いけないことなんじゃ。
おしっこが出ていた部分がどこだか分からないのだろう。
手当たり次第にぐりぐりと強く拭いてくる。限界を迎える寸前、指の動きが止まった。
「美代さん、だいじょうぶ……?」
彼が不安そうに、そして様子のおかしい私を心配した目で、こちらを見上げていた。
はっと正気に戻り、咄嗟に口元を手で覆い隠す。口の端が歪み、だらしない顔になっていたことに気付く。
なにしてるの、私。
「えっと、『一緒にトイレは普通』、『立っておしっこするのも普通』、『拭けば、いい』んだから、『拭くのは、いいこと』……?」
心の中に押し込まれていた何かが溢れてきて、そのひとつひとつと今の状況を照らし合わせる。
「……だいじょうぶ、そう、大丈夫。常識的で、なにも問題ないことだから」
洋介くんに対して、そして自分自身に言い聞かせるように答える。
彼が握っていたトイレットペーパーを掴み取ると、先にトイレから出るように促した。
紙を流そうとして持ち上げると、糸を引いてしまっているのが見えた。
◇
トイレを後にして、将大の部屋へと戻る最中。頭の中は先ほどのやり取りで埋め尽くされていた。
今まではおっぱいにしか目がいかなかったけど、
「あれ、なんだったんだろ……」 終わりです
イタズラ系のMCが好きなのに、なぜか全然違う展開になってしまいました
良心のあるキャラが予防線を張りながらというのも好きなのですが、イタズラならワルガキをメインにするべきでしたね
だれかがイタズラ系の作品、またはネタを投下してくれるのを楽しみにしてます 結局、中途半端で終わるなら
>>216で終わりの方が妄想が広がって良かった気もする
何はともあれ乙 すみません、終わりと書いているのは、「投稿はここで終わり」という意味のつもりでした
そのまま立ち去ると、投稿が終わっているのか、それとも規制などで中断しているのかが、見ている方からは分からないかなと思いまして
職人の方のように、名前欄を使ってタイトルやナンバリングを記述した方が親切そうですね
それでは以下、3レスほどお借りします 「ショウタ、どうしたの?」
「……お前が着替えとか取りに帰ってる間、ずっとねえちゃんに怒られてた」
そういえば、僕が帰ったら説教って言ってたっけ。
カードゲームに夢中になってて、そんなことすっかり忘れてた。
家から運んできた大きな鞄を床に置くと、ずしりと重たげな音が響いた。
「おお、持ってきてくれたのか!」
「うん、これで一緒にデッキ作ろうよ」
一着分の着替えだけでは、そんな音はしない。
将大が目を輝かせて僕の鞄を開くと、そこには僕の所持しているカードの山が入っていた。
「親友だからね」と付け加えて、いつの間にか用意されていた来客用の布団の上に腰かける。
まだ寝るには早いけど、将大が用意してくれたのだろうか。
「ああ、それ、ねえちゃんが持ってきたんだよ。寝るならオレの部屋だろうからって」
僕に背を向けたまま、将大がそう教えてくれた。
なんとなく、自分が美代さんの部屋で寝てる姿を想像してしまう。
ううん、だめかな。緊張して眠れなさそうだし、寝てもおもしろいことなんてない。
「あと、風呂も一緒に入っちゃえって言われた。もうそんなことしないっての、なあ?」
「そうだね。体験学習のときとかは学校のみんなで入るけど……」
家に泊まって一緒にお風呂に入ったのなんて、ずっと前の話だ。
美代さん、まだそんな風に思ってたのか。あれ、だったら。
「……ショウタ。僕、先にお風呂入っていいかな? 外に出たら、汗かいちゃった」
「おう」
カードの方に惹きつけられているらしく、将大の返事はどこか上の空だった。
デッキの構築を考えているのか、鞄の近くにカードが並べられている。
「美代さんにも伝えておくね。僕とショウタは、別々に入るからって」
「ん、よろしく」
◇
脱ぐところを見たくて自分の服を手早く脱いだのだけど、それが裏目に出て、先に入っているように言われてしまった。
食い下がることもできただろうけど、おとなしく先行して湯船に浸かる。
夏の暑さとは異なる、熱が身体に染み込んでいく感覚が、とても気持ちよい。
「湯加減はどう?」
「ちょうどいいよ、ありがとう」
お風呂場に入ってきた美代さんは、当然のように、なにも身に着けていない。
僕の視線に気づいても、特に恥ずかしがることも、身体を隠すこともなく、にこりと笑い返してくれた。
