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戦え
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【機剣変射】or 【Mechanical Weapon】
これは能力ではなく、対能力者用に作られた戦闘兵器の一つでそれを操る無能力者
刃の所は熱いレーザーの様になっていて対象を焼き斬る事に長けている。この剣は基本軽く出来ており素人でも其れなりに扱う事ができる。またこれは氷系の能力者に絶大な威力を持つ
また変形する事で双剣又は光線銃に変形可能。双剣の場合は片方はレーザーもう片方は冷気を纏うレーザーに変わり対象を焼き斬る事と凍させて斬る事に長けている
光線銃の場合は可変前のレーザーと同じ性質を持つ光弾へと変化するが連射が効く分オーバーヒートがし易いのが欠点
またこの武器をアーマーに変化させ二つの特徴を纏めた強化アーマーとして貴方は装備できる。この形態だと身体能力と防御力が強化され両方の攻撃を同時に出来るが、威力が何方とも下がってしまう。
身体能力は一般人で剣の扱い、銃の扱いは其れなりに知っているが本職よりも数段本人の技術力は低い まぁまぁ君達、金が無い苦しみというのは人類誰しも知っている物だ。
だからと言って弱そうな奴を囲んでそいつから巻き上げようなんていう考えは良くないぞ?
【街の路地裏。顔以外に衣を被り右頬が火傷の跡の様に爛れた丸刈りの男が銃を持つ集団に囲まれていた。どうやら金目の物を奪うつもりなのだろう。男は特に抵抗せず手を挙げているのみ。寧ろこの状況で薄ら笑いすら浮かべていた】
お前らは少なくても三つの間違いを犯している。一つずつ説明してやろうか?まず一つ、俺は金目の物を持っていない、俺の今現在の所持金は514円だ。
…がハッッ!!!
【いい加減嫌気が指したのか一斉に銃弾を男に向けて発砲しだした。男はなすすべもなく身体を銃弾で貫かれる。血が噴出し血反吐を吐き身体は仰向けに倒れそうになるが此処まできてもまだ男は笑っていた】
…そして二つ目。集団で一人を襲うってのはとても卑怯な行為であり俺が一番嫌いな事なんだ。
【銃で撃たれた筈の男が集団の目の前から消えた。集団は慌てながら銃を構え警戒している。当の本人は建物の壁に指を刺し、上から集団に講釈を垂れていた。それに集団が気が付いたのは二つ目の講釈が終わる間際である。】
最後に三つ目。囲んだ相手が雑魚とは限らない。
【男の姿が変化していた。銀色に染まりまるで人間とは思えない容姿へと変化した男。その姿はさながら鬼の様であった。ほんの数秒もしないうちに男は集団を片付けた。銀色に染まった顔には返り血がよく映える】
この三つの間違いをよーく理解して今後の人生を送ってほしい。まぁ生きてたらの話だけど。
【徐々に元の姿に戻った男は衣を外した。タンクトップにカーゴパンツにサンダルと随分ラフな姿だが首には数字が描かれたドッグタグがある。男は鼻歌を歌いながら路地裏を完歩していた。】 >>54
【付加炎陣】or【Divide Courage】
貴方は炎を操ることができる能力者。
だが貴方単体では炎を操る事ができず、貴方の装備している物から炎を生み出すことが出来る。
炎はその装備を纏うようにして出現し、その武器は常に超高温を帯びている。そこから炎の放射や圧縮なども行える。またこの能力は使用する時間が伸びるほど少しずつ火力が上がっていく。
