FETSでエロパロ 56章 [無断転載禁止]©bbspink.com

1名無しさん@ピンキー2016/04/24(日) 08:19:32.96ID:qG2bcbxE
したらばも板ごと消えた

17名無しさん@ピンキー2017/03/02(木) 03:37:12.48ID:xQvm4G7q
>65の、鏡を知らないキチガイな! ^^

8: 枷井法経 ◆rK2yM3sIGxCU [] 2017/01/02(月) 12:54:30.93

>7
>709
>2自殺しろ

> オナニーのコピペばっかりしやがって!何が敗走人生15年生だ!自分で言ったんだから自殺しろって、な?
>     _, ,_  パーン
>  ( ^皿^)
>   ⊂彡☆))ДT)←ば鴨女


【金蹴り】女が男を金的攻撃で倒すSS 10【電気按摩】 [無断転載禁止]・bbspink.com
http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1482850635/

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18名無しさん@ピンキー2017/05/26(金) 21:28:03.39ID:CQmotnCY
ヒーローズやエコーズのエロパロ増えろ

19名無しさん@ピンキー2017/05/26(金) 21:53:28.29ID:nVeIIXQ8
幻影異聞録

20名無しさん@ピンキー2017/05/27(土) 00:09:43.85ID:touH1Rzp
エコーズならメイ関連かな俺的に

21名無しさん@ピンキー2017/05/29(月) 23:43:35.65ID:IXgHu3bH
戦後子沢山だそうだからな、平和な結婚後の夫婦の営み系がみたい

22名無しさん@ピンキー2017/06/09(金) 07:06:28.78ID:TDFNOS9E
一応形になったので投下する。ifエロでカムイとニュクスSS
注意書きはロリBBA、淫紋、孕ませくらい
終わったら渋に保存する

23呪いを解くには(カムイ×ニュクス)@2017/06/09(金) 07:06:58.18ID:TDFNOS9E
「カムイ、何してるの?」

錬成所から部屋に帰ってくると、部屋が蔵書で溢れ返っていた。
七割はニュクスの魔導書で、後は夫のカムイがソーサラーになった時に与えた物だ。
本の湖の中でカムイは熱心に片っ端から書物に目を通していた。

「ああニュクス」

「ああ、じゃないわ。一体どうしたの? これじゃ夕食の支度が出来ないわ」

ごめんごめん、と言いながらカムイは元の位置に書物を片付け始めた。

「君の体が成長する方法を探しているんだ」

「……無駄な事よ」

ニュクスは溜め息をついて片付けを手伝い始める。

「この呪いは決して消えないわ。何度も調べて、色々と試してみたけどダメだったから」

「だけど俺、色々調べてみたんだ。ほら、これを見てほしい。
 身体成長を著しく飛躍させる魔術が……」

「カムイ……この部屋にある蔵書の大半は私のものよ。私が目を通してないと思うの?
 その魔術は十年前に試したわ。
 けど、精々髪の毛を伸ばす事しか出来なかった。
 その髪すら、私の呪いの前では一定の長さより決して伸びなかったのよ」

「そうか、じゃあこれは?」

「……。異性から精力を与えられた代償として身体を成長……」

「ね、一人の時とは違って幸い君には俺がいる。
 この方法は君も試していないと思うし、試してみる価値が」

「ないわ」

ニュクスはその本をポイと捨てた。

「どうして?」

「確かにあれは、男女交合によって新陳代謝を劇的に高める秘術よ。だけど欠点がある」

「欠点?」

「ええ、恐ろしく効率が悪いのよ。
 あの秘術は女体を器として雄が種を注いでその繁殖力を魔力に変換するものなの。
 だけど、そもそも命の対価として人間の種は釣り合いの取れる代物じゃない。
 釣り合おうとすれば膨大な時間と雄の精力を消費しなければならない。
 おまけにこの方法は一日として怠ってはいけないし、種の濃さも決まっている。
 そして一度失敗したら二度と繰り返す事は出来ないの。
 真面目にすれば、一月も経たずに男は木乃伊になるでしょうね。
 更に言うと、この呪術は特定の人間、つまり伴侶じゃないとダメなの。
 大人数で寄ってたかって女を犯しても、かえって償う命が増えてしまうだけ。
 理性のないノスフェラトゥや異界の者を飼い慣らしてやらせても意味がないわ」

確かにその時、話はそこで終わったはずだった。

24呪いを解くには(カムイ×ニュクス)A2017/06/09(金) 07:07:51.59ID:TDFNOS9E
   #  #  #

「ニュクス……」

入浴後書斎で蔵書に目を通していたニュクスは
背後から優しく抱き締められて本を落としてしまった。
振り向くと声の主は夫のカムイだ。

「……どうしたの、いきなり求めて……?」

カムイは黙ったまま、ニュクスの小さな手を
そっと掴み、自らの脚の付け根辺りに導いた。

「……えっ……!」

ニュクスは触れたものの正体に指先を強張らせる。
カムイの物の大きさは初夜で知っているが、先程のものは
少なくとも一回り大きく、火傷しそうなほどに熱かった。

「精力を増強させる魔法をかけたんだ。
 これならあの本に書かれていた量をこなしながら、君の呪いを解く事が出来るよ」

「ほ、本気なの? どれ程の時間がかかるか分からないのよ?」

ニュクスは一度引っ込めた手をまたおずおずと伸ばした。
ローブを突き破らんばかりの夫のものは、これ以上ないほど頼もしい。

「ニュクス……君は俺の妻だ。大切な人だ。
 夫として、妻の悩む姿を見ているのは辛い。
 子供がほしいけど、今の体だと出来るかどうか
 分からないといつも悩んでいただろう。
 俺だってニュクスの可愛い子供を見たい。
 その呪いを消す方法があるなら、俺はどんな事でも諦めずに全力で協力する」

「カムイ……」

   #  #  #

「んうっ……っ!」

ベッドに寝たニュクスの股をそっと開いて
カムイはあどけない花弁に口づけして舌で弄んだ。
下着のないカムイのそれをニュクスは見ている。
ぐんと反り立った肉の搭は数匹の太く紅い龍が乱れ舞っていて
見ているだけで誘惑されそうなほどに雄々しい。
その下に控えている精宝も拳大の大きさに膨れ上がって
今にも精汁が弾け出そうだった。
限界まで膨張し一回り大きくなっているそれを咥えるには
ニュクスの未発達な肉孔にとって容易な事ではない。
唾液でたっぷりと潤してすべらかにしておくに越した事はないのだ。

「あっ、ああっ! あ――ッッ!」

平らな胸を熱い呼吸で何度となく弾ませて、ニュクスは悩ましく喘いだ。
カムイの長い舌が火照った箇所を優しく淫らにほじくっている。
男の舌に奉仕される悦びにうち震える彼女は
既に軽く二回ほどこっそりと頭の中を真っ白にさせていた。

25呪いを解くには(カムイ×ニュクス)B2017/06/09(金) 07:08:46.74ID:TDFNOS9E
「ニュクス……」

カムイはニュクスの体に覆い被さり、その巨物を濡れた花芯へとあてがった。
軽く口に太った先端を咥えさせた後、ゆっくりと腰を入れて、犯していく。
あまりの大きさにニュクスの穴が悲鳴を上げる。
カムイは真剣な顔で腰を深く落とし
押し出そうとするニュクスのそこを無慈悲に押し貫いた。
狭い肉穴をこじ開けるようにして捻り込んだものの
流石に全て埋没させる事は出来なかった。

「ニュクス……大丈夫か?」

あらかじめカムイは自身のものに減痛効果のある秘薬を塗り込んでいた。
ニュクスの呪いを解くためには長時間、多くの交合回数をこなす必要がある。
その負担は妻の肉体にもかかってくる。
ニュクスが途中で辛くならないようにとの配慮だった。

「んっ、ニュクス……!」

カムイは腰で螺旋を描きながら、緊々とした肉穴を何度となく攻め立てた。
初潮前の幼女の穴はカムイのを咥えて一分の隙間もない。
肉襞すら潰れているくらいだ。カムイがズリュッと腰を引くと
ニュクスの穴はそれにすがり付いて離れない。
ベットのシーツを掴んで堪えても、腰ごと宙に浮いてしまう。
カムイは密着してその可憐な唇を吸いながら
零距離ピストンを繰り返し、ニュクスの好きなボルチオを攻めた。

「っ……ああん! カムイッ……! カムイぃぃ……ッッ!」

堪えきれず口端から涎を垂らしてニュクスは夫の名を呼ぶ。
小さな乳首はピンと立っていて、劣情を誘う。
雄によって苛められた花弁は乱れ濡れ、あどけない顔に似合わず濃い牝臭を放っている。

「ニュクス……大丈夫、もう射精るから……!」

カムイはニュクスの背中に手を回し、抱き締めながら牝宮の口を乱突する。
射精感に満ちた激しい交姦が、ニュクスの未発達な牝を翻弄し、弄ぶ。

「ああ……ニュクス……!」

ドビュッ、ビュブッ、ビュブルルルッッ!

