百合シチュ妄想スレ
0001名無しさん@秘密の花園2022/12/13(火) 08:54:59.43ID:vA2R5loha
萌える百合シチュやCPを語るスレです
版権・オリジナル関係なしに仲良く語り合いましょう
SS投稿等も大歓迎です
0008名無しさん@秘密の花園2022/12/13(火) 12:30:46.13ID:Sz7Hp3XhM
代行・保守本当にありがとうございます

早速トロピカル〜ジュ!プ○キュアの滝沢あすか・夏海まなつ・白鳥百合子の百合3PSSを投下させてもらいます

0009名無しさん@秘密の花園2022/12/13(火) 12:31:52.34ID:Sz7Hp3XhM
「あすか先輩、やっぱり卒業なんていやだよお……」
「そんなに泣くなってー。別に永遠の別れってわけじゃないだろ?」
「でもぉ……うぅっ……ぐすんっ……ひっく……」
「ったくもう……ほらおいで?」
「うぅ…あすかせんぱぁい……」

まなつは泣きじゃくりながらあすかの胸に顔を埋めた。あすかの卒業を間近に控えた今日この頃、2人っきりになるとまなつはいつもこうやって甘えてくる。

「よしよし……少しは落ち着いたか?」

あすかはそう言ってまなつの頭を優しくなでる。

「うん……でもやっぱり、服の上からじゃ物足りないよぅ……」
「またか?しょうがないヤツだな…」

ぱさり。

あすかは制服の上着を脱ぎ捨てるとそっとブラジャーをずらしてその乳房をまなつに差し出した。

「ほら……これでいいか?」
「えへへぇ♪あすか先輩のおっぱいだあ……」

まなつはあすかの胸にゆっくりと唇を近づけていく。舌を出して先端にしゃぶりつこうとした、その瞬間……。

「何をしているの」

ガラリという音と共に部室の入り口に現れたのは1人の女子生徒だった。

「百合子?!」「せーとかいちょー?!」」
「あなたたち、やっぱりいかがわしい仲になっていたのね。まったく……毎日遅くまで残っているからあやしいと思っていたのよ」
「ちっ違うんだ!これはまなつが、落ち込んでいたから……」
「あなたは落ち込んでいるからって部室で後輩に胸を差し出すの?」
「そ、それは……」
「ごめんなさい…私がわるいの、だからあすか先輩のこと、怒らないで…」
「まなつ……」
0010名無しさん@秘密の花園2022/12/13(火) 12:32:57.46ID:Sz7Hp3XhM
「…気に入らないわね。あら、なにこの下品な乳首は。年下の女の子にこんな風にされて、恥ずかしいと思わないの?」

百合子はそう言うなりあすかの左乳首を指先できゅっとつまみ上げた。

「ひうっ!?」

突然の刺激にあすかは思わず声が出てしまう。

「あっ……よせ……!百合子っ……」
「随分敏感になっているじゃない」

今度は右の乳首をぐりぐりと押し潰された。

「痛……っ」
「せーとかいちょーやめて……!あすか先輩痛がってる!」
「あなたは何にもわかってないのね。あすかはこういう風にされるのが好きなのよ」
「ちがっ……んっ……」

否定しようと口を開いた瞬間を狙っていたかのように、百合子はあすかの両乳首を同時にぎゅうっとつねってきた。痛みとともにじんわりとした快感が押し寄せてきて、あすかは喉元からこみ上げてる声を必死に抑えようとするが……

「へあぁ……///」
「ふふ、はしたない女ね。気持ち良さそうな声出しちゃって。これがあなたの大好きな先輩の本当の姿なのよ、夏海さん」
「そんな…あすか先輩……」
「違うっ……私はっ……ぁんっ……」

必死になって弁明しようとするも、両乳首をきつく摘まれてしまって上手く喋ることができない。それどころか甘い吐息ばかり漏れ出してしまう始末だ。


「あすか先輩……そっちの方がいいの?私より、せーとかいちょーの方が……いいの……?」
「ばっバカ!!何言っ……」
「あら、まだ強情を張るつもり?素直になった方が楽になれると思うけど」
「お前は黙ってろ!」
「ふぇ…ひどいよあすかせんぱい……」

まなつはぐずりながらあすかの乳房に顔を近づけると先端を口に含んだ。そしてそのまま舌先でチロチロと舐め回してくる。

「んぅ……まなつぅ……」
「ちゅぷ、私だって……んぅ…あむ……」
「面白くなってきたわね」


百合子はニヤリと笑うとあすかの背後に回り込み、後ろから首筋をぺろんとひとなめしてきた。

「やぁっ!?」
「いい反応するじゃない。あなたって本当にドMよね」
「くぅ……んっ……耳元でしゃべるなぁ……」
「あすかせんぱぃ……ちゅうっ……ちゅ…」

まなつは相変わらずあすかの胸に吸い付いたままだ。まなつの舌先が動く度に、百合子の唇が首筋を這う度に、ゾクッとして身体の奥がきゅんとなる。

「あっ……ああぁっ……だめだ……もう……っ……やっ……くはぁああっ……!」

ビクン、と大きく仰け反ったあすかは、まなつと百合子に挟まれるようにして絶頂を迎えた。
0011名無しさん@秘密の花園2022/12/13(火) 12:35:57.31ID:Sz7Hp3XhM
「まあ、後輩の前で乳首イキ?変わってないのね」
「だ、だまれ、はっ……はあっ……はあっ……」
「あすかせんぱい…んん…」

まなつはとろんとした瞳であすかを見つめ、唇を重ねてきた。

「んむっ……」

ぬるりとして暖かいまなつの舌があすかの口内に入り込んでくる。

「ちゅう…ちゅ、ぷはっ……わたし、おかしいよぉ〜……、あすか先輩のおっぱい吸ってたら、おまたがあつくってぇ……」

まなつは太ももを擦り合わせ、もじもじと身を捩っている。その様子を見つめていた百合子はおもむろに手を伸ばすと、まなつのスカートの中に手を突っ込んだ。

「ふぇっ!?」
「あらあら…大洪水じゃない」
「っ、おい百合子!!まなつに変なことするな!」
「そっちこそ。本当は夏海さんのことをめちゃくちゃにしたいと思ってるくせに」
「なっ……!」

百合子はあすかに見せびらかすようにまなつの中心に触れている手を動かし始めた。

「やっ……せーとかいちょお……、だめぇ…」
「こんなに濡らして…いけない子」

百合子はそう言うとまなつの秘部を覆う布地を横にずらす。
百合子はわざとらしく指先についた蜜をあすかに見せると、それをペロリと舐めた。

「くそ…っ」
「悔しいなら、あなたも触ってみれば?」
「っ……!」
0012名無しさん@秘密の花園2022/12/13(火) 12:36:38.41ID:Sz7Hp3XhM
あすかはゴクリと唾を飲み込むと恐る恐るまなつのスカートの中へ右手を差し入れた。

「あぅ…あすかせんぱ……」
「大丈夫、まなつが怖がることはしないよ。気持ちいいことだけだ…」

まなつは安心したのか、自ら腰を上げてあすかの手に押し付けてくる。

「んっ……あすか先輩の手、あったかい……」
「ああ……まなつの中もすごく熱いな……」

あすかはなじませるようにゆっくりと指を沈めていく。

「夏海さん、こっちはどう?」

百合子がまなつの敏感な蕾に触れる。

「きゃうんっ♡!」

すると、まなつの中がぎゅうっと狭くなり、あすかの細く長い指を締め付ける。

「っ……!すごいな……」
「夏海さんは感じやすいのね」
「はっ……あぁ……、せーとかいちょ……あすかせんぱい……きもちいいよお………!」

まなつは自ら脚を広げて、あすかと百合子の指を受け入れる。

まなつの一番感じる場所を探るように、あすかは指を奥まで挿れたり引き抜いたりし、百合子はカリカリと蕾をひっかく。
二人の手が動く度にまなつは可愛らしい声をあげて乱れた。

「ふぁあああんっ!!あっ、あっ、あああぁぁっ!!」

やがてまなつは身体を大きく震わせながら達し、あすかの胸に上気した頬を擦り付けながら息をととのえる。

「はぁ、はぁ…、すっごい、トロピカッちゃったぁ…」
「大丈夫か…?まなつ…」
「ありがと、だいじょーぶだよ!それにしてもあすか先輩とせーとかいちょーって、やっぱり仲良しさんだね」
「……は?なんでそうなるんだよ」
「だってぇ、2人とも息ぴったりだったもん」
「ふん、たまたまよ」
「え〜、でも〜〜せーとかいちょー、絶対あすか先輩のこと好きでしょ?」
「なっ……なな、何を言ってるの!」
「見てたらわかるもん…あの…あすか先輩のこと、取っちゃってすみません……。でも私……せーとかいちょーのこともあすか先輩とおんなじくらい好きになれる気がする…ていうかなりたい…!だから、私のことも好きになってくれたらうれしいな♡」
「……夏海さん」

百合子はまなつの頬に軽く口づけをした。

「……もう生徒会長ではないわ」
「じゃあ、百合子先輩♡」
「まなつさん…♡」
0013名無しさん@秘密の花園2022/12/13(火) 12:37:14.20ID:Sz7Hp3XhM
まなつは嬉しそうに微笑むと、今度は百合子と唇を重ねた。
そして二人は舌を絡め合い、お互いを求め合う。

「んっ……ちゅっ……んんっ……」
「ぷはっ……百合子先輩のベロ、熱くてぬるぬるしてる……」
「あなたもよ……」

「おい、私を放置すんなよ……」

あすかが拗ねると、百合子とまなつは顔を見合わせて笑った。

「じゃあ3人でトロピカッちゃお〜!」

まなつは百合子の制服を脱がせると、その豊満な胸元に吸い付いた。

「やっ……ちょっと……!」
「すごーい!おっきくてやわらかーい!すべすべしてるぅ…」
「まなつさん……んんっ……!」

あすかは百合子のスカートの中に手を入れると、ショーツをずらし、百合子の割れ目をなぞり始めた。

「あぁん……あすか……」
「こうやって焦らしながらされるの、好きだったよな」
「っ……!ばかっ……///」
「百合子先輩、耳真っ赤っか!」
「いやぁ、みないで……!」
「百合子もかわいいとこあるだろ?」
「うんっすっごくトロピカッてる♡」
「はぁっ……はぁっ……あすかぁ……まなつさぁん……」

百合子の甘い吐息混じりの声を聞きながら、あすかとまなつは百合子の感じる部分を集中的に攻める。

「あんっ同時になんて……」
「ビショビショだぞ、百合子。結局あんたが一番淫乱じゃないか……」
「乳首もコリコリ♡百合子先輩、きもちいーいんだ?♡」
「はぁ〜んっやめてぇ!おかしくなっちゃ…あああぁぁんっ!!!!!」

百合子は身体を大きく痙攣させながら果てた。

「百合子先輩、もうおわり?」
「まだまだこんなもんじゃないぞ♡」

余韻も冷めやらぬまま、あすかとまなつは百合子の秘部を激しく愛撫し続ける。

「ダメよ、まだ敏感になっ……ああっ……!」
「ガマンしなくていいよ、百合子せんぱいっ」
「やんっ……イクッ……またキちゃう……!」
「私とまなつで一緒にイカせてやるからな♡」
「せーのっトロピカッちゃえっ♡」
「ぁっ……あああぁぁっっっ!!!」

百合子が再び絶頂を迎えても、2人はまだまだ手を止めることはない。

「はぁっ……はぁっ……もう許して…ゆるひてよぉ……っ!!」
「だーめ♡ほらぁ、もっと脚開いて♡」
「気持ちよくなりたいだろ♡?ほら、こことかどうだ……?」
「はぁんっ!そこ……すごいぃ……あぁ〜んっ!!♡♡」
0014名無しさん@秘密の花園2022/12/13(火) 12:37:40.11ID:Sz7Hp3XhM
「あすか先輩、おっぱいちょーだい♡」
「あぁん……吸いすぎだっ」
「まなつさんの乳首もかたくなってるわよ♡」
「だってぇ、百合子先輩の手つきがやらしーんだもん……」
「あなたの反応が可愛いのが悪いのよ……♡」
「百合子もトロトロだな、もう欲しいのか?」
「ええ……はやくきて……あすか……♡」
「あ〜ずるい〜私も〜!」

3人で身体を絡め合い、お互いを求め合う。
絶頂に絶頂を重ねた3人の性欲は留まることを知らず、今日もまた、トロピカル・パラダイスを繰り広げるのであった。


end
0024名無しさん@秘密の花園2022/12/13(火) 19:19:43.65ID:QXMTaFW5M
気の強いお姉ちゃんがかわいい子にいやらしいことをされるシチュが好きです
0028名無しさん@秘密の花園2022/12/13(火) 20:09:20.01ID:QXMTaFW5M
女の子が女の子のおっぱいを吸っているシチュがかなり好きです
0030名無しさん@秘密の花園2022/12/13(火) 20:12:57.79ID:QXMTaFW5M
>>29
ふつくしい……

自分はまなあすがイチオシですが絵になるのはやっぱりあす百合っすね
人気もあるし
0031名無しさん@秘密の花園2022/12/13(火) 20:27:29.83ID:1AkZ5qvW0
>>29
3枚目の百合子さんの表情がたまらん。
百合子さんはあすかちゃんに犯されたいの?それとも犯したいの?
0034名無しさん@秘密の花園2022/12/13(火) 20:36:39.53ID:QXMTaFW5M
自分のなかでは
まなつちゃんはバリタチ
百合子さんリバ
あすかちゃんネコ
0041名無しさん@秘密の花園2022/12/14(水) 20:21:01.11ID:VHuTVSsO0
>>38
あすかちゃんのファンスレでこういうシチュのSSがみたいというレスがあったので書いてみました
一応そっちは全年齢板なんでえっちなSS等は直接投下しない方が良いのかと思いPINKの方に投下させてもらった
0042名無しさん@秘密の花園2022/12/14(水) 20:23:08.98ID:VHuTVSsO0
あ このスレのリンクを5ちゃんの方に貼ってしまったわけだけど転載禁止だったりする?
大丈夫かな?
0043名無しさん@秘密の花園2022/12/15(木) 11:16:14.80ID:R+2e0a5v0
「ちょっとだけ触ってもいい?あすか先輩のおっぱい……」

そんなこと言われて断れるはずがない。
あすかは小さく首を縦に振った。

「……まなつの好きにしていいよ」

そうしてまなつはあすかの胸元に顔を埋めてきた。

制服越しに伝わる彼女の手の感触。柔らかく包み込むように触れてくる指先にあすかは思わずビクッと身体を震わせた。

「ん……あっ……ぅ……」

くすぐるような優しい手つきで何度も揉まれるたびに甘い吐息が漏れてしまう。

まなつに触れられたところ全てが熱を帯びていくようだった。

(だめ……なんかこれ変だ……)

まるで自分のものではないみたいに感度が高まっていく。まなつの指先一つ一つの動きが妙に艶かしく感じられた。

「ふぁ……あぁっ……」
0047名無しさん@秘密の花園2022/12/15(木) 21:03:32.53ID:R+2e0a5v0
>>45
かあいいよう………/
0048名無しさん@秘密の花園2022/12/15(木) 21:03:54.79ID:R+2e0a5v0
>>46
マジすかw
0050名無しさん@秘密の花園2022/12/15(木) 23:41:33.96ID:R+2e0a5v0
マリみてかなり好きっす
0054名無しさん@秘密の花園2022/12/16(金) 19:21:59.62ID:U60TRIfx0
>>53
例えば?
0057名無しさん@秘密の花園2022/12/17(土) 18:32:02.79ID:g0uyCP2MM
まなつ「はむっ・・・」
あすか「・・・!」
まなつ「んっ、ちゅぴっ・・・」
あすか「っ・・・ん」
まなつ「あすか先輩のおっぱいおいしい♡」
あすか「そんなわけあるか・・・」
まなつ「え〜、ホントだよお!甘くておいしい・・・♡」チュ〜
あすか「ひぅんっ!」
まなつ「声出ちゃったね」
あすか「だって・・・」
まなつ「気持ち良いんだ?」
 あすか「ちがうってば///もうやめろよぉ〜(照)」
0059名無しさん@秘密の花園2022/12/19(月) 07:31:28.46ID:UHLF/wbzM
「あすか先輩かんじてる……?」
「ちがっ……あっ……♡」
「違わないよね?だってこんなに硬くなってるもん♡」
「やだ……言うなって……」
「ほらほら♡もっと気持ちよくなって♡」

まなつはあすかの乳首をつまんだ。コリコリと転がすように弄び、押し潰し、引っ張り、引っ掻いて……。様々な方法であすかをいじめ抜く。

「あぁっ……あぁ〜っ!」

あすかは身体をビクビクと震わせながら喘いだ。まなつはその反応を見て満足そうにしている。

「次はちゅうちゅうしちゃおっかなぁ」
「え……ちょっと待っ……」

制止の声を無視して、まなつは胸の頂点にしゃぶりついた。舌先でチロチロとくすぐるように舐めた後、強く吸われる。

「あぁんっ……やぁっ……んんっ……」
「……ちゅっ……ぢゅうう……」

ふるふるの唇で食まれ、甘噛みされ、熱い吐息を吹きかけられる。同時にもう片方を手で愛撫される。

「んぁっ……んっ……はぁっ……」
「あすか先輩可愛い……大好き……♡」
「わたしも……まなつのことが……」
0068名無しさん@秘密の花園2022/12/23(金) 07:28:29.10ID:4kpQ+Di+M
百合子さんとあすかちゃんの話が読みたいなあ
短いのでもいいので。お願いします
0069名無しさん@秘密の花園2022/12/24(土) 12:31:45.99ID:9LpsEMng0EVE
おばロリ百合でオススメありますか
30〜45歳くらいのお姉さんとJC以下で
0073名無しさん@秘密の花園2022/12/25(日) 06:49:10.54ID:wWDqfA/qMXMAS
あとおば百合とまではいかないけどJS×成人の百合はデレマスで結構摂取できてる
0075名無しさん@秘密の花園2022/12/26(月) 00:04:12.93ID:4jZv79zw0
>>68

>>9とか投下した者だが自分に向けてリクしてくれてると解釈してよろしいか?
だとしたらレス遅れてスンマセン
どういうシチュがいい?
0076名無しさん@秘密の花園2022/12/26(月) 22:03:38.59ID:ki27ghiqM
>>69
少し古いけどぴちぴちピッチのシスターシェシェとシスターミミはえっちでおすすめ
歌も上手い
0082名無しさん@秘密の花園2023/01/03(火) 10:51:53.77ID:0p3f/3jG0
「ねーねー!あすか先輩!『ひめはじめ』ってなーに?」
「はぁ!?」
「百合子先輩がさっき言ってたんだけどぉ、お正月に『ひめはじめ』をすると一年幸せになれるんだって!」
「アイツ…………(怒)」
「ねえ〜〜教えてよぉ〜〜〜!」
「ほ、ほらアレだろ?えーと、 姫と初めて、なんかをするってやつだったかな……。まぁそんな感じだよ……多分……」
「ぜんぜんわかんないよ〜〜〜」
「あ〜もう、説明が難しいというかなんと言うか……と、とにかくまなつが気にするようなことじゃないぞ!!」
「えぇ〜〜気になるよお〜!!じゃあお正月までに調べてくるからあすか先輩絶対一緒にやってね!」
「?!?? い、イヤ無理だから!!!!っていうか、それ絶対に調べるんじゃねぇーーっ!!」
0083名無しさん@秘密の花園2023/01/03(火) 10:52:46.52ID:0p3f/3jG0
そしてお正月当日……

「あすか先輩、百合子先輩!あけましてトロピカる!!」
「はいはい、トロピカる。今年もよろしくな」
「新年おめでとう。今年もよろしくね、まなつさん」
「うんっ!こちらこそ♪ところで〜〜〜あすか先輩、今日ナニするか覚えてる?」
「え?新年だから初詣に行くんだろ?その後、ウチで餅でも食べるって……」
「それもそうなんですけどぉ、『姫始め』!」
「うわああっ!!!////」
「もうっ約束したじゃん!一緒に姫始めしようって!!」
「あら♡そうなのあすか?」
「んな約束してないからっ!っていうか百合子がまなつに変なこと吹き込んだんだろうが!!!」
「どうだったかしら?」
「にゃろぉ……怒」
「先輩達毎年ふたりでひめはじめしてたんでしょーずるいよぉー」
「そっそれは……っ百合子〜〜〜!」
「ふふ、今年は3人でやりましょうか♡可愛い後輩からのお願いだもの、叶えてあげないとダメよね?」
「わぁ〜い!トロピカってる〜!」
「ち、ちょっと待……////」
「良かったわねまなつさん♡」
0084名無しさん@秘密の花園2023/01/03(火) 10:53:48.51ID:0p3f/3jG0
「じゃあ早速……コッチもあけましておめでとうございま〜す♡」

まなつがあすかのブラジャーをたくし上げて、胸を解放する。ぷるんっと柔らかそうに揺れた乳房の先では薄紅梅色の乳首がツンと主張していた。

「今年もよろしくねっ♡」

まなつはチュッとその先端に口づけすると、そのままあすかの生乳をむにゅむにゅと揉みしだく。

「んぅ…っ♡」
「あすか先輩のおっぱいお餅みたーい♪」
「くすっ、まなつさんったら♡じゃあ一緒にお餅つきする?」
「うんっ♡」

百合子とまなつの手が左右のあすかの胸に添えられる。

「「せーのっ」」

2人の掛け声に合わせてそれぞれの指先が小気味好く動き、

「よいしょー♪」
「はいっ♡」

くにゅり……っと優しく押しつぶされながら、あすかの瑞々しい乳房が弄ばれていく。

「あんっ///」
「ぺったん♪ぺったん♪」
「おっぱいもっちもちだぁ♪」
「くぅうっ……♡」

まなつと百合子は楽しげにリズムをとりながら交互にあすかの両胸を責め立てていった。まなつの手が離れたかと思ったらすかさず百合子の手が伸びてきて、その乳房を代わる代わるこね回していく。
0085名無しさん@秘密の花園2023/01/03(火) 10:56:39.00ID:0p3f/3jG0
「ああ……っ♡ちょ、ちょっと2人とも……!!こんな朝っぱらからやめっ……くふぅんっ♡」
「えへへ、だってせっかくのお正月だしぃ〜〜」
「そうよ。それに…こっちの方にも挨拶しないと失礼でしょう?」

そうして百合子はあすかのショーツの中へと指を入れてきた。

「ひゃんっ!?」

既に濡れそぼっている秘所からはくちゅくちゅと水音が聞こえてくる。

「もうこんなになって……♡去年より感じやすくなっているんじゃないかしら……?」
「ん…なわけ……あ、あぁん…っ」
「素直じゃないんだから……。さぁあすか、そろそろ毎年恒例のアレやるわよ♡」
「?!!や、やめっ…」
「なになに〜?」
「うふふ、見ててねまなつさん♡」

百合子はあすかの身体を仰向けにすると、下着を素早く剥ぎ、片脚を持ち上げる。

「あぁっ!///」
「ほら…まなつさん見える?」

まなつの目の前にあすかの股間が丸見えになる。ヒクつく割れ目からはあたたかな湯気が立ち上り、まるで早く触ってくれと言わんばかりに淫靡な雰囲気を放っている。

「うわぁ…あすか先輩のココびっちょびちょ…すごくえっち……」
「やあっ///みるなぁ…」
「今更恥ずかしがることないじゃない……。まなつさん、よく見ておいてね。これから、『宝船』という体位でレズセックスするから♡」
「たからぶね…?」
「ええ。江戸四十八手のひとつなの。その名の通り大変縁起の良い体位でね、私たちの姫始めでは定番よ♡」
「そんなのがあるんだ!よくわかんないけどすごーい!ねぇ、私もそれやりたいっ!」
「もちろんいいわよ。まずは私がお手本を見せてあげるわね」
「うんっ!楽しみ!」
「じゃああすか、力を抜いて……」
「うぅ…/// 」

百合子はあすかの右脚に抱きつくように股がりお互いの秘部を重ね合わせると、

「行くわよ……宝船、出航!!」

そう叫び勢いよく擦り合わせ始めた。

「はぁああっっん!!」
「あっ♡あっ♡あっ♡あっ♡」

百合子の腰の動きに合わせるようにあすかの口から甘い声が溢れだし、肌と肌がぶつかり合う激しい音が響きわたる。

「はぁっ!気持ち良いわ!あすか!あすか!」
「あぁん!ゆりこぉ!あぁっ♡ああぁっ!はげしぃっ♡」
「ふぅっふぅ……っ!あすか、もっと気合いを入れなさい!」
「んな、こと……言ったってぇぇっ!!ぁん!あんっ!!」
0086名無しさん@秘密の花園2023/01/03(火) 10:58:22.22ID:0p3f/3jG0
 まなつは目を輝かせながらその光景に見入っていた。

「はわぁ……/////すっごくきもち良さそう…おっぱいもぷるぷる揺れてるし……なんかお腹の奥がきゅんとするぅ……♡」
「あすかっ!もっと腰を使ってっ!まなつさんが見ているわよ!」
「あ、ああっ!まなつに、見られてるっ!恥ずかしいっ!ああっ!見ないでくれっ!んっんっ!んん〜〜〜〜っ!!」
「まなつさん!これが姫始めよ!しっかり目に焼き付けておいてねっ!!」
「は、はいぃ……っ!」

百合子の責めは激しさを増していき、あすかの絶頂も近づいてきた。
あすかはまなつの視線から逃れるかのように顔を手で覆い隠すが、それが却って百合子の嗜虐心を煽ってしまったようだ。さらに激しくなる責め……。そして遂にその時が訪れた......。

「あすか、そろそろっイクわよっ!!」
「ゆ、りこぉ…あ…あああああああああ
っ!!!!」

あすかが一際大きな声で喘ぎながらビクビクと身体を震わせると、百合子もそれに合わせるようにして達した。

「イっくぅぅぅうううっ!!!」

本年初の、記念すべき大絶頂であった。
0087名無しさん@秘密の花園2023/01/03(火) 10:59:51.52ID:0p3f/3jG0
「はぁ……はぁ……はぁ……はぁ……っ」
「ふぅ…〜、まなつさんどうだったかしら?」
「す、すっごくトロピカってた〜〜!」
「それは良かったわ。さぁ、次はまなつさんの番よ?」
「う、うん……がんばる!」

まなつはゴクリと唾を飲み込むと、あすかの脚に跨がった。

「あぁ…待てって…///まだ…ダメ…」
「よぉ〜し!あすか先輩、いくよ!」
「聞けよぉっっ////」

まなつはあすかの美脚を百合子と同じように持ち上げて掴むと、勢い良く股間を押し付け始める。

「よっ!ほっ!こうかなっ?」
「違うわまなつさん。もっと腰を引いて、少し斜めにするの……」
「あ、そっか!えいっ!!」

まなつが少し角度を変えると、2人の秘部がピッタリと重なるような形になる。百合子とはまた違った刺激があすかの下半身を襲った。

「ひあぁあっ!!!」
「ふおおおーーー!!すっっごくきもちい!!!」
「そうよ!そうしたら前後に動かしてみて…!」
「うんっ!やってみるっ……えいっ!えいっ!」
「ま、まなつっ!そんなに強く押し付けたらぁっ...」
「あすか、集中して……!ちゃんとまなつさんに教えてあげないと」
「あ、ああんっ!むりぃっ!ムリ、だってば……っ!♡」
「何が無理なのあすか?」
「き、気持ちよすぎてぇっ!ぁんっ♡何も考えられないぃぃっ♡」
「仕方ない子ねぇ……」

 百合子はあすかの顔面に股がり腰を下ろすとその唇に自らの秘所を押し当てる。

「まなつさんに情けない顔を晒すくらいなら私のを舐めていなさい♡?」
「んぐっ!?んんんっ!!んんんっっ!!んんんんんん」
「あぁん!いいわぁ♡」
「先輩たちスケベすぎい……///」
「まなつさんも負けていられないわよ
!」
「オーライ!じゃあもっと激しくしちゃうよ、あすか先輩っ」
「んんんうっ!(く、苦しい……けど……♡)」

二人の激しい動きにより更にあすかの快楽が増していく。
0088名無しさん@秘密の花園2023/01/03(火) 11:04:02.79ID:0p3f/3jG0
「ふうぅんっ♡うむぅう……っ///// 」

まなつの腰の動きに呼応するようにあすかの身体もガクンガクン揺れ、乳首が更に上を向く。今一番ヤりたいこと……それは究極にして至高の『姫始め』。花火のようにはじけるカラダを昂らせ、新年の幕開けに相応しい快感に酔いしれる艷娘3人組……!


「せんぱいっ!イクっ、イッっちゃうよぉっ!!」
「私もイクわぁぁぁあ!!」
「っ!?!んん〜〜〜ッッッ!!」
0089名無しさん@秘密の花園2023/01/03(火) 11:04:57.17ID:0p3f/3jG0
まなつと百合子を乗せた宝船そのものと化したあすかは、何度も沈みそうになりがらもその度に激しい波を起こし、遂には天高く昇りつめた……。
まなつは絶頂を迎えるとそのままあすかに寄り添うように倒れ込み、百合子もそれに続いてあすかの顔から股を退けるとまなつごと抱きしめた。

「「「はぁ……はぁ……はぁ……はぁ……はぁ……はぁ……」」」

荒くなった呼吸を整えながら余韻に浸る美少女達の身体を優しく包み込むのは新鮮な初春の光。何処からか舞い込んだ寒梅の花びらが偶然にもあすかの乳首にふわりと着地した。最高に淫らでトロピカった姫始めを、祝福するかのように……。


end
0093名無しさん@秘密の花園2023/01/08(日) 13:07:19.19ID:WuF2JMxQM
「はぁ……ん……まなつ……」
「ん……ちゅ……」
「んん……」

キスをしながら身体を密着させるように抱きしめ合うと、あすか先輩の体温が伝わってきて、ドキンドキンッって鼓動が激しくなる……。

「ね……あすか先輩……」
「……ん?」
「下も脱がせていい……?」

そう聞くと、先輩は一瞬ためらうような表情を見せた。

「おねがい……」

耳元でささやくと、こくりと小さくうなずいて、『まなつならいいよ』って言ってくれた……。
私は嬉しくて、思わずぎゅっと先輩を抱きしめてしまう。

「どうしたんだよ……」
「だってぇ……うれしかったから……」
「ばか……」

照れた顔の先輩を見てたら、ますます愛おしさが込み上げてくる。私たちは見つめ合って、また唇を寄せ合った。キスしながら先輩のスカートを脱がせていく。

「せんぱい……」
「う、うん……」

ショーツに手をかけると、先輩も協力してくれるみたいに腰を上げてくれて、それだけでなんだかキュンとしてしまう。
0094名無しさん@秘密の花園2023/01/08(日) 13:08:17.04ID:WuF2JMxQM
「いくよ……」
「ああ……」

そう言ってそっと脚の間に手を滑り込ませると、先輩のそこはぐっしょりと湿り気を帯びていた。

「すご……こんなに濡れちゃってる……」
「ばか……いちいち言うな……///」

あすか先輩は恥ずかしそうだけど、嫌
がってはいない様子だ。それどころか、私の手に自分の手を重ねて、続きをおねだりしているように見えた。

「じゃあ……触っていくね」
「ん……」

そろそろと指を動かしていくと、くちゅっという音が響いた。その音を聞くだけで興奮が止まらない……!私は先輩の大事な部分にゆっくりと指を沈めていった。

「ぁ……あぁ……っん!」
「痛くない……?」
「だ、大丈夫だ……」
「動かすよ……」
「あぁ……」

最初はゆっくり動かしていたけど、すぐに我慢できなくなって、少しずつ動きを大きくしていった。

「ん、あっ、あっ、あっ、あっ♡♡」
0098名無しさん@秘密の花園2023/01/09(月) 20:32:21.58ID:o4TsTcDRp
男は至る所で発展してるけど女の子はどこで発展してるんだろう
0100名無しさん@秘密の花園2023/01/10(火) 23:22:21.70ID:qYE9dw7A0
プリキュアの中で愛情がかなり一方的だった百合ップルというと誰になるだろう?
パッと思い浮かぶのは みなみ→はるか だった。
0102名無しさん@秘密の花園2023/01/11(水) 07:33:43.69ID:iuOxMpAZM
>>100
難しいな

六花→マナ
まどか→ひかる
いちか→あきら
辺りか?