「夕飯は私が作るから、楽しみにしててね」
そう言いながら浴槽の傍にしゃがみ込んだ美代さんは、風呂桶でお湯をすくって肩から浴びせてみせた。
将大はそんな上品にはしない。というか、いつもお湯をかけずに湯船に入ってる。
おそらく、将大のやり方を知らないから、自分のいつも通りの作法のままになっているのだろう。
何度も繰り返すうちに、白い肌がしっとりと濡れていく。
お昼頃に見たときよりも、僕の目にはさらに魅力的に映った。 「ごめんね、狭くなっちゃうけど……」
美代さんが入ると一気に水嵩が増す。
あふれたりはしないけど、僕が入ったときとはずいぶん違う。やっぱり大人なんだなあ。
「ううん、だいじょうぶ」
僕の身体を避けて、美代さんの両脚は左右に開かれていた。
その付け根にはやっぱり毛が生えていて少し黒く見えるけど、水の中なのではっきりとは見えない。
おっぱいも沈んでいるので、廊下や部屋で見たときほど形がわからなかった。
でも、柔らかさはなんとなく伝わってくる。
触ってみたい。そう思った。
「ねえ、洗ってあげるよ」
「え?」
僕からの唐突な提案に面食らった様子で、湯船を堪能していた美代さんの表情が固まる。
「美代さんの身体、洗ってあげる。いつも、将大と僕が洗いっこしてるみたいに」
嘘だ。そんなこと、したことはない。
一緒にお風呂に入ってたときでも、身体くらいは自分の手で洗っていた。
でも、僕のいまの発言によって、美代さんの認識は変わったはずだ。
「……うん、じゃあ。洗いっこしよっか?」
そう言って、先に美代さんが立ち上がる。
やっぱり、足元から見上げるとすごく迫力あるなあ。
右足、左足と順番に上げて浴槽を跨ぐ。その様子を見ているだけで、顔が赤くなり胸が苦しくなるのを感じた。
今まで後ろからはちゃんと見てなかったけど、やっぱり美代さんはスタイルがいいのだと思う。
背中はなんの痕もなく綺麗な肌で、腰のところも細くてすっきりとしている。ただ、ちょっとお尻が大きいけど。
「準備できたよ? ほら、あがってきて」
僕が一挙手一投足に夢中になっているうちに、いつの間にか美代さんの手には泡だらけのボディタオルが握られていた。
背中を向けるようにと言われ、黙ってそれに従う。
優しく背中を擦ってもらうのはとても心地よいけど、やっぱり、
「つぎ、僕がするよ! 交代ね」
振り向いて美代さんの手からタオルを奪い取る。
すこし驚いていた美代さんも、すぐに微笑んでそのまま後ろを向いてみせた。
「よろしくね」と言って、その綺麗な背中を僕に差し出す。
僕は躊躇いなく手を伸ばし、タオル越しに美代さんの胸をわしづかみにした。
柔らかい感触が手のひらに伝わってくるのと同時に、美代さんの背中がびくりと震え、
「っあ、なんで……! そっちは、洗えるからっ! 自分で洗いにくいところだけ……!」
そう言って身悶えし、僕の手を振りほどこうとしてくる。
「だめだよ、美代さん。『ショウタはいつも洗うのが雑だから、ちゃんと洗わないと』」
「――っ」
僕の言葉を聞いた途端、美代さんの抵抗が弱まった。
将大がそうなのであって、美代さんは関係ないはずなのに、まるで自分のことのように受け入れてしまっている。 抵抗しなくなったのをいいことに、タオルを美代さんの膝の上に置いて、泡をつけた素手でおっぱいに触れる。
肌の感触は泡のせいで分からないけど、やっぱり思っていた通り、いやそれ以上に、おっぱいはとても柔らかかった。
鏡越しに見る美代さんの表情は、なにかを我慢しているように唇を結び、目線を横に向けていた。
「すごい……!」
指先がおっぱいに沈んでいき、手のなかで形が自由に変わる。
夢中になっておっぱいをこね続けていると、乳首だけが硬さを増して尖り始めた。
気になって身を乗り出し、僕の身体と美代さんの背中が密着するほど近づいて、その先端のところを弄ってみる。
「そこ、もお、だいじょうぶだから……っ! おなかとか、ほかのところも、ね?」
苦しそうな声で、美代さんからの待ったが入った。
やりすぎた。怒られる。そう思って再び鏡に視線を向ける。
だけど、そこに映った美代さんの顔は、泣きそうだけど喜んでいるようにも見えて、
「だめだってば。『ショウタは普段からおっぱいなんて洗わないでしょ? しっかり洗っておくからね』」
将大にはおっぱいなんてないから、そもそも洗わないんだけどね。
騙しているようで心苦しいのか、僕の身体のどこかが痛む。胸、心臓ではない。
