【職人】MC・催眠系総合スレ その17【求む】 [無断転載禁止]©bbspink.com

1落ちていたので立てました2015/12/29(火) 03:58:29.60ID:UgceTTQ6
催眠術、MC、洗脳、書き換え、発情、操り、暗示、改変
といった、人の心を操作するシチュエーションに萌えるスレです。
情報交換等の雑談や、SSの投下は一次・二次を問わず大歓迎です。

■スレの容量OVERか>>950を踏んだ方が次のスレを立てて下さい。

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【職人】MC・催眠系総合スレ その16【求む】 [転載禁止]bbspink.com
ttp://nasu.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1417697510/

666名無しさん@ピンキー2018/02/05(月) 04:57:08.30ID:7fL7ybZp
本気で描いたら1000レスいく前に容量規制にかかる件

667タイトル『家族』催眠厨キノコ ◆UUd2OkuCR. 2018/02/08(木) 01:42:30.55ID:2a4/96Tk
 私の欲しかったものは何だろう、とぼんやり考えた。

 それはどんなもので、いつのもので、どんなかたちをしていたのか。それを思い出そうとしても、
輪郭がぼやけて分からなかった。いや、最初から輪郭なんてなかったのだ。
私の欲しいものは、輪郭などおおよそ持つことはなく、概念的で、恣意的で、くだらないものだったのだろう。

 私は力を使って、あらゆる物質的なものを手に入れてきた。多くの人の手に届かないであろうブランド品、社会的な地位、名声。
あらゆる権力者と寝たし、貧相な老人とも、無垢な子供とも寝た。父親が誰か分からぬ子を何度も産み、そのたびに世界を適当に改変し
適当に濁していた。

 形あるものは、すべて私のもとに寄ってきたし、すべて私を求めた。

 しかしそれでもなお、私の心は満たされることはなかった。それは催眠術者、いや、世界の改変者としての
特別な境遇からかもしれなかったし、私がその気になれば自分の命をも都合よく延命することができる無機質な
存在だからかもしれないし、単純に私が、そう、悪い意味で貪欲だからかもしれなかった。

668タイトル『家族』催眠厨キノコ ◆UUd2OkuCR. 2018/02/08(木) 01:44:22.40ID:2a4/96Tk
 昼下がりの高架下で、ショッピングモールから親子が出てきた。
父親は背が高く、おそらく手編みのニット帽をかぶっていた。黒縁の眼鏡は丁寧に磨かれ、まるで世界のすべてを見通せるようだった。
その父親は、何気なく、それでいてこれが父親の責務だと自負しているかのように、娘から紙袋を受け取り持ってやった。
娘は喜び、手ぶらになった腕を振り回している。学校帰りだろうか。制服のスカートから伸びた足が艶めかしい。

669タイトル『家族』催眠厨キノコ ◆UUd2OkuCR. 2018/02/08(木) 01:47:45.31ID:2a4/96Tk
欲しい、と思った。それは単なる所有欲であり、性欲などではないはずだった。
この世界に数人存在する私のような特別な人間がそうであるように、性欲などいくらでもとりなせた。
だがあの娘――両親に挟まれ、この世の幸せを信じて疑わない娘に私が感じたのは、欲情だったかもしれない。

 あるいは単なる羨望か、とあざける。

 家族、友情、愛情、信頼、絆――。私が望んだものはすべて輪郭を持たず、
その意味すら考えたことのない者たちに与えられた。

 だから私は壊す側に回ったのだ、と弁明する。これは罪ではない、と。

 もし仮に罪があるとするなら、もう何年生きたか憶えていない私を、
久々に欲情させたあなたが悪いのだ、と笑う。

670タイトル『家族』催眠厨キノコ ◆UUd2OkuCR. 2018/02/08(木) 01:48:41.08ID:2a4/96Tk
 まだ能力がなかったころ、初めてできた恋人は私に「嫌な女だ」と言った。