百合子→あすかは百合子がプリキュアじゃないからダメか
0106名無しさん@秘密の花園2023/01/12(木) 20:53:09.14ID:oZoBuxKh0
非キュアも含めるとなるとももゆりなんていう百合ップルもあるわけだけど
ゆり→ももか
ももか→ゆり
どっちも容易に想像できてしまって困る。
でもどっちかと言えば後者か?
0113名無しさん@秘密の花園2023/01/17(火) 01:38:47.96ID:VPVc1LRJM
百合子さんは女の子が好きなのではなく好きな人がたまたま女の子ってだけな気がする
0119名無しさん@秘密の花園2023/01/20(金) 19:55:48.20ID:X9Xmb46R0
大人になったももかさんがお酒の飲める年齢になって、バーで隣り合って座りながらももかさんが氷を口移しで頂戴とかおねだりするとか。
基本ももかさんが要求してしょうがないなあって感じでゆりさんが付き合って上げてる風だけどゆりさんも内心ゾクゾクしてるとか。
0120名無しさん@秘密の花園2023/01/20(金) 20:04:28.75ID:X9Xmb46R0
ふたりでゆりさんの部屋に行ったらももかさんの登場する雑誌があって水着グラビアのところになぜか付箋が付してある。
「この付箋、何のためにあるの?」と、わかっていながら尋ねるももかさん。
0122名無しさん@秘密の花園2023/01/22(日) 08:42:05.19ID:mk1y9Mv40
異世界に住む少女同士が運命的に出会ってお互いに一目惚れというプリキュアは第一にみらリコだと思うけど、ラブせつももしかしたらそうなんだろうか?
0128名無しさん@秘密の花園2023/01/26(木) 22:29:53.12ID:EQiCbLXo0
百合子さんがふと「男になってみたいなあ…」と思うのは、男になればあすかさんの中を直に感じることができるんだなあ…と考えた時
0129名無しさん@秘密の花園2023/01/27(金) 08:24:59.99ID:7IsomK1XM
そんなことを思いながら今日もあすかを手マンする百合子であった
0130名無しさん@秘密の花園2023/01/27(金) 09:48:48.15ID:sYQoxMH10
ハイエナのメスみたいな巨クリになって挿入すればいいと思います
0135名無しさん@秘密の花園2023/01/28(土) 17:44:07.76ID:9Emp9rw/p
だからといって竿役はいらんぞ
フタナリも却下
男の娘百合は新世界
0137名無しさん@秘密の花園2023/01/28(土) 21:55:55.79ID:+Tx2SHVY0
双頭ディルドって江戸時代からあったんだよね。
ちゃんと調べてないけど♀×♀が楽しむための道具を作ったのは日本人が世界初では?
0139名無しさん@秘密の花園2023/01/29(日) 04:10:56.81ID:HGUeyllX0
ももかさんが敢えて人目につくところを選んでゆりさんにキスとかそれ以上とか求めるストーリーを誰か書いて下さい
0140名無しさん@秘密の花園2023/01/29(日) 04:15:18.84ID:HGUeyllX0
モデルとしてのももかさんのファンの女の娘たちが偶然見てしまって愕然とするとか
0144名無しさん@秘密の花園2023/01/31(火) 19:42:18.91ID:1ywto2ZH0
男を知ってからもお互いを忘れられなくて結局くっ付くあす百合がみたい
0146名無しさん@秘密の花園2023/02/01(水) 22:59:54.35ID:cEEvuLg20
>>145
ももゆり言い出しっぺですがちょっと挑んでみようと思います。
こんな文章書いたことないので拙いですが。
だいぶこのイメージに触発されました↓
https://i.imgur.com/jxEEbMJ.png

-----
ももかは隣のゆりを見ていた。

ゆりはなにを見ているのだろう…わからない。

スコッチ・オン・ザ・ロックのグラスをゆらゆらと揺らしながら、ゆりはそこで「美」そのものであるように見えた。
何者も寄せ付けず、ただそこで圧倒的な存在感を放つ「美」

ももかは考えを巡らせた。

スコッチ・オン・ザ・ロックなんて、こんなきれいな顔をしてなんてものを飲んでいるんだろう。
なにも混ぜないスコッチに、ひたすらに透明な氷。
混じりなく、透明…まるで、ゆりそのもの。

それに比べると、ももかは自分が醜く思えた。

私が飲んでいるのは、カクテル。
様々なものを混ぜて、派手な見かけを繕った飲み物。
メイクさんや衣装さんや照明さんやアシスタントさん、いろんな人の手を借りて「可愛い女の娘」を演出してもらっていたころの自分みたい。

さすがに酒が飲める年齢にもなってしまうと、ティーンズ雑誌のモデルの仕事はもうなかった。

初めてのお酒はゆりと、と決めてたから、ふたりで一緒に居酒屋に行ったっけ。
あの時は私はビール2杯ぐらいで簡単に飛んじゃって、それでも朝目が覚めたら自分の部屋でちゃんと寝てたから、ゆりが連れ帰ってくれたんだろうな。
結構お酒強いんだな…。

ももかは考えたが、初めての酒から何回か一緒に飲んでも、ゆりが乱れたことはなかった。

なんでこんなに隙がないんだろう…悔しい。
少しでもいいから、ゆりに隙が生じる瞬間が見たい。

「ねえ、ゆり」

声に反応して、ゆりがこっちに視線を向けた。

「そのグラスの中の氷、もらえない?」
「なに? そのカクテル、ぬるいの?」
「そうじゃなくて、そのグラスの中の氷が美味しそうだなって思って」
「じゃあ注いであげるけど…スコッチが一緒にカクテルグラスに入っちゃうことになるけど、大丈夫?」
「うん、だからそうじゃなくて…」
(私はいま酔ってる。変なことを言い出しても不自然じゃない)
「…口移しでひとかけらもらいたいの」

ゆりは一瞬をおいた。

表情には出ないけれど、多分いま一瞬驚いた。でも、きれいさには全然変化がない…
0147名無しさん@秘密の花園2023/02/01(水) 23:01:12.36ID:cEEvuLg20
ゆりはグラスの氷をひとかけら歯で挟むと、ももかの顔に近づいた。
ももかはそれを唇で迎えに行くと、大仰なまでに舌で押し返した。
ゆりは意外にも同じように氷を舌で押し出した。
氷を挟んで舌と舌とが絡み合う。
ももかが夢にまで見た至福の時間。
一瞬のようでもあり、永遠のようでもあり、一瞬ではなく、永遠でもなかった。
しかし世の中のほとんどの人にとっては明らかな非日常がそこにあった。
バーの客のほとんどが、こちらを見ていた。
ももかは急に猛烈な羞恥心に襲われた。

「ゆり、帰ろ」
「え、でもお酒がまだ…」
「もういいじゃない。帰ろうよ」
「え、ええ…」

帰り道、ももかはわざと不自然にはしゃいでみせた。
ひとつには、羞恥心を忘れるため。ふたつには、酒のせいで冷静ではないことをゆりに印象づけるため。

ある程度深くなった夜とは言え、週末のターミナル駅周辺は人であふれていた。

先ほどのバーの客たちの視線を思い出すと、やはり少し恥ずかしい。
でも、いまが一番いいタイミングだし、多分いまを逃すと一生言えない。

そう考えるとももかはモデルだったころに作り慣れていたわざとらしく楽しげな様子を作って言葉にした。

「ねえゆり、さっきみたいにここでキスしようよ」
「え、ここで?」
「ここだよぉ。いいじゃない、みんなに見てもらおうよ」
「それでも…ここではちょっと…」
「ちょっとだけ。チュッてしたらそれで終わり」

ゆりにもわかっていた。
ももかは酔って混乱してこんなことを言い出している風を装ってはいるが、目は全く笑っていないことが。

ゆりは半歩ももかに近づき、右手をももかの頬に当て、顔をももかの顔に近づけた。
ももかも顔をゆりの顔に近づけた。

唇が…触れた。
触れるのは一瞬のはずだった。
しかし、触れた瞬間ももかの理性は崩壊した。
噛み付くようにゆりの唇を貪ってしまう。
それに対して、ゆりもまたももかの唇を貪り返す。
心の中に納めておきたかったものが決壊してしまったのはゆりも同じだった。
噛み付き合うように何度も何度も唇を重ねる。
一瞬唇を離しては、互いの名前を呼び合う。
耳元で囁き合っていたはずの互いの名前は、気がつけば叫びにも似たものになっていた。
考えるまでもなく腕が勝手に動いて互いの体を服の上から愛撫し合う。

いつしか周囲には軽く人だかりができてしまった。
先に我に返ったのはももかの方だった。
しかし理性が戻ってきたからではない。
「次の段階」に行きたい欲望が勝ったからだった。

体を離したふたりは、なるようになるしかないことを言葉にせずとも知っていた。

ゆりがタクシーを呼び止める。
ももかの手を引いて乗り込むと、最寄りのラブホテル街を行き先として告げた。
到着するとゆりが手を引いてラブホテル街を歩いて回る。
週末の夜、空き室があるラブホテルは多くはなかった。
0148名無しさん@秘密の花園2023/02/01(水) 23:02:59.27ID:cEEvuLg20
「どこにする?」

ゆりがももかに尋ねた。

「ももかの好きなところでいいから」
「どこでもいい…けど…じゃあここにしよう。空いてるし」
「そうね」
(さっきから、完全にエスコートされちゃってる…ゆりは格好いい、だけど、全部任せたら悪いみたい)

仕掛けた者の責任のようなものを感じ、ももかはゆりの手を放すと全身の勇気を振り絞って口にした。

「私ね…もうずいぶん前から、ゆりとはこうなるんじゃないかと思ってた…いや、こうなりたかった!」

自分でも思わぬほどの大声でそう伝えると、一瞬の間を措いてゆりは微笑んだ。
体を寄せたゆりは、ももかの腰に手を回す。

やっぱり、ゆりは格好いい。
だけど私も絶対頑張ってこの思い出の夜を幸せな夜にしよう。

心の中で決意を固めながら、ももかはやはりゆりにエスコートされながら初めてふたりでラブホテルの入口を潜るのだった。
-----
書けたのはここまでです。
部屋の中の様子はどなたかにお任せします。
0149名無しさん@秘密の花園2023/02/02(木) 01:56:40.42ID:x9kcvbKRM
お洒落でセクシーな文章ですね

恥じらいながらも人前で大胆な行為を楽しむももゆり…是非ホテル内での様子も書いてもらいたい
この感じだとももかさんが抱かれてしまうのかな?
0153146-1482023/02/04(土) 01:56:36.47ID:S7x2IWqq0
>>149
実は故・渡辺淳一先生の作品で「白夜」っていう自伝的な小説がありまして、先生の作品の中で唯一私が読んだものなんですね。
いつの間にやらお互いにそういう関係になりたいっていう気持ちが出てきてお互いに通じ合って…っていうシーンでラブホの入口に入った、までしか描いてないんです。
中のゴチャゴチャを描かないところが美文だな…と思ったことがありまして。
でもなんとなく続きも書きたくなりました。考えてみます。
0158名無しさん@秘密の花園2023/02/06(月) 06:01:03.29ID:bDpQrWVW0
ソラましろで百合
ウィングバタフライでおねショタ

良いじゃないですか
まあおねロリならもっと良かったが
0159名無しさん@秘密の花園2023/02/06(月) 07:54:33.62ID:TqKn/scK0
>>154
その渡辺淳一先生です。
ご自身が北海道大学で医学部に進めなかった辺りから医者をやめなきゃいけなくなった事情辺りまで書かれています。
日本初の心臓移植手術とご関係が深かったんだなとわかりました。
0162名無しさん@秘密の花園2023/02/07(火) 22:30:02.27ID:Ag5ZH1F6M
元祖百合小説の吉屋信子の花物語をさわりだけ読んだことがあるんだけど美しい文章だったな
今度じっくり読んでみたい
01681602023/02/12(日) 18:19:41.88ID:8XntgWu00
なんで自分はこんなに事細かに想像できるんだろうと言うぐらいイメージが膨らんでいます。
もしかしたら書き終えたら余計な部分を削る作業が必要かも知れません。
0172名無しさん@秘密の花園2023/02/13(月) 12:42:19.04ID:jQ5CpXdh0
>>170
都内の某名門中高一貫女子校で性的行為の経験の有無をアンケート取ったら世間一般とそんなに変わらなかったらしい。
だけど同じアンケートに「相手が同性の場合も含む」という一言を入れたら「経験あり」が3倍ぐらいになったらしい。
0173名無しさん@秘密の花園2023/02/13(月) 12:46:53.01ID:EnibOuFm0
「性的行為」の線引きが気になる
キスだけでも含まれるのか最低でもペッティングからなのか
0187名無しさん@秘密の花園2023/02/20(月) 10:56:09.75ID:+lh0cgUj0
友達から始めましょう発言がもう既に友達以上の関係を見据えてるのがもうね
0192名無しさん@秘密の花園2023/02/23(木) 21:58:11.22ID:VvipuPzd0
ふたりで初めて、ラブホテルの部屋に入る。

きっと、ゆりはこういうことも完璧にこなしてしまうんだろうな…。

ももかはそう思って心の中を全力で「受け」モードに入れた。
しかし、その後に起こったのはあまりにも予想外のできことだった。
ゆりは部屋のドアを閉めるなりその場に座り込んでしまい、やがて眼鏡を外しながら片腕を目に当て、眼鏡をサイドテーブルに置くとベッドに伏して泣き始めた。

「ちょっと、ゆり? どうしたの?」

心配して声をかけても、ゆりはますます大声で泣くばかりで返事は返ってこない。

理由はわからない…けど、いまは落ち着くまで待つしかなさそう。

ももかはそう考え、ベッドに座るとゆりの頭を自分の膝の上に移させ、そしてゆっくりと優しく、愛情深く髪を撫でた。

ゆりがここまで大泣きする理由はいまはわからない。
だけど、ゆりが理由もなく泣くはずなんてない。
理由を話していいと思ってもらえるまで、いまはこうしていよう。
何なら朝まで泣いていても構わない。

どれほどの時間が流れたのだろうか。
ゆりはまだ嗚咽していたし、目は赤く、そしてしゃくり上げていた。
それでも、いくらか話をすることぐらいはできる程度には落ち着いていた。
改めて、ももかはゆりに優しく尋ねた。

「どうしたの?」

その答えは意外なものだった。

「怖かった…」
「怖かったって、なにが?」
「自分が強くなきゃいけないんだ、って、ずっと思ってて…私が負けてしまうと、いろんな人に迷惑をかけることになるし、それで…」

そうか…私と同じなんだ…

ももかはそう考えた。

カリスマモデルと呼ばれていたころ、本当はずっと友達がたくさん欲しかった。だけど「ファン」はたくさんいても「友達」はゆりしかいなかった。
友達を作るのなんて、簡単だった。
カリスマモデルという名前を捨てて、馬鹿なことをやれば良かったんだから。
だけどそれをやると「カリスマモデルももか」を必要としてくれている人たちに迷惑がかかる。
私にはそんなことはできなかった。
それに何より、馬鹿なことをやって「カリスマモデル」と見做してもらえなくなることを、私が一番恐れていたことも自覚してる。
ゆりは昔のことをあまり話してくれたことはないけど、多分つらいこともたくさんあったんだろうな。
冷たく重い鎧の中で、必死に何かをこらえて、心を凍てつかせて、泣きたいこともたくさんあって…
多分、私の「カリスマモデル」という殻より、持ちこたえるためには決意と覚悟をはるかにたくさん必要としたんだろうな。

「ねえ、ゆり…もしかして、私が誘いをかけたことに対しても、強くいなきゃっていう使命感で応じてくれたの?」
「そうよ。駅前で自分が考えるより先に体が動いてしまったときなんか、本当はその場に崩れ落ちてしまいたかったんだから…」
「そうか…ねえ、ゆり、ごめんね…」

そう口にすると、ももかは「殻」の中にずっと居続けていたことに対して自分も泣きたい感情がわき上がってきたことを感じた。

ゆりの何十分の一、何百分の一かも知れない。
でも、ここで泣いて、そして「カリスマモデルももか」の物語は終わりにしよう。
0193名無しさん@秘密の花園2023/02/23(木) 21:59:15.75ID:VvipuPzd0
ももかも、声こそ上げないものの涙を流し始めた。
ティッシュで自分自身の涙を拭った。
そして改めて大泣きしているゆりの涙も拭った。
ゆりは洟まで流し始めている。
その洟も拭った。

ついさっきまでゆりの隙を見てみたいなんて思っていたけど…本当はこんなに隙だらけなのがゆりなんだな…

どれほどの時間が経ったのだろうか。
涙はこらえている間はつらさが重くのしかかってくる。
しかし、流し始めると思っていたよりはるかに早くつらさを押し流してくれる。
お互いに気分が落ち着きを見せたと思ったころ、ももかの方から口を開いた。

「落ち着いた?」
「ええ、何とか…」
「とりあえず、何か飲もうか?」
「ええ…」
「何がいい?」
「お茶はある?」
「ええ」
「じゃあ、お茶を頂戴」
「じゃあ私もお茶にしよう」

そう言ってふたりでお茶を飲み始めたが、お互いにかける言葉が見つからないまま、静かな時が流れていった。

ゆりとこういうことがしたいという気持ちは、うそじゃない。
だけどゆりに先導役をやらせるにはあまりに忍びない。
つまり私の方から切り出すしかない。

「あ…あのね、ゆり、ここに入る前に言った、ゆりとそういうことがしたいという気持ちはうそじゃなくて…だから、服を脱がせてもいい?」

ゆりは何も言わずただ頷いた。あるいは、俯いたと言った方がいいかもしれない。
ももかがゆりの服にひとつ手をかけるたびに、ゆりの体がこわばる。
ももかは無理をせず、ゆりの体がこわばるたびに抱きしめてゆりの心の中の氷が溶けるのを待った。
少しずつ、ゆりの体温が上がるのを感じた。
長い長い時間をかけて露わになったゆりの体は、目を見張るほどに美しかった。
ももかの視線を浴びてゆりは体をよじった。

「そんなに見ないで…すごく恥ずかしいのよ」
「でも、すごくきれいだから、どうしても…」
「家族以外にそんなにまじまじと見られたことがないのよ…」

家族以外に見られたことがないって…
小学生のころからヤりまくってたようなギャル系モデルとも同じ現場に入ったことが何回もある。
あいつらの話を聞くともなく聞き流していたけど、そんな経験がある分私の方がよっぽどスレてるんだ。
やっぱり、ここは私がリードするしかない。
ゆりはこういうことをほとんど知らないだろうから。

ももかは髪留めを取り出し、ゆりの長く美しい髪を頭の上にまとめた。

「シャワー、浴びようか」

温度にも水流の強さにも細心の注意を払いながら、ゆりの体をゆっくりと洗い流す。
背後からシャワーを当てた時に、ももかの視線をゆりのうなじが奪っていった。
ももかは思わずうなじを甘噛みした。
0194名無しさん@秘密の花園2023/02/23(木) 22:00:16.82ID:VvipuPzd0
「きゃっ!」

ゆりは思わず声を上げた。

「もう!何するの!?」
「ごめん、なんかすごく美味しそうな気がして…ドラキュラの気分がわかった気がした」
「ドラキュラが噛み付くのは喉の方でしょう?」

涙を流し始めてから以降、初めてゆりが笑顔を見せた。

よかった…だいぶ落ち着いたみたい。

ももかは洗面器にソープで泡を立て、ゆりの体に塗りつけた。

すごく肌きれい…あれ、ちょっと反応してるみたい。
じゃあ…ちょっと悪戯してみようかな。

ゆりの体全体に泡を伸ばしながら少しずつ性的なシンボルとなる部位に重点的に泡を広げる。
時々、ゆりが体をこわばらせるのを感じた。
そしてももかはゆりの背後にしゃがみ込み、腕全体をゆりの両脚の間に入れ、全身で最も重要な性的シンボルを優しく洗う。
ゆりはわずかではあるが明らかに声を上げ、体をほんのりと朱くしていた。

洗い上がったらももかは優しくゆりの体をタオルで拭き、そしてそのタオルをゆりの体に巻いた。

「ベッドに横になっててくれる? 私も流したらすぐに行くから」

ゆりの髪につけていた髪留めを外し、今度は自分の髪を頭の上にまとめながらももかは言った。
自分で泡を体に伸ばし、全身を洗い始めた。
汚れがちな部分や性的にシンボリックな部分は特に入念に洗った。

あれ? ゆりが時々体をひくつかせている。
聞いたことがある…女の娘は体を一切動かさなくても、イマジネーションを膨らませながら「中」をリズミカルに伸縮すれば、それだけで達することができる。
逆にイマジネーションがあまりに膨らんでしまった時には、勝手に「中」が伸縮してそれだけで感じてしまう。
ゆりが…あのゆりが私の愛情を待っているんだ…

そう思うと、ももかは自分も冷静さを失った「中」が愛情を求めているのを感じた。
シャワーを止め、体を入念に拭き、そしてタオルで体を巻いて髪留めを外すと、向こうを向いているゆりの横に体を横たえた。

まずは、タオルを外すことかな…

そう考えたももかはゆりのタオルに手をかけた。

「きゃっ」

ゆりは声を上げた。「きゃっ」と言うよりは「きゅっ」と表現した方が正確かも知れない。そしてその声と同時に、全身が明らかに反応した。
ももかは自分もタオルを脱ぎ捨て、ゆりを自分の方に向かせてその体に腕を回した。
女同士の行為では、性的シンボルであるようなパーツへの愛撫は必ずしも必要ではない。
現にゆりは全身どこを触っても満足げな声を上げている。
髪を撫でているだけでも、それなりに満足そうな吐息が漏れた。
まるで白磁のように白く半透明と言ってもよいようなゆりの肌は、全身どこに掌を這わせても声を上げて体をよじる。
しばらくはそんな時間が過ぎ去った。

「ももか、ちょっと待って! 私これ以上はもう…」

そう言いきるか言い終わらないのか、もう限界といったところでゆりは悦びの声を上げ、その声はかなり長く響いた。

「良かった?」

ももかがそう言ってゆりの目をのぞき込むと、ゆりは少し恥じらったような表情になり視線を反らした。
言葉は何もなかったが、満足したということはそれだけで伝わった。
0195名無しさん@秘密の花園2023/02/23(木) 22:01:32.95ID:VvipuPzd0
「じゃあ、今度はお互いに体を撫で合おう、ね?」

顔を赤らめつつも、無言でゆりはももかの体に手を回した。やはり求めている。
一糸まとわぬ姿で互いに抱き合うと、肌と肌が接する面積ははるかに大きくなる。
そして全身が全身に向かって快感を送り、もはや全身が理性によっては到底コントロールできない境地にまで高まる。
互いが互いの愛撫に身を任せ、それでいて互いに相手を愛撫することだけはどんなに理性を働かせても止まることがない。

「あぁぁっ!」
「ひゃっ!」
「うぅ…」

もはや歓喜の声が自分の声なのか相手の声なのかすらわからない状態にまでふたりは高まっていった。

「あ、あ、あぁ…」

達したのもほぼ同時だった。

「ゆり、全身がほんのり朱くなってる」
「そう言ってるももかも朱いわよ」

互いにそう言って少し笑いが漏れた。

「少し休もうか?」
「そうね、嫌だったわけではないけど、やっぱり少し疲れるわね」
「ゆりの肌も少し汗をかいてしっとりしてる感じね」
「ももかもちょっと汗ばみ気味よ」
「お互いに良かったってことね。それだけでも私は嬉しい…ところで何を飲みたい?」
「さっきのお茶を飲みきっていなかったんじゃなかったかしら?」
「フリードリンクなんだからちゃんと冷えてる新しいのを開けてもいいと思うけどな」
「じゃあ、こうしない?」
「何?」
「お茶を交換して飲むの。これならお互いに世界に1杯しかない貴重なお茶になるわ」
「え〜、なんかゆりが言うとすごくセクシーに聞こえるね」
「他の人にはこんなこと言わないから安心して」

こんな会話ができる程度にはゆりも回復してくれた。
一緒に夜を過ごしたことを良かったと思ってもらわなくちゃいけないし、無理はしたくないけど、やっぱりしたいことはしたい…。

「あ、あのね、ゆり!」

思わず声に力が入ってしまった。

「あ、びっくりしちゃった? ごめん…あのね」
(改めて言おうとしたら…とても目を見てなんて言えないよ、恥ずかしくて…)
「あ、あの、つまり、その、一番敏感なところって、あるじゃない?」

その部分にももかが切り込んできたことに対して、ゆりもももかから目をそらした。
何のことを言っているのか程度のことは、ゆりにもわかる。

「女の娘同士でする時って、そこを合わせて動くって、聞いたことない?」
「それはもちろん、あるけど…私だって子供じゃないんだもの」
「嫌だったら嫌って言ってね。嫌って言われても私はゆりのことを嫌いにはならないから…でも、それをしてみたいの」

ゆりはしばらく間をおいた。
そしてももかに近づいてくると、その唇に軽くキスをした。

「え、どういうこと?」
「してみましょう、っていう意味よ」
「いいの?」
「でも、言いだした責任で、ももかが上になってね」
0196名無しさん@秘密の花園2023/02/23(木) 22:02:17.70ID:VvipuPzd0
ふたりでまた、ベッドに横になる。
ゆりがまず仰向けになった。

「どっちかの脚を上げられる?」
「私は左脚を前にした方が動きやすのだけれど、左脚でいい?」
「動きやすいってどういう意味? もしかして経験済み?」
「え、違う、違うの。スポーツでもなんでもそうだけど、前に踏み出すときには左脚の方が先に出る癖があるって言うだけの話よ」
「え…本当にびっくりした。経験済みって言われたら私泣いてたかも知れない」
「さっきも言ったでしょう。裸をじっくり見られたことは家族以外では初めてって」
「ちょっとホッとした」

自分のその部分をあてがうより先に、ももかはゆりの「よほどのことがなければ他人には見せない部分」をしげしげと眺めた。

「ちょっと、そんなにじっくり見ないで。すごく恥ずかしいんだから…」

ゆりは顔を両手で隠しながらそう言った。

ゆりって、恥ずかしいときに手で顔を隠す癖があったんだ…
なんか結構意外な感じがするけど、ガーリッシュですごく可愛い。

ももかはその部分を眺めながら、自分の中にわいてきたある感情に素直に応じてみることにした。

「きゃぁっ!」

ゆりは大きな声を上げた。

「いま、何したの?」
「ん〜、ちょっと舐めてみた」
「せめて事前に一声かけて…なんかあんまり強い感覚があったからめまいがしたのかと思ったわ」
「ごめんね。でも、もうちょっと舐めていい?」
「…ばか」

こういう場面での「ばか」という言葉には「ぜひやって!」と言うには恥ずかしいけどOKという意味がある。
しばらく舐め続けていると、女性として当然の反応が起こってくる。

ゆりの中の氷が溶けて流れ出てきた、とっても甘い水。
このまま舐め続けていたいけど、私の方も甘い水が出てきてる。
でも、これを舐めてと要求するのは少し違うのかな…

「ゆり、じゃあそろそろ合わせるね」

そう言うとももかはゆりの右脚をまたぐ形で合わせようとするが、なかなか上手く合わない。

「結構難しいものなのね」
「角度と高さかな…高さの方は腰の下に枕を入れたら何とかなるかも知れない」
「じゃあ、枕…はい」

枕をゆりの腰の下に置いたあともしばらくの試行錯誤が続いた。
何と言ってもふたりともが初めての経験だ。
試行錯誤をする時間も不可欠と考えるしかない。
しかし、試行錯誤をしている時間そのものが頂点への道のりに他ならないのであって、そのことが緩やかではありながら確実にふたりの気持ちを盛り上げていく。
だがこのまま上手く行かず時間切れ、となったらふたりともに後悔が残る。
ももかはそれを気にして一瞬時計を見た。
この一瞬の試行錯誤の停止が不器用な行為へのアプローチをかえって早めたのだろうか。
まるでその部分が自ら意志を持ったかのように互いに求めあった。

「………!」
「………!」

あまりの快感の大きさにふたりは声も出なかった。
0197名無しさん@秘密の花園2023/02/23(木) 22:02:55.30ID:VvipuPzd0
いや…なんかもう息もできない。
このままだと…このままだと頭の中もおかしくなる。
体は全然言うことを聞かない。
それでも勝手に腰がグラインドして…もっともっとってゆりを貪ってしまう。
そういえばゆりのきれいな脚が目の前にある。
これを抱きかかえたら…肌が触れ合う部分が熱い。火傷しそう。
そう、ゆりはどうなってるの? きっと大変なことになってる。
ゆりの体が真っ赤になってる。もしかしたら…ちょっと何してるの私。赤くなったゆりの肌の感触を味わってる場合じゃないでしょう。
ああ、もう何したらいいの?
わからない、わからない、わからない。
もう何も考えられ…

ももかの中でいろいろな考えが一気に走り抜けていったが、結局のところあまりにも強い快感の波に抗うこともできずに流されてしまった。
しばらくの後、体力的な限界を迎えて体がぐったりとしつつも精神は一応の落ち着きを取り戻した。

「…ゆり…?」

そう声をかけてみたが返事がない。

「あ…あ…」

時々細切れの息が声とも言えない声として漏れてくる。

え?ちょっと引き攣ってない?

そう思ったももかは焦った。

「ゆり、ゆり、大丈夫? 私の声、わかる?」

しばらくの間を措いてゆりが反応する。

「え…何があったの?」
「えーと、何と言うか説明しづらいんだけど…とりあえずお茶でも…って、どっちがどっち…もうどっちでもいいや、とりあえずこれ飲んで!」

ももかはゆりの体を起こすと口元にカップを近づけた。
カップを手に取り口に運んだゆりはひと口お茶を含むと一粒の涙をこぼした。
そしてもう一度疑問を口にする。

「何があったの?」
「私にもよくわからない…んだけど、つまり…」
(口に出して説明するのは恥ずかしいんだけど、やっぱり私が説明するしかない…)
「エクスタシー?って言うのかな、絶頂とか言われる…わかりやすく言うと"イッた"ってことになるのかな、そういう状態になったんだと思う…」
「えっ!」
「ゆりは、その、自分でしたこととか、そういうのって…」
「それは…ないわけではないけど…」
「それのすごいのが来たんだと思う…」
「そんな…ちょっと信じられないんだけど、どのくらいの時間続いたの?」
「ええと…」

ももかは時計に目を走らせ、見ると同時に驚愕した。

「うそっ!」
「どうしたの?」
「その…私、その状態になる直前に一瞬時計を見たのを覚えてるの」
「それなら時間はわかるわね」
「でも…本当かな? 30分ぐらい経ってる…」
「そんな…信じられないわ」
「でもね、私にとってはすごくいい感覚で、夢みたいだった。ゆりは嫌だった?」
0198名無しさん@秘密の花園2023/02/23(木) 22:04:27.73ID:VvipuPzd0
ゆりは視線を外すと、小声で言った。

「気持ちよかった…」

これ以上の言葉は要らない。
ふたりはベッドの上でもう一度肩に腕を回し合った。
なぜか、ふたりともが一粒ずつ涙をこぼした。

「そろそろチェックアウトの時間が迫ってるけど、どうする? 朝食を頼むこともできるみたいだけど…」

ももかの方から問いかけるとゆりはそれに直接答えず、ただ体を寄せてきた。

女の子の体はクールダウンの時間も必要なんだよな…そっちの方がいいってことかな?

ももかがそう考えゆりの体に手を滑らせるとゆりはまた軽い快感を楽しんでいるようだった。

「ゆりも私の体触って…」

そう言葉をかけるとゆりもまたおずおずとももかの体に手を触れる。
ふたりは遠慮がちに互いの体の上に手を滑らせながら、余韻を楽しんだ。
そんな時間も、いよいよ終わりだ。

「…さ、ゆり!」

ももかが両手をひとつポンと叩いた。

「そろそろシャワーして終わったら、お開きだよ!」

ふたりでシャワーの湯をかけあう。
互いに相手の体を流しあう手の動きには、やはりまだ快感への未練が残っていた。
そして体を拭き、慌てて服を着て身繕いをする。

「タクシー呼ぶ?」
「明るい時間なら歩いて歩けない距離じゃないわ。歩きましょう。途中に喫茶店でもあればモーニングセットか何かあるかもしれないわ」
「じゃあ、そうしよう」

ゆりはドアを出ようとした。

「ちょっと待って、ゆり!」

ももかがそんなゆりを呼び止めた。そしてゆりの左横に立つ。

「…なんか、たった一晩だけど、いろいろあったね」
「…ええ」
「…部屋を出たら、いつものイケメン美女ゆりとその可愛い彼女ももかだからね」

ゆりは笑みを浮かべて左肘を突き出した。そしてももかはその左腕を両腕で抱える。
朝と言うにはやや遅すぎた日の光を浴びながら、ふたりはそぞろ歩く。
そんな時間でも朝食を提供している喫茶店でふたりは朝食を済ませることにした。

「ドリンクはいかが致しましょう?」
「え〜と、私はカフェラテでお願いします。ゆりは?」
「私はホットミルクでお願いします」
「きゃはっ!」
「なによ、ももか」
「ホットミルクって…ゆりらしくなくて思わず笑っちゃった。なんだかおねむの子供みたい」
「実際おねむなのよ。誰かさんが一晩中寝かせてくれなかったから、帰ったらすぐに眠らないといけないの」

ゆりは少し拗ね顔を作ってみせるが、すぐに笑顔を取り戻す。
日の光を浴びてホットミルクに息を吹きかけながら口に含むゆりを見ながらももかは思いを馳せた。
0199名無しさん@秘密の花園2023/02/23(木) 22:04:54.41ID:VvipuPzd0
やっぱり、ゆりは美人。
だけど、気のせいかな、昨日スコッチ・オン・ザ・ロックを飲んでいたときのゆりとは別人に見える。
触ったら手がかじかんでしまうような冷たい美人じゃなくなった。
手を出したらその両手で包んで温めてくれそうな優しさと余裕が今のゆりにはある。
もしかしたら、特別な夜を過ごしたことで成長したのかも。
私も何か、成長できたのかな。
神様、見ていて下さい。
一緒にいれば、私たちは絶対に成長できます。
一緒に成長して、お互いに素敵な女性になって見せます。
もし神様から見てもう十分だと思ってもらえたときには、なにかご褒美を下さい。
たとえば…女性同士カップル初の赤ちゃんとか!