股間のところ、おちんちんだ。
美代さんの腰のところに押し付けてて見えないけど、いつもはふにふにで柔らかいのに、いまは硬くなってるように感じる。
嘘ばかり吐いて美代さんを困らせてるから、バチが当たったのかもしれない。
罪悪感とは裏腹に、手が止まらない。
「んぅ、っあ……!」
弾力のある乳首をつまんで、いろんな方向にひっぱったりしてみせる。
無意識に腰が動く。おちんちんを骨盤にぐりぐりと押し付けるのがきもちいい。
「ごめんなさい。おしっこ、出そう……!」
「……だいじょうぶ、『親友とおしっこするのは当然のこと』でしょう? だから――」
身体がびくりと震える。どっちの身体かはわからない。
頭が真っ白になる。それから、どうやってお風呂から出て着替えたのか、僕の記憶には残っていなかった。
◇
「ショウタ、これ返すよ。忘れててごめんね」
「ん、なに?」
まだ湿り気を帯びている髪の毛をタオルで拭きながら、僕は将大に鍵を渡した。
この家の合鍵、将大がいつも持ち歩いている大事な鍵だ。この家に遊びに来るときに、たまに借りたりするのだ。
「ああ、そっか。忘れてた」
こんな大切なものを貸してくれるなんて、将大はほんとうに僕のことを親友だと思ってくれてるのだろう。
「デッキ、完成した?」
「ああ、最強のデッキだぜ!」
でも、これからは必要ないかもしれない。
「いくぜ、800ポイントのライフを払って――」
「それ、禁止カードだよ」
「え?」
だって、もっと重要な合鍵を手に入れたのだから。
了 以上です
今回で本当に終わりです
最後なのにMC要素が薄くなってしまって、ごめんなさい
一応、「『ちんこはちんこなんだから、ほかの呼び方のほうがおかしい』と思うけど……」というセリフを用意していたのですが
書いているうちに、挿入するタイミングがなくなってしまいました
施術者と対象者との間に認識の齟齬があったせいで、別な暗示として発動してしまうみたいな展開も好きです
でも、自分だと面白いものが考え付かないし、上手く書くこともできないんですよね GJ!
もっとあちこちねちねち洗いっこ描写の続きを読みたいと思った プリヤ3reiの7〜8話であった人形化に擬似人格ぶっこむ設定でSS出来そうだけど、意識の方の人形がファンシーでエロくならない
ageついでにどうでもいい話 >>231かなり今更だがめちゃめちゃ良かった!
続きも期待してる…! >>211
面白かった。
すえひろがり氏の漫画みたいだけど、行為はマイルドで、周知感はこちらの方が段階を踏んでいて好き 保管庫更新した。別に某スレで更新がされてないって書き込みあったから急いでやったわけじゃないからねっ
ttp://saim.in/2ch/
間違ってるところとかこうした方が良いとかあったらよろしく
あと紅い首輪の奴隷巨乳好き って名前は、いくら過去スレで書いてあったとは言え酷い気がしたので無難な名前に変えましたw >>241
乙です!
時折覗かせて頂いて読み返させて貰ってます!
なかなか報われた感のないお努めかと思いますが感謝してます! へへへ 自分は名乗ってないから書き散らしたのが纏まってないや >>231
シチュも描写もくっそエロくてよかった
ぜひ続きを…… みんなノクタにでも言っちゃったんかね
以前やたら職人さんにノクタ勧めてる人いたけど >>248
時代の流れじゃ…ワシらじゃ止められん… それもあるけど、転載禁止騒動とかの煽りを受けた印象が強い 見やすい投稿サイトの充実
エロパロ書きたい人は個人サイトに
pixivでも小説OK
転載禁止
MC文字コラのような手法も
書き手が離れる要素しかないのがね… 投下したら「おいこら」だの警告が出て規制とかされたりしたからねぇ
SSスレで長文が規制とか、運営は俺らに消えろと?みたいなんがね 投稿規制さえなければなあ
抹茶はノクタは数万文字以上が大半だし、匿名でショートストーリー投稿出来てすぐレスが来るのはここしかない 人によるんだろうけど
職人さん的に一番やりやすいと言うか有利な移住先ってのはノクタなんかね
催眠専なら抹茶の方が同志が集まり易いのかな
渋はマイナス検索してもホモから逃げられない感があるし 抹茶は一度ざくそんさんにメールを送って掲載依頼をしなければいけないのがコミュ苦手な人にはめんどくさいっていうのはあるんじゃないか?