 そうね、と虚空に返事をしながら、獲物を追う。
その場で脱がしてもよかったが、それはあの清純な娘には早すぎた気がした。

671催眠厨キノコ ◆UUd2OkuCR. 2018/02/08(木) 01:50:08.99ID:2a4/96Tk
その一家の住居はそう離れていなかった。彼らはオートロック制の高級なマンションに住んでいた。
母親がカギを出し、差し込む。ドアが開き、「早く着てみたい」と娘が言った。残念ながら、私は裸体の方が好みだった。

 閉まりかけたドアに足を挟み、侵入する。エレベータに乗り込もうとしたが、私が乗り込む前にドアが閉まり上へと向かった。
私の後ろに、大学生風のカップルが立っている。私は彼らを使うことにした。

 「あの、すみません」

遠慮がちに声を出すと、男が気さくに声を上げた。

「はい」

「先ほどの家族、何号室に住んでいるのでしょうか?」

彼が知りえない情報である可能性が高かった。しかしもし知っていたなら、この男女は余興に使われる。
運命とは、その程度のものだ。輝かしくもなければ、腐りもしない。偶然がすべてを支配している。

672タイトル『家族』催眠厨キノコ ◆UUd2OkuCR. 2018/02/08(木) 01:51:46.34ID:2a4/96Tk
「ああ、それなら――」

「勝手にしゃべっちゃだめでしょ」

男は知っているそぶりを見せたが、女がたしなめた。しっかり者なのだろう。
だが残念だ。運命は私に傾いた。

『答えろ』

「302号室です」

虚ろな眼をした男が答えた。その変貌ぶりに彼女は驚くが、抗議する前に彼女も私のものになる。

『2人とも服を脱いで全裸になれ。そのまま3階で降り、私についてこい。一連の動作は、仮に誰かに見られたとしても問題にはならない。
お前たちは認識されない』

「はい」

女はコートに、男はズボンに手をかけ服を脱ぎ始めた。そうこうしているうちにエレベータの扉が開き、
奥の鏡が女の肢体を露見させた。

女の胸は小さく、しかし太ももに魅力があった。白すぎる柔肌を見、久々に人々の集まる場所にやってきたことに満足した。
この腐敗した世界には、まだまだ逸材が眠っている。無垢で幸福な人間たちが、自分たちの価値を測りかねて生まれたままの姿をさらしている。

 そうでしょう? と短小なそれをぶら下げる男に声をかけても、彼は無表情でエレベータに乗り込むだけだ。

673タイトル『家族』催眠厨キノコ ◆UUd2OkuCR. 2018/02/08(木) 01:53:40.46ID:2a4/96Tk
「はい」

男がチャイムを鳴らすと、出たのは母親だった。あらかじめ用意されていたであろう笑顔が開く扉から見えたが、
肌色の男女を見ると驚愕の表情を見せた。認識をいじっているのは、通行人だけだ。

「きゃ――」

『父親をここに呼べ。娘はどこにいる』

「はい。娘は自室にいます」

『なら娘も玄関先に呼べ。お前と父親は全裸になり、それぞれこの男女と交われ。娘以外の誰にも認識されない』

「はい。忠司さーん、絵里奈! お客さんよー」

そう言いつつ、良識的な母親は衣服に手をかけ脱いでいく。「お客さん?」といういぶかし気な声と共に父親がリビングから姿を現したが、
私を視認するとぼんやりしながら長袖を脱いだ。

674タイトル『家族』催眠厨キノコ ◆UUd2OkuCR. 2018/02/08(木) 01:55:02.73ID:2a4/96Tk
すでに全裸になった母親は、勃起し少しマシになった男のそれを挿入した。大袈裟にあえぎ、玄関先の壁に手をついた。
遅れて服を脱いだ父親は、大きなそれをまるで凶器のように若い女に向け、艶めかしい太ももを持ち上げた。

 母親はわざとらしく、父親は静かに行為に及んだ。元々母親は演技が多い女だったのかもしれないし、
「娘を呼ぶ」という行為を遂行するためにわざとそうしているのかもしれなかった。

675催眠厨キノコ ◆UUd2OkuCR. 2018/02/08(木) 01:56:58.51ID:2a4/96Tk
 もっと指示を出せば、あらゆる意味で裸になった人間たちの本当のすがたを見ることができる。しかし私はそうしなかった。何もかも規定された世界などつまらない。