だが火力が一定量上がると自分自身がその炎によってダメージを受けてしまうので、オンオフを切り替えて使ったほうがいいだろう。
装備品は炎に関係ない物でも可。
身体能力は軍人
装備は銃器以外の武器一つかホームセンターにある物を幾つか >>54
【雷之轟鍵】(ラのとどろキー)
鍵穴に限らず穴が無くても鉄や石、何にでも差し込める不思議な鍵
この鍵を差して回すと物質に電力を供給する
電気を使う道具の出力や、雷の魔法使いの魔力を使う他、
死者の体に差し込んで使えば一時的に蘇らせたり
自分自身のマッサージにも使える
何よりも直接相手の体に差し込んで回せばスタンガン以上の電流を流すことも可能になる
初期装備はこの鍵と、ドライヤーと電動マッサージ機
ドライヤーも上限まで回せば風の魔法使いに張り合えるほどの熱風を放つだろうし
上限まで回した電動マッサージ機はコンクリートを掘削するほどの威力になる
集中して『大気』の塊に差し込めばその空間内に電力を発生させる
ただし所持者も電気の耐性がないので注意する事
身体能力は一般人程度 へへ!悪いな、金と生きる為だ。
【手に財布を持ち、顔に血を浴びている男は背後で倒れている男に対して顔を見せずに語りかけていた。持った財布から札と小銭を抜き取り、残りは返した】
ほら、免許証とかは取らないでおいてやるからよ。俺は優しいだろ?第一喧嘩を売って来たのはよ…
【男は振り返り倒れている男の髪の毛を持ち相手の顔を持ち上げ無理やり目線を合わせている】
そっちだろう?まぁ売ってきた物を安易に買っちまう俺もまぁ少し位は悪いかも知れねえが…
闘いを挑んでんだからこうなる事も覚悟の上で売ってきたんだもんな?しょうがねえよなぁ!
まぁ恨むなら自分の弱さを恨めよ。復讐ならいつでも買ってやるからさ。
【高笑いしながらその場を後にした。男は倒れている男に振り返る事なく路地裏を再び歩き出す。札と小銭はズボンのポッケにしまった】
/置いとくんで絡んでくれたら気付いた時に返信します。 >>60
畏ろしきは来し方よな。
【危殆の小路の夜陰、その内より、下駄を軋らせる音が響く。】
【老若ともつかぬ声が聴こえる。】
げに闇(くら)き、宵の闇ならなおさらよ。
【声の言う通り、昼なお昧(くら)き路地裏は、夜またその昏(くら)さを増している。】
【八方既に入り混じりて、天地も判然としない有様である。】
【その暗闇に紛れるようにして、景清の面を被った、白髪頭の十徳が歩んでいた。】
蒙昧の夢中を歩むには灯りが要る。故に吾は灯を提げる。灯を以って行く末を照らす。
しかし見やれい。いくら行く末に灯りを提げようとも吾の背に追う来し方には常闇が下がるばかりよ。
【もっとも、景清の提げる提灯の灯は朧げで、とても進行方向を照らすに事足りているとは思えない。それでも景清はその歩みを止める事はない。】
【否。】
【たったいま。】
【突如として景清は、一足を踏み出すのを躊躇したようだった。】
【景清の盲(めくら)の面では、その表情を子細まで読み取るのは困難である。】
【景清はゆっくりと口を開いた。】
やれ困った。
行く末に類稀なる不浄が澱んでおるわ。
来し方に戻るわけにもいかぬ。されども行く末にはこの不吉よ。
【――オオ、オぉ、と、景清は声を上げる。】
前門には穢れか、校門には常闇か、これは窮した。手詰まりよ。されど――。
