(これが私の中にあったもの……でも何かドキドキする……
シーブックは親身に看病してくれるのにこんなことをするなんて、私って……
ごめんなさい、でも止まらないの、シーブック……)

愛する男への背徳感が合わさり胸の鼓動と劣情のような欲望は色濃くなり……
やがて片手で下着に指を入れて、性器を遊び始める。

「あ、いや……シーブック、ごめんなさい。
あなたに見られたらわたし……
でもとても……」

整った鼻から心をまるで媚薬のように刺激される度に性器から湿りが生まれる。

「シ、シーブックゥゥ……!!」

感極まって脳天に爆発するように集まる快感。
首を仰け反ると乾いた切ない声をあげてしまう。

「はぁ、はあ……」

股間から脚にかけて愛液が滑り落ちていくのを自覚して紅潮してしまう。

「わたし、何てことを……シーブック、わたし、どうしたらいい……?」

オムツを袋にしまうと公共のゴミ捨て場に行く為トイレを出ようとするが……

「セシリー!」

「シーブック……?」

外から顔を出したのは当の彼だった……
セシリーを心配そうに見る視線はやがて袋に流れていく。