 その想いが私を能力者にしたのかもしれない。「嫌な女だ」と言った男の声を反芻していると、
「お母さん……?」と物音を不審に思った娘が現れた。

 この瞬間だ、と私は微笑んだ。この、日常と非日常の境を完全に破壊するその瞬間。その贅沢を味わうために私は能力者になったのだ。

 欲しいものを手に入れる前に壊す感覚。それは異常者しか持ちえない歪んだ感情だ。

676タイトル『家族』催眠厨キノコ ◆UUd2OkuCR. 2018/02/08(木) 01:58:05.23ID:2a4/96Tk
今日はここまで
明日完結予定
改行うまくできてないごめん

677名無しさん@ピンキー2018/02/08(木) 01:59:54.37ID:7Edyvzwq
いいね
適度に枯れた無機質な感じが割りと好き

678催眠厨キノコ ◆UUd2OkuCR. 2018/02/08(木) 02:08:15.19ID:2a4/96Tk
ごめん
またsage忘れてた

679名無しさん@ピンキー2018/02/08(木) 02:20:45.28ID:RI5RJl3l
乙!
まだ読んでないけど明日読む

680名無しさん@ピンキー2018/02/08(木) 10:24:22.66ID:ZETPw6d1
(・∀・)イイ!!

681名無しさん@ピンキー2018/02/08(木) 12:36:38.30ID:Ar8egJc7
GJっす

682タイトル『家族』催眠厨キノコ ◆UUd2OkuCR. 2018/02/08(木) 17:19:47.89ID:2a4/96Tk
 こういう体質になってしまうと、同じ性質をもつものを引き寄せてしまうらしかった。
私は会いたくもないのに数多くの能力者に出会い、女の能力者は珍しいと言って笑った。
彼らは私の身体を欲しがったが、私は拒否した。能力を使ってもよかったが、対能力者にどこまで能力が効くのか、
わかりかねていた。

683タイトル『家族』催眠厨キノコ ◆UUd2OkuCR. 2018/02/08(木) 17:22:09.41ID:2a4/96Tk
私はそのたびに逃げ、大して価値もないこの世界で平穏に縋り付こうとした。そんな時、私はあの男に会った。
私はその時老婆の格好をしていたが(いつだって男は若さに惹かれるのだ)、
その男は開口一番にこう言った。

「もう少し若い姿でいたほうがいい」

 彼も能力者だ、と悟った。

「狙われる」

「しかしあなたは美しい」

684タイトル『家族』催眠厨キノコ ◆UUd2OkuCR. 2018/02/08(木) 17:23:46.58ID:2a4/96Tk
 男は背が高く、全裸の女を2人連れていた。1人は男の右頬を舐め、1人はズボンの上から男のそれを擦っていた。右側の女は、つい最近テレビで見かけた若い女だったが、もう1人は醜かった。

「その言葉は、聞き飽きた」

「100年以上生きているのか? 珍しい。大抵の人は、生きることにも飽き、やがて死を望むようになる。
たとえ不老不死だとしても、だ」

「お前は?」

「俺は不老不死じゃない。若いことにも、老いることにも、生きることにも、死ぬことにも価値を感じない。
それはあなたも同じだと思うけど」

男はズボンのチャックを開け、それを露出させる。美しい女が目の色を変え、それにしゃぶりついた。
勃起していたが、男は息を乱さなかった。

685タイトル『家族』催眠厨キノコ ◆UUd2OkuCR. 2018/02/08(木) 17:25:42.53ID:2a4/96Tk
「……特殊な存在は、通常の人間が考えることのないことで頭を悩ます。
俺はずっと、価値の価値について考えていた」

「価値の価値?」

「小さい頃、なぜ生きているのか疑問だった。親や教師は、幸せになるために生きろと言う。
だが俺は幸せではなかった。ニュースは幸せではなく不幸を報道する。この世界では、不幸せのほうが目に付く。
昨日交通事故で死んだ会社員を知っているが、寿退社した彼の同僚の幸せを俺は知らない」

「何が言いたい?」

「『価値』が価値を持つのは、きわめて限定的な場合の話だということだ。『価値』が価値を魅せるのは、
幸せである、保証されているという前提での話だ。例えば俺は今、この行為において幸せだが、この瞬間にあなたに
殺されれば下半身を露出して死ぬことになる。そのリスクは非常に大きい」

