【Wizardry】ウィザードリィのエロパロ18【総合】
ワードナ率いるヴァンパイア軍団や、ローグ、オークその他のモンスターに凌辱される女冒険者たち。
プリーステス、ウィッチ、サキュバス、獣人などの女モンスターやNPCを凌辱する冒険者たち。
ここはそんな小説を読みたい人、書きたい人のメイルシュトローム。
凌辱・強姦に限らず、だだ甘な和姦や、(警告お断りの上でなら)特殊な属性などもどうぞ。
過去スレその他は、>>2-10辺り。 以上、テンプレ貼り終わりまして。
かつてサッキュバス後続でマイルファックを書いていた13-533です。
最後を締められないままここまで来てしまい今さらなのですがやっと締まったので投下をと思ったら
過去ログ倉庫になってて保守しておけばよかったと後悔しつつ他に投下するところもないので
思い切ってスレ立ててみました。
・FC版3(#2)(メインはマイルフィック×プリーステス・サキュバス、サブでメデューサリザード×セラフ)
・獣姦、乱交、アナル、流血、死亡あり(でもたぶんほのぼの)
・マイルフィックが小人化(3mくらいに)、途中からちょっとギャグっぽいけどこれで精一杯
どれだけの方読んでくださるかわからんけどここで過去作昇華させてもらえるならそれだけで感謝。
以下18カキコ失礼します、よろしければどぞー。 サキュバスは冷ややかな笑みを浮かべ事態を眺めていた。
そばに寄り添うメデューサリザードの頭を優しくなでるも、その動きはやけに機械的で冷たく感じられた。
なでていた手がふと止まる。
まさか、あの破壊神がたかだか人間の女に落ちるなんてね……。
前回夢魔たちと相対した際も、肉棒や尿道口を少しくすぐられただけで彼は達してしまった。
いかに伝説の魔神と怖れられるマイルフィックも、こちらの方面に関してはあまり強くないのだろう。
まさかとは思ったけど、ちょっと想定外だったわ……。
主(しゅ)マイルフィックは顔を上げなかった。
プリーステスは胎内を満たす充足と主の肉体から伝わる温もり、心地よい重みと抱擁に身を委ねていた。
あれほど身の内をひしめいていた激痛は驚くほど薄れていた。
ああ、私の中を主の愛が……主の熱で満たされていく……。
細い腕を力一杯に伸ばして主を抱きしめ、背や腰をなでたり翼やつけ根に触れてみたりする。
主は時折ひくっと反応し、くすぐったそうに肩や翼を動かすが、それでも彼女を抱きしめたまま一向に顔を上げなかった。
否、上げられなかったのである。
屈辱ダ…!!
快楽の余韻と心地よい疲労感の中、主は言葉に言い表せぬほどの怒りと屈辱と後悔と憂鬱にさいなまれていた。
まさかこんなに早く、それも人間の小娘に、大して動かしてもいないのに、イかされるなど誰が思っただろうかいや思うはずがない。
挿入の後、のん気に話などさせず胎内をめちゃくちゃにかき回してやればよかったものを、あまり激しく動かすと自身が先に達しそうだったために自重していたのが裏目に出た。
今もなおいやらしくうごめき物欲しげに吸いついては奥深くへ呑み込もうとする、かといってきついわけでもなくむしろ……イイ。タマラン。
はっきり言ってこの娘の中はまことに具合がいいのである。よすぎるのである。
何というふしだらな娘だ。けしからん。我が肉体をこんなに深くまで誘(いざな)いよって。こんなにも強く締めつけよって……。
ああ、などと考えていたらなおも肉体がおかしくなってきた。ナゼダァ。
先ほどもだ、なぜ突如下半身に快楽が込み上げてきたのか検討もつかない。まったくもって謎である。オノレ……。
狡猾で策謀に長けた頭脳を有する伝説の魔神ですら己が所業を振り返るほどの非常事態、こうした射精後の一時を賢者タイムと呼ぶこととなる所以となったのかどうかは今は別にどうでもいいことである。
少しして、さすがに彼女の肩に延々顔をうずめたままでは体裁が悪いと思ったのか、主はおもむろに顔を上げた。
しばし視線を宙に彷徨わせた後、ちらっと彼女を見やる。彼女は痛みと喜びの入り混じった潤んだ瞳で主を見つめていた。
「オレンジ色の瞳……」
主の瞳をまっすぐに見つめ、彼女は深い感嘆の声を漏らした。
「なんて綺麗……」
「キレイ……?」 今までそんな風に表現した人間など……主は黙り込んだ。
誰もが皆、感情が微塵も存在していない眼だと……禍々しいと……怖いと……
「とても澄んでいて、まるで小鳥さんみたい」
「コ、コト……ッ」
いったい誰を前にしてそんな戯言が吐けるというのか。
突如胎内がきゅっと締まった。あまりに顕著な刺激に主は表情を歪ませる。無意識に腰に力が入った。
いや、もしかしたら自身のモノが再び硬さを取り戻したのかもしれない。
「……ッ」
「本当に小鳥さんみたい……口元はかわいらしい子猫」
プリーステスは潤んだまなざしを向けたまま両手をそっと主の頬に伸ばした。
先ほど主の肉体を締め上げたことには気づいていないようだ。
触れるか触れないかというもどかしい手つきでそっと主の頬をなで下ろす。
「グ……ッ」
こんな……コンナ……
主は口元を歪ませた。あまりに想定外の連続に頭の整理が追いつかない。
コンナ娘ハ 初メテダ。
「ハ…ア…ッ」
マイルフィックは身をかがめた。
「アァッ」
「…?」
「ンゥ…ッ」
「あ……」
主が感じていらっしゃる……?プリーステスは全身に熱いものが込み上げてくるのを感じた。
主が、私の体で感じていらっしゃる……私の体で、中で……?
ああ、なぜかしら、私……もっと……もっと、主に感じてほしい……。感じさせてさしあげたい……。
思わず両腕を主の背に腰に、ぎゅっと回す。 「ッ……」
「あっ……」
主は意識してか無意識か、腰を揺らした。円を描くように接合部をこすりつける。
プリーステスは胎内をかき回される刺激にきゅっと目を閉じる。
あ、あぁ、深い……。私のこんなに奥深くまで主のお体が入っていらっしゃるなんて……。
主の、おからだが……。
私、私今、本当に主と一つに解け合って……ひとつに……。ああ、わたし……っ。
足を大きく広げ、自ら男を受け入れ、逃さないよう足を絡め、腕を回ししがみつく……
その背徳的な行為に自身の体が熱く疼き出したことに気づく。
激痛はとうに失せ、少しずつ心地よさ……快楽に変わってきたようにすら感じる。
「っ……」
「ア…ッ……アァ……」
「あ、主よ…」
「ウルサイ 黙ッテオレ…!」
「……はい」
「ッ……」
ナゼダ……ナゼ、ダ……ア…アァ……
主はますます表情を歪ませ、腰を動かし打ちつける。
気持チイイ…!!
「ア……アグゥ……ッ」
「……」
「貴様ハ、何度 我カラ 搾リ取レバ 気ガ 済ムノダッ」
「あぁ、そ……」
そんなこと……
プリーステスは何度も主を感じさせているという背徳感に全身がさらに熱く疼くのを感じた。
あぁ、体が溶けてしまう……!