行く末より来し方へ進むより、来し方より行く末へ進むほうが道理よな。
【ヒェヒヒッ、ヒヒヒヒッ――、と、景清が歩行を再開したのは、ラフな格好をした男が路地の暗澹から姿を現したのと、ほぼ同時といってよかった。】 //>>53に絡ませるために書いたけどもう>>60来てたね
//なにかしら矛盾が生じてるかも知れないけど勘弁してね >>61
(なんだあいつ…)
【男は悠々と路地裏を歩いていたが、其処にはこのただでさえ無気味で陰湿な路地裏を更に闇に堕とす様な無気味な笑い声。その声の主はそこ笑い声にそぐう人間が居た】
さっきの奴らの追っ手というわけじゃなさそうだな。
それにしても不気味な奴だなあんた。
今にも取って食われそうだ。
【男は分かっていた、先程のゴロツキとはまるで違う雰囲気とその力量、男は自然と臨戦態勢に入る。男を自然にこうさせる程の不穏さが相手にはあったのだ】
(別にこっちに危害を加えようとしてる風にはまだ見えねえがどうにも得体が知れねえな…)
一応…用意しとくか…ボソ
【男の右の指の第三関節から少しずつだが刃が生えてきている、男の口元にも変化があった。ゆっくりとゆっくりと犬歯が伸びまるで肉食動物のそれに似た物に近づいていく】
(よし、あの程度の光なら大丈夫だろう。)
まぁお互い怪しい者同士よ、あんまり波風立てねえ様にしようや…なぁ?お面の人。
【こう話しかけてはいるがこの言葉の中に男の真意があるかどうかは不明である。不明であるが、ゆっくりと相手に向かって歩み寄っていく】 >>63
驚いた。畏(あや)しい畏しい。畏(こわ)い畏い。
【景清の向こうの真意は依然知れない。】
【ただ三枚歯漆塗りの高下駄を進める。】
おおうそこなすずめよ。
そこのけや。
われがとおるぞ。
【やや悍しい声色を使って言う。威しのつもりらしい。】
吾は目暗でな。ぬしがどうにも見えぬ。横に避けねば踏みゆくぞ。
【串――。と下駄の音が響く。】
【淀みなく歩を進める。】
クヒヒッ――、乞食坊主の憐れな頼みよ、聞き要れよ。
さもなくば――。
【景清は懐にある鉄扇に炎を点ける。】
【景清は男の眼前まで迫った途端に、自らの十徳に炎を灯し倒れ掛るつもりである。】
【男の反撃を受けるならば、強度の上がった鉄扇で防御する腹積もりもある。】
乞食坊主が火前の坊主と成り果てるやもしらんでな。 >>64
人が仲良くしてやろうってのに退けとはよ…。
悪いが俺は天邪鬼でね、退けと言われたら退けたくなくなる性分なんだな。
【犬歯を見せびらかす様にニヤリと笑い腕を組み仁王立ちをする。】
そんなお面してるから見えねえんじゃねえのか?まぁそんな事は良いとして俺が言いたいのは…
退いて欲しけりゃてめえの力で退かせてみろ。って事だな、お面。
【自分が退いて相手に道を譲る。そんな自分のプライドなど今の男には微々たる物だった。それよりも相手がどんな奴なのか気になって仕方がないと言ったところである】
火…!!ちっ!
【男は扇子に付けた火を見ると素早い動きで後ろに交代する。条件反射のような物なのか男の額には汗が出ていた】
…てめえ能力もってんのか、ならこっちも使わせてもらうぜ。
【男の身体が銀色に染まっていく。体格も一回り大きくなり顔も人のそれとは遠退いていく、その見た目は銀色の肌をした鬼そのものだった】
(クソが、まさかあんな能力もってるとはあまり相性がいいとは言えねえな…。だがまぁそっちの方が)
お前的にも俺的にも燃えるわな?