男は、終始幸せそうではなかった。醜い女と美しい女を1人ずつ連れるのが彼のポリシーだと気が付いたのは、
少し後のことである。

686タイトル『家族』催眠厨キノコ ◆UUd2OkuCR. 2018/02/08(木) 17:27:09.41ID:2a4/96Tk
「例えばこの女たち。こいつはご存知の通りとあるアイドルグループで一世を風靡していた。
多くの男たちが彼女の心を、身体を欲しがった。俺は今それを達成している。しかし、これが満たされたところで
この女が価値ある存在だったのかどうかは疑問だ」

「なぜだ」

「往々にしてあることだが、この種の女は性格が悪い。今はいじってあるからいいが、
通常のときのこいつは骨が折れる。こいつが価値を持つのは、あくまで外見だけかもしれない」

男はよくしゃべった。瞳が濁っている。

687タイトル『家族』催眠厨キノコ ◆UUd2OkuCR. 2018/02/08(木) 17:29:04.38ID:2a4/96Tk
「こっちの女は逆だ。この女は醜悪な見た目のせいでいじめられ、人間不信になった。
だが手がかからない。この女は経験上、不測の事態に屈服した方が良いことを知っている。
例えば俺が今洗脳を解いたとしても、同じことをしてくれるだろう。その方が俺にとっては都合がいい」

この男は、両方の女を心底見下している。神の、立場で。

「価値の価値なんて、一般的な世界が決めた基準に過ぎない。そんな価値、
いくらでも壊せる。創れる。俺たちなら。先人たちの幸せを追いかけることが幸せじゃない。
新たな幸せを創ることこそ、幸せへの第一歩だと思わないか」

「……いつもこんなことをしているのか?」

「俺の母親は、幸せになりなさいと言いながら、不慮の事故で死んだ。くだらない話だ。
俺は幸せではなかったが、今は幸せだよ」

688タイトル『家族』催眠厨キノコ ◆UUd2OkuCR. 2018/02/08(木) 17:30:58.73ID:2a4/96Tk
 男は質問に答えず、女を残しその場から一瞬で消えた。そういう能力だったのか、
私の認識がいじられているのかは分からなかった。

 男の言いたいことが理解できなかったし、そもそも意味のあることだったのかすら不明瞭だった。
しかし私はなぜか、姿を元に戻そう、と決意した。その後何度か男と会ったが、そのたびに男は対照的な女を2人連れていた。

 新たな価値を創る。それは例えば、清純な娘を淫靡に改造することだろうか。私を狙う男を殺すことだろうか。
私が、死を受け入れることだろうか。

 男は、最初の恋人に似ていた。嫌な男だった。

689タイトル『家族』催眠厨キノコ ◆UUd2OkuCR. 2018/02/08(木) 17:32:23.35ID:2a4/96Tk
 両親の痴態を見て、少女がどのような声で啼くか楽しみだったが、少女は短く「ひっ」と言っただけだった。
少し身体を上下させただけで、豊満な胸が揺れた。母親譲りの良い身体をしている。だがおそらく、そのことを知らない。

690タイトル『家族』催眠厨キノコ ◆UUd2OkuCR. 2018/02/08(木) 17:34:17.57ID:2a4/96Tk
 「驚いた? お父さんとお母さんのこんな姿を見るのは初めてでしょう? 貴重な体験ができてよかったわね」

「なっ、なんでっ――お母さん、お父さんっ」

『全員行為を続けろ。それ以外のことは、何も認識するな』

娘は懸命に呼びかけるが、もちろん声は届かない。母親の肩を揺らすが、
そこに存在していないかのように狂喜に震えるだけだ。

「え? ねぇ、なんでっ!?」

娘は整った顔を赤くし、涙を流し始めた。その姿は、誇張なしで天使のようだった。私たちは神になることができる。
男はそう言いたかったのかもしれない。

「ひっ、ひっ、ぐっ――あなたが、やったの?」

「そうよ」

691タイトル『家族』催眠厨キノコ ◆UUd2OkuCR. 2018/02/08(木) 17:35:30.38ID:2a4/96Tk
 私は、泣きはらす娘にカメラを向け、写真を撮った。突然の光に怯えた娘は顔をそむけたが、
その表情はかえって私をそそらせた。ついでに行為中の4人も撮影した。全員殺すかどうかは決めかねていた。
殺せば、娘により深い絶望を与えることができるはずだったが、このままでも充分生殺しだった。

