フェイスブックが「パナマ文書」を削除する

ピュリツアー賞を受賞した「パナマ文書」をめぐり、国際調査報道ジャーナリスト連合(ICIJ)の報道チームのメンバーで、
地中海・マルタ出身のジャーナリストが、フェイスブックで公開した投稿が一方的に削除され、24時間にわたってアカウントも停止された、と英ガーディアンなどが報じている。

マルタでは「パナマ文書」によってジョセフ・ムスカット首相周辺による租税回避のためのペーパーカンパニー設立が明らかになっている。
さらに、疑惑は首相の妻などに及ぶ中、突如、首相が6月3日の総選挙を宣言する事態になった。

フェイスブックはこれまでにも、ピュリツアー賞を受賞したベトナム戦争の報道写真「ナパーム弾の少女」を次々に削除したり、パレスチナのジャーナリストたちのアカウントを停止したり、といった事例で厳しい批判を浴びた。

今回の事例で、フェイスブックのメディアとしての責任が、改めて問われることになる。

以下ソースにて
http://www.huffingtonpost.jp/kazuhiro-taira/facebook-panama-delete_b_16736318.html?utm_hp_ref=japan