【男は地面を思いっきり踏みつけ、地面を割りその瓦礫や破片を器用に相手に目掛けて蹴り放つ。瓦礫の大きさ普通の石程度ではあるが、中々の速さで放たれた】 クヒッ、ヒ――。
【景清は倒れこむ直前の前傾姿勢で鉄扇をかざし石礫を受ける。】
【胴周辺の急所にかざし、その他の部位に飛んでくる石礫は捨て置く。】
【石礫は下半身には殆ど飛ばなかったが、上半身の軸をやや右にした所を中心に勢いよく飛んだ。】
【鉄扇をかざした部分は弾くも、鉄扇を持っていた左手は壊滅的な障害を負った。】
【顔面に飛んだ分は能面に火を点け凌いだ。これによって前傾姿勢のまま首を背ろに大きく反らせた奇妙な格好になった。また、景清の面は一部が欠けたが、下の相貌を明かすには至らなかった。】
ヒヒッ、おおいたし。やれ隻腕よ。弓手はもう使えぬわ。
【刹那、羽織る十徳の炎が盛る。】
【景清は鉄扇を右手に持ち変える。左腕はだれ下がっている。利き腕ではないようだが、腕一本を失ったにしてはあまり色を失っていないように思われる。否、だから能面の上から心情を察するのは不可能に近いのだが。】
"ひだりおうぎ"には行かぬということよなあ。
【愉しいのか、哀しいのか、判別出来ない。】
相すまぬ、背(せな)に常闇がせめぎておるゆえな。おそろしくてしようないのよ。ぬしの行く末が"それ"であることを不憫に思うほどにな。
ここは鬩(せめ)ご。互い道を譲る気があらぬ限りな。
【前傾姿勢の勢いで下駄を踏み出し、踏み出した勢いで頭を戻す。】
【そして持ち替えた惰性で右手の鉄扇を振る。】
【そして、振った勢いで男に背を向けるように回転するだろう。】
【おそらく景清にバランスをとろうとする意思はない。隙だらけではあるが、その体勢のまま炎の盛る背中が男に圧し掛かる事になるだろう。】 …くそっ。
【表情にこそ出してなかったが男は今身体を激痛に晒されていた。今の一撃が相手の炎を消せる攻撃ではなかった事が男にとっては致命的】
(やばい…身体が悲鳴上げてやがる。一旦光から離れねえと身体が溶けちまいそうだ。)
【冷や汗をかきながら男は策を練ろうとするが、相手の狂った様な行動と言動に動揺した】
左腕が…ボロ雑巾なのに、ずいぶん元気なんだなお面…。
【そして相手が攻撃を仕掛けてきた、激痛に耐えているせいで反応が鈍り攻撃に気付いたのは自分の目の前に炎を纏し相手の背が自分の前に来た時である】
グォォッ!!
【背中は男を捉えておらず外している。それなのにも関わらず男は叫び大きく後退している。光が自分に影響を与えない所まで迅速に逃げたのだ。顔からは煙が出ており皮膚が捲れ、再生と身体の崩壊が繰り返されている】
顔ガァァァ!!アアァァァァッッッ!!
【悲鳴にも似た叫び男は蹲り相手の事など考えず、只ひたすら痛みに耐えていた、おそらく痛みのせいで今男に近づいても相手に気付く事は無い。完全に無防備である。】 >>67
【景清の背中が男を通り過ぎ、路地の塀とも壁ともつかぬ粗石に激突する。景清がゴフッというような声を出す。】
【口から血糊が溢れ出る。】
やれ痛い。やれ熱い。これだけ燃やしても往生出来ぬか。三毒の残りし報いよな。
【景清は瞑りし目を叫ぶ男に向ける。】
ちいと仰いだだけに思うたが、満身に創痍だらけよ。羽虫でもあるまいに。
【満身創痍というならこの男も同一である。景清の左腕などは最早千切れようとも不可解ではない。】
ふうむ――、これはいと奇なる――なあ。
【左腕を垂れ下げ、右腕も鉄扇の重みに委ね、全身を粗壁に重ねて思索する。】
【そして。】
【男の爛れた顔を見て、おおう、おおう――、と声をあげる。】
ぬし、そうであったか、これはこれは――クヒッ、いとおもしろし――。
【高く哂う。】
ぬしは光を厭うか、われとまぎゃくよなあ。
【粗壁に凭せ掛けていた体を起こす。ぼとり、と左腕が落ちる。】
――(続)―― されば、焚火をおこそ。山中にて獣を避ける、彼の世の入り口にて死を避ける、有難き、あの梵火よ。
【景清は提灯を拾い、提灯の油を十徳に振り掛け、十徳を地に撒き、提灯を灯火ごと捨て、燃え盛る鉄扇も投げ捨てる。】
【ただし。】
【満身創痍の朦朧の隻腕で行う作業である。景清に急ぐような様子もない。一連には相応の時間が掛かる事が予測される。】
【さらに、男の弱点に思い至るまでにもかなりの時間を消費している。】
【また、提灯を拾いにいく過程で景清、もとい景清の燃え盛る十徳は男から遠のく。つまりその間は男に注がれる光量は少なくなるという事である。】
【或いは。】
【景清が男を梵死往生せしめようとする前に、男が回復する事も、あるかも知れない。】
クヒッ、ぬしはきっと往生できよ。渡し賃も事足りよ。クヒッ、ケヒヒ、ヒェヒヒヒ――。 /ちょっと規制くらったんでもう少しお待ちください。 >>69
はぁ…はぁ…痛い…イタイイタイ!!!