カムイが一度身震いすると、ニュクスの幼宮にねっとりとした熱い雄汁が強かに放たれた。
彼女の穴は暴れ狂う肉竜で左右に大きくうねり、より一層の絶頂感を肉体にもたらした。
まだ射精の半ばにもかかわらず、カムイはニュクスの唇を再度吸いつつ
同じ体勢で精汁まみれの肉宮を激しく犯す。
何らかの変化が起こらない限り、量が足りないと考えられる。
絶頂に達したばかりの肉具は、双方ともに敏感となっている。
ぬるついた接触部はよりすべらかとなり、挿入を助けてくれた。
巨根の応酬にニュクスは頬を赤くして年甲斐もなく喘いで喘いで喘ぎまくった。
精力増強の効果のあるうちに一定量の精液をニュクスの中に納めなければいけない。

「うう……射精るっ!」

四度目の精射がニュクスの中で爆ぜた時だった。
ニュクスの下腹部に突如として奇妙な紋様が浮かび上がったのだ。
逆さにした壺状のものに槍の先端を構えたその印の周りには
壺から溢れ出すようにして幾筋もの炎が揺らめいているように見えた。

26呪いを解くには(カムイ×ニュクス)C2017/06/09(金) 07:09:25.73ID:TDFNOS9E
「これは……?」

「契紋よ……精霊との間に解呪の約定が結ばれた事の印。
 そして、貴方の出した種の量が充分量に達した事を示す指標よ。
 一日でも休めばこの契紋は消えるわ」

「そうか、良かった。これなら毎日続けられそうだ」

カムイは大きく一息ついて、結合部から肉根を引き抜いた。
ヌリュンと滑り落ちるようにしてやや頭を垂れた肉根は姿を現す。
頬張っていた肉飴を取り上げられた牝穴はぽっかりと開き
とろとろと濃臭の蜜精をだらしなく垂らしていた。

「甘いわね」

「えっ?」

カムイはニュクスの言葉の後に己の肉具を一瞥した。
頬を染めたニュクスは目を瞑って首を横に振る。

「そっちじゃないわ。この手の解呪は繰り返すごとに量が増していくの。
 最初は四回で達成出来ても段々と量が増えていって、その分回数も増していくわ」

ニュクスの言葉に不安を覚えなかった訳ではないが
それから毎日カムイは妻の解呪を夢見て、ニュクスを抱いた。
確かに求められる射精量は増えていく一方だ。
その度にカムイは、毎度自身に精力増強の術を施して交合に臨んだ。
そのうち暗夜王国の他国への侵略が本格化していった。
暗夜王国の王子にしてなくてはならない戦力でもある彼には
軍における責任や戦力の管理が重くのし掛かる。
更に卑劣なマクベスたちの横行を最小限に留めるために
秘密裏に行う軍略会議も参加する事になり、中々夫婦二人の時間が取れなくなってきた。

「はぁぁん……! やあっ、だめぇっ、カムイぃぃ……!」

リリスのいなくなった神殿で耳にもたれ掛かるような可憐で妖しい嬌声が響いている。
交合用にと開いたタイツの切れ目に、カムイは巨根を深々と突き刺し
荒い息を漏らしながら妻を乱れ突いていた。
あれからカムイはひたすら解呪に励んでいる。
食事は精力がつくようにモズメから仕入れた熊の肝をニュクスが料理していた。
淫交の合間に彼女はしばしば口淫に耽った。
気力を回復する秘薬を口に含んで、小さな口内一杯に膨張した陰茎に
長い間まぶす事で、少しでも夫の助けになるように努めた。
しかし、それも回数を重ねる度に効果は薄くなっていった。
時間のない二人は、暇を見つけては家だけでなく野外で交わった。
ある時はモズメの作った麦畑に横たわり、騎乗したニュクスを下から突き上げた。
ある時は林に隠れるようにしてニュクスを押し倒して時間の許す限りの精を注ぎ込んだ。

27呪いを解くには(カムイ×ニュクス)D2017/06/09(金) 07:10:23.28ID:TDFNOS9E
「んっ……! ニュクス……もっと締めて……!」

美しいニュクスの小尻が壊れんばかりの勢いで
カムイは腰を動かし、雄の形を刻み込んでいく。
元々狭かった彼女の穴は、すっかり夫の巨根の形に変わっていた。
もう七回もニュクスに射精しているが、まだ契紋は光らない。
それもそのはず、いくらカムイが神祖竜の血を受け継いで
並々ならぬ体力精力があるからといっても
毎度のように交合していては当然精汁も薄くなっていく。
薄くなった分規定量に達するための回数は、徐々に増えていった。
その為、カムイが自身にかける精力増強の魔術は更に強いものへと変わっていった。
手足の先が痺れるという反作用があってもなお
彼は愛するニュクスのために犯すのを止めようとはしなかった。

「くっ、ニュクス……!」

身震いした途端、強かに打ち込んでいたカムイのからどろりとした熱い蜜精が噴き乱れる。
ニュクスは目蓋を半分下ろしたまま、律動が止むまで種を受け入れた。
最初は四回で達ししていた規定量も、今となっては八回行ってやっとという有り様だ。
受ける女壺の方も最後の方は感覚がほとんどなくなっている。
おまけに、巨根の猛攻によって休まず拡張された肉穴は
中々閉じることが出来なくなっていた。
ぴったりと閉じていたニュクスの恥門からは
肉根に弄ばれて伸びた花弁がやらしくぬめり気を纏ってはみ出てきていた。

   #  #  #

「ねぇ、貴方……無理はしないで……」

ある時、サファイアの岩山に隠れるようにして二人の人影が寄り添っている。
男は下穿きを足下に脱ぎ捨て引き締まった尻を剥き出しにしたまま
女魔導士を背後から犯していた。
太腿に垂れ、地面に落ちていく白濁の体液は
溢れる男の精力と二人の長い交合の時を物語っていた。

「顔が青いわ。休まないと……」

ニュクスはカムイの硬い肉根に熱く貫かれ喘ぎながらも、夫の体調を心配していた。
可愛らしい妻の尻に剛根をひたすら打ち込むカムイの顔には
確かに焦燥と疲労が色濃く表れていた。

「大丈夫さ……今日は軍略会議で遅くなるから
 今のうちに注いでおかないと、うう、……!」

カムイはニュクスの小さな体を抱き寄せた。
その力はどこか弱々しく、すがり付いているようにも感じられる。
密着した彼は自らを鼓舞するように妻の名前を彼女の耳元で囁き
一層深く激しく欲望を最奥に吐き出さんと努めた。

「ああっ、……あんっ! カムイ! きてぇ……!」

「待っててね、ニュクス! 今……ああっ! ……ッッ……!」

――ブビュッッッ! ブッピュッ、ビュピルルルルッッッッ!

