「お兄、さんっ、ごめんなさ……」
「えっ!?あの、君、そこで何して……」

後ろから聞こえる、覚えのある声。
その声に、背筋が凍る。

「……ひ、ぁ、お兄さ……」

後ろに、彼が居る。帰ってきた。このタイミングで
うんこが出掛かっている尻穴までもう丸見えだ。
でも…もう足が動かないし、ウンコも収まらない。

「君は、あの時の―――」
ふ゛ほ゛っ!!ブリィッ!!

彼の言葉を、下品な排泄音が遮る。
全開のアナルから、尻肉をかきわけ、極太うんこが漏れ出す。

「…ぁ、ダメ、駄目っ、見な、いでぇっ……!」
(ダメ、止まっ、てぇ……!)

もりもり這い出てくる太いウンコを止めようと、必死で肛門に力を入れる。
既に出ているウンコにブレーキがかかり、脱糞の速度が遅くなる。
…それが逆に、彼に脱糞を見せ付けている事になるとも気づかずに。

む゛りゅっ、ぶりゅ、ふ゛りゅりゅっ……!!

「止まらない、我慢できないから、お願い、見ないで、見ない、で、下さいっ……!」
「っ、あ………!」

涙混じりの声で懇願するも、彼が動く気配は無い。
彼も完全に足が固まり、この光景を目に焼き付けてしまっているから。
立ったままゆっくり排泄しているせいで、
肛門からでっかい一本糞が垂れ下がり、ぶらぶらと小さく揺れている。
ピンクの可愛らしいアナルから生える、茶色い、下品な、立派な、ぶっとい尻尾。
既に出たうんこが重力に引かれ、体内にまだあるウンコを引っ張り、ズルズルと尻尾は伸びていく。
そして3、40センチを越えた辺りで、大便が自らの重さに耐え切れず、とうとう千切れた。

―――ぼとっ!

地面に叩きつけられる、重い着地音。
うんこで出来た尻尾は千切れたが、まだまだ止まる気配を見せない。
お尻の真下に横たわるデカ糞目掛けて、さらなるデカ糞を盛り付ける。

(もう、終わってぇ……っ!)
―――ぶり、ぶりぶりぶり、ボトッ!
また、でっかいうんこを出して、千切れて。

(まだ、出るの……っ)
―――むりゅむりゅ、むりゅりゅりゅ、どちゃっ!!
再び、ぶっといウンコを出して、千切れて―――

抱えていた大便をモリモリ吐き出す開放感。そして見られている羞恥。
そんな感情がない交ぜになった脱糞が、ようやく終わる。

「っ……ぁっ…太っ…!」
―――ブボォッ!!

一際大きな大便をひねり出し、彼女のトイレ、もとい玄関前の排泄は終了した。