「あ、ああ、主よ……」
「ッ……ッ」
マイルフィックは思案した。
もうこの娘をどうにかしようなどとは考えず、今はただ純粋にこの快楽に身を委ねてはどうなのかと。 「主よ……っ」
「……」
この娘は我を受け入れている。肉体だけでなく精神をも、我が存在そのものを受け入れているのだ。
それがあまりに滑稽で愚かしく、心地よい。
仮にこの娘も尖兵同様何か小賢しいことを企んでいたとて、少しくらい騙されてやってもいいかという気になってくる。
どう足掻こうと我が力の前には塵に等しいのだということ、その場になったら知らしめてやればいいだけのこと。
主はつとプリーステスの首元に口づけを落とし、そのまま左肩に顔をうずめた。
「名ヲ 呼ベ……」
びくッと反応するプリーステスをよそに、主は構わず耳元で、しかし今度は小さくささやいた。
「我ガ名ヲ 呼ベ、マイルフィック ト…」
「…………」
プリーステスは主の名を口にする無礼を許されたことに驚きを隠せなかった。
実際のところそれは真名ではなく人間界においてそう称されただけに過ぎないのだが、そんなことを彼女は知る由もない。
歓喜の思いが込み上げ、全身の熱がさらに加速し、涙があふれ出てきた。
「マイルフィック、様…」
「……」
「マイルフィック様、私、私……マイルフィック様……」
何度も何度も主の名を口にする。
「こんな、こんな……こんなの、初めてです……。体がおかしくて……私……マイルフィック様……っ」
「…………」
全身を襲う羞恥と罪悪と鈍痛と背徳感、それでいて歓喜と快楽の波に戸惑う彼女を前に、主はフッと笑った。
それは自嘲気味な笑みにも感じ取れ、プリーステスは主から目が離せなくなった。
「……安心シロ」
主もまた少しだけ顔を上げ彼女を見つめ返し、静かに言葉を続ける。 「我モ 初メテダ……」
「…………」
主は再び彼女の肩に顔をうずめ、互いの体温を確かめ合うかの如く強く抱き寄せ、全身を密着させる。
「……コンナニ 気持チイイノハ、初メテダ」
なんてこと!マイルフィック様の初めてをあんな人間の小娘に奪われるなんて!
サキュバスは動揺を隠せなかった。
それにしても「こんなに気持ちいいのは」とは……そうではないときがあったってこと?えぇー?私のときぃ?
それとも、マイルフィック様はすでに誰かとのご経験があったということかしら。
初々しさは気になったけど、女性の扱い方は初めてにしてはやけに手慣れていたし、とっても上手で紳士だったし。
んー……決めたわ。
マイルフィック様の後ろは私がいただくわ!
ああ、私の生涯などしょせんこんなものか。
かつてセラフの中でも指導的立場にあったこの私が、今やこんな醜悪な薄暗い地下迷宮で魔獣に犯される。
この上ない屈辱……!
かといって、別段抱かれたい相手がいるわけでもない……。
セラフは乾いた笑みを浮かべ、虚空を見つめながら小さくつぶやいた。
「アークデーモン様……」
神は我らをお嫌いになってしまわれた。我らを見捨ててしまわれた……。
今や神に愛されているのは人間と、人間を認め、神の現し身として丁重に保護する天使たち……。
私が完全に闇には堕ちず、未だこの姿でいられるのは、心のどこかでまだ神を信じているからだろうか。
救いを求めているからだろうか……。
あの方は……あのお方は今何を思っていらっしゃるだろう。かのお方には今どんな加護が下りているのだろう。
アークデーモン様……!
「クゥ…?」
「……」
「クゥ……」 魔獣は小さく鳴き、衣越しにセラフの太ももに頬をすり寄せた。上目づかいにじっと見つめている。
「なんだお前……私を心配してくれているのか……?」
「クゥゥ……」
目の前のトカゲは上目づかいのまま顎を膝に乗せおとなしくしている。
「……ふふ、何も知らないくせに……」
セラフは自嘲とも悲哀とも取れる空虚な笑みを浮かべつぶやいた。
「何にも知らないくせに……」
セラフはトカゲをそっと抱き起こすと背に腕を回し、顔を寄せ抱きしめた。
先ほどまでぞっとしていたはずの冷たい肌を自らじかに感じる。
「ん、あ…」
すかさずトカゲも前足をセラフの背に回してきた。受け入れてもらえたと思ったのだろう。
トカゲはゆっくりと重みをかけ、セラフは押されるままに静かに床へ倒れこんだ。
「……したいのだろう?」
セラフは少しずつ淡い緑色の衣をずらし、太ももを露わにしていく。
サキュバスやプリーステスと比べるとやや肉づきに欠ける細身の足だが、白く透き通った肌がかつてこの天使も神々しい存在だったのだろうことを思わせる。
「クゥゥ……」
「ん……」
魔獣は衣の中に鼻先を忍ばせ秘所を軽くつついた。二股に割れた舌先を秘所に滑らせペロペロとなめあげる。
「あっ…んんっ」
セラフはびくっと反応した。思わず腰を浮かせ足を閉じかける。
度重なる情事を目の当たりにしていたためか思考に反して肉体は相当に疼いており、より一層敏感になってしまっていたのだろう。
最初は冷たく感じた魔獣のそれは摩擦によってか次第に熱を帯び、知らぬ間に気にならない温度に変わっていた。 「あ、まっ……もう少し、ゆっくり……っ」
セラフの願いも空しく、魔獣はさらに秘所の割れ目に舌先を強く押しつける。
上部の突起……陰核部を舌先でくすぐり、尿道口や膣口までまんべんなく舌を這わせると細身の肢体が跳ね上がった。
懸命に声を殺すセラフをよそに、魔獣は次第に潤ってきた愛液をからめ、舌先を胎内に挿入した。
「あっ…っ……あぁぁああっ」
声を殺し切れずに漏らし、セラフは下半身から押し寄せてくる耐えがたい快楽に見悶えた。
逃れようにもさらに敏感な箇所をこすりあげられ、動かされ、胎内をかき回される。
度重なる快楽に迫りくる絶頂……思わず体をひねり足を閉じる。それでも舌先は変わらず動き回り、セラフは声なき声を上げた。
全身に力が入り足ががくがくと震える。瞬間頭が真っ白になった。
「はっ……あ…っ……あぁ」
脱力と同時に魔獣はいったん舌先を外した。再び膝の上に顎を乗せる。
セラフは自身の呼吸の乱れと動悸に気づいたが、頭の整理がつけられず混乱していた。
なんだこれ……なにこれぇ……
気持ちいい……きもちいいぃ……からだがおかしい……こんなの知らないぃ……
「アークデーモン様ぁ……」
彼女の視界にはもはや魔獣は映っていなかった。
彼女の脳裏には、闇に身を投じながらも静かにほほ笑む、憧れと尊敬の象徴が映っていた。
あーくでーもんさまぁ……
瞬間セラフはびくっと体を震わせた。振り返ろうにも体が動かない。だが……だが……
「あっ…えっ?ま、待てそっちは違う……!」
「マイルフィック様、どうか私もご一緒させてくださいませっ」
互いに抱きしめ合い熱を感じていた二人……主マイルフィックとプリーステスをよそにねだるような声が響いた。
溜まりかねたサキュバスが主の背に抱きつき、その豊満な乳房をこすりつけてきたのだ。
「何ヲッ」
「大丈夫です。私が致しますからどうかそのままで」
「マイルフィック様……」 プリーステスも小さく主の名を呼んだため、一瞬彼女に視線を移したのが失敗だった。
「ハァッ…ア…アアァッ?!」
「マイルフィック様……?」
「ッ……」
主はとっさに顔を伏せる。それでいてプリーステスに見えない向きでサキュバスを睨みつけた。
「ドコニ 触レテイルッ!」
「マイルフィック様に、もっともっと気持ちよくなっていただきたくて……」
「〜……ッ!」
「……マイルフィック様、気持ち、いいですか……?」
「…………」
プリーステスにまじまじと聞かれ、主は黙り込んだ。
サキュバスは主の背に乳房をすり寄せた後、両手で主の尻をなで回し、自身の愛液でたっぷりと濡らした指を挿入したのである。
正直なところ、その尻から生えている蠍(さそり)の尾に刺される覚悟でいたのだが、主は抵抗を行動には移さなかった。
賭けではあったが、主は性行為にふけっている最中はわざわざ血生臭いことはしないのではないかという読みはどうやら当たったようだ。
サキュバスは痛みを与えないようゆっくりゆっくり挿入し、少しずつ指を腹側へ腹側へと動かしていった。
「ア、アアッ…オ、オオオォォ…ッ」
主の肉体が敏感に反応するのをプリーステスはじかに感じていた。