渋やノクタは一度登録すればいいし、ここに至っては登録も何もないからな
ここがむりってんなら渋やノクタに行くんだろう。 二次創作はハーメルン、オリジナルはノクターンに集約されてきた感がある ハーメルンとか冗談だろ
小学生レベルの駄文ばっかだぞ
二次創作はノクターンが規制して以降は殆どPIXIVだよ
まあハーメルンをバカにしといてあれだが
ハーメルンのヴォルケンリッターのやつは読みやすくて分かりやすくえろくて最高だった PixivはPixivで駄文多いしどっちもどっちなのでは? 利便性で言うとハーメルン最強なんだがな
ノクタは除外無いし、渋はホモのすくつ(ryだし 作品自体のレベルさておき投下が盛んってだけで十分集約されてると言えると思うが
2ちゃんだって性癖を理解してるかどうかが重要なのであって
文章が上手いと感じるSSはそんなにないだろ ここから投稿規制が嫌でノクタに行った人って、結局ノクタでも投稿しなくなってる人多いし、行き場を失ってる感あるなー
ここの投稿したら即GJってレスくれる文化好きなんだけど 渋は-検索すればかなり快適だろ。
ゲイホモBL腐、辺りを-すれば結構消えるぞ。 検索時
-刀 -舞 -松
今はこれで結構目障りなのが減るよ それじゃ足りないよ
-ゲイ -松 -BL -ホモ -腐 -バスケ -刀剣 -女性向け -銀魂
が最低ライン そんな外では交通事故に遭うから家から出ない的な発想されてもねぇ 初投稿。エロシーンはないよ。
◆ ◆ ◆
『催眠倶楽部 一ノ瀬カナの受難』
紳士淑女の皆さま……
今宵も我が『催眠倶楽部』へお集まりいただき、誠にありがとうございます。
当倶楽部は、様々な事情からこの世界に流れてきたうら若き少女たちに快楽調教を施し、そのショーを商品として提供する『愉悦倶楽部』を起源とする団体です。
一部の愉快な嗜好を持つお客様からのご支援を頂戴し、嗜好特化型の倶楽部として独立したという経歴を持っていることは、お集まりの皆さま方もご存知のことでしょう。
そう、『催眠調教』という、救いようもないほど背徳的で、魂が焦がれるほど官能的なご嗜好をお持ちの方々を満足させるために設立されたのが、我々『催眠倶楽部』でございます……
少女が洗脳される過程を見て楽しまれる方、洗脳の仕上がりを見て楽しまれる方、洗脳した少女を購入して楽しまれる方。様々なお客様がいらっしゃいます。
今宵のショーは、お手元のプログラムにございます通り、我々催眠倶楽部が誇る腕利きの催眠師たちが、一ヶ月の催眠調教を施した少女のお披露目となっております。
洗脳にもいろいろな方法・アプローチがありますが、今回お披露目いたします少女は、この度新しく導入した試作型の強力な催眠導入装置の効力を調査する被検体の一人であり、特に洗脳の効き目が強かった者でございます。きっと皆様にご満足いただけることでしょう。
それでは、登場して頂きましょう。お名前は『一ノ瀬カナ』ちゃん。年齢は十五歳。今年高校に上がったばかりの女の子。父親が作った借金のカタに、この世界に落とされてしまった哀れな子羊でございます……
「はじめまして……一ノ瀬、カナ……です」
おぉ〜、カナちゃん。とても可愛いお名前ですね。
素肌もスベスベで健康的です。
ところでカナちゃん。ここには老若男女あわせて数百人のお客様にお集まりいただいてるけれども、こんな大勢の前で裸になるのは初めてかな? 胸も、一番恥ずかしい場所も丸見えだけど、感想はどう?