「けっ、警察」

娘は自室に駆け込もうとしたが、私が許さない。

692タイトル『家族』催眠厨キノコ ◆UUd2OkuCR. 2018/02/08(木) 17:37:38.96ID:2a4/96Tk
 『止まって』

「えっ」

『絵里奈ちゃんのこと、教えてほしいな。いくつ?』

「16……なっ、なんでっ……うっ、うっ――」

残念なことに、娘は私服を着ていた。制服を脱がすのは興奮してよかったのだが。

「絵里奈ちゃんは、いえ、この世界の人間は私に逆らえないの。ごめんね」

意識をいじらずに能力を使ったのは久々だったが、娘は私の期待に応えてくれた。

『じゃあ、服を脱いでくれる?』

「いや、いや――」

と言いながら、娘は服を脱ぐ。おそらく、先ほど買った新品だろう。店員に申し訳ない、と思いながら、
ああいう場所で若い店員を裸にするのも悪くないと思った。

693タイトル『家族』催眠厨キノコ ◆UUd2OkuCR. 2018/02/08(木) 17:39:33.44ID:2a4/96Tk
 娘の清純さの証明とでも言わんばかりに、娘の下着は白だった。しかしその豊満な胸と華奢な足が、
清純さを破棄し淫靡な欲を掻き立てることを娘は知らなかった。知らないままでいい、と私はほくそ笑む。
この娘は、自分の両親に、自分に何が起きているのか分からないまま、私のものになる。

 この娘の価値は、私が決める。

 娘もまた、完全な全裸になった。私はカメラで、その姿を撮影し続けた。
 娘は胸と股間を隠していたが、『隠さないでね』と言うと直立した。

694タイトル『家族』催眠厨キノコ ◆UUd2OkuCR. 2018/02/08(木) 17:41:06.43ID:2a4/96Tk
 例えば、と思う。この写真を現像し、裏社会に流せばどれだけの価値がつくのだろうか。
かなりの額になるはずだった。しかしそれに群がる男は愚かだった。愚かだと知りながら、
その愚かさを見物しようとする私が最も愚かだった。

 私が裸体を好きなのは、あの男の影響かもしれない。会いたいと思ったが、もし彼が本当に不老不死でなければ、
彼はもう死んでいるはずだった。

695催眠厨キノコ ◆UUd2OkuCR. 2018/02/08(木) 17:42:19.63ID:2a4/96Tk
今日はここまで
今日中に完結しなかったので明日完結予定

696タイトル『家族』催眠厨キノコ ◆UUd2OkuCR. 2018/02/08(木) 21:32:51.53ID:2a4/96Tk
 『M字開脚してみて? 分かる?』

分からない、と娘はむせながら答えた。素晴らしい。本人が理解できないことを指示することはできない。
私は半ば無抵抗になった(催眠とは関係なく)彼女の身体を倒し、股を開かせた。娘はまた「ひっ」と啼いた。
理由は分からなかったが、すぐに素肌に冷たいフローリングの感触が当たったからだと推察する。
娘の身体は興奮と恐怖で熱くなり、激しく上下した。それは娘が何も「知らない」ことからくる興奮だったが、
娘の潤んだ瞳は、猛獣から見れば未知を期待している小動物のようにも見えた。それほどまでに娘の熱の奥に、
何かが胎動しているように思えた。