接合部がまだつながっているためその振動が自身にも伝わり、下半身が再び熱く疼くのを感じる。
ああ、マイルフィック様が感じていらっしゃる……。
プリーステスは得も言われぬ至福と快楽に満たされ、再び主を強く抱きしめた。
腰に手を回すと主はことさらに反応し肉体を震わせる。全身に力が入っているようだ。
「ッ…デ、出ルッ」
「出るのですか?マイルフィック様、どうぞ出して下さい」
「マイルフィック様……」
「違ウ、尿意ガ、便意ガ…ッ」
「?」
「トニカク 離レロ!」
「……?」
「あぁ、おしっこが出るのですか?大丈夫ですよ、そのままで」
「何ガ 大丈夫…!」 おしっこ?プリーステスは瞬間立って排泄している主を想像し、顔が真っ赤になった。
でもでも、このまましていただくと私の中に出していただくことになる。それは、それで……
「どうぞ、そのままで……」
思わず口をついて出た言葉、瞬間主がわずかに反応したのを感じた。
サキュバスも構うことなく挿入した指をそっと腹側に添わせつつ抜き差しし、優しくかき回す。
わずかにくちゅくちゅと水音がし始めた。
「ンァ、オオゥッ…」
「大丈夫ですから」
「〜〜……ッ」
主はプリーステスの肩に顔をうずめたまま声を荒げた。
「性行為ト 排泄行為ハ 別ダ!早ク 抜ケッ!」
「まあ」
「マイルフィック様……」
「マイルフィック様は本当に紳士でいらっしゃるのですね、嬉しいですわ。ですが本当に大丈夫です。今はお体が混乱していらっしゃるのです。出るとしたら精液が出るのですよ。お尻の中もすっきりしていますし、何もご心配いりませんわ」
「ッ…!」
「ナゼ 貴様ガ ソンナコト…ッ」
「大丈夫ですわ」
言いつつさらに指先で主の中をかき回す。
「ア、アァァッ」
「あ……」
都度敏感に反応する主を前に、プリーステスは次第に愛おしさが込み上げてきた。力一杯に主を抱きしめる。
「オゥッ」
「あんもう、マイルフィック様ったら」
「アァッ」
「あっ、マイルフィック様……」
「〜〜……ッ」 後ろに引こうとすればサキュバスにさらに尻の奥をえぐられ、前に逃れようとすればプリーステスが男根をより深く呑み込んでくる。
まったくもって逃げ場なしである。主は抵抗をやめ、代わりにプリーステスを強く抱きしめた。
押し寄せる快楽に懸命に耐えるが如く、強く強く抱きしめた。だが男を知り尽くしているサキュバスの手技により限界は訪れる。
アッー!
「この地上においてもその名を轟かせし伝説の魔神……性に対してこんなに誠実でいらっしゃったなんて」
「……」
「もしやマイルフィック様は、女性とのご経験が何度もおありなのではございませんか?」
「……」
「恋人や奥様など、いらっしゃるのですか?」
「…………」
サキュバスの不意の質問に主は答えなかった。プリーステスに重みをかけないよう脱力した自身を支えるので精一杯にも見えた。
打って変わってプリーステスは次第に青ざめていった。恋人や奥様がいらっしゃるかもしれないお方に私は……っ
「あ、わ、わたし……っ」
「イナイ」
震えるプリーステスをそっと抱き寄せ頭をなで、主は短く切った。
「形ダケダ」
「んっ……」
小声でつけ加えつつプリーステスに口づける。舌を滑り込ませ、発言も息つく暇も与えないほどに長く深い口づけを交わした。
その様をサキュバスは眺めつつ思案する。「いない」「形だけ」って……それってつまりいるってことじゃない!
えぇー?いるのぉ?!奥さんー??!
そんなサキュバスをよそに主はまだプリーステスに口づけている。その発言が事実であれば、今この場はまごうことなき不倫現場である。
「いいわね。マイルフィック様にこんなに愛されて」
サキュバスは二人の接合部に手を滑り込ませプリーステスの陰核部をなぞった。
口づけを交わしていたプリーステスはとっさに声をあげる。
「あ…あぁっ」
「やけに感度がいいじゃない。男としたことはなくても自分でしたことは何度もあるんでしょ?」
「っ……」 頬を染め恍惚の表情で主を仰ぎ見るプリーステス……サキュバスは手でなぞりつつ揺すり、さらに彼女を追いつめる。
接合部が近いためその振動は主にも伝わりほのかな快楽を与えた。
二人のやりとりを見ていた主は何を思ったかサキュバスの体をつかみ、プリーステスの隣に寝転がらせた。
驚くサキュバスをよそにその豊満な胸を揉みしだく。形のよい乳房が手の内で自在に姿を変え、色づいたピンクの突起に触れると彼女は敏感に反応した。
「あ、マイルフィック様……」
だが存分に味わうには爪が邪魔だ。前回も人差し指の爪をもいだが今回も然り。今はすべての爪が邪魔でしかない。
主はここに来て初めて自在にしまえない自身の爪をもどかしく思った。
獅子の顎と腕を持つとはいえ、その腕は活動に適するよう徐々に人化させてきていた。現在の彼の手指には肉球も毛皮もない。
今よりさらに爪を鋭く伸ばすことはできても、これ以上引っ込めることはできないのである。
かといってわざわざ形態変化をする気にもならない。女に触れるに邪魔となる爪をいったんすべてはぎ取ったほうが断然楽である。
いっそここで打ち切りにしてこの呆けている女二人を引き裂いてやってもいいが、まだもう少し楽しみたい気もしている。
「マイルフィック様…っ」
「いけませんわ!マイルフィック様っ」
突如巻き起こした熱風ですべての爪をそぎ落とした主にプリーステスとサキュバスは悲鳴を上げた。
二人は慌てて主の手を取るとサキュバスは指を舐めしゃぶり、プリーステスは手をかざし治癒魔法ディオスをささやく。
流れるような連携である。
その後も二人は主の指を慈しむように舐めしゃぶった。その姿は献身的ながらも淫靡で卑猥な光景に見えた。
主は二人を静止させ、起き上がっていたサキュバスを再びプリーステスの隣に寝かせる。
腰をつかみ少し揺するだけでプリーステスは見悶えた。相変わらず脆い。先ほどサキュバスが触れていた陰核部にも指を伸ばし弄ぶ。
彼女をことさらに悶えさせつつ主はサキュバスにも手を伸ばした。
爪をはいだことで存分に乳房の柔らかさを堪能し、指先を腹から秘所に滑らせる。すでにそこは濡れそぼり容易に指を受け入れた。
「あん、マイルフィック様ぁ」
「っ…マイルフィック様……っ」
二人は潤ったまなざしで懇願するように主を見上げていた。主は再びぞくぞくと全身に興奮と愉悦が走る。
腰を動かしプリーステスを狂わせながら手指でサキュバスの胎内をかき回し徐々に追いつめる。
サキュバスは刺激に慣れている分ほぐれ次第指を二本、三本と増やしていった。
主の指は常人より長かったのかサキュバスは腰をくねらせ嬌声を上げる。どうやら奥のいいところまで届いてしまっているようだ。
淫らに腰をよじらせ艶めかしい喘ぎ声を上げる美女二人……そこには恐怖の欠片もなく完全に自身に陶酔し身を委ねている姿があった。
四肢を引き裂き恐怖と絶望に変貌する様を楽しむのもいいが、もう少しこのまま快楽に溺れさせ喘がせようか。
何より自身が気持ちいい。下半身が溶けそうなほどに心地よい。それは戦闘では味わえないだろう甘美なひと時であった。 「ああん、マイルフィック様のおちんちんが欲しいのにぃ…っ!!」
サキュバスの願いも空しく、胎内をめちゃくちゃにかき回され彼女はあっけなく果ててしまった。
主の持つ蠍の尾で足を開かされていたのも手伝っていたのだろう、膝をがくがくと震わせ全身に力が入り、髪を振り乱して顔を隠した。
主もまた興奮が高まっていたのか腰の動きを速め、動かす度に悶え狂うプリーステスと共に三度目の絶頂を迎えた。
「グ……ッ……」
「あ……」
恍惚の表情で自身を見つめるプリーステスをしばし眺めた後、主は名残惜し気に自身を引き抜いた。
ドロッとした白濁液と大量の出血がしたたり落ちる。それを気にも留めず、主は二人を両腕に抱き寄せあお向けに寝転んだ。
4枚の大きな翼で二人を包み込む。プリーステスはされるがままに主の胸元に顔をうずめた。
「マイルフィック様ぁ、私もあなた様と一つになりとうございますわ」
「……」
ねだるサキュバスを一瞥すると主は視線を宙に投げた。ゆっくり目を閉じる。
「……少シ」
「?」
「休マセロ……」
「…………」
なにこのかわいい破壊神、どういうこと?これほどまでにマイルフィック様をかわいいと思うなんて…!
