0088なまえを挿れて。
2018/05/04(金) 22:36:58.88ID:aOy1+1bx0今日は歌舞伎町の店は休んだらしく、自宅からそのまま来たのだと言う。
だけど、困ったことに、今度は息子のヒロキを連れてきてしまったんだ。
「ごめんねうーさん。ヒロキを預けるところがなくって・・」
予約入るたびに託児所に預けてたんじゃ、稼いだお金がパーになるわけだから、仕方がない。
「いや、そりゃ仕方ないよ。でも事務所にヒロキを一人で置いとけないから、
車で一緒に連れてかなきゃならないな。」
「だよね・・いいかな?」
「俺は構わないけど・・・」
どうなんだろう。母親が何をしにいくか、子供ながらに感じたりしちゃうんだろうか?
だけど、俺が気にするほど、マナミはそれを気にしてないようだった。
というのも、マナミが次に発した言葉に、俺は固まってしまった。
「ねえ、うーさん、お客にお小遣いもらって、本番させてもいい?」