「そんなに泣くなってー。別に永遠の別れってわけじゃないだろ?」
「でもぉ……うぅっ……ぐすんっ……ひっく……」
「ったくもう……ほらおいで?」
「うぅ…あすかせんぱぁい……」
まなつは泣きじゃくりながらあすかの胸に顔を埋めた。あすかの卒業を間近に控えた今日この頃、2人っきりになるとまなつはいつもこうやって甘えてくる。
「よしよし……少しは落ち着いたか?」
あすかはそう言ってまなつの頭を優しくなでる。
「うん……でもやっぱり、服の上からじゃ物足りないよぅ……」
「またか?しょうがないヤツだな…」
ぱさり。
あすかは制服の上着を脱ぎ捨てるとそっとブラジャーをずらしてその乳房をまなつに差し出した。
「ほら……これでいいか?」
「えへへぇ♪あすか先輩のおっぱいだあ……」
まなつはあすかの胸にゆっくりと唇を近づけていく。舌を出して先端にしゃぶりつこうとした、その瞬間……。
「何をしているの」
ガラリという音と共に部室の入り口に現れたのは1人の女子生徒だった。
「百合子?!」「せーとかいちょー?!」」
「あなたたち、やっぱりいかがわしい仲になっていたのね。まったく……毎日遅くまで残っているからあやしいと思っていたのよ」
「ちっ違うんだ!これはまなつが、落ち込んでいたから……」
「あなたは落ち込んでいるからって部室で後輩に胸を差し出すの?」
「そ、それは……」
「ごめんなさい…私がわるいの、だからあすか先輩のこと、怒らないで…」
「まなつ……」