サキュバスはますます主と交わりたい欲求に駆られた。
「ではせめて触れさせていただけませんか?」
「ンゥ…ッ」
言うが早いか触れるが早いか、サキュバスは主のたわわになった男根に手を伸ばしていた。
「マイルフィック様のおちんちんに触れているととても安心するのです」
「ッ……!」
「マイルフィック様、わ、私も……」 プリーステスも顔を上げ慌てて名乗りを上げる。
「私もマイルフィック様の……その……お…ちん……ち……んに……」
「〜……ッ」
なんというふしだらな小娘共だ。
マイルフィックはこれ以上の表現は見当たらなかった。
「見クビルナ」
「「?」」
ベキッピキッと鈍い音が聞こえた。
先ほどまで男根だったはずのモノは尿道口から徐々に亀裂が走り、さながら口を開けたかのように割れていった。
それまで肉棒だと思っていた部位は奇妙にくねり、まるで意志を持った生命体の如く二人を威嚇してきたのである。
シャァアアッ!
気づいたときにはそれは両眼を見開き、割れた口の中に幾重もの牙を携え、こちらを睨んでいた。
「え?」
「まあ」
突然の男根の変貌に驚きを隠せないサキュバスと感嘆の声を上げるプリーステス。
「何てかわいらしい蛇さん」
「!」
予想外の発言に唖然とする主をよそにプリーステスは目を輝かせてそれを見つめ、そのまま手を伸ばす。
蛇は大きく口を開け勢いよく噛みついた。
「つっ」
プリーステスは瞬間顔をしかめるが、すぐに慈しむような表情に変わり、蛇をじっと見つめる。
「かわいい蛇さん」 噛まれたこともよそに、プリーステスは蛇に顔を寄せ頭部に口づける。
瞬間蛇は口を放し首をもたげた。プリーステスは噛み痕から血が滲むのを気にも留めず、再び蛇に手を伸ばす。
頭をなでられ喉をくすぐられ、最初の威嚇はどこへやら、蛇はされるがままにおとなしくなった。
「……」
「……」
主はその一部始終を黙って見ていた。呆れて物も言えないといった風にも見受けられた。
その様も含めサキュバスもまた一連のやり取りをじっと静観していた。
もしあのとき、初めて主と相対したとき現れたのがこの蛇だったら、あのまま喰われていたかもしれない。
もしあのとき、主と相対したのがこのプリーステスだったら、それでも喜んで喰われたのだろうか。
やはり先ほど自身が蠍の尾で刺されなかったのはほんの主の気まぐれ……奇跡だったのかもしれない。
「ああん、ずるいわプリーステス、私も」
甘くねだるような声を上げ、サキュバスも蛇に手を伸ばしベタベタと触れ始めた。蛇はますます委縮する。
手が白濁液と血にまみれるのを気にもせず美女二人は取り合うように蛇に触れ、上から下までなでまくっていた。
「〜〜……」
なんという酔狂な小娘共だ。
主はそれ以上の表現は見当たらなかった。
「あっあっ、ちがっ……そっち……っ」
セラフは突然のできごとにただただ声を上げることしかできなかった。無意識に足を閉じるも魔獣の動きは止まらない。
本来排泄するための器官に異物が挿入される違和感……魔獣はセラフの膣口ではなく尻穴に自身のモノを挿入したのである。
それは滑らかとは言いがたく少しごつごつとした感覚だったが、粘液で濡れており痛みはやや半減された。
最初は温度差のあったそれも次第に適応してきたのか、直腸に近い体温となり気にならなくなってきた。
とはいえ不快な違和感が続く中、時折動かされることによって子宮口やその奥にも当たり徐々に妙な感覚に変わってくる。
「お前っなんでっ……排泄口とは別なのに、なんでわざわざそっちっ……お前が汚されっ」
セラフは未知の感覚に呼吸を乱しながらも声を荒げた。
背中から前足を回され抱きしめられていることに得も言われぬ感覚に陥る。安堵とはとても言いがたい。
だが慌てる自身に反してゆったりと背に寄り添い翼に顔をうずめている魔獣の存在を肌で感じ、次第に落ち着き……
いやいや、セラフはぶるぶると首を横に振った。
「お前のこの体は、本来私などに使うのではないんだからなっ」 後でちゃんと消毒しろっ!
セラフは次第に違和感が快感に変わっていく意識の中で必死に叫んでいた。かのお方の幻影はとうに消え去っていた。
ふと視界の先に神と悪魔と人間が寄り添っている姿が飛び込んできた。人間……人間!?
……ちりっ
神だけでは飽き足らず、悪魔とも懇意にしているなど……内に芽生える嫉妬の念に気づき、セラフは少しだけ動揺した。
そんな動揺を吹き飛ばすかの如く魔獣がひと際強く腰を動かす。不意の動きにセラフは見悶えるも、魔獣はさらに動きを速めていった。
突かれる場所が違えども奥に当たるもどかしさが快感となりつつあり、先ほどと同じく次第に込み上げてくる絶頂への予感……
「あっあっあっ……あぁぁああっ…っ」
ヤるならちゃんとヤれぇぇっ
何かが体の奥にじわりと注ぎ込まれる感覚……セラフは声なき声を上げ、全身をがくがくと震わせ二度目の絶頂を迎えた。
「マイルフィック様はいつ地上に上がられるのですか?」
結局一度は蛇に変貌させるも物の見事に手なずけられ、再び男根に姿を戻したそれを美女二人になでられつつ、主は心地よさとこそばゆさの最中にいた。
二人を両腕と大きな翼で包み込み、ゆったりと目を閉じ、余計な力は抜き、思うまま感じるままに口を滑らせる。
「我ハ今 トアル契約ノ下 コノ次元ニ 存在シテイル。自由ハ マダ ナイ」
「……」
「コノ迷宮カラ、否、コノ階層カラスラ 離レルコトハ デキヌ」
「そう、ですか……」
「忌々シキ 封印ヨ……」
プリーステスは静かに言葉を紡ぐ主をじっと見つめていた。
私たち人類が生まれるずっとずっと遠い昔から生きていらっしゃるお方……
「主のことを、もっと知りとうございます」
「……」
「マイルフィック様は、どうして地上の神々に戦いを挑まれたのですか?」
「…………」
「……神ハ」
そこまで言いかけ主は少し間を置いた。それは次の言葉を言いかねているようにも感じられた。
二人は静かに次の言葉を待つ。主は少しだけ薄目を開けるが、少しして再び閉じる。 「神ハ……絶対ダト 思ウカ?」
「もちろんでございます。だからこそ誰もが皆神に祈りを捧げるのではありませんか」
間髪入れず何を当然のことをと言わんばかりのプリーステスに、主はフッと小さく笑った。
「否」
「え…?」
「神トテ 絶対デハナイ」
「…………」
ぽつりとつぶやく主のそれは、自嘲気味な笑みにも見えた。
「カツテ地上ハ 光ト闇ガ 共存シテイタ。互イニ 争ワズ、主張セズ、尊ビ合イ、助ケ合イ、調和ヲ 保ッテイタノダ」
「光と、闇が…」
「昼ト夜ガ 交互ニ等シク 訪レルノハ ソノ名残……。元来 アラユル生命体ハ 光ダケデハ 生キテハユケヌ」
「ん……」
「ダガ ソノ調和ヲ 乱シ、万物ノ 真理ヲ、自然ノ 理(コトワリ)ヲ……本質ヲ 歪メタノハ……」
「……」
「娘」
「…………」
返事が途切れたのを感じ、主はプリーステスを呼んだ。だが彼女から返事はなかった。
「娘?」
「プリーステス」
サキュバスも彼女を呼ぶが返事がない。
「…………」
頭をなでてみるもやはり反応がない。疲労で眠ってしまったのだろうか、心なしか彼女の体が冷えてきたように感じる。
脆弱な人間のこと、闇に侵されぬよう守ってやらねば、主は腕の中の小さな女性を優しく抱きしめ直し、翼で包み込み、そして知った。
彼女はほほ笑んだまま事切れていたのである。あまりに唐突のできごとに、主はその丸い眼球をさらに丸くした。
エナジードレインはしていない。まだしていない。主はサキュバスを放し体を起こす。
蛇に噛ませたのもほんの威嚇であり戯れ程度だ、麻痺毒は注入させていないし致命傷にも至らせてはいなかったはず。
ならば胎内を強く突きすぎたか?この身から生じた体液に、魔素にやられたか?
