よく見ると、優良は既に入浴済みの様子でパジャマの上に上着を羽織っている。
上着を脱げば、いつでも寝られる状態だった。
男が、食事を終えると、
「お着替え用意してますから」
そう言って男の背中を押すと、浴室に押し込んできた。
「待ってますね」
後ろから艶っぽい優良の声が聞こえ、ドアが閉められた。
反り返ったものが、へそまでつくのではないかといった状態で、入浴した。
(どうしたのだろう?今日は、やけに積極的だな)
疑問に思いながらも、洗うのもそぞろに、風呂を出た。
リビングに戻ると、優良は、寝室にいるみたいだ。
冷たいお茶を飲み、寝室に入ると、待っていた優良に抱きつかれた。
そのままキスされ、ベッドになだれ込む。