その日もそんな"チャンス"を求めて関東の近郊路線(U線)を徘徊していました。
すでに午前中から2、3度往復したものの空振りに終わり、たしかH田から下り方面の各駅停車に乗り直した時のことだったように覚えています。

気がつけば昼下がりの時間帯で車内の人影は適度にまばらでした。
あまりにも人が少ないと向かいや隣に座ること自体が露骨に怪しく見えてしまうので、その意味でもちょうどよい空き具合でした
(もっとも周囲の視線がまったくない場合は、わざと怪しげに振る舞った方がかえって"獲物"の"適性"を見極めやすくなるというメリットもあるのですが)。