「はじめて、です。恥ずかしくて、死んでしまいそうです。でも、自分の意思では、身動き一つ取れません……」
ううん、素晴らしい。
さて、お客様がた。この一ノ瀬カナちゃんは、先ほど説明いたしました洗脳装置の効力によって、自らの意識を明確に保ちつつも、会話や行動といったことは一切自分の意思で行うことはできません。
思考だけが自由で、その他のあらゆることは我々の制御下にあるわけです。可哀想ですね。
もちろん今までも行動を制御する類の洗脳はありましたが、そういったものは、命令に対して融通が利かなかったり、複雑な行動をとらせにくかったり、精神に強い負荷をかけたりなど、様々な弊害がありました。
しかし今回用いられた洗脳装置の効力によって、きわめて高い柔軟性を維持したまま命令を遂行させることができるのです。本人の意識だけはクリアに保っているので、本人の思考によるサポートができるのです。
もちろん頭の中ではどんなに嫌がったり恥ずかしがったりしても、身体の方は意思とは関係なく動いてしまいうわけです。
実例を一つお目にかけましょう。 さあカナちゃん。ここには数百人のお客様がカナちゃんの恥ずかしい姿を見るために集まっています。
今カナちゃんの周りを取り巻くように沢山のカメラが並んでいます。これは超高画質のカメラで、拡大すれば人間の肌の皺の一つまで鮮明に映すことができるものです。
さすがに数百人もお客様がいれば、最前席でカナちゃんを見れる人ばかりじゃないから、配布した端末や、天井や壁に取り付けられたテレビなんかで舞台の様子を写しているというわけなんだ。
ああ、気にしないでいいよ。これは我々催眠倶楽部がお客様のご篤志を受けて開発した、軍事用に勝るとも劣らない高性能カメラで、どれほど拡大しても鮮明に見える優れものだから、映像がボケて画面越しじゃカナちゃんの魅力が伝わらなくなるなんてことにはなりません。
それじゃ、今からカメラを一つ目の前に移動させるから、このカメラに向かって、カナちゃんが一番恥ずかしいと思える部分をよく見えるように映してね。満面の笑顔で。そして…………と言うんだ。いいね。
「……カナの、いちばん恥ずかしいところ、見て楽しんでください」
おお。なんて素敵な笑顔のM字開脚でしょうか。超高画質カメラに、カナちゃんのおまんこがくっきりと映っています。
カナちゃん、この映像はしっかり録画されているからね。目の前の数百人のお客様だけでなく、料金をお支払いいただている語の場にいらっしゃらないお客様にも配信しているよ。
会員の数は万を超しているんだから、それだけのお客様がカナちゃんのあそこを凝視しているんだよ。もしかしたら学校の先生とか、知り合いがいるかもしれないから、ドキドキしちゃうよね。
さて、お客様がた。ここで催眠装置の効能をご覧にいれましょう。この状態で今からカナちゃんにいくつか質問をしてみようと思います。
カナちゃんに施された催眠のおかげで、カナちゃんに何かを問うと、どんな恥ずかしい質問でも正直に答えてくれます。もちろん、本人の意思は持ちつつも、それとは無関係に言葉を口走ってしまうのです。
カナちゃん、お毛毛はなくてツルツルだけど、これはもとからなのかな? それとも、お手入れしているのかな?
「いいえ。捕まった後に、服をはぎ取られて、医療用のベッドみたいなところに寝かさて両手両足を拘束されました。その時に、剃られてしまいました」
聞くところによれば永久脱毛だとか。とすると、カナちゃんのあそこはもうずっとこのまま。どんな気持ちかな?
「ひどい……です。どうして、こんなひどいことが出来るんですか……もとの世界に帰してください。それか、いっそ殺して……」
お聞きになりましたかお客様。悲痛な叫びに胸が張り裂けそうです。
しかし、カナちゃんは自ら命を絶つことも、心を壊して現実から逃げることも許されないのです。
さあお客様。今から質問コーナーです。お手元の端末の投稿フォームから、なにか質問をご記入して送信ボタンを押してください。その中からランダムで私の端末にピックアップされます。それをカナちゃんに質問してみようと思います。
あ、ご要望はまた別ですからね。それはプログラムの後のほうでいたしますので、今回は純粋な質問のみをお送りください。
……送信されましたか?
それでは栄えある第一回目の質問は……『オナニーは週何回くらいするか』。うーん、王道から入りましたか。というよりも、単純に送信が一番多かったのかもしれませんね。
さあカナちゃん、お答えください。 「……週3回くらいです。でも、多いときは毎日します」
おや、大人しそうな顔に似合わずエッチですねえ。
ちなみにオカズは何を?
「少女漫画の過激なシーンや、好きなアニメの同人誌です。あとは、ネットの動画サイトなんかも使います」
カナちゃんはいわゆるサブカルチャー系なんですね。最近はそういう子が増えてきているんだとか。
しかし、事実は小説よりも奇なりといいますか、今カナちゃん自身がまさにエロ同人のような目に遭っています。これだから世の中わからないものです。
ところで、一回イって終わり? それとも何回も続けちゃう派?
「基本は一回だけでスッキリしますす。でも、ムラムラした時はずっと続けちゃいます」
ありがとうございます。
さあ、次の質問にまいりましょう。『経験人数は』ですか。中学生みたいな質問が続きますが、ここはいわば童心に帰るためにあるような倶楽部です。こういう質問は大歓迎です。
カナちゃん、どうかな?
「性交経験はありません」
おや、処女なんですね。
「はい」
男の人と付き合ったこともない?