カランコロンとベルの音をさせながら喫茶店を後にする。

「ねえゆり、今度お酒を飲みに行くときには、カクテルを飲んでみる気はない?」
「嫌よ。あんな可愛らしい飲み物、私には似合わないもの」
「大丈夫。ゆりには何でも似合うから。あー、もう明日と言わず今夜にでもまた行きたい」
「バーのこと?」
「と、ホテルのこと」
「いま済ませてきたばかりなのにもう次のことを考えてるの? 少しは慎みを持ちなさい」
「でも、ゆりもしたくないわけじゃないでしょ?」
「…言わない」

雑踏の中にふたりの会話が解けていった。

end
0201名無しさん@秘密の花園2023/02/24(金) 08:56:12.98ID:IOcBzdzVM
なんちゅうもんを書いてくれたんや…なんちゅうもんを…
0202名無しさん@秘密の花園2023/02/25(土) 08:14:20.96ID:4S1ispPCM
>>192
ゆりさんに触れたくてたまらないもも姉、とまどいながも感じるゆりさん、良かったです
もも姉の優しさとゆりさんの可愛らしさが最高でした
行為の様子も初々しさ全開で興奮しました
0204名無しさん@秘密の花園2023/02/25(土) 23:01:16.87ID:b0+lX8W20
百合子「うふふ今日はあすかとデート♡」
あすか「おい百合子!どこへ・・・行・・・くぅんだゴルァア!!」
百合子「ラ・ブ・ホ・テ・ル♡」
0215名無しさん@秘密の花園2023/03/03(金) 17:35:57.35ID:TofyenIP00303
もしも高畑充希と北川莉央(モー娘15期)が百合ったらこうなる
https://youtu.be/ombcftMpOHg
0219名無しさん@秘密の花園2023/03/04(土) 14:20:22.32ID:ta9HYnFu0
>>217
タイの有名ドラマHormonesの百合シーン
ダーオ役 / フォン(サナンタチャット・タナパットピサーン)
ゴイ役 / ベル(ケーミサラー・パラデート)
0220名無しさん@秘密の花園2023/03/05(日) 07:56:02.67ID:CT/lqMCI0
>>219
ありがとうございます
ガチでりおりおだと思って焦った w
かえでぃーに好き好きしてたからついにそっち言ったのかと…
0222名無しさん@秘密の花園2023/03/05(日) 23:10:44.43ID:3NN0uPzP0
ゆりさんに想いを寄せていたハヤトくんという少年がいたが、お年頃になって改めてゆりさんに思いの丈をぶつけて
そのことについてゆりさんがももかさんに相談した結果話がいろいろ展開してしまって結局

ハヤトくんの初体験は年上美女ふたりとの3Pに…
0225名無しさん@秘密の花園2023/03/07(火) 02:13:24.55ID:fVTG6qxd0
山木ぃ、ちぃがレズるんだよ!
0227名無しさん@秘密の花園2023/03/09(木) 06:42:47.09ID:sLJ1MMIoM
今のモー娘。にはレズっぽいメンバーいないな 
リーダーくらい?
0228名無しさん@秘密の花園2023/03/09(木) 07:54:45.58ID:AMlIR8mC0
道重さん
0229名無しさん@秘密の花園2023/03/09(木) 20:37:30.57ID:m6B5pa2u0
ヤマキさんのめんつゆは鰹風味
0234名無しさん@秘密の花園2023/03/11(土) 13:14:45.50ID:x1ep/XERM
>>233はこのスレと何がちがうん?
0239名無しさん@秘密の花園2023/03/14(火) 12:48:11.05ID:B5UwNmrj0Pi
オトナプリキュアで過激なレズやって欲しい
深夜ならできるだろ
0240名無しさん@秘密の花園2023/03/14(火) 18:05:19.98ID:n8kKyCIf0Pi
やが君終盤の百合ックスレベルのやつをアニメでやって欲しいわ
0242名無しさん@秘密の花園2023/03/14(火) 22:27:28.79ID:yP5/X/oY0
本上まなみが池上季実子から産まれた永野芽郁と出会って恋に落ちる
https://youtu.be/F-krPsbG2u8
0244名無しさん@秘密の花園2023/03/15(水) 22:49:07.49ID:QPP1Q+1M0
韓国とか中国って同性愛者に厳しいイメージ
逆に台湾は寛容なイメージ
0245名無しさん@秘密の花園2023/03/15(水) 23:06:21.89ID:xX3BckzL0
>>244
サンドウィッチマンが起用された旅行のCMを見て「日本ではベア系ゲイカップルのデート風景がCMに使われるのか!進んでるな!」と台湾人が言ってた
0254名無しさん@秘密の花園2023/03/20(月) 09:31:22.93ID:lWl3sme70
>>252
序盤は辛いと思うけど1巻ラストにあたる所から評価は反転すると思う

>>253
伝聞だけで判断するのは愚の骨頂だぞ
0256名無しさん@秘密の花園2023/03/20(月) 14:47:36.45ID:LivISHGo0
てか誰かSS書いて下さい…。
下手なりに自分が書けば「俺の方が上手い」と発表して下さる方がいるだろうと思って書いたのに…。
0259名無しさん@秘密の花園2023/03/22(水) 07:19:17.86ID:jdAvONQ3M
文才欲しい
なんかオススメの書籍とかあるか?ラノベとかじゃないやつで
0260名無しさん@秘密の花園2023/03/22(水) 14:02:10.49ID:YVEPWbnU0
そう言えばさー
12年くらい前にさ、昭和懐かしアニメ板?の小公女セーラスレッド?だったか?
実はセーラとラビニアが百合でさ、ラビニアもセーラが好きだったのであんだけいじめてた?みたいなシチュエーションの百合妄想があった
セーラ「ラビニア!貴方まさか私の事を…」
ラビニア「き、嫌いじゃないわ…」
セーラ「じゃあ、好き?」
ラビニア「す、好きよ…」
セーラ「じゃあ、キスして」
ラビニア「ええ?」
セーラ「キスして!」
ラビニア「い、いいわよ…」

みたいな感じで最後にセーラとラビニアの唇がくっついてピチャッって唇の粘膜の音がする…
みたいな妄想文章作ってるやつが居たなぁ
0263名無しさん@秘密の花園2023/03/26(日) 10:49:54.81ID:jX2MJRIV0
キュアウィング君が男の子である意義がよくわからない
0265名無しさん@秘密の花園2023/03/28(火) 13:27:52.09ID:w0qxTDl90
りこりこをそういう目でみる谷もっさん
https://i.imgur.com/Mo9lilD.gif
0268名無しさん@秘密の花園2023/03/30(木) 18:22:48.59ID:wN4IMwOw0
ショタ、ていうか男は許されにくいと思うがそもそもどういう状況?
0269名無しさん@秘密の花園2023/03/30(木) 18:28:55.54ID:9VJO3VWvM
あすかと百合子で百合子の親戚の男の子の子守をすることになって
百合子の留守中ぐずってしまった男の子にあすかがおっぱいをあげたり
帰ってきた百合子に見られて2人から責められちゃったりする感じ
0274名無しさん@秘密の花園2023/03/30(木) 20:29:35.32ID:hHet+Gd40
自分は読んでみたいです。ただ確かにスレチな気もするから普通にあすかスレに投下して欲しい
0277名無しさん@秘密の花園2023/03/31(金) 08:01:10.52ID:zNtly9r8d
ユフィリアとアニスフィアのベッドに倒れ込んでから朝チュンまでのノンカット映像(文字)とかは需要ありそう
0279名無しさん@秘密の花園2023/04/01(土) 01:39:59.73ID:PnAZL/NR0USO
プリキュア史上最も和姦が似合わない百合ップルである「あす百合」のSSをどなたかお願いできませんか?
0287名無しさん@秘密の花園2023/04/07(金) 09:16:02.87ID:5g4rXwbo0
えみルーの百合とかちょっと面白いんじゃないかと思った。
まずルールーは、ただのお仕事お手伝いロボットを美少女型にする必要性は皆無だから、えっち機能があることはほぼ間違いないと思う。
メモリデータが断片化されたときにはあまり目立たないところに設けられた突起を操作することで改善される。
断片化が深刻なときには突起のカバーをめくって操作することでより強力に改善される。
最終的に断片化が手に負えないレベルになったときには外部には絶対に晒されない場所に設けられた数多くのスイッチ群を同時に操作するために棒状のものをそこへ差し込むことでメモリがほぼクリアになる。
Androidの電源ボタン長押しみたいな感じで。
断片化が進むとルールーはそれをストレスと感じるという仕様になっていて、解消されることを快感と感じる。
「頭の中が真っ白になる」という感覚で。
この仕様により自動的にメモリの最適化が図られる仕組み。
未来のロボットゆえにそういう行為に対する感覚が少しずれていて、関心を持ったえみるに教えてしまう。
そしてあれこれやってるうちに、自分で操作するよりお互いに相手の突起を操作し合うことで効果がより高まることを発見するふたり。
0288名無しさん@秘密の花園2023/04/07(金) 16:25:04.88ID:OO8GdsDr0
ルールー……♡可愛いのです……♡

えみる……ダメです……これ以上は……制御不能です……っ
0290名無しさん@秘密の花園2023/04/11(火) 10:51:50.82ID:2EkIA+SEr
>>289
百合子さんがあすかパイセンにキスマークつけまくるシーンが容易に想像できてワロタ
0292名無しさん@秘密の花園2023/04/12(水) 08:50:26.40ID:hWUdRa260
キスマークは脂肪が少ないとつけやすいし消えにくい
だからあすか先輩はのこるね
0294名無しさん@秘密の花園2023/04/13(木) 07:54:36.44ID:/h0hWoQe0
「あすか先輩、お水飲む?」

「ん、さんきゅー……」

まなつはペットボトルに入ったミネラルウォーターを差し出した。
キャップが空いていて少しぬるくなっていたけれど、喉は渇いていたからありがたい。 私はそれを受け取り、火照った身体に流し込んだ。

「…っぷはぁ……なんか今日、いつもより激しかった気がするんだけど」

「だって、あすか先輩があんなこと言うから」

「あんなことって……」

「『まなつで、いっぱいにして』♡」

「うわぁぁぁ!!!忘れろ!」

恥ずかしさに悶絶する私をよそに、まなつは悪戯っぽく笑う。

「無理だよーあんなの忘れられないよ」 

「だー!もう!なんだってあんなこと言っちゃったんだ!」

「えへへっ一生覚えてるから!」

「もうおまえ喋るな!」

「ひど!」

私は、まなつの口を手で塞ぐ。

「むぐぐ……」

「ふふっ」

思わず笑みがこぼれてしまう。こんな他愛もないやりとりが、すごく幸せだと思った。

「ねぇ、あすか先輩」

「どうした?」

「もう一回シたいなぁって……」

ぽすん、と私にもたれかかりながら甘えるように言うまなつに、私の身体は再び熱を帯び始めてしまって……。

「明日も学校あるんだぞ?」

そう言いながらも、まなつの首にそっと腕を回した。

「いいの?」

「……後一回だけだからな?」

「……うん♡」

そして、私たちは再び溶け合っていく。
0295名無しさん@秘密の花園2023/04/13(木) 07:55:59.69ID:/h0hWoQe0
「ん……」

唇が重なり合う感触にうっとりとする。  それは次第に深くなっていき、互いの舌が絡み合い、口内を蹂躙していく……。 
まなつの舌は私の舌を優しく吸い上げ、甘く噛んでは離し、それを何度も繰り返した。

「きもちぃ…まなつ」

うわ言のように呟き、まなつの舌を必死に追いかける。

「もっとしてあげる」

そう言うと、まなつは私の後頭部を押さえつけ、さらに強く舌を絡ませてくる。
唾液の交換とでもいうのか、舌と舌の間で、透明な糸を引くほどに、私達は夢中で求め合った。

ようやく解放されたかと思うと、今度は私の胸元に顔を寄せる。まなつの熱い吐息がかかり、その刺激だけでビクビクと震えた。

「あすか先輩、またココ、ぷっくりしてきたね」 

「やっ……言わなくて良いから」 

「可愛いよ?ほら……」

次の瞬間、ぺろんっと胸の先端だけを舐められた。

「ああっ……!」

それだけで痺れるような快感に襲われる。
もっとして欲しい気持ちとは裏腹に、それからは焦らすように乳首の周りばかり攻められて…   

「ゃあ……ちゃんとして……」 

なんて。厭らしく懇願してしまう自分がいた。

「じゃあ、どうして欲しい?」 

上目遣いで訊ねるまなつに、私は羞恥心を押し殺して答えた。

「……吸ってほしい……」
0296名無しさん@秘密の花園2023/04/13(木) 07:56:54.34ID:/h0hWoQe0
「わかった♪」 

ぱくんっと乳房に吸い付かれ、もう片方の先端には指先でくりくりされる。
待ち望んでいた感覚に、私は声を抑えることができない。

「ああぁん……っ」

まなつの頭を抱きしめて、押し寄せる快楽に身を任せる。
ちゅぱちゅぱという音が耳に響き渡り、まるで耳まで犯されているかのような錯覚を覚えた。

「んっ…んう……っまなつぅ……」

私は無意識のうちに腰を揺らしてしまう。
それに気付いたまなつが太腿に触れてきたので、誘うように脚を開いた。

「えっちだなぁ、あすか先輩は」

「…誰のせいでこうなったと思ってんだよ」

「エヘヘ〜…責任取りまーす♡」 

まなつはショーツに手を伸ばし、するりと脱がせた。そして、両膝の裏を持ち上げて秘部を晒すと、まじまじと見つめられる。

「すっごいえろい匂い。トロピカってるよ」 

「ばかぁ……」

あまりの恥ずかしさに涙が出そうになるけど、興奮している自分もいて……。

まなつはそこに顔を埋めたかと思うと、割れ目をなぞるように舌を動かした。

「ふああッ!!」

「んっ、んむっ」 

生暖かい舌が這い回るたび、身体中に電流が流れるような衝撃に襲われ、びくっ、びくっ、と反応してしまう。
まなつによって与えられる甘い疼きが全身へと広がっていき、やがてそれは激しい絶頂となって襲いかかってきた。 

「ふ、うぅ、まなつ……っ!も、ダメ…」

まなつの頭を押さえつけて抵抗するも、逆に押し付ける形になってしまい、余計に激しくなる愛撫に翻弄される。 

「イッていーよ?」 

「やだ……まなつと、一緒がいいから……」
0297名無しさん@秘密の花園2023/04/13(木) 07:58:04.12ID:/h0hWoQe0
「……もう、可愛すぎ!わかった。ちょっと待ってね」 

まなつは自分の下着を脱ぎ捨てると、私の股の間に割り込んできた。
そして、熱く潤ったまなつの割れ目が押し付けられる。
ぬるっという生々しい感触に、私の鼓動はさらに速まった。 

「動くね?」 

「ん……っ」 

まなつは私の手を握ると、ゆっくりと動き始める。
互いの愛液を混ぜ合わせるかのように、身体を重ねていく……。

「うぁ……これヤバいぃ……」

「わたしも、きもちいいよお……」

2人の性器同士が擦れ合い、粘膜同士が直接触れ合っているという事実に、ますます昂っていく。まなつの体温が直に伝わって来て、溶けてしまいそうだ。

「あすかせんぱい……すき」

切なげな表情を浮かべながら、私の名前を呼ぶまなつに、私の理性は完全に崩壊した。

「まなつ……私も、好き……大好き……」 

私たちは、お互いに引き寄せ合うように唇を重ねた。
舌を絡め合い、唾液を交換し合う。
その間も、腰の動きは止まらない。

「んっ……むぅ……ぷはっ」

長いキスを終えて、荒くなった呼吸を整える。

「そろそろ……」

「うん、一緒に……」

そして、私たちは同時に果てた。
ビクンと身体を震わせ、しばらくの間動けなくなるほどの強烈な快感に溺れる。

「あっ……ああ……」

絶頂を迎えた後も、しばらく痙攣が続いた。
まなつは私の上に覆い被さるように倒れ込み、そのまま抱き締められた。
汗ばんで火照った肌が密着し、互いの心臓までも共有しているかのようだ。
0298名無しさん@秘密の花園2023/04/13(木) 07:58:57.50ID:/h0hWoQe0
「まなつ、大丈夫か?」

「うん……でも、まだ離れたくないかも」 

そう言って甘えるように頬ずりしてくるまなつに、胸の奥がきゅっと苦しくなる。

「……私も同じこと考えてた」

「ホント?嬉しいな……じゃあこのまま手をつないで……ぎゅってしたまま寝よ」

「それだと疲れ取れないんじゃないか?」 

「あすか先輩となら、それでも良い〜♡」

私はまなつの言葉に従うことにした。
どちらからともなく指を絡ませ合い、恋人繋ぎにする。

「おんなじ夢見られるかな」

「ふふ……見れたら良いな」  

私はまなつの温もりを感じながら目を閉じたると、意識がだんだんと遠退いていき、心地よい微睡みに落ちていった……。

end
0301名無しさん@秘密の花園2023/04/13(木) 21:15:42.22ID:m0GSM9rT0
ちょっとここで歴代プリキュアにおける百合ップルについて整理
初代&MH→なぎほの
SS→咲舞
5&5GoGo→こまかれ、のぞりん、のぞうら
フレ→ラブせつ
ハトキャ→ももゆり、つぼえり
スイ→ひびかな
スマ→なおれい、みゆやよ、なおあか
ドキ→マナ&ハーレムズ
ハピチャ→めぐひめ
Go→はるみな、きらトワ
まほ→みらリコ
アラ→いちひま、あおひま、あきゆか
Hug→えみルー
スタ→ひかララ、えれまど
ヒー→
トロ→まなあす、あす百合、まなロラ
デリ→ゆいここ、ゆいらん、ゆいあま
ひろ→ソラまし
ぐらいがまあ王道?
ヒープリはがちでカップリングが思い浮かばんかった。
一方で明らかに公式が百合妄想を狙いに行ってるだろうというようなのがフレ、スイ、ドキ、Go、アラ、Hug、ひろだと思う。
もちろんマイナーカップルも歓迎。
モブ同士というのもそれはそれで面白いと思う。
0302名無しさん@秘密の花園2023/04/14(金) 00:41:42.67ID:RYYuD0a50
>>301以外で好きなのは

ひかりとアカネさん
満薫
かれくる
ゆういお
いちゆか
さあほま
まどユニ
あすロラ
あまここ

かな
0309名無しさん@秘密の花園2023/04/21(金) 20:37:12.37ID:daNpPtAh0
>>308
「世界で戦いましょう」と誓い合った高美ツバサちゃんのことは、その時のことを思い返すと自分の体の敏感な部分についつい指先を滑らせてしまうちゆちー…ありかな
0310名無しさん@秘密の花園2023/04/22(土) 11:19:34.05ID:N5Uw72ER0
【アンジュユリム】上國料萌衣が年上の上司とレズったらこうなる?
https://youtu.be/sm3UeTCjaKM
<Sam and Mon /Gap the series >
0311ももゆりの人2023/04/22(土) 11:49:55.24ID:NIt+g6k00
>>305
ものになるかどうかはわかりませんが素材は面白いと思いますので妄想してみます。
必ず書けるとは思わないで下さい。
0313名無しさん@秘密の花園2023/04/23(日) 11:39:47.65ID:Xg8zNOpn0
>>309
ヒープリってプリキュア×プリキュアよりプリキュア×モブの百合が印象的だね
エリザベスとナターシャとか
0314ももゆりの人2023/04/23(日) 21:49:11.27ID:wwa+BuBR0
確認ですが、星空育代さんと黄瀬ちはるさんが呼び合うシーンってありました?
また、あるとするなら何と呼び合っていたか教えて下さい。
0317ももゆりの人2023/04/26(水) 07:13:36.44ID:/wcPcKoX0
>>315
調べてみたら育代さんとちはるさんは会ったことはあっても会話したことはない、従って呼び合ったこともないみたいですね。
そしてつい「ちはるさん」と書いてしまいますが「黄瀬千春」が正しい表記のようです。
スマプリ美人ママツートップなので印象が強いですが案外ふたりが絡んだシーンってないみたいです。
つまり妄想でどういう設定にしようと本編の設定と抵触はあんまりしないわけで。
とりあえず書き始めてみました。
あまり期待せずお待ち下さい。
https://i.imgur.com/C36nbcx.jpg
0318名無しさん@秘密の花園2023/04/26(水) 10:15:36.09ID:GaPUBhni0
>>316
原作も持ってるわ
地上波で割りとガッツリやってくれたのはこれ以降捏造トラップまで待たねばならなかった
0320名無しさん@秘密の花園2023/04/26(水) 20:32:06.79ID://rRhPfM0
>>318
おお好きな人いたか!アニメまでしか見てないけどすごく印象に残ってるんだ
原作完結したみたいね
0322名無しさん@秘密の花園2023/04/27(木) 09:47:06.62ID:oMcKkes+0
>>320
俺もアニメから入って、原作のセールやってた時に一気に買ったけど読んでおいた方がいいと思う

捏造トラップ略してNTRだから見る人を選ぶと思うけど、個人的にはすごく良かった
いわゆる「俺も混ぜてくれよw」ムーブをこれで初めて見た
ちなみに寝取る為に画策するのはレズの娘の方
0324名無しさん@秘密の花園2023/04/28(金) 20:41:48.13ID:718zmqNG0
>>323
最初から仲が良かったわけではなく、ほぼ初対面から書いていかないといけないので結構難しいですね
0325名無しさん@秘密の花園2023/04/29(土) 12:49:07.63ID:Yd9U4z6K0NIKU
『好きって言って欲しいな、たまには』なんて考えてる百合子さんかわいいよ
0330ももゆりの人2023/05/05(金) 16:27:25.83ID:RUxjxZnE00505
>>326
なんかやっと全体のストーリーが見えてきました。
もしかしたらすごく長くなるかも知れません。
0333ももゆりの人2023/05/08(月) 13:02:19.32ID:WjbqMidK0
>>331
ちょっとご意見を伺いたいのですが、以前書いたももゆりと違い、育代さんとちはるさんは子持ち主婦ですので性的な知識や経験ははるかに豊富と考えるしかありません。
行為のシーンもももゆりより踏み込んだ内容になると思うんですが、どのぐらい詳細に書いたらいいと思いますか?
0334名無しさん@秘密の花園2023/05/08(月) 20:16:08.36ID:oVGfyl3Q0
>>333 
自分は結構きわどい表現でも大丈夫です
自然で流暢な文体を保ちながら、読者の好奇心や興奮をそそる描写だと嬉しいですね
何しろ専業主婦と未亡人というたまらない設定ですから…

ももゆり初体験SSのさぐりさぐり愛撫する感じとてもエッチでしたので今回も期待しています
0335名無しさん@秘密の花園2023/05/08(月) 20:17:08.42ID:oVGfyl3Q0
というかどっちがネコなんですかね?!笑
他の方も意見も色々聞いてみたいな
0336ももゆりの人2023/05/09(火) 20:47:36.02ID:jnHGBUVD0
>>335
今の段階では、ふたりの人格描写が作中に十分あったわけではないので家庭環境とそれぞれの娘の性格から想像して書いているとだけ…
0337ももゆりの人2023/05/13(土) 17:47:42.93ID:+B4peE4d0
現在ももゆり編の6割ぐらいの長さになってますが、いまだに苗字で呼び合ってます…
0338ももゆりの人2023/05/13(土) 18:56:56.12ID:+B4peE4d0
今日はネコさんがちょっと意識をし始めるところまで書き終えました。
経験上これ以上書いたらスタミナ切れなので今日はここまでとします。
しかしこれ本当にシャレにならないぐらい長くなりそう。
0341名無しさん@秘密の花園2023/05/15(月) 10:03:46.63ID:fAuEA1Oz0
隊長飲まれてしまったけど悪堕ちするんかな
0342名無しさん@秘密の花園2023/05/15(月) 12:36:27.19ID:07iaWswKM
生きていて欲しい…
洗脳されてイース様のようなえちえち衣装で再登場して欲しい…
0343名無しさん@秘密の花園2023/05/17(水) 09:44:11.12ID:Gm5rTZaT0
山木梨沙vs山岸理子と言うハロプロ2大エロス研修生 夢の競演!!
https://livedoor.blogimg.jp/morning77/imgs/1/d/1d984c95.jpg
りこりこ、寿司を噛み切りマナー講師にダメ出しされるw
0344名無しさん@秘密の花園2023/05/17(水) 12:07:03.78ID:2eGCMRGS0
>>343
ハロカスってこんなとこまで工作しに来てるんやな
ハロカスにネット工作部隊あるって本当なんだ
0346名無しさん@秘密の花園2023/05/17(水) 20:17:48.57ID:tZrykwO40
>>343
エロなら山木さんよりまなかんじゃない?
0348名無しさん@秘密の花園2023/05/18(木) 12:44:32.40ID:oOA0MaTP0
金とる訳でもないからよろしいのでは
そもそもAIを調教するのも調教師の手腕に依る所だし
0349ももゆりの人2023/05/21(日) 19:30:56.19ID:JPuW9ao40
現在いくちは編がももゆり編の5割増しぐらいの長さになってますが、ようやく育代さんとちはるさんが性的な会話で盛り上がれるところまで行ったところです…
0353名無しさん@秘密の花園2023/06/01(木) 22:06:50.55ID:BZcu9TLt0
ギブミーレズ乳首ぜめSS
0355名無しさん@秘密の花園2023/06/02(金) 10:36:39.42ID:Myt+Fib+0
>>354
んで自分で答えて自演するんだろ
ハロカスにネット工作部隊があるって本当だったんだな
0356名無しさん@秘密の花園2023/06/02(金) 12:50:34.70ID:HQDrizCKM
つんくは男女交際マンセーで彼氏大好きなJCの歌をつくるのがうまい
0359名無しさん@秘密の花園2023/06/02(金) 19:59:54.89ID:eoHmrnhJ0
間奏部分で、稲葉貴子☓LuLuが一瞬キスしてるぞぉ〜
https://youtu.be/3au1qpV6ndY
<月と太陽−太陽とシスコムーン>
0360名無しさん@秘密の花園2023/06/03(土) 14:41:56.93ID:VVDBWe5K0
>>359
まさか太シス来るとは思わなかったw
曲は知ってたけどMVは初めてみたわ
時代を感じる…
0361名無しさん@秘密の花園2023/06/03(土) 23:00:48.00ID:2g+4hZ3w0
さゆみん☓ジュンジュン汗だく濃厚キス
https://i.imgur.com/4Rvx1So.jpeg
0365名無しさん@秘密の花園2023/06/08(木) 17:38:01.57ID:Vg941Q6zM
マッサージ系のAVみてたらマーズカス乳感壺って単語が出て来てめっちゃエロかった…
これ百合創作SSで使えないかな
0369名無しさん@秘密の花園2023/06/14(水) 11:56:07.54ID:7T14luLy0
そこは成長したエルたそとソラで
そして泥沼三角関係へと
0371ももゆりの人2023/06/15(木) 21:29:59.02ID:Fy64nh8h0
ご無沙汰してます。
主に土日に書き進めていたのですが、ここ2週間土日が塞がるぐらい忙しいです。
今度の土日も時間が取れるかどうかわかりません。
これから先が書いてて楽しいところなので早く書きたいんですが。
よろしくお願いいたします。
https://i.imgur.com/GtjwI5l.jpg
0379名無しさん@秘密の花園2023/06/29(木) 22:43:01.48ID:ccxFtcGA0NIKU
6月ももう終わりだから
水無月かれんさん関連の百合が見たいところ
0380ももゆりの人2023/07/01(土) 12:19:04.85ID:k8regG0S0
ご無沙汰しています。
現在、育代さんとちはるさんが初めてホテルに行くシーンを書いているところなんですが、すごくいいシーンなのになんというか熱量が足りません。
もうちょっと自分の中で熱量を上げて、本人たちが感じているであろうドキドキを自分自身でも感じられるぐらいにならないとなんだか書いててつまらないというか…。
もう少し時間をかけて、そのシーンから本人たちの心中まで事細かく妄想することが必要だと思いますので猶予を下さい。
また、私はこういうものを書くときに何度も頭から読み直してそのたびごとに修正するタイプですので、多分最後が書き上がるまで発表はしません。
0381名無しさん@秘密の花園2023/07/02(日) 06:55:56.97ID:E7oDDG990
>>380
報告ありがとうございます
とことんこだわってください
大作になりそうですね!
0382ももゆりの人2023/07/02(日) 21:50:16.28ID:qfUezXNH0
今日は入口を入って個室に収まるところまで書けました。
求めていた熱量が漲ってきた感じです。
0384ももゆりの人2023/07/11(火) 15:03:51.62ID:WAjHx+N+0
なんか5ちゃんが突然とんでもないことになっちゃいましたが、どうしましょう?
talk.jpのことはまだよくわかりませんが、とりあえずここで発表でいいですか?
0385名無しさん@秘密の花園2023/07/11(火) 19:06:44.57ID:LKDrYhEy0
乙です
専ブラ吹っ飛んでてビビりましたw
あすかの個スレでも色々議論されてましたが様子見しかないっぽいですね
0386名無しさん@秘密の花園2023/07/11(火) 19:06:55.94ID:LKDrYhEy0
楽しみにしていたので見られるうちにみたいす
是非投下お願いします!
0387ももゆりの人2023/07/11(火) 22:48:55.66ID:WAjHx+N+0
なんかJaneでも読めるようになりましたね。書けないけど。
とりあえずここがある限りここに書きます。
0392名無しさん@秘密の花園2023/07/16(日) 17:32:31.13ID:MFDqwJYv0
>>391
あすまなあす……!
素晴らしい!!!まなっちゃんが責められてるのメッチャ新鮮で興奮しました!あすかちゃんの包容力といったら…!
まなっちゃんが未知の快楽に戸惑いながらも感じてる描写がいいですね
あすかちゃんのおっぱいをちゅうちゅうしてるまなっちゃんも良き…

参考までに、どのAIツールを使ったか教えてください!
0393名無しさん@秘密の花園2023/07/17(月) 05:36:56.21ID:8BhvjylN0
>>392
AIのべりすとで作りました
続きの百合子先輩編があるんですが読んでもらえますでしょうか(さらに長いです)
0394名無しさん@秘密の花園2023/07/17(月) 15:59:20.40ID:XFKdgx3N0
>>393
百合子さん編?!ワクワクもんだぁ!!
是非とも投下お願いします!

AIのべりすと、ここまで台詞や設定などをそれっぽく再現することができるんですね
以前chatgptに百合エロ小説書かせてみようと試みたことがあったのですが明らかに文体がAIのそれっていう出来だったんですよね…
0395名無しさん@秘密の花園2023/07/17(月) 23:16:44.36ID:8BhvjylN0
支援感謝

https://i.imgur.com/rcVIYlv.png
https://i.imgur.com/eQLr4t3.png
https://i.imgur.com/Kt93WO4.png
https://i.imgur.com/FdILp7V.png
https://i.imgur.com/8jngNu2.png
https://i.imgur.com/dOUFOWT.png
https://i.imgur.com/etdLGBg.png
https://i.imgur.com/zf2ELUy.png
https://i.imgur.com/Hgj74rH.png
https://i.imgur.com/yyuqpxM.png
https://i.imgur.com/NgH1JEn.png
https://i.imgur.com/hVLiYoB.png
https://i.imgur.com/HzZ4ReV.png
0397名無しさん@秘密の花園2023/07/18(火) 07:03:49.03ID:VzVlSnn10
乙乙です!

2人の先輩に愛玩動物みたいに可愛い可愛いされるまなっちゃん最高…
今は経験値の高い先輩達にヤられっぱなしですがこれからどんどんエッチなことを覚えていって小悪魔なっちゃんに変貌していきそう…
そして百合子さんが加わると大トロかってくらい更に話が濃くなっていきますね
0398名無しさん@秘密の花園2023/07/18(火) 07:04:52.31ID:VzVlSnn10
そしてオチw
これはさんみの?みのさん?で続き期待してもいいってことですか?!
0399名無しさん@秘密の花園2023/07/18(火) 08:09:55.86ID:GFjI/fQ5d
>>398
続きはないです、今のところ
「この先がうまく書けなかった」ので。
最後のあすかの台詞が書きたくて引っ張ってたら無駄に長くなっちゃいました
>>380のひとの準備中に割り込みしてすみません
期待して待ってますね
0401ももゆりの人2023/07/19(水) 00:55:13.31ID:MZMsnEIE0
ご無沙汰しております。
ここしばらく時間が取れませんでしたが、いま、書いててすごく楽しいところ書いてます。
妄想するのが楽しいのでまだ時間かかりそうです。
0403ももゆりの人2023/07/29(土) 00:01:40.59ID:7SE1Bw110
ご無沙汰しております。
この週末は時間が取れそうです。書きます。
話はそれますがtalk問題でJaneが使えなかったためとりあえず使える専ブラということで見つけた
Sikiというのが便利でなんか早くも使い慣れてしまいました。
大きめのモニターをお使いの方ならさらに使いやすいと思います。
0404名無しさん@秘密の花園2023/07/29(土) 21:16:48.73ID:E/mZz+pLMNIKU
>>403
乙です
自分はmateで安定です

今の気温に負けないくらいhotな作品を期待してます!
0406ももゆりの人2023/07/30(日) 20:23:20.86ID:C3C9RRMw0
久しぶりにじっくり書けたなあ。
今日でももゆり編の倍を超えました。
でもまだ育代さんとちはるさんの初ホテルが終わってません。
0407名無しさん@秘密の花園2023/07/31(月) 23:25:45.26ID:1ffj06sw0
>>406
順調に進んでいるんですようですね
辛抱強く書き進めてください、応援しています!
0413名無しさん@秘密の花園2023/08/09(水) 09:37:26.83ID:Sn7+waYOM
保守
0414名無しさん@秘密の花園2023/08/09(水) 21:37:49.90ID:W1zrIb5G0
ほしゅがりません、レズるまでわ
0419名無しさん@秘密の花園2023/08/17(木) 02:37:24.35ID:0FWllmFVa
ハイレグ競泳水着姿の絶世の美女を犯すデブス醜女のレズビアンモンスター
0421名無しさん@秘密の花園2023/08/20(日) 08:09:50.99ID:HQqTT90X0
chatgptでエロSSを書きたいけど規制が厳しくてつらい…
かといってaiのべりすとも無料コースだとすぐに容量を使い切ってしまう…
0422ももゆりの人2023/08/20(日) 18:58:48.39ID:YGVw8nJS0
ご無沙汰しています。
今年4月に父が逝きまして、その関係で法事があったりなんかして土日が潰れることが多かった感じです。
そんなタイミングで携帯がお亡くなりになることが確定しまして、今日はデータ移行だけで一日潰れました。
今日はこれから少しでも書き進めて、明日からは平日ですが合間合間にちょっとした時間が取れると思いますので書きます。
子持ち美熟女同士なのでどうしても内容が濃くなりがちです。
気長にお待ち下さい。
0423名無しさん@秘密の花園2023/08/20(日) 22:12:47.23ID:tZW3GhL/0
>>422
お待ちしております。
0424名無しさん@秘密の花園2023/08/21(月) 01:13:32.42ID:iKfimf0g0
アリエスの乙女たち
初期はかなりの百合展開(ナンノ&佐倉しおり)
0425名無しさん@秘密の花園2023/08/21(月) 05:43:44.21ID:wJtScreZM
>>422
頑張って👍
0427名無しさん@秘密の花園2023/08/21(月) 05:58:07.19ID:/l1kZTWI0
>>424
南野陽子さん好き
スケバン掲示しかわからんが見てみようかな
サブスクにあるかな
0430名無しさん@秘密の花園2023/08/31(木) 01:53:10.73ID:9DsOOOE40
>>429
お2人とも美人!
南野陽子さんの「秋からもそばにいて」歌詞が百合っぽくて好き
0431名無しさん@秘密の花園2023/09/01(金) 18:59:32.99ID:J2mXKGbA0
>>422
進捗如何でしょうか
読ませて貰うの楽しみにしていますがかなり大長編のようですよね
この板連投規制とか大丈夫なんでしょうか
ふと心配になりました
0432ももゆりの人2023/09/01(金) 20:20:54.11ID:O+vswtS60
>>431
ももゆりはふたりともそれほど性経験がなかった状態なので行為のシーンはある程度書けば良かったのに対して
子持ち美熟女同士は詳細を省いたらかえって不自然なので難しいですね。
行為の描写はかなり詳細になると思います。
必然的に結構長くなるかと思います。
0433名無しさん@秘密の花園2023/09/02(土) 19:22:38.68ID:CIt6gzUw0
アリエス見てみたいんだけどどこも配信してないな
どうしたらいいんだろう
0436名無しさん@秘密の花園2023/09/03(日) 23:33:08.47ID:mDxHYZwK0
革新

安映霏が、お母さんくらいの歳の差の陳碧琴とレズ恋に堕ちます
https://youtu.be/Ax4ztQZRjoI?t=276
台湾の言葉はわからないので内容はわからないけど
0437名無しさん@秘密の花園2023/09/03(日) 23:37:01.54ID:mDxHYZwK0
張り直し
安映霏が、お母さんくらいの歳の差の陳碧琴とレズ恋に堕ちます
台湾の言葉はわからないので内容はわからないけど
https://youtu.be/Ax4ztQZRjoI?si=m86f7O2X5iDbftWV
0439ももゆりの人2023/09/17(日) 06:59:46.74ID:20mD1JiB0
ご無沙汰しております。
連休なので一晩中書き続けまして、ようやく育代さんとちはるさんの初ラブホが終わりました。
このふたりにはあと2回行ってもらおうと思ってます。
必然的にまだだいぶ分量が出てくると思います。
ここまででザックリとしたところももゆり編の倍っていうぐらいの分量になってます。
子持ち女性があんまり初々しいのもリアルじゃないと思いますので行為の描写もももゆり編よりだいぶ多めです。
ただ、ふたりのキャラクターもあると思いますのでただの淫乱熟女にはならないよう気をつけてます。
0442名無しさん@秘密の花園2023/09/23(土) 09:12:26.86ID:J4DQPFat0
寝る前のスキンシップは私達の大切
の習慣である。

中学以来の仲とは言え、育ちも習慣も違う者同士がこうして同じ屋根の下、同じ部屋で生活しているのだ。時には衝突することもあるし、喧嘩もよくする。

それでも、この特別な時間までにはいつもきちんと仲直りできているから不思議だ。

「あすか先輩、おっぱい♡」

なんてまだ日が高い時間に言って来ようものなら、ゲンコツの1つや2つ、お見舞いしてやる所なのだが……現在はもう真夜中。

「はいはい」 

まなつが私の胸に顔をうずめて、薄い肌着越しにすんすんと匂いを嗅いでくるのを、私は軽く抱き止めて受け入れる。 

「あすか先輩の匂いだぁ……」
「汗臭いだろ」
「そんなことないよ?すっごく落ち着くもん」

そう言いながら、まなつは深呼吸を繰り返す。まなつが胸に顔をうずめている間、そのふわふわの髪を優しく撫でてやった。

「んふ〜幸せぇ♡トロピカっちゃう〜♡」
「そりゃ良かったな」
「ねえ、もっとぎゅ〜ってして」
「ふふ、はいよ」

私はまなつに覆い被さるような体勢になり、そのまま抱き締める。
私よりも一回りも二回りも小さいその身体がすっぽりと腕の中に収まると、まなつは嬉しそうに顔を綻ばせた。
0443名無しさん@秘密の花園2023/09/23(土) 09:13:09.10ID:J4DQPFat0
まなつの髪の毛からはシャンプーの良い香りが漂ってくる。同じ物を使っているから自分と同じ匂いのはずなのだが、まなつから発せられるそれは、私のよりも何倍も甘く感じられる。  

