「ね… 手、にぎってもいい?」
「よし……」

 そしてゆっくりと、二人は肛門と男性器を近づけていく。
 さっきの大便の滝の時と同じような体勢であるが、今度は少し違う。
 二人の間に、距離はない。
 誤って前の穴に行かないようにだけ気を付けながら、富士谷は腰を降ろしていく。
 一つ一つの段階を噛みしめるように、そっと。
 彼女の下半身も、自らの排泄物にすっかり浸かっている。
 ずぶずぶと、音を立てながら。
 段々と下半身を沈め、それはまるで、底なし沼にはまっていくように……。

「ん……」

 富士谷が小さな反応をした。
 むにゅっ…と、鹿屋が肉の抵抗を亀頭に感じるのと同時だった。
 ここが、彼女のうんこの穴の入口……。
 富士谷の反応で、鹿屋は確信した。
 手も添えず、ほとんど言葉も交わさず、二人はお互いの性器を探り当てた。
 本能のなせる業なのか、何も見えないドロドロのうんこ風呂の中で、二人とも正確にお互いの位置を把握していた。
 富士谷は体重をかけ、そこから更に腰を下ろしていく……。

「ん… んっ……!」

 一つ一つ、その可愛らしい反応が二人の初体験に華を添える。
 鹿屋に劣らず首から下を全てうんこまみれにして、富士谷は肛門挿入の刺激を感受していた。
 その表情は、鹿屋を部屋に連れ込んだ時、滝のような大量排便の時と打って変わった、10代女子のような愛らしさであった。
 秒速1センチで肉棒が排泄口に侵入してくる……。
 先ほどの極太、大量排便とは比較にならない軽い刺激のはずだが、彼女にとってそれは格別だった。
 徐々に入っていく毎の反応で、彼女の胸からまた少し便が滴っていく。
 まとわり付く軟便のおかげで、滑らかに、彼女の肉穴は初めての男根を飲み込んでいく。
 本当に心を許せる相手との初体験だ。
 彼女の頬が、また一段赤く染まっていく……。