【光から遠ざかる事で煙は無くなり身体の崩壊は止んだがダメージのせいか再生が停止しており、顔の皮膚が剥がれ筋繊維が露わとなり血だらけの状態】
(動けない、こんなに痛いのか…俺の能力は再生を繰り返す。決して倒されはしない無敵の能力!!なのに!なのに!!)
【痛みと同時に感じた物、それは恐怖、過去に何百と受けた能力付与の為の非人道的な人体実験のそれ、今感じている恐怖はそれと酷似しているはおろか、それすらも超越する死の恐怖】
(あの時とはまるで違う…似ているが俺は生かされていた!生かされて利用される為に受けて来た事…だが今度は…)
【男の脳裏に焼き付く絶対的な死の恐怖。男は強者の皮を被っていたが、その実まだ体験していなかった。それは最強と呼んでも差し支えない能力の皮肉であった、男の能力は死とは無縁の物。故に強者として必要不可欠なものが欠けていた】
【死線を乗り越える為の心の強さ】 (このままだと…殺される…俺の力じゃ勝てない…もう一度…あんな強い光を浴びたら…殺される…)
嫌だ…嫌だ嫌だ…イヤだ!!死んでたまるか!!だけど…。
【男の瞳に染まる真っ黒な純真。その中には淀みも穢れも無い。あるのは】
殺してやる…あいつだけは。
【男の瞳には初めて本物の殺意が生まれた。今まで強者の皮を被り見せかけの殺意を振りまいていた男がついに手にした強さ、強者に絶対的に必要な物】
お前だけは生かしておけない…!!殺してやる殺してやる!!俺がたとえお前に殺されても…
お前だけは殺してやるぞぉぉぉぉ!!
【本物の殺意を纏い、男の身体は闇に堕ちた様に銀色から黒色に染まる。顔は血塗れだがその痛みは今は忘れているのか、身体が更に肥大化し地面を割る勢いで相手へと突撃した】
【この行為は確かに本物の殺意による捨て身の攻撃だがまだ再び光に飛び込む事になる、光によっては無残に死ぬだろう。だがそれでも男は相手へと稲妻の如く突き進む。極限まで硬化された拳で己れの死を射抜く為に】
/お待たせしました >>73
【それは丁度提灯を拾った時だった。】
【男が突然黒く肥大した。】
【その黒鉄に。】
【景清は。】
やれ、困った。
【おん、まかきゃらわ、そわか。】
【とだけ言って、提灯を取り落とした。】
【提灯の火はそもそも油が殆ど無かったのか、一瞬猛って、それで消えた。】
【黒鉄が景清の腹を貫いた。】
【そうして、十徳の火が掻き消えた。景清の面の炎も消えた。】
【多分、景清の能力が無効化されたためである。】 【景清の胴体と下半身が別々に地に落ちた。】
【景清は唯一残った右腕を提灯の方へ伸ばして、】
おお、くらい。これではゆくすえが。
われわ――。
【と言った。】
【そして最後に、景清の面が今までの負荷に堪えかねたかのように。】
【ぱき、と。】
【割れた。】
【顕わになった顔(かんばせ)は――。】
【あまりに無印象の為、特筆しない。】
【おそらく誰の記憶にも止まらない、そんな貌だった。】
【それで全部終りだった。】
――(終)―― /おつかれさま
/今見直したら返すのに必ず一時間以上掛かってしまってて申し訳ない
/楽しかったありがとう >>75
…はぁ…はぁ。
【相手の身体を分断した後、その勢いを止める為指を地面に突き刺しガリガリと地面を削りながら停止する。停止したと同時に能力を解除した】