わからない。わからない。ワカラナイ……。ただわかることは、彼女はもう二度と動かナイというコトダケ……
それは今まで感じ得たことのない喪失感だった。 「我ガ 忠実ナル シモベ プリーステスヨ。汝ガ望ム 楽園ハ 生カ 死カ…?」
主は彼女に問いかけた。だが聖母のような慈悲深い笑みをたたえた女性はもう答えない。
「……コノ次元ハ、アマリニ 愚カナ人間共デ 溢レ返ッテイルトハ 思ワンカ……?」
「マイルフィック様……」
主の声は心なしか震えているように感じられた。だが彼女は答えない。
すでに死んでいる彼女にいくら問いかけたところで答えなど返ってくるはずがないのだ。
ぽつりぽつりと死者の前で独り言を繰り返す主はあまりに幼く愚かに見えた。
つと、彼女の頬にぽたっと一雫の液体が落ちた。それは彼女の頬を伝い流れ落ちていく。さながら涙を流しているようだった。
それは自身の流したもの、主は自身こそが涙を流しているのだということに気がついた。小さく嗚咽が漏れる。
「グゥゥゥ…!!」
があああああああああ…!!!!
突如陽炎が発生し空間に歪みが生じた。そこから青白い鱗のような硬い皮膚に鋭い尾や角、蝙蝠の翼を持った巨体が現れる。
グレーターデーモンである。
「カノ者共ニ 背キシ 堕天使ヲ……アークデーモンヲ 捜セ」
「……御意」
「アークデーモン様…!?」
突如紡ぎ出された馴染みのある名にセラフは反応した。
マイルフィックはグレーターデーモンを遣いにやらせた後、プリーステスに衣服をかけ、そっと頬に口づけた。
さながら大事なものを扱うかの如くそっと腕の中に抱き寄せ肩に顔をうずめる。
しばらくそのままでいたが、ふと顔を上げると彼女を抱き寄せたまま4枚の翼を大きく広げ立ち上がった。
サキュバスやセラフを気にも留めず宙を仰ぎ見る。わずかにちりっと妖気が走った。
我を召喚せし魔人ダバルプスよ、仮初の迷宮主デーモンロードよ、かの老いぼれ魔術師の意を継ぎし不死王よ、今はまだ貴様らに主導権を握らせてやる。
だが最後に嗤うのは我、マイルフィックだ。
バサァッ!
「あーんマイルフィック様行っちゃったー」
「ふふ、最後に段取りが狂いましたね」
「相方にどんな顔して会えっていうのよー。決死の覚悟で別れたのにっ」
「そちらの事情はよくわかりませんが、こちらとしてはなかなか見物でしたよ」
「うるさーいっ」 後には泣き叫ぶサキュバスと淡々とツッコミを入れるセラフ、2匹の魔獣が残された。
「でも後ろは私が先にいただいたし絶頂に導いたのも私が先だし、私のほうが優位よね」
「そういう問題なのか」
立ち直りが早いのはサキュバスの取りえかもしれない。
「アークデーモン様を捜してどうするつもりなのかしらね」
「蘇生させるんじゃないですか?あの人間を」
「まさか。彼女は人間よ?」
「ええ。しょせんは人間、されど人間です。彼らは身の内に光と闇を等しく宿せし存在。その不完全さがあの方のお心を震わせたのでしょう」
いつの世も混沌と奇跡を巻き起こすのは人間ですからね。
セラフは淡々と言葉を紡ぐ。
「そう、いつもいつも、人間なんですよ……!!」
「…………」
「なーによカッコつけちゃって。リザードちゃんと仲良く寝てる姿、似合ってるわよ」
「なっ」
「まだ追いかけるつもりか?」
「当然!」
「ならば私も行く」
「なに、あなたもマイルフィック様を狙ってるの?」
「ちがうっ」
セラフはすかさずツッコミを入れた。
「あの方はアークデーモン様を捜しに行かれたのだ。うまくすればアークデーモン様にお会いできるかもしれない」
「なにあなた、アークデーモン様とセックスしたいの?」
「なぜそーなる!」
「あーあなた、まだ後ろしかしてもらってないものねー、前はアークデーモン様で満たしたいってことよねー」
「ちっちがうっ」
「次こそは私がマイルフィック様とセックスするんだからっ。よし、次の供え物はニワトリに決めたわ」 迷宮内皆穴兄弟、自分のSS内だと確かにありえるかも。さっきゅんは絡めそうなら誰にでも手出しそうです。
内容的には続編がありそうな終わらせ方をしてしまっているのですが「奇跡」としてはこれで完結です。
今のところ続編の投下予定もなさげですすみません、読んでくださった方の中で続いていただけたら幸い……
脳内で構想したら勝手に文字化してくれるAIとかないかなあ。。。
マイルフィックの元ネタの魔神パズズには魔の女神ラマシュトゥという配偶者がいるらしいのですが(子どもはいなさそう)、
そもそもマイルフィック=パズズ説はFC版だけの解釈ぽいのでそこらへんはなんかもう適当でいいかなあとか思ったり思ったり。
#5では滅びた扱いになってしまっててちょっとしょんぼりです(実体化できないだけで滅びてはないと勝手に思ってます)。
スレ立てしてしまった手前たまに来ますが最近のwizは全然知らないのでちょっと出直してきます。スマホの宣伝が今一番気になってる。
ともあれなんとか投下できてよかったです、過去作昇華させてくださりありがとうございました。 セラフなど天使は本来性別がないのですね。
ここでは俗世に堕ちたことで人間界で活動・実体化するにあたり個々の性質が具現化された、みたいな適当に補完いただけるとありがたいです。
エンジェルもセラフもアークエンジェルもなんとなく雰囲気が女性的なイメージです。 今までサキュバスだったりサッキュバスだったりごちゃ混ぜにしてましたけどゲームではサッキュバスでしたね、なんで「ッ」抜かしちゃってたんだろ メモ帳を整理していたら「駆け引き」(フラック×サッキュバス)の後日譚らしきものがありまして。
エロパートまでは書いてなかったので残念なのですが、他に載せるものもないので載せときます。 かの大魔術師ワードナの復活。
「99年以内ですか……何とまあ曖昧な。待ち切れませんな」
片足立ちでポーズを取りながらつぶやくフラック。
背後にたたずむ不死王ことバンパイアロードはかねてより苦にしていた言葉を投げかけた。
「もう私と同行する義務はないのだぞ」
「……」
フラックは静かに足を下ろすと、背を向けたまま少しだけ宙を仰ぎ見た。
「一度必要とされることに慣れてしまうと、そうではない生き方をひどく退屈に感じるときがあるのですよ」
「……」
「ああ……」
バンパイアロードは感嘆の声を漏らすと少しだけ目を細めた。
――それはわかる――
フラックはサッキュバスの群れに囲まれた!
