「ほら、優良さん・・・早くチンポ舐めてよ」
「ああっ・・・」
 雪弥は鋼と化した肉塊の先端を、再び優良の唇に近づけていく。そして再び怒張を唇に擦り付けられた瞬間、優良の身体は一気に燃え上がり、保ってきた理性が瞬く間に崩壊してしまった。
「んっちゅっ・・ちゅっ・・・雪弥、くぅんっ・・・んちゅっ、ちゅぱっ・・」
 優良は熱い吐息を漏らしながら、亀頭の先に何度もキスをする様に啄ばみ始めてきた。そうして唇が触れる度、熟れた女の欲情が身体の奥底から突き上げてくる。
 もう優良は、牝の本能を抑える事が出来なかった。炎の様な被虐の疼きに突き動かされ、目の前の肉塊に舌を差し伸べて愛撫していく。
「んはあっ・・・ちゅっ、ちゅっ・・・んちゅっ・・・」
 セクシーな吐息を漏らし、優良は亀頭部を丹念に舐め回し続けていくと、怒張の先端が唾液でコーティングされ、ヌラヌラに照り輝いてしまう。
「う、ああっ・・・優良さんっ・・・」
 舌で舐められただけで甘美な衝撃に襲われ、雪弥は喘ぎ声を上げてしまっていた。ビクビクッと腰を震わせ、先走りの液体を間断無く分泌させてくる。
(ああ、雪弥くん・・・そんなに気持ちいいの?)
 愛らしく快感に身悶える少年の様子に、優良は嬉しくなってしまい、益々舌の動きを丹念にさせていく。優良は真と結婚するまで処女であり、性経験などはまったく無かった。自慰すら、それ程した事も無い位であった。
 そんな優良が、真と一緒にセックスについて勉強し、それなりのテクニックは身に付けている。そうして培ってきた優良の口淫奉仕は、その妖艶な美貌と懸命さによって十分過ぎる程に堪らなくさせてくれる。
「は、ううっ・・・ゆ、優良さんっ・・・気持ちよすぎるよっ」
 ペニスのワレメからトロリと溢れてくる雫を、何度も舌先で丁寧に舐め取られていくと、その度に反り返った肉塊がピクピクッと跳ね、快楽の発露を剥き出ししてくる。
 そんな少年の敏感な反応に、奉仕をしている優良も堪らなくなってきてしまう。フェラチオは男を悦ばせるだけでは無く、奉仕をしている女の性感も昂ぶらせてしまうのだ。
(私、なにをしているのかしら?・・・・・こんなエッチなこと・・・いけないこと、なのに・・・)
 そう自問自答しながらも、優良は大きく張り出したエラのくびれに、ピンクの舌を這わせていってしまう。チロチロと小刻みに舌を使い、くびれの裏側を刺激していく。
「ああっ・・・あ、あううっ」
 切なく喘ぐ雪弥の反応に気を良くしたのか、優良は美貌を斜めに傾け、肉塊に舌の腹を宛がっていった。そうして先端から根元まで丹念に舌を這わせ、怒張全体に唾液を塗り込めていく。
 拙い女子高生のフェラチオしか知らない雪弥の怒張は、優良の濃厚な技巧によって、もはやドロドロに蕩けてしまっていた。もっと楽しみたいという気持ちと裏腹に、既に限界寸前に追い込まれているのだ。