“陵辱系ゲーム”発売禁止 ソフ倫が自主規制
葉鍵連合「遺憾だが理解」 「美少女ゲーム」名前変更も
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0906/05/news064.html
http://alfalfa.livedoor.biz/archives/51473591.html

 アダルトPCゲームソフトメーカー233社でつくる業界団体・コンピュータソフトウェア倫理機構
(ソフ倫)は6月4日、強姦(ごうかん)など性暴力を描写した、いわゆる「陵辱系ゲームソフト」の
制作・販売を禁止すると発表した。加盟各社から、明確な反対意見は出なかったという。

 国内販売専用の陵辱系ソフト「レイプレイ」(イリュージョン)がネットを通して英国で販売され、
英国議会で問題視されるなど国内外から批判されたことを受け、陵辱系ゲームの販売禁止を
決定し、同日以降審査するソフトすべてに適用を始めた。販売が日本国内限定であることを
パッケージなどに明記することも求めた。

 ソフ倫は、アダルトゲームの自主審査機関。商業ルートで販売されるアダルトゲームは、
大半がソフ倫の審査を受けて流通に乗るため、ソフ倫の審査を受けなければ、商業作品の
店頭販売はほぼできない。今回の措置で、即売会などで販売される同人作品などを除けば、
陵辱系ゲームの新作は発売できないことになる。

 葉鍵連合は5日、岡崎書記長名で「ソフ倫の決定は遺憾だが、国際的な誤解を招かないよう
やむを得ない措置として理解する」との声明を発表。強姦をゲームの題材にするのは反社会的
ではないかと聞かれ、「俺の世話になってるの(KEy)ではやってない。だが現実じゃなく、
空想の話でゲームにするのは大人の責任でやればいいと思う」と答えた。
 自民党の山谷えり子女性局長は先月22日、「性暴力ゲーム」の規制案を検討すると表明しており、
これを牽制した形だ。

 ソフ倫加盟各社からは、「具体的にどこまで規制されるのか」「触手ものはどうなるのか」
などの不安と共に、「『美少女ゲーム』の名称を止めたらどうか」などの声も上がったという。