「仲間から聞いたのよ」
「女性にとっても優しい紳士なんですってね」
「は、ははは……。世の中にはとんでもないホラ吹きがいたものですな」
「だから私たちもあなたとの舞台を楽しみたくって」
「……」
「ちょ、ちょっと待ちなさい。もう一度冷静に、いや常識的に考えなさい。あなた方のお目当てが」
フラックはバンパイアロードとアークデーモンを指した。
「このお二方というのならわかる。大いにわかる。だがしかし、なぜ、なぜこの私なのか」
サッキュバスたちは顔を見合わせふふっと笑った。 「あなたは私たちが瞬きする間に首をはねることさえできる」
「いつ殺されても構わない覚悟で来ているのよ」
「あなたとの舞台を楽しむということは、そういうことだと思ってるから」
「…………」
「……フッ、彼女たちにも必要とされているようだな」
「皮肉が過ぎますぞ、不死王……」
「「「フラック……」」」
サッキュバスの群れが襲いかかってきた!(性的な意味で)
「あ、ああ、あ……だ、だめだ……」
だ、だから私は、この手の方面はあまり強くな……
フラックは,サッキュバスたちを やさしくたたいた.
そして,いっかいずつあたり それぞれに 1のダメージ.
サッキュバスたち はしびれて,うごけなくなった.
「……ふう」
「あーん動けなくなっちゃったぁ」
「フラックぅ」
「でも優しい好きぃ」
「観客がいる場での裏舞台はご遠慮いただこうか」
「あぁん」
「やっぱり紳士ぃ」
「好きぃ」
「……ずいぶんと人気者のようだ」
「ご冗談を。私を前座にしてあなた方と本番を迎える算段ですよ」
いかがですかな?彼女たちのお相手は。
「……興味はない」
「そうたやすく私に触れられるとは思わないでほしいですね」
冷たく突き放すバンパイアロードとやんわり断るアークデーモン。
果たしてサッキュバスたちの誘惑は成功するのか……! モンスター×モンスターって需要どうだったのかな。許容はしてもらってた記憶。
サッキュバス(というかえろい女の子)が好きなのでここからしばらくはサッキュバスのターンになりそう。
ハイマスターとレーバーロードの後続が100%サッキュバスなのでまずはそこらへんから。 ハイマスター2種類いるけどサッキュバス後続のハイマスターは出現数が必ず1体だけのほうだった。
サッキュバスは1〜4体で出るから途端にハーレムだね。
レーバーロードも「タイプ:動物系」で「人語は解せずただ低く悲しげなうなり声をあげるだけ」ってのが
サッキュバスたちの度重なるアレによって野生化させられちゃったからって解釈すると途端にえろいね 今さらだけど20カキコ目(奇跡4 17/18)のグレーターデーモンの説明微妙に変えたい。
そこから爬虫類を思わせる青白い皮膚に巨大なねじれた角や鋭い爪、蝙蝠の翼を持った巨体が現れる。 ○
そこから青白い鱗のような硬い皮膚に鋭い尾や角、蝙蝠の翼を持った巨体が現れる。 ×
こういうどうでもいいとこにこだわるから肝心のエロが書けないのかなあ。 レーバーロード見てたらFC版1は鎧着てるのにACが10だった
どこかの記事で呪いの装備だからだとかあったけど、呪いだったら脱げないじゃん
って思ってたら3(正伝#2)ではACが0だった、装備し直したんかな
脱げるんなら元聖識者だしサッキュバスが群れるのもわからなくないよね ウィザードリィダフネ、Xちょっと見てみたけどサキュバスのバレンタインキャンペーンてのが
サキュバスバリバリ服着てたしタトゥーみたいなのもすごかった、でも動きはやっぱりえろいね 5のさっきゅんは後続にメインとカルキドリ……いまいち色気がないように感じる、護衛か?
しかもインキュの後続で出ることがあるって、男連れてるなよ、二人でヤッてろよと言いたくなってしまう 女からしてもインキュに女連れてるなよってなるんかな
インキュの魅力がいまいちわからんちん インキュは竿役、汁男優だったっけ?
(サキュが奪ってきた精液をインキュが女にぶちまける) 人来てくれたぁ!!ありがとうありがとう
インキュはそんな感じだね、ちょと今「5のすべて」紛失中で(部屋が倉庫すぎて)うろ覚えだけど、サキュが男性から搾り取った精液はインキュに渡され乙女に注ぎ込まれるみたいな表記だったと思う
二人同時に出現することもあるからタチ悪いみたいな表記もあったような プリーステスとかウィッチみたいに性別表記は無いけれど
「レベル○〜〜」とかの中にも女性はいるんだろうかなー
(不確定名が〜〜を着た男になってるけど) 忍者で言えば外伝4に「くのいち」って敵も出てくるから不確定名が男なら男なのかなって思うけど、男のように見えて男のように振る舞ってるけど実はつるペタな女だったとかさらし巻いた女だったとかあってもいいとは思ってる
4の小説でのホークウインドも確か男みたいな女だったような? ホークウインドは女で、
『女』にされたディンクが唯一の弱点だっけ? 外伝4はピンクシェイドとドリームシェイドにハァハァしたな 過去スレの過疎具合からここも最低1年は自分のターンかなと覚悟してたから正直感激してる、ありがとう
ホークウインドを女にさせつつ男みたいに鍛えさせたのは確かどっかの司教だか司祭だかで、ディンクは実の父親だった気が……ごめん4の小説も倉庫部屋で紛失中、すぐ見つからんかった 外伝4は男の敵と女の敵がはっきりしてるよね
そんな中でピンクとドリームだけは自分の中で確実に女確定してた、あれは女だよね 所作のきれいな単独のハイマスターを発見していいカモ見つけたと近づいて、なんやかんやあってやっと襲える段階になったら実は女だったことに気づいてショックを受けるけど悔しいからそのままレズっちゃうさっきゅん あらすじ並べとけばテンション上がって書けるとき来るかなと思って思いつく限り並べとく
聖職者発見してきゃーって近づいたらレーバーロードで、ぎゃーって逃げようと思ったけどあれ素顔じゃなくてかぶとよね、外したらどんな顔かしらと徒党を組んで襲いかかってみるさっきゅんたち
最初は抵抗するけど散々誘惑されたらなんかスイッチ入っちゃってさっきゅんたちが「もう許してぇ……」ってなるほど激しくなるレーバーロード(動物)とか 5の忍者は不確定名が「かげぼうし」「かすかなかぜ」だから男でも女でもいけそう
インキュに襲われる女の子を考えようと思ったけどうまく浮かばなかったから出直してくる >レイパー
【審議中】
,、_,、 ,、_,、
,、_('・ω)(ω・`)、_,、
('・ω)u゚ ゚uu(ω・`)
゙uu゚( '・) (・` )uu'
゚uu゚ ゚uJ゚ 誰がうまいことを言えとw
後続で必ずサッキュバスが1〜4体ついてくるから同じレイパーでもずっと付き従いたくなるような絶倫レイパーに違いないw FC版1だとレイバーロードだけど3(#2)だとレーバーロードて伸びてて微妙に違和感
レイバーのほうが馴染みあるから普段はそっちにするかな サキュバスもインキュバスもやっぱり迷宮の中でしか性活できないのかな?
冒険者を操って地上に痴情に出てきたりするのかな? 微妙に当て字とか韻を踏むとか乙いねw
もともと人々の睡眠中に襲って夢の中で性活してるのが(別名夢魔だし)、ここでは迷宮にも堂々現れるから厄介みたいな解説だから、本来は地上での夜の性活が主なんじゃないかな 冒険者を操れるかはどうかなあ、精神乗っ取りみたいな感じ?
