「うっ…? んう……!?」
「いっぱい擦りつけてぇ、ネトネトのチョコバナナにしてぇ……あ、さっきよりもっと硬くなったよ! すごいすごい!」
 
 そして優しく、ゆっくりと、両手で上下し始める。
 股間が、彼女の体温で包まれる……。
 瞬間、鹿屋の脳天をそれまでと段違いの快感が襲ってきた。
 天使の産み出した大便で、男性器を嬲られる……ベトベトのあたたかいうんちが肉棒にまとわりついて、それを天使の手のひらがしごき上げる。
 アナルセックスとはまた別の、すさまじい快楽だった。

 だが息ができない。
 鹿屋の手首の太さほどもある排泄物が、勢いよく出続けてもりもりと山をなしていく。
 どんどん、顔にかかる重さが増していく。
 うんこ風呂の時とは逆に、鹿屋の上半身からまるで埋葬していくように埋め尽くしていく。

 窒息の危機と、それでも彼女のうんこに溺れたい欲望と。
 天使のうんこで手コキされる快楽と、このまま彼女のうんこで殺されるならそれも本望か、という気持ちと。
 正にこの世のものではない、天国と地獄のはざまに彼は居た。


「い、息がもう……重い… くっ…苦し… が……! で、出ちまう…… あ……」
「はぁ……! ああ…気持ちいい……! 私も幸せだよ、カノさん……」

 
 ――地獄のような苦しさの中で、天国の快楽を味わう。
 それは本当に、この世のものとは思えない……鹿屋と、ことりと、二人だけの世界だった。

 そして鹿屋が目を覚ました時、彼女は、居なかった。