『ミオ、待ち合わせの時間になっても来ていないがどうしたんだ』
「ごめん、お腹痛くて…」
『お前、生理なのか?』
「う、うん…」
『今、家に向かう』
「え?」
『いつも元気なミオがこんな調子だと心配だ。待っててくれ』
電話を切った。

「リョウちゃん、私の家の住所知ってるよね…?」