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2018/06/07(木) 05:55:27.06ID:8neGtllcこの世の全てを手に入れたかのような、圧倒的な……鹿屋の絶頂の声は、まさに万感の想いが込められた雄叫びだった。
1センチでも1ミリでも、彼女の腸の、奥の奥まで。
彼女のあの大量便を、自分の精液で白く染め上げるくらいの気持ちで、最後にもう一度大きく突き上げた。
一滴残らず、本当に己の全てを絞り尽くした。
幸せだ……。
そしてそのまま……鹿屋の意識は遠のいていく。
なぜか身体が上手く動かなかった。
快楽の海に、どこまでも沈んで、目の前が暗くなって、息まで出来なく――
「…ちょっ!? カノさん! 沈んでるよ! しず……寝てるの!? 危ない!」
「あぶっ… ぷへっ!? うべっ……! えぅぇっ……!?」
最後の最後、もし富士谷が蕩けたまま気付かず、助け上げなかったら、本当に鹿屋は彼女のうんこに溺れていた。
危ないところであった。
「死ぬかと思った……」
「危なっかしい人。でも好き。でも……うん。先にキスしといて良かったね、これ」
今度こそ、本当に頭の先まで汚物まみれ。
顔が分からない。
まだ後ろの穴で繋がったまま、彼女は笑った。
そして、富士谷は用意してあった濡れタオルを取り、顔を拭いてあげたのだった。