ニュクスの慎ましい乳に手を添えたまま、カムイは渾身の射精を妻に捧げた。
彼の額には大粒の汗が吹き出ている。
それもそのはず、彼は朝から数えて十回も性交を繰り返していたのだ。
充分量に達した事を示したように、ニュクスの下腹の契紋が光った。

28名無しさん@ピンキー2017/06/09(金) 07:52:20.08ID:TDFNOS9E
おいこら規制に引っかかりました

29名無しさん@ピンキー2017/06/09(金) 09:37:48.21ID:TDFNOS9E
「ふぅ……、……! くっ……!」

分身を抜こうとニュクスの体から離れたカムイは
体をふらつかせてたたらを踏んだ。
そのままニュクスの背中側で尻餅をついた。
心配したニュクスは、蜜穴から淫らな汁が滴るのも気にせず、夫にリカバーを施した。

「ごめんよ、ニュクス……」

「だから言っているのよ、無理はしないでって!」

カムイは岩山に手をかけて何とか立ち上がると
衣服を整えて軍略会議に参加するため、城へと戻っていった。
白夜の忍に切り込まれ部屋の奥まで運ばれ討ち死にした悲劇の将ハロルドの像が
ニュクスと共にその背中を見送っていた。

   #  #  #

「これは……?」

十二回目の射精をようやく終えた時の事だった。
疲労困憊の最中にニュクスの下腹部を見ると
今まで薄桃色だった契紋が光り始め、朱色に変化した。

「驚いたわ……解呪が成就しつつある」

ニュクスは信じられない目で自身の契紋の部位を擦った。

「本当か?」

「ええ。こんな変化があともう一回起こって完全な赤色になれば解呪は叶うわ」

「そうか! よし、じゃあもう少しだね!」

カムイはそう言ってニュクスの手を取り笑ったが、その表情はどこか痛々しかった。
彼の頬はこけ始め、折角の美顔に暗い影が射してきている。
ニュクスを掴んでいる手も弱々しかった。
この解呪を続ける事自体、並々ならぬ事だ。
第一段階のこの変化ですら十二回かかる交合を数日間続けるまでになってやっと現れたものだ。
成就間近になれば恐らく途方もない吐精を繰り返す事になるだろう。
果たしてそれまで彼の健康が保てるだろうか。
ニュクスは先に水浴びを済ませた。
連戦により、彼女の子宮は彼の命の種で充ちていた。
ほじくりだしても次から次へと垂れ落ち、少量は明日まで残ってしまう。
ニュクスは自身の体を撫でた。
数年間微動だにしなかった体格の変化が解呪の効果としてようやく現れ始めていた。
決して大きくなかった平坦な乳房は、いつの間にか
小さな手で余るほどの大きさに成長していた。
幼女然とした恥丘には数年もの間決して生えてこなかった春毛が何本か芽吹いていた。
このまま行けばともすれば見果てぬ夢だった大人の体も手に入るかもしれない
――愛するカムイの命の炎を犠牲にして。

おいこら回避

30名無しさん@ピンキー2017/06/09(金) 09:40:01.77ID:TDFNOS9E
「カムイ……どうしたの?」

「……」

その時だった。立ち上がったカムイの体がぐらりと揺れてニュクスの脇に倒れた。

「カムイ! カムイ!」

ニュクスは横たわった彼の体を揺さぶり懸命に呼び掛けたが、彼の返事はない。
完全に意識を失っているようだ。
辛うじて呼吸はしているが、それすらも途絶えがちになっていた。
度重なる荒淫と始終精力増強の魔術を重ね掛けした事による
慢性的疲労、それらが全て噴き出したものだと考えられる。
状態はかなり危ないと言っていい。
リカバーをかけて安静にしていれば彼の容態は回復するかもしれない。
しかし、ここで半端に気力を回復させてしまったらどうか。
彼は病み上がりの体に鞭打ってニュクスを押し倒そうとするだろう。
そうすれば今度こそ処置のしようがなくなってしまう。
かといって集中治療をすれば今日一日の充分量がこなせず
今までの解呪は完全にご破算となってしまう。

「……」

ニュクスは苦しむカムイの顔と自身の体を交互に見てていた。

   #  #  #

「うわあああ! お兄ちゃ――んっっ!」

カムイが目を開けると、大粒の涙を浮かばせたエリーゼが見えた。
その傍には相変わらず妖艶な義姉カミラの姿もある。
エリーゼはカムイの意識が戻ったと知るや、その胸に抱きついてきた。
衰弱した体に元気に満ちた義妹のタックルは少し堪える。

「……? ここは……」

「ニュクスが教えてくれたんだよ。お兄ちゃんが自分の部屋で倒れたって」

倒れた? という事は? 頭がうまく回らないカムイに対して、カミラも口を挟んだ。

「大変だったわね、二日間も寝込んでいたんだもの。
 お姉ちゃん心配してご飯ほとんど食べられなかったわ」

「ふ、二日間だって! そ、そんな……!」

「あん、ダメよカムイ。安静にしてなきゃ。
 ただでさえニュクスが応急処置をしていなかったら命すら危うかったのよ?」

「ニュクス……そうだ、ニュクスは……!」

カムイは姉妹に頼んでニュクスをこの救護室に呼んでもらった。


おいこら規制回避

31名無しさん@ピンキー2017/06/09(金) 09:40:37.07ID:TDFNOS9E
「カムイ……」

ニュクスの姿を見た時、カムイは驚きを通り越して放心してしまった。
黒く透き通った薄い服から見るニュクスの下腹には
無理を重ねて色濃くしたあの契紋が、跡形もなく消え去っていた。

「うう、そんな……! あと少しだったのに……!」

「カムイ……気に病まないで」

「済まない、ニュクス! 俺が不甲斐ないせいで、君の呪いが……!」

ニュクスは項垂れるカムイの肩をとんと叩いて首を振った。

「自分を攻めてはいけないわ……だって、貴方を眠らせて
 エリーゼたちを呼んだのは……私なのよ」

「……! どうして、そんな事を!」

「落ち着いて。あの後私が回復したら動けるようになった貴方はどうすると思う?
 大人しく治療を受ける? いいえ、もうボロボロになったその体に
 鞭打って解呪を優先して私を抱いたでしょうね」

「……」

「占いをしてると、自然にその人の未来を図る事が出来るの。
 あの時の貴方には色濃く死相が出ていたわ。
 きっと、私が思う以上に無理していたんでしょう」

「……。だけど……君の呪いを解くためには……」

ニュクスはカムイを抱き寄せた。
慎ましい体からは安堵すら覚える母性愛が感じられる。

「カムイ……貴方が私のために思ってくれるのは嬉しいわ。
 親身になって解呪に尽力してくれた事も。
 だけど、たとえこの呪いから解放されても
 傍に貴方がいてくれなければ何もならないわ。
 覚えていて、この呪い以上に貴方の存在は私の中に深く根付いているのよ」

カムイはニュクスの頬に涙の跡を見つけた。
恐らくこの二日間、ずっと泣いていたに違いない。
そんな妻の表情を見ればそれ以上彼女の言葉に抗う事など出来はしない。

「……。分かったよ、ニュクス。
 君が後悔していなければ、それでいい。君を悩ませて、済まなかったね」

「分かってくれて良かった。……。それとカムイ。
 貴方の解呪を止めたのにはもう一つ理由があるの」

「……?」

ニュクスはほんのり頬を朱に染めて彼に耳打ちした。

32呪いを解くには(カムイ×ニュクス)ラスト2017/06/09(金) 09:41:32.35ID:TDFNOS9E
「……! 本当に、俺の子供が……!」

「ええ、多少なりとも体が成長したお陰で初潮が来たの。
 随分待たされたけど、やっと私も子供を産める体になれた」

ニュクスは目立たない下腹を愛しげに撫でながら言葉を続ける。

「貴方ったら朝も昼もなく私を抱き続けたでしょう。
 すぐに妊娠したって分かったけど、あの調子で貴方に
 ずっと愛されていたら、お腹の子供にも悪い影響が出てしまうと思って
 言おうと思った時には気を失ってしまっていて……」

二人の間に言葉は要らなかった。彼はニュクスの手を取って喜びを噛み締めた。
ニュクスもまた、安堵の笑みを浮かべている。

33名無しさん@ピンキー2017/06/09(金) 09:42:04.06ID:TDFNOS9E
以上です。暗夜クリア記念に書いてみました

34名無しさん@ピンキー2017/06/09(金) 10:16:36.76ID:SP1V78Tp
>>22-33
乙です

おいこら厄介ですね

35名無しさん@ピンキー2017/06/14(水) 20:05:13.39ID:+re73hVg
久しぶりの投下キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!
いいっすねーいいっすねー!!おつ!