映画「エクソシスト」ではマイルフィックの元ネタのパズズが女の子や神父の精神乗っ取って操ってたけど
夢の中に出るってのがすでに脳内に入り込んでるわけだし、できなくはないかもね 清楚なシスターに乗り移ったさっきゅんが夜な夜な迷える子羊(男)や神父を手駒にしていくとこまで想像してみた
いや、乗り移るの大変そうだしバレて除霊みたいのされそうか ウィザードリィダフネのモンスター一覧にサッキュバスがいない……!
まだ登場段階には至っていないということか……
個人的に獣人盗賊が割とイケる、こう、ラインとか 冒険者なりたての頃は貧相だったけど(いろいろな意味で)
冒険してレベルアップしていくと段々肉付きが良くなったり
エッチな体型になったりするんだろうか…(飯がちゃんと食えるようになるし足腰鍛えてるし) 訓練場登録時が14〜16歳からだし(外伝だと13歳もあった気が)いろいろ成長期だからきっとムチムチになったりボンッキュッボンッになったりするはず……! レズは自分の中で未知の園すぎてやめといた
代わりにインキュバス×アサシン(女)のあらすじ考えてみた
正式名称はアサッシンだけどめんどいからアサシンで マスターニンジャとアサシンが冒険者と戦闘中、アサシン1体だけになったところでインキュバスが加勢、ドレインしたところで冒険者には逃げられる(神業で)。
「……ん?あなた、もしかして」
「……」
「女性ですか?」
「……!」
アサシンは後続でしか戦闘に加わっておらず、女性ということもあり地下7階では力不足のため、いったん5階までインキュバスに護送されることになる。
仮眠や休憩をとる度に恐怖でカタカタ震える女アサシンを見るに見かね、インキュバスはそっと抱きしめたり慰めたりするうちになんかそういう雰囲気になってみたらどうだろうか! 北のヴァルキリー、南のアマズール
ヴァルキリー
・武器は槍
・鎧キッチリ
・性的に厳格(体はオーディン様のモノ)
アマズール
・武器は槍
・軽装を好む
・性的に奔放(ヤった後はゾンビにするけど) 酒場の名はギルガメッシュという。砂漠の城塞都市の中心部にあって、
昔日には店の名は交易路を行き交う旅人達の集う場として知られたが、
昨今、都市の荒廃とともに旅商の足も途絶えると、代わりに流入する流れ者の現在は溜まり場のようになっている。
店に出入りする客は帯剣し、胸甲具足を鎧ったままの者も多い。
「冒険者」とは彼ら自身の言うところの称ではあるが、出身種族も身分を示す風体もまちまち。
酔っては一様に語気荒く、各地の方言、卑言をまじえてテーブル越しに殺気をまき散らす流れ者どものありさまは、
あたら老舗も野盗か、ごろつきの群れに占め切られてしまったよう。
だが、ギルガメッシュの酒場とは元からこうであった、とする説もある。本来、殺伐であるべきとの。
この夜、酒場の奥のテーブルには、四人の冒険者が早くから飲んでいた。
薄暗い照明に当てられ、各々に沈鬱な表情を突き合わせていた。
中肉中背、無骨な髭面の男。子供に見える小柄な少年。金髪の若い娘。黒髪の東洋人。
雑踏する店内をよそに、そこだけ雰囲気も重苦しく、時刻はいまだ宵の口ながら、
テーブル上にはすでにかなりの数の酒瓶が空いて並んでいた。
城塞都市アルマールの郊外に、領主ウディーンの命のもと続けられていた古代遺跡の発掘は、
悪夢のごとき崩落事故ののち、全市を恐怖に突き落とす事態へと進んだ。
発見されたプレートに刻まれていたのは遅すぎた警告。いわく、これは墓所なり。
かつて闇の力と結び地上に帝国を築きし魔道皇帝ハルギスここに眠る。墓所の封印に振るることなかれと。
――案の定、ハルギスの亡霊は復活し、死者達は立ち上がり、墓穴からは瘴気と呪詛とが溢れて城塞都市に迫ったが、
また同時に、ハルギスの墓所に挑み、数千年のいにしえより蘇りしかの悪党討伐をもくろむ勇者達も、
領主の布令する高札と褒賞の噂に釣られて悪疫のごとく押し寄せた。これまでの数か月の経緯である。
ぐはーっと下品に息を吐くとホビットは盃を叩きつけ、ぎしっと椅子の背にもたれて天井を仰いだ。
裸足の両足をテーブルに載せてそっくり返る、まるで体格は子供にしか見えないが、やることと口ぶりは大人並みである。
「まさかによ、ラスタスの爺さんがくたばっちまうと思わなかったぜ! 殺しても死にそうにねえ爺いだった」
「土に根の張ったノームとて不死身ではないのじゃな」
ドワーフの髭面が分別げにうごめいている。愛飲するのは北方種族の故郷のエールだが、
テーブル上に空け並べている酒の数はそれ限りでない。砂漠のオアシスの地酒は椰子酒で、
アルコールの強さは引けをとらぬ濁酒。地中海のワインもあり、東の草原の馬乳酒もある。
髭のドワーフの言うようでは、カント教団の儀式手数料は妥当だとの説もこれある。いずれにせよ、
もしも蘇生に成功していればその時は被術者自身の生命力と幸運に依るところであって神に感謝などしないのだから、
あえて坊主をとがめるほどの我々でもあるまい。運命よ、運命。
今はただ別れの盃を酌み交わし、去りゆく友を称えよう。当節にまこと稀なる有徳の士であったラスタス、
われわれのラスタス翁、滅びゆく英雄の魂よ。 てまあな、今日びそこらに有徳はともかく癒しの業に長けた聖僧なんざすぐさま代わりも調達できねえってのに
――僧侶なんて死ぬときぁ簡単におっ死んじまいやがる――といってこの際僧侶なしで迷宮に潜れる命知らずはいないぜ。
迷宮探索も皇帝討伐も今や競争段階の折から、今ごろ訓練所に問い合わせてみにゃあならんか?
