厚生労働省は7日、9月に生活保護を受給した世帯が前月より266増え、163万6902世帯となったと発表した。
前月に続き過去最多を更新し、5カ月連続の増加。景気回復で雇用状況は改善しているが、高齢単身世帯の受給が増えていることが影響した。
受給世帯(一時的な保護停止中を除く)の内訳は、高齢者が83万5402世帯と全体の51.3%を占めた。このうち単身は約9割の75万7191世帯だった。
一方で、高齢者を除く世帯は減少。内訳を見ると、傷病・障害者が43万58世帯、母子が9万9034世帯、失業者のいる「その他」が26万3255世帯だった。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161207-00000052-jij-pol