36名無しさん@ピンキー2017/07/03(月) 00:05:23.43ID:t+KPjsR5
初めましてm(_ _)m
ジェルド×ミカヤの小説って無いのでしょうか?
もし、無ければ書いてもよろしいでしょうか?

37名無しさん@ピンキー2017/07/03(月) 00:10:20.94ID:wOH8dv2u
どうぞどうぞ

38名無しさん@ピンキー2017/07/03(月) 00:14:39.17ID:t+KPjsR5
ここって、書き込みの際にお金はかかるのでしょうか?

39名無しさん@ピンキー2017/07/03(月) 00:16:03.77ID:wOH8dv2u
…かからんが…なんでそう思ったんだ

40名無しさん@ピンキー2017/07/03(月) 00:17:13.04ID:t+KPjsR5
書き込みにお金がかかるところもあると聞いたので…(´・ω・`)

41名無しさん@ピンキー2017/07/03(月) 00:22:41.86ID:t+KPjsR5
ジェルド×ミカヤです。
注意点:最初はエロ要素あまり無いかもしれません。
女性向けかもしれません。
それでも良かったらどうぞm(_ _)m

42名無しさん@ピンキー2017/07/03(月) 01:24:02.20ID:t+KPjsR5
子供が欲しい。
世の大半の女はそう思っている。たいていの女は結婚して子を成す幸せを手に入れることができるが(結婚して、子を産んだからといって幸せとは限らないが)、できない者たちも少なくない。
占い師ミカヤもそんな女の1人だ。
今日も彼女は日々の生活の糧を得るために、大通りで占いをしていた。
「ありがとう。あんたの占いは当たるって評判だからな。信じて頑張ってみるよ。」
ミカヤは男性客に頭を下げて次の客の相手をする。
「占い師さん、あなたよく当たるって噂だけど、本当だったわ!ありがとう!あたし、結婚することになったの!」
「そうですか。それは良かった…。」
嬉しそうに話すのは以前占ったことのある女性だった。彼女の嬉しそうな笑顔につられてミカヤも笑みを浮かべる。
「でね、今日占って欲しいことはね、彼との間に何人子供ができるかってことなの!」
(子供…)
その瞬間、ミカヤは顔を少しだけ曇らせた。
ミカヤはなるべく人に自身のことを知られないために占いの際は顔をフードで覆っていたので、自分の幸せな将来のことでいっぱいな女性がそのことに気づくことはなかった。
「そう!ねぇ、何人できるの?」
早く知りたいのだろう。急かすように尋ねる。
「…見えます。あなたと、将来のご主人がお子さんに囲まれて幸せそうなのが…2,3人でしょうか?」
「本当⁉」
「ええ。」
女性は目をキラキラと輝かせた。そして、ミカヤの両手を包み込むように握った。
「あなたの占いの結果を聞いて、結婚前の悩みなんてどうでもよくなっちゃった。あなたも素敵な人と結婚して子宝に恵まれるといいね!ありがとう!」
女性はお金を払うと笑顔で手を振りながら去っていった。
それを悲しそうな、羨むような表情でミカヤは見送った。
(子供…か。)
ベオクとラグズの混血児、印付き。反ラグズ思想の強いデインで自分が印付きだとバレたらどんな目にあうか、時々聞こえてくる街の人々の会話から知っていた。
春を売ろうとした印付きの女やパンを盗んだ印付きの少年がリンチされて死んだこと、比較的マシなクリミアやベグニオンでも石を投げられて追い出されてしまう…。そんな状態で結婚や出産なんて無理な話だ。ミカヤにとって、それらは決して手に入らない幸せであった。
ぼんやりと考え事をしていると人通りが少なくなってきた。
(もう、暗くなるわ。そろそろ店じまいをしないと…)
そんな叶わない願いを頭から振り払うように片付けを始めた時、歩き始めたばかりの男の子がミカヤのもとにやってきて満面の笑みを浮かべた。
(可愛い…。)
あまりの可愛さに片付けの手を止めてじっと見つめてしまう。
(……)
「うー、あ〜。」
自身のことを不思議そうに見つめるその瞳はクリクリとしており、唇や頬は柔らかそうだ。幼子をじっと見ているとミカヤの下腹部はいつも訴えるように疼くのだ。
「子供を産みたい」
と。
こんなことになるのは自分だけではないかと思えて一瞬恥ずかしかったが、その考えはすぐに打ち消された。
「あっ、こんなところに…。良かったあ。無事で。占い師さんごめんなさいね。」
「あっ…」
ミカヤに迷惑をかけたと思ったのだろう。母親は幼子を抱えてそそくさと去って行った。
ミカヤは「印」のついた右手を下腹部に当てる。下腹部は強く求めるかのようにさらに疼いた。

43名無しさん@ピンキー2017/07/03(月) 01:59:39.94ID:t+KPjsR5
しばらくはジェルドとミカヤが絡むことはないですが、また投稿を。
今回はミカヤの自慰です。
注意点:これはサザと別れた後の話です。
ミカヤが変態に見えるかもしれません。
それでも良かったらどうぞm(_ _)m

(さよなら…サザ……。幸せになってね。)

44名無しさん@ピンキー2017/07/03(月) 02:31:37.97ID:t+KPjsR5
ごめんなさい。
途切れました。
遅いので寝ます。

45名無しさん@ピンキー2017/07/04(火) 23:02:56.82ID:ni+sdu53
人混みの中、ミカヤは名残惜しそうに後ろを振り返る。そこには緑髪の少年がいた…。

「うっ…ううっ…。サザっ…!」
ベグニオンに来てからミカヤは、サザのことを忘れようとするかのように占い師としての仕事に集中していた。だが、夜になると彼のことを思い出してしまい、パンを食べることさえ困難なほど泣いてばかりいた。
これ以上、呪われた運命に付き合わせたくなかった。自身の正体を知られるのが怖かった。だけど、何よりも…
あの子は大丈夫かしら?どこかでひどい目にあわされてないだろうか?ひょっとしたら…
そんな考えが頭の中でグルグルと回っている。彼は自身の身を守るためにナイフを所持していたが、まだ子供。大の大人に敵うとは思えなかった…。

(今晩もサザのことを…。嘆いても仕方ないから幸せだった頃を思い出そう。)
しかし、(育ててくれたおばあさんのことを除いては)どれをとってもサザとの思い出ばかり。いつも一緒にパンを食べていたこと。新しい場所では色々なところを出歩いたこと…。
(そういえば、あの子、二年前は「お漏らしした!」なんて焦ってたわ)
これは、サザがミカヤに相談したわけではなくてミカヤがサザの心を読んで知ったことであった。あとでそれはお漏らしではなかったことが判明したが…。
(うふふ。彼も大人の男になっていくのねぇ…。)
そこで彼女は青ざめた。
そのことを知った時、自分は彼に対してとんでもない欲望を抱いた。
血の繋がりがないとはいえ、抱いてはいけない欲望を…。