「まなつ」
「んー?」

名前を呼べば、顔を上げてくれる。
そして私をまっすぐ見つめるグリーン掛かった綺麗な瞳が愛おしくてたまらなくなる。

ああ……好きだなぁ……。 

自然と手が動いて、優しくまなつの頬にさわると猫みたいにスリスリと擦り付いてきた。

「あったかい……」

まなつはそう呟いて目を閉じると、そっと唇を重ねてきた。私はそれを受け止めながら、再び背中に手を回してより密着するように抱き寄せてやる。

まなつの唇から伝わって来る体温を感じると、心までポカポカと温かくなって幸せな気持ちが溢れて止まらなくなった。 

(キスってすごい効果だよな……)

最初は軽く触れ合うくらいが丁度良くて……段々と深くなっていくにつれてお互いの境界線が曖昧になって行くこの感覚。

(やばい……気持ちいい)

すっかり深く長いものへと移り変わると、お互いの舌が絡む水音が響くようになる。

「んぅ……んんっ……」

まなつが苦しそうに吐息を漏らしたので、少しだけ口を離し、呼吸を整えさせる。そしてまたすぐに口付けると、今度は向こうからも絡めてくる。 

「んっ……ふぅっ……!」

再び舌を入れられると、深いところまで探られてしまい、身体がビクついてつい鼻にかかった声が漏れてしまった。
するとまなつが嬉しそうに目を細めるものだから、余計に恥ずかしくなってきて、私は慌てて唇を離した。 

「……なんだよその顔は」
「べっつにぃ〜…それより、もっとしたいな♡」 

ねだるように甘い声で言われれば断れるはずもなく、私たちは何度も何度も深い口付けを交わす。
0444名無しさん@秘密の花園2023/09/23(土) 09:13:57.30ID:J4DQPFat0
「ふぁ……あっ……んぅ……ちゅっ……」

少し息苦しいけれど、まなつに求められて嬉しいと思うし、もっともっと触れ合いたいと感じる。
キスだけでこんなに気持ち良くなれるものなのかと思い始めた矢先にふいに口を放され、今度は首元を甘噛みされるとぞくっ とする感覚を覚えた。

「やっ!?おい……まなつ……」

ほんの少しの恐怖を感じ思わず身体を離してしまう私だったが、すぐに抱き寄せられ、また同じ行為をされた。まるで自分が小動物にでもなったかのようで気恥ずかしい。

「んっ……ちゅぱ……」
「んは…っはぁ…っ」

それでも、私の身体は快感をしっかりと拾っていて……まなつの唇が首筋に押し付けられる度、私の胸や腰はピクッピクッとはしたない動きをみせてしまった。

「っん♡ぁう……」

首筋に消えない跡を付けられそうだったので少し強めに抵抗する。だが、その態度が気に入らなかったのか、まなつは私の耳を舐め始めた。

「ひゃうっ!?ちょっ……みみ、は……ぁんっ」

ピチャッと濡れた音が鼓膜を震わせ、ゾクゾクした性感が背筋を駆け巡った 。

「ひぅっ!やあぁ……!」
「こういうときのあすかせんぱいの声大好きぃ♪」
「くぅっ……やめろってぇ……そこダメなの知ってんだろ?この……っ」
「えへへ〜だって反応可愛くって……もっといじめたくなるんだもん♡」


そう言いつつ今度は耳朶 を唇で挟むとそのまま軽く甘噛みされたり舌を出し入れしたり、わざといやらしい音をたてられる。
その間も、私の身体をまさぐり続ける両手の動きに、私はどんどん追い詰められていった 。
まなつから与えられる刺激の全てが心地よさに変換されていく。

「ふあぁ……っ♡だめっ、もう……っ♡」

ビクンッ!と身体 を震わせた私を認めるとようやく口を離してくれた。

「は…っ、あ……」
「軽くイッちゃった?」
「う、うるさい!調子乗りすぎだ!」

ニヤニヤと笑うまなつを軽く小突いてやる。
すると「いたい〜っ」と言いながらも何故か嬉しそうだったので、なんだか馬鹿らしくなってそれ以上何も言わなかった……。
0445名無しさん@秘密の花園2023/09/23(土) 09:14:54.36ID:J4DQPFat0
「ねぇあすか先輩」
「ん」

ちゅ、と軽い音をたてて私の頬に口付けてきたまなつは、悪戯っぽく笑う。

「次は、どこに欲しい?」
「はあ?///まなつ明日1限からあるん 
だろ?寝なくて良いのかよ」
「まだ眠たくなぁい」

そう言うと首筋や鎖骨にもキスを落としてくる。

「こらぁ、やめ……っ」
「ん〜♡」
「もう!……中学の頃からは考えられないよな。トロピカる部でお泊まり会とかしても、まなつ、いつも1番最初に寝てたのに」
「あの頃はね〜。今はちゃんと起きてられるよぅ!」
「よしよし。成長したな」

ポンポンと頭を撫でてやると、まなつはむぅっとむくれた。

「あすか先輩、いっつも私のこと子供扱いする〜」
「んなことないって」  
「もぉ……じゃあ、ちゃんとオトナだってこと証明してみせちゃうからねっ」

そう言うとまなつは私の上に覆い被さってきた。

「お、おい!ちょっと待っ……」
「待たな〜い!」

(……夜更かしが大好きな、悪い子になっちゃったな)

なんて思ったものの、実は全然嫌じゃない…むしろもっとまなつとくっ付いていたい自分がいるのだ。
私はまなつの背中に腕を回すと、ぎゅっと抱きついてそれに応えた。
2人の夜はまだまだ終わりそうにない……。

end
0446名無しさん@秘密の花園2023/09/23(土) 13:58:03.73ID:BKTkaKeg0
>>445
同棲してる大学生かな?
関係がそのまま持ち上がってるなw
エロ成分ないけどわるくない
0447名無しさん@秘密の花園2023/09/23(土) 22:31:35.68ID:J4DQPFat0
>>446
読んでくれてありがとうございます
仰るとおり、大学生設定です
既に一人暮らししてたあすかパイセンのアパートにまなっちゃんが転がり込んで来たイメージで書きましたw
0448名無しさん@秘密の花園2023/09/23(土) 22:36:37.16ID:J4DQPFat0
そう言われてみたらピンクスレなのにエロ無かったすね…
続き考えたくなってきたので今書いてます
次で最後までさせたいなと思います
いつになるかはわかりませんがその際は読んでいただけたら嬉しいです
0449ももゆりの人2023/09/24(日) 08:34:47.73ID:s7EpC8iJ0
あすかさんは百合子さん派なんですが、ふと考えたら女の子がオナニーするだけのSSまだありませんね。
百合子さんがあすかさんをオカズにして自分でやるだけの話なら短編で済みそう。
0450名無しさん@秘密の花園2023/09/24(日) 11:35:06.13ID:82kiOk5u0
>>449
百合子さんもあすかちゃんもオナニー好きそうですよね
特に百合子さんは色々おもちゃも揃えていそう
あすかちゃんは指とかシャワーとかでサクッと済ませてそう
0451名無しさん@秘密の花園2023/09/24(日) 12:50:08.74ID:gtorlnIhM
>>449
百合子さんのオナニーSS読みたいです!人妻百合SSがひと段落したら是非書いてください!
0452名無しさん@秘密の花園2023/09/25(月) 06:53:20.73ID:K8cr+ecD0
>>445
あすぱいに甘えまくるまなつ最高
まなあす良い…
0453ももゆりの人2023/10/01(日) 01:34:41.74ID:Dsbxj9UZ0
こんばんは。
ももゆり編は、変な言い方ですが「真面目」に書いたんですが、いくちは編は結構ふざけて書いてしまっています。
それが結構ふたりの性格を描写するのに効果的というか…。
二次創作とは言え創作の面白さってこういうところですよね。
0455名無しさん@ピンキー2023/10/04(水) 21:42:51.84ID:CQhtDcZ0
スレ落ちたかと思った…
まだ人妻百合見届けてないのにどうしたもんかと思ってたけど
とりあえずホッと一安心
0457ももゆりの人2023/10/05(木) 19:28:15.07ID:DJGt4Mca
ここまで書いてきて発表する場所がなくなったらどうしようって本気で恐れてました。
なんか楽屋落ち的なネタをいろいろ入れるのが楽しくて書き続けてます。
いくちは編はつとめて楽しい感じで書くことを心がけてますが、
これが終わったら書きたい百合子さんオナニー編はものすごく毒々しく書こうと思ってます。
0460ももゆりの人2023/10/09(月) 16:43:36.44ID:jHA2Xs8f
なんかAIイラスト界隈では百合子さんが妙にかわいくなっちゃってることに危機感があるんですが…
私の中ではかなり変態になってます
0462名無しさん@ピンキー2023/10/09(月) 21:58:30.75ID:7sqeqXyC
PINKはサクサクなのに何故5ちゃんがあんなに重いんだろう…
0464ももゆりの人2023/10/14(土) 19:33:15.50ID:XRQAs6a3
>>461
考えてる内容的に百合子さんに露出癖を持たせるのは難しいのですが、露出プレイ要素は入れてもいいかもですね。
ももゆり編はふたりが大人になったときの話を書いてますが、いくちは編と百合オナ編はテレビ放送時の年齢を前提にしています。
2枚目のブラ紐が肌から少し浮いてる感じ大好きです。その隙間に指を突っ込みたい。
0465ももゆりの人2023/10/16(月) 21:03:11.16ID:R0jXpEab0
すみませんこの週末は仕事が忙しかったのとマシントラブルが発生したのとダブルパンチを受けましてまったく書けませんでした。
ちょっと質問なんですが、あすかさんと百合子さんのテニスウェアってスコートでしたかそれともスパッツでしたか?
あ、いくちは編も書いてますよ。ラブホに行く回数を1回減らして別の場所にしています。
0467ももゆりの人2023/10/17(火) 15:59:21.20ID:5QDm2MYl0
>>466
ありがとうございます。スパッツですか。
まあスパッツで書くしかないんでしょうが、スコートの方がフェティッシュでいい感じになったなあ…。
0468名無しさん@秘密の花園2023/10/17(火) 20:22:35.29ID:9nPK6/78H
パンストで作った極薄スケスケスパッツをノーパンで履くのはどうでしょう?
0469名無しさん@秘密の花園2023/10/18(水) 00:13:22.84ID:8ZY7xrbp0
レズ友達のクロッチを舐めてたらみられてました、、、。。そのあとヤりましたけどね
0472ももゆりの人2023/10/19(木) 18:33:11.81ID:A13vyu/o0
ふと思ったんですが、和解して仲良しに戻ったあす百合が和気藹々と気持ちいいオナニーのしかたについて
情報を交換するシーンもそそる気もしますが、プリキュア史上最も和姦が似合わない百合ップルとか言われてるしなあ。
やっぱりもっとドロドロの方が書きやすいなあ。
0474名無しさん@秘密の花園2023/10/20(金) 12:25:11.84ID:0H+LJHoyM
自分で自分を慰めてるなんて死んでも人に言わない気がするけどなあすかちゃん
酔ってたら有り得るか?w
0475名無しさん@秘密の花園2023/10/22(日) 22:51:33.82ID:2KcOkX400
このスレ的にはNGなんだろうけどまなっちゃんと百合子さんにち○ぽが生えて代わる代わる犯されるあすかちゃんが見たかった
0479ももゆりの人2023/10/26(木) 20:17:58.03ID:xwj3xSx80
いくちは編、2回ラブホに行く予定だったのを1回別の場所に変えてみたら話が広がったのでそっちで行こうと思います。
子持ち女性の百合なんて下手に書いたらドロドロになるのでなるべく明るく楽しくを心がけてます。
楽屋落ち的なところも意図して入れてますので「これの元ネタはあれだ」とかそういう意味でも楽しんでいただければと思ってます。
AIイラストの世界で百合子さんが可愛くなる一方なのが気がかりです。
百合子さんオナニー編ははっきり言ってド変態の世界なので…。
長々悩まされたマシントラブルもようやく解決したようですので、この週末には書きたいですね。
変なPCを自作するからわけのわからないトラブルにも見舞われるんですが…。
0480名無しさん@秘密の花園2023/10/28(土) 16:38:51.28ID:dFAcE9P50
>>479
ご報告ありがとうございます!
別の場所ってどこだか気になりますね
完成楽しみにしてます
0482名無しさん@秘密の花園2023/11/01(水) 21:41:56.80ID:HdAsbPuIH
>>475
まなつにちんぽが生えたらちびっこたちに混じって立ちションしたり
ちんちんぶ〜らぶらダンスとかしそうだ
0490名無しさん@秘密の花園2023/11/16(木) 05:46:41.85ID:Btem2fq00
まなあす ロラみの が好き
さんごちゃんをCPらせるとしたらゆなちゃんか?
0494名無しさん@秘密の花園2023/11/17(金) 08:01:38.84ID:OiuGO4Hmd
さんまなの補完関係すき
お互いの足りないところをちょうどよく補い合う感じ
0496名無しさん@秘密の花園2023/11/17(金) 18:22:14.07ID:OiuGO4Hmd
>>495
最終回の「トロピカってるぅ〜〜っ!」
からのイントロは正直ジーンとしたw

「みんなこっそりある」「変身願望」に「スキに正直でなくちゃ」と「勇気」を「踏み出」して、
「冒険チーク」「キミとメイクアップして」「お揃いの太陽」を「抱きしめている」。
さんごちゃんのまなっちゃんへの友情ソングなんだよなこれ
0497ももゆりの人2023/11/20(月) 23:45:56.93ID:929Gla7S0HAPPY
皆様ご無沙汰しております。
最近何だか忙しくてなかなか書き進めることができずにおります。
いくちは編がいま一番面白いところなので書きたいのですが…。
あとは百合子さんオナニー編も妄想を膨らませております。
百合子さんはドロッドロの内容にしたいと思います。
ドン引きされるぐらいの内容を目指しております。
0498名無しさん@秘密の花園2023/11/22(水) 08:03:24.07ID:ZlCJd2Ca0
おはあすかです

>>497
ご報告ありがとうございます
百合子さんオナニー編にあすかちゃんは出てくるのでしょうか…?
いくちはも楽しみにしてます!
0499ももゆりの人2023/11/22(水) 09:57:18.29ID:lB/JD1qp0
>>498
百合子さんオナニー編はもともと小品予定でしたのであくまでも百合子さんが自分でするだけですね。
まあ、頭の中はあすかさんのことで一杯の状態でするわけですが。
とりあえずいくちは編仕上げたいです。
0500ももゆりの人2023/11/27(月) 15:27:18.02ID:VQ/t8dTY0
たったいまPixivに2次創作小説を投稿できることを知りました。
ここで出し終わったものをPixivに出すことをどうお考えになりますか?
ご意見いただければ幸いです。
0503ももゆりの人2023/11/27(月) 22:08:41.04ID:VQ/t8dTY0
>>502
あす百合を考えれば考えるほど
あすか「ふざ…けるな。もう…やめろ…」
百合子「あら、言ってることの割にはここはもうトロトロだけど?」
みたいな関係しか思い浮かばないんですよね…
0505ももゆりの人2023/11/28(火) 22:42:27.74ID:s1lXViHP0
>>504
とりあえずいくちは編終えたら百合子さんがあすかさんの妄想でソロ活動するものは書きたいと思います。
しかしいくちは編って「子持ち主婦がそんなに初というのも変だよな」って発想から行為シーン多めにしたら
思いもよらず長引いてしまって結構長編になってしまっています。
行為そのものというよりそこに至るまでのふたりの気分の盛り上がり描写が書いてて楽しいながらも大変です。
0506ももゆりの人2023/11/30(木) 21:15:29.25ID:Xt6f2Fi40
>>501
今週末にでも投稿用垢作ってももゆり編あげておきます。
0509ももゆりの人2023/12/04(月) 17:15:11.53ID:uLfJwk8i0
>>508
ありがとうございます。
キャラクターの性格が自分の中で固まっていれば、あとは状況の中に放り込んでやれば
キャラクターが勝手にしゃべって動いてくれる感じですね。
長さ制限とかがないのがアマチュアの気楽なところだと思います。
0511ももゆりの人2023/12/15(金) 21:32:51.01ID:HU7JETFQ0
>>510
う〜ん、どうでしょう?
実はリアルの仕事の方で新事業の立ち上げをやっていたんで、いろいろとそっちに時間を取られてました。
今年の正月に「思うことがなかなか思いどおりに進まない一年になる」みたいなことを言われたんですが、
本当にそのとおりになってしまいました。当初は10月ぐらいには最初の売上があると見込んでいたのに。
でもまあ、それもほぼ終了です。が、こんな年末に受注があるはずもなく、稼働は来年に持ち越しでしょうね。
同じようなこと言うようですがキャラ付けと大まかなストーリーだけできていれば、
あとは書いているうちにキャラクターがやりそうなことというのは自然に出てくる感じです。
いくちは編の後は百合子さんオナニー編を書きたいと思っていますが、これは百合子さんの妄想だけです。
「あんな綺麗な顔していながら」と言われそうなどぎつい妄想を書きたいと思ってます。
ものになるかどうかわかりませんがえみルー編とかも書けたら面白いかも知れません。
0513ももゆりの人2023/12/21(木) 23:44:00.82ID:6vMSijQ90
>>512
最終回まで見てみないと何とも言えませんが、エルレイン×カイゼリンはエロ要素なしで書いてみたいですね。
まんまロミオとジュリエットみたいな関係ですし。
滅茶苦茶難しいと思いますので、挑むかどうかはわかりません。
そう言えばトロカデロ・デ・モンテカルロバレエ団がロミオとジュリエットを猥談に脚色して公演していたっけなあ。
0516ももゆりの人2024/01/05(金) 19:52:22.58ID:EsnZxe/w0
すみません、年末年始思ったほど書き進めることができなかったのですが、
ずいぶんお待たせしていることもありますし頭の方にはもうこれ以上手を入れることもない、
さらに言うなら完成してからPixivに載せるときに修正も可能だなと思いますので、
頭の方からちょっとずついくちは編発表していこうと思います。
ももゆり編と違ってちはるさんの独白という体裁になっています。
ではどうぞ。
-----
一体、いつからだったかしら。

やよいが「うちのクラスに転校生が来たんだよ!」と嬉しそうに話していた時には、
こんなことになるとは思っていなかった。
でも、やよいの話を聞いているだけでも、その転校生がやよいたち仲良しグループの中心に
あっさりと収まってしまったことはよくわかった。
その転校生…みゆきちゃんのお母さん、育代さんと初めて出会ったときには、
間違いなく「星空さんのお母さん」と呼んでいたし「黄瀬さんのお母さん」と呼ばれていた。
初めて会ったときには確かにそう呼び合っていたはず。
でも、そう呼び合ったのは初めて出会ったときぐらいしか思い出せない。
そんな持って回った呼び合い方をしていたのは本当に最初だけ。
彼女はそんなよそよそしい距離感をあっという間に、何の嫌味もなく詰めてきた。
この親にしてこの子あり、ってことなのかな。

「黄瀬さんのお母さんなんですね。キッズファッションの会社でお勤めなんですって?
 みゆきが言っていました。なんだか大変そうですね」
「ええ、うちは夫が亡くなっていますので…でも、私は仕事も結構好きなので、楽しく過ごしていますよ」
「少し羨ましくも感じるわ。私は専業主婦なんで、幸せを感じつつも少し退屈に思ってしまうこともあって…」
「私から見ると星空さんのお母さんが羨ましく感じます。ちゃんと旦那さんがいることで優しさと厳しさが
 バランス良く育てられてるみたいで。私はどうしてもやよいと友達感覚になってしまうことがあって…」
「やよいちゃん、可愛らしいものね。黄瀬さんも若々しくてきれいで、羨ましいわ。『一卵性親子』っていう感じね」

そうだ、ここで「黄瀬さんのお母さん」から「黄瀬さん」になって一歩近づいてきたんだわ。
なんだ、出会っていくらも経ってないタイミングじゃないの。

若々しくてきれいって、むしろこっちが言いたいことだわ。
勇一が逝ってから私はいつだって気にかけている。
私はいまでも勇一が好き。
勇一以外の男性なんて、考えられない。
新しいお父さんができたり、新しいお兄さんやお姉さんや妹や弟ができたりしたら
やよいの精神に負担もかけるだろうし…
-----
ちょっと短いですが区切りの関係上今日はここまでにします。
大体週1で小出しにすることを目指したいと思います。
よろしくお願いいたします。
0517名無しさん@秘密の花園2024/01/07(日) 07:56:09.28ID:Tygt9WBh0
>>516 
引き込む書き出しですね〜
星空さんとの交流ややよいちゃんとの親子関係を通してちはるさんの心情や関係性を感じさせる良い始まりだと思います
0518ももゆりの人2024/01/13(土) 12:40:27.48ID:Xwj0sI7A0
続きです。
-----
だけど好きだけでは片付かない問題だってあるでしょう?
私だってまだ枯れ果てた年齢っていうわけじゃないんだもの。
たまには下腹部が寂しがって寝られないときもある。
取引先の都合で百貨店に出入りするときもあるから、そういうところのトイレにこもって自分で自分を慰めたりもする。
もっとずっと寂しさがつのるときには、半休を取って、すごくすごく恥ずかしいけど大人のおもちゃを買って、
すごくすごく恥ずかしいけどひとりで「ご休憩」に入って昼間から夕方ごろまでおもちゃを使い倒すぐらい使う。
やってる途中はそれなりに気持ちがいいけれど、終わったらすごく悲しくなる。
そしてやよいに見られたら大変なことになるから、おもちゃは使い捨て。ベッドに放り出したまま「ご休憩」は終わり。
そういうことをした後に鏡を見ると、なんだか一気に老け込んだような気になる。
だけど星空さんには…ご主人がいる。
シてる…わよね?家ではしないかも知れないけど…
こういう言い方したら失礼かも知れないけど、なおちゃんのところの緑川さんだって、コロコロと子供を産み続けているんですもの。

「あの、黄瀬係長?」
「…あ、今村君? どうかしたかしら?」
「どうかしたかこっちが聞きたいですよ。ちょっとボーッとされてましたよ」
「…あ、そうだった? ごめんなさい」
「係長、お疲れなんじゃないですか? たまにはお休みを何日か取られたらいいんじゃないですか?
 仕事で重責を担って子育てもあって…いまはそんなに忙しい時期でもないし、2〜3日ぐらいなら有休を取られてもバチは当たらないと思いますよ」
「あ、ああ、うん、ありがとう。考えておくわ。それで用件は?」
「頼まれてた調べ物、やっておきました。日付の後『世代別・地域別市場調査』っていうファイル名でサーバーに置いてますのでご確認お願いします」
「ありがとう。とりあえず次の仕事はないから、他の仕事をしててくれる?」
「じゃあ自分は定時までに回れる範囲のお得意様に顔出ししてきます」
「そうね、お願い」

2〜3日の有給休暇…それだけあれば好きなだけ…
いやいやいや、何を考えてるのよ私。2〜3日も好きなだけ…その…オナニーなんて…
私はいい母親。
そうだわ、今度の週末には星空さんのところの育代さんとみゆきちゃんを誘ってどこかにお出かけすることにしよう。
もちろんやよいも連れて行って家族揃って交流。うん、これが健康的な中学生の娘持ちの母親というものだわ。みゆきちゃんとやよいは気が合うみたいだし。
行き先はどこがいいかしら。
みゆきちゃんはメルヘンや絵本が好きって言ってたから、いま上映されているファンタジーアニメ映画なんか好きかも。
今夜にでも電話してみよう。
-----
区切り悪いですが、今日はここまでにします。
一応説明しておきますが
「-----」は投稿するときの私の発言と物語文章の区切り、
今後出てきます「〜〜〜〜〜」は物語上の場面転換だと思って下さい。
0521ももゆりの人2024/01/20(土) 08:50:21.65ID:+dVXPx4M0
続きです。
-----
「ねえやよい、今度の週末にみゆきちゃんとみゆきちゃんのお母さんを誘って映画見に行かない?話題のファンタジー映画。
 ついでにちょっと贅沢目なランチを取って、お買い物、と言ってもほとんど見て回るだけだけど、そうして楽しみましょう」
「いいかもしれないね!じゃあ私がみゆきちゃんに電話してみるね!」

やよいは本当にみゆきちゃんと仲良くなったみたい。引っ込み思案なやよいにしては珍しいことだわ。
やよいに聞くまでもなく、みゆきちゃんはOKしてくれたみたいね。

「一緒に行くって言ってるよ! 楽しみだね!」
「じゃあ、ちょっと私に電話代わってくれる?」
「あ、うん、ちょっと代わるね」
「みゆきちゃん? やよいと一緒に行ってくれるんですって? 本当にありがとうね。やよいは何かないと
 休みの日でも一日家にいるから、外に出るのはうれしいわ」
「え、えーと、こちらこそよろしくお願いします!」
「それで、お母さんにお電話代わってもらえるかしら」
「はい、じゃあ代わります」
「はい、黄瀬さん、お電話代わりました」
「あ、星空さん、ご無沙汰しております、黄瀬です。こちらからのお誘いでしたが一緒に行って下さるということで良かったです」
「みゆきをよろしくお願いします」
「あ、それで、お母さんも一緒にいらっしゃいませんか?」
「え、私もですか?」
「ええ、みゆきちゃんもうちのやよいも放っておいても危ないような年齢でもないし、お茶でもしながらゆっくりお話ししませんか?」
「じゃあ…お誘いに乗っちゃおうかしら。うちの主人は置いて行って女子会ってことの方が楽しそうですね」
「はい、楽しみにしています」

〜〜〜〜〜

「すっごく面白かったね! あの主人公の女の子がプリンセスを救い出してヒューって空を駆けるシーンとか
 ワクワクした!」
「私はあのお城が人型に変型して立ち上がって戦うシーンが好きだった! なんかロボットみたいで!」
「やよいちゃんってテレビはどんなテレビが好きなの?」
「私はニチアサをずっと見てるよ。プリキュアはまあいいとして、いまは仮面ライダーが好き!
 ゼロワンっていうんだけど、ジャンプ力ライダーなのね。で、それと対立するようなそうでもないようなっていう
 A.I.M.S.っていう組織があって、刃唯阿っていう女の人がカッコいいの! で、この人もライダーに
 変身するんだけどバルキリーっていってスピードが武器なんだけどこっちはあまり好きじゃないな。
 不破諫が変身するパワータイプのバルカンが好き!」
「私はねえ、サブスクでディズニーばかり見てるよ。一番好きなのがピーター・パンだけど知ってる?
 大人にならない男の子が主人公でフック船長っていう悪者と戦うの。絵本も出てるけど、
 やっぱり映画がいいよね! もうずいぶん昔にアニメになってるんだけど、
 妖精のティンカー・ベルとかいろいろ主人公を変えて何回も映画化されてるんだよ!
 名作の証拠だよね! もう何回見ても飽きない!」

-----

ではまた約1週間後に。
0522名無しさん@秘密の花園2024/01/21(日) 05:57:29.38ID:5uXWqHZX0
>>521
乙乙です〜メタってますねw
まだみゆやよがプリキュア覚醒してない設定何ですか?
0523ももゆりの人2024/01/22(月) 19:21:57.83ID:Q3pni2UU0
>>522
お互いの好きなものを思う存分語り合える程度にまでにはなってますので、ちょうど覚醒するころかなと。
ラストシーンを大体秋ぐらいにしようかと思ってますので、そのころには5人での行動が当たり前になってます。
ただ、変身するシーンは出てきません。
0524ももゆりの人2024/01/22(月) 19:35:23.89ID:Q3pni2UU0
あとゼロワンが出てきたのは直近で見た特撮がそれだけだったという事情もあります。
「ライダー史上初 物語冒頭から登場する女ライダー」というネット記事を見かけて、
井桁さんがどストライクだったので見てたのですが、ゼロワンってコロナ期と重なりますよね。
井桁さん見たさにゼロワン見てたんですが、話数が減った影響でストーリーが最後ちょっとドタバタして。
次の聖刃は特殊効果がほとんどCGになっちゃって特撮の醍醐味がないなと思えてしまい数話で見なくなり、
そのあとまた特撮を見ようという気にはならなくなっちゃったので…。
あまり芸能界には興味のない私ですが、芸能人と付き合えるなら誰?
と聞かれたらまず井桁さんが出てくる程度には好きです。
0525名無しさん@秘密の花園2024/01/26(金) 22:02:55.18ID:B0RaHU9m0
ライダーは全くわからんのですがトロプリと同時期にやってたセイバーは流し見してたな
EDがかっこ良かった
0526ももゆりの人2024/01/27(土) 18:31:10.10ID:Icw3QI020
続きです。
-----
やよいって、好きなことを語り出したら何もかも忘れて突っ走れるのよね。
みゆきちゃんもどうやら似たタイプの子みたいね。
星空さんは…あ、目が合ったわ。
ちょっと呆れるように肩をすくめて笑ってる。
私も同意するように顔を作って頷いておこう。

「ねえ、みゆき、やよいちゃん、このショッピングモールにはいろいろ店があるから
 見て回りながらもっと話に盛り上がったら?私たちはここで待ってるから」
「そうしようか」
「そうだね」
「じゃあ行ってくる!」

やよいたちは行ってしまった。本当に楽しそう。

「まさに話のドッジボールですね」

星空さんがそう言った。

「楽しそうだからいいんじゃないかと思います」

私がそう返したら返事はこうだった。

「そうね、女の子同士の話って大体そういうものよね」

あれ、敬語じゃない…本当に自然に近づいてくる人だわ。やっぱりみゆきちゃんのお母さん。

「ホントそうね」
「じゃあ、私たちも女の子同士の会話で盛り上がらない?」
「どういうこと?」
「黄瀬さんって、ご主人を亡くしているんでしょう?」
「ええ」
「ということは、男性と付き合ってもおかしいことはないわよね?」
「…まあ、そういうことになるのかな」
「いい人とかいないの?」

私は黙って首を横に振る。

「私はいまでも亡くなった夫の勇一が好きなので…新しい父親や兄弟姉妹ができたとして
 やよいと上手く行くとは限らないし…だから私はこれからも勇一の妻でいたいと思っているの」
「純愛ね…いい話だわ。勇一さんってどんな方だったの?」
「見た目も性格も男性的な人だった。でも荒々しさみたいなものはなくて優しくて…護ってくれる人だった。
 そんな印象がいまでも残っているわ」
「素敵な人だったのね…純愛になるのもわかる気がする。男性的と優しさって兼ね備えている
 男の人はなかなかいないものね」
「星空さんはどうなの? ご主人とは上手くやっているの? お名前は何と仰るの?」
「名前は博司。博士の博(はく)に司(つかさ)と書いて博司。博だけでも『ひろし』なのに
 なぜ司をつけたのかはわからないけど」
「どんな方なの?」
「うん…ちょっと頼りないけどいい人、というところかしらね。見かけも結構若く見える方だと思うし、
 結婚生活に不満はないわ。みゆきも今のところいい子に育ってくれているし」

夜の生活についてはどうなの…なんて、訊けないわよね、さすがに…
しかし、なんて言うか、ちゃんと家庭を取り仕切っている主婦の余裕と貫禄みたいなものを感じるな…
-----
ではまた約1週間後に。
0528名無しさん@秘密の花園2024/01/28(日) 01:19:27.96ID:rF0pY7kB0
>>526
乙乙です!
まだお互い探り探りな感じが良いですね
ここからどう距離が縮まっていくか気になるところです 
なんか変なのが涌いてますが…引き続き更新楽しみにしております
0532名無しさん@秘密の花園2024/01/28(日) 22:41:26.18ID:c4Z1nqnH0
書き終わってから貼ればいいのに
10ヶ月もただ経過報告されてもね
他の人の作品も見てみたいけど
この人が占領してるみたいになってる
0533名無しさん@秘密の花園2024/01/29(月) 01:44:49.52ID:J+FQ8PmTM
別に途中参入してもおkだと思うが
コテハンつけてくれればわかるし
0534名無しさん@秘密の花園2024/01/29(月) 03:01:48.98ID:AqnXCZnj0
ヒント
過疎
突然レス増
単発
その意味するところとはっ・・・!?w
0536名無しさん@秘密の花園2024/01/29(月) 18:37:56.38ID:2BRL9fs/0NIKU
>>532
それぞれ色んな考えが有るのはわかるがもうちょい言い方考えようぜー
完成品じゃないとダメとかルールは設けてない訳だしそんな風に言われたら今後作品上げづらくなるやん…
ひっそり楽しんでるもの同士まったりやろうや
0540名無しさん@秘密の花園2024/01/30(火) 07:10:02.84ID:tw3mhIEB0
荒らしが承認欲求とかほざくの笑う
まぁこれも自演扱いされるだろうけど
0547ももゆりの人2024/02/05(月) 01:38:16.63ID:2XH9r1mL0
遅くなりました。
実はマシントラブルがあったり詳しくは言えませんが犯罪に巻き込まれたり…。
ではよろしくお願いします。
-----
「…でも、正直退屈みたいなものも時々だけど感じるかな…」
「え?それって不倫願望みたいな…?」
「まさか!そうじゃなくて、黄瀬さんみたいに社会の中で働いている緊張感みたいなものが羨ましく思えることがあるの」
「…人間、自分にないものが羨ましく見えるものなのかしらね。私には星空さんみたいな安定した立場が羨ましく見えるわ」
「それにしても、不倫願望だなんて、なんだか可笑しい。私そんな風に見えるのかしらね。
 そんなことをしてまさかの事態になったら、うちの家族が受けるダメージは黄瀬さんとは比較にならないぐらい大きいわ。
 さすがにみゆきもグレるわよ」
「そうね、ごめんなさい、あり得ないわよね」
「でも…」
「なに?」
「いいえ、なんでもないわ」
「?」
「あら、みゆきとやよいちゃんが帰ってきたわよ」

星空さんがふたりをいち早く見つけてくれた。

「やよい! みゆきちゃん! ずいぶん早いじゃない?」
「うん、あのね、ふたりでおもちゃコーナー行ったり本屋さん見たり、ゲームコーナー見たりしたんだけど、服とかアクセサリーとかそういうコーナー見てたら
 こういうものはママたちにも見せてあげたいねってことになって、呼びに来たの」
「ですって。せっかくだから行きましょうか、星空さん」
「そうね。それにしてもふたりとも大人の女性が見たいものをよく心得てるわね」
「見るだけならただだから」

中学生の娘持ちの女が欲しいもの、欲しくても買えないものは夫を亡くしたシングルマザーでも専業主婦でもそう違いがあるわけじゃない。
そう、見るだけならただだから。いいわねえって言いながら盛り上がって終わりだから。

「やよいもみゆきちゃんも、こういう服が好きなの?」

やよいたちが見立てをしてくれた服をいろいろ見て私はやよいに訊いてみた。

「そうだよ。かわいいと思わない?」
「私はこんな派手な服装をする勇気はないわ。20歳代後半までの服よ、これは」
「そうかな〜。私はママたちでもこれぐらいかわいい服着ても大丈夫だと思う」
「あら、でもこっちの服なんか良さそうじゃない?」

星空さんが私の肩を叩いて振り向かせて指さした。
-----
すみませんだいぶ短めですが区切りの関係でこの辺で。
またお目にかかりましょう。
0548ももゆりの人2024/02/05(月) 01:38:55.55ID:2XH9r1mL0
すみません1ヶ所改行の調整が変でした。
0551名無しさん@秘密の花園2024/02/05(月) 20:57:48.22ID:ykAk/jh80
>>547
更新ありがとうございます
女の子同士のキャイキャイした雰囲気が良いですね
ここからどういやらしくなってくるか楽しみです
0552名無しさん@秘密の花園2024/02/05(月) 22:15:29.38ID:y1nC1VuF0
小説サイトに投稿せず
過疎スレに投稿する理由

