電話をかけて10分後、リョウちゃんこと星竜馬がミオの部屋に入った。
彼はミオが寝転んでいるベッドの縁に座っている。
「で、今日で何日目なんだ?」
「な、何日目って…」
「記録、付けてないのか?」
「つ、付けてるわよ。今日で1日目だけど…」
「…そうか」
竜馬はしばらく黙り込む。そしてこう言った。
「俺が昨日までにお前を抱いてたら、来なかったかもしれないな」