0007なまえを挿れて。
2017/07/30(日) 06:43:18.84ID:gy98mzgb0そっち系のトラブルなのかと予感はあった。
「ミサキちゃん、マイちゃんと連絡が取れなくなっちゃったよ。
このまえ言いかけたアレ、渋谷で何があったの?教えてよ」
「うん、話しますね。あの日、マイさんからご飯誘われたの。
そんなこと今までなかったし、なんで渋谷なんだろって思ったけど、
せっかく誘ってくれたんだから断りづらくて、渋谷に行ったんです。」
「食事に?マイが?ふたりっきりで?」
「うん。ふたりで。イタリアンの店に連れてってくれた。」
「へえ、マイちゃんとミサキちゃんが二人でどんな話するのか、想像もできないな。
もしかして、仕事や、指名数のお説教みたいな話されてウンザリしたとか?」
「そうそう、私もそれ系の話だと思ったから、ホントは行きたくなくて。
でも、もっとヤバい話だったんですよ!」
「もっとヤバいって何が?」
俺は嫌な予感マックスになってきた。
「・・・クスリすすめられた」
俺は心臓が止まりかけた。