「中学生の時に好きな人はいましたが、その人は既にに付き合っている人がいました。別な人を好きになったときは思い切って告白しましたが、振られました。今は、特定の人がいるわけではありません」
なるほどなるほど。ありがとうございます。
ところでお客様がた、お気づきになられましたでしょうか。
お分かりの通り、カナちゃんにかけられた催眠は、従来のシンプルな質問対してシンプルな回答しか出せなかったものとは格段に効力が増しています。
本人の意思で、こちらの考えをくみ取り、複雑で柔軟な答えを口にしてくれるのです。
思考には制限がかけられていませんが、その思考で導き出した考えは催眠によって口にしてしまうのです。
さあ次は『体を洗うときはどこから』……ふふっ。いいですねこういうの。
『初めて自慰行為をしたのは』
『おねしょは何歳までしてたか』
『理想の初体験はどんなもの』
『ねえ、いまどんな気持ち』
………………
………
…… さて、お客様がた。満足されたでしょうか。質問コーナーもそろそろ終わりの時間がやってまいりました。
カメラに向かってM字開脚のまま、たくさんの恥ずかしい質問に答えてくれたカナちゃん、ありがとう。
エッチな質問に答えて、おまんこが濡れてきたみたいだね。ちょっと開いて見せてごらん。あ、クリトリスの皮もめくってね。
「……はい」
おお、綺麗なピンク色だ。小陰唇は小さ目で黒ずみもなし。クリトリスは小粒だけど、しっかりと存在を主張していて、なかなかいやらしい。
さすがいつもいじっているだけはあるね。準備は万端といったところでしょうか。
それでは皆さまお待ちかね!
これより、一ノ瀬カナちゃんの、公開催眠オナニーショーを始めます!
詳しい説明はカナちゃん自身の口から説明してもらいましょう。
繰り返しますが、このショーは開発中の催眠装置のデモンストレーションも兼ねておりますます。つきましては、このオナニーショーで様々なパフォーマンスをご覧に入れる事になりましょう。
そうですね……カナちゃん。いままでは無表情だったり泣きそうな顔だったけど、これからカナちゃんの身に起こることを、満面の笑顔と元気な声で語って頂きましょう。
「お客様がた、本日はわたしの恥ずかしい姿を見るためにお集まりいただき、ありがとうございます!
これから、催眠倶楽部が鋭意開発中の催眠装置の効力と成果を示すために、わたし一ノ瀬カナの公開オナニーショーを始めたいと思います。
現在わたしは、この電動マッサージ器をおまんこに当てています。このアナウンスが終了すると同時に、スイッチを起動し、オナニーを始めるように暗示をかけられています。
通常のオナニーとは異なり、催眠装置の効果で、わたしが一番感じてしまうような位置や力加減になるように体が動きます。
その状態で十五分ほどオナニーを行いますが、その間、たとえ絶頂に達しても、電動マッサージ器をおまんこから外すことは決してありません。
絶頂の余韻が去らず敏感になっている間も関係なくオナニーを続行します。
その際は快楽の喘ぎ声と、絶頂に達する時は『イく』という宣言をお届けしますが、絶頂の感覚が短くなると、喘ぎ声によって宣言を行えない場合もありますので、ご容赦ください。
さて、オナニーをはじめて十五分が過ぎと、新たな催眠が効力を発揮します。それは、どれほど感じても決して絶頂に至らなくなるというものです。
当然自慰行為は延々と続けていますので、イけないままオナニーを続けるわたしがどんな声を出し、どんな言葉を口にするのか、今から想像して楽しみにしていてください。
そして再び十五分が過ぎると、絶頂が解禁されます。
それまでに溜まりに溜まった快楽が爆発し、凄まじい絶頂の渦に呑み込まれながら、それでも催眠の効果でおまんこから電動マッサージ器を離すことなく延々と自慰と絶頂を、三十分間続けます。
正味一時間のオナニーショーとなります。
わたしがどれだけ淫らに逝き狂うようになるのか、じっくりご堪能下さいね!
……ただいま、台車で電動マッサージ器と媚薬が運ばれてきます。
媚薬も催眠倶楽部が開発中のもので、遅効性の飲み薬と、即効性の塗り薬を併用することにより、身体の感度を最大限に向上させます。
まずの飲み薬を飲みます。
……ふうっ。
さて、次にこの塗り薬は、剥き出しのクリトリスに塗りこむことで、常に勃起状態を保つとともに、下着をはけば擦れるだけで、裸でいても風が吹くだけで快楽に悶えるという代物です。
開発の初期段階では効き目を調整できず、被験者となった年端もいかない女の子の多くはクリトリスの感覚が鋭敏になりすぎて半ば廃人のようになってしまいました。
皆様に頂いた資金によって研究を重ね、ようやく時間や効力を制御できるようになりました。
今からこれを自らのクリトリスに塗りこみますので、カメラはアップで映してださいね。
そしてこの様子をご覧の皆様は、自意識を保ったまま催眠術でこんなことを口走っているわたしの心中がどんなことになっているのか想像しながら見ていただけると、より一層楽しめますよ!