…………。
【最初の生意気な態度は消えていた。吐息を何度も切らすのみ、ゆっくりとユラユラ歩いてお面の男のところへと歩いていく】
これが…お前の顔か…。
【膝を地面につけ、顔を眺めている。緊張と恐怖から解放されたのか。少しだけ笑い】
ありがとう。
【その一言だけ残し、彼の割れた仮面を一つ取りゆっくりとその場を後にした。もう彼が後ろを振り向く事は無かった】
【黒死武葬】終了
/こっちも返信遅くてすいません!楽しかったです。ありがとうございました! /いかん……動きにくい感じのソロールにしてしまったから続きが書けない! ホント久しぶりにロール完走出来た。嬉しかった。
戦闘力に秀でた獣人系が欲しいっす。 >>80
【大口真神】(おおぐちのまがみ)or【貴真】(かしこきかみ)
山を駆け獲物を狩る狼に変身できる能力者。
狼或いは人狼化すると岩をも砕かんばかりの剛力を得る。
また、周囲にある植物をある程度操れるようになる。自分で生やすことは出来ないが、根を地中に持ってくれば似たような真似が出来る。
ただしこの能力者の強みは溢れんばかりの大力であるから、植物操作の力は飽くまで戦闘補助の役割に留まる程度である。
武器の所持は認めない。
女性用
【鍛冶ヶ嬶】
この能力者は狼や狼型人獣に変身出来る女性である。
人狼状態のときは全体的な身体能力が上がり、低級ながら魔法が使えるようになる。(ライターの炎程度のエネルギー)
また、どこからとも無く何匹もの狼の部下を呼び寄せる事が出来る。この狼は人狼化せず、能力も普通の狼程度しかないが、人語を解し知恵に長け、統率に優れる。
初期装備として職人が鍛冶出来る程度の金属製の武器を所持していてもいい。 >>84
【炎舞回塵】or【Dust Explosion】
貴方は炎の魔法を操るが他の物とは性質が異なる。
魔法を発動させると炎の粉塵の様なものが身に纏う様になる。これは常に貴方の周りを飛び回っており、これに触れると小さな炎を拡散させる。
粉塵は時間が経つにつれ増えていき、粉塵を纏めて拡散させる事で強力な爆炎を生み出し攻撃する事が出来る他、細かく使う事で牽制や、足止めなどに使える。
奥の手として一気に粉塵を大量生成する事ができるがこれをすると暫く粉塵は生成されなくなる
身体能力は軍人
or
【翠柳変流】or【Water Current】
水を操る能力。本人が水を生み出す事は出来ないが触れた水を自在に操れる。
厳密には水分であれば何でも良い。血でも唾液なんでも良い。これらの水はまるでサイコキネシスの様に空中でも操ることができる。純粋に真っ向勝負に使うにしても奇襲の様にも使えるので汎用性は高く、味方のサポートから攻撃まで融通が聞く。
水を細かく分解させて霧を生み出して相手の視界を遮ったりなども出来る。時間をかければ氷を作ったりもできるが氷にすると自由に操作は出来ず自分の手で武器のように扱わなければならない。
身体能力は軍人
ペットボトルを二本装備 ゴミとかガラクタをいっぱい集めて戦うようなのくれ
テレキネシスがあればいい >>86
/違うかも。変えたかったら即興で作る。
【神ノ右眼】or【Ruin Eye】
貴方の右眼には嘗て神が持っていた力が宿っている。その神の力は「完全なる破壊」。