極小コミュニティで承認欲求を満たすため
これに尽きる
自分だけに優しい世界
0553名無しさん@秘密の花園2024/02/05(月) 22:19:57.84ID:y1nC1VuF0
称賛はされたい
だが批判はされたくない

それ故の顔色をうかがった単発投稿
0556ももゆりの人2024/02/06(火) 08:26:08.26ID:dHMClKLa0
育代さんとちはるさんの次は百合子さんオナニー編書きたいと思ってるのですが、その次が思いつきません。
全員が全員に対してフラグ立ってる(と私は思う)フレプリやろうか、
立場に圧倒的な差があるシャララ隊長とベリベリちゃんやろうか、
エルレインとカイゼリンをエロなしでやろうか、
考えてはいるんですが何か今ひとつグッとこないんですよね…。
何かありますか?
0560名無しさん@秘密の花園2024/02/08(木) 11:40:33.15ID:Pp1HX+6C0
まなつわんこがひたすらあすかのおっぱいを責めて乳首イキさせるSS読みたい……
0561名無しさん@秘密の花園2024/02/08(木) 22:06:07.51ID:d2ustG45M
ささ恋やっと見れるぜ嬉しいな
0566ももゆりの人2024/02/10(土) 22:33:26.69ID:oJleDqBz0
考えてみたんですがシャララ隊長がベリベリちゃんを可愛がる話はそれなりのものになりそうかな、と…。
あと、異なるシリーズの登場人物が世界観を超えて出会う話も書ければ面白いかなとか考えてるんですがどうでしょう?
0571ももゆりの人2024/02/16(金) 15:43:26.20ID:mgq5gtJV0
皆様遅くなって申し訳ありません。
何かいろんなトラブルに巻き込まれてました。
生まれて初めて持ってる銀行口座を凍結されるという経験をしました…
では
-----
「これ、シックでいい感じだと思わない?かわいさもあるけどきっちりしてて、
 働く女性の黄瀬さんが着てたらオフィスで映えそうだわ」
「確かにこれは素敵ね。個性的だけれども主張しすぎてないしオフィスでも不自然ではなさそう」
「黄瀬さんのオフィスは、スーツでないとダメなの?」
「オフィスカジュアルっていうことになってるわ。でも若い男性社員なんかは普通のスーツから
 ネクタイだけ外したような服装で働いているわね。そういう若い男性社員に聞いたら、全くの普段着と
 全くのフォーマルの間の服って、安物だと本当に安っぽいし、そこそこ見栄えをよくしようと思ったら
 手を出せない金額だって言ってるわね。キッズファッションとは言えアパレルなんだから服装には
 こだわってねって言ってるんだけど…」
「男性社員は男性社員で着るものには苦労しているのね」
「営業部ではないんだけど若い人はお得意様に顔を出したりするときもあるから、一番無難だって言って
 ネクタイなしのスーツ姿で出社して外出するときにはネクタイだけカバンから取り出して締めて
 出て行く社員もいるわ。男性も着るものには悩むみたいね。業界が業界だから仕方ないけど」
「ちなみにこの服、お値段は…」

私と星空さんは値札に目をやった。

「服はかわいいけど、お値段はかわいくないわね」
「それが現実ってところかしらね」

私と星空さんは頷きあう。

「じゃあ今度はアクセサリーの方見に行こうよ!」

ふたりの子供が私たちの手を引っ張る。まだ中学2年生とは言え、
もうすっかり大人の女の目を引くものはきっちり知ってるんだわ。
でも、アクセサリーの方はますます私とは縁遠かった。

「だめね。ますますこっちはママたちと縁遠い世界だわ」
「でも、このシンプルな指輪とかならママに似合いそう。デザインもかわいい」
「無理ね。職場っていうことになると、大人の事情があるのよ。パパを亡くして
 私が今独り身だってことは会社中の人がみんな知ってるから、下手に新しい指輪なんか
 して行ったら変な誤解を招くと思うのよ。やよいも将来就職したらお互いにそういう目で
 見られる中に入っていくことになるからそういうことは知っておいた方がいいわ」

その時だった。

「黄瀬さん、ちょっとこっちを見てみて」

星空さんはそう言って私の腰に手を回して私の注意を引いた。
そして見ている商品に私の視線を移させる前に、私の瞳の奥を一瞬ではあるけど確かに覗き込んだ。
潤んだその瞳はこっちが一瞬我を忘れるほどに蠱惑的だった。
-----
前置き長かったですがそろそろそういう意識が芽生え始めます。
ではまた次回もよろしくお願いします。
0572ももゆりの人2024/02/16(金) 15:54:08.96ID:mgq5gtJV0
>>569
何かずいぶんそれに拘ってるみたいですが、Pixivで発表してますよ。
同人で発表して、好評ならもっと広い範囲に発表することなんて珍しくないでしょ?
まあ、私の場合は百合二次創作をPixivで発表できるという事実をももゆり編発表後ぐらいに知ったので投稿用アカウント作りましたが。
とりあえず書いてみて、ここの住人に読んでもらって、1本が完結したらもっとブラッシュアップしてPixivという流れを考えてます。
仲間内だけで読みあってみて、それをどんどん改良しながら徐々に読者の範囲を広げていくってプロの作家でもやってますよ。
私の場合はまずはここで発表してみて忌憚のない意見を聞きたいと考えてるってことです。
ここで合格点を出せたらPixivに載せてみる。それから先はどうなるかわかりませんけどね。
0577ももゆりの人2024/02/17(土) 15:12:09.43ID:Wt02M6JA0
>>574
ヒント要りません。
自演だというなら証拠出してください。
0579ももゆりの人2024/02/17(土) 17:23:15.38ID:Wt02M6JA0
日本語が通じないみたいですね
0581名無しさん@秘密の花園2024/02/17(土) 18:32:40.42ID:y1lW1AHK0
自演が問題なんじゃなくて書いたのがゴミなのが問題なのよ
書き込みしたあと同垢で絶賛が続こうが何だろうが
出来がよければ関係ないの
0583名無しさん@秘密の花園2024/02/17(土) 19:25:22.18ID:nN4r+eEe0
かもーんなとか書いてるやつ、以前この板荒らしまくって過疎にした張本人だから構わないように
0584名無しさん@秘密の花園2024/02/17(土) 19:57:41.38ID:DlRWwOIt0
散々自演自演と騒いで、証拠出せと言われたら「問題はそこじゃない」
卑怯すぎて恥ずかしくないのかね
俺ならそんなこと言ったら自ら恥じて死ぬわ
書いたものに文句あるなろ自作のを出せや
もともとそのためのスレなんだから
0588名無しさん@秘密の花園2024/02/17(土) 20:11:52.57ID:izXtg+2H0
なんか伸びてるなと思ったら荒らしの人でガックリしました
構わずにいきましょう…
0590ももゆりの人2024/02/17(土) 22:31:40.71ID:Wt02M6JA0
>>587
前置き長かったのはふたりとも主婦であり母であるっていう立場があったからですね。
一歩間違うとバッドエンドになってしまうので。
文章には表れませんが関係が近くなるのにそれなりの時間をかけていると思っていただけたら嬉しいです。
0591ももゆりの人2024/02/17(土) 22:42:27.49ID:Wt02M6JA0
ついでなので言っておきますが「自分もこんなの書いてみた!」っていう人を私も期待してます。
スレはこんな百合シチュいいよねとかそういう話題もOKのはずなので。
(とは言えこの板に立ってるスレですのでまあそういう内容に限定する方がいいでしょうが)
今はもう削除されてるみたいなんですけど昔Pixivにあった漫画でゆうゆうがゆりさんに抱きついて
「百合さんってすごく細いですよね。ご飯ちゃんと食べないとダメですよ」
みたいなことを言うのがありました。非エロでしたけど。
そういうシリーズを超えたカップリングを思いつける方がいらしたら私は楽しいです。
0592ももゆりの人2024/02/17(土) 22:46:30.76ID:Wt02M6JA0
何回もすみません。
昔えみルーの台詞だけ書き込んで下さった方がいたんですが、かなり萌えつつもストーリーになりませんでした。
ロボットの生態(?)が良くわからなかったので…。
どなたか「俺が!」っていう方いらっしゃいません?
0593名無しさん@秘密の花園2024/02/18(日) 13:58:41.77ID:PbWZm/Hxa
見えてないふり自演雑談かも〜んなw
ほ〜れw
かも〜んなwったらかも〜んなw
0595名無しさん@秘密の花園2024/02/18(日) 21:19:41.75ID:vIWgRe060
ヒント
長文
レスなし
次レス確実単発
その意味するところとはっ?ww
0598ももゆりの人2024/02/23(金) 14:37:56.38ID:KTpLTwHU0
今日もよろしくお願いします。
-----
「これ…」
「…これは完全にジュエリーね。私には一生縁がなさそう…」
「でも女性なら一回はこういうジュエリーとそれに見合うドレスに身を包んで
 セレブなパーティーとかに出てみたいものよね」

星空さんはこのジュエリーに見惚れるあまり思わず目がうるうるしてしまったのかな。それともなにか別の…

「で、お値段は…」

ふたりでわざと大げさに溜息をつきあった。

「結局のところ、夢は夢で終わるのね」
「そうね。でも黄瀬さんなら見かけも若々しいしそんな格好をしたらすごく魅力的になるでしょうね」
「あら、落ち着きのある星空さんの方が似合うと思うわ」

そしてもう一回商品を見て、溜息をつきあって、それで終わったけど、なんだかあの星空さんの瞳が忘れられない。
それに肩を叩くでも手を引っ張るでもなくて腰に手を回すって…
なんだろう…夫がちゃんといる充実した女の余裕を見せつけられた感じ。
同じ女の私でもクラクラするぐらいの色気だった…
そう言えば、みゆきちゃんが美術の時間にモデルになったときに無自覚に
セクシーポーズを決めて男子たちをざわつかせたってやよいが言っていたっけ。
それに大人の女の色気が加わったらああなるのかな…
なんだか、下腹部が疼く。
-----
今回すごく短いですが区切りの関係でこれだけにします。
この次の行で場面転換なので。
私はプロットだけ書いておいて後でそれに肉付けするっていう書き方ができない人間ですので
別のものも書き始めておこうと思います。
百合子さんひとりエッチ編とシャララ&ベリィベリー編です。
だいぶ先になると思いますが気長にお待ち下さい。
0599名無しさん@秘密の花園2024/02/23(金) 21:36:56.25ID:CyEt7OCF0
ヒント
自己顕示欲
過疎
顔色伺い
単発投下

その意味するところとはっ!?w
0600名無しさん@秘密の花園2024/02/24(土) 17:44:11.28ID:Vf9TF4GW0
>>598
更新乙です
百合子さん編はまなつを始めとしたトロ部へのどす黒い嫉妬心も絡んでるといいなぁと期待します
シャラベリ編はストーリーが全く想像できないんでこれもまた楽しみです
0602名無しさん@秘密の花園2024/02/25(日) 00:38:04.79ID:ai2dARxp0
自演称賛かも〜んなw

あそ〜れwかも〜んなw

かも〜んなwったらかも〜んなw


廃墟完成記念
0606ももゆりの人2024/02/28(水) 00:55:41.17ID:CoFovCgW0
いくちは編はゆっくり関係を詰めていく必要があったので前置きが長くなりましたが
百合オナ編とシャラベリ編はとっとと核心に入るので小品になる予定です。
0608ももゆりの人2024/03/02(土) 16:48:33.00ID:ZiIeKsuQ0
続きです。
前回までとはまったく違う場面ですのでご理解下さい。
-----
会社の飲み会かあ…
正直、働くシングルマザーにとって一番の悩みがこれなのよね。
毎回とは言わなくても時々は出ないとしょうがないけど、
やよいのことが気になってお酒なんか飲んでも酔えないわよ。
今日も一次会だけで勘弁してもらおう。

「まずドリンク何にする?」

どこの会社にも多分いるであろう宴会部長がみんなに声をかける。

「生でいい? 違うものを希望の人はとりあえず手を上げて!」

私は手を上げないことにした。大してビールが好きなわけではないけど、
あれこれ好みのものを選んでいたらそれだけで時間がかかるもの。
ご飯は作り置きしておいたけど、中学生の多感な娘を家で長時間ひとりにさせておくわけにはいかない。
母として。
とりとめのない会話につきあいながら、一次会の時間を無事終えた。

「二次会行く人ー!」

と宴会部長。何人かの人は名乗りを上げていたけど、私は当然これで帰る。

「私は娘が待っていますのでここで失礼します」

私がそう言うと思わぬことが起こった。

「じゃあ自分が係長を送って行きます。自分もここで失礼します」

今村君がそう言いだした。

「今村君、いいの? ここからが本当に楽しい時間じゃない?」
「いいんですよ。仲のいい連中とはしょっちゅう飲んでますし」
「今村君自身も家に帰るとなると、大回りになったりしない?」
「自分の家、同じ方面ですから。お酒の入った女性に夜の街中をひとりで歩かせるわけにも行きませんよ」
「あら、優しいのね」

私がそう言うと今村君は曖昧な笑顔を浮かべた。
それから私は今村君と何を話したかあんまり覚えていない。
ということは大したことを話していないんだと思う。
ただ、私がこう言ってから話が一気に思わぬ方向に流れた。

「私みたいなオバサンのために、ありがとうね」

そう言うと今村君の様子が急にシリアスに変わった。
-----
今日もさほど長くないですがここまでにさせて下さい。
話の流れ上の都合です。
質問が出るかも知れないので書いておきますが、今村君は私が考えたオリジナルのモブキャラです。
出番はさほど多くはありませんが要所要所で出てきます。
0612ももゆりの人2024/03/09(土) 20:45:57.16ID:uCIEd9070
今週もよろしくお願い致します。
今村君がシリアスになったところの続きです。
-----
「…オバサンじゃありません」
「え?何か言った?」
「係長はオバサンなんかじゃありません。今でも十分若々しくてお綺麗です」
「え? 冗談止めてよ」
「係長、自分いま酒が入ってます。だから変なことを言っても酒のせいで許して下さい」
「…何のこと?」
「自分、中学生の時に初めて女の子と付き合いました。でも中学生ですから
 たまに一緒に遊びに行ったりなんかした程度でそれ以上のことはありませんでした」
「中学生ぐらいの子だったらむしろ普通じゃないかしら」
「で、高校は男子校だったんで女子とは縁がなくて、大学時代にはサークルの
 1年後輩の女の子と付き合ったんですが、何もないまま終わりました」
「…ごめんなさい、何を言いたいのかよくわからないわ」
「高校時代は男ばっかりの中で過ごしたんで女の子の話ってしょっちゅうするじゃないですか。
 そんな中で俺は変わってるって言われてたんですが…」
「男子校の事情は良くわからないけど、不思議なことではないわね」
「自分、年上のきれいなお姉さんに手ほどきを受けて卒業するのが昔から夢だったんです。
 なかなかそんな機会がないまま今まで来ちゃったんですけど、就職して係長に初めてお会いしたときに
 衝撃を受けました。自分の理想のきれいなお姉さんがここにいたって」
「私、中学生の娘がいるアラフォーよ。きれいなお姉さんだなんて…」
「係長は絶対アラフォーには見えません。これは本当に嘘でもおだてでもありません。
 自分の言うことが信じられないなら係長は休みの日にひとりで繁華街を
 歩いてみられたらいいと思います。絶対かなりな数のナンパにあいますよ」
「…褒められてるんだとは思うけど…それで何が言いたいの?」
「係長、俺を手ほどきして俺の初めてをもらって下さい!」

今村君はそう言うと愚直に頭を下げた。
「駆け引き」なんていうことを知らない若い子らしいまっすぐさだわ。

「今村君、頭を上げて」

そう言うと今村君は体を起こしてまっすぐに私を見た。
-----
メチャクチャ区切り悪いですが区切りいいところまで書いたら長すぎるのでここで一応終わります。
今村君は残念ながら失恋ですね。
同時並行で書いてますがシャララ隊長とベリィベリー編はいくちは編と比べると一瞬で服脱ぐところまで行きました。
0614ももゆりの人2024/03/16(土) 01:30:46.38ID:ntkRy7BP0
ちょい早めですが続きです。
ちはるさんと今村君の会話の続きです。
-----
「今村君が私を美人だと思ってくれてること、好きでいてくれていることは良くわかったわ。
 それに対してはきちんとお礼を言わせて。本当にありがとう。だけどね、私はいまでも亡くなった
 夫の勇一のことが好きなの。彼以外の男性を受け入れることなんて今も全く考えていない。
 それに私の娘はいま中2。母親が若い男の子と関係を持って、そのことを知ったりしたら
 かなり動揺すると思うのよ。うちの娘はちょっと繊細過ぎるところがあるから」
「…」
「だってあなた、私より私の娘の方が年齢が近いのよ。やっぱり娘が混乱するわ」

私は少し笑いを含んでそう言った。

「だから私はあなたとそういうことはできない。悪いけどこれは納得して。
 あなたの好意には感謝するわ。でも、許してね」

今村君は明らかに肩を落とした。
きっと一世一代の大勝負のつもりだったんだろうな。

「それからこれは余計なことかも知れないけど、年上の女からのアドバイスとして聞いて。
 あまり初体験に理想ばかり求めちゃダメよ。こればっかりは本当に縁のものとしか言いようがないの。
 だから心を大きく持って、自然な気持ちでいろんな女の人をきちんと見てあげて。
 そうやっているうちにこの人といるとなぜか心が安まってそれでいて楽しいって心から言える人と
 出会うときが来るわ。そういう人と自然な成り行きでそうなるのがベストの初体験なのよ。
 だからあまり理想のシチュエーションばかり求めてたら身近にそういう女性がいることに気づけなくて
 結局いい人を逃すってことも十分あり得る話だから」
「はい…」

気づけば、今村君は泣いていた。

「泣くことないでしょ。これから先こんなことはいくらでもあるわよ。いちいち泣いてたら心が乱れちゃうわ」
「はい」
「じゃあ、明日からも仕事頑張りましょうね。私はもうここからならひとりで帰れるから。じゃあね」
「お疲れ様でした」

今村君を泣かせちゃったけど、正直悪い気分じゃない。
だって若くて嘘のつけないまっすぐな青年に「若くて美人」って言われたんだもの。
少し自信ついちゃったわ。
-----
今村君とのシーン、もうちょっとだけ続きます。
我ながらずいぶん長い文章を書いたものだと思います。
0617ももゆりの人2024/03/23(土) 15:56:35.75ID:2b2pHeuv0
今村君と話して家に帰ったところからっていう感じです。
よろしくお願い致します。
-----
苦いお茶を飲んで少しお酒を抜いてからシャワーしてベッドに横になる。
今村君の真剣なまなざしを思い出してから勇一の面影をいろいろ思い出す。
一緒に過ごした時間は本当に楽しかったな…

そこに、なぜか知らないけど瞼の裏にあのまなざしをした星空さんがいきなり割り込んできた。
なんで? なんでこんなタイミングで星空さんが出てくるの?
勇一の顔に戻そうと思えば思うほどあの星空さんの潤んだ瞳がこっちを見てくる。
もう、頭空っぽにして眠らなきゃ…
私は無理矢理眠りに落ちた。

〜〜〜〜〜

今村君の件にはさすがにびっくりしたな…
あの日以降も今村君は変わらずに働いているけど、私に話しかけるときに若干の遠慮も感じる。
付き合うことは絶対にないけど、私だって上司なんだからもっと遠慮なく接してくれていいのに。
そんなに私って頼りない上司なのかしら。

…ただ、今村君に告白されてひとつ気持ちに変化がある。
勇一以外の男性を受け入れたくない気持ちは変わらない。
だけど、それとは別に、正直シたい。
体力と精力が迸るような若い男性と荒々しくシてみたいっていう気が起こってしまう。

「課長、先日の新作について売れ行きを現場スタッフから直に聞きたいので、
 紫乃丹百貨店に出向いていいでしょうか?」
「おお、黄瀬君なら確かだろう。ぜひ行ってみてくれ」
「はい、行ってきます」

こう言って会社から出てきたけど、本当の目的はキッズファッションのコーナーじゃない。
トイレをアレに使いたいだけ。
キッズファッションコーナーの店員さんと当たり障りのない会話をしたあと、私はトイレに飛び込む。
伝線が行かないようにストッキングを脱いで、足の爪が引っかかって破れるようなことがないように
床じゃなくて高さがあって後ろの方に置いておく。
そしてパンティを下ろす。
上着を脱いでこれはドアのフックにかけておく。
シャツの胸をはだけて、下のブラはずらして胸が露出される状態にしておく。

女のオナニーは、男のオナニーほど簡単じゃない。
言い換えれば面倒くさい。
いきなりクリを触ったりアソコに指を入れたりして気持ちよくなれるわけじゃない。
-----
今日も中途半端ですがとりあえずここまでで。
文字数制限って厳しいですね。
0619ももゆりの人2024/03/24(日) 15:15:33.26ID:cBijgDOb0
>>618
前置き長かったですがようやくエロパートに入ります。
0620ももゆりの人2024/03/30(土) 09:11:16.97ID:iSlnYGTU0
ちはるさんのソロプレイの続きです。
-----
「勇一…」

私は吐息のような微かな声で勇一の名を呼んで指を自分の肌の上に滑らせる。
首筋、頬、唇、こうやって細部から攻めていく必要がある。
胸の上を滑らせるときにも、いきなり乳首は攻めない。まずは周囲に指を滑らせる。
触るか触らないかのごくごくソフトタッチから始めるのがコツ。
そして乳首に近づけたり遠ざけたりして自分自身を焦らす。
いい感じに気分が盛り上がってきたらやっと下に行く。そこもいきなり核心には行かない。
毛をサワサワって触っただけで少し感じるようなら準備完了。
ごくソフトにクリに触れてみる。痛く感じたらまだ準備不足。
全身に電気が走るように快感があるようならば、受け入れてもいいっていうアソコからのOKサイン。
まず中指からゆっくり入れる。私がネイルをしないのはこうやって時々はアソコに指を挿れたいから。

「あっ…」

自分の愛撫に自分で反応する。
深く挿れれば深く挿れるほどいいと思ってる男もいるけど、そんなに簡単なものじゃない。
女には女の敏感ポイントっていうものが、人それぞれにある。

「ああっ…」

本当は中のいろんなところを刺激されて自分の敏感ポイントをもっと開発してみたい。
だけど今それは無理。
だって時間が限られているんだもの。
最初から敏感ポイントだってわかってるところをガンガン攻めて早く終わらせるしかない。
味気ないけど、それが働くシングルマザーの宿命。
次に人差し指、そのまた次に薬指。だんだんと刺激を強めながら高ぶっていく。

「あぁ…」

私は果てた。
私の瞼の裏で勇一が笑顔を浮かべている。
とりあえず、差し迫った欲情は何とかなった。
勇一の笑顔を今一度しっかりと思い出す。

「…!」
-----
今回は区切りの関係上でここまでにさせて下さい。この直後でガラッと変わります。
並行してシャララ隊長とベリベリちゃん書いてるんですが、ちょっと悪ノリしすぎかなと悩んでます。
0621ももゆりの人2024/03/31(日) 21:30:34.81ID:2Nv5u3mj0
ああ、早くあすかさんをオカズにする百合子さんの話書きたい…。
キュアママンズを主人公にしたら予想外の大作になってしまった。
でもまあ、現状で2/3は超えたと思います。
ママンズストーリーは書くのに時間を要した分、新しい要素が入って後半のストーリーはスムーズになりました。
予告しておきますがハッピーエンドです。
中学生の娘持ち同士、しかもひとりは立派な夫持ちですので暗い要素入れたら本当にドロドロになると思い
そこだけは本当に注意しました。
0622名無しさん@秘密の花園2024/03/31(日) 23:43:13.69ID:SfmEdP4J0
>>620
しかし湿っぽくていやらしい文章を書きますねえ……
とにかく効率的に性欲を発散させるちはるさん熟れててエッチです……
みゆきの母だけにハッピーエンドなんですね
引き続き更新楽しみにしております
百合子さんシャラベリ編も頑張ってください!
0623ももゆりの人2024/04/06(土) 04:35:38.73ID:q2HdK5Nk0
ベリベリちゃんはよく考えたらウブい子が手ほどきされるといういままで書いたことなかったシチュエーションなので
難しいですが面白いですね。
説得力持たせるために隊長は既婚者にしてしまいました。
0624ももゆりの人2024/04/06(土) 16:36:58.73ID:q2HdK5Nk0
もう今年も4分の1を過ぎました。早いですねえ。
-----
なんで?なんでここで星空さんの顔が思い浮かぶの?
頭を2〜3度振って勇一の顔に切り替える。
そして身繕いをして終わり。
ドアを開けてまず目に飛び込んできたのは…本当に信じられない…星空さんの顔だった。

「きゃぁっ!」

思わず叫んでしまった。

「どうしてここに?」

星空さんもちょっと呆気にとられるような顔でこっちを見て言った。

「買い物に来て、その途中でトイレに来たんだけど、中からあの声が聞こえたから
 多分自分でシてるんだろうなと思ったんだけど、もしかしたら何か体調の
 異変を起こした人がいるんだったら放ってはおけないかなと思って、
 中の人が出てくるまで待ってみようと思ったら、まさか黄瀬さんだったなんて…」
「いやぁ、恥ずかしい! ごめんなさい!」
「何を謝る必要があるの? …そうだ、黄瀬さん、時間少しだけ取れない?
 女同士の話をしましょうよ。お茶代ぐらいはおごるから」

そう言って星空さんはさりげなく私の腰に手を回して…エスコートされたのかしら、
連行されたのかしら…いずれにせよ、ノーとは言えない感じだった。

「はい…」

私はそう言うしかなかった。
なんだかオナニーを覚えたころ親に見つかったときぐらい気まずい。言葉も自然に敬語になってしまう。
私たちはデパート内の喫茶コーナーに来た。

「キャラメルマキアートをトールで。黄瀬さんは?」
「あ、あの、同じのでいいです…」

まだ顔から火が出てて止まらない感じ。
私たちは2人掛けのテーブル席を取った。

「で、黄瀬さん、つまりはシてたってことでいいのかしら?」
「そうです…いやあもう恥ずかしい!」
「そんな、何を恥ずかしがる必要があるの? 健康的な証拠じゃないの」
「でも、星空さん…」
「だ〜め。育代って呼んで」
「育代さん…」
「私もちはるさんでいい?」
「はい…」
「まずは敬語を何とかしてくれる?」
「はぃ…ええ…」
「そろそろ気持ちは落ち着いた?」
「ええ…」
「あのね、男性の性欲が一番強くなる年齢って10歳代後半から20歳代前半って言われてるけど、
 女性はと言うと40歳前後っていう説があるんですって」
「へ、へえ…そうなんだ…」
「だからちはるさんも時々は性を楽しむことはなんにも悪いことでもないのよ。
 むしろ適当な男性をつかまえて遊んでないだけ誠実だと思うわ」
「誠実だなんて、そんな…」
-----
ここの会話かなり長いんで分割せざるを得なかったんですがギリギリまで詰め込みました。
0625名無しさん@秘密の花園2024/04/09(火) 19:14:48.97ID:xu8Y13zp0
>>624
乙乙です
星空さんの優しい心遣いの裏に少し下心がちらつく感じが萌えます
次回の更新もたのしみにしてます
0626ももゆりの人2024/04/14(日) 10:47:48.39ID:RWU1NKlx0
会話の続きです。
-----
「勇一さんのことをいまも想っていて、その想いもあるし、やよいちゃんの敏感な心に傷をつけたくないっていう
 気持ちも多分あるでしょ?本当によくできた奥さんで、お母さんね」
「あ、あの…訊いていいですか?」
「『ですか』は不要よ」
「き…訊いていい?」
「なぁに?」
「育代さんはご主人とどういう関係になっているの?」
「まず核心から行くわね。はっきり言って、シてるわよ。うちの人はもう弱くなってくる年齢だから
 そんなにしょっちゅうではないけどね」
「へ、へえ…やっぱり家ではしないでしょ?」
「さすがに家ではね…平日の昼間なら大丈夫かも知れないけど、みゆきが病気とかで早く帰ってくる可能性が
 ゼロではないでしょ? だからやっぱり家では避けるわね」
「じゃあ、どこで?」
「何か理由をつけてふたりで出かけるか、あるいはみゆきがそれこそやよいちゃんとかその他のお友達とかと
 出かける合間っていうのが多いわね」
「あの…立ち入ったことを訊いていい?」
「何?」
「どんなプレイをするの?」
「ん〜これも世のアラフォー女性の悩むところだと思うんだけど、こっちはしたいのに夫の方が
 そういう気にならないっていうことは多いわね」
「まあ、そういう話を聞いたことはあるけれど…」
「そもそもね、男性って繊細な行為をあんまり知らない人が多いのよ。
 若いころから棒をしごいて白いものが出たら終わり、っていう、自分でやる、何て言うか
 ソロ活動? ひとりセッション? みたいな行為をしてきたから、出せば一丁上がりなのね。
 その後のことは全く考えてくれてないでしょ?そりゃもちろんだけどピロートークとかは
 あるけど男性というのは面倒くさいけどおざなりにしたら次はやらせてくれるかどうか
 わからないから義務感でやってるものなのよ」
「うん…そうなのかな」
「だから棒をしごく以外の性感を開発してあげると男性はすごく喜ぶわ」
「どうやって開発してあげるの?」
「正直に言って私にはわからない。だからそれが職業の女性とやって来て、って言って
 そういうお店に行かせるわけよ」
「え! ということは育代さんは博司さんを風俗に…」
「ええ、行かせてるわよ。ただしいくつか条件がある。まず絶対にお店では生ではやらないこと。
 高級店に行かせると生サービスが当たり前だったりするからそういうところはダメ。
 そして嬢は最低でもサイト表示基準で26歳、できれば30歳オーバー。写真の写りより口コミで
 テクニックが褒められてる嬢ね」
「なんか…ありきたりな言葉でごめんなさいだけど、すごすぎて言葉が出ない…」
-----
猥談で盛り上がる母親ふたりでした。
この会話まだちょっと続きます。
0627名無しさん@秘密の花園2024/04/15(月) 07:51:15.35ID:9g1uaYE+0
>>626
育代さん、想像以上にぶっ飛んでたww
普通のエロ同人だとここで旦那さんをちはるさんにあてがう展開になるんでしょうね
0628ももゆりの人2024/04/16(火) 20:36:53.93ID:Ub+Fxq9m0
>>627
うちの実家のお隣さんが家族ぐるみで仲がいいんですけど、うちの母とその家のお母さん、ふたりとも80歳を超えました。
ということは私もそれなりの年齢になっているわけで、いまだから話してくれたんですが、時々猥談してたみたいです。
どういうわけかその家のお父さんもうちの父も、男性の元気な姿を連想させる名前なんです。
そういう話でふたりで大笑いしたとか。
私には姉がいるんですが、時々毒々しいぐらいの性欲を迸らせてたこともありましたし…。
なんだかんだ考えると、男性の性欲って単純でつまらないよなって思います。
女性の方が禍々しくて面白いです。
0630ももゆりの人2024/04/20(土) 17:08:28.18ID:t1hMD4vH0
>>629
ほぼほぼ当たりです。では今日の分を。
-----
「一回うちの人が『今日は凄かった!』って興奮冷めやらぬ様子で帰って来たことがあるの。
 詳しく聞いたらとんでもないテクニシャンに当たって、前戯の段階から違ったって。
 まず仰向けになってしゃぶってもらったらしいんだけど、気がついたら69の態勢になってて
 目の前で腰を一振りするだけで『舐めて』って おねだりの意味が伝わって来てそれだけで興奮したって」
「本当に…ただただすごいわね…」
「それで全身をくまなく愛してもらったんだけど、そのテクニックがすごくて全身どこを触られても
 声が出ちゃうぐらい気持ちよかったんですって」
「男性にもそんな状態があり得るの!?」
「あるのよね、それが。だから夫婦でするときにはそのテクニシャンがしてくれたことを聞き出して
 そのとおりのことをやってあげるのよ。そうなると生でHできる分こっちの方が魅力的だってことになるでしょ?」
「そういうことになるのかな…」
「男性って生とゴム着じゃ真剣での斬り合いとスポーツチャンバラぐらい違うもんなんですって。
 少なくともうちの人はそう言ってるわ」
「待って。そうするとご主人ばかりいい思いをしているように思えるんだけど、
 育代さんには何か楽しいことがあるの?」
「そうねえ。これは女の宿命だから仕方ないけど避妊に失敗したら子供ができちゃうのは女の体の方でしょ?
 だから簡単には男性とはできない。そういうときのために世の中にはおもちゃってものがあるのよ」
「え!? 家にそういうものを置いてるの?」
「まあ、みゆきの目から隠せるぐらいの大きさのものばかりだけどね」
「なんか育代さんってきちんとした主婦の代表みたいな感じがしてたのに、こんな顔もあるとは…」
「何? 私がきちんとしてないって言うの?夫を持つ女として、夜の生活でも夫を満足させてあげるのは
 妻の勤めでもあるでしょ?」
「そういうものなのかな…?」
「そういうものよ。いつもの仲良し5人組の中のなおちゃんのご両親だってそうじゃない?
 多分ご主人にしか理解できないとんでもない魅力が奥さんにはあるんだと思うのよ。
 だからお楽しみの回数もだいぶ多いんじゃないかしら。そして勝手な想像だけど
 緑川さんご夫婦はふたりとも避妊したら今ひとつ完全燃焼ができないタイプなんじゃないかなと
 私は想像してるけど。そうでもないとあんなに次々子供が生まれないと思わない?」
「よそのご夫婦についてはちょっと…」
-----
文字数制限タイトですね…。
最近なんか忙しくて書いてる時間が削られてますがなんとか完走したいですね。
0631名無しさん@秘密の花園2024/04/21(日) 19:45:05.74ID:pLfhndBZ0
このあいだ興味本位でレズマッサージ呼んだら手マン、クン二、バイブ、ペニバンで四回逝かされたよ...
0632ももゆりの人2024/04/21(日) 21:03:32.37ID:vsXgVgGp0
>>631
勇者だ! 勇者がいる!
私はホストクラブに興味があるんですよね(ノンケです)。
お金ができたら行ってみようと思ってます。
0633ももゆりの人2024/04/28(日) 02:37:08.11ID:zAQb+RZW0
今日もよろしくお願いします。
-----
「そうね、憶測でものを言うのはまずいわよね。でも緑川さんご夫婦が仲がいいのはどう考えても否定しようがないわよね」
「そうなんでしょうね…」
「というわけで、今度はちはるさんの話を聞かせて。ちはるさんはどうやって発散してる?今日みたいにトイレで?」
「時間があまりないときにはそうしてるわ。どうしても気持ちが高ぶっちゃってるときには半休を取って、ひとりでおもちゃを買って、ひとりでご休憩に
 入って…おもちゃで楽しんだらおもちゃを置きっぱなしにして帰るって感じかな…」
「使い捨てちゃうの?もったいないわね」
「持って帰ってやよいに見つかったら私の場合どういう言い訳のしようもないから」
「シングルマザーはいろいろと大変なのね」
「男性とことに及んでそれがやよいに知られたらまずいからどうしてもそういうことにならざるを得ないの」
「ふうん…でもひとこと言わせて」
「何?」
「ちょっと耳貸して」

