悦子は反論する。
「私はアクションを見てもらっているだけで、男の人の性的興味の
対象になるようなことは映画でもTVでもやっていません。ファンの
人は分かっているはずです。」

信者の男たちは、口々に悦子で性的妄想をし、手淫に耽ったとを証言する。 
教祖が判決を述べる。
「被告人悦子は、自分では意識しないまま、無自覚に、
その筋肉質の肉体と美貌で多くの男性を誘惑し、手淫に耽らせ、堕落させ、
道を誤らせた。自分では意識せず、自覚していないことは、意識して
男性を誘惑するよりもはるかに罪深い。本人が改心しても、多くの男性を
無自覚に誘惑し続け、堕落させ続けるからである。よって、被告人悦子は
罪は極めて重大である。よって、今後一切本教団の一般信者や世の中の
一般男性の目に触れないように、余の伽を永久に勤めるように申し渡す。」