697タイトル『家族』催眠厨キノコ ◆UUd2OkuCR. 2018/02/08(木) 21:34:19.88ID:2a4/96Tk
『そのまま動かないで』

人間の認識とは簡単なものだ。例えば、「自然破壊について考えないようにしよう」と思ったとする。
その瞬間に、人間はその思考に至る以前よりも強く、「自然破壊」について認識する。脳は馬鹿だ、と思う。
人生も、価値も、価値の価値も、すべてが愚かだ。人間は常に本質を見落とし、忘れ、そのことによって安住している。
それは例えば、私が産んだ父親の分からない子を、不妊治療にやってきた女にやった時にも思ったことだ。私の子供は私の子供ではない。
なのに、女は一瞬で自分の子供だと認識し、幸せそうな笑みを浮かべる。

人間の脳は10%しか使われていない、と言う。もし仮に、すべての人間が100%の力を発揮すれば、
催眠も通用しないだろうか。

698タイトル『家族』催眠厨キノコ ◆UUd2OkuCR. 2018/02/08(木) 21:36:33.33ID:2a4/96Tk
 娘は当然ながら、処女であった。そのすべてを拒絶する若々しい肉体を舐めるように見る、
私は、価値が無価値であることを知っている。だが価値という話をするなら、私の人生より、
この娘の人生の方が価値があるのは分かり切ったことだった。

私は唐突に、後ろめたさに駆られる。これは初めてではない。能力に目覚めてすぐの頃、
私は遅れてやってくる理性に打ちのめされ、そのまま逃げかえることがあった。しかしその場合、
催眠状態の対象は2度と動くことができなかった。意識を戻すと、当然通報され捕まったので、
また能力でごまかすしかなかった。

だから私は、後ろめたさなど入る余地もないほどに残酷になることにした。
一番手っ取り早かったのは、対象者を殺すことだった。殺せば「指示待ち」ではなく「永眠」となった。
全身に浴びた返り血が、彼らの生きていた証だった。

699タイトル『家族』催眠厨キノコ ◆UUd2OkuCR. 2018/02/08(木) 21:37:59.08ID:2a4/96Tk
 私が、殺した数と同数の子を産んだのは、贖罪などではなかった。なぜならそれは、生きていた人間とは違う個体だからだ。
世界の認識を改変すれば、死者蘇生も可能かもしれないが、私は怖かった。

 後ろ指を指されるのが怖かったのだ。もちろん操作すればどうとでもなったはずだが、それでも私は怖かった。
私は意味のない世界で、意味のないことをし、世界の喪失と再生を見届けている。

 私もこの娘の年頃の時、このような表情をしていたのだろうか。恐怖におびえながら、生きたいという叫びが放つ生命の光。
それは止まることを知らない私の心臓には眩しすぎる光だった。

700タイトル『家族』催眠厨キノコ ◆UUd2OkuCR. 2018/02/08(木) 21:40:42.86ID:2a4/96Tk
 「な……何が目的なの」

 一通り写真を撮った後、娘が言った。その質問は今までに何度も聞き、何度も考えたことだった。
しかし答えは未だ見つからなかった。見つかるものではないと思い始めていた。用意していた答えを話し始める。

「やり方はいくつかあるわ。『動いていいよ』」

 今の状態なら、娘は逃げるなり叫ぶなり通報できるなりなんでもできたが、床に寝そべったまま動かなかった。
恐怖が脳を支配した時、あらゆる動物が正常な判断をできない。

「例えば、あなたが大切に守ってきたその初めてを、お父さんに破いてもらう。例えば、この男の子供を宿して、
3人とも同じ血を引く子供を育てる」

「……」

 娘は黙っていた。私の中にあった欲はもう消えていた。身体はいくらでも幼くできるが、
長く生きれば生きるほど情熱は色を失いやすい。

 2人の男が小さく呻き、それぞれの女の中に精を放った。

701タイトル『家族』催眠厨キノコ ◆UUd2OkuCR. 2018/02/08(木) 21:42:39.73ID:2a4/96Tk
 「それで、どうなるの」

「どうもならない」

「狂ってる」

「誉め言葉よ」

 私は娘に近づいた。甘いミルクのようなにおいが鼻腔を刺激した。しばらくはこれぐらいの年齢で遊んでみるのも良いかもしれない。

 娘の胸に触れる。いつかできる大切な人にそこが触れられることを夢見ていただろうか。見る者を圧倒させる2つの丸は私の指を受け入れ、
私の悪意は娘の肌の中に包み込まれていった。

