エドモントンの郊外に位置する人口1000人余りのカナダ・アルバータ州オノウェイ。この小さな町で今月6日朝からしばらくの間、水道の蛇口から美しいピンク色の水が出て騒動になった。
町長および水道局が地域住民に陳謝したことを『cbc』などが報じているが…。

中略

混入していたのは、水道水から鉄分や硫化水素を取り除くために使用される「過マンガン酸カリウム」という化学消毒剤であるのこと。
その浄水・ろ過システムの作業において一つの調整バルブが閉じず、過マンガン酸カリウムが貯水池に流れ込んでしまった。
貯水池の水は廃棄されたが供給システムの中にすでに入り込んだ分はどうしようもなかったという。しかし町長は「健康被害は報告されてない」としている。

もっとも7日朝までそのピンク色の水は続いた。
事前に知らされていれば水を汲み置きすることも可能であったことから、町民のほとんどが「役場は異変に気付いた段階で早急に発表するべきだった」と強い憤りを示している。
過マンガン酸カリウムは塩素に似た強酸性で、皮膚に直接あたれば炎症を起こすという。

生命にとって欠かせない水。中国でもこうした騒動はたまに起きている。

以下ソースにて
http://japan.techinsight.jp/2017/03/yokote201703101020.html