私が椅子から腰を浮かせて耳を出すと、育代さんは同じように腰を浮かせて耳元で囁いた。

「…今度ご休憩の時があったら、私を呼び出して」

正直、意味がよくわからなかった。そして元のとおり椅子に座ると育代さんは急に笑い出した。

「どうしたの?」
「いえね、ちはるさんが個室から出てきて私の顔を見たときの慌てぶり、私がやよいちゃんに
 初めて出会って顔を合わせたときとそっくりだったの。これはもう紛れもなく親子ね」
「育代さん、自分で私たちのことを評して一卵性親子って言ってたじゃない」

私にもなんだかすごく可笑しいことに思えてきた。

「ちはるさん、私たちって夫がいるかいないかの違いしかなくて、だからお互いに
 どういう欲求を持っているかは似ていると思うのよ。これからはお互いに協力しましょう。
 こんな話題で盛り上がれる仲にもなったんだし」
「そうね。なかなか他の人とはできない会話をさせてもらってありがとうね」
「じゃあ、そろそろ帰りましょうか」

そう言って別れたけど、なんかすごくプライベートな話をしちゃったな…でも、全然嫌じゃない。
やっぱりみゆきちゃんと同じように誰の心にもスッと入り込んでいく天性の才能の持ち主なんだわ。
いい人だけど、見方を変えれば怖い人。
さて、そろそろ会社に戻らなきゃ。

-----
今回は切りがいいのでここまでにします。
次はシーンが変わります。
0634名無しさん@秘密の花園2024/04/29(月) 08:45:50.78ID:uoasTJ0J0
乙です
見つかったのが育代さんで良かったのか悪かったのか……
0635名無しさん@秘密の花園2024/04/30(火) 02:18:50.44ID:kqRTnKfx0
あげ
0638ももゆりの人2024/04/30(火) 16:55:09.75ID:1mw5PYt20
>>637
あげはさんはどこをどう突いても百合要素ありませんねえ…。
0640ももゆりの人2024/04/30(火) 19:33:02.25ID:1mw5PYt20
あげはさんはおねショタが強烈すぎて
0641名無しさん@秘密の花園2024/04/30(火) 21:26:56.13ID:G500rMAg0
きっかけは小1の時に友達と近所で遊んでる時にみつけた捨ててあったエッチな投稿雑誌
女の子2人でキャーキャー言いながら胸やお尻を触り合ったり、雑誌の真似をして舐め合ったりしてました
お尻の穴を舐めたり指を入れてるとこがはっきりと載ってて、お尻の穴って美味しいのかなとか何でお尻の穴に指入れるのどうなんだろって試してみたのが始まりでした
本格的にオナニーを気持ちいいってハマったのは小4で、団地の階段の手すりにまたがってこするのが気持ち良くてしてたらお母さんにひどく怒られて
それからは自分の部屋とかお風呂で隠れてオナニーするようになり、たまたまみつけたお父さんのエッチな雑誌でお尻の穴にディルドが入ってるとこが頭に焼き付いてしまい
お風呂でボディソープで洗いながら指を入れたのが最初のアナルオナニーです
夏休み1人でいる時にどんどんエスカレートしてペンを入れたり歯ブラシの柄を入れたり
シャワーをストレートにして押し付けてシャワー浣腸までするようになってました
中1になる頃には自分の指で4本入るまで拡がってて中2の時のロストヴァージンは5日間くらい痛いの続いたのに
中3で自分の家でアナルのロストヴァージンした時には初めから気持ち良くてシャワー浣腸もなれてたから全然汚いの出てこなくて、当時の彼をアナルセックス好きにさせるきっかけを作っちゃいました
0642ももゆりの人2024/05/03(金) 20:47:40.03ID:Rd43WFe60
プリキュアママンの風俗店の人の最新作でもトップは育代さんですね。
スマプリって結構前なのにいまでも人気高いですね。
風俗店の人の最新作ではプリキュアのお姉さんも出てきているんですね。
あげはさんにはまりあさんとかぐやさんがいますが、
姉妹百合よりやっぱり3人でショタをいじる方向に想像が向きます。
https://i.imgur.com/KszmoED.jpeg
0643名無しさん@秘密の花園2024/05/03(金) 23:45:10.87ID:OXrDLdAd0
レズセックスしないと出られない部屋に閉じ込められた毛利蘭と灰原哀がレズ

SAOのアスナがゲーム内で自分の使ったアバター使ってレズ


クロスオーバーレズ

七瀬美雪×井上織姫
0644ももゆりの人2024/05/06(月) 20:21:08.67ID:hU4cDYP40
GWも終わりですねえ…って、忘れるところでした。
-----
ああ…
何なんだろう、あれから育代さんの「呼び出して」の言葉が頭の中でグルグルグルグル…
そのことを意識するたびに好奇心と警戒心が同時に蠢くけど、正直下腹部が疼くことは否定できない。
好奇心が「何事も経験」と言い出すのを「火遊びを楽しむような歳じゃないでしょ」と理性が否定する。
でもまたしばらくすると好奇心が起き上がろうとする。
この1ヶ月ほどそうやって過ごしてきたけど…私はどうしたらいいんだろう…

もう…何言ってるんだか。
わかってる。
本当は経験してみたくてしょうがない。
だけど、勇一とかやよいとかの顔が目に浮かんだら躊躇ってしまうこともわかってる。
完全に育代さんの思う壺なんだわ。
悔しいけど、彼女の誘いに乗ってみないと事態は何の進展もない。
もう今日、肚を決めよう。

「課長、申し訳ないんですが娘が体調を崩したと学校から連絡がありまして、
 今日は早退させていただいてよろしいでしょうか?」
「そういうことなら仕方がないだろう。帰って見てやりなさい」

…というわけで会社を抜けて来ちゃったわけだけど…
もうここまで来たら、やるしかない!

「もしもし、育代さん?黄瀬です」
「あら、ちはるさん。お久しぶりね。元気にしてた?」

もうこの「元気にしてた?」ですらそういう意味にしか聞こえない。

「ええ、おかげさまで…で、今日は仕事で午後は半休を取ったの」
「あら、そうだったのね。やよいちゃんに何かあったの?」
「…もう、意地悪なこと言わないで…」
「え?」
「…ほら、以前百貨店のトイレで…」
「ああ、あのことね。ご休憩に行くのね。もうおもちゃは買った?」
「いえ、まだ。何だったらどこにご休憩に行くのかも決めていないわ」
「なるほど。じゃあ、おもちゃは買わなくていいわよ。私が持っていくから。
 ご休憩の場所が決まったらどこかで待ち合わせしましょう。場所を連絡して」
「ええ、わかったわ。よろしく」

よろしく、なんて、自分でも言っててなんか変な感じだったけど、他に言葉が出てこなかった。
でも、そうなると車で行くしかないような大型のラブホには行けないのかしら。
タクシーを使えば行けないことはないのでしょうけど…
うん、誰かに出くわしたら面倒なことになるから、とりあえず育代さんに来て貰って
高速沿いのラブホに行った方がよさそう。
…なんか、考えているだけでドキドキして、下腹部が楽しいことを求めて熱を持ってくる。
-----
今日はここまでにします。
ようやくふたりでご休憩に行っちゃいます。
0645名無しさん@秘密の花園2024/05/07(火) 05:46:33.56ID:O3TIQqKc0
>>644
乙です、待ってました
ちはるさんの好奇心と理性の間で揺れる様子がいいですね
高速沿いのラブホの設定が妙にリアルで笑いました
なんでICの近くって必ずラブホがあるのかなw
0646ももゆりの人2024/05/07(火) 12:24:18.00ID:lWrr/t5J0
>>645
すごく端的にまとめてなぜICの近くにラブホがあるか解説してくれる動画です。
https://www.youtube.com/shorts/-ijXxb9Vnho
京都という街は歴史・文化・教育の都市ですからラブホってなかなか作れないんですよね。
だから明らかにラブホテルというのは京都の市街地から南方面に外れた中心になります。
車で行くには便利ですが歩くとなると近鉄・地下鉄の竹田駅から結構歩くことになります。
でも、地元の人間は「裏寺」と呼ぶ細い路地とか、川端通の特に五条より下ぐらいとか、
どう見てもラブホっていうのが結構あります。
ああ言うのって多分「盆屋」なんて呼ばれてたころから脈々と商売してるんだろうなと思います。
京都市中心部に近いラブホはお値段も結構しますんでカップルで済ませてまた遊びたいときに使う、
京都南IC周辺は大型店がほとんどなんで乱交したいときなんかに使う、と思ってます。
最近は京都にもインバウンドの観光客が押し寄せてますが、観光客ってムラムラすることないんですかね?
芸者さん舞妓さんの街なんだから当然転び芸者はいたはずで、絶対どこかに痕跡が残ってると思うんですが。
0650ももゆりの人2024/05/09(木) 22:27:42.36ID:LBonf9ug0
いくちは編終わったら百合子さんオナニー編書きたいと思ってたんですけどシャララ隊長とベリベリちゃん編先に出していいですか?
百合子さんはひとりの妄想ってこともあって内容が重い…結構エネルギーがいります。
0651ももゆりの人2024/05/11(土) 13:40:32.12ID:UuAWxyaY0
今週もお願いします。
-----
「ちはるさん」
「あ、育代さん。なんだか悪いわね。呼び立てるようなことになっちゃって」
「いいのよ。専業主婦は暇なようで忙しいし、忙しいようで暇なのよ」
「どっちなのよ」

私は笑いを含みながら訊いてみた。

「できる専業主婦は時間のマネジメントが上手なの」

やはり軽く笑いを含みながら育代さんは答えた。

「で、どこでご休憩するかはもう決めてあるの?」
「ええ…街中だと万が一で知ってる人に出会うかも知れないから、タクシーでインター近くの大型店に行こうかと…」
「なるほどね。じゃあ、向かいましょうか」
「タクシーを停めないとね」

そうして停めたタクシーを前に、育代さんはやっぱり私の腰に手を回して「エスコート」した。
タクシーに先に乗せられるっていうことは、逃げられないように警戒されたようでちょっと怖くもある。
そしてホテル前に着いた。
やっぱり、言われるままっていうのはまずいかも知れない。
真意を確認しないと。

「ねえ、育代さん?」
「なあに?」
「育代さんは…その…こういうことはよくあるの?」
「まさか! 私だってこんなこと初めてよ」
「じゃあ、なんで今日はこうやって誘ってくれたの?」
「やよいちゃんとうちのみゆきと一緒に、映画に行った日のこと覚えてる?」
「ええ…行ったこと自体は覚えているけど」
「それじゃ、映画のあとお茶をしてたときに私がちょっと言いよどんだことは覚えているかしら?」
「…?」
「専業主婦は少し退屈っていう話題になったときに…」
「ごめんなさい。そこまで詳しくは覚えていないわ」
「仕方ないかも知れないわね。でも、実際のところそうなのよ。刺激が欲しいなって思うことは結構あるの。
 でも、うちの人を裏切りたくないとも思う。だから相手が女性だったらギリギリセーフじゃない?」
「そうなのかな…?まさかその台詞でいろんな女性をホテルに連れ込んでいたりはしないわよね?」
「やめてよ。私だって初めての出来事で今すごくドキドキしてるのよ。ほら」

育代さんは私の手を取って自分の胸に当てた。

「ほら、わかる? こんな風に心臓がバクバクいってるのよ」

あ、育代さんって意外と胸大きい…
いやいやそういうことじゃなくて、確かに脈がずいぶん速くなってるみたい。
-----
若干短い気もしますが今日はここまでにします。このあと結構長い会話なので。
またよろしくお願いします。
0652名無しさん@秘密の花園2024/05/12(日) 20:42:25.23ID:vKQJmk4r0
>>651
乙乙です

専業主婦の育代さんの心の内側をちょっと垣間見れた感じですね
でも胸に手を当てさせてドキドキを共有するシーンは少女らしい一面が垣間見えてキュンとしましたw
ホテルに向かうまでの展開が焦らされるようで、ドキドキ感が高まりますね
0653名無しさん@秘密の花園2024/05/12(日) 20:43:42.54ID:vKQJmk4r0
>>650
個人的に百合子さん編を特に楽しみにしていたのですが作者さんの書きやすい順番で大丈夫です
よろしくお願いいたします
0654名無しさん@秘密の花園2024/05/13(月) 06:12:31.20ID:zgjh4B4v0
今気付いたんだけどこの板、ここのスレ以外皆おちてる!?何故……?
0655名無しさん@秘密の花園2024/05/13(月) 06:43:30.48ID:hkPhqycS0
>>654
スレ立て荒らしが来たから
0657名無しさん@秘密の花園2024/05/14(火) 10:30:50.16ID:4uG5g5uS0
インストラクターの子に「身体硬いですよー」って言われながら背中から伸し掛かられたい
エステティシャンの子に「リンパほぐしますね」って鼠径部グリグリされたい
VIOライン整えてもらいたい
0658ももゆりの人2024/05/14(火) 21:45:38.79ID:Z7AL+OM30
>>653
百合子さんのソロ行為なのでさらっと終わるかなと思っていたんですが、
具体的に考えてみますと百合子さんの影の部分が止めどなく出てきてこれはかなりしんどいなと。
あとどうしても独白の部分が多いので文字数が多いというわかりやすい壁もありました。
筒井康隆さんの初期作品に「顔面崩壊」っていう短編があるんですが、
これがひとりの人間が喋ってることをそのまま書いてるって感じなんです。
「改行がほとんどないのでキツい」みたいなことを彼は日記に書いていました。
いま、その気持ちがすごくよくわかります。
百合子さんのあの上品でお嬢様な仮面の裏に隠れたドロドロはぜひ書きたいんですけどね…。
0665ももゆりの人2024/05/20(月) 16:29:09.92ID:gQIdIlqi0
遅くなりました。よろしくお願いいたします。
-----
「あ、確かにずいぶん…」
「こういう経験って、専業主婦をやってるとなかなかないものなのよ」
「そうかも知れないわね」
「ちはるさんは社会の中で現役として働いている人でもあるから、いろんな意味で適度な
 緊張感を味わったりもするでしょう?でも専業主婦にはそれがないの。
 人間、やっぱり適度な緊張感を時々は感じていないといろんな意味で
 安易に流れる性格になっちゃう気がするの。だから今日は私のために付き合って」
「わかった…」

ゲートを潜り、部屋に入って、ふたりでまずはドリンクを出してベッドに座って
落ち着くことにした。
そうしたら育代さんが話をし出した。

「猿ってね」
「は?」
「動物の猿。人間と一番近いと言われてるあの生き物のこと」
「いきなりだから何のことかと思っちゃった。それでその猿がどうしたの?」
「オスが一匹ボスとして居て、群れのメスは全部ボスのものじゃない?」
「そうみたいね」
「でもボスがどんなに絶倫でも群れのメス全部を満足させるほど強くもないでしょ?」
「まあそうなのかも知れないわね」
「だからメスが性欲を発散できなくてムラムラすることが結構あるらしいのね」
「はぁ…」
「そういうときにメスはどうすると思う?」
「…わからない」
「メス同士でアソコを擦りつけ合って満足を得るんですって。
 人間だとよくわからないかも知れないけど、発情期のメスって人間で言うとビラビラの部分が
 腫れ上がって大きくなるから、擦りつけ合いやすいのよね」
「…へ、へえ…そうなんだ…」
「だから私たち人間もメス同士で欲求を処理してもなんの問題もないのよ。
 あくまで夫を尊重する私たちって、なんて貞淑なのかしら」

なんだか予め言い訳を考えて予行練習してるみたい。育代さんが可愛らしく見えて来ちゃった。
だから私はこれまで散々されてきたことの仕返しをしてやろう。
そう思って私はベッドの上で育代さんにピッタリ寄り添うところに座って、腰に手を回した。
そして顔と顔をすぐ近くに近づけて、囁くように言ってみた。
-----
だんだん盛り上がってきた感情を爆発させるときがやってまいりました。
よろしくお願いいたします。
0666名無しさん@秘密の花園2024/05/23(木) 20:07:45.77ID:7+1m27Qz0
>>665
乙乙です

育代さんが自分の感情や行動を正当化しようとする姿に、性的なタブーを何とか軽く見せようとする必死さが感じられて、とても魅力的でした。ふたりの欲望が表に出る瞬間が待ち遠しいです!
0667ももゆりの人2024/05/25(土) 19:14:42.17ID:JD4qLGvp0
今週もよろしくです。
-----
「育代さん、きれいね…」
「そんな、いきなり…」
「女性とキスしたことは?」
「女の子ばっかりの飲み会を開いたときに酔った勢いでしちゃったことは、学生のころにあるかも」
「じゃあ、大体20年ぶりぐらいってところかしら?」

私はそう言うと問答無用で育代さんの唇に自分の唇を重ねた。そうは言っても、ごく軽く、一瞬にしておいた。
自分がこんなに大胆に女性に迫れたことが信じられない。
でもこれはかなり有効な反撃だったみたい。
育代さんは座ったまま私を抱きしめてきた。

「はぁ…はぁ…」

育代さんの息が乱れている。
もしかしてこのまま始まってしまうのかしら…
でも育代さんは私の背中に当てている両掌で私の背中をポンと叩いた。
多分、爆発してしまいそうな感情をいったん止めたんだと思う。

「シャワー、浴びましょうか」

私の手を取ってベッドから立ち上がらせる。
そして自分のバッグから髪留めを2つ取り出し、まずは私の髪を、次に自分の髪をまとめた。
私の体と自分の体にお湯をかける育代さん。
そしてソープで泡を立て始めた。

「一回、うちの人以外にやってみたかったの」

育代さんは楽しそうに言って、

「まず、座って座って」

と言って私を座らせた。

「それで、反対向いてもらえる?」

それで背中を育代さんに向けると、育代さんは私の背中に泡を延ばし始めた。

「その手のお店では、こんな風に体を洗ってくれるそうよ」

泡立てた私の背中に胸を押し当てて、自分の胸で私の背中を洗い始めた。
この弾力…やっぱり育代さん胸が大きい。
そしてそのてっぺんが私の背中に描く幾何学模様。
くるくると回る図形を描く小さな点に精神を集中すると、まるで酔ったような気分になる。
トンボをつかまえるときに目の前で指をくるくる回すって聞くけど、そんなトンボのような気分なのかなあ。

「どんな気持ち?」
「うん…なんか、催眠術にかかっていくみたい…」
「嫌な感じ?」
「いや…そんなことないわ…なんかお酒が入った時みたいな気分」
「フフフ、楽しんでね。今日私たちがここにいる理由はちはるさんが気持ちよくなることよ」
-----
我ながら、長いですね…。
0668名無しさん@秘密の花園2024/05/28(火) 11:01:48.48ID:0BisfIyY0
>>667
乙です
人妻達が楽しそうにいやらしいことしていて癒されます
攻守が頻繁に入れ替わり、どちらもかなり積極的ですね素敵です
0670ももゆりの人2024/06/02(日) 05:51:28.57ID:8HNJLr5f0
今週もよろしくお願いします。
-----
そこからは本当に夢見心地みたいな感じでベッドにふたりで横たわるところまでよく覚えていない。
貴重品を扱うように私の体を洗ってくれて、そしてタオルで拭かれたような気がする。
育代さんは触れるような触れないような独特の感触で私の全身を撫で回していた。

「ちはるさんの肌、本当にきれいねえ。これ、20代後半ぐらいなら鯖読んでもバレないわよ」

博司さん経由とは言え、凄腕の風俗嬢の愛撫テクを学んでいる育代さんの手は、
撫でられているだけとは思えないほど気持ちがいい。
私は気がつけば声が出ていたらしい。

「どんな感じ?」
「ええ…」

私は言葉に詰まってしまった。
だって、体洗われて撫でてもらってるだけで感じてるなんてちょっとはしたないじゃない?

「イヤならやめるわよ?」
「やめちゃイヤ!」

もう考えるより先に口が動いていた。

「……」

そのことを改めて自覚して顔が赤くなったのが自分でもわかる。
育代さんは可笑しそうに軽く喉を鳴らした。

「じゃあ、もうちょっとディープに行きましょうか」

そう言うと育代さんは私の上に覆い被さってきた。体重はかけてない。肘で体を支えて動きやすい絶妙な隙間を空けた。
そして育代さんは私の唇に何度も何度も自分の唇を重ねた。
ごく軽くだけど、何度も何度も。
そして気がつけば、育代さんは唇を重ねる直前にチョロッと舌を出して私の上唇と下唇の間を刺激した。
まるで私の舌が出てくるのを誘うように…
私はいつの間にか口を半開きにして、そして気持ち舌を前の方に突き出していたみたい。
待ち構えていたみたいに、育代さんはガッツリとディープなキスをしてきた。
なんだか頭がぼうっとする。
私は自分の舌で育代さんの舌を追いかけていた。
そんな時間が、どれぐらいあったのかもうわからない。

「あっ…」
-----
ふと思ったんですが、これの次にシャララ隊長とベリィベリー編を出すか、百合子さんソロ活動編を出すか、
それぞれ頭だけ出してみて皆様に決めていただくというのはどうでしょうか?
0672名無しさん@秘密の花園2024/06/04(火) 21:35:57.97ID:O81rkmn60
>>670
やめちゃイヤ!ってちはるさんかわいいなw


>ふと思ったんですが、これの次にシャララ隊長とベリィベリー編を出すか、百合子さんソロ活動編を出すか、
それぞれ頭だけ出してみて皆様に決めていただくというのはどうでしょうか?

面白いと思います
関連スレの人達にも周知してみましょうか
0675ももゆりの人2024/06/09(日) 20:45:04.44ID:iIyxS4qc0
今週もよろしくお願いします。
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育代さんが唇を放したときには少し声が出てしまった。
この声、何だったんだろう?
驚きの声だったのか、もっと求めていて知らず知らずに出てしまった声なのか。
そんな声に気付いたのか気付いていないのかわからないけど、育代さんはキスの範囲を広げていった。
首筋というか、耳の後ろというか…そのぐらいのところに口づけて、さらにその微妙な舌使いで刺激する。

「あぁぁぅ…」

そう、そういうところに弱いの、私は。
勇一はもちろんそんな細かいところは知らなかったし、世の中の男性でそんな細かい愛撫ポイントを知っていて、
気を配れる人はほとんどいないと思う。
首筋周りから始まって、鎖骨周辺、腕、脇腹、太もも…男性にはまず愛撫してもらえないようなそんな微妙なポイントを
育代さんの唇はすごく良くとらえてくれた。
特に足の指の間を愛撫してもらったときはすごかった。普段お風呂に入ったりしたときには当然自分で洗うところだから、
そんなところに快感ポイントがあるなんて自分でも想像もしたことがなかった。

「ああぁっ…あっ…あああ…」

いつの間にか私は自分でも気がつかないうちにずいぶん大きな声を上げていた。
ここまでされても、育代さんがまだ触っていないところがある。
男性なら真っ先に触りに来るであろう、性的にシンボリックなパーツ。
まず最初に育代さんは胸の方に指を滑らせてきた。

「ちはるさんって、着痩せするタイプなのね。直接胸を見たときに大きくてびっくりしちゃった」
「そんなびっくりするほど大きくはないと思うんだけど…」
「そして乳輪が色が薄くて大きめなのね。なんだか海外の巨乳さんみたい」
「そんなに気になるのかな…」
「ううん。そうじゃないの。ただ、いまこうしているだけでも乳輪が少し色が濃くなって縮こまっているのね。
 これって感じてるサインよね。こういうサインを男性は喜ぶみたいよ。勇一さんもそうだったんじゃない?」

育代さんは乳輪の周りにくるくると指で円を描いた。
もう焦らされて待てない。早く触って欲しい。

「うう…」

私は知らないうちに小さなうめき声を上げていた。
それを聞いてか、育代さんは私の「点」を指で軽くつついた。

「ひゃぁっ!」

自分でもびっくりするほどの声が出てしまった。
育代さんってこんなにテクニシャンだったの?
なんだか、ちょっと怖い。
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このところ何か忙しいです…。
0677ももゆりの人2024/06/16(日) 14:30:06.00ID:eSsfQKef0
今週もよろしくお願いします。
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「じゃあ、吸うわね」

育代さんはそう言うと私の「点」を口に含んだ。

「あぁっ!あぁ…」

子供を産んだ経験のある女性なら心当たりがあると思うけど、赤ちゃんが吸う力ってすごく強い。
だから「点」の根元が裂けちゃって痛い思いをしたことのある女性は多いと思う。
そんなに強い吸引力を持つのは赤ちゃんの時だけだそうだから、
大人に吸われても大丈夫だというのは頭ではわかってる。
だけど赤ちゃんに1時間、2時間とかそういう時間ごとに裂けたところを吸われるのはすごく痛い。
だから吸われることにトラウマがある人も多いと思うんだけど、
育代さんが事前に十分愛撫してくれたおかげで、
そんなトラウマはどこかに飛んでいっていた。
唇と舌を相変わらず上手く使って胸をとっても気持ちよくさせてくれている。
えっ!? もしかして私、これだけで果てちゃう?

「あああっ!! あっ! あぁぁ…」

まさか、胸だけで…。

「ちはるさん、もしかしてイッちゃった?」
「……」

私は素直に「イッた」なんて言えなかった。
だって、胸だけでイッたなんて、なんかすごく淫らなことに思えたから。

「かわいいわ…ちはるさん…」
「恥ずかしい…」
「でも、まだ時間もあるし、やらなきゃいけないこともあるわよね?」
「それって…」

育代さんは今度は体をピッタリと密着させて胸への愛撫を再開した。
一回はイッたことによって私の全身はとっても敏感になっている。
育代さんの体が密着しているところ全部が感じているような、とんでもない快感。
育代さんの肌は、やよいみたいなティーンエイジャーのはち切れるような弾力はないけれど、
とてもしっとりしていて柔らかい弾力がある。
吸い付くようでいて、それでいてスベスベ。そしてなんだか良い香りもする。
何だろう…この感覚覚えがあるような気がする…あっ!

「生八つ橋…」

私は思わず口に出して言ってしまった。
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長いですね…。
今日は寝不足なのでもう寝ます…。
0678名無しさん@秘密の花園2024/06/20(木) 12:55:05.97ID:8FLxB0sw0
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0680ももゆりの人2024/06/22(土) 18:23:04.31ID:m8PltB4N0
ちはるさんの謎の独り言、続きです。
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「何? いきなり? このタイミングで食べたくなったの?」
「いやぁ、恥ずかしい! 何で口に出ちゃったんだろう?
 食べたくなったわけじゃなくて、育代さんの肌がしっとりしていて柔らかくて弾力があって…って
 何かに似た感触だなと思ったら口に出ちゃったの」
「それが生八つ橋?」
「そう。二つ折りにして中に餡が入っている方じゃなくて、
 四角いまま箱の中に入ってる生八つ橋…見たことない?」
「本当の生八つ橋ってことね」
「箱に入ったあれを触ったら、しっとりしてるけどスベスベで、
 柔らかさと弾力があって…そんな感じしない?だから育代さんの肌みたいだなって…」
「いきなり生八つ橋のことを言われたのにはびっくりしたけど、
 褒めてもらっていることには間違いなさそうね。じゃあ、続けるわね」

育代さんはそう言って私の体を愛撫し続けて…そして今となっては自分以外誰も触らないところを…舐めた。

「きゃあああん!」

我ながらすごい声が出てしまった。なんだかすごく恥ずかしい。だけどすごく気持ちいい。
声を出しても育代さんは舐めるのを止めない。さっき私の舌を出させた絶妙な舌使いで、
私の大事な部分をこれでもかという程愛撫する。
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ちょい短い感じもしますが区切りの関係で今日はここまでにさせて下さい。
書くのに時間がかかった分いい要素が入り込んでラストが当初予定よりウルトラハッピーになりました。
0683ももゆりの人2024/07/01(月) 15:10:34.68ID:AfuiizGx0
遅くなりました。よろしくお願いいたします。
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そんなことをされながらずっと目を閉じていたんだけど、ふと愛撫が止んだときに目を開けると、
すぐそこに育代さんの大事な部分があった。
まるで私が目を開けることを予め知っていたみたいな絶妙なタイミングで、
育代さんはたまらなく色っぽい腰使いで愛撫をおねだりした。
これが、あの凄腕の風俗嬢から…博司さん経由で…学んだ腰使いなんだ…
私も育代さんと同じで、若いころに女友達とノリでキスしてしまったぐらいのことはある。
だけどさすがに女同士でシックスナインをしたことなんてない。
それでもなぜか、私はそこを舐めたくて舐めたくてたまらない。
ふたりとも何も言わないまま、ピチャピチャと音だけ立てて時間が過ぎていく。
その間にも私は小さい絶頂を何回か迎えたし、育代さんも同じみたいだった。

「ちょっとほっこりしたわね」

育代さんがそう言ってきたので私は答えた。

「ちょっとどころか…私はもう大満足」
「あら、だめよ。まだメインイベントがあるじゃない?」
「メインイベント?」

そう言うと育代さんはカバンからおもちゃを取り出した。

「これがまだでしょ?ちはるさんのアソコはもう受け入れ準備完了っていう感じよ」
「おもちゃのことはわかってはいたけど…本当に持って来てたのね?」
「だって、今日ここで会う目的ってそれでしょ?」
「そうだけど…なんだか怖い」
「怖い?何が?」
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区切りづらい部分ですのでなんだか中途半端ですが今日はこれで。
0684ももゆりの人2024/07/07(日) 12:37:07.31ID:hV4YBU4L00707
こんにちは。七夕ですね。
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「何だかわからないけど…いまの自分を客観的に見るとすごく淫らな女だろうなと思っちゃって、
 抜け出せなくなっていきそうと言うか…そうじゃなくて…
 私をそんなふうに変えちゃう育代さんが、すごく怖いような気がする」
「ふぅん…ねえ、こっちからも言っていい?」
「何?」
「似たようなこと、初体験の時にも初絶頂のときにも言ったでしょ?」
「え…まぁ、言われてみれば…」
「ちはるさんはね、勇一さんが亡くなってそれからずっとひとりでいた結果
 バージンまで逆戻りしたのよ。でも、人間の生きる目的ってたったひとつ挙げると
 すればやっぱり"性"だと思うのよね。勇一さんを失ったちはるさんでもそれは同じ。
 少しでも前に進んでいかないと幸福をひとつ失っていくと思うの。
 前にも言ったけど勇一さんを失ってから他の男性に靡かなかったちはるさんは素晴らしいと思う。
 だけどここは勇気を持って私に頂戴。ちはるさんのセカンドバージンを」
「うん…」
「ありがとう。男性に靡かない貞女のちはるさんってすごく素敵。
 ねえ、男性とするときにはどういう体位が一番好き?」
「え…」
「あ、これじゃ答えにくいかしらね。じゃあ、前からと後ろからだったらどっちが好き?」
「え…と、あの、前から…」
「もしかして、前も後ろもあんまり好きじゃなかった感じ?」
「いや、普段は前からしてたから…」
「実は上に乗って一気に突っ走るのが好き? それだったらこのおもちゃじゃ再現は難しいわ」
「それは、上に乗ったことがないわけじゃないけど…」
「もっとアクロバティックな体位が好きなら言ってくれてもいいのよ? 再現できる限り再現するから」
「じゃあ…えっと…前から…と、後ろからの組み合わせで…」
「じゃあ、前から、後ろから、前からで終わりっていう感じにしましょうか」
-----
もうだいぶ前ですが、ストーリー自体は完成しています。
どういう文章にするかは、書きながら悪ノリして決めていくのでまだ決めてません。
次に何を出すかも、ドロドロの百合子さんか、シャララお姉さんに手ほどきされる初っ子ベリベリちゃんか、
どっちも面白そうで迷います。
0686ももゆりの人2024/07/13(土) 20:33:39.39ID:Rf9UJ2iw0
夏の入り口って感じの昨今ですが、季節の変わり目には眠気が耐えられません。さっき起きました。
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だめだわ。ちょっとやそっと反撃したところで育代さんの謎の力で絡め取られてしまう。
私なんかが太刀打ちできる相手じゃない。

「横になって脚を開いてくれる?」

セカンドバージンね。何とも上手く言ったものだわ。初体験の時と同じドキドキがある。
これから、これまで知らなかった世界に入っていくっていう緊張と期待。

「入るわね」

育代さんがそう言うと、育代さんのものが私の中に入ってきた。
もちろん育代さんのものじゃないことなんてわかってる。
だけど実際の感覚ではとても育代さんが手に持った工業製品が入ってきたなんていう感覚じゃない。
まさに育代さん自身が入ってきたという感覚しか頭の中にはない。

「きゅう…」
「あら、素敵な声が出るのね」

やっぱり私はそうなんだ。
中に入ってくる瞬間に喉が鳴るような声が出るって勇一もよく言っていた。
男性から見てかわいいポイントらしいんだけど、育代さんにとってはどうなんだろう。
正直、この部屋に入ってからの育代さんからは肉食レズの気配しかしないから
私にこんな声を出させて自分も興奮しているのかも。

「動くわね」

そう声がかかると中でおもちゃが動き始める。

「…!!!」

まるでアソコじゃなくて脳幹まで突き上げられてるみたいな快感が走る。
なに、これは一体何なの?
自分で握っているおもちゃ以外が入ってくるのは本当に久しぶりだから
その分もあるのかもしれないけど。
それを割り引いても育代さんのおもちゃ捌きはすごすぎる。
本当にこれが初めてなの?
女性だからなのか育代さん特有なのかそれはわからないけど、当たるところが的確すぎる。
私の快感ポイントを的確に捉えてくるし、私自身が知らなかった快感ポイントまで
育代さんが突き上げてきて脳みそをグチャグチャにかき回されてるみたい。
だめ…もう何も考えられなくなってきて…
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また寝ようかな…
0687ももゆりの人2024/07/20(土) 16:00:14.41ID:S+cuNR9W0
月曜日は母の通院付き添いのため、明日から実家帰りします。
忘れないうちに今日出しておきますね。
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「後ろ向いてみましょうか」

育代さんがそう言ったことだけは微かに聞こえた。
私は考えるまでもなく四つん這いになった気がするんだけど、
体勢を変えるのに少し手を貸してもらったような気もする。
でもそんなこともうどうでもいい。
とにかく気持ちがいいんだもの。
気持ちいい、気持ちいい、気持ちいい、気持ちいい、気持ちいい。
後ろからおもちゃを捌いてもらうと快感ポイントに別の角度から当たって
また別の快感が体の中を無茶苦茶に駆け回る。

快感の中、私はまた前からの体勢に変わっていたけど、いつどうやって
体勢が変わったのかなんてもう本当にわからない。
中全体がまるで焼けるように熱くなっていることを感じながら、
私の体の中を快感が完全制圧したのを感じた。
しばらくはその熱が徐々に収まっていくのをゆっくり感じていた。

「…どうだった?」

しばらくすると育代さんが声をかけてきたのはわかった。

「…気持ちよかった…」
「楽しんでもらえたかしら?」
「ええ、正直すごくよかった」
「ちはるさんの体がガクガクガクってなったから、多分終わったんだと思ってやめたんだけど、
 不完全燃焼に終わってないかしら?」
「いやぁ、もう大満足…」
「ちはるさんってすごく綺麗に感じるのね。胸元までほんのり赤くなって本当に綺麗でかわいかった」
「え、そうなんだ…」
「それで、見て。乳輪がこんなにかわいく縮こまってるのよ。こんなにかわいく『感じてるサイン』を
 出せる女性とできるって、男性の夢じゃないかしら。勇一さんはさぞかし楽しかったでしょうね」
「そうなのかな…」
「まあ、とりあえずお茶でも飲んで落ち着きましょ」

そう言って差し出されたカップを両手で受け取って、私は一気に飲み干してしまった。
だって体の熱が冷えていく感覚がそれはそれでまた気持ちよかったんですもの。
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こういうシーンは、切りどころに迷います。
短いかも知れませんが今日はこれで。
0688名無しさん@秘密の花園2024/07/21(日) 22:20:50.03ID:UxhxoB3r0
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0690ももゆりの人2024/07/28(日) 10:54:25.93ID:fwqRnOB10
今週もよろしくお願いします。しかしいつまで続くんでしょうね。
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「ちはるさん?」
「え?」
「ちはるさんって結構声が大きくて、気持ちいいって口に出すタイプなのね。
 びっくりしちゃったけど、そういうのが好きな男性には愛されそうね」
「え?私ってそんなに声大きくて…」

そこまで言って私は言葉を失った。
だって明らかに声が枯れてるんですもの。
そんなに育代さんがよかったってこと?