「私は不老不死ってやつでね。もう数えきれないほどの年月を過ごしてきた。何か欲しいものがあったはずだけれど、忘れてしまった。
それを思い出すことが、目的だったかもしれない。不老不死であるためには、自分の肉体に催眠をかける必要がある。本当のことは、
もう私の瞳には映らなくなった」

702タイトル『家族』催眠厨キノコ ◆UUd2OkuCR. 2018/02/08(木) 21:45:23.10ID:2a4/96Tk
 不意に私の眼から、涙が流れた。娘もまた泣いていたが、おそらく私のものとはまったく意味が違った。

「あなたの持っているもの、全部欲しい。でも一番欲しいのは」

 胸に身体を預けた。甘い香りと同化した気分だった。私は私の母親の顔を思い出そうとしたが、長すぎる年月にそれは無理な注文だった。
娘はのけぞり離れようとした。

「――家族だったかもしれない。『私を撫でて』」

「はい」

 娘は私から離れるのをやめ、私の肩に腕を回し、もう片方の手で私の頭を撫でた。

 手に入れられないから、壊す側に回った。催眠で手に入れた世界など、かりそめにすぎない。
私は何も手に入れることはなく、死ぬことを恐れ、孤独を恐れ、そして人々を裸にする。

 母親たちの嬌声はまだ続いていた。娘の右胸の蕾、不可侵であるはずのその場所に私の唇が触れる。
舐めると、ほのかに甘かった。

703タイトル『家族』催眠厨キノコ ◆UUd2OkuCR. 2018/02/08(木) 21:46:48.42ID:2a4/96Tk
終わり
今日中に書き終わったからやっぱり今日中に投下します
次回はイチャラブに挑戦したい(無理)

704名無しさん@ピンキー2018/02/08(木) 21:50:29.45ID:GVGF2TpG

705催眠厨キノコ ◆UUd2OkuCR. 2018/02/08(木) 21:54:28.49ID:2a4/96Tk
>>697
訂正
×私の子供は私の子供ではない。
〇私の子供は彼女の子供ではない。

706名無しさん@ピンキー2018/02/09(金) 11:41:15.40ID:aeOu/Dr5
なんというか、深いね

707名無しさん@ピンキー2018/02/10(土) 15:18:47.42ID:90MMbaFQ
村越もなんでもできるようになると興奮しなくなってたか

708名無しさん@ピンキー2018/02/15(木) 02:21:29.45ID:ZogNn8SU
文章書くの慣れた人なのかな

709名無しさん@ピンキー2018/02/15(木) 02:23:13.37ID:SsqUj3mS
あれこれ催眠?っての
時々あるよな
妊娠オンオフとか

710名無しさん@ピンキー2018/02/16(金) 00:47:21.02ID:KnbV8lCu
パラメーラリモコンは必ずしも催眠ではないのでは?

711名無しさん@ピンキー2018/02/19(月) 00:12:36.01ID:VF+jTem4
個人的にフェラチオこそが最大の屈服の証だと思っている
だからこそ、MC・催眠系では積極的にしゃぶらせたい

712名無しさん@ピンキー2018/02/19(月) 00:39:01.30ID:T1ehFixX
正気でこそフェラがフェラが屈服の証になりそうなと思ったが
肉体のみの操作でやらせりゃそうなるか
個人的にはちょっと消しゴムを貸りる位の気軽さでフェラして貰ったり
ウチで女飼ってついつい餌をやっちゃう感覚でフェラさせたりしたい

713名無しさん@ピンキー2018/02/19(月) 09:15:33.06ID:qK2LlRZO
フェラ描写した直後にキス描写あると

えっ………ってならね?

714名無しさん@ピンキー2018/02/19(月) 09:44:57.64ID:brTay5Gx
ならないぞ

715名無しさん@ピンキー2018/02/19(月) 12:01:26.81ID:VF+jTem4
俺はなるな
じゃけえ、操った姉妹に口内射精したあとに、唾液と精液を混ぜるキスさせましょうねー

716名無しさん@ピンキー2018/02/21(水) 02:57:41.47ID:+Wn+h6Px
ワシもおえんわ
一匹も返して欲しゅうねえ

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