それでは、塗りますね。
……んっ
……あっ……
そして、電動マッサージ器を当てます。
……それでは皆さま、お待たせ致しました。
カウントダウン後、一ノ瀬カナ、十五歳処女による、公開オナニーを始めます。さあご一緒に!
5
4
3
2
1
…………
……
…」 …
……
…………
さてお客様がた、今宵のショーはいかがだったでしょうか?
いやあ、私などは感動のあまり胸がいっぱいになりました。
快楽に溺れる少女の美しさはいつ見ても素晴らしいものですが、その魅力をより一層引き出すにあたって、催眠という嗜好をお持ちのお客様がこれほどいらっしゃることに、我々催眠倶楽部は感激の念に絶えません。
え? 今後のショーの予定? 処女卒業シーンはいつ? ……おやおや、随分とお気に召されたようでなによりです。
実はスポンサーの意向で、カナちゃんは当分の間は処女のまま催眠開発を行うことになっているのです。催眠装置の効力と成果を示すためのモデルケースの一例です。
様々なケースをご覧に入れたいのですが、催眠装置の数にも限りがあるばかりか、開発や調には多額の開発資金を要しますので、こうしてショーを開催し、その利益を資金に充てているわけです。
多額の資金を提供して下さった方の崇高な意思と情熱と、そして性癖に報いるために、今回はこういった趣向となりました。
カナちゃんの今後についてですが、来週末に地方都市の繁華街に赴き、白昼の野外露出活動を行うことになっております。
その時の映像を編集しこの場で公開、あるいは配信するわけですが、特別料金をお支払いの方にはリアルタイムでの中継、あるいは実際の現場へのご案内をしております。
もちろん、組織の根回しによって露出活動が警察沙汰になることはありません。
何度も繰り返すようですが、今回の催眠の肝は、自意識を保ったまま、それ以外のあらゆる要素――行動、発話、感覚、生理現象に至るまで全てを外部からコントロールできることにあります。
想像してください。自分の体なのに一切自由が利かず、つるつるのパイパンおまんこを晒しながら、通行人がごった返す週末の繁華街を全裸で歩くカナちゃんの胸の内を。ゾクゾクしませんか?
予定によれば、そのままコンビニで買い物をさせたり、自慰行為や撮影会も行うようです。楽しみですね。……おや、人ごみの中で一度催眠を切ることによって、カナちゃんの素の反応を見るなんて企画もあるのですか。鬼畜ですね。
どうです、楽しみでしょう?
さて、名残は尽きませんが、本日のショーはこれにて閉幕とさせて頂きます。
素敵な時間を、志を同じくする紳士淑女の皆様がたと共にできたこと、とても嬉しく思います。
最後になりますが、現在催眠倶楽部は、催眠装置や調教器具をはじめとする装備・設備の拡充や、研究・開発のための資金を募っております。
ショーの更なるクオリティ向上のためには、皆様のご協力が不可欠でございますれば、何卒よろしくお願い申し上げますとともに、閉会の挨拶とさせていただきます。
それでは皆様、ごきげんよう。そして、良い夢を……
終わち 途中のsage忘れ済まぬ……スマヌ
PCのデータ整理してたら出てきたが、何でこんなもの書いてたのか思い出せない。 あ、文章に誤字があってまるっきり意味不明になってる。
× ……ただいま、台車で電動マッサージ器と媚薬が運ばれてきます。
○ ……ただいま、台車で媚薬が運ばれてきます。
×そして、電動マッサージ器を当てます。
○そして、電動マッサージ器のスイッチに指を当てます。
脳内修正してくれ。 GJ!