「いやぁ! 私ってそんなに絶叫型なの? こんなに声が枯れてちゃやよいに
 なんて言い訳していいかわからない!」
「そうねえ…」

育代さんはそう言ってホテルのサービスメニューを見始めた。

「思いついちゃった。こういう郊外型の大型ラブホテルにはありがちなのよね」

何を思いついたんだろう? 育代さんは何だかリモコンをいくらか操作すると、マイクを持ちだしてきた。

「歌いましょう」

テレビにカラオケの映像と歌詞が映し出された。
激し目のシャウト系の歌ばかりが続いたけど、育代さんって意外とこういう趣味なの?
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今回も短いですが、切るタイミングがなかなかないということでお許し下さい。
…来週から2回分書き込みましょうか?

よろしくお願いいたします。
0691ももゆりの人2024/08/03(土) 19:05:31.04ID:N6yByLPd0
今週もよろしくお願いします。ちょっと最近忙しくてなかなか筆が進んでません。
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「はい、おしまい。ちはるさんは、たまには仕事を離れたいと思って、
 私と落ち合ってカラオケを楽しみました。シャウト系の歌で盛り上がって声が枯れました。
 やよいちゃんにはそう言っておけばいいと思うわよ」
「そんなので納得してもらえるかな…?」
「ウソじゃないでしょ。一部情報を隠しているだけで」
「なんか子供にウソを言ってるみたいで後ろめたい気もする…」
「大丈夫よ。子供というのは親が考えているよりはるかに大人。
 ちはるさんだって正直薄々勘づいているでしょう? 中学生のやよいちゃんがまだ漠然とかも
 知れないけど性について何かを感じ始めているってこと。親もひとりの人間として
 性欲というものを持っていて、それがあるからこそ自分がこの世にいるんだ、
 っていうことを、子供はいつの間にか学んでいくのよ。
 やよいちゃんも一時は混乱するかも知れないけど、どうやってちはるさんがなるべく
 やよいちゃんを傷つけないように発散しているかを知っていつか感謝する日が来ると思う」
「そういうものなのかな…」
「そういうものよ。なんなら私はうちのみゆきがそういう意識を持って
 やよいちゃんとお互いに体の触りっこをしていてもいいと思ってるわ」
「なんか育代さんって、すごく肝っ玉の据わった育児カウンセラーみたいね」
「あら、そう? 肝っ玉って言ったらなおちゃんのところのご両親の方が
 イメージに近い感じしない?」
「なんだかこういう話になると大体緑川さんの話になるわね」
「だって。どう考えてもあのご夫婦は仲良しの度が過ぎるわよ。
 もしかしたらなおちゃんなんかお母さんのあの声を聞いたことがあるんじゃないかな」
「そう考えるとなおちゃんもいずれとも子さんみたいな肝っ玉母さんになるのかしらね」

ふたりで想像してちょっと笑い合った。
0692ももゆりの人2024/08/03(土) 19:07:50.10ID:N6yByLPd0
「さあ、そろそろお開きで帰りましょうか。美味しいご飯は母親の証よ」
「え、でも今日は私の方がされっぱなしで育代さんが全然いいことになってないと
 思うんだけど…」
「いいのよ。今日はちはるさんの記念日だから。それに…」
「それに?」
「ここでちはるさんに預けておけば、次の話をしやすいでしょ?
 次は私にいい思いをさせてね」

借りができちゃった。
本当に育代さんは易々と人の心を制圧していくなあ。
もうこの親にしてこの子ありとしか言えない。

私たちはタクシーを呼んで家の近くまで帰った。
一緒に晩ご飯の買い出しをして、それぞれに荷物を持って家に帰る。

「今日はありがとうね」
「いえ、私こそ本当にありがとう」
「また行きましょうね、カラオケ」

育代さんはそう言うと悪戯っぽくちょっと舌を出した。
やってることはかわいいけど、これよく考えたらすごいこと言ってるのよね。
策士なのか天然なのか、どっちにしても少し怖い。
でも体の中に澱んでいたムラムラをこんなにスッキリ片付けたのは本当に久しぶり。
たぶん、勇一がまだ元気だったころ以来だわ。
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1カキコ分ではどうしても書きたいことが入りきらないので今日は2カキコしてみました。
いかがでしょうか?
次回もよろしくお願いします。
0693名無しさん@秘密の花園2024/08/04(日) 00:54:46.71ID:oM+/jvDm0
>>692
乙です、二話分更新ありがとうございます
育代さんとちはるさんの会話が軽快で面白かったです
特に子供との向き合い方や人間の本能について真摯に語り合う場面が印象的でした
そして毎度のことながらなおちゃん家が引き合いに出されてるの笑いましたw
0694ももゆりの人2024/08/10(土) 16:37:29.20ID:H9Y/2cfL0
熱いですねえ…何年ぶりかでスイカを買ってしまいました。しかも丸々一個。
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「ママ、今日は何かいいことあったの?」
「え? どうして?」
「なんか楽しいことがあったみたいな嬉しそうな感じだから」
「え? やっぱり顔に出ちゃうかな。これ、会社の人には内緒ね。
 今日は午後に半休を取って、みゆきちゃんのお母さんとお遊びしてきたの。
 ウィンドウショッピングしたりスイーツ食べたり、
 あとカラオケに行って激し目の歌を歌いまくってストレス発散してきちゃった」
「ああ、だから声がちょっと変なんだね」
「大きい声って、普段から出し慣れてないとたまに出すとこうなっちゃうのね。
 でも本当にいいストレス発散になったわ。もしよかったら今度やよいも一緒に
 行きましょうか、カラオケ」
「えぇ〜なんか恥ずかしいよう」
「気にすることないじゃない? 歌いたい歌をノリノリで歌うのが一番盛り上がるんだから、
 アニソン特撮を歌いまくれるわよ」
「ん〜考えとく」
「ぜひ前向きにね」

私の心配は完全に杞憂だったな。
親子のちょっとした会話のネタになっちゃった。
今度、本当にやよいをカラオケに連れて行ってあげよう。
最初は恥ずかしがってもヒーローソングが流れ始めたら目の色が変わるのはわかりきっているもの。
はぁ、いい一日だったわ。
-----
2投稿分にしても中途半端なときは中途半端になりますね。
0695ももゆりの人2024/08/10(土) 16:41:03.35ID:H9Y/2cfL0
場面変わります。
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「ねえママ、今度の日曜日にみゆきちゃんと一緒に中央図書館に行っていい?」

やよいがそう聞いてきた。

「中央図書館に? 近くの図書館じゃダメなの?」
「うん、なんかね、みゆきちゃんが自分の国語力のなさを何とかしたいって思って、
 いつもの絵本から童話にグレードアップして読んでみようと思ってるんだって。
 それでせっかくだから本が沢山ある中央図書館に行ってみようかって。
 知り合いのお父さんが童話作家で夢原こかまさんっていう人で、
 その人の本が沢山あるから中央図書館まで行こうかって」
「ふ〜ん、そうなの。みゆきちゃんも頑張ってるのね。まあみゆきちゃんと一緒ならいいわよ。
 でも、遠出になるからみゆきちゃんの家まで行ってママもみゆきちゃんのご両親に
 ご挨拶するわね。それでいい?」
「うん! じゃあそうみゆきちゃんに言っとくね!」
「ところで、何時から何時ぐらいの予定?」
「う〜ん、10時に開館だからそれに合わせて行くとして、帰りは何時になるかちょっとわからない」
「お昼はどうするの?」
「そういえばどうしよう? 図書館の中でお弁当は食べられないし…」
「近くにあるお店に入るしかなさそうね。じゃあ当日お昼代と予備のお金を渡すわね」
-----
この辺からしばらく楽屋落ちが結構入りますので探してみて下さい。
0696ももゆりの人2024/08/17(土) 20:15:34.25ID:zjaeH9+r0
連日うだるような暑さですが、今日はちょっとマシですね。このまま秋に入るのかな?今日もよろしくお願いします。
-----
というわけで今度の日曜日にまた育代さんと会う約束ができちゃった。
まあ、日曜日だからご主人もいらっしゃるでしょうし、普通にご挨拶して少しお話しして終わりかな。

「育代さん!」
「あ、ちはるさん。休日なのに朝早くから悪いわね」

私は育代さんと挨拶を交わしたけど、これはちょっと迂闊だったかも知れない。

「あれ? ママとみゆきちゃんのお母さんって名前で呼ぶほど仲がよかったの?」

やよいがそれに気がついた。
やよいは人との関係性というか距離というか、そういうものにセンシティブだからこそ
気がついたのかも知れない。

「そうよ。実はママがお仕事で紫乃丹百貨店に行ったときにみゆきちゃんのお母さんに出会ったの。
 それでせっかくだからって言ってお茶してしばらく話したの。
 それ以来すっかりお友達なの。ママがお仕事中にお友達とお茶してたなんてことは
 会社の人には秘密ね」

みゆきちゃんの方はやよいとのお出かけにすっかり心浮き立っちゃって
私と育代さんの関係なんて眼中にないみたい。
みゆきちゃん本人がよく言ってるけど頭の中にはウルトラハッピーしかないのね。

「はい、これお財布。いまのお財布が古くなったらママが使おうと思って買っておいたものを
 特別に貸してあげる。お金は入れてあるけど、カバンのどこに入れたか常に忘れないでね。
 それから余計なことにお金は使わない。必ず守ること。いい?」
「うん、わかった」
「じゃあ、行ってらっしゃい」

育代さんも育代さんでみゆきちゃんに似たようなことを言って聞かせてたみたい。
中学2年生…大人びているようでいてやっぱり子供なのがこの年代だから心配にもなるけど、
少しずつ親から離れる訓練も必要よね。
育代さんに視線を移したら向こうもやっぱり同じようなことを考えてたみたいで、
目が合ってお互いに苦笑しちゃった。

「行ってきまーす!」

そう言うふたりの背中が見えなくなるまで育代さんとふたりで見送った。
-----
このあとの展開がおわかりの方もいらっしゃるでしょうが…
0697ももゆりの人2024/08/17(土) 20:19:12.44ID:zjaeH9+r0
続きです。
-----
「ちはるさん。このあと何か用事はあるかしら?」
「いえ、特には…何かあるの?」
「ケーキ買いに行かない?」
「そんな…悪いわ、やよいを見送るためにここまで来ただけなのに」
「そうじゃなくて、私が食べたいの」
「そうなの?」
「ええ、実はね、うちの人は今日休日出勤なのよ。現在進行中のプロジェクトが
 佳境なんですって。だから私は今日うちでひとりで過ごすのかなあと思ってたけど
 せっかくちはるさんにここまで来てもらったんだからケーキを食べながらお茶してしばらく話せない?」
「それは構わないけど…」
「普通の日曜日の家事なんて、何時までに仕上げなきゃいけないっていうようなものでもないでしょ?
 しばらくガールズトークしましょうよ」
「じゃあ、そうしちゃおうかな」

気がつけば私の声もずいぶんノリノリになっていた。

「決まりね。このまま行っちゃいましょう」

ケーキ屋さんに来たんだけど、育代さんってこういうときにすごく神妙な顔つきで
ケーキを選ぶんだなって思った。
好きなものに対しては没入しちゃうようなところがみゆきちゃんに遺伝したのかしら。

「私はこれがいい。かかってるチョコレートがつやつやしてきれい。
 ワンポイントで添えられてるラズベリーの実もかわいい」
「これは本当に美味しそうね。でも育代さん、かかっているこれがチョコレートであるとは
 限らないんじゃない?もしかしたら羊羹かも」
「え…もしそうだったら羊羹には悪いけどちょっとがっかりかも知れないわ」
「確認しておいた方がよくない?」

育代さんは視線を上げてパティシエさんに話しかけた。

「あの…」
「はい、どうされました?」
「この全体的に黒くてラズベリーの実が載ってるケーキはチョコレートがかけてあるんですよね?」
「はい、チョコレートです。羊羹ではございませんのでご安心下さい」

パティシエさんは話を聞いていたみたい。
私は思わず顔を反対に向けて吹き出しちゃった。
だってケーキ屋さんが羊羹を売るわけないじゃない?
こういうどこかズレたことを本気で口にしてしまうところもこの親にしてこの子あり、なのかしら。
-----
ある漫画2作からネタをいただいてます。お気づきの方はいらっしゃいますか?
0700ももゆりの人2024/08/25(日) 04:10:58.00ID:4zkU8g7k0
なかなか涼しくありませんね。暑すぎて体調崩してます。
-----
「私はこのフルーツ盛りショートケーキにしよう。フルーツの色合いがすごくきれいでかわいい」

というわけでふたりともケーキを決めて、ちょっとラスクも買い込んで育代さんの家に向かった。

「何飲みましょうか? ちはるさんは何がいい?」
「そうねえ…そもそも何があるの?」
「紅茶…日本茶に、中国茶も少し。あ、あと種類は少ないけどハーブティーも」
「そんなにいろいろ取りそろえてるの?」
「そう。まあ私の趣味みたいなものかしら。こういうものをいろいろ味わうのが好きなの。
 私のささやかな贅沢。かわいいものでしょ?」
「へえ…なかなかいい趣味なのね。そうなると逆にひとつ疑問があるんだけど聞いていい?」
「何?」
「なんでコーヒーがないの?」
「あら、ちはるさんコーヒーが好きだった?」
「いえ、そうじゃなくて単純に考えて揃えるとすれば日本茶、紅茶、コーヒーからじゃない?」
「それはねえ…コーヒーって上手く淹れるのがすごく難しいのよ」
「難しい? どういう風に?」
「まず、インスタントコーヒーは論外でしょ? ミルした状態で売られているコーヒー豆も
 美味しくないのよ。なぜかと言うとコーヒーはミルした瞬間からあっという間に不味くなっていくの。
 理想的には、飲む直前にローストしてミルするのがいいんだけど、そこまでできないにしても
 ローストした状態で厳重にパックして専用の冷蔵庫で保存して、飲む直前に飲む分だけミルするの。
 そうでないとコーヒーの本当の味は出てこないのよ。正直、そこまでやるには専業主婦としては
 贅沢に過ぎるでしょ?」
「へえ…ということは、育代さんは相当美味しいコーヒーを飲んだことがあるのね?」
-----
実はいろんなお茶を飲むのは私自身の趣味でもあります。
0701ももゆりの人2024/08/25(日) 04:19:17.89ID:4zkU8g7k0
私の家は古くて断熱性能が悪いので、エアコン入れても涼しいなと思えるのは夜だけです。
-----
「ちはるさんも多分知ってると思うんだけど、商店街にコーヒー豆を売ってる店があるのよ。
 あんまり目立たない店だから気にしてない人も多いと思うけど。
 でも実はあの店はすごい店よ。店主さんがコロンビア出身でね。コロンビアって結構大きな
 コーヒー豆の産地なのよ。正直あまり日本語が上手くないけど、そんなこと何とかなるなる!
 それで結局行きつけになっちゃった。有料で試飲もさせてくれるから、いつか一緒に行きましょう」

やっぱり、誰とでも仲良くなる達人だわ。みゆきちゃんに遺伝したのね。

「というわけなんだけど、何がいい?」
「やっぱりケーキだから…紅茶かしら」
「紅茶ね。いまあるのはセイロン、ダージリン、レディグレイだけどどれがいい?」
「そう言われても詳しくは違いがわからないわ」
「そうねえ…多分、日本人が"紅茶の味"と言われてまず思い浮かべるかなっていうのはセイロン。ダージリンは少し渋みがあって、ちょっと中国茶に似た味。
 レディグレイはフレーバーティーで、矢車菊の花が入っていたりするから華やかな香りがするわ。ただ、花の香りがするっていうことは香水を飲んでる
 みたいっていうことで苦手な人は苦手ね」
「じゃあ…思い切ってレディグレイ!」
「わかったわ。じゃあ淹れるわね」

育代さんはそう言ってレディグレイを淹れ始めた。
ずいぶんと慣れた手つき。
正直言って羨ましいなあ…いろんなお茶を楽しむぐらいは大した贅沢ではないんだろうけど、お金の問題よりもお茶を美味しく淹れる技術とか、必ずしも
なきゃいけないわけじゃない家事を身につける余裕がある専業主婦が羨ましい。
やよいを学校に行かせて、家庭においても身につけておかなければいけないことを教えて、そしてやよいと私の生活費を稼いで、そういうことをやってたら
家事なんて本当に最低限のことしかできないもんなあ…
そうして、目の前にレディグレイの入ったティーカップが置かれた。
なんていい香りのお茶なんだろう…
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寝苦しい夜には眠剤ぶち込んで無理矢理寝るというか気絶してる毎日です。
皆様も体調には十分ご注意下さい。
0702ももゆりの人2024/08/25(日) 06:11:23.47ID:4zkU8g7k0
改行おかしかったですね。すみません。
0703ももゆりの人2024/09/01(日) 02:17:07.59ID:dfpQ5oVj0
季節が変わる時期がやってきました。持病のせいでなかなかエンジンがかかりません。
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「すごくいい香りね」
「あら、ちはるさんには合ったみたいね。良かった」
「レディ、っていうことは女性の名前なの?」
「残念ながら、レディグレイっていう実在の人物はいないの。
 このお茶の元になったアールグレイっていうお茶は実在の人物の名前なんだけど」
「アールグレイ?」
「直訳するとグレイ伯爵ね。これはイギリスに実在する爵位でグレイ伯爵何世っていって
 代々引き継がれてる名前なの」
「へえ…なんか高貴でいいわね」
「でもね、アールグレイって謎のお茶なのよ。お茶の名前になったアールグレイが
 どのアールグレイなのかわかってないし、そのアールグレイのためにお茶を
 ブレンドした人が誰かもわかってないの」
「不思議なのね」
「アールグレイの元祖もトワイニングとジャクソンっていう会社が争っててね。
 まあ、結局ジャクソンがトワイニングに吸収合併されるっていう形で
 トワイニングのものっていうことになったんだけど。
 それでトワイニングが権利者になったんだけど、それでできたのがアールグレイに
 さらにフレーバーを足したレディグレイっていうわけね。訳すとグレイ伯爵夫人かしら」
「へえ…それでも、伯爵とその夫人の名前が紅茶になってるって何だか素敵ね」

そんな話から、貴族生活への憧れ、イケメン俳優の話、お菓子の話…
いろんな話をしたけど…だんだんそっち方面の話になっていくわよね。

「ねえ…ちはるさん?」
「なあに?」
「うちの人がいまプロジェクトで一杯一杯っていう話はしたじゃない?」
「そう言っていたわね」
「だから…今ちょっと寂しくてね…」
「もしかして…?」
「そう、今日は私を喜ばせてもらえないかなぁ、って…」

あっちの話よね、こういうことは…
それにしても育代さんの眼差しは可愛くてそれでいて色っぽくて何だかずるいぐらい。

「ええ…」

誘われて「喜んで!」なんて即答できるほど私も好きものじゃないし…
だけど私だってそういうことをしたいっていう気持ちもあるし…
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もうだいたいこの後の展開が読めるかと思いますが…。
0704ももゆりの人2024/09/01(日) 02:24:29.54ID:dfpQ5oVj0
続きです。
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「あの…」

このとき私はそう口にしたけど、何が言いたかったってことがあったわけじゃない。
何かを口にすれば何か状況が変わるんじゃないかって思ったんだけど、
育代さんの可愛くて色っぽい瞳は変わらずにあざとくこっちを見つめてる。

「…しましょうか」

結局私は押し負けてしまった。
でも嫌だったわけじゃない。そっちのことについて私も当たり前に
関心を持ってるって事は多分育代さんが一番良くわかってる。

「良かったぁ!」

育代さんはそう言って小躍りした。
ああもう本当に可愛いなあ!
これで本当に中学生の子持ち主婦なの?

「でも、どこでするの?」
「え? うちでいいじゃない?」
「ええぇ!? ウソでしょ!?」

まさかまさかだわ。
育代さんと博司さんが普段愛を育んでいる場所でしようって言うの?
本当にまさかだったけど、それからはベッドルームに移って、お互いに服を脱がせあった。
脱いだ服は敢えて脱ぎ散らかしておいた。
その方が何だかイケナイ情事っていう感じがして萌えるじゃない?
それからふたりでバスルームに行って…さすがにホテルのお風呂ほど広くはない。
だからふたりでシャワーをかけあったあとソープをのばして、抱き合うように洗い合った。
それはそれでいかにも「生活の中での"ちょっとイケナイこと"」感があって何だかお互いに盛り上がった。
だって、他人の体を隅々まで洗う事って、滅多にないじゃない?
女性の身体は…ソープ越しにもわかるぐらいにツルツルしてて柔らかい。
お互いに、相手の手が敏感ポイントの上を滑るときには小さい吐息が漏れる。
自分の吐息、そして育代さんの吐息が交錯する。
それがまるで会話のように囁きあい、色っぽい言葉を交わすよりもっともっと気分を盛り立てていく。
バスルームの中だけで私は小さい絶頂を何度か迎えた。
それは多分、育代さんも同じだったんじゃないかな。
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なかなかちょうどいいところで切れませんね。
0705名無しさん@秘密の花園2024/09/09(月) 00:21:08.61ID:uuRD+G8/0
祝福がありますように🌸🌼💮
0706名無しさん@秘密の花園2024/09/09(月) 00:21:22.79ID:uuRD+G8/0
【新しい日本】

性産業という災いを終わらせ新しい日本にすること。これが神の日本に対しての御言葉です。天照大御神信仰を終わりにさせイエスキリストを日本の新しい神とさせなさい。
0707ももゆりの人2024/09/09(月) 07:46:14.77ID:0Q2Ke/gz0
遅れましてすみません。体調ガタガタです。
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「あの…やっぱり一応聞いておきたいんだけど、やっぱり育代さんご夫婦のベッドルームを使うのよね?」
「そうよ。今日はうちの人も多分夜になるまで帰ってこないし、やよいちゃんとみゆきも夕方までは
 戻らないでしょう」
「家でするときには、博司さんとするベッドルームよね? 大丈夫なの?」
「多分ね」
「本当に?」
「男性を引っ張り込んだら多分うちの人も気付くと思うのよ。でも娘のクラスメイトのお母さんが相手だなんて、
 さすがに疑うターゲットから外れるでしょう」
「…前から結構思ってたことなんだけど、言っていい?」
「何?」
「育代さんって、結構悪女よね」
「そういう部分もないと、人生つまらないでしょ?」
「…そうね」

今日は私がタチになる日。
だから、思い切って攻めなきゃ。
育代さんがドアを閉めるために壁際に歩いたところを見計らって、私は生まれて初めて「壁ドン」をしてみた。

「…育代さん?」
「…何?」
「この小悪魔」
「そんな…」
「悪女」
「私そんなに悪いかな…」
「…教えて頂戴。悪女になるハウツーを」
「いいの?」
「専業主婦の育代さんにはわからないかも知れないけど、私会社では一応部下も抱える身なのよ」
「…そうね、正直私にはわからない部分だわ」
「つまり、部下の子に手を出すことだってその気になればできるってこと」
「悪い企みね」
「そう、今日は育代さんから悪いところをもらって帰るわ」
-----
続きます。
0708ももゆりの人2024/09/09(月) 07:47:36.12ID:0Q2Ke/gz0
続きです。
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そう言って軽く唇を重ねたら、ふたりはベッドに横たわることになった。
私が押し倒したのか、育代さんが私を引っ張って横たわったのか、どっちとも言えない。
多分両方事実なんだと思う。
しばらくの間は、私は何していいかわからなかったから、ただひたすらに唇を重ねては離していた。
そうしたらさりげなく育代さんが私の手を取って自分の肌の上に滑らせた。
そうだった。育代さんにいいようにやられてしまった前回は、肌の上を撫でられただけで
気持ちよくされちゃったんだった。
そう、やり返せばいいのよ、同じことを。
私は育代さんの生八つ橋肌に優しく、触れるか触れないかの感覚で手を滑らせた。

「はぁん…ふぅ…ふぅん…」

育代さんも声を上げ始めた。
そして早く触って欲しいとばかりに胸のてっぺんの方を私の手の方に向けるように身をよじる。
やっぱり積極的ね、育代さん。

「育代さんってちょっと鼻にかかった声を出すのね。可愛いわ」

そんな声をかけてみる。

「え? そうなの? 自分で意識したことも言われたこともなかった…」
「それで感じるとちょっと笑顔になるのね。なんだか海外のそういう女優さんみたいだわ」
「そう思うっていうことは、ちはるさんは海外もののそういう動画を見たことがあるのね?」
「そりゃあ、私だって興味はあるもの」
「海外もの好き?」
「う〜ん、男優の男性自身が大きいところは魅力だけど、情緒はやっぱり国内ものの方があるわね。
 でも育代さんも見たことがあるってことね?」
「そりゃあ…やっぱり、ね? 人類永遠のテーマだし…」
「じゃあ、永遠のテーマを追い求めてディープモードに入りましょうか」

そう言って私は肘を支えにして育代さんに覆い被さる。
きめの細やかさまでわかるほど目前に迫る育代さんの柔らかい肌。
ここでキスをするんだったかしら…
私は育代さんの唇に軽く自分の唇を重ねた。
0709ももゆりの人2024/09/09(月) 07:50:36.39ID:0Q2Ke/gz0
すみません、なにかご操作したみたいなんですけど、よくわからないうちに送信してしまいました。
遅くなったのは体調が理由です。
次の土日ぐらいにまた続きが書ければいいなと思ってます。
0711名無しさん@秘密の花園2024/09/16(月) 07:12:10.72ID:6KTdHuuI0
乙乙です
みゆやよが図書館に行くくだりから一気読みしました
育代さんの小悪魔っぷりが可愛いです
また、紅茶やコーヒーに関する雑学がさりげなく挿入されているのが、物語を引き立てていますね
私自身も思わず美味しい紅茶をじっくり味わいたい気持ちになりました
0712ももゆりの人2024/09/16(月) 14:42:59.92ID:RALkhiZ80
遅くなりました!
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「ふぅん…」

育代さんは軽く唇を重ねるだけで少し気持ちが良くなるのか、
声とも言えないような、吐息と表現するにははっきりしすぎている何ものかを発する。
それからは気が済むまで唇を重ねて、重ねて…気分がだんだん盛り上がっていく。
だから私はオリジナル技を混ぜてみた。

「ねえ、育代さん?」
「ここまででいい?」
「意地悪言わないで…いいわけないじゃない…」
「じゃあ欲しい気持ちを口に出して伝えてくれる?」
「え…」
「今さら清純ぶってもダメよ。育代さんが好き者だってことはもうちゃんとわかってるんだから」
「じゃあ、もっと、もっともっと欲しい…」
「最初からそう言えばいいのよ」

え? なに? この私のしてることってもしかして言葉責めっていうやつ?
私って実はSっ気あるの?
とりあえず私は育代さんにされたことを思い出しながら、
とりあえず育代さんに唇を割らせて舌を求めてみようかしら。
育代さんのしたことを参考に。
そう、唇が重なる直前に舌の先でちょっと唇の間を求める。

「ん…」

そうよね、そもそも育代さんが私にやってきたことだもの。
何をどうやったら相手が昂ぶってくるのかは育代さんの方がよく知っている。
私が育代さんにされたときよりも若干早まわし気味で私たちは舌を求め合った。

「ふ…ふ…」

これは声じゃない。なんかこう表現しちゃうと身も蓋もないって感じもするけど、鼻息。
人間の…アラフォー女がこんなはっきりした鼻息を荒く発することができるなんて、ちょっと信じられない。
まるで大型犬が思いっきり走り回った後みたい。
育代さんは、私と同じ気持ちなのかな?
興奮しているせいかもしれないけど、口の中がアソコの中みたいに敏感になって、
舌を絡め合ってるだけで気持ちがいい。
-----
いよいよ始まります。
0713ももゆりの人2024/09/16(月) 14:47:16.87ID:RALkhiZ80
続きです。
-----
でも…

「あっ…」

口を離すと育代さんが声を上げた。
前にご休憩に入ったとき立場が逆で同じことがあったけど、
だからこそ私はあの時声が出た理由がわかった気がする。
さて、これからは育代さんの方を喜ばせてあげなきゃいけないのよね。
全身リップから始めるのよね。

「はぁん…ぁあ…」

育代さんが声を上げるのがすごく嬉しい。

「育代さんの鼻にかかった甘い声って本当に可愛いわ」
「え…うちの人にもそんなこと言われたことないな…」
「もう少し聞かせてね。その鼻にかかった可愛らしい声」

可愛らしい声を聞きながら彼女の体を手と唇で愛し続けた。
そろそろおもちゃに移りたい頃合いだけど、私が持っているわけじゃないのよね…

「おもちゃはあるのよね?」
「あるけど…」

さっきちょっとSっ気を出して楽しかったことを思い出して、敢えて冷たく言い放ってみた。

「おもちゃを出しなさい」

育代さんはちょっと体をヒクッとさせた。
このヒクッていう痙攣のような動きはなんだったんだろう?
イヤだったのか、あるいはそうではないのか…
でも、クローゼットに向かって四つん這いで向かっている育代さんのことを背後から見ていて、私は確信を持った。
私の言い方が響いたのか、おもちゃという言葉に反応したのかはわからないけど、軽い快感が走ったんだわ。
だって、こっちを向いてる育代さんのアソコが、濡れてテラテラといやらしく光っているんだもの。
-----
実は最近忙しくていろいろ時間がありません。
でも時間見つけて書こうと思います。
よろしくお願いいたします。
0714ももゆりの人2024/09/16(月) 14:48:27.72ID:RALkhiZ80
ちょっと1行が長すぎましたね。気をつけます。
0715ももゆりの人2024/09/21(土) 17:44:24.91ID:nyiTWWKW0
今週もよろしくお願い致します。
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「はい、おもちゃをこっちに渡して。それからベッドの上で向こうを向いて」

私はわざと事務的な風を装ってそう言った。
でも、実は私ももう蜜でトロトロだった。
四つん這いになった育代さんのお尻が、いま目の前にある。
多分、おもちゃが挿入ってくるのを待ってるんだろうな。
でも、すぐには挿入れてあげない。
私は、四つん這いになっていることによってとてもとても舐めやすくなっているそこを舐めた。

「はぁん…」

育代さんの鼻にかかった吐息がそれだけで漏れる。
しばらくこのまま可愛い声を聞かせて貰おうかしら。

「はぁぁぁぁぁん、はぁぁぁん…」

育代さんって高まっていくと吐息が長くなって少しずつ高い声になっていくのね。
なんだか私もゾクゾクして来ちゃった…

「挿入るわね」

私はここでは優しく声をかけた。
だって、一番繊細な瞬間だから…やっぱりね?

「ひゅぅぅぅ…」

バックからおもちゃを挿入れてあげると鼻にかかった声が2オクターブぐらい
上がったみたいに思った。
そのままおもちゃを動かしてあげると、なんて言うのかな…
声が裏返って篠笛みたいなヒュー、ヒューっていうような声になる。

「どう?」
「いいぃ! すごくいい…!」

そう言えば、育代さんはいまどんな表情をしているのかしら?
さっきの快感の時の笑顔を思い出すと、実際に突かれてるときの表情を見たくなってきちゃった。

「前から行きましょうか」
「うん…」

ああ、やっぱり気持ちよさを楽しんでいるようなニコニコ顔で感じるタイプなのね。
動かし続けると、育代さんの声はどんどん高くなって最後は

「ひょぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!」

本当に祭り囃子の篠笛がクライマックスを迎えた時みたいな長い長い音を響かせて果ててしまった。

「どうだった?」
「うん…すごくよかった…」
-----
続きます。
0716ももゆりの人2024/09/21(土) 17:49:52.64ID:nyiTWWKW0
続きです。
-----
育代さんは紅潮した顔で満面の笑みを作って言った。そしてこう続ける。

「やっぱり女同士だとポイントがよく分かっていいわねぇ」

やっぱり女同士だとこういう結論になるのかしらね?