区切りがいいと思うので、ここで切ります。

46名無しさん@ピンキー2017/07/05(水) 05:45:20.38ID:qeAOM5UA
素晴らしい

47名無しさん@ピンキー2017/07/08(土) 20:58:40.62ID:2VnK0mBt
サザの精通を知った時ミカヤの子宮が疼いたのだ。それから彼女はサザと交わる妄想に耽り、自慰を頻繁に行うようになった。
あと、2、3年すれば逞しい青年となるだろう。その時の彼を想像するだけで衝動に駆られてしまう。
彼の白濁を自らのナカに注ぎ込みたい。孕みたい。
日に日にそんな欲求が強くなっていった。このままずっと一緒にいたら彼を傷つけてしまうと思ったから離れた。
気づいたら彼女は身につけているものを全て脱いでいた。

右手の印を隠す手袋さえも。

程よく膨らんだ胸と尻、細い腰と手足。それが(どうしてこんなところにあるのか不思議だが)姿見に写る。それはミカヤを興奮させた。
駄目だ。抑えきれないっ…!
「んっ…」
秘所に右手を当て、揉み始める。
(んんっ…!)
揉む力と速さを上げていき、快感を高める。ミカヤは幼子を見たり行為を想像すると蠢く子宮と、自身を気持ちよくするこの器官が堪らなく愛おしかった。
速めたり強くしたり、遅くしたり弱めたりしてさらに快感を高める。
(ああっ、気持ちいい…満たされていく……!)
男性器の挿入を潤滑にする、ヌルヌルの愛液がナカから溢れ始め、ミカヤの右手を濡らし始めた。
高まるにつれて、彼女の呼吸も荒くなっていく。
(んん……幸せ……。)
目を潤ませ、恍惚とした表情を浮かべた。しかし、快感はここで中断してしまう。
(この印…)
今更ながら右手の印が鏡に写っていたことに気づいた。自身を縛る呪われた運命を示す印。
自慰の最中に写り、ミカヤの性欲を少し減退させる。せっかくの美しい右手がこれのせいで台無しだ。これさえ無ければ、自分はこんな生活を送らなくて良かったのに、男と交わることだってできたのに…子供だって産むことができたのに…。
ミカヤは右手を秘所から離す。そこから粘液が糸を引いた。それがまた、ミカヤの性欲を増進させる。
今度は毛布がわりに使用している布切れを花弁にあてがい、左手で右手を抑えて指圧する。これでさらに自慰に集中することができた。
(…サザっ…!)
ミカヤはサザと交わる妄想に耽りながら自慰をする。その妄想は、お互いに一糸纏っていない状態で、ミカヤは仰向けになってM字に開脚し、サザを受け入れる準備をする。陰部はすでに蜜で湿っているどころか溢れ出しており、彼を求めるようにヒクつく。
そこにサザが欲望に駆られて怒張した肉棒を挿入し、激しく前後させる。ミカヤの膣壁は彼そのものを激しく咥え込み、サザの肉竿は喜びのあまり、彼女のナカでだんだんと膨張していく。
やがて2人は快感で喘ぐことしかできず、サザが白濁を放った瞬間、ミカヤは絶頂に達する…。
(突いて欲しい、ナカに出して欲しい…。)
毎晩、何度も交わって妊娠する…。
(ああ…もうっ、駄目っ…!)
そこでミカヤは達した。彼女の身体は汗で、入り口は粘液で濡れていた。
(布まで…まぁ、いいか)
布団がわりの布切れを下肢に挟み、横になる。
まだ下肢は満たされていないのか、それとも別のものを求めているのか花弁が蠢いた気がした。

次の日、稲妻に打たれたような衝撃を受けた。デインとクリミアで戦争が起きたのである。彼女は居ても立っても居られなくなり、ベグニオンを発ってデインとクリミアでサザを探し始めた。
そして終戦後にネヴァサで出会うのである。その頃には彼に対する欲望は愛へと変わり、彼を傷つける衝動に駆られることはほとんどなくなった。しかし、彼女の欲望は別の形で、それも歪んだ形で満たすことになるのである。
それはデインがベグニオンに統治されることになって三年後のことであった。

48名無しさん@ピンキー2017/07/09(日) 01:41:59.14ID:dD571Csx
今回もエロ要素ほぼ無しです。
ジェルドの話を書こうと思います。
注意:ジェルドがゲスっぽいかもしれません。
印付きは迫害されるだけでなく、人身売買の対象になっていたり、一部は金貸や奴隷商人などの汚い職業をやっているという設定です。
アルダーは既婚者で子持ち、ジェルドより年上という設定です。
いきなり1部2章での話になります。

ベグニオン暦648年

一台の馬車が街道を走っていた。馬車には御者の他に軍人らしき2人の男が乗っている。その2人のうち紫色の鎧を纏った男が、赤色の重装歩兵に話しかけた。
「なぁアルダー、お前は『銀の髪の乙女』の『癒しの手』についてどう思っている?」
アルダーと呼ばれた重装歩兵は、いきなり尋ねられたことに少し戸惑いながらも答える。
「ネヴァサに来たばかりの頃は本当にそんなものがあるのかと思っていましたが、あるものなんですね。あの娘、本当に人間なんでしょうか?」
『銀の髪の乙女』を訝しむアルダーに紫色の鎧を纏った男、ジェルドが、デイン人や熱心な女神の信者ならば驚くことを言った。
「だよな。ひょっとしたらそいつは印付きかもしれんぞ。」
「し…印付き…。」
女神の教えでは禁忌の存在とされている印付き。アルダーは熱心な信徒ではなかったので、女神の「ベオクとラグズが交わることは禁忌である」という教えに疑問を抱いていたが、ラグズに偏見を持っていたので、なんとなく気味が悪いと思っていた。
見た目は人間なのに寿命は半獣。嫌な考えだけれど、はっきり言って気持ち悪い…。
「確かに。印付きには特別な能力がある者もいるらしいですからね。そういう可能性は十二分にあるでしょう。」
「やはり、お前もそう思うか。」
「はい。大道芸人や手品師、貴族の愛人や奴隷商人や金貸などは印付きであることが少なくないですからね。だいぶ前、私に手品とは思えないようなことを披露してくれたある高級娼婦が何故だかよくわからないけど、「自分は印付きだ」と小声で話してくれたのです。」
数は多くないとはいえ、帝国には印付きは意外と多い。
これは庶民の大多数が知っているわけではないし、田舎者なら絶対に許さないだろうが、貴族やそれなりの位の軍人、それどころか一部の司教や牧師さえも仕方ないこととして黙認していた。
迫害対象だからまともな職業では食べていけないので汚い職業につくしかない。そのためか、彼らの情報網や結束力は侮れない。
だからこそ、金に汚い貴族や商人などが彼らを重宝するのだが。
「まぁ、印付きの印なんざ勘の鋭いやつや、専門的な知識があるやつじゃなきゃ「精霊の護符だ」と言って簡単に騙せるしな。意外と多くいる気がする。」
印付きはベオクに比べて寿命が長い。長く生きれば同じ印付きに出会い、(子供はよく死ぬとはいえ)子を成すことだってあり得る。
それに、繰り返すが、寿命が長いのと容姿の良い女の印付きは貴族の愛人として同じ印付きに売られることも少なくない。子を成す機会はベオクに比べてずっと多い。ひょっとしたら、小さな国が一つできる分位の人口がいるかもしれない。

切ります。
印がある子が生まれるのは珍しいとソーンバルケは言っていましたが、帝国の神使はみんな印付きなので、印付き同士で子を成せば印付きが生まれる確率が高くなるんじゃないかと、とあるブログで読んだことがあります。
なるほどとは思いました。
ちなみに私の中で印付きはユダヤ人みたいな存在という設定です。