貴方はその力を少しではあるが借りることができる。
貴方の右眼は見た無機物を一瞬で破壊する事が出来る。能力を宿していない物ならば一瞬で破壊でき、その形も派手に破片を散らばらせて壊すのか、塵と化させるのかなど形は様々である。そして破壊した物の破片などを貴方はサイコキネシスの様に操る事が出来る。
能力者の力が宿る武器や生きている物などは破壊できないが、例えば相手が放った炎や、銃弾、斬撃などの力の塊は凝視すれば破壊できる。そして破壊出来ればそれを自在に操れる。
だが能力をあまりにも乱用すれば、貴方の右眼からは赤い血の涙が垂れ、右眼が見えなくなり能力が使えなくなるだろう。
身体能力は一般人程
初期装備としてゴミやガラクタの武器を幾つか持っていて良い。 >>87
うーん違うかも
あんまり変えてもらうの好きじゃないけど変えてもらおうかな
もっと多くの無機物を操る事だけに特化して欲しい >>88
【芥朽ノ尊】or【Garbage Fate】
貴方は手で触れた人工物を自分の思い描いたゴミやガラクタの類に変換することが出来る能力を持つ。
例えば人が作った建物や車、機械などが変換出来る。どんな物でも人の手が加わった時点でこの能力の対象になる。変換したものだけに貴方は強力なテレキネキスを使用する事が出来、宙に浮かせたりその纏ったりなど様々な使い道が可能。
変換出来ないのは限り森や生物、水といった物である。更にこの能力には制限があり変換したゴミの総重量が自分の重量の3倍以上になると変換する事が不可能になる。変換した物は任意で塵にできる。
ゴミやがらくたの類は総重量を越さなければ大きさなどは自由に決める事ができる。
身体能力は鍛えた一般人程
初期装備は無し。 >>89
【無視魔力】or【No Glitter】
貴方は光の魔法使いである。
強い光を放ち目くらましをしたり、光の翼を背に生やし飛べたり、レーザーを放ったりと光魔法と呼べるものは何でもでき、非常に強力。
だが燃費はあまり良くなく更に能力の代償として貴方は永遠に光を与えられない盲目の人となってしまった。
故に攻撃を当てるには音や気配などを頼りにする他ないだろう。
身体能力は聴覚に優れた一般人程。
初期装備は無し 【闇夜に響く1匹の獣の雄叫び。街の外れにある山から1匹の狼が山を下り人間の街へと迷い込む。その狼、物騒な口元は真っ赤に濡れており、それを拭き取るように舌で口元の毛を舐める】
…。
【唸り声を上げながら、街の公園の茂みで動きを止めその場に蹲り苦しそうにする。身体がみるみる内に変化していき、半分人間、半分狼の人狼の姿になった】
…ち、撃つ事ねえだろうがよ。
【その人狼は横腹にかすり傷を負っており手で傷を抑える。】
人間一人食われただけでよ、あんなに顔真っ赤にしてよ。てめえらだって生きる為に他の動物を食うだろうがよ。
どうせ俺様の事なんて食うつもりで殺そうとしたわけじゃねえだろうがよ。
…俺だって生きる為によ…。
【その見た目は凶悪そのものであった。だがその瞳の一片には微かに虚しさも残っている】
生粋の狼だった俺様がなんでこんな人間みてえな姿になったのかは分からねえよ、どうしてこんなに生きる事以外の思考を持つようになったのかも、喋れるようになったのかも分からねえよ…。
ただ変わらねえよ俺様はよ、絶対生き残るだけよ!