「ちはるさんも攻めてて気持ちよくなかった?」
「うん…ちょっとよかった」
「いいわねぇ、女同士っていうのも。困った事態に発展する可能性もほとんどないし」

確かに、私もまるで育代さんの快感にシンクロするように頭の中が熱くなるような快感を感じていた。

「育代さんってイクときに乳輪ごと少し尖るのね。それはもうはっきりと」
「え…そんなことも言われたことないかも」
「なんて言うのかな…ゆるゆると上がっていって、そこから急にグーッと急上昇するときに
 それにつれて乳輪ごと持ち上がる感じ」
「自分の体のことだけど、初めて知ったかも…」
「感じてるサインなんだからご主人には嬉しいことなんじゃない?」
「うん…でもちょっと待って」
「何?」
「ちはるさん、正直に言って、勇一さんがご存命の時に"よかった振り"をしたことなかった?」
「ん…正直、あるかも…」
「そうよね、世の中の女性には結構多いんですって。大してよかったわけではないけど
 男性をガッカリさせないためによかった振りをすること」
「あ…やっぱりそうなんだ…」
「と言うことはよ、私がうちの人とするときには、
 私が演技をしてもうちの人にはウソかホントかはっきりわかってたってことになるの?」
「あんまり考えたくないことではあるけど、残念ながらそういうことになりそうね」
「え…なんだか努力が泡と消えた気分だわ…」

そんな会話を育代さんと交わしながら、私は身を少し捩らせていた。
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我ながら、長くなってますねえ…。
0717ももゆりの人2024/09/28(土) 23:36:50.13ID:ylf8vxTU0
酷い倦怠感です。夏バテってやつなんでしょうかね…。自律神経失調症持ちなのでキツい季節です。
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「ちはるさん、どうかした?」
「うん…育代さんを攻めててそれなりに気持ちはよかったんだけど、正直完全燃焼じゃないかなって…」
「つまり、完全燃焼したい?」
「そう言っちゃっていいのかな…?」
「躊躇う必要なんてないのよ、ちはるさん。まだまだやっぱりお堅いわね」
「じゃあ、やっぱりしたい」
「それなら、猿と同じことしてみない?」
「猿?」
「覚えてないかしらね。前回ご休憩に入ったときに猿はメス同士で欲求を発散するって話したでしょ?」
「ああ…なんかしてたかも」
「それをやってみましょうよ、っていう話」
「ええ…それをするの?」
「ちはるさん、戸惑っている振りをしても、目が輝いてるから興味ありありなのが丸わかりよ」
「…プフッ」
「どうしたの、ちはるさん?」

私は笑いながら答えた。

「やっぱり、根本的な欲求っていうものには逆らえないものなんだなって思っちゃって。
 やってみましょう、それ」
「イェーイ!」

こういう素直な反応っていうのが、なんかずるいぐらい可愛らしいのよね、育代さんって。

「でも、具体的にどうするの?」
「う〜ん、私もやったことないし…」
「多分、世の中の女性のほとんどはやったことないと思うわよ」
「動画で見る限り…」
「やっぱり、育代さんは女性同士のそういう動画見てるのね?」
「あ、バレた」
「以前言ってたものね。専業主婦は暇なようで忙しいし忙しいようで暇だって」
「いやいやいや、主婦の仕事って機械が動き終わるのを待ってるだけの時間って結構あるでしょ?
 そういう時間なのよ?」
「まあそれはいいから、とりあえずやってみましょうよ」
「大体仰向けで脚を交差しあうか、腕で体を支えて脚を絡め合うかよね」
「せっかくだから顔を見ながらしたいし…体を支えてやりましょうか」
「じゃあ、お互いに体を右に捩りましょうか?」
「それで近づいて…」
-----
続きます。
0718ももゆりの人2024/09/28(土) 23:41:01.37ID:ylf8vxTU0
続きです。
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やってみるとわかったけど、こういうのって意外と動画とは違うものなのね。
レズ動画なんてネットの至る所に転がってるけど、まさかああいうのにも演技指導とかあったりするのかしら。
まさかとは思うけど感じるところまで全部演技なんだったとしたらちょっと幻滅だわ。

「ん〜」

なかなか上手く噛み合わないことにちょっと苛立ちも感じてしまう。

「あっ」

いちばん敏感なところが触れ合った感覚に軽い快感を覚えた直後だった。
なんて言うか、組み立て式のキッチンウェアとかを組み立てているときに、
なかなか嵌まらないことに苛立っていたら何かちょっとしたきっかけでスコンと嵌まる感じ。
あんな感じでお互いのアソコがカチッと嵌まった。

「……!」

想像もしてなかった快感だった。
ガッガガッガガッ。音にするならそんな感じ。下腹部が、骨盤が、快感を求めて勝手に動き始める。
一定のテンポで動いてくれるならまだ心の中で準備ができるから普通に快感を感じてそれで済むんだろうと思う。
だけど、下半身が勝手に動くその動きはまるで予想もできない不規則なリズムなのよ。
だから快感の波は常に私の意識の隙を突くように脳天まで届いてしまう。
ちょっと、何これ? 全く私には理解できない。
頭のてっぺんまで貫くような快感の雷に打たれているみたい。
そしてたぶんいま私は広い広い野原みたいなところにいて、
雷が自分のところに落ちてこないように身を隠せる場所すらないんだわ。
体力が尽きるまで打たれ続けて…
…なんだか、世界が真っ白になった。

「はぁ…はぁ…」

ずいぶん長い時間、白い世界を揺蕩っていたような気がする。
気分が少し平常を取り戻してきたときに、まず思いついたのは育代さんのことだった。
ふと見ると、育代さんが真っ赤な顔をしていて、よく見たら涙を一粒流していた。

「育代さん…顔が真っ赤よ…それになんで泣いてるの?」
「ちはるさん、そう言ってるちはるさんも全く言葉どおりの状態よ」
-----
ここから話は結構二転三転します。
0719ももゆりの人2024/10/05(土) 14:55:56.69ID:qum6qn980
仕事ですが休憩がてら書き込んでおくとします。
-----
そう言い合ったあと、やっぱり頭の中がまだ冷静を取り戻していなかったので、
どちらも何も言わなかった。
私から言葉を切り出したのは、私の方から言い出した責任感からだったかも知れない。

「す…すごかったわね…」
「もう…気持ちよかった…」

息がまだ整いきっていないうちに、やっぱり私の方から状況に気付きはじめた。

「もしかして、もう結構みゆきちゃんとやよいが帰ってきても不思議じゃない時間になってたりしない?」
「あ! それ大変だわ!」

時計を見ると、まあまだ大丈夫だろうけどあのふたりが早めに切り上げてたらわからない。
私も育代さんも大慌てでメイクを整えた。
私は持ってきてないものに関しては育代さんのものを借りた。
よく見たら微妙にいつものメイクと違っちゃうのはどうしようもないけど、気付かれないかしら?

「よく考えたら、みゆきちゃんとやよいにどういう風に帰ってくるのか聞いていないけど、
 あのふたりって帰りは各々の家に帰ってくるのかしら? 
 それとも朝はこの家から出かけてるからまずここへ帰ってくるかしら?
 私は帰った方がいいのかどうか…」
「う〜ん、ちはるさんがいまから帰っても、家事が全く進んでないのは不自然でしょうから、
 いっそのこと私たちはこの家で話し込んじゃったことにしちゃった方がいいのかも」
「なるほど。そういうことにしましょうか。ラスクとか買い込んでおいて良かったわね」
「じゃあ、もう一回お茶淹れるわね。アリバイ茶」

そう言って、私たちは「お茶を飲みながらしゃべる主婦」を演じたわけだけど、育代さんが聞いてきた。

「ふたりがまだ帰ってこないうちにひとつ聞いていい?」
「なに?」
「満足した?」
「そりゃ、もう…」
「よかったわね」

そこからは普通に雑談をしながらふたりを待った。
案の定と言うか、ふたりは一緒に帰ってきた。
-----
続きます。
0720ももゆりの人2024/10/05(土) 15:00:19.81ID:qum6qn980
続きです。
-----
「あれ? ママたちまだ喋ってたの?」
「うん、なんかいろんな話題で盛り上がっちゃった」
「あ〜ケーキ食べたんだ! いいなあ」
「そういうみゆきだって今日は外食でお昼ご飯でしょ? なんかいいもの食べたんでしょう?
 なに食べたの?」
「パスタとサラダだよね?」
「うん、パスタとサラダ」
「それだけ?」
「…と、レアチーズケーキ」
「自分たちも食べてるんじゃない」

育代さんが笑いを含んで言った。

「あくまでも、たまの贅沢だと思っていなさいね」

私は釘を刺すように言っておいた。
それで帰ってきたんだけど、私と育代さんはお茶を飲みながらお菓子を食べて
喋ってたとやよいは思ってるのよね。そういう秘密を共有するって…なんかそれだけで
ものすごく興奮する。
でもこの日はそれまでで、やよいとふたりで育代さん親子にお別れをして帰った。
丸一日サボっちゃった分の家事を一気に片付けるのは大変だったけど。
でもまあ、やよいに手伝わせるのもひとつの教育よね。
なんか、いろいろあった一日だったわ。

〜〜〜〜〜

育代さんといろいろあるけど、やっぱり日常の生活にはそんなに変わりはないものよね。
相変わらず私は、キッズファッションの会社に勤めてデザインを考えてる。
私のやり方は、古いと言われるかも知れないけどスケッチブックに色鉛筆というもの。
だいたいのところを考えて、それをPCで仕上げるって感じかしらね。
スケッチブックが友達って、完全にやよいに遺伝したと言うしかないけれど。

…あ、ドリンクボトルが空になった。
オフィスの空調って意外と喉が渇くのよね。
給湯室の冷蔵庫に2リットルのペットボトルを入れてあるから移してこよう。
このビルって給湯室は割と広くて使いやすいのよね。
給湯室に行ってこようっと。
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今回は場面転換を挟まざるを得ませんでした。わかりにくいかも知れませんがよろしくお願いいたします。
0721ももゆりの人2024/10/13(日) 23:10:39.05ID:hitKMdLb0
遅くなりました!
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「あ、黄瀬係長、お疲れ様です」

元気な女の子の声が響く。
うちの会社のマスコット的な存在、総務のワコちゃん。

「お疲れ様、ワコちゃん。今日も給湯室ガールね」
「そりゃもう、総務の一番下っ端って言えば給湯室が仕事場みたいなもんですから」
「殊勝な心掛けね。いつか実になるときが来るわ」
「ありがとうございます!」

こうやってちょっとしたことでもちゃんと頭を下げてお礼を言う。
こういうところが可愛いのよね、この子。
この子はきっと大物になるわ。

「あ、一瞬何をしに来たか忘れるところだった。ドリンクボトルにお茶入れなきゃ」
「意外と喉渇きますよね、この建物」
「そうね。喉は何か飲めばそれでいいけどお肌が気になるわ」

私は頬に手を当てて顔を傾けた。
実際のところ、乾燥ってこの歳になると正直つらいわ。
そうしたらワコちゃんは意外な返事をしてきた。

「お肌ケア大事ですよね〜」

ワコちゃんもお肌に悩みを抱えているの?
そう思って訊いてみた。

「あら、ワコちゃんみたいな若い子でもそうなの?」
「そりゃそうですよ〜。通勤時に見かける高校生とか見て羨ましいなあって思いますもん」
「へえ〜、それはちょっと意外。でも悩むのはこれからよ。若返ることはないからね」

私はそう答えてみた。ちょっと意地悪かな?

「それを考えると頭が痛いですよね。でもひとつ聞いていいですか?」
「何?」
「係長ってそうやって嘆いているように仰ってますけど、最近機嫌いいですよね?」
「あら、そう?」

私って最近機嫌がいいのかしら?
自覚的には長いこと同じテンションで仕事しているつもりなんだけど。
-----
続きます。
0722ももゆりの人2024/10/13(日) 23:13:52.97ID:hitKMdLb0
続きです。
-----
「OLにとって給湯室って社交場ですけど、最近は専ら『黄瀬係長ノってるよね』って話題ですよ」
「へ〜、そうなの」
「スケッチブックにラフ案書いているときにも以前よりなんだか楽しそうですし、
 出てくるデザイン案も楽しげなものになってきたよねって結構広い範囲で囁かれてますよ」
「そんなに言われてるの? 嫌だわ、これから少し落ち着こう」

育代さんと楽しい関係になれて最近ちょっと浮ついてたかも知れない。
気持ちをちょっと締めなきゃ。
そうしたらワコちゃんはこんなことを言ってきた。

「私、コソコソ噂話とかするの嫌いだからズバッと訊いていいですか?」
「何?」
「係長、彼氏とかできたんですか?」
「えぇ〜なんでそんな話になるの?」
「以前は常に緊張してたような感じだったのに、最近は常に少し上機嫌だよねって話になってるんですよ」
「そんな風に見えるのかしらね…?」
「でも、彼氏ができたんならメイクが濃くなったり香水がきつくなったりするものだけど、それはないよねって」
「意外と見られてるのね、私。気をつけなくちゃ」
「で、どっちなんですか?」
「彼氏はぁ…」

私はわざと間を持たせた。

「…いません!」

可愛い割に恋バナに淡泊なワコちゃんも若干ガッカリしたように見えた。
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正直言って、まだまだあります。
0723名無しさん@秘密の花園2024/10/16(水) 02:47:48.76ID:eLMd/g+R0
0724ももゆりの人2024/10/19(土) 09:35:43.38ID:RxhqcH1M0
今日もよろしくお願いします。
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「じゃあ、何か良いことがあったんですか?」
「なんて言うのかな、こうでなくちゃ、っていう考え方を変えるような、自由な友達ができたってとこね」
「ああ〜、なんか納得です。彼氏がいるのはそれは楽しいけど、なんとなく『可愛い』を演じちゃって
 疲れるところありますもんね。女の子ばっかりでワチャワチャしている方が楽しいってあるあるかも」
「そうそう。女同士で遊んでいる方が気楽ってあるでしょ? 楽しい友達ならなおさら。
 だから私が最近楽しそうに見えるのならばそれが原因だと思う。
 でも浮ついて見えるならあまり良くないわね。気を引き締めていこう」
「いやいや〜いいんじゃないですか? うちってキッズファッションの会社じゃないですか。
 眉間に皺寄せて考えたものが子供たちを笑顔にできるかって言えば私はそうは思いませんから」

え、ワコちゃんってこんなことも言えちゃう子なの?
なんだったら筆で色紙に書いて社訓として飾ってもいいぐらいの名言だわ。
この子、もしかしたら本当に将来化けるかも。

「…ワコちゃん」
「はい?」
「…頑張ってね」
「はい、頑張ります!」

部署も違うし、ああしろこうしろと具体的なアドバイスをワコちゃんにあげることは私にはできない。
だけど本質を見抜く眼力は確かにあるみたいだし、それをあっさりと口にできることはひとつの才能だわ。
お茶汲みと給湯室の掃除だけで社会人生活を終える子じゃない。
どこかで何かの芽を出すと思う。
だから私は精一杯の思いを込めて「頑張ってね」というありきたりな言葉をかけるしかなかったけど、
この子、いつかきっとすごいことをやると思う。
ちょっと気に留めておくことにしよう。
私はボトルにお茶を入れて給湯室を後にした。
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続きます。
0725ももゆりの人2024/10/19(土) 09:39:57.78ID:RxhqcH1M0
続きです。
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「イェーイ!」

今日は育代さんと、それぞれの娘とカラオケに来ている。
いつかやよいに「一緒に行きましょう」と言った約束を、今日果たしたということね。
最初に育代さんと私が無難な歌を数曲歌って、あとは子供たちにマイクを渡したらもうあとは勝手に盛り上がってくれる。
みゆきちゃんは最初からノリノリだったけど、やよいは最初ちょっと恥ずかしがってた。
まあ、どっちかと言うとやよいは引っ込み思案だから最初はちょっと嫌がるのは仕方ないわよね。
でもみゆきちゃんが飛ばしてくれるから、最初はおずおずとヒーローソングを歌い始めたけど、
いったん火がついちゃったら暴走しちゃうのもやよいの特長だから。
私はそれをやよいの長所だと思ってるけど。

ただ、忘れないようにやっとかないといけないこともあるのよね。
カラオケのリモコンを操作して…と。

「あれ? この歌誰が入れたの?」

全員がぽかんとしたところに私はマイクを取った。

「私、私!」

みんなが呆気にとられているのはちょっと気持ちいいかも。

「正しさとは…♪」

全員が不思議な目をしてこっちを見ている。なんかのってきた。

「愚かさとは…♪」

育代さんですらちょっとポカンとしてる。やよいに至っては怯えてるみたいにも見える。

「それが何か 見せつけてやるー!♪」

気持ちいい〜! そうよ、私だってただの「いい母」「いい会社員」じゃないんですもの。
叫びたいことだっていくらでもあるのよ。
歌いきったあとは自分でもわかるぐらいの満面の笑みが浮かんじゃった。

「あー、スッキリしたー!」
「ママってこういう曲歌うんだね。なんか意外」
「大人にはこういう曲で発散したいストレスってあるものなのよ。だから時々はこういう歌も歌いたくもなるの。
 いつかもこういう曲ばっかり歌って声が枯れたこともあったわよね、育代さん?」
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最近忙しくてしんどいです…。
0728名無しさん@秘密の花園2024/10/24(木) 02:25:41.72ID:aDHnanGP0
全部読んだけど、これ俺以外に見てるやついんのかな
0730ももゆりの人2024/10/27(日) 20:44:16.14ID:noHBwMKs0
>>728 >>729
私もアップしてて不安になります。他のクリエーターさんの登場を心待ちにしております。
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私の視線でちゃんと察してくれる。
みゆきちゃんもそうだけど育代さんもコミュ力の塊みたいな存在なのね。

「そういうものよ。子供はもちろん可愛いけれど、母親業にはそれなりのストレスもあるのよ」
「そう。だからこうやって発散もするの。本来母親という立場にある人同士でやる方がいいのかもだけど、
 今日はせっかくだからちょっと披露してみただけ。
 みゆきちゃんもやよいも将来はこうなるって思っておいてね」
「一緒にこういう曲ばっかり歌って声を枯らしたこともあったわよね」

育代さんはやっぱりさすが。私が言おうとしたことを先回りして言ってくれる。

「そうよ。ふたりでこんな曲ばかりのメドレーを延々歌ったこともあるんだから。
 もう結構前になるけど声が枯れたときの話ね」

子供たちふたりはまだなんかちょっと呆気にとられてた感じも残ってたけど、
まあまあそれはいいとしてっていう感じでいろんな歌を歌い尽くして、
ふたりは興味の対象がそれたみたいで同じ建物の中のゲームコーナーに行っちゃった。

「私たちはここで歌ってるわ」

とふたりに伝えたけど、実際のところ子持ちの母親ふたりで歌う歌なんてそんなにない。
だからカラオケそっちのけでおしゃべりに花が咲く。

「ねぇ? ちはるさん」
「なあに?」
「以前、ふたりでケーキ食べながらお茶したとき、うちの人が休日出勤だって言ったのは覚えてる?」
「ああ、なんかそんなようなことを言っていたわね」
-----
続きます。
0731ももゆりの人2024/10/27(日) 20:48:06.94ID:noHBwMKs0
続きです。
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「それでね、この間の土曜日に『いよいよ明日でこのプロジェクトも終わりだ!』って言って
 うちの人が帰ってきたの」
「そうなの、そういうところを見ると、どうやら上手く行ったんでしょうね」
「そうみたいなのね。私にはよくわからないけど」
「でもいいご主人よね。情報漏洩はまずいけど、自分はこんな立場でこんな役目をやってるんだって
 ハッキリ言える人って特に子供のことを考えたらいいことだと思うわ。
 社会に出るということがどんなことなのか想像できると思うし」
「でね、終わったその日は打ち上げとかもなくて割と早く家に帰ってきたの。
 他社との合同プロジェクトだったから打ち上げじゃないけどパーティ?
 みたいなのは後日やるんですって」
「それは、博司さんも肩の荷が下りたことでしょうね」
「だから、日曜日のご飯は鰻丼と鰻の肝吸いにしたの。サイドメニューでオクラの山芋かけとか
 その他いくつか」
「鰻は疲れが取れるっていうものね」
「そうそう。だから疲れから解放してあげたいなあってことで」
「よくできた奥さんねえ。私が男性だったら恋してるわ」
「それでその日の夜、みゆきが寝静まってからうちの人が言ってきたの」
「なになに?」
「休日出勤が溜まりに溜まってたからその代休ってことで、とりあえず木曜日がそんなに
 忙しくならなそうだから休みにしたんですって」
「まあ、大仕事の間に休日出勤がたまるのはわかるわ。うちは母子家庭だから
 会社の人がみんな私の事情を知ってて休日出勤なんかは滅多にないんだけど、
 大仕事の時はみんな大変そうだもの」
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今日はここまでとさせていただきます。
0732ももゆりの人2024/10/27(日) 21:01:40.44ID:noHBwMKs0
繰り返しになりますが、私も他の方の作品を読んでみたいと心底思ってます。
実は現在Webライティングが実質私の専業みたいな状態になってまして、
24時間のうち8時間が睡眠、8時間が日常の用事、8時間がタイピング、みたいな生活送ってます。
文章書くのは嫌いじゃないので何とかもってますが、
「もしかして自分は虚空に向かって話しかけるという行為を延々と続けているんではなかろうか?」
みたいな気分がふっとよぎったら結構怖いものがあります。
先日なみなみとお茶が入ったマグカップを慣れ親しんだキーボードの上に盛大にぶちまけてしまい、
新しいキーボードを買うハメになったのもそろそろタイピング以外の行為に移れという
神様からの神託なんではないかなんてことも妄想しちゃってます。
「自分もこんなの書いた!」っていう方をお待ち申し上げております。
しかし育代×ちはる編がこんなに長くなるとは思っていませんでした。
ママンズが出る機会ってあんまりありませんでしたから、その空白を埋めようと思ったら
思ったよりも作り込みが進んでしまったっていう感じですね…。
というわけで次はシャララ隊長とベリィベリー、隊長からの最後の教え、にしようと思ってます。
一晩の出来事で終われそうですから。
こうやって書き込みをしようとしても「埋め立てですか?」とか表示されるし本当に怖いです。
本当にクリエイターさんお待ち申し上げております。
0733ももゆりの人2024/11/03(日) 05:31:38.98ID:TkdiDSrP0
今週もお願いいたします。
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「それで、月曜日の晩ご飯は焼肉にしたの。焼肉屋さんに行ったわけじゃなくて家で
 ホットプレート使ってね。レバー多めにしておいたの。レバーも疲れが取れるでしょ?」
「まあ、そうらしいわね」
「それに加えてニンニクの丸焼き。知ってる? まだ皮を剥いていないまるごとの
 ニンニクをオーブントースターで焼くの。皮がいい感じに働いて実の部分がいい感じに蒸し上がるのよ」
「う〜ん、なんとなくわかる気がする。ニンニクって言ってみれば百合根と同じようなものだものね。
 ちょうどいい感じに蒸し上がりそう」
「そうそう。ニオイもちょうどよく弱くなって、それをごま油と塩で食べるのよ。結構自然な甘さが出てね。
 百合根よりはちょっとネトッとした感じではあるけれど」
「効きそうね…」
「それでその翌日、お弁当を渡すときに『ちょっと待って』って言って呼び止めて、
 結構ギリギリまで顔を近づけて『うん、ニンニク臭ってない。大丈夫!』って言って軽くキスしたの」
「育代さん…言いたくはないけど、惚気話聞かされてるようにしか思えないんだけど…」
「まあまあ、もうちょっと聞いて。月曜日がそれでしょ、もうメニューだけ言っていくわね。
 火曜日が牡蠣と白子の天ぷら、水曜日がスッポン鍋。わざわざネット通販で買ったのよ」
「なんだか、育代さんの考えが読めてきちゃったんだけど…」
「やっぱりわかる?」
「わかるわよ。精のつくものばかりじゃない」
-----
続きます。
0734ももゆりの人2024/11/03(日) 05:40:37.28ID:TkdiDSrP0
続きです。
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「それで、水曜日の夜、みゆきが寝静まってから、うちの人がこう言ってきたの。
『仕事ばっかりにかまけてて悪かったな。家庭のこともみゆきのことも君に
 全部押しつける結果になったことは自覚してるよ。これからはちゃんと父親業も夫業もやらなきゃだな…。
 まあみゆきは天性のウルトラハッピーな性格の持ち主だからある程度は信用できるとしても、
 君もいろいろ大変だったと思うんだ。だから、せっかくの平日休みだろ。
 もしよかったらどこかに出かけないか? 君の行きたいところでいい。どこかで騒いで発散するもよし、
 リラックスしてのんびりするもよし、そこは君が自由に決めていいよ。たまにはストレスを解消しよう』
 そんなようなことを」
「羨ましいわあ。私もそんなこと言われてみたい。もうそんなこと言われたのは何十年前だもの。
 それで、なんて答えたの?」
「で、私は『ええ〜あなたも疲れてるでしょうし、ゆっくりもしたいでしょ?
 私もどこかに遠出したいなんて気分はないな。それよりは家でまったりなかよく過ごしたいな…』
 って言って、じーっとうちの人を見て…」
「なかよしがしたいってことなのね。ご主人も半ば察してたんじゃない?」
「そうそう。そしたら大笑いしちゃって『そういうことかよ! じゃあいいよ、久々に』って言ってくれてね。
 当日はみゆきを見送ってからそれはもう…」
「盛り上がったのね?」
「ええ。まずお風呂に一緒に入って、ちはるさんとした時みたいにお互いに抱き合うみたいに洗い合って、
 バスタブの中に脚を入れて立ったまま後から1回、ベッドに移って4回」
「すごいじゃない! 若い男性でもなかなかできないことよ」
「そうなの。うちの人も『こんなに短時間で5回もできたの何十年ぶりかだ』って言ってたの」
「豪華な料理の数々が効いたってところかしら?」
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以前述べましたような事情で、ゆっくり書き続けています。
0735ももゆりの人2024/11/09(土) 19:34:11.55ID:ZtImIXtf0
今日もまたよろしくお願いします。
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「うん、私も多分そうだと思うんだけど、うちの人が言うには反応が良くてすごく興奮したって」
「ああ、以前から育代さんが言ってるところの『感じてるサイン』っていうやつかしら?」
「うん、多分そういうことなんだと思うんだけど『いままで見たことがない育代を見た』って言ってたの」
「育代さん自身がご無沙汰で溜まってたんじゃない?」
「それもあると思うんだけど…実は私自身これまで経験がないぐらい盛り上がっちゃって…」
「それって、何か私に関係あること?」
「大ありなの。気に触ったらごめんなさいね。ちはるさんとしたベッドの上でしてるってことにすごく興奮して…。
 それで、ちはるさんも入れて3人で絡み合う妄想をしながら突かれてたらもう狂っちゃうんじゃないかってぐらい」
「言っておくけど、誘わないでね?」
「さすがにそれはしないわよ。勇一さんにも悪いし、娘たちに見つかったらもう家庭崩壊ものでしょう?
 だからあくまでも妄想だけ」
「まあそれならいいけど…」
「というわけで久しぶりに若々しい日々に還ったような気分を味わったんだけど、同時に不満もね…」
「そこまでやっておいてまだ足りないの!?」
「うん…やっぱり女性と男性の違うところだと思うんだけど、男性って射精したらそれで終わりじゃない?」
「まあ、そうだっていう話は聞くけど…」
「AV黎明期に、すごい女優がいたっていう噂、聞いたことない?」
「すごい女優? どんな?」
「撮影の間、2時間ぐらいイキっぱなしっていう人」
「そんな人がいたの!?」
「伝説になってる人で、いまでも密かにファンな男性は多いみたいよ」
「信じられない気もするけど…」
「男性を相手にしていて、相手がイッちゃったらそれで終わりでしょ?なんとなく物足りない感じしない?
 もっと欲しいって言ったら淫乱すぎて引かれそうだし…」
-----
続きます。
0736ももゆりの人2024/11/09(土) 19:36:44.72ID:ZtImIXtf0
続きです。
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「まさか、育代さん…」
「そう、ちはるさんと一緒にそれに挑戦してみたいなあって…」
「…正直、なんだか怖いわ…」
「…ダメ?」
「うん…はっきりNGの理由があるわけじゃないんだけど、いまここでやりましょうとは言えないかな…」
「………そっかぁ………でも、乗り気になったらいつでも言ってね」

この辺で、娘ふたりがバタバタと帰ってきた。

「ただいま〜。なんかずいぶん静かだけど、何歌ってたの?」
「うん、なんか歌うよりおしゃべりに夢中になっちゃってた」
「続き歌う?」
「ん〜でも、そろそろ時間も終わりじゃないかしら?」
「じゃあ、ゲームコーナー行こうよ! クレーンゲームやろう!」
「いや、でもそろそろ帰らないといけない時間じゃない?」
「え〜でもまだ大丈夫だと思う」
「そうでもないわね。お買い物して、帰って料理してってなったら、今ぐらいに出ないと間に合わないと思う。
 それに、夕方のセールは競争だから早めにスーパーに行って待機するのは主婦の鉄則なのよ」
「そうか〜」

そんなわけでお開きにして、一緒に買い物に行って、料理してご飯を食べて、やよいは寝ちゃった。
なんか、またいつかみたいに、育代さんに宿題を出されちゃったなあ…

〜〜〜〜〜

今日も今日とて、私はスケッチブックに絵を描いている。
何気なく書いているつもりだったけど、気がついたら鼻歌を歌ってた。
こういうところが、若い子たちから見たらちょっと浮ついているように見えるのかな?
気付いて、私は鼻歌をやめた。
ちょうどそのタイミングだった。
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最近は起きて、食事もせずにタイピングを始めて、わずかの隙間で何か食べて、
またタイピング、そして入浴、就寝という生活です。
Webライター名乗っていいですか?今後もお付合いのほどよろしくお願いします。
0737ももゆりの人2024/11/17(日) 09:50:41.35ID:UKxaB3Tn0
今日もよろしくお願いします。
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「係長、今ちょっとお時間いただけますか? ご覧いただきたいものがあるんです」
「あら今村君、なにか新しいものでもあるの?」
「新しい…と言えば言えるかも知れませんが、うちの会社ではあまりやる人がいなかったのは
 確かだと思います」
「このPCから見られる?」
「ちょっと申し訳ないんですがまだ自分のローカルに保存しているだけなので…
 自分の席までお願いします」

今村君の席まで行ってPCをのぞき込んでみると、なんだか難しいコマンド?
とかグラフとかが並んでいた。

「以前『世代別・地域別市場調査』っていうデータ、自分が作りましたよね」
「ええ、お願いしたわね」
「それで、そこをもうちょっと突っ込んでみたくなったんです。それで情報システム部に
 統計ソフトをインストールする許可を取ったところまでは係長もご存じだと思うんですが」
「ああ、そういえばそういうこともやっていたわね」
「と言うわけで、布や糸の価格から工場の人件費やら、とにかく数字になるものは全部確認して
 統計ソフトにぶち込んでみたんです。どんなデザインがどんな購買者に好かれるとか嫌われるとか、
 原価率が低い高いっていうのが購買者の好感度にどんな関係があるのかないのか、
 そういうデータを全部引っ張ってこれるような分析にならないかなと思ってやってみたら、
 まあ予想外な部分もありましたし予想どおりだった部分もありました。
 今この画面はデータを入力する画面ですから何も出てませんけど、整理してアウトプットしたら
 結構いろんな結果が出てきますよ」
「ええ…なんかすごそうだけど、例えばどんなことがわかるの?」
「じゃあ、とりあえず子供の年齢と好きな模様の関係とか見てみましょうか」
「そんなことまでわかるの?」
-----
続きます。
0738ももゆりの人2024/11/17(日) 09:59:28.83ID:UKxaB3Tn0
続きです
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「簡単なもんです。まず模様を数式化して…」
「ちょっと待って。模様の数式化って何? 絵柄とかを数式化しちゃうってこと?」
「わかりやすく言うとそういうことですね。例えば、小学校の低学年ぐらいまでは、
 作文が上手く書けたりテストでいい答えを出したりしたら先生が花丸ってくれるじゃないですか」
「まあ、それはよくあることだけど」
「あの花丸って、たったふたつの数式で書けますよ」
「ふたつの数式…」
「まあそんな感じで、図形を数式化して、似たような式になるんだったら数学的には『似た図形』と
 言えると思うんです。多分、AIとかも同じようなことやってると思うんですよね。
 自分は技術者じゃないんでそこは推測になってしまうんですけど」
「なんだか、話が大きいわね…」
「とりあえず、子供の年齢と好きな図形のデータでも出してみますね」

そう言って今村君はPCを操作した。

「こうやって出してみますと、3歳ぐらいまではシンプルな曲線で作られたわかりやすい図形を
 好む傾向があって、男女差はほとんどありません。しかしそのぐらいより上になると、
 男の子は直線的・鋭角的な図形を好み、女の子はより複雑な曲線を好むようになる傾向が
 少なくともデータ上は表れていると思います」
「へえ…私みたいな素人が見ても正直わからないけど…」
-----
昨日の夜から今にかけて3本の文章をネットに上げました。
文章書くのが好きだから結構やってられます。
0740名無しさん@秘密の花園2024/11/23(土) 02:26:48.14ID:9LNzCmIp0
更新乙
0741名無しさん@秘密の花園2024/11/24(日) 04:12:05.57ID:enT5udTn0
【悲報】神メーカーやっちまんさん、誰も求めてないのにシネマティックメーカーに謎リニューアルしたあげく僅か2ヶ月で消える

ぺろり(@yarichiman)さん _ X
/yarichiman

ロンメル足立(@rommeladachi)さん _ X
/rommeladachi
0743ももゆりの人2024/11/24(日) 14:07:01.77ID:dZwcqdhF0
今週もよろしくお願いします。
-----
「でも、なんとなく感覚的に言われてみればそうだという感じがしませんか?
 大抵の子供がまず好きになるアニメってアンパンマンじゃないですか。
『シンプルな曲線で作られたわかりやすい図形』ですよね。そこを過ぎると、
 男の子は特撮ヒーロー、女の子はプリキュアですよね。
 このケースの場合、なんとなく肌感覚で感じていることがデータ上
 裏付けられたと言えると思います」
「はぁ…なるほど、確かにそうよね。私みたいな絵を描く人間がなんとなく感じていたことが、
 こうやってデータで裏付けられることもあるってことなのね」
「もちろん、データ化してみた結果今まで信じてきたことと違うってこともあり得ますけどね。
 アンパンマンの話が出ましたんでついでですけど…子供って図形を感性で認識するんです。
 係長、ここに"菱形"を書いていただけますか?」

今村君はメモ用紙を取り出してそう言った。私は当然のように◇を書いた。

「間違いなく、これは菱形ですよね。でも、子供に菱形を見せて『これを書いて』って言うと、
 例えばこんなものが書かれたりするんです」

と言って今村君は私が書いた菱形の横にギザギザの線を書いた。

「これが菱形なの?」
-----
続きます。
0744ももゆりの人2024/11/24(日) 14:09:36.22ID:dZwcqdhF0
続きです。
-----
「そうなんです。我々大人は◇は"菱形"という図形なのですよと教わって知ってるから、
 誰もが迷いなく係長の菱形を書きます。でも子供ってそういう知識がないから、
 菱形のとがった部分を見てチクチクして痛そうという感性がまず働くんですよ。
 だから自分が書いてと言われたら、チクチクを書いて痛そうという感性を表現するんです。
 アンパンマンにおける悪役であるばいきんまんは、歯がギザギザですよね。
 子供にとって見れば、あの歯は痛くて怖そうで攻撃的に見えると思うんですよね。
 …こういうの、役に立ちませんか?」
「すごいじゃない! 今村君。今後私が『これに関するデータない?』って言ったら
 ここから出すこともできるのね?」
「まあ、どういう性質のデータかにもよりますけどね。
 例えば模様と原価率と購買年齢層と満足度の相関、なんてのも出そうと思ったら出せますよ」
「すごい、本当に感心しちゃった。私はそういう勉強は全くしてこなかったから未知の世界だわ。
 よし! 今日のお昼ご飯は私が奢ってあげる! 何でも食べたいものを言って!」
「え、でも係長って普段はお弁当じゃ…?」
「まあそうだけど、冷蔵庫に入れておけばお弁当は帰ってからでも食べられるのよ。
 でも会社の後輩が頑張ってるのを讃えるためには私にはお昼をごちそうするぐらいしかできないから。
 なんでも今村君が食べたいものを食べに行きましょう」
「…じゃあ、自分が月1の贅沢にしてるものでもいいですか?」
「何でもOK!」
-----
続きます。
0745ももゆりの人2024/11/24(日) 14:16:12.04ID:dZwcqdhF0
続きです。
-----
というわけで、今村君の密かな行きつけの店にやってきた。
あまり目立たないところにある、古い感じの建物。
東北の田舎にある古民家をわざわざ移築したそうで、なかなか趣のある感じ。

「はい、牛タン味噌煮定食お待たせしました〜」
「これが今村君の月1の贅沢なのね?」
「はい、自分も普段は500円弁当とかで昼は済ませているんですが…サラリーマンやってると
 地味に悩むのが昼食ですよね。だいたいオフィス街にはそんなに安い店って滅多にないし、
 コンビニ飯とかファストフードとかを毎日食べるっていうのも健康によくなさそうですし。
 だから自分は車で売りに来てる500円弁当屋さんをほぼ毎日使ってるんですよね。
 それでここを月1の贅沢にしてるんです」
「で、牛タンを味噌で煮込んだのね。なんかちょっとヘビーそう」
「意外とそうでもないですよ。ご飯も麦ご飯でカロリー抑えめになってますし、
 とろろもまたいいですしね」
「牛タンというと焼肉しか思い浮かばないけど、こういう料理法もあるのね。
 ちょっとやってみようか…って、まず素人じゃこういうブロックの牛タンが手に入らないわね」
「そうなんですよ。ネットにレシピが転がってたりはしますけど、この店とは別物って感じです」
「いただきます…。あ、本当に見かけほどしつこくなくてサッパリしてる!
 とろろご飯ともよく合うわね」
-----
今回、なんか長文が書き込めないので3つに分けました。
なんか「いっぱい書きすぎよ」か「埋め立てですか?」かどちらかが出ます。
書き込みが少ないせいでしょうか…?
0746名無しさん@秘密の花園2024/11/24(日) 17:23:25.06ID:eL94ypabM
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