49名無しさん@ピンキー2017/07/17(月) 00:37:07.30ID:PqHoDnlV
ベグニオン(クリミアも)に印付きが多いのはもう一つ理由がある。
魔道士には精霊と契約した時につけられた印が身体のどこかにある。それが原因で印付きと間違われて殺されてしまう魔道士が少なくない。
帝国は魔道士たちの被害を防ぐために「印があってもすぐに殺してはいけない」という法を作り、どんな小さな村にもある協会を使って「魔道士の身体のどこかには印があるので印付きと間違って殺さないように」という事実を周知させた。
一方、デインは3年前まで「印が付いたやつを見たら半獣の血を引いた奴かもしれないので殺せ」という法があったために、未だに魔道士たちが殺されていた。
そのためか、印付きがデインにいるという話は珍しい。
そこでアルダーはもう一つの疑問が浮かんできた。
「しかし、銀の髪の乙女が印付きだとしたらデインで自分の正体を知られるような活動をするのはおかしな話だと思うのですが…」
「確かにな。」
ジェルドもアルダーの意見に同意する。
「まぁ、それは本人に聞いてみるしかないな。ところでアルダー。」
「何でしょうか?」
ジェルドはからかうように言った。
「お前、女を買うなんて意外だな。妻や子供以外にはあまり興味なさそうな感じなのに…」
「いいえ。買ったのではありません。その時はヌミダ公爵の息子の愛人がたまたま話しかけてきただけです。」
アルダーははっきりと違うと言った。

50名無しさん@ピンキー2017/08/15(火) 00:13:55.47ID:WEhxXvn+
不快に思ったのかアルダーは窓の外に目を向けた。しかし、ジェルドそれに不快感を示すどころか、これ幸いとばかりに手に持っていた『銀の髪の乙女』の手配書を眺め始めた。 そこには15、6歳くらいの少女の顔が描かれていた。
それを見て、彼は最初に『銀の髪の乙女』のことを聞いた時のことを思い出していた。

こいつは絶対に捕まえなければいけない。俺たちの脅威になる。
早く殺さなければ

彼は兵士からそれを聞いた時、瞬時にそう判断した。だが、なかなか捕まらないことに苛立ちを感じていた。
しかし、部下達がこんな話をしているのを聞いて別の感情を抱いた。
「『銀の髪の乙女』ってよく見たらすげぇ美少女だよなぁ。」
それを聞いた時は「気が緩んでいる」と、その兵士を怒鳴りつけた。
だが、自分が男だからなのか、『美少女』という言葉を聞いて『銀の髪の乙女』が気になって仕方なくなり、手配書を改めて手にとって見た。
「本当に綺麗な娘だな」
それから彼は何もない時は『銀の髪の乙女』のことばかり考えるようになった。

どうしてあんな力が使えるのだろう?
15、6くらいならそろそろ結婚していてもおかしくないよな。
男と寝たことはあるのだろうか?

ジェルドは(結婚願望がないにも関わらず)特に、彼女が処女であるかが気になっていた。
なんだかんだで自身も女が欲しいのだろう。
彼は男ばかりの軍隊にずっといたせいなのと、厳つい顔立ちのせいで女からチヤホヤされたことなどなかった。
それに女を何度か抱いたことはあるが、皆娼婦であったし、普通の町娘は自分に近寄ろうとさえしなかった。
しかし、ヌミダ公爵の将軍になるとそこその縁談が持ち込まれるようになった。だが、彼はそれらの縁談に興味を示さなかった。

あんな簡単に女が手に入るのではあまりにもつまらない。
なかなか手に入らないものを追いかけ、モノにして見せるからこそ良いのではないか。
あんなに可憐な娘を抱いてみたい。
その時、あいつはどのような反応をするんだろう。
どこかに閉じ込めて自分だけしか関わらないようにしたい。
孕ませて無理やり産ませたら俺だけのものだ。

ここがベグニオンで相手が同じベグニオン人女性なら絶対にできなかったであろう。
だが、ここはデインで相手はデイン人だ。
だからなのか、『銀の髪の乙女』に対しておぞましい考えを抱いてしまう。

51名無しさん@ピンキー2017/09/07(木) 19:54:02.26ID:hWBQSKtJ
誰も読んでないかもしれませんが、久しぶりに書き込みします。最近、ゴタゴタしていたので書き込まなかったのです。
続きです。


可愛いね。綺麗だね。その清らかそうな体を汚したい。自分のモノにしたい…。

「ジェルド将軍?」
「…なんだ?」
ジェルドは、アルダーに呼びかけられてハッとなる。
「そろそろキスカに着くそうです。」
「そうか。」
やっと馬車を降りることができるのか。と言わんばかりに溜息を吐いた。
「将軍、奴らは本当にキスカに来るのでしょうか?」
アルダーは心配そうにジェルドに話しかけた。
「ネヴァサから一番近い町といったらあそこだろう。
そろそろ奴らは食料なんかも調達する頃だろうし…。
さすがに来ると思うが。」
「だといいのですがね。」
そこで会話は途切れ、領主館に着くまで2人とも一言も喋らなかった。
そして、ジェルドの予測は当たったのである。

52名無しさん@ピンキー2017/09/17(日) 23:19:50.86ID:GaElhMGz
続きですが、本編と少し違うところがあります。


キスカ領主館に着いた2人は早速仕事に着手した。
地域の治安(デインでの治安維持の任務なんてほぼ放置状態だが)、人口、兵士たちの数…。
正直ここの部隊もひどいもので、駐屯軍に対する不満は溜まっていくばかりらしい。
「…ここもひどいようだな。こりゃ、『暁の団』みたいなのが出てきても仕方ない…」
ジェルドは面倒くさそうに溜息を吐いた。
しかし、その顔にどこか楽しそうな表情を浮かべていた。
それには理由は二つある。
(どのように潰してやろうか…)
彼は義賊が嫌いであった。
いくらこちらが悪くてもやってることは泥棒と変わらない。それを美化しているみたいで腹が立って仕方なかった。

庶民の味方気取りの偽善者。そんなことをしても根本的な解決にはならないというのに…

本国にいた時も賊だけでなく、こういった連中も討伐しており、生き残ったものたちは例外なく処刑していった。
もう一つは『銀の髪の乙女』のことである。
捕まえたら、ネヴァサに連れ帰る気であった。
全ての部隊がそうしているわけではないが、 駐屯軍は年若い女(男もだが)を収容所で働かせていた。
これはヌミダ総督が民衆からの物資略奪を命令しており、美しい女をヌミダ総督の元へと送ることもその一つであった。
だから、実際のところほとんどが彼の懐に入っていき、自分たちのところに残るのは必要最低限だ。
兵士たちはなけなしの金を払って女を買う。
ジェルドもデインに来たからというもの、一度も女を抱いていない。
1人くらい、自分の女が欲しかった。
そして、頭から彼女が離れない。
彼は『銀の髪の乙女』を渇望していた。

身につけているものを全て奪い、白い肌に自身の跡を付けたい。彼女の秘めた部分に己の欲望を注ぎ込みたい。

そんなことを考えているとドアを強く叩く音がした。
「ジェルド将軍、大変です!」
副官のアルダーだ。
普段は落ち着いているアルダーがかなり慌てているのは珍しい。
何事かと思い、ドアを開けた。
「 ご報告いたします!領主館に曲者が現れました!」
「曲者?どんな?」
「はっ。人数は6人。そのうち2人は若い女だそうです。」
まさかと思い、ドクン、と胸がなった。
「女の侵入者だと⁉銀色の髪の女はいたのか!」
「はい。おそらく、『銀の髪の乙女』だと思われます。」
それを聞いたジェルドはニヤリと笑った。
「やはりな。」
「現在、ザイタン隊長が応戦中。全員、この場で討伐いたしますか?」
「いや、女は殺さず、生け捕りにしろ。男は…そうだな…好きにしろ。」
「はっ」
アルダーは敬礼すると足早にその場を去っていった。
(ふふっ、乙女、お前は俺のモノになるためにわざわざここに来たのか?)
彼は心の底から楽しそうに笑った。