できればどっかから引き抜くか。どこからそんな契約金――
「今そんな話、やめてよ。ラスタスが可哀想だよお」
金切り声を上げる少女は、肩を怒らせて立っても華奢な細身が哀れを誘った。
この店の無法者同然の冒険者にしては、ひどく脆くみえる、綺麗な娘で、可愛らしい顔立ちに大きな瞳を潤ませている。
目の端はこれまでにもうひとしきり涙に腫らしていて、今もまた訴える端から頬を赤くしていた。
一行を束ねた聖僧ラスタス師を亡くし、今はパーティの残員が、何らなすこともなく飲んだくれるざまを晒す。
地下迷宮にて死亡し、遺体として運ばれたラスタス師の蘇生を試みたカント僧院は、
蘇生失敗の後には不手際を詫びもせず高額の儀式手数料だけを収めて引き上げていった。
悪坊主どもが……に始まり、これからどうするの、そもそも此度の敗戦の反省はと蒸し返し始めると、
同じ話をまた誰もが、誰が悪い、誰のせいだと喧々諤々に、きゃんきゃんを混じえて罵り、わめいた。
ドワーフ、ホビットと、エルフ娘の、いずれも享楽的な種族柄ゆえ、まるで頭が物事を深く考えるようにできていない。
考えなしの悪態が飛び交い、とりとめない談義のループするテーブルを挟んでひきもきらず酒瓶が回った。
この場の残りの一名、この場でただ一人ともいえる、通夜の席らしい沈思に耽る黒髪の青年は、
その容姿服装は武士階級に属するとも見え、異種族混成の仲間達とも一線を画してむしろ孤狼とも言うべき、
寡黙のうちに盃を傾けている。彼だけは仲間を気にかける以前に、端から自分ひとりの物思いに沈みきっている。
(シュゼン……)
今も、心はさまよっている。
仇の名を忘れる日はなかった。
遠い日の記憶、燃え落ちる城郭、血に染まった故郷。卑劣な裏切りに遭って父と兄が死に、
彼は独り敵を追って海を渡った。それから幾年、異なる大陸をさすらった。
いつか遥かシルクロードを越え、この城塞都市に至る彼の遍歴の目的は、
砂漠の迷宮にひそむ皇帝の亡霊を打ち払うため、あるいは、その討伐に約束された莫大な賞金ではない。 彼、東方人の青年ザンガのここにいる理由は、シュゼンなる名の、その男を討つためであり、
ここで迷宮探検者の集団に混じっているのも、地下迷宮で聞かれるという噂、
近頃それらしき特徴の鎧武者についてのあるともないとも頼りない情報を追ってのことにすぎない。
恩賞はおろか、墓所には山と秘蔵されるという副葬品の財物にも無関心に、地下迷宮にただ強敵のみを求め、
一途に武芸にのみ専心する彼の姿勢はギルガメッシュ一般の冒険者たちとはあまりに異質なだけに、
この地でたまたま行を共にすることとなった現在の仲間達との絆も、いくらか長い付き合いの今も希薄に思えた。
羊肉のシチューが運ばれ、三人の妖精族は酒盃と交互しつつがつがつと食らった。
肉を食する、異風の生活にもいつしか慣れたが、ただ、この弔いの席には彼のみ肉食は控えている。
人間族の士族の自分がこの場では場違いに思いながら、ミステリアスに仲間達を眺める。
東洋の侍は故国の伝統をしたがえ、彼なりに東洋的正義感を有する、熱血漢でもあった。
むしろ無教養で常にちゃらんぽらんな連中に対しては異邦の倫理観から時に辛辣な皮肉も呟いたが、
そんな仲間達を自分が率先してまとめてゆく質でもない。
戦友の死を悼み、静かにその魂を送るのは武士の礼と思う。
若くして多くの死をみとってきた彼の、風のような心に根づくただ一つの規範はそれだったかもしれない。
あの日から、国々を移り歩いては剣を頼みに生きてきた。
絶えず続く戦いと、戦いの後に生き残った者の責務を思うこと。
この地アルマールでの、聖僧ラスタス師との短い交誼と、彼から得た教えには恩義を感じてもいた。
だからこそ、ラスタスに先に去られてしまってはやるせない思いがあった。
この俺と、彼らとは違う。ザンガは冒険者達を見ながら思う。
士族たる彼と、家柄も主君ももたない漂泊の浮浪者に近い冒険者達とはもとより身分がちがうのだが、
異国の地で一時の戦友を得たことが、今また心の傷を深めている。
ドワーフのガズ、盗人ジャック、エルフのファン。仲間達の輪に、彼は居たたまれなかった。
(何かを得てもまた失うばかりだ。なぜいつも救えず、守れないのか)
今日の収入は今日中に飲んでしまい、いつも貧困と背中合わせのような彼らだ。
博徒と冒険者稼業に明日はなく、粛として身を慎しむなどという概念は彼らにない。
きっとラスタス師がこの一座におれば彼自身が笑い飛ばしただろう。 ファンが間近に見上げている。彼はふと目をやり、その目のやり場にも悩ましいものをおぼえた。
彼女の普段、服装は、魔法使いのローブといっても学者やスーフィーの粗衣のようでは全然なく、今夜のそれも、
色こそ喪に合わせて着替えてきたらしいが、やはり彼女好みのお洒落を凝らした衣装。肩の出た、
裾が透けそうな軽羅を重ねたブラウスにスカーフ、スカートは通りの劇場に出演中の俳優でも通りそうに思える。
豊かな金髪には銀の細工。ネックレスの鎖は首すじに流れて胸元に落ち、
その大粒のエメラルドには薄暗い通夜の席にも目を引いて自重するところがなかった。
加えて持ち前のサファイアの瞳の美少女に涙目で見つめられ、ザンガはわずかに当惑して眉をひそめた。
とはいうものの、とはいって彼女になんら慰め言を与えるでもなく、それきり目を逸らし手元の盃に目を落とした。
静かに盃を傾ける東洋の謎めいた横顔には取り付く島もなくて、無視されたエルフ娘の頬にぼろっと大粒の涙がこぼれた。
ぐすっと鼻をすする。
「それにルーリエも」
「あいつこそ、死んだのか」
「わからん。あれで生きとると思えんがの」
迷宮での、最後の戦闘の光景を思い浮かべ、さしもの無法天の仲間達もぶるっと身震い。
「生きてるなら救けに行かないと。行くんでしょ?」
「誰が」
三人の視線は侍に集まったが、あいかわらず侍は思いを盃に浸すように、
そのじつ何も考えていないのではと見える黙想を続けるのみ。
今宵の通夜を飲み明かしたら現在の彼らの懐も寒貧なのだから、酒代も宿代も明日はや危うく、
早急の入用のため次の迷宮行に挑むことにはつべこべもないのであるが――
その時だった。酒場の喧騒が急に失われた。
店の戸口に立つ男がおり、それが原因だった。店中の冒険者達が、奥の四人も、不審に振り返り、それを見た。
その男の美貌。それはなんという髪の色か。黄金と漆黒とが合い混じり、闇の中の炎とも見える。
その肌の色はなんという白か。そして瞳は――
衆人環視を一身に集めながら、人間族の男は戸口近くのテーブルに歩み寄り、持っていた皮袋の中身をそこにぶちまけた。
無造作に、山と積まれたのは全てが金貨。大量の、法外の金額に、ギルガメッシュの冒険者の誰もが唾を飲む。
「仲間を求めている」容姿に劣らぬ美しい声音で男は言った。
男の麗容、美声と、ともに噂にたがわぬ。いずれその名を知らぬ者もおらぬ。
ヴァル、と。
魔術師ヴァル。アルマールの迷宮界隈では新顔ながら、絶大な魔力と深甚な知識でもってあっという間に深層に到達。
いまやヴァルの組といえば、皇帝ハルギス討伐に最有力と目される強豪と語られる。
そのヴァルが、新たな仲間を? それも、これほどの報酬を眼前に示されれば――
「戦士と盗賊だ。腕利きならば種族は問わぬ。人間、ドワーフ、ノーム、ホビット、そのどれでも。だが――」
美貌の男は金貨を積んだテーブルの席に腰を下ろし、そして最後にこう付け加えた。
「エルフは俺に近づくな」 隣合わせの灰と青春をエロくするなら⋯
ヴァンパイアロードに拷問されてるカディを女戦士にする
サラが飲み過ぎると魔法をぶっ放す他脱ぎ癖がある
あとは⋯⋯ ちょっと旅に出てた
>>59
ヴァルキリーを見て真っ先にくっころシーンが浮かんだ
アマズールはヤられる前にヤるしかないな
>>60-64
なんか始まった!ついに始まったー!て思ったら
続きは!続きはないのかー!続き希望 ワードナの逆襲は無駄にエロかった記憶がある
確かみんな死んじゃうけど(ノД`)シクシク >>67
ワードナの逆襲的な感じで
悪の魔術師とかが復活して力を取り戻すために
「女は犯せー男は殺せー」みたいな感じでってのもあり得そうなんだけど
そういう事しそうな悪いヤツって誰かいるかな アマズールはASPHYXIATIONとかDEEP FREEZEあたりで一掃するのがキレイに残るしいいよね
まあNOXIOUS FUMESとかITCHING SKINでジワらせるのもいいけど
というかWiz6の魔法って結構残酷よねぇ(ま、攻撃魔法の時点で残酷なんだけど) >>68
ソーンあたりにやられたい、逆レモノになるけど…
女冒険者は部下にくれてやる(好きにしていいぞ)のか…それとも百合ハーレムPTを組むべく邁進するのか >>59の考察の続き
ヴァルキリー
・はいてない(一部の司祭級ははいている)
・無毛
アマズール
・はいている(一部の司祭級ははいてない)
・ボーボー >>70
SMTif...の女主人公みたく、降伏した女悪魔にナニして「お姉様とお呼びしてよろしいか……?」する系のキャラになりそう