【握りこぶしを掴み、思いっきり立ち上がり茂みから身体を乗り出してしまう人狼。夜であっても目立つこの姿、茂みから出て来てしまったことによって身体を隠すものが無くなった。誰かに見られれば大騒ぎだろう】 >>89
【目目目連】
この能力者は盲目である。
この能力者は無機物のあらゆる表面に目玉を着ける事が出来る。
この目玉に見つめられた者はやけに落ち着かなくなり、最大のパフォーマンスを発揮できなくなる。
また、多少の幻覚を引き起こす事も出来る。
また、並外れて長時間見つめられ続けると(拘束して一日中見つめさせるなど)精神に異常を来たす。
この目玉はこの能力者と視界を共有しないが、内目玉一個のみであれば視界を共有してもよい。
その場合その目玉を消したり移動させることは出来なくなる。立体の把握は出来ない。
ある程度盲目の生活や盲目での闘いに慣れていてもよい。
初期装備として自己判断での武器や道具の携行を認める。
【目競髑髏】
この能力者は盲目である。
この能力者は眼球の嵌った大小の髑髏を自在に生み出し、自身の周りに浮かべることができる。
髑髏はある程度の威力をもって物体に衝突させる事が出来、また炎を吐く事も出来る。
また、生み出している全ての髑髏を地面に積み上げ「髑髏の塔」にする事によって、任意の人間の視線をその髑髏に釘付けにする。
この場合、生み出している全ての髑髏が「髑髏の塔」を構成していなければならず、新しく髑髏を生み出した瞬間に、その髑髏を要素に組み込まない限り「髑髏の塔」は無効化される。
「髑髏の塔」が崩されることによっても無効化される。
また、「髑髏の塔」は絶妙なバランスによって成り立っており、いずれかの髑髏が少しでも動いたり炎を吐いたりすれば崩れてしまう。
この能力者の身体能力は凡人である。武器の携行は認めない。
【大座頭】
この能力者は盲目である。
この能力者の両手の平には目玉がある。
この能力者は盲人用の杖と琵琶或いは三味線を持っている。
琵琶或いは三味線を弾くことで周囲の人間に幻覚を見せることができる。
またこの能力者は賭け事をよくし、如何様を巧みに用いる。
この能力者が賭け事に勝てば相手の能力の一部を自身の能力にすることができる。
一度や二度では然程の効力はないが度重なれば相手を”坊主”にする事も可能。
如何様を見破られれば能力は全て持ち主に返還される。
琵琶、三味線、杖、賭け事道具、以外の所有物を認めない。 >>90
/ありがとう!
>>93
/絡もうと思ってたけど今日はもう寝ないといけないから明日まで待ってて
/待ちきれなかったら無視していいよ >>94
補足
【目競髑髏】と【大座頭】は盲目での生活に慣れていてもいい
【大座頭】で搾取できる能力は「身体能力」や「才能」も含まれる
また、自分が負ければ当然自分の能力も取られる
如何様を用いなかった場合は搾取した側の任意でのみ能力を持ち主に返還出来る。 >>46
【まず少女が顔を向けた方向には、甚だしきゴミの山があった。】
【点滅するブラウン管のテレビや小さな冷蔵庫などの旧式の電気機器や、建築で発生するコンクリート片や注射器などの産業廃棄物、医療廃棄物、ペットボトルや空き缶などの単なるポイ捨て、様様な不法投棄が凄まじく築かれている。生ゴミもあるのか少し臭いすらする。】
【そして極めつけ。】
【少女の視線の先。】
【ゴミより小汚い。】
【塵塚の麓に座す。】
【人間。】
【男は虚ろな目で少女を、少女の戯れる蚊を見つめる。】
余の羽虫を――。
【それは例えば、社会に不法投棄されたとでも言えそうな、ホームレスのような男であった。】
いと有難し、蛋白源であるぞ。
【老人と言っても差し支えないだろう。薄い水色のシャツに薄い茶色のズボンの、色の浅黒い老人――八十に差し掛からんとしている頃だろうか。】
【痩せた、ぼろぼろの、頭童歯豁の老人。小汚い事を除けば、街を歩いていると不意に声を掛けてきそうな老人である。】
【そんな、一応普通といって誤解のないような男――少なくとも尊さとは全く無縁であろう男が。】
【今は尊大な口調と態度で少女と接見している。】
不遜である。頭を下げよ。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています