はあ、はあ、はあ・・・
しばらくお互い放心状態が続いた後、息が整ったあたりで
「なんでもするんだったな?よしじゃあ、口で掃除してもらおうか」
アイ嬢はなんだそんなこと当たり前ですよと言わんばかりに躊躇なくゴムを取って湯気が出そうなほどの性液まみれの肉棒にしゃぶりついた。
「くすぐったくない?」
「ああ、少しくすぐったいかな」
「じゃあやさしく舐めますね」
膨張が次第におさまっていき、平常時に戻るまでずっとやさしく口に含んでくれていた。

「いやあ、すごく良かったよ。ごめんな乱暴にして」
「ううん、ぜんぜん!私もすっごく興奮した!私ね、日記でドMアピールしてるでしょう?でもね、意外と来るお客さんはノーマルが多いの。Sな人は10人に3人くらいかな。
その少ないSな人でもね、メールじゃ『髪の毛つかんで引きずり回してやる』とか書いてきてすごく期待して待ってるんだけど、いざ来てみると『かわいそうでできない』とか言ってぜんぜんダメだったりして。
上手にいじめてくれる人は半分くらい」
「へえ、意外だね。俺は?」
「もちろん上手なドSさんだよ!すっごく良かった!」
「ほんとかよ、まあ俺も髪の毛つかんで引きずり回すのはかわいそうでできないけどな」
「いいのいいの、イカセ攻め?みたいなの、すっごい上手だった。いっぱいイけた」
「アイちゃんはNGとかないの?」
「NG?うーん、特にこれと言って・・・私、本職はナースなのね。それで患者さんのシモの世話とかしてるから、汚いのとか平気なんだ」
「汚いSEXは嫌いじゃない?」
「うん、ていうかむしろ好き(笑)。・・・あ、そうだNGあった。スカトロはダメかな。あれはねえ、病気になっちゃうから」
「うわぁ・・・やったことあるんだ」
「うん(照)。おなか壊した(笑)」
「なるほどなあ、じゃあゴックンとかは?」
「あ、それならできるよ!お兄さん飲ませたい派?いいよー、じゃあ次は最後お口に出してね」
そういうやいなや彼女は二回戦を仕掛けてきて、「精子飲ませて!お口に、お口にザーメンちょうだい!」との淫語とともに、いともあっさりと飲み干してみせた。
「お兄さんタバコ吸うわりには精子にがくないね」
「いやいやアイちゃん、ダメだよ。男はさ、臭くて汚い精子を頑張って飲み込む姿に興奮すんのよ。そんなあっけらかんと飲んじゃダメ」
「むー、そうなのかあ、男心って難しいなあ」
そんな会話をしながら今日はじめてのシャワーを浴びて、店を後にしたのだった。