久々にこういう組織タイプの催眠ものを見た気がする。
自意識と行為が切り離されるタイプの催眠は羞恥心や絶望が煽られていいね。 まさかのマジガール
コミケで1冊あれば御の字だと思ってたらこんなところで出会えるなんて…!!GJすぎる >>278
素晴らしい
何故初書き込みなどという嘘を付いてしまうのか不思議なほど いいね
かけられてる女の子の内面描写が無くても肉体操作が書ける良い例だな ヤンレズ催眠とか言うワードが脳内を駆け巡ったのでほしゅ ねんどろいどの背中に立て棒挿すときに
「これを挿すと貴方はお人形になります…」とか妄想しながら挿したら割と捗った
おすすめ 最近、洗脳された女が自分で自分をもう一度洗脳して完全支配して下さいというシチュに目覚めた。 なみのおと、うみのあお の Other2 を真っ先に思い出した 最近(元々有ったネタかもしれんが)面白いなーって思ったのは
天才を一時的に洗脳して完全洗脳装置とか洗脳薬作らせて自分に使わせるやつ
自分で自分を洗脳させるのはすごくいいわ 心酔させられて自己暗示掛けようとするやつならどっかにあった気がするが思い出せん 小品ですが一応こっちに投下しとく
「……ねぇ、今日はその……、しないの……?」
「なんだ、かけてほしいのか?」
「そういうわけじゃ、ないけど……」
「ならどういうわけなの?」
「んもう……、ぃじわる……」
「そう言われても、言ってくれなきゃわかんないじゃん?」
「……バーカ」
「素直に言えばいいのに」
「ああもうっ、今日は私に、その……いつものアレしないのかって聞いてるの!」
「してほしいんだ?」
「そ、そうよ……」
「ほらやっぱりー。ああでも、このあと出かけなくちゃならなくてさ。だから今度ね」
「こ、ここまで人に言わせといてなんなのよアンタは! 先に言いなさいよ!」
「そんなわけで相手してあげられないんだけど、でもほしくなっちゃってるんでしょ? 平気?」
「うっさい! 用あるならさっさと行けばいいでしょ」
「まーまー、ごめんってば」
「いいわよ。そうなら私も帰るから。それじゃ」
「ごめんって。ついつい可愛かったもんだから、期待させちゃったね」
「別にいいって言って――」
「そのままだとアレだしさ、――"ほら、この手を見てよ"」
「ちょ、なっ……」
「じっとしててね。それとイメージだよ。この手が、だんだん大きくなっていく。それから」
「……ぁ、…………」
「それから、ほら……、いつもの感じ。いつもの、ふわふわした感じ」 >>300
「もっとイメージして……。大きくなった手が、あなたのおでこに触ります。
そうすると、あなたの全身の力が抜けて、おでこにあつまってくる。
……それといっしょに、いらいらとか、うずうずした感じも、
つられていっしょにあつまってきちゃう。ふしぎだけど、そうなっちゃう。
……ほら、イメージして」
「おでこに、触れる。よ〜く見てて。近づいてくる。
……大きくなった手が、あなたのおでこに触れる。イメージして。
――ほら、触れる。
……目を閉じよう。きもちいよね?
手のひらから、おでこに、脳に、全身に、あったかいのが広がってく。
その代わり、全身から力が抜けて、おでこにあつまっていく」
「イメージして。力が、おでこにあつまっていくイメージ。
力が抜けて、なんでかいっしょに、いらいらとか、うずうずとか、
全部、全部おでこに集まってくる。
おでこだけに、全部、あつまってくる。
ぎゅーっと、おでこだけに、……たまっていく。
おでこだけに、全部、たまるイメージ。
――はいたまった」
「三つ数を数えるよ。
そうしたら、今おでこにたまってるかたまりが、全部この手に吸い取られちゃう。
だから、すっきりした気分で、意識が戻ってくる。
三つ数えると、必ずそうなるよ。
3、2、1、――はい!!」
「……、え?」
「おはよう。すっきりした?」
「……あっ、もう……さいってー」 >>300-301
「いやぁ、期待させちゃったお詫びにね。でもすっきりしたでしょ?」
「自分からしないった言ったくせに……。っていうか時間は?」
「大丈夫大丈夫。あれから10分も経ってないよ。誰かさんがかかりやすいおかげで」
「うっさいバーカ」
「はいはい。それじゃ帰ろうか」
「言われな……あれ?」
「あっ、ごめん。力も吸い取っちゃってたんだった」
「ちょっと、なんとかしなさいよこれ! 立てないじゃない!」
「ごめんって。今返してあげるから」
「あ! また――」
「おでこから力だけ戻るよ。すーっと全身に広がっていって、……はいっ、戻ってくる!」
「……もう、いっそ殺して……」
「なーにいってんのほら、もう普通に体動かせるでしょ? 帰ろ帰ろ」
「……、……」
「どうしたの、まだ力入らない? 腰抜けちゃった?」
「……ふんっ、用事があるならさっさと行けばいいでしょ」
「……? あー、はいはい。今度はそのまま意識をしっかり保ってられるからね」
「ちょっと!」
「ちゃらららっちゃら〜。うずうずそうじき〜〜」
「なっ、……なんでっ」
「赤くなっちゃってまったく。まぁこれでまたすっきりしたで――」
「――死ね!!!!」
「ぐべっ!!」
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