詳細は伏せるが、恵美子は院長に溺れた。
夫にも赦したことのない孔に、院長の男根を受け入れ、子種を注がれたのだ。
尻穴を犯され、唇を奪われ、しかし忌避感はなかった。
むしろ、淡白な夫以上に自分を愛でてくれたのだと心を許したし、尻穴で絶頂もしてしまった。
こうなると、恵美子は初心な若妻でしかなくなるのだ。
端的に言えば、院長に堕ちたのだ。
何度も病院に通い、便秘の名目で尻穴に浣腸してもらい、犯されて。

「恵美子、尻を出すんだ」
(はい、旦那様……♪)
「尻穴は妊娠の恐れもないからな。好きなときに、好きなだけ性欲処理に使える…」
(前の穴でも、大丈夫ですから…♪)

今宵も、恵美子は肛虐を希う。
皮肉なことに、穢れを知った人妻は、穢れる前より美しくなっていくのだった……。