53名無しさん@ピンキー2017/10/15(日) 23:28:38.02ID:4RM2CveB
ジェルドとアルダーは、真っ暗な石造りの廊下を歩いていた。そして、壁に突き当たった。
「こうすれば開くはずだ。」
戦闘状態に入っているから、駐屯軍と侵入者はここから自分が見ているなんておそらく気づかないはずだ。
そっと、秘密の扉を開けると、隙間から光が差し込んできた。
ザイタンと侵入者達の会話が聞こえて来た。
「これは…何ゆえ、このような者が迷い込んでおる?」
「……あなた方は女神の御心に背いています。悔い改めてください。」
「このわしに説教するとは…身の程を知らぬ小娘がっ!
我が槍の鯖にしてくれる。」
ザイタンは腹を立てたのか、槍を侵入者に向ける。
「やめなさい!hikariyotsudoiyewagamitiwohirake.ライト!」
ザイタンに放たれたのは光魔法か。 盾で避けることができたのか、彼は光魔法を放った本人にこう言った。
「銀の髪の女!貴様は生け捕りにせよとのご命令だ。」
「…!」
「だが抵抗するのならば……腕の一、二本折っても構うまいて!」
(この男、話を聞いていなかったのか?)
アルダーは、出そうになる溜息を抑えながら心の中で呟いた。
「あんな奴に送る援軍は無い。俺たちで捕まえるぞ。」
「えっ、しかし、将軍…」
「奴らは物資を盗みに来てるはずだ。ならば、倉庫に来るはず。」
「ですが、相手は6人ですよ。
大勢で来れば逃げられるだろうし、2人きりで捕らえようとしたら返り討ちに合うのでは…?」
「そういえば、病気の司祭がこの街にいるらしい。
今回はシスターがいるそうだ。
ならば、そいつのために薬を盗みに来たんじゃないか?
だとすれば、倉庫に侵入して来るのは1人2人で充分。
こんな騒ぎを起こしてるから、さっさと逃げるだろう。」
そして、重いものが倒れる音がした。
「…この数では……抑えきれぬ……
応援…おう…えんを……」
ザイタンは力尽きたようだ。
女2人の声がした。
「あぁ…よかった!
やっと倉庫にたどり着きました。」
「必要な薬は……たぶん左側の棚にあるわ。」
この話を聞いた2人は『銀の髪の乙女』の能力に驚愕する。
占い師とはいえ、そんなことまでわかるとは。
「え…あっ、はい!
すぐに取って来ます。」
「私たちは先に森の中に逃げるから急いで!」
それを聞いた2人は顔を見合わせてニヤリと笑った。
「アルダー、倉庫に急ぐぞ。シスターを人質にするぞ。」
「はっ!」
2人は倉庫に向かった。

54名無しさん@ピンキー2017/12/18(月) 22:52:31.05ID:Rhib6rJ/
書き込めない

55名無しさん@ピンキー2017/12/18(月) 22:53:03.11ID:Rhib6rJ/
お久しぶりです。
書き込みできたようなので、明日書き込みします。

56名無しさん@ピンキー2017/12/19(火) 20:21:56.73ID:0ku4238P
ジェルドとアルダーが音を立てずに倉庫に入ると、侵入者が灯りを掲げながらうろついていた。
「ミカヤさんの話だとお薬はここに…あったわ!でも、届かない…。踏み台を探さないと…」
侵入者は 短い黒髪のシスターのようだ。
「…侵入者の癖に灯りをつけてうろついているだけでなく、声を小さくもせず呟くとは…バカなシスターですね…」
アルダーは小声で言った。
「しっ!こっちに来るぞ。」
「踏み台は…きゃっ!」
アルダーはシスターを自分の方へと引き寄せ、灯りを奪うと、ジェルドが両腕を縄で縛る。
「離してください!」
「侵入者の分際で何を言っているんだ?お前と「暁の団」の奴らの命が惜しいければ暴れるんじゃない。」
その言葉にびくりとしたのか、シスターは大人しくなった。
「アルダー、作戦を変更する。
キスカにいる駐屯軍全員に森へ連中を捕縛しに行くように伝えておけ。後、奴らに気づかれないように静かに探すようにな。」
「はっ!」
シスターの顔は真っ青になっていた。

57名無しさん@ピンキー2017/12/19(火) 20:45:14.84ID:0ku4238P
「ローラ、遅いな…」
エディが呟く。
「まさか、捕まったんじゃ…」
レオナルドが不安そうな顔をした。
「その可能性も十分にある。いくら全員で待っているのも危なかったとはいえ、一人にしたのはまずかったな…」
この計画を考えたノイスは後悔した。
「ここで捕まったら終わりだ。彼女のことは諦めてこの森を出よう。」
サザが提案すると、エディが掴みかかって来た。
「最低だなお前!仲間を見捨てるのかよ⁉」
レオナルドがエディを引き止める。
「落ち着いて、エディ。冷たいことを言うけどそれも仕方ないと思う。…ノイスはどうしたらいいと思う?」
「そうだなぁ…まだ捕まったっていう確証はどこにも無いんだ。なによりも俺たちはデイン人を助けるために立ち上がった「暁の団」だ。
彼女を探そう。」
「じゃあ、ノイスはエディとレオナルドの3人で。ミカヤは俺と…」
サザがミカヤの方に顔を向けた時、彼女はこう言った。
「森は広いわ。3:2で探すのは効率が悪いから一人ずつで探しましょう。集合場所と時間は…」
「クヌ沼でどうだ?時間的には三刻後くらいがいいだろう。」
ノイスがミカヤの言葉をさえぎって提案する。
「じゃあ、三刻後にクヌ沼で。」
ミカヤはそう言うや否や森の奥へと消えていった。

58名無しさん@ピンキー2018/01/30(火) 19:26:58.63ID:fQT5SU3i
ミカヤは一人で森の中を走っていた。
ローラを探すためでもあったが、何よりの理由は、サザを…仲間を傷つけたくなかった。
この頃収まっていたと思っていた彼への…それどころか男への欲望がミカヤの中で大きくなっていた。
ミカヤの子宮と花弁が、男を、サザを見るたびに疼き、ヒクつく。
モノを咥えたい、子種を注がれたい…と。
あのまま彼らと一緒に探していたら、彼らを犯してしまうだろう。
そうなったら相手だけでなく、仲間やサザとの関係にまでヒビが入るだろう。
そうなってしまうのが怖かった。
だから一人になった。
でも、敵なら、それも自分の体を欲している男なら誰も傷つけることなく自分の欲望を満たせる。
そろそろ出会う頃だろうと思っていると男の声が聞こえてきた。
「ほぅ、気づいたか」

59名無しさん@ピンキー2018/03/06(火) 23:25:26.44ID:t64+upfd
「……」
その声を聞いて、ミカヤの子宮が蠢いた。
そして、
「この男の子種は良さそうだ」
と言わんばかりに歓喜に蠢いた。
彼女は無言で言葉を発した本人を見る。
どうやら男のようだ。
目つきが鋭く、一般の人(特に女性や子供)ならば近寄りたくない雰囲気を醸し出していた。
しかし、軍人らしくがっしりした体格がミカヤの女としての本能を刺激した。
そんなことを頭から振り払うようにミカヤは男に尋ねた。
「……シスターはどこ?」
男は値踏みするかのようにミカヤを見ると、嘲笑うように言った。
「なんでもお見通しってわけか。
噂通り勘の鋭い娘だ。
わざわざ一人になったのも他の奴らを逃がすためか?
…フッ、それも虚しい努力だったな。」
男が声を発する度にミカヤの子宮は蠢いていたが、流石にこの発言でそれは止まり、心臓が跳ね上がった。
「…まさか…」
ミカヤの額から、嫌な汗が吹き出してくる。
「あぁ、全員こっちが捕まえておいた。
今から見せてやろう。
こいつの前に五人を引き出せ!」
ジェルドがそう言うと、茂みの方から「暁の団」の団員が一人ずつミカヤの前に引きずり出されてきた。

60名無しさん@ピンキー2018/03/11(日) 23:52:12.93ID:dlR3uPG2
ミカヤはキズだらけの団員の様子を見て、呆然としていた。
ローラに至っては胸元が破れている。
何をされたのか察しがついた。
そしてこれからどうなってしまうのかわかってしまった。
ーーああ、「暁の団」は終わるんだ…ーー
おそらく、男は全員拷問にかけられて命を落し、自分は紫色の鎧を着た男の、ローラは駐屯兵たちの慰み者にされるのだろう…。
絶望と同時に罪悪感が湧いてくる。
(みんなは酷いことをされて絶望の中死んでいくのに、私だけはこの男に溺れていく…。
そして、身籠もる…。)
そんなミカヤの思考に気付かずに紫色の鎧を着た男、ジェルドがこんな提案をしてきた。
「お前には二つの選択肢を与えてやろう。
こいつらを助けるために大人しく捕まるか…」
エディが、男が二つ目の選択肢を話そうとするのを遮るように言葉を発した。
「ふざけんな!ミカヤ、俺たちの命なんてどうでもいいからこんな奴の言うことなんか聞いちゃダメだ!」
男はエディを睨みつけた。
「まぁ、二つ目の選択肢はこいつらもわかっているようだ。
なんにせよ、お前には選択肢なんてあって無いようなものだからな。」
男がそう言ってニヤリと口元を歪ませた瞬間、ミカヤの後ろから赤い鎧を纏った重装歩兵が現れた。
「!」
ミカヤは逃れようとするが、男である重装歩兵の力には敵わず両腕を縛られてしまう。
「よし、これで「暁の団」全員を捕縛した!
何を企むかわからないから、一人ずつ別々の収容所に連行しろ。」
それを聞いてミカヤは頭が真っ白になった。
「はっ。総員撤収!」
「ほら、行くぞ。」
ミカヤは操り人形にでもなったかのように歩きだし、他の団員も魂が抜けたように呆然と歩きだした。

61名無しさん@ピンキー2018/03/25(日) 23:41:04.43ID:geWg2tlh
ベグニオン駐屯軍は「暁の団」全員を捕縛した後、一旦グライブ監獄へと収容し、彼らを一人ずつ別々の収容所に移送した。
一人、また一人と仲間たちがどこかの収容所へと搬送された。
兵士たちはその間、ローラを犯していた。
しかし、ミカヤには手を一切出さなかった。
彼女は仲間が、自分がどこへ送られていくのかを知っていたので、ただただ呆然とするしかなかった。
予知能力も読心術も、仲間を救うには何の功を奏しなかった。
無力な己を呪う。
「「銀の髪の乙女」、お前で最後だ。さっさと来い。」
駐屯軍の一人がミカヤの腕を乱暴に掴み、馬車の前へと引っ張り出す。
「小娘、お前はどこに行くことになったのか分かってるか?」
兵士が嘲るようにミカヤに尋ねた。
「…ジェルド将軍のところ…。」
ポツリと呟くように答えた。
あまりの出来事に怒りも悲しみも湧かなかった。
「はっ、流石よく当たると評判だった占い師だ。
しっかし、将軍も何をお考えなのかねぇ?
せいぜい可愛がってもらえよ。」
あははっ。とバカにしたように笑う兵士。それに釣られて他の駐屯兵たちも笑い出した。
兵士はミカヤを放り込むように馬車に乗せた。
彼女は自身の純潔を奪う男のことを考え始めた。

62名無しさん@ピンキー2018/04/17(火) 22:49:11.05ID:qng/v15S
ジェルドは兵舎ではなく、ヌミダが住んでいるデイン王城の一室で寝起きしている。
こういうところには治世を支えるはずの家臣たちがいるはずだが、彼はデインの治世など初めからする気は無かったので、家臣はベグニオンに置いてきてしまった。
そのため、ヌミダを除いては自分よりも目上の者はいなかった。
ジェルドもここに来て日が浅いが、まともに統治しようとしても主がこんなんなので、デインの治安維持など放って置くことにした。

ガドゥス公に媚びへつらうしか能が無い公爵に何を言っても無駄なら好き勝手にやろう。

(そろそろ来るはずだがな…。)
あの時、本物の「銀の髪の乙女」を見た。そして彼は心臓が跳ね上がった。

あんな儚げな娘が軍隊に歯向かっていたとは…

だが、所詮はか弱い少女。
あっけなく、自分の手の中に落ちた。
自分の手であの娘はどうなっていくのだろう。
想像しただけで暗い笑みが浮かんできた。

63名無しさん@ピンキー2018/04/25(水) 19:22:43.82ID:NY+UyKGo
ジェルミカいいぞもっとやれ♪

64名無しさん@ピンキー2018/05/06(日) 23:35:35.59ID:3EY9Y/E3
「ジェルド将軍、失礼致します。「銀の髪の乙女」を連れてきました。」
ジェルドは、今か今かと待ちわびていたので、喜びのあまり椅子から立ち上がってしまった。
そこで、ハッと我に帰り、椅子に座り直した。
そして、兵士に入るように命じた。
「失礼します。」
部下に差し出されるようにして、「銀の髪の乙女」が現れた。
彼女は大変美しかった。
その上、何もかもを諦めたような表情は彼の支配欲を誘った。
間を置いて、兵士は「銀の髪の乙女」をどうすれば良いのか恐る恐る尋ねた。
「俺は、この小娘が何か武器を仕込んでないか確認する。
お前は下がれ。」
「は…ははぁっ!」
兵士は最初は困惑していたが、やがて何をする気かを察して部屋から出て行った。
二人きりになった時、ジェルドは「銀の髪の乙女」に近づき、彼女の顎を持ち上げた。
「「銀の髪の乙女」、貴様等「暁の団」は我が駐屯軍の業務を妨害し、民衆を扇動した。
故にその処罰を下す。」

65名無しさん@ピンキー2018/05/07(月) 17:39:33.74ID:D08kM9nz
おおお。何年振りかにスレが
まともに機能してる。・゚・(ノД`)・゚・。

66名無しさん@ピンキー2018/05/30(水) 22:06:42.87ID:3dXYWB/M
ジェルドはそう言うと、『銀の髪の乙女』の服を乱暴に引き裂いた。
「い…いやぁっ!」
彼女は恥ずかしさと恐怖で悲鳴をあげ、ジェルドからしたら意外にも大きな胸を隠すようにその場にしゃがみこんだ。
彼はすかさず、『銀の髪の乙女』を拘束するかのように抱きしめた後、ベッドに押し倒した。
「検査はこれからだ。」
ビリビリっと黒いタイツと下着を破ると、ヒクついている桃色の花弁が見えた。
(こいつ…無理矢理ヤられることに興奮を覚えるのか?)
彼自身のモノが反応した。
興奮で心臓がいつもよりも強く脈打っている。
「お前、まさかこんなところに武器や金目の物なんかを隠してたりしてないだろうな?」
ジェルドは、『銀の髪の乙女』の花弁の中心にある、入り口に指を入れた。
「あ…ああっ!」
『銀の髪の乙女』が全身を恐怖で震わせ、彼を拒む為に脚を閉じようとした。
しかし、彼女の下の口は待っていたかのように彼の指を咥えこんだ。

67名無しさん@ピンキー2018/06/10(日) 22:48:03.89ID:2LU1b6ke
(この締め付け…こいつ、処女か⁉)
彼が指で『銀の髪の乙女』の中を弄るたびに、「彼女の口」はジェルドの指を逃さないように締め付ける。
彼のモノが『銀の髪の乙女』の中に入りたがり始めた。
「この中には何も無いな。」
指を抜こうとした時、彼女はやっと言葉を発した。
「な…何も…無い…から…」
『銀の髪の乙女』はそう言うと、改めてこの中には何も無いと証明しようとするかのように自ら腰を振り始めた。
「…はっ…あ…ああっ…」
そして彼は確信した。
彼女は快楽に打ち震えており、自身を欲している、と。
「お前…もっといいものを入れてやろうか。」
そうしてジェルドは怒張したモノを取り出し、彼